JPH10115863A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH10115863A
JPH10115863A JP8268552A JP26855296A JPH10115863A JP H10115863 A JPH10115863 A JP H10115863A JP 8268552 A JP8268552 A JP 8268552A JP 26855296 A JP26855296 A JP 26855296A JP H10115863 A JPH10115863 A JP H10115863A
Authority
JP
Japan
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film
pad
recording
guide
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8268552A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyake
博之 三宅
Yoshibumi Harada
義文 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10115863A publication Critical patent/JPH10115863A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラにて、フィルムに対する記録や読取り
が安定して行えるようにすることを目的とする。 【解決手段】 フィルム面ガイド14と上下ガイド12
との間のフィルム面ガイドのフィルム走行面14aより
も低くした逃げ面15dに設けられてフィルム4の背面
から記録ヘッド33が圧接する部分をフィルム走行方向
所定点35b、35cでフィルム走行面14aよりも高
い位置に支持するパッド35を備え、パッド35のカー
トリッジ室側の端部35dをフィルム走行面14aから
逃げ面15dまでの間の高さに設定し、この端部35d
から直近の前記支持点35bまでを斜面35eとし、フ
ィルム走行面13a、14aに案内されたフィルム4の
全体の直進性を余り損なわず、斜面35eによく沿わせ
て浮き上がらずに支持点35bに到達するようにして、
上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの一部に
磁気や光によって記録できるようにしたカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムの一部に磁気によって記録でき
るカメラは、例えば、新写真システムを採用するカメラ
に見られる。新写真システムは遮光扉を持ったフィルム
カートリッジにフィルムを巻き込み収容したものを用い
る。このシステムのカメラは、フィルムカートリッジが
カメラのカートリッジ室に装填され、カートリッジ室が
閉じられると、まず遮光扉を開ける。次いで、フィルム
カートリッジ内の巻取り軸を回転させてフィルムをフィ
ルムカートリッジから送出し、カートリッジ室と巻き上
げ室との間のアパーチャ部分を経て、巻き上げ室内の巻
き上げスプールに送りつけ、以降この巻き上げスプール
にてシャッタレリーズに応じたフィルム巻き上げが行わ
れるようにする。
【0003】撮影が終了するか、あるいは撮影途中で巻
き戻し操作が行われると、カメラはフィルムを巻き上げ
スプールから巻き戻して、フィルムカートリッジ内に巻
き込み、これが終了すると遮光扉を閉じる。この状態
で、カートリッジ室を開け、また、フィルムカートリッ
ジを取り出してもフィルムは外光によって露光すること
はない。従って、使用途中で一旦取り出したフィルムを
再度カメラに装填して使用することができる。このよう
な新写真システムのカメラでの磁気記録は、撮影データ
を各撮影駒に対応した部分に記録し、かつこれをカメラ
側でも読みだせるようにすることができる。また、カメ
ラ側で磁気記録を読みだせると、フィルムに記録したデ
ータの有無によって装填されたフィルムの使用済み部分
と、未使用部分とを判別することができる。カメラはこ
の判別によって中途使用状態のフィルムを装填されて
も、未使用部分だけを撮影に使用するように自動的に規
制することができる。
【0004】フィルムへの記録は、フィルムaの図9の
(b)に示すようなアパーチャbの部分を走行する露光
領域xを外した、例えば下縁a1に沿った記録領域yに
対して行われる。このような記録領域yに記録を行うカ
メラ側のフィルム走行方向の位置は、フィルムの各回の
撮影に際し撮影された駒部分に対応して記録を行う関係
から、アパーチャbが位置する部分、例えば図9の
(a)に示すような位置になる。
【0005】本出願人は、このような位置でフィルムa
の記録領域yに磁気記録を行う記録機構を先に提案して
いる。カメラボディの一般的な構造として、図示しない
カートリッジ室と図9の(a)に示す巻き上げ室cとの
