JPH10115459A - 食器洗浄機の給湯装置 - Google Patents
食器洗浄機の給湯装置Info
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- JPH10115459A JPH10115459A JP27029696A JP27029696A JPH10115459A JP H10115459 A JPH10115459 A JP H10115459A JP 27029696 A JP27029696 A JP 27029696A JP 27029696 A JP27029696 A JP 27029696A JP H10115459 A JPH10115459 A JP H10115459A
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Abstract
温水を速やかに供給し、食器洗浄機の安全装置がいたず
らに作動することを防止する。 【解決手段】 給水管10の温水生成部分の出口側に
は、温水の温度を略一定に保つべく給水量を制御する自
動給水弁53が設けられている。この自動給水弁53の
入り口側と出口側の間には、バイパス弁63を介設した
バイパス管62が設けられている。バイパス弁63は常
には閉止しており、初期給湯の立上りにおいてのみ開弁
制御される。初期給湯の立上りはヒートポンプ21の昇
温能力が低く、自動給水弁53により出湯量が制限され
るところを、バイパス弁63が開放されることで、昇温
が不十分なままであっても多量の温水がバイパス管62
を通って食器洗浄機1に供給される。温水の供給量が規
定以下の場合に運転を止める安全装置が備えられていた
場合に、それが作動することが防止される。
Description
いて食器洗浄機に温水を供給する装置に関するものであ
る。
温水を得る場合に、冷凍サイクルを構成したヒートポン
プで温水を生成して供給するものが実用化に向けて開発
されつつある。これは、ヒートポンプにおける蒸発器
を、食器洗浄機からの排湯を貯留する回収タンク内に熱
交換可能な状態に配設する一方、凝縮器を、給水管に給
送される原水と熱交換可能な状態に配設した構造であっ
て、蒸発器で排熱を回収しつつ、凝縮器で原水を昇温し
て温水を生成するというものである。そして、給水管に
は、出湯される温水の温度が略一定に保たれるように給
水量を制御する制御弁が設けられている。
汚れを扱うものであるため、毎日業務終了時には洗浄タ
ンクを全部排水するようにしており、したがって毎朝業
務を開始する際には、温水を新たに洗浄タンクに供給す
る必要がある。いわゆる初期給湯である。この初期給湯
をヒートポンプで行う場合、初期給湯時には食器洗浄機
からの排湯、すなわち熱源がないため、特に運転の立上
りにおいて圧縮機が温まるまでは原水の昇温能力に劣
る。特に冬場のように原水の温度が低いときは思うよう
に昇温できない。そして、給水管には略一定温度の温水
を出湯すべく制御弁が設けられていて、上記のように昇
温能力が低いと給水量を絞ってしまうので、温水は少流
量で長時間にわたって出湯されることになる。
備の故障等を検出するための安全装置が備えられてい
る。一般には、規定時間内に所定量の温水が供給された
か否かを検知しており、規定の温水が供給されないと、
エラー信号を出すとともに運転を停止するようにしてい
る。したがって、初期給湯の立上りにおいて昇温能力が
劣り、かつ冬期のように原水の温度が低いために出湯量
が少量しか得られない場合は、故障等がないにも拘らず
運転が停止されてしまうおそれがあった。本発明は上記
のような事情に基づいて完成されたものであって、その
目的は、食器洗浄機側に所定量の温水を速やかに供給で
きる機能を付加し、食器洗浄機の安全装置がいたずらに
作動すること等を防止するところにある。
めの手段として、請求項1の発明は、圧縮機、凝縮器、
膨張弁及び蒸発器を配管接続して冷凍サイクルを構成し
たヒートポンプを備え、このヒートポンプの蒸発器によ
り食器洗浄機からの排湯の熱を回収しつつ、前記凝縮器
により給水管に給送される原水を昇温して温水を生成
し、その温水を食器洗浄機に供給するとともに、前記給
水管に、出湯される温水の温度を略一定に保つべく給水
量を制御する制御弁を設けたものにおいて、前記制御弁
を無効化して温水を食器洗浄機側に供給可能とした無効
化手段を備えた構成としたところに特徴を有する。請求
項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御弁の
