JPH10114235A - 自動変速機付き作業車 - Google Patents
自動変速機付き作業車Info
- Publication number
- JPH10114235A JPH10114235A JP8268982A JP26898296A JPH10114235A JP H10114235 A JPH10114235 A JP H10114235A JP 8268982 A JP8268982 A JP 8268982A JP 26898296 A JP26898296 A JP 26898296A JP H10114235 A JPH10114235 A JP H10114235A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic transmission
- neutral
- vehicle
- mode
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、自動変速機付き作業車に関し、簡
単に変速モードをニュートラルに切り換えることができ
るようにして作業性の向上を図るようにする。 【解決手段】 変速状態を自動的に切り換える走行モー
ドと動力伝達を断つニュートラルモードとを有する自動
変速機12と、自動変速機12の変速モードの切り換え
及び変速状態の制御を行なう変速制御装置34と、エン
ジン11の動力により駆動される作業機器4,5,30
を操作する作業機器操作装置4a,5a,30aと、作
業機器操作装置4aに付設され自動変速機12をニュー
トラルモードに切り換える強制ニュートラルスイッチ5
0と、強制ニュートラルスイッチ50からニュートラル
モードへの切換信号が出力されると変速制御装置34に
よる変速状態の制御に優先して自動変速機12を強制的
にニュートラルモードに切り換える強制ニュートラル制
御手段34とをそなえるように構成する。
単に変速モードをニュートラルに切り換えることができ
るようにして作業性の向上を図るようにする。 【解決手段】 変速状態を自動的に切り換える走行モー
ドと動力伝達を断つニュートラルモードとを有する自動
変速機12と、自動変速機12の変速モードの切り換え
及び変速状態の制御を行なう変速制御装置34と、エン
ジン11の動力により駆動される作業機器4,5,30
を操作する作業機器操作装置4a,5a,30aと、作
業機器操作装置4aに付設され自動変速機12をニュー
トラルモードに切り換える強制ニュートラルスイッチ5
0と、強制ニュートラルスイッチ50からニュートラル
モードへの切換信号が出力されると変速制御装置34に
よる変速状態の制御に優先して自動変速機12を強制的
にニュートラルモードに切り換える強制ニュートラル制
御手段34とをそなえるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機付き作
業車に関し、特に、エンジンの動力により駆動される作
業機器を有するとともに自動変速機(AT)をそなえた
除雪車及び路上清掃車等の作業車に関する。
業車に関し、特に、エンジンの動力により駆動される作
業機器を有するとともに自動変速機(AT)をそなえた
除雪車及び路上清掃車等の作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、除雪トラック101には、図5
に示すように、スノープラウ104,グレーダブレード
(グレーダ)105及びサイドウイング130等の作業
機器が設けられており、路面上の雪は、主にスノープラ
ウ104及びグレーダ105により道路左側の路肩に除
去される。
に示すように、スノープラウ104,グレーダブレード
(グレーダ)105及びサイドウイング130等の作業
機器が設けられており、路面上の雪は、主にスノープラ
ウ104及びグレーダ105により道路左側の路肩に除
去される。
【0003】また、サイドウイング130は、図6に示
すように、オペレータ(通常はドライバがオペレータ)
の操作により車幅方向(車両の左側)に突出するように
制御され、このサイドウイング130を用いて、フロン
トプラウ104やグレーダ105によって路肩に堆積し
た雪を道路外側に崩す作業が行なわれる。即ち、スノー
プラウ104及びグレーダ105による除雪作業のみで
は、道路の路肩に雪が徐々に堆積してしまい、やがてス
ノープラウ104やグレーダ105による除雪作業がで
きなくなってしまうことが考えられる。そこで、このよ
うなサイドウイング130により路肩に堆積した雪を道
路外側に崩していくことで、次回以降のスノープラウ1
04及びグレーダ105による除雪作業を容易に行なう
ことができるようになるのである。
すように、オペレータ(通常はドライバがオペレータ)
の操作により車幅方向(車両の左側)に突出するように
制御され、このサイドウイング130を用いて、フロン
トプラウ104やグレーダ105によって路肩に堆積し
た雪を道路外側に崩す作業が行なわれる。即ち、スノー
プラウ104及びグレーダ105による除雪作業のみで
は、道路の路肩に雪が徐々に堆積してしまい、やがてス
ノープラウ104やグレーダ105による除雪作業がで
きなくなってしまうことが考えられる。そこで、このよ
うなサイドウイング130により路肩に堆積した雪を道
路外側に崩していくことで、次回以降のスノープラウ1
04及びグレーダ105による除雪作業を容易に行なう
ことができるようになるのである。
【0004】なお、このような作業機器(スノープラウ
104,グレーダ105,サイドウイング130)は、
エンジンにより駆動される油圧ポンプから供給される高
圧作動油を用いて駆動されるようになっており、通常走
行時にはスノープラウ104やグレーダ105は上方に
駆動され、サイドウイング130は車両の幅方向から突
出しないように格納される。
104,グレーダ105,サイドウイング130)は、
エンジンにより駆動される油圧ポンプから供給される高
圧作動油を用いて駆動されるようになっており、通常走
行時にはスノープラウ104やグレーダ105は上方に
駆動され、サイドウイング130は車両の幅方向から突
出しないように格納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
サイドウイング130による除雪作業において、路肩に
電柱や道路標識等の障害物があった場合には、これを回
避するために、すみやかにサイドウイング130を格納
する必要がある。一方、上述の油圧ポンプの吐出流量が
エンジンの回転数に依存する場合、サイドウイング13
0をすみやかに格納するためには、変速段を一旦ニュー
トラルにしてからアクセルペダルを踏み込んでエンジン
回転数を上昇させなければならない。この場合、オペレ
ータは左手で各作業機器104,105,130を操作
するためのレバーを操作し、右手でハンドル操作をして
いるので、サイドウイング130を急いで格納する必要
があるときには、オートマチックトランスミッション
(自動変速機)を用いた車両では、作業性,操作性が良
くないという課題がある。
サイドウイング130による除雪作業において、路肩に
電柱や道路標識等の障害物があった場合には、これを回
避するために、すみやかにサイドウイング130を格納
する必要がある。一方、上述の油圧ポンプの吐出流量が
エンジンの回転数に依存する場合、サイドウイング13
0をすみやかに格納するためには、変速段を一旦ニュー
トラルにしてからアクセルペダルを踏み込んでエンジン
回転数を上昇させなければならない。この場合、オペレ
ータは左手で各作業機器104,105,130を操作
するためのレバーを操作し、右手でハンドル操作をして
いるので、サイドウイング130を急いで格納する必要
があるときには、オートマチックトランスミッション
(自動変速機)を用いた車両では、作業性,操作性が良
くないという課題がある。
【0006】すなわち、マニュアルトランスミッション
(手動変速機)を用いた車両であれば、オペレータは、
左足でクラッチペダルを踏み込んで、クラッチを一旦切
り離し、その後右足でアクセルペダルを踏み込んでエン
ジン回転数を上昇させればよく、オペレータは手を移動
させることなくサイドウイング130をすみやかに格納
することができるが、オートマチックトランスミッショ
ン車では、オペレータは、一旦操作レバーから左手を離
して、変速機の変速モードを走行モード(Dレンジ)か
らニュートラルモード(Nレンジ)に操作しなければな
らず、操作が煩わしく作業性,操作性が良くないという
課題があった。
(手動変速機)を用いた車両であれば、オペレータは、
左足でクラッチペダルを踏み込んで、クラッチを一旦切
り離し、その後右足でアクセルペダルを踏み込んでエン
ジン回転数を上昇させればよく、オペレータは手を移動
させることなくサイドウイング130をすみやかに格納
することができるが、オートマチックトランスミッショ
ン車では、オペレータは、一旦操作レバーから左手を離
して、変速機の変速モードを走行モード(Dレンジ)か
らニュートラルモード(Nレンジ)に操作しなければな
らず、操作が煩わしく作業性,操作性が良くないという
課題があった。
【0007】これに対して、特開平5−246268号
公報には、自動変速機をニュートラルに切り換えるため
のスイッチとして足踏みスイッチを設けた技術が開示さ
れている。また、車速が所定値以上のときには、足踏み
スイッチを踏み込んでも自動変速機のニュートラルへの
切り換えを禁止するようにした技術が開示されている。
