JPH10108876A - シート状発熱体 - Google Patents
シート状発熱体Info
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- JPH10108876A JPH10108876A JP23885096A JP23885096A JPH10108876A JP H10108876 A JPH10108876 A JP H10108876A JP 23885096 A JP23885096 A JP 23885096A JP 23885096 A JP23885096 A JP 23885096A JP H10108876 A JPH10108876 A JP H10108876A
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Abstract
つ事が出来るシート状発熱体を提供する。 【解決手段】本発明のシート状発熱体は、不織布Aと不
織布Bをウォータージェット法により交絡させ、その上
に発熱性粉体組成物を散布、保持し、更に不織布Cを重
ね、圧縮又は加熱圧縮したものであり、好ましくは不織
布Aが見かけ比重0.15以下の乾式不織布、不織布B
が見かけ比重0.15以上の湿式不織布であり、シート
状発熱体の厚さが5mm以下である。また、本発明のシ
ート状発熱体は、熱エンボスロールにより加熱圧縮した
ものである。
Description
関し、詳しくは発熱性粉体組成物の移動、片寄りが無
く、薄型で使用しやすいシート状発熱体に関するもので
ある。
成分とし、空気中の酸素と接触して発熱する粉体組成物
を通気性を有する袋に収納された発熱体が広く利用され
ている。しかしながら、人体に装着した場合には重力等
により粉体組成物に片寄りが生じ違和感を感じるように
なる他、発熱も片寄る事になる。この欠点を解消する方
法として支持体などに保持させ、シート状にする提案が
種々なされている。
方法(特開昭53−84246号公報)、活性炭繊維
不織布等に酸化助剤を含浸し、金属箔を重ねる方法(特
開昭63−37181号公報)、和紙に酸化助剤を含
浸させ、発熱剤を散布後加圧成形する方法(実開昭64
−42018号公報)、植物性繊維と熱融着性繊維の
不織布を重ね合わせ、その中に化学発熱剤を分散する方
法(特開平2−142561号公報)、繊維が不規則
に積層された高空隙シート状支持体に発熱剤を分散保持
する方法(特開平3−152894号公報)、高空隙
不織布と不織布を接着剤で重ね合わせ、上面に発熱組成
物粉体を散布、更に不織布を重ねて加熱圧着する方法
(特開平8−112303号公報)等がある。
の方法で得られたシート状発熱体は以下の問題点があ
る。 シート状発熱体の剛性が大きく、発熱組成物の粉体が
離脱しやすい。 金属箔の表面積が小さく充分な発熱特性が得られな
い。 シート状発熱体の折曲げ等により発熱剤が剥がれやす
い。 保水性を出すための植物繊維により不織布同士が剥が
れやすい。 発熱組成物を分散保持した後で懸濁液を散布するため
に均一保持が難しい。 高空隙不織布と不織布を接着剤で重ね合わせる為、人
体に装着した場合に折り曲げ時にまだ違和感が有る他、
充分に接着させるには不織布の空隙が接着剤で埋まる
為、主として片面からしか酸素が供給されず、充分に発
熱する量の発熱性組成物を散布した場合には保持性に劣
るので均一な発熱性が得にくい。
保持され、粉体の漏れの無い折曲げや振動に安定な、使
用時に違和感の少ないシート状発熱体の開発が望まれて
いた。
発明のシート状発熱体は、少なくとも不織布Aと不織布
Bをウォータージェットで交絡させ、不織布A上に発熱
性粉体組成物を保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面
に不織布Cを重ね合わせ、圧縮又は加熱圧縮した後、水
又は水系液体を含浸させる事により得られる。
て詳細に説明する。第1の発明は、少なくとも上側に不
織布Aを、下側に不織布Bを重ねてウォータージェット
法により交絡させた後、不織布A側の上面に発熱性粉体
組成物を保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面に不織
布Cを重ね合わせ、圧縮又は加熱圧縮した後、水又は水
