JPH10111052A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH10111052A JPH10111052A JP28325596A JP28325596A JPH10111052A JP H10111052 A JPH10111052 A JP H10111052A JP 28325596 A JP28325596 A JP 28325596A JP 28325596 A JP28325596 A JP 28325596A JP H10111052 A JPH10111052 A JP H10111052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- pressure
- temperature
- saturation
- grasping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷媒の誤充填によって生じ得る種々の不具合
を、容易かつ確実に回避することが可能な冷凍装置を提
供する。 【解決手段】 空気調和機として構成し、室外熱交換器
2近傍に外気温度センサ8と圧力センサ7とを設ける。
充填されるべき代替冷媒が外気温度Toに対して示す予
定飽和圧力Psと、圧力センサ7による測定冷媒圧力P
mとを比較する。両者の差が基準値ΔP以上であれば、
圧縮機1の運転を禁止する。
を、容易かつ確実に回避することが可能な冷凍装置を提
供する。 【解決手段】 空気調和機として構成し、室外熱交換器
2近傍に外気温度センサ8と圧力センサ7とを設ける。
充填されるべき代替冷媒が外気温度Toに対して示す予
定飽和圧力Psと、圧力センサ7による測定冷媒圧力P
mとを比較する。両者の差が基準値ΔP以上であれば、
圧縮機1の運転を禁止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷媒回路を備え
た冷凍装置に関するものである。
た冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような冷凍装置は、圧縮機、凝縮
器、減圧機構及び蒸発器を備えた冷媒回路に冷媒を循環
させて、蒸発器で吸収した熱量を凝縮器へ移送して放出
する冷凍サイクルを構成するものである。そして上記冷
媒としては、低温においても大気圧以上の圧力で蒸発
し、常温において比較的低圧で液化するという性質や、
値段が安く、また銅や銅合金を侵すことがないという性
質を備えていることから、従来、フロン系冷媒であるR
22が大部分の冷凍装置で使用されてきた。
器、減圧機構及び蒸発器を備えた冷媒回路に冷媒を循環
させて、蒸発器で吸収した熱量を凝縮器へ移送して放出
する冷凍サイクルを構成するものである。そして上記冷
媒としては、低温においても大気圧以上の圧力で蒸発
し、常温において比較的低圧で液化するという性質や、
値段が安く、また銅や銅合金を侵すことがないという性
質を備えていることから、従来、フロン系冷媒であるR
22が大部分の冷凍装置で使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらR22を
含むフロン系冷媒がフロン規制の対象となったことか
ら、これに代わる冷媒として、R22と沸点や臨界温度
等の熱力学的性質が近く、かつ分子中に塩素を含まない
冷媒が必要とされるようになった。そして上記のような
条件を満たすR22の代替冷媒として、R410A、R
32、R407C等の冷媒が検討されている。ところが
これらの代替冷媒はそれぞれに一長一短であり、これら
のうちのいずれかひとつによって従来のR22のすべて
を置き換えることは困難であることが分かってきた。例
えば冷凍装置の冷凍能力の大小によっても、それぞれに
適合する代替冷媒は異なるのであり、そのため現状にお
いては多種類の代替冷媒が並行して市場に導入されよう
としている。ところがこのように多種類の冷媒が並行し
て市場に流通すると、これに起因して冷媒の誤充填とい
う問題が生じることが予想される。これは、大部分の冷
凍装置にR22という単一種類の冷媒が使用されていた
従来にはほとんど考えられなかったことである。そして
冷媒の誤充填を知らず、例えば低圧冷媒用の冷凍装置に
誤って高圧冷媒を充填し圧縮機を起動すると、機器の故
障やその破損に伴う危険性という問題が生じ、また逆に
高圧冷媒用の冷凍装置に誤って低圧冷媒を充填し圧縮機
を起動すると、トルク不足で冷凍サイクルが適切に機能
せず、エネルギーロスや利用快適性の低下という問題が
生じることになる。
