JPH10108737A - 配膳車 - Google Patents
配膳車Info
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- JPH10108737A JPH10108737A JP26749096A JP26749096A JPH10108737A JP H10108737 A JPH10108737 A JP H10108737A JP 26749096 A JP26749096 A JP 26749096A JP 26749096 A JP26749096 A JP 26749096A JP H10108737 A JPH10108737 A JP H10108737A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 食膳の運搬に利用される配膳車において、収
納庫に収納される食膳の種類や配膳車の使用状態に応
じ、収納庫内を適切に保温できるようにする。 【構成】 車台1の上部に収納庫4を設備し、その収納
庫4の内部には隔壁5で区分した保冷室9と保温室10
を設ける。特に、保温室10には上下両端部を開閉自在
にしたダクト15を設け、そのダクト15の上部にはフ
ァン16を設ける。また、ダクト15にヒータ23を内
蔵するとともに、そのダクト15の内側は遠赤外線パネ
ルで成る放射面30とする。そして、ダクト15の上下
両端部を密閉した状態でファン16を作動させるととも
にヒータ23を発熱させることにより、放射面30から
遠赤外線が放出して保温室10内が保温され、ダクト1
5の上下両端部を開口したときには保温室10内が循環
する暖気で保温される。
納庫に収納される食膳の種類や配膳車の使用状態に応
じ、収納庫内を適切に保温できるようにする。 【構成】 車台1の上部に収納庫4を設備し、その収納
庫4の内部には隔壁5で区分した保冷室9と保温室10
を設ける。特に、保温室10には上下両端部を開閉自在
にしたダクト15を設け、そのダクト15の上部にはフ
ァン16を設ける。また、ダクト15にヒータ23を内
蔵するとともに、そのダクト15の内側は遠赤外線パネ
ルで成る放射面30とする。そして、ダクト15の上下
両端部を密閉した状態でファン16を作動させるととも
にヒータ23を発熱させることにより、放射面30から
遠赤外線が放出して保温室10内が保温され、ダクト1
5の上下両端部を開口したときには保温室10内が循環
する暖気で保温される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食膳の運搬に利用さ
れる配膳車に関し、特に収納された食膳を好適に保温で
きるようにした配膳車に関する。
れる配膳車に関し、特に収納された食膳を好適に保温で
きるようにした配膳車に関する。
【0002】
【従来の技術】病院やホテルなどにおいて入院患者や宿
泊客に配膳するとき、多数の食膳を運搬することのでき
る配膳車が利用されているが、中でも食膳の保温や保冷
を行えるようにした配膳車は非常に便利で一般に広く利
用されている。
泊客に配膳するとき、多数の食膳を運搬することのでき
る配膳車が利用されているが、中でも食膳の保温や保冷
を行えるようにした配膳車は非常に便利で一般に広く利
用されている。
【0003】その種の配膳車は、食膳が収容される収納
庫の内部を隔壁で複数の部屋に区画し、その各部屋を熱
交換器にて保温あるいは保冷できるようにしてある。こ
のうち、保温手段には、室内気を熱源に通して循環させ
る暖気循環方式や遠赤外線による輻射熱を利用した輻射
伝熱方式がある。
庫の内部を隔壁で複数の部屋に区画し、その各部屋を熱
交換器にて保温あるいは保冷できるようにしてある。こ
のうち、保温手段には、室内気を熱源に通して循環させ
る暖気循環方式や遠赤外線による輻射熱を利用した輻射
伝熱方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、暖気循
環方式によれば、庫内に食膳の臭気が篭もらず適温に達
する時間も短いという利点がある反面、庫内の開放時に
おける熱損失が大きいという難点がある。
環方式によれば、庫内に食膳の臭気が篭もらず適温に達
する時間も短いという利点がある反面、庫内の開放時に
おける熱損失が大きいという難点がある。
【0005】一方、輻射伝熱方式では熱損失が少なく庫
内上下の温度差も生じ難いという利点があるものの、暖
気循環方式に比べて適温への到達時間が長かったり、庫
内に臭気が篭もり易いといった難点がある。
