JPH10113101A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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Publication number
JPH10113101A
JPH10113101A JP27057596A JP27057596A JPH10113101A JP H10113101 A JPH10113101 A JP H10113101A JP 27057596 A JP27057596 A JP 27057596A JP 27057596 A JP27057596 A JP 27057596A JP H10113101 A JPH10113101 A JP H10113101A
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JP
Japan
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lever
brake
reel
rotating body
reverse rotation
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JP27057596A
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Inventor
Atsuto Okada
厚人 岡田
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リール全体の小型化を図るとともに、アンチ
ON、OFFの切替え操作をブレーキレバーで行えるよ
うにする。 【解決手段】 リール本体に軸方向に移動可能にスプー
ル軸が設けられ、その一端にスプールが設けられてい
る。リール本体には回転体4の回転を制動するブレーキ
レバー16が軸支されている。リール本体の前部には逆
転止め爪21が設けられ、この逆転止め爪21がが係脱
するように回転体4にはラチェット部4aが形成されて
いる。リール本体のフランジ部にはアンチレバーカム1
9とアンチレバー20とが設けられ、このアンチレバー
カム19と逆転止め爪21との間にはブレーキレバー1
6の移動に連動する連動レバー25が設けられている。
ブレーキレバー16を操作し、回転体4に制動をかけた
際に、ブレーキレバー16の動きが連動レバー25に伝
達され、この連動レバー25の動きでラチェット部4a
から逆転止め爪21が離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピニングリール
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプールを軸方向に移動させな
がら、回転体を回転させて釣糸を巻き取るといったスピ
ニングリールが広く知られている。
【0003】このようなスピニングリールにあっては、
正逆回転可能なアンチOFF状態と、逆回転不可能なア
ンチON状態とに切替えが可能な構造となっている。ま
た、回転体の回転を制動する制動機構を備えたものがあ
る。
【0004】図16は従来(実開平3−67572号)
のスピニングリールの一部断面図である。図中符号10
1はリール本体であり、このリール本体101には管軸
102が回転可能に設けられている。この管軸102に
は回転体103が固定されている。また、管軸102内
にはスプール軸104が軸方向に移動可能に挿通されて
おり、このスプール軸104の先端部にスプール(図示
せず)が固着されている。さらに、管軸102にはラチ
ェット105が形成されており、このラチェット105
の後方(図中右側)にはピニオン106が形成されてい
る。このピニオン106はハンドル(図示せず)に連結
されたマスターギア(図示せず)に噛合されている。さ
らに、リール本体101には逆転止め爪107がラチェ
ット105に係脱可能に設けられている。一方、逆転止
め爪107の近傍にはアンチシャフト108が図中左右
方向に移動可能に設けられており、このアンチシャフト
108に形成された突起109が逆転止め爪107に当
接されている。さらに、リール本体101にはアンチボ
タン110が揺動可能に設けられており、アンチシャフ
ト108にはアンチボタン110に係合可能な突起11
1が形成されている。また、アンチシャフト108の先
端部(図中左端部)には突起112が形成され、リール
本体101に揺動可能に設けられた操作レバー113の
係合部114に係合されている。
【0005】上述のような従来例において、回転体10
3の正回転のみを可能とするアンチON状態から正逆回