含むフロン系冷媒がフロン規制の対象となったことか
ら、これに代わる冷媒として、R22と沸点や臨界温度
等の熱力学的性質が近く、かつ分子中に塩素を含まない
冷媒が必要とされるようになった。そして上記のような
条件を満たすR22の代替冷媒として、R410A、R
32、R407C等の冷媒が検討されている。ところが
これらの代替冷媒はそれぞれに一長一短であり、これら
のうちのいずれかひとつによって従来のR22のすべて
を置き換えることは困難であることが分かってきた。例
えば冷凍装置の冷凍能力の大小によっても、それぞれに
適合する代替冷媒は異なるのであり、そのため現状にお
いては多種類の代替冷媒が並行して市場に導入されよう
としている。ところがこのように多種類の冷媒が並行し
て市場に流通すると、これに起因して冷媒の誤充填とい
う問題が生じることが予想される。これは、大部分の冷
凍装置にR22という単一種類の冷媒が使用されていた
従来にはほとんど考えられなかったことである。そして
冷媒の誤充填を知らず、例えば低圧冷媒用の冷凍装置に
誤って高圧冷媒を充填し圧縮機を起動すると、機器の故
障やその破損に伴う危険性という問題が生じ、また逆に
高圧冷媒用の冷凍装置に誤って低圧冷媒を充填し圧縮機
を起動すると、トルク不足で冷凍サイクルが適切に機能
せず、エネルギーロスや利用快適性の低下という問題が
生じることになる。
【0004】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、冷媒の誤充填
によって生じ得る種々の不具合を、容易かつ確実に回避
することが可能な冷凍装置を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、冷媒の誤充填
によって生じ得る種々の不具合を、容易かつ確実に回避
することが可能な冷凍装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の冷凍装
置は、圧縮機1、凝縮器2、4、減圧機構3、蒸発器
4、2を順次に接続して成る冷媒回路を備えた冷凍装置
において、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和圧力P
mを把握する圧力把握手段7と、上記冷媒回路に充填さ
れた冷媒の飽和温度Tmを把握する温度把握手段8と、
特定種類の冷媒について、その飽和圧力Psと飽和温度
Tsとの相関関係を予め記憶させた記憶手段10とを備
えると共に、制御手段9を備え、この制御手段9は、上
記圧力把握手段7によって把握した飽和圧力Pmと、上
記温度把握手段8によって把握した飽和温度Tmに関し
て上記記憶手段10から把握される飽和圧力Psとを比
較して、両圧力Pm、Psの差が所定の基準値以上であ
ったときは、上記圧縮機1の運転を禁止することを特徴
としている。
置は、圧縮機1、凝縮器2、4、減圧機構3、蒸発器
4、2を順次に接続して成る冷媒回路を備えた冷凍装置
において、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和圧力P
mを把握する圧力把握手段7と、上記冷媒回路に充填さ
れた冷媒の飽和温度Tmを把握する温度把握手段8と、
特定種類の冷媒について、その飽和圧力Psと飽和温度
Tsとの相関関係を予め記憶させた記憶手段10とを備
えると共に、制御手段9を備え、この制御手段9は、上
記圧力把握手段7によって把握した飽和圧力Pmと、上
記温度把握手段8によって把握した飽和温度Tmに関し
て上記記憶手段10から把握される飽和圧力Psとを比
較して、両圧力Pm、Psの差が所定の基準値以上であ
ったときは、上記圧縮機1の運転を禁止することを特徴
としている。
【0006】また請求項2の冷凍装置は、圧縮機1、凝
縮器2、4、減圧機構3、蒸発器4、2を順次に接続し
て成る冷媒回路を備えた冷凍装置において、上記冷媒回
路に充填された冷媒の飽和圧力Pmを把握する圧力把握
手段7と、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和温度T
mを把握する温度把握手段8と、特定種類の冷媒につい
て、その飽和圧力Psと飽和温度Tsとの相関関係を予
め記憶させた記憶手段10とを備えると共に、制御手段
9を備え、この制御手段9は、上記温度把握手段8によ
って把握した飽和温度Tmと、上記圧力把握手段7によ
って把握した飽和圧力Pmに関して上記記憶手段10か
ら把握される飽和温度Tsとを比較して、両温度Tm、
Tsの差が所定の基準値以上であったときは、上記圧縮