公報には、自動変速機をニュートラルに切り換えるため
のスイッチとして足踏みスイッチを設けた技術が開示さ
れている。また、車速が所定値以上のときには、足踏み
スイッチを踏み込んでも自動変速機のニュートラルへの
切り換えを禁止するようにした技術が開示されている。
【0008】しかしながら、このような技術では、ドラ
イバが足踏みスイッチを踏み込んだ時に、瞬間的に自動
変速機を手動変速機と錯覚してしまう可能性がある。ま
た、これとは逆に、自動変速機を手動変速機と勘違いし
て、足踏みスイッチとクラッチペダルとを混同して、足
踏みスイッチを踏み込んでしまう可能性がある。例え
ば、ドライバが手動変速機と勘違いして、車両を空走さ
せようと思って足踏みスイッチを踏み込んだ場合でも、
所定車速以上の場合はニュートラルへの切り換えが禁止
されるので、運転者に違和感を与える。
イバが足踏みスイッチを踏み込んだ時に、瞬間的に自動
変速機を手動変速機と錯覚してしまう可能性がある。ま
た、これとは逆に、自動変速機を手動変速機と勘違いし
て、足踏みスイッチとクラッチペダルとを混同して、足
踏みスイッチを踏み込んでしまう可能性がある。例え
ば、ドライバが手動変速機と勘違いして、車両を空走さ
せようと思って足踏みスイッチを踏み込んだ場合でも、
所定車速以上の場合はニュートラルへの切り換えが禁止
されるので、運転者に違和感を与える。
【0009】また、所定車速以上で除雪作業を行なって
いる時に、足の置き場所を替えようとして誤って足踏み
スイッチを踏み込んだ場合には、自動変速機であること
を認識するまでの間に、雪上でニュートラルとなり空走
するのではないかとドライバが心配する場合がある。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、自動
変速機を用いた作業車において、簡単且つ安全に変速モ
ードをニュートラルに切り換えることができるようにし
て、作業性や操作性を向上させるとともに、ドライバの
操作と車両の動作とを一致させてドライバに違和感を与
えないようにした、自動変速機付き作業車を提供するこ
とを目的とする。
いる時に、足の置き場所を替えようとして誤って足踏み
スイッチを踏み込んだ場合には、自動変速機であること
を認識するまでの間に、雪上でニュートラルとなり空走
するのではないかとドライバが心配する場合がある。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、自動
変速機を用いた作業車において、簡単且つ安全に変速モ
ードをニュートラルに切り換えることができるようにし
て、作業性や操作性を向上させるとともに、ドライバの
操作と車両の動作とを一致させてドライバに違和感を与
えないようにした、自動変速機付き作業車を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の自動変速機付き作業車は、車両にそなえられ
たエンジンの運転状態に応じて変速状態を自動的に切り
換える走行モードと該エンジンから駆動系への動力伝達
を断つニュートラルモードとを有する自動変速機と、運
転者の操作による該自動変速機の変速モードの切り換え
及び変速状態の制御を行なう変速制御装置と、該エンジ
ンの動力により駆動される作業機器と、運転席に配置さ
れ該作業機器を操作する作業機器操作装置と、該作業機
器操作装置に付設され、該自動変速機の変速モードをニ
ュートラルモードに切り換える信号を出力する強制ニュ
ートラルスイッチと、該強制ニュートラルスイッチから
該ニュートラルモードへの切換信号が出力されると、該
自動変速機が走行モードであっても、該変速制御装置に
よる変速状態の制御に優先して該自動変速機を強制的に
ニュートラルモードに切り換える強制ニュートラル制御
手段とをそなえていることを特徴としている。
の本発明の自動変速機付き作業車は、車両にそなえられ
たエンジンの運転状態に応じて変速状態を自動的に切り
換える走行モードと該エンジンから駆動系への動力伝達
を断つニュートラルモードとを有する自動変速機と、運
転者の操作による該自動変速機の変速モードの切り換え
及び変速状態の制御を行なう変速制御装置と、該エンジ
ンの動力により駆動される作業機器と、運転席に配置さ
れ該作業機器を操作する作業機器操作装置と、該作業機
器操作装置に付設され、該自動変速機の変速モードをニ
ュートラルモードに切り換える信号を出力する強制ニュ
ートラルスイッチと、該強制ニュートラルスイッチから
該ニュートラルモードへの切換信号が出力されると、該
自動変速機が走行モードであっても、該変速制御装置に
よる変速状態の制御に優先して該自動変速機を強制的に
ニュートラルモードに切り換える強制ニュートラル制御
手段とをそなえていることを特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の本発明の自動変速機
付き作業車は、上記請求項1記載の構成に加えて、該強
制ニュートラル制御手段が、該車両が所定車速以上の場
合は該強制ニュートラルスイッチからの切換信号による
該自動変速機のニュートラルモードへの切り換えを禁止
するように構成されていることを特徴としている。ま
た、請求項3記載の本発明の自動変速機付き作業車は、
上記請求項1又は2記載の構成に加えて、該車両に、エ
ンジン回転数の上昇を禁止するアクセルインタロック装
置と、該自動変速機の変速状態を検出する変速状態検出
手段とが設けられ、該強制ニュートラル制御手段が、該
強制ニュートラルスイッチが操作されてから、変速状態
検出手段により実際にニュートラルモードへの切り換え
が終了したことが検出されるまでの間は、該アクセルイ
ンタロック装置を作動させることを特徴としている。
付き作業車は、上記請求項1記載の構成に加えて、該強
制ニュートラル制御手段が、該車両が所定車速以上の場
合は該強制ニュートラルスイッチからの切換信号による
該自動変速機のニュートラルモードへの切り換えを禁止
するように構成されていることを特徴としている。ま
た、請求項3記載の本発明の自動変速機付き作業車は、
上記請求項1又は2記載の構成に加えて、該車両に、エ
ンジン回転数の上昇を禁止するアクセルインタロック装
置と、該自動変速機の変速状態を検出する変速状態検出
手段とが設けられ、該強制ニュートラル制御手段が、該
強制ニュートラルスイッチが操作されてから、変速状態
検出手段により実際にニュートラルモードへの切り換え
が終了したことが検出されるまでの間は、該アクセルイ
ンタロック装置を作動させることを特徴としている。
【0012】また、請求項4記載の本発明の自動変速機
付き作業車は、上記請求項3記載の構成に加えて、該ア
クセルインタロック装置が、該アクセルペダルの踏み込
みを禁止するアクセルペダル操作禁止装置として構成さ
れていることを特徴としている。また、請求項5記載の
本発明の自動変速機付き作業車は、上記請求項3記載の
構成に加えて、該アクセルインタロック装置が、該エン
ジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置として
構成されていることを特徴としている。
付き作業車は、上記請求項3記載の構成に加えて、該ア
クセルインタロック装置が、該アクセルペダルの踏み込
みを禁止するアクセルペダル操作禁止装置として構成さ
れていることを特徴としている。また、請求項5記載の
本発明の自動変速機付き作業車は、上記請求項3記載の
構成に加えて、該アクセルインタロック装置が、該エン
ジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置として
構成されていることを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の本発明の自動変速機
付き作業車は、上記請求項1又は2記載の構成に加え
て、該車両に、エンジンの回転数を検出するエンジン回
転数検出手段と、該エンジン回転数を減少させる排気ブ
レーキ装置とが設けられ、該強制ニュートラルスイッチ
が、強制的なニュートラルモードから該変速制御装置に
よる通常の走行モードへ復帰させる信号を出力しうるよ
うに構成され、該強制ニュートラルスイッチから該走行
モードへの復帰信号が出力されると、該強制ニュートラ
ル制御手段は、該エンジン回転数検出手段からの検出情
報に基づいて該エンジン回転数が予め設定された所定回
転数以上の場合は、該走行モードへの復帰動作を禁止す
るとともに、排気ブレーキ装置を作動させてエンジン回
転数を減少させるように構成されていることを特徴とし
ている。
付き作業車は、上記請求項1又は2記載の構成に加え
て、該車両に、エンジンの回転数を検出するエンジン回
転数検出手段と、該エンジン回転数を減少させる排気ブ
レーキ装置とが設けられ、該強制ニュートラルスイッチ
が、強制的なニュートラルモードから該変速制御装置に
よる通常の走行モードへ復帰させる信号を出力しうるよ
うに構成され、該強制ニュートラルスイッチから該走行
モードへの復帰信号が出力されると、該強制ニュートラ
ル制御手段は、該エンジン回転数検出手段からの検出情
報に基づいて該エンジン回転数が予め設定された所定回
転数以上の場合は、該走行モードへの復帰動作を禁止す
るとともに、排気ブレーキ装置を作動させてエンジン回
転数を減少させるように構成されていることを特徴とし
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての自動変速機付き作業車について説明する