入り口側と出口側との間に、開閉弁を介設したバイパス
路を設け、前記開閉弁の開放に伴って温水を前記制御弁
をバイパスして食器洗浄機側に供給可能とした構成とし
たところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1
または請求項2の発明において、食器洗浄機への初期給
湯時において前記制御弁を無効化しつつ温水を供給する
ことが行われる構成としたところに特徴を有する。
来ならば制御弁の機能により出湯量が制限されるところ
を、その機能が無効化手段により無効にされて、昇温が
不十分なままであっても多量の温水が食器洗浄機側に供
給される。したがって食器洗浄機側に温水の供給量が規
定以下の場合に運転を止めるような安全装置が備えられ
ていた場合に、安全装置がいたずらに作動することを防
止できる効果が得られる。 <請求項2の発明>開閉弁が開放されることで、昇温が
不十分なままであっても多量の温水がバイパス路を通っ
て食器洗浄機側に供給される。同様に、安全装置がいた
ずらに作動することを防止できる。 <請求項3の発明>ヒートポンプの昇温能力が低くて給
水量が絞られる事態は主に初期給湯のときに生ずる。そ
のため昇温が不十分なままでも温水を供給する制御は初
期給湯時に限って行われる。それにより、制御弁等の故
障により温水供給量が減少した場合には、安全装置が本
来の機能を発揮してそのような故障の発生が正確に検知
される。
ないし図10に基づいて説明する。図1において、符号
1は食器洗浄機であって、その側方に、ヒートポンプ2
1を装備した温水生成装置20が設置される。まず食器
洗浄機1の構造について説明すると、その内部の上方側
には、図示しないラックを介して食器が出し入れ可能に
収納される洗浄室2が形成されており、この洗浄室2の
上面側と下面側に、洗浄ノズル3とすすぎノズル4とが
一対ずつ配設されている。洗浄室2の底面の一側には、
アルカリ洗剤の混入された洗浄水を貯留する洗浄タンク
6が形成され、そこに貯められた洗浄水は、洗浄ポンプ
7により汲み上げられて上記した洗浄ノズル3から食器
に向けて噴射され、そののち洗浄タンク6内に回収され
るといったように循環供給される。
を貯留する貯湯タンク8が装備されている。この貯湯タ
ンク8内には、詳しくは後記するように温水生成装置2
0で生成された温水が、給湯弁9の介設された給水管1
0により供給されて貯留される。貯められた温水は、す
すぎポンプ11により汲み上げられてすすぎノズル4か
ら食器に向けて噴射され、上記の洗浄タンク6内に回収
される。洗浄タンク6にはオーバーフローパイプ13が
装備されており、このオーバーフローパイプ13は、洗
浄タンク6からオーバーフローした排湯を取り込んで、
排湯管14を通して温水生成装置20に設けられた排湯
回収タンク30内に排出するようになっている。なお、
洗浄タンク6と貯湯タンク8内にはそれぞれヒータ1
5,16と図示しないサーモスタットが装備されてい
て、洗浄水は約60℃に、すすぎ用の温水は約80℃に
保温されるようになっている。
洗浄ノズル3から洗浄水が噴射されて食器が洗浄され、
続いてすすぎノズル4から温水が噴射されてすすぎが行
われる。そして、洗浄タンク6に回収し切れずにオーバ
ーフローした排湯が温水生成装置20側に排出されて排
熱が回収され、その回収した熱が、給水管10に給送さ
れる水道水等の原水と熱交換されることで温水が生成さ
れて、上記した貯湯タンク8に供給されるようになって
いる。また食器洗浄機1には、図示はされていないが、
付設された給湯設備の故障等を検出するための安全装置
が備えられている。この安全装置は、規定時間内に所定
量の温水が供給されたか否かを検知し、規定時間内に所
定量の温水が供給されないと、エラー信号を出すととも
に運転を停止するようになっている。
る。この温水生成装置20はヒートポンプ21を備えて
おり、箱状をなす本体22内に収納されるようになって
いる。ヒートポンプ21は、図6にも示すように、圧縮
機24、凝縮器25、膨張弁26及び蒸発器27が循環
接続され、その中に冷媒であるフロンガス(R−22)
が流通可能に封入されることで冷凍サイクルを構成して
いる。圧縮機24は比較的大型のものであって、図2,
3に示すように、本体22内の底面上に設置されてい
る。その圧縮機24の側方には蓋板31付きの排湯回収
タンク30が設置されている。この排湯回収タンク30
には、図4,5に示すように、上記の冷凍サイクルの構
成部品であるパイプ状の蒸発器27が、その内周面に沿
って螺旋状に巻装されており、その入り口27aと出口
