JPH10115064A - 手摺用の連結具 - Google Patents

手摺用の連結具

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JPH10115064A
JPH10115064A JP28754596A JP28754596A JPH10115064A JP H10115064 A JPH10115064 A JP H10115064A JP 28754596 A JP28754596 A JP 28754596A JP 28754596 A JP28754596 A JP 28754596A JP H10115064 A JPH10115064 A JP H10115064A
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JP
Japan
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screw
flanges
flange
pair
operation ring
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JP28754596A
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Nobuo Takada
信夫 高田
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ENOMOTO KINZOKU KK
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ENOMOTO KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺棒の連結具において、隣接する手摺棒の
突き合わせ切断端面が傾斜していていても、支障なく連
結できるようにする。 【解決手段】 隣接する手摺棒1A・1Bにそれぞれビ
ス止めされる一対のフランジ2・3を有する。両フラン
ジ2・3間に介在して回転操作される操作リング4を有
する。操作リング4の回転操作により、両フランジ2・
3を引き寄せ連結する連結ねじ5を有する。連結ねじ5
は雌雄一対のねじ体21・22からなる。両ねじ体21
・22の一方のねじ体21は、対応するフランジ2に設
けた球面座10で傾動可能に支持する。ねじ体21が傾
動することで心ずれを吸収し、両ねじ体21・22をど
うしの螺合が円滑に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段や傾斜路等に
適用される手摺棒において、手摺棒の突き合わせ端どう
しを連結するための連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の連結具の多くは、ねじを構成要
素にして隣接する手摺棒どうしを接続しており、雌雄一
対の連結用ねじと、各ねじを各手摺棒の端面に固定する
フランジと、両フランジ間に設けられてねじを締緩操作
する操作リングとを含む形態になっている。かかる連結
具に関して、実開平4−127334号公報では、ねじ
軸を一方のフランジに固定し、雌ねじ筒を操作リングで
回動できるようにしている。実開平7−19457号公
報では、右ねじと左ねじとを備えたねじ軸を操作リング
で回動して、ターンバックルと同様に左右のフランジを
同時に引き寄せ固定している。特開平成7−29291
7号公報では、操作リングを片方のフランジで回動自在
に支持し、他方のフランジに一体形成したねじ軸を操作
リングに螺合して、左右のフランジを引き寄せ連結して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】殆どの場合、木製の手
摺棒は建物等の仕上がり状態に合わせて、施工現場で必
要長さに切断して使用する。そのため作業者の技能にも
よるが、切断端面が手摺棒の中心軸線に対して傾くこと
がある。つまり、真直角に切断されないことがある。こ
のように、切断端面が傾いた状態のまま連結具を組む
と、左右の各フランジで支持した雌雄のねじの中心軸線
にずれが出る。
【0004】ある程度のずれは、各部品間の余裕隙間で
