JPH1011621A - 自動改札機用人間検知装置 - Google Patents

自動改札機用人間検知装置

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JPH1011621A
JPH1011621A JP8181636A JP18163696A JPH1011621A JP H1011621 A JPH1011621 A JP H1011621A JP 8181636 A JP8181636 A JP 8181636A JP 18163696 A JP18163696 A JP 18163696A JP H1011621 A JPH1011621 A JP H1011621A
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知弘 神原
Norihiro Asada
規裕 浅田
Makoto Yagi
誠 八木
Takashi Ohashi
享司 大橋
Hitoshi Kojima
仁 小嶋
Haruo Watabe
晴夫 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦電センサを用いて、利用者のみを効果的に
検知できるようにする。 【解決手段】 自動改札機の改札通路の通過方向に沿
い、かつその改札通路を分割して検知エリアとする複数
の焦電センサからなるセンサ手段と、前記各焦電センサ
からの検出信号に基づいて前記改札通路内における利用
者を検知するとともに、その検出信号の変化状態からそ
の利用者の移動状態を判定する検知手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動改札機の改札
通路内の利用者を検知するための自動改札機用人間検知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の自動改札機用人間検知装
置(以下、人間検知装置という)を示すものであって、
改札通路イ側から見た自動改札機本体(以下、本体とい
う)の正面図である。
【0003】図中、S,S…は、光電素子からなる人間
検知器であって、本体bとこの本体bの改札通路イを挾
んで設置されている本体(図示せず)とに対向し、かつ
改札通路の通過方向に沿って互いに所定の間隔を保って
設けられている。これら人間検知器S,S…は、本体b
の自動改札機側と本体bの上面から上方へ突出して設け
られている検出器取付バーb′とに設けられている。な
お、検知器取付バーb′に設けられている人間検知器
S,S…は、大人と子供とを区別するために設けられる
もので、検知器取付バーb′に設けられている人間検知
器S,S…で検知されることなく本体b側の人間検知器
S,S…で人間検知が行われたときは、その検知された
利用者は子供の利用者であると判定される。
【0004】これら人間検知器S,S…は、改札通路イ
の入口側から順に、入口検知ゾーンZ1 、中央検知ゾー
ンZ2 、及び出口検知ゾーンZ3 に形成されているとと
もに、上記各ゾーン間には通過検知P1 ,P2 が形成さ
れている。
【0005】上記構成の自動改札機において、挿入口1
から有効券が挿入されたときは、ドアD1 が開かれて
(本体bがノーマルオープン型のときはそのまま)利用
者の通過が許可されるとともに、返却の必要のある乗車
券は排出口2に排出されて返却される。
【0006】他方、有効期間切れ等の無効券が挿入口1
に挿入された場合、又は無札者(以下、無効券の利用者
を含めて無札者という)の場合は、無札者が中央検知ゾ
ーンZ2 に入った時点でドアD1 が閉じられるように構
成されている。
【0007】また、利用者が入口検知ゾーンZ1 で検知
されたときは、利用者が改札通路イ内に進入したと判定
され、利用者が出口検知ゾーンZ3 に検知された後、検
知されなくなったときは、利用者は改札通路イから進出
したと判定される。さらに、各通過検知P1 ,P2 で検
知されたときは、利用者がその地点を通過したと判定さ
れる。
【0008】上述のようにして、本体bは、各検知ゾー
ンZ1 〜Z3 及び各通過検知P1 ,P2 の検知出力によ
り、利用者と乗車券との対応をとるように構成されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の人間検知装置は、光電素子型の人間検知器を用いて
いるために、対向する本体との間にも配線を必要とする
面倒があるとともに、利用者の所持する荷物で遮光され
たときは、誤検知が発生して利用者と乗車券との対応が
とれなくなるという不都合が発生する欠点があった。
【0010】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、対向する本体
との間に配線設備を必要とせず、利用者のみを検知する
