JPH10109249A - プレス機械のエキセン軸の潤滑装置 - Google Patents
プレス機械のエキセン軸の潤滑装置Info
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Abstract
心部に供給した潤滑油を周囲に飛散させて周囲を汚染さ
せないと共に、供給した潤滑油を効率的に回収できるプ
レス機械のエキセン軸の潤滑装置を提供することであ
る。 【解決手段】 プレス機械のエキセン軸1の偏心部3に
潤滑油で潤滑される軸受けメタル17を嵌合固定して設
け、該軸受けメタルを介して連結杆19を摺動自在に嵌
合し、該連結杆に設けた軸受けメタル嵌合穴27の両側
面に潤滑油飛散防止リング29を設けたことを特徴とす
るプレス機械のエキセン軸の潤滑装置。
Description
ン軸の潤滑装置に関する。
軸の偏心部と連結杆(コネクチングロッド)に対する潤
滑は、偏心部の軸受けメタル部へ潤滑油またはグリスな
どを供給することにより行っている。また、潤滑油は給
油器を使用して一定時間ごとに軸受けメタル部へ潤滑油
を供給している。
メタル部に供給された潤滑油は、エキセン軸の回転速度
が高速になるにつれて、偏心部の側部から偏心方向に飛
散して周囲を汚染する。また、軸受けメタル部に供給し
た潤滑油を効率的に回収して再使用することができな
い。
前記軸受けメタル部の両側部にオイルシールを設けるこ
とも行われているが、接触式のオイルシールのため磨耗
や劣化などのため消耗が早く適宜な交換が必要となる。
そのほかに、非接触のラビリンスシールを使用すること
も可能ではあるが、ラビリンスシールを使用する場合に
は、エキセン軸側にも油溝を設けるので偏心軸の強度が
低下するという問題がある。
成されたものであり、本発明の課題は、エキセン軸の強
度を低下させることのない潤滑油飛散防止機構により、
エキセン軸の回転速度が高速になっても、偏心部に供給
した潤滑油を飛散させて周囲を汚染させないと共に、偏
心部に供給した潤滑油を効率的に回収できるプレス機械
のエキセン軸の潤滑装置を提供することである。
として、請求項1に記載のプレス機械のエキセン軸の潤
滑装置は、プレス機械のエキセン軸の偏心部に潤滑油で
潤滑される軸受けメタルを嵌合固定して設け、該軸受け
メタルを介して連結杆を摺動自在に嵌合し、該連結杆に
設けた軸受けメタル嵌合穴の両側面に潤滑油飛散防止リ
ングを設けたことを要旨とするものである。
になっても、軸受けメタル部に供給された潤滑油が偏心
部の側部から偏心方向に飛散することを防止することが
できる。また、エキセン軸に油溝などを設けることなく
潤滑油飛散防止リングを連結杆に取付けることができる
ので、エキセン軸の強度を低下させることがない。
の潤滑装置は、請求項1に記載のプレス機械のエキセン
軸の潤滑装置において、前記潤滑油飛散防止リングに環
状の油溝と該油溝に連通する切欠き溝を設け、該切欠き
溝を前記エキセン軸の偏心部の下死点位置近傍に設けた
ことを要旨とするものである。
の潤滑装置は、請求項2に記載のプレス機械のエキセン
軸の潤滑装置において、前記潤滑油飛散防止リングの下
方位置に、前記油溝と切欠き溝を経由して流出する潤滑
油を受ける潤滑油受けを設けたことを要旨とするもので
ある。
載のプレス機械のエキセン軸の潤滑装置によれば、軸受
けメタル部に供給した潤滑油を効率的に回収して再使用
することが可能である。
によって説明する。図1はプレス機械のエキセン軸の偏
心部を示した図であり、図2は図1のII−II線に沿
った断面図である。
キセン軸1は、偏心部3の両側のジャーナル部5(A、
B)をプレス機械のフレーム7に設けたジャーナル軸受
部9(A、B)に設けた軸受けメタル11(A、B)に
回転自在に軸支してある。また、このエキセン軸1の一
方の軸端部(図1において右方向)には図示省略のエキ
セン軸駆動手段が設けてある。
ン軸1のジャーナル部5Bの端部にはメタル押さえ10
が取付けてある。なお、このメタル押さえ10とジャー
ナル軸受部9Bとの間にはオイルシール12が設けてあ
る。また、このオイルシール12部分に漏洩した潤滑油
を後述の潤滑油回収リング55Aに連通する油路14が
ジャーナル軸受部9Bに設けてある。なおまた同様な構
造の油路がジャーナル軸受部9Aにも設けてある。
3はエキセン軸1の回転軸心15からeだけ偏心させて
設けてある。この偏心部3には軸受けメタル17が嵌合
固定してあり、この軸受けメタル17に連結杆(コネク
