JPH1011342A - データベースシステムのアクセス方法及びアクセス装置 - Google Patents

データベースシステムのアクセス方法及びアクセス装置

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JPH1011342A
JPH1011342A JP8159752A JP15975296A JPH1011342A JP H1011342 A JPH1011342 A JP H1011342A JP 8159752 A JP8159752 A JP 8159752A JP 15975296 A JP15975296 A JP 15975296A JP H1011342 A JPH1011342 A JP H1011342A
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JP8159752A
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Yoshio Kawasaki
吉男 川崎
Miyuki Iketani
美雪 池谷
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースの排他制御、状態変更通知及び
一貫性保守のプログラムを容易に作成することが可能な
データベースシステムのアクセス方法を提供する。 【解決手段】 排他情報2、状態変更情報3、一貫性情
報4などを静的メンバデータとして保有するデータベー
スクラスをデータベースクラス格納手段1に格納し、デ
ータベース制御手段2は、データベースクラス格納手段
1に格納された静的メンバデータをデータベースインス
タンスから参照することにより、排他制御6、状態変更
通知7、一貫性制御8などのデータベースの制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースシス
テムのアクセス方法及びアクセス装置に関し、特に、デ
ータベースの排他制御や状態変化通知、或いはデータベ
ースの一貫性の保守を行う場合などに適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータベースシステムは、様々な
分野で使用する情報の正規化を行って蓄積しておくこと
により、様々な検索条件での情報公開を可能としてい
る。
【0003】また、データベースシステムを不特定多数
の利用者によって広域で利用され、有効に活用されるよ
うにするため、図5に示すように、コンピュータとネッ
トワークとを用いた大規模なシステムを構築し、多量の
データを高速に処理することにより、クライアント33
〜35がサーバ31を介してデータベース32に格納さ
れた情報を自由に削除したり、追加したり、公開したり
できるようにしている。
【0004】このデータベースシステムをコンピュータ
とネットワークとを用いて実現するために、以下のよう
なことが行われていた。まず、多数の利用者が、データ
ベースに格納された同一の情報にネットワークを介し
て、参照、書き込み、削除、追加処理などのアクセス要
求を発行し、それらの複数の要求が競合した場合、これ
らの要求を整理することにより常に正しい情報を実時間
で利用者に提供する。
【0005】例えば、図6に示すように、利用者64が
端末62を操作してデータベース61に格納された情報
Aを参照している際に、利用者65が端末63を操作し
てデータベース61に格納された情報Aに書き込みなど
の修正を行った場合、データベース61に格納された情
報Aに対する修正結果を、利用者64に対して実時間で
通知する必要がある。
【0006】このため、データベース61に格納された
情報Aの修正権利を、実時間において単一の利用者のみ
に与える排他制御などを行うことにより、データベース
61に格納された情報の一貫性を保つようにしていた。
【0007】また、図7に示すように、データベース7
3は、多量なデータ74を蓄積し、データベース73を
コンピュータシステム化して、利用者71の要求に充分
に応えるため、抽象化された複雑な情報72の構造を適
切なデータモデル75に変換してコンピュータ上の物理
ファイルに置換するようにしていた。
【0008】そして、システム運用者76は、データベ
ース73に格納された多量なデータ74に対し、複雑な
データモデル75の一貫性を保ちながらメンテナンス作
業を行っていた。
【0009】さらに、図8に示すように、システム開発
者83は、データベースシステムを開発する際、抽象化
モデル81及び利用者や運用者の要求82に基づいて、
適切なデータモデルを提案したり、コンピュータモデル
を提案したりしていた。
【0010】この場合、利用者に実時間で正しいデータ
を提供するため、プロセス毎にデータベースの排他制御
方法を考案したり、データベースの状態変化通知方法を
考案したりするようにしていた。また、データベースの
運用を効率的に行うことができるようにするため、デー
タベースのデータテーブル毎の保守方法を考案したり、
データテーブル間の一貫性の保守方法を考案したりする
ようにしていた。
【0011】以下、従来のデータベースシステムについ
て図面を参照しながら説明する。図9において、データ
ベース41へのアクセス要求をコンピュータ上に実装す