内上下の温度差も生じ難いという利点があるものの、暖
気循環方式に比べて適温への到達時間が長かったり、庫
内に臭気が篭もり易いといった難点がある。
【0006】そこで、本発明は配膳車の使用状態や収納
する食膳の種類に応じ、適切な保温方式を選択できるよ
うにすることを主たる目的としたものである。
する食膳の種類に応じ、適切な保温方式を選択できるよ
うにすることを主たる目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、車台の上部に食膳の収納庫を設備し、その
収納庫に前記食膳の保温手段を備えた配膳車において、
前記保温手段は上端部に開閉自在な吸気口を有するとと
もに下端部にも開閉自在な排気口を有して内部が往路と
復路に区分されたダクトと、吸込口が前記吸気口に近接
し吹出口が連通管を介して前記往路の一端に連通される
ファンとを備え、このうち前記ダクトはヒータを内蔵す
るとともに少なくとも内側の一部を熱放射線の放射面と
して前記収納庫の内壁に固定され、また前記収納庫の下
面には前記排気口に近接して加湿部が設備されることを
特徴とする配膳車を提供するものである。
成するため、車台の上部に食膳の収納庫を設備し、その
収納庫に前記食膳の保温手段を備えた配膳車において、
前記保温手段は上端部に開閉自在な吸気口を有するとと
もに下端部にも開閉自在な排気口を有して内部が往路と
復路に区分されたダクトと、吸込口が前記吸気口に近接
し吹出口が連通管を介して前記往路の一端に連通される
ファンとを備え、このうち前記ダクトはヒータを内蔵す
るとともに少なくとも内側の一部を熱放射線の放射面と
して前記収納庫の内壁に固定され、また前記収納庫の下
面には前記排気口に近接して加湿部が設備されることを
特徴とする配膳車を提供するものである。
【0008】ここで、放射面とは電磁波を放出し、その
輻射熱で食膳を加熱するものであり、具体的にはダクト
に内蔵されるヒータを熱源として所定の波長をもつ熱放
射線を放出するものである。その一例として、本発明で
は遠赤外線を放出する遠赤外線パネルを用いている。
輻射熱で食膳を加熱するものであり、具体的にはダクト
に内蔵されるヒータを熱源として所定の波長をもつ熱放
射線を放出するものである。その一例として、本発明で
は遠赤外線を放出する遠赤外線パネルを用いている。
【0009】
【作用】本発明によれば、ダクトの吸気口と排気口を密
閉した状態にしてヒータを発熱してファンを作動させる
と、ダクト中の空気が加熱および循環される。すると、
その暖気とヒータの輻射熱にて放射面が加熱され、その
放射面より庫内の食膳に向けて熱放射線が放出される。
閉した状態にしてヒータを発熱してファンを作動させる
と、ダクト中の空気が加熱および循環される。すると、
その暖気とヒータの輻射熱にて放射面が加熱され、その
放射面より庫内の食膳に向けて熱放射線が放出される。
【0010】一方、この状態でダクトの吸気口と排気口
を開放すると、吸気口を通じて室内気がファンで吸引さ
れ、その吸気が連通管を通じてダクト中に送り込まれる
ようになる。そうすると、これがヒータにて加熱され暖
気となって排気口より室内に流出する。
を開放すると、吸気口を通じて室内気がファンで吸引さ
れ、その吸気が連通管を通じてダクト中に送り込まれる
ようになる。そうすると、これがヒータにて加熱され暖
気となって排気口より室内に流出する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一例を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る配膳車
の内部構造を示した側面図である。図1において、1は
配膳車の車台であり、その底部には図示せぬモータを動
力源とした駆動輪2と、進行方向両側に旋回自在輪3が
備えられている。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る配膳車
の内部構造を示した側面図である。図1において、1は
配膳車の車台であり、その底部には図示せぬモータを動
力源とした駆動輪2と、進行方向両側に旋回自在輪3が
備えられている。
【0012】また、4は車台1の上部に設備した収納庫
であり、その内部には多数の食膳を収納できるようにし
てある。特に、収納庫4の内部は隔壁5で複数の部屋に
区画し、その隔壁5の両面に食膳用トレイ6を支持する
棚板7を多段状に固定している。ここで、隔壁5にて区
分された中間の部屋は冷凍機8により室内温度が5〜7