27bとが蓋板31の上面に突出されて冷媒配管21a
と接続されている。排湯回収タンク30の上部の一側に
は排湯の導入口32が設けられ、食器洗浄機1における
洗浄タンク6のオーバーフローパイプ13から引き出さ
れた排湯管14と接続されており、洗浄タンク6からオ
ーバーフローした排湯を導入し得るようになっている。
他側には、排湯回収タンク30自身のオーバーフロー水
を排出する排出口33が設けられ、排水管34が接続さ
れている。
攪拌具36が備えられており、蓋板31上に設けられた
駆動モータ37によりシャフト38を介して回転駆動さ
れるようになっている。また、排湯回収タンク30の底
面には排水弁40が設けられている。この排水弁40は
常開式のものであって、蓋板31を貫通して上下動自由
に装備されたロッド41の先端に、底面に開口された弁
口42の上面側に接離して開閉する弁体43が設けら
れ、常にはロッド41がばね部材44により上動付勢さ
れて、図5の鎖線に示すように弁体43が引き上げられ
ることで弁口42が開いており、蓋板31上にブラケッ
ト45を介して取り付けられたソレノイド46の励磁力
により、同図の実線に示すようにロッド41並びに弁体
43を付勢力に抗して押し下げることで弁口42が閉じ
られるようになっている。この排水弁40は上記した排
水管34に合流して接続されている。また、排湯回収タ
ンク30の蓋板31には、蒸発器27に向けて温水を散
水することでそれを洗浄するための2個の散水ノズル4
8が設けられている。
おり、その中に、すすぎ水の原水を給送する給水管10
の途中部分が挿通され、熱交換を可能とした二重管部2
8が形成されている。この二重管部28が、図2,3に
示すように、本体22の2つの側面の内側にわたって回
曲しつつ張り巡らされている。給水管10の出口側は、
上記のように食器洗浄機1の貯湯タンク8に接続されて
いる。また膨張弁26は、感温筒26aが付設された温
度式のものである(図6参照)。なお、本体22内に
は、ヒートポンプ21の冷凍サイクルや給排水等を制御
するための装置を収納した制御ボックス49が備えられ
ている。
言及する。圧縮機24の高圧側と低圧側との間にはバイ
パス管51が設けられ、そこに容量調整弁52が設けら
れている。この容量調整弁52は低圧側の圧力が設定値
より小さくなると開放して、高圧側のホットガスを低圧
側にバイパスするように機能する。この実施形態では、
低圧側の圧力設定値が4Kgf/cm2程度となるようにされ
ており、これは、使用冷媒であるフロンガス(R−2
2)の0℃での飽和圧力を意識して定められている。給
水管10における二重管部28から出たところには、自
動給水弁53が設けられている。この自動給水弁53
は、高圧側の圧力を検知してそれに応じて給水量を調節
し、高圧側の圧力を一定に保つとともに、略一定温度の
温水を取り出すように機能する。給水管10における自
動給水弁53の上流側には、分流弁54を介設した散水
ホース55が分岐して接続され、この散水ホース55
が、前記した排湯回収タンク30の蓋板31に設けられ
た散水ノズル48に接続されている。この分流弁54
は、運転の停止時に開弁することで、二重管部28内に
残っている温水を排出し、蒸発器27の洗浄に利用する
とともに、運転立上り時の過渡的な凝縮能力不足を防止
するように機能する。
原水の給水管10における二重管部28に入る手前側の
部分とが密着状に並列配管されることにより、第1の補
助熱交換部57が構成されている。この第1補助熱交換
部57は、凝縮器25から出た液冷媒とすすぎ水の原水
との間で熱交換させることによって、原水を予熱するよ
うに機能する。また、上記の第1補助熱交換部57を構
成する部分の下流側の冷媒配管21aと、蒸発器27の
出口側の冷媒配管21aとが同じく密着状に並列配管さ
れることで、第2の補助熱交換部58が構成されてい
る。この第2補助熱交換部58は、蒸発器27を経た低
温冷媒を凝縮器25から出た高温液冷媒で加熱すること
により、特に運転後半において圧縮機24側への液戻り
現象が起きるのを抑制し、併せて熱利用効率を高めるよ
うに機能する。
分と、膨張弁26との間における冷媒配管21aにはレ
シーバ59が介設されている。このレシーバ59は、例
えば冷媒を過充填したときや、内部のバランスが崩れて
液冷媒が過剰となった場合にそれを溜め、凝縮器25に
液冷媒が滞留するのを防止するように機能する。レシー
バ59と膨張弁26との間には冷媒電磁弁60が介設さ
れている。この冷媒電磁弁60は、それを閉じること
で、膨張弁26並びに蒸発器27を介して冷媒が圧縮機
