JPH10115831A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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- JPH10115831A JPH10115831A JP26963196A JP26963196A JPH10115831A JP H10115831 A JPH10115831 A JP H10115831A JP 26963196 A JP26963196 A JP 26963196A JP 26963196 A JP26963196 A JP 26963196A JP H10115831 A JPH10115831 A JP H10115831A
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- liquid crystal
- dish
- cell
- injection
- crystal cell
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Abstract
(57)【要約】
【課題】量産性に影響する液晶注入時間の短縮化、画質
に影響する気泡及び液晶層厚みむらのない光学特性に影
響する液晶組成物の変化のない液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】配向処理された2枚のガラス基板をスペー
サ及びシール剤を介して重ね合わせ少なくとも一個の液
晶注入口を設けた液晶セル4と液晶が入れられた液晶皿
1とを真空容器6に入れ、真空容器6内の空気を排気し
た状態で液晶セル4の注入口を液晶皿内の液晶中に浸し
た後、真空容器6内を大気に戻して液晶セルに内に液晶
を注入する液晶表示装置の製造方法で、液晶皿に超音波
振動子を取り付け、超音波振動子から液晶へ超音波を照
射する液晶表示装置の製造方法。
に影響する気泡及び液晶層厚みむらのない光学特性に影
響する液晶組成物の変化のない液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】配向処理された2枚のガラス基板をスペー
サ及びシール剤を介して重ね合わせ少なくとも一個の液
晶注入口を設けた液晶セル4と液晶が入れられた液晶皿
1とを真空容器6に入れ、真空容器6内の空気を排気し
た状態で液晶セル4の注入口を液晶皿内の液晶中に浸し
た後、真空容器6内を大気に戻して液晶セルに内に液晶
を注入する液晶表示装置の製造方法で、液晶皿に超音波
振動子を取り付け、超音波振動子から液晶へ超音波を照
射する液晶表示装置の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、二枚の電極付きガラス
基板の間隙に液晶層を設け、電気光学効果により、文
字,数字,図,絵などを表示する装置として、既に知ら
れている。このような液晶表示装置の液晶注入方法には
下記に示すいくつかの方法が知られている。
基板の間隙に液晶層を設け、電気光学効果により、文
字,数字,図,絵などを表示する装置として、既に知ら
れている。このような液晶表示装置の液晶注入方法には
下記に示すいくつかの方法が知られている。
【0003】(1)一方のガラス基板上に液晶を滴下
し、その上にポリエチレンビーズ,シリカビーズ等の電
気絶縁性のスペーサを介して、もう一枚のガラス基板を
重ね合わせる方法(特開平4−285910 号公報)。
し、その上にポリエチレンビーズ,シリカビーズ等の電
気絶縁性のスペーサを介して、もう一枚のガラス基板を
重ね合わせる方法(特開平4−285910 号公報)。
【0004】(2)予め、二枚のガラス基板に間隙を設
けた液晶セルに注入口の外に注入口と反対の位置に通じ
る穴を設け、注入口に液晶を滴下して毛細管現象を利用
する方法。
けた液晶セルに注入口の外に注入口と反対の位置に通じ
る穴を設け、注入口に液晶を滴下して毛細管現象を利用
する方法。
【0005】(3)(2)と同様な液晶セル構成を成
し、注入口を液晶に浸し、一方の口から真空引きして液
晶を吸い上げる方法(特開平7−281200 号公報)。
し、注入口を液晶に浸し、一方の口から真空引きして液
晶を吸い上げる方法(特開平7−281200 号公報)。
【0006】(4)注入口を設けた液晶セルと液晶を入
れた液晶皿を真空可能な容器に入れ、この容器を真空に
した後注入口を液晶に浸し、排気系の容器を大気圧に戻
す過程で圧力差を利用する方法(特公昭58−49853 号公
報)。
