JPH10108062A - 画像振れ補正装置 - Google Patents
画像振れ補正装置Info
- Publication number
- JPH10108062A JPH10108062A JP8256505A JP25650596A JPH10108062A JP H10108062 A JPH10108062 A JP H10108062A JP 8256505 A JP8256505 A JP 8256505A JP 25650596 A JP25650596 A JP 25650596A JP H10108062 A JPH10108062 A JP H10108062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction
- angle
- signal
- shake
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 意図的なパンやチルト時にも、操作者に違和
感を与えずに適切に画像振れを補正することができるよ
うにする。 【解決手段】 操作者は意図的にパンを行う際にはX方
向モード切替スイッチ17Xをオンにし、意図的にチル
トを行う際にはY方向モード切替スイッチ17Yをオン
にする。ビデオカメラのX方向の角速度を検出するX方
向ジャイロセンサの出力信号は、A/D変換部41Xに
よってA/D変換され、HPF51によって低周波成分
が除去され、積分部52によって積分されて角度信号と
して補正角度制限部54に入力される。補正角度制限部
54は、X方向モード切替スイッチ17Xがオンにされ
ているときにはX方向の補正角度を制限する。Y方向に
ついても同様である。
感を与えずに適切に画像振れを補正することができるよ
うにする。 【解決手段】 操作者は意図的にパンを行う際にはX方
向モード切替スイッチ17Xをオンにし、意図的にチル
トを行う際にはY方向モード切替スイッチ17Yをオン
にする。ビデオカメラのX方向の角速度を検出するX方
向ジャイロセンサの出力信号は、A/D変換部41Xに
よってA/D変換され、HPF51によって低周波成分
が除去され、積分部52によって積分されて角度信号と
して補正角度制限部54に入力される。補正角度制限部
54は、X方向モード切替スイッチ17Xがオンにされ
ているときにはX方向の補正角度を制限する。Y方向に
ついても同様である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置における画像振れを補正する画像振れ補正装置
に関する。
撮像装置における画像振れを補正する画像振れ補正装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の撮像装置では、
操作者の手振れ等の振動に起因する画像振れを補正する
ための画像振れ補正装置が実用化されている。画像振れ
の方法の一つとしては、撮像装置内に、撮像装置の振れ
を検出するための検出装置を設けると共に、撮像光学系
内に、例えばプリズムの頂角を変えることによって光軸
の屈曲角度を変えることの可能な補正光学系を設け、サ
ーボ回路によって、検出装置の出力に基づいて補正光学
系を制御して光軸の屈曲角度を制御する方法がある。こ
の方法において、撮像装置の振れを検出するための検出
装置としては、例えば、ジャイロセンサ等の角速度セン
サが用いられる。
操作者の手振れ等の振動に起因する画像振れを補正する
ための画像振れ補正装置が実用化されている。画像振れ
の方法の一つとしては、撮像装置内に、撮像装置の振れ
を検出するための検出装置を設けると共に、撮像光学系
内に、例えばプリズムの頂角を変えることによって光軸
の屈曲角度を変えることの可能な補正光学系を設け、サ
ーボ回路によって、検出装置の出力に基づいて補正光学
系を制御して光軸の屈曲角度を制御する方法がある。こ
の方法において、撮像装置の振れを検出するための検出
装置としては、例えば、ジャイロセンサ等の角速度セン
サが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、角速度
センサ等のような検出装置を用いて振れを検出する場
合、この検出装置から出力される信号には、手振れのよ
うな補正すべき振れに起因する信号の他に、意図的なパ
ン(ビデオカメラ等を左右方向に振ること)やチルト
(ビデオカメラ等を上下方向に振ること)に起因する信
号も含まれる。意図的なパン・チルト時に画像振れ補正
が働くことは、特にパン・チルト終了後に画像の振れを
生じ、操作者に違和感を与えることになるため好ましく
ない。そこで、フィルタリング等の処理を行って、検出
装置の出力信号から、補正すべき振れに起因する信号成
分と意図的なパン・チルトに起因する信号成分とを分離
して、意図的なパン・チルト時には画像振れ補正動作が
抑制されるように制御することが提案されている。一般
に、画像振れの周波数成分は約0.5〜30Hzに分布
するが、意図的な速いパン・チルト時における検出装置
の出力信号のレベルは、手振れ時に比べて大きくなるの
で、意図的な速いパン・チルトの検出は容易である。し
かしながら、特に1Hz前後のゆっくりしたパン・チル
ト時には、その信号成分の周波数とレベルが共に、手振
れ等、補正すべき振れに起因する信号成分の周波数とレ
ベルの範囲内に入ってしまうため、フィルタリング等の
処理では、補正すべき振れに起因する信号成分と意図的
なパン・チルトに起因する信号成分との完全な分離が困
難であった。
センサ等のような検出装置を用いて振れを検出する場
合、この検出装置から出力される信号には、手振れのよ
うな補正すべき振れに起因する信号の他に、意図的なパ
ン(ビデオカメラ等を左右方向に振ること)やチルト
(ビデオカメラ等を上下方向に振ること)に起因する信
号も含まれる。意図的なパン・チルト時に画像振れ補正
が働くことは、特にパン・チルト終了後に画像の振れを
生じ、操作者に違和感を与えることになるため好ましく
ない。そこで、フィルタリング等の処理を行って、検出
装置の出力信号から、補正すべき振れに起因する信号成
分と意図的なパン・チルトに起因する信号成分とを分離
して、意図的なパン・チルト時には画像振れ補正動作が
抑制されるように制御することが提案されている。一般
に、画像振れの周波数成分は約0.5〜30Hzに分布
するが、意図的な速いパン・チルト時における検出装置
の出力信号のレベルは、手振れ時に比べて大きくなるの
で、意図的な速いパン・チルトの検出は容易である。し
かしながら、特に1Hz前後のゆっくりしたパン・チル
ト時には、その信号成分の周波数とレベルが共に、手振
れ等、補正すべき振れに起因する信号成分の周波数とレ
ベルの範囲内に入ってしまうため、フィルタリング等の
処理では、補正すべき振れに起因する信号成分と意図的
なパン・チルトに起因する信号成分との完全な分離が困
難であった。
【0004】そこで、操作者がスイッチ等によって、意
図的なパン・チルトを指示し、この指示に応じて画像振
れ補正動作を制限する方法も考えられる。しかしなが
ら、この方法では、意図的なパン時には、チルト方向に
ついても画像振れ補正動作が制限され、チルト方向に画
像振れがあってもこれを補正することができず、同様
に、意図的なチルト時には、パン方向についても画像振