吸収できる。しかし、中心軸線のずれ量が一定値を越え
ると、余裕隙間だけでは連結具を組むことが困難にな
る。例えば、一方のフランジが操作リングから大きくは
み出るなど、連結部分の体裁を損ないやすい。極端な場
合には、締め込み途中にねじ込み不能となるため、連結
具を分解して切断端面の傾きを修正したうえで、再度の
組み直し作業を強いられることがあり、余分な手間が掛
かっていた。
【0005】上記の中心軸線のずれは、少なくとも一方
のねじの中心軸線が他方の中心軸線に対して傾斜するず
れであるが、中心軸線どうしが平行にずれることもあ
る。例えば、手摺棒の壁面に対する取り付け位置のばら
つきや、フランジの切断端面への固定位置のばらつきに
よっても平行なずれが出る。この場合にも上記の傾斜ず
れと同様に、連結具を最後までねじ込み操作できない状
態に陥りやすい。
【0006】本発明の目的は、心ずれ、とくに手摺棒の
切断端面の傾きに起因する心ずれを吸収して、一対のフ
ランジを確実に連結できる手摺用の連結具を提供するに
ある。本発明の目的は、手摺棒の切断端面の加工のばら
つきや、手摺棒およびフランジの組み立て時のばらつき
に基づく心ずれがある場合にも、連結ねじを十分にねじ
込み操作でき、手摺棒の連結作業を容易に、しかも修正
加工を行う必要もなく確実に行えるようにすることにあ
る。本発明の目的は、高度の加工技能を備えていない作
業者でも、手摺棒を確実に連結でき、その分だけ施工に
要する費用の削減化を図るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1グループの
連結具は、図1ないし図8に示すように隣接する手摺棒
1A・1Bの接続端面1a・1bにそれぞれ締結固定さ
れる一対のフランジ2・3と、一方のフランジ2に回転
自在に支持される操作リング4と、操作リング4の回動
操作で両フランジ2・3を引き寄せ連結するために、互
いに螺合する雌雄一対のねじ体21・22からなる連結
ねじ5とを備えている。両ねじ体21・22の少なくと
もいずれか一方が、フランジ2・3に設けた対応する球
面座10を介して、ねじ軸心が傾動できるよう支持して
ある点に特徴を有する。
【0008】具体的には、図1ないし図4に示すごと
く、雌ねじからなるねじ体22は、対応するフランジ3
に一体に設ける。雄ねじからなるねじ体21は、ねじ軸
26および操作部28を一体に設けたねじ本体23と、
対応するフランジ2の接続端面側に設けた球面座10で
傾動可能に支持した傾動体24とで構成する。これらね
じ本体23と傾動体24とは、前記フランジ2を間には
さんで対向配置し、球面座10に設けた通孔8を介して
同行傾動可能に連結合する。そして、一対のフランジ2
・3間に位置する操作リング4の区分壁15に、ねじ本
体23の操作部28が係合する操作口18を形成する。
【0009】本発明に係る第2グループの連結具は、図
9に示すように、隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面
1a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ2
・3と、一対のフランジ2・3間に回転自在に配置され
る操作リング4と、操作リング4の回転操作で両フラン
ジ2・3を分離不能に連結する連結ねじ5とを備えてい
る。連結ねじ5は、右ねじと左ねじを備えているねじ体
21と、ねじ体21の左右のねじに対応するねじを備え
ていて、左右の各フランジ2・3に設けられる一対のね
じ体22・22とでターンバックル状に構成されてい
る。そして、両ねじ体21・22の少なくとも一方が、
対応するフランジ2・3に球面座10を介して傾動可能
に支持されている。
【0010】本発明に係る第3グループの連結具は、図
10に示すように、隣接する手摺棒1A・1Bの接続端
面1a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ
2・3と、一方のフランジ2に回転自在に支持される操
作リング4と、操作リング4の回動操作で両フランジ2
・3を引き寄せ連結するために、互いに螺合する雌雄一
対のねじ体21・22からなる連結ねじ5とを備えてい
る。両ねじ体21・22の一方のねじ体22は操作リン