れた液晶皿を真空可能な容器に入れ、この容器を真空に
した後注入口を液晶に浸し、排気系の容器を大気圧に戻
す過程で圧力差を利用する方法(特公昭58−49853 号公
報)。
【0007】(5)(4)の方法に真空容器及び液晶セ
ルを加熱する方法(特開平5−289037号公報)。
ルを加熱する方法(特開平5−289037号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の液
晶表示装置の液晶注入方法には、次のような欠点があ
る。
晶表示装置の液晶注入方法には、次のような欠点があ
る。
【0009】すなわち、(1)の方法では液晶の量の加
減が難しく気泡が残りやすい。また液晶を外部に漏らさ
ないためのシール剤が液晶を汚染する等の問題が多い。
毛細管現象を利用する(2)の方法は画面サイズが大き
くなると、液晶セル内に満遍なく液晶が行き渡ることが
なく気泡を生じやすい。(3)の方法は液晶セルに均一
に液晶をいれることに適し、しかも注入時間の短縮化に
は有効な手段であるが、溶存空気を排除することがない
ので、数日後に気泡が発生する心配がある。また真空に
する際に二枚の基板の間隙を均一に保つスペーサが移動
し、間隙の不均一やスペーサの移動跡が生じ、表示品質
を著しく悪くする。(4)の方法は液晶を液晶セル内に
均一にいれるのに適し、かつ液晶中の溶存空気も除か
れ、気泡の心配もないので一般に用いられている。しか
し、注入時間が長いため大型サイズの液晶セルになると
量産性に欠ける。(5)の方法は、量産時において液晶
セル自身に温度差が生じ、注入時間がそれぞれ異なる。
また、これを回避するには一つの液晶セルに加熱機構を
備えなければならないので、排気系容器及び液晶セルの
加熱は量産性には向かない。
減が難しく気泡が残りやすい。また液晶を外部に漏らさ
ないためのシール剤が液晶を汚染する等の問題が多い。
毛細管現象を利用する(2)の方法は画面サイズが大き
くなると、液晶セル内に満遍なく液晶が行き渡ることが
なく気泡を生じやすい。(3)の方法は液晶セルに均一
に液晶をいれることに適し、しかも注入時間の短縮化に
は有効な手段であるが、溶存空気を排除することがない
ので、数日後に気泡が発生する心配がある。また真空に
する際に二枚の基板の間隙を均一に保つスペーサが移動
し、間隙の不均一やスペーサの移動跡が生じ、表示品質
を著しく悪くする。(4)の方法は液晶を液晶セル内に
均一にいれるのに適し、かつ液晶中の溶存空気も除か
れ、気泡の心配もないので一般に用いられている。しか
し、注入時間が長いため大型サイズの液晶セルになると
量産性に欠ける。(5)の方法は、量産時において液晶
セル自身に温度差が生じ、注入時間がそれぞれ異なる。
また、これを回避するには一つの液晶セルに加熱機構を
備えなければならないので、排気系容器及び液晶セルの
加熱は量産性には向かない。
【0010】また、(4)と(5)の方法では、真空容
器内を排気する際に液晶皿に入れられた液晶から発泡が
生じ、さらには突沸して真空容器内や液晶セルを汚染
し、その結果液晶の使用量が増えたり、真空容器等の洗
浄に時間がかかるといった欠点がある。
器内を排気する際に液晶皿に入れられた液晶から発泡が
生じ、さらには突沸して真空容器内や液晶セルを汚染
し、その結果液晶の使用量が増えたり、真空容器等の洗
浄に時間がかかるといった欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1は、少なくとも一個の注入口を
設けた液晶セルと液晶が入れられた液晶皿とを真空可能
な容器に入れ、真空容器内の空気を排気した後で、上記
液晶セルの注入口を液晶皿内の液晶中に浸たし後、上記
真空容器内を大気圧に戻して上記液晶セルの間隙内に液
晶を注入する液晶表示装置において、上記液晶皿に超音
波振動子を取り付け、上記超音波振動子から液晶へ超音
波を照射することを特徴とする。請求項2は超音波照射
によって液晶皿中の液晶を加熱しながら液晶を注入する
時に、超音波の定在波が生じるように液晶皿と空セルに
挟まれた液晶の厚み、及び液晶と超音波振動子に挟まれ
た液晶皿の厚み、超音波素振動子の周波数を選ぶことを
特徴とする。
めに、本発明の請求項1は、少なくとも一個の注入口を
設けた液晶セルと液晶が入れられた液晶皿とを真空可能
な容器に入れ、真空容器内の空気を排気した後で、上記
液晶セルの注入口を液晶皿内の液晶中に浸たし後、上記
真空容器内を大気圧に戻して上記液晶セルの間隙内に液
晶を注入する液晶表示装置において、上記液晶皿に超音
波振動子を取り付け、上記超音波振動子から液晶へ超音