と、図1はその要部機能に着目した模式的なブロック
図、図2はその一例としての除雪トラックを示す模式的
な側面図、図3はその作業機器の油圧系を示す模式図、
図4はその動作を説明するためのフローチャートであ
る。
施形態としての自動変速機付き作業車について説明する
と、図1はその要部機能に着目した模式的なブロック
図、図2はその一例としての除雪トラックを示す模式的
な側面図、図3はその作業機器の油圧系を示す模式図、
図4はその動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0015】まず、図2を用いて、本実施形態の作業車
としての除雪トラック1について説明すると、車両(除
雪トラック)1には作業機器として、フロントプラウ
4,グレーダブレード(以下単にグレーダという)5及
びサイドウイング30等が設けられている。このうち、
フロントプラウ4は車両1の前端部に設けられており、
路上に積もった雪の大半を左側の路肩に除去するための
ものである。また、グレーダ5は、車両1の略中央の下
面側に車幅方向に略全幅に亘って設けられており、フロ
ントプラウ4で除去しきれなかった雪を、やはり道路左
側の路肩に除去するためのものである。
としての除雪トラック1について説明すると、車両(除
雪トラック)1には作業機器として、フロントプラウ
4,グレーダブレード(以下単にグレーダという)5及
びサイドウイング30等が設けられている。このうち、
フロントプラウ4は車両1の前端部に設けられており、
路上に積もった雪の大半を左側の路肩に除去するための
ものである。また、グレーダ5は、車両1の略中央の下
面側に車幅方向に略全幅に亘って設けられており、フロ
ントプラウ4で除去しきれなかった雪を、やはり道路左
側の路肩に除去するためのものである。
【0016】また、サイドウイング30は、車両1の後
方側に設けられており、フロントプラウ4やブレード5
により路肩に堆積した雪を外側に崩して、新たな除雪作
業を行ないやすくするためのものである。ところで、図
3に示すように、上記の各作業機器(フロントプラウ
4,グレーダ5,サイドウイング30)は、エンジン1
1により駆動される油圧ポンプ22から供給される高圧
作動油により駆動されるようになっている。
方側に設けられており、フロントプラウ4やブレード5
により路肩に堆積した雪を外側に崩して、新たな除雪作
業を行ないやすくするためのものである。ところで、図
3に示すように、上記の各作業機器(フロントプラウ
4,グレーダ5,サイドウイング30)は、エンジン1
1により駆動される油圧ポンプ22から供給される高圧
作動油により駆動されるようになっている。
【0017】また、このエンジン11は、ディーゼルエ
ンジンとして構成されており、このエンジン11から出
力された回転駆動力は自動変速機12介して前輪側プロ
ペラシャフト13と後輪側プロペラシャフト14とにそ
れぞれ伝達されるようになっている。すなわち、この除
雪トラック1は、全ての車輪2,3を駆動する全輪駆動
車として構成されている。
ンジンとして構成されており、このエンジン11から出
力された回転駆動力は自動変速機12介して前輪側プロ
ペラシャフト13と後輪側プロペラシャフト14とにそ
れぞれ伝達されるようになっている。すなわち、この除
雪トラック1は、全ての車輪2,3を駆動する全輪駆動
車として構成されている。
【0018】また、上記油圧ポンプ22は、エンジン1
1の出力を取り出すいわゆるパワーテイクオフ(PT
O)装置36を介してエンジン11に取り付けられてお
り、これにより、この油圧ポンプ22は、エンジン11
の回転数に比例した流量の作動油を吐出するようになっ
ている。また、油圧ポンプ22と各作業機器4,5,3
0との間には、油圧回路21が形成されており、この油
圧回路21内には、作動油の供給状態を制御するための
油圧コントロールユニット23が設けられている。
1の出力を取り出すいわゆるパワーテイクオフ(PT
O)装置36を介してエンジン11に取り付けられてお
り、これにより、この油圧ポンプ22は、エンジン11
の回転数に比例した流量の作動油を吐出するようになっ
ている。また、油圧ポンプ22と各作業機器4,5,3
0との間には、油圧回路21が形成されており、この油
圧回路21内には、作動油の供給状態を制御するための
油圧コントロールユニット23が設けられている。
【0019】さらに、油圧コントロールユニット23内
には、複数の切り換え弁23a〜23i(図中○印で示
す)が設けられており、これらの切り換え弁23a〜2
3iは、運転席に設けられた操作レバー(作業機器操作
装置)4a,5a,30aの操作により切換制御される
ようになっている。また、図3に示すように、フロント
プラウ4,グレーダ5及びサイドウイング30には、そ
れぞれ油圧シリンダ24,25,31が接続されてお
り、油圧シリンダ24には上昇用油路24a及び下降用
油路24bが、油圧シリンダ25には上昇用油路25a
及び下降用油路25bが、油圧シリンダ31には上昇用
油路31a及び下降用油路31bが、それぞれ接続され
ている。
には、複数の切り換え弁23a〜23i(図中○印で示
す)が設けられており、これらの切り換え弁23a〜2
3iは、運転席に設けられた操作レバー(作業機器操作
装置)4a,5a,30aの操作により切換制御される
ようになっている。また、図3に示すように、フロント
プラウ4,グレーダ5及びサイドウイング30には、そ
れぞれ油圧シリンダ24,25,31が接続されてお
り、油圧シリンダ24には上昇用油路24a及び下降用
油路24bが、油圧シリンダ25には上昇用油路25a
及び下降用油路25bが、油圧シリンダ31には上昇用
油路31a及び下降用油路31bが、それぞれ接続され
ている。
【0020】したがって、操作レバー4a,5a,30
aを操作して各切り換え弁23a〜23iの作動を制御
することで、各油圧シリンダ24,25,31への作動
油供給状態をそれぞれ独立して制御することができ、こ
れにより、フロントプラウ4,グレーダ5及びサイドウ
イング30の作動を独立して制御することができるので
ある。
aを操作して各切り換え弁23a〜23iの作動を制御
することで、各油圧シリンダ24,25,31への作動
油供給状態をそれぞれ独立して制御することができ、こ
れにより、フロントプラウ4,グレーダ5及びサイドウ
イング30の作動を独立して制御することができるので
ある。
【0021】また、各シリンダ24,25,31から排
出された作動油は、油圧コントロールユニット23及び
戻り通路27を介して作動油タンク28に戻されるよう
になっている。なおフロントプラウ4及びグレーダ5
は、非作業時(通常の走行時)にはいずれも上方へ駆動
され、また、除雪作業時にはいずれも下方に駆動される
ようになっている。また、サイドウイング30は、非作
業時には車両1の上部に格納されるようになっており、
除雪作業時には、図2に示すように車体の側方に突出す
るように駆動されるようになっている。
出された作動油は、油圧コントロールユニット23及び
戻り通路27を介して作動油タンク28に戻されるよう
になっている。なおフロントプラウ4及びグレーダ5
は、非作業時(通常の走行時)にはいずれも上方へ駆動
され、また、除雪作業時にはいずれも下方に駆動される
ようになっている。また、サイドウイング30は、非作
業時には車両1の上部に格納されるようになっており、
除雪作業時には、図2に示すように車体の側方に突出す
るように駆動されるようになっている。
【0022】さて、次に、本装置の要部について、図1
を用いて説明すると、この車両1には変速機として自動
変速機12が用いられている。特に、この自動変速機1
2は、押しボタン式ポジションセレクタ12aをそなえ
ており、シフトレバーの代わりに変速ボタンを操作する
ことで変速コントローラ(変速制御装置)37を介して
シフトレンジや変速段が切り換えられるようになってい
る。
を用いて説明すると、この車両1には変速機として自動
変速機12が用いられている。特に、この自動変速機1
2は、押しボタン式ポジションセレクタ12aをそなえ
ており、シフトレバーの代わりに変速ボタンを操作する
ことで変速コントローラ(変速制御装置)37を介して
シフトレンジや変速段が切り換えられるようになってい
る。
【0023】ところで、この自動変速機12には、図1
に示すように、強制ニュートラルコントローラ(強制ニ
ュートラル制御手段)34が付設されており、シフトポ
ジションセンサ(変速状態検出手段)40やエンジン回
転数センサ(エンジン回転数検出手段)39等が接続さ
れている。この強制ニュートラルコントローラ34は、
自動変速機12のシフトレンジとは無関係に、変速コン
トローラ37による変速状態の制御に優先して自動変速
機12を強制的にニュートラルレンジ(ニートラルモー
ド)に切り換えるためのものである。
に示すように、強制ニュートラルコントローラ(強制ニ
ュートラル制御手段)34が付設されており、シフトポ
ジションセンサ(変速状態検出手段)40やエンジン回
転数センサ(エンジン回転数検出手段)39等が接続さ
れている。この強制ニュートラルコントローラ34は、
自動変速機12のシフトレンジとは無関係に、変速コン
トローラ37による変速状態の制御に優先して自動変速
機12を強制的にニュートラルレンジ(ニートラルモー
ド)に切り換えるためのものである。
【0024】また、図1に示すように、サイドウイング
30用の操作レバー30aには、強制ニュートラルスイ