系液体を含浸させて得られるシート状発熱体である。
純鉄、還元鉄、ニッケル等の酸化性金属粉を主成分と
し、酸化促進剤の活性炭、食塩、塩化カルシウム等の無
機電解質、パーライト、セビオライト、バーミキュライ
ト、けいそう土、活性白土、ゼオライト、吸水性樹脂等
の保水剤、水等が混合される。
きドラムや孔無しローラー上の織ベルト等の上の繊維ウ
エブに高圧ウォータージェットを当てて繊維を絡ませる
方法であり、スパンレース法、ジェットレース法、ジェ
ットパンチ法などとも呼ばれる。
交絡する事で、得られる不織布の通気性を低下せずに一
体化する事が出来る。一体化した不織布の上に発熱性粉
体組成物を保持させる場合に、保持させる面の反対面か
ら吸引しながら行う方法は発熱性粉体組成物を不織布に
より強く保持されるが、本発明のようにウォータージェ
ット法により不織布を交絡させた方が不織布の通気性が
良好であり、効果的に吸引されるので好ましい。更に、
不織布の通気性が良好である為に発熱反応に必要な酸素
の供給が両面から可能となり、均一な発熱が得られる。
により不織布の硬さが少なくなり、柔らかな感触となる
ために使用時の違和感が軽減される利点がある。
ータージェット法により交絡させた不織布複合体の、不
織布A側の上面に発熱性粉体組成物を散布する時に発熱
性粉体組成物を保持させる面の反対面の不織布B側の面
から吸引して得られるシート状発熱体が好ましい。
組成物の保持性が強固になり、深い孔へ達するのでシー
ト状発熱体を移動する場合や、使用する場合に片よりが
少なくなる。更に単位面積当たりの強固に保持される発
熱性粉体組成物量を多くすることが出来るので長時間の
均一な発熱性が得られる。
は差圧が5mmH2O〜200mmH2O程度である。あ
まり低すぎても発熱性粉体組成物の不織布への保持性に
劣り、高すぎても活性炭が不織布A、Bを通り抜けるた
めに好ましくない。
た目付と荷重50gf/cm2での厚さから算出した見
かけ比重(以下単に見かけ比重とする)が0.15以下
の不織布Aを上側とし、下側に見かけ比重が0.15以
上の不織布Bを重ねて2層をウォータージェット法によ
り交絡させた後、不織布A側の面に発熱性粉体組成物を
保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面に不織布Cを重
ね合わせ、圧縮又は加熱圧縮した後、水又は水系液体を
含浸させて得られるシート状発熱体が好ましい。
ましい理由は、発熱性粉体組成物がその空隙部分に詰ま
った状態で保持されやすい為である。好ましくは電子顕
微鏡や光学式顕微鏡で測定した不織布A表面の平均空隙
径が50μm〜500μmである。
ましい理由は、不織布Aを通って漏れてくる発熱性粉体
組成物を保持する為である。好ましくは電子顕微鏡で測
定した不織布B表面の平均空隙径が30μm以下であ
る。
0.10以下が好ましい。それは発熱性樹脂組成物がそ
の空隙部分へより詰まりやすく、保持されやすくする為
である。好ましくは電子顕微鏡か光学顕微鏡での平均空
隙径が200μm以下である。
096に準拠した荷重50gf/cm2での厚さが0.
5〜5mmの場合が好ましい。
体組成物の保持量が少なくなり、発熱量が小さく、短時
間の使用しか出来なくなる。逆に5mmより厚いとシー
ト状発熱体の剛度が高くなり、身体に装着して使用しに
くい。
熱性粉体組成物に接触する側の見かけ比重0.15以下
の不織布Dと、上層の見かけ比重0.15以上の不織布
Eをウォータージェット法により交絡させたものが好ま
しい。
り発熱性粉体組成物を保持しやすくなり、見かけ比重
0.15以上の不織布Eにより発熱性粉体組成物の漏れ
を防ぐ効果が得られる。
布が好ましい。乾式不織布が好ましい理由は、見かけ比
重が小さく空隙径の大きい不織布が得られる為である。
法で製造されたものが好ましい。湿式不織布の好ましい
理由は、均一で密な不織布が得られるので、発熱性粉体
組成物が漏れるのを防ぐ効果が大きく、均一なシート状
発熱体が得られる為である。
−L1096に準拠した荷重50gf/cm2での厚さ
が0.5mm〜5mmが好ましい。5mmより厚いと身
体に装着して使用する場合、特に肌着に貼る場合では運
動する時に違和感が有り、0.5mmより薄いと使用時
の違和感は無いが発熱性粉体組成物の保持量の関係で使