波を照射することを特徴とする。請求項2は超音波照射
によって液晶皿中の液晶を加熱しながら液晶を注入する
時に、超音波の定在波が生じるように液晶皿と空セルに
挟まれた液晶の厚み、及び液晶と超音波振動子に挟まれ
た液晶皿の厚み、超音波素振動子の周波数を選ぶことを
特徴とする。
【0012】請求項1では、上記真空容器内の空気の排
気時に超音波を照射することにより、液晶からの脱気が
スムースに行われ、排気時間を短くすることができるよ
うになる。また、真空容器内の汚染も防止できる。超音
波を照射する時間については特に限定されないが、発泡
が終了した時点で超音波の照射を停止することが好まし
い。これは真空条件下での液晶の蒸発が軽減されるため
である。また、連続的に超音波を照射せずに、間欠的に
照射することも液晶の蒸発軽減に有効である。他方、真
空容器内を大気に戻して液晶セル内に液晶を注入する時
に超音波を照射することにより、液晶が選択的に加熱さ
れて粘度が下がるので、短時間に液晶セル内に液晶を注
入できる。これは液晶の超音波吸収係数が液晶皿より大
きいためである。また、液晶セルではなく液晶自身を加
熱できるため、液晶セル間の温度のばらつきもなく、設
備も簡単で、量産性に寄与することができる。本発明に
よって、液晶セルへ液晶を注入する時間が短縮される
が、液晶セル内のラビング角度と注入方向を一致させる
ことで、より注入時間を短縮できる。尚、ここでいうラ
ビング角度とは、図2に示されているように2枚の基板
の各々のラビング角度θ1,θ2を注入口のある辺から
反時計回りに計った角度の平均値である。例えば、上の
基板のラビング角度θ1が30度、下の基板のラビング
角度θ2が90度であるとき、ラビング角度は60度と
なる。また、上の基板のラビング角度θ1が30度、下
の基板の配向処理角度θ2が30度であるとき、ラビン
グ角度は30度となる。このラビング角度の最小値は0
度であり、最大値は90度である。ラビング角度が45
度以上であるとき、液晶の注入方向と一致する方向に近
づくことを意味する。そして、ラビング角度が90度で
あるとき、液晶の注入方向と一致する。また、注入口の
幅や、位置,数を増やすことも注入時間の短縮化に有効
である。液晶セル内に液晶を注入する時の超音波照射の
時間についても特に限定されないが、真空容器内を大気
に戻した時点で超音波を照射することが好ましい。これ
も真空条件下での液晶の蒸発が軽減されるためである。
超音波の照射によって加熱される液晶の温度に関しては
特に限定されないが、液晶が等方性液体になる温度(N
−I点)以下に設定することが好ましい。これは、液晶
の粘度が、N−I点以上になると飽和するからである。
また、過熱による液晶の劣化を防止できる利点がある。
液晶の温度設定に関しては、温度調整器を用いて制御す
ることが好ましい。請求項2では、液晶皿と液晶セルに
挟まれた液晶の厚み、及び液晶と超音波振動子に挟まれ
た液晶皿の厚み、超音波振動子の周波数を選ぶことによ
り超音波の定在波が生じさせ、効率よく加熱することが
でき、短時間に液晶を加熱することができる。また、気
泡の発生を防止する効果も期待できる。液晶皿の種類に
ついては特に限定されないが、液晶皿の材質にあわせて
超音波の定在波が生じるように、その厚さを調整するこ
とが重要である。超音波振動子の周波数,液晶の厚み,
液晶皿の厚みの選択にあたっては数1を参考にした。数
1で、超音波振動子の周波数をF(Hz)、液晶や液晶
皿の厚さをL(mm)、液晶や液晶皿の材質の音速度をV
(m/sec)とした。
気時に超音波を照射することにより、液晶からの脱気が
スムースに行われ、排気時間を短くすることができるよ
うになる。また、真空容器内の汚染も防止できる。超音
波を照射する時間については特に限定されないが、発泡
が終了した時点で超音波の照射を停止することが好まし
い。これは真空条件下での液晶の蒸発が軽減されるため
である。また、連続的に超音波を照射せずに、間欠的に
照射することも液晶の蒸発軽減に有効である。他方、真
空容器内を大気に戻して液晶セル内に液晶を注入する時
に超音波を照射することにより、液晶が選択的に加熱さ
れて粘度が下がるので、短時間に液晶セル内に液晶を注
入できる。これは液晶の超音波吸収係数が液晶皿より大
きいためである。また、液晶セルではなく液晶自身を加
熱できるため、液晶セル間の温度のばらつきもなく、設
備も簡単で、量産性に寄与することができる。本発明に
よって、液晶セルへ液晶を注入する時間が短縮される
が、液晶セル内のラビング角度と注入方向を一致させる
ことで、より注入時間を短縮できる。尚、ここでいうラ
