JPH10114219A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

Info

Publication number
JPH10114219A
JPH10114219A JP8270257A JP27025796A JPH10114219A JP H10114219 A JPH10114219 A JP H10114219A JP 8270257 A JP8270257 A JP 8270257A JP 27025796 A JP27025796 A JP 27025796A JP H10114219 A JPH10114219 A JP H10114219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
sprocket
guide rail
bracket
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8270257A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Yamamoto
隆彦 山本
Yoshihito Kawashima
義仁 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delta Kogyo Co Ltd filed Critical Delta Kogyo Co Ltd
Priority to JP8270257A priority Critical patent/JPH10114219A/ja
Publication of JPH10114219A publication Critical patent/JPH10114219A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動手段の配置を容易にし、かつ、テープを
無理なく円滑に周回させ得るようにする。 【解決手段】 ドアー1内に上下方向に延びるように配
設されたガイドレール3と、このガイドレール3の上下
端部に設けられた一対のテープガイド21間に周回可能
に張設されたテープ8と、このテープ8をスプロケット
70を介して正逆周回させる駆動モータ71と、テープ
8に接続され、かつ、テープ8の正逆周回による昇降に
よってガイドレール3に案内されつつ窓ガラスを昇降さ
せるキャリアプレート9とを備えてなり、ガイドレール
3の上下方向の略中央部に駆動モータ71およびスプロ
ケット70を支持する中央ブラケット6が固定され、テ
ープ8は、上下のテープガイド21間でスプロケット7
0を介して略直線状に張設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアーに装
着された窓ガラスを開閉するウインドレギュレータに関
するものであり、特に窓ガラスを昇降させるためにドア
ー本体に内装される帯体の張設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平7−305564号公報に
よって開示されたような、車両のドアーに付設される窓
ガラス開閉用のウインドレギュレータが知られている。
このウインドレギュレータは、ドアー本体の外方に向か
って円弧状に膨出した外側板と、車室内側に設けられた
内側板との間に形成される空間内に設けられ、かつ、上
記円弧に沿って上下方向に延びるガイドレールと、この
ガイドレールに案内されつつ昇降するキャリアプレート
と、両端部がこのキャリアプレートに接続され、かつ、
ガイドレールの上下端部間で正逆周回するテープ(帯
体)と、このテープの係合孔に噛合するスプロケットを
備えた駆動手段とを備えて形成されている。
【0003】上記キャリアプレートには上記外側板に沿
うように曲面になった窓ガラスが一体に接続されてい
る。従って、駆動手段の駆動によってスプロケットを正
逆回転させてテープを正逆周回させることにより、キャ
リアプレートがガイドレールに案内されつつ昇降してキ
ャリアプレートと一体の窓ガラスが昇降し、これによっ
てドアーの窓ガラスは開閉される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のウイ
ンドレギュレータにおいては、テープを周回させるため
の駆動手段およびスプロケットは、ドアー本体内の下部
に設けられているが、ドアー本体内の下部空間は外側板
が外部に膨出している上下方向の中央部の空間よりも手
狭であり、従って、駆動手段の配置レイアウトの設定が
非常に困難であるという問題点を有していた。
【0005】また、テープはガイドレールの円弧面に沿
うように幅方向に湾曲された状態で周回させられるた