る場合、アクセスの対象となるテーブルと処理単位毎に
トランザクション43と呼ばれる単位に分割し、それぞ
れのトランザクション43に対し、プロセス42、4
6、47と呼ばれるコンピュータ上の作業単位として、
コンピュータ上の主記憶装置44、補助記憶装置45な
どのシステム資源を割り当てて処理を実行するようにし
ていた。
【0012】これらのプロセス42、46、47は、シ
ステム資源を単独で専有することが一般的に行われてお
り、その独立性は極めて高く保たれている。そのため、
プロセス42、46、47の間の通信やシステム資源の
割り振りをオペレーティングシステム48により管理す
るようにしていた。
【0013】例えば、UNIXやOS/2などの複数の
プロセスの並列処理を可能とするマルチプロセス対応の
オペレーティングシステムでは、プロセス間通信にメッ
セージやパイプ、システム資源の排他制御にセマフォな
どのカーネル資源を提供している。
【0014】データベースシステムにおいても、UNI
XやOS/2などのプログラム構造がそのまま使われて
おり、プロセス42、46、47毎に発行されるデータ
ベース41へのアクセス要求を行う場合、セマフォなど
のカーネル資源を利用してプロセス42、46、47内
部で排他制御を行うようにしている。
【0015】このことにより、多数の利用者がネットワ
ークを介してデータベース41の同一の情報にアクセス
し、アクセス要求の競合が発生するような場合において
も、異なる要求が同時に発生しないような制御を可能と
している。
【0016】例えば、データベース41上の同じ情報A
をアクセスしているプロセス46、プロセス47におい
て、プロセス47が情報Aを変更した場合、その情報A
の変更についてプロセス47に通知する必要がある。
【0017】そして、プロセス46は、この状態変更通
知に基づいて、情報Aの再読み込みや画面情報の再描
画、さらにアクセス処理内の条件分岐などを行う必要が
あり、この状態変更通知は、オペレーティングシステム
48が提供しているメッセージやパイプなどのプロセス
間通信機能を用いて行われる。
【0018】すなわち、プロセス47が情報Aを変更し
た場合、メッセージを用いてデータベース41の状態変
更通知をプロセス46に対して行い、プロセス46は情
報Aを再読み込みすることにより、それぞれのプロセス
42、46、47が実時間の情報を常に参照できるよう
にしている。
【0019】また、データベース41における抽象化さ
れた複雑な情報モデルをコンピュータの物理ファイルに
置換する際、表イメージのデータテーブル群に細分化
し、図10に示すように、それぞれのデータテーブルの
処理単位である1レコード毎に一意の値を持つデータ項
目、すなわちキー項目を設けるようにしたリレーショナ
ルデータベースを用い、このリレーショナルデータベー
スのキー項目を用いてデータテーブルの関連づけを行う
ことにより、複雑な情報モデルを実現するようにしてい
る。
【0020】すなわち、リレーショナルデータベースで
構築されたデータモデルにおいて、例えば、主テーブル
51の情報を削除する場合、その主テーブル51の情報
と関連づけられた従属テーブル53、54の情報も全て
削除することにより、データベースの一貫性を確保して
いる。さらに、主テーブル51においてキー項目を変更
した場合、その主テーブル51の情報と関連づけられた
従属テーブル53、54のキー情報も全て変更する。
【0021】なお、このプロセス42、46、47の間
の通信機能やデータベースの一貫性を確保する処理機能
は、各プロセス42、46、47毎に実装されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データベースシステムは、データベース41の排他制御
を、カーネル資源のセマフォなどを用いて各プロセス4
2、46、47毎に行っており、資源を獲得することが
できなかった場合、プロセス42、46、47自体を一
時的に停止させて、資源の再獲得を行うリトライ処理の
機能も各プロセス42、46、47毎に実装するように
していた。
【0023】このため、システム開発者は、排他制御の
機能やリトライ処理の機能をプロセス42、46、47
毎に実装するためのプログラムの記述やテストに手間が
かかるという問題があった。
【0024】また、データベース41の状態変化の通知
をカーネル資源のメッセージなどを用いて各プロセス4
2、46、47毎に行っており、各プロセス42、4
6、47毎にプロセス42、46、47の間で通信の送
受信の機能を実装するとともに、各プロセス42、4
6、47毎にメッセージの送信先のプロセス42、4
6、47を管理するようにしていた。
【0025】このため、システム開発者は、メッセージ
の送受信の機能をプロセス42、46、47毎に実装す
るためのプログラムの記述やテストに手間がかかるとい
う問題があった。
【0026】さらに、データベース41の一貫性を確保
するため、主テーブル51、52に対する変更を従属テ
ーブル53、54に反映させる必要があり、複雑な情報
モデルの場合、リレーショナルデータベースで作成する
データテーブルの数が増大し、システム開発者の負担が
大きくなるという問題があった。
【0027】そこで、本発明の目的は、データベースの
排他制御、状態変更通知及び一貫性保守のプログラムを
容易に作成することが可能なデータベースシステムのア
