JPH10109044A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JPH10109044A
JPH10109044A JP28294996A JP28294996A JPH10109044A JP H10109044 A JPH10109044 A JP H10109044A JP 28294996 A JP28294996 A JP 28294996A JP 28294996 A JP28294996 A JP 28294996A JP H10109044 A JPH10109044 A JP H10109044A
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crushing
crushed
roller
crushing roller
pressing member
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JP28294996A
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Norio Mitsui
紀雄 三井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄樹脂等を破砕するための破砕機におい
て、被破砕物の種類に拘わらず、迅速に、かつ、効率的
に破砕処理を行うことができ、しかも、耐久性が高く、
小型化可能であって、比較的安価に構成できる新規の破
砕機を実現する。 【解決手段】 基準盤11の上には、左右方向に移動可
能に構成された押圧部材12が配置されており、破砕室
20の一方の側に配置された破砕ローラ23に対して被
破砕物Pを押し付けるように構成されている。破砕ロー
ラ23によって破砕された破砕片は、破砕ローラ23と
基準盤11との間隙から回収部39へと排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は破砕機に係り、特
に、減容処理を行った後の廃棄樹脂等の硬度の高い被破
砕物に対して好適な破砕機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄樹脂を処理する場合には、最
初に樹脂を細かく破砕して、搬送や保管が行い易い形態
に加工し、その後、加熱分解、構造材への混合等の各種
処理を行っている。この場合、例えば、廃棄樹脂をその
まま破砕処理すると、容積が大きいために処理の際の労
力や処理時間がかかるため、予め加熱して体積を減らす
ための減容処理を行う場合がある。
【0003】廃棄樹脂を破砕するための破砕機として
は、一般に、破砕ブレードを周面に多数取り付けた一対
の破砕ローラを対向配置させ、この上から廃棄樹脂を投
入し、一対の破砕ローラを互いに逆方向に回転させて、
破砕ブレードによって廃棄樹脂を砕きながら、ローラ間
の間隙に引き込む方法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような廃棄樹脂
の破砕工程においては、上記のような一対の破砕ローラ
によって破砕する方法では、廃棄樹脂が廃棄ローラの上
で踊ったり、跳ねたりするために、迅速に破砕を行うこ
とができず、しかも、硬度が高い被破砕物の場合には破
砕ローラの上方で踊り続けて、破砕ができない場合もあ
るという問題点がある。
【0005】また、硬度が高く、特に粘り強い被破砕物
を破砕しようとすると、被破砕物が破砕ブレードによっ
て充分に砕かれないうちに破砕ローラの間に入り込む場
合があり、この場合には、破砕ローラの軸受けに大きな
応力が加わり、軸受けが破壊されてしまうという問題点
がある。これを回避するためには、きわめて大きな応力
に対しても耐えうる軸受けを形成する必要があり、必然
的に装置が大型化し、製造コストも上昇する。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、被破砕物の種類に拘わらず、迅速
に、かつ、効率的に破砕処理を行うことができ、しか
も、耐久性が高く、小型化可能であって、比較的安価に
構成できる新規の破砕機を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、投入された被破砕物を収容す