め、テープに無理な変形が起こり、スプロケットとの間
の噛み合いが良好に行われず、テープの円滑な周回が阻
害されるとともに、異音発生の原因になるという問題点
を有していた。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、駆動手段の配置が容易であ
り、かつ、テープを無理なく円滑に周回させ得るウイン
ドレギュレータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ウインドレギュレータは、ドアー本体内に上下方向に延
びるように配設されたガイドレールと、このガイドレー
ルの上下端部に設けられた一対の張持部材間に周回可能
に張設された帯体と、この帯体をスプロケットを介して
正逆周回させる駆動手段と、上記帯体に接続され、か
つ、帯体の正逆周回による昇降によって上記ガイドレー
ルに案内されつつ窓ガラスを昇降させるキャリアプレー
トとを備えてなるウインドレギュレータにおいて、上記
ガイドレールの上下方向の略中央部に上記駆動手段およ
び上記スプロケットを支持する支持部材が固定され、上
記帯体は、上記各張持部材間で上記スプロケットを介し
て略直線状に張設されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】このウインドレギュレータによれば、駆動
手段の駆動でスプロケットを中心回りに正逆回転させる
ことにより、帯体はガイドレールの上下間で正逆周回
し、これによって帯体の両端部が接続されたキャリアプ
レートがガイドレールに案内されつつ昇降しこれによっ
てドアーの窓ガラスが開閉される。
【0009】そして、駆動手段およびスプロケットは、
支持部材を介してガイドレールの上下方向の略中央部に
取り付けられており、この部分は円弧状に外方に膨出し
たドアー本体内における幅方向の隙間寸法が大きいた
め、余裕をもって駆動手段やスプロケットを配設するこ
とが可能になり、設置レイアウトを容易に設定し得るよ
うになる。また、帯体は、スプロケットを介して張持部
材間で略直線状に張設されているため、この部分で帯体
に幅方向に湾曲する等の無理な変形が起こらず、従って
スプロケットと帯体との噛合状態は常に良好になり、異
音の発生は生じない。
【0010】本発明の請求項2記載のウインドレギュレ
ータは、請求項1記載のウインドレギュレータにおい
て、上記支持部材は、上記帯体が上記スプロケットの外
周面に沿うように案内する円弧状の案内面を有している
ことを特徴とするものである。
【0011】このウインドレギュレータによれば、帯体
は、スプロケットに接触した部分で円弧状にスプロケッ
トに巻き付くため、帯体とスプロケットとの間の接触面
積が大きくなり、これによって帯体のスプロケットへの
噛合状態が良好になり、スプロケットの空回りが確実に
防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るウインドレ
ギュレータの一実施形態を示す一部切欠き分解斜視図で
あり、図2は同一部切欠き組み立て斜視図である。な
お、以下、本明細書においては、図1および図2におけ
るX−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、
−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+
Y方向を後方という。図1および図2に示すように、車
両のドアー1には、窓ガラス10を開閉するためのウイ
ンドレギュレータ2が設けられている。
【0013】上記ドアー1は、車両の外方に向かって弓
なりに湾曲した外側板11と、この外側板11に対向し
て車室内側に設けられた内側板12とを備えて形成され
ている。外側板11には上端部が内側に向かって曲折さ
れて形成した外側上縁部11aが設けられているととも
に、下端部が内側に向かって曲折されて形成した底板1
3が設けられている。
【0014】上記内側板12の上部には内方(右方)に
向かって膨出された膨出部12cが設けられているとと
もに、この膨出部12cの上部側には上記外側上縁部1
1aに対向した内側上縁部12aが設けられている。ま
た、内側板12の下端部には外方に向けて折り曲げられ
て形成した接続縁部12bが設けられ、この接続縁部1
2bが上記底板13に溶接等で固定され、外側板11お
よび内側板12間に窓ガラス10およびウインドレギュ
レータ2を内装する装着空間Sが形成されている。そし
て、上記各上縁部11a,12aの先端側にはシール材
14が装着され、これらシール材14,14間に上下動
可能に窓ガラス10が嵌め込まれている。
【0015】上記ウインドレギュレータ2は、装着空間