れ補正動作が制限され、パン方向に画像振れがあっても
これを補正することができないという不具合がある。
図的なパン・チルトを指示し、この指示に応じて画像振
れ補正動作を制限する方法も考えられる。しかしなが
ら、この方法では、意図的なパン時には、チルト方向に
ついても画像振れ補正動作が制限され、チルト方向に画
像振れがあってもこれを補正することができず、同様
に、意図的なチルト時には、パン方向についても画像振
れ補正動作が制限され、パン方向に画像振れがあっても
これを補正することができないという不具合がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、意図的なパンやチルト時にも、操作
者に違和感を与えずに適切に画像振れを補正することが
できるようにした画像振れ補正装置を提供することにあ
る。
ので、その目的は、意図的なパンやチルト時にも、操作
者に違和感を与えずに適切に画像振れを補正することが
できるようにした画像振れ補正装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像振れ補正装
置は、上下方向と左右方向の双方について、画像振れを
生じさせる振れを検出する振れ検出手段と、この振れ検
出手段の検出出力に基づいて、上下方向と左右方向の双
方について画像振れの補正が可能な補正手段と、補正手
段による補正を上下方向と左右方向について独立に制限
することを指示するための指示手段と、この指示手段に
よる指示に応じて、補正手段による補正を上下方向と左
右方向について独立に制限する補正制限手段とを備えた
ものである。
置は、上下方向と左右方向の双方について、画像振れを
生じさせる振れを検出する振れ検出手段と、この振れ検
出手段の検出出力に基づいて、上下方向と左右方向の双
方について画像振れの補正が可能な補正手段と、補正手
段による補正を上下方向と左右方向について独立に制限
することを指示するための指示手段と、この指示手段に
よる指示に応じて、補正手段による補正を上下方向と左
右方向について独立に制限する補正制限手段とを備えた
ものである。
【0007】この画像振れ補正装置では、振れ検出手段
によって、上下方向と左右方向の双方について、画像振
れを生じさせる振れが検出され、この振れ検出手段の検
出出力に基づいて、補正手段によって、上下方向と左右
方向の双方について画像振れの補正が行われる。また、
指示手段による指示に応じて、補正制限手段によって、
補正手段による補正が上下方向と左右方向について独立
に制限される。
によって、上下方向と左右方向の双方について、画像振
れを生じさせる振れが検出され、この振れ検出手段の検
出出力に基づいて、補正手段によって、上下方向と左右
方向の双方について画像振れの補正が行われる。また、
指示手段による指示に応じて、補正制限手段によって、
補正手段による補正が上下方向と左右方向について独立
に制限される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0009】まず、図2および図3を参照して、本実施
の形態に係る画像振れ補正装置を含むビデオカメラの概
略の構成について説明する。図2は上方から見た状態の
ビデオカメラの概略の構成を表し、図3は側方から見た
状態のビデオカメラの外観を表したものである。このビ
デオカメラは、ハウジング10を備え、このハウジング
10内には、例えばCCD(電荷結合素子)を用いた撮
像素子11と、この撮像素子11上に被写体像を結像す
るための図示しない撮像光学系と、撮像素子11の出力
信号を信号処理してビデオ信号に変換するビデオアンプ
12が設けられている。撮像光学系内には、光学的に画
像振れを補正するためのプリズムブロック13が配設さ
れている。ハウジング10内には、更に、ビデオカメラ
の左右方向(以下、X方向と言う。)の振れを検出する
ためにビデオカメラのX方向の角速度を検出するX方向
ジャイロセンサ15と、ビデオカメラの上下方向(以
下、Y方向と言う。)の振れを検出するためにビデオカ
メラのY方向の角速度を検出するY方向ジャイロセンサ
16とが設けられている。ハウジング10の例えば側部
には、操作者が意図的にパンを行う際にX方向について
の画像振れ補正動作を制限することを指示するためのX
方向モード切替スイッチ17Xと、操作者が意図的にチ
ルトを行う際にY方向についての画像振れ補正動作を制
限することを指示するためのY方向モード切替スイッチ
17Yとが設けられている。
の形態に係る画像振れ補正装置を含むビデオカメラの概
略の構成について説明する。図2は上方から見た状態の
ビデオカメラの概略の構成を表し、図3は側方から見た
状態のビデオカメラの外観を表したものである。このビ
デオカメラは、ハウジング10を備え、このハウジング
10内には、例えばCCD(電荷結合素子)を用いた撮
像素子11と、この撮像素子11上に被写体像を結像す
るための図示しない撮像光学系と、撮像素子11の出力
信号を信号処理してビデオ信号に変換するビデオアンプ
12が設けられている。撮像光学系内には、光学的に画
像振れを補正するためのプリズムブロック13が配設さ
れている。ハウジング10内には、更に、ビデオカメラ
の左右方向(以下、X方向と言う。)の振れを検出する
ためにビデオカメラのX方向の角速度を検出するX方向
ジャイロセンサ15と、ビデオカメラの上下方向(以
下、Y方向と言う。)の振れを検出するためにビデオカ
メラのY方向の角速度を検出するY方向ジャイロセンサ
16とが設けられている。ハウジング10の例えば側部
には、操作者が意図的にパンを行う際にX方向について
の画像振れ補正動作を制限することを指示するためのX
方向モード切替スイッチ17Xと、操作者が意図的にチ
ルトを行う際にY方向についての画像振れ補正動作を制
限することを指示するためのY方向モード切替スイッチ
17Yとが設けられている。
【0010】図4はプリズムブロック13の構成を示す
斜視図である。プリズムブロック13は、共に透明で、
同じ屈折率を有し、例えば矩形に形成されたX方向補正
用ガラス板21およびY方向補正用ガラス板22と、両
ガラス板21,22が対向するように両ガラス板21,
22間をフレキシブルに連結する蛇腹23と、ガラス板
21,22と略同じ屈折率を有し、ガラス板21,22
と蛇腹23によって囲われた空間内に充填された液体2
5(図2参照)と、ガラス板21をX方向に回動するた
めのX方向補正用モータ26と、ガラス板22をY方向
に回動するためのY方向補正用モータ27とを備えてい
る。
斜視図である。プリズムブロック13は、共に透明で、
同じ屈折率を有し、例えば矩形に形成されたX方向補正
用ガラス板21およびY方向補正用ガラス板22と、両
ガラス板21,22が対向するように両ガラス板21,
22間をフレキシブルに連結する蛇腹23と、ガラス板
21,22と略同じ屈折率を有し、ガラス板21,22
と蛇腹23によって囲われた空間内に充填された液体2
5(図2参照)と、ガラス板21をX方向に回動するた
めのX方向補正用モータ26と、ガラス板22をY方向
に回動するためのY方向補正用モータ27とを備えてい
る。
【0011】このプリズムブロック13では、ガラス板
21,22、蛇腹23および液体25によって、頂角が
可変のプリズムを構成している。ガラス板21,22が
