JPH10110721A - 半割り滑り軸受 - Google Patents

半割り滑り軸受

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Publication number
JPH10110721A
JPH10110721A JP8261573A JP26157396A JPH10110721A JP H10110721 A JPH10110721 A JP H10110721A JP 8261573 A JP8261573 A JP 8261573A JP 26157396 A JP26157396 A JP 26157396A JP H10110721 A JPH10110721 A JP H10110721A
Authority
JP
Japan
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connecting rod
positioning
peripheral surface
inner peripheral
crankshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP8261573A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Kanai
敏和 金井
Takao Ichimura
隆雄 一村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP8261573A priority Critical patent/JPH10110721A/ja
Publication of JPH10110721A publication Critical patent/JPH10110721A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/02Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
    • F16C17/022Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with a pair of essentially semicircular bearing sleeves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/04Connecting-rod bearings; Attachments thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半割り滑り軸受において、ハウジングの内周
面と半割り滑り軸受の外周面との微小滑りを減少してフ
レッチングの発生を抑制する。 【解決手段】 小端部にピストンが装着されたコネクテ
ィングロッド24の大端部33及びコンロッドキャップ
34の内周面に装着されてクランクピン37を回転自在
に支持する半割り滑り軸受部材51,52において、外
周面から外方に突出して形成された位置決め爪51a,
52aをコンロッド大端部33及びコンロッドキャップ
34の内周面に形成された位置決め凹部内33a,34
aに位置させることで、コネクティングロッド24に対
してクランクシャフトの軸方向における位置決めを行う
一方、クランクシャフトの周方向における位置決め爪5
1a,52aと位置決め凹部33a,34aとの間に所
定の隙間Sを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン駆動部品
の一つとして用いられるコネクティングロッド(以下、
コンロッドと称する。)の大端部に装着されてクランク
シャフトを回転自在に支持する半割り滑り軸受に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に一般的なエンジン駆動システムの
概略、図4にコネクティングロッドの概略、図5に従来
の半割り滑り軸受が装着されたコネクティングロッドの
大端部の取付構造を示す。
【0003】一般的なエンジン駆動システムにおいて、
図3に示すように、図示しないシリンダヘッドにはカム
シャフト11が回転自在に配設され、このカムシャフト
11には吸気カム12及び排気カム13が一体に形成さ
れている。また、吸気カム12及び排気カム13に対応
