JPH10112323A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
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- JPH10112323A JPH10112323A JP8286159A JP28615996A JPH10112323A JP H10112323 A JPH10112323 A JP H10112323A JP 8286159 A JP8286159 A JP 8286159A JP 28615996 A JP28615996 A JP 28615996A JP H10112323 A JPH10112323 A JP H10112323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- thin film
- current collector
- bonding layer
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の集電体に対するコンセプトから脱却し、
集電体の構造を従来と全く異なるものとすることによ
り、軽い電池を提供することにある。 【解決手段】内部の電極が、活物質又はホスト物質を含
む合剤とこれを保持する膜状の集電体とからなる電池に
おいて、前記集電体(41)が、樹脂を含む薄膜P(4
2)と、電子伝導性の薄膜Eとの層状体であり、薄膜E
は、薄膜Pと接する接着性に優れた接合層(43)及び
それより低い抵抗率をもつ導電層(44)を含むことを
特徴とする。
集電体の構造を従来と全く異なるものとすることによ
り、軽い電池を提供することにある。 【解決手段】内部の電極が、活物質又はホスト物質を含
む合剤とこれを保持する膜状の集電体とからなる電池に
おいて、前記集電体(41)が、樹脂を含む薄膜P(4
2)と、電子伝導性の薄膜Eとの層状体であり、薄膜E
は、薄膜Pと接する接着性に優れた接合層(43)及び
それより低い抵抗率をもつ導電層(44)を含むことを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム二次電池
に属する。
に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用無線電話、携帯用パソコ
ン、携帯用ビデオカメラ等の電子機器が開発され、各種
電子機器が携帯可能な程度に小型化されている。それに
伴って、内蔵される電池としても、高エネルギー密度を
有し、且つ軽量なものが採用されている。そのような要
求を満たす典型的な電池は、特にリチウム金属やリチウ
ム合金等の活物質、又はリチウムイオンをホスト物質
(ここでホスト物質とは、リチウムイオンを吸蔵及び放
出できる物質をいう。)である炭素に吸蔵させたリチウ
ムインターカレーション化合物を負極材料とし、LiC
IO4、LiPF6等のリチウム塩を溶解した非プロトン
性の有機溶媒を電解液とするリチウム二次電池である。
ン、携帯用ビデオカメラ等の電子機器が開発され、各種
電子機器が携帯可能な程度に小型化されている。それに
伴って、内蔵される電池としても、高エネルギー密度を
有し、且つ軽量なものが採用されている。そのような要
求を満たす典型的な電池は、特にリチウム金属やリチウ
ム合金等の活物質、又はリチウムイオンをホスト物質
(ここでホスト物質とは、リチウムイオンを吸蔵及び放
出できる物質をいう。)である炭素に吸蔵させたリチウ
ムインターカレーション化合物を負極材料とし、LiC
IO4、LiPF6等のリチウム塩を溶解した非プロトン
性の有機溶媒を電解液とするリチウム二次電池である。
【0003】リチウム二次電池は、上記の負極材料をそ
の支持体である負極集電体に保持してなる負極板、リチ
ウムコバルト複合酸化物のようにリチウムイオンと可逆
的に電気化学反応をする正極活物質をその支持体である
正極集電体に保持してなる正極板、電解液を保持すると
ともに負極板と正極板との間に介在して両極の短絡を防
止するセパレータからなっている。
の支持体である負極集電体に保持してなる負極板、リチ
ウムコバルト複合酸化物のようにリチウムイオンと可逆
的に電気化学反応をする正極活物質をその支持体である
正極集電体に保持してなる正極板、電解液を保持すると
ともに負極板と正極板との間に介在して両極の短絡を防