機1の運転を禁止することを特徴としている。
縮器2、4、減圧機構3、蒸発器4、2を順次に接続し
て成る冷媒回路を備えた冷凍装置において、上記冷媒回
路に充填された冷媒の飽和圧力Pmを把握する圧力把握
手段7と、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和温度T
mを把握する温度把握手段8と、特定種類の冷媒につい
て、その飽和圧力Psと飽和温度Tsとの相関関係を予
め記憶させた記憶手段10とを備えると共に、制御手段
9を備え、この制御手段9は、上記温度把握手段8によ
って把握した飽和温度Tmと、上記圧力把握手段7によ
って把握した飽和圧力Pmに関して上記記憶手段10か
ら把握される飽和温度Tsとを比較して、両温度Tm、
Tsの差が所定の基準値以上であったときは、上記圧縮
機1の運転を禁止することを特徴としている。
【0007】上記請求項1又は請求項2の冷凍装置で
は、その飽和圧力及び飽和温度に基づいて、充填された
冷媒が予定された特定種類の冷媒であるか否かを判断し
ている。そして充填された冷媒が予定された冷媒でない
と判断したときは、圧縮機1の運転を禁止している。従
って冷媒の誤充填に起因する種々の不具合を、容易かつ
確実に回避することが可能となる。
は、その飽和圧力及び飽和温度に基づいて、充填された
冷媒が予定された特定種類の冷媒であるか否かを判断し
ている。そして充填された冷媒が予定された冷媒でない
と判断したときは、圧縮機1の運転を禁止している。従
って冷媒の誤充填に起因する種々の不具合を、容易かつ
確実に回避することが可能となる。
【0008】さらに請求項3の冷凍装置は、上記温度把
握手段は、冷媒回路中において凝縮器又は蒸発器として
機能する熱交換器2、4の周囲温度を検知する温度セン
サ8であることを特徴としている。
握手段は、冷媒回路中において凝縮器又は蒸発器として
機能する熱交換器2、4の周囲温度を検知する温度セン
サ8であることを特徴としている。
【0009】請求項4の冷凍装置は、上記温度センサ
は、外気温度センサ8であることを特徴としている。
は、外気温度センサ8であることを特徴としている。
【0010】上記請求項3又は請求項4の冷凍装置で
は、飽和温度Tmを正確に把握しつつ、その実施をさら
に容易とすることが可能となる。
は、飽和温度Tmを正確に把握しつつ、その実施をさら
に容易とすることが可能となる。
【0011】請求項5の冷凍装置は、上記圧力把握手段
は、外気温度雰囲気中において冷媒圧力を検知する圧力
センサ7であることを特徴としている。
は、外気温度雰囲気中において冷媒圧力を検知する圧力
センサ7であることを特徴としている。
【0012】上記請求項5の冷凍装置では、飽和圧力P
mを正確に把握しつつ、その実施を一段と容易とするこ
とが可能となる。
mを正確に把握しつつ、その実施を一段と容易とするこ
とが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の冷凍装置の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
【0014】図1は、この発明を適用した空気調和機の
冷媒回路図である。この空気調和機では、同図に示すよ
うに圧縮機1の吐出管11と吸入管12とが四路切換弁
5に接続され、この四路切換弁5には室外熱交換器2、
電動膨張弁(減圧機構)3、室内熱交換器4が、順次に
第1ガス管13、第1液管14、第2液管15及び第2
ガス管16によって環状に接続されている。また上記室
外熱交換器2の近傍には、外気温度センサ8と、冷媒圧
力を検知する圧力センサ(圧力把握手段)7とが配置さ
れ、それぞれにおける検出値は、マイクロコンピュータ
の機能を備えると共にメモリ(記憶手段)10が接続さ
れた制御手段9へ出力されるようになっている。そして
この冷媒回路には、R410A、R32、R407C等
の代替冷媒のうちいずれか特定のものが充填される。な
お同図において6は、圧縮機1での液圧縮を防止すべく
設けられたアキュームレータである。
冷媒回路図である。この空気調和機では、同図に示すよ
うに圧縮機1の吐出管11と吸入管12とが四路切換弁
5に接続され、この四路切換弁5には室外熱交換器2、
電動膨張弁(減圧機構)3、室内熱交換器4が、順次に
第1ガス管13、第1液管14、第2液管15及び第2
ガス管16によって環状に接続されている。また上記室
外熱交換器2の近傍には、外気温度センサ8と、冷媒圧
力を検知する圧力センサ(圧力把握手段)7とが配置さ
れ、それぞれにおける検出値は、マイクロコンピュータ
