JPH10116079A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH10116079A
JPH10116079A JP8286117A JP28611796A JPH10116079A JP H10116079 A JPH10116079 A JP H10116079A JP 8286117 A JP8286117 A JP 8286117A JP 28611796 A JP28611796 A JP 28611796A JP H10116079 A JPH10116079 A JP H10116079A
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JP
Japan
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envelope
tone
volume
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sound
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JP8286117A
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English (en)
Inventor
Yasunori Komuro
靖憲 小室
Koji Iida
厚二 飯田
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部音信号の音量エンベロープにより音源で生
成される楽音の特質を制御する際に、音源に設定されて
いる楽音の特質に関するエンベロープを変更するための
処理を自動的に行う。 【解決手段】操作子部20により第1のモードが選択さ
れたときに、設定変更部24によって設定記憶部22か
らポイントP1〜ポイントP4までの形状が平坦なエン
ベロープを設定するためのパラメータを読み出して音源
26に設定し、音源26に設定されたポイントP1〜ポ
イントP4までの形状が平坦なエンベロープとエンベロ
ープ検出部12により検出された外部音信号の音量エン
ベロープとを重畳する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器に関し、
さらに詳細には、楽音生成手段に音高情報、発音開始指
示情報/発音停止指示情報、音色情報などの演奏情報を
送出して、楽音生成手段による楽音の生成を制御する電
子楽器に関し、特に、演奏による音量の変化を随時楽音
生成手段の制御に用いる際に、自然な演奏感を備えた楽
音を生成することができるように楽音生成手段を制御す
る電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の電子楽器が市場に提供
されており、こうした中で、例えば、ギター・シンセサ
イザーと称される電子楽器が知られている。
【0003】このギター・シンセサイザーと称される電
子楽器は、入力されたギターの弦振動の音高(ピッチ)
ならびに音量を検出し、検出した入力音高ならびに入力
音量に基づいて楽音生成手段としての音源を制御するこ
とにより、当該入力音高ならびに入力音量に応じた音高
ならびに音量で楽音の発音を開始させるようになされて
いる。
【0004】そして、ギター・シンセサイザーにおいて
は、入力音量に応じた音量で楽音の発音を開始すること
になるが、音源には楽音の発音開始後の発音中の音量変
化に関する情報が入力音量に応じて設定されており、こ
うした音源に予め設定された音量変化に関する情報に従
って、音源は発音中の楽音の音量を変化させることにな
る。つまり、発音中の楽音の音量変化は発音開始時の入
力音量に依存して決定されるが、入力音量の時間変化が
発音中の楽音の音量変化にそのまま反映されることはな
い。
【0005】このため上記したような従来の音量の制御
方法においては、予め複雑な音量変化を示す音量変化に
関する情報を音源に設定できるので、入力音量に依存し
ない自由な音量変化を実現できるという特徴があった。
【0006】しかしながら、上記したような従来のギタ
ー・シンセサイザーにより、例えば、音源においてギタ
ーの音色などの楽音を発音させる場合には、入力された
ギターの弦振動による入力音量の変化を反映させて発音
中の楽音の音量を変化させたほうが、ギターという音色
に応じた自然な演奏感を得ることができることが知られ
ていた。ところが、上記したような従来の音量の制御方
法においては、このような自然な演奏感を得ることがで
