JPH10108723A - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
- Publication number
- JPH10108723A JPH10108723A JP26891196A JP26891196A JPH10108723A JP H10108723 A JPH10108723 A JP H10108723A JP 26891196 A JP26891196 A JP 26891196A JP 26891196 A JP26891196 A JP 26891196A JP H10108723 A JPH10108723 A JP H10108723A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- hook
- push
- lid
- push piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プッシュピースから突出する作動片の上昇
量、延いてはヒンジ屈曲量を小さくしつつ、容器本体と
蓋体のフック同士の係合をスムーズに解除することがで
きる化粧料容器を提供する。 【解決手段】 プッシュピース28の後面から突設した
作動片30の上面を平坦面30aに形成し、下面に傾斜
面32を形成する。プッシュピース28を嵌合する凹陥
部12bの底面後方に、傾斜面32と摺接する突部34
を突設する。蓋体16の裏面16aに斜面36を形成す
る。傾斜面32でフック24,26同士を初期的に離脱
させた後に、プッシュピース28の上端が斜面36に当
接して蓋体16を更に押上げる。プッシュピース28の
両端部から硬質の突片38を一体に突設し、この突片3
8の先端部と凹陥部12bの後方壁面12cとの間に、
フック24,26を初期離脱させるに必要な押し込み量
に相当する隙間δを設ける。
量、延いてはヒンジ屈曲量を小さくしつつ、容器本体と
蓋体のフック同士の係合をスムーズに解除することがで
きる化粧料容器を提供する。 【解決手段】 プッシュピース28の後面から突設した
作動片30の上面を平坦面30aに形成し、下面に傾斜
面32を形成する。プッシュピース28を嵌合する凹陥
部12bの底面後方に、傾斜面32と摺接する突部34
を突設する。蓋体16の裏面16aに斜面36を形成す
る。傾斜面32でフック24,26同士を初期的に離脱
させた後に、プッシュピース28の上端が斜面36に当
接して蓋体16を更に押上げる。プッシュピース28の
両端部から硬質の突片38を一体に突設し、この突片3
8の先端部と凹陥部12bの後方壁面12cとの間に、
フック24,26を初期離脱させるに必要な押し込み量
に相当する隙間δを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料を収納して
携帯容易な化粧料容器に関する。
携帯容易な化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧料を携帯する際にコンパク
トと称する化粧料容器が用いられるが、この化粧料容器
は容器本体内に化粧料を収納するようになっている。前
記容器本体の後端部には開閉自在に蓋体が蝶着され、容
器本体と蓋体の前端部間にそれぞれ設けられるフック同
士を互いに係合することにより、蓋体の閉止状態を保持
するようになっている。このとき、容器本体の前端部に
はフック同士の係合を解除して蓋体を開放可能とするた
めのプッシュピースが設けられている。
トと称する化粧料容器が用いられるが、この化粧料容器
は容器本体内に化粧料を収納するようになっている。前
記容器本体の後端部には開閉自在に蓋体が蝶着され、容
器本体と蓋体の前端部間にそれぞれ設けられるフック同
士を互いに係合することにより、蓋体の閉止状態を保持
するようになっている。このとき、容器本体の前端部に
はフック同士の係合を解除して蓋体を開放可能とするた
めのプッシュピースが設けられている。
【0003】ところで、この種の化粧料容器では実公昭
62−39765号公報(A45D33/00)に開示
されるように、前記プッシュピースの後面からヒンジを
介して作動片を後方に突設し、この作動片の上面を蓋体
から垂設したフックの下端に当接しておく一方、この作
動片の先端部下側を容器本体に形成した傾斜面に摺接さ
せてある。この傾斜面は、容器本体後方へのプッシュピ
ースの押し込み操作で作動片を上方へ動かすことができ
るように、プッシュピースと共に押し込まれてくる作動
片と対面する前向き傾斜で形成されている。そして、プ
ッシュピースを押し込んで前記傾斜面により前記作動片
を上昇させることによって前記蓋体のフックを押し上
げ、容器本体のフックとの係合を解除して蓋体を開放で
きるようになっている。
62−39765号公報(A45D33/00)に開示
されるように、前記プッシュピースの後面からヒンジを
介して作動片を後方に突設し、この作動片の上面を蓋体
から垂設したフックの下端に当接しておく一方、この作
動片の先端部下側を容器本体に形成した傾斜面に摺接さ
せてある。この傾斜面は、容器本体後方へのプッシュピ
ースの押し込み操作で作動片を上方へ動かすことができ
るように、プッシュピースと共に押し込まれてくる作動
片と対面する前向き傾斜で形成されている。そして、プ
ッシュピースを押し込んで前記傾斜面により前記作動片
を上昇させることによって前記蓋体のフックを押し上
げ、容器本体のフックとの係合を解除して蓋体を開放で
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の化粧料容器にあっては、容器本体に形成した単一
の傾斜面のみで作動片を上昇させてフック同士の係合を
解除するようになっているため、傾斜面の高低差を大き
くして作動片の上昇量を大きく確保する必要がある。こ
のため、前記作動片のヒンジの屈曲量が必然的に大きく
なって、特に前記プッシュピースを硬質材料で形成した
場合に、ヒンジ部分の疲労が激しく耐久性が低いという
問題があった。
従来の化粧料容器にあっては、容器本体に形成した単一
の傾斜面のみで作動片を上昇させてフック同士の係合を
解除するようになっているため、傾斜面の高低差を大き
くして作動片の上昇量を大きく確保する必要がある。こ
のため、前記作動片のヒンジの屈曲量が必然的に大きく
なって、特に前記プッシュピースを硬質材料で形成した
場合に、ヒンジ部分の疲労が激しく耐久性が低いという
問題があった。
【0005】そこで、前記ヒンジの屈曲量を大きくする
ことなく、蓋体のフックを十分に押し上げることができ
るように、当該フックを押し上げることとなる作動片の
上面をも傾斜面に形成して、前記容器本体側の傾斜面と
共にこれら2つの傾斜面で蓋体のフックの押し上げ量を
増大させることが考えられる。この作動片の上面の傾斜
面は、容器本体後方へのプッシュピースの押し込み操作
で蓋体のフックを押し上げることができるように、蓋体
の当該フックと対面する後ろ向き傾斜で形成されること
になる。このように構成すれば、プッシュピースを押し
込んだ際に、この上面の傾斜面によっても蓋体のフック
を押し上げることができ、十分な押し上げ量を確保する
ことができて、ヒンジ自体の屈曲量は小さくしてプッシ
ュピースの耐久性を向上することができると考えられ
る。
ことなく、蓋体のフックを十分に押し上げることができ
るように、当該フックを押し上げることとなる作動片の
上面をも傾斜面に形成して、前記容器本体側の傾斜面と
共にこれら2つの傾斜面で蓋体のフックの押し上げ量を
増大させることが考えられる。この作動片の上面の傾斜
面は、容器本体後方へのプッシュピースの押し込み操作
で蓋体のフックを押し上げることができるように、蓋体
の当該フックと対面する後ろ向き傾斜で形成されること
になる。このように構成すれば、プッシュピースを押し
込んだ際に、この上面の傾斜面によっても蓋体のフック
を押し上げることができ、十分な押し上げ量を確保する