チングロッド)19を摺動自在に嵌合させてある。
の下端部に設けた雌ねじ21には、直線ガイド(図示省
略)にガイドされて、直線運動をする図示しないスライ
ドまたはラムに揺動自在に連結したコネクションスクリ
ュー23の雄ねじ部25が螺合してある。なお、このコ
ネクションスクリュー23は、前記図示省略のスライド
またはラムのシャットハイトを調節するためのものであ
る。
段を回転駆動すれば、連結杆(コネクチングロッド)1
9が前記エキセン軸1の軸心15の回りに回転運動を
し、前記コネクションスクリュー23を介して、前記図
示省略のスライドまたはラムにストローク長2*eの直
線運動を与えることになる。
は、連結杆(コネクチングロッド)19の軸方向の幅よ
りも若干小さく形成してある。また、偏心部3の両側に
はエキセン軸1と同軸にエキセン軸1の半径R1より大
きく、偏心部3の半径R3より小さい半径R2を有する
円弧状の段部31を設けてある。
設けた、エキセン軸1の偏心部3に嵌合固定した軸受け
メタル17を嵌合するための嵌合穴27の両側には、潤
滑油飛散防止リング29をボルトなどの締結部材33で
取付けてある。この潤滑油飛散防止リング29には環状
の油溝35が設けてある。さらに、潤滑油飛散防止リン
グ29には、潤滑油飛散防止リング29の表面から油溝
35に連通る切欠き溝37が設けてある。なお、前記油
溝35の断面形状は、要するに潤滑油を流すための油溝
であるので、例えば、コの字型、V字型、U字型、円弧
型、その他適宜な形状の断面形状を用いることができ
る。
杆(コネクチングロッド)19への取付位置は、例え
ば、図1、図2に示す如く、前記エキセン軸1の偏心部
3が上死点に位置するとき、前記連結杆(コネクチング
ロッド)19の外側に切欠き溝37が位置する様にさせ
ると共に、偏心部3の下死点側に前記油溝35が位置す
るように取付けるのが望ましい。なお、前記油溝35の
位置は厳密に偏心部3の下死点位置に位置する様に取付
けなくてはならないという訳ではなく下死点位置の近傍
に取付ければよい。
(コネクチングロッド)19と、エキセン軸1の偏心部
3との間に潤滑油を供給するために、軸受けメタル17
の内径部には複数の環状の油溝39が設けてある。ま
た、軸受けメタル17の外径部にも環状の油溝41が設
けてあり、連結杆(コネクチングロッド)19側のこの
油溝41に対応する位置には油路43が設けてある。
(図示省略)に管路45を介して連通している。また前
記油溝41から軸受けメタル17の内径部に連通する油
路47が設けてある。前記ジャーナル部5Aを軸支する
ジャーナル軸受部9Aにも軸受けメタル17と同様な油
溝を設けた軸受けメタル49Aが嵌合してあり、前記管
路45から分岐した管路49および油路51を介して潤
滑油がジャーナル部5Aに供給されるように設けてあ
る。また、前記ジャーナル部5Bを軸支するジャーナル
軸受部9Bにも前記給油器(図示省略)から油路53を
介して潤滑油がジャーナル部5Bに供給されるように設
けてある。
段(図示省略)が高速度で回転駆動された場合、エキセ
ン軸1の偏心部3の軸受けメタル17に供給された潤滑
油は、遠心力の作用によってエキセン軸1の軸心15か
ら偏心している方向に流れ、その潤滑油が偏心部3の軸
受けメタル17の隙間を流れて偏心部3の側部から流出
する。この偏心部3の側部から流出した潤滑油は、前記
潤滑油飛散防止リング29の油溝35に流入する。
に流入した潤滑油は、エキセン軸1の偏心部3が下死点
にきた時に、潤滑油飛散防止リング29に設けた前記切
欠き溝37から下死点方向に放出または流出される。切
欠き溝37から放出された潤滑油は連結杆(コネクチン
グロッド)19の下方に設けられている図示省略のスラ
イドまたはラムに設けた潤滑油受け(図示省略)におい
て回収される。この潤滑油受けで回収された潤滑油は、
前記給油器(図示省略)に戻して再使用することが可能
である。なお、前記潤滑油回収リング55(A、B)に
油溝35を設けなくても潤滑油の飛散を防止することは
可能である。
杆(コネクチングロッド)19側には潤滑油を回収する
ための潤滑油回収リング55(A、B)が設けてある。
この潤滑油回収リング55(A、B)の下方の位置に切
欠き溝57が設けてあり、この切欠き溝57から流出し
た潤滑油は、その切欠き溝57の下部に設けた潤滑油受
け皿59において回収される。この潤滑油受け皿59に
おいて回収した潤滑油も再使用することができる。
速度になっても軸受けメタル部に供給された潤滑油が偏