して吸気用ロッカーアーム14及び排気用ロッカーアー
ム15が揺動自在に支持され、この吸気用ロッカーアー
ム14及び排気用ロッカーアーム15の各基端部は吸気
カム12及び排気カム13に接触している。一方、吸気
用ロッカーアーム14及び排気用ロッカーアーム15の
各先端部は吸気バルブ16及び排気バルブ17の上端部
に位置している。この吸気バルブ16と排気バルブ17
はシリンダヘッドに軸方向移動自在に装着されると共
に、バルブスプリング18,19によって付勢支持さ
れ、通常は吸気ポート20と燃焼室22、並びに、排気
ポート21と燃焼室22を閉じている。
【0004】一方、シリンダヘッドの下部に装着される
図示しないシリンダブロックにはクランクシャフト23
が回転自在に配設されており、このクランクシャフト2
3の偏心部(クランクピン)にはコンロッド24の大端
部が回転自在に連結されている。そして、このコンロッ
ド24の小端部にはピストン25が装着され、このピス
トン25はシリンダ26内を上下移動自在であって、そ
の上方には燃焼室22が位置している。また、クランク
シャフト23の一端部に固結されたクランクシャフトス
プロケット27とカムシャフト11の一端部に固結され
たカムシャフトスプロケット28との間にはタイミング
ベルト29が掛け回されており、クランクシャフト23
とカムシャフト11とは同期回転するようになってい
る。
【0005】従って、カムシャフト11が回転すると、
吸気カム12及び排気カム13が吸気用ロッカーアーム
14及び排気用ロッカーアーム15を揺動し、各ロッカ
ーアーム14,15の先端部が吸気バルブ16及び排気
バルブ17の上端部を押し下げることで、吸気ポート2
0及び排気ポート21を開閉し、燃焼室22内への混合
気の吸入及び燃焼ガスの排気を行う。一方、クランクシ
ャフト23が回転すると、コンロッド24を介してピス
トン25を上下動し、燃焼室22内の混合気を圧縮し、
図示しない点火プラグが火花を発生することで、圧縮さ
れた混合気の燃焼を行ってエンジンを作動することがで
きる。
【0006】このようなエンジン駆動システムに適用さ
れるコンロッド24において、図4に示すように、コン
ロッド24の小端部31にはピストンピン32によって
ピストン25が結合されている。一方、コンロッド24
の大端部33は半割り形状をなし、同じく半割り形状の
コンロッドキャップ34が固定ボルト35及びナット3
6によって固定されることで、前述したクランクシャフ
ト23のクランクピン37(図5(a)参照)を囲繞する
円筒部が構成されている。そして、このコンロッド24
の大端部33及びコンロッドキャップ34の各内周面に
は一対の半割り滑り軸受部材38,39が装着されてい
る。この半割り滑り軸受部材38,39はほぼ同様の形
状をなし、周方向端部で幅方向(クランクシャフト23
の軸方向)一端には位置決め用爪38a,39aが一体
に形成されている。
【0007】即ち、図5(a)に示すように、コンロッド
24の大端部33の内周面における周方向端部であって
幅方向(クランクシャフト23の軸方向)一端には位置
決め用爪溝33aが形成されている。また、コンロッド
キャップ34の内周面における周方向端部であって幅方
向(クランクシャフト23の軸方向)他端には位置決め
用爪溝34aが形成されている。そして、コンロッド2
4の大端部33及びコンロッドキャップ34の内周面に
各半割り滑り軸受部材38,39が装着された状態で
は、半割り滑り軸受部材39の位置決め用爪39aがコ
ンロッドキャップ34の位置決め用爪溝34aに入り込
んでおり、その先端が大端部33の端面に当接すること
で、半割り滑り軸受部材39の周方向の位置決めがなさ
れ、位置決め用爪39aの幅方向端面が位置決め用爪溝
34aの両側に当接することで、半割り滑り軸受部材3
9の幅方向の位置決めがなされる。また、この装着状態
で、半割り滑り軸受部材38の位置決め用爪38aがコ
ンロッド24の大端部33の位置決め用爪溝33aに入
り込んでおり、その先端がコンロッドキャップ34の端
面に当接することで、半割り滑り軸受部材38の周方向
の位置決めがなされ、位置決め用爪38aの幅方向端面
が位置決め用爪溝33aに当接することで、半割り滑り
軸受部材38の幅方向の位置決めがなされる。
【0008】このようにコンロッド24の大端部33及
びコンロッドキャップ34の内周面に各半割り滑り軸受
部材38,39が装着された状態で、この半割り滑り軸