ことができて、ヒンジ自体の屈曲量は小さくしてプッシ
ュピースの耐久性を向上することができると考えられ
る。
【0006】しかし、このように構成すると、作動片の
上面の傾斜面が蓋体のフックと対面する後ろ向き傾斜で
あることから、プッシュピースの押し込みによって接触
する作動片の傾斜面と蓋体のフックとの間には、当該フ
ックを押し上げる分力の他に、このフックを容器本体後
方へ、すなわち容器本体のフックと強く係合し合う方向
へ押し付ける分力が発生してしまう。このため、押し上
げ分力によって蓋体のフックが容器本体のフックから離
脱しようとしても、容器本体後方への押し付け分力によ
りフック同士の係合を維持しようとする力も働いて、係
合解除がスムーズに行われなくなってしまうという課題
があった。このような課題は、フックと共に蓋体が容器
本体後方へと移動され易い形態の化粧料容器、例えば蓋
体と容器本体との連結部分である蝶着部周りがゆるめに
構成される、中蓋付きの厚手の化粧料容器や気密性を考
慮した化粧料容器、並びに蓋体が弾性的に反り得る化粧
料容器にあっては、特に顕著であった。
上面の傾斜面が蓋体のフックと対面する後ろ向き傾斜で
あることから、プッシュピースの押し込みによって接触
する作動片の傾斜面と蓋体のフックとの間には、当該フ
ックを押し上げる分力の他に、このフックを容器本体後
方へ、すなわち容器本体のフックと強く係合し合う方向
へ押し付ける分力が発生してしまう。このため、押し上
げ分力によって蓋体のフックが容器本体のフックから離
脱しようとしても、容器本体後方への押し付け分力によ
りフック同士の係合を維持しようとする力も働いて、係
合解除がスムーズに行われなくなってしまうという課題
があった。このような課題は、フックと共に蓋体が容器
本体後方へと移動され易い形態の化粧料容器、例えば蓋
体と容器本体との連結部分である蝶着部周りがゆるめに
構成される、中蓋付きの厚手の化粧料容器や気密性を考
慮した化粧料容器、並びに蓋体が弾性的に反り得る化粧
料容器にあっては、特に顕著であった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、プッシュピースから突出する作動片の上昇量、延い
てはヒンジの屈曲量を小さくしつつ、容器本体と蓋体の
フック同士の係合をスムーズに解除することができる化
粧料容器を提供することを目的とする。
て、プッシュピースから突出する作動片の上昇量、延い
てはヒンジの屈曲量を小さくしつつ、容器本体と蓋体の
フック同士の係合をスムーズに解除することができる化
粧料容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1は、化粧料を収納する容器本体に
設けた第1フックと、該容器本体に蝶着されてこれを開
閉する蓋体に設けた第2フックとの係合を、該容器本体
に押し込み操作可能に設けたプッシュピースで該第2フ
ックを押し上げ、該第1フックから離脱させて解除する
ようにした化粧料容器において、前記容器本体には、前
記第1フックと係合している前記第2フックの下方位置
に突部が形成され、前記プッシュピースは硬質材からな
り、ヒンジ部を介して上下方向に可動な作動片が備えら
れ、該作動片は、前記突部と前記第2フックとの間に位
置されて、その上面が上方の該第2フックを直上へ押し
上げるように平坦面に形成されると共に、その下面が下
方の該突部に摺接しつつ該作動片を上方へ動かす傾斜面
に形成され、更に、前記蓋体または前記プッシュピース
の一方に、他方と摺接して該蓋体を押し上げる斜面が形
成され、前記プッシュピースの押し込み操作で前記傾斜
面により前記作動片を上方へ動かし、前記第2フックを
押し上げて前記第1フックから離脱させていく過程で、
その途中からは前記斜面による前記蓋体の押し上げに移
行するように、該プッシュピースの押し込み方向に前記
斜面と前記蓋体若しくはプッシュピースとの間に隙間が
設定され、かつ、前記プッシュピースまたは前記容器本
体の一方に、前記第1,第2フックの係合を解除するに
必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体とを互
いに当接させて、このプッシュピースに戻り方向の反力
を発生させる硬質の突片が突設されたことを特徴とす
る。
めに本発明の請求項1は、化粧料を収納する容器本体に
設けた第1フックと、該容器本体に蝶着されてこれを開
閉する蓋体に設けた第2フックとの係合を、該容器本体
に押し込み操作可能に設けたプッシュピースで該第2フ
ックを押し上げ、該第1フックから離脱させて解除する
ようにした化粧料容器において、前記容器本体には、前
記第1フックと係合している前記第2フックの下方位置
に突部が形成され、前記プッシュピースは硬質材からな
り、ヒンジ部を介して上下方向に可動な作動片が備えら
れ、該作動片は、前記突部と前記第2フックとの間に位
置されて、その上面が上方の該第2フックを直上へ押し
上げるように平坦面に形成されると共に、その下面が下
方の該突部に摺接しつつ該作動片を上方へ動かす傾斜面
に形成され、更に、前記蓋体または前記プッシュピース
の一方に、他方と摺接して該蓋体を押し上げる斜面が形
成され、前記プッシュピースの押し込み操作で前記傾斜
面により前記作動片を上方へ動かし、前記第2フックを
押し上げて前記第1フックから離脱させていく過程で、
その途中からは前記斜面による前記蓋体の押し上げに移
行するように、該プッシュピースの押し込み方向に前記
斜面と前記蓋体若しくはプッシュピースとの間に隙間が
設定され、かつ、前記プッシュピースまたは前記容器本
体の一方に、前記第1,第2フックの係合を解除するに
必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体とを互
いに当接させて、このプッシュピースに戻り方向の反力
を発生させる硬質の突片が突設されたことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の請求項2は、前記請求項1
の硬質の突片に代えて、前記プッシュピースまたは前記
容器本体の一方に、前記第1,第2フックの係合を解除
するに必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体
とを互いに当接させて、このプッシュピースに戻り方向
の弾発力を発生させる薄肉状の突片が突設されたことを
特徴とする。
の硬質の突片に代えて、前記プッシュピースまたは前記
容器本体の一方に、前記第1,第2フックの係合を解除
するに必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体
とを互いに当接させて、このプッシュピースに戻り方向
の弾発力を発生させる薄肉状の突片が突設されたことを
特徴とする。
【0010】以上の構成により本発明の請求項1の化粧
料容器は、容器本体側に形成した突部と、蓋体の閉止状
態においてこの突部の上方に位置する蓋体の第2フック
との間に、プッシュピースの作動片を位置させ、かつ、
この作動片下面の傾斜面を突部に摺接させているので、
プッシュピースを押し込み操作することによって突部に
よりヒンジ部を介して作動片を上向きに動かすことがで
きる。また、蓋体とプッシュピースのいずれか一方に、
他方と摺接されて蓋体を押し上げる斜面を形成してい
て、プッシュピースの押し込みに従って蓋体が押し上げ
られるようになっている。いずれも蓋体若しくは蓋体側
の第2フックを押し上げる傾斜面および斜面であって、
容器本体に対して蓋体を開放するように機能するが、特
に斜面に関して、この斜面にはプッシュピースの押し込
み方向に向かって蓋体若しくはプッシュピースとの間に
隙間が設定されていて、プッシュピースの押し込み操作
で傾斜面により作動片を上方へ動かし第2フックを押し
上げて第1フックから離脱させていく過程において、前
記隙間が無くなるその途中からは当該斜面によって蓋体
を押し上げるようになっている。即ち、最初は傾斜面に