ことのできる人間検知装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る人間検知装
置は、上記目的を達成するために、自動改札機の改札通
路の通過方向に沿い、かつその改札通路を分割して検知
エリアとする複数の焦電センサからなるセンサ手段と、
前記各焦電センサからの検出信号に基づいて前記改札通
路内における利用者を検知するとともに、その検出信号
の変化状態からその利用者の移動状態を判定する検知手
段とを有することを特徴としている。前記複数の焦電セ
ンサは、本体と、その本体の上面から上方へ突出してい
る検出器取付バーに設けられていることを特徴としてい
る。前記複数の焦電センサを前記本体に上下に2組設け
るとともに、下方の組の複数の焦電センサは前記改札通
路面から所定の高さまでを検知エリアとし、上方の組の
複数の焦電センサはその下方の組の複数の焦電センサの
検知エリアの上方を検知エリアとすることを特徴として
いる。前記複数の焦電センサは、前記改札通路の上方に
設けられていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る人間
検知装置を適用した自動改札機の正面図であって、上記
図7の従来例と同一構成要素には同一符号を付して説明
する。
【0013】図中、3,3′は焦電センサであって、こ
のうち焦電センサ3は、検知器取付バーa′のほぼ中央
部の改札通路イ側に向けて設けられており、他方の焦電
センサ3′は、本体aの改札通路側の上部に設けられて
いる。検知器取付バーa′に設けられている上方に位置
する焦電センサ3は、従来の人間検知装置と同様に、大
人検知用であり、また、本体aに設けられている、下方
に位置する焦電センサ3′は子供検知用である。
【0014】これら焦電センサ3,3′は同一構成であ
るので、以下、焦電センサ3を中心に説明する。焦電セ
ンサ3は、図1のA部に拡大して示してあるように、複
数個(図示の例では8個)の焦電センサ素子(以下、こ
の焦電センサ素子も単に焦電センサという)3a〜3h
が改札通路イの通過方向に沿って並列状に設けられたア
レイ型に形成されている。
【0015】各焦電センサ3a〜3hは、図2に示され
るように、人体から発せられる赤外線を集める凸レンズ
3a′〜3h′をそれぞれ有しているとともに、それら
凸レンズ3a′〜3h′で集められる検知エリアは、改
札通路イの全エリアを分割した状態に決められている。
【0016】各焦電センサ3a〜3hで検出された信号
は増幅回路4でそれぞれ増幅処理された後、フィルタ回
路5でそれぞれフィルタ処理されて演算処理回路(以
下、MPUという)6に取込まれるように構成されてい
る。
【0017】上記構成の焦電センサ3,3′を用いた自
動改札機の人間検知動作を説明する前に、焦電センサ
3,3′の人間検知の原理について、図3の焦電センサ
3a〜3hを例に説明する。
【0018】今、改札通路イ中に、甲,乙の二人の利用
者が存在するときの各焦電センサ3a〜3hの出力及び
各焦電センサの検知エリアと隣りの焦電センサの検知エ
リアとラップするエリア(図2の網掛け参照)の擬似領
域エリアの出力値は、図3(a)のように示される。な
お、この出力値は最大値が「8」、最小値が「0」とし
て表されている。そして、これら出力値をグラフ化した
のが図3(b)である。
【0019】これらの出力値のピーク値は、利用者位置
であり、そのピーク値位置は、利用者甲,乙の移動に伴
って変化することになる。すなわち、利用者甲,乙が移
動していれば、ある特定の焦電センサの現在の測定の時
刻tにおける測定値(出力値)を中心にして、その時刻
tの△t秒前と△t秒後の測定値に差が生じ、その差分
から利用者の移動方向を判定することができる。
【0020】今、時刻(測定時刻)tにおける、例え
ば、焦電センサ3aの出力値がfp (t)とし、この時
刻tよりも△t秒前の出力値がfp-1 (t)であり、ま
た、この時刻tの△t秒後の出力値がfp+1 (t)に変
化したとすると、焦電センサ3aの時刻tの前後の出力
値の差分△p は以下のとおりとなる。 △p =fp (t)−fp (t+△t) △(p+1 )=fp+1 (t)−fp +1(t+△t) △(p-1 )=fp-1 (t)−fp -1(t+△t) ここで、△(p+1 )<0又は△(p-1 )>0ならば、利
用者は改札通路イを前進(改札通路イを入口側から出口
側に向かう移動)したと判定される。また、△(p+1 )
>0又は△(p-1 )<0ならば、利用者は改札通路イを
後退(改札通路イを出口側から入口側に移動)したと判
定される。
【0021】上述の△tを小さくすれば、すなわち、測
定間隔を小さくすれば、その分だけ利用者甲,乙の小さ
な動きもとらえることができる。また、上述の差分△p
の絶対値に注目すれば、その絶対値が大きければ、利用
者の動作が速く、小さければ遅いことを意味している。
【0022】次に、図4のフローチャートを用いた利用
者の検知の基本動作について説明する。