S内において内側板12の内側上縁部12aと外側板1
1の底板13との間に配設されるガイドレール3と、こ
のガイドレール3の上下端部を支持する下部ブラケット
4および上部ブラケット5と、ガイドレール3の上下方
向の略中央部に固定される中央ブラケット(支持部材)
6と、この中央ブラケット6に固定される駆動機構7
と、この駆動機構7の駆動によって下部ブラケット4お
よび上部ブラケット5間を周回するテープ(帯体)8
と、このテープ(帯体)8の正逆周回により上下動して
窓ガラス10を装着空間Sに対して出没させるキャリア
プレート9とを備えて形成されている。
【0016】上記テープ8には周回推進用の複数の係合
孔81が所定ピッチで貫設されている。また、上記駆動
機構7はスプロケット70を有し、このスプロケット7
0の歯70aが上記テープ8の係合孔81に噛合するよ
うに寸法設定され、スプロケット70の回転で歯70a
に噛合したテープ8が周回するようになっている。
【0017】下部ブラケット4および上部ブラケット5
には、それぞれ側面視で半円状のテープガイド(張持部
材)21が弦部分を互いに対向させた状態で取り付けら
れ、上記テープ8は、各テープガイド21の外周円弧面
22a間に張設され、これによって各外周円弧面22a
に摺接状態で周回するようになっている。
【0018】上記ガイドレール3は、長尺の矩形状に裁
断された金属板を、幅方向の両側縁部が互いに対向する
ように幅方向に折り曲げるとともに、外側板11に沿う
ように長手方向に湾曲させることによって形成されてい
る。図3は、図1および図2に示すガイドレール3の横
断面図である。この図に示すように、ガイドレール3
は、幅方向の中央部に長手方向の全長に亘って外方(図
3の紙面の下方)に向かって膨出した膨出部31が形成
されているとともに、膨出部31の幅方向両側部にC字
形状および逆C字形状の一対のガイド縁部32が形成さ
れ、これら各ガイド縁部32の内壁面と上記膨出部31
の内壁面とに囲繞された空間によって上記キャリアプレ
ート9を案内するガイド溝33が形成されている。
【0019】上記下部ブラケット4は、底板13に固定
された状態で装着空間Sの下部において上記ガイドレー
ル3およびテープガイド21を支持するためのものであ
る。図4は、下部ブラケット4の一実施形態を示す背面
視の斜視図である。この図に示すように、下部ブラケッ
ト4は、水平部41aと垂直部41bとからなるL字形
状のブラケット本体41と、このブラケット本体41の
垂直部41bから前方に向かって延設されたブラケット
アーム42と、このブラケットアーム42の先端側から
下方に向かって突設された平面視でコ字形状の支持突片
43とを備えて形成されている。
【0020】上記支持突片43は、ブラケットアーム4
2からテープ8の周回軌跡の内側に一旦没入されてから
下方に向けて突出されている。これによって、下降して
来たキャリアプレート9がこの支持突片43に干渉する
ようにしており、支持突片43にキャリアプレート9が
これ以上下降しないようにするストッパーの役割を担わ
せている。
【0021】上記ブラケット本体41の水平部41aに
は一対の挿通孔44が穿設され、これらの挿通孔44に
ボルトBを通したボルト止めにより、図1に示すよう
に、下部ブラケット4がドアー1の底板13に固定され
ている。また、ブラケット本体41の垂直部41bにも
上下方向に並んで一対の挿通孔45が穿設されている。
これら一対の挿通孔45に下端部の膨出部31が対向す
るようにガイドレール3が配設され、これら挿通孔45
を介したリベット止めでガイドレール3の下端部が下部
ブラケット4に固定されている。
【0022】そして、ドアー1の底板13に下部ブラケ
ット4が固定された状態で、下部ブラケット4の支持突
片43に上記テープガイド21が装着されるようになっ
ている。
【0023】図5は、テープガイド21の一実施形態を
示す斜視図である。この図に示すように、テープガイド
21は、半円状に形成されたガイド本体22と、このガ
イド本体22の円弧部の幅方向両側縁部に放射状に突設
された複数対の抜止め片23と、弦部分の平面部に凹設
された装着孔24とを備えて形成されている。
【0024】本実施形態においては、上記抜止め片23
は、ガイド本体22を挟んで互いに反対方向に向けて突
設されたもの2対と、鉛直方向に突設されたもの1対と
の合計3対が設けられ、これら各対の抜止め片23間に
おけるガイド本体22の外周面にテープ8を摺接状態で
張持する上記外周円弧面22aが形成されている。
【0025】上記装着孔24は、上記下部ブラケット4
の支持突片43を嵌入するためのものであり、支持突片
43に対応して平面視でコ字形状に形成され、この装着