きないという問題点があった。
【0007】また、上記したような従来の音量の制御方
法においては、演奏者の演奏による入力音量は楽音の発
音開始時にしか反映されず、入力音量の時間変化が発音
中の楽音に反映されることはないので、演奏者は自らの
演奏による演奏感と実際に発音中の楽音の音量変化との
間に違和感を感ずる場合があるという問題点もあった。
【0008】そこで、上記したような従来の音量の制御
方法の問題点を解決するための方法として、「エンベロ
ープ・フォロー」と称される音量の制御方法が提案され
ている。
【0009】このエンベロープ・フォローは、音源にお
ける楽音の発音開始後において、入力音量の時間経過に
伴う音量変化を随時音源の音量制御に反映させるもので
あり、時間経過に伴う入力音量の変化に応じて音量変化
した楽音が発音されることになるので、自然な演奏感が
得られるという特徴を備えている。
【0010】ところが、このエンベロープ・フォローを
現在主流となっている音源たるPCM音源に適用する
と、当該音源で予め設定されている音量の時間変化と入
力音量の時間変化との重畳により当該音源が制御される
ようになるため、非常に不自然に音量変化する楽音が発
音されるという問題点を招来することとなっていた。
【0011】即ち、例えば、入力されたギターの弦振動
による入力音量の時間変化を示すエンベロープが図1に
示すエンベロープであったときに、図2に示すエンベロ
ープが音源に予め設定されている音量の時間変化を示す
エンベロープとして音源に設定されていた場合を考察す
る。なお、図2に示す音源に予め設定されるエンベロー
プは、発音開始時からポイントP1までの所要時間、ポ
イントP1のレベル、ポイントP1からポイントP2ま
での所要時間、ポイントP2のレベル、ポイントP2か
らポイントP3までの所要時間、ポイントP3のレベル
およびポイントP4から消音までの所要時間の各パラメ
ータによって設定される。
【0012】上記した場合において、エンベロープ・フ
ォローを用いると、図1に示すエンベロープと図2に示
すエンベロープとが重畳されて、音源により発音される
楽音のエンベロープは図3に示すようになる。この図3
に示すエンベロープによると、楽音の発音開始直後に急
激に音量が下がり、非常に不自然に音量変化する楽音が
発音されることになる。
【0013】このため、エンベロープ・フォローを用い
る場合には、音源に設定されている音量変化を示すエン
ベロープを、例えば、平坦なものに変更し、入力音量の
音量変化のみが音源により発音される楽音に反映される
ようにすることが望まれるものであった。
【0014】しかしながら、音源に設定されている音量
変化を示すエンベロープを変更するには、上記したよう
な多数のパラメータ(発音開始時からポイントP1まで
の所要時間、ポイントP1のレベル、ポイントP1から
ポイントP2までの所要時間、ポイントP2のレベル、
ポイントP2からポイントP3までの所要時間、ポイン
トP3のレベルおよびポイントP4から消音までの所要
時間の各パラメータ)を変更する必要があるので、その
設定変更操作が非常に煩雑になるという問題点があっ
た。
【0015】なお、上記に関しては、楽音の特質の中の
音量について取り上げて説明したが、音量以外の楽音の
特質たる音色あるいは音高や、音量、音色、音高などの
適宜の組み合わせをエンベロープ・フォローにより制御
する際にも、上記と同様な問題点が指摘されていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンベロー
プ・フォローを用いる場合において、上記した音源たる
楽音生成手段に設定されている楽音の特質に関するエン
ベロープを変更する際の設定変更操作の煩雑さに鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、当該設
定変更操作を自動的に行うことを可能にし、楽音生成手
段に設定されている楽音の特質に関するエンベロープの
変更を容易に行うことができるようにした電子楽器を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外部音信号
を入力する入力手段と、上記入力手段から入力された上
記外部音信号の音量エンベロープを随時検出する音量エ
ンベロープ検出手段と、上記入力手段から入力された上
記外部音信号に基づき発音開始指示情報を発生し、上記
発音開始指示情報に従って楽音を生成するとともに生成
する楽音の所定の特質を予め設定されているエンベロー