℃に保たれる保冷室9とし、その両側の部屋は保温手段
を備えて室内温度が70〜80℃に保たれる保温室10
としている。なお、保冷室9や保温室10には開閉扉を
個別に設けて内部の気密を保てるようにしてある。
であり、その内部には多数の食膳を収納できるようにし
てある。特に、収納庫4の内部は隔壁5で複数の部屋に
区画し、その隔壁5の両面に食膳用トレイ6を支持する
棚板7を多段状に固定している。ここで、隔壁5にて区
分された中間の部屋は冷凍機8により室内温度が5〜7
℃に保たれる保冷室9とし、その両側の部屋は保温手段
を備えて室内温度が70〜80℃に保たれる保温室10
としている。なお、保冷室9や保温室10には開閉扉を
個別に設けて内部の気密を保てるようにしてある。
【0013】保冷室9の中央には図示せぬ蒸発器を挟ん
で冷気ダクト11が設けてあり、その冷気ダクト11の
上部には冷気循環ファン12が設備されている。そし
て、冷気循環ファン12にて吸引した保冷室9の室内気
を冷気ダクト11を通じて保冷室9中に還流できるよう
にしてある。なお、13は冷凍機を構成する凝縮器、1
4は冷凍機を構成する圧縮機である。
で冷気ダクト11が設けてあり、その冷気ダクト11の
上部には冷気循環ファン12が設備されている。そし
て、冷気循環ファン12にて吸引した保冷室9の室内気
を冷気ダクト11を通じて保冷室9中に還流できるよう
にしてある。なお、13は冷凍機を構成する凝縮器、1
4は冷凍機を構成する圧縮機である。
【0014】一方、保温室10には食膳の保温手段とし
て、その内壁10aに沿って固定されるダクト15と、
このダクト15の上部に設けられるファン16とを備え
ている。
て、その内壁10aに沿って固定されるダクト15と、
このダクト15の上部に設けられるファン16とを備え
ている。
【0015】図2に示すように、ダクト15は垂直部1
5Aと該垂直部の上端に連結される水平部15Bとをも
つ逆L字状であり、その上端部および下端部には開閉自
在な吸気口17および排気口18が設けられている。
5Aと該垂直部の上端に連結される水平部15Bとをも
つ逆L字状であり、その上端部および下端部には開閉自
在な吸気口17および排気口18が設けられている。
【0016】垂直部15Aは、その長手方向に沿って内
部を仕切板19にて3分割し、その中間部を往路20と
するとともに、その両側部と水平部15Bの内部を復路
21として形成している。このうち、往路20の上端は
連通管22を介してファン16の吹出口16bと連通
し、その内部には所要の間隔でヒータ23を取り付けて
いる。また、復路21は仕切板19の一部を除去した通
気口24を介して下端を往路20と連通するとともに、
垂直部15Aの上端と水平部15Bとの接続部分を連通
口25にて連通している。
部を仕切板19にて3分割し、その中間部を往路20と
するとともに、その両側部と水平部15Bの内部を復路
21として形成している。このうち、往路20の上端は
連通管22を介してファン16の吹出口16bと連通
し、その内部には所要の間隔でヒータ23を取り付けて
いる。また、復路21は仕切板19の一部を除去した通
気口24を介して下端を往路20と連通するとともに、
垂直部15Aの上端と水平部15Bとの接続部分を連通
口25にて連通している。
【0017】ここで、吸気口17は水平部15Bの一端
下部側に開口し、その水平部15Bの下面に摺動自在に
設けたスライド板26にて開閉自在としている。また、
排気口18は往路20の下方における垂直部15Aの下
端面に開口し、その下端面に摺動自在に設けた他のスラ
イド板27にて開閉自在にしている。
下部側に開口し、その水平部15Bの下面に摺動自在に
設けたスライド板26にて開閉自在としている。また、
排気口18は往路20の下方における垂直部15Aの下
端面に開口し、その下端面に摺動自在に設けた他のスラ
イド板27にて開閉自在にしている。
【0018】それらスライド板26,27は、一端に摘
持部28,29をもつ細長い板状であり、その長手方向
に向けて吸気口17および排気口18に対応する貫通孔
26a,27aを有する。特に、それらスライド板2
6,27は、その支持物と摘持部28,29との係合に
より押し込み位置が定められ、この状態にして吸気口1
7と貫通孔26aおよび排気口18と貫通孔27aが連
通または遮蔽し合うようになっており、その上その状態
からスライド板26,27を僅かに引き出すと吸気口1
7と貫通孔26aおよび排気口18と貫通孔27aが互