受部材38,39の内周面によってクランクシャフト2
3のクランクピン37を回転自在に装着している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したエンジン駆動
システムにあっては、クランクシャフト23が回転する
と、クランクピン37が偏心回転運動するため、この偏
心回転運動が半割り滑り軸受部材38,39を介してコ
ンロッド24に往復運動として伝達され、ピストン25
がシリンダ26内を上下動する。このとき、従来の半割
り滑り軸受部材38,39はコンロッド24の大端部3
3及びコンロッドキャップ34の内周面に一体化された
状態で、回転するクランクピン37の荷重を受けて止め
ている。そのため、クランクシャフト23の回転時、コ
ンロッド24の大端部33及びコンロッドキャップ34
には、コンロッド24の小端部31にピストンピン32
によって係合されたピストン25等の慣性力が作用し、
この大端部33及びコンロッドキャップ34が長円形に
変形することとなる。すると、この変形によってコンロ
ッド24の大端部33及びコンロッドキャップ34と半
割り滑り軸受部材38,39との間にフレッティングが
発生してしまうという問題がある。
【0010】このフレッティングは、空気中で金属とそ
れに接触する金属または他の物質との2面間で、相対的
な繰り返し微小滑りが生じて磨耗するものであって、そ
の接触する金属表面に腐食や損傷が発生して亀裂や破損
などの要因になる虞がある。
【0011】上述した従来の半割り滑り軸受部材38,
39の場合、図5(b)に示すように、クランクシャフト
23の回転時、特にエンジンの排気・吸入行程時にはピ
ストン25は最大上昇位置にあってコンロッド24の大
端部33にはピストン25等の慣性力Fが最大に作用す
る。そのため、クランクシャフト23のクランクピン3
7に対して、コンロッド24の大端部33は両側の固定
部分P,Q(固定ボルト35及びナット36)を支点と
して中央部が上方に応力変形し、この大端部33は(コ
ンロッドキャップ34を含めて)長円形となる。そし
て、ピストン25が下降していくと、コンロッド24の
大端部33は長円形から元の真円状態に戻っていく。即
ち、クランクシャフト23の回転時には、コンロッド大
端部33及びコンロッドキャップ34はこのような変形
が繰り返し作用している。
【0012】ところで、一般に組付前の自由状態で、半
割り滑り軸受部材38,39の外周長さ寸法はコンロッ
ド大端部33及びコンロッドキャップ34の内周面の内
周長さ寸法より大きく設定されており、半割り滑り軸受
部材38,39がコンロッド大端部33及びコンロッド
キャップ34の内周面に組付けられると、この半割り滑
り軸受部材38,39は周方向で圧縮された状態となる
と共に、外周面がコンロッド大端部33及びコンロッド
キャップ34の内周面に圧接した状態となる。そのた
め、前述したように、コンロッド大端部33が長円形に
変形すると、クランクピン37の外周面とこの大端部3
3に一体化された半割り滑り軸受部材38の内周面との
間に微小隙間Hが発生する。即ち、コンロッド大端部3
3には固定部分P,Qを起点とした伸びが生じて内周面
の周方向長さが微小ではあるが長くなる。一方、半割り
滑り軸受部材38は圧縮状態が元に戻ろうとするが、こ
の半割り滑り軸受部材38は位置決め用爪38aが位置
決め用爪溝33aに入り込んで、その先端がコンロッド
キャップ34の端面に当接して周方向の位置決めがなさ
れており、圧縮状態にある半割り滑り軸受部材38が元
に戻ろうとき、位置決め部分Oを起点として伸びが生じ
て外周面の周方向長さが微小ではあるが長くなる。
【0013】このようにコンロッド大端部33の内周面
は固定部分P,Qを起点とした伸びW1 が生じる一方、
半割り滑り軸受部材38の外周面は位置決め部分Oを起
点として伸びW2 が生じることとなり、両者の伸び縮み
動作にずれが生じることからここに微小滑りが発生する
こととなる。更に、コンロッド大端部33の内周面と半
割り滑り軸受部材38の内周面とは圧接状態にあって所
定の応力が作用している。従って、クランクシャフト2
3の回転に伴ってコンロッド大端部33に慣性力が周期
的に作用すると、この大端部33の内周面と半割り滑り
軸受部材38の外周面との間で相対的な繰り返し微小滑
りが生じ、且つ、ここに半割り滑り軸受部材38の組付
荷重が作用しており、この現象がフレッティング発生の