止するセパレータからなっている。
【0004】そして、短冊形状又は円筒形状の電池の場
合、上記正極板、セパレータ及び負極板は、いずれも薄
いシートないし箔状に成形されたものを順に積層し、螺
旋状に巻いて電池容器に収納される。従って、極板は、
一般に活物質又はホスト物質に有機結着剤、導電剤及び
溶剤を混合してペースト状にし、それを支持体表面に塗
布し乾燥後、支持体とともに厚さ方向に加圧成形するこ
とによって製造される。従来、極板の集電体としては、
それ自体の導電性が必要であることから、銅、アルミニ
ウムなどの金属の箔が用いられていた。
合、上記正極板、セパレータ及び負極板は、いずれも薄
いシートないし箔状に成形されたものを順に積層し、螺
旋状に巻いて電池容器に収納される。従って、極板は、
一般に活物質又はホスト物質に有機結着剤、導電剤及び
溶剤を混合してペースト状にし、それを支持体表面に塗
布し乾燥後、支持体とともに厚さ方向に加圧成形するこ
とによって製造される。従来、極板の集電体としては、
それ自体の導電性が必要であることから、銅、アルミニ
ウムなどの金属の箔が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リチウム電池に限らず
電池を電源とする機器の場合、機器全体の軽量化及び安
全化の要請は尽きることがない。従って、電池性能が同
じで有れば軽いほど且つ安全であるほどユーザーに好ま
れる。
電池を電源とする機器の場合、機器全体の軽量化及び安
全化の要請は尽きることがない。従って、電池性能が同
じで有れば軽いほど且つ安全であるほどユーザーに好ま
れる。
【0006】しかし、集電体の金属箔を薄くするにも生
産上及び取り扱い上の限界がある。また、機器破損等の
対策として、PTC素子、保護回路、電流遮断機構等が
施されているが、エネルギーの蓄積源である電極自体を
安全化する対策は少ない。それ故、本発明の目的は、従
来の集電体に対するコンセプトから脱却し、集電体の構
造を従来と全く異なるものとすることにより、軽量で安
全な電池を提供することにある。
産上及び取り扱い上の限界がある。また、機器破損等の
対策として、PTC素子、保護回路、電流遮断機構等が
施されているが、エネルギーの蓄積源である電極自体を
安全化する対策は少ない。それ故、本発明の目的は、従
来の集電体に対するコンセプトから脱却し、集電体の構
造を従来と全く異なるものとすることにより、軽量で安
全な電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
に、本発明の電池は、内部の電極が、活物質又はホスト
物質を含む合剤とこれを保持する膜状の集電体とからな
る電池において、前記集電体が、樹脂を含む薄膜Pと、
電子伝導性の薄膜Eとの層状体であり、薄膜Eは、薄膜
Pと接する接着性に優れた接合層及びそれより低い抵抗
率をもつ導電層を含むことを特徴とする。
に、本発明の電池は、内部の電極が、活物質又はホスト
物質を含む合剤とこれを保持する膜状の集電体とからな
る電池において、前記集電体が、樹脂を含む薄膜Pと、
電子伝導性の薄膜Eとの層状体であり、薄膜Eは、薄膜
Pと接する接着性に優れた接合層及びそれより低い抵抗
率をもつ導電層を含むことを特徴とする。
【0008】本発明の電池は、その集電体が樹脂を含む
薄膜Pを芯としているので、同じ厚さの金属箔を集電体
とする電池よりも軽い。薄膜Pは、樹脂のみからなるも
のの他、樹脂と他の材料との組成物であっても良い。し
かも、樹脂の多くは、その熱変形温度が有機電解質の発
火点よりも低いので、短絡により発熱しても有機電解液
や高分子電解質等の有機電解質が発火する前に樹脂を含
む薄膜Pが熱収縮するか溶けて、電流が遮断される。こ
の点、金属箔の場合、その融点が有機電解質の発火点よ
りも高いから、短絡により発熱すると、電極温度が金属
箔の融点に達する前に有機電解質が発火して危険な状態
となるのと異なり、本発明に適用される集電体は電流遮
断機能を兼ね備える。そして、樹脂の多くは絶縁性であ
るが、この集電体は、樹脂を含む薄膜Pの表面に電子伝
導性の薄膜Eが密着しているので、その薄膜Eを電流が
流れる。
薄膜Pを芯としているので、同じ厚さの金属箔を集電体
とする電池よりも軽い。薄膜Pは、樹脂のみからなるも
のの他、樹脂と他の材料との組成物であっても良い。し
かも、樹脂の多くは、その熱変形温度が有機電解質の発