より作動片を介して蓋体側の第2フックを押し上げて第
1フックから離脱させていくと共に、途中からは斜面に
よる蓋体の押し上げに移行するようになっている。
料容器は、容器本体側に形成した突部と、蓋体の閉止状
態においてこの突部の上方に位置する蓋体の第2フック
との間に、プッシュピースの作動片を位置させ、かつ、
この作動片下面の傾斜面を突部に摺接させているので、
プッシュピースを押し込み操作することによって突部に
よりヒンジ部を介して作動片を上向きに動かすことがで
きる。また、蓋体とプッシュピースのいずれか一方に、
他方と摺接されて蓋体を押し上げる斜面を形成してい
て、プッシュピースの押し込みに従って蓋体が押し上げ
られるようになっている。いずれも蓋体若しくは蓋体側
の第2フックを押し上げる傾斜面および斜面であって、
容器本体に対して蓋体を開放するように機能するが、特
に斜面に関して、この斜面にはプッシュピースの押し込
み方向に向かって蓋体若しくはプッシュピースとの間に
隙間が設定されていて、プッシュピースの押し込み操作
で傾斜面により作動片を上方へ動かし第2フックを押し
上げて第1フックから離脱させていく過程において、前
記隙間が無くなるその途中からは当該斜面によって蓋体
を押し上げるようになっている。即ち、最初は傾斜面に
より作動片を介して蓋体側の第2フックを押し上げて第
1フックから離脱させていくと共に、途中からは斜面に
よる蓋体の押し上げに移行するようになっている。
【0011】そして、最初に傾斜面で第1フックから第
2フックを離脱させていく過程では、作動片の上面であ
る平坦面が蓋体側の第2フックを直上に押し上げるた
め、この第2フックには上方への押し上げ力のみが作用
して、第2フックの第1フックからの初期離脱をスムー
ズに行うことができる。また、この初期離脱からその後
は斜面で蓋体を押し上げていくことになる。この際には
当該斜面によって容器本体後方への分力が発生するが、
既に傾斜面で第1フックから第2フックを初期的に離脱
させてあるので、この斜面には専ら蓋体を大きく押し上
げる機能を持たせれば良く、この斜面によって蓋体を軽
い操作力で大きく開放することができる。
2フックを離脱させていく過程では、作動片の上面であ
る平坦面が蓋体側の第2フックを直上に押し上げるた
め、この第2フックには上方への押し上げ力のみが作用
して、第2フックの第1フックからの初期離脱をスムー
ズに行うことができる。また、この初期離脱からその後
は斜面で蓋体を押し上げていくことになる。この際には
当該斜面によって容器本体後方への分力が発生するが、
既に傾斜面で第1フックから第2フックを初期的に離脱
させてあるので、この斜面には専ら蓋体を大きく押し上
げる機能を持たせれば良く、この斜面によって蓋体を軽
い操作力で大きく開放することができる。
【0012】作動片に形成した傾斜面としては、第1,
第2フック同士を初期離脱させるに必要な傾きおよび長
さに設定すればよく、この初期離脱後の蓋体の押し上げ
は斜面で受け持つことができるため、作動片の上昇量は
フック同士を初期離脱させるに足る必要最小限度に小さ
く設定することができ、延いては、作動片のヒンジ部の
屈曲量を小さくしてプッシュピースの耐久性を大幅に向
上することができる。
第2フック同士を初期離脱させるに必要な傾きおよび長
さに設定すればよく、この初期離脱後の蓋体の押し上げ
は斜面で受け持つことができるため、作動片の上昇量は
フック同士を初期離脱させるに足る必要最小限度に小さ
く設定することができ、延いては、作動片のヒンジ部の
屈曲量を小さくしてプッシュピースの耐久性を大幅に向
上することができる。
【0013】更に、前記プッシュピースまたは前記容器
本体の一方に硬質の突片を突設して、前記第1,第2フ
ックの係合を解除するに必要な距離を移動したプッシュ
ピースと容器本体とを互いに当接させて、このプッシュ
ピースに戻り方向の反力を発生させるようにしたので、
プッシュピースを押し込んで第1,第2フック同士を係
合解除した時点で、前記突片がプッシュピースと容器本
体との間で作用・反作用によりプッシュピースの押し込
み力の反力を生じさせ、この反力がプッシュピースを押
し戻す働きをする。このため、蓋体が開放されている時
にはプッシュピースは前記反力によりある程度押し戻さ
れているため、蓋体を閉止した際に作動片が第2フック
と突部との間に挟み込まれる等の不具合をなくすことが
できる。
本体の一方に硬質の突片を突設して、前記第1,第2フ
ックの係合を解除するに必要な距離を移動したプッシュ
ピースと容器本体とを互いに当接させて、このプッシュ
ピースに戻り方向の反力を発生させるようにしたので、
プッシュピースを押し込んで第1,第2フック同士を係
合解除した時点で、前記突片がプッシュピースと容器本
体との間で作用・反作用によりプッシュピースの押し込
み力の反力を生じさせ、この反力がプッシュピースを押
し戻す働きをする。このため、蓋体が開放されている時
にはプッシュピースは前記反力によりある程度押し戻さ
れているため、蓋体を閉止した際に作動片が第2フック
と突部との間に挟み込まれる等の不具合をなくすことが
できる。
【0014】また、本発明の請求項2の化粧料容器で
は、前記プッシュピースまたは前記容器本体の一方に、
プッシュピースに戻り方向の弾発力を発生させる薄肉状
の突片を突設して、前記第1,第2フックの係合を解除
するに必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体
とを互いに当接させるようにしたので、プッシュピース
を押し込んで第1,第2フック同士を係合解除した時点
で、前記突片に弾発力が発生してプッシュピースを押し
戻す。このため、蓋体を閉止した際に作動片が第2フッ
クと突部との間に挟み込まれる等の不具合をなくすこと
ができる。
は、前記プッシュピースまたは前記容器本体の一方に、
プッシュピースに戻り方向の弾発力を発生させる薄肉状
の突片を突設して、前記第1,第2フックの係合を解除
するに必要な距離を移動したプッシュピースと容器本体
とを互いに当接させるようにしたので、プッシュピース
を押し込んで第1,第2フック同士を係合解除した時点
で、前記突片に弾発力が発生してプッシュピースを押し
戻す。このため、蓋体を閉止した際に作動片が第2フッ
クと突部との間に挟み込まれる等の不具合をなくすこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1から図7は本発明
の化粧料容器の第1実施形態を示し、図1は蓋体を閉止
した状態の化粧料容器の断面図、図2は要部の分解斜視
図、図3は要部の拡大平面図、図4は蓋体を閉止した状
態の要部拡大断面図、図5は傾斜面による初期離脱状態
を示す要部拡大断面図、図6は斜面による蓋体の押し上
げ状態を示す要部拡大断面図、図7はプッシュピースを
押し込んだ状態を示す要部の拡大平面図である。
図面を参照して詳細に説明する。図1から図7は本発明
の化粧料容器の第1実施形態を示し、図1は蓋体を閉止
した状態の化粧料容器の断面図、図2は要部の分解斜視
図、図3は要部の拡大平面図、図4は蓋体を閉止した状
態の要部拡大断面図、図5は傾斜面による初期離脱状態
を示す要部拡大断面図、図6は斜面による蓋体の押し上
げ状態を示す要部拡大断面図、図7はプッシュピースを
押し込んだ状態を示す要部の拡大平面図である。
【0016】即ち、本実施形態の化粧料容器10は図1
に示すように、容器本体12と、この容器本体12の後
端部に蝶番14を介して蝶着される蓋体16とを備え
る。容器本体12は周縁部を囲繞するように周壁12a
が形成され、この周壁12aの内側に皿枠18が嵌着さ
れる。皿枠18の上端には容器本体12の外側形状に沿
ったフランジ18aが形成され、このフランジ18aが
前記周壁12aの上端を覆って配置される。そして、前
記皿枠18の内側に形成される収納凹部20内に図外の
化粧料が収納されるようになっている。