る破砕室と、該破砕室の一方に配置された破砕ローラ
と、前記破砕室の他方から移動し、前記被破砕物を前記
破砕ローラに向かって押し付けるように構成された押圧
部材と、該押圧部材を移動させる部材駆動手段と、前記
破砕ローラを回転駆動するローラ駆動手段とを備えてお
り、前記被破砕物の破砕片を、前記破砕ローラと前記破
砕室の壁面縁部との間に設けられた間隙から排出するよ
うに構成した破砕機である。
【0008】この手段によれば、破砕室に収容された被
破砕物は押圧部材によって破砕ローラに押し付けられる
ので、被破砕物が飛び跳ねたり踊ったりすることを防止
できるために、迅速かつ確実に破砕することができると
ともに、破砕片を破砕ローラと破砕室の壁面縁部との間
に設けられた間隙から排出するように構成したので、被
破砕物が破砕されないまま噛み込まれることが防止さ
れ、破砕機の破壊を防止することができる。したがっ
て、硬度が高く、粘り強い材質の被破砕物に対しても容
易に破砕を行うことができる。
【0009】ここで、前記押圧部材の先端面は、前記破
砕ローラの周面と略対応した凹状円筒面に形成されてい
ることが好ましい。この手段によれば、押圧部材によっ
て被破砕物を破砕ローラに押し付けながら破砕してい
き、最終的に押圧部材が最も破砕ローラに接近した状態
で、押圧部材と破砕ローラの周面との間隔をほぼ一定に
することができるので、被破砕物が大きな塊として残る
ことがなく、最後まで確実に破砕することができる。
【0010】また、前記押圧部材は、前記破砕ローラに
向かう方向に伸びるガイド軸に案内されていることが好
ましい。この手段によれば、押圧部材を破砕ローラの方
向に正確に移動させることができるとともに、押圧部材
と破砕室の壁面との間の破砕片の噛み込みを防止するこ
とができる。
【0011】さらに、前記破砕ローラの周面には、前記
破砕ローラの軸線方向に隣接した位置を通過するように
配列された複数の断面山状の破砕ブレードが分散配置さ
れているとともに、該破砕ブレードの間の谷部に対応す
る位置を通過するように複数の補助ブレードが分散配置
されていることが好ましい。この手段によれば、断面山
状の破砕ブレードによって確実に被破砕物を掻き取るこ
とができるとともに、補助ブレードによって、破砕ブレ
ードの谷部に対応する、被破砕物の破砕面に形成された
山部を掻き取ることができるので、押圧部材と破砕ロー
ラとの間に破砕ブレードの形状に対応した破砕面を有す
る薄片状の被破砕物が残存することを防止できる。
【0012】この場合にはさらに、前記補助ブレード
は、前記破砕ブレードを取付けた取付部材に取付されて
いることが望ましい。この手段によれば、破砕ブレード
と補助ブレードとを正確に位置決めできるとともに、破
砕ブレードと補助ブレードとを別々に破砕ローラに取付
する必要がなくなるので、ブレードの取付作業が容易に
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る破砕機の実施形態について説明する。図1は本実
施形態における破砕機の全体構成を示すものである。フ
レーム10の内部には剛性の高い材質で形成された基準
盤11が水平に配置されている。基準盤11の表面11
aは平坦かつ平滑な面に形成されている。
【0014】この基準盤11の上には、硬度の高い鋼材
で形成された押圧部材12が図示左右に移動可能に配置
されている。この押圧部材12は、後述するように、装
置の左右側面部に固定された一対のガイド軸に案内され
ており、このガイド軸に沿って移動自在に取り付けられ
ている。押圧部材12は基準盤11の表面11aに対し
て僅かに離れた状態に上記ガイド軸によって支持されて
おり、その下端には、基準盤11の表面11aに摺擦す
るように前後端部に取り付けられた2つの除塵ブラシ1
2b,12bが取り付けられている。
【0015】押圧部材12の背面部(図示左端)には、
油圧シリンダ13のシリンダロッド13aが接続されて
おり、油圧シリンダ13の動作に従って押圧部材12が
基準盤11に沿って図示左右方向に移動するように構成
されている。
【0016】押圧部材12及び油圧シリンダ13の上方
には、上記フレーム10に支持された搬送板14が固定
されている。この搬送板14の表面側には、多数の搬送