火点よりも低いので、短絡により発熱しても有機電解液
や高分子電解質等の有機電解質が発火する前に樹脂を含
む薄膜Pが熱収縮するか溶けて、電流が遮断される。こ
の点、金属箔の場合、その融点が有機電解質の発火点よ
りも高いから、短絡により発熱すると、電極温度が金属
箔の融点に達する前に有機電解質が発火して危険な状態
となるのと異なり、本発明に適用される集電体は電流遮
断機能を兼ね備える。そして、樹脂の多くは絶縁性であ
るが、この集電体は、樹脂を含む薄膜Pの表面に電子伝
導性の薄膜Eが密着しているので、その薄膜Eを電流が
流れる。
【0009】ただし、薄膜E部分があまりに薄すぎると
薄膜Eの抵抗が高くなって電流が流れにくいので、十分
な放電容量が得られない。かといって、樹脂を含む薄膜
Pに直接密着したメッキ膜を形成することは技術的に困
難であるし、蒸着で厚みを増すと多大のコストを要す
る。また、薄膜Eを金属箔で構成するにしても、金属に
よっては箔状の形態で市販されていない場合がある。
薄膜Eの抵抗が高くなって電流が流れにくいので、十分
な放電容量が得られない。かといって、樹脂を含む薄膜
Pに直接密着したメッキ膜を形成することは技術的に困
難であるし、蒸着で厚みを増すと多大のコストを要す
る。また、薄膜Eを金属箔で構成するにしても、金属に
よっては箔状の形態で市販されていない場合がある。
【0010】そこで、電子伝導性の薄膜E自体を、薄膜
Pと接する接着性に優れた接合層及びそれより低い抵抗
率をもつ導電層を含む積層構造とする。接合層は、薄膜
E全体を薄膜Pに密着させる目的で薄膜Pと導電層の間
に介在するので、電子伝導性を有する限り抵抗率は低く
て良い。従って、(1)炭素、金属等の導電性粉末を有機
バインダーと混ぜて塗布する、(2)金属を蒸着する、等
の形成手段を適用できる。導電層は、導電材料を含む接
合層の上に形成されるので、メッキによって厚く形成す
ることができ、薄膜E全体の電気抵抗値を下げる。こう
して集電体は、電気抵抗の低い薄膜Eが樹脂を含む薄膜
Pに密着したものとなる。薄膜E全体の厚さは0.1〜
5μmが好ましい。
Pと接する接着性に優れた接合層及びそれより低い抵抗
率をもつ導電層を含む積層構造とする。接合層は、薄膜
E全体を薄膜Pに密着させる目的で薄膜Pと導電層の間
に介在するので、電子伝導性を有する限り抵抗率は低く
て良い。従って、(1)炭素、金属等の導電性粉末を有機
バインダーと混ぜて塗布する、(2)金属を蒸着する、等
の形成手段を適用できる。導電層は、導電材料を含む接
合層の上に形成されるので、メッキによって厚く形成す
ることができ、薄膜E全体の電気抵抗値を下げる。こう
して集電体は、電気抵抗の低い薄膜Eが樹脂を含む薄膜
Pに密着したものとなる。薄膜E全体の厚さは0.1〜
5μmが好ましい。
【0011】このように、本発明の電池は、その集電体
が軽く且つ短絡時に電流遮断機能を有するので、軽くて
安全である。もちろん、有機電解質電池に限らず、一次
電池及び二次電池の区別無く、アルカリ電池、Ni−C
d電池、Ni−HM電池、鉛電池など電池全般において
軽量化及び安全化が期待できることは言うまでもない。
更に、金属箔からなる従来の集電体を所定の大きさに切
断加工する際は、切断面に短絡の原因となるバリを生じ
ることがあったが、本発明に適用される集電体は、樹脂
を含む薄膜Pを芯としているので、切断性に優れ、バリ
を生じない。
が軽く且つ短絡時に電流遮断機能を有するので、軽くて
安全である。もちろん、有機電解質電池に限らず、一次
電池及び二次電池の区別無く、アルカリ電池、Ni−C
d電池、Ni−HM電池、鉛電池など電池全般において
軽量化及び安全化が期待できることは言うまでもない。
更に、金属箔からなる従来の集電体を所定の大きさに切
断加工する際は、切断面に短絡の原因となるバリを生じ
ることがあったが、本発明に適用される集電体は、樹脂
を含む薄膜Pを芯としているので、切断性に優れ、バリ
を生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の電流遮断機能を確実にする
ために、有機電解質電池の場合、薄膜Pの樹脂として
は、電池の有機電解質の発火点よりも低い熱変形温度を
有するものが好ましい。発火点の測定法としては、定速
加熱法及び定温加熱法の2種類が知られているが、現実
に即した方を選択すると良い。どちらが現実に即してい
