JPH1010825A - カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部 - Google Patents
カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部Info
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- JPH1010825A JPH1010825A JP8161311A JP16131196A JPH1010825A JP H1010825 A JPH1010825 A JP H1010825A JP 8161311 A JP8161311 A JP 8161311A JP 16131196 A JP16131196 A JP 16131196A JP H1010825 A JPH1010825 A JP H1010825A
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- image
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
- G03G2215/0109—Single transfer point used by plural recording members
- G03G2215/0116—Rotating set of recording members
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体に傷を付けることなく、フルカラー像
を形成すること。 【解決手段】 感光体からトナー像を転写する場合以外
では、感光体が像合成転写部に接触しないように像合成
転写部の外周部分の一部に凹部を設け、または感光体が
像合成転写部に接触しないように感光体を配置し、また
感光体からトナー像を転写する場合では、廃トナーがク
リーナ部内で感光体の方に溜まらないようにした。
を形成すること。 【解決手段】 感光体からトナー像を転写する場合以外
では、感光体が像合成転写部に接触しないように像合成
転写部の外周部分の一部に凹部を設け、または感光体が
像合成転写部に接触しないように感光体を配置し、また
感光体からトナー像を転写する場合では、廃トナーがク
リーナ部内で感光体の方に溜まらないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機やカラーファクシミリ等に応用されるカラ
ー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部に関す
る。
カラー複写機やカラーファクシミリ等に応用されるカラ
ー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー電子写真装置は、ブラック、イエ
ロ、マゼンタ、及びシアンの各色のトナー像を用紙など
の転写材上で重ね合わせ所望のフルカラー像を形成して
いる。また、カラー電子写真装置には、フルカラー像を
形成する像合成転写部に転写ベルトを用いた連続転写方
式のものや、当該像合成転写部に転写ドラムを用いた転
写ドラム方式のものが知られている。図10を用いて、
特開平7−36246号公報等に記載された従来のカラ
ー電子写真装置について以下に説明する。図10は、従
来のカラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見た概
略構成図である。尚、図10に示す従来のカラー電子写
真装置は、像合成転写部に中間転写ベルトを用いた連続
転写方式のものであり、その最大プリントサイズはA4
サイズである。図10において、中間転写ベルトユニッ
ト101は、中間転写ベルト102、第1転写ローラ1
03、第2転写ローラ104、クリーナ105、廃トナ
ー溜め106等を有し、この中間転写ベルト102上に
4色のトナー像が重ね合わせられてフルカラー像を形成
するよう構成されている。図10に示すように、従来の
カラー電子写真装置の内部にはブラック、シアン、マゼ
ンタ、イエロの各色同じ形状を有する4組の像形成ユニ
ット107BK、107C、107M、107Yが配置
されている。各像形成ユニット107BK、107C、
107M、107Yは略円環状に配置されており、これ
らの像形成ユニット107BK、107C、107M、
107Yにより略円柱状の像形成ユニット群108が構
成されている。各像形成ユニット107BK、107
C、107M、107Yがカラー電子写真装置内の所定
の位置に装着されることにより、各像形成ユニット10
7BK、107C、107M、107Yはカラー電子写
真装置の駆動系統及び電気系統と相互カップリング部材
(図示せず)を介して結合され、機械的及び電気的に一
体化状態となる。
ロ、マゼンタ、及びシアンの各色のトナー像を用紙など
の転写材上で重ね合わせ所望のフルカラー像を形成して
いる。また、カラー電子写真装置には、フルカラー像を
形成する像合成転写部に転写ベルトを用いた連続転写方
式のものや、当該像合成転写部に転写ドラムを用いた転
写ドラム方式のものが知られている。図10を用いて、
特開平7−36246号公報等に記載された従来のカラ
ー電子写真装置について以下に説明する。図10は、従
来のカラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見た概
略構成図である。尚、図10に示す従来のカラー電子写
真装置は、像合成転写部に中間転写ベルトを用いた連続
転写方式のものであり、その最大プリントサイズはA4
サイズである。図10において、中間転写ベルトユニッ
ト101は、中間転写ベルト102、第1転写ローラ1
03、第2転写ローラ104、クリーナ105、廃トナ
ー溜め106等を有し、この中間転写ベルト102上に
4色のトナー像が重ね合わせられてフルカラー像を形成
するよう構成されている。図10に示すように、従来の
カラー電子写真装置の内部にはブラック、シアン、マゼ
ンタ、イエロの各色同じ形状を有する4組の像形成ユニ
ット107BK、107C、107M、107Yが配置
されている。各像形成ユニット107BK、107C、
107M、107Yは略円環状に配置されており、これ
らの像形成ユニット107BK、107C、107M、
107Yにより略円柱状の像形成ユニット群108が構
成されている。各像形成ユニット107BK、107
C、107M、107Yがカラー電子写真装置内の所定
の位置に装着されることにより、各像形成ユニット10
7BK、107C、107M、107Yはカラー電子写
真装置の駆動系統及び電気系統と相互カップリング部材
(図示せず)を介して結合され、機械的及び電気的に一
体化状態となる。
【0003】像形成ユニット群108の各像形成ユニッ
ト107BK、107C、107M、107Yは、支持
体(図示なし)により保持されて円環状に配置されてい
る。像形成ユニット群108は、移動モータにより駆動
されて、像形成ユニット群108の中心に配設された円
筒状の軸109の周りを全体として回転可能に構成され
ている。円筒状の軸109は、回転しないようカラー電
子写真装置の外装筺に固定されている。像形成時におい
て、各像形成ユニット107BK、107C、107
M、107Yは、回転移動し、それぞれの感光体118
が前述の中間転写ベルト102を支持する第1転写ロー
ラ103と対向する像形成位置110に順次配置され
る。像形成位置110はレーザ露光装置112からのレ
ーザ信号光111が感光体118を露光する露光位置で
ある。
ト107BK、107C、107M、107Yは、支持
体(図示なし)により保持されて円環状に配置されてい
る。像形成ユニット群108は、移動モータにより駆動
されて、像形成ユニット群108の中心に配設された円
筒状の軸109の周りを全体として回転可能に構成され
ている。円筒状の軸109は、回転しないようカラー電
子写真装置の外装筺に固定されている。像形成時におい
て、各像形成ユニット107BK、107C、107
M、107Yは、回転移動し、それぞれの感光体118
が前述の中間転写ベルト102を支持する第1転写ロー
ラ103と対向する像形成位置110に順次配置され
る。像形成位置110はレーザ露光装置112からのレ
ーザ信号光111が感光体118を露光する露光位置で
ある。
【0004】図10に示すように、レーザ露光装置11
2はカラー電子写真装置内の下側に配設されている。図
10に示す状態において、レーザ露光装置112のレー
ザ信号光111は、マゼンタの像形成ユニット107M
とシアンの像形成ユニット107Cとの間に形成された
光路窓口113を通り、軸109に形成された窓を通過
して、軸109内に固定されたミラー114により反射
される。ミラー114に反射されたレーザ信号光111
は、像形成位置110に配置されている像形成ユニット
107BKの露光窓115から像形成ユニット107B
K内に進入する。像形成ユニット107BK内に進入し
たレーザ信号光111は、現像器116とクリーナ部1
17との間の光路を通って感光体118の側面(図10
における左側側面)の露光部を照射する。感光体118
を照射するレーザ信号光111は、感光体118の母線
方向に走査され、感光体118を露光し、感光体118
上にブラックのトナー像を形成する。このようにして感
光体118に形成されたブラックのトナー像は、中間転
写ベルト102に接触して転写される。
2はカラー電子写真装置内の下側に配設されている。図
10に示す状態において、レーザ露光装置112のレー
ザ信号光111は、マゼンタの像形成ユニット107M
とシアンの像形成ユニット107Cとの間に形成された
光路窓口113を通り、軸109に形成された窓を通過
して、軸109内に固定されたミラー114により反射
される。ミラー114に反射されたレーザ信号光111
は、像形成位置110に配置されている像形成ユニット
107BKの露光窓115から像形成ユニット107B
K内に進入する。像形成ユニット107BK内に進入し
たレーザ信号光111は、現像器116とクリーナ部1
17との間の光路を通って感光体118の側面(図10
における左側側面)の露光部を照射する。感光体118
を照射するレーザ信号光111は、感光体118の母線
方向に走査され、感光体118を露光し、感光体118
上にブラックのトナー像を形成する。このようにして感
光体118に形成されたブラックのトナー像は、中間転
写ベルト102に接触して転写される。
【0005】次に、像形成ユニット群108が時計方向
(図の矢印Yにて図示)に90゜回転し、イエロの像形
成ユニット107Yが像形成位置110に入れ替わり配
置される。前述のブラックの像形成工程と同じ動作が実
行され、ブラックのトナー像が転写された中間転写ベル
ト102上にイエロのトナー像が重ね合わせられる。上
記ブラック及びイエロの像形成工程の動作と同様の動作
は、マゼンタ及びシアンの像形成ユニット107M及び
107Cにおいても実行される。このように、中間転写
ベルト102上にはフルカラー像が形成される。その
後、中間転写ベルト102上のフルカラー像は、カラー
電子写真装置に供給された用紙に第3転写ローラ119
により転写され、さらに用紙上のフルカラー像は定着機
120により定着される。しかしながら、この従来の連
続転写方式のカラー電子写真装置では、4つの感光体1
18と中間転写ベルト102が接触と離間とを繰り返し
た。このため、強い張力で張った中間転写ベルト102
に振動が発生し易く、画像の乱れを生じるという問題点
があった。特に、中間転写ベルト102を張るためのロ
ーラ軸間の距離が長い装置では、その振動の振幅が大き
くなった。
(図の矢印Yにて図示)に90゜回転し、イエロの像形
成ユニット107Yが像形成位置110に入れ替わり配
置される。前述のブラックの像形成工程と同じ動作が実
行され、ブラックのトナー像が転写された中間転写ベル
ト102上にイエロのトナー像が重ね合わせられる。上
記ブラック及びイエロの像形成工程の動作と同様の動作
は、マゼンタ及びシアンの像形成ユニット107M及び
107Cにおいても実行される。このように、中間転写
ベルト102上にはフルカラー像が形成される。その
後、中間転写ベルト102上のフルカラー像は、カラー
電子写真装置に供給された用紙に第3転写ローラ119