転可能なアンチOFF状態に切り換える場合には、操作
レバー113を図中時計方向に回動させることにより、
係合部114、突起112を介してアンチシャフト10
8を図中左方に移動させる。すると、アンチボタン11
0が反時計方向に回動し、アンチボタン110と突起1
11とが係合し、係止される。一方、アンチシャフト1
08の移動に伴い、突起109を介して逆転止め爪10
7が時計方向に回動し、逆転止め爪107がラチェット
105から離脱され、アンチOFF状態となる。
【0006】また、アンチOFF状態からアンチON状
態に切り換える場合には、アンチボタン110を時計方
向に回動させることにより、アンチボタン110と突起
111との係合が解除され、アンチシャフト108が図
中右方に移動される。これに伴い、逆転止め爪107が
反時計方向に回動し、逆転止め爪107がラチェット1
05に係合し、アンチON状態となる。
【0007】一方、ブレーキレバーを操作することによ
り、アンチON状態からアンチOFF状態に切り換える
ようにしたものが、実公平7−50932号においても
開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開平3−
67572号に開示されたものでは、アンチONからO
FFへの切替えと、アンチOFFからONへの切替えを
別の部材で行なっているために、例えば魚がヒットした
際には、魚の引きにあわせて糸を出すため、アンチON
からOFFへの切替えを行なう。釣人はアンチボタンに
てアンチONからOFF、アンチOFFからONへの切
替え操作をしようとするが、このリールではアンチON
からOFFへの切替えができない。しかし、釣人はとっ
さにアンチONからOFFへの切替えを操作レバーで行
なわなければならないにもかかわらず、アンチOFFか
らONへの切替えを行なうアンチボタンを操作しようと
してしまうため、切替え操作が遅れ、結果的に魚を逃が
してしまうといったおそれがある。また、アンチボタン
あるいはアンチシャフトの部分から水や異物が侵入しや
すく、アンチボタン部分にゴミ、塩が詰まったような場
合には、作動不良をおこすおそれもある。さらに、アン
チシャフト、アンチボタンの構造が複雑であるため、加
工、組立作業が煩雑になるといった問題点もある。ま
た、逆転止め爪、アンチシャフトが操作レバーとマスタ
ー歯車との間に配設され、ラチェットがピニオンの前方
(図中左方)にあるので、マスター歯車と回転体の後端
との距離が長くなり、結果的にリール全体が大型化して
しまうといった問題点がある。
【0009】一方、実公平7−50932号に開示され
たものは、ブレーキレバーが本体内に挿入された状態で
設けられているため、この部分から水、異物等がリール
本体内に侵入するおそれがあり、作動不良の原因となる
といった問題点がある。
【0010】本発明は、構造を簡易にすることにより、
リール全体の小型化を図るとともに、アンチON、OF
Fの切替え操作をブレーキレバーで行なうことができる
スピニングリールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、リール本体
(1)と、このリール本体(1)に回転可能に設けられ
た管軸(3)と、この管軸(3)に固定された回転体
(4)と、上記リール本体(1)に軸方向に移動可能に
設けられたスプール軸(6)と、このスプール軸(6)
の一端に設けられたスプール(7)と、上記リール本体
(1)に軸支されるとともに、上記回転体(4)の回転
を制動する操作レバー(16)とを備えたスピニングリ
ールにおいて、上記リール本体(1)の前部に設けられ
た逆転止め爪(21)と、この逆転止め爪(21)が係
脱するように上記回転体(4)に設けられたラチェット
部(4a)と、上記リール本体(1)のフランジ部(1
d)に設けられた逆転止め爪操作部材(19,20)
と、この逆転止め爪操作部材(19,20)と上記逆転
止め爪(21)との間に介在されるとともに、上記操作
レバー(16)の移動に連動する連動レバー(25)と
を備え、上記操作レバー(16)を操作し、回転体
(4)に制動をかけた際に、上記操作レバー(16)の
動きが上記連動レバー(25)に伝達され、この連動レ
バー(25)の動きで上記ラチェット部(4a)から上
記逆転止め爪(21)が離脱することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、回転体(4)には、一方
向クラッチ機構(11)を介して一方向にのみ回転可能
に制動部材(10)が配置され、操作レバー(16)に
より上記制動部材(10)が制動されることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明は、ラチェット部(10a)