24の低圧側に流通することを阻止するようになってい
る。
3の入り口側と出口側との間にはバイパス管62が設け
られ、そこにバイパス弁63が介設されている。このバ
イパス弁63は、詳しくは後記するように、常には閉止
しており、初期給湯の立上り時に限って開弁制御される
ようになっている。
うな制御回路を備えている。同図において、SWは給湯
開始用の押しボタンスイッチ、FMは、温水生成装置2
0の本体22内に装備されたファンの駆動モータ、CM
はヒートポンプ21の圧縮機24である。SVは冷媒電
磁弁60、Mは攪拌具36の駆動モータ37、Sは排水
弁40のソレノイド46である。Th1は、圧縮機24
の高圧側吐出口に設けられた保護用のサーモスタット、
Th2は、圧縮機24内に設けられた同じく保護用のサ
ーモスタットである。OCRは、圧縮機24の運転電流
が過電流となったときに開放する過負荷継電器、PdS
Wは、圧縮機24の高圧側の圧力が異常上昇した際に開
放する圧力スイッチである。また、図7に示されたWV
は、既述した給水管10のバイパス管62に設けられた
バイパス弁63である。
続いてその作動を説明する。食器洗浄機1は汚れを扱う
ものであるため、毎日業務終了時には洗浄タンク6を全
部排水するようにしている。したがって毎朝業務を開始
する際には、温水を新たに洗浄タンク6に供給する必要
がある。この給湯を初期給湯と称しており、以下これに
ついて図9のタイミングチャートを参照して説明する。
この初期給湯では、容量の大きい洗浄タンク6に温水を
貯めねばならず、また一度に大容量の温水を供給するこ
とが難しいことから、基本的には以下のような手順で給
湯が行われる。それは、温水生成装置20で生成された
温水が貯湯タンク8に一旦取り込まれ、貯湯タンク8内
のフロートスイッチがオンにしたところで、給湯弁9が
閉弁されてすすぎサイクルが行われ、すすぎポンプ11
が温水を汲み上げてすすぎノズル4から噴射させて洗浄
タンク6に貯められる。この給湯のサイクルが、洗浄タ
ンク6内に設けられた図示しない水位センサが検知する
まで継続される。その後、上記の給湯サイクルが予め設
定された回数だけ実行されて、初期給湯が完了する。
るとともに、ヒートポンプ21の圧縮機24が稼働し、
かつ冷媒電磁弁60が開放することで開始される。しか
しながら、この初期給湯時には、洗浄タンク6からオー
バーフローされる排湯、すなわち熱源が無く、しかも圧
縮機24が未だ温まっていないために、原水の昇温能力
に劣る。特に冬場のように原水の温度が低いときは思う
ように昇温できない。そして、給水管10には略一定温
度の温水を出湯すべく自動給水弁53が設けられてい
て、上記のように昇温能力が低いと給水量を絞ってしま
うので、温水は少量しか出湯されない。したがってこの
ままでは、既述した食器洗浄機1に設けられた安全装置
が作動して、運転が強制的に停止されてしまうおそれが
ある。
0のバイパス管62に設けられたバイパス弁63が同時
に開放される。これにより、本来ならば自動給水弁53
の機能によって出湯量が制限されるところを、バイパス
管62を通って多量の温水が食器洗浄機1の貯湯タンク
8に供給される。もちろん、供給される温水の温度は所
望するものよりも低いのであるが、取り敢えず規定時間
内に所定量の温水が供給されるので、安全装置の機能に
より運転が止められてしまうことが避けられ、引き続い
て初期給湯が継続される。バイパス弁63は、次にすす
ぎサイクルが始まったところで閉弁制御され、それ以降
は、後記する洗浄運転時も含めて閉弁状態に保持され
る。それは、初めの圧縮機24の運転の間に、圧縮機2
4もある程度温まって昇温能力が回復されるので、通常
の給湯態様でも十分に出湯が見込まれるからである。
に熱源が無いため、そのままでは低圧側が極端に低圧と
なった運転か、異常運転(真空運転あるいは液バック運
転)を行うおそれがある。低圧側の圧力が小さいと、圧
縮機24自体の仕事量が小さくなり発熱量も小さくなる
ので、満足に温水を生成することが難しく、低圧側の圧
力はある程度の値を維持する必要がある。そのため初期
給湯時には、圧縮機24に付設された容量調整弁52の
作用により、高圧側の冷媒ガスを低圧側にバイパスさせ
て低圧側を昇圧するようにしている。これにより圧縮機
24の仕事量が増大でき、結果、良好な温水生成能力が
得られる。
れるごとになされるのであって、通常そのためには、ヒ
ートポンプ21の運転と停止とに対応して圧縮機24を
断続運転させることになるが、短周期での運転と停止と
を嫌う圧縮機24に対して、頻繁な断続運転が予測され
るにも拘らずそのままにしておくのは、品質、信頼性の