ビング角度とは、図2に示されているように2枚の基板
の各々のラビング角度θ1,θ2を注入口のある辺から
反時計回りに計った角度の平均値である。例えば、上の
基板のラビング角度θ1が30度、下の基板のラビング
角度θ2が90度であるとき、ラビング角度は60度と
なる。また、上の基板のラビング角度θ1が30度、下
の基板の配向処理角度θ2が30度であるとき、ラビン
グ角度は30度となる。このラビング角度の最小値は0
度であり、最大値は90度である。ラビング角度が45
度以上であるとき、液晶の注入方向と一致する方向に近
づくことを意味する。そして、ラビング角度が90度で
あるとき、液晶の注入方向と一致する。また、注入口の
幅や、位置,数を増やすことも注入時間の短縮化に有効
である。液晶セル内に液晶を注入する時の超音波照射の
時間についても特に限定されないが、真空容器内を大気
に戻した時点で超音波を照射することが好ましい。これ
も真空条件下での液晶の蒸発が軽減されるためである。
超音波の照射によって加熱される液晶の温度に関しては
特に限定されないが、液晶が等方性液体になる温度(N
−I点)以下に設定することが好ましい。これは、液晶
の粘度が、N−I点以上になると飽和するからである。
また、過熱による液晶の劣化を防止できる利点がある。
液晶の温度設定に関しては、温度調整器を用いて制御す
ることが好ましい。請求項2では、液晶皿と液晶セルに
挟まれた液晶の厚み、及び液晶と超音波振動子に挟まれ
た液晶皿の厚み、超音波振動子の周波数を選ぶことによ
り超音波の定在波が生じさせ、効率よく加熱することが
でき、短時間に液晶を加熱することができる。また、気
泡の発生を防止する効果も期待できる。液晶皿の種類に
ついては特に限定されないが、液晶皿の材質にあわせて
超音波の定在波が生じるように、その厚さを調整するこ
とが重要である。超音波振動子の周波数,液晶の厚み,
液晶皿の厚みの選択にあたっては数1を参考にした。数
1で、超音波振動子の周波数をF(Hz)、液晶や液晶
皿の厚さをL(mm)、液晶や液晶皿の材質の音速度をV
(m/sec)とした。
【0013】
【数1】 FxL=V …(数1) 数1で、Lが超音波の波長の二分の一なるように、超音
波振動子の周波数,液晶の厚み,液晶皿の厚みを選択す
ることが最も好ましい組み合わせとなる。
波振動子の周波数,液晶の厚み,液晶皿の厚みを選択す
ることが最も好ましい組み合わせとなる。
【0014】
(実施例1)図1は本発明の液晶表示装置の液晶注入方
法を示したものである。すなわち、真空容器6の中に液
晶セル4が液晶注入口12を下にしてセットされてい
る。
法を示したものである。すなわち、真空容器6の中に液
晶セル4が液晶注入口12を下にしてセットされてい
る。
【0015】液晶セルのサイズは270mm(長片側)×
200mm(短片側)で表示部は対角で10.4インチサ
イズであり、厚みが1.1mmで表面を研磨した透明なガ
ラス基板を用いた。これら基板の上に共通電極,信号電
極,画素電極などを形成し、更にその最表面にの配向膜
を形成した。本実施例では配向膜としてポリイミドを採
用し、印刷機で塗布し焼成(250℃/30分)後の膜厚
を0.07〜0.1μm程度とした。その後、配向膜の表
面を液晶を配向させるための配向処理を施した。配向処
理はラビング機(FS−55R型 フジオカ製)を使用
し、ラビングロール(直径75×長さ600mm)にレー
ヨン製、バフ布を用い、条件は回転数1300rpm ,送り速
度33mm/sec ,切り込み量0.4mm で行った。上下基
板の接着は接着剤(エポキシ系樹脂ストラクトボンド
三井東圧製)の中にポリマビーズ(積水化学製)を適量
混入し、シールマスクを用いて基板上に印刷した。その
後、接着剤の仮硬化(80℃/30分)を行い、上下基
板を組み合わせた。そして、プレスを用いて2枚の基板
を加圧しつつ、接着剤を硬化(150℃/90分)し
た。パネル面内には球形のポリマービーズを基板間に狭
持し、液晶封入状態でギャップを6.0μm とした。接
着剤は基板周辺に設けられ、その一部を液晶が注入され
るよう開放してある。この液晶セルのラビング角度は3
0度である。注入口の幅は20mmである。液晶皿1はア
ルミ製であり、表面がテフロンでコーティングされてい
る。液晶2はテフロンの表面張力で液晶皿1の面よりも
高く盛り上がった状態で備えられている。液晶2は液晶
セル4に必要な注入量に十分な量である。液晶皿1の下
の超音波振動子3がリード線を介して13アンプ7、フ
ァクションジェネレター8連結され、また、熱電対12
が温度コントローラ9に連結され、液晶2の温度を任意