に示すように、容器本体12と、この容器本体12の後
端部に蝶番14を介して蝶着される蓋体16とを備え
る。容器本体12は周縁部を囲繞するように周壁12a
が形成され、この周壁12aの内側に皿枠18が嵌着さ
れる。皿枠18の上端には容器本体12の外側形状に沿
ったフランジ18aが形成され、このフランジ18aが
前記周壁12aの上端を覆って配置される。そして、前
記皿枠18の内側に形成される収納凹部20内に図外の
化粧料が収納されるようになっている。
【0017】前記蝶番14は容器本体12および前記皿
枠18のフランジ18aの後端部中央に形成した凹部1
4aに、蓋体16の後端部中央に形成した凸部14bを
嵌合して、これら凹部14aと凸部14bとに跨がって
両側部分から蝶番ピン14cを挿入することにより構成
される。一方、前記蓋体16の裏面16aには凹部16
bが形成され、この凹部16bにバニティミラー22が
嵌合されて取付けられる。尚、本実施例の化粧料容器1
0では、図1中前記蝶番14が設けられる右方を後方と
し、その反対側となる左方を前方とする。
枠18のフランジ18aの後端部中央に形成した凹部1
4aに、蓋体16の後端部中央に形成した凸部14bを
嵌合して、これら凹部14aと凸部14bとに跨がって
両側部分から蝶番ピン14cを挿入することにより構成
される。一方、前記蓋体16の裏面16aには凹部16
bが形成され、この凹部16bにバニティミラー22が
嵌合されて取付けられる。尚、本実施例の化粧料容器1
0では、図1中前記蝶番14が設けられる右方を後方と
し、その反対側となる左方を前方とする。
【0018】前記周壁12aの前方側は厚肉に形成さ
れ、この前方側周壁12aの中央部に前方および上方に
開口する凹陥部12bが形成される。そして、この凹陥
部12bの後方壁面12cには第1フック24が突設さ
れる一方、前記蓋体16の裏面16aの前端部には前記
第1フック24に対応する位置に第2フック26が垂設
され、これら第1,第2フック24,26同士の係合で
蓋体16の閉止状態が保持されるようになっている。ま
た、前記凹陥部12bの上方を覆う皿枠18のフランジ
18aには、前記第2フック26を挿入するための開口
部18bが形成されている。
れ、この前方側周壁12aの中央部に前方および上方に
開口する凹陥部12bが形成される。そして、この凹陥
部12bの後方壁面12cには第1フック24が突設さ
れる一方、前記蓋体16の裏面16aの前端部には前記
第1フック24に対応する位置に第2フック26が垂設
され、これら第1,第2フック24,26同士の係合で
蓋体16の閉止状態が保持されるようになっている。ま
た、前記凹陥部12bの上方を覆う皿枠18のフランジ
18aには、前記第2フック26を挿入するための開口
部18bが形成されている。
【0019】前記凹陥部12bは、図2,図3に示すよ
うに前端部に開口部12dが形成され、この開口部12
dの奥側には幅方向(図3中左右方向)に広がる拡幅部
12eが設けられている。そして、前記凹陥部12b内
には前記第1,第2フック24,26同士の係合を解除
するためのプッシュピース28がスライド可能に嵌合さ
れる。プッシュピース28は硬質樹脂等の硬質材で形成
され、図2に示すように中央部分に設けられる押圧部2
8aが、前記凹陥部12bの開口部12dに前後スライ
ド可能に嵌合される。
うに前端部に開口部12dが形成され、この開口部12
dの奥側には幅方向(図3中左右方向)に広がる拡幅部
12eが設けられている。そして、前記凹陥部12b内
には前記第1,第2フック24,26同士の係合を解除
するためのプッシュピース28がスライド可能に嵌合さ
れる。プッシュピース28は硬質樹脂等の硬質材で形成
され、図2に示すように中央部分に設けられる押圧部2
8aが、前記凹陥部12bの開口部12dに前後スライ
ド可能に嵌合される。
【0020】また、前記押圧部28aの後面からは、前
記第2フック26の下端と同レベルをもって作動片30
が後方に向かって水平に突設される。作動片30の上面
は平坦面30aに形成されると共に、この作動片30の
先端部下側には前方(図中左方)に行くに従って下方に
傾斜する傾斜面32が形成される。一方、前記凹陥部1
2bの底面後方には、後方壁面12cから突出させて突
部34が形成され、この突部34の上側角部が前記傾斜
面32に当接される。従って、前記傾斜面32は、プッ
シュピース28の押圧部28aを押し込むことによっ
て、突部34の上端角部に摺接しつつ後方に移動するこ
とにより、作動片30はヒンジ部30bで屈曲しつつそ
の先端部30cが上昇される。特に、前記突部34はそ
の上端面34aを作動片30のヒンジ部30bの位置よ
り下方に設定し、プッシュピース28を押込まない図1
および図4に示す初期状態で、傾斜面32が突部34の
上端角部に当接し、かつ、作動片30が水平方向に配置
されるようになっている。
記第2フック26の下端と同レベルをもって作動片30
が後方に向かって水平に突設される。作動片30の上面
は平坦面30aに形成されると共に、この作動片30の
先端部下側には前方(図中左方)に行くに従って下方に
傾斜する傾斜面32が形成される。一方、前記凹陥部1
2bの底面後方には、後方壁面12cから突出させて突
部34が形成され、この突部34の上側角部が前記傾斜
面32に当接される。従って、前記傾斜面32は、プッ
シュピース28の押圧部28aを押し込むことによっ
て、突部34の上端角部に摺接しつつ後方に移動するこ
とにより、作動片30はヒンジ部30bで屈曲しつつそ
の先端部30cが上昇される。特に、前記突部34はそ
の上端面34aを作動片30のヒンジ部30bの位置よ
り下方に設定し、プッシュピース28を押込まない図1
および図4に示す初期状態で、傾斜面32が突部34の
上端角部に当接し、かつ、作動片30が水平方向に配置
されるようになっている。
【0021】また、前記蓋体16の裏面16aには、第
2フック26の付け根部分前側の前記押圧部28aの上
端位置に対応する部位に、前方に行くに従って上方に傾
斜する斜面36が形成されている。この斜面36は前記
傾斜面32より傾斜角度を大きく設定してあり、かつ、
これら傾斜面32および斜面36は、傾斜面32を斜面
36に対して後方、つまりプッシュピース28の押込み
方向に位置をずらせて配置しプッシュピース28を押込
んだ際に、傾斜面32により作動片30を上方へ動かし
第2フック26を押し上げて第1フック24から離脱さ
せていく過程で、プッシュピース28の押圧部28a上
端の後方角部28bが斜面36に当接されるようになっ
ている。
2フック26の付け根部分前側の前記押圧部28aの上
端位置に対応する部位に、前方に行くに従って上方に傾
斜する斜面36が形成されている。この斜面36は前記
傾斜面32より傾斜角度を大きく設定してあり、かつ、
これら傾斜面32および斜面36は、傾斜面32を斜面
36に対して後方、つまりプッシュピース28の押込み
方向に位置をずらせて配置しプッシュピース28を押込
んだ際に、傾斜面32により作動片30を上方へ動かし
第2フック26を押し上げて第1フック24から離脱さ
せていく過程で、プッシュピース28の押圧部28a上
端の後方角部28bが斜面36に当接されるようになっ
ている。
【0022】更に本実施形態では、前記プッシュピース
28の押圧部28a後面の幅方向両端部から突片38,
38が、後方に向かって緩やかな傾斜をもって一体に突
設されている。前記突片38,38は比較的厚肉状に硬
質のプッシュピース28から一体に突出されていること
により、これら突片38,38自体は硬質構造として形
成されている。そして、前記突片38,38は凹陥部1
2bの両側の拡幅部12eに嵌装され、これら突片3
8,38の先端部と凹陥部12bの後方壁面12cとの
間に所定の隙間δが設けられる。隙間δは第1,第2フ
ック24,26を初期離脱するためにプッシュピース2
8を押し込む距離に略設定される。
28の押圧部28a後面の幅方向両端部から突片38,