グ4に設け、他方のねじ体21は操作リング4を支持す
るフランジ2と対向する側のフランジ3に設ける。そし
て、両ねじ体21・22の少なくとも一方を、操作リン
グ4ないしは前記フランジ3で球面座10を介して傾動
可能に支持したものとなっている。
【0011】
【作用】連結ねじ5を構成する雌雄一対のねじ体21・
22の少なくとも一方が、球面座10を介して傾動可能
に支持されているので、手摺棒1A・1Bに固定した一
対のフランジ2・3が、手摺棒1A・1Bの中心軸線に
対して傾いている場合でも、一対のねじ体21・22の
心ずれを少なくとも一方のねじ体21が傾動することで
吸収できる。
【0012】一対のねじ体21・22がそれぞれ球面座
10を介して傾動可能に支持されていると、両ねじ体2
1・22の心ずれ量が大きい場合にでも、心ずれを容易
に吸収できるうえ、平行な心ずれであっても有効に吸収
できる。さらに、一対のねじ体21・22のそれぞれ
が、球面座10の調心作用によって、中心軸線の近傍に
支持されるので、一対のねじ体21・22のかみ合わせ
が容易に行える。多くの場合、手摺棒1A・1Bの切断
端面の傾き度合は僅かでしかないので、少なくとも一方
のねじ体21・22を球面座10で傾動可能に支持する
ことで足りる。
【0013】ねじ体21をねじ本体23と傾動体24と
で構成し、これらを一体に連結した連結具によれば、ね
じ体21とフランジ2を1個のユニット部品として取り
扱うことができ、施工現場における部品組み立ての手間
を省ける。さらにねじ本体23を利用して、操作リング
4をフランジ2と一体化できる。
【0014】一方のねじ体22を一方のフランジ3に一
体に設けた連結具によれば、連結具の組み立て工数をさ
らに減少できる。とくに、雌ねじ側のねじ体22をフラ
ンジ3を利用して一体に設けると、連結具の構成部品数
を減らすことにも役立つ。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1ないし図4は本発明に係る第1グルー
プの連結具の実施例1を示す。図1において連結具は、
隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面1a・1bに固定
される一対のフランジ2・3とを有する。両フランジ2
・3間には、一方のフランジ2に回転自在に支持される
操作リング4を配置する。操作リング4で回動操作され
て、両フランジ2・3を引き寄せ連結するための連結ね
じ5を有する。両フランジ2・3および操作リング4
は、それぞれが例えばダイキャスト成形や型鍛造成形し
た金属成形品からなり、成形されたブランクの必要個所
に機械加工を施して形成してある。手摺棒1A・1Bは
木製の丸棒からなり、それぞれの接続端面1a・1bが
施工現場で切断形成される。
【0016】図2において、左側のフランジ2は、円板
状の金属ブロックからなり、手摺棒1Aの接続端面1a
に接合される外側面に位置決め用の浅い凹み2aを有す
る。このフランジ2の板面の周方向3個所には、ビス6
を通すための孔7を等間隔置きに設け、該板面の中央に
通孔8を左右の厚み方向へ設けてある。フランジ2は凹
み2a側の外側面に、後述する傾動体24が収まる凹部
9を形成してあり、この凹部9の内底中央に外凸状の球
面座10を形成してある。先の通孔8は球面座10の突
端中央において開口している。
【0017】右側のフランジ3は、左側のフランジ2に
比べて約半分位の厚みの金属円板からなり、手摺棒1B
の接続端面1bに接合される外側面に、位置決め用の浅
い凹部3aを有する。このフランジ3の板面の周方向3
個所には、ビス12を通すための孔13を等間隔置きに
設け、該板面の中央に連結ねじ5の一方のねじ体22が
一体に設けられている。具体的には、ねじ体22がフラ
ンジ3の面壁に貫通状に形成した雌ねじ孔になってい
る。
【0018】操作リング4は、断面太鼓形の円筒状の周
回壁14と、周回壁14の内面を左右に区分する区分壁
15とを備えている。区分壁15と周回壁14とで形成
される左右の穴部16・16は、それぞれ左右のフラン
ジ2・3の外周面に外嵌する。区分壁15は両フランジ
2・3の厚みの違いに応じて、周回壁14の内面中央よ