いに遮蔽または連通するようにしてある。従って、スラ
イド板26,27を僅かに動作させるだけで吸気口17
や排気口18を開閉できるので操作性が良く、しかも吸
気口17や排気口18の開閉時におけるスライド板2
6,27の突出量が少ないため、それらが保温室におけ
る開閉扉の閉塞を阻害しない。
持部28,29をもつ細長い板状であり、その長手方向
に向けて吸気口17および排気口18に対応する貫通孔
26a,27aを有する。特に、それらスライド板2
6,27は、その支持物と摘持部28,29との係合に
より押し込み位置が定められ、この状態にして吸気口1
7と貫通孔26aおよび排気口18と貫通孔27aが連
通または遮蔽し合うようになっており、その上その状態
からスライド板26,27を僅かに引き出すと吸気口1
7と貫通孔26aおよび排気口18と貫通孔27aが互
いに遮蔽または連通するようにしてある。従って、スラ
イド板26,27を僅かに動作させるだけで吸気口17
や排気口18を開閉できるので操作性が良く、しかも吸
気口17や排気口18の開閉時におけるスライド板2
6,27の突出量が少ないため、それらが保温室におけ
る開閉扉の閉塞を阻害しない。
【0019】一方、ファン16は、図3に示すように吸
込口16aと吹出口16bを有する既存の送風装置であ
り、これは収納庫の上部に固定されて部分的にダクト1
5と連通される。特に、吸込口16aは水平部15Bの
内部に通じて吸気口17に近接され、吹出口16bは前
述の如く連通管22を介して往路20の上端と接続され
る。
込口16aと吹出口16bを有する既存の送風装置であ
り、これは収納庫の上部に固定されて部分的にダクト1
5と連通される。特に、吸込口16aは水平部15Bの
内部に通じて吸気口17に近接され、吹出口16bは前
述の如く連通管22を介して往路20の上端と接続され
る。
【0020】また、図3で明らかにしているように、ヒ
ータ23は垂直部15Aの壁面に近接して設けられてい
る。そして、ダクト15の内側、特に垂直部15Aの内
面はヒータ23で加熱されて熱放射線を放出する放射面
30としている。放射面30はステンレス鋼板の表面に
セラミックを焼結した遠赤外線パネルで成り、この遠赤
外線パネルによれば、加熱されることにより熱放射線と
して遠赤外線を放出する。このため保温室に収納した食
膳をその輻射熱にて適正に保温することができる。な
お、水平部15Bの内面を含めダクト15の内側全面を
放射面としてもよい。ここで、図には示していないが、
放射面30と対向する外面とヒータ23との間にはグラ
スウールなどの断熱材を設けて外部への熱伝導を防止し
ている。また、ヒータ23は通電により発熱する発熱線
を管体の中に納めたシーズヒータと呼ばれるものである
が、ヒータ23としてニクロン線などの発熱線を放射面
30に蛇行状に貼着してもよい。
ータ23は垂直部15Aの壁面に近接して設けられてい
る。そして、ダクト15の内側、特に垂直部15Aの内
面はヒータ23で加熱されて熱放射線を放出する放射面
30としている。放射面30はステンレス鋼板の表面に
セラミックを焼結した遠赤外線パネルで成り、この遠赤
外線パネルによれば、加熱されることにより熱放射線と
して遠赤外線を放出する。このため保温室に収納した食
膳をその輻射熱にて適正に保温することができる。な
お、水平部15Bの内面を含めダクト15の内側全面を
放射面としてもよい。ここで、図には示していないが、
放射面30と対向する外面とヒータ23との間にはグラ
スウールなどの断熱材を設けて外部への熱伝導を防止し
ている。また、ヒータ23は通電により発熱する発熱線
を管体の中に納めたシーズヒータと呼ばれるものである
が、ヒータ23としてニクロン線などの発熱線を放射面
30に蛇行状に貼着してもよい。
【0021】次に、図4は図2におけるX−X線断面図
であり、この図からヒータ23とダクト15の内部には
所要の間隙があって気流が阻害されないことが判る。ま
た、図5にはダクト15の下端内部を拡大して示してあ
る。この図に示すように、排気口18を開閉するスライ
ド板27の支持物は、ダクト15の内外両面に固着した
アングルプレート31にて構成される。このアングルプ
レート31はスライド板27の両側縁を摺動自在に支持
するのであり、吸気口17のスライド板26も同様の支
持物にて摺動自在に支持されている。
であり、この図からヒータ23とダクト15の内部には
所要の間隙があって気流が阻害されないことが判る。ま
た、図5にはダクト15の下端内部を拡大して示してあ
る。この図に示すように、排気口18を開閉するスライ