【0023】さて、利用者が改札通路イに進入すると、
各焦電センサ3a〜3hの出力信号(fp (t))がM
PU6に取込まれる(ステップ100肯定、ステップ1
02。以下、ステップをSとする。)。そして、MPU
6は、△t毎に取込んだ各焦電センサ3a〜3hの出力
値(fp (t+△t))を基に演算処理を行い、ピーク
位置を求めて利用者位置を検出する(S104、S10
6)。つまり、図3(b)に示されるピーク位置(焦電
センサ3a,3eの検知エリアに相当)を検出して利用
者の位置を検出する。
【0024】次いで、MPU6において、上述したよう
に、出力値の差分△(p+1 ),△(p-1 )の正負からそ
の検出された利用者の移動方向が判定される(S10
8)。そして、利用者が各焦電センサ3a〜3hの検知
エリア(図ではブロック)内でどのような移動を行った
かにより、自動改札機の所定の処理動作が行われる(S
110)。
【0025】例えば、挿入口1から有効な乗車券を挿入
した利用者の前の改札通路イ中に他の利用者が存在して
いなければ、焦電センサ3aの検知エリアで利用者が検
知された時点でドアD1 が開かれる。
【0026】また、無札者が改札通路イの中間を検知エ
リアとする焦電センサ3dで検知されたときは、ドアD
1 が閉じられる。さらに、改札通路イを改札方向と逆に
進入する利用者がいるときは、すなわち、改札通路イの
出口側を検知エリアとする焦電センサ3hで利用者が検
出されたときは、逆進入と判定してドアD2 が閉じられ
る。このように、各焦電センサ3a〜3hの検知状態に
より、自動改札機としての所定の動作を行うことができ
る。
【0027】図4のフローチャートは、挿入口1から1
枚の乗車券が挿入され、かつ、改札通路イ内に二人の利
用者が検知された場合の制御動作例を示すものである。
このような場合は、一人の利用者が無札者か、あるい
は、乗車券を必要としない子供の場合である。
【0028】図5のS200〜S206までは、図4の
S100〜S108までに相当するので、S206の半
値幅の求めることから説明する。ここにおける半値幅と
は、検知器取付バーa′に設けられている焦電センサ3
の出力値が所定の値になっているか否かを求めることで
あり、この値が所定値に達していないときは、利用者の
背が低くて焦電センサ3の出力値が小さいことを意味す
るので、その利用者は子供と判定される。子供と判定さ
れたときは、1枚の乗車券で改札可能であるので、通常
の改札動作が行われる(S208否定)。
【0029】半値幅の値が所定値を越えているときは
(S208肯定)、利用者は大人二人と判定されるとと
もに、うち一人は無札者と判定される。したがって、こ
の場合は、ドアD1 は閉じられ、通過できない旨の案内
が本体aに設けられているスピーカ、あるいは表示画面
を介して案内される(S210)。
【0030】また、図1では省略されているが、改札通
路イの利用者を撮像できるTVカメラが設置されてい
て、無札者を検知したときに、そのTVカメラが駆動さ
れて撮像データが記憶されるように構成されている(S
212、S214)。したがって、無札者が強行突破し
たときの証拠とすることができる。なお、このようなT
Vカメラからなる撮像手段を備えたときは、特に、ドア
レス型の自動改札機の場合に有効である。
【0031】図6は、本発明の他の実施の形態を示すも
のであって、本体a′が検知器取付バーを持たない例で
ある。この場合は、図1の検知器取付バーに設けられて
いる焦電センサ3は、図6のB部に拡大して示されてい
るように、焦電センサ3′の上方に設けられ、上下2組
の焦電センサ3,3′が設けられる。この場合、下側の
焦電センサ3′は、ほぼ改札通路イの上面から本体a′
の上面位置までを検知エリアとするようにレンズ3a′
〜3h′の向きが調整され、また、上側の焦電センサ3
は、下側の焦電センサ3′の検知エリアの上方を検知エ
リアとなるようにレンズ3a′〜3h′の向きが調整さ
れる。したがって、検知器取付バーを省略しても、大
人,子供の判定が可能となる。
【0032】図7は、本発明のさらに他の実施の形態を
示すものであって、改札通路イの天井Fにも焦電センサ
3″を設けた例である。この場合は、3個の焦電センサ
3,3′,3″の整合性を図りながら、精度の高い人間
検知を行うことが可能となる。
【0033】なお、本体a″側の焦電センサ3,3′を
省略して天井Fのみの焦電センサ3″だけで簡易に人間
検知を行うことも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る人間検知装置は、自動改札
機の改札通路の通過方向に沿い、かつその改札通路を分
割して検知エリアとする複数の焦電センサからなるセン
サ手段と、前記各焦電センサからの検出信号に基づいて
前記改札通路内における利用者を検知するとともに、そ
の検出信号の変化状態からその利用者の移動状態を判定
