JPH10116281A - 文書処理方法及びその装置 - Google Patents

文書処理方法及びその装置

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JPH10116281A
JPH10116281A JP8270323A JP27032396A JPH10116281A JP H10116281 A JPH10116281 A JP H10116281A JP 8270323 A JP8270323 A JP 8270323A JP 27032396 A JP27032396 A JP 27032396A JP H10116281 A JPH10116281 A JP H10116281A
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JP
Japan
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condition
style
logical node
logical
node
Prior art date
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Pending
Application number
JP8270323A
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English (en)
Inventor
Toshiya Isobe
俊哉 磯部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8270323A priority Critical patent/JPH10116281A/ja
Publication of JPH10116281A publication Critical patent/JPH10116281A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造化文書における各論理ノードに対して、的
確な体裁情報を効率的かつ柔軟に設定することができる
スタイルデータを適用してレイアウト処理を行う。 【解決手段】関係定義RDには、文書データDD内の各
論理ノードに設定される体裁情報を定義する体裁定義S
Dと各論理ノードとの対応付けが記述される。この関係
定義RDは、論理ノードのタグ名によって体裁定義を指
示する1次条件、論理ノードの上下(親子)関係及び左
右(兄弟)関係によって体裁定義を指示する2次条件、
及び条件式によって論理ノードに設定される体裁定義を
指示する3次条件を有し、1次条件から3次条件まで
は、順次階層的に記述され、1次条件から3次条件まで
の少なくとも1次条件を含む組合せによって、論理ノー
ドに設定される体裁定義が指定される。従って、スタイ
ル適用処理部4が体裁定義RD及び体裁定義SDからな
るスタイルデータDを文書データDDに適用することに
より、文書データDDに指定されたスタイルが設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化文書に体裁
情報を定義したスタイルデータを適用して表示あるいは
プリント出力のためのレイアウト処理を行う文書処理方
法及びその装置に関し、特にレイアウト情報が除去され
たSGML(ISO8879 Standard Generalized Markup La
nguage)文書に対する効率的かつ柔軟なレイアウト処理
を行うことができる文書処理方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、構造化文書を表示あるいはプ
リント出力するために、論理構造の各構成部品に対して
定義したスタイルデータを適用し、レイアウト処理を行
う文書処理装置が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−28351号公報に
は、構造化文書内に共通の書式データである基本スタイ
ルと、構造化文書内の任意の段落に共通の段落書式デー
タである個別段落スタイルと、特定の段落の段落書式デ
ータである個別段落属性とを保持し、個別段落属性を最
優先させ、個別段落スタイル、基本スタイルの順で、構
造化文書に適用する書式データを決定し、この決定した
書式データに従ってレイアウト処理を行う文書処理装置
が記載されている。
【0004】なお、構造化文書を対象とするものではな
いが、特開平6−342428号公報には、文書データ
中から、見出しとなる文とこの見出しに続く文との関係
から求められる見出し文同士の関係に対応するレイアウ
ト規則を有し、このレイアウト規則に基づいて文書デー
タをそれぞれ出力部に展開する文書処理装置が記載され
ている。これによれば、与えられた文書データに内在す
る階層的論理構造の関係に従って各文の文書データの出
力部への展開構造、つまり出力レイアウト形式が自動的
に決定され、この文書構造に応じたレイアウト形式でデ
ィスプレイ表示またはプリント出力される。
【0005】また、特開平2−183861号公報に
は、ユーザが指定した文書構造あるいは解析部で解析さ
れた文書構造を、書式データに基づいて展開する際、必
要部分のみを指定の出力言語に翻訳し、かつ整形処理を
行うことができる文書整形装置が記載されている。
【0006】一方、近年、マルチメディアを含めた複合
文書(以下、単に文書という)の形式が統一されたSG
ML文書が利用されつつある。このSGML文書なる構
造化文書は、通常の文書に付加されているレイアウト情
報が除去されているため、論理要素を識別するためのタ
グと呼ばれるマークを該SGML文書に付ける必要があ
る。
【0007】このため、SGML文書は、コードの種類
や要素名などの最大文字数等の基準を示すSGML宣
言、要素名や文書構造を定義したDTD(文書型定義:
Document Type Definition)、及びこのDTDで定義さ
れた文書の型に従って記述されたタグ付きの文書である
文書インスタンスから構成される。この文書インスタン
スは、DTDの定義を実現させた文書であるといえる。
【0008】従って、特定されたDTDを用いたSGM
L文書は、全てこの特定されたDTDと同一の型をもつ
文書として生成することができ、大量の整備マニュアル
を処理しなければならない航空業界等においては、既に
このSGML文書による文書管理を行っている。