の機能を備えると共にメモリ(記憶手段)10が接続さ
れた制御手段9へ出力されるようになっている。そして
この冷媒回路には、R410A、R32、R407C等
の代替冷媒のうちいずれか特定のものが充填される。な
お同図において6は、圧縮機1での液圧縮を防止すべく
設けられたアキュームレータである。
【0015】上記のように構成された空気調和機では、
冷房運転時には四路切換弁5を図1に示す実線方向に切
り替えて、冷媒回路に充填されている上記代替冷媒を圧
縮機1から順に室外熱交換器2、電動膨張弁3、室内熱
交換器4を流通させ、室外熱交換器2を凝縮器として機
能させると共に室内熱交換器4を蒸発器として機能させ
る。そして室内で吸収した熱量を冷媒を介して室外に放
出することにより、冷房運転を行う。一方、暖房運転時
には四路切換弁5を同図に示す破線方向に切り替えて、
冷媒を上記冷房運転時とは逆方向に循環させ、室内熱交
換器4を凝縮器として機能させると共に室外熱交換器2
を蒸発器として機能させる。そして室外で吸収した熱量
を冷媒を介して室内に放出し、これによって暖房運転を
行うようになっている。
冷房運転時には四路切換弁5を図1に示す実線方向に切
り替えて、冷媒回路に充填されている上記代替冷媒を圧
縮機1から順に室外熱交換器2、電動膨張弁3、室内熱
交換器4を流通させ、室外熱交換器2を凝縮器として機
能させると共に室内熱交換器4を蒸発器として機能させ
る。そして室内で吸収した熱量を冷媒を介して室外に放
出することにより、冷房運転を行う。一方、暖房運転時
には四路切換弁5を同図に示す破線方向に切り替えて、
冷媒を上記冷房運転時とは逆方向に循環させ、室内熱交
換器4を凝縮器として機能させると共に室外熱交換器2
を蒸発器として機能させる。そして室外で吸収した熱量
を冷媒を介して室内に放出し、これによって暖房運転を
行うようになっている。
【0016】ところで上記のような空気調和機の冷媒回
路に充填される冷媒は、その液体と蒸気とが共存してい
る飽和蒸気の状態において、飽和圧力Psと飽和温度T
sとの間に冷媒の種類ごとに定まる所定の相関関係を有
している。表1に、上記従来の冷媒であるR22と、そ
の代替冷媒のひとつであるR410Aとについて、それ
ぞれ冷媒温度Tsと飽和圧力Psとの関係を示してい
る。この表1からも分かるように、冷媒回路に充填され
た冷媒が予定された特定種類のものであるか否かは、冷
媒温度とそのときの飽和圧力とを測定し、そしてその冷
媒温度において特定種類の冷媒について予想される飽和
圧力と測定した飽和圧力とを比較し、両圧力の差が一定
の基準値内にあるか否かを見ることによって判断でき
る。一方、圧縮機1を駆動していない状態での冷媒温度
は略外気温度に等しいと考えられるから、このような状
態においては、冷媒温度と飽和圧力との関係を外気温度
と飽和圧力との関係に置き換えることができると共に、
このときには上記外気温度センサ8が温度把握手段とし
て機能するのである。
路に充填される冷媒は、その液体と蒸気とが共存してい
る飽和蒸気の状態において、飽和圧力Psと飽和温度T
sとの間に冷媒の種類ごとに定まる所定の相関関係を有
している。表1に、上記従来の冷媒であるR22と、そ
の代替冷媒のひとつであるR410Aとについて、それ
ぞれ冷媒温度Tsと飽和圧力Psとの関係を示してい
る。この表1からも分かるように、冷媒回路に充填され
た冷媒が予定された特定種類のものであるか否かは、冷
媒温度とそのときの飽和圧力とを測定し、そしてその冷
媒温度において特定種類の冷媒について予想される飽和
圧力と測定した飽和圧力とを比較し、両圧力の差が一定
の基準値内にあるか否かを見ることによって判断でき
る。一方、圧縮機1を駆動していない状態での冷媒温度
は略外気温度に等しいと考えられるから、このような状
態においては、冷媒温度と飽和圧力との関係を外気温度
と飽和圧力との関係に置き換えることができると共に、
このときには上記外気温度センサ8が温度把握手段とし
て機能するのである。
【0017】
【表1】
【0018】図2は、圧縮機1を起動する前に、上記原
理を利用して制御手段9が行う制御を示すフローチャー
トである。このルーチンがスタートすると、まずステッ
プS1で空気調和機の運転SWがONにされたか否かを
判断する。この運転SWは、冷媒運転又は暖房運転を開
始するために利用者によって操作されるものである。そ
して上記運転SWがONにされていないときは、これが
ONにされるまで待機する一方、ONにされると次にス
テップS2へ進む。ステップS2では、外気温度センサ
8から外気温度Toを読み込むと共に、圧力センサ7か