ッチ50が設けられており、このスイッチ50を押すこ
とにより強制ニュートラルコントローラ34に対してニ
ュートラルへの切り換え信号が入力されるようになって
いる。そして、この強制ニュートラルスイッチ50を、
上述のようにサイドウイング30用の操作レバー30a
の近傍に設けることで、オペレータの作業効率を向上さ
せることができるのである。
30用の操作レバー30aには、強制ニュートラルスイ
ッチ50が設けられており、このスイッチ50を押すこ
とにより強制ニュートラルコントローラ34に対してニ
ュートラルへの切り換え信号が入力されるようになって
いる。そして、この強制ニュートラルスイッチ50を、
上述のようにサイドウイング30用の操作レバー30a
の近傍に設けることで、オペレータの作業効率を向上さ
せることができるのである。
【0025】すなわち、上述したように、サイドウイン
グ30は、フロントプラウ4やグレーダ5によって路肩
に堆積した雪を道路外側に崩すべく、除雪作業時には車
幅側に突出するように制御されるが、路肩に電柱や道路
標識等の障害物があった場合には、これを回避するため
に、すみやかにサイドウイング30を格納する必要があ
る。これに対して、油圧ポンプ22の吐出流量はエンジ
ン11の回転数に依存するので、サイドウイング30を
すみやかに格納するためには、変速段をニュートラルに
してからアクセルペダル6を踏み込んでエンジン回転数
を上昇させなければならない。
グ30は、フロントプラウ4やグレーダ5によって路肩
に堆積した雪を道路外側に崩すべく、除雪作業時には車
幅側に突出するように制御されるが、路肩に電柱や道路
標識等の障害物があった場合には、これを回避するため
に、すみやかにサイドウイング30を格納する必要があ
る。これに対して、油圧ポンプ22の吐出流量はエンジ
ン11の回転数に依存するので、サイドウイング30を
すみやかに格納するためには、変速段をニュートラルに
してからアクセルペダル6を踏み込んでエンジン回転数
を上昇させなければならない。
【0026】一方、オペレータは左手で各操作レバー4
a,5a,30aを操作し、右手でハンドル操作をして
いるので、サイドウイング30を格納する必要がある場
合は、従来では一旦操作レバー30aから左手を離し
て、変速モードを走行モード(Dレンジ)からニュート
ラルモード(Nレンジ)に操作しなければならず、作業
性が良くなかった。
a,5a,30aを操作し、右手でハンドル操作をして
いるので、サイドウイング30を格納する必要がある場
合は、従来では一旦操作レバー30aから左手を離し
て、変速モードを走行モード(Dレンジ)からニュート
ラルモード(Nレンジ)に操作しなければならず、作業
性が良くなかった。
【0027】そこで、本発明では、サイドウイング30
の操作レバー30aに強制ニュートラルスイッチ50を
設けることで、オペレータは、操作レバー30aから手
を離すことなく作業中に強制的にニュートラルに変速す
ることができるようになり、その後アクセルペダル6を
踏み込んでエンジン回転数を上昇させることで速やかに
サイドウイング30を格納することができるのである。
の操作レバー30aに強制ニュートラルスイッチ50を
設けることで、オペレータは、操作レバー30aから手
を離すことなく作業中に強制的にニュートラルに変速す
ることができるようになり、その後アクセルペダル6を
踏み込んでエンジン回転数を上昇させることで速やかに
サイドウイング30を格納することができるのである。
【0028】なお、この車両1には、図示はしないが、
除雪作業用の主電源が設けられており、この主電源がオ
ンになっていないと、各作業機器は作動しないようにな
っている。また、この主電源には、強制ニュートラルコ
ントローラ34を作動させるためのシステム電源が付設
されており、主電源がオンにならないとシステム電源を
オンにすることができず、また、このシステム電源がオ
ンになっていないと、強制的なニュートラル制御が実行
されないようになっている。
除雪作業用の主電源が設けられており、この主電源がオ
ンになっていないと、各作業機器は作動しないようにな
っている。また、この主電源には、強制ニュートラルコ
ントローラ34を作動させるためのシステム電源が付設
されており、主電源がオンにならないとシステム電源を
オンにすることができず、また、このシステム電源がオ
ンになっていないと、強制的なニュートラル制御が実行
されないようになっている。
【0029】ところで、この強制ニュートラルコントロ
ーラ34には、図1に示すように、車速センサ(車速検
出手段)41が接続されており、この車速センサ41か
らの検出情報に基づいて車両1が所定車速V1 (例えば
V1 =13.7km/h)以上であることが検出された
場合は、強制ニュートラルスイッチ50が操作されても
強制ニュートラルコントローラ34による自動変速機1
2のニュートラルモードへの切り換えが禁止されるよう
になっている。
ーラ34には、図1に示すように、車速センサ(車速検
出手段)41が接続されており、この車速センサ41か
らの検出情報に基づいて車両1が所定車速V1 (例えば
V1 =13.7km/h)以上であることが検出された
場合は、強制ニュートラルスイッチ50が操作されても
強制ニュートラルコントローラ34による自動変速機1
2のニュートラルモードへの切り換えが禁止されるよう
になっている。
【0030】これは、車両1の安全性を保つためであっ
て、例えば車両1の通常走行時に誤って強制ニュートラ
ルスイッチ50が操作された場合に、自動変速機12が
強制的にニュートラルに切り換えられるのを防止するた
めである。したがって、このように所定車速V1 以上で
走行中に誤って強制ニュートラルスイッチ50が操作さ
れた場合であっても、例えば車両1がDレンジで走行中
であれば、自動変速機12の変速モードはDレンジに保
持されたままとなるのである。
て、例えば車両1の通常走行時に誤って強制ニュートラ
ルスイッチ50が操作された場合に、自動変速機12が
強制的にニュートラルに切り換えられるのを防止するた
めである。したがって、このように所定車速V1 以上で
走行中に誤って強制ニュートラルスイッチ50が操作さ
れた場合であっても、例えば車両1がDレンジで走行中
であれば、自動変速機12の変速モードはDレンジに保
持されたままとなるのである。
【0031】ところで、このような強制ニュートラルス
イッチ50を設けた場合であっても、自動変速機12が
確実にニュートラルに変速制御された後にアクセルペダ
ル6を踏み込むようにしないと、車両1が急加速してし
まうことが考えられる。そこで、この車両1には、強制
ニュートラルスイッチ50によりニュートラルへの変速
信号が強制ニュートラルコントローラ34へ出力された
場合には、強制ニュートラルスイッチ50の操作時から
実際の変速制御が終了するまでの間は、アクセルペダル
6の踏み込みを禁止するようにしたインタロック装置4
2が設けられている。
イッチ50を設けた場合であっても、自動変速機12が
確実にニュートラルに変速制御された後にアクセルペダ
ル6を踏み込むようにしないと、車両1が急加速してし
まうことが考えられる。そこで、この車両1には、強制
ニュートラルスイッチ50によりニュートラルへの変速
信号が強制ニュートラルコントローラ34へ出力された
場合には、強制ニュートラルスイッチ50の操作時から
実際の変速制御が終了するまでの間は、アクセルペダル
6の踏み込みを禁止するようにしたインタロック装置4
2が設けられている。
【0032】このインタロック装置42は、例えば機械
的にアクセルペダル6の踏み込み操作を禁止するような
アクセルペダル操作禁止装置43として構成されてお
り、本実施形態では、図1に示すように、アクセルペダ
ル操作禁止装置43はエアシリンダ機構44として構成
されている。ここで、このインタロック装置42の作動
について簡単に説明すると、強制ニュートラルスイッチ
50が操作される(オンにされる)と、強制ニュートラ
ルコントローラ34では、自動変速機12に付設された
シフトポジションセンサ40からの検出情報に基づい
て、自動変速機12の変速段が実際にニュートラルに切
り換わることが検出されるまでは、エアシリンダ44a
に圧縮エア等を供給してアクセルペダル6の踏み込みを
禁止するようになっているのである。
的にアクセルペダル6の踏み込み操作を禁止するような
アクセルペダル操作禁止装置43として構成されてお
り、本実施形態では、図1に示すように、アクセルペダ
ル操作禁止装置43はエアシリンダ機構44として構成
されている。ここで、このインタロック装置42の作動
について簡単に説明すると、強制ニュートラルスイッチ
50が操作される(オンにされる)と、強制ニュートラ
ルコントローラ34では、自動変速機12に付設された
シフトポジションセンサ40からの検出情報に基づい
て、自動変速機12の変速段が実際にニュートラルに切
り換わることが検出されるまでは、エアシリンダ44a
に圧縮エア等を供給してアクセルペダル6の踏み込みを
禁止するようになっているのである。
【0033】また、自動変速機12のニュートラルへの
変速切り換え制御が実際に終了したことが検出される
と、このエアシリンダ44aに供給された圧縮エアを排
出してアクセルペダル6の踏み込み禁止を解除するよう
になっているのである。そして、このようなインタロッ
ク装置42を設けることにより、ニュートラルへの変速
切り換え制御の終了以前にオペレータがアクセルペダル