平行に配置された状態では、被写体18(図3参照)か
ら撮像素子11に至る光軸19(図2,図3参照)はプ
リズムブロック13によって屈曲されないが、X方向補
正用モータ26によってガラス板21を回動してガラス
板21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズ
ムブロック13によってX方向に屈曲され、Y方向補正
用モータ27によってガラス板22を回動してガラス板
21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズム
ブロック13によってY方向に屈曲される。光軸の屈曲
方向および角度は、ガラス板21,22の回動方向およ
び角度に依存する。
21,22、蛇腹23および液体25によって、頂角が
可変のプリズムを構成している。ガラス板21,22が
平行に配置された状態では、被写体18(図3参照)か
ら撮像素子11に至る光軸19(図2,図3参照)はプ
リズムブロック13によって屈曲されないが、X方向補
正用モータ26によってガラス板21を回動してガラス
板21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズ
ムブロック13によってX方向に屈曲され、Y方向補正
用モータ27によってガラス板22を回動してガラス板
21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズム
ブロック13によってY方向に屈曲される。光軸の屈曲
方向および角度は、ガラス板21,22の回動方向およ
び角度に依存する。
【0012】図5は、本実施の形態に係る画像振れ補正
装置のサーボ系の概略の構成を示すブロック図である。
画像振れ補正装置のサーボ系は、図5(a)に示したよ
うに、X方向補正用モータ26に取り付けられ、このモ
ータ26の回転位置を検出することによってX方向補正
用ガラス板21の角度を検出するガラス板角度センサ3
1と、X方向ジャイロセンサ15の出力をHPFを通し
た後、積分して角度信号を生成し、この角度信号とガラ
ス板角度センサ31の出力とを比較し、両者の差に対応
するガラス板角度エラー信号を生成し、このエラー信号
に基づいてモータ26を駆動するサーボ回路32とを備
えている。なお、サーボ回路32中で生成される角度信
号は、ビデオカメラのX方向の振れの角度に対応し、且
つこの振れによる画像振れを補正するためにX方向補正
用ガラス板21を回動すべき角度に対応する信号であ
る。
装置のサーボ系の概略の構成を示すブロック図である。
画像振れ補正装置のサーボ系は、図5(a)に示したよ
うに、X方向補正用モータ26に取り付けられ、このモ
ータ26の回転位置を検出することによってX方向補正
用ガラス板21の角度を検出するガラス板角度センサ3
1と、X方向ジャイロセンサ15の出力をHPFを通し
た後、積分して角度信号を生成し、この角度信号とガラ
ス板角度センサ31の出力とを比較し、両者の差に対応
するガラス板角度エラー信号を生成し、このエラー信号
に基づいてモータ26を駆動するサーボ回路32とを備
えている。なお、サーボ回路32中で生成される角度信
号は、ビデオカメラのX方向の振れの角度に対応し、且
つこの振れによる画像振れを補正するためにX方向補正
用ガラス板21を回動すべき角度に対応する信号であ
る。
【0013】画像振れ補正装置のサーボ系は、更に、図
5(b)に示したように、Y方向補正用モータ27に取
り付けられ、このモータ27の回転位置を検出すること
によってY方向補正用ガラス板22の角度を検出するガ
ラス板角度センサ33と、Y方向ジャイロセンサ16の
出力をHPFを通した後、積分して角度信号を生成し、
この角度信号とガラス板角度センサ33の出力とを比較
し、両者の差に対応するガラス板角度エラー信号を生成
し、このエラー信号に基づいてモータ27を駆動するサ
ーボ回路34とを備えている。なお、サーボ回路34中
で生成される角度信号は、ビデオカメラのY方向の振れ
の角度に対応し、且つこの振れによる画像振れを補正す
るためにY方向補正用ガラス板22を回動すべき角度に
対応する信号である。
5(b)に示したように、Y方向補正用モータ27に取
り付けられ、このモータ27の回転位置を検出すること
によってY方向補正用ガラス板22の角度を検出するガ
ラス板角度センサ33と、Y方向ジャイロセンサ16の
出力をHPFを通した後、積分して角度信号を生成し、
この角度信号とガラス板角度センサ33の出力とを比較
し、両者の差に対応するガラス板角度エラー信号を生成
し、このエラー信号に基づいてモータ27を駆動するサ
ーボ回路34とを備えている。なお、サーボ回路34中
で生成される角度信号は、ビデオカメラのY方向の振れ
の角度に対応し、且つこの振れによる画像振れを補正す
るためにY方向補正用ガラス板22を回動すべき角度に
対応する信号である。
【0014】図1は、本実施の形態に係る画像振れ補正
装置におけるサーボ回路の構成を示すブロック図であ
る。サーボ回路32は、X方向ジャイロセンサ15の出
力信号をA/D変換するA/D変換部41Xと、このA
/D変換部41Xの出力信号を積分してX方向の角度信
号を生成するX方向角度信号生成部42Xと、このX方
向角度信号生成部42Xの出力信号とガラス板角度セン
サ31の出力信号とに基づいてモータ26を駆動するX
方向駆動制御部43Xとを備えている。同様に、サーボ
回路34は、Y方向ジャイロセンサ16の出力信号をA
/D変換するA/D変換部41Yと、このA/D変換部
41Yの出力信号を積分してY方向の角度信号を生成す
るY方向角度信号生成部42Yと、このY方向角度信号
生成部42Yの出力信号とガラス板角度センサ33の出
力信号とに基づいてモータ27を駆動するY方向駆動制
御部43Yとを備えている。X方向角度信号生成部42
XおよびY方向角度信号生成部42Yは、例えば、共通
のCPU(中央処理装置)によって構成されている。C
PUには、ROM(リード・オンリ・メモリ)およびR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)が接続され、CP
Uは、RAMをワーキングエリアとしてROMに格納さ
れたプログラムを実行することによって、X方向角度信
号生成部42XおよびY方向角度信号生成部42Yの機
能を実現するようになっている。
装置におけるサーボ回路の構成を示すブロック図であ
る。サーボ回路32は、X方向ジャイロセンサ15の出
力信号をA/D変換するA/D変換部41Xと、このA
/D変換部41Xの出力信号を積分してX方向の角度信
号を生成するX方向角度信号生成部42Xと、このX方
向角度信号生成部42Xの出力信号とガラス板角度セン
サ31の出力信号とに基づいてモータ26を駆動するX
方向駆動制御部43Xとを備えている。同様に、サーボ
回路34は、Y方向ジャイロセンサ16の出力信号をA
/D変換するA/D変換部41Yと、このA/D変換部
41Yの出力信号を積分してY方向の角度信号を生成す
るY方向角度信号生成部42Yと、このY方向角度信号
生成部42Yの出力信号とガラス板角度センサ33の出
力信号とに基づいてモータ27を駆動するY方向駆動制
御部43Yとを備えている。X方向角度信号生成部42
XおよびY方向角度信号生成部42Yは、例えば、共通