間で走行されるフィルムaの上下両側縁を案内する上下
カイドdが、アパーチャbの上下の部分に設けられてい
る。これら上下ガイドdの内側には前記フィルムaのフ
ィルム面を案内するフィルム面ガイドeとが設けられて
いる。
【0006】また、多くの場合、フィルムaは長手方向
の腰を強くして直進性をよくする目的のために、幅方向
に湾曲するカール癖が与えられている。これに対応し
て、フィルムaの撮影領域Xのアパーチャbに位置して
いる部分は、フィルム面ガイドeのフィルム走行面e1
とフィルム押え板gとの間の案内によって撮影に差し支
えない程度の平面性が保証される。また、フィルムaの
フィルム面ガイドeから上下ガイドdの上下ガイド面d
1側にはみ出す上下両側縁部分は、フィルム面ガイドe
と上下ガイドdとの間をフィルム面ガイドeのフィルム
走行面e1よりも、例えば0.3〜0.4mm程度低く
した逃げ面fが対向していることにより、フィルムaの
上下両側縁に厚み方向の遊びを与え、フィルムaがより
負荷なく走行される。このようなフィルムのガイド構造
上、フィルムaの上下両側縁は図9の(b)に仮想線で
示すようにカールする。
【0007】前記本出願人の提案に係る記録装置は、図
9の(a)、(b)に示すようにカメラの記録位置に設
けられた記録ヘッドhによって、フィルムaの記録領域
yに対し背部から記録を行い、また記録を読みだす。記
録ヘッドhはフィルムaに密着して磁気等により記録を
行い、また読取るものである。記録領域yの記録ヘッド
hが密着する部分は、逃げ面fに設けたパッドiによっ
てフィルム走行方向2点にて、フィルム走行面e1より
も例えば0.1〜0.2mm程度高い位置に支持し、フ
ィルム面ガイドeの邪魔なく確実に記録できるようにす
る。
【0008】フィルムaの前記2点支持は、パッドiの
フィルム走行方向中央位置に浅いV型の凹部i1を設け
て形成したフィルム走行方向2箇所の稜部i2、i3に
よって行い、これら稜部i2、i3の間の範囲でフィル
ムaが記録ヘッドhのヘッド面に密着するようにしてい
る。
【0009】また、情報量を多くすると云った要求のた
めには2つの記録ヘッドhにて2本のトラックに磁気記
録を行うこともある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図9の
(a)、(b)に示すような記録装置では、記録ヘッド
hにごみが付着しやすいし、記録位置にバラツキが生じ
たり、記録状態がフィルムaの走行方向のバラツキが生
じたりする問題がある。
【0011】これらにつき、本発明者等が種々に実験し
検討したところ、上記図9の(a)、(b)に示すパッ
ドiは、そのカートリッジ室側および巻き上げ室c側の
各端部i4、i5の双方がフィルム走行面e1よりも図
2の(b)に示す寸法s1(=0.1〜0.2mm程
度)だけ高く位置しているのが原因と思われる。
【0012】カートリッジ室側から巻き上げ室c側に走
行するフィルムaの記録領域yは、パッドiの位置に到
達するまで図9の(a)の破線および(b)の仮想線で
示すように、フィルム走行面e1の高さ位置から前記逃
げ面f側にカールして逃げ面f近くまで入り込んでい
る。しかし、記録領域yがパッドiのカートリッジ室側
の端部i2に到達すると、フィルム走行面e1よりもさ
らに寸法s1(=0.1mm〜0.2mm程度)高い、
逃げ面fからの高さs2の位置まで大きく斜め姿勢で持
ち上げられて以降、記録領域yは撮影領域xをも同じ方
向に突き上げながら記録ヘッドhのヘッド面まで直進し
ようとする。これにより、フィルムaの全体は、フィル
ム押え板gが記録ヘッドhの設置部付近では切り欠かれ
るなどして位置していないことも手伝って、図9の
(b)、図2の(b)に示すようにパッドiから一旦浮
き上がって記録ヘッドhのヘッド面に突き当たった折り
返された後ヘッド面に沿いこのヘッド面に密着する状態
になる。このときの密着開始位置は、パッドiのカート
リッジ室側の支持点をなす稜部i2の位置よりもカート
リッジ室側に寸法s3だけ寄った手前位置となり、フィ
ルムaのヘッドhへのフィルム走行方向中心位置からカ
ートリッジ室側での密着領域s4は、稜部i2により規
定する規定密着領域s5よりも大きくなる。
【0013】フィルムaが幅方向のカール癖を持ってい
ない場合、記録領域yの記録ヘッドhによる持ち上げ
は、撮影領域xと同程度に軽減されて、持ち上げによる
フィルムaの傾斜角度は小さくなるが、パッドiのカー
トリッジ室側端部がフィルム走行面e1よりも高いこと
によって、フィルムaがパッドiから一旦浮き上がって
から記録ヘッドhのヘッド面に突き当たって折り曲げら
れた後に、ヘッド面に対しパッドiのカートリッジ室側
の陵部i2よりも手前位置で沿い密着する前記の傾向性
を示すことに変わりはない。
【0014】一方、パッドiの巻き上げ室cの側では、
フィルムaは巻き上げスプールjによる巻き上げ動作に
よって引っ張られるので常時緊張状態にあり、パッドi
の巻き上げ室c側の支持点をなす稜部i3から巻き上げ