孔24を上記支持突片43に下方から外嵌することによ
って、テープガイド21が、図4に二点鎖線で示すよう
に、下部ブラケット4に装着されるようになっている。
そして、この下部ブラケット4に装着されたテープガイ
ド21の外周円弧面22aにテープ8を掛け回すように
している。
【0026】上記上部ブラケット5は、ドアー1の内側
板12に固定された状態で装着空間Sの上部において上
記ガイドレール3およびテープガイド21を支持するた
めのものである。図6は、上部ブラケット5の一実施形
態を示す斜視図である。この図に示すように、上部ブラ
ケット5は、装着空間S(図1、図2)内において上記
ガイドレール3およびドアー1の内側板12(図1)の
双方に安定して固定されるように横長で、かつ、所定形
状に曲折されて形成されたブラケット本体51と、この
ブラケット本体51の前方寄りの部分に上方に向かって
突設された支持突片52とを備えて形成されている。
【0027】上記ブラケット本体51の前後方向の両端
部には、挿通孔53が穿設されているとともに、中央部
には上下一対の挿通孔54が穿設されている。上記両端
の挿通孔53はブラケット本体51を上記内側板12の
膨出部12cにボルト止めで固定するためのものであ
り、上記中央部の挿通孔54はブラケット本体51をリ
ベット止めでガイドレール3に固定するためのものであ
る。
【0028】上記支持突片52は、テープ8の周回軌跡
の内側に没入した状態でブラケット本体51から上方に
向かって突出している。この支持突片52の形状および
寸法は、上下方向の向きが逆になっている以外、図4に
示す上記下部ブラケット4の支持突片43と同様に構成
され、この支持突片52にテープガイド21の装着孔2
4が外嵌されることにより、テープガイド21が上部ブ
ラケット5に取り付けられるようになっている。このテ
ープガイド21および下部ブラケット4に装着されたテ
ープガイド21の外周円弧面22a間にテープ8が掛け
回されるようになっている。
【0029】上記支持突片52も、下部ブラケット4の
支持突片43と同様にキャリアプレート9に対するスト
ッパーとしての役割を有しており、キャリアプレート9
がこの支持突片52に干渉することによってこれ以上の
キャリアプレート9の上昇が規制されるようになってい
る。
【0030】図7は、中央ブラケット6の一実施形態を
示す斜視図である。この図に示すように、中央ブラケッ
ト6は、ガイドレール3の右側面にリベット止めで固定
されるブラケット本体61と、このブラケット本体61
の前方部分が左方に凹没して形成されたスプロケット装
着部62とを備えて形成されている。
【0031】ブラケット本体61の後方縁部には、上下
一対の挿通孔63が穿設され、ブラケット本体61はこ
れら挿通孔63を通したリベット止めでガイドレール3
に固定されている。また、ブラケット本体61の前端部
上方には支持アーム64が斜め上方に向かって突設さ
れ、この支持アーム64にも挿通孔65が穿設され、支
持アーム64はこの挿通孔65を通したボルト止めでド
アー1の内側板12(図1)に固定されている。中央ブ
ラケット6は、このボルト止めと上記リベット止めとで
ドアー1の装着空間S内の上下方向の略中央部分であっ
て、装着空間Sの幅方向の間隔寸法が略最大になる部分
に取り付けられている。
【0032】上記スプロケット装着部62は、左方の壁
面に上記スプロケット70を回転自在に支持するための
支持孔62aを有している。このようなスプロケット装
着部62は、下細りの漏斗状に形成され、特に前方の壁
面には上記支持孔62aを中心とした円弧状の円弧部6
2bが設けられている。そして、この円弧部62bの内
壁面によってテープ8を案内する案内面62cが形成さ
れている。この案内面62cと、装着されたスプロケッ
ト70の外周面との間には、テープ8が摺接状態で通過
し得る隙間が形成されるように案内面62cの支持孔6
2aを中心とした曲率半径が設定され、これによってス
プロケット70の歯70aとテープ8の係合孔81との
噛合が確実に行い得るようにしている。
【0033】上記駆動機構7は、図7に二点鎖線で示す
ように、駆動モータ71と、上記スプロケット70と、
駆動モータ71の駆動力を変速してスプロケット70に
伝達する変速機72とを備えて形成されている。上記駆
動モータ71と変速機72とはねじ止めその他で互いに
接続されているとともに、上記変速機72は所定のケー
シングに内装され、このケーシングがボルト止めで上記
ブラケット本体61の適所に固定されている。
【0034】上記スプロケット70は、右側面の中心部
分に変速機72からの駆動軸72aが共回り可能に嵌入
される接続孔70bを有しているとともに、左側面の中