プにより制御する従属する楽音生成手段へ、上記発音開
始指示情報を出力する発音開始指示情報発生手段と、上
記エンベロープ検出手段によって随時検出した上記音量
エンベロープによって、上記発音開始指示情報に従って
上記従属する楽音生成手段において生成される楽音の上
記所定の特質を随時制御する制御手段と、上記従属する
楽音生成手段において予め設定されている楽音の上記所
定の特質に関する上記エンベロープの設定を、電子楽器
において定められる所定の値に変更する設定変更手段と
を有するようにしたものである。
【0018】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、外部音信号を入力する入力手段と、上記入力手段か
ら入力された上記外部音信号の音量エンベロープを随時
検出する音量エンベロープ検出手段と、上記入力手段か
ら入力された上記外部音信号に基づき発音開始指示情報
を発生し、上記発音開始指示情報に従って楽音を生成す
るとともに生成する楽音の所定の特質を予め設定されて
いるエンベロープにより制御する従属する楽音生成手段
へ、上記発音開始指示情報を出力する発音開始指示情報
発生手段と、上記エンベロープ検出手段によって随時検
出した上記音量エンベロープによって、上記発音開始指
示情報に従って上記従属する楽音生成手段において生成
される楽音の上記所定の特質の随時制御を選択的に行う
制御手段と、上記制御手段が上記音量エンベロープによ
って上記従属する楽音生成手段において生成される楽音
の上記所定の特質の随時制御を行う場合には、上記従属
する楽音生成手段において予め設定されている楽音の上
記所定の特質に関する上記エンベロープの設定を所定の
値に変更し、上記制御手段が上記音量エンベロープによ
って上記従属する楽音生成手段において生成される楽音
の上記所定の特質の随時制御を行わない場合には、上記
従属する楽音生成手段において予め設定されている楽音
の上記所定の特質に関する上記エンベロープの設定を所
定の値に変更しない設定変更手段とを有するようにした
ものである。
【0019】ここで、上記制御手段は、例えば、請求項
3に記載されているように、上記音量エンベロープによ
って上記従属する楽音生成手段において生成される楽音
の上記所定の特質の随時制御を行う場合と随時制御を行
わない場合とを任意に切り換えて選択する切り換え選択
手段を備えるようにし、上記切り換え選択手段の切り換
え選択に応じて、上記音量エンベロープによって上記従
属する楽音生成手段において生成される楽音の上記所定
の特質の随時制御を選択的に行うようにしてもよい。
【0020】また、上記所定の値は、例えば、請求項4
に記載されているように、上記エンベロープの所定のポ
イントにおける最大値であるようにしてもよい。
【0021】また、上記所定の特質は、請求項5に記載
されているように、楽音の音量、音色、音高またはこれ
らの組み合わせであってもよい。
【0022】また、上記設定変更手段は、請求項6に記
載されているように、上記外部音信号の種類に応じて、
上記エンベロープの設定を変更するようにしてもよい。
【0023】また、上記外部楽音信号は、請求項7に記
載されているように、弦振動信号であってもよい。
【0024】なお、本発明においては、「従属する楽音
生成手段」(後述する発明の実施の形態における「音源
26」に対応する。)は、本発明の必須の構成要件では
なく、電子楽器に一体化されていてもよいし、あるいは
電子楽器とは別構成とされ、所謂、MIDI規格などに
よる通信で電子楽器と接続されていてもよい。
【0025】従って、本発明のうち請求項1あるいは請
求項2に記載の発明における「制御手段」は、「従属す
る楽音生成手段」を直接制御するものばかりでなく、制
御情報のようなものを「従属する楽音生成手段」へ送出
することによって、最終的に「従属する楽音生成手段」
を制御するものも含むものである。
【0026】同様に、本発明のうち請求項1あるいは請
求項2に記載の発明における「設定変更手段」は、「従
属する楽音生成手段」を直接設定変更するものばかりで
なく、設定変更情報のようなものを「従属する楽音生成
手段」へ送出することによって、最終的に「従属する楽
音生成手段」のエンベロープを設定変更するものも含む
ものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による電子楽器の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0028】図4には、本発明による電子楽器の実施の