用可能な時間が短くなり、特定の目的で短時間使用する
場合以外ではあまり好ましくない。
発熱性粉体組成物を保持した上面に不織布Cを重ねあわ
せた後で圧縮することである程度の調節が可能である。
その場合に加熱すれば圧縮効果とともに発熱性粉体組成
物を不織布に固定化する効果も有り好ましい。
は何を用いても良いが、アクリル、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ビニロン、ナイロン等の人造繊維やパル
プ、綿、麻、レーヨン等の植物繊維が好ましい。
により製造されたものでも良いが、不織布Aや不織布D
は比較的低密度の不織布が製造できる乾式法で製造され
た乾式不織布、不織布Bや不織布Eは非常に均一な不織
布を製造することが出来、かつ、不織布の密度調整が容
易である、湿式抄紙法によって製造された湿式不織布が
好ましい。
直接シート状にするスパンボンド法、紡糸直後に加圧熱
風で溶融ポリマーを延伸して微細繊維にし、シート状に
するメルトブロー法、パルプ等を機械的にほぐし単繊維
化してパルプ繊維マットを形成した後水溶性バインダー
等で繊維同士を固着させるエアレイ法などにより製造さ
れる。
散させ、必要に応じて分散剤、粘剤、凝集剤、紙力増強
剤、サイジング剤等を添加した後、丸網抄紙機、長網抄
紙機、傾斜型抄紙機、あるいは2種以上の抄紙機を組み
合わせたコンビネーション型抄紙機を用いて不織布を製
造する方法をいう。湿式抄紙法により目的とする不織布
を製造した場合には、繊維分布の均一性つまり地合いが
非常に良い不織布を得ることが出来、このような不織布
に水系液体を含浸させた場合には分布がより均一とな
り、従って水系液体の吸収程度もより均一化する。
外の、例えば、バインダー機能を有する繊維であるバイ
ンダー繊維の併用は不織布に強度を持たせる上からや不
織布同士を発熱性粉体組成物を挟んで加熱圧縮する場合
が好ましい。バインダー繊維としては、熱により一部ま
たは全部が軟化ないし溶融して隣接する繊維と融着する
熱融着繊維、熱水によって一部または全部が溶解し、乾
燥する際に繊維同士を結合させるビニロン系バインダー
繊維等が好ましく用いられる。
するように熱処理、又はウレタン系、アクリル系、酢酸
ビニル系、スチレン−ブタジェン系、でんぷん系、ポリ
ビニルアルコール系バインダー等の含浸処理、カレンダ
ー処理等の後処理を施しても良い。湿式抄紙法により不
織布を製造した場合には、不織布を構成している繊維同
士を互いに絡み合わせることによって当該不織布の強度
を更に高めることを目的として、カード法、ニードルパ
ンチ法、スパンレース法等による後処理(二次加工)を
行ってもよい。
を、下側に不織布Bを重ねてウォータージェット法によ
り交絡させた後、不織布A側の上面に発熱性粉体組成物
を保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面に不織布Cを
重ね合わせ、熱エンボスロールにより加熱圧縮した後、
水又は水系液体を含浸させて得られるシート状発熱体で
ある。
で部分的な接着が得られる為に発熱性粉体組成物があま
り密にならないので水が全体に行き渡るのに抵抗が少な
く短時間の発熱が得られる。
度が100〜250℃である場合が好ましい。
り低いと充分なエンボス効果、接着効果が得られない。
250℃より高いと不織布を構成している繊維が融解す
る為エンボスロール表面にくっついて切断や汚れの原因
となり操業性が悪くなる。250℃より高い融点の繊維
を使用する場合には不織布の強度が低く操業時の切断が
発生しやすい。
高さが100μm以上が好ましい。
m以上であれば不織布Cを不織布Aと不織布Bからなる
不織布複合体に接着させるに充分である。100μmよ
り小さいと不織布Cと不織布複合体が発熱性粉体組成物
の層から剥がれやすくなる。
線圧が20〜200kg/cmが好ましい。
ス効果が得にくく不織布Cと不織布複合体とが剥がれや
すい。200kg/cmより大きいと熱エンボスロール
の凸部が不織布Cに孔を開け、発熱性粉体組成物が漏れ
やすくなる。
粉体を添加する方が好ましい。
してはポリエチレン、ポリプロピレン等の粉体やその変
性物が挙げられ、更に接着性粉体の溶融温度以上の熱エ
ンボスロール加工により発熱性粉体組成物の不織布への