ド板27の支持物は、ダクト15の内外両面に固着した
アングルプレート31にて構成される。このアングルプ
レート31はスライド板27の両側縁を摺動自在に支持
するのであり、吸気口17のスライド板26も同様の支
持物にて摺動自在に支持されている。
【0022】また、図6は配膳車の内部をその進行方向
側から示している。この図に示しているように、ダクト
15は保温室10の内部とほぼ同一の幅をもって固定さ
れている。特に、ダクト15の下端は収納庫4の下面よ
り高い位置にあって、その下方に水蒸気を発する加湿部
33が備えられるようにしてある。
側から示している。この図に示しているように、ダクト
15は保温室10の内部とほぼ同一の幅をもって固定さ
れている。特に、ダクト15の下端は収納庫4の下面よ
り高い位置にあって、その下方に水蒸気を発する加湿部
33が備えられるようにしてある。
【0023】加湿部33は、例えば上面が開口する皿状
であって伝熱性に富む金属製の容器であり、その中に水
を収容した状態で保温室10の下面に設けたヒータパネ
ル34上に設置される。特に、その加湿部33はダクト
15の排気口18に近接する状態で設備され、ヒータパ
ネル34にて加熱された水を水蒸気として排気口18よ
り流出する暖気とともに保温室10中に拡散できるよう
にしている。ここで、ヒータパネル34は通電によって
加熱されるのであるが、ダクト15の吸気口17や排気
口18を閉じたときにはヒータパネル34への通電は自
動または手動により停止される。なお、図6において、
35は保冷室や保温室に設けられる開閉扉である。
であって伝熱性に富む金属製の容器であり、その中に水
を収容した状態で保温室10の下面に設けたヒータパネ
ル34上に設置される。特に、その加湿部33はダクト
15の排気口18に近接する状態で設備され、ヒータパ
ネル34にて加熱された水を水蒸気として排気口18よ
り流出する暖気とともに保温室10中に拡散できるよう
にしている。ここで、ヒータパネル34は通電によって
加熱されるのであるが、ダクト15の吸気口17や排気
口18を閉じたときにはヒータパネル34への通電は自
動または手動により停止される。なお、図6において、
35は保冷室や保温室に設けられる開閉扉である。
【0024】次に、上述のように構成された配膳車の作
用を説明すると、収納庫4には棚板7に支持されて複数
の食膳が収納されるのであり、特に保冷室9には食膳と
してサラダや牛乳その他の飲料が収納され、保温室10
には煮物や揚げ物などの温食品が収納される。そして、
それらの食膳は保冷室9では冷凍機8により適温に保冷
され、保温室10では保温手段にて適温に保温される。
用を説明すると、収納庫4には棚板7に支持されて複数
の食膳が収納されるのであり、特に保冷室9には食膳と
してサラダや牛乳その他の飲料が収納され、保温室10
には煮物や揚げ物などの温食品が収納される。そして、
それらの食膳は保冷室9では冷凍機8により適温に保冷
され、保温室10では保温手段にて適温に保温される。
【0025】特に、保温室10において、輻射伝熱方式
での保温をするときには、ダクト15の吸気口17と排
気口18とを密閉した状態でファン16を作動させると
ともにヒータ23を発熱させる。すると、ダクト15中
の空気は往路20と復路21を通じてファン16で循環
され、しかもヒータ23で加熱されて暖気になる。この
ため、ダクト15の内面すなわち放射面30が暖気とヒ
ータ23とで加熱されて保温室10中に熱放射線として
遠赤外線を放出することになる。この結果、保温室10
中の食膳をその輻射熱で適温に保温することができる。
での保温をするときには、ダクト15の吸気口17と排
気口18とを密閉した状態でファン16を作動させると
ともにヒータ23を発熱させる。すると、ダクト15中
の空気は往路20と復路21を通じてファン16で循環
され、しかもヒータ23で加熱されて暖気になる。この
ため、ダクト15の内面すなわち放射面30が暖気とヒ
ータ23とで加熱されて保温室10中に熱放射線として
遠赤外線を放出することになる。この結果、保温室10
中の食膳をその輻射熱で適温に保温することができる。
【0026】一方、暖気循環方式での保温をするときに
は、ダクト15の吸気口17と排気口18とを開口し、
またヒータパネル34へ通電して加湿部33より水蒸気
を発生させる。この場合、保温室10の空気はその上部
よりファン16にてダクト15中に吸引され、往路20
中のヒータ23で加熱された後に暖気として排気口18