室c側では、フィルムaは記録ヘッドhから強制的に引
き離され、パッドiの上面に密着させられるので、フィ
ルムaのヘッドhへのフィルム走行方向中心位置から巻
き上げ室c側での密着領域が稜部i3により規定する規
定密着領域s5となる。
【0015】これらの結果、フィルムaは、記録ヘッド
hのカートリッジ室側のヘッド面に強く擦りつけられな
がら走行する上、この密着領域s4が規定密着領域s5
よりも大きくなるので、記録ヘッドhのカートリッジ室
側ヘッド面にごみが付着し溜りやすく、早期に記録不良
や読み取り不良が生じる原因になる。
【0016】また、ヘッドhはフィルムaとの密着によ
り図2の(b)に矢印kで示すような後方への押圧力を
受けるが、フィルムaとの密着領域はフィルム走行方向
中心位置からカートリッジ室側が巻き上げ室c側よりも
大きく、かつ、フィルムaによる押圧力はカートリッジ
室側が巻き上げ室側よりも大きいので、記録ヘッドhに
働く押圧力kの合力は、図9の(b)、図2の(b)に
矢印Kで示すように、後方に向き巻き上げ室c側に傾い
た斜め方向となる。記録ヘッドhはこの合力Kのフィル
ムaの走行方向成分を受けてフィルムaの走行方向に移
動されたり、戻ったりし、カメラボディー上の記録位置
にバラツキが生じる。
【0017】また、2つの記録ヘッドhにて2本のトラ
ックに磁気記録を行う場合、フィルムaの下縁a1から
の記録位置の精度が高くないと、読取り性能が低下し、
読取りできないこともある。これの対策として、例え
ば、記録ヘッドhをフィルムaの下縁a1にフォローピ
ンが圧接するように付勢された可動部材上に設けてフロ
ーティング支持し、記録ヘッドhはフィルムaの下縁a
1にフォローピンが圧接して規定する所定位置で対向し
て記録し、また読み取れるようにすることが考えられ
る。しかし、フローティング支持された記録ヘッドh
は、前記カートリッジ室側および巻き上げ室c側でのフ
ィルムaとの密着領域の大きさおよびフィルムaの密着
による押圧力の違いにより、フィルムaの走行方向に揺
れが生じやすくなるので、記録や読取り上さらに不利に
なる。
【0018】さらに、上記のような記録ヘッドhのフィ
ルム走行方向の位置ずれや揺れの影響によって、記録ヘ
ッドhおよびパッドiの押圧に対し走行中のフィルムa
に滑りが生じ、記録ヘッドhとフィルムaの密着状態が
悪くなることがあり、磁気書込みの出力が低下する原因
となる。
【0019】本発明の目的は、フィルムに対する記録や
読取りが安定して行えるカメラを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、上記
のような目的を達成するために、アパーチャの上下に設
けられてアパーチャの両側のカートリッジ室と巻き上げ
室との間で走行されるフィルムの両側縁を案内する上下
カイドと、これら上下ガイドの内側に設けられて前記フ
ィルムのフィルム面を案内するフィルム面ガイドと、フ
ィルム面ガイドと上下ガイドとの間にフィルム面ガイド
のフィルム走行面よりも低くしたフィルムに対する逃げ
面と、この逃げ面に設けられてフィルムの背面から記録
ヘッドが圧接する部分をフィルム走行方向所定点でフィ
ルム走行面よりも高い位置に支持するパッドとを備え、
パッドのカートリッジ室側の端部をフィルム走行面から
逃げ面までの間の高さに設定し、この端部から直近の前
記支持点までを斜面としたことを特徴とするものであ
る。
【0021】このような構成では、フィルムが、アパー
チャの上下に一対ずつある上下ガイドおよびフィルム面
ガイドによって上下両側縁とフィルム面とをガイドされ
て、カートリッジ室側からアパーチャを経て巻き上げ室
側に向かう途中、フィルムの記録領域はパッドと記録ヘ
ッドとが対向した記録部に到達し通過するが、パッドの
カートリッジ室側の端部はフィルム面ガイドのフィルム
走行面から逃げ面までの高さに設定されているので、幅
方向のカール癖のないフィルムであればフィルム面ガイ
ドのフィルム走行面に案内された直進状態のままスムー
ズにパッドの上に移行するし、フィルムに幅方向のカー
ル癖があって記録領域が上下ガイドとフィルム面ガイド
との間の逃げ面の側にカールして逃げ面近くまで入り込
んだ状態からパッドのカートリッジ室側の端部で持ち上
げられるにしても、このパッドの端部はフィルム走行面
と同じ高さかそれ以下に設定されていることにより、持
ち上げ量は上記先の提案のものよりも小さく、かつ持ち
上げ位置はフィルム走行面に案内されて直進してくるフ
ィルムの撮影領域の高さと同じかそれ以下に抑えられる
ので、フィルム走行面に案内されたフィルムの全体の直
進性を余り損なわず、パッドのカートリッジ室側端部か
ら直近のフィルム支持点まで上り斜面に案内されて持ち
上げられてフィルム支持点に到達して初めて記録ヘッド
のヘッド面に接し、それ以降従来通りに密着されるよう
にすることができ、上記先の提案のもののようにパッド
のカートリッジ室側端部から直近のフィルム支持点まで
の間でフィルムが浮き上がって記録ヘッドのヘッド面に