のCPU(中央処理装置)によって構成されている。C
PUには、ROM(リード・オンリ・メモリ)およびR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)が接続され、CP
Uは、RAMをワーキングエリアとしてROMに格納さ
れたプログラムを実行することによって、X方向角度信
号生成部42XおよびY方向角度信号生成部42Yの機
能を実現するようになっている。
【0015】X方向角度信号生成部42XおよびX方向
駆動制御部43Xと、Y方向角度信号生成部42Yおよ
びY方向駆動制御部43Yとは、同様の構成であるの
で、以下、X方向角度信号生成部42XおよびX方向駆
動制御部43Xについてのみ詳しく説明する。
駆動制御部43Xと、Y方向角度信号生成部42Yおよ
びY方向駆動制御部43Yとは、同様の構成であるの
で、以下、X方向角度信号生成部42XおよびX方向駆
動制御部43Xについてのみ詳しく説明する。
【0016】X方向角度信号生成部42Xは、A/D変
換部41Xの出力信号より低周波成分を除去するHPF
51と、このHPF51の出力信号を積分して角度信号
を生成する積分部52と、X方向モード切替スイッチ1
7Xの状態を検出し、その状態に応じてX方向について
の画像振れ補正動作のモードの切り替えを指示するX方
向モード切替検出部53と、このX方向モード切替検出
部53の指示に応じて、積分部52で生成される角度信
号に対して制限を加えずにX方向角度制御信号として出
力するモードと、積分部52で生成される角度信号に対
して制限を加えてX方向角度制御信号として出力するモ
ードとを選択可能な補正角度制限部54とを備えてい
る。
換部41Xの出力信号より低周波成分を除去するHPF
51と、このHPF51の出力信号を積分して角度信号
を生成する積分部52と、X方向モード切替スイッチ1
7Xの状態を検出し、その状態に応じてX方向について
の画像振れ補正動作のモードの切り替えを指示するX方
向モード切替検出部53と、このX方向モード切替検出
部53の指示に応じて、積分部52で生成される角度信
号に対して制限を加えずにX方向角度制御信号として出
力するモードと、積分部52で生成される角度信号に対
して制限を加えてX方向角度制御信号として出力するモ
ードとを選択可能な補正角度制限部54とを備えてい
る。
【0017】X方向駆動制御部43Xは、補正角度制限
部54より出力される角度制御信号をディジタル−アナ
ログ(以下、D/Aと記す。)変換するD/A変換器5
5と、ガラス板角度センサ31の出力信号を増幅するア
ンプ56と、D/A変換器55の出力信号とアンプ56
の出力信号とを比較し、両者の差に対応する信号を生成
する比較回路57と、この比較回路57で生成される信
号を増幅して、ガラス板角度エラー信号として出力する
アンプ58と、このアンプ58の出力信号に基づいてモ
ータ26を駆動するモータ駆動回路59とを備えてい
る。
部54より出力される角度制御信号をディジタル−アナ
ログ(以下、D/Aと記す。)変換するD/A変換器5
5と、ガラス板角度センサ31の出力信号を増幅するア
ンプ56と、D/A変換器55の出力信号とアンプ56
の出力信号とを比較し、両者の差に対応する信号を生成
する比較回路57と、この比較回路57で生成される信
号を増幅して、ガラス板角度エラー信号として出力する
アンプ58と、このアンプ58の出力信号に基づいてモ
ータ26を駆動するモータ駆動回路59とを備えてい
る。
【0018】次に、本実施の形態に係る画像振れ補正装
置の動作について説明する。この画像振れ補正装置で
は、X方向ジャイロセンサ15によってビデオカメラの
X方向の角速度が検出され、ガラス板角度センサ31に
よってX方向補正用ガラス板21の角度が検出され、X
方向ジャイロセンサ15,ガラス板角度センサ31の各
出力信号はサーボ回路32に入力される。同様に、Y方
向ジャイロセンサ16によってビデオカメラのY方向の
角速度が検出され、ガラス板角度センサ33によってY
方向補正用ガラス板22の角度が検出され、Y方向ジャ
イロセンサ16,ガラス板角度センサ33の各出力信号
はサーボ回路34に入力される。
置の動作について説明する。この画像振れ補正装置で
は、X方向ジャイロセンサ15によってビデオカメラの
X方向の角速度が検出され、ガラス板角度センサ31に
よってX方向補正用ガラス板21の角度が検出され、X
方向ジャイロセンサ15,ガラス板角度センサ31の各
出力信号はサーボ回路32に入力される。同様に、Y方
向ジャイロセンサ16によってビデオカメラのY方向の
角速度が検出され、ガラス板角度センサ33によってY
方向補正用ガラス板22の角度が検出され、Y方向ジャ
イロセンサ16,ガラス板角度センサ33の各出力信号
はサーボ回路34に入力される。
【0019】サーボ回路32では、X方向ジャイロセン
サ15の出力信号は、A/D変換部41XによってA/
D変換されてX方向角度信号生成部42Xに入力され
る。同様に、サーボ回路34では、Y方向ジャイロセン
サ16の出力信号は、A/D変換部41YによってA/
D変換されてY方向角度信号生成部42Yに入力され
る。
サ15の出力信号は、A/D変換部41XによってA/
D変換されてX方向角度信号生成部42Xに入力され
る。同様に、サーボ回路34では、Y方向ジャイロセン
サ16の出力信号は、A/D変換部41YによってA/
D変換されてY方向角度信号生成部42Yに入力され
る。
【0020】なお、操作者は、意図的にパンを行う際に
はX方向モード切替スイッチ17Xをオンにし、他のと
きはオフにする。また、操作者は、意図的にチルトを行
う際にはY方向モード切替スイッチ17Yをオンにし、
他のときはオフにする。
はX方向モード切替スイッチ17Xをオンにし、他のと
きはオフにする。また、操作者は、意図的にチルトを行
う際にはY方向モード切替スイッチ17Yをオンにし、
他のときはオフにする。
【0021】ここで、図6の流れ図を参照して、X方向
角度信号生成部42XおよびY方向角度信号生成部42
Yの機能に関するCPU45の動作について説明する。
この動作では、CPU45は、まず、A/D変換部41
Xより、A/D変換後のX方向ジャイロセンサ15の出
力信号を入力し(ステップS101)、この信号に対し
てHPF51によってHPF演算を行って低周波成分を
除去し(ステップS102)、次に、積分部52によっ
て、HPF51の出力信号を積分して角度信号を生成す
る(ステップS103)。積分部52の出力信号は補正
角度制限部54に入力される。次に、X方向モード切替
検出部53によって、X方向モード切替スイッチ17X
がオンにされたか否かを判断する(ステップS10
4)。X方向モード切替検出部53は、X方向モード切
替スイッチ17Xがオンにされた場合(Y)には、補正
角度制限部54に、X方向についての光軸の屈曲角度に
対応する補正角度を制限させる指示を与える。これに応
じて、補正角度制限部54は補正角度を制限する(ステ
ップS105)。補正角度の制限は、全く補正が行われ
ないようにX方向角度制御信号を0にするものでも良い
し、X方向角度制御信号の上限値を通常時よりも小さく
(例えば1/3〜1〜4に)するものでも良い。そし
て、補正角度制限部54は、制限されたX方向角度制御
信号を出力する(ステップS106)。なお、補正角度