より保温室10中に再び流出するようになる。特に、流
出時には加湿部33の水蒸気を伴って高温多湿状の暖気
となるから、保温室10はその暖気にて保温されて食膳
の乾燥が防止されることになる。
は、ダクト15の吸気口17と排気口18とを開口し、
またヒータパネル34へ通電して加湿部33より水蒸気
を発生させる。この場合、保温室10の空気はその上部
よりファン16にてダクト15中に吸引され、往路20
中のヒータ23で加熱された後に暖気として排気口18
より保温室10中に再び流出するようになる。特に、流
出時には加湿部33の水蒸気を伴って高温多湿状の暖気
となるから、保温室10はその暖気にて保温されて食膳
の乾燥が防止されることになる。
【0027】以上、本発明の好適な一例を図面に基づい
て詳細に説明したが、本発明に係る配膳車は上記構成に
限定されるものでなく、例えば庫内の部屋数として2な
いしは6つのものがあり、且つ各部屋の種別として常温
室を備えたものもある。また、保冷室や常温室を備える
と種々の食膳を収納できるので好ましいが、本発明では
保温室だけの構成にしてもよい。
て詳細に説明したが、本発明に係る配膳車は上記構成に
限定されるものでなく、例えば庫内の部屋数として2な
いしは6つのものがあり、且つ各部屋の種別として常温
室を備えたものもある。また、保冷室や常温室を備える
と種々の食膳を収納できるので好ましいが、本発明では
保温室だけの構成にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば収納庫内を輻射伝熱方式と暖気循環方式とで保温
できるようにしているので、配膳車の使用状態や食膳の
種類に応じて保温方式を使い分けることができ、その上
それらの保温手段を個別に装備する工程が不要になるこ
とから配膳車の生産性および機能性が大幅に向上する。
よれば収納庫内を輻射伝熱方式と暖気循環方式とで保温
できるようにしているので、配膳車の使用状態や食膳の
種類に応じて保温方式を使い分けることができ、その上
それらの保温手段を個別に装備する工程が不要になるこ
とから配膳車の生産性および機能性が大幅に向上する。
【0029】特に、収納庫の開閉頻度が高い使用状況下
では輻射伝熱方式を選択することで熱損失を防止でき、
また臭気の強い食品や冷め易い食品を収納するときなど
には暖気循環方式を選択することで庫内における臭気の
篭もりがなくなり、しかも急速に適温に達するから食品
が冷めるのを防止できる。
では輻射伝熱方式を選択することで熱損失を防止でき、
また臭気の強い食品や冷め易い食品を収納するときなど
には暖気循環方式を選択することで庫内における臭気の
篭もりがなくなり、しかも急速に適温に達するから食品
が冷めるのを防止できる。
【図1】本発明に係る配膳車の内部構造を示した側面図
【図2】収納庫内に設けられる保温手段としてダクトと
ファンを示した斜視図
ファンを示した斜視図
【図3】図2におけるY−Y線断面図
【図4】図2におけるX−X線断面図
【図5】ダクトの下端部を拡大して示した断面図
【図6】本発明に係る配膳車の内部構造を示した正面図
1 車台 4 収納庫 10 保温室 15 ダクト 16 ファン 16a 吸込口 16b 吹出口 17 吸気口 18 排気口 20 往路 21 復路 22 連通管 23 ヒータ 30 放射面 33 加湿部
Claims (1)
- 【請求項1】 車台の上部に食膳の収納庫を設備し、そ
の収納庫に前記食膳の保温手段を備えた配膳車におい
て、前記保温手段は上端部に開閉自在な吸気口を有する
とともに下端部にも開閉自在な排気口を有して内部が往
路と復路に区分されたダクトと、吸込口が前記吸気口に
近接し吹出口が連通管を介して前記往路の一端に連通さ
れるファンとを備え、このうち前記ダクトはヒータを内
蔵するとともに少なくとも内側の一部を熱放射線の放射
面として前記収納庫の内壁に固定され、また前記収納庫
の下面には前記排気口に近接して加湿部が設備されるこ