形態の一例のブロック構成図が示されており、この電子
楽器は、例えば、ギターの弦振動を外部音信号として入
力し、入力された外部音信号から音高ならびに音量を検
出し、検出した入力音高ならびに入力音量に基づいて後
述する音源26を制御することができるようになされて
いる。より具体的には、外部音信号の音量エンベロープ
に応じて、音源の音量を制御することができるように構
成されている。
【0029】即ち、この電子楽器は、入力された外部音
信号の音高を検出して音高情報として出力する音高検出
部10と、入力された外部音信号の音量エンベロープを
随時検出するエンベロープ検出部12と、エンベロープ
検出部12における検出結果に応じて発音開始指示情報
(ノート・オン・メッセージ)および発音停止指示情報
(ノート・オフ・メッセージ)を出力する発音/停止指
示部14と、エンベロープ検出部12における検出結果
に応じて発音初期音量指示情報(ベロシティ)を出力す
る初期音量指示部16と、エンベロープ検出部12によ
り検出された音量エンベロープを調整する処理を行って
出力するエンベロープ調整部18と、外部音信号の音量
エンベロープの時間経過に伴う変化を随時音源26の音
量制御に反映させる第1のモードと外部音信号の音量エ
ンベロープの時間経過に伴う変化を音源26の音量制御
に反映させない第2のモードとの選択を行う操作子や音
源26に設定する音色の選択を行う操作子などを備えた
操作子部20と、音源26に設定するエンベロープのパ
ラメータの設定値を各音色に対応させて第1のモードと
第2のモードとの各モード毎に記憶した設定記憶部22
と、操作子部20の操作に応じて設定記憶部22に記憶
されたエンベロープのパラメータの設定値を読み出して
音源26に出力することにより音源26に設定されるエ
ンベロープを変更する設定変更部24と、音高検出部1
0から出力された音高情報と発音/停止指示部14から
出力された発音開始指示情報/発音停止指示情報と初期
音量指示部16から出力された発音初期音量指示情報と
エンベロープ調整部18から出力された音量エンベロー
プと設定変更部24により設定変更されたエンベロープ
とに応じて楽音を生成して出力するPCM音源たる音源
26とを有している。
【0030】ここで、エンベロープ調整部18は、エン
ベロープ検出部12によって検出した音量エンベロープ
をそのまま出力したり、あるいは圧縮、伸長、予め用意
されたテーブルによる変換などを行って出力するもので
ある。
【0031】また、設定記憶部22には、上記したよう
に各音色に対応させて、第1のモード時に音源26に設
定されるエンベロープのパラメータの設定値と第2のモ
ード時に音源26に設定されるエンベロープのパラメー
タの設定値とが記憶されている。音色がギターの場合を
例にとって説明すると、第1のモード時に設定されるエ
ンベロープは、例えば、図5に示すポイントP1〜ポイ
ントP4における音量が最大になるようにした平坦形状
のエンベロープであり、第2のモード時に設定されるエ
ンベロープは、例えば、図2に示すようなエンベロープ
であって、設定記憶部22には、こうした図2ならびに
図5に示すようなエンベロープを設定するためのパラメ
ータの設定値が記憶されている。
【0032】なお、図4では音源26を含めた全体構成
を示しているが、音源26は外部構成のものを使用し、
本発明による電子楽器と音源26とは、所謂、MIDI
規格などによる通信により接続されていてもよい。この
とき、図4において音源26の上部に図示された操作子
部20、設定記憶部22ならびに設定変更部24は、音
源26側の構成ではなく、本発明による電子楽器側の構
成となるものである。なお、この発明の実施の形態にお
いては、設定記憶部22に、各音色に対応させて、第1
のモード時に音源26に設定されるエンベロープのパラ
メータの設定値と第2のモード時に音源26に設定され
るエンベロープのパラメータの設定値とが何れも記憶さ
れている構成としたが、第2のモード(即ち、外部音信
号の音量エンベロープの時間経過に伴う変化を音源26
の音量制御に反映させないモード)時に音源26に設定
されるエンベロープのパラメータの設定値は、電子楽器
側の構成である設定記憶部22に記憶しておく必要は必
ずしもなく、音源26側で音色に対応する波形情報とと
もに記憶しておき、操作子部20を操作して選択した音
色に基づき、対応するエンベロープのパラメータの設定
値が設定される構成でも勿論よい。その場合には、操作
子部20を操作して選択した音色の情報(MIDIにお
けるプログラム・チェンジ)を音源26へ送出する構成
が必要となる。