制限部54における補正角度の制限は、X方向モード切
替スイッチ17Xがオンにされている間、行われるよう
にしても良いし、X方向モード切替スイッチ17Xがオ
ンにされた後、一定時間だけ行われるようにしても良
い。X方向モード切替検出部53は、X方向モード切替
スイッチ17Xがオンにされていない場合(ステップS
104;N)には、補正角度制限部54に、補正角度を
制限させない指示を与える。これに応じて、補正角度制
限部54は、補正角度の制限を行わず、積分部52の出
力信号をそのまま、X方向角度制御信号として出力する
(ステップS106)。
角度信号生成部42XおよびY方向角度信号生成部42
Yの機能に関するCPU45の動作について説明する。
この動作では、CPU45は、まず、A/D変換部41
Xより、A/D変換後のX方向ジャイロセンサ15の出
力信号を入力し(ステップS101)、この信号に対し
てHPF51によってHPF演算を行って低周波成分を
除去し(ステップS102)、次に、積分部52によっ
て、HPF51の出力信号を積分して角度信号を生成す
る(ステップS103)。積分部52の出力信号は補正
角度制限部54に入力される。次に、X方向モード切替
検出部53によって、X方向モード切替スイッチ17X
がオンにされたか否かを判断する(ステップS10
4)。X方向モード切替検出部53は、X方向モード切
替スイッチ17Xがオンにされた場合(Y)には、補正
角度制限部54に、X方向についての光軸の屈曲角度に
対応する補正角度を制限させる指示を与える。これに応
じて、補正角度制限部54は補正角度を制限する(ステ
ップS105)。補正角度の制限は、全く補正が行われ
ないようにX方向角度制御信号を0にするものでも良い
し、X方向角度制御信号の上限値を通常時よりも小さく
(例えば1/3〜1〜4に)するものでも良い。そし
て、補正角度制限部54は、制限されたX方向角度制御
信号を出力する(ステップS106)。なお、補正角度
制限部54における補正角度の制限は、X方向モード切
替スイッチ17Xがオンにされている間、行われるよう
にしても良いし、X方向モード切替スイッチ17Xがオ
ンにされた後、一定時間だけ行われるようにしても良
い。X方向モード切替検出部53は、X方向モード切替
スイッチ17Xがオンにされていない場合(ステップS
104;N)には、補正角度制限部54に、補正角度を
制限させない指示を与える。これに応じて、補正角度制
限部54は、補正角度の制限を行わず、積分部52の出
力信号をそのまま、X方向角度制御信号として出力する
(ステップS106)。
【0022】次に、CPU45はY方向についても同様
の処理を行う。すなわち、CPU45は、A/D変換部
41Yより、A/D変換後のY方向ジャイロセンサ16
の出力信号を入力し(ステップS107)、この信号に
対してHPFによってHPF演算を行って低周波成分を
除去し(ステップS108)、次に、積分部によってH
PFの出力信号を積分して角度信号を生成する(ステッ
プS109)。積分部の出力信号は補正角度制限部に入
力される。次に、Y方向モード切替検出部によって、Y
方向モード切替スイッチ17Yがオンにされたか否かを
判断する(ステップS110)。Y方向モード切替検出
部は、Y方向モード切替スイッチ17Yがオンにされた
場合(Y)には、補正角度制限部に、Y方向についての
光軸の屈曲角度に対応する補正角度を制限させる指示を
与える。これに応じて、補正角度制限部は補正角度を制
限し(ステップS111)、制限されたY方向角度制御
信号を出力して(ステップS112)、メインルーチン
にリターンする。Y方向モード切替検出部は、Y方向モ
ード切替スイッチ17Yがオンにされていない場合(ス
テップS110;N)には、補正角度制限部に、補正角
度を制限させない指示を与える。これに応じて、補正角
度制限部は、補正角度の制限を行わず、積分部の出力信
号をそのまま、Y方向角度制御信号として出力して(ス
テップS112)、メインルーチンにリターンする。
の処理を行う。すなわち、CPU45は、A/D変換部
41Yより、A/D変換後のY方向ジャイロセンサ16
の出力信号を入力し(ステップS107)、この信号に
対してHPFによってHPF演算を行って低周波成分を
除去し(ステップS108)、次に、積分部によってH
PFの出力信号を積分して角度信号を生成する(ステッ
プS109)。積分部の出力信号は補正角度制限部に入
力される。次に、Y方向モード切替検出部によって、Y
方向モード切替スイッチ17Yがオンにされたか否かを
判断する(ステップS110)。Y方向モード切替検出
部は、Y方向モード切替スイッチ17Yがオンにされた
場合(Y)には、補正角度制限部に、Y方向についての
光軸の屈曲角度に対応する補正角度を制限させる指示を
与える。これに応じて、補正角度制限部は補正角度を制
限し(ステップS111)、制限されたY方向角度制御
信号を出力して(ステップS112)、メインルーチン
にリターンする。Y方向モード切替検出部は、Y方向モ
ード切替スイッチ17Yがオンにされていない場合(ス
テップS110;N)には、補正角度制限部に、補正角
度を制限させない指示を与える。これに応じて、補正角
度制限部は、補正角度の制限を行わず、積分部の出力信
号をそのまま、Y方向角度制御信号として出力して(ス
テップS112)、メインルーチンにリターンする。
【0023】なお、図6に示した動作は、定期的に発生
される割り込みによって繰り返し起動される。
される割り込みによって繰り返し起動される。
【0024】X方向角度信号生成部42X(CPU4
5)より出力されるX方向角度制御信号は、X方向駆動
制御部43Xに入力される。X方向駆動制御部43Xで
は、D/A変換器55によってX方向角度制御信号がD
/A変換され、アンプ56によってガラス板角度センサ
31の出力信号が増幅され、比較回路57によって、D
/A変換器55の出力信号とアンプ56の出力信号とが
比較され、両者の差に対応する信号が生成され、この信
号がアンプ58によって増幅され、ガラス板角度エラー
信号としてモータ駆動回路59に与えられる。そして、
ガラス板角度エラー信号に応じて、モータ駆動回路59
によって、モータ26が駆動される。このようにして、
ビデオカメラのX方向の振れに対応してX方向補正用ガ
ラス板21が回動され、被写体18から撮像素子11に
至る光軸19が被写体18に対して一定になるように、
X方向についての画像振れが補正される。
5)より出力されるX方向角度制御信号は、X方向駆動
制御部43Xに入力される。X方向駆動制御部43Xで
は、D/A変換器55によってX方向角度制御信号がD
/A変換され、アンプ56によってガラス板角度センサ
31の出力信号が増幅され、比較回路57によって、D
/A変換器55の出力信号とアンプ56の出力信号とが
比較され、両者の差に対応する信号が生成され、この信
号がアンプ58によって増幅され、ガラス板角度エラー
信号としてモータ駆動回路59に与えられる。そして、
ガラス板角度エラー信号に応じて、モータ駆動回路59
によって、モータ26が駆動される。このようにして、
ビデオカメラのX方向の振れに対応してX方向補正用ガ
ラス板21が回動され、被写体18から撮像素子11に
至る光軸19が被写体18に対して一定になるように、