強く圧接するようなことが解消され、また、記録ヘッド
のフィルム走行方向中心位置からカートリッジ室側と巻
き上げ室側で、フィルムとの密着領域の大きさやフィル
ムとの密着による押圧力が不均一になることはなく、記
録ヘッドは常に規定位置にて規定の状態でフィルムに密
着することができるし、フィルムの滑りや記録ヘッドの
カートリッジ室側の部分にフィルムが強く擦れることに
よるごみの付着も生じ難いものとなり、長期に亘って安
定した記録および読だしが行える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
き添付の図面に基づいて詳細に説明する。本実施の形態
のカメラは、巻取り軸に巻き取られたフィルムを遮光状
態で収納したフィルムカートリッジを使用するいわゆる
新写真システムのカメラである。このカメラは図3、図
4、図6、図7に示すように、カメラ本体はこれのボデ
ィ1の中央に設けられる撮影用のアパーチャ2の左右の
一方側にフィルムカートリッジ3を装填するカートリッ
ジ室10が設けられ、他方側にフィルムカートリッジ3
からのフィルム4を巻き上げスプール5によって巻き上
げる巻き上げ室6が設けられている。カートリッジ室1
0にフィルムカートリッジ3を装填した後、カートリッ
ジ室10を閉じると、カメラは装填されたフィルムカー
トリッジ3のフィルム出口3aに設けられた遮光扉をカ
メラ本体側の図示しない駆動系によって自動的に開けた
後、フィルムカートリッジ3内の巻取り軸3bを駆動し
てフィルムカートリッジ3内のフィルム4をフィルム出
口3aから押出し、アパーチャ2を経て巻き上げ室6内
の巻き上げスプール5に送りつけておくことにより、以
降のシャッターレリーズに伴うフィルム4の巻き上げが
巻き上げスプール5によって行えるようにする。またカ
メラは、フィルム4が取り出されるとき、フィルムカー
トリッジ3内の巻取り軸3bをフィルム巻取り方向に駆
動してフィルム4を巻き上げスプール5から巻き戻しフ
ィルムカートリッジ3内に完全に巻き込んだ後、フィル
ムカートリッジ3の遮光扉を自動的に閉じる。これによ
って、カートリッジ室10を開いても、フィルムカート
リッジ3内のフィルム4が外光によって露光されるよう
なことはない。
【0023】ボディ1のアパーチャ2が開口しているフ
ィルム面ガイド壁1aにはフィルム4の上下両側縁を案
内する上下ガイド11、12がアパーチャ2の上下に設
けられている。これら上下ガイド11、12はフィルム
面ガイド壁1aから立ち上がって対向し合うガイド面1
1a、12aを有し、これら相互の間隔Bはフィルム幅
Aよりも若干大きく設定されて、フィルムカートリッジ
3から自動的に押し出されてくるフィルム4がスムーズ
に進入して確実に通過できるようにしてある。
【0024】本実施の形態の実施例としては、フィルム
幅Aが24mmであるのに対し、上下ガイド11、12
のガイド面11a、12a間の間隔Bは24.15mm
である。もっとも、これに限られることはない。また、
フィルム面ガイド壁1aの上下ガイド11、12とアパ
ーチャ2との間にはフィルム面ガイド壁1aから上下ガ
イド11、12よりも低く立ち上がったフィルム面ガイ
ド13、14が形成され、上下ガイド11、12間で案
内されるフィルム4の上下縁の近傍に接してフィルム4
がアパーチャ2に対し所定の位置で直進するように案内
する。
【0025】フィルム面ガイド壁1aのフィルム面ガイ
ド13、14の間のフィルムガイド面15はアパーチャ
2が開口する口縁を、図8に示すようにフィルム面ガイ
ド13、14のフィルム走行面13a、14a近くまで
達する高さを有した額縁部15aとし、フィルム面ガイ
ド13、14のフィルム走行面13a、14aで案内さ
れるフィルム4と接触しないことによりフィルム4の撮
影領域Xに傷を付けない状態でありながら、フィルム4
の表面にアパーチャ2が極く接近し、撮影時のズーム比
が種々に変化して画角が異なってもフィルム4に写し込
まれる撮影画面の画角がほとんど変わらず、また、撮影
画面の輪郭が鮮明であるようにすることができる。実施
例としては額縁部15aを、フィルム走行面13a、1
4aよりも0.24mm低くなるようにしてある。しか
し、これに限られることはなく、フィルム4の具体的な
ガイド構造との関係で種々に設定することができる。
【0026】上下ガイド11、12、フィルム面ガイド
13、14によって案内されるフィルム4の背部は、図
2の(a)、図7に示すように上下ガイド11、12の
中段面11b、12bに当てがわれるフィルム押え板1
6によって案内され、フィルム面ガイド13、14のフ
ィルム走行面13a、14aとの間にフィルム4に遊び
を与える所定の隙間Sを形成し、フィルム4をフィルム
走行面13a、14aによく沿わせながらフィルム4が
アパーチャ2の部分をスムーズに通過できるようにす
る。実施例としては隙間Sは0.25mm程度としてあ
る。これにより、フィルム4の長手方向の腰を強くして