6を踏み込んでもエンジン回転数の上昇を抑制でき、車
両1の安全性を高めることができるのである。
変速切り換え制御が実際に終了したことが検出される
と、このエアシリンダ44aに供給された圧縮エアを排
出してアクセルペダル6の踏み込み禁止を解除するよう
になっているのである。そして、このようなインタロッ
ク装置42を設けることにより、ニュートラルへの変速
切り換え制御の終了以前にオペレータがアクセルペダル
6を踏み込んでもエンジン回転数の上昇を抑制でき、車
両1の安全性を高めることができるのである。
【0034】なお、アクセルペダル6の踏み込みを禁止
するようなアクセルペダル操作禁止装置43としては、
上述のような、エアシリンダ式のようなものに限定され
ず、例えば油圧シリンダ式のものや、電気的な信号によ
りアクセルペダル6をロックするようにしたものであっ
てもよい。このような機械的なインタロック装置42で
は、強制ニュートラルコントローラ34からの制御信号
のみでアクセルインタロックを行なうことができ、複雑
な制御系を必要としないという利点がある。さらには、
電子制御されないメカニカルガバナを用いたエンジンに
おいても容易にアクセルインタロックを設けることがで
きるという利点もある。
するようなアクセルペダル操作禁止装置43としては、
上述のような、エアシリンダ式のようなものに限定され
ず、例えば油圧シリンダ式のものや、電気的な信号によ
りアクセルペダル6をロックするようにしたものであっ
てもよい。このような機械的なインタロック装置42で
は、強制ニュートラルコントローラ34からの制御信号
のみでアクセルインタロックを行なうことができ、複雑
な制御系を必要としないという利点がある。さらには、
電子制御されないメカニカルガバナを用いたエンジンに
おいても容易にアクセルインタロックを設けることがで
きるという利点もある。
【0035】また、インタロック装置42としては、ア
クセルペダル6の踏み込みを禁止するようなアクセルペ
ダル操作禁止装置43に限定されるものではなく、例え
ばガバナを制御してアクセルペダル6を踏み込んでもエ
ンジン11の回転数が上昇しないようにした装置であっ
てもよい。このような装置としては、例えば燃料噴射量
を抑制制御するようにした燃料噴射制御装置が考えられ
る。
クセルペダル6の踏み込みを禁止するようなアクセルペ
ダル操作禁止装置43に限定されるものではなく、例え
ばガバナを制御してアクセルペダル6を踏み込んでもエ
ンジン11の回転数が上昇しないようにした装置であっ
てもよい。このような装置としては、例えば燃料噴射量
を抑制制御するようにした燃料噴射制御装置が考えられ
る。
【0036】このようなインタロック装置では、強制ニ
ュートラルコントローラ34に対して制御ロジックを追
加するという簡素な構成で、確実にアクセルインタロッ
クを行なうことができ、部品点数の増加もないという利
点がある。一方、強制ニュートラルコントローラ34に
より自動変速機12がニュートラルに変速制御されてい
る状況において、再び強制ニュートラルスイッチ50が
操作される(オフにされる)と、自動変速機12の変速
段は、変速コントローラ37による通常の変速状態に復
帰するようになっている。
ュートラルコントローラ34に対して制御ロジックを追
加するという簡素な構成で、確実にアクセルインタロッ
クを行なうことができ、部品点数の増加もないという利
点がある。一方、強制ニュートラルコントローラ34に
より自動変速機12がニュートラルに変速制御されてい
る状況において、再び強制ニュートラルスイッチ50が
操作される(オフにされる)と、自動変速機12の変速
段は、変速コントローラ37による通常の変速状態に復
帰するようになっている。
【0037】この場合、通常の変速段へ復帰する直前ま
ではオペレータがアクセルペダル6を踏み込んで、エン
ジン回転数を上昇させていることが考えられるので、エ
ンジン回転数センサ39からの検出情報に基づいてエン
ジン回転数が所定回転数N1(例えばN1 =900rp
m)以上であることが検出された場合は、エンジン回転
数が所定回転数N1 以下になるまで、車両1の安全性を
確保すべく強制ニュートラルコントローラ34による通
常の変速段への復帰を禁止するようになっているのであ
る。
ではオペレータがアクセルペダル6を踏み込んで、エン
ジン回転数を上昇させていることが考えられるので、エ
ンジン回転数センサ39からの検出情報に基づいてエン
ジン回転数が所定回転数N1(例えばN1 =900rp
m)以上であることが検出された場合は、エンジン回転
数が所定回転数N1 以下になるまで、車両1の安全性を
確保すべく強制ニュートラルコントローラ34による通
常の変速段への復帰を禁止するようになっているのであ
る。
【0038】さらに、上述のように、通常の変速段への
復帰時においてエンジン回転数が所定回転数N1 以上の
場合は、排気ブレーキ45を作動させることでエンジン
に負荷を与えて、速やかにエンジン回転数を低下させる
ようになっている。すなわち、エンジン回転数が所定回
転数N1 以上であれば、安全性を考慮して、通常の変速
段への復帰を禁止するが、この場合、エンジン11の回
転数を速やかに低下させて、ただちに通常の変速段へ復
帰させたいという要望がある。これに対して、単にアク
セルペダル6をオフにしただけではエンジン回転数の低
下は比較的緩やかであり、この分だけ通常の変速段への
復帰が遅れオペレータ(ドライバ)に違和感を与えてし
まう。
復帰時においてエンジン回転数が所定回転数N1 以上の
場合は、排気ブレーキ45を作動させることでエンジン
に負荷を与えて、速やかにエンジン回転数を低下させる
ようになっている。すなわち、エンジン回転数が所定回
転数N1 以上であれば、安全性を考慮して、通常の変速
段への復帰を禁止するが、この場合、エンジン11の回
転数を速やかに低下させて、ただちに通常の変速段へ復
帰させたいという要望がある。これに対して、単にアク
セルペダル6をオフにしただけではエンジン回転数の低
下は比較的緩やかであり、この分だけ通常の変速段への
復帰が遅れオペレータ(ドライバ)に違和感を与えてし
まう。
【0039】そこで、このような強制ニュートラルコン
トローラ34から通常の変速コントローラ37による変
速制御に復帰する場合は、エンジン回転数が所定回転数
N1以上であることを条件に排気ブレーキ45を作動さ
せて、これによりエンジンに負荷を与えて速やかにエン
ジン回転数を低下させ、通常の変速制御への復帰を早め
るようになっているのである。
トローラ34から通常の変速コントローラ37による変
速制御に復帰する場合は、エンジン回転数が所定回転数
N1以上であることを条件に排気ブレーキ45を作動さ
せて、これによりエンジンに負荷を与えて速やかにエン
ジン回転数を低下させ、通常の変速制御への復帰を早め
るようになっているのである。
【0040】本発明の一実施形態としての自動変速機付
き作業車は、上述のように構成されているので、強制ニ
ュートラルスイッチ50の操作時には、例えば図4に示
すフローチャートにしたがって、制御が実行されるよう
になっている。すなわち、まず最初に、ステップS1で
除雪装置の主電源がオンになっているかを判定する。そ
して、主電源がオンの場合は、ステップS2に進んで、
強制ニュートラルコントローラ34を作動させるための
システム電源がオンになっているかを判定する。
き作業車は、上述のように構成されているので、強制ニ
ュートラルスイッチ50の操作時には、例えば図4に示
すフローチャートにしたがって、制御が実行されるよう
になっている。すなわち、まず最初に、ステップS1で
除雪装置の主電源がオンになっているかを判定する。そ
して、主電源がオンの場合は、ステップS2に進んで、
強制ニュートラルコントローラ34を作動させるための
システム電源がオンになっているかを判定する。
【0041】システム電源がオンになっていると判定さ
れた場合は、ステップS3に進んで、操作レバー30a
の近傍に設けられた強制ニュートラルスイッチ50がオ
ンになったか否かを判定する。そして、強制ニュートラ
ルスイッチ50がオンになったことが判定されると、ス
テップS4に進み、強制ニュートラルコントローラ34
からの指令信号に基づいてインタロック装置42が作動
し、アクセルペダル6の踏み込みが禁止される。
れた場合は、ステップS3に進んで、操作レバー30a
の近傍に設けられた強制ニュートラルスイッチ50がオ
ンになったか否かを判定する。そして、強制ニュートラ
ルスイッチ50がオンになったことが判定されると、ス
テップS4に進み、強制ニュートラルコントローラ34
からの指令信号に基づいてインタロック装置42が作動
し、アクセルペダル6の踏み込みが禁止される。
【0042】次に、ステップS5において、強制ニュー
トラルスイッチ50がオンになった時の車速Vを車速セ
ンサ41から取り込んで、車速Vが所定車速V1 以上か
否かを判定する。そして、車速Vが所定車速V1 以上の
場合、即ちV≧V1 の場合は、ステップS6に進んで、
強制ニュートラルコントローラ34によるニュートラル
への切り換え制御が禁止される。
トラルスイッチ50がオンになった時の車速Vを車速セ
ンサ41から取り込んで、車速Vが所定車速V1 以上か
否かを判定する。そして、車速Vが所定車速V1 以上の
場合、即ちV≧V1 の場合は、ステップS6に進んで、
強制ニュートラルコントローラ34によるニュートラル
への切り換え制御が禁止される。
【0043】また、車速Vが所定車速V1 より小さい場