により転写され、さらに用紙上のフルカラー像は定着機
120により定着される。しかしながら、この従来の連
続転写方式のカラー電子写真装置では、4つの感光体1
18と中間転写ベルト102が接触と離間とを繰り返し
た。このため、強い張力で張った中間転写ベルト102
に振動が発生し易く、画像の乱れを生じるという問題点
があった。特に、中間転写ベルト102を張るためのロ
ーラ軸間の距離が長い装置では、その振動の振幅が大き
くなった。
【0006】上記のような中間転写ベルト102での問
題点を改善しようとしたものに、中間転写ベルト102
の代わりに転写ドラムを用いた従来の転写ドラム方式の
カラー電子写真装置がある。図11は、従来の転写ドラ
ム方式のカラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見
た概略構成図である。図11において、この転写ドラム
方式では、中間転写ベルトユニット101(図10)の
代わりに、転写ドラム122、クリーナ124、紙吸着
ローラ125、及び紙分離帯電器126等を有する転写
ドラムユニット121が用いられている。転写ドラム方
式は、円柱状の転写ドラム122の外周表面部分に設け
られた表面弾性層123に用紙を静電的に吸着させ巻き
付けた後、4つの感光体118’上に形成された各色の
トナー像を順次用紙に直接転写し、フルカラー像を合成
するよう構成されている。このような構成により、転写
ドラム方式は、中間転写ベルト102(図10)での振
動による画像の乱れを防止している。図11に示すよう
に、カラー電子写真装置の内部には、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエロの各色の4組の像形成ユニット1
07BK’、107C’、107M’、107Y’が配
置されている。尚、ブラック用の像形成ユニット107
BK’は、他の像形成ユニット107C’、107
M’、107Y’と現像器116’の大きさのみが異な
り、実質的に同じように構成されている。また、図10
に示した連続転写方式のものと同様に、各像形成ユニッ
ト107BK’、107C’、107M’、107Y’
は略円環状に配置されており、これらの像形成ユニット
107BK’、107C’、107M’、107Y’に
より略円柱状の像形成ユニット群108’が構成されて
いる。各像形成ユニット107BK’、107C’、1
07M’、107Y’がカラー電子写真装置内の所定の
位置に装着されることにより、各像形成ユニット107
BK’、107C’、107M’、107Y’はカラー
電子写真装置の駆動系統及び電気系統と相互カップリン
グ部材(図示せず)を介して結合され、機械的及び電気
的に一体化状態となる。
題点を改善しようとしたものに、中間転写ベルト102
の代わりに転写ドラムを用いた従来の転写ドラム方式の
カラー電子写真装置がある。図11は、従来の転写ドラ
ム方式のカラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見
た概略構成図である。図11において、この転写ドラム
方式では、中間転写ベルトユニット101(図10)の
代わりに、転写ドラム122、クリーナ124、紙吸着
ローラ125、及び紙分離帯電器126等を有する転写
ドラムユニット121が用いられている。転写ドラム方
式は、円柱状の転写ドラム122の外周表面部分に設け
られた表面弾性層123に用紙を静電的に吸着させ巻き
付けた後、4つの感光体118’上に形成された各色の
トナー像を順次用紙に直接転写し、フルカラー像を合成
するよう構成されている。このような構成により、転写
ドラム方式は、中間転写ベルト102(図10)での振
動による画像の乱れを防止している。図11に示すよう
に、カラー電子写真装置の内部には、ブラック、シア
ン、マゼンタ、イエロの各色の4組の像形成ユニット1
07BK’、107C’、107M’、107Y’が配
置されている。尚、ブラック用の像形成ユニット107
BK’は、他の像形成ユニット107C’、107
M’、107Y’と現像器116’の大きさのみが異な
り、実質的に同じように構成されている。また、図10
に示した連続転写方式のものと同様に、各像形成ユニッ
ト107BK’、107C’、107M’、107Y’
は略円環状に配置されており、これらの像形成ユニット
107BK’、107C’、107M’、107Y’に
より略円柱状の像形成ユニット群108’が構成されて
いる。各像形成ユニット107BK’、107C’、1
07M’、107Y’がカラー電子写真装置内の所定の
位置に装着されることにより、各像形成ユニット107
BK’、107C’、107M’、107Y’はカラー
電子写真装置の駆動系統及び電気系統と相互カップリン
グ部材(図示せず)を介して結合され、機械的及び電気
的に一体化状態となる。
【0007】像形成ユニット群108’の各像形成ユニ
ット107BK’、107C’、107M’、107
Y’は、支持体(図示なし)により保持されて円環状に
配置されている。像形成ユニット群108’は、移動モ
ータにより駆動されて、像形成ユニット群108’の中
心に配設された円筒状の軸109’の周りを全体として
回転可能に構成されている。円筒状の軸109’は、回
転しないようカラー電子写真装置の外装筺に固定されて
いる。像形成時において、各像形成ユニット107B
K’、107C’、107M’、107Y’は回転移動
し、それぞれの感光体118’が前述の転写ドラム12
2と対向する像形成位置110’に順次配置される。像
形成位置110’はレーザ露光装置112’からのレー
ザ信号光111が感光体118’を露光する露光位置で
ある。尚、像形成ユニット群108’及び各感光体11
8’は、図10に示した連続転写方式のものとは逆の方
向、すなわち反時計方向(図の矢印Zにて図示)に回転
する。このため、各像形成ユニット107BK’、10
7C’、107M’、107Y’内において、現像器1
16’とクリーナ部117’とは図10に示したものと
逆に配置されている。
ット107BK’、107C’、107M’、107
Y’は、支持体(図示なし)により保持されて円環状に
配置されている。像形成ユニット群108’は、移動モ
ータにより駆動されて、像形成ユニット群108’の中
心に配設された円筒状の軸109’の周りを全体として
回転可能に構成されている。円筒状の軸109’は、回
転しないようカラー電子写真装置の外装筺に固定されて
いる。像形成時において、各像形成ユニット107B
K’、107C’、107M’、107Y’は回転移動
し、それぞれの感光体118’が前述の転写ドラム12
2と対向する像形成位置110’に順次配置される。像
形成位置110’はレーザ露光装置112’からのレー
ザ信号光111が感光体118’を露光する露光位置で
ある。尚、像形成ユニット群108’及び各感光体11
8’は、図10に示した連続転写方式のものとは逆の方
向、すなわち反時計方向(図の矢印Zにて図示)に回転
する。このため、各像形成ユニット107BK’、10
7C’、107M’、107Y’内において、現像器1
16’とクリーナ部117’とは図10に示したものと
逆に配置されている。
【0008】図11に示すように、レーザ露光装置11
2’はカラー電子写真装置内の上側に配設されている。
図11に示す状態において、レーザ露光装置112’の
レーザ信号光111は、ブラックの像形成ユニット10
7BK’とイエロの像形成ユニット107’との間に形
成された光路窓口113’を通り、軸109’に形成さ
れた窓を通過して、軸109’内に固定されたミラー1
14’により反射される。ミラー114’により反射さ
れたレーザ信号光111は、像形成位置110’に配置
されている像形成ユニット107Y’の露光窓115’
から像形成ユニット107Y’内に進入する。像形成ユ
ニット107Y’内に進入したレーザ信号光111は、
現像器116’とクリーナ部117’との間の光路を通
って感光体118’の側面(図11における左側側面)
の露光部を照射する。感光体118’を照射するレーザ
信号光111は、感光体118’の母線方向に走査さ
れ、感光体118’を露光し、感光体118’上にイエ
ロのトナー像を形成する。このようにして感光体11
8’に形成されたイエロのトナー像は、表面弾性層12
3上の用紙(図示せず)に接触して転写される。
2’はカラー電子写真装置内の上側に配設されている。
図11に示す状態において、レーザ露光装置112’の
レーザ信号光111は、ブラックの像形成ユニット10
7BK’とイエロの像形成ユニット107’との間に形
成された光路窓口113’を通り、軸109’に形成さ
れた窓を通過して、軸109’内に固定されたミラー1
14’により反射される。ミラー114’により反射さ
れたレーザ信号光111は、像形成位置110’に配置
されている像形成ユニット107Y’の露光窓115’
から像形成ユニット107Y’内に進入する。像形成ユ
ニット107Y’内に進入したレーザ信号光111は、
現像器116’とクリーナ部117’との間の光路を通
って感光体118’の側面(図11における左側側面)
の露光部を照射する。感光体118’を照射するレーザ
信号光111は、感光体118’の母線方向に走査さ
れ、感光体118’を露光し、感光体118’上にイエ
ロのトナー像を形成する。このようにして感光体11
8’に形成されたイエロのトナー像は、表面弾性層12
3上の用紙(図示せず)に接触して転写される。
【0009】次に、像形成ユニット群108’が反時計
方向Zに80゜回転し、マゼンタの像形成ユニット10
7M’が像形成位置110’に入れ替わり配置される。
前述のイエロの像形成工程と同じ動作が実行され、イエ
ロのトナー像が転写された前記用紙上にマゼンタのトナ
ー像が重ね合わせられる。上記イエロ及びマゼンタの像
形成工程の動作と同様の動作は、シアン及びブラックの
像形成ユニット107C’及び107BK’においても
実行される。その結果、所望のフルカラー像が、転写ド
ラム122に巻き付けられた用紙上に形成される。そし
て、紙分離帯電器126が転写ドラム122から前記用
紙を分離し、定着機120’が用紙上のフルカラー像を
定着する。
方向Zに80゜回転し、マゼンタの像形成ユニット10
7M’が像形成位置110’に入れ替わり配置される。
前述のイエロの像形成工程と同じ動作が実行され、イエ
ロのトナー像が転写された前記用紙上にマゼンタのトナ
ー像が重ね合わせられる。上記イエロ及びマゼンタの像
形成工程の動作と同様の動作は、シアン及びブラックの
像形成ユニット107C’及び107BK’においても
実行される。その結果、所望のフルカラー像が、転写ド
ラム122に巻き付けられた用紙上に形成される。そし
て、紙分離帯電器126が転写ドラム122から前記用
紙を分離し、定着機120’が用紙上のフルカラー像を
定着する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の転
写ドラム方式のカラー電子写真装置では、下記4つの問
題点を生じた。第1の問題点は、像形成ユニット群が回
転移動して像形成ユニットが像形成位置に入れ替わり配
置される毎に、当該像形成ユニットの感光体が転写ドラ
ムに衝突することであった。このため、感光体に著しい
傷が生じ、その寿命の低下を招いた。第2の問題点は、
転写ドラムが一定の回転速度で回転しているのに対し
て、各感光体はその像形成ユニットが像形成位置に移動
した後、回転を開始し転写ドラムの回転速度に到達する
までに時間(例えば、0.3秒)を要することであっ
た。このため、前記時間までは、感光体と転写ドラムと
の間に周速差が生じ、その周速差により、感光体は当接
する転写ドラムから傷付けられることであった。第3の
問題点は、トナーとの融着性が良くない転写材に、例え
ばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)用の透明フ
ィルムシートに、トナー像を転写し定着する場合、トナ
ーを完全に融着するために、転写ドラムを通常の回転速
度の1/4程度に遅くした第2の回転速度で回転させる
必要があることであった。このため、上記の第2の問題
点の場合と同様に、転写ドラムと当接している感光体に
は、転写ドラムとの周速差により、著しい傷が生じた。
第4の問題点は、数千枚のカラープリントを行った場