心部分にスプロケット装着部62の支持孔62aに嵌入
される支持軸70cを有しており、支持軸70cを支持
孔62aに嵌入し、かつ、駆動軸72aを接続孔70b
に嵌入した状態で駆動機構7を中央ブラケット6に固定
することにより、駆動モータ71の駆動力がスプロケッ
ト70に伝達されるようになっている。
【0035】そして、テープ8が上下のテープガイド2
1間に環状に張設された状態において、正面視(図2の
前方から見た状態)で、テープ8はスプロケット70を
介して略直線状になるように、各テープ8およびスプロ
ケット70の装着位置が設定されているとともに、各テ
ープガイド21の中心およびスプロケット70の支持軸
70cは、テープガイド21間にスプロケット70を介
して張設されたテープ8に対して同一方向に向いて直交
するように方向設定されている。こうすることによっ
て、スプロケット70を介して上下のテープガイド21
間に張設されたテープ8は、幅方向への捩じれが生じず
円滑に周回することができるようになっている。
【0036】図8は、テープ8の正逆周回で昇降するキ
ャリアプレート9の一実施形態を示す斜視図である。こ
の図に示すように、キャリアプレート9は、窓ガラス1
0の曲面に沿うように各所に凹凸を形成して形状設定さ
れたプレート本体91と、このプレート本体91の前方
下端部に左方(窓ガラス10が存在する方向)に向けて
折り曲げられて形成したガラス支持爪片92と、プレー
ト本体91の前後方向の中央部よりも若干後方寄りの部
分の右方に設けられた上下一対のローラ93と、これら
ローラ93と上記ガラス支持爪片92との間のプレート
本体91の右側面に右方に向かって突設された上下一対
の軸座94とを備えて構成されている。
【0037】上記プレート本体91の後方縁部には、上
下一対の挿通孔91aが穿設され、これらの挿通孔91
aと窓ガラス10に穿設された図略の挿通孔にボルトが
通されて締結されるとともに、窓ガラス10の下端縁部
がガラス支持爪片92に支持されることによって窓ガラ
ス10がキャリアプレート9に取り付けられるようにし
ている。
【0038】上記各ローラ93は、ゴムや弾力性を有す
る合成樹脂によって形成され、プレート本体91から突
設された上下一対の支持軸91b回りに回転自在に軸支
されている。これら一対のローラ93が、ガイドレール
3のガイド溝33に嵌め込まれっることによって、キャ
リアプレート9がガイドレール3に案内されつつ昇降し
得るようになっている。
【0039】上記上下一対の軸座94間には、テープ8
の各端部を係止するテープ係止部95が設けられてい
る。図9は、テープ係止部95の一実施形態を示す断面
図である。この図および図8に示すように、テープ係止
部95は、上下一対の円筒状のスライドブロック96
と、これらスライドブロック96を縦に重ねて差し通す
縦軸97と、これらスライドブロック96を互いに接近
する方向に付勢する一対のコイルスプリング98(図
9)とを備えて構成されている。上記各コイルスプリン
グ98は、縦軸97に外嵌し得る内径寸法を有してい
る。
【0040】上記スライドブロック96には、コイルス
プリング98の外径よりも若干大きい内径を有するスプ
リング装着室96a(図9)が設けられているととも
に、スプリング装着室96aの底部には縦軸97を摺接
状態で嵌入し得る摺接孔96bが穿設され、これによっ
てスライドブロック96をコイルスプリング98が嵌入
された縦軸97に外嵌し得るようになっている。
【0041】また、スライドブロック96の外周面に
は、上下方向に一列に3個の係止突片96cが突設され
ている。これらの係止突片96cは、上記テープ8の係
合孔81の穿設ピッチと同一のピッチで設けられ、か
つ、係合孔81を外嵌させ得る大きさに寸法設定されて
いる。そして、テープ8の端部の三つの係合孔81を、
それぞれ対応した係止突片96cに嵌め込むことによっ
てテープ8がスライドブロック96に装着された状態に
なるようにしている。
【0042】このような各係止突片96cの先端部に
は、戻し止めが形成され、これによって一旦テープ8が
スライドブロック96に装着されると、容易に外れない
ようにしてある。
【0043】上記縦軸97は、その下部にフランジ97
a(図9)を有し、上部から外嵌されたコイルスプリン
グ98がこのフランジ97aに阻止されて下方に落下し
ないようにしている。そして、スライドブロック96
は、その一つがコイルスプリング98の外嵌された縦軸
97にスプリング装着室96aの開口部から外嵌され、
ついで他の一つが摺接孔96bから縦軸97に嵌め込ま
れ、最後に他のコイルスプリング98が縦軸97に嵌め
込まれることによってテープ係止部95の主要部が形成
された状態になる。