が、制動部材(10)に設けられていることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添附図面を参照して本発明
の一実施例について説明する。図1は本発明におけるス
ピニングリールの側面断面図、図2は底面断面図であ
る。図1中符号1はリール本体であり、このリール本体
1には軸受2を介して管軸3が回転可能に設けられてい
る。この管軸3には回転体4がナット5によって固定さ
れている。また、管軸3内にはスプール軸6が軸方向に
移動可能に貫通されており、このスプール軸6の先端部
にはスプール7が固着されている。また、リール本体1
には筒状の軸受ホルダ8が管軸3と同心状に螺着されて
おり、この軸受ホルダ8の外周部には軸受9が嵌着され
ている。さらに、この軸受9の外周にはブレーキ体10
が嵌め込まれており、軸受ホルダ8に対して回転しうる
ように構成されている。
【0015】図3において、ブレーキ体10にはブレー
キ爪11がピン12を介して回動可能に設けられてお
り、回転体4の内周部にはブレーキ爪11が係合しうる
ラチェット部4aが形成されている。また、ブレーキ爪
11はばね13によって、ピン12を中心として反時計
方向に付勢され、常時ブレーキ爪11がラチェット部4
aに係合しうる状態で保持されている。また、回転体4
には溝部4bが形成されており、この溝部4bにはガイ
ドスプリング14が装着されている。このガイドスプリ
ング14の一端部はブレーキ爪11に形成された長穴1
1aに挿入されている。このように構成することによ
り、回転体4の正転時にはブレーキ爪11とラチェット
部4aとが係合しないため、回転体4のみが回転し、ブ
レーキレバー16が引かれても制動がかからないが、逆
転時にはブレーキ爪11とラチェット部4aとが係合す
るため、ブレーキレバー16(図3に図示されない)が
引かれると制動がかかる。また、ブレーキ爪11に対向
する位置にはバランスウェイト51が設けられている。
これは、逆転時にブレーキ体10と回転体4とが一体回
転するので、ブレーキ体10の回転バランスが悪いと、
リール全体にブレが生じるため、かかるブレを防止する
ためバランスウェイト51を設けたものである。
【0016】一方、図1において、リール本体1には凹
部1aが形成されており、この凹部1aはリール本体1
の筐体部1bと隔壁1cによって遮断された状態で形成
されている。この凹部1a内にはスペーサ52が嵌め込
まれており、このスペーサ52内にはブレーキレバー軸
15を介してブレーキレバー16が揺動可能に設けられ
ており、このブレーキレバー16とリール本体1との間
にはばね17が介在されている。このばね17はブレー
キレバー16を常時図1中ブレーキレバー軸15を中心
として反時計方向に付勢している。また、ブレーキレバ
ー16の先端部にはブレーキシュー18が設けられてお
り、ブレーキレバー16を図1中時計方向に回動させた
際に、ブレーキ体10に当接し、ブレーキ体10の回動
に制動を掛けるように構成されている。
【0017】また、リール本体1には回転体4の筒部4
cの内部を覆うようにフランジ部1dが形成されてお
り、このフランジ部1dにはアンチレバーカム19が回
動可能に設けられている。ここで、アンチレバーカム1
9は円柱形状を呈する部材であるため、フランジ部1d
には丸穴を形成するのみで良く、加工が容易で組み付け
も簡単に行なうことができるように構成されている。さ
らに、このアンチレバーカム19には、このアンチレバ
ーカム19を回動操作するアンチレバー20が固着され
ている。また、図4において、フランジ部1dには逆転
止め爪21が回転可能に設けられており、回転体4に形
成されたラチェット部4aに係脱しうるように構成され
ている。逆転止め爪21にはばね22が設けられてお
り、逆転止め爪21を図中反時計方向に付勢せしめ、逆
転止め爪21の爪部21aが常時ラチェット部4aに係
合しうるように構成されている。また、逆転止め爪21
には孔21bが形成され、この孔21bにガイドスプリ
ング53が装着されている。さらに、フランジ部1dに
は連動レバー25がねじ24によって揺動可能に設けら
れている。この連動レバー25の一端部は逆転止め爪2
1の爪部21aとは反対側に形成された当接部21cと
当接している。また、連動レバー25にはばね54が設
けられ、連動レバー25を常時図中ねじ24を中心とし
て反時計方向に付勢しており、逆転止め爪21の当接部
21cに押圧されている。
【0018】一方、連動レバー25の他端部には当接部
25aが形成されており、アンチレバーカム19に形成
されたカム部19aが当接される。また、アンチレバー
カム19にはデッドポイントばね23が設けられてお