一つの要因と考えられる。
【0014】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ハウジングの内周面と半割り滑り軸受の外周面
との微小滑りを減少してフレッティングの発生を抑制し
た半割り滑り軸受を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の半割り滑り軸受は、ハウジングの内周面に
装着されて回転軸を回転自在に支持する半割り滑り軸受
において、外周面から外方に突出して形成された位置決
め突起が前記ハウジングの内周面に形成された位置決め
凹部内に位置することで、前記ハウジングに対して前記
回転軸の軸方向における位置決めがなされる一方、該回
転軸の周方向における前記位置決め突起と前記位置決め
凹部との間には所定の隙間が設けられたことを特徴とす
るものである。
【0016】従って、半割り滑り軸受は位置決め突起が
ハウジングの位置決め凹部内に位置して軸方向の位置決
めがなされる一方、この位置決め突起は位置決め凹部と
の間に周方向において所定の隙間が設けられており、回
転軸の回転に伴ってハウジングに外方への応力が周期的
に作用してハウジングの内周面に伸びが生じても、半割
り滑り軸受は位置決め突起によって周方向の位置規制は
受けていないので、周方向自由状態であってこのハウジ
ングの伸びに追従して変形することとなり、ハウジング
の内周面と半割り滑り軸受の外周面との間での相対的な
繰り返し微小滑りが減少し、フレッティングの発生が抑
制される。
【0017】また、本発明の半割り滑り軸受は、一端部
にピストンピンによってピストンが装着されたコネクテ
ィングロッドの他端部の内周面に装着されてクランクシ
ャフトの偏心部を回転自在に支持する半割り滑り軸受に
おいて、外周面から外方に突出して形成された位置決め
突起が前記コネクティングロッドの内周面に形成された
位置決め凹部内に位置することで、前記コネクティング
ロッドに対して前記クランクシャフトの軸方向における
位置決めがなされる一方、クランクシャフトの周方向に
おいて前記位置決め突起と前記位置決め凹部との間には
該所定の隙間が設けられたことを特徴とするものであ
る。
【0018】従って、半割り滑り軸受は位置決め突起が
コネクティングロッドの位置決め凹部内に位置して軸方
向の位置決めがなされる一方、この位置決め突起は位置
決め凹部との間に周方向において所定の隙間が設けられ
ており、クランクシャフトの回転に伴ってコネクティン
グロッドに慣性力が周期的に作用してコネクティングロ
ッドの内周面に伸びが生じても、半割り滑り軸受は位置
決め突起によって周方向の位置規制は受けていないの
で、周方向自由状態であってコネクティングロッドの伸
びに追従して変形することとなり、コネクティングロッ
ドの内周面と半割り滑り軸受の外周面との間での相対的
な繰り返し微小滑りが減少し、フレッティングの発生が
抑制される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1に本発明の一実施形態に係る半割り滑
り軸受が装着されたコネクティングロッドの大端部の取
付構造、図2に半割り滑り軸受部材の斜視概略を示す。
【0021】図1に示すように、コンロッド24は図示
しない小端部にピストンが結合される一方、大端部33
は半割り形状をなし、同じく半割り形状のコンロッドキ
ャップ34が固定ボルト35及びナット36によって固
定されることで、クランクシャフトのクランクピン37
を囲繞する円筒部が構成されている。そして、このコン
ロッド24の大端部33及びコンロッドキャップ34の
各内周面には本実施形態の一対の半割り滑り軸受部材5
1,52が装着されている。この半割り滑り軸受部材5
1,52はほぼ同様の形状をなし、図2に詳細に示すよ
うに、弧状をなして周方向端部で幅方向(クランクシャ
フトの軸方向)一端に位置決め用爪51a,52aが一
体に形成されると共に、中間部に潤滑油孔51b,52
bが形成されている。この位置決め用爪51a,52a
は本体から外周側に折曲して形成されており、先端部が
若干短くなっている。
【0022】一方、図1に示すように、コンロッド24
の大端部33の内周面における周方向端部であって幅方
向(クランクシャフトの軸方向)一端には位置決め用爪
溝33aが形成されている。また、コンロッドキャップ
34の内周面における周方向端部であって幅方向(クラ