合、各像形成ユニットのクリーナ部に溜まった廃トナー
により、感光体のクリーニング不良が発生し、さらにそ
の感光体に著しい傷を生じることであった。ここで、こ
の第4の問題、及びそれに関連する問題を少し詳細に説
明する。例えばブラックの像形成ユニットにおける、ブ
ラック用のクリーナ部での廃トナーによる感光体のクリ
ーニング不良の発生、及びその感光体での傷の発生につ
いて、図12及び図13を参照して詳細に説明する。図
12の(a)は、イエロの像形成工程時における、ブラ
ック用のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説
明図である。図12の(b)は、マゼンタの像形成工程
時における、ブラック用のクリーナ部に溜まった廃トナ
ーの状態を示す説明図である。図13の(a)は、シア
ンの像形成工程時における、ブラック用のクリーナ部に
溜まった廃トナーの状態を示す説明図である。図13の
(b)は、ブラックの像形成工程時における、ブラック
用のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図
である。尚、図12及び図13において、図の簡略化の
ために、イエロ、マゼンタ、シアンの3色の像形成ユニ
ット107Y’、107M’、107C’は、それぞれ
破線で示す。また、像形成ユニット群108’は、図1
2の(a)、図12の(b)、図13の(a)、及び図
13の(b)の順番で回転移動して、像形成ユニット1
07Y’、107M’、107C’、107BK’が像
形成位置110’に順次配置される。図12及び図13
に示すように、ブラックの像形成ユニット107BK’
のクリーナ部117’内に溜まった廃トナー119は、
像形成ユニット群108’の矢印Zで示す回転移動に応
じて、重力の作用する方向にクリーナ部117’内を移
動する。ブラックの像形成工程時では、図13の(b)
に示すように、廃トナー119はクリーナ部117’の
ゴムブレード117’aを上から押しつけるような方向
でクリーナ部117’内に溜まっている。また、廃トナ
ー119は、クリーナ部117’とゴムブレード11
7’aとの間に設けられた感光体118’上のトナーを
回収する隙間117’bも塞いでしまっている。このた
め、感光体118’上のトナーが、隙間117’bから
クリーナ部117’内に回収されず、感光体118’の
クリーニング不良が生じる。さらに、感光体118’
は、ゴムブレード117’aにより押圧されることによ
り、傷が生じる。このように、従来の構造では、数千枚
のカラープリントを行った後では、クリーナ部内に溜ま
った廃トナーにより、クリーナ部が正しく機能しなかっ
た。そのことにより、感光体のクリーニング不良を生
じ、さらに感光体に傷が生じた。
写ドラム方式のカラー電子写真装置では、下記4つの問
題点を生じた。第1の問題点は、像形成ユニット群が回
転移動して像形成ユニットが像形成位置に入れ替わり配
置される毎に、当該像形成ユニットの感光体が転写ドラ
ムに衝突することであった。このため、感光体に著しい
傷が生じ、その寿命の低下を招いた。第2の問題点は、
転写ドラムが一定の回転速度で回転しているのに対し
て、各感光体はその像形成ユニットが像形成位置に移動
した後、回転を開始し転写ドラムの回転速度に到達する
までに時間(例えば、0.3秒)を要することであっ
た。このため、前記時間までは、感光体と転写ドラムと
の間に周速差が生じ、その周速差により、感光体は当接
する転写ドラムから傷付けられることであった。第3の
問題点は、トナーとの融着性が良くない転写材に、例え
ばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)用の透明フ
ィルムシートに、トナー像を転写し定着する場合、トナ
ーを完全に融着するために、転写ドラムを通常の回転速
度の1/4程度に遅くした第2の回転速度で回転させる
必要があることであった。このため、上記の第2の問題
点の場合と同様に、転写ドラムと当接している感光体に
は、転写ドラムとの周速差により、著しい傷が生じた。
第4の問題点は、数千枚のカラープリントを行った場
合、各像形成ユニットのクリーナ部に溜まった廃トナー
により、感光体のクリーニング不良が発生し、さらにそ
の感光体に著しい傷を生じることであった。ここで、こ
の第4の問題、及びそれに関連する問題を少し詳細に説
明する。例えばブラックの像形成ユニットにおける、ブ
ラック用のクリーナ部での廃トナーによる感光体のクリ
ーニング不良の発生、及びその感光体での傷の発生につ
いて、図12及び図13を参照して詳細に説明する。図
12の(a)は、イエロの像形成工程時における、ブラ
ック用のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説
明図である。図12の(b)は、マゼンタの像形成工程
時における、ブラック用のクリーナ部に溜まった廃トナ
ーの状態を示す説明図である。図13の(a)は、シア
ンの像形成工程時における、ブラック用のクリーナ部に
溜まった廃トナーの状態を示す説明図である。図13の
(b)は、ブラックの像形成工程時における、ブラック
用のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図
である。尚、図12及び図13において、図の簡略化の
ために、イエロ、マゼンタ、シアンの3色の像形成ユニ
ット107Y’、107M’、107C’は、それぞれ
破線で示す。また、像形成ユニット群108’は、図1
2の(a)、図12の(b)、図13の(a)、及び図
13の(b)の順番で回転移動して、像形成ユニット1
07Y’、107M’、107C’、107BK’が像
形成位置110’に順次配置される。図12及び図13
に示すように、ブラックの像形成ユニット107BK’
のクリーナ部117’内に溜まった廃トナー119は、
像形成ユニット群108’の矢印Zで示す回転移動に応
じて、重力の作用する方向にクリーナ部117’内を移
動する。ブラックの像形成工程時では、図13の(b)
に示すように、廃トナー119はクリーナ部117’の
ゴムブレード117’aを上から押しつけるような方向
でクリーナ部117’内に溜まっている。また、廃トナ
ー119は、クリーナ部117’とゴムブレード11
7’aとの間に設けられた感光体118’上のトナーを
回収する隙間117’bも塞いでしまっている。このた
め、感光体118’上のトナーが、隙間117’bから
クリーナ部117’内に回収されず、感光体118’の
クリーニング不良が生じる。さらに、感光体118’
は、ゴムブレード117’aにより押圧されることによ
り、傷が生じる。このように、従来の構造では、数千枚
のカラープリントを行った後では、クリーナ部内に溜ま
った廃トナーにより、クリーナ部が正しく機能しなかっ
た。そのことにより、感光体のクリーニング不良を生
じ、さらに感光体に傷が生じた。
【0011】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、感光体に傷を付けること
なく、フルカラー像を形成することができる像合成転写
部、及びカラー電子写真装置を提供することを目的とす
る。
るためになされたものであり、感光体に傷を付けること
なく、フルカラー像を形成することができる像合成転写
部、及びカラー電子写真装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー電子写真
装置または像合成転写部は、感光体からトナー像を転写
する場合以外では、感光体が像合成転写部に接触しない
ように像合成転写部の外周部分の一部に凹部を設け、ま
たは感光体が像合成転写部に接触しないように感光体を
配置し、また感光体からトナー像を転写する場合では、
廃トナーがクリーナ部内で感光体の方に溜まらないよう
にした。このように構成することにより、感光体に傷を
付けることなく、フルカラー像を形成することができ
る。
装置または像合成転写部は、感光体からトナー像を転写
する場合以外では、感光体が像合成転写部に接触しない
ように像合成転写部の外周部分の一部に凹部を設け、ま
たは感光体が像合成転写部に接触しないように感光体を
配置し、また感光体からトナー像を転写する場合では、
廃トナーがクリーナ部内で感光体の方に溜まらないよう
にした。このように構成することにより、感光体に傷を
付けることなく、フルカラー像を形成することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の像合成転写部は、1組の
現像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えたイエロ、シ
アン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形成ユニッ
ト、前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し
回転移動可能な像形成ユニット群、前記像形成ユニット
の各感光体上に形成された各色のトナー像を単一の像形
成位置にて受容しフルカラー像を形成する略円柱状の像
合成転写部、を具備したカラー電子写真装置に用いる前
記像合成転写部であって、前記像合成転写部の外周部分
の一部に回転軸方向と平行に延設された凹部を形成して
いる。上記のように構成したことにより、感光体が像合
成転写部に衝突せず、感光体での傷の発生を防止するこ
とができる。
現像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えたイエロ、シ
アン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形成ユニッ
ト、前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し
回転移動可能な像形成ユニット群、前記像形成ユニット
の各感光体上に形成された各色のトナー像を単一の像形
成位置にて受容しフルカラー像を形成する略円柱状の像
合成転写部、を具備したカラー電子写真装置に用いる前
記像合成転写部であって、前記像合成転写部の外周部分
の一部に回転軸方向と平行に延設された凹部を形成して
いる。上記のように構成したことにより、感光体が像合
成転写部に衝突せず、感光体での傷の発生を防止するこ
とができる。
【0014】本発明のカラー電子写真装置は、1組の現
像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えたイエロ、シア
ン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形成ユニット、
前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し回転
移動可能な像形成ユニット群、前記像形成ユニットの各
感光体上に形成された各色のトナー像を単一の像形成位
置にて受容しフルカラー像を形成する略円柱状の像合成
転写部、を備えたカラー電子写真装置であって、前記像
合成転写部が、像形成速度と前記像形成速度より遅い第
2の回転速度のいずれかの回転速度で回転し、前記第2
の回転速度で前記像合成転写部が回転するときには、前
記像形成ユニットが前記像合成転写部に接触しない位置
に配置している。上記のように構成したことにより、像
合成転写部が第2の回転速度で回転するときに、像形成
ユニットと像合成転写部との接触を防いで、感光体の表
面に傷が発生するのを防止することができる。
像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えたイエロ、シア
ン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形成ユニット、
前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し回転
移動可能な像形成ユニット群、前記像形成ユニットの各
感光体上に形成された各色のトナー像を単一の像形成位
置にて受容しフルカラー像を形成する略円柱状の像合成
転写部、を備えたカラー電子写真装置であって、前記像
合成転写部が、像形成速度と前記像形成速度より遅い第
2の回転速度のいずれかの回転速度で回転し、前記第2
の回転速度で前記像合成転写部が回転するときには、前