るか不明の場合は、低い測定値を選択するほうが安全で
ある。薄膜Pを構成する樹脂の材質例としては、ポリエ
チレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリプロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂が挙げ
られる。
ために、有機電解質電池の場合、薄膜Pの樹脂として
は、電池の有機電解質の発火点よりも低い熱変形温度を
有するものが好ましい。発火点の測定法としては、定速
加熱法及び定温加熱法の2種類が知られているが、現実
に即した方を選択すると良い。どちらが現実に即してい
るか不明の場合は、低い測定値を選択するほうが安全で
ある。薄膜Pを構成する樹脂の材質例としては、ポリエ
チレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリプロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂が挙げ
られる。
【0013】正極の集電体に適用される薄膜Eとして
は、Al及びSUSが耐食性に優れているので好まし
い。負極の集電体に適用される薄膜Eとしては、接合層
も導電層もともにNi及びCuを主成分とするのが好ま
しい。特にNiは4.0〜4.2V vs. Li/Li+ま
で溶けないので、使用できる電位領域が広い。
は、Al及びSUSが耐食性に優れているので好まし
い。負極の集電体に適用される薄膜Eとしては、接合層
も導電層もともにNi及びCuを主成分とするのが好ま
しい。特にNiは4.0〜4.2V vs. Li/Li+ま
で溶けないので、使用できる電位領域が広い。
【0014】層状体の層構成は、樹脂を含む薄膜Pと薄
膜Eとの2層でも又は薄膜E、樹脂を含む薄膜P及び薄
膜Eの順の3層でも良い。また、電子伝導性の薄膜E
は、接合層と導電層以外の第3層を接合層と導電層の間
に介在させても良いし、あるいは第3層を導電層の上に
設けても良い。例えば、導電層の上に合剤層との密着性
に優れた第3層を設けることが考えられる。層状にする
手段としては、蒸着やメッキを含めて種々の公知の手段
が適用可能である。また、薄膜Pと薄膜Eとは全面密着
していても良いし、一部が密着していても良い。電極全
体の形状も渦巻き状に限定されない。
膜Eとの2層でも又は薄膜E、樹脂を含む薄膜P及び薄
膜Eの順の3層でも良い。また、電子伝導性の薄膜E
は、接合層と導電層以外の第3層を接合層と導電層の間
に介在させても良いし、あるいは第3層を導電層の上に
設けても良い。例えば、導電層の上に合剤層との密着性
に優れた第3層を設けることが考えられる。層状にする
手段としては、蒸着やメッキを含めて種々の公知の手段
が適用可能である。また、薄膜Pと薄膜Eとは全面密着
していても良いし、一部が密着していても良い。電極全
体の形状も渦巻き状に限定されない。
【0015】
−実施例1− 本発明の実施例を図面とともに説明する。図1は実施例
の有機電解質電池の分解斜視図である。有機電解質電池
1は、正極板3、負極板4及びセパレータ5からなる電
極群2が非水系の電解液(図示省略)とともに電池ケー
ス6に収納された角形リチウム二次電池である。
の有機電解質電池の分解斜視図である。有機電解質電池
1は、正極板3、負極板4及びセパレータ5からなる電
極群2が非水系の電解液(図示省略)とともに電池ケー
ス6に収納された角形リチウム二次電池である。
【0016】正極板3は、集電体に活物質としてリチウ
ムコバルト複合酸化物が保持されたものである。集電体
は、厚さ15μmのPP膜の両面に厚さ1μmのアルミ
ニウム箔を重ね合わせて接着剤で接着することによって
得られたものである。正極板3は、結着剤であるポリフ
ッ化ビニリデン8部と導電剤であるアセチレンブラック
5部とを活物質87部とともに混合してペースト状に調
製した後、その集電体材料の両面に塗布、乾燥すること
によって製作された。
ムコバルト複合酸化物が保持されたものである。集電体
は、厚さ15μmのPP膜の両面に厚さ1μmのアルミ
ニウム箔を重ね合わせて接着剤で接着することによって
得られたものである。正極板3は、結着剤であるポリフ
ッ化ビニリデン8部と導電剤であるアセチレンブラック
5部とを活物質87部とともに混合してペースト状に調