に制御できるようになっている。
200mm(短片側)で表示部は対角で10.4インチサ
イズであり、厚みが1.1mmで表面を研磨した透明なガ
ラス基板を用いた。これら基板の上に共通電極,信号電
極,画素電極などを形成し、更にその最表面にの配向膜
を形成した。本実施例では配向膜としてポリイミドを採
用し、印刷機で塗布し焼成(250℃/30分)後の膜厚
を0.07〜0.1μm程度とした。その後、配向膜の表
面を液晶を配向させるための配向処理を施した。配向処
理はラビング機(FS−55R型 フジオカ製)を使用
し、ラビングロール(直径75×長さ600mm)にレー
ヨン製、バフ布を用い、条件は回転数1300rpm ,送り速
度33mm/sec ,切り込み量0.4mm で行った。上下基
板の接着は接着剤(エポキシ系樹脂ストラクトボンド
三井東圧製)の中にポリマビーズ(積水化学製)を適量
混入し、シールマスクを用いて基板上に印刷した。その
後、接着剤の仮硬化(80℃/30分)を行い、上下基
板を組み合わせた。そして、プレスを用いて2枚の基板
を加圧しつつ、接着剤を硬化(150℃/90分)し
た。パネル面内には球形のポリマービーズを基板間に狭
持し、液晶封入状態でギャップを6.0μm とした。接
着剤は基板周辺に設けられ、その一部を液晶が注入され
るよう開放してある。この液晶セルのラビング角度は3
0度である。注入口の幅は20mmである。液晶皿1はア
ルミ製であり、表面がテフロンでコーティングされてい
る。液晶2はテフロンの表面張力で液晶皿1の面よりも
高く盛り上がった状態で備えられている。液晶2は液晶
セル4に必要な注入量に十分な量である。液晶皿1の下
の超音波振動子3がリード線を介して13アンプ7、フ
ァクションジェネレター8連結され、また、熱電対12
が温度コントローラ9に連結され、液晶2の温度を任意
に制御できるようになっている。
【0016】図3(a),(b)は本発明の超音波振動
子付の液晶皿1を示す。液晶皿1に蓄えられた液晶2の
端部に熱電対12の差し込む穴があり、液晶2の温度を
検知するようになっている。また、超音波を発信させる
ためのリード線が超音波振動子に連結されている。図4
に液晶皿と液晶セルに挟まれた液晶の厚みL1 (液晶皿
の深さ)、及び液晶と超音波振動子に挟まれた液晶皿の
厚みL2 の定義を示してある。本実施例では、液晶中や
液晶皿中に超音波の定在波が生じるように、超音波振動
子の周波数500kHzに合わせて、液晶の厚み,液晶
皿の厚みはそれぞれ1.5mm ,6mmにした。なお、液
晶,アルミ製液晶皿の音速はそれぞれ約1500m/se
c ,約6000m/sec である。また、液晶皿1は昇降
機5に連結され、昇降機5によって矢印のように上下で
きるようになっている。なお、真空容器6内は圧力調整
弁10及びロータリーポンプによって排気及び吸気がで
きるようになっている。さらに、圧力容器6の壁にある
内部を観察できる覗き窓が装備されており、液晶皿中の
液晶の脱気状態や液晶セルへの液晶の注入状態を観察す
ることができる。
子付の液晶皿1を示す。液晶皿1に蓄えられた液晶2の
端部に熱電対12の差し込む穴があり、液晶2の温度を
検知するようになっている。また、超音波を発信させる
ためのリード線が超音波振動子に連結されている。図4
に液晶皿と液晶セルに挟まれた液晶の厚みL1 (液晶皿
の深さ)、及び液晶と超音波振動子に挟まれた液晶皿の
厚みL2 の定義を示してある。本実施例では、液晶中や
液晶皿中に超音波の定在波が生じるように、超音波振動
子の周波数500kHzに合わせて、液晶の厚み,液晶
皿の厚みはそれぞれ1.5mm ,6mmにした。なお、液
晶,アルミ製液晶皿の音速はそれぞれ約1500m/se
c ,約6000m/sec である。また、液晶皿1は昇降
機5に連結され、昇降機5によって矢印のように上下で
きるようになっている。なお、真空容器6内は圧力調整
弁10及びロータリーポンプによって排気及び吸気がで
きるようになっている。さらに、圧力容器6の壁にある
内部を観察できる覗き窓が装備されており、液晶皿中の
液晶の脱気状態や液晶セルへの液晶の注入状態を観察す
ることができる。
【0017】以上液晶表示装置の個々のものについて説
明したが、次に液晶注入方法について詳細に述べる。超
音波(周波数500kHz正弦波,入力電圧Vpp=5
0V)を照射しながら、真空容器6内をロータリーポン
プ11及び圧力調整弁10で排気し、発泡が止まった時
点で超音波照射を停止し、さらに排気を続けて真空度5
×10Paした後、昇降機5によって液晶皿1を10.