X方向についての画像振れが補正される。
【0025】同様に、Y方向角度信号生成部42Y(C
PU45)より出力されるY方向角度制御信号はY方向
駆動制御部43Yに入力され、Y方向駆動制御部43Y
によって、Y方向角度制御信号とガラス板角度センサ3
3の出力信号とに基づいてモータ27が駆動される。こ
のようにして、ビデオカメラのY方向の振れに対応して
Y方向補正用ガラス板22が回動され、Y方向について
の画像振れが補正される。
PU45)より出力されるY方向角度制御信号はY方向
駆動制御部43Yに入力され、Y方向駆動制御部43Y
によって、Y方向角度制御信号とガラス板角度センサ3
3の出力信号とに基づいてモータ27が駆動される。こ
のようにして、ビデオカメラのY方向の振れに対応して
Y方向補正用ガラス板22が回動され、Y方向について
の画像振れが補正される。
【0026】ここで、図7および図8を参照して、補正
角度制限部54の動作について具体的に説明する。図7
は、意図的なパンの際に補正角度制限部54において補
正角度の制限を行わなかった場合の例を示し、(a)に
おける符号61は意図的なパンの動作期間を表し、
(b)における符号62は補正角度の変化を表してい
る。なお、(b)において、+θは一方の方向について
の補正角度の上限値を表し、−θは他方の方向について
の補正角度の上限値を表している。この図に示したよう
に、意図的なパンの際に、補正角度制限部54において
補正角度の制限を行わない場合には、補正角度が上限値
に達するほど補正動作が働き、パンの終了後、所定時間
経過して補正角度が0に戻るため、操作者に違和感を与
えることになる。
角度制限部54の動作について具体的に説明する。図7
は、意図的なパンの際に補正角度制限部54において補
正角度の制限を行わなかった場合の例を示し、(a)に
おける符号61は意図的なパンの動作期間を表し、
(b)における符号62は補正角度の変化を表してい
る。なお、(b)において、+θは一方の方向について
の補正角度の上限値を表し、−θは他方の方向について
の補正角度の上限値を表している。この図に示したよう
に、意図的なパンの際に、補正角度制限部54において
補正角度の制限を行わない場合には、補正角度が上限値
に達するほど補正動作が働き、パンの終了後、所定時間
経過して補正角度が0に戻るため、操作者に違和感を与
えることになる。
【0027】一方、図8は、意図的なパンの際に補正角
度制限部54において補正角度の制限を行った場合の例
を示し、(a)における符号63は意図的なパンの動作
期間を表し、符号64はX方向モード切替スイッチ17
Xがオンにされたタイミングを表し、(b)における符
号65は補正角度の変化を表している。なお、この例で
は、補正角度制限部54における補正角度の制限は、X
方向モード切替スイッチ17Xがオンにされた後一定時
間だけ行われ、また、X方向角度制御信号の上限値を通
常時よりも小さく(例えば1/3〜1〜4に)すること
で行われるようにしている。この図に示したように、意
図的なパンの際に、補正角度制限部54において補正角
度の制限を行った場合には、補正角度が制限されるた
め、補正角度の制限を行わなった場合に比べて、パンの
終了後に補正角度が0に戻るまでの補正角度の変化量が
小さくなり、操作者に違和感を与えることが抑制され
る。
度制限部54において補正角度の制限を行った場合の例
を示し、(a)における符号63は意図的なパンの動作
期間を表し、符号64はX方向モード切替スイッチ17
Xがオンにされたタイミングを表し、(b)における符
号65は補正角度の変化を表している。なお、この例で
は、補正角度制限部54における補正角度の制限は、X
方向モード切替スイッチ17Xがオンにされた後一定時
間だけ行われ、また、X方向角度制御信号の上限値を通
常時よりも小さく(例えば1/3〜1〜4に)すること
で行われるようにしている。この図に示したように、意
図的なパンの際に、補正角度制限部54において補正角
度の制限を行った場合には、補正角度が制限されるた
め、補正角度の制限を行わなった場合に比べて、パンの
終了後に補正角度が0に戻るまでの補正角度の変化量が
小さくなり、操作者に違和感を与えることが抑制され
る。
【0028】以上説明したように、本実施の形態に係る
画像振れ補正装置では、操作者が意図的にパンを行う際
にX方向についての画像振れ補正動作を制限することを
指示するためのX方向モード切替スイッチ17Xと、操
作者が意図的にチルトを行う際にY方向についての画像
振れ補正動作を制限することを指示するためのY方向モ
ード切替スイッチ17Yとを設け、これらのスイッチ1
7X,17Yによる指示に応じて、X方向についての画
像振れ補正動作の制限とY方向についての画像振れ補正
動作の制限とを独立に行うようにしている。従って、意
図的なパン時にX方向すなわちパン方向についての画像
振れ補正動作を制限しても、Y方向すなわちチルト方向
については通常通り画像振れ補正動作が行われ、同様
に、意図的なチルト時にY方向すなわちチルト方向につ
いての画像振れ補正動作を制限しても、X方向すなわち
パン方向については通常通り画像振れ補正動作が行われ
る。そのため、本実施の形態に係る画像振れ補正装置に
よれば、意図的なパンやチルト時にも、操作者に違和感
を与えずに画像振れを補正することができる。
画像振れ補正装置では、操作者が意図的にパンを行う際
にX方向についての画像振れ補正動作を制限することを
指示するためのX方向モード切替スイッチ17Xと、操
作者が意図的にチルトを行う際にY方向についての画像
振れ補正動作を制限することを指示するためのY方向モ
ード切替スイッチ17Yとを設け、これらのスイッチ1
7X,17Yによる指示に応じて、X方向についての画
像振れ補正動作の制限とY方向についての画像振れ補正
動作の制限とを独立に行うようにしている。従って、意
図的なパン時にX方向すなわちパン方向についての画像
振れ補正動作を制限しても、Y方向すなわちチルト方向
については通常通り画像振れ補正動作が行われ、同様
に、意図的なチルト時にY方向すなわちチルト方向につ
いての画像振れ補正動作を制限しても、X方向すなわち
パン方向については通常通り画像振れ補正動作が行われ
る。そのため、本実施の形態に係る画像振れ補正装置に
よれば、意図的なパンやチルト時にも、操作者に違和感
を与えずに画像振れを補正することができる。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、上記実施の形態において、意図的な速いパ
ン・チルトを検出するようにし、意図的な速いパンを検
出した際にはX方向角度信号生成部42X内の補正角度
制限部54によってX方向の画像振れ補正動作を制限
し、意図的な速いチルトを検出した際にはY方向角度信
号生成部42Y内の補正角度制限部によってY方向の画
像振れ補正動作を制限するという手段を併用しても良
い。なお、意図的な速いパン・チルト時におけるHPF
の出力信号のレベルは、手振れ時におけるHPFの出力
信号のレベルに比べて大きくなることから、意図的な速
いパン・チルトは、HPFの出力信号の周波数とレベル
に基づいて検出することが可能である。
ず、例えば、上記実施の形態において、意図的な速いパ
ン・チルトを検出するようにし、意図的な速いパンを検
出した際にはX方向角度信号生成部42X内の補正角度