クセス方法及びアクセス装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、オブジェクト指向プログラミ
ング言語を用いたデータベースクラスを作成し、その静
的メンバデータとして、例えば、排他情報、状態変更情
報、一貫性情報を持たせ、これらの静的メンバデータを
個々のデータベースインスタンスから参照することによ
り、排他制御、状態変更通知、一貫性制御を行うように
している。
【0029】このことにより、排他制御、状態変更通
知、一貫性制御を行うプログラムをプロセス毎にコーデ
ィングする必要がなくなり、工数を削減することができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例によるデ
ータベースシステムのアクセス装置について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例によるア
クセス装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【0031】図1において、データベースクラス格納手
段1は、カーネル資源とプロセス情報とを静的メンバデ
ータとして保有するデータベースクラスを格納する。静
的メンバデータは、排他情報2、状態変更情報3、一貫
性情報4などから構成される。
【0032】データベース制御手段2は、データベース
クラス格納手段1に格納された静的メンバデータをデー
タベースインスタンスから参照することにより、排他制
御6、状態変更通知7、一貫性制御8などのデータベー
スの制御を行う。
【0033】以上説明したように、本発明の一実施例に
よるデータベースシステムのアクセス装置によれば、オ
ブジェクト指向により、カーネル資源とプロセス情報と
を静的メンバデータに置換し、アクセスプログラムをメ
ソッドに置換することにより、データベースクラスを定
義する。システムは、このデータベースクラスの実体を
所有するクラス、すなわち、インスタンスリンケージの
手法を用いて構築する。
【0034】このことにより、カーネル資源であるセマ
フォやメッセージなどの情報と画面などのユーザインタ
ーフェイスを含むプロセス情報とを、データベースのア
クセスプログラムと結びつけることができ、プロセス開
発者がプロセス毎にプログラムの設計を行う必要がなく
なり、データモデルの複雑さによる工数の増大を回避で
きる。
【0035】次に、本発明の一実施例によるデータベー
スのアクセス方法について図面を参照しながら説明す
る。本発明の一実施例によるデータベースのアクセス方
法では、オブジェクト指向プログラミング言語であるS
malltalk、AT&TC++などを使うが、以下
の説明では、AT&T C++を用いた場合を例にと
る。
【0036】C++では、図2に示すように、全てのデ
ータベースクラス12のインスタンス14から参照でき
る一意な静的メンバデータを、staticキーワード
11を用いて宣言する。そして、この静的メンバデータ
のデータ領域13に排他制御用の情報、データベース
名、インスタンス14が生成されたプロセスの識別子、
従属するデータテーブルの関係を示したチェーンなどを
格納する。
【0037】このことにより、アクセスメッセージがプ
ログラムからインスタンス14に送られた場合、データ
領域13を参照することにより、排他制御処理や一貫性
保守の処理を行うことができる。
【0038】図3は、本発明の一実施例によるデータテ
ーブルのデータ構造を示す制御情報を示す図である。図
3において、データテーブル21の物理ファイルの先頭
に制御情報部22が設けられ、制御情報部22には、デ
ータ項目名、データ種別、データ長などを格納するとと
もに、それぞれのデータ項目名が従属する親データテー
ブルのデータ項目名も格納する。
【0039】次に、本発明の一実施例によるデータ領域
13の記述方法について図面を参照しながら説明する。
図4において、データベースインスタンスがプロセス内
で宣言された場合、その構築子であるコンストラクタ内
でデータベースのオープン処理が行われ、正常終了した
際に、データ領域13にデータベース名とプロセス識別
子との登録を行う。また、オープンしたデータベースの
データテーブル21の制御情報部22から、従属するデ
ータテーブル21の関係を示したチェーンを獲得し、そ
のチェーンも独立にデータ領域13に登録する。
【0040】ここで、データベース名がデータ領域13
に既に登録されている場合、アプリケーションの他のプ
ロセスでデータベースが既に開かれていることを示して
いるので、その線形リストに本情報であるデータベース
名とプロセス識別子とを追加する。
【0041】また、データ領域13から情報を削除する
場合、プロセス内でのデータベースインスタンスがスコ
ープ外に出た際に、その消滅子であるデストラクタ内
で、データベース名とプロセス識別子とに基づいてデー
タ領域13を検索する。
【0042】なお、インスタンス14にメッセージを送
ることにより、スコープ内においても明示的にデータ領
域13から情報を削除することもできる。次に、本発明
の一実施例による排他制御方法について説明する。
【0043】図2において、データベースの参照、削
除、更新、追加などのアクセスメッセージがインスタン