【0044】一方、上記上下一対の軸座94の内、下方
の軸座94には縦軸97が摺接状態で嵌入し得る嵌入孔
94aが穿設されているとともに、上方の軸座94に
は、図8に示すような、幅方向に長い長孔94bが穿設
され、この長孔94bに縦軸97を嵌め込むようにして
いる。このような長孔94bを設けることによって、縦
軸97に上下一対のコイルスプリング98およびスライ
ドブロック96を嵌装した状態で、まず縦軸97の上端
部を長孔94bに嵌入し、引き続きフランジ97aが設
けられた方の縦軸97の下端部を嵌入孔94aに嵌め込
むことでテープ係止部95が上下の軸座94間に形成さ
れた状態になり、これによってテープ係止部95の組付
け性が向上するようにしている。
【0045】さらに、本実施形態においては、キャリア
プレート9は、テープ係止部95の前方下部のプレート
本体91上に右方に向かって突設した当接片99を有し
ている。この当接片99は、テープ8の周回軌跡内に没
入してキャリアプレート9が下端部まで下降した状態で
下部ブラケット4の支持突片43に当接するように設置
位置が設定されている。この当接片99により、キャリ
アプレート9の下方に向かったオーバーランを確実に防
止するようにしている。なお、キャリアプレート9が上
昇する場合には、プレート本体91の上方の軸座94が
当接片としての役割を果たし、この軸座94が上部ブラ
ケット5の支持突片52に当接してこれ以上のキャリア
プレート9の上昇を阻止するようにしている。
【0046】上記構成のウインドレギュレータ2によれ
ば、ウインドレギュレータ2がドアー1の装着空間S内
に組み付けられた図2に示す状態において、駆動機構7
の駆動でスプロケット70(図1、図7)を駆動軸72
a回りに時計方向に共回りさせることにより、係合孔8
1がスプロケット70の歯70aに噛合したテープ8は
上下のテープガイド21間でそれらの外周円弧面22a
(図4、図6)に摺接しつつ時計方向に周回し、これに
よってテープ8の端部がテープ係止部95(図9)に接
続されたキャリアプレート9がガイドレール3に案内さ
れつつ下方に移動し、この移動でプレート本体91と一
体の窓ガラス10が下降し、ドアー1の窓ガラス10が
開放される。
【0047】逆に駆動機構7の駆動でスプロケット70
を反時計方向に回転させることにより、スプロケット7
0の歯70aに噛合したテープ8は上下のテープガイド
21間で反時計方向に周回し、この周回によるキャリア
プレート9のガイドレール3に沿った上昇によってキャ
リアプレート9に取り付けられた窓ガラス10は上昇
し、ドアー1の窓ガラス10は閉じられる。
【0048】そして、本発明においては、ドアー1の装
着空間S内に設けられたガイドレール3の上下方向の略
中央部に、テープ8を周回させるスプロケット70を備
えた駆動機構7が中央ブラケット6を介して設けられて
いるため、この部分は円弧状に外方に膨出したドアー1
の装着空間S内における幅方向の寸法が他の部分よりも
大きく、余裕をもって駆動手段やスプロケットを配設す
ることが可能になり、駆動機構7の設置レイアウトの設
定が容易になる。
【0049】また、テープ8は、スプロケット70と、
ガイドレール3の上下端部に設けられた上下一対のテー
プガイド21との間で直線状に張設され、しかも各テー
プガイド21間はスプロケット70を介して略直線状に
しているため、この部分でテープ8に幅方向に湾曲する
等の無理な変形が起こらず、従ってスプロケット70と
テープ8との噛合状態は常に良好になり、噛合不良によ
る異音の発生を確実に防止することができる。
【0050】さらに、中央ブラケット6にはテープ8を
スプロケット70の外周面に沿うように案内する円弧状
の案内面62cを設けたため、テープ8は、スプロケッ
ト70に接触した部分で円弧状にスプロケット70に巻
き付き、テープ8とスプロケット70との間の接触面積
が大きい状態になり、これによってテープ8のスプロケ
ット70への噛合状態が良好になり、スプロケット70
の空回りを確実に防止することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のウインドレギュ
レータによれば、ドアー本体内に設けられたガイドレー
ルの上下方向の略中央部に、帯体を周回させる駆動手段
およびスプロケットを支持する支持部材が固定されてい
るため、この部分は円弧状に外方に膨出したドアー本体
内における幅方向の隙間寸法が大きく、余裕をもって駆
動手段やスプロケットを配設することが可能になり、こ
れらの設置レイアウトを容易に設定することができる。
また、帯体は、スプロケットを介してガイドレールの上
下端部に設けられた一対の張持部材間で略直線状に張設