記像形成ユニットが前記像合成転写部に接触しない位置
に配置している。上記のように構成したことにより、像
合成転写部が第2の回転速度で回転するときに、像形成
ユニットと像合成転写部との接触を防いで、感光体の表
面に傷が発生するのを防止することができる。
【0015】さらに、他の発明のカラー電子写真装置
は、1組の現像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えた
イエロ、シアン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形
成ユニット、前記4色の像形成ユニットを略円環状に並
べ配置し回転移動可能な像形成ユニット群、前記像形成
ユニットの各感光体上に形成された各色のトナー像を単
一の像形成位置にて受容しフルカラー像を形成する略円
柱状の像合成転写部、を備えたカラー電子写真装置であ
って、前記感光体から回収した廃トナーを溜めるクリー
ナ部が、前記像形成位置では前記感光体の上側になるよ
うに前記各像形成ユニットに設けられ、前記像形成ユニ
ット群が、次に前記像形成位置に配置される前記像形成
ユニットのクリーナ部が重力の作用方向に実質的に等し
い方向に移動するよう回転する。上記のように構成した
ことにより、像形成位置に配置された像形成ユニットに
おいて、クリーナ部内に溜められた廃トナーは、感光体
の方には溜められない。このため、廃トナーによるクリ
ーニング不良、及び感光体の傷の発生を防止することが
できる。
は、1組の現像器と帯電器と感光体とをそれぞれ備えた
イエロ、シアン、マゼンタ、及びブラックの4色の像形
成ユニット、前記4色の像形成ユニットを略円環状に並
べ配置し回転移動可能な像形成ユニット群、前記像形成
ユニットの各感光体上に形成された各色のトナー像を単
一の像形成位置にて受容しフルカラー像を形成する略円
柱状の像合成転写部、を備えたカラー電子写真装置であ
って、前記感光体から回収した廃トナーを溜めるクリー
ナ部が、前記像形成位置では前記感光体の上側になるよ
うに前記各像形成ユニットに設けられ、前記像形成ユニ
ット群が、次に前記像形成位置に配置される前記像形成
ユニットのクリーナ部が重力の作用方向に実質的に等し
い方向に移動するよう回転する。上記のように構成した
ことにより、像形成位置に配置された像形成ユニットに
おいて、クリーナ部内に溜められた廃トナーは、感光体
の方には溜められない。このため、廃トナーによるクリ
ーニング不良、及び感光体の傷の発生を防止することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明のカラー電子写真装置、及びそ
れに用いる像合成転写部の好ましい実施例について図面
を参照して説明する。尚、下記の説明では、各色用の同
じ機能を有する部分には同じ符号を付し、各色の構成の
区別をつける必要がある場合はその符号に各色を示す文
字Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、BK
(ブラック)を付す。図1は、本発明の一実施例である
カラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見た概略構
成図である。図1において、図面の右側がカラー電子写
真装置の前面であり、図面の上側が当該装置の上部であ
る。図1に示したカラー電子写真装置は、像合成転写部
に転写ドラム14を用いた転写ドラム方式のものであ
り、ブラック、イエロ、マゼンタ、シアンの各トナー像
を順次転写ドラム14上に巻き付けられた用紙21に直
接転写し、フルカラー像を合成するよう構成されている
(詳細は後述)。図1に示すように、カラー電子写真装
置の外装筐1内の左側の略中央には、円柱形状の像形成
ユニット群3が設けられており、この像形成ユニット群
3はイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の像
形成ユニット2Y、2M、2C、2BKを有している。
これらの像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKは、
円柱形状の像形成ユニット群3の回転軸を含む面で切断
した4組の略扇型の断面形状を有している。各像形成ユ
ニット2Y、2M、2C、2BKは、前記円柱形状の中
心軸から放射状に配置された細い断面の空隙部により互
いに区分けされている。各像形成ユニット2Y、2M、
2C、2BKがカラー電子写真装置内に所定の位置に装
着されることにより、各像形成ユニット2Y、2M、2
C、2BKは、カラー電子写真装置の駆動系統び電気系
統と相互カップリング部材(図示せず)を介して結合
し、機械的及び電気的に一体化する。
れに用いる像合成転写部の好ましい実施例について図面
を参照して説明する。尚、下記の説明では、各色用の同
じ機能を有する部分には同じ符号を付し、各色の構成の
区別をつける必要がある場合はその符号に各色を示す文
字Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、BK
(ブラック)を付す。図1は、本発明の一実施例である
カラー電子写真装置の全体構成を側面断面で見た概略構
成図である。図1において、図面の右側がカラー電子写
真装置の前面であり、図面の上側が当該装置の上部であ
る。図1に示したカラー電子写真装置は、像合成転写部
に転写ドラム14を用いた転写ドラム方式のものであ
り、ブラック、イエロ、マゼンタ、シアンの各トナー像
を順次転写ドラム14上に巻き付けられた用紙21に直
接転写し、フルカラー像を合成するよう構成されている
(詳細は後述)。図1に示すように、カラー電子写真装
置の外装筐1内の左側の略中央には、円柱形状の像形成
ユニット群3が設けられており、この像形成ユニット群
3はイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の像
形成ユニット2Y、2M、2C、2BKを有している。
これらの像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKは、
円柱形状の像形成ユニット群3の回転軸を含む面で切断
した4組の略扇型の断面形状を有している。各像形成ユ
ニット2Y、2M、2C、2BKは、前記円柱形状の中
心軸から放射状に配置された細い断面の空隙部により互
いに区分けされている。各像形成ユニット2Y、2M、
2C、2BKがカラー電子写真装置内に所定の位置に装
着されることにより、各像形成ユニット2Y、2M、2
C、2BKは、カラー電子写真装置の駆動系統び電気系
統と相互カップリング部材(図示せず)を介して結合
し、機械的及び電気的に一体化する。
【0017】像形成ユニット群3において略円環状に配
置されている像形成ユニット2Y、2M、2C、2BK
は、支持体(図示せず)により保持されており、像形成
ユニット群3は図示しない移動モータより駆動されて、
回転移動可能に構成されている。像形成ユニット群3
は、外装筺1に固定されて回転しない円筒状の軸7の周
りを、図の矢印Xで示した時計方向に回転するように構
成されている。各像形成ユニット2Y、2M、2C、2
BKが図1の時計方向(矢印X方向)に回転移動して、
各像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKの有機感光
体4は転写ドラム14と対向する像形成位置13に順次
配置される。有機感光体4が像形成位置13に配置され
ると、この有機感光体4はレーザ露光装置8からのレー
ザ信号光9により照射される露光位置にある。尚、4つ
の像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKにおいて、
ブラックの像形成ユニット2BKの現像器5BKは、他
の色の現像器5Y、5M、5Cと互いに異なる中心軸回
りの占有角度を有している。
置されている像形成ユニット2Y、2M、2C、2BK
は、支持体(図示せず)により保持されており、像形成
ユニット群3は図示しない移動モータより駆動されて、
回転移動可能に構成されている。像形成ユニット群3
は、外装筺1に固定されて回転しない円筒状の軸7の周
りを、図の矢印Xで示した時計方向に回転するように構
成されている。各像形成ユニット2Y、2M、2C、2
BKが図1の時計方向(矢印X方向)に回転移動して、
各像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKの有機感光
体4は転写ドラム14と対向する像形成位置13に順次
配置される。有機感光体4が像形成位置13に配置され
ると、この有機感光体4はレーザ露光装置8からのレー
ザ信号光9により照射される露光位置にある。尚、4つ
の像形成ユニット2Y、2M、2C、2BKにおいて、
ブラックの像形成ユニット2BKの現像器5BKは、他
の色の現像器5Y、5M、5Cと互いに異なる中心軸回
りの占有角度を有している。
【0018】外装筺1内の上側に配設されたレーザ露光
装置8は、画像情報の時系列電気画素信号に対応したレ
ーザ信号光9を出射する。図1に示したカラー電子写真
装置の場合、出射されたレーザ信号光9は、マゼンタの
像形成ユニット2Mの現像器5Mとイエロの像形成ユニ
ット2Yのクリーナ部6との間に形成された光路窓口1
0を通って、軸7の一部に形成された窓を通して軸7内
に固定されたミラー11に入射する。ミラー11に反射
されたレーザ信号光9は、像形成位置13にあるイエロ
の像形成ユニット2Yの露光窓12から当該像形成ユニ
ット2Y内に進入する。そして、レーザ信号光9は、像
形成ユニット2Y内に配設されている現像器5Yとクリ
ーナ部6との間の通路を通り、有機感光体4の側面(図
1における左側上方側面)の露光部を照射する。有機感
光体4の露光部を照射したレーザ信号光9は、有機感光
体4の母線方向に走査され、有機感光体4上の静電潜像
を形成する。そして、有機感光体4上に形成されたイエ
ロのトナー像は、像形成位置13において転写ドラム1
4上の用紙21に転写される。
装置8は、画像情報の時系列電気画素信号に対応したレ
ーザ信号光9を出射する。図1に示したカラー電子写真
装置の場合、出射されたレーザ信号光9は、マゼンタの
像形成ユニット2Mの現像器5Mとイエロの像形成ユニ
ット2Yのクリーナ部6との間に形成された光路窓口1
0を通って、軸7の一部に形成された窓を通して軸7内
に固定されたミラー11に入射する。ミラー11に反射
されたレーザ信号光9は、像形成位置13にあるイエロ
の像形成ユニット2Yの露光窓12から当該像形成ユニ
ット2Y内に進入する。そして、レーザ信号光9は、像
形成ユニット2Y内に配設されている現像器5Yとクリ
ーナ部6との間の通路を通り、有機感光体4の側面(図
1における左側上方側面)の露光部を照射する。有機感
光体4の露光部を照射したレーザ信号光9は、有機感光
体4の母線方向に走査され、有機感光体4上の静電潜像
を形成する。そして、有機感光体4上に形成されたイエ
ロのトナー像は、像形成位置13において転写ドラム1
4上の用紙21に転写される。
【0019】このように、本実施例のカラー電子写真装
置は、単一の像形成位置13においてのみ各像形成ユニ
ット2Y、2M、2C、2BKが作像動作及び転写動作
を行う。すなわち、各像形成ユニット2Y、2M、2
C、2BKの有機感光体4は、単一露光位置においてレ
ーザ信号光9により露光され、単一転写位置においてト
ナー像が略円柱状の転写ドラム14の表面に設けられた
表面弾性層15に巻き付けられた用紙21に直接転写さ
れる。また、本実施例のカラー電子写真装置での光路窓
口10からミラー11までの光路は、マゼンタの像形成
ユニット2Mとイエロの像形成ユニット2Yとの間の壁
面の隙間を利用しているため、像形成ユニット群3には
無駄となる空間がほとんど無い。また、光路中に設けら
れているミラー11は像形成ユニット群3の中央部に設
けられているため、固定された単一のミラーで構成する
ことができ、本実施例のカラー電子写真装置はシンプル
でかつ位置合わせ等が容易な構成である。
置は、単一の像形成位置13においてのみ各像形成ユニ
ット2Y、2M、2C、2BKが作像動作及び転写動作
を行う。すなわち、各像形成ユニット2Y、2M、2
C、2BKの有機感光体4は、単一露光位置においてレ
ーザ信号光9により露光され、単一転写位置においてト