ンクシャフトの軸方向)他端には位置決め用爪溝34a
が形成されている。そして、組付前の自由状態で、半割
り滑り軸受部材51,52の外周長さ寸法はコンロッド
大端部33及びコンロッドキャップ34の内周面の内周
長さ寸法より大きく設定されており、この半割り滑り軸
受部材51,52がコンロッド大端部33及びコンロッ
ドキャップ34の内周面に組付けられると、この半割り
滑り軸受部材51,52は互いの端面が当接して周方向
に圧縮力が作用し、各外周面がコンロッド大端部33及
びコンロッドキャップ34の内周面に圧接した状態とな
る。
【0023】従って、コンロッド24の大端部33及び
コンロッドキャップ34の内周面に各半割り滑り軸受部
材51,52が装着された状態では、半割り滑り軸受部
材51,52の各外周面がコンロッド大端部33及びコ
ンロッドキャップ34の内周面に圧接することで、この
半割り滑り軸受部材51,52の周方向の位置決めがな
されている。また、半割り滑り軸受部材51の位置決め
用爪51aがコンロッド大端部33の位置決め用爪溝3
3aに入り込むことで、半割り滑り軸受部材51の幅方
向の位置決めがなされ、半割り滑り軸受部材52の位置
決め用爪52aがコンロッドキャップ34の位置決め用
爪溝34aに入り込むことで、半割り滑り軸受部材52
の幅方向の位置決めがなされている。
【0024】また、本実施形態の半割り滑り軸受部材5
1にあっては、位置決め用爪51aの長さが若干短くな
っており、組付状態では、位置決め用爪51aの先端部
とコンロッドキャップ34の端面との間には所定の隙間
Sが形成されている。同様に、半割り滑り軸受部材52
も、位置決め用爪52aの長さが若干短くなっており、
組付状態では、位置決め用爪52aの先端部とコンロッ
ド大端部33の端面との間に所定の隙間Sが形成されて
いる。
【0025】このようにコンロッド24の大端部33及
びコンロッドキャップ34の内周面に各半割り滑り軸受
部材51,52が装着された状態で、この半割り滑り軸
受部材51,52の内周面によってクランクシャフトの
クランクピン37を回転自在に支持している。
【0026】以上のように本実施形態の半割り滑り軸受
部材51,52は、コンロッド24の大端部33及びコ
ンロッドキャップ34の内周面に圧縮状態で装着され、
各位置決め爪51a,52aがコンロッド24の大端部
33の内周面に形成された位置決め凹部33a,34a
内に位置して軸方向の位置決めがなされる一方、この位
置決め爪51a,52aの先端部はコンロッド大端部3
3及びコンロッドキャップ34の各端面(位置決め凹部
33a,34a)との間に周方向において所定の隙間S
が設けられている。従って、クランクシャフトのクラン
クピン37の回転に伴ってコンロッド24に慣性力が周
期的に作用し、特に、エンジンの排気・吸入行程時には
ピストンは最大上昇位置にあってコンロッド大端部33
には最大慣性力が作用するとき、コンロッド大端部33
の内周面に伸びが生じても、半割り滑り軸受部材51は
位置決め爪51aによって周方向の位置規制は受けてい
ないので、自由状態であってコンロッド大端部33の伸
びに追従して変形することとなり、コンロッド大端部3
3の内周面と半割り滑り軸受部材51の外周面との間で
の相対的な繰り返し微小滑りが減少し、フレッティング
の発生が抑制される。
【0027】なお、前述の説明では、エンジンの排気・
吸入行程時にコンロッド大端部33に最大慣性力が作用
したとき、コンロッド大端部33の内周面に伸びが生じ
ても、半割り滑り軸受部材51がその伸びに追従して変
形することで、両者の間での相対的な繰り返し微小滑り
が減少すると説明したが、エンジンの排気・吸入行程時
以外でも、例えば、軽負荷時のエンジンの圧縮・膨張行
程時にもコンロッドキャップ34に慣性力が作用してそ
の内周面に伸びが生じ、このとき、半割り滑り軸受部材
52がその伸びに追従して変形することで、両者の間で
の相対的な繰り返し微小滑りが減少、フレッティングの
発生が抑制される。
【0028】なお、上述の実施形態にあっては、本発明
の半割り滑り軸受をクランクピン37とコンロッド大端
部33との間に設けられた軸受部材として適用したが、
これに限らず、クランクシャフトを支持する軸受部材な
どのエンジン駆動部や他の回転駆動部に適用してもよい
ものであり、特に、軸受に作用する荷重の変動が大きな
回転軸を支持する場合に適用すると効果的である。
【0029】