前記フィルム4の自動押しだしが確実に達成されるよう
にする目的で、裏面側に凸となるような幅方向の湾曲が
与えられたフィルム4の場合に、好適な案内性と走行性
が得られた。しかし、これも種々の条件との関係で自由
に設定することができる。
【0027】また、上記のような長手方向の腰を与えら
れたフィルム4でもフィルムカートリッジ3のフィルム
出口3aから押し出されるとき、前記上下ガイド11、
12のガイド面11a、12a、フィルム面ガイド1
3、14のフィルム走行面13a、14a、およびフィ
ルム押え板16で囲まれる狭く限られた大きさのフィル
ム通路に的確に進入するのは困難である。このため、フ
ィルム面ガイド13、14のフィルム走行面13a、1
4aと、上下ガイド11、12の間のフィルムガイド面
15とに、カートリッジ室10側に向かって上記通路が
広がるゲート部分21を形成する傾斜面を設けている。
【0028】本実施の形態ではフィルムガイド面15は
額縁部15aの部分からカートリッジ室10まで、第1
の傾斜度で下り勾配となる第1の斜面15bと、第1の
傾斜度よりも大きい角度で傾斜する第2の傾斜度で下り
勾配となる第2の斜面15cとを形成し、フィルム面ガ
イド13、14のフィルム走行面13a、14aは第2
の斜面15cと対応する領域でこの斜面15cよりもさ
らに大きい角度で傾斜して第2の斜面15cと同じ位置
でカートリッジ室10に達する斜面13b、14bとが
形成され、上下ガイド11、12のカートリッジ室10
側の部分は前記中段面11b、12bよりも高い案内部
11c、12cとするとともに、カートリッジ室10側
の所定の部分をカートリッジ室10に向け外側に傾斜す
る斜面11d、12dとしてある。
【0029】これによって、上記のように幅方向に湾曲
したフィルム4がフィルムカートリッジ3のフィルム出
口3aから送り出されるとき、ゲート部分21に失敗な
しに入り込み、アパーチャ2の部分にスムーズに進入し
て巻き上げスプール5に確実に送りつけられる。またこ
のときフィルム4は、カートリッジ室10からフィルム
面ガイド13、14の斜面13b、14bの傾斜とフィ
ルム走行面13a、14aとに沿って折れ曲がる部分で
は、裏面側に凸となる幅方向の湾曲状態が伸ばされ、幅
方向中央部が中側に弛む可能性もあるが、前記フィルム
ガイド面15の第1、第2の斜面15b、15cによっ
てフィルム4がフィルムガイド面15に接触するのを防
止するので、フィルム4に傷が付くようなことが回避さ
れる。
【0030】また、第1、第2の斜面15b、15c間
の稜部22a、第2の斜面15bとカートリッジ室10
との間の稜部22b、フィルム面ガイド13、14のフ
ィルム走行面13a、14aと斜面13b、14bとの
間の稜部22c、および斜面13b、14bとカートリ
ッジ室10との間の稜部22dのそれぞれはフィルム4
と接触してもこれに傷が付かないように、丸みを持った
形状にしてある。特に、稜部22cとフィルム面ガイド
13、14のフィルム走行面13a、14aの外側エッ
ジ13c、14cとがなす三角頂部22eは、裏面側に
凸の湾曲状態のフィルム4を強制的に折り曲げるとき
に、フィルム4と強く接する部分となるので、特にこの
三角頂部22eは丸みを持った形状にしてある。これに
よってフィルム4はフィルムカートリッジ3内から残量
の度合いによって種々の角度でフィルム面ガイド13、
14上に押し出され、または巻き上げによって引き出さ
れても、フィルム4に傷をつけずにスムーズに送り出
し、また巻き上げることができた。
【0031】実施例を示せば、第1の斜面15bの傾斜
角αは4°、第2の斜面15cの傾斜角βは31.24
°、斜面13b、14bの傾斜角γは45°、斜面11
d、12dのカートリッジ室10側端部の相互間隔Cは
35mmに設定してある。しかし、これに限られること
はない。
【0032】また、フィルム面ガイド13、14の走行
面13aと14aの巻き上げ室6の側の端部が形成して
いる稜部22fにも丸みを与え、フィルム4がどのよう
な角度で巻き上げスプール5に巻き取られてもこれに傷
が付かないようにしている。
【0033】フィルムガイド面15の額縁部15aの部
分から巻き上げ室6の部分へも下り勾配となる斜面15
eとして巻き上げスプール5に巻き取られるフィルム4
とフィルムガイド面15との接触を防止している。実施
例としては斜面15eの傾斜角δは4°としてある。ま
た、巻き上げ室6のフィルムガイド面15の斜面15e
への立上がり面の幅方向中央部にもフィルム4からの逃
げとなる凹部6aを設けてフィルム4の安全を図ってい
る。
【0034】フィルム面ガイド壁1aには、フィルム4
のパーフォレーションによりフィルム4の位置を検出フ
ォトセンサ31、32、およびフィルム4のアパーチャ
2の部分で撮影された部分に情報を書き込むときの図
1、図2、図4、図5に示すような記録ヘッド33に対
応するパッド35が、フィルム面ガイド13、14のフ
ィルム走行面13a、14a形成領域に掛かるように形