りも厚みが小さな右側のフランジ3側へ偏寄して設け
る。これは両フランジ2・3を接合した状態において、
周回壁14の両側に各フランジ2・3の一部を等量ずつ
はみ出させるためである。区分壁15の周方向3個所に
は、前記ビス6を通すための開口17を等間隔置きに形
成しておく。さらに区分壁15の中央部に、連結ねじ5
を締緩操作する六角形の操作口18と、操作口18より
大径の回転座19とが設けられている。
【0019】連結ねじ5は、互いに螺合する雌雄一対の
ねじ体21・22からなる。前述の通り、雌ねじ孔から
なるねじ体22は、右側のフランジ3に設ける。雌ねじ
からなるねじ体21は、それぞれが独立部品であるねじ
本体23と、フランジ2の球面座10に傾動可能に支持
される傾動体24と、これら両者23・24を連結して
一体化するビス(ねじ)25とからなる。
【0020】ねじ本体23は、図2に示すごとく雌ねじ
側のねじ体22とかみ合うねじ軸26を有し、ねじ軸2
6の外側端に円形鍔状の受壁27と断面6角形の操作部
28とを一体に形成してある。ねじ本体23の中央に
は、ビス25用のねじ孔を軸心に沿って貫通状に形成す
る。傾動体24は、円筒状の軸部30の外端に円板状の
頭部31を張り出して形成してあり、頭部31の軸部3
0側の側面に内凹み状の球面座32が形成されている。
傾動体24の中央にはビス25用の挿通孔が軸心に沿っ
て貫通状に形成してある。
【0021】図1において、ねじ本体23と傾動体24
とは左側のフランジ2を間にはさんで対向配置し、傾動
体24の球面座32をフランジ2の球面座10に支持
し、軸部30が通孔8を介してねじ本体23に接合する
状態でビス25にて連結し一体化する。これで、ねじ体
21の全体は径方向の全方向へ傾動できる状態で左側の
フランジ2に支持されることが注目されるべきである。
傾動時の接当干渉を避けるために、通孔8の直径は軸部
30のそれより十分に大きく設定しておく。
【0022】ねじ本体23と傾動体24とを一体化した
状態において、操作リング4の区分壁15に設けた操作
口18は、図4に示すごとくねじ本体23の操作部28
に回り止め状に係合しており、さらにねじ本体23の受
壁27が回転座19に面接合して、操作リング4の軸方
向(右方向)への移動を規制している。この組み状態で
は、フランジ2と操作リング4、それにねじ本体23お
よび傾動体24の四者が一体化し、一個のユニット部品
として取り扱え、施工現場での部品組み立ての手間を省
ける。操作リング4を回動操作すると、ねじ体21を同
行回転操作できる。ねじ本体23と傾動体24とは、そ
れぞれ軸心方向へ遊動できる程度に緩やかに連結してあ
って、フランジ2に対して傾動できる隙間を有する状態
で組み付けてある。この傾動隙間は、フランジ3と操作
リング4の互いに係合する部分の全てにも設けておく。
【0023】使用時には、図3に示すように左右のフラ
ンジ2・3を、対応する手摺棒1A・1Bの接続端面1
a・1bにそれぞれビス6・12で締結固定する。次
に、ねじ軸26をフランジ3のねじ体(ねじ孔)22に
当てがい、操作リング4を回動操作してねじ軸26をね
じ体22に螺合して行くことにより、両フランジ2・3
どうしを引き寄せて、分離不能に連結固定できる。この
とき、手摺棒1A・1Bの接続端面1a・1bが、それ
ぞれの手摺棒1A・1Bの中心軸線に対し傾いていて
も、ねじ体21が球面座10に沿って自在に傾動して調
心作用を発揮するので、両ねじ体21・22の心ずれを
吸収し、両ねじ体21・22を最後まで十分にねじ込め
る。従って、両手摺棒1A・1Bどうしを確実にしかも
速やかに連結できる。球面座10を外凸状に形成し、そ
の球中心の側で一対のねじ体21・22を螺合するの
で、両ねじ体21・22の心ずれ量が大きい場合でも支
障なく螺合できる。
【0024】次に、実施例1で説明した第1グループの
連結具に関連する別実施例を説明する。これらの各実施
例においては、実施例1との大きな相違個所のみを説明
し、他は同一の均等部材に同一符号を付して説明の重複
を避ける。
【0025】(実施例2)図5は本発明の実施例2を示
しており、ねじ本体23と傾動体24とは、ねじ本体2
3側からねじ込んだビス25で連結した。操作リング4
の操作口18の外側に回転座19を中央に向かって張り