ナー像が略円柱状の転写ドラム14の表面に設けられた
表面弾性層15に巻き付けられた用紙21に直接転写さ
れる。また、本実施例のカラー電子写真装置での光路窓
口10からミラー11までの光路は、マゼンタの像形成
ユニット2Mとイエロの像形成ユニット2Yとの間の壁
面の隙間を利用しているため、像形成ユニット群3には
無駄となる空間がほとんど無い。また、光路中に設けら
れているミラー11は像形成ユニット群3の中央部に設
けられているため、固定された単一のミラーで構成する
ことができ、本実施例のカラー電子写真装置はシンプル
でかつ位置合わせ等が容易な構成である。
【0020】図1に示すように、転写ドラム14の周り
には、給紙カセット22からの用紙21を転写ドラム1
4に巻き付ける紙吸着ローラ17、フルカラー像が形成
された用紙21を転写ドラム14から分離する紙分離帯
電器18、及び転写ドラム14の表面を清掃するクリー
ナ19が設けられている。また、カラー電子写真装置内
の右側上部には、定着器20が設けられている。用紙2
1に形成されたフルカラー像は、定着機20により定着
される。
には、給紙カセット22からの用紙21を転写ドラム1
4に巻き付ける紙吸着ローラ17、フルカラー像が形成
された用紙21を転写ドラム14から分離する紙分離帯
電器18、及び転写ドラム14の表面を清掃するクリー
ナ19が設けられている。また、カラー電子写真装置内
の右側上部には、定着器20が設けられている。用紙2
1に形成されたフルカラー像は、定着機20により定着
される。
【0021】ここで、像形成ユニット2BK、2Y、2
C、2Mについて、図2の(a)及び図2の(b)を参
照して詳細に説明する。尚、各像形成ユニット2Y、2
M、2C、2BKの構成及び動作は実質的に同一である
ので、説明を簡略化するため、ブラックの像形成ユニッ
ト2BKを用いてその構成及び動作を説明し、他の色の
像形成ユニット2Y、2M、2Cについては省略する。
図2の(a)は、ブラックの像形成ユニットの構成を側
面断面で見た拡大構成図である。尚、図2の(a)で
は、現像器5BKは像形成位置13にある状態の配置を
示しており、図面の下側が重力の作用方向である。図2
の(a)において、有機感光体4はフタロシアニンを感
光材料に用い、ポリカーボネート系バインダ樹脂を主体
に構成した。有機感光体4の近傍にはこの有機感光体4
をマイナスに帯電するためのコロナ帯電器23が配設さ
れている。有機感光体4の帯電電位を一定に制御するた
めにグリッド24がコロナ帯電器23の有機感光体4と
対向する位置に配設されている。
C、2Mについて、図2の(a)及び図2の(b)を参
照して詳細に説明する。尚、各像形成ユニット2Y、2
M、2C、2BKの構成及び動作は実質的に同一である
ので、説明を簡略化するため、ブラックの像形成ユニッ
ト2BKを用いてその構成及び動作を説明し、他の色の
像形成ユニット2Y、2M、2Cについては省略する。
図2の(a)は、ブラックの像形成ユニットの構成を側
面断面で見た拡大構成図である。尚、図2の(a)で
は、現像器5BKは像形成位置13にある状態の配置を
示しており、図面の下側が重力の作用方向である。図2
の(a)において、有機感光体4はフタロシアニンを感
光材料に用い、ポリカーボネート系バインダ樹脂を主体
に構成した。有機感光体4の近傍にはこの有機感光体4
をマイナスに帯電するためのコロナ帯電器23が配設さ
れている。有機感光体4の帯電電位を一定に制御するた
めにグリッド24がコロナ帯電器23の有機感光体4と
対向する位置に配設されている。
【0022】図2の(a)において、レーザ信号光9
は、レーザ露光装置8(図1)から出射され、ブラック
の像形成ユニット2BKの開口部である露光窓12から
当該像形成ユニット2BK内に進入する。像形成ユニッ
ト2BKにはブラックの現像器5BKを有しており、こ
のブラックの現像器5BKは、トナーホッパ25BK、
現像ローラ26、磁石27、ドクターブレード28等を
具備している。ブラックのトナーホッパ25BK内に
は、ポリエステル樹脂にブラックの顔料を分散したマイ
ナス帯電性のブラックのトナー29BKと、表面をシリ
コン樹脂でコートした粒径50μmのフェライトキャリ
ヤとの混合体である2成分現像剤30BKが収納されて
いる。2成分現像剤30BKは現像ローラ26の表面に
担持され、有機感光体4を現像する。
は、レーザ露光装置8(図1)から出射され、ブラック
の像形成ユニット2BKの開口部である露光窓12から
当該像形成ユニット2BK内に進入する。像形成ユニッ
ト2BKにはブラックの現像器5BKを有しており、こ
のブラックの現像器5BKは、トナーホッパ25BK、
現像ローラ26、磁石27、ドクターブレード28等を
具備している。ブラックのトナーホッパ25BK内に
は、ポリエステル樹脂にブラックの顔料を分散したマイ
ナス帯電性のブラックのトナー29BKと、表面をシリ
コン樹脂でコートした粒径50μmのフェライトキャリ
ヤとの混合体である2成分現像剤30BKが収納されて
いる。2成分現像剤30BKは現像ローラ26の表面に
担持され、有機感光体4を現像する。
【0023】有機感光体4上のトナー像が用紙21(図
1)に転写された後、有機感光体4の表面に残ったトナ
ーはクリーナ部6により清掃される。このクリーナ部6
は、ゴム製のクリーニングブレード31と廃トナー33
を溜めおく廃トナー溜32を有している。円筒状の有機
感光体4の直径は30mmであり、その周速は100mm
/秒で矢印P方向に回転している。また、有機感光体4
の外周面と接するように配設された円筒状の現像ローラ
26は、直径16mmであり、その周速は140mm/秒
で矢印R方向に回転している。図2の(a)において、
有機感光体4の最外周部の移動軌跡を点線34で示す。
この移動軌跡は、像形成ユニット群3(図1)が回転移
動する際の最大外周円に等しいものである。この点線3
4とクリーナ部6の最外周部とは、例えば5mmのギャ
ップGが設けられている。
1)に転写された後、有機感光体4の表面に残ったトナ
ーはクリーナ部6により清掃される。このクリーナ部6
は、ゴム製のクリーニングブレード31と廃トナー33
を溜めおく廃トナー溜32を有している。円筒状の有機
感光体4の直径は30mmであり、その周速は100mm
/秒で矢印P方向に回転している。また、有機感光体4
の外周面と接するように配設された円筒状の現像ローラ
26は、直径16mmであり、その周速は140mm/秒
で矢印R方向に回転している。図2の(a)において、
有機感光体4の最外周部の移動軌跡を点線34で示す。
この移動軌跡は、像形成ユニット群3(図1)が回転移
動する際の最大外周円に等しいものである。この点線3
4とクリーナ部6の最外周部とは、例えば5mmのギャ
ップGが設けられている。
【0024】図2の(b)は、イエロの像形成ユニット
の構成を側面断面で見た拡大構成図である。尚、図2の
(b)では、現像器5Yは像形成位置13にある状態の
配置を示しており、図面の下側が重力の作用方向であ
る。マゼンタ及びシアンの像形成ユニット2M及び2C
は、図2の(b)に示したイエロの像形成ユニット2Y
と実質的に同一である。図2の(b)において、イエロ
の現像器5Yの大きさは、図2の(a)に示したブラッ
クの現像器5BKと異なっているが、他の構成はブラッ
クの像形成ユニット2BKと実質的に同じである。図2
の(a)に示したように、ブラックの像形成ユニット2
BKは、大きな略扇型の形状を有しており、略扇型の中
心角度である広がり角度Sは120゜である。この広が
り角度120°の内訳は、クリーナ部6の中心角度が約
30゜であり、ブラックの現像器5BKの中心角度が約
90゜である。
の構成を側面断面で見た拡大構成図である。尚、図2の
(b)では、現像器5Yは像形成位置13にある状態の
配置を示しており、図面の下側が重力の作用方向であ
る。マゼンタ及びシアンの像形成ユニット2M及び2C
は、図2の(b)に示したイエロの像形成ユニット2Y
と実質的に同一である。図2の(b)において、イエロ
の現像器5Yの大きさは、図2の(a)に示したブラッ
クの現像器5BKと異なっているが、他の構成はブラッ
クの像形成ユニット2BKと実質的に同じである。図2
の(a)に示したように、ブラックの像形成ユニット2
BKは、大きな略扇型の形状を有しており、略扇型の中
心角度である広がり角度Sは120゜である。この広が
り角度120°の内訳は、クリーナ部6の中心角度が約
30゜であり、ブラックの現像器5BKの中心角度が約
90゜である。
【0025】一方、図2の(b)に示すイエロの像形成
ユニット2Yの広がり角度S’は80゜であり、その内
訳はクリーナ部6の中心角度が約30゜であり、イエロ
の現像器5Yの中心角度が約50゜である。以上のよう
に、クリーナ部6の中心角度は同一であるが、ブラック
のトナーホッパ25BKの容量は他の3色のトナーホッ
パ25Y、25M、25Cの容量に比べて1.8倍とな
っている。一般にブラックのトナー消費量は他の3色に
比べて多いため、このようにブラックのトナーホッパ2
5BKを大きく構成することにより、本実施例のカラー
電子写真装置はブラックの像形成ユニット2BKの交換
頻度を大幅に低減することができる。
ユニット2Yの広がり角度S’は80゜であり、その内
訳はクリーナ部6の中心角度が約30゜であり、イエロ
の現像器5Yの中心角度が約50゜である。以上のよう
に、クリーナ部6の中心角度は同一であるが、ブラック
のトナーホッパ25BKの容量は他の3色のトナーホッ
パ25Y、25M、25Cの容量に比べて1.8倍とな
っている。一般にブラックのトナー消費量は他の3色に
比べて多いため、このようにブラックのトナーホッパ2
5BKを大きく構成することにより、本実施例のカラー
電子写真装置はブラックの像形成ユニット2BKの交換
頻度を大幅に低減することができる。
【0026】次に、図3を参照して転写ドラム14につ
いて具体的に説明する。図3の(a)は本実施例の転写
ドラムの構成を示す斜視図であり、図3の(b)は図3
の(a)の円Bで囲んだ部分の構成を示す拡大構成図で
ある。図3の(a)及び図3の(b)において、転写ド
ラム14は、転写バイアス電圧を印加する直径150m
mのアルミニウム製のドラム基体14a上に厚さ5mm
の導電性発泡弾性層15aを形成し、さらに最表面に厚
さ100μmのポリフッ化ビニリデンフィルム15bを
被覆した構成である。尚、表面弾性層15は、導電性発
泡弾性層15aとポリフッ化ビニリデンフィルム15b
とで構成される。この転写ドラム14には、その外周表
面部分にある表面弾性層15に回転軸方向と平行に延設
された凹部16が形成されている。凹部16の回転軸方
向での長さは、有機感光体4の回転軸方向での長さよ
り、少なくとも長くなるように構成されている。また、
凹部16は、表面弾性層15の外周表面から所定の深
さ、例えば4mmの深さを有する。さらに、凹部16の
外周長(図のHにて図示、長さ150mm)は、有機感
光体4が転写ドラム14の外周部分と接触し始める位置
から像形成位置13に配置された有機感光体4の位置ま
での距離より、少なくとも長くなるように構成されてい
る(詳細は後述)。このため、像形成ユニット群3(図
1)が回転移動するときに、有機感光体4と転写ドラム
14とが衝突しないようにすることができる。そのこと
により、有機感光体4での傷の発生を防止することがで
きる。
いて具体的に説明する。図3の(a)は本実施例の転写
ドラムの構成を示す斜視図であり、図3の(b)は図3
の(a)の円Bで囲んだ部分の構成を示す拡大構成図で
ある。図3の(a)及び図3の(b)において、転写ド
ラム14は、転写バイアス電圧を印加する直径150m
mのアルミニウム製のドラム基体14a上に厚さ5mm
の導電性発泡弾性層15aを形成し、さらに最表面に厚
さ100μmのポリフッ化ビニリデンフィルム15bを
被覆した構成である。尚、表面弾性層15は、導電性発
泡弾性層15aとポリフッ化ビニリデンフィルム15b
とで構成される。この転写ドラム14には、その外周表
面部分にある表面弾性層15に回転軸方向と平行に延設
された凹部16が形成されている。凹部16の回転軸方
向での長さは、有機感光体4の回転軸方向での長さよ
り、少なくとも長くなるように構成されている。また、
凹部16は、表面弾性層15の外周表面から所定の深