【0033】さらに、図6には、音源26の詳細な構成
が示されており、音源26は、音高検出部10から出力
された音高情報および発音/停止指示部14から出力さ
れた発音開始/停止指示情報に基づいてジェネレーター
10aにより波形を生成し、その波形に対してTVA
(Time Variant Amplifier:時
変増幅器)10bにより初期音量指示部16から出力さ
れた発音初期音量指示情報ならびに設定変更部24から
出力されたパラメータに基づき設定されたエンベロープ
が付加され、さらにエンベロープ調整部18から出力さ
れた音量エンベロープによりボリューム10cを調整さ
れて楽音が出力されることになる。
【0034】以上の構成において、上記した電子楽器の
作用を説明するが、まず、操作子部20を操作して、音
色としてギターを選択するとともに第1のモードを選択
した場合について説明する。この場合には、設定変更部
24によって設定記憶部22から図5に示すエンベロー
プを示すパラメータが読み出されて音源26に出力さ
れ、音源26に図5に示すエンベロープが設定されるこ
とになる。また、外部音信号としては、ギターの弦振動
により図1に示すエンベロープを示す信号が入力される
ものとし、エンベロープ調整部18においては、エンベ
ロープ検出部12によって検出した音量エンベロープを
そのまま出力するものとする。
【0035】このように設定された電子楽器に外部音信
号が入力されると、音高検出部10により外部音信号の
音高が検出されて、音高検出部10から音源26に音高
情報が出力されるとともに、エンベロープ検出部12に
より外部音信号の音量エンベロープが検出されて、その
検出結果が発音/停止指示部14、初期音量指示部16
およびエンベロープ調整部18へ出力されて、音源26
に発音開始/停止指示情報、発音初期音量指示情報およ
び音量エンベロープがそれぞれ出力される。
【0036】そして、発音/停止指示部14から発音開
始指示情報が出力された場合には、音源26は音高情報
により指定される音高および発音初期音量指示情報によ
り指定される初期音量で発音を開始し、発音/停止指示
部14から発音停止指示情報が出力された場合には、音
源26は発音を停止する。
【0037】このとき発音中の楽音の音量は、図6に示
すように、音源26に設定されたエンベロープとエンベ
ロープ調整部18から音源26に出力された外部音信号
の音量エンベロープとを重畳したエンベロープにより指
定されることになる。ここで、設定変更部24によって
音源26に設定されたエンベロープは、図5に示すエン
ベロープであり、ポイントP1〜ポイントP4の各ポイ
ントの音量が最大とされた平坦なエンベロープであるの
で、エンベロープ調整部18から出力される図1に示す
外部音信号の音量エンベロープと図5に示す平坦なエン
ベロープとが重畳されても、発音中の楽音の音量変化と
しては、図1に示す音量エンベロープと極めて近似した
図7に示すエンベロープにより制御される音量変化を得
ることができる。なお、図7に示すエンベロープは、ポ
イントP1〜ポイントP4までは図1に示すエンベロー
プと同一であり、発音停止指示から消音までの、所謂、
リリース部分の形状のみ若干異なる。
【0038】次に、操作子部20を操作して、音色とし
てギターを選択するとともに第2のモードを選択した場
合について説明する。この場合には、設定変更部24に
よって設定記憶部22から図2に示すエンベロープを示
すパラメータが読み出されて音源26に出力され、音源
26に図2に示すエンベロープが設定されることにな
る。また、外部音信号としては、ギターの弦振動により
図1に示すエンベロープを示す信号が入力されるものと
し、エンベロープ調整部18においては、エンベロープ
検出部12によって検出した音量エンベロープをそのま
ま出力するものとする。ただし、この第2のモードにお
いては、後述するように、エンベロープ調整部18から
出力される音量エンベロープは楽音制御には特に使用さ
れないので、エンベロープ調整部18を駆動させないよ
うにしてもよい。
【0039】このように設定された電子楽器に外部音信
号が入力されると、音高検出部10により外部音信号の
音高が検出されて、音高検出部10から音源26に音高
情報が出力されるとともに、エンベロープ検出部12に
より外部音信号の音量エンベロープが検出されて、その
検出結果が発音/停止指示部14、初期音量指示部16
およびエンベロープ調整部18へ出力されて、音源26
に発音開始/停止指示情報、発音初期音量指示情報およ
び音量エンベロープがそれぞれ出力される。