ら冷媒圧力(測定冷媒圧力)Pmを読み込む。そして次
にステップS3へと進み、上記ステップS2で読み込ん
だ外気温度Toに基づいて、これに対応する飽和圧力
(予定飽和圧力)Psをメモリ10から読み出す。メモ
リ10には、この冷媒回路に充填されるべき代替冷媒
(例えばR410A)の飽和圧力が、予定飽和圧力Ps
として各外気温度Toに対応して記憶させてある。従っ
て外気温度Toをアドレスにしてメモリ10の記憶内容
を読み出すことにより、上記予定飽和圧力Psを得るこ
とができる。そして次のステップS4では、予定飽和圧
力Psと測定冷媒圧力Pmとの差を算出し、その差が基
準値ΔP以下であれば充填された冷媒が予定された特定
種類のものであると判断してステップS6へ進む一方、
上記の差が基準値ΔP以上であれば冷媒が誤充填されて
いると判断してステップS5へと進むのである。そして
このステップS5では圧縮機1の運転を禁止し、また上
記ステップS6では圧縮機1の運転を許可する。
理を利用して制御手段9が行う制御を示すフローチャー
トである。このルーチンがスタートすると、まずステッ
プS1で空気調和機の運転SWがONにされたか否かを
判断する。この運転SWは、冷媒運転又は暖房運転を開
始するために利用者によって操作されるものである。そ
して上記運転SWがONにされていないときは、これが
ONにされるまで待機する一方、ONにされると次にス
テップS2へ進む。ステップS2では、外気温度センサ
8から外気温度Toを読み込むと共に、圧力センサ7か
ら冷媒圧力(測定冷媒圧力)Pmを読み込む。そして次
にステップS3へと進み、上記ステップS2で読み込ん
だ外気温度Toに基づいて、これに対応する飽和圧力
(予定飽和圧力)Psをメモリ10から読み出す。メモ
リ10には、この冷媒回路に充填されるべき代替冷媒
(例えばR410A)の飽和圧力が、予定飽和圧力Ps
として各外気温度Toに対応して記憶させてある。従っ
て外気温度Toをアドレスにしてメモリ10の記憶内容
を読み出すことにより、上記予定飽和圧力Psを得るこ
とができる。そして次のステップS4では、予定飽和圧
力Psと測定冷媒圧力Pmとの差を算出し、その差が基
準値ΔP以下であれば充填された冷媒が予定された特定
種類のものであると判断してステップS6へ進む一方、
上記の差が基準値ΔP以上であれば冷媒が誤充填されて
いると判断してステップS5へと進むのである。そして
このステップS5では圧縮機1の運転を禁止し、また上
記ステップS6では圧縮機1の運転を許可する。
【0019】上記空気調和機では、予定飽和圧力Psと
測定冷媒圧力Pmとの差に基づいて冷媒の誤充填を圧縮
機1の起動前に検知し、誤充填を検知したときは圧縮機
1の運転を禁止している。従って冷媒の誤充填に起因し
て生じる不具合、例えば機器の故障、その破損に伴う危
険性、トルク不足によるエネルギーロス等を容易かつ確
実に回避することができる。また冷媒温度Tmを外気温
度センサ8に基づいて把握するようにしているので、構
成を簡素なものとすることができる。さらに圧力センサ
7を外気温度センサ8の近傍に配置しているので、冷媒
温度Tmと測定冷媒圧力Pmとの相関を正確に把握する
ことができる。
測定冷媒圧力Pmとの差に基づいて冷媒の誤充填を圧縮
機1の起動前に検知し、誤充填を検知したときは圧縮機
1の運転を禁止している。従って冷媒の誤充填に起因し
て生じる不具合、例えば機器の故障、その破損に伴う危
険性、トルク不足によるエネルギーロス等を容易かつ確
実に回避することができる。また冷媒温度Tmを外気温
度センサ8に基づいて把握するようにしているので、構
成を簡素なものとすることができる。さらに圧力センサ
7を外気温度センサ8の近傍に配置しているので、冷媒
温度Tmと測定冷媒圧力Pmとの相関を正確に把握する
ことができる。
【0020】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記では室外熱交換器2の近傍に設
けた外気温度センサ8と、この外気温度センサ8の近傍
に設けた圧力センサ7とによって冷媒温度Tm及び測定
冷媒圧力Pmを把握しているが、これは室内熱交換器4
の近傍に設けた室温センサと、この室温センサの近傍に
設けた圧力センサとによって把握するようにしてもよ
い。また上記では検知した冷媒温度(外気温度To)に
基づき、測定冷媒圧力Pmと予定飽和圧力Psとの差か
ら冷媒の誤充填を検出するようにしたが、これは圧力セ
ンサ7で検知した冷媒圧力に基づき、測定冷媒温度(外
気温度To)と予定飽和温度Ts、すなわちこの冷媒回
路に充填されるべき代替冷媒の、各冷媒圧力Pmに対応