成された窓36に嵌め付けて設けられている。これらの
窓36はボディ1の型成形時にエッジ部にいわゆるバリ
と称される突出部が形成されてしまい、これが除去され
切らずに残ることがある。このバリが残るとフィルム4
に傷を付けるし、フィルム4が引っ掛かってスムーズに
送られないことも生じる。このような問題を解消するの
に本実施の形態では、図3、図4に示すように、窓36
が形成される部分はフィルム面ガイド13、14を形成
しない低い部分13g、14gとし、窓36のエッジに
バリが残っても、フイルム4に接触せずフィルム4はス
ムーズに送られ、また、傷が付かないようにしている。
【0035】前記記録ヘッド33は上記パッド35に背
部から対向するように前記フィルム通路内に臨むことに
より、上下ガイド11、12の間に位置するフィルム4
の背面と対向し、このフィルム4のアパーチャ2を通じ
撮影された駒部分下に各種の情報を磁気記録することが
できる。フィルム押え板16は図4に示すようなボディ
1の裏板41によって背部からバックアップされて、前
記上下ガイド11、12の中段面11b、12bに当接
したフィルム案内状態に安定させられている。
【0036】この裏板41には図4、図5に示すような
揺動板42を設け、この揺動板42の一縁の軸42aを
裏板41の軸受部41aで軸受することによって揺動板
42が前後に揺動できるようにしてある。この揺動板4
2には上下に移動できるように左右両側をガイド部42
bで案内された板状の可動部材43を設け、この可動部
材43に記録ヘッド33を保持している。
【0037】揺動板42は裏板41上の板ばね44によ
ってフィルム4の側に背部から押圧させる。これによ
り、記録ヘッド33はパッド35に圧着して双方間を走
行するフィルム4に密着し、フィルム4が撮影後に巻き
上げられて走行するときの動きを利用して、フィルム4
の撮影された駒部分の下に情報を磁気記録する。もっと
も、記録ヘッドは2ビット程度の光学情報を書き込むよ
うなものでもよい。
【0038】可動部材43にはフィルム4の上下ガイド
11、12の一方側、本実施の形態では下ガイド12の
突出縁と対向する左右一対のフォローピン45が設けら
れるとともに、裏板41(揺動板42でもよい)と可動
部材43との間に働かせたばね46の付勢によって上ガ
イド11の側に付勢されている。これによって 、可動
部材43は、各フォローピン45がアパーチャ2の部分
にあるフィルム4の下縁4aに図5に示すように圧接す
る。
【0039】このような状態で、可動部材43上の記録
ヘッド33は、フィルム4の下縁4aから一定距離Lだ
けフィルム4の幅方向に入り込んだ位置でフィルム4の
下縁4aの側の記録領域Yと対向し、記録領域Yのフィ
ルム幅方向所定位置に常に位置精度よく情報を書き込む
ことができる。従って、記録ヘッド33が本実施の形態
のように上下2つのヘッド部33a、33bによって2
本のトラックに情報を書き込むような場合であっても、
書き込んだ情報を確実かつ正確に読みだせる。
【0040】各ヘッド部33a、33bは前記記録およ
び読みだしのための一対の接続端子55a、55bを有
している。
【0041】さらに、本実施の形態では、上下ガイド1
1、12のフォローピン45が位置しない他方側、本実
施の形態では上ガイド面11の、特に、斜面11d、1
2dを除くフィルム4を実質的に直進方向に案内する部
分を、巻き上げ室6側がカートリッジ室10側よりも中
央側に偏心して位置するように形成してある。
【0042】上下ガイド11、12の間にあるフィルム
4はフォローピン45の前記圧接によってフィルム4の
幅Aよりも若干大きな間隔Bを持った上下ガイド11、
12のうち、フォローピン45が位置しない側の上ガイ
ド11の巻き上げ室6側部分に圧接される。しかし、こ
の上ガイド11の巻き上げ室6側が、前記のようにカー
トリッジ室10側よりも中央側に偏心して位置するの
で、フォローピン45によって押付けられてくるフィル
ム4を、上下ガイド11、12間でのフィルム4の所定
量遊びを保証しながら、フィルム4を巻き上げ経路のセ
ンター位置、つまりアパーチャ2の上下方向のセンター
位置SHに保持して、巻き上げスプール5に向かわせる
ことができる。これにより、フィルム4の上下ガイド1
1、12間のスムーズな通過を損なわずにフィルム4が
常に所定のセンター位置にて巻き上げられ巻き上げスプ
ール5に確実に、かつ乱れなく巻き取られるようにする
ことができる。
【0043】実施例を示すと、アパーチャ2の上下方向
のセンター位置SHに対し、上下ガイド11、12のカ
ートリッジ室10側の間隔Bの上下部間隔B1、B2は
共に12.075であるのに対し、巻き上げ室6側の間
隔Bの上部間隔B3は11.975、下部間隔B4は1
2.175としてある。
【0044】本実施の形態は、さらに、フォローピン4
5が位置する側の下ガイド12はフォローピン45が設
けられる範囲外に形成され、フォローピン45が設けら
れる範囲内にはフォローピン45のフィルム4の下縁4