合、即ちV<V1 の場合は、ステップS7に進んで、強
制ニュートラルコントローラ34によるニュートラルへ
の切り換え制御が実行される。そして、ステップS8に
おいて、シフトポジションセンサ40からの検出情報に
基づいて、自動変速機12のニュートラルへの変速制御
が終了したか否かが判定され、ニュートラルへの変速制
御が終了したことが検出されると、ステップS9に進ん
で、アクセルペダル6のインタロック装置42の作動を
解除する。
合、即ちV<V1 の場合は、ステップS7に進んで、強
制ニュートラルコントローラ34によるニュートラルへ
の切り換え制御が実行される。そして、ステップS8に
おいて、シフトポジションセンサ40からの検出情報に
基づいて、自動変速機12のニュートラルへの変速制御
が終了したか否かが判定され、ニュートラルへの変速制
御が終了したことが検出されると、ステップS9に進ん
で、アクセルペダル6のインタロック装置42の作動を
解除する。
【0044】一方、ステップS10で強制ニュートラル
スイッチ50がオフになったことが検出されると、次に
ステップS11に進んで、エンジン回転数センサ39か
らの検出情報に基づいて、エンジン回転数Nが所定回転
数N1 以上であるか否かを判定する。そして、エンジン
回転数Nが所定回転数N1 以上の場合、即ちN≧N1 の
場合は、ステップS12以下に進んで、エンジン回転数
Nが所定回転数N1 以下になるまで、車両1の安全性を
確保すべく通常の変速段(ここではDレンジの所定の変
速段)への復帰を禁止する。
スイッチ50がオフになったことが検出されると、次に
ステップS11に進んで、エンジン回転数センサ39か
らの検出情報に基づいて、エンジン回転数Nが所定回転
数N1 以上であるか否かを判定する。そして、エンジン
回転数Nが所定回転数N1 以上の場合、即ちN≧N1 の
場合は、ステップS12以下に進んで、エンジン回転数
Nが所定回転数N1 以下になるまで、車両1の安全性を
確保すべく通常の変速段(ここではDレンジの所定の変
速段)への復帰を禁止する。
【0045】つまり、ステップS12において、強制ニ
ュートラルコントローラ34によりニュートラルから通
常の変速段への復帰が禁止されるとともに、ステップS
13では、排気ブレーキ45を作動させてエンジン回転
数を低下させるのである。また、ステップS11におい
て、エンジン回転数Nが所定回転数N1 より小さい場
合、即ちN<N1 の場合は、ステップS14に進んで、
ニュートラルから所定の変速段への復帰が実行されるの
である。
ュートラルコントローラ34によりニュートラルから通
常の変速段への復帰が禁止されるとともに、ステップS
13では、排気ブレーキ45を作動させてエンジン回転
数を低下させるのである。また、ステップS11におい
て、エンジン回転数Nが所定回転数N1 より小さい場
合、即ちN<N1 の場合は、ステップS14に進んで、
ニュートラルから所定の変速段への復帰が実行されるの
である。
【0046】上述したように、本発明の自動変速機付き
作業車よれば、サイドウイング30の操作レバー30a
に強制ニュートラルスイッチ50を設けることで、オペ
レータは、除雪作業中であっても操作レバー30aから
手を離すことなく、強制的にニュートラルに変速するこ
とができ、その後アクセルペダル6を踏み込んでエンジ
ン回転数を上昇させることで速やかにサイドウイング3
0を格納することができるという利点があり、作業性が
向上するという利点がある。
作業車よれば、サイドウイング30の操作レバー30a
に強制ニュートラルスイッチ50を設けることで、オペ
レータは、除雪作業中であっても操作レバー30aから
手を離すことなく、強制的にニュートラルに変速するこ
とができ、その後アクセルペダル6を踏み込んでエンジ
ン回転数を上昇させることで速やかにサイドウイング3
0を格納することができるという利点があり、作業性が
向上するという利点がある。
【0047】また、強制ニュートラルスイッチ50を操
作してニュートラルへの変速を行なおうとした場合であ
っても、車両1の速度Vが所定値V1 より小さい場合に
のみニュートラルへの切り換え制御を実行し、車両1の
速度Vが所定値V1 以上の場合は、変速機12の強制的
なニュートラル制御を禁止するので、車両1の安全性を
高めることができる。すなわち、車両の通常走行中にオ
ペレータが誤って強制ニュートラルスイッチ50を操作
しても、このような場合には、ニュートラルへ切り換え
られることがないので、車両1の安全性を高めることが
できるのである。
作してニュートラルへの変速を行なおうとした場合であ
っても、車両1の速度Vが所定値V1 より小さい場合に
のみニュートラルへの切り換え制御を実行し、車両1の
速度Vが所定値V1 以上の場合は、変速機12の強制的
なニュートラル制御を禁止するので、車両1の安全性を
高めることができる。すなわち、車両の通常走行中にオ
ペレータが誤って強制ニュートラルスイッチ50を操作
しても、このような場合には、ニュートラルへ切り換え
られることがないので、車両1の安全性を高めることが
できるのである。
【0048】さらに、車両1にアクセルインタロック装
置42を設け、変速機12のニュートラルへ切り換え制
御が終了するまでは、アクセルペダル6の踏み込みを禁
止することにより、ニュートラルへの変速制御の完了以
前にオペレータがアクセルペダル6を踏み込んでしまう
ような事態を回避することができ、車両1の安全性を高
めることができるのである。
置42を設け、変速機12のニュートラルへ切り換え制
御が終了するまでは、アクセルペダル6の踏み込みを禁
止することにより、ニュートラルへの変速制御の完了以
前にオペレータがアクセルペダル6を踏み込んでしまう
ような事態を回避することができ、車両1の安全性を高
めることができるのである。
【0049】さらに、強制ニュートラルスイッチ50を
オンからオフにした時に、エンジン回転数Nが所定回転
数N1 以上である場合には、通常の変速段へ復帰が禁止
されるので、強制ニュートラルスイッチ50をオフにし
たときに、車両1が急加速するような事態を回避するこ
とができ、やはり、車両1の安全性を高めることができ
るのである。
オンからオフにした時に、エンジン回転数Nが所定回転
数N1 以上である場合には、通常の変速段へ復帰が禁止
されるので、強制ニュートラルスイッチ50をオフにし
たときに、車両1が急加速するような事態を回避するこ
とができ、やはり、車両1の安全性を高めることができ
るのである。
【0050】また、このような場合は、排気ブレーキ4
5を作動させてエンジンに負荷を与え、速やかにエンジ
ン回転数を低下させるように構成されているので、オペ
レータに違和感を与えることなく、速やかに通常の変速
段へ復帰させることができる利点がある。また、このよ
うな制御を行なうことにより、作業効率の向上を図るこ
とができるのである。
5を作動させてエンジンに負荷を与え、速やかにエンジ
ン回転数を低下させるように構成されているので、オペ
レータに違和感を与えることなく、速やかに通常の変速
段へ復帰させることができる利点がある。また、このよ
うな制御を行なうことにより、作業効率の向上を図るこ
とができるのである。
【0051】また、本実施形態では、変速機として、シ
フトレバーの代わりに押しボタン式ポジションセレクタ
12aを操作するような自動変速機12を用いること
で、ドライバ(オペレータ)の負担を軽減することがで
きる。なお、本発明に適用される変速機は、このような
押しボタン式自動変速機12に限定されるものではな
く、シフトレバーによりシフトレンジを切り換えるよう
な自動変速機であってももちろん適用することができ
る。
フトレバーの代わりに押しボタン式ポジションセレクタ
12aを操作するような自動変速機12を用いること
で、ドライバ(オペレータ)の負担を軽減することがで
きる。なお、本発明に適用される変速機は、このような
押しボタン式自動変速機12に限定されるものではな
く、シフトレバーによりシフトレンジを切り換えるよう
な自動変速機であってももちろん適用することができ
る。
【0052】また、本実施形態では、図示しない主電源
をオンにしてからシステム電源をオンにしないと強制的
なニュートラル制御を実行することができないようにな
っているが、例えばシステム電源を主電源に連動させて
もよい。すなわち、主電源のオンオフにともなってシス
テム電源もオンオフされるように構成してもよく、この
ような場合は、図4に示すステップS2を省略すること
ができる。
をオンにしてからシステム電源をオンにしないと強制的
なニュートラル制御を実行することができないようにな
っているが、例えばシステム電源を主電源に連動させて
もよい。すなわち、主電源のオンオフにともなってシス
テム電源もオンオフされるように構成してもよく、この
ような場合は、図4に示すステップS2を省略すること
ができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の自動変速機付き作業車によれば、自動変速機の変
速モードをニュートラルモードに切り換える信号を出力
する強制ニュートラルスイッチを作業機器操作装置に付
設することで、オペレータは、作業中であっても作業機
器操作装置から手を離すことなく、強制的にニュートラ
ルモードに変速することができ、作業性及び操作性が向
上するという利点がある。また、足踏みスイッチを用い
て自動変速機の変速モードをニュートラルモードに切り