固定化効果が向上する。好ましい接着性粉体の量は発熱
性粉体組成物の10〜50重量%であり、少ないと固定
化効果が得にくく、多すぎると発熱効果が低下し、シー
ト状発熱体の厚みが増加する。
すさからは最終のシート状発熱体の厚みが薄い方が好ま
しく、発熱性粉体組成物の漏れ防止からは厚い方が好ま
しい為に制限されるが一般的には10g/m2〜100
g/m2程度である。
ましいが、発熱性粉体組成物を強固に保持する為の下限
が有り、一般的には10g/m2〜200g/m2であ
る。
せる方法はいかなる方法でも良いが、例えば、回転して
いる熱エンボスロールに発熱性粉体組成物を単位時間に
一定量を振りかけ、熱エンボスロールから不織布複合体
に落として保持させる方法、スリット状の開口部から連
続的に単位時間に一定量を不織布複合体に落とす方法等
が有り、同時に振動を加える方法も有るが、発熱性粉体
組成物を保持させる面の反対面から吸引すればより好ま
しい。
は1m2当たり200g〜5000g程度である。20
0gより少ないと発熱時間が短く、5000gより多い
とシート状発熱体の厚みが増加し、重くなるので特定の
用途以外では好ましくない。
さ、発熱時間、等が選択されるが、適宜形状、大きさ等
も目的に応じて切断され、加工されて非通気性の袋に詰
めて密閉され、使用されるまで保存される。
が、本発明は以下の実施例に限られるものではない。
尚、%、部とあるのは重量%、重量部を表す。
〜表10に示す。不織布Aと不織布Bは不織布B側から
水圧100kg/cm2、速度20m/分の条件でウォ
ータージェットにより交絡させた。また、不織布Cが不
織布Dと不織布Eから成る場合も不織布A、Bと同様に
してウォータージェットにより交絡させた。
後、ウェットプレスパート、乾燥パート、カレンダーパ
ートを適宜調節して、目標の厚さの不織布を作製した。
H2Oで吸引しながら鉄粉90部、活性炭10部の混合
された発熱性粉体組成物を1100g/m2の割合で開
口部から落下させて保持させた。この不織布の上に不織
布Cを重ね合わせ、160℃、線圧40kg/cmで鏡
面ロール加熱圧着機により加熱圧縮してシート状にし
た。
塩水を520g/m2の割合で散布しシート状発熱体を
作製した。このものを片面がポリプロピレン製微多孔性
フィルムとナイロン不織布の複合シート、片面がポリエ
チレンフィルムとナイロン不織布のラミネートシートの
通気性偏平状袋に収納し、更に非通気性袋に密閉し、2
日後に発熱性の評価を行った。その結果を表25に示
す。
った以外は同様にしてシート状発熱体を作製した。評価
結果を表25に示す。
を重ね合わせ、常温の20℃で線圧40kg/cmで鏡
面ロール圧着機により圧縮した以外は同様にしてシート
状発熱体を作製した。評価結果を表25に示す。
4〜表24に示す。不織布Aと不織布Bは不織布B側か
ら水圧100kg/cm2、速度20m/分の条件でウ
ォータージェットにより交絡させた。また、不織布Cが
不織布Dと不織布Eから成る場合も不織布A、Bと同様
にしてウォータージェットにより交絡させた。
後、ウェットプレスパート、乾燥パート、カレンダーパ
ートを適宜調節して、目標の厚さの不織布を作製した。
H2Oで吸引しながら鉄粉80部、活性炭10部、ポリ
プロピレン粒子(平均粒径8μm)10部の混合された
発熱性粉体組成物を1200g/m2の割合で開口部か
ら落下させて保持させた。この不織布の上に不織布Cを
重ね合わせ、表14〜表24の条件で熱エンボスロール
による加熱圧着機により加熱圧縮してシート状にした。
塩水を520g/m2の割合で散布しシート状発熱体を
作製した。このものを片面がポリプロピレン製微多孔性
フィルムとナイロン不織布の複合シート、片面がポリエ
チレンフィルムとナイロン不織布のラミネートシートの
通気性偏平状袋に収納し、更に非通気性袋に密閉し、2
日後に発熱性の評価を行った。その結果を表26に示
す。
と厚さ1.9mm、目付57g/m2、空隙率97.9
%の木材パルプ製不織布(ハピックス(株)製、Jソフ
ト)の2種類をエチレン−酢酸ビニル系水性接着剤を1
0g/m2の割合で網点状に塗布し、加熱しながら重ね
合わせた。得られた不織布に鉄粉90部、活性炭8部、
高分子保水剤2部の発熱性粉体組成物を1100g/m