上から問題がある。そこで、初期給湯の際には圧縮機2
4を運転し続けるようにしている。ただし、食器洗浄機
1の給湯弁9が間欠的に閉弁されるとき、ヒートポンプ
21の冷凍サイクル側では凝縮器25への水流が断たれ
るから、圧縮機24が連続運転されていると、僅かな時
間でも高圧側の圧力の異常上昇を招くこととなる。その
ため、図9のタイミングチャートに示されるように、給
湯弁9の閉弁動作に同期して冷媒電磁弁60を閉弁制御
し、その間は、容量調整弁52によるバイパス冷媒だけ
で運転する。冷媒電磁弁60が閉じられると、圧縮機2
4の低圧側への冷媒の供給量が減少するため、高圧側の
圧力は逆に下がり気味となり、よって高圧側の圧力の異
常上昇が防止される。以上のようにして初期給湯が完了
する。
グチャートを参照して説明する。この洗浄運転は、上記
した初期給湯によって、食器洗浄機1の洗浄タンク6と
貯湯タンク8とが満水となった状態から引き続いて行わ
れる。初めに洗浄すべき食器をラックに収めて洗浄室2
内に収容する(ラック作業)。ラック作業が完了すると
洗浄サイクルが開始され、洗浄タンク6内の洗浄水が洗
浄ポンプ7で汲み上げられて洗浄ノズル3から噴出され
るといった洗浄作業が数十秒間にわたって行われる。5
秒程度の停止時間(水切り時間)があったのち、引き続
いてすすぎサイクルが開始され、貯湯タンク8内の温水
がすすぎポンプ11で汲み上げられてすすぎノズル4か
ら噴出されるといったすすぎ作業が7秒程度行われる。
そののち5秒程度の停止時間(同じく水切り時間)が設
定され、それにより1回の洗浄工程が完了する。
ると、貯湯タンク8内に備えられたフロートスイッチが
オフとなることで給湯弁9が開弁されるとともに、圧縮
機24がオンしてヒートポンプ21が稼働し始める。同
時に冷媒電磁弁60も開弁される。また、排湯回収タン
ク30に設けられたソレノイド46が励磁されて常開式
の排水弁40が閉弁されるとともに、攪拌具36が回転
駆動される。すすぎサイクルの開始後に洗浄タンク6か
らオーバーフローしてくる排湯は、少し遅れて排湯回収
タンク30に流入し、実際に蒸発器27が吸熱を始める
のは数秒後となる。
洗浄タンク6からオーバーフローした排湯が少しずつ
(数十秒をかけて)取り込まれる。排湯の取り込みの最
中からヒートポンプ21はフル運転して蒸発器27に液
冷媒を供給し、攪拌具36により排湯が攪拌されて熱交
換が促進されつつ吸熱を始める。実際に吸熱に掛けるこ
とのできる時間は数十秒であるため、膨張弁26は比較
的大きな流量(冷凍能力)のものが使用され、立上りか
らすぐに多くの冷媒が供給される。その吸熱の最中に、
まず洗浄タンク6からのオーバーフローが終わり、排湯
回収タンク30が満水となる。吸熱はさらに継続される
が、蒸発器27に冷媒が十分に行き届くと、感温筒26
aで検知される温度が低下することで膨張弁26が閉じ
始める。しかしながら、膨張弁26の流量制御のタイミ
ングがどうしても遅れるので少し液戻りぎみになる。そ
のため、第2補助熱交換部58で加熱されることで液戻
りの抑制が図られ、それと併せて熱利用効率の向上が図
られる。
の原水は、第1補助熱交換部57で予熱されたのち、二
重管部28において冷媒と熱交換されて昇温され、温水
となって給湯弁9を介して食器洗浄機1の貯湯タンク8
に次第に供給される。貯湯タンク8に所定量温水が溜ま
ってフロートスイッチがオンすると、圧縮機24がオフ
となるとともに、冷媒電磁弁60が閉弁してヒートポン
プ21の運転が停止される。また排湯回収タンク30の
排水弁40が開弁されるとともに、攪拌具36が停止さ
れる。これにより、排湯回収タンク30内の排湯が排出
されるが、排湯は慣性力により渦流となって排出される
ので、例えば排湯中に食材の細片等の異物が混じってい
たとしても、渦流とともにすべて排出され、タンク30
内が汚れるおそれがない。また上記のフロートスイッチ
がオンすることに伴って分流弁54が10〜15秒間開
弁され、二重管部28内に残った温水が散水ホース55
側に分流される。その温水は、排湯回収タンク30の散
水ノズル48から蒸発器27に向けて散水され、蒸発器
27の表面が洗浄される。そののち、排湯回収タンク3
0の排湯が完全に排出され、食器洗浄機1がすすぎ可能
な状態とされる。このようにして、洗浄作業と温水の生
成とが繰り返し行われる。
初期給湯の立上りにおいてヒートポンプ21の昇温能力
が低く、本来ならば自動給水弁53の機能により出湯量
が制限されるところを、給水管10に設けられたバイパ
ス管62のバイパス弁63が開放されることで、昇温が