さ、例えば4mmの深さを有する。さらに、凹部16の
外周長(図のHにて図示、長さ150mm)は、有機感
光体4が転写ドラム14の外周部分と接触し始める位置
から像形成位置13に配置された有機感光体4の位置ま
での距離より、少なくとも長くなるように構成されてい
る(詳細は後述)。このため、像形成ユニット群3(図
1)が回転移動するときに、有機感光体4と転写ドラム
14とが衝突しないようにすることができる。そのこと
により、有機感光体4での傷の発生を防止することがで
きる。
【0027】次に、上記実施例のカラー電子写真装置を
用いたフルカラー像形成工程を説明する。図1に示した
カラー電子写真装置は、イエロの像形成ユニット2Yが
像形成位置13にある初期状態を示している。本実施例
のカラー電子写真装置において、最初にイエロの像形成
工程が実行される。イエロの像形成ユニット2Yにおけ
る像形成工程動作を図2の(b)を用いて説明する。図
2の(b)において、コロナ帯電器23がグリッド24
に−450Vの電圧を印加して、有機感光体4を−45
0Vに帯電させる。この有機感光体4にはレーザ信号光
9が照射され、静電潜像が形成される。このときの有機
感光体4の露光電位は−50Vである。
用いたフルカラー像形成工程を説明する。図1に示した
カラー電子写真装置は、イエロの像形成ユニット2Yが
像形成位置13にある初期状態を示している。本実施例
のカラー電子写真装置において、最初にイエロの像形成
工程が実行される。イエロの像形成ユニット2Yにおけ
る像形成工程動作を図2の(b)を用いて説明する。図
2の(b)において、コロナ帯電器23がグリッド24
に−450Vの電圧を印加して、有機感光体4を−45
0Vに帯電させる。この有機感光体4にはレーザ信号光
9が照射され、静電潜像が形成される。このときの有機
感光体4の露光電位は−50Vである。
【0028】次に、有機感光体4は、イエロの2成分現
像剤29Yを担持した現像ローラ26により現像され
る。この現像動作において、有機感光体4の未帯電域が
通過する時には、現像ローラ26には高圧電源により、
+100Vの直流電圧が印加される。また、−450V
に帯電し静電潜像が書き込まれた有機感光体4の表面が
通過する時には、現像ローラ26には高圧電源により、
−250Vの直流電圧が印加される。このようにして、
有機感光体4の表面上には画像部にのみネガポジ反転し
たイエロのトナー像が形成される。尚、このイエロのト
ナー像が形成されるときは、図1に示す像形成ユニット
群3において、イエロの像形成ユニット2Yは像形成位
置13にあり、その有機感光体4は転写ドラム14に巻
き付けられた用紙21に接触している。
像剤29Yを担持した現像ローラ26により現像され
る。この現像動作において、有機感光体4の未帯電域が
通過する時には、現像ローラ26には高圧電源により、
+100Vの直流電圧が印加される。また、−450V
に帯電し静電潜像が書き込まれた有機感光体4の表面が
通過する時には、現像ローラ26には高圧電源により、
−250Vの直流電圧が印加される。このようにして、
有機感光体4の表面上には画像部にのみネガポジ反転し
たイエロのトナー像が形成される。尚、このイエロのト
ナー像が形成されるときは、図1に示す像形成ユニット
群3において、イエロの像形成ユニット2Yは像形成位
置13にあり、その有機感光体4は転写ドラム14に巻
き付けられた用紙21に接触している。
【0029】次に、像形成ユニット群3の全体は、移動
モータ(図示せず)により駆動されて図1の矢印X方向
に80゜回動し、マゼンタの像形成ユニット2Mが像形
成位置13に停止する。ここで、転写ドラム14に設け
られた凹部16の機能について、イエロの像形成工程の
終了時からマゼンタの像形成ユニット2Mが像形成位置
13に停止するまでの間における、有機感光体4と凹部
16との位置関係を示した図4を参照して説明する。図
4の(a)において、マゼンタの像形成ユニット2M
(図1)の有機感光体4は、イエロの像形成工程の終了
時には、図4の(a)に示すP1の位置にある。その
後、マゼンタの像形成ユニット2Mが回転移動し、有機
感光体4の表面が図4の(a)に示すP2の位置におい
て、転写ドラム14の外周部分であって凹部16の一方
の縁部であるD1と接触し始める。しかしながら、有機
感光体4及び転写ドラム14は、図の矢印N及びMの方
向に回転移動しているので、有機感光体4は凹部16と
対向して転写ドラム14に当接しない。従って、有機感
光体4を損傷しない。さらに、像形成ユニット2Mが回
転移動して像形成位置13に到達した場合では、有機感
光体4は、図4の(b)に示すP3の位置にある。この
P3の位置では、マゼンタの像形成が開始されるために
有機感光体4と転写ドラム14とは接触する必要があ
る。そのため、有機感光体4が像形成位置13に位置し
た時点で、凹部16の他方の縁部D2が有機感光体4に
接触する。
モータ(図示せず)により駆動されて図1の矢印X方向
に80゜回動し、マゼンタの像形成ユニット2Mが像形
成位置13に停止する。ここで、転写ドラム14に設け
られた凹部16の機能について、イエロの像形成工程の
終了時からマゼンタの像形成ユニット2Mが像形成位置
13に停止するまでの間における、有機感光体4と凹部
16との位置関係を示した図4を参照して説明する。図
4の(a)において、マゼンタの像形成ユニット2M
(図1)の有機感光体4は、イエロの像形成工程の終了
時には、図4の(a)に示すP1の位置にある。その
後、マゼンタの像形成ユニット2Mが回転移動し、有機
感光体4の表面が図4の(a)に示すP2の位置におい
て、転写ドラム14の外周部分であって凹部16の一方
の縁部であるD1と接触し始める。しかしながら、有機
感光体4及び転写ドラム14は、図の矢印N及びMの方
向に回転移動しているので、有機感光体4は凹部16と
対向して転写ドラム14に当接しない。従って、有機感
光体4を損傷しない。さらに、像形成ユニット2Mが回
転移動して像形成位置13に到達した場合では、有機感
光体4は、図4の(b)に示すP3の位置にある。この
P3の位置では、マゼンタの像形成が開始されるために
有機感光体4と転写ドラム14とは接触する必要があ
る。そのため、有機感光体4が像形成位置13に位置し
た時点で、凹部16の他方の縁部D2が有機感光体4に
接触する。
【0030】このように、本実施例のカラー電子写真装
置では、転写ドラム14の一部に凹部16が形成されて
おり、前記凹部16の外周長は、有機感光体4が転写ド
ラム14の外周部分と接触し始める位置から像形成位置
13に配置された有機感光体4の位置までの距離より、
少なくとも長くなるように構成されている。このため、
像形成ユニット群3が回転移動するときには、凹部16
が像形成位置13に対向する。そのことにより、像形成
ユニット群3が回転移動するときに、有機感光体4と転
写ドラム14とが衝突しないようにすることができる。
その結果、有機感光体4での傷の発生を防止することが
できる。
置では、転写ドラム14の一部に凹部16が形成されて
おり、前記凹部16の外周長は、有機感光体4が転写ド
ラム14の外周部分と接触し始める位置から像形成位置
13に配置された有機感光体4の位置までの距離より、
少なくとも長くなるように構成されている。このため、
像形成ユニット群3が回転移動するときには、凹部16
が像形成位置13に対向する。そのことにより、像形成
ユニット群3が回転移動するときに、有機感光体4と転
写ドラム14とが衝突しないようにすることができる。
その結果、有機感光体4での傷の発生を防止することが
できる。
【0031】さらに、マゼンタの像形成ユニット2Mが
像形成位置13に位置し、マゼンタの像形成工程を開始
すると、マゼンタの有機感光体4は静止状態から回転動
作を始める。このとき、有機感光体4の回転速度が、静
止状態から転写ドラム14の回転速度に等しい一定の回
転速度に達するまでに、例えば0.3秒の時間を要す
る。そのため、その時間の間に有機感光体4と転写ドラ
ム14とが接触していると、一定の速度で回転する転写
ドラム14の表面と、次第に速度が大きくなる有機感光
体4の表面とで周速差が生じ、それらの表面が互いにこ
すれ合う結果となる。そのため、本実施例のカラー電子
写真装置では、凹部16の外周長をさらに規定してい
る。ここで、この凹部16の機能について、有機感光体
4が一定の回転速度に達するまでの有機感光体4と凹部
16との位置関係を示した図5を参照して説明する。図
5の(a)において、マゼンタの有機感光体4は、像形
成位置13に到達直後は静止しており、その外周表面上
の一点を図5の(a)のS1で示す。この図5の(a)
に示す時点では、有機感光体4は凹部16と対向して転
写ドラム14と接触していない。それ故、有機感光体4
には上記周速差による傷が発生しない。その後、マゼン
タの有機感光体4の回転が開始され一定の回転速度に到
達した場合、前記外周表面上の一点S1は、図5の
(b)に示すように、有機感光体4の回転速度に応じ
て、移動している。この図5の(b)の状態では、有機
感光体4と転写ドラム14とに周速差がないため、この
時点で有機感光体4と転写ドラム14とは接触しても有
機感光体4に傷が生じない。
像形成位置13に位置し、マゼンタの像形成工程を開始
すると、マゼンタの有機感光体4は静止状態から回転動
作を始める。このとき、有機感光体4の回転速度が、静
止状態から転写ドラム14の回転速度に等しい一定の回
転速度に達するまでに、例えば0.3秒の時間を要す
る。そのため、その時間の間に有機感光体4と転写ドラ
ム14とが接触していると、一定の速度で回転する転写
ドラム14の表面と、次第に速度が大きくなる有機感光
体4の表面とで周速差が生じ、それらの表面が互いにこ
すれ合う結果となる。そのため、本実施例のカラー電子
写真装置では、凹部16の外周長をさらに規定してい
る。ここで、この凹部16の機能について、有機感光体
4が一定の回転速度に達するまでの有機感光体4と凹部
16との位置関係を示した図5を参照して説明する。図
5の(a)において、マゼンタの有機感光体4は、像形
成位置13に到達直後は静止しており、その外周表面上
の一点を図5の(a)のS1で示す。この図5の(a)
に示す時点では、有機感光体4は凹部16と対向して転
写ドラム14と接触していない。それ故、有機感光体4
には上記周速差による傷が発生しない。その後、マゼン
タの有機感光体4の回転が開始され一定の回転速度に到
達した場合、前記外周表面上の一点S1は、図5の
(b)に示すように、有機感光体4の回転速度に応じ
て、移動している。この図5の(b)の状態では、有機
感光体4と転写ドラム14とに周速差がないため、この
時点で有機感光体4と転写ドラム14とは接触しても有
機感光体4に傷が生じない。
【0032】本実施例のカラー電子写真装置では、凹部
16の外周長が、像形成位置13に配置された有機感光
体4が静止状態から一定の回転速度に到達するまでの時
間に、転写ドラム14が回転移動する距離より、少なく
とも長くなるよう構成されている。このため、有機感光
体4が一定の回転速度に到達するまでに、有機感光体4
は転写ドラム14と接触しない。そのことにより、有機
感光体4と転写ドラム14との周速差による有機感光体
4での傷の発生を防止することができる。このように、
凹部16の外周長を、有機感光体4が転写ドラム14の
外周部分と接触し始める位置から像形成位置13に配置
された有機感光体4の位置までの距離と、像形成位置1
3に配置された有機感光体4が静止状態から一定の回転
速度に到達するまでの時間に転写ドラム14が回転移動
する距離と、を足した長さにしている。このことによ
り、転写ドラム14との衝突による有機感光体4の傷の
発生、及び転写ドラム14との周速差による有機感光体
4の傷の発生を防止することができる。
16の外周長が、像形成位置13に配置された有機感光
体4が静止状態から一定の回転速度に到達するまでの時
間に、転写ドラム14が回転移動する距離より、少なく
とも長くなるよう構成されている。このため、有機感光
体4が一定の回転速度に到達するまでに、有機感光体4
は転写ドラム14と接触しない。そのことにより、有機
感光体4と転写ドラム14との周速差による有機感光体
4での傷の発生を防止することができる。このように、
凹部16の外周長を、有機感光体4が転写ドラム14の
外周部分と接触し始める位置から像形成位置13に配置