38が、後方に向かって緩やかな傾斜をもって一体に突
設されている。前記突片38,38は比較的厚肉状に硬
質のプッシュピース28から一体に突出されていること
により、これら突片38,38自体は硬質構造として形
成されている。そして、前記突片38,38は凹陥部1
2bの両側の拡幅部12eに嵌装され、これら突片3
8,38の先端部と凹陥部12bの後方壁面12cとの
間に所定の隙間δが設けられる。隙間δは第1,第2フ
ック24,26を初期離脱するためにプッシュピース2
8を押し込む距離に略設定される。
【0023】以上の構成により本実施形態の化粧料容器
10にあっては、蓋体16の閉止状態では図1,4に示
すように第1,第2フック24,26同士が係合され
て、蓋体16で容器本体12内部が密閉されている。こ
のとき、プッシュピース28は押圧部28aが前方に突
出した初期状態にあり、作動片30の平坦面30aは第
2フック26の下端に当接され、かつ、作動片30下面
の傾斜面32は突部34の上端角部に当接されている。
この状態では、蓋体16の裏面16aに形成した斜面3
6とプッシュピース28との間には所定の間隔L(図4
参照)が形成されていて、互いに離隔されている。
10にあっては、蓋体16の閉止状態では図1,4に示
すように第1,第2フック24,26同士が係合され
て、蓋体16で容器本体12内部が密閉されている。こ
のとき、プッシュピース28は押圧部28aが前方に突
出した初期状態にあり、作動片30の平坦面30aは第
2フック26の下端に当接され、かつ、作動片30下面
の傾斜面32は突部34の上端角部に当接されている。
この状態では、蓋体16の裏面16aに形成した斜面3
6とプッシュピース28との間には所定の間隔L(図4
参照)が形成されていて、互いに離隔されている。
【0024】次に、蓋体16を開けるにあたってプッシ
ュピース28の押圧部28aを押し込むと、これに伴っ
て作動片30が後方へ押し込まれる。すると、図5に示
すように傾斜面32が突部34の上端に沿って移動し、
作動片30の先端部30cがヒンジ部30bの屈曲によ
り上方へ動き、この作動片30の平坦面30aで第2フ
ック26を押し上げる。このとき、作動片30の上面が
平坦面30aとなっているため、作動片30から第2フ
ック26に加えられる押上げ力F(図4参照)は直上へ
作用する。そして、図5に示すように更に作動片30が
上方に振り上げられることにより、押上げ力Fには前方
に作用する分力F1 が発生するため、第2フック26の
第1フック24からの初期離脱をスムーズに行わせるこ
とができる。
ュピース28の押圧部28aを押し込むと、これに伴っ
て作動片30が後方へ押し込まれる。すると、図5に示
すように傾斜面32が突部34の上端に沿って移動し、
作動片30の先端部30cがヒンジ部30bの屈曲によ
り上方へ動き、この作動片30の平坦面30aで第2フ
ック26を押し上げる。このとき、作動片30の上面が
平坦面30aとなっているため、作動片30から第2フ
ック26に加えられる押上げ力F(図4参照)は直上へ
作用する。そして、図5に示すように更に作動片30が
上方に振り上げられることにより、押上げ力Fには前方
に作用する分力F1 が発生するため、第2フック26の
第1フック24からの初期離脱をスムーズに行わせるこ
とができる。
【0025】そして、本実施形態ではこの初期離脱に達
した時点で、図5に示したようにプッシュピース28の
後方角部28bが斜面36に当接する。この状態からプ
ッシュピース28を更に押込むことにより、図6に示す
ようにプッシュピース28の後方角部28bと斜面36
との接触部に押上げ力F2 が作用し、この押上げ力F2
で蓋体16を更に押上げる。この時点で第1,第2フッ
ク24,26の係合が解除されて、後は手動で蓋体16
を簡単に開放することができる。
した時点で、図5に示したようにプッシュピース28の
後方角部28bが斜面36に当接する。この状態からプ
ッシュピース28を更に押込むことにより、図6に示す
ようにプッシュピース28の後方角部28bと斜面36
との接触部に押上げ力F2 が作用し、この押上げ力F2
で蓋体16を更に押上げる。この時点で第1,第2フッ
ク24,26の係合が解除されて、後は手動で蓋体16
を簡単に開放することができる。
【0026】従って、本実施形態の化粧料容器10にあ
っては、プッシュピース28を押込むことにより、ま
ず、傾斜面32と突部34との間で作動片30を上昇さ
せて蓋体16側の第2フック26を押し上げ第1フック
24から離脱させていくと共に、途中からはプッシュピ
ース28の更なる押し込みによって、斜面36とプッシ
ュピース28上端部とにより蓋体16を更に大きく押し
上げる。
っては、プッシュピース28を押込むことにより、ま
ず、傾斜面32と突部34との間で作動片30を上昇さ
せて蓋体16側の第2フック26を押し上げ第1フック
24から離脱させていくと共に、途中からはプッシュピ
ース28の更なる押し込みによって、斜面36とプッシ
ュピース28上端部とにより蓋体16を更に大きく押し
上げる。
【0027】そして、前記傾斜面32で第1,第2フッ
ク24,26を初期離脱させる際には、作動片30上側
の平坦面30aで第2フック26を直上へ押し上げるた
め、この第2フック26には上方への押上げ力Fのみが
作用して、第1,第2フック24,26同士の初期離脱
をスムーズに行うことができる。また、この初期離脱か
らその後は斜面36で蓋体16を押し上げていくことに
なる。この際には、この斜面36によって後方への分力
F3 が発生するが、既に前記傾斜面32で第1フック2
4から第2フック26を初期的に離脱させてあるので、
この斜面36には専ら蓋体16を大きく押し上げる機能
を持たせればよく、この斜面36によって蓋体16を軽
い操作で大きく開放することができる。
ク24,26を初期離脱させる際には、作動片30上側
の平坦面30aで第2フック26を直上へ押し上げるた
め、この第2フック26には上方への押上げ力Fのみが
作用して、第1,第2フック24,26同士の初期離脱
をスムーズに行うことができる。また、この初期離脱か
らその後は斜面36で蓋体16を押し上げていくことに
なる。この際には、この斜面36によって後方への分力
F3 が発生するが、既に前記傾斜面32で第1フック2
4から第2フック26を初期的に離脱させてあるので、
この斜面36には専ら蓋体16を大きく押し上げる機能
を持たせればよく、この斜面36によって蓋体16を軽
い操作で大きく開放することができる。
【0028】ここで、第1フック24と第2フック26
との初期離脱とは、第2フック26が第1フック24の
外形輪郭に沿って上方へ移動していく過程において、第
1フック24と第2フック26の突出先端部同士が互い
に突き当たっているか、若しくは第1フック24に対し
てその前後位置に第2フック26が位置していて、第2
フック26が第1フック24から外れたばかりか、ある
いは外れそうな状態を意味している。
との初期離脱とは、第2フック26が第1フック24の
外形輪郭に沿って上方へ移動していく過程において、第
1フック24と第2フック26の突出先端部同士が互い
に突き当たっているか、若しくは第1フック24に対し
てその前後位置に第2フック26が位置していて、第2
フック26が第1フック24から外れたばかりか、ある
いは外れそうな状態を意味している。
【0029】作動片30の下面に形成した傾斜面32と
しては、第1,第2フック24,26同士を初期離脱さ
せるに必要な傾きおよび長さに設定すればよく、この初
期離脱後の蓋体16の押し上げは斜面36で受け持つこ
とができる。このため、作動片30の上昇量は、前記初
期離脱に対応させて傾斜面32に設定される最小限度の
ものとでき、延いてはヒンジ部30bの屈曲量を小さく
してプッシュピース28の耐久性を大幅に向上すること
ができる。
しては、第1,第2フック24,26同士を初期離脱さ
せるに必要な傾きおよび長さに設定すればよく、この初