【発明の効果】以上、実施形態において説明したように
本発明の半割り滑り軸受によれば、外周面から外方に突
出して形成された位置決め突起をハウジングの内周面に
形成された位置決め凹部内に位置させることで、ハウジ
ングに対して回転軸の軸方向における位置決めを行う一
方、回転軸の周方向におけるこの位置決め突起と位置決
め凹部との間に所定の隙間を設けたので、回転軸の回転
に伴ってハウジングに外方への応力が周期的に作用して
その内周面に伸びが生じても、半割り滑り軸受はこのハ
ウジングの伸びに追従して変形することとなり、ハウジ
ングの内周面と半割り滑り軸受の外周面との間での相対
的な繰り返し微小滑りが減少し、フレッティングの発生
を抑制することができる。
【0030】また、本発明の半割り滑り軸受によれば、
外周面から外方に突出して形成された位置決め突起をコ
ネクティングロッドの内周面に形成された位置決め凹部
内に位置させることで、コネクティングロッドに対して
クランクシャフトの軸方向における位置決めを行う一
方、クランクシャフトの周方向におけるこの位置決め突
起と位置決め凹部との間に所定の隙間が設けたので、ク
ランクシャフトの回転に伴ってコネクティングロッドに
外方への応力が周期的に作用してその内周面に伸びが生
じても、半割り滑り軸受はこのコネクティングロッドの
伸びに追従して変形することとなり、コネクティングロ
ッドの内周面と半割り滑り軸受の外周面との間での相対
的な繰り返し微小滑りが減少し、フレッティングの発生
を抑制することができ、コネクティングロッドの耐久性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半割り滑り軸受が装
着されたコネクティングロッドの大端部の取付構造図で
ある。
【図2】半割り滑り軸受部材の斜視概略図である。
【図3】一般的なエンジン駆動システムの概略図であ
る。
【図4】コネクティングロッドの概略図である。
【図5】従来の半割り滑り軸受部材が装着されたコネク
ティングロッドの大端部の取付構造図である。
【符号の説明】
24 コネクティングロッド(コンロッド) 33 大端部 33a 位置決め凹部 34 コンロッドキャップ 34a 位置決め凹部 37 クランクピン 51,52 半割り滑り軸受部材 51a,52a 位置決め爪(位置決め突起)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの内周面に装着されて回転軸
    を回転自在に支持する半割り滑り軸受において、外周面
    から外方に突出して形成された位置決め突起が前記ハウ
    ジングの内周面に形成された位置決め凹部内に位置する
    ことで、前記ハウジングに対して前記回転軸の軸方向に
    おける位置決めがなされる一方、該回転軸の周方向にお
    ける前記位置決め突起と前記位置決め凹部との間には所
    定の隙間が設けられたことを特徴とする半割り滑り軸
    受。
  2. 【請求項2】 一端部にピストンピンによってピストン
    が装着されたコネクティングロッドの他端部の内周面に
    装着されてクランクシャフトの偏心部を回転自在に支持
    する半割り滑り軸受において、外周面から外方に突出し
    て形成された位置決め突起が前記コネクティングロッド
    の内周面に形成された位置決め凹部内に位置すること
    で、前記コネクティングロッドに対して前記クランクシ
    ャフトの軸方向における位置決めがなされる一方、該ク
    ランクシャフトの周方向における前記位置決め突起と前
    記位置決め凹部との間には所定の隙間が設けられたこと
    を特徴とする半割り滑り軸受。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103649571A (zh) * 2011-06-27 2014-03-19 雷诺股份公司 带多个优化立柱的曲轴轴承盖
JP2016089991A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 大同メタル工業株式会社 軸受装置及びこれに用いる半割軸受
CN109854624A (zh) * 2018-08-27 2019-06-07 重庆斯凯迪轴瓦有限公司 一种便于更换的轴瓦式摇摆座

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