された有機感光体4の位置までの距離と、像形成位置1
3に配置された有機感光体4が静止状態から一定の回転
速度に到達するまでの時間に転写ドラム14が回転移動
する距離と、を足した長さにしている。このことによ
り、転写ドラム14との衝突による有機感光体4の傷の
発生、及び転写ドラム14との周速差による有機感光体
4の傷の発生を防止することができる。
【0033】続いて、上記のようにマゼンタの像形成ユ
ニット2Mが像形成位置13に到達し、その有機感光体
4の回転が一定の回転速度に到達すると、マゼンタの信
号でレーザ露光装置9(図1)が像形成ユニット2Mに
レーザ信号光9を照射し、マゼンタのトナー像の形成と
転写が行われる。尚、マゼンタのトナー像の形成までに
転写ドラム14は1回転し、先に転写されているイエロ
のトナー像にマゼンタのトナー像が用紙21上で位置的
に合致するように、マゼンタのレーザ信号光と書き込み
のタイミングが制御される。次に、像形成ユニット群3
が図1の矢印X方向に80゜回転して、シアンの像形成
ユニット2Cが像形成位置13に停止させる。前述のイ
エロ及びマゼンタの像形成工程と同様に、シアン用の像
形成ユニット2Cが作動し、シアンのトナー像が用紙2
1上に形成される。最後に、像形成ユニット群3が矢印
X方向に80゜回転して、ブラックの像形成ユニット2
BKを像形成位置13に停止させる。そして、前述の像
形成工程と同様に、ブラックのトナー像が用紙21上に
形成される。
ニット2Mが像形成位置13に到達し、その有機感光体
4の回転が一定の回転速度に到達すると、マゼンタの信
号でレーザ露光装置9(図1)が像形成ユニット2Mに
レーザ信号光9を照射し、マゼンタのトナー像の形成と
転写が行われる。尚、マゼンタのトナー像の形成までに
転写ドラム14は1回転し、先に転写されているイエロ
のトナー像にマゼンタのトナー像が用紙21上で位置的
に合致するように、マゼンタのレーザ信号光と書き込み
のタイミングが制御される。次に、像形成ユニット群3
が図1の矢印X方向に80゜回転して、シアンの像形成
ユニット2Cが像形成位置13に停止させる。前述のイ
エロ及びマゼンタの像形成工程と同様に、シアン用の像
形成ユニット2Cが作動し、シアンのトナー像が用紙2
1上に形成される。最後に、像形成ユニット群3が矢印
X方向に80゜回転して、ブラックの像形成ユニット2
BKを像形成位置13に停止させる。そして、前述の像
形成工程と同様に、ブラックのトナー像が用紙21上に
形成される。
【0034】このようにして、用紙21上には4色のト
ナー像が同一位置に重ね合わされ、フルカラー像が形成
される。用紙21に転写された4色のトナー像は定着機
20より定着され、その用紙21はカラー電子写真装置
の外部へ排出される。その後、像形成ユニット群3は矢
印X方向に120゜回動し、再び、イエロの像形成ユニ
ット2Yが像形成位置13に到達して、新たなフルカラ
ー像の像形成工程が開始可能な初期状態となる。
ナー像が同一位置に重ね合わされ、フルカラー像が形成
される。用紙21に転写された4色のトナー像は定着機
20より定着され、その用紙21はカラー電子写真装置
の外部へ排出される。その後、像形成ユニット群3は矢
印X方向に120゜回動し、再び、イエロの像形成ユニ
ット2Yが像形成位置13に到達して、新たなフルカラ
ー像の像形成工程が開始可能な初期状態となる。
【0035】尚、像合成転写部として中間転写ドラムを
用いたカラー電子写真装置にも、上記凹部16を設ける
ことにより、有機感光体4での傷の発生を防止すること
ができる。すなわち、図6に示すように、中間転写ドラ
ム35の外周表面部分に凹部16を設けることにより、
像形成ユニット群3(図1)が回転移動するときに、有
機感光体4と中間転写ドラム35とが衝突しないように
することができる。この中間転写ドラム35は、転写バ
イアス電圧を印加することにより、その表面に設けられ
た誘電体からなる高抵抗層35aに各色のトナー像を順
次転写し、一旦この高抵抗層35a上にフルカラー像を
形成した後、転写器36によりフルカラー像を用紙21
に一括転写するものである。
用いたカラー電子写真装置にも、上記凹部16を設ける
ことにより、有機感光体4での傷の発生を防止すること
ができる。すなわち、図6に示すように、中間転写ドラ
ム35の外周表面部分に凹部16を設けることにより、
像形成ユニット群3(図1)が回転移動するときに、有
機感光体4と中間転写ドラム35とが衝突しないように
することができる。この中間転写ドラム35は、転写バ
イアス電圧を印加することにより、その表面に設けられ
た誘電体からなる高抵抗層35aに各色のトナー像を順
次転写し、一旦この高抵抗層35a上にフルカラー像を
形成した後、転写器36によりフルカラー像を用紙21
に一括転写するものである。
【0036】次に、トナーとの融着性が良くない転写
材、例えばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)用
の透明フィルムシートに、フルカラー像を形成する場合
について、図7を参照して説明する。図7において、イ
エロからブラックまでの像形成工程では、有機感光体4
も転写ドラム14も通常の回転速度100mm/sで回
転して、透明フィルムシート40にフルカラー像を形成
した。最後のブラックのトナー像の転写が終了した直後
に、転写ドラム14と定着器20の回転速度を、通常の
1/4である第2の回転速度の25mm/sに変更し
た。このとき、有機感光体4を静止した状態で転写ドラ
ム14と接触させると、有機感光体4に著しい傷を生じ
る。このため、像形成ユニット群3を回転移動し、ブラ
ックの像形成ユニット2BKのクリーナ部6を転写ドラ
ム14に対向させた。このクリーナ部6は図2の(a)
を用いて説明したように、有機感光体4の表面よりギャ
ップGの5mmだけ後退している。このため、転写ドラ
ム14の表面は当該クリーナ部6と接触することがな
く、有機感光体4の表面に傷が付くのを防止できる。さ
らに、透明フィルムシート40上のトナー像が有機感光
体4と接触して乱れることも防止することができる。こ
のようにして、透明フィルムシート40上のトナーを完
全に融着し、そのフルカラー像の透過性を向上した。
材、例えばOHP(オーバーヘッドプロジェクター)用
の透明フィルムシートに、フルカラー像を形成する場合
について、図7を参照して説明する。図7において、イ
エロからブラックまでの像形成工程では、有機感光体4
も転写ドラム14も通常の回転速度100mm/sで回
転して、透明フィルムシート40にフルカラー像を形成
した。最後のブラックのトナー像の転写が終了した直後
に、転写ドラム14と定着器20の回転速度を、通常の
1/4である第2の回転速度の25mm/sに変更し
た。このとき、有機感光体4を静止した状態で転写ドラ
ム14と接触させると、有機感光体4に著しい傷を生じ
る。このため、像形成ユニット群3を回転移動し、ブラ
ックの像形成ユニット2BKのクリーナ部6を転写ドラ
ム14に対向させた。このクリーナ部6は図2の(a)
を用いて説明したように、有機感光体4の表面よりギャ
ップGの5mmだけ後退している。このため、転写ドラ
ム14の表面は当該クリーナ部6と接触することがな
く、有機感光体4の表面に傷が付くのを防止できる。さ
らに、透明フィルムシート40上のトナー像が有機感光
体4と接触して乱れることも防止することができる。こ
のようにして、透明フィルムシート40上のトナーを完
全に融着し、そのフルカラー像の透過性を向上した。
【0037】このように、本実施例のカラー電子写真装
置では、第2の回転速度で転写ドラム14が回転すると
きには、像形成ユニットが転写ドラム14と接触しない
位置に移動するため、有機感光体4の表面に傷が発生す
るのを防止することができる。
置では、第2の回転速度で転写ドラム14が回転すると
きには、像形成ユニットが転写ドラム14と接触しない
位置に移動するため、有機感光体4の表面に傷が発生す
るのを防止することができる。
【0038】本実施例のカラー電子写真装置では、像形
成ユニット群3が、次に像形成位置13に配置される像
形成ユニットのクリーナ部6が重力の作用方向に実質的
に等しい方向に移動するよう回転している。このような
像形成ユニット群3の回転によるクリーナ部6に溜めら
れた廃トナー33への作用効果について、以下に説明す
る。図8及び図9を参照して、例えばブラックの像形成
ユニット2BKのクリーナ6内に溜められた廃トナー3
3への作用効果について説明する。図8の(a)は、イ
エロの像形成工程時における、ブラックのクリーナ部に
溜まった廃トナーの状態を示す説明図である。図8の
(b)は、マゼンタの像形成工程時における、ブラック
のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図で
ある。図9の(a)は、シアンの像形成工程時におけ
る、ブラックのクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を
示す説明図である。図9の(b)は、ブラックの像形成
工程時における、ブラックのクリーナ部に溜まった廃ト
ナーの状態を示す説明図である。尚、図8及び図9にお
いて、図の簡略化のために、イエロ、マゼンタ、シアン
の3色の像形成ユニット2Y、2M、2Cは、それぞれ
点線で示す。また、像形成ユニット群3は、図8の
(a)、図8の(b)、図9の(a)、及び図9の
(b)の順番で回転移動して、像形成ユニット2Y、2
M、2C、2BKが像形成位置13に順次配置される。
図8及び図9に示すように、ブラックの像形成ユニット
2BKのクリーナ部6内に溜まった廃トナー33は、像
形成ユニット群3の矢印Xで示す回転移動に応じて、重
力の作用する方向にクリーナ部6内を移動する。図12
及び図13を用いて説明した従来の装置では、像合成ユ
ニット群の回転とともに廃トナーが移動して、像形成位
置では、図13の(b)を用いて説明したように、クリ
ーナ部のゴムブレードを上から押しつけるような方向で
廃トナーが溜まる。このため、クリーニング不良の発生
と有機感光体の傷つきの原因となっていた。一方、本実
施例のカラー電子写真装置では、廃トナー19は、図9
の(b)に示すように、像形成位置13では、ゴムブレ
ード31を上から押さえる位置には廃トナー33は溜ま
っていない。このため、廃トナー33によるクリーニン
グ不良、及び有機感光体4への傷が発生しない。
成ユニット群3が、次に像形成位置13に配置される像
形成ユニットのクリーナ部6が重力の作用方向に実質的
に等しい方向に移動するよう回転している。このような
像形成ユニット群3の回転によるクリーナ部6に溜めら
れた廃トナー33への作用効果について、以下に説明す
る。図8及び図9を参照して、例えばブラックの像形成
ユニット2BKのクリーナ6内に溜められた廃トナー3
3への作用効果について説明する。図8の(a)は、イ
エロの像形成工程時における、ブラックのクリーナ部に
溜まった廃トナーの状態を示す説明図である。図8の
(b)は、マゼンタの像形成工程時における、ブラック
のクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図で
ある。図9の(a)は、シアンの像形成工程時におけ
る、ブラックのクリーナ部に溜まった廃トナーの状態を
示す説明図である。図9の(b)は、ブラックの像形成
工程時における、ブラックのクリーナ部に溜まった廃ト
ナーの状態を示す説明図である。尚、図8及び図9にお
いて、図の簡略化のために、イエロ、マゼンタ、シアン
の3色の像形成ユニット2Y、2M、2Cは、それぞれ
点線で示す。また、像形成ユニット群3は、図8の
(a)、図8の(b)、図9の(a)、及び図9の
(b)の順番で回転移動して、像形成ユニット2Y、2
M、2C、2BKが像形成位置13に順次配置される。
図8及び図9に示すように、ブラックの像形成ユニット
2BKのクリーナ部6内に溜まった廃トナー33は、像
形成ユニット群3の矢印Xで示す回転移動に応じて、重
力の作用する方向にクリーナ部6内を移動する。図12
及び図13を用いて説明した従来の装置では、像合成ユ
ニット群の回転とともに廃トナーが移動して、像形成位
置では、図13の(b)を用いて説明したように、クリ
ーナ部のゴムブレードを上から押しつけるような方向で