期離脱後の蓋体16の押し上げは斜面36で受け持つこ
とができる。このため、作動片30の上昇量は、前記初
期離脱に対応させて傾斜面32に設定される最小限度の
ものとでき、延いてはヒンジ部30bの屈曲量を小さく
してプッシュピース28の耐久性を大幅に向上すること
ができる。
【0030】ところで、本実施形態ではプッシュピース
28の押圧部28a後面から突設した硬質の突片38,
38の先端部と、凹陥部12bの後方壁面12cとを隙
間δをもって配置したので、プッシュピース28を押し
込んで第1,第2フック24,26を初期離脱した時点
で、図7に示すように前記突片38,38を後方壁面1
2cに衝接させることができる。すると、作用・反作用
により前記突片38,38にはプッシュピース28の押
し込み力に対する反力が発生し、この反力がプッシュピ
ース28を押し戻す方向の働きをする。このため、蓋体
16が開放されている時にはプッシュピース28は前記
反力によりある程度押し戻された状態にある。従って、
蓋体16を勢いよく閉止した場合等に、作動片30が第
2フック26と突部34との間に挟み込まれて、プッシ
ュピース28が初期位置に復帰されなくなってしまう等
の不具合をなくすことができる。
28の押圧部28a後面から突設した硬質の突片38,
38の先端部と、凹陥部12bの後方壁面12cとを隙
間δをもって配置したので、プッシュピース28を押し
込んで第1,第2フック24,26を初期離脱した時点
で、図7に示すように前記突片38,38を後方壁面1
2cに衝接させることができる。すると、作用・反作用
により前記突片38,38にはプッシュピース28の押
し込み力に対する反力が発生し、この反力がプッシュピ
ース28を押し戻す方向の働きをする。このため、蓋体
16が開放されている時にはプッシュピース28は前記
反力によりある程度押し戻された状態にある。従って、
蓋体16を勢いよく閉止した場合等に、作動片30が第
2フック26と突部34との間に挟み込まれて、プッシ
ュピース28が初期位置に復帰されなくなってしまう等
の不具合をなくすことができる。
【0031】即ち、前記プッシュピース28に前記反力
による押し戻し力が作用しない場合を想定すると、この
状態で蓋体16を閉止する場合には、まず斜面36でプ
ッシュピース28をある程度押し戻し、次に第2フック
26下端で作動片30の上面を押圧することにより、傾
斜面32でプッシュピース28を初期位置まで復帰させ
ることができる。ところが、勢いよく蓋体16を閉止し
た場合は、前記傾斜面32が突部34の上面に乗り上げ
ている状態で第2フック26が急激に下がって、この第
2フック26と突部34との間に作動片30が挟み込ま
れてしまうことが考えられる。ところが、前記突片3
8,38を設けてプッシュピース28をある程度押し戻
しておくことにより、前記傾斜面32を突部34の上面
から離脱させておくことができるため、作動片30が挟
み込まれてしまうのを防止できるのである。
による押し戻し力が作用しない場合を想定すると、この
状態で蓋体16を閉止する場合には、まず斜面36でプ
ッシュピース28をある程度押し戻し、次に第2フック
26下端で作動片30の上面を押圧することにより、傾
斜面32でプッシュピース28を初期位置まで復帰させ
ることができる。ところが、勢いよく蓋体16を閉止し
た場合は、前記傾斜面32が突部34の上面に乗り上げ
ている状態で第2フック26が急激に下がって、この第
2フック26と突部34との間に作動片30が挟み込ま
れてしまうことが考えられる。ところが、前記突片3
8,38を設けてプッシュピース28をある程度押し戻
しておくことにより、前記傾斜面32を突部34の上面
から離脱させておくことができるため、作動片30が挟
み込まれてしまうのを防止できるのである。
【0032】また、本実施形態にあっては前記突部34
の上端面34aを前記作動片30のヒンジ部30bの位
置より下方に設定することにより、プッシュピース28
から作動片30を水平方向に真っ直ぐに突設できる。こ
のため、プッシュピース28全体の構造を簡単化できる
と共に、傾斜面32が突部34に沿って摺動して作動片
30の先端部30cを所定量上昇させる際にも、この作
動片30の上昇量、つまり作動片30のヒンジ部30b
の屈曲度合いを更に小さくすることができる。従って、
この点からも前記ヒンジ部30bの疲労を軽減でき、延
いては、プッシュピース28の耐久性を向上することが
できる。
の上端面34aを前記作動片30のヒンジ部30bの位
置より下方に設定することにより、プッシュピース28
から作動片30を水平方向に真っ直ぐに突設できる。こ
のため、プッシュピース28全体の構造を簡単化できる
と共に、傾斜面32が突部34に沿って摺動して作動片
30の先端部30cを所定量上昇させる際にも、この作
動片30の上昇量、つまり作動片30のヒンジ部30b
の屈曲度合いを更に小さくすることができる。従って、
この点からも前記ヒンジ部30bの疲労を軽減でき、延
いては、プッシュピース28の耐久性を向上することが
できる。
【0033】図8は他の実施形態を示し、前記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。尚、図8は図2に対応した要部の分解斜視
図である。
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。尚、図8は図2に対応した要部の分解斜視
図である。
【0034】この実施形態では凹陥部12bの後方壁面
12cを、第1フック24および突部34を形成した中
央部分を残して左右両側部分を切除し、この切除部分4
0,40の外方側壁面40a,40aに、内方に向かっ
て片持状に突出する薄肉状の突片42,42を一体に突
設してある。一方、プッシュピース28の押圧部28a
の幅方向両側には、前記突片42,42の先端部に当接
可能な突出部44,44を形成してある。
12cを、第1フック24および突部34を形成した中
央部分を残して左右両側部分を切除し、この切除部分4
0,40の外方側壁面40a,40aに、内方に向かっ
て片持状に突出する薄肉状の突片42,42を一体に突
設してある。一方、プッシュピース28の押圧部28a
の幅方向両側には、前記突片42,42の先端部に当接
可能な突出部44,44を形成してある。
【0035】そして、前記プッシュピース28を凹陥部
12bに嵌装した際に、前記突出部44,44は前記突
片42,42と所定の隙間δをもって対向され、第1フ
ック24と第2フック26との係合を解除するために、
プッシュピース28を前記隙間δに相当する距離以上押
し込むことにより、前記突出部44,44が上記突片4
2,42に当接する。すると、前記突片42,42が合
成樹脂で形成される容器本体12から一体に突設され、
かつ薄肉状に形成されていることにより、前記プッシュ
ピース28の押し込み力によって前記突片42,42は
撓まされて弾発力が付与される。
12bに嵌装した際に、前記突出部44,44は前記突
片42,42と所定の隙間δをもって対向され、第1フ
ック24と第2フック26との係合を解除するために、
プッシュピース28を前記隙間δに相当する距離以上押
し込むことにより、前記突出部44,44が上記突片4
2,42に当接する。すると、前記突片42,42が合
成樹脂で形成される容器本体12から一体に突設され、
かつ薄肉状に形成されていることにより、前記プッシュ
ピース28の押し込み力によって前記突片42,42は
撓まされて弾発力が付与される。
【0036】次に、蓋体16を開放してプッシュピース
28から押し込み力を取り除くことにより、前記突片4
2,42の弾発力をもってプッシュピース28は押し戻
されるようになっている。
28から押し込み力を取り除くことにより、前記突片4
2,42の弾発力をもってプッシュピース28は押し戻
されるようになっている。