4 インチサイズの液晶セル4に浸す。1〜2分後にロ
ータリーポンプ11を止め、真空容器6内を圧力調整弁
10で徐々に大気に戻す。大気圧に戻す時点で、超音波
(周波数500kHz正弦波,入力電圧Vpp=100
V)を照射し、温度コントローラ9でZLI−1132
液晶{N−I点(液晶が等方性液体になる温度)71
℃}2の温度を40℃にした。10.4 インチ全面に
注入完了した後、昇降機5によって液晶皿1を下げ、液
晶2を液晶セル4から離す。既に液晶注入完了以前に真
空容器6内は大気圧に戻っているので、直ちに真空容器
6から液晶セル4を取り出し、液晶セル面内のギャップ
をより均一にするためパネル面を加圧し、同時に注入口
を光硬化剤(アクリル性樹脂ロックタイト社製)で封止
した。
明したが、次に液晶注入方法について詳細に述べる。超
音波(周波数500kHz正弦波,入力電圧Vpp=5
0V)を照射しながら、真空容器6内をロータリーポン
プ11及び圧力調整弁10で排気し、発泡が止まった時
点で超音波照射を停止し、さらに排気を続けて真空度5
×10Paした後、昇降機5によって液晶皿1を10.
4 インチサイズの液晶セル4に浸す。1〜2分後にロ
ータリーポンプ11を止め、真空容器6内を圧力調整弁
10で徐々に大気に戻す。大気圧に戻す時点で、超音波
(周波数500kHz正弦波,入力電圧Vpp=100
V)を照射し、温度コントローラ9でZLI−1132
液晶{N−I点(液晶が等方性液体になる温度)71
℃}2の温度を40℃にした。10.4 インチ全面に
注入完了した後、昇降機5によって液晶皿1を下げ、液
晶2を液晶セル4から離す。既に液晶注入完了以前に真
空容器6内は大気圧に戻っているので、直ちに真空容器
6から液晶セル4を取り出し、液晶セル面内のギャップ
をより均一にするためパネル面を加圧し、同時に注入口
を光硬化剤(アクリル性樹脂ロックタイト社製)で封止
した。
【0018】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)が66分で
あった。また、排気時における液晶の突沸もないので、
真空容器の洗浄の回数を低減させることができた。な
お、分析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)が66分で
あった。また、排気時における液晶の突沸もないので、
真空容器の洗浄の回数を低減させることができた。な
お、分析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
【0019】(実施例2)実施例1で、超音波振動子の
周波数を400kHzに変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。
周波数を400kHzに変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。
【0020】本実施例で、排気にかかる時間が60分
で、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は10分であ
った。注入時間は70分であった。排気時における液晶
の突沸もないので、真空容器の洗浄の回数を低減させる
ことができた。なお、分析結果より、液晶組成物に変化
はなかった。
で、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は10分であ
った。注入時間は70分であった。排気時における液晶
の突沸もないので、真空容器の洗浄の回数を低減させる
ことができた。なお、分析結果より、液晶組成物に変化
はなかった。
【0021】(実施例3)実施例1で、超音波の照射条
件を以下のように変更した以外、全く同様にして液晶表
示装置の製造を行った。超音波照射を真空容器内の空気
を排気時にのみに行い、真空容器内を大気に戻して上記
液晶セルに内に液晶を注入する工程で超音波の照射を行
わなかった。
件を以下のように変更した以外、全く同様にして液晶表
示装置の製造を行った。超音波照射を真空容器内の空気
を排気時にのみに行い、真空容器内を大気に戻して上記
液晶セルに内に液晶を注入する工程で超音波の照射を行
わなかった。
【0022】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が125分であっ
た。また、排気時における液晶の突沸もないので、真空
容器の洗浄の回数を低減させることができた。なお、分
析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が125分であっ
た。また、排気時における液晶の突沸もないので、真空
容器の洗浄の回数を低減させることができた。なお、分
析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
【0023】(実施例4)実施例1で、超音波の照射条
件を以下のように変更した以外、全く同様にして液晶表
示装置の製造を行った。超音波の照射を真空容器内の空
気を排気時には行わず、真空容器内を大気に戻して上記
液晶セル内に液晶を注入する工程で超音波の照射を行っ
た。
件を以下のように変更した以外、全く同様にして液晶表
示装置の製造を行った。超音波の照射を真空容器内の空
気を排気時には行わず、真空容器内を大気に戻して上記
液晶セル内に液晶を注入する工程で超音波の照射を行っ
た。
【0024】本実施例で、排気にかかる時間が90分で
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が66分であった。
なお、分析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が66分であった。
なお、分析結果より、液晶組成物に変化はなかった。
【0025】(実施例5)実施例1で、液晶皿をアルミ
製からガラス石英製に変え、液晶皿の厚みを以下のよう
に変更した以外、全く同様にして液晶表示装置の製造を
行った。石英液晶皿の音速は5500m/sec であるか
ら、超音波振動子の周波数,液晶の厚み,液晶皿の厚み
の組み合わせを、それぞれ500kHz,1.5mm,5.