ローラ15が図示左右方向に配列されており、それぞれ
の搬送ローラは回転自在に軸支されている。搬送板14
の図示右側には、同様の構造を持った可動搬送板16が
配置されており、この可動搬送板16の表面側にも複数
の搬送ローラ17が取り付けられている。
【0017】可動搬送板16の図示右側には、フレーム
10に固定された箱状体によって画成された破砕室20
が構成されている。この破砕室20の図示左側は開口
し、被破砕物の導入口21となっている。破砕室20の
底面部は、上記基準盤11によって構成されており、こ
の基準盤11における図示右側の部分の表面11aが破
砕室20の壁面を構成するようになっている。
【0018】破砕室20における導入口21の下側縁部
には、上記可動搬送板16の端部が軸支されている。ま
た、可動搬送板16の下面は、フレーム10に対して回
動自在に取り付けられた油圧シリンダ18のシリンダロ
ッド18aに対し、回動自在に取り付けられている。そ
の結果、油圧シリンダ18の動作により可動搬送板16
を上方へ回動させることによって導入口21がちょうど
閉鎖されるように構成されている。
【0019】破砕室20の上部には開閉蓋22が着脱自
在に取り付けられている。破砕室20の図示右側におい
ては、上記基準盤11が開口し、この開口部に一部が収
容されるように配置された破砕ローラ23が設けられて
いる。この破砕ローラ23はフレーム10に対して固定
され、図1の紙面に垂直な方向に伸びる下支軸24に対
して軸受け25を介して回転自在に取り付けられてい
る。
【0020】破砕ローラ23は、装置の側面部に配置さ
れたフライホイール26に対して固定されている。この
フライホイール26は伝動ベルト27を介してベルト車
28に連結され、ベルト車28は伝動軸29を介してベ
ルト車30に接続されている。ベルト車30は伝動ベル
ト31を介して駆動モータ32のプーリ33に連結され
ている。
【0021】破砕ローラ23の上方には、破砕ローラ2
3と僅かに離れた状態で、補助ローラ34が配置されて
いる。この補助ローラ34は、フレーム10に固定され
た上支軸35に対し回転自在に取り付けられている。補
助ローラ34は、上記フライホイール26の配置されて
いる側とは逆の装置側面側でベルト車36に連結されて
おり、このベルト車36は伝動ベルト37を介して、破
砕ローラ23に接続されたベルト車38に連結されてい
る。
【0022】破砕ローラ23の下方には、基準盤11の
開口部を通して破砕ローラ23の周面と対向する回収部
39が設けられ、この回収部39の下端は、そのままス
クリューコンベア40に連通している。スクリューコン
ベア40は、図1の紙面と垂直方向に斜めに配置されて
おり、その内部には、搬送スクリュー41が回転自在に
収容されている。スクリューコンベア40の最下部に
は、駆動モータ42が配置され、この駆動モータ42は
搬送スクリュー41を回転させるようになっている。
【0023】スクリューコンベア40の最上部は装置側
面部に突出し、その突出部に図示しない排出口が設けら
れている。破砕ローラ23によって破砕された樹脂は、
回収部39に落下して、スクリューコンベア40の内部
に入り、搬送スクリュー41によってその軸線方向に搬
送され、上記排出口から排出されるように構成されてい
る。
【0024】被破砕物Pは、図示左側の搬送板14上に
載置された後、搬送ローラ15上において押されて移動
され、可動搬送板16上を同様に搬送ローラ17によっ
て移動して、導入口21から破砕室20内に導入され
る。ここで、搬送ローラ15、17を駆動モータ等の駆
動源からの動力によって回転させ、自動的に被破砕物P
が破砕室20内に導入されるようにしてもよい。
【0025】図2に示すように、破砕室20内に導入さ
れた被破砕物Pは、基準盤11の表面上に載置され、続
いて、油圧シリンダ13が可動して押圧部材12が被破
砕物Pを図示右側に押圧する。その結果、被破砕物P
は、予め駆動モータ32の駆動力によって図示反時計方
向に回転されている破砕ローラ23の周面に押し付けら
れる。破砕ローラ23の周面には多数の破砕ブレードが
取り付けられているため、この破砕ブレードによって被
破砕物Pは徐々に破砕され、その破砕片は、破砕室の壁
面を構成する基準盤11の先端部の開口縁部11bと破
砕ローラ23の周面との間の間隙から回収部39の内部