製した後、その集電体材料の両面に塗布、乾燥すること
によって製作された。
【0017】負極板4の集電体は、厚さ15μmのPP
膜の両面に先ず平均粒径0.3μmのニッケルNi粉末
90重量%とポリアミドイミド粉末10重量%との混合
物を各5μmの厚さに塗布した後、厚さ1μmのニッケ
ルを無電解メッキすることによって得られた。図2に集
電体の断面図を示す。得られた集電体41は、PP膜4
2と、PP膜42に密着した接合層43及びその上の導
電層44で構成された薄膜Eとからなる。接合層43は
ニッケル含有率が80重量%なので相対的に電気抵抗は
高いが、バインダーによってPP膜42に強く密着して
いる。導電層44はニッケル99重量%以上なので電気
抵抗が低く、且つ接合層43中のニッケルと化学的に結
合している。負極板4は、その集電体41の両面に、ホ
スト物質としてのグラファイト(黒鉛)86部と結着剤
としてのポリフッ化ビニリデン14部とを混合しペース
ト状に調製したものを塗布、乾燥することによって製作
された。
膜の両面に先ず平均粒径0.3μmのニッケルNi粉末
90重量%とポリアミドイミド粉末10重量%との混合
物を各5μmの厚さに塗布した後、厚さ1μmのニッケ
ルを無電解メッキすることによって得られた。図2に集
電体の断面図を示す。得られた集電体41は、PP膜4
2と、PP膜42に密着した接合層43及びその上の導
電層44で構成された薄膜Eとからなる。接合層43は
ニッケル含有率が80重量%なので相対的に電気抵抗は
高いが、バインダーによってPP膜42に強く密着して
いる。導電層44はニッケル99重量%以上なので電気
抵抗が低く、且つ接合層43中のニッケルと化学的に結
合している。負極板4は、その集電体41の両面に、ホ
スト物質としてのグラファイト(黒鉛)86部と結着剤
としてのポリフッ化ビニリデン14部とを混合しペース
ト状に調製したものを塗布、乾燥することによって製作
された。
【0018】セパレータ5は、ポリエチレン微多孔膜で
ある。また、電解液は、LiPF6を1mol/l含む
エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート=4:6
(体積比)の混合液である。
ある。また、電解液は、LiPF6を1mol/l含む
エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート=4:6
(体積比)の混合液である。
【0019】各々の寸法は、正極板3が厚さ180μ
m、幅29mmで、セパレータ5が厚さ25μm、幅3
3mmで、負極板4が厚さ170μm、幅31mmとな
っており、順に重ね合わせてポリエチレンの巻芯を中心
として、その周囲に長円渦状に巻いた後、電池ケース6
に収納されている。電池ケース6は、厚さ0.3mm、
内寸33.1×46.5×7.5mmの鉄製本体の表面
に厚さ5μmのニッケルメッキを施したものであり、側
部上部には電解液注入用の孔12が設けられている。
m、幅29mmで、セパレータ5が厚さ25μm、幅3
3mmで、負極板4が厚さ170μm、幅31mmとな
っており、順に重ね合わせてポリエチレンの巻芯を中心
として、その周囲に長円渦状に巻いた後、電池ケース6
に収納されている。電池ケース6は、厚さ0.3mm、
内寸33.1×46.5×7.5mmの鉄製本体の表面
に厚さ5μmのニッケルメッキを施したものであり、側
部上部には電解液注入用の孔12が設けられている。
【0020】なお、正極板3は、安全弁8と正極端子1
0とを設けたケース蓋7の端子10に正極リード11を
介して接続されている。負極板4は、蓋7の下面に溶接
された負極リード(図示省略)と接続している。そし
て、この電池は、ケース6に蓋7をレーザー溶接して封
口される。
0とを設けたケース蓋7の端子10に正極リード11を
介して接続されている。負極板4は、蓋7の下面に溶接
された負極リード(図示省略)と接続している。そし
て、この電池は、ケース6に蓋7をレーザー溶接して封
口される。
【0021】完成した電池の重さは、16gであった。
この電池に1CmAで充電終止電圧4.1Vまで定電流
充電した後、電池1のケース6の側面より直径2.5m
mの鉄釘を貫通させ、暫く様子を観察したが、電解液は
発火しなかった。
この電池に1CmAで充電終止電圧4.1Vまで定電流
充電した後、電池1のケース6の側面より直径2.5m