【0040】そして、発音/停止指示部14から発音開
始指示情報が出力された場合には、音源26は音高情報
により指定される音高および発音初期音量指示情報によ
り指定される初期音量で発音を開始し、発音/停止指示
部14から発音停止指示情報が出力された場合には、音
源26は発音を停止する。
【0041】ここで、第2のモードにおいては、このと
き図6に示す音源26のボリューム10cは、エンベロ
ープ調整部18から出力された音量エンベロープによら
ず、例えば、最高レベルなど固定の値に設定されるよう
にする。それには、図4の構成には図示を省略したが、
例えば、操作子部20から音源26へモード情報を送出
するラインを設け、操作子部20で第2のモードが選択
された場合には、音源26において上記のような設定が
自動的に行われるようにすればよい。あるいは、図4の
構成には図示を省略したが、例えば、操作子部20から
エンベロープ調整部18へモード情報を送出するライン
を設け、操作子部20で第2のモードが選択された場合
には、エンベロープ調整部18において、エンベロープ
検出部12によって検出した音量エンベロープに代え
て、ある一定のエンベロープを音源26へ出力するよう
にしても同じ結果が得られる。
【0042】なお、後述するように、エンベロープ調整
部18の本来の作用は、上記したものとは異なるもので
あるので、エンベロープ調整部18とは別に、エンベロ
ープ検出部12において検出した検出エンベロープをそ
のまま送出するか、検出エンベロープに代えてある一定
のエンベロープを音源26へ送出するかを選択されたモ
ードによって切り換える働きを行うブロックを、エンベ
ロープ調整部18の前段か後段に構成として加えるよう
にしても勿論よい。
【0043】以上の構成により、発音中の楽音の音量
は、音源26に設定されたエンベロープのみにより指定
されることになる。即ち、発音中の楽音の音量は、入力
された外部音信号の音量エンベロープの変化に影響され
ることはない。
【0044】なお、第1のモードにおいて、エンベロー
プ調整部18からエンベロープ検出部12によって検出
した音量エンベロープをそのまま出力するようにして、
入力された外部音信号の音量エンベロープをそのまま用
いるようにしてもよいが、エンベロープ調整部18によ
り圧縮、伸長、予め用意されたテーブルによる変換など
を行って出力するようにしてもよく、その方がより自然
な演奏感を備えた楽音を得ることができる場合がある。
【0045】例えば、この電子楽器において音源26と
して、MIDI規格などで通信により接続された外部の
音源(以下、「外部音源」と称する。)を用いる場合に
は、エンベロープ検出部12によって検出された音量エ
ンベロープをそのまま外部音源へ送出すると、アタック
の強調された楽音になってしまう場合がある。これは、
送出側と受取側との音量変化のカーブが異なるために起
こる現象である。こうした現象を防ぐためには、エンベ
ロープ調整部18において、送出側の音量エンベロープ
のカーブを補正して、受取側における音量エンベロープ
が自然に変化するようにするとよい。
【0046】また、エンベロープ検出部12によって検
出された音量エンベロープによって、例えば、フィルタ
ーを制御する場合には、音量が0の場合でもある値を出
力しておいた方がよく、さらに音量エンベロープとは逆
のカーブにすると、面白い効果が得られる場合もある。
このように、制御するパラメータに合わせて、圧縮、伸
長、予め用意されたテーブルによる変換などにより、音
量エンベロープのカーブを調整すると効果的である。
【0047】図8に示すエンベロープは、エンベロープ
検出部12によって検出された図1に示す音量エンベロ
ープに対して、オーディオ信号にかけるリミッター(リ
ミッターは、スレッショルド・レベル以上の信号を設定
した圧縮率で圧縮する処理を行う。)と同様な圧縮処理
を行った場合の例を示している。こうした図8に示すよ
うなエンベロープをギターの音色に用いると、あたかも
外部にコンプレッサーを接続したような効果を得ること
ができる。
【0048】また、エンベロープ検出部12によって検
出された音量エンベロープを音源26の制御に用いる場
合(第1のモード)には、入力する外部音信号の特性に
よって最適な音源26の設定は異なったものにすること
が好ましい。即ち、外部音信号として入力する音色に応
じて、音源26に設定するエンベロープ、特に、その立
ち上がりの形状を変化させることにより、より自然な演
奏感を備えた楽音を得ることができるようになる。な
お、エンベロープが立ち上がってから立ち下がるまでの