に落下する。
【0026】破砕ローラ23を軸支する水平軸24は、
図3に示すように、基準盤11の表面11aよりも距離
dだけ上方に配置されており、したがって、破砕ローラ
23のの中心位置もまた基準盤11の表面11aよりも
やや上方に配置されている。これに対して、押圧部材1
2が最も破砕ローラ23に接近している状態で、押圧部
材12の先端面12aはほぼ破砕ローラ23と同芯の凹
状円筒面になるように形成されている。
【0027】この結果、押圧部材12は被破砕物Pを斜
め下方に押圧して被破砕物Pの浮き上がりや乗り上げを
防止することができるとともに、押圧部材12が破砕ロ
ーラ23に最も接近したとき、先端面12aのほとんど
の部分が破砕ローラ23の周面に対して同じ距離を保つ
ようになっているため、押圧部材12と破砕ローラ23
との間に、回収部39への通過を妨げるような形状の被
破砕物Pが残らないように配慮されている。
【0028】補助ローラ34は、破砕ローラ23よりは
小径に形成され、破砕ローラ23の中心軸のほぼ直上位
置に中心軸を備えている。補助ローラ34の周面にもブ
レードが多数植設されている。このブレードは破砕ブレ
ードと同形のものでもよいが、単に爪状のもので構わな
い。補助ローラ34は破砕ローラ34と同方向に回転駆
動する。このため、破砕ローラ23の周面にて破砕され
ている被破砕物Pが、破砕時の応力によって上方へ飛び
跳ねたり、踊ったりした場合に、補助ローラ34の周面
に衝突することによって再び下方の破砕ローラ23の側
に押し付けられ、破砕処理が行われるようになってい
る。
【0029】実際には、被破砕物Pは押圧部材12によ
って破砕ローラ23に押し付けられており、しかも、図
3に示すように、破砕ローラ23の中心高さは基準盤1
1の表面11aよりも距離dだけ高く設定されているの
で、被破砕物Pが上方へ飛び跳ねたり、踊ったりするこ
とはほとんどない。しかしながら、被破砕物Pと破砕ロ
ーラ23との間に急激な応力が加わったり、被破砕物P
の背が高く安定性が悪かったりした場合に、上方へ飛び
出る場合はあり、このような場合に、補助ローラ34は
有効に作用する。
【0030】図3においては、被破砕物Pを破砕室20
内に導入した後、導入口21を可動搬送板16によって
閉鎖した状態を示している。可動搬送板16は、上述の
ようにフレーム10に対して回動自在に取り付けられ、
装置の両側面部に取り付けられた一対の油圧シリンダ1
8のシリンダロッド18aに接続されている。油圧シリ
ンダ18を動作させてシリンダロッド18aを伸縮させ
ると、これに伴って可動搬送板16は、図1に示す水平
姿勢から、導入口21を閉鎖する垂直姿勢にまで約90
度の範囲で回動する。
【0031】上述のように可動搬送板16で導入口21
を閉鎖することによって、破砕室20内に導入された被
破砕物Pが破砕ローラ23によって破砕されている場
合、破片が導入口21から外部へ飛び出ることがなく、
作業者が怪我などを負う危険性を低減できる。
【0032】上記油圧シリンダ13,18及び駆動モー
タ32,42は、基準盤11の下方に配置された制御装
置Eによって適宜のプログラムに従って制御され、稼動
するようになっている。この制御装置Eには、押圧部材
12に対する負荷によって処理プログラムを変更した
り、処理を中止したりするフィードバック制御系が構成
されていてもよい。また、可動搬送板16が導入口21
を閉鎖していないと押圧部材12が移動しなかったり、
搬送ローラ23が回転しない等の、安全のための構成を
備えていてもよい。
【0033】図4は、破砕ローラ23の周面に埋設され
る破砕ブレード41の形状、構造を示す斜視図である。
この破砕ブレード41は超硬質の合金を材料とし、ブレ
ード形状が略山形に形成されている。破砕ブレード41
は鋼材で構成されたホルダ40の支持部40aによって
位置決め支持された状態で取り付けられている。なお、
図示の矢印Fは、破砕ローラ23の周面の回転方向を示
すものである。
【0034】ホルダ40には、破砕ブレード41に対し
て回転方向Fにおける後方側に、補助ブレード42が取
り付けられている。この補助ブレード42は、略角形の
ブレード形状を備えている。補助ブレード42は、その
ブレード部分が破砕ブレード41とは横方向(破砕ロー