【0037】図9は他の実施形態を示し、前記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。尚、図9は図2に対応した要部の分解斜視
図である。
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。尚、図9は図2に対応した要部の分解斜視
図である。
【0038】この実施形態では前記図8に示した実施形
態と同様に、凹陥部12bの後方壁面12cの左右両側
部分に切除部分40,40を形成し、この切除部分4
0,40の底面40b,40bから上方に向かって片持
状に起立する薄肉状の突片42a,42aを一体に突設
してある。一方、プッシュピース28の押圧部28aの
幅方向両側の上端部には、前記突片42a,42aの先
端部に当接可能な突出部44a,44aを形成してあ
る。
態と同様に、凹陥部12bの後方壁面12cの左右両側
部分に切除部分40,40を形成し、この切除部分4
0,40の底面40b,40bから上方に向かって片持
状に起立する薄肉状の突片42a,42aを一体に突設
してある。一方、プッシュピース28の押圧部28aの
幅方向両側の上端部には、前記突片42a,42aの先
端部に当接可能な突出部44a,44aを形成してあ
る。
【0039】そして、前記プッシュピース28を凹陥部
12bに嵌装した際に、前記突出部44a,44aは前
記突片42a,42aと所定の隙間δをもって対向さ
れ、第1フック24と第2フック26との係合を解除す
るために、プッシュピース28を前記隙間δに相当する
距離以上押し込むことにより、前記突出部44a,44
aが上記突片42a,42aに当接して、この突片42
a,42aを撓ませる。次に、蓋体16を開放してプッ
シュピース28から押し込み力を取り除くことにより、
前記突片42a,42aの弾発力をもってプッシュピー
ス28は押し戻されるようになっている。
12bに嵌装した際に、前記突出部44a,44aは前
記突片42a,42aと所定の隙間δをもって対向さ
れ、第1フック24と第2フック26との係合を解除す
るために、プッシュピース28を前記隙間δに相当する
距離以上押し込むことにより、前記突出部44a,44
aが上記突片42a,42aに当接して、この突片42
a,42aを撓ませる。次に、蓋体16を開放してプッ
シュピース28から押し込み力を取り除くことにより、
前記突片42a,42aの弾発力をもってプッシュピー
ス28は押し戻されるようになっている。
【0040】ところで、前記図8および図9に示した実
施形態の突片42,42および42a,42aは、容器
本体12から一体に形成し、かつ薄肉状に形成した関係
上、弾発力を持って可撓となっているが、これに限るこ
となく前記突片42,42および42a,42aを弾発
力が発生しない厚肉に形成して、前記図1に示した実施
形態と同様にプッシュピース28の押し込み力に対し作
用・反作用に基づく反力を発生させても、このプッシュ
ピース28を押し戻すことができる。また、図1から図
7に示した実施形態にあっても、突片38,38部分を
薄肉状に形成するか、若しくは軟質材で形成して可撓性
を持たせ、凹陥部12bの後方壁面12cに当接した後
は前記突片38,38に弾発力を与えて、この弾発力で
プッシュピース28を押し戻すようにすることもでき
る。
施形態の突片42,42および42a,42aは、容器
本体12から一体に形成し、かつ薄肉状に形成した関係
上、弾発力を持って可撓となっているが、これに限るこ
となく前記突片42,42および42a,42aを弾発
力が発生しない厚肉に形成して、前記図1に示した実施
形態と同様にプッシュピース28の押し込み力に対し作
用・反作用に基づく反力を発生させても、このプッシュ
ピース28を押し戻すことができる。また、図1から図
7に示した実施形態にあっても、突片38,38部分を
薄肉状に形成するか、若しくは軟質材で形成して可撓性
を持たせ、凹陥部12bの後方壁面12cに当接した後
は前記突片38,38に弾発力を与えて、この弾発力で
プッシュピース28を押し戻すようにすることもでき
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す化粧料容器にあっては、プッシュピースの押し込み
操作によって、まず作動片の傾斜面が容器本体側の突部
に対して摺接して当該作動片を上昇させ、第1,第2フ
ック同士を初期離脱させ、その傾斜面がプッシュピース
または蓋体に摺接して、蓋体を押し上げつつ第2フック
と第1フックとの係合を解除して蓋体を大きく押し開け
ることができる。そして、最初に傾斜面で第1フックか
ら第2フックを離脱させていく過程では、作動片の上面
である平坦面が蓋体側の第2フックを直上に押し上げる
ため、この第2フックには上方への押し上げ力のみが作
用して、第2フックの第1フックからの初期離脱をスム
ーズに行うことができる。
示す化粧料容器にあっては、プッシュピースの押し込み
操作によって、まず作動片の傾斜面が容器本体側の突部
に対して摺接して当該作動片を上昇させ、第1,第2フ
ック同士を初期離脱させ、その傾斜面がプッシュピース
または蓋体に摺接して、蓋体を押し上げつつ第2フック
と第1フックとの係合を解除して蓋体を大きく押し開け
ることができる。そして、最初に傾斜面で第1フックか
ら第2フックを離脱させていく過程では、作動片の上面
である平坦面が蓋体側の第2フックを直上に押し上げる
ため、この第2フックには上方への押し上げ力のみが作
用して、第2フックの第1フックからの初期離脱をスム
ーズに行うことができる。
【0042】また、前記初期離脱からその後は斜面で蓋
体を押し上げていくこととなり、この際には当該斜面に
よって容器本体後方への分力が発生するけれども、既に
傾斜面で第1フックから第2フックを初期的に離脱させ
てあるので、この斜面には専ら蓋体を大きく押し上げる
機能を持たせればよく、この斜面によって蓋体を軽い操
作力で大きく開放することができる。
体を押し上げていくこととなり、この際には当該斜面に
よって容器本体後方への分力が発生するけれども、既に
傾斜面で第1フックから第2フックを初期的に離脱させ
てあるので、この斜面には専ら蓋体を大きく押し上げる
機能を持たせればよく、この斜面によって蓋体を軽い操
作力で大きく開放することができる。
【0043】更に、作動片に形成した傾斜面としては、
第1,第2フック同士を初期離脱させるに必要な傾きお
よび長さに設定すればよく、この初期離脱後の蓋体の押
し上げは斜面で受け持つことができるため、作動片の上
昇量はフック同士を初期離脱させるに足る必要最小限度
に小さく設定することができ、延いては、作動片のヒン
ジ部の屈曲量を小さくしてプッシュピースの耐久性を大
幅に向上することができる。
第1,第2フック同士を初期離脱させるに必要な傾きお
よび長さに設定すればよく、この初期離脱後の蓋体の押
し上げは斜面で受け持つことができるため、作動片の上
昇量はフック同士を初期離脱させるに足る必要最小限度
に小さく設定することができ、延いては、作動片のヒン
ジ部の屈曲量を小さくしてプッシュピースの耐久性を大
幅に向上することができる。
【0044】更にまた、前記プッシュピースまたは前記
容器本体の一方に硬質の突片を突設して、前記第1,第
2フックの係合を解除するに必要な距離を移動したプッ
シュピースと容器本体とを互いに当接させて、このプッ
シュピースに戻り方向の反力を発生させるようにしたの
で、プッシュピースを押し込んで第1,第2フック同士
を係合解除した時点で、前記突片がプッシュピースと容
器本体との間で作用・反作用によりプッシュピースの押
し込み力の反力を生じさせ、この反力をプッシュピース
を押し戻す方向に働かせることができる。このため、蓋
体が開放されている時にはプッシュピースは前記反力に
よりある程度押し戻されているため、蓋体を閉止した際
に作動片が第2フックと突部との間に挟み込まれる等の
不具合をなくすことができる。
容器本体の一方に硬質の突片を突設して、前記第1,第