区間(ポイントP1〜ポイントP4)は、平坦な形状で
よい。
【0049】ここで、一例として、緩やかに音量が上が
っていく楽音を発音させる場合を説明すると、入力する
外部音信号としてギターの弦振動を用いる場合には、ギ
ターの演奏により緩やかに音量を上げていくことは困難
であるので、音源26には図9に示すような立ち上がり
の緩やかなエンベロープを設定し、音源26側において
音量の緩やかな立ち上がりを形成すればよい。
【0050】ところが、入力する外部音信号として人間
の声を用いる場合には、発声によって緩やかに音量変化
する音量エンベロープを生成することが可能であるの
で、音源26には図10に示すような立ち上がりの急峻
なエンベロープを設定してよく、音源側において音量の
緩やかな立ち上がりを形成する必要はない。
【0051】なお、上記した実施の形態においては、音
源26で発音される楽音の特質の中の音量の制御に関し
て説明したが、音量以外の楽音の特質たる音色あるいは
音高や、音量、音色、音高などの適宜の組み合わせを制
御する際に本発明を適用してもよいことは勿論である。
【0052】例えば、音源26で発音される楽音の特質
の中の音高の制御に関して説明すると、ドラムの音色の
場合にはエンベロープに従ってピッチが変化するが、エ
ンベロープ検出部12によって検出した音量エンベロー
プによって、音源26に設定されたピッチの変化に関す
るエンベロープを制御すれば、エンベロープに従ってピ
ッチが変化する現象を忠実に模擬することができる。
【0053】また、音源26で発音される楽音の特質の
中の音色の制御に関して説明すると、エンベロープ検出
部12によって検出した音量エンベロープによって、フ
ィルターのエンベロープを制御すると、オートワウのよ
うな効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、外部音信号の音量エンベロープにより楽音
生成手段において生成される楽音の特質を制御する際
に、当該楽音生成手段に設定されている楽音の特質に関
するエンベロープを変更するための処理を自動的に行う
ことが可能となるので、楽音生成手段に設定されている
楽音の特質に関するエンベロープの設定の変更を容易に
行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力されたギターの弦振動による入力音量の時
間変化を示すエンベロープの説明図である。
【図2】音源に設定されている音量の時間変化を示すエ
ンベロープの説明図である。
【図3】図1に示すエンベロープと図2に示すエンベロ
ープとが重畳されたエンベロープの説明図である。
【図4】本発明による電子楽器の実施の形態の一例を示
すブロック構成図である。
【図5】第1のモード時に設定されるエンベロープの説
明図である。
【図6】音源の詳細な構成を示す説明図である。
【図7】図1に示すエンベロープと図5に示すエンベロ
ープとが重畳されたエンベロープの説明図である。
【図8】エンベロープ検出部によって検出された図1に
示す音量エンベロープに対して、オーディオ信号にかけ
るリミッター(リミッターは、スレッショルド・レベル
以上の信号を設定した圧縮率で圧縮する処理を行う。)
と同様な圧縮処理を行った場合のエンベロープの説明図
である。
【図9】立ち上がりの緩やかに形成したエンベロープの
説明図である。
【図10】立ち上がりの急峻に形成したエンベロープの
説明図である。
【符号の説明】
10 音高検出部 12 エンベロープ検出部 14 発音/停止指示部 16 初期音量指示部 18 エンベロープ調整部 20 操作子部 22 設定記憶部 24 設定変更部 26 音源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部音信号を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された前記外部音信号の音量エン
    ベロープを随時検出する音量エンベロープ検出手段と、 前記入力手段から入力された前記外部音信号に基づき発
    音開始指示情報を発生し、前記発音開始指示情報に従っ
    て楽音を生成するとともに生成する楽音の所定の特質を
    予め設定されているエンベロープにより制御する従属す
    る楽音生成手段へ、前記発音開始指示情報を出力する発
    音開始指示情報発生手段と、 前記エンベロープ検出手段によって随時検出した前記音
    量エンベロープによって、前記発音開始指示情報に従っ
    て前記従属する楽音生成手段において生成される楽音の