aへの圧接位置よりもフィルム通路の少し外側に位置し
てフィルム4の最大振れ位置を規制するフィルムガイド
突子51も一体に設けてある。
【0045】フォローピン45が位置する側の下ガイド
12は、フォローピン45と協働することにより、この
フォローピン45よりも少し外側にある前記フィルム面
ガイド突子51の影響なく、アパーチャ2部にあるフィ
ルム4を必要範囲で安定して案内することができる。
【0046】しかし、カメラがフォローピン45および
記録ヘッド33を省略して情報の書き込み機能なしのタ
イプに組み立てられるときは、下ガイド12はフィルム
ガイド突子51と協働することにより、フィルム4をフ
ィルムガイド突子51が規制する最大振れ位置内で安定
して案内することができる。
【0047】従って、上下ガイド11、12を有するボ
ディ1の部材が情報の書き込み機能のあるものと、ない
ものとの2つのタイプに共通したものとなり、2つのタ
イプのカメラを生産するときの部品の必要種類を少なく
してコストを低減することができる。
【0048】また、アパーチャ2の左右方向のセンター
位置SVに対応する部分にも、上下ガイド11、12を
省略した部分を設け、この部分に位置決め突子52を一
体形成し、これら上下一対の位置決め突子52に、フィ
ルム押え板16の上下縁に一体形成した二股部16aを
嵌め合わせて、フィルム押え板16を位置決めしこれが
左右上下に移動するのを防止している。従って、フィル
ム押え板16をネジ止めすると言った特別な止着作業は
不要である。
【0049】本実施の形態では特に、上記記録ヘッド3
3によってフィルム4に安定した記録および読みだしが
行えるように工夫している。具体的には、フィルム面ガ
イド壁1aの上下ガイド11、12とフィルム面ガイド
13、14との間には図1〜図4に示すようなフィルム
走行面13a、14aよりも例えば0.3〜0.4mm
程度低くしたフィルム4に対する逃げ面15dが設けら
れている。パッド35はこの逃げ面15dのフォローピ
ン45が位置しない下のフィルム面ガイド14の側に形
成された窓36に位置し、フィルム4の背面から記録ヘ
ッド33が圧接する記録領域Yの部分をフィルム4走行
方向所定の2点でフィルム走行面14aよりも例えば
0.1〜0.2mm程度高い位置に支持するようにして
ある。このようなパッド35によるフィルムaの2点支
持は、パッド35のフィルム走行方向中央位置に浅いV
型の凹部35aを設けて形成したフィルム走行方向2箇
所の稜部35b、35cによって行い、パッド35のカ
ートリッジ室10側の端部35dをフィルム走行面14
aから逃げ面15dまでの間の高さに設定し、この端部
35dから直近の前記支持点である稜部35bまでを斜
面35eとしてある。
【0050】本実施の形態の実施例を示せば、端部35
dは逃げ面15dと同じ高さに設定し、パッド35の巻
き上げ室6側の端部35fはこれに直近の支持点である
稜部35cとほぼ同じ高さとし、双方間をほぼ水平な面
35gとしてある。
【0051】これにより、フィルム4が、上下ガイド1
1、12のガイド面11a、12aと、フィルム面ガイ
ド13、14のフィルム走行面13a、14aとによっ
て上下両側縁とフィルム面とをガイドされて、カートリ
ッジ室10側からアパーチャ2を経て巻き上げ室側に図
3に示すように向かう途中、フィルム4の記録領域Y
は、図1、図2の(a)、図3に示すようにパッド35
と記録ヘッド33とが対向した記録部に到達し通過す
る。このとき、パッド35のカートリッジ室10側の端
部はフィルム面ガイドのフィルム走行面14aから逃げ
面15dまでの高さに設定されているので、幅方向のカ
ール癖のないフィルム4であればフィルム面ガイドのフ
ィルム走行面14aに案内された直進状態のままスムー
ズにパッド35の上に移行することができる。
【0052】また、本実施の形態のようにフィルム4に
幅方向のカール癖があって、記録領域Yは上ガイド12
とフィルム面ガイド14との間の逃げ面15dの側に図
1の(a)、(b)および図2の(b)に示すようにカ
ールして逃げ面15d近くまで入り込んだ状態でパッド
35に到達し持ち上げられるにしても、フィルム走行面
14aと同じ高さか、本実施の形態のようにそれ以下で
あるので、持ち上げ量は上記先行例の場合よりも小さ
く、かつ持ち上げ位置はフィルム走行面13a、14a
に案内されて図1の(a)、(b)および図2の(b)
に示すように直進してくるフィルム4の撮影領域Xの高
さと同じかそれ以下であるので、フィルム走行面13
a、14aに案内されたフィルム4の全体の直進性を余
り損なわず、パッド35のカートリッジ室側端部35d
から直近のフィルム支持点である稜部35bまでの上り
斜面35eによく沿わせて浮き上がらないようにするこ
とができる。従って、記録ヘッド33のフィルム走行方
向中心位置からカートリッジ室側でのフィルム4との密
着範囲が、パッド35の支持点である稜部35bが規制
する所定の密着領域S5となる。
【0053】そして、パッド35の巻き上げ室6の側で