り、アンチレバーカム19が所定角度回転した際に、ア
ンチレバーカム19の回転を付勢するように構成されて
いる。このときデッドポイントばね23の弾性力がばね
54の弾性力よりも大きいため、図4の状態で保持され
ることとなる。
【0019】また、図1において、ハンドル軸26には
マスターギア27および連動歯車28が設けられてい
る。このマスターギア27は管軸3に形成されたピニオ
ン3aと噛合されており、マスターギア27の回転によ
り、ピニオン3aを介して管軸3が回転するように構成
されている。また、連動歯車28はオシレート歯車29
に噛合されている。このオシレート歯車29には図2に
示すように、回転体56が偏心状に回転可能に設けら
れ、この回転体56のピン56aがスプール軸6の端部
に設けられた駒体30に形成されたガイド溝30aに係
合されている。さらに、回転体56のピン56aとは反
対面には突部56bが形成され、リール本体1に形成さ
れたガイド溝1dに係合され、スプール7が等速で往復
移動しうるように構成されている。また、リール本体1
の筐体部1b内には、支柱55(図1)が図中左右方向
に設けられており、図5に示すように、駒体30に形成
されたガイド凹部30b内に支柱55が係合し、駒体3
0が図1中左右方向に移動する際のガイド機構となって
いる。
【0020】このように構成されたスピニングリールの
作用について以下に説明する。ハンドル57(図2)を
回転させ、マスターギア27が回転すると、ピニオン3
a、管軸3を介して回転体4が回転する。一方、ハンド
ルの回転により、連動歯車28、オシレート歯車29、
回転体56、ピン56a、ガイド溝30a、駒体30、
スプール軸6を介してスプール7が軸方向(図1中左右
方向)に往復移動する。これにより、釣糸がスプール7
に巻き取られる。このとき、通常は回転体4は正回転の
み可能な状態、すなわちアンチON状態に保持されてい
る(図4)。そして、例えば魚がヒットした等により、
回転体4を逆回転可能にしたいといったような場合に
は、アンチレバー20を介してアンチレバーカム19を
図4中時計方向に回転させ、アンチOFF状態とする。
すなわち、アンチレバーカム19の回転により、連動レ
バー25はねじ24を中心としてばね54の弾発力で反
時計方向に回転する。このため逆転止め爪21は時計方
向に回転して逆転止め爪21の爪部21aがラチェット
部4aから離脱する(図6)。これにより回転体4の正
逆回転が可能となる。このとき、ばね54の弾性力がば
ね22の弾性力よりも大きく設定されているので、図6
の状態で保持されることとなる。
【0021】なお、アンチOFF状態からアンチON状
態への切り替えは上述とは逆の動作により行われる。ま
た、回転体4の逆回転を全く規制するまでもないが、回
転体4の逆回転に制動を掛けたいような場合には、図1
においてブレーキレバー16をブレーキレバー軸15を
中心として時計方向に回動させる。すると、ブレーキレ
バー16の先端に設けられたブレーキシュー18がブレ
ーキ体10に当接し、ブレーキ体10の回動に制動が掛
けられる。このとき、ブレーキ体10と回転体4とは、
図3に示すように、ブレーキ爪11がラチェット部4a
に係合しているため、逆回転方向(図3中反時計方向)
では回転体4とブレーキ体10とが一体回転可能な状態
にあるため、ブレーキ体10に制動が掛けられるという
ことは、結果的に回転体4の逆回転に制動が掛けられる
ということになる。
【0022】また、上述においては、アンチレバー20
を直接操作した場合について説明したが、その他例えば
アンチONの状態(図4)で、ブレーキレバー16を図
1中時計方向に回動させると、図4中ブレーキレバー1
6が図中上方に移動し、これにより連動レバー25はね
じ24を中心として反時計方向に回転し、逆転止め爪2
1を時計方向に回転させ、爪部21aがラチェット部4
aから離脱し(図7)、アンチOFF状態に切り替える
ことができる。また、このとき連動レバー25の回転に
伴い、当接部25aが図4に見られるようにカム部19
aに当接していることから、アンチレバーカム19もま
た、図中時計方向に回転され、図7に示される位置に回
転する。
【0023】図8は本発明の第二実施例におけるアンチ
ONの状態を示す図、図9はアンチOFFの状態を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。
【0024】すなわち、上述実施例では図4に示すよう
に、連動レバー25をねじ24を中心として揺動可能な
構成とした場合について説明したが、本実施例では連動
レバー25にガイド孔25b,25cを穿設し、ガイド
孔25bをねじ24に、ガイド孔25cをフランジ部1