する飽和温度との差から上記誤充填を検出するようにし
てもよい。このときには、メモリ10に各冷媒圧力に対
応して予定飽和温度Tsを記憶させておき、そして冷媒
圧力をアドレスにしてメモリ10の記憶内容を読み出す
ようにする。さらに上記では運転SWがONにされるご
とに冷媒の誤充填の調査を図2に示すルーチンによって
行うようにしているが、冷媒の充填は据え付け時に一度
だけ行われるものであるから、据え付け直後に運転SW
がONにされたときのみ冷媒の誤充填を調査するように
してもよい。ただし上記調査はソフトウェアによる制御
で行うものであるため、これを運転SWがONにされる
ごとに行ったとしても特別に構成を複雑化することはな
い。従って、より確実に冷媒の誤充填を検知するために
も、運転SWがONにされるごとに図2に示すルーチン
を実行するのが有利であると考えられる。また上記では
冷凍装置を空気調和機として構成したが、例えば給湯装
置等に適用してもよい。
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記では室外熱交換器2の近傍に設
けた外気温度センサ8と、この外気温度センサ8の近傍
に設けた圧力センサ7とによって冷媒温度Tm及び測定
冷媒圧力Pmを把握しているが、これは室内熱交換器4
の近傍に設けた室温センサと、この室温センサの近傍に
設けた圧力センサとによって把握するようにしてもよ
い。また上記では検知した冷媒温度(外気温度To)に
基づき、測定冷媒圧力Pmと予定飽和圧力Psとの差か
ら冷媒の誤充填を検出するようにしたが、これは圧力セ
ンサ7で検知した冷媒圧力に基づき、測定冷媒温度(外
気温度To)と予定飽和温度Ts、すなわちこの冷媒回
路に充填されるべき代替冷媒の、各冷媒圧力Pmに対応
する飽和温度との差から上記誤充填を検出するようにし
てもよい。このときには、メモリ10に各冷媒圧力に対
応して予定飽和温度Tsを記憶させておき、そして冷媒
圧力をアドレスにしてメモリ10の記憶内容を読み出す
ようにする。さらに上記では運転SWがONにされるご
とに冷媒の誤充填の調査を図2に示すルーチンによって
行うようにしているが、冷媒の充填は据え付け時に一度
だけ行われるものであるから、据え付け直後に運転SW
がONにされたときのみ冷媒の誤充填を調査するように
してもよい。ただし上記調査はソフトウェアによる制御
で行うものであるため、これを運転SWがONにされる
ごとに行ったとしても特別に構成を複雑化することはな
い。従って、より確実に冷媒の誤充填を検知するために
も、運転SWがONにされるごとに図2に示すルーチン
を実行するのが有利であると考えられる。また上記では
冷凍装置を空気調和機として構成したが、例えば給湯装
置等に適用してもよい。
【0021】
【発明の効果】上記請求項1又は請求項2の冷凍装置で
は、その飽和圧力及び飽和温度に基づいて、充填された
冷媒が特定種類の冷媒であるか否かを判断している。そ
して充填された冷媒が特定種類の冷媒でないと判断した
ときは、圧縮機1の運転を禁止している。従って冷媒の
誤充填を検知し、これに起因する種々の不具合を容易確
実に回避することが可能となる。
は、その飽和圧力及び飽和温度に基づいて、充填された
冷媒が特定種類の冷媒であるか否かを判断している。そ
して充填された冷媒が特定種類の冷媒でないと判断した
ときは、圧縮機1の運転を禁止している。従って冷媒の
誤充填を検知し、これに起因する種々の不具合を容易確
実に回避することが可能となる。
【0022】請求項3又は請求項4の冷凍装置では、飽
和温度Tmを正確に把握しつつ、その実施をさらに容易
とすることが可能となる。
和温度Tmを正確に把握しつつ、その実施をさらに容易
とすることが可能となる。
【0023】請求項5の冷凍装置では、飽和圧力Pmを
正確に把握しつつ、その実施を一段と容易とすることが
可能となる。
正確に把握しつつ、その実施を一段と容易とすることが
可能となる。
【図1】この発明を適用した空気調和機の冷媒回路図で
ある。
ある。
【図2】制御手段による制御ルーチンを示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 圧縮機 2 室外熱交換器 3 電動膨張弁 4 室内熱交換器 7 圧力センサ 8 外気温度センサ 9 制御手段 10 メモリ
フロントページの続き (72)発明者 繁永 昌弥 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 岡本 高宏 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)(4)、減
圧機構(3)、蒸発器(4)(2)を順次に接続して成
る冷媒回路を備えた冷凍装置において、上記冷媒回路に
充填された冷媒の飽和圧力(Pm)を把握する圧力把握
手段(7)と、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和温
度(Tm)を把握する温度把握手段(8)と、特定種類
の冷媒について、その飽和圧力(Ps)と飽和温度(T
s)との相関関係を予め記憶させた記憶手段(10)と
を備えると共に、制御手段(9)を備え、この制御手段
(9)は、上記圧力把握手段(7)によって把握した飽
和圧力(Pm)と、上記温度把握手段(8)によって把
握した飽和温度(Tm)に関して上記記憶手段(10)
から把握される飽和圧力(Ps)とを比較して、両圧力
(Pm)(Ps)の差が所定の基準値以上であったとき
は、上記圧縮機(1)の運転を禁止することを特徴とす
る冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機(1)、凝縮器(2)(4)、減
圧機構(3)、蒸発器(4)(2)を順次に接続して成
る冷媒回路を備えた冷凍装置において、上記冷媒回路に
充填された冷媒の飽和圧力(Pm)を把握する圧力把握
手段(7)と、上記冷媒回路に充填された冷媒の飽和温
度(Tm)を把握する温度把握手段(8)と、特定種類
の冷媒について、その飽和圧力(Ps)と飽和温度(T
s)との相関関係を予め記憶させた記憶手段(10)と
を備えると共に、制御手段(9)を備え、この制御手段
(9)は、上記温度把握手段(8)によって把握した飽
和温度(Tm)と、上記圧力把握手段(7)によって把
握した飽和圧力(Pm)に関して上記記憶手段(10)
から把握される飽和温度(Ts)とを比較して、両温度
(Tm)(Ts)の差が所定の基準値以上であったとき
は、上記圧縮機(1)の運転を禁止することを特徴とす
る冷凍装置。 - 【請求項3】 上記温度把握手段は、冷媒回路中におい
て凝縮器又は蒸発器として機能する熱交換器(2)
(4)の周囲温度を検知する温度センサ(8)であるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2の冷凍装置。 - 【請求項4】 上記温度センサは、外気温度センサ
(8)であることを特徴とする請求項3の冷凍装置。 - 【請求項5】 上記圧力把握手段は、外気温度雰囲気中
において冷媒圧力を検知する圧力センサ(7)であるこ
とを特徴とする請求項4の冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28325596A JPH10111052A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28325596A JPH10111052A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10111052A true JPH10111052A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17663092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28325596A Pending JPH10111052A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10111052A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016161244A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 株式会社ヴァレオジャパン | 冷媒不足判定装置、これを備えた冷凍サイクル、及び冷凍サイクルの冷媒不足判定方法 |
| JP2017072284A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 冷媒回収装置 |
| US10845108B2 (en) | 2016-02-08 | 2020-11-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration device and controller for refrigeration device |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP28325596A patent/JPH10111052A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016161244A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 株式会社ヴァレオジャパン | 冷媒不足判定装置、これを備えた冷凍サイクル、及び冷凍サイクルの冷媒不足判定方法 |
| JP2017072284A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 冷媒回収装置 |
| US10845108B2 (en) | 2016-02-08 | 2020-11-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration device and controller for refrigeration device |
| GB2562639B (en) * | 2016-02-08 | 2021-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | Refrigeration device and controller for refrigeration device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN114585528B (zh) | 用于休闲旅游车的空调设备 | |
| EP3683524B1 (en) | Refrigeration apparatus | |
| US11041666B2 (en) | Refrigeration apparatus | |
| US8443624B2 (en) | Non-Azeotropic refrigerant mixture and refrigeration cycle apparatus | |
| EP1762794B1 (en) | Refrigerating device | |
| EP3121541B1 (en) | Refrigerating device and refrigerating device control method | |
| US20190338971A1 (en) | Air-conditioner | |
| JPH10122711A (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
| JP6573523B2 (ja) | 冷媒回収装置 | |
| JP2001227822A (ja) | 冷凍空調装置 | |
| EP0715130B1 (en) | Air conditioner having frost preventing member | |
| JP2001194015A (ja) | 冷凍装置 | |
| US20170276391A1 (en) | Air-conditioning apparatus | |
| CN108954501B (zh) | 空调机 | |
| CN108603681B (zh) | 冷气机以及空气调节机 | |
| JP2000028237A (ja) | 分離型冷凍サイクル装置 | |
| EP3242093B1 (en) | Air conditioner | |
| JP2012189246A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH11159895A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH0835725A (ja) | 非共沸混合冷媒を用いた冷凍空調装置 | |
| JP2001355928A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP4292525B2 (ja) | 蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒量検知方法 | |
| KR100814956B1 (ko) | 멀티에어컨 및 그의 압축기 제어방법 | |
| JPH06193981A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2017067397A (ja) | 冷凍装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051011 |