制限部54によってX方向の画像振れ補正動作を制限
し、意図的な速いチルトを検出した際にはY方向角度信
号生成部42Y内の補正角度制限部によってY方向の画
像振れ補正動作を制限するという手段を併用しても良
い。なお、意図的な速いパン・チルト時におけるHPF
の出力信号のレベルは、手振れ時におけるHPFの出力
信号のレベルに比べて大きくなることから、意図的な速
いパン・チルトは、HPFの出力信号の周波数とレベル
に基づいて検出することが可能である。
【0030】また、上記実施の形態では、X方向とY方
向について独立に画像振れ補正動作の制限を指示するた
めのスイッチ17X,17Yを設けたが、更に、X方向
とY方向の両方について画像振れ補正動作の制限を指示
するためのスイッチを設け、このスイッチがオンにされ
たときには、X方向とY方向の両方について画像振れ補
正動作を制限するようにしても良い。
向について独立に画像振れ補正動作の制限を指示するた
めのスイッチ17X,17Yを設けたが、更に、X方向
とY方向の両方について画像振れ補正動作の制限を指示
するためのスイッチを設け、このスイッチがオンにされ
たときには、X方向とY方向の両方について画像振れ補
正動作を制限するようにしても良い。
【0031】また、指示手段としては、スイッチ17
X,17Yのように別体のものに限らず、例えば直交す
る2方向に傾けることの可能な一つのレバーと、このレ
バーの各方向への動きを独立に検出するための2組の接
点を有するスイッチ等のように、一体のものでも良い。
X,17Yのように別体のものに限らず、例えば直交す
る2方向に傾けることの可能な一つのレバーと、このレ
バーの各方向への動きを独立に検出するための2組の接
点を有するスイッチ等のように、一体のものでも良い。
【0032】また、画像振れを補正する機構としては、
実施の形態に挙げたプリズムブロック13のような頂角
が可変のプリズムを用いるものに限らず、レンズを光軸
と直交する方向に移動させることによって光軸を屈曲さ
せることの可能な補正光学系等を用いても良い。また、
振れ検出手段としては、角速度センサを用いるものに限
らず、加速度センサ等を用いるものでも良い。
実施の形態に挙げたプリズムブロック13のような頂角
が可変のプリズムを用いるものに限らず、レンズを光軸
と直交する方向に移動させることによって光軸を屈曲さ
せることの可能な補正光学系等を用いても良い。また、
振れ検出手段としては、角速度センサを用いるものに限
らず、加速度センサ等を用いるものでも良い。
【0033】また、本発明の画像振れ補正装置は、ビデ
オカメラ等に一体的に組み込まれたものでも良いし、ビ
デオカメラ等に対して着脱自在に装着されるアダプタ型
のものでも良い。また、本発明は、ビデオカメラに限ら
ず、スチールカメラや映画用フィルムを用いる撮影機等
の他の種類の撮像装置にも適用することができる。
オカメラ等に一体的に組み込まれたものでも良いし、ビ
デオカメラ等に対して着脱自在に装着されるアダプタ型
のものでも良い。また、本発明は、ビデオカメラに限ら
ず、スチールカメラや映画用フィルムを用いる撮影機等
の他の種類の撮像装置にも適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像振れ補
正装置によれば、補正手段による画像振れの補正を上下
方向と左右方向について独立に制限することを指示する
ための指示手段を設け、この指示手段による指示に応じ
て、補正制限手段によって、補正手段による補正を上下
方向と左右方向について独立に制限するようにしたの
で、意図的なパンやチルト時にも、操作者に違和感を与
えずに適切に画像振れを補正することができるという効
果を奏する。
正装置によれば、補正手段による画像振れの補正を上下
方向と左右方向について独立に制限することを指示する
ための指示手段を設け、この指示手段による指示に応じ
て、補正制限手段によって、補正手段による補正を上下
方向と左右方向について独立に制限するようにしたの
で、意図的なパンやチルト時にも、操作者に違和感を与
えずに適切に画像振れを補正することができるという効
果を奏する。
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
におけるサーボ回路の構成を示すブロック図である。
におけるサーボ回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
を含むビデオカメラの概略の構成を示す説明図である。
を含むビデオカメラの概略の構成を示す説明図である。
【図3】図2に示したビデオカメラを側方から見た状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】図2におけるプリズムブロックの構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
のサーボ系の概略の構成を示すブロック図である。
のサーボ系の概略の構成を示すブロック図である。
【図6】図1におけるCPUの動作を示す流れ図であ
る。
る。
【図7】図1における補正角度制限部の動作について説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図8】図1における補正角度制限部の動作について説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
13…プリズムブロック、15…X方向ジャイロセン
サ、16…Y方向ジャイロセンサ、17X…X方向モー
ド切替スイッチ、17Y…Y方向モード切替スイッチ、
26…X方向補正用モータ、27…Y方向補正用モー
タ、31,33…ガラス板角度センサ、32,34…サ
ーボ回路、42X…X方向角度信号生成部、42Y…Y
方向角度信号生成部、43X…X方向駆動制御部、43
Y…Y方向駆動制御部、45…CPU、53…X方向モ
ード切替検出部、54…補正角度制限部
サ、16…Y方向ジャイロセンサ、17X…X方向モー
ド切替スイッチ、17Y…Y方向モード切替スイッチ、
26…X方向補正用モータ、27…Y方向補正用モー
タ、31,33…ガラス板角度センサ、32,34…サ
ーボ回路、42X…X方向角度信号生成部、42Y…Y
方向角度信号生成部、43X…X方向駆動制御部、43
Y…Y方向駆動制御部、45…CPU、53…X方向モ
ード切替検出部、54…補正角度制限部
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向と左右方向の双方について、画
像振れを生じさせる振れを検出する振れ検出手段と、 この振れ検出手段の検出出力に基づいて、上下方向と左
右方向の双方について画像振れの補正が可能な補正手段
と、 前記補正手段による補正を上下方向と左右方向について
独立に制限することを指示するための指示手段と、 この指示手段による指示に応じて、前記補正手段による
補正を上下方向と左右方向について独立に制限する補正