されているため、この部分で帯体に幅方向に湾曲する等
の無理な変形が起こらず、従ってスプロケットと帯体と
の噛合状態は常に良好になり、噛合不良による異音の発
生を確実に防止することができる。
【0052】本発明の請求項2記載のウインドレギュレ
ータによれば、支持部材には帯体をスプロケットの外周
面に沿うように案内する円弧状の案内面を設けたため、
帯体は、スプロケットに接触した部分で円弧状にスプロ
ケットに巻き付いた、スプロケットに対する接触面積が
大きい状態になり、これによって帯体のスプロケットへ
の噛合状態が良好になり、スプロケットの空回りを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインドレギュレータの一実施形
態を示す一部切欠き分解斜視図である。
【図2】図1に示すウインドレギュレータの一部切欠き
組み立て斜視図である。
【図3】ガイドレールの横断面図である。
【図4】下部ブラケットの一実施形態を示す背面視の斜
視図である。
【図5】テープガイドの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図6】上部ブラケットの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図7】中央ブラケットの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図8】テープの正逆周回で昇降するキャリアプレート
の一実施形態を示す斜視図である。
【図9】テープ係止部の一実施形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 ドアー 10 窓ガラス 11 外側板 12 内側板 12a 内側上縁部 12b 接続縁部 12c 膨出部 13 底板 2 ウインドレギュレータ 21 テープガイド 22 ガイド本体 22a 外周円弧面 23 抜止め片 24 装着孔 3 ガイドレール 31 膨出部 32 ガイド縁部 33 ガイド溝 4 下部ブラケット 41 ブラケット本体 41a 水平部 41b 垂直部 42 ブラケットアーム 43 支持突片 44,45 挿通孔 5 上部ブラケット 51 ブラケット本体 52 支持突片 53,54 挿通孔 6 中央ブラケット(支持部材) 61 ブラケット本体 62 スプロケット装着部 62a 支持孔 62b 円弧部 62c 案内面 63,65 挿通孔 64 支持アーム 7 駆動機構 70 スプロケット 70a 歯 71 駆動モータ 72 変速機 8 テープ(帯体) 81 係合孔 9 キャリアプレート 91 プレート本体 91a 挿通孔 91b 支持軸 92 ガラス支持爪片 93 ローラ 94 軸座 94a 嵌入孔 94b 長孔 95 テープ係止部 96 スライドブロック 96a スプリング装着室 96b 摺接孔 96c 係止突片 97 縦軸 97a フランジ 98 コイルスプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアー本体内に上下方向に延びるように
    配設されたガイドレールと、このガイドレールの上下端
    部に設けられた一対の張持部材間に周回可能に張設され
    た帯体と、この帯体をスプロケットを介して正逆周回さ
    せる駆動手段と、上記帯体に接続され、かつ、帯体の正
    逆周回による昇降によって上記ガイドレールに案内され
    つつ窓ガラスを昇降させるキャリアプレートとを備えて
    なるウインドレギュレータにおいて、上記ガイドレール
    の上下方向の略中央部に上記駆動手段および上記スプロ
    ケットを支持する支持部材が固定され、上記帯体は、上
    記各張持部材間で上記スプロケットを介して略直線状に
    張設されていることを特徴とするウインドレギュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 上記支持部材は、上記帯体が上記スプロ
    ケットの外周面に沿うように案内する円弧状の案内面を
    有していることを特徴とする請求項1記載のウインドレ
    ギュレータ。