出し、ねじ本体23の操作部28にはフランジ2との隣
接面側に段部35を切り欠き形成し、この段部35を回
転座19で受け止めて、フランジ2に対する操作リング
4の内側方(右側方)への抜け止めを図っている。
【0026】(実施例3)図6は本発明の実施例3を示
しており、右方のフランジ3に雄ねじ軸からなるねじ体
22を一体に形成し、左方のフランジ2に支持されるね
じ体21のねじ本体23を雌ねじ孔で形成した。傾動体
24はリング状に形成し、ねじ本体23の軸部の外端に
外嵌したうえで、該軸部に装着した止め輪36でフラン
ジ2からねじ体21が内側方(右側方)に抜け外れない
ように保持した。但し、ここでの操作リング4は、ねじ
本体23で抜け止め保持されていないが、接合状態にお
いて左方のフランジ2の周面で回転自在に支持される。
操作口18および操作部28は、それぞれ円形に形成
し、円周面の一部に互いに係合する凹部28aと凸部1
8aとを設け、これら凹部28aと凸部18aとの係合
で操作リング4と共にねじ体21が回転操作できるよう
にしてある。この実施例3から理解できるように、ねじ
体21・22はどちらか一方が雄ねじで形成してあり、
他方が雌ねじで形成してあればよい。
【0027】(実施例4)図7は本発明の実施例4を示
しており、左側のフランジ2に球面座10を凹曲状に形
成し、これに対応して傾動体24の球面座32を凸曲状
に形成した。さらに、傾動体24の軸部30の外周面に
ねじを形成し、この軸部30を外側方からねじ本体23
の内部ねじ孔にねじ込んで、実施例1におけるビス25
を省略できるようにした。これに伴い、傾動体24の頭
部31の側端面に十字状のドライバー溝を形成する。な
お、軸部30と、フランジ2の通孔8との間には、十分
な遊動隙間が与えてある。
【0028】(実施例5)図8は本発明の実施例5を示
しており、各ねじ体21・22のそれぞれを球面座10
・10で傾動可能に支持した。詳しくは、雌ねじ側のね
じ体22を右側のフランジ3とは別体の独立部品で形成
し、該ねじ体22の外側頭部に設けた球面座34を、フ
ランジ3の外面側に形成した内凹み状の球面座10で傾
動可能に支持する。ねじ体22は断面6角形状の操作部
28を有し、操作部28の内端側に装着した止め輪36
で、操作リング4を右側のフランジ3に対して軸方向へ
は抜け止め保持した。他方のねじ体21は、実施例4に
おける傾動体24と同様に形成し、その雄ねじ軸37を
前記ねじ体22の雌ねじ孔22aにねじ込んで、両フラ
ンジ2・3を引き寄せ連結できるようにした。この実施
例5の場合には、左方のフランジ2側のねじ体21を回
り止め保持しておく必要がある。そのために、球面座3
2が形成してある頭部38の側端面に、数個のスパイク
39を周回状に設け、左側のフランジ2を手摺棒1Aの
接続端面1aに浅く突き刺さるようにしてある。
【0029】次に第2グループと第3グループの連結具
を実施例6と実施例7として説明する。これらの実施例
6・7においても、実施例1との大きな相違点のみを説
明して、説明が重複する部分は同一部材に同一符号を与
えるのみとする。
【0030】(実施例6)図9は本発明の実施例6を示
しており、連結ねじ5がターンバックル状に構成されて
いる。すなわち連結ねじ5は、操作リング4と共に回転
操作されるねじ体21と、左右の各フランジ2・3に球
面座10・10を介して傾動可能に支持される一対のね
じ体22・22との三者で構成し、対応するねじどう
し、例えば左側のフランジ2のねじ体22の雌ねじ孔4
1bと、ねじ体21の左方の雄ねじ軸41aとを右ねじ
で形成し、右側フランジ3のねじ体22の雌ねじ孔42
bと、ねじ体21の右方の雄ねじ軸42aとを左ねじで
形成して、連結ねじ5をターンバックル状に構成した。
【0031】一対の各ねじ体22・22は、対応するフ
ランジ2・3で押圧されて、外端面に突設した球状の突
起40が各手摺棒1A・1Bに圧接し、このとき生じる
摩擦抵抗によって回転不能に、しかし傾動可能に保持さ
れる。ねじ体21の軸中央部には操作リング4の操作口
18に回り止め状に係合する操作部28を設ける。この
実施例6においても、ねじ体21を筒軸状に形成して、
筒内面に雌ねじを形成し、各ねじ体22・22を雄ねじ