制限手段とを備えたことを特徴とする画像振れ補正装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256505A JPH10108062A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像振れ補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256505A JPH10108062A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像振れ補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108062A true JPH10108062A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17293573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8256505A Pending JPH10108062A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像振れ補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10108062A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7962024B2 (en) | 2008-12-11 | 2011-06-14 | Sony Corporation | Blur correcting device, blur correcting method, and image pickup apparatus |
| US8284262B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-10-09 | Sony Corporation | Shake correction device, shake correction method, and imaging apparatus |
| CN111207681A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-29 | 华通科技有限公司 | 用于高铁站台限界双轨晃动补偿系统 |
| CN111336944A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-26 | 华通科技有限公司 | 高铁站台限界双轨测量过弯测量系统 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8256505A patent/JPH10108062A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7962024B2 (en) | 2008-12-11 | 2011-06-14 | Sony Corporation | Blur correcting device, blur correcting method, and image pickup apparatus |
| US8284262B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-10-09 | Sony Corporation | Shake correction device, shake correction method, and imaging apparatus |
| US8363114B2 (en) | 2008-12-11 | 2013-01-29 | Sony Corporation | Shake correction device, shake correction method, and imaging apparatus |
| CN111207681A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-29 | 华通科技有限公司 | 用于高铁站台限界双轨晃动补偿系统 |
| CN111207681B (zh) * | 2020-01-07 | 2022-07-19 | 华通科技有限公司 | 用于高铁站台限界双轨晃动补偿系统 |
| CN111336944A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-26 | 华通科技有限公司 | 高铁站台限界双轨测量过弯测量系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3899584B2 (ja) | 画像振れ補正装置および方法 | |
| JP4859625B2 (ja) | 手ぶれ補正装置を備えたカメラ | |
| JPH09322057A (ja) | 撮像装置 | |
| JP2005003719A (ja) | 撮影装置 | |
| JP2010130633A (ja) | 撮像装置 | |
| JP2011137996A (ja) | レンズ装置 | |
| JP5155625B2 (ja) | カメラの像振れ補正装置 | |
| JPH05142614A (ja) | 像振れ防止装置 | |
| JPH11183951A (ja) | 画像動き補正装置 | |
| JPH11187308A (ja) | 撮像装置及びカメラユニット及びレンズユニット | |
| JP2000056350A (ja) | 像ぶれ補正制御装置 | |
| JPH10108062A (ja) | 画像振れ補正装置 | |
| US5701522A (en) | Camera shake amplitude detecting device | |
| JPH09318872A (ja) | ダブレットレンズ、可変頂角プリズム、及び振れ補正装置 | |
| JP3867359B2 (ja) | ブレ補正装置 | |
| JP4683268B2 (ja) | 像振れ補正装置 | |
| JP2007033740A (ja) | 手振れ補正機能付きカメラシステム | |
| JPH10153809A (ja) | 画像振れ補正装置 | |
| JP3135379B2 (ja) | 像ブレ補正装置 | |
| JPH10145662A (ja) | 撮像装置、記憶媒体、レンズユニット及びぶれ補正装置 | |
| JPH11352536A (ja) | 画像振れ補正装置 | |
| JP3548307B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JP3548308B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JP3132146B2 (ja) | 像ブレ補正手段を有した撮影装置 | |
| JPH10108061A (ja) | 画像振れ補正装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060303 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060309 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060428 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060605 |