dに形成されたピン1eに係合させる。これにより、連
動レバー25は揺動ではなく、図中上下方向に往復移動
可能な状態となる。
【0025】図10は本発明における第三実施例を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、上述第一実施
例が回転体4に形成されたラチェット部4a(図1)に
逆転止め爪21(図4)を係合させるようにした場合に
ついて説明したが、本実施例はブレーキ体10に複数個
の係合突起部10a、10a、……を形成し(図1
1)、この係合突起部10a間に逆転止め爪21の係合
部21dを係合させるようにしたものである。このよう
に回転体4のアンチ機能は回転体4に設ける必要はな
く、ブレーキ体10に形成するようにしても良い。な
お、図11は本実施例のアンチOFF状態を示す図であ
る。
【0026】図12は本発明の第四実施例におけるアン
チONの状態を示す図、図9はアンチOFFの状態を示
す図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号
を付し、詳細な説明は省略する。
【0027】すなわち、上述した第一実施例において
は、ねじ24のまわりにばね54を設け、連動レバー2
5をねじ24を中心として図中反時計方向に付勢させる
ようにしたが、本実施例は連動レバー25の当接部25
a近傍にこの当接部25aと連続的にフック部25dを
形成するようにしたことにより、ばね54を設けないよ
うにしたものである。そして、このフック部25dは以
下のように作用する。
【0028】すなわち、図12に示したアンチONの状
態では基本的に機能するものではなく、このときは逆転
止め爪21がばね22の付勢力により連動レバー25を
図中時計方向に押圧しているが、この連動レバー25の
押圧は連動レバー25がブレーキレバー16に当接する
ことにより、連動レバー25の回動が規制され、この状
態で維持される。そして、アンチOFF状態にするべ
く、アンチレバー20によってアンチレバーカム19を
図中時計方向に回動させると、アンチレバーカム19の
カム部19aが連動レバー25のフック部25dに当接
し、連動レバー25を反時計方向に回動させる。この連
動レバー25の回動により、逆転止め爪21がばね22
の付勢力に抗して図中時計方向に回動し、図13に示す
ように、ラチェット部4aから逆転止め爪21の爪部2
1aが離脱する。そして、この状態は、連動レバー25
の図13中時計方向への回動が、フック部25dとカム
部19aとの係合によって規制された状態にあるため保
持される。
【0029】図14は本発明における第五実施例を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。すなわち、本実施例はブ
レーキ体10を設けず、ブレーキレバー16に設けられ
たブレーキシュー18が直接回転体4の内周部に当接し
うるようにし、回転体4の回転に制動が掛けられるよう
にしたものであり、このようにブレーキ体10は必ずし
も必要とされる構成要素ではない。
【0030】なお、上述各実施例におけるブレーキ体1
0はこれらの形状に限定されるものではなく、制動が掛
けられる構造であれば良く、例えばブレーキレバー16
がスプール軸方向にブレーキ体10を押圧するようなも
のであっても良い。また、一方向クラッチでも良い。
【0031】図15は本発明における第六実施例を示す
図である。なお、上述実施例と同一部材には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。本実施例は、上述した各
実施例がブレーキレバー16の操作によってブレーキレ
バー16が直接連動レバー25を作動させるようにした
ものについて開示したが、これに限定されるものではな
く、図15に示すようにスプール7の軸線方向に移動可
能なスライド部材58をリール本体1に設け、このスラ
イド部材58の一端をブレーキレバー16に当接させる
とともに、スライド部材58の他端にブレーキシュー5
9を設けて、回転体4の回転に制動を掛けるようにす
る。さらに、スライド部材58の他端側にカム面58a
を形成し、このカム面58aに連動レバー25が当接さ
れるように構成されている。この場合において、ブレー
キレバー16が揺動され、スライド部材58が図中左方
に移動すると、連動レバー25がカム面58aに当接さ
れていることから、図中上方に移動することとなり、ア
ンチON状態からアンチOFF状態への切り換えがブレ
ーキレバー16によって行われる。
【0032】なお、図15中符号60は制動部材であ
り、この制動部材60は回転体4に設けられており、ブ
レーキシュー59が当接することにより、回転体4の回