軸で形成できる。一方のねじ体22は、実施例1と同様
に左右一対のフランジ2・3のいずれか一方と一体に形
成できる。さらに球面座10を内凹み状に変更できる。
【0032】(実施例7)図10は本発明の実施例7を
示しており、連結ねじ5を左右いずれか一方のフランジ
3と、操作リング4との間に設け、他方のフランジ2に
操作リング4を回動自在に支持している。詳しくは、左
側のフランジ2はフランジ本体35aと抜止め板35b
とで形成し、これら両者間で操作リング4の区分壁15
を挟持して操作リング4を回転自在に抜け止め支持し、
右側のフランジ3に雄ねじ軸からなるねじ体21を一体
に設ける。操作リング4は、外周のリング本体4aと、
リング本体4aにねじ込み連結した補助リング4bとで
構成し、両者4a・4bの内面に内凹み状の球面座10
を設けた。一方のねじ体22は右側のフランジ3と一体
に形成した。他方のねじ体21はリング状に形成して、
その内面に内ねじを設けた。ねじ体21の外周面に球面
座32を設け、これを操作リング4の球面座10に傾動
可能に支持した。さらに、球面座32の周方向一個所に
円形溝43を形成し、これに軸端を丸めたビス44を係
合して、ねじ体21が操作リング4と共に同行回転でき
るようにした。
【0033】図11は本発明の実施例8を示しており、
この場合のねじ体21・22は球面座32を省略して球
面座10で線接触状態の下に傾動可能に支持できる。こ
の場合に限って球面座10をテーパー面に変更すること
ができる。その他、操作リング4の外周面には、滑り止
め用のローレット加工を施し、あるいは微少突起群を形
成してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明では、左右のフランジ2・3を引
き寄せ連結する一対のねじ体21・22のうち、少なく
ともいずれか一方を対応するフランジ2に球面座10を
介して傾動可能に支持して、手摺棒1A・1Bの切断端
面の傾きに起因する心ずれが生じるような場合にも、球
面座10で支持したねじ体21が傾動して心ずれを吸収
できるようにした。これにより一対のねじ体21・22
の中心軸線どうしがずれても、両ねじ体21・22を最
後まで十分に螺合して、連結具を確実に組むことがで
き、手摺棒1A・1Bを連結するための施工が容易に行
える。手摺棒1A・1Bの切断端面の傾きは、連結具を
組んで初めて判る程度であることが多いが、こうした場
合にでも、修正加工等を施す必要がなく、手摺棒1A・
1Bを迅速に連結固定でき、技能の程度とは無関係に誰
でもが容易に連結作業を行え、全体として施工費用を削
減化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の連結具を分離した状態の縦断正面図
である。
【図2】実施例1の連結具の分解斜視図である。
【図3】実施例1の連結具における連結完了状態での縦
断正面図である。
【図4】図1におけるA−A線断面図である。
【図5】実施例2の連結具の縦断正面図である。
【図6】実施例3の連結具の縦断正面図である。
【図7】実施例4の連結具の縦断正面図である。
【図8】実施例5の連結具の縦断正面図である。
【図9】実施例6の連結具の縦断正面図である。
【図10】実施例7の連結具の縦断正面図である。
【図11】実施例8の縦断正面図である。
【符号の説明】
1A ・1B 手摺棒 1a・1b 接続端面 2・3 フランジ 4 操作リング 5 連結ねじ 8 通孔 10 球面座 15 区分壁 18 操作口 21・22 ねじ体 23 ねじ本体 24 傾動体 26 ねじ軸 28 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面1
    a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ2・
    3と、 一方のフランジ2に、回転自在に支持される操作リング
    4と、 操作リング4の回動操作で両フランジ2・3を引き寄せ
    連結するために、互いに螺合する雌雄一対のねじ体21
    ・22からなる連結ねじ5とを備えている手摺用の連結
    具であって、 両ねじ体21・22の少なくともいずれか一方が、対応