2の割合で散布、上下振動を与えて保持させた。この不
織布の上に厚さ1.2mm、目付40g/m2、空隙率
97.5%の木材パルプ製不織布(本州製紙(株)製、
キノクロス)を重ね合わせ、200℃、線圧40kg/
cmでロール加熱圧着機により加熱圧縮してシート状に
した。
塩水を520g/m2の割合で散布し厚さが約2mmの
シート状発熱体を作製した。このものを実施例1と同様
に通気性偏平袋と非通気性袋に収納し、2日後に発熱性
の評価を行った。その結果を表14に示す。(特開平8
−112303号公報の実施例追試)
布Aと不織布B及び不織布Dと不織布Eを比較例1と同
様にしてエチレン−酢酸ビニル系水性接着剤により塗
布、加熱して重ね合わせた。その後実施例1と同様にし
て発熱性粉体組成物を保持させ、不織布Dと不織布Eを
積層した不織布Cを重ね合わせ、加熱圧縮処理後食塩水
を散布してシート状発熱体を作製し、実施例1と同様に
通気性偏平袋と非通気製袋に収納し、2日後に発熱性の
評価を行った。その結果を表25に示す。
と同様にして発熱性粉体組成物を保持させ、不織布Cを
重ね合わせ、加熱圧縮処理後食塩水を散布してシート状
発熱体を作製し、通気性偏平袋と非通気性袋に収納し、
2日後に発熱性の評価を行った。その結果を表25に示
す。
ニールで長さ5mmを意味し、熱融着繊維EはNBF−
E(ポリプロピレン/ポリ酢酸エチルの芯鞘繊維、大和
紡績社製)を意味し、PET繊維はポリエステル繊維を
意味する。
発明に包含されるものはいずれも、良好な発熱性を有
し、身体に装着した場合に違和感の無いものであった。
特に不織布Bの見かけ比重が0.15以上で不織布Aの
見かけ比重が0.15以下、特に0.10以下であれば
発熱性粉体組成物の保持性が良好である。
あれば装着性が良好となる。不織布Aが乾式不織布であ
れば発熱性粉体組成物の保持性、発熱性が良好であり、
不織布Bが湿式抄紙法で製造されたものであれば発熱性
粉体組成物の保持性が良好となる。
物の上に不織布Cを重ね合わせた後で常温で圧縮処理し
た実施例12の場合は加熱圧縮処理した実施例1の場合
と比較して発熱性粉体組成物の保持性と装着性にやや劣
るが充分に実用可能である。
スロールでの加熱圧縮により発熱性粉体組成物の保持
性、発熱性は実施例2の鏡面ロールによる加熱圧縮より
も良好となる。実施例20の熱エンボスロールの凸部の
高さが100μmより小さい場合、実施例23の線圧が
20kg/cmより低い場合は実施例2と同等の発熱性
粉体組成物の保持性であるが発熱性は良好となる。
不織布同士を接着剤で重ね合わせた不織布複合体を用い
た比較例1〜3の内、比較例1、比較例3では装着性に
やや難が有り、不織布複合体の厚さを薄くした比較例2
では、発熱性粉体組成物の保持性に劣る。不織布複合体
を用いずに、乾式不織布だけを用いた比較例4では発熱
性粉体組成物の保持性、発熱性に劣る。
価した。
S−L1096に準拠して荷重50gf/cm2で測
定。
熱体中の発熱性粉体組成物の片寄りやすさと両面や切断
面からの漏れを肉眼で判定した。 ◎:全く片寄り、漏れ無し。数度手で強く振っても片寄
り無し。 ○:全く片寄り、漏れ無いが数度手で強く振れば若干の
片寄り有り。 ○〜△:若干の片寄りか漏れ有り。 △:片寄りか漏れあるが継続しての漏れ無し。 △〜×:片寄りか漏れ多いが継続しての漏れ無し。 ×:片寄りか漏れ多く実使用不可。
シートを人体の腰部にアクリル系粘着剤により貼り付け
て10時間装着した場合の違和感の程度で判定した。 ○:違和感無し。 ○〜△:違和感やや有り。 △:違和感有るが問題の無い程度。 △〜×:違和感有り、長時間の使用に耐えない。 ×:違和感が大きく短時間の使用にも耐えない。
雰囲気でJIS S−4100に基づいて測定した。試
験試料の数は各10個とし、発熱開始から40℃迄に昇
温するのに要する立ち上がり時間、及び40℃以上の持
続時間を試料面を4等分して計4箇所で測定して平均で
評価した。尚、持続時間に関しては用途により短時間で
も良い場合があるので10時間以上が必須条件ではな
い。 ○:4箇所共立ち上がり時間10分以下で持続時間10
時間以上。 ○〜△:4箇所共立ち上がり時間10分から20分で持
続時間10時間以上。 △:1箇所が立ち上がり時間20分より大きいか、1箇