とを特徴とする配膳車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26749096A JP3708249B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 配膳車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26749096A JP3708249B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 配膳車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108737A true JPH10108737A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3708249B2 JP3708249B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=17445581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26749096A Expired - Fee Related JP3708249B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 配膳車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3708249B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003000357A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 配膳車 |
| JP2004065499A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 配膳カート |
| JP2004089534A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 温蔵庫 |
| JP2005095313A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 配膳車 |
| CN106175118A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-12-07 | 合肥人和节能环保设备制造有限公司 | 一种热风循环、保持饭菜湿度的送餐车 |
| JP2021094321A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 株式会社井上製作所 | 多機能配膳車 |
| JP2021109037A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | 株式会社井上製作所 | 多機能配膳車 |
| CN116424200A (zh) * | 2023-03-27 | 2023-07-14 | 中国人民解放军军事科学院系统工程研究院 | 一种多用途野外饮食保障车 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26749096A patent/JP3708249B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003000357A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 配膳車 |
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| JP2005095313A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 配膳車 |
| CN106175118A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-12-07 | 合肥人和节能环保设备制造有限公司 | 一种热风循环、保持饭菜湿度的送餐车 |
| JP2021094321A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 株式会社井上製作所 | 多機能配膳車 |
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| CN116424200A (zh) * | 2023-03-27 | 2023-07-14 | 中国人民解放军军事科学院系统工程研究院 | 一种多用途野外饮食保障车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3708249B2 (ja) | 2005-10-19 |
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