mの鉄釘を貫通させ、暫く様子を観察したが、電解液は
発火しなかった。
【0022】−実施例2− 負極板4の集電体として、ニッケル粉末をPP膜に塗布
する代わりに真空蒸着による厚さ約2000オンク゛ストローム
の銅を接合層とした以外は、実施例1と同一条件で電池
を製造した。
する代わりに真空蒸着による厚さ約2000オンク゛ストローム
の銅を接合層とした以外は、実施例1と同一条件で電池
を製造した。
【0023】完成した電池の重さは、16gであった。
この電池に1CmAで充電終止電圧4.1Vまで定電流
充電した後、電池1のケース6の側面より直径2.5m
mの鉄釘を貫通させ、暫く様子を観察したが、電解液は
発火しなかった。
この電池に1CmAで充電終止電圧4.1Vまで定電流
充電した後、電池1のケース6の側面より直径2.5m
mの鉄釘を貫通させ、暫く様子を観察したが、電解液は
発火しなかった。
【0024】−比較例− 正極板3の集電体として厚さ20μmのアルミニウム
箔、負極板4の集電体として厚さ20μmの銅箔を用い
た以外は、実施例1と同一条件で比較用電池を製造し
た。この電池の重さは、20gであった。この電池1の
ケース6の側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させた
ところ、30秒後に発煙した。
箔、負極板4の集電体として厚さ20μmの銅箔を用い
た以外は、実施例1と同一条件で比較用電池を製造し
た。この電池の重さは、20gであった。この電池1の
ケース6の側面より直径2.5mmの鉄釘を貫通させた
ところ、30秒後に発煙した。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電池を
軽くしかも安全なものとすることができるので、携帯用
電子機器の部品として有益である。
軽くしかも安全なものとすることができるので、携帯用
電子機器の部品として有益である。
【図1】実施例の有機電解質電池を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】実施例の有機電解質電池の電極に適用される集
電体を示す断面図である。
電体を示す断面図である。
1 有機電解質電池 2 電極群 3 正極板 4 負極板 5 セパレータ 6 電池ケース 7 ケース蓋 41 集電体 42 PP膜(薄膜P) 43 接合層 44 導電層
Claims (9)
- 【請求項1】内部の電極が、活物質又はホスト物質を含
む合剤とこれを保持する膜状の集電体とからなる電池に
おいて、 前記集電体が、樹脂を含む薄膜Pと、電子伝導性の薄膜
Eとの層状体であり、 薄膜Eは、薄膜Pと接する接着性に優れた接合層及びそ
れより低い抵抗率をもつ導電層を含むことを特徴とする
電池。 - 【請求項2】電池が有機電解液電池、高分子電解質電池
等の有機電解質電池である請求項1に記載の電池。 - 【請求項3】薄膜Pの樹脂が、前記有機電解質の発火点
よりも低い熱変形温度を有する請求項2に記載の電池。 - 【請求項4】前記薄膜Pの樹脂がポリエチレン(P
E)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプ
ロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂からなる請求項2に
記載の電池。 - 【請求項5】前記接合層がAl、Ni、Cu、Feなど
の導電性粉末と結合剤との混合物からなる請求項1〜4
のいずれかに記載の電池。 - 【請求項6】前記接合層が蒸着された金属からなる請求
項1〜5のいずれかに記載の電池。 - 【請求項7】蒸着された金属がアルミニウムAl、ニッ
ケルNi又は銅Cuである請求項6に記載の電池。 - 【請求項8】前記導電層が、メッキされた金属からなる
請求項1〜7のいずれかに記載の電池。 - 【請求項9】メッキされた金属がニッケルNi又は銅C
uである請求項8に記載の電池。
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Family Applications (1)
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|---|---|
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