JP8270257A 1996-10-11 1996-10-11 ウインドレギュレータ Withdrawn JPH10114219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8270257A JPH10114219A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ウインドレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8270257A JPH10114219A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ウインドレギュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10114219A true JPH10114219A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17483735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8270257A Withdrawn JPH10114219A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ウインドレギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10114219A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531454A (ja) * 2002-07-01 2005-10-20 ファウレシア イネンラム システメ ゲーエムベーハー モジュール支持材により保持される窓昇降レール付き自動車ドア
WO2012063568A1 (ja) * 2010-11-08 2012-05-18 八千代工業株式会社 ウインドレギュレータ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531454A (ja) * 2002-07-01 2005-10-20 ファウレシア イネンラム システメ ゲーエムベーハー モジュール支持材により保持される窓昇降レール付き自動車ドア
WO2012063568A1 (ja) * 2010-11-08 2012-05-18 八千代工業株式会社 ウインドレギュレータ
CN103210166A (zh) * 2010-11-08 2013-07-17 八千代工业株式会社 车窗升降器
CN103210166B (zh) * 2010-11-08 2015-09-09 八千代工业株式会社 车窗升降器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4878391A (en) Motion translating mechanism for use as a window regulator or the like
KR102948477B1 (ko) 차량용 도어 힌지 장치
JP5212705B2 (ja) スライドドアのハーネス配線装置
CN111902597A (zh) 车窗调节器
JP2021095762A (ja) 車両用ドア開閉装置
JP7490986B2 (ja) 車両用開閉体駆動装置
JP5212704B2 (ja) スライドドアのハーネス配線装置
JP4746400B2 (ja) ワイヤ巻回装置
JP2021095761A (ja) 車両用ドア開閉装置
JPH10114220A (ja) ウインドレギュレータ
EP1050655A2 (en) Window regulator mechanism
JP5207618B2 (ja) 駆動装置
JPH11334371A (ja) 車両用スライドドア装置
JPH0921272A (ja) ウインドウレギュレータ
JPH10115150A (ja) ウインドレギュレータ
EP0980459B1 (en) Window regulator having improved crank assembly
JP2007223402A (ja) スライドドア開閉装置
EP1645708A2 (en) Drive unit with flexible drive member and adjustable pulley assembly
US20110245001A1 (en) Attachment assembly and drive unit having same
US4211431A (en) Actuator device for seat belt mechanism for motor vehicle
JP3721130B2 (ja) 車両オートスライドドアの開閉駆動装置
JP4036332B2 (ja) 車両用開閉体の開閉装置におけるケーブル案内部材
CN221958075U (zh) 车窗升降器和用于车窗升降器的张紧器
JP3536327B2 (ja) ドライブギヤ
JPH0960698A (ja) ベルト式駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106