5mmとした。
製からガラス石英製に変え、液晶皿の厚みを以下のよう
に変更した以外、全く同様にして液晶表示装置の製造を
行った。石英液晶皿の音速は5500m/sec であるか
ら、超音波振動子の周波数,液晶の厚み,液晶皿の厚み
の組み合わせを、それぞれ500kHz,1.5mm,5.
5mmとした。
【0026】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が66分であった。
また、排気時における液晶の突沸もないので、真空容器
の洗浄の回数を低減させることができた。なお、分析結
果より、液晶組成物に変化はなかった。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間が66分であった。
また、排気時における液晶の突沸もないので、真空容器
の洗浄の回数を低減させることができた。なお、分析結
果より、液晶組成物に変化はなかった。
【0027】(実施例6)実施例1で、液晶セルの注入
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。注入口の位置を図1の短
片側ではなく、長片側の中央に設けた。
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。注入口の位置を図1の短
片側ではなく、長片側の中央に設けた。
【0028】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)は55分で
あった。これは超音波の効果に加え、ラビング角が液晶
の注入方向に近かずいたためと思われる。すなわち、短
辺側から見た場合、45度以下であったラビング角度
が、長片側からは45度以上になった効果である。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)は55分で
あった。これは超音波の効果に加え、ラビング角が液晶
の注入方向に近かずいたためと思われる。すなわち、短
辺側から見た場合、45度以下であったラビング角度
が、長片側からは45度以上になった効果である。
【0029】(実施例7)実施例1で、液晶セルのラビ
ング角を60度に変更した以外、全く同様にして液晶表
示セルの製造を行った。
ング角を60度に変更した以外、全く同様にして液晶表
示セルの製造を行った。
【0030】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)が56分で
あった。これは超音波の効果に加え、実施例6と同様に
ラビング角が液晶の注入方向に近かずいたためと思われ
る。ラビング角が液晶の注入方向に近かずいたためと思
われる。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの時間(注入時間)が56分で
あった。これは超音波の効果に加え、実施例6と同様に
ラビング角が液晶の注入方向に近かずいたためと思われ
る。ラビング角が液晶の注入方向に近かずいたためと思
われる。
【0031】(実施例8)実施例7で、液晶セルの注入
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。注入口の位置を図1の短
片側ではなく、長片側の中央に設けた。
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。注入口の位置を図1の短
片側ではなく、長片側の中央に設けた。
【0032】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。注入時間は65分であった。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。注入時間は65分であった。
【0033】(実施例9)実施例1で、液晶セルの注入
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示セルの製造を行った。注入口の位置を図2の短
片側の中央から20mm左に設けた。
口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示セルの製造を行った。注入口の位置を図2の短
片側の中央から20mm左に設けた。
【0034】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は55分であった。
これは超音波の効果に加え、実施例6と同様にラビング
角が液晶の注入方向に近かずいたためと思われる。
あり、液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は55分であった。
これは超音波の効果に加え、実施例6と同様にラビング
角が液晶の注入方向に近かずいたためと思われる。
【0035】(実施例10)実施例1で、液晶セルの注
入口の数を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。幅20mmの注入口の数を
一つから二つから増やし、短片側の中央に20mmの間隔
をあけて設けた。
入口の数を以下のように変更した以外、全く同様にして
液晶表示装置の製造を行った。幅20mmの注入口の数を
一つから二つから増やし、短片側の中央に20mmの間隔
をあけて設けた。
【0036】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は38分であった。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は38分であった。
【0037】(実施例11)実施例1で、液晶セルの注
入口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にし
て液晶表示装置の製造を行った。幅20mmの注入口の数
を一つから二つから増やし、短片側の両端に設けた。
入口の位置を以下のように変更した以外、全く同様にし
て液晶表示装置の製造を行った。幅20mmの注入口の数
を一つから二つから増やし、短片側の両端に設けた。
【0038】本実施例で、排気にかかる時間が60分で
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は51分であった。
あり、液晶が40℃に加熱されるまでの時間は1分であ
った。液晶を液晶セルに浸してから注入が完了して液晶
を液晶セルから離すまでの注入時間は51分であった。
【0039】(比較例1)実施例1で、真空排気時や液
晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶の
注入を行った。
晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶の
注入を行った。
【0040】排気にかかる時間が90分であり、液晶セ
ルを液晶皿中の液晶に浸し、注入が完了して液晶を液晶
セルから離すまでの注入時間は120分であった。排気
時間と注入時間が実施例1よりそれぞれ1.5 倍,2倍