ラ23の軸線方向)にずれた位置に配置されるように取
り付けられている。
【0035】上記図4に示す破砕ブレード41は、ホル
ダ40によって破砕ローラ23の周面上に分散した状態
に取り付けられている。破砕ローラ23の断面形状とそ
の周囲の構造とを図5に示す。破砕ローラ23の周面に
対して水平方向の位置に対向する基準盤11の端部に
は、破砕ブレード41の通過領域を確保した鋸歯形状の
開口縁部11bが形成されている。また、基準盤11と
は反対側にも同様の開口縁部44bを備えた対向板44
が配置されている。
【0036】図6には、破砕ローラ23の周面上に取付
られた破砕ブレード41の位置を示すものである。破砕
ブレード41は、その山形のブレード面が破砕ローラ2
3の軸線方向(図示横軸方向)に連続するようなピッチ
で取り付けられており、しかも、その取付位置は、破砕
ローラ23の軸線方向に隣接するものが、ローラ周面上
にて50度ずつ異なった位相になるように配置されてい
る。複数の破砕ブレード41は、上記50度の間隔でロ
ーラ周面上を螺旋状に配列されている。
【0037】上記のような破砕ローラ23の構造によっ
て、被破砕物Pは、破砕ブレード41によってその表面
を掻き取られながら破砕されていく。掻き取られた破砕
片は、図5の基準盤11の開口縁部11bとの間から回
収部39へと落下し、また、破砕ローラ23の周面に付
着した破砕片のうち大きなものは、対向板44の開口縁
部44bによってやはり回収部39へと掻き落とされ
る。
【0038】ここで、破砕ブレード41のみで被破砕物
Pを破砕していくと、図5の開口縁部11bと同様の形
状に被破砕物Pの破砕面が加工され、最後に、当該破砕
面を備えた薄い板状体が残ってしまう場合がある。この
ため、補助ブレード42を設け、被破砕物Pの破砕面に
形成された山形形状の山部を掻き取ることによって、残
った板状体をもばらばらにすることができ、被破砕物P
を最終的には完全に破砕することができる。
【0039】図7は、上記実施形態における押圧部材1
2の案内構造を示すものである。押圧部材12は、装置
の内部の押圧部材12の両側側面部に取り付けられた一
対のガイド軸45,45を抱え込むように構成され、こ
れらのガイド軸45に支持された状態でガイド軸45に
対し摺動するように構成されている。ガイド軸45はフ
レーム10に対して押圧部材12の移動方向に伸びるよ
うに配設されている。
【0040】この押圧部材12の支持方法によれば、押
圧部材12を所定の方向に正確に向けた状態とすること
ができるとともに、応力に対して強い構造とすることが
できる。また、処理工程において発生する破砕片が基準
盤11の表面上に残っていても、押圧部材12を基準盤
11の表面上を摺動するように構成した場合のように破
砕片が押圧部材12と基準盤11との間に挟まることを
防止でき、押圧部材の駆動系や案内構造に損傷を与える
恐れがない。この場合、本実施形態では、押圧部材12
と基準盤11との間隙に破砕片が侵入しないように、除
塵ブラシ12b(図1乃至図3参照)を押圧部材12の
前後端部に設けているので、当該間隙に破砕片が挟ま
り、押圧部材12の案内構造を破壊したり、移動方向の
精度が狂ったりする恐れをさらに低減している。
【0041】本実施形態によれば、減容処理を施した廃
棄樹脂等の硬度が高く粘り強いものに対しても大きな動
力を必要とせずに確実に破砕することができる。これに
対して、例えば、一対の破砕ローラによって破砕しなが
ら、破砕ローラ間に引き込む従来形式の破砕機において
は、硬度の高い、粘り強いものを破砕しようとすると、
破砕ローラの回転駆動力をきわめて高くする必要があ
り、一方、破砕ローラの回転駆動力をあまりにも強くし
過ぎると、破砕ローラ間に被破砕物を噛み込み、破砕ロ
ーラの軸受けを破壊してしまうという欠点がある。
【0042】本実施形態では、押圧部材によって破砕ロ
ーラに対して被破砕物を押し付けるように構成している
ため、被破砕物に対して破砕ローラに対する圧力を加え
ることができるので、確実に被破砕物を破砕することが
できる。特に、破砕ローラに対して基準盤の開口縁部を
対向させているため、被破砕物を噛み込むこともなく、
また、破砕ローラと開口縁部との間隙を通過する破砕片
のみが排出されるようになっており、被破砕物を均一に