換えるような従来技術に対して、ドライバが自動変速機
を手動変速機とを錯覚するようなことがなく、ドライバ
に違和感を与えることもないという利点がある。
発明の自動変速機付き作業車によれば、自動変速機の変
速モードをニュートラルモードに切り換える信号を出力
する強制ニュートラルスイッチを作業機器操作装置に付
設することで、オペレータは、作業中であっても作業機
器操作装置から手を離すことなく、強制的にニュートラ
ルモードに変速することができ、作業性及び操作性が向
上するという利点がある。また、足踏みスイッチを用い
て自動変速機の変速モードをニュートラルモードに切り
換えるような従来技術に対して、ドライバが自動変速機
を手動変速機とを錯覚するようなことがなく、ドライバ
に違和感を与えることもないという利点がある。
【0054】また、請求項2記載の本発明の自動変速機
付き作業車によれば、強制ニュートラル制御手段が、車
両が所定車速以上の場合は強制ニュートラルスイッチか
らの切換信号による自動変速機のニュートラルモードへ
の切り換えを禁止するという構成により、車両の通常走
行中にオペレータが誤って強制ニュートラルスイッチを
操作しても、このような場合には、自動変速機がニュー
トラルへ切り換えられることがないので、車両の安全性
を高めることができるという利点がある。
付き作業車によれば、強制ニュートラル制御手段が、車
両が所定車速以上の場合は強制ニュートラルスイッチか
らの切換信号による自動変速機のニュートラルモードへ
の切り換えを禁止するという構成により、車両の通常走
行中にオペレータが誤って強制ニュートラルスイッチを
操作しても、このような場合には、自動変速機がニュー
トラルへ切り換えられることがないので、車両の安全性
を高めることができるという利点がある。
【0055】また、請求項3記載の本発明の自動変速機
付き作業車によれば、車両に、エンジン回転数の上昇を
禁止するアクセルインタロック装置と、自動変速機の変
速状態を検出する変速状態検出手段とを設け、強制ニュ
ートラル制御手段が、強制ニュートラルスイッチが操作
されてから実際にニュートラルモードへの切り換えが終
了したことが検出されるまでの間は、アクセルインタロ
ック装置を作動させるという構成により、ニュートラル
への変速制御の完了以前にオペレータがアクセルペダル
を踏み込んだ場合、あるいは、アクセルペダルを踏み込
もうとした場合であっても、エンジン回転数が上昇する
ようなことがなく、やはり、車両の安全性を高めること
ができるという利点がある。
付き作業車によれば、車両に、エンジン回転数の上昇を
禁止するアクセルインタロック装置と、自動変速機の変
速状態を検出する変速状態検出手段とを設け、強制ニュ
ートラル制御手段が、強制ニュートラルスイッチが操作
されてから実際にニュートラルモードへの切り換えが終
了したことが検出されるまでの間は、アクセルインタロ
ック装置を作動させるという構成により、ニュートラル
への変速制御の完了以前にオペレータがアクセルペダル
を踏み込んだ場合、あるいは、アクセルペダルを踏み込
もうとした場合であっても、エンジン回転数が上昇する
ようなことがなく、やはり、車両の安全性を高めること
ができるという利点がある。
【0056】また、請求項4記載の本発明の本発明の自
動変速機付き作業車によれば、アクセルインタロック装
置がアクセルペダル操作禁止装置として構成されること
により、変速状態検出手段からの検出情報に基づいてア
クセルペダルの踏み込みを機械的な動作により禁止する
ことができるので、確実にアクセルインタロックを実行
することができる。また、強制ニュートラル制御手段か
らの制御信号のみでアクセルインタロックを行なうこと
ができ、複雑な制御系を必要としないという利点があ
る。さらには、電子制御されないメカニカルガバナを用
いたエンジンにおいても容易にアクセルインタロックを
設けることができるという利点もある。
動変速機付き作業車によれば、アクセルインタロック装
置がアクセルペダル操作禁止装置として構成されること
により、変速状態検出手段からの検出情報に基づいてア
クセルペダルの踏み込みを機械的な動作により禁止する
ことができるので、確実にアクセルインタロックを実行
することができる。また、強制ニュートラル制御手段か
らの制御信号のみでアクセルインタロックを行なうこと
ができ、複雑な制御系を必要としないという利点があ
る。さらには、電子制御されないメカニカルガバナを用
いたエンジンにおいても容易にアクセルインタロックを
設けることができるという利点もある。
【0057】また、請求項5記載の本発明の本発明の自
動変速機付き作業車によれば、アクセルインタロック装
置をエンジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装
置として構成することすることにより、強制ニュートラ
ル制御手段に対して制御ロジックを追加するという簡素
な構成で、確実にアクセルインタロックを行なうことが
でき、部品点数の増加もないという利点がある。
動変速機付き作業車によれば、アクセルインタロック装
置をエンジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装
置として構成することすることにより、強制ニュートラ
ル制御手段に対して制御ロジックを追加するという簡素
な構成で、確実にアクセルインタロックを行なうことが
でき、部品点数の増加もないという利点がある。
【0058】さらに、請求項6記載の本発明の本発明の
自動変速機付き作業車によれば、強制ニュートラルスイ
ッチから通常の走行モードへの復帰信号が出力される
と、強制ニュートラル制御手段は、エンジン回転数が予
め設定された所定回転数以上の場合は通常の走行モード
への復帰動作を禁止するとともに、排気ブレーキ装置を
作動させてエンジン回転数を減少させるように構成され
ているので、強制ニュートラルスイッチをオフにしたと
きに、車両が急加速するような事態を回避することがで
き、やはり、車両の安全性を高めることができるという
利点がある。
自動変速機付き作業車によれば、強制ニュートラルスイ
ッチから通常の走行モードへの復帰信号が出力される
と、強制ニュートラル制御手段は、エンジン回転数が予
め設定された所定回転数以上の場合は通常の走行モード
への復帰動作を禁止するとともに、排気ブレーキ装置を
作動させてエンジン回転数を減少させるように構成され
ているので、強制ニュートラルスイッチをオフにしたと
きに、車両が急加速するような事態を回避することがで
き、やはり、車両の安全性を高めることができるという
利点がある。
【0059】また、このようにエンジン回転数が所定回
転数以上のときには、排気ブレーキを作動させること
で、速やかにエンジン回転数を低下させることができ、
通常の変速段への復帰を早めることができる利点があ
る。また、これにより、オペレータに違和感を与えるこ
となく速やかに通常の変速段へ復帰させることができる
利点があり、作業性の向上を図ることができるという利
点がある。
転数以上のときには、排気ブレーキを作動させること
で、速やかにエンジン回転数を低下させることができ、
通常の変速段への復帰を早めることができる利点があ
る。また、これにより、オペレータに違和感を与えるこ
となく速やかに通常の変速段へ復帰させることができる
利点があり、作業性の向上を図ることができるという利
点がある。
【図1】本発明の一実施形態としての自動変速機付き作
業車における要部機能に着目した模式的なブロック図で
ある。
業車における要部機能に着目した模式的なブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態としての自動変速機付き作
業車の一例としての除雪トラックを示す模式的な側面図
である。
業車の一例としての除雪トラックを示す模式的な側面図
である。
【図3】本発明の一実施形態としての自動変速機付き作
業車における作業機器の油圧系の一例を模式図である。
業車における作業機器の油圧系の一例を模式図である。
【図4】本発明の一実施形態としての自動変速機付き作
業車の動作を説明するためのフローチャートである。
業車の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】一般的な除雪トラックを示す模式的な斜視図で
ある。
ある。
【図6】一般的な除雪トラックの作業機器を説明するた
めの模式的な上面図である。
めの模式的な上面図である。
1 作業車としての除雪トラック(又は車両) 2,3 駆動輪 4 作業機器としてのフロントプラウ 4a,5a,30a 操作レバー(作業機器操作装置) 5 作業機器としてのグレーダブレード(グレーダ) 6 アクセルペダル 11 エンジン 12 自動変速機 12a 押しボタン式ポジションセレクタ 13,14 プロペラシャフト 21 油圧回路 22 油圧ポンプ 23 油圧コントロールユニット 23a〜23i 切り換え弁 24,25,31油圧シリンダ 24a,25a,31a 上昇用油路 24b,25b,31b 下降用油路 27 戻り通路 28 作動油タンク 30 作業機器としてのサイドウイング 34 強制ニュートラルコントローラ(強制ニュートラ
ル制御手段) 36 パワーテイクオフ(PTO)装置 37 変速コントローラ(変速制御装置) 39 エンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手