心方向に飛散することを防止することができる。また、
潤滑油回収リングによって回収した潤滑油を再使用する
ことができる。なおまた、潤滑油回収リングの連結杆
(コネクチングロッド)への取付けにおいて、エキセン
軸に油溝を設ける必要がないのでエキセン軸の強度を低
下させることがない。
れるように、請求項1に記載の発明によれば、エキセン
軸の回転が高速度になっても軸受けメタル部に供給され
た潤滑油が周囲に飛散することを防止できる。また、エ
キセン軸に油溝などを設けずに潤滑油飛散防止リングを
連結杆に取付けることができるので、エキセン軸の強度
を低下させることがない。、請求項1または請求項2に
記載の発明によれば、軸受けメタル部に供給した潤滑油
を効率的に回収して再使用することが可能であり経済的
である。
部を示した断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 プレス機械のエキセン軸の偏心部に潤滑
油で潤滑される軸受けメタルを嵌合固定して設け、該軸
受けメタルを介して連結杆を摺動自在に嵌合し、該連結
杆に設けた軸受けメタル嵌合穴の両側面に潤滑油飛散防
止リングを設けたことを特徴とするプレス機械のエキセ
ン軸の潤滑装置。 - 【請求項2】 前記潤滑油飛散防止リングに環状の油溝
と該油溝に連通する切欠き溝を設け、該切欠き溝を前記
エキセン軸の偏心部の下死点位置近傍に設けたことを特
徴とする請求項1に記載のプレス機械のエキセン軸の潤
滑装置。 - 【請求項3】 前記潤滑油飛散防止リングの下方位置
に、前記油溝と切欠き溝を経由して流出する潤滑油を受
ける潤滑油受けを設けたことを特徴とする請求項2に記
載のプレス機械のエキセン軸の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26198096A JP3782174B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | プレス機械のエキセン軸の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26198096A JP3782174B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | プレス機械のエキセン軸の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109249A true JPH10109249A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3782174B2 JP3782174B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=17369340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26198096A Expired - Fee Related JP3782174B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | プレス機械のエキセン軸の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3782174B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109454528A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-12 | 无锡常欣科技股份有限公司 | 除锈机用被动轴偏心组件 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26198096A patent/JP3782174B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109454528A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-12 | 无锡常欣科技股份有限公司 | 除锈机用被动轴偏心组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP3782174B2 (ja) | 2006-06-07 |
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