する検知手段とからなるので、改札通路を挾んだ対向す
る本体との間の配線設置を不要にでき、しかも、利用者
のみを検出できるので、誤検知を効果的に防止すること
ができる。複数の焦電センサを本体とその本体の上面か
ら上方へ突出している検出器取付バーに設けたときは、
大人,子供を効果的に判別することができる。複数の焦
電センサを本体に上下に2組設けるとともに、下方の組
の複数の焦電センサは改札通路面から所定の高さまでを
検知エリアとし、上方の組の複数の焦電センサはその下
方の組の複数の焦電センサの検知エリアの上方を検知エ
リアとしたときは、検知器取付バーを省略できる特長が
ある。複数の焦電センサを改札通路の上方に設けたとき
は、本体に焦電センサを設けずに、簡易に利用者を検知
でき、又は本体に設けられて焦電センサと共に作動させ
て高精度に利用者を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る人間検知装置を適
用したときの改札通路側から見た本体の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る人間検知装置のブ
ロック図である。
【図3】焦電センサの検知動作を説明するための説明図
である。
【図4】基本の検知動作を示すフローチャートである。
【図5】1枚の乗車券のときに二人の利用者を検出した
ときの制御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る人間検知装置を
適用したときの改札通路側から見た本体の正面図であ
る。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態に係る人間検知
装置を適用したときの改札通路側から見た本体の正面図
である。
【図8】従来の人間検知装置を適用したときの改札通路
側から見た本体の正面図である。
【符号の説明】
1 挿入口 2 排出口 3,3′,3″ 焦電センサ 3a〜3h 焦電センサ素子(焦電センサ) 3a′〜3h′ レンズ 4 増幅器 5 フィルタ回路 6 演算回路(MPU) a 自動改札機本体(本体) イ 改札通路
フロントページの続き (72)発明者 大橋 享司 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 小嶋 仁 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 渡部 晴夫 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機の改札通路の通過方向に沿
    い、かつその改札通路を分割して検知エリアとする複数
    の焦電センサからなるセンサ手段と、 前記各焦電センサからの検出信号に基づいて前記改札通
    路内における利用者を検知するとともに、その検出信号
    の変化状態からその利用者の移動状態を判定する検出手
    段と、 を有することを特徴とする自動改札機用人間検知装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の焦電センサは、前記自動改札
    機本体と、その自動改札機本体の上面から上方へ突出し
    ている検出器取付バーに設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動改札機用人間検知装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の焦電センサを前記自動改札機
    本体に上下に2組設けるとともに、下方の組の複数の焦
    電センサは前記改札通路面から所定の高さまでを検知エ
    リアとし、上方の組の複数の焦電センサはその下方の組
    の複数の焦電センサの検知エリアの上方を検知エリアと
    することを特徴とする請求項1記載の自動改札機用人間
    検知装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の焦電センサは、前記改札通路
    の上方に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の自動改札機用人間検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009237886A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Omron Corp ゲート装置

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JP2008123558A (ja) * 2008-02-14 2008-05-29 Omron Corp 自動改札装置
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