ス14に送信された場合、インスタンス14はデータベ
ース名に基づいてデータ領域13を検索し、プロセス識
別子を参照することにより、自己の属するプロセス以外
の他のプロセスが同一のデータベースに対してどのよう
なロック条件を発行しているかを確認する。
【0044】例えば、他のプロセスからレコードロック
が発行されている場合、このことを自己のプロセスの呼
び出し元に通知し、そこで再試行を行うように設定され
ていれば、そのリトライ時間の間、自己のプロセスを停
止し、再度アクセス権の獲得を試みる。
【0045】このように、データベースクラス12を参
照することにより、排他制御を行うことができるので、
従来のように、システム開発者が排他制御を行うプログ
ラムを記述し、動作を検証する必要がなくなり、工数の
削減や作業の簡略化を行うことができる。
【0046】以上説明したように、本発明の一実施例に
よる排他制御方法によれば、データベースクラス12の
インスタンス14にアクセスメソッドを用いてメッセー
ジを送ることにより、プロセス内でデータベースにアク
セスを行うことができる。この際、アクセスメソッド
は、データベースクラス12の静的メンバデータである
排他情報を参照することにより、排他制御を行うかどう
かの判定を行うことができる。
【0047】このことにより、排他制御は、データベー
スクラス12に隠蔽され、プロセス内で排他制御の記述
を行う必要がなくなり、システム開発者の設計及びテス
ト作業の負荷を軽減することができる。
【0048】次に、本発明の一実施例による状態変更通
知方法について説明する。図2において、アクセスメッ
セージがインスタンス14に送信され、データベースの
記述情報が変更された場合、インスタンス14はデータ
ベース名に基づいてデータ領域13を参照することによ
り、自己の属するプロセス識別子以外のプロセス識別子
を検索し、そのプロセス識別子により識別されるプロセ
スが有するインスタンス14に対し、データベースが変
更された旨の通知を行う。
【0049】このデータベースが変更された旨の通知を
受信したインスタンス14は、自己の抱えるデータベー
スの記述情報の再読み込みを行ったり、画面の再描画を
行ったりする。また、アクセスメソッドの実行途中の場
合、条件分岐の判断情報として利用する。
【0050】このように、データベースクラス12を参
照することにより、状態変更通知を行うことができるの
で、従来のように、システム開発者が各プロセス毎に状
態変更通知を行うプログラムを記述し、動作を検証する
必要がなくなり、工数の削減や作業の簡略化を行うこと
ができる。
【0051】以上説明したように、本発明の一実施例に
よる状態変更通知方法によれば、複数のプロセスが同一
のデータベースのインスタンス14を所有し、そのうち
の1つのプロセスがデータベースのインスタンス14に
変更を加えた場合、データベースクラス12の静的メン
バデータである状態変更情報に、そのインスタンス14
が変更されたことを転記することにより、そのコピーで
ある他のプロセスのインスタンス14も状態変更が発生
したことをその静的メンバデータから知ることができ、
再読み込み/再画面描画/処理の分岐判断などを行うこ
とができる。
【0052】このことにより、状態変更は、データベー
スクラス12に隠蔽され、プロセス内で状態変更通知の
記述を行う必要がなくなり、システム開発者の設計及び
テスト作業の負荷を軽減することができる。
【0053】次に、本発明の一実施例による一貫性の保
守方法について説明する。図2において、データベース
の記述情報に変更を行うメッセージがインスタンス14
に送信された場合、インスタンス14は静的メンバデー
タであるチェーンを辿り、データテーブル21の従属関
係を調べ、必要があれば従属するデータテーブル21の
記述情報の変更を行う。
【0054】そして、データテーブル21の全ての情報
が完了した時点で、自己の記述情報の変更を行う。な
お、これらの変更を行う際、排他制御が行われるととも
に、記述情報の変更が終了した後は、各プロセスに最新
の記述情報が通知される。
【0055】このように、データベースクラス12を参
照することにより、データベースの一貫性の保守を行う
ことができるので、従来のように、システム開発者がデ
ータベースの従属関係に留意しながらデータベースの一
貫性の保守を行うプログラムを記述し、動作を検証する
必要がなくなり、工数の削減や作業の簡略化を行うこと
ができる。
【0056】以上説明したように、本発明の一実施例に
よる一貫性の保守方法によれば、プロセスが、データベ
ースのインスタンス14にレコードの削除や変更のメッ
セージを与えた場合、そのインスタンス14は、データ
ベースクラス12の静的メンバデータに記述されたリレ
ーショナルデータベースの関連付けの情報を辿って従属
テーブルを参照することにより、インスタンス14に与
えられた削除メッセージの可否の判定や変更メッセージ
の従属テーブルへの反映を行うことができる。
【0057】このことにより、一貫性の保守について
も、データベースクラス12に隠蔽され、プロセス内で
一貫性の保守を行う処理の記述を行う必要がなくなり、
システム開発者の設計及びテスト作業の負荷を軽減する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排他情報とプロセス毎に使用されているデータベース情