段) 40 シフトポジションセンサ(変速状態検出手段) 41 車速センサ(車速検出手段) 42 インタロック装置 43 アクセルペダル操作禁止装置 44 エアシリンダ機構 44a エアシリンダ 45 排気ブレーキ 50 強制ニュートラルスイッチ
ル制御手段) 36 パワーテイクオフ(PTO)装置 37 変速コントローラ(変速制御装置) 39 エンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手
段) 40 シフトポジションセンサ(変速状態検出手段) 41 車速センサ(車速検出手段) 42 インタロック装置 43 アクセルペダル操作禁止装置 44 エアシリンダ機構 44a エアシリンダ 45 排気ブレーキ 50 強制ニュートラルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 29/02 F02D 29/02 K F16H 61/18 F16H 61/18 // F16H 59:44 59:50 (72)発明者 阿久津 武利 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 森元 繁幸 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 車両にそなえられたエンジンの運転状態
に応じて変速状態を自動的に切り換える走行モードと該
エンジンから駆動系への動力伝達を断つニュートラルモ
ードとを有する自動変速機と、 運転者の操作による該自動変速機の変速モードの切り換
え及び変速状態の制御を行なう変速制御装置と、 該エンジンの動力により駆動される作業機器と、 運転席に配置され該作業機器を操作する作業機器操作装
置と、 該作業機器操作装置に付設され、該自動変速機の変速モ
ードをニュートラルモードに切り換える信号を出力する
強制ニュートラルスイッチと、 該強制ニュートラルスイッチから該ニュートラルモード
への切換信号が出力されると、該自動変速機が走行モー
ドであっても、該変速制御装置による変速状態の制御に
優先して該自動変速機を強制的にニュートラルモードに
切り換える強制ニュートラル制御手段とをそなえている
ことを特徴とする、自動変速機付き作業車。 - 【請求項2】 該強制ニュートラル制御手段は、該車両
が所定車速以上の場合は該強制ニュートラルスイッチか
らの切換信号による該自動変速機のニュートラルモード
への切り換えを禁止するように構成されていることを特
徴とする、請求項1記載の自動変速機付き作業車。 - 【請求項3】 該車両に、エンジン回転数の上昇を禁止
するアクセルインタロック装置と、 該自動変速機の変速状態を検出する変速状態検出手段と
が設けられ、 該強制ニュートラル制御手段が、 該強制ニュートラルスイッチが操作されてから、変速状
態検出手段により実際にニュートラルモードへの切り換
えが終了したことが検出されるまでの間は、該アクセル
インタロック装置を作動させることを特徴とする、請求
項1又は2記載の自動変速機付き作業車。 - 【請求項4】 該アクセルインタロック装置が、該アク
セルペダルの踏み込みを禁止するアクセルペダル操作禁
止装置として構成されていることを特徴とする、請求項
3記載の自動変速機付き作業車。 - 【請求項5】 該アクセルインタロック装置が、該エン
ジンへの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置として
構成されていることを特徴とする、請求項3記載の自動
変速機付き作業車。 - 【請求項6】 該車両に、エンジンの回転数を検出する
エンジン回転数検出手段と、該エンジン回転数を減少さ
せる排気ブレーキ装置とが設けられ、 該強制ニュートラルスイッチが、強制的なニュートラル
モードから該変速制御装置による通常の走行モードへ復
帰させる信号を出力しうるように構成され、 該強制ニュートラルスイッチから該走行モードへの復帰
信号が出力されると、該強制ニュートラル制御手段は、
該エンジン回転数検出手段からの検出情報に基づいて該
エンジン回転数が予め設定された所定回転数以上の場合
は、該走行モードへの復帰動作を禁止するとともに、排
気ブレーキ装置を作動させてエンジン回転数を減少させ
るように構成されていることを特徴とする、請求項1又
は2記載の自動変速機付き作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268982A JPH10114235A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 自動変速機付き作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268982A JPH10114235A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 自動変速機付き作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114235A true JPH10114235A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17466017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8268982A Pending JPH10114235A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 自動変速機付き作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10114235A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007254997A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Isuzu Shatai Kk | スノープラウを着脱自在なエアバッグ装備車両 |
| JP2011043141A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 乗物用エンジン制御装置 |
| JP2014218855A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | コベルコ建機株式会社 | ハイブリッド式建設機械 |
| JP2016077218A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
| US10543843B2 (en) | 2014-10-16 | 2020-01-28 | Yanmar Co., Ltd. | Work vehicle |
| CN112412639A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-26 | 潍柴动力股份有限公司 | 平地机油门控制方法、平地机油门控制装置及平地机 |
| CN116241653A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-09 | 长城汽车股份有限公司 | 一种减速箱的脱挡控制方法、装置、终端设备及存储介质 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP8268982A patent/JPH10114235A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007254997A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Isuzu Shatai Kk | スノープラウを着脱自在なエアバッグ装備車両 |
| JP2011043141A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 乗物用エンジン制御装置 |
| JP2014218855A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | コベルコ建機株式会社 | ハイブリッド式建設機械 |
| JP2016077218A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
| US10543843B2 (en) | 2014-10-16 | 2020-01-28 | Yanmar Co., Ltd. | Work vehicle |
| US11285958B2 (en) | 2014-10-16 | 2022-03-29 | Yanmar Power Technology Co., Ltd. | Work vehicle |
| CN112412639A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-02-26 | 潍柴动力股份有限公司 | 平地机油门控制方法、平地机油门控制装置及平地机 |
| CN116241653A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-06-09 | 长城汽车股份有限公司 | 一种减速箱的脱挡控制方法、装置、终端设备及存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010529 |