    するフランジ2・3に設けた球面座10を介して、ねじ
    軸心が傾動できるよう支持されていることを特徴とする
    手摺用の連結具。
  2. 【請求項2】 連結ねじ5の一方のねじ体21が、操作
    リング4で回動操作される操作部28を備えているねじ
    本体23と、一方のフランジ2に設けた球面座10に傾
    動可能に支持した傾動体24とで構成されており、 ねじ本体23と傾動体24とは、前記フランジ2を間に
    はさんで対向配置され、同行傾動可能に連結合されてい
    る請求項1記載の手摺用の連結具。
  3. 【請求項3】 雌雄一対のねじ体21・22の一方が、
    一方のフランジ3に一体に設けてある請求項1又は2記
    載の手摺用の連結具。
  4. 【請求項4】 隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面1
    a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ2・
    3と、 一方のフランジ2に、回転自在に支持される操作リング
    4と、 操作リング4の回動操作で両フランジ2・3を引き寄せ
    連結するために、互いに螺合する雌雄一対のねじ体21
    ・22からなる連結ねじ5とを備えており、 雌ねじからなるねじ体22が、対応するフランジ3に一
    体に設けてあり、 雄ねじからなるねじ体21が、ねじ軸26および操作部
    28が一体に設けられたねじ本体23と、対応するフラ
    ンジ2の接続端面側に設けた球面座10に傾動可能に支
    持される傾動体24とで構成されており、 ねじ本体23と傾動体24とは、前記フランジ2を間に
    はさんで対向配置されて、球面座10に設けた通孔8を
    介して同行傾動可能に連結合されており、 一対のフランジ2・3間に位置する操作リング4の区分
    壁15に、ねじ本体23の操作部28が回り止め状に係
    合する操作口18が形成されている手摺用の連結具。
  5. 【請求項5】 隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面1
    a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ2・
    3と、 一対のフランジ2・3間に、回転自在に配置される操作
    リング4と、 操作リング4の回転操作で両フランジ2・3を分離不能
    に連結する連結ねじ5とを備えており、 連結ねじ5は、右ねじと左ねじを備えているねじ体21
    と、該ねじ体21の左右のねじに対応するねじを備えて
    いて、左右の各フランジ2・3に設けられる一対のねじ
    体22・22とでターンバックル状に構成されており、 両ねじ体21・22の少なくとも一方が、対応するフラ
    ンジ2・3に球面座10を介して傾動可能に支持されて
    いる手摺用の連結具。
  6. 【請求項6】 隣接する手摺棒1A・1Bの接続端面1
    a・1bにそれぞれ締結固定される一対のフランジ2・
    3と、 一方のフランジ2に、回転自在に支持される操作リング
    4と、 操作リング4の回動操作で両フランジ2・3を引き寄せ
    連結するために、互いに螺合する雌雄一対のねじ体21
    ・22からなる連結ねじ5とを備えている連結具であっ
    て、 両ねじ体21・22の一方のねじ体22が、操作リング
    4に設けられていて、他方のねじ体21が、操作リング
    4を支持するフランジ2と対向する側のフランジ3に設
    けられており、 両ねじ体21・22の少なくとも一方が、操作リング4
    ないしは前記フランジ3で球面座10を介して傾動可能
    に支持されている手摺用の連結具。
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GB2500020A (en) * 2012-03-06 2013-09-11 Croydex Ltd Modular grab rail
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