報などのデータとアクセスプログラムとを、オブジェク
ト指向プログラミングの手法を用いてクラスとして定義
することにより、排他制御、状態変更通知、一貫性制御
を行うプログラムをプロセス毎にコーディングする必要
がなくなり、工数を低減するライブラリを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータベースシステム
のアクセス装置の機能的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例によるデータベースクラスの
概略構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるデ−タテーブルの概略
構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるデ−タ領域への登録方
法を示す図である。
【図5】従来のデータベースシステムの概略構成を示す
図である。
【図6】従来のデ−タベースシステムの動作を示す図で
ある。
【図7】従来のデ−タベースシステムの運用方法を示す
図である。
【図8】従来のデ−タベースシステムの開発方法を示す
図である。
【図9】従来のデ−タベースシステムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図10】従来のリレーショナルデ−タベースにおける
データテーブルの従属関係を示す図である。
【符号の説明】
1 データベースクラス格納手段 2 排他情報 3 状態変更情報 4 一貫性情報 5 データベース制御手段 6 排他制御 7 状態変更通知 8 一貫性制御 11 static キーワード 12 データベースクラス 13 データ領域 14 インスタンス 21 データテーブル 22 制御情報部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースとしてのデータを表形式で
    格納するデータテーブルのデータ構造をデータベースの
    物理ファイルの一部の領域に格納するデータベースシス
    テムへのアクセス方法において、 データベースのクラスライブラリをオブジェクト指向プ
    ログラミング言語を用いて作成し、 前記クラスライブラリの静的メンバデータ部にデータベ
    ースのアクセス管理情報を格納し、 データベースインスタンスが前記アクセス管理情報を参
    照することにより、データベースにアクセスすることを
    特徴とするデータベースシステムのアクセス方法。
  2. 【請求項2】 データベースのクラスライブラリをオブ
    ジェクト指向プログラミング言語を用いて作成し、 前記クラスライブラリの静的メンバデータ部にデータベ
    ース名及びプロセス識別子を記述したアクセス管理情報
    を格納し、 前記アクセス管理情報を参照することにより、データベ
    ースの排他制御を行うことを特徴とするデータベースシ
    ステムの排他制御方法。
  3. 【請求項3】 データベースのクラスライブラリをオブ
    ジェクト指向プログラミング言語を用いて作成し、 前記クラスライブラリの静的メンバデータ部にデータベ
    ース名及びプロセス識別子を記述したアクセス管理情報
    を格納し、 データベースが更新された後、前記アクセス管理情報を
    参照することにより、データベースの状態変更通知を行
    うことを特徴とするデータベースシステムの状態変更通
    知方法。
  4. 【請求項4】 データベースのクラスライブラリをオブ
    ジェクト指向プログラミング言語を用いて作成し、 前記クラスライブラリの静的メンバデータ部にデータ項
    目毎の従属関係を記述したアクセス管理情報を格納し、 前記アクセス管理情報を参照し、データベースのデータ
    テーブルの更新を行うことにより、データベースの一貫
    性の保守を行うことを特徴とするデータベースシステム
    の一貫性の保守方法。
  5. 【請求項5】 カーネル資源とプロセス情報として静的
    メンバデータを保有するデータベースクラスを格納する
    データベースクラス格納手段と、 前記静的メンバデータをデータベースインスタンスから
    参照することにより、データベースの制御を行うデータ
    ベース制御手段とを備えることを特徴とするデータベー
    スシステムのアクセス装置。
  6. 【請求項6】 前記静的メンバデータとして排他情報を
    格納し、前記排他情報を参照してデータベースの排他制
    御を行うことを特徴とする請求項5に記載にデータベー
    スシステムのアクセス装置。
  7. 【請求項7】 前記静的メンバデータとして状態変更情
    報を格納し、前記状態変更情報を参照してデータベース
    の状態変更通知を行うことを特徴とする請求項5に記載
    にデータベースシステムのアクセス装置。
  8. 【請求項8】 前記静的メンバデータとして一貫性情報
    を格納し、前記一貫性情報を参照してデータベースの一
    貫性制御を行うことを特徴とする請求項5に記載にデー
    タベースシステムのアクセス装置。
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