を必要とした。また、液晶が突沸し真空容器内が汚染さ
れた。
ルを液晶皿中の液晶に浸し、注入が完了して液晶を液晶
セルから離すまでの注入時間は120分であった。排気
時間と注入時間が実施例1よりそれぞれ1.5 倍,2倍
を必要とした。また、液晶が突沸し真空容器内が汚染さ
れた。
【0041】(比較例2)実施例6で、真空排気時や液
晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶の
注入を行った。
晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶の
注入を行った。
【0042】排気にかかる時間が90分であり、注入時
間は115分であった。排気時間と注入時間が実施例6
よりそれぞれ1.5 倍,2倍を必要とした。また、液晶
が突沸し真空容器内が汚染された。
間は115分であった。排気時間と注入時間が実施例6
よりそれぞれ1.5 倍,2倍を必要とした。また、液晶
が突沸し真空容器内が汚染された。
【0043】(比較例3)実施例10で、真空排気時や
液晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶
の注入を行った。
液晶注入時に超音波を全く照射せずに、液晶セルに液晶
の注入を行った。
【0044】本実施例で、排気にかかる時間が90分で
あり、注入時間は80分であった。排気時間と注入時間
が実施例1よりそれぞれ1.5 倍,2倍を必要とした。
また、液晶が突沸し真空容器内が汚染された。
あり、注入時間は80分であった。排気時間と注入時間
が実施例1よりそれぞれ1.5 倍,2倍を必要とした。
また、液晶が突沸し真空容器内が汚染された。
【0045】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置の製造方法を用い
れば、液晶セル間のばらつきもなく、一様に排気時間や
注入時間を短縮でき、気泡やスペーサの移動による液晶
層の厚みむらもない画質の良い液晶セルが可能である。
また、真空排気時の超音波による脱気により、真空容器
内や液晶セルの汚染も防止できる。
れば、液晶セル間のばらつきもなく、一様に排気時間や
注入時間を短縮でき、気泡やスペーサの移動による液晶
層の厚みむらもない画質の良い液晶セルが可能である。
また、真空排気時の超音波による脱気により、真空容器
内や液晶セルの汚染も防止できる。
【図1】本発明に係る液晶表示装置の液晶注入方法の説
明図。
明図。
【図2】本発明に係る液晶セル及び注入方向の説明図。
【図3】本発明に係る液晶皿の説明図。
【図4】本発明に係る超音波振動子の付いた液晶皿の説
明図。
明図。
1…液晶皿、2…液晶、3…超音波振動子、4…液晶セ
ル、5…昇降機、6…真空容器、7…アンプ、8…ファ
ンクションジェネレター、9…温度コントローラ、10
…圧力調整弁、11…真空ポンプ、12…注入口、13
…熱電対、14…リード線。
ル、5…昇降機、6…真空容器、7…アンプ、8…ファ
ンクションジェネレター、9…温度コントローラ、10
…圧力調整弁、11…真空ポンプ、12…注入口、13
…熱電対、14…リード線。
フロントページの続き (72)発明者 塙 安男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】液晶の配向膜が形成された一対のガラス基
板をスペーサ及びシール剤を介して重ね合わせ少なくと
も一個の液晶注入口を設けた液晶セルと液晶が入れられ
た液晶皿とを真空可能な容器に入れ、上記真空容器内の
空気を排気した状態で上記液晶セルの注入口を上記液晶
皿内の液晶中に浸した後、上記真空容器内を大気に戻し
て上記液晶セル内に液晶を注入する液晶表示装置の製造
方法において、上記液晶皿に超音波振動子を取り付け、
上記超音波振動子から液晶へ超音波を照射することを特
徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項2】液晶セル内に超音波照射により加熱しなが
ら液晶を注入する時に、超音波が液晶皿と空セルに挟ま
れた液晶の厚み内及び液晶と超音波振動子に挟まれた液
晶皿の厚み内で定在波を生じるように、超音波振動子の
周波数,液晶の厚み,液晶皿の厚みを選ぶ請求項1に記
載の液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26963196A JPH10115831A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26963196A JPH10115831A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115831A true JPH10115831A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17475048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26963196A Pending JPH10115831A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10115831A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002122875A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶注入用装置及びこれを利用した液晶パネルの製造方法 |
| KR100479841B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2005-03-30 | 가부시키가이샤 시마즈세이사쿠쇼 | 액정도포장치와 액정도포방법 및 액정패널 제조장치 |
| JP2005275043A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 液晶注入方法とその装置。 |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP26963196A patent/JPH10115831A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002122875A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶注入用装置及びこれを利用した液晶パネルの製造方法 |
| KR100479841B1 (ko) * | 2001-06-25 | 2005-03-30 | 가부시키가이샤 시마즈세이사쿠쇼 | 액정도포장치와 액정도포방법 및 액정패널 제조장치 |
| JP2005275043A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 液晶注入方法とその装置。 |
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