不十分なままであっても多量の温水をバイパス管62を
通して食器洗浄機1の貯湯タンク8に供給することがで
きる。したがって、食器洗浄機1側に温水の供給量が規
定以下の場合に運転を止めるような安全装置が備えられ
ていた場合に、安全装置がいたずらに作動することを防
止し、初期給湯を継続して行うことができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、フロンガスを冷媒として用い
たものを例示したが、他の冷媒を用いて冷凍サイクルを
構成したヒートポンプを使用することも可能である。
である。
る。
図である。
21…ヒートポンプ 21a…冷媒配管 24…圧縮機 25…凝縮器 26
…膨張弁 27…蒸発器 30…排湯回収タンク 53…自動給水弁 62…バイ
パス管 63…バイパス弁
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を配
管接続して冷凍サイクルを構成したヒートポンプを備
え、このヒートポンプの蒸発器により食器洗浄機からの
排湯の熱を回収しつつ、前記凝縮器により給水管に給送
される原水を昇温して温水を生成し、その温水を食器洗
浄機に供給するとともに、前記給水管に、出湯される温
水の温度を略一定に保つべく給水量を制御する制御弁を
設けたものにおいて、 前記制御弁を無効化して温水を食器洗浄機側に供給可能
とした無効化手段を備えたことを特徴とする食器洗浄機
の給湯装置。 - 【請求項2】 前記制御弁の入り口側と出口側との間
に、開閉弁を介設したバイパス路を設け、前記開閉弁の
開放に伴って温水を前記制御弁をバイパスして食器洗浄
機側に供給可能としたことを特徴とする請求項1記載の
食器洗浄機の給湯装置。 - 【請求項3】 食器洗浄機への初期給湯時において前記
制御弁を無効化しつつ温水を供給することが行われる構
成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
の食器洗浄機の給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27029696A JP3741797B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 食器洗浄機の給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27029696A JP3741797B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 食器洗浄機の給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115459A true JPH10115459A (ja) | 1998-05-06 |
| JP3741797B2 JP3741797B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17484294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP3741797B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013057467A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Science Kk | 排熱回収型ヒートポンプ |
| JP2015142705A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-08-06 | ホシザキ電機株式会社 | 排水熱回収装置 |
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1996
- 1996-10-11 JP JP27029696A patent/JP3741797B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US10264943B2 (en) | 2013-12-27 | 2019-04-23 | Hoshizaki Corporation | Washer |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3741797B2 (ja) | 2006-02-01 |
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