は先の提案のものと同様に、フィルム4は巻き上げスプ
ール5による巻き上げ動作によって引っ張られるので図
1の(a)、図2の(a)に示すように常時緊張状態に
あり、パッド35の巻き上げ室6側の支持点をなす稜部
35cから巻き上げ室6側では、フィルム4は記録ヘッ
ド33から強制的に引き離され、パッド35の水平面3
5gに密着させられるので、パッド35の稜部35cか
ら巻き上げ室側端部35fまでがフィルム走行面13
a、14aよりも高い位置にあるのには関係なく、フィ
ルム4の記録ヘッド33へのフィルム走行方向中心位置
から巻き上げ室c側での密着領域が稜部i3により規定
する規定密着領域S5となる。これらの結果、上記先の
提案のもののようにパッド35のカートリッジ室側端部
35dから直近のフィルム支持点である稜部35bまで
の間でフィルム4が浮き上がって記録ヘッド33のヘッ
ド面33cに強く圧接するようなことが解消される。そ
して、記録ヘッド33のフィルム走行方向中心位置から
カートリッジ室10側と巻き上げ室6側で、フィルム4
との密着領域の大きさやフィルム4との密着による押圧
力が不均一になることはないので、記録ヘッド33はフ
ィルム4との密着により受ける押圧力kの合力Kが真後
ろに向いて働き左右に振れることなく常に規定位置にて
規定の状態でフィルム4に密着し、フィルム4の滑りや
記録ヘッド33のカートリッジ室10側の部分にフィル
ム4が強く擦れることによるごみの付着も生じ難いもの
となり、長期に亘って安定した記録および読だしが行え
る。
【0054】
【発明の効果】本発明のカメラによれば、記録ヘッドの
フィルム走行方向中心位置からカートリッジ室側と巻き
上げ室側で、フィルムとの密着領域の大きさやフィルム
との密着による押圧力が不均一になることはなく、記録
ヘッドは常に規定位置にて規定の状態でフィルムに密着
し、記録ヘッドはフィルムとの密着により受ける押圧力
の合力が真後ろに向いて働き左右に振れることなく常に
規定位置にて規定の状態でフィルムに密着し、フィルム
の滑りや記録ヘッドのカートリッジ室側の部分にフィル
ムが強く擦れることによるごみの付着も生じ難いものと
なり、長期に亘って安定した記録および読みだしができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのカメラのフィル
ムへの記録部を示すボディ部のフィルム走行方向および
これに直角な方向の2方向から見た断面図。
【図2】図1のカメラの記録部と、出願人が先に提案し
たカメラの記録部とのフィルムの通過状態を示す断面
図。
【図3】図1のカメラのボディーの全体を示す背面図。
【図4】図3のボディを裏板およびフィルム押え板とと
もに分解した状態で示す斜視図。
【図5】図1の一実施の形態での記録部の記録ヘッド支
持状態を示す背面図。
【図6】図3のボディの横断上面図。
【図7】図3のボディの横断下面図。
【図8】図3のボディのフィルムガイド壁のゲート部を
示す断面図。
【図9】本出願人の先の提案のカメラのボディの記録部
をフィルム走行方向とこれに直角な方向との2方向で見
た断面図。
【符号の説明】
1 ボディ 2 アパーチャ 3 フィルムカートリッジ 4 フィルム 4a 下縁 5 巻き上げスプール 6 巻き上げ室 10 カートリッジ室 11、12 上下ガイド 13、14 フィルム面ガイド 13a、14a フィルム走行面 15 フィルムガイド面 15d 逃げ面 33 記録ヘッド 33a、33b ヘッド部 33c ヘッド面 35 パッド 35b、35c 稜部(支持点) 35d カートリッジ室側端部 35e 斜面 35f 巻き上げ室側端部 41 裏板 42 揺動板 42b ガイド部 43 可動部材 44 ばね 45 フォローピン 46 ばね 51 フィルムガイド突子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アパーチャの上下に設けられてアパーチ
    ャの両側のカートリッジ室と巻き上げ室との間で走行さ
    れるフィルムの両側縁を案内する上下カイドと、これら
    上下ガイドの内側に設けられて前記フィルムのフィルム
    面を案内するフィルム面ガイドと、フィルム面ガイドと
    上下ガイドとの間にフィルム面ガイドのフィルム走行面
    よりも低くしたフィルムに対する逃げ面と、この逃げ面
    に設けられてフィルムの背面から記録ヘッドが圧接する
    部分をフィルム走行方向所定点でフィルム走行面よりも
    高い位置に支持するパッドとを備え、パッドのカートリ
    ッジ室側の端部をフィルム走行面から逃げ面までの間の
    高さに設定し、この端部から直近の前記支持点までを斜
    面としたことを特徴とするカメラ。
JP8268552A 1996-10-09 1996-10-09 カメラ Pending JPH10115863A (ja)

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