2フックの係合を解除するに必要な距離を移動したプッ
シュピースと容器本体とを互いに当接させて、このプッ
シュピースに戻り方向の反力を発生させるようにしたの
で、プッシュピースを押し込んで第1,第2フック同士
を係合解除した時点で、前記突片がプッシュピースと容
器本体との間で作用・反作用によりプッシュピースの押
し込み力の反力を生じさせ、この反力をプッシュピース
を押し戻す方向に働かせることができる。このため、蓋
体が開放されている時にはプッシュピースは前記反力に
よりある程度押し戻されているため、蓋体を閉止した際
に作動片が第2フックと突部との間に挟み込まれる等の
不具合をなくすことができる。
【0045】また、本発明の請求項2に示す化粧料容器
にあっては、前記プッシュピースまたは前記容器本体の
一方に、プッシュピースに戻り方向の弾発力を発生させ
る薄肉状の突片を突設して、前記第1,第2フックの係
合を解除するに必要な距離を移動したプッシュピースと
容器本体とを互いに当接させるようにしたので、プッシ
ュピースを押し込んで第1,第2フック同士を係合解除
した時点で、前記突片に弾発力が発生してプッシュピー
スを押し戻すことができる。このため、蓋体を閉止した
際に作動片が第2フックと突部との間に挟み込まれる等
の不具合をなくすことができるという各種優れた効果を
奏する。
にあっては、前記プッシュピースまたは前記容器本体の
一方に、プッシュピースに戻り方向の弾発力を発生させ
る薄肉状の突片を突設して、前記第1,第2フックの係
合を解除するに必要な距離を移動したプッシュピースと
容器本体とを互いに当接させるようにしたので、プッシ
ュピースを押し込んで第1,第2フック同士を係合解除
した時点で、前記突片に弾発力が発生してプッシュピー
スを押し戻すことができる。このため、蓋体を閉止した
際に作動片が第2フックと突部との間に挟み込まれる等
の不具合をなくすことができるという各種優れた効果を
奏する。
【図1】本発明の一実施形態を示す蓋体を閉止した状態
の化粧料容器の断面図である。
の化粧料容器の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す要部の分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明の一実施形態を示す要部の拡大平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施形態を示す蓋体を閉止した状態
の要部拡大断面図である。
の要部拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す傾斜面による初期離
脱状態の要部拡大断面図である。
脱状態の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す斜面による蓋体の押
し上げ状態の要部拡大断面図である。
し上げ状態の要部拡大断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示すプッシュピースを押
し込んだ状態の要部拡大平面図である。
し込んだ状態の要部拡大平面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す要部の分解斜視図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す要部の分解斜視図
である。
である。
10 化粧料容器 12 容器本体 16 蓋体 24 第1フック 26 第2フック 28 プッシュピース 30 作動片 32 傾斜面 34 突部 36 斜面 38 突片 42 突片 42a 突片
Claims (2)
- 【請求項1】 化粧料を収納する容器本体に設けた第1
フックと、該容器本体に蝶着されてこれを開閉する蓋体
に設けた第2フックとの係合を、該容器本体に押し込み
操作可能に設けたプッシュピースで該第2フックを押し
上げ、該第1フックから離脱させて解除するようにした
化粧料容器において、 前記容器本体には、前記第1フ
ックと係合している前記第2フックの下方位置に突部が
形成され、 前記プッシュピースは硬質材からなり、ヒンジ部を介し
て上下方向に可動な作動片が備えられ、 該作動片は、前記突部と前記第2フックとの間に位置さ
れて、その上面が上方の該第2フックを直上へ押し上げ
るように平坦面に形成されると共に、その下面が下方の
該突部に摺接しつつ該作動片を上方へ動かす傾斜面に形
成され、 更に、前記蓋体または前記プッシュピースの一方に、他
方と摺接して該蓋体を押し上げる斜面が形成され、 前記プッシュピースの押し込み操作で前記傾斜面により
前記作動片を上方へ動かし、前記第2フックを押し上げ
て前記第1フックから離脱させていく過程で、その途中
からは前記斜面による前記蓋体の押し上げに移行するよ
うに、該プッシュピースの押し込み方向に前記斜面と前
記蓋体若しくはプッシュピースとの間に隙間が設定さ
れ、 かつ、前記プッシュピースまたは前記容器本体の一方
に、前記第1,第2フックの係合を解除するに必要な距
離を移動したプッシュピースと容器本体とを互いに当接
させて、このプッシュピースに戻り方向の反力を発生さ
せる硬質の突片が突設されたことを特徴とする化粧料容
器。 - 【請求項2】 前記請求項1の硬質の突片に代えて、前
記プッシュピースまたは前記容器本体の一方に、前記第
1,第2フックの係合を解除するに必要な距離を移動し
たプッシュピースと容器本体とを互いに当接させて、こ
のプッシュピースに戻り方向の弾発力を発生させる薄肉
状の突片が突設されたことを特徴とする化粧料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26891196A JPH10108723A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26891196A JPH10108723A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧料容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108723A true JPH10108723A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17464988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26891196A Pending JPH10108723A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10108723A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102538A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクトの蓋係止機構 |
| JP2009279217A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料容器 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26891196A patent/JPH10108723A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102538A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクトの蓋係止機構 |
| JP2009279217A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060523 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |