JPH10111073A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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Publication number
JPH10111073A
JPH10111073A JP8263350A JP26335096A JPH10111073A JP H10111073 A JPH10111073 A JP H10111073A JP 8263350 A JP8263350 A JP 8263350A JP 26335096 A JP26335096 A JP 26335096A JP H10111073 A JPH10111073 A JP H10111073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
hot air
heating means
heater
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP8263350A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
隆志 渡邊
Yoshiyuki Hirate
禎之 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容タンク内に残留する水蒸気の再凝縮を防
止するとともに、乾燥時間を短縮して厨芥の加熱乾燥効
率を向上させる。 【解決手段】 収容タンク10の底部を加熱する第1加
熱手段15と、回転駆動装置30により収容タンク10
の底部の内壁に沿って回転駆動される撹拌部材20と、
収容タンク10内の内気を加熱する第2加熱手段45
と、第2加熱手段45にて加熱された内気を循環させる
熱風ファン42と、収容タンク10の内気を外部に排出
させる排気装置50と、排気装置50の上流側に回転駆
動される排気ファン51aと、同排気ファン51aの下
流側に流入した排気を脱臭する脱臭装置と同脱臭装置を
加熱する第3加熱手段とを備え、撹拌部材20と熱風フ
ァン42を駆動する前に第1加熱手段15、第2加熱手
段45、第3加熱手段の内の少なくとも1つを予め発熱
させて収容タンク10内を予め加熱するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭やレスト
ラン等の厨房から出される生ゴミ、樹脂パック、殻類等
の混在する厨芥を加熱乾燥処理するための厨芥処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の厨芥処理装置の一つとして、底
部が断面半円形状に形成され加熱手段にて加熱される収
容タンクと、この収容タンクに回転自在に組付けられて
回転駆動装置により前記底部の半円形内壁に沿って回転
駆動される撹拌部材とを備えるとともに、前記収容タン
ク内の内気を前記収容タンク外に排出させる排気装置を
備えて、前記収容タンク内に入れた厨芥を撹拌し乾燥さ
せるようにしたものがあり、例えば特開平8−7535
5号公報において提案されている。
【0003】この公報において提案された厨芥処理装置
においては、収容タンク内の上部に吸気送風ファンとこ
の吸気送風ファンの周囲を覆って下方に開口するフード
が配置されていて、この吸気送風ファンが収容タンク外
に設けた駆動装置によって回転駆動されるように構成さ
れている。また、吸気送風ファンの吹き出し側にヒータ
が配置されるとともに、吸い込み側に外気吸入用のダク
トに連通する吸気開口部が設けられていて、吸気送風フ
ァンが回転するとダクトを通して吸気送風ファンに吸い
込まれた外気がヒータによって加熱されて収容タンク内
に入れた厨芥に向けて送風されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た厨芥処理装置においては、厨芥処理装置の運転開始時
においては、ヒータへの通電を開始すると同時に撹拌部
材を回転駆動して厨芥を撹拌して乾燥させるようにして
いる。そのため、外気温度が低い場合においては、ヒー
タが発熱することにより生じる熱量は収容タンク自体を
加熱するために消費されるため、厨芥中の水分が蒸発す
る温度となるためには長時間を要するという問題があっ
た。
【0005】また、乾燥終了後に、厨芥処理装置の運転
停止時においては、外気により収容タンクが冷却される
ため、収容タンク内に残留する水蒸気が再凝縮して水と
なり、この再凝縮した水が収容タンク内に付着して、悪
臭の発生源となったり、あるいは収容タンクに錆を発生
させたりするという問題も生じた。さらに、再凝縮した
水が収容タンク内に付着していると、次回の乾燥処理時
に収容タンク内の温度上昇が遅くなり、厨芥の加熱乾燥
効率が低下するという問題も生じる。
【0006】本発明は、上記した問題に対処すべくなさ
れたものであって、その目的とするところは、収容タン
ク内に残留する水蒸気の再凝縮を防止するとともに、乾
燥時間を短縮して厨芥の加熱乾燥効率を向上させること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その内部に厨
芥を収容する収容タンクを配設し、同収容タンク内に入
れた厨芥を撹拌して加熱乾燥させるようにした厨芥処理
装置であって、上記目的を達成するために、請求項1に
記載の発明においては、収容タンクの底部を加熱する第
1加熱手段と、この収容タンクに回転自在に組付けられ
て第1回転駆動装置により底部の内壁に沿って回転駆動
される撹拌部材と、収容タンク内の上部に配設されて同
収容タンク内の内気を加熱する第2加熱手段と、第2加
熱手段にて加熱された収容タンク内の内気を第2回転駆
動装置により回転駆動されて同収容タンク内に循環させ
る熱風ファンと、収容タンクの上部に配設されて同収容
タンク内の内気を収容タンク外に排出させる排気装置と
を備え、排気装置の上流側に第3回転駆動装置により回
転駆動される排気ファンを設けるとともに、同排気ファ
ンの下流側に同排気装置内に流入した排気を脱臭する脱
臭装置と同脱臭装置を加熱する第3加熱手段とを設け、
撹拌部材、熱風ファンを駆動する前に第1加熱手段、第
2加熱手段、第3加熱手段の内の少なくとも1つを予め
発熱させて収容タンク内を予め加熱するようにしたこと
にある。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
上述した収容タンク内を予め加熱する温度を厨芥を乾燥
することにより発生した水蒸気が再凝縮しない温度とし
たことにある。さらに、請求項3に記載の発明において
は、上述した脱臭装置は触媒を備えるようにしたことに
ある。
【0009】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
予め通電された第1加熱手段、第2加熱手段、第3加熱
手段の内の少なくとも1つの加熱手段により収容タンク
内は予め加熱されているので、厨芥の乾燥運転を開始す
ると、外気温度に関係することなく、収容タンク内は厨
芥の水分が蒸発する温度まで上昇することとなる。この
状態で、撹拌部材が回転駆動装置によって回転駆動され
るとともに、熱風循環ファンが熱風ファン駆動装置によ
って回転駆動されると、収容タンク内に入れた厨芥が撹
拌部材によって撹拌されるとともに、第1加熱手段によ
って加熱される収容タンクの底部に接触している部位に
て加熱乾燥され、また熱風循環ファンによって循環され
る熱風によって表面部位を加熱乾燥されるため、収容タ
ンク内に入れた厨芥を効率よく加熱乾燥させることがで
きる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、予め加熱
する温度を厨芥を乾燥することにより発生した水蒸気が
再凝縮しない温度としているので、乾燥後に水蒸気が再
凝縮することがなくなるため、次回の乾燥処理動作にお
いて、収容タンク内の温度上昇が速くなり、収容タンク
内に入れた厨芥をさらに効率よく加熱乾燥させることが
できるようになる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、脱臭装置
は触媒を備えているので、脱臭装置内に流入した水蒸気
を含む収容タンク内の内気は触媒により酸化、分解され
て脱臭され、無臭のガスとして外部に排出されることと
なる。このため、この厨芥処理装置より悪臭を発生させ
ることが防止できるようになるとともに、その脱臭装置
の構成が簡単、容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1〜図7に基づいて説明する。図1及び図2は本発明に
よる厨芥処理装置の外観を示し、また図3及び図4は本
発明による厨芥処理装置の外装パネルを外した内部構成
を示していて、この厨芥処理装置は、図3及び図4に詳
細に示したように、収容タンク10と撹拌部材20と第
1回転駆動装置30を備えるとともに、熱風循環装置4
0と排気装置50を備えており、収容タンク10内に入
れられる厨芥(図示省略)が撹拌されるとともに加熱乾
燥されるように構成されている。
【0013】収容タンク10は、前面上部の縦壁に矩形
の投入口11aを有するとともに前面中間部の縦壁に矩
形の排出口11bを有して底部11cが断面半円形状に
形成されたタンク本体11と、このタンク本体11の投
入口11aを開閉可能に密閉するロック機構(図1に鍵
穴19のみ図示されている)付きの投入口蓋12と、タ
ンク本体11の排出口11bを開閉可能に密閉する排出
口蓋13を備えていて、フレーム90に一体的に組付け
られている。
【0014】タンク本体11は、その底部11cの外側
に制御装置60a(図1の右上方隅部に設けた制御ボッ
クス60内に組付けられている。なお、制御ボックス6
0の上面には、電源スイッチ62、起動スイッチ63、
排出スイッチ64、乾燥処理ランプ65、排出ランプ6
6が設けられており、これらの各スイッチおよびランプ
62,63,64,65,66は制御装置60aと接続
されている)によって作動を制御されるタンクヒータ
(第1加熱手段)15が蛇行状に取付けられていて、外
側全体が断熱材(図示省略)によって被覆されており、
この断熱材によって熱の放散防止が図られている。ま
た、タンク本体11の投入口11aと排出口11bは、
その図3左右方向幅がタンク本体11の図3左右方向幅
と略等しくされており、排出口11bに対応してホッパ
ー16とカバー17と容器18が配設されている。
【0015】投入口蓋12は、図1〜図4に示したよう
に、下端にてブラケット81を介してタンク本体11に
傾動可能に組付けられていて、上端外側にはバーハンド
ル12aが取付けられ、また内側には図4に示したよう
に厨芥の投入時に厨芥を収容タンク10内に導くシュー
ト12bが取付けられている。排出口蓋13は、カバー
17に設けた円弧状の貫通長孔17aに沿って移動され
る操作レバー14によって開閉されるようになってい
て、操作レバー14が貫通長孔17aの下端にある場合
には収容タンク10内から厨芥によって外側に押動され
ても閉状態に保持されて開かないようにされるととも
に、操作レバー14が貫通長孔17aに沿って上動され
ることにより開かれるように構成されている。
【0016】ホッパー16は、これを覆うカバー17と
によって排出口11bから容器18に加熱乾燥後の厨芥
を導くためのものであって、カバー17とともにタンク
本体11に固着されている。容器18は、加熱乾燥後の
厨芥を収容するものであって、上端に開口を有してい
て、図4の仮想線にて示したように下端にてフレーム9
0に傾動可能に組付けられており、内部には市販のごみ
袋(図示省略)が脱着可能に組付けられるようになって
いる。
【0017】なお、フレーム90の鍵穴19の近傍に
は、図示しない鍵を鍵穴19に挿入して図示しないロッ
ク機構により投入口蓋12がロックされたことを検出し
てキーロック信号を出力するキーロック検出スイッチ1
9aが設けられている。また、フレーム90の排出口蓋
13の近傍には、排出口蓋13が閉じられたことを検出
して排出口蓋閉信号を出力する排出口蓋検出スイッチ1
1fが設けられている。さらに、フレーム90の容器1
8の近傍には、容器18がセットされたことを検出して
容器セット信号を出力する容器検出スイッチ18aが設
けられている。
【0018】撹拌部材20は、収容タンク10のタンク
本体11に左右一対の軸支装置29を介して回転自在に
組付けられてタンク本体11を貫通する回転軸21と、
この回転軸21の一端にて固着されて径方向に延びる6
本の連結棒22と、これら各連結棒22の先端に固着さ
れて一体的に回転する6枚の羽根23によって構成され
ていて、回転駆動装置30により収容タンク10の底部
半円形内壁に沿って回転駆動されるようになっている。
【0019】各羽根23は、図3に示したようにそれぞ
れ横長の板であり、回転軌跡が軸方向において一部重合
するようになっている。各軸支装置29は、回転軸21
を回転自在かつ軸方向移動不能に支承するスラスト軸受
及びラジアル軸受(共に図示省略)と、回転軸21とタ
ンク本体11間からの厨芥及び内気(蒸気を含む空気)
の漏れを防止するシール部材(図示省略)等によって構
成されている。
【0020】回転駆動装置30は、減速機及びブレーキ
付で正逆回転可能な撹拌モータ31と、この撹拌モータ
31の出力軸に一体的に組付けた駆動スプロケット32
と、撹拌部材20における回転軸21のタンク本体11
外に突出した右端に一体的に組付けた従動スプロケット
33と、両スプロケット32,33を繋ぐチェーン34
によって構成されていて、撹拌モータ31の作動は制御
装置60aによって制御されるようになっている。ま
た、従動スプロケット33に近接して回転軸21の回転
位置を検出する非接触型の位置検出センサ(例えばフォ
トカプラー)35がブラケット82を介してタンク本体
11に固着されている。位置検出センサ35は、制御装
置60aに接続されていて、従動スプロケット33の端
部外周に周方向にて等間隔に形成した多数の切欠(図示
省略)によって回転軸21の回転位置を検出するように
なっている。
【0021】熱風循環装置40は、収容タンク10内の
内気を熱風(図3及び図4に幅広の矢印にて示した)と
して循環させるものであり、タンク本体11内の上端背
面側に設けた還流ダクト41と、この還流ダクト41内
に配設した熱風ファン42と、タンク本体11の右側上
部外側に取付けられて熱風ファン42を回転駆動させる
熱風ファンモータ(第2回転駆動装置)43と、還流ダ
クト41の下面前方に取付けた誘導板44と、この誘導
板44とタンク本体11の背壁間に配設した熱風ヒータ
(第2加熱手段)45と、この熱風ヒータ45によって
加熱された熱風ヒータ45近傍の温度を検出する吐出側
温度センサ46と、循環風の吸込温度を検出する吸込側
温度センサ48とを備えていて、熱風ファンモータ43
と熱風ヒータ45の作動は制御装置60aによって制御
されるようになっている。
【0022】還流ダクト41は、左右方向に長い形状に
形成されていて、前面上部に左右方向に長い流入口41
aを有するとともに下面後方に左右方向に長い流出口4
1bを有しており、右側前面下部には吸気ダクト47が
一体的に組付けられている。熱風ファン42は、熱風フ
ァンモータ43によって図4の矢印にて示した時計方向
に回転されるラインクロスフローファンであり、前側か
ら吸い込んで下方に吐き出すようになっている。
【0023】熱風ファンモータ43は、図6に示したよ
うに上方から見てコ字状に形成されたブラケット83を
介してタンク本体11に組付けられていて、その出力軸
43aは熱風ファン42の駆動軸42aにトルク伝達可
能に嵌合連結されている。なお、出力軸43aには、熱
風ファンモータ43本体を空冷するためのファン43
b,43cが一体的に取付けられていて、各ファン43
b,43cが出力軸43aによって回転されるときには
図3の右から左に外気が流れるようになっている。ま
た、外気はファン43cの図3右側に配設される外装パ
ネルに設けた通気孔(共に図示省略)を通して流入する
ようになっている。
【0024】誘導板44は、図3に示したように左右方
向に長い板であって、図3及び図4にて示したように還
流ダクト41の流出口41bから下方に吐き出されて熱
風ヒータ45によって加熱される内気をタンク本体11
の底部11c後方に導くとともに、タンク本体11の底
部11c前方から上方に向けて流れる内気を上方に導く
ものであり、還流ダクト41の下面前方に略垂直に取付
けられている。
【0025】吸気ダクト47は、熱風ファン42の吸入
側に収容タンク10外の外気を導くための吸気通路A
(図6参照)を形成するものであり、収容タンク10の
タンク本体11自体に設けた貫通孔11dが吸気通路A
の吸気開口となるように構成されている。貫通孔11d
は、熱風ファン42の駆動軸42aが非接触で貫通する
孔であり、熱風ファン42の回転駆動時には熱風ファン
モータ43の周囲を通して図3の矢印にて示したように
流れる外気が流入するようになっている。なお、外気の
流入量を十分に確保する必要が場合には、上記貫通孔1
1d自体を大径とするか、図5に示したように、貫通孔
11dの周囲に仮想線にて示した貫通孔11eを設けて
実施する。この場合、貫通孔11eに合わせて開閉シャ
ッター(図示省略)を設けることも可能である。
【0026】排気装置50は、図7に示すように、タン
ク本体11の上方に設けた排気ダクト51と、この排気
ダクト51の中間部に設けた排気ファン51a(この排
気ファン51aは、例えばシロッコファンからなる)
と、この排気ファン51aを排気ダクト51外から回転
駆動する排気ファンモータ(第3回転駆動装置)52
と、排気ダクト51の排気ファン51aより下流側(排
出側)に設けた脱臭装置53を備えている。脱臭装置5
3内には、触媒ヒータ(第3加熱手段)54と触媒55
と触媒温度センサ56とを備えていて、触媒ヒータ55
と排気ファンモータ52の作動は制御装置60aによっ
て制御されるようになっている。
【0027】触媒ヒータ54はタンク本体11内で発生
したガスや水蒸気を排気ファン51aによって吸い込
み、この吸い込んだガスや水蒸気を触媒55によって酸
化、分解により脱臭される温度まで加熱するとともに、
触媒55が活性状態になる温度まで加熱するために設け
ている。触媒55はハニカム状あるいは格子状に形成し
た活性アルミナに白金族金属を担持したものを使用して
おり、タンク本体11内で発生したガスや水蒸気がその
隙間を通過する際に酸化、分解して、無臭の気体とする
ために設けている。そして、排気ダクト51は、タンク
本体11の左側前方上端にて収容タンク10内に連通し
ていて、収容タンク10内の内気の一部を排気ファン5
1aと脱臭装置53を通して排気口57より大気中に放
出可能となっている。
【0028】図8は制御装置60aとこの制御装置60
aに接続される各種スイッチ、各種センサ、各種ヒー
タ、各種モータおよび各種ランプとの接続構成を示すブ
ロック図である。制御装置60aはCPU,ROM,R
AM,A/D変換器、D/A変換器等からなる周知のマ
イクロコンピュータ61と、タンクヒータ15を駆動す
るタンクヒータ駆動回路61aと、撹拌電動モータ31
を駆動制御する撹拌モータ駆動回路61bと、熱風ファ
ンモータ43を駆動する熱風ファンモータ駆動回路61
cと、熱風ヒータ45を駆動する熱風ヒータ駆動回路6
1dと、排気ファンモータ54を駆動する排気ファンモ
ータ駆動回路61eと、触媒ヒータ54を駆動する触媒
ヒータ駆動回路61fと、乾燥処理ランプ65を駆動す
る乾燥処理ランプ駆動回路61gと、排出ランプ66を
駆動する排出ランプ駆動回路61hとから構成される。
【0029】この制御装置60aには排出口蓋検出スイ
ッチ11f、容器セット検出スイッチ18a、キーロッ
ク検出スイッチ19a、電源スイッチ62、起動スイッ
チ63および排出スイッチ64等の各スイッチから出力
されるスイッチ信号、ならびにタンク温度センサ15
a、回転位置検出センサ35、吐出側温度センサ46、
吸込側温度センサ48および触媒温度センサ56等の各
センサから出力されるセンサ信号が入力され、これらの
各スイッチ信号ならびに各センサ信号に応じてマイクロ
コンピュータ61は各駆動回路61a〜61hに駆動指
令を送出して、各駆動回路61a〜61hを作動させ
る。なお、各温度センサ15a、46、48、56は熱
電対から構成されており、この熱電対の温度差による熱
起電力に対応した電圧が出力されて検出温度となる。
【0030】ついで、上記のように構成した本実施形態
の厨芥処理装置の動作を図9〜図10のフローチャート
に基づいて説明する。なお、図9〜図10はマイクロコ
ンピュータ61の動作を説明するフローチャートであ
り、このフローチャートに対応したプログラムはマイク
ロコンピュータ61のROMあるいはハードディスク、
CD−ROM、フロッピーディスク等の記憶媒体に予め
記憶させている。
【0031】制御ボックス60に設けた電源スイッチ6
2を操作することにより、マイクロコンピュータ61は
ステップ100にて乾燥処理動作のプログラムの実行を
開始する。すると、ステップ102にて、マイクロコン
ピュータ61はタンクヒータ駆動回路61aに駆動指令
を送出するとともに、熱風ヒータ駆動回路61dに駆動
指令を送出する。これにより、タンクヒータ15が通電
されるとともに熱風ヒータ45も通電され、収容タンク
10内は加熱される。
【0032】ついで、ステップ104とステップ106
からなる循環処理を制御ボックス60に設けた起動スイ
ッチ63が操作されるまで繰り返し実行する。ステップ
104においては、マイクロコンピュータ61はタンク
ヒータ15の予熱オン/オフ制御を行う。即ち、タンク
温度センサ15aが検出した温度が130℃になるとタ
ンクヒータ駆動回路61aに停止指令を送出し、タンク
温度センサ15aが検出した温度が100℃になるとタ
ンクヒータ駆動回路61aに駆動指令を送出して、タン
クヒータ15の温度が100〜130℃の範囲内の温度
となるように予熱オン/オフ制御を行う。
【0033】また、ステップ106においては、マイク
ロコンピュータ61は熱風ヒータ45の予熱オン/オフ
制御を行う。即ち、吐出側温度センサ48が検出した温
度が130℃になると熱風ヒータ駆動回路61dに停止
指令を送出し、吐出側温度センサ48が検出した温度が
100℃になると熱風ヒータ駆動回路61dに駆動指令
を送出して、熱風ヒータ45の温度が100〜130℃
の範囲内の温度となるように予熱オン/オフ制御を行
う。これにより、収容タンク10内はほぼ100℃程度
の温度(厨芥の水分が蒸発する程度の温度)に加熱保持
されることとなる。
【0034】ここで、投入口蓋12を開けて所定量の厨
芥を収容タンク10内に入れ、投入口蓋12を閉じて、
鍵穴19に図示しない鍵を挿入して鍵をロックすると、
キーロック検出スイッチ18aはキーロックを検出して
キーロック検出信号をマイクロコンピュータ61に出力
する。すると、マイクロコンピュータ61はステップ1
08にて「Yes」と判定してプログラムをステップ1
10に進める。ステップ110においては、マイクロコ
ンピュータ61は排出口蓋13が閉じられているか否か
の判定、即ち、排出口蓋検出スイッチ11fが検出信号
を出力しているか否かの判定を行う。
【0035】排出口蓋検出スイッチ11fが検出信号を
出力していて、ステップ110にて「Yes」と判定す
るとプログラムをステップ112に進め、排出口蓋検出
スイッチ11fが検出信号を出力していなくて、ステッ
プ110にて「No」と判定するとプログラムをステッ
プ136に進める。
【0036】ステップ112においては、制御ボックス
60に設けた起動スイッチ63が操作されたか否かの判
定を行う。ここで、起動スイッチ63が操作されると、
起動スイッチ63はオン信号をマイクロコンピュータ6
1に出力するので、ステップ112にて「Yes」と判
定して、プログラムをステップ114に進める。ステッ
プ112にて「No」と判定すると上述のステップ10
4からステップ112までの処理を繰り返し実行する。
【0037】ステップ114においては、マイクロコン
ピュータ61は乾燥処理ランプ駆動回路61gに駆動信
号を送出して、制御ボックス60に設けた乾燥処理ラン
プ65を点灯させる。その後、ステップ116におい
て、マイクロコンピュータ61は撹拌モータ駆動回路6
1b、熱風ファンモータ駆動回路61c、排気ファンモ
ータ駆動回路61eおよび触媒ヒータ駆動回路61fに
駆動信号を送出して、撹拌モータ31、熱風ファンモー
タ43、排気ファンモータ52および触媒ヒータ54を
駆動する。これにより、触媒ヒータ54が通電されると
ともに、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43、排気
ファンモータ52が起動される。
【0038】したがって、熱風ファンモータ43によっ
て回転駆動される熱風ファン42と排気ファンモータ5
2によって回転駆動される排気ファン51aにより、収
容タンク10内の厨芥に向けて熱風が吹き付けられて循
環するとともに、熱風ファン42に還流する熱風に吸気
通路Aを通して外気が加わると同時に、熱風ファン42
に還流する熱風の一部が排気ダクト51と排気ファン5
1aと脱臭装置53を通して大気に放出される(図3及
び図4の矢印参照)。このため、厨芥は収容タンク10
の底部11cのタンクヒータ15によって下方から加熱
乾燥されるとともに、熱風ヒータ45により加熱された
熱風によって上方から加熱乾燥され、厨芥から生じた水
蒸気は熱風の流れをキャリアとして上方へ移動して熱風
の一部とともに排気ダクト51と排気ファン51aと脱
臭装置53を通して大気に排出される。
【0039】ついで、ステップ118からステップ12
6までの循環処理を繰り返し実行し、ステップ126に
て乾燥処理の終了を検知すると、プログラムをステップ
128に進める。即ち、ステップ118においては、マ
イクロコンピュータ61はタンクヒータ15を所定の温
度に保持するためのオン/オフ制御を行う。このタンク
ヒータ15を所定の温度に保持するためのオン/オフ制
御は次のようにして行われる。即ち、タンク温度センサ
15aが検出した温度が130℃になると、マイクロコ
ンピュータ61はタンクヒータ駆動回路61aに停止指
令を送出してタンクヒータ15への通電を停止させると
ともに、タンク温度センサ15aが検出した温度が12
7℃になると、タンクヒータ駆動回路61aに駆動指令
を送出してタンクヒータ15への通電を開始させる。こ
れにより、タンクヒータ15の温度は127〜130℃
の温度範囲になるようにオン/オフ制御される。
【0040】ステップ120においては、マイクロコン
ピュータ61は熱風ヒータ45を所定の温度に保持する
ためのオン/オフ制御を行う。この熱風ヒータ45を所
定の温度に保持するためのオン/オフ制御は次のように
して行われる。即ち、吐出側温度センサ46が検出した
温度が130℃になると、マイクロコンピュータ61は
熱風ヒータ駆動回路61dに停止指令を送出して熱風ヒ
ータ45への通電を停止させるとともに、吐出側温度セ
ンサ46が検出した温度が127℃になると、熱風ヒー
タ駆動回路61dに駆動指令を送出して、熱風ヒータ4
5への通電を開始させる。これにより、熱風ヒータ45
の温度が127〜130℃の温度範囲になるようにオン
/オフ制御される。
【0041】ところで、上述したタンクヒータ15の温
度を127〜130℃の温度範囲になるように設定し、
熱風ヒータ45の温度を127〜130℃の温度範囲に
なるように設定するのは、厨芥中には油分や樹脂、ビニ
ール類等も含まれていることを考慮すると、樹脂やビニ
ール類等が溶融する温度とならないように130℃以下
になるように設定するのが好ましいからである。
【0042】ステップ122においては、マイクロコン
ピュータ61は触媒ヒータ54を所定の温度に保持する
ためのオン/オフ制御を行う。この触媒ヒータ54を所
定の温度に保持するためのオン/オフ制御は次のように
して行われる。即ち、触媒温度センサ56が検出した温
度が300℃になると、マイクロコンピュータ61は触
媒ヒータ駆動回路61fに停止指令を送出して触媒ヒー
タ54への通電を停止させるとともに、触媒温度センサ
56が検出した温度が280℃になると、触媒ヒータ駆
動回路61fに駆動指令を送出して触媒ヒータ54への
通電を開始させる。これにより、触媒ヒータ54の温度
が280〜300℃の温度範囲になるようにオン/オフ
制御される。このように、触媒ヒータ54の温度が28
0〜300℃の温度範囲になるように設定すると、触媒
55は常に活性状態となって触媒反応が促進されるよう
になる。
【0043】ステップ124においては、マイクロコン
ピュータ61は撹拌モータ43の運転制御を行う。この
撹拌モータ43の運転制御は次のようにしてなされる。
即ち、まず、マイクロコンピュータ61が撹拌モータ駆
動回路61bに連続駆動指令を送出して、撹拌モータ3
1を連続的に所定の時間(例えば3分間)正回転(図4
の反時計方向の回転)させる。ついで、所定の時間(例
えば3分間)が経過すると、マイクロコンピュータ61
は撹拌モータ駆動回路61bに分割駆動指令を送出し
て、撹拌モータ31を回転位置センサ35の検出信号に
基づいて、8分割正回転(45°毎のステップ正回
転)、8分割逆回転(45°毎のステップ逆回転)を繰
り返し行なわせる。
【0044】このように、撹拌モータ31を所定の時間
の間だけ連続正回転させて羽根23により厨芥を撹拌す
ることにより、厨芥は収容タンク10の低部11cに設
けられたタンクヒータ15による加熱と厨芥に向けて吹
き付けられる熱風により厨芥全体に亘って加熱乾燥され
るようになる。しかしながら、所定の時間以上連続正回
転させて厨芥を撹拌すると、厨芥は団子状になってその
内部の水部が蒸発しなくなるという現象を生じる。その
ため、本実施形態においては、所定の時間が経過する
と、撹拌モータ31の回転を8分割正回転と8分割逆回
転とを交互に繰り返すような制御を行う。これにより、
厨芥は団子状になることなく、厨芥全体から水分が蒸発
するようになる。
【0045】この間、マイクロコンピュータ61は10
分毎にタンクヒータ15への通電率の演算を行うととも
に、マイクロコンピュータ61は吐出側温度と吸込側温
度の温度差の演算、即ち、吐出側温度センサ46から出
力された検出温度と吸込側温度センサ48から出力され
た検出温度とに基づいて、その温度差の演算を行う。
【0046】ステップ118からステップ126までの
循環処理を繰り返して実行している内に、マイクロコン
ピュータ61が演算したタンクヒータ15への通電率が
所定の通電率(例えば40%)以下となったことを所定
回数(例えば2回)検出すると、マイクロコンピュータ
61は撹拌モータ駆動回路61bに間欠駆動指令を送出
して、撹拌モータ31を間欠正逆回転(例えば、30秒
間正回転させた後、5秒間停止させ、30秒間逆回転さ
せた後、5秒間停止させる間欠回転)を繰り返し行わせ
る。ここで、ステップ118からステップ126までの
循環処理を繰り返して実行している内に、マイクロコン
ピュータ61が演算した吐出側温度と吸込側温度との温
度差が予め設定した温度差(例えば25℃)以内となる
と、乾燥処理動作が終了したものとしてステップ126
にて「Yes」と判定する。
【0047】ここで、タンクヒータ15への通電率が所
定の通電率(例えば40%)以下になるということは、
タンクヒータ15の温度低下率が小さくなることと同義
であるので、結局は、厨芥中の水分がほとんど蒸発して
厨芥はほぼ乾燥状態になったことを意味する。そのた
め、本実施形態においては、8分割正回転と8分割逆回
転とを交互に繰り返した後、タンクヒータ15への通電
率が所定の通電率(例えば40%)以下になると、今度
は厨芥が団子状になる恐れがないため、撹拌モータ31
の回転を間欠正逆回転させて、残りの水分を完全に蒸発
させるようにしている。
【0048】ステップ126にて「Yes」と判定する
と、即ち、乾燥処理の終了を検知すると、プログラムを
ステップ128に進め、触媒ヒータ駆動回路61fに停
止指令を送出して触媒ヒータ54への通電を停止させる
とともにマイクロコンピュータ61が内蔵するタイマを
リセットして計時動作を開始させ、プログラムをステッ
プ130に進める。ステップ130においては、ステッ
プ128にて計時動作を開始した内蔵タイマの計時値が
予め設定した所定のT1時間(このT1時間は収容タン
ク10内をある程度の温度まで冷却するために設定して
おり、例えば10分に予め設定している)を経過したか
否かの判定を行う。
【0049】ステップ130にて「Yes」と判定する
と、プログラムをステップ132に進め、ステップ13
0にて「No」と判定すると、所定のT1時間が経過す
るまでこの処理を繰り返す。ステップ132において
は、マイクロコンピュータ61は撹拌モータ駆動回路6
1b、熱風ファンモータ駆動回路61cおよび排気ファ
ンモータ駆動回路61eにそれぞれ駆動停止指令を送出
して、撹拌モータ31、熱風ファンモータ43および排
気ファンモータ52の駆動をそれぞれ停止させ、プログ
ラムをステップ134に進める。ステップ134におい
ては、マイクロコンピュータ61は乾燥処理ランプ駆動
回路61gに駆動停止指令を送出して、乾燥処理ランプ
65を消灯させた後、ステップ108に戻り、起動スイ
ッチ63が操作されるまで乾燥処理動作を待機状態とす
る。
【0050】乾燥処理動作の待機状態において排出口蓋
13を開動作させると、排出口蓋検出スイッチ11fは
オフ信号を出力することとなるので、マイクロコンピュ
ータ61はステップ110にて「No」と判定してプロ
グラムをステップ136に進める。ステップ136にお
いては、加熱乾燥後の厨芥を収容する容器18がセット
されているか否かの判定、即ち、容器セット検出スイッ
チ18aが検出信号をマイクロコンピュータ61に出力
したか否かの判定を行う。容器セット検出スイッチ18
aが検出信号を出力していると、ステップ136にて
「Yes」と判定してプログラムをステップ138に進
める。ステップ136にて「No」と判定すると、ステ
ップ108に戻り、容器セット検出スイッチ18aが検
出信号を出力するまで上述のステップ108、ステップ
110およびステップ136の処理を繰り返し実行す
る。
【0051】ステップ138においては、制御ボックス
60に設けた排出スイッチ64が操作されたか否かの判
定を行う。排出スイッチ64が操作されてマイクロコン
ピュータ61にオン信号が出力されると、ステップ13
8にて「Yes」と判定してプログラムをステップ14
0に進める。ステップ138にて「No」と判定する
と、ステップ108に戻り、排出スイッチ64がオン信
号を出力するまで上述のステップ108、ステップ11
0、ステップ136およびステップ138の処理を繰り
返し実行する。
【0052】ついで、ステップ140にて、マイクロコ
ンピュータ61は排出ランプ駆動回路61hに駆動信号
を送出して排出ランプ66を点灯させた後、ステップ1
42にて、マイクロコンピュータ61は撹拌モータ駆動
回路6bに逆回転駆動信号を送出して、撹拌モータ31
を連続的に逆回転(図3の時計方向の回転)させるとと
もに、内蔵タイマをリセットして計時値の計時動作を開
始させ、プログラムをステップ144に進める。
【0053】撹拌モータ31を連続的に逆回転(図3の
時計方向の回転)させることにより、収容タンク10内
にある加熱乾燥処理後の厨芥が、撹拌部材20の羽根2
3によって排出口11bに向けて持ち上げられるととも
に、一部は羽根23から底部11cに落下するものの残
部は羽根23から排出口11bに向けて滑落して、排出
口11bを通して収容タンク10外に自動的に排出さ
れ、ホッパー16を通して容器18内に収容される。そ
して、容器18内に収容された加熱乾燥処理後の厨芥
は、容器18を図4の仮想線にて示したように傾動した
状態にてごみ袋とともに取り出して適宜に処理すること
ができる。
【0054】ステップ144においては、ステップ14
2にて計時動作を開始した内蔵タイマの計時値が予め設
定した所定のT2時間(このT2時間は加熱乾燥した全
ての厨芥を容器18内に排出する時間であって、例えば
4分に予め設定している)が経過したか否かの判定を行
う。内蔵タイマの計時値が予め設定した所定のT2時間
を経過すると、ステップ144にて「Yes」と判定し
てプログラムをステップ146に進める。ステップ14
4にて「No」と判定すると、T2時間を経過するまで
この処理を繰り返し実行する。
【0055】ステップ146において、マイクロコンピ
ュータ61は撹拌モータ駆動回路6bに駆動停止信号を
送出して、撹拌モータ31の回転駆動を停止させた後、
ステップ148にて、マイクロコンピュータ61は排出
ランプ駆動回路61hに停止信号を送出して排出ランプ
66を消灯させた後、ステップ108に戻り、乾燥処理
動作を待機状態とする。この待機状態において、起動ス
イッチ63が操作されるまではステップ104とステッ
プ106の循環処理が実行されることとなるので、収容
タンク10内は常に厨芥中の水分が蒸発する温度に保持
されるようになる。そのため、新たに起動スイッチ63
を操作して乾燥処理を開始すると、直ちに厨芥中の水分
が蒸発する温度まで上昇することが可能となり、乾燥処
理時間を短縮させることが可能になるとともに、収容タ
ンク10内の水蒸気の残留量がほぼ皆無となるので、水
蒸気の再凝縮を防止することができるようになる。
【0056】ところで、この実施形態においては、撹拌
部材20が第1回転駆動装置30によって回転駆動され
るとともに、熱風ファン42が熱風ファンモータ(第2
回転駆動装置)43によって回転駆動されると、収容タ
ンク10内に入れた厨芥が撹拌部材20によって撹拌さ
れるとともに、タンクヒータ15によって加熱される収
容タンク10の底部に接触している部位にて加熱乾燥さ
れ、また熱風ファン42によって循環される熱風によっ
て表面部位を加熱乾燥されるため、収容タンク10内に
入れた厨芥を効率よく加熱乾燥させることができる。
【0057】また、熱風ファン42の熱風ファンモータ
43による回転駆動によって吸気通路Aを通して外気が
熱風ファン42の吸入側に吸引され、熱風ファン42に
より循環熱風に同化して循環されるとともに、収容タン
ク10内の内気、すなわち水蒸気を含んだ熱風の一部が
排気装置50を通して収容タンク10外に排出される。
したがって、外気の吸入によって内気の水蒸気飽和を抑
制できて、厨芥からの水蒸気発生を促進することがで
き、これによっても厨芥の加熱乾燥効率を向上させるこ
とができる。また、外気の吸引は、収容タンク10内に
て熱風を循環させるために設けた熱風ファン42を用い
て行っているため、吸気用ファン及び駆動装置を用いて
行う場合に比してシンプルかつ安価に構成することがで
きる。
【0058】また、熱風ファン42の吸入側に吸引され
る外気が熱風ファンモータ43の周囲を通して導かれる
構成であるため、熱風ファンモータ43を収容タンク1
0内に吸引される外気によっても冷却することができ
て、熱風ファンモータ43の過熱損傷を抑制することが
でき、これによって熱風ファンモータ43の耐久性を向
上させることができるとともに、収容タンク10内に吸
引される外気を熱風ファンモータ43によって予熱する
ことができて、収容タンク10内での外気による熱風の
冷却を抑制することができ、収容タンク10内での熱利
用効率を向上させることができる。
【0059】なお、上記実施形態においては、電源スイ
ッチ62を操作することによりタンクヒータ15および
熱風ヒータ43が通電される例について説明したが、別
途予熱スイッチを設け、この予熱スイッチを操作するこ
とによりタンクヒータ15および熱風ヒータ43が通電
されるようにしてもよい。この場合、電力消費の無駄が
防止できるようになる。
【0060】また、上記実施形態においては、タンクヒ
ータ15および熱風ヒータ43の両方に予め通電し、熱
風ファン43を駆動しないで収容タンク10内を予熱す
る例について説明したが、タンクヒータ15および熱風
ヒータ43の両方に予め通電するとともに、熱風ファン
43も回転駆動して収容タンク10内を予熱するように
してもよい。
【0061】また、上記実施形態においては、タンクヒ
ータ15および熱風ヒータ43の両方に予め通電して収
容タンク10内を予熱する例について説明したが、これ
らのタンクヒータ15および熱風ヒータ43の内のどち
らか一方を予め通電するようにして予熱するようにして
もよい。
【0062】さらに、上記実施形態においては、熱風循
環装置40が熱風ヒータ45を備える構成としたが、タ
ンク本体11の底部11cを加熱するタンクヒータ15
によって収容タンク10内の空気も十分に加熱されて熱
風となる場合には、熱風循環装置40の熱風ヒータ45
を無くして実施することも可能である。
【0063】変形例上記実施形態においては、タンクヒ
ータ15および熱風ヒータ43の両方に通電して収容タ
ンク10内を予熱するようにしたが、本変形例において
は、触媒ヒータ54に予め通電して収容タンク10内を
予熱するとともに、触媒55を常に活性状態に保持する
ことにある。図11〜図12は本変形例の乾燥処理動作
を説明するフローチャートである。図9〜図10の上記
実施形態のフローチャートと図11〜図12の本変形例
のフローチャートとの相違点を列挙すると以下のように
なる。
【0064】即ち、ステップ102の処理をステップ2
02の処理に変更し、ステップ104およびステップ1
06の処理をステップ204の処理に変更し、ステップ
116の処理をステップ214の処理に変更し、ステッ
プ128の処理をステップ226の処理に変更し、ステ
ップ132の処理をステップ230の処理に変更したこ
とにあること以外は上記実施形態と同様であるので、こ
れらの相違点を中心にして本変形例の動作を説明する。
【0065】制御ボックス60に設けた電源スイッチ6
2を投入することにより、マイクロコンピュータ61は
ステップ200にて乾燥処理動作のプログラムの実行を
開始する。すると、ステップ202にて、マイクロコン
ピュータ61は触媒ヒータ駆動回路61fに駆動指令を
送出するとともに、排気ファンモータ駆動回路61eに
駆動指令を送出する。これにより、触媒ヒータ54に通
電されて触媒55が加熱されるとともに排気ファンモー
タ52が回転駆動され、脱臭装置53内は加熱される。
【0066】ステップ204においては、マイクロコン
ピュータ61は触媒ヒータ54の予熱オン/オフ制御を
行う。即ち、触媒温度センサ56が検出した温度が27
0℃になると触媒ヒータ駆動回路61fに停止指令を送
出し、触媒温度センサ56が検出した温度が100℃に
なると触媒ヒータ駆動回路61fに駆動指令を送出し
て、触媒ヒータ54の温度が100〜270℃の範囲内
の温度になるように、制御ボックス60に設けた起動ス
イッチ63が操作されるまでステップ204の処理を繰
り返し実行して予熱オン/オフ制御を行う。これによ
り、収容タンク10内は収容タンク10の上部より加熱
されることとなって、収容タンク10内はほぼ100℃
程度の温度(厨芥の水分が蒸発する程度の温度)に加熱
保持されることとなる。
【0067】このように、触媒ヒータ54の温度が10
0〜270℃の範囲内の温度となるように予め加熱する
ことにより、脱臭装置53内に配設された触媒55は活
性状態となるため、厨房等より出される厨芥をその都
度、収容タンク10内に投入しても、その厨芥から発生
する臭い成分は触媒により酸化、分解されて無臭のガス
となって大気中に排出される。この結果、この厨芥装置
をごみ箱代わりに使用したとしても、悪臭を発生させる
ことなく使用でき、この種の厨芥装置の設置場所の選択
範囲を広げることが可能となる。
【0068】ついで、上述した実施形態と同様にして、
ステップ206にてキーロック検出信号の判定を行った
後、ステップ208にて排出口蓋検出スイッチ11fが
検出信号を出力しているか否かの判定を行い、起動スイ
ッチ63が操作されてステップ210にて「Yes」と
判定すると、ステップ212にて乾燥処理ランプ65を
点灯させる。ステップ214においては、マイクロコン
ピュータ61はタンクヒータ駆動回路61a、撹拌モー
タ駆動回路61b、熱風ファンモータ駆動回路61c、
熱風ヒータ駆動回路61dに駆動信号を送出して、タン
クヒータ15、撹拌モータ31、熱風ファンモータ4
3、熱風ヒータ45を駆動する。これにより、タンクヒ
ータ15および熱風ヒータ45が通電されるとともに、
撹拌モータ31、熱風ファンモータ43が起動される。
【0069】ついで、ステップ216からステップ22
4までの循環処理を繰り返し実行し、マイクロコンピュ
ータ61が演算した吐出側温度と吸込側温度との温度差
が予め設定した温度差(例えば25℃)以内となると、
ステップ224にて乾燥処理の終了を検知して、プログ
ラムをステップ226に進める。ステップ226におい
ては、タンクヒータ駆動回路61aおよび熱風ヒータ駆
動回路61dに停止指令を送出してタンクヒータ15お
よび熱風ヒータ45への通電を停止させるとともにマイ
クロコンピュータ61が内蔵するタイマをリセットして
計時動作を開始させ、プログラムをステップ228に進
める。
【0070】ステップ226にて計時動作を開始した内
蔵タイマの計時値が予め設定した所定のT1時間が経過
するとステップ228にて「Yes」と判定して、ステ
ップ230にて、マイクロコンピュータ61は撹拌モー
タ駆動回路61bおよび熱風ファンモータ駆動回路61
cに駆動停止指令を送出して、撹拌モータ31および熱
風ファンモータ43の駆動をそれぞれ停止させ、ステッ
プ232にて乾燥処理ランプ65を消灯させてステップ
206に戻り、乾燥処理動作を待機状態とする。なお、
待機状態となって後、ステップ234からステップ24
6までの排出処理動作に移行することとなるが、このス
テップ234からステップ246までの排出処理動作は
上記実施形態のステップ136からステップ148まで
の動作と同様であるので、その説明は省略する。
【0071】このように、待機状態になると、起動スイ
ッチ63が操作されるまではステップ204の触媒ヒー
タ54の予熱処理が繰り返し実行されることとなるの
で、収容タンク10内は常に厨芥中の水分が蒸発する温
度に保持されるようになる。そのため、新たに起動スイ
ッチ63を操作して乾燥処理を開始すると、直ちに厨芥
中の水分が蒸発する温度まで上昇することが可能とな
り、乾燥処理時間を短縮させることが可能になるととも
に、収容タンク10内および排気装置50内の水蒸気の
残留量がほぼ皆無となるので、水蒸気の再凝縮を防止す
ることができるようになる。
【0072】なお、上記変形例においては、電源スイッ
チ62を操作することにより、触媒ヒータ54が通電さ
れかつ排気ファンモータ52が回転駆動される例につい
て説明したが、別途予熱スイッチを設け、この予熱スイ
ッチを操作することにより、触媒ヒータ54が通電され
かつ排気ファンモータ52が回転駆動されるようにして
もよい。この場合、電力消費の無駄が防止できるように
なる。
【0073】また、上記実施形態においては、触媒ヒー
タ54に予め通電し、排気ファンモータ52を予め回転
駆動して予熱する例について説明したが、排気ファンモ
ータ52は回転駆動しないで予熱するようにしてもよい
し、排気ファンモータ52を逆回転駆動させて予熱する
ようにしてもよい。このように予熱するようにすると、
暖められた内気が排出されることがなくなるので予熱効
率が上昇する。
【0074】また、上記変形例においては、電源スイッ
チ62を操作することにより、触媒ヒータ54が通電さ
れかつ排気ファンモータ52が回転駆動される例につい
て説明したが、起動スイッチ63を操作することによ
り、触媒ヒータ54が通電されかつ排気ファンモータ5
2が回転駆動されるようにして実施することも可能であ
る。この場合、起動スイッチ63を操作して触媒ヒータ
54を通電しかつ排気ファンモータ52を回転駆動した
後、所定時間(例えば20分)の経過後、タンクヒータ
15および熱風ヒータ45を通電するようにし、かつ撹
拌モータ31および熱風ファンモータ43を回転駆動す
るようして実施すればよい。
【0075】このようにして実施すれば、乾燥処理動作
を行う前に収容タンク10内が加熱されることとなるの
で、乾燥処理動作を開始すると、厨芥中の水分は直ちに
蒸発できるようになる。また、脱臭装置53が脱臭可能
な状態(触媒55が活性な状態)になるまで乾燥処理動
作がなされなくなるので、未脱臭や不完全脱臭の気体や
水蒸気が外部の大気中に排出されることが防止できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による厨芥処理装置の一実施形態を示
す正面図である。
【図2】 図1に示した厨芥処理装置の右側面図であ
る。
【図3】 図1及び図2に示した厨芥処理装置の内部構
成を示した部分破断正面図である。
【図4】 図3に示した厨芥処理装置の部分破断右側面
図である。
【図5】 図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 図5の6−6線に沿った断面図である。
【図7】 図1の排気装置の構成を示す断面図である。
【図8】 本発明による厨芥処理装置の制御装置の構成
とこの制御装置に接続される各種スイッチ、各種セン
サ、各種ヒータ、各種モータおよび各種ランプとの接続
構成を示すブロック図である。
【図9】 図8の制御装置の動作を示すフローチャート
の前半部である。
【図10】 図8の制御装置の動作を示すフローチャー
トの後半部である。
【図11】 図8の制御装置の動作の変形例を示すフロ
ーチャートの前半部である。
【図12】 図8の制御装置の動作の変形例を示すフロ
ーチャートの後半部である。
【符号の説明】
10…収容タンク、11…タンク本体、11a…投入
口、11b…排出口、11c…底部、11d…貫通孔
(吸気開口)、12…投入口蓋、13…排出口蓋、15
…タンクヒータ(第1加熱手段)、20…撹拌部材、2
1…回転軸、22…連結棒、23…羽根、30…回転駆
動装置(第1回転駆動装置)、40…熱風循環装置、4
1…還流ダクト、42…熱風ファン、43…熱風ファン
モータ(第2回転駆動装置)、45…熱風ヒータ(第2
加熱手段)、47…吸気ダクト、50…排気装置、51
…排気ダクト、51a…排気ファン、52…排気ファン
モータ(第3回転駆動装置)、53…脱臭装置、54…
触媒ヒータ(第3加熱手段)、55…触媒、60…制御
ボックス、60a…制御装置、A…吸気通路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内部に厨芥を収容する収容タンクを
    配設し、同収容タンク内に入れた厨芥を撹拌して加熱乾
    燥させるようにした厨芥処理装置であって、 前記収容タンクの底部を加熱する第1加熱手段と、 この収容タンクに回転自在に組付けられて第1回転駆動
    装置により前記底部の内壁に沿って回転駆動される撹拌
    部材と、 前記収容タンク内の上部に配設されて同収容タンク内の
    内気を加熱する第2加熱手段と、 前記第2加熱手段にて加熱された前記収容タンク内の内
    気を第2回転駆動装置により回転駆動されて同収容タン
    ク内に循環させる熱風ファンと、 前記収容タンクの上部に配設されて同収容タンク内の内
    気を前記収容タンク外に排出させる排気装置とを備え、 前記排気装置の上流側に第3回転駆動装置により回転駆
    動される排気ファンを設けるとともに、同排気ファンの
    下流側に同排気装置内に流入した排気を脱臭する脱臭装
    置と同脱臭装置を加熱する第3加熱手段とを設け、 前記撹拌部材、前記熱風ファンを駆動する前に前記第1
    加熱手段、前記第2加熱手段、前記第3加熱手段の内の
    少なくとも1つを予め発熱させて前記収容タンク内を予
    め加熱するようにしたことを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記収容タンク内を予め加熱する温度は
    前記厨芥を乾燥することにより発生した水蒸気が再凝縮
    しない温度としたことを特徴とする請求項1に記載の厨
    芥処理装置。
  3. 【請求項3】 前記脱臭装置は触媒を備えていることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の厨芥処理装
    置。
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