所以上で持続時間10時間より少ないかの何れか。 △〜×:1箇所が立ち上がり時間20分より大きく持続
時間10時間より少ない。又は2箇所以上で立ち上がり
時間が20分より大きい。 ×:2箇所以上で立ち上がり時間20分より大きく持続
時間10時間より少ない。
した様に、本発明によれば、人体への装着の問題が無
く、違和感の無い発熱性粉体組成物の散布、保持工程等
の製造工程での問題も無く、長時間快適な温度を保つ、
シート状発熱体を提供することが可能になる。
Claims (14)
- 【請求項1】 ウォータージェット法により少なくとも
不織布Aと不織布Bを交絡させた不織布複合体の不織布
A側上に発熱性粉体組成物を保持させ、更にその上面に
不織布Cを重ね合わせ、圧縮又は加熱圧縮した後、水又
は水系液体を含浸させたことを特徴とするシート状発熱
体。 - 【請求項2】 発熱性粉体組成物を不織布複合体に保持
させる時に該発熱性粉体組成物を保持させる面の反対面
から吸引する事を特徴とする請求項1記載のシート状発
熱体。 - 【請求項3】 JIS−L1096に準拠した目付と荷
重50gf/cm2での厚さから算出した見かけ比重が
不織布Aは0.15以下、不織布Bは0.15以上であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のシート状発熱
体。 - 【請求項4】 不織布Aの見かけ比重が0.10以下で
あることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載
のシート状発熱体。 - 【請求項5】 不織布AのJIS−L1096に準拠し
た荷重50gf/cm2での厚さが0.5〜5mmであ
ることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の
シート状発熱体。 - 【請求項6】 不織布Cが下層の発熱性粉体組成物に接
触する側の見かけ比重0.15以下の不織布Dと、上層
の見かけ比重0.15以上の不織布Eをウォータージェ
ット法により交絡させたものであることを特徴とする請
求項1〜5の何れか1項に記載のシート状発熱体。 - 【請求項7】 不織布Aが乾式不織布であることを特徴
とする請求項1〜6の何れか1項に記載のシート状発熱
体。 - 【請求項8】 不織布Bが湿式抄紙法で製造されたもの
であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記
載のシート状発熱体。 - 【請求項9】 シート状発熱体のJIS−L1096に
準拠した荷重50gf/cm2での厚さが0.5〜5m
mであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に
記載のシート状発熱体。 - 【請求項10】 前記請求項1〜9の何れか1項に記載
のシート状発熱体において、熱エンボスロールにより加
熱圧縮してなることを特徴とするシート状発熱体。 - 【請求項11】 熱エンボスロールの表面温度が100
℃〜250℃であることを特徴とする請求項10記載の
シート状発熱体。 - 【請求項12】 熱エンボスロールの凸部の高さが10
0μm以上であることを特徴とする請求項10又は11
記載のシート状発熱体。 - 【請求項13】 熱エンボスロールとロールとの線圧が
20〜200kg/cmであることを特徴とする請求項
10〜12の何れか1項に記載のシート状発熱体。 - 【請求項14】 発熱性粉体組成物が接着性粉体を含有
していることを特徴とする請求項10〜13の何れか1
項に記載のシート状発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23885096A JP3694120B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-09-10 | シート状発熱体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21246696 | 1996-08-12 | ||
| JP8-212466 | 1996-08-12 | ||
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