細かく砕くことが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、破
砕室に収容された被破砕物は押圧部材によって破砕ロー
ラに押し付けられるので、被破砕物が飛び跳ねたり踊っ
たりすることを防止できるために、迅速かつ確実に破砕
することができるとともに、破砕ローラと破砕室の壁面
縁部との間に設けられた間隙から排出するように構成し
たので、被破砕物が破砕されないまま噛み込まれること
が防止され、破砕機の破壊を防止することができる。し
たがって、硬度が高く、粘り強い材質の被破砕物に対し
ても容易に破砕を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕機の実施形態の構造を示す縦
断面図である。
【図2】同実施形態における破砕時の状態を示す縦断面
図である。
【図3】同実施形態における破砕時の異なる状態を示す
縦断面図である。
【図4】同実施形態における破砕ローラの周面上に取り
付ける破砕ブレードの構造を示す斜視図である。
【図5】同実施形態における破砕ローラと周囲構造との
関係を示す横断面図である。
【図6】同実施形態における破砕ローラの周面上の破砕
ブレードの位置を示すブレード配置図である。
【図7】同実施形態における押圧部材の案内構造を示す
概略構成図である。
【符号の説明】
10 フレーム 11 基準盤 12 押圧部材 12a 先端面 13 油圧シリンダ 14 搬送板 16 可動搬送板 18 油圧シリンダ 20 破砕室 21 導入口 23 破砕ローラ 34 補助ローラ 39 回収部 40 スクリューコンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された被破砕物を収容する破砕室
    と、該破砕室の一方に配置された破砕ローラと、前記破
    砕室の他方から移動し、前記被破砕物を前記破砕ローラ
    に向かって押し付けるように構成された押圧部材と、該
    押圧部材を移動させる部材駆動手段と、前記破砕ローラ
    を回転駆動するローラ駆動手段とを備えており、 前記被破砕物の破砕片を、前記破砕ローラと前記破砕室
    の壁面縁部との間に設けられた間隙から排出するように
    構成した破砕機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押圧部材の先端
    面は、前記破砕ローラの周面と略対応した凹状円筒面に
    形成されていることを特徴とする破砕機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記押圧部材は、前
    記破砕ローラに向かう方向に伸びるガイド軸に案内され
    ていることを特徴とする破砕機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記破砕ローラの周
    面には、前記破砕ローラの軸線方向に隣接した位置を通
    過するように配列された複数の断面山状の破砕ブレード
    が分散配置されているとともに、該破砕ブレードの間の
    谷部に対応する位置を通過するように複数の補助ブレー
    ドが分散配置されていることを特徴とする破砕機。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記補助ブレード
    は、前記破砕ブレードを取付けた取付部材に取付されて
    いることを特徴とする破砕機。
JP28294996A 1996-10-04 1996-10-04 破砕機 Pending JPH10109044A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107774416A (zh) * 2017-11-12 2018-03-09 无锡市麦杰机械工程有限公司 一种粮油加工用碾碎装置
CN113942147A (zh) * 2021-10-04 2022-01-18 黄娜莉 一种聚氯乙烯树脂回收用的高效造粒机
CN120116372A (zh) * 2025-03-12 2025-06-10 宿迁宏泰橡胶科技有限公司 一种橡胶废料回收利用装置

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