転に制動が掛かる。
【0033】
【発明の効果】本発明は請求項1のように構成したこと
により、アンチON状態(逆回転規制状態)からアンチ
OFF状態(正逆回転可能状態)への切り替え操作を操
作レバーと逆転止め爪操作部材との両部材で行なうこと
ができる。また、ラチェット部と、逆転止め爪と、逆転
止め爪操作部材と、連動レバーとがリール本体の外部に
設けられているので、リール本体内部に水やごみが侵入
するのを有効に防止することができる。また、逆転止め
爪と、逆転止め爪操作部材とをリール本体のフランジ部
に設けたので、リール本体の小型化を図ることができ
る。さらに、操作レバーはリール本体の外部に設けられ
ているので、リール本体内部に水やごみが侵入するのを
有効に防止することができる等の効果を奏する。
【0034】請求項2のものにあっては、操作レバーを
引いていたとしても、逆転時にのみ制動がかかる構成で
あるため、釣糸の巻取を軽快に行なうことができる等の
効果を奏する。
【0035】請求項3のものにあっては、ラチェット部
を制動部材に設けたので、制動部材の径を大きくするこ
とができ、ひいては制動力を大きくすることができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスピニングリールの側面断面図
である。
【図2】本発明におけるスピニングリールの底面断面図
である。
【図3】図1中III矢視図である。
【図4】図1中IV矢視図である。
【図5】図1中V−V矢視図である。
【図6】図1中IV矢視の他の状態を示す図である。
【図7】図1中IV矢視の他の状態を示す図である。
【図8】本発明におけるスピニングリールの第二実施例
を示す図である。
【図9】本発明におけるスピニングリールの第二実施例
の他の状態を示す図である。
【図10】本発明におけるスピニングリールの第三実施
例を示す図である。
【図11】図10中XI矢視図である。
【図12】本発明におけるスピニングリールの第四実施
例を示す図である。
【図13】本発明におけるスピニングリールの第四実施
例の他の状態を示す図である。
【図14】本発明におけるスピニングリールの第五実施
例を示す図である。
【図15】本発明におけるスピニングリールの第六実施
例を示す図である。
【図16】従来のスピニングリールの断面図である。
【符号の説明】
1 …リール本体 3 …管軸 4 …回転体 4a…ラチェット部 6 …スプール軸 7 …スプール 10 …ブレーキ体(制動部材) 10a…係合突起部(ラチェット部) 11 …ブレーキ爪(一方向クラッチ機構部) 16 …ブレーキレバー(操作レバー) 19 …アンチレバーカム(逆転止め爪操作部材) 20 …アンチレバー(逆転止め爪操作部材) 21 …逆転止め爪 25 …連動レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体と、このリール本体に回転可
    能に設けられた管軸と、この管軸に固定された回転体
    と、上記リール本体に軸方向に移動可能に設けられたス
    プール軸と、このスプール軸の一端に設けられたスプー
    ルと、上記リール本体に軸支されるとともに、上記回転
    体の回転を制動する操作レバーとを備えたスピニングリ
    ールにおいて、 上記リール本体の前部に設けられた逆転止め爪と、この
    逆転止め爪が係脱するように上記回転体に設けられたラ
    チェット部と、上記リール本体のフランジ部に設けられ
    た逆転止め爪操作部材と、この逆転止め爪操作部材と上
    記逆転止め爪との間に介在されるとともに、上記操作レ
    バーの移動に連動する連動レバーとを備え、 上記操作レバーを操作し、回転体に制動をかけた際に、
    上記操作レバーの動きが上記連動レバーに伝達され、こ
    の連動レバーの動きで上記ラチェット部から上記逆転止
    め爪が離脱することを特徴とするスピニングリール。
  2. 【請求項2】 上記回転体には、一方向クラッチ機構を
    介して一方向にのみ回転可能に制動部材が配置され、操
    作レバーにより上記制動部材が制動されることを特徴と
    する請求項1記載のスピニングリール。
  3. 【請求項3】 上記ラチェット部が、制動部材に設けら
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2のい
    ずれかに記載のスピニングリール。
JP27057596A 1996-10-14 1996-10-14 スピニングリール Pending JPH10113101A (ja)

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