廃トナーが溜まる。このため、クリーニング不良の発生
と有機感光体の傷つきの原因となっていた。一方、本実
施例のカラー電子写真装置では、廃トナー19は、図9
の(b)に示すように、像形成位置13では、ゴムブレ
ード31を上から押さえる位置には廃トナー33は溜ま
っていない。このため、廃トナー33によるクリーニン
グ不良、及び有機感光体4への傷が発生しない。
【0039】このように、本実施例のカラー電子写真装
置では、像形成ユニット群3が、次に像形成位置13に
配置される像形成ユニットのクリーナ部6が重力の作用
方向に実質的に等しい方向に移動するよう回転してい
る。このため、数千枚のカラープリントを行っても、ク
リーナ部6に溜まった廃トナー33により、有機感光体
4のクリーニング不良が発生することなく、さらにその
有機感光体4に生じる傷を防止することができる。
置では、像形成ユニット群3が、次に像形成位置13に
配置される像形成ユニットのクリーナ部6が重力の作用
方向に実質的に等しい方向に移動するよう回転してい
る。このため、数千枚のカラープリントを行っても、ク
リーナ部6に溜まった廃トナー33により、有機感光体
4のクリーニング不良が発生することなく、さらにその
有機感光体4に生じる傷を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の像合成転写部によれば、外周部
分の一部に回転軸方向と平行に延設された凹部を形成し
ている。このことにより、感光体が像合成転写部に衝突
せず、感光体での傷の発生を防止することができる。
分の一部に回転軸方向と平行に延設された凹部を形成し
ている。このことにより、感光体が像合成転写部に衝突
せず、感光体での傷の発生を防止することができる。
【0041】本発明のカラー電子写真装置によれば、像
合成転写部が、フルカラー像を形成した後でそのトナー
の転写材への融着を完全なものにするために、第2の回
転速度で回転する場合、前記像形成ユニットは前記像合
成転写部に接触しない位置に配置される。このことによ
り、像合成転写部が第2の回転速度で回転するときに、
像形成ユニットと像合成転写部との接触を防いで、感光
体の表面に傷が発生するのを防止することができる。
合成転写部が、フルカラー像を形成した後でそのトナー
の転写材への融着を完全なものにするために、第2の回
転速度で回転する場合、前記像形成ユニットは前記像合
成転写部に接触しない位置に配置される。このことによ
り、像合成転写部が第2の回転速度で回転するときに、
像形成ユニットと像合成転写部との接触を防いで、感光
体の表面に傷が発生するのを防止することができる。
【0042】また、他の発明のカラー電子写真装置によ
れば、像形成ユニット群が、次に像形成位置に配置され
る像形成ユニットのクリーナ部が重力の作用方向に実質
的に等しい方向に移動するよう回転している。このこと
により、像形成位置に配置された像形成ユニットにおい
て、クリーナ部内に溜められた廃トナーは、感光体の方
には溜められない。このため、廃トナーによるクリーニ
ング不良、及び感光体の傷の発生を防止することができ
る。
れば、像形成ユニット群が、次に像形成位置に配置され
る像形成ユニットのクリーナ部が重力の作用方向に実質
的に等しい方向に移動するよう回転している。このこと
により、像形成位置に配置された像形成ユニットにおい
て、クリーナ部内に溜められた廃トナーは、感光体の方
には溜められない。このため、廃トナーによるクリーニ
ング不良、及び感光体の傷の発生を防止することができ
る。
【図1】本発明の一実施例であるカラー電子写真装置の
全体構成を側面断面で見た概略構成図。
全体構成を側面断面で見た概略構成図。
【図2】図1に示したカラー電子写真装置の像形成ユニ
ットの構成を側面断面で見た拡大構成図。
ットの構成を側面断面で見た拡大構成図。
【図3】図1に示したカラー電子写真装置の転写ドラム
の構成を示す構成図。
の構成を示す構成図。
【図4】図1に示したカラー電子写真装置での有機感光
体と凹部との位置関係を示す説明図。
体と凹部との位置関係を示す説明図。
【図5】図1に示したカラー電子写真装置での有機感光
体と凹部との別の位置関係を示す説明図。
体と凹部との別の位置関係を示す説明図。
【図6】図1に示したカラー電子写真装置の凹部を有す
る中間転写ドラムを示す斜視図。
る中間転写ドラムを示す斜視図。
【図7】図1に示したカラー電子写真装置の動作を説明
する説明図。
する説明図。
【図8】図1に示した従来のカラー電子写真装置のクリ
ーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図。
ーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図。
【図9】図1に示した従来のカラー電子写真装置のクリ
ーナ部に溜まった廃トナーの別の状態を示す説明図。
ーナ部に溜まった廃トナーの別の状態を示す説明図。
【図10】従来のカラー電子写真装置の全体構成を側面
断面で見た概略構成図。
断面で見た概略構成図。
【図11】他の従来のカラー電子写真装置の全体構成を
側面断面で見た概略構成図。
側面断面で見た概略構成図。
【図12】図11に示した従来のカラー電子写真装置の
クリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図。
クリーナ部に溜まった廃トナーの状態を示す説明図。
【図13】図11に示した従来のカラー電子写真装置の
クリーナ部に溜まった廃トナーの別の状態を示す説明
図。
クリーナ部に溜まった廃トナーの別の状態を示す説明
図。
2BK ブラックの像形成ユニット 2Y イエロの像形成ユニット 2M マゼンタの像形成ユニット 2C シアンの像形成ユニット 3 像形成ユニット群 4 感光体 5 現像器 6 クリーナ部 13 像形成位置 14 転写ドラム 16 凹部 23 コロナ帯電器 35 中間転写ドラム
Claims (8)
- 【請求項1】 1組の現像器と帯電器と感光体とをそれ
ぞれ備えたイエロ、シアン、マゼンタ、及びブラックの
4色の像形成ユニット、 前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し回転
移動可能な像形成ユニット群、 前記像形成ユニットの各感光体上に形成された各色のト
ナー像を単一の像形成位置にて受容しフルカラー像を形
成する略円柱状の像合成転写部、 を具備したカラー電子写真装置に用いる前記像合成転写
部であって、 前記像合成転写部の外周部分の一部に回転軸方向と平行
に延設された凹部を形成したことを特徴とするカラー電
子写真装置の像合成転写部。 - 【請求項2】 前記凹部の外周長が、前記感光体が前記
像合成転写部の最外周部と接触し始める位置から前記像
形成位置に配置された前記感光体の位置までの距離よ
り、少なくとも長いことを特徴とする請求項1に記載の
像合成転写部。 - 【請求項3】 前記凹部の外周長が、前記像形成位置に
配置された前記感光体が静止状態から一定の回転速度に
到達するまでの時間に、前記像合成転写部が回転移動す
る距離より、少なくとも長いことを特徴とする請求項1
に記載の像合成転写部。 - 【請求項4】 前記凹部の外周長が、前記感光体が前記
像合成転写部の最外周部と接触し始める位置から前記像
形成位置に配置された前記感光体の位置までの距離と、
前記像形成位置に配置された前記感光体が静止状態から
一定の回転速度に到達するまでの時間に前記像合成転写
部が回転移動する距離と、を足した長さに等しいことを
特徴とする請求項1に記載の像合成転写部。 - 【請求項5】 前記像合成転写部の表面に用紙が巻き付
けられ、前記用紙上で前記フルカラー像を形成すること
を特徴とする請求項1に記載の像合成転写部。 - 【請求項6】 前記像合成転写部の表面が誘電体で構成
され、その表面に前記フルカラー像を形成した後、用紙
に一括転写することを特徴とする請求項1に記載の像合
成転写部。 - 【請求項7】 1組の現像器と帯電器と感光体とをそれ
ぞれ備えたイエロ、シアン、マゼンタ、及びブラックの
4色の像形成ユニット、 前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し回転
移動可能な像形成ユニット群、 前記像形成ユニットの各感光体上に形成された各色のト
ナー像を単一の像形成位置にて受容しフルカラー像を形
成する略円柱状の像合成転写部、 を備えたカラー電子写真装置であって、 前記像合成転写部が、像形成速度と前記像形成速度より
遅い第2の回転速度のいずれかの回転速度で回転し、前
記第2の回転速度で前記像合成転写部が回転するときに
は、前記像形成ユニットが前記像合成転写部に接触しな
い位置に配置されることを特徴とするカラー電子写真装
置。 - 【請求項8】 1組の現像器と帯電器と感光体とをそれ
ぞれ備えたイエロ、シアン、マゼンタ、及びブラックの
4色の像形成ユニット、 前記4色の像形成ユニットを略円環状に並べ配置し回転
移動可能な像形成ユニット群、 前記像形成ユニットの各感光体上に形成された各色のト
ナー像を単一の像形成位置にて受容しフルカラー像を形
成する略円柱状の像合成転写部、 を備えたカラー電子写真装置であって、 前記感光体から回収した廃トナーを溜めるクリーナ部
が、前記像形成位置では前記感光体の上側になるように
前記各像形成ユニットに設けられ、 前記像形成ユニット群が、次に前記像形成位置に配置さ
れる前記像形成ユニットのクリーナ部が重力の作用方向
に実質的に等しい方向に移動するよう回転することを特
徴とするカラー電子写真装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161311A JPH1010825A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部 |
| KR1019970015189A KR100297977B1 (ko) | 1996-04-23 | 1997-04-23 | 칼라전자사진장치 |
| US09/478,460 US6201939B1 (en) | 1996-04-23 | 2000-01-06 | Color electrophotographic apparatus having a split toner reservoir |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161311A JPH1010825A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010825A true JPH1010825A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15732695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8161311A Pending JPH1010825A (ja) | 1996-04-23 | 1996-06-21 | カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010825A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6108503A (en) * | 1998-06-30 | 2000-08-22 | Nec Corporation | Color printer for multi-color printing by superimposing a plurality of toners |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161311A patent/JPH1010825A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6108503A (en) * | 1998-06-30 | 2000-08-22 | Nec Corporation | Color printer for multi-color printing by superimposing a plurality of toners |
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