    前記所定の特質を随時制御する制御手段と、 前記従属する楽音生成手段において予め設定されている
    楽音の前記所定の特質に関する前記エンベロープの設定
    を、電子楽器において定められる所定の値に変更する設
    定変更手段とを有することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 外部音信号を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された前記外部音信号の音量エン
    ベロープを随時検出する音量エンベロープ検出手段と、 前記入力手段から入力された前記外部音信号に基づき発
    音開始指示情報を発生し、前記発音開始指示情報に従っ
    て楽音を生成するとともに生成する楽音の所定の特質を
    予め設定されているエンベロープにより制御する従属す
    る楽音生成手段へ、前記発音開始指示情報を出力する発
    音開始指示情報発生手段と、 前記エンベロープ検出手段によって随時検出した前記音
    量エンベロープによって、前記発音開始指示情報に従っ
    て前記従属する楽音生成手段において生成される楽音の
    前記所定の特質の随時制御を選択的に行う制御手段と、 前記制御手段が前記音量エンベロープによって前記従属
    する楽音生成手段において生成される楽音の前記所定の
    特質の随時制御を行う場合には、前記従属する楽音生成
    手段において予め設定されている楽音の前記所定の特質
    に関する前記エンベロープの設定を所定の値に変更し、
    前記制御手段が前記音量エンベロープによって前記従属
    する楽音生成手段において生成される楽音の前記所定の
    特質の随時制御を行わない場合には、前記従属する楽音
    生成手段において予め設定されている楽音の前記所定の
    特質に関する前記エンベロープの設定を所定の値に変更
    しない設定変更手段とを有することを特徴とする電子楽
    器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子楽器において、 前記制御手段が前記音量エンベロープによって前記従属
    する楽音生成手段において生成される楽音の前記所定の
    特質の随時制御を行う場合と随時制御を行わない場合と
    を任意に切り換えて選択する切り換え選択手段を備え、 前記制御手段は、前記切り換え選択手段の切り換え選択
    に応じて、前記音量エンベロープによって前記従属する
    楽音生成手段において生成される楽音の前記所定の特質
    の随時制御を選択的に行うことを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記所定の値は、前記エンベロープの所
    定のポイントにおける最大値であることを特徴とする請
    求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載
    の電子楽器。
  5. 【請求項5】 前記所定の特質は、楽音の音量、音色、
    音高またはこれらの組み合わせであることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4のいずれ
    か1項に記載の電子楽器。
  6. 【請求項6】 前記設定変更手段は、前記外部音信号の
    種類に応じて、前記エンベロープの設定を変更すること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    または請求項5のいずれか1項に記載の電子楽器。
  7. 【請求項7】 前記外部音信号は、弦振動信号であるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5のいずれか1項に記載の電子楽器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191124A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Casio Computer Co Ltd 効果音発生装置
US10714066B2 (en) 2014-10-17 2020-07-14 Yamaha Corporation Content control device and storage medium

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