【0009】一方、SGML文書は、論理構造のみを有
した文書であるため、この文書データを表示あるいはプ
リント出力等を行うためには、該論理構造に対応したス
タイルデータを適用しなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、構造化
文書に体裁情報を定義したスタイルデータを適用する従
来の文書処理装置では、基本的に構造化文書の論理要素
(ノード)のタグ名を識別し、この識別されたタグ名に
対応して定義された体裁情報が設定されていたため、論
理構造上、異なる相対的論理関係、例えば異なる親子関
係、兄弟関係等の異なる文脈条件というべき関係をも
ち、かつ同一タグ名を有する論理ノードが複数存在する
場合でも、この同一タグ名を有する全ての論理ノードに
は、同一の体裁情報が設定されてしまうという問題点が
あった。
【0011】例えば、特開平6−28351号公報で
は、優先順位をもった複数の体裁情報を、対象とする論
理ノードに対してタグ名をもとに設定し、重複した体裁
情報の設定を優先順位順に設定するようにしているが、
論理ノードに対する体裁情報の設定は、タグ名をもとに
設定し、上述した相対的論理関係は無視されている。
【0012】一方、このような問題点を解決するため、
全ての論理ノードに対して、該相対的論理関係を表す条
件式を設定し、この条件式をもとに全ての論理ノードに
対して所定の体裁情報を設定することも考えられるが、
全ての論理ノードに対してこの条件式を用いて指示する
ことは、煩雑であり、条件式の設定も困難となる。
【0013】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、構造化文書における各論理ノードに対して、的確な
体裁情報を効率的かつ柔軟に設定することができるスタ
イルデータを適用してレイアウト処理を行うことができ
る文書処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、構造化文
書の各論理ノードに対応する所望の体裁情報を定義した
スタイルデータを適用してレイアウト処理を行う文書処
理方法において、前記構造化文書の論理ノードに適用さ
れる体裁情報を特定するスタイル適用条件を、論理構造
上の該論理ノードを特定する形式が単純な形式から順次
複雑な形式となる順序をもった階層構造で記述したスタ
イルデータを少なくとも保持し、構造化文書の各論理ノ
ードを所定の順序で走査し、走査した各論理ノード毎に
前記階層構造を単純な形式から順次下層に走査し、最も
単純な形式を少なくとも含む前記スタイル適用条件を満
足する場合に、該スタイル適用条件に対応した体裁情報
を該各論理ノードに適用することを特徴とする。
【0015】第2の発明は、構造化文書の各論理ノード
に対応する所望の体裁情報を定義したスタイルデータを
適用してレイアウト処理を行う文書処理方法において、
論理ノードのタグ名の一致を第1の条件とし、該第1の
条件の下層に該論理ノードに対する論理構造上の文脈条
件の一致を第2の条件とし、該第2の条件の下層に該論
理ノードを特定する条件式の一致を第3の条件とする階
層構造を形成し、少なくとも第1の条件を含めた第1の
条件から第3の条件の組合せによるスタイル適用条件を
記述した関係定義情報と、該スタイル適用条件に対応し
た体裁情報を指示する体裁指示情報とからなるスタイル
データを少なくとも保持し、構造化文書の各論理ノード
を所定の順序で走査し、各論理ノード毎に前記階層構造
を第1の条件から順次下層に走査し、前記第1の条件を
含む少なくとも前記スタイル適用条件を満足する場合
に、該スタイル適用条件に対応して指示された体裁情報
を該各論理ノードに適用することを特徴とする。
【0016】第3の発明は、第2の発明において、前記
各論理ノードに対する前記スタイル適用条件に対応した
体裁情報の適用は、第1から第3の条件が全て記述さ
れ、各第1から第3の条件を満足する場合、該第1から
第3の条件の組合せに対応する体裁情報を適用し、第2
の条件及び第3の条件が記述されず、第1の条件を満足
する場合、該第1の条件に対応する体裁情報を現論理ノ
ードに対して適用し、第3の条件が記述されず、第1の
条件及び第2の条件を満足する場合、該第1の条件及び
第2の条件の組合せに対応する体裁情報を現論理ノード
に対して適用し、第2の条件が記述されず、第1の条件
及び第3の条件を満足する場合、該第1の条件及び第3
の条件の組合せに対応する体裁情報を現論理ノードに対
して適用することを特徴とする。
【0017】第4の発明は、構造化文書の各論理ノード
に対応する所望の体裁情報を定義したスタイルデータを
適用してレイアウト処理を行う文書処理装置において、
前記構造化文書の論理ノードに適用される体裁情報を特
定するスタイル適用条件を、論理構造上の該論理ノード
を特定する形式が単純な形式から順次複雑な形式となる
順序をもった階層構造で記述した関係定義情報を少なく
とも記憶する記憶手段と、構造化文書の各論理ノードを
所定の順序で走査し、各論理ノード毎に前記階層構造を
単純な形式から順次下層に走査し、前記単純な形式を少
なくとも含む前記スタイル適用条件を満足する場合に、
該スタイル適用条件に対応した体裁情報を該各論理ノー
ドに適用するスタイル適用手段とを具備したことを特徴
とする。
【0018】第5の発明は、構造化文書の各論理ノード
に対応する所望の体裁情報を定義したスタイルデータを
適用してレイアウト処理を行う文書処理装置において、
論理ノードのタグ名の一致を第1の条件とし、該第1の
条件の下層に該論理ノードに対する論理構造上の文脈条
件の一致を第2の条件とし、該第2の条件の下層に該論
理ノードを特定する条件式の一致を第3の条件とする階
層構造を形成し、少なくとも第1の条件を含めた第1の
条件から第3の条件の組合せによるスタイル適用条件を
記述した関係定義情報と、該スタイル適用条件に対応し
た体裁情報を指示する体裁指示情報とからなるスタイル
データを少なくとも記憶する記憶手段と、構造化文書の
各論理ノードを所定の順序で走査し、各論理ノード毎に
前記階層構造を第1の条件から順次下層に走査し、前記
第1の条件を少なくとも含む前記スタイル適用条件を満
足する場合に、該スタイル適用条件に対応して指示され
た体裁情報を該各論理ノードに適用するスタイル適用手
段とを具備したことを特徴とする。
【0019】第6の発明は、第5の発明において、前記
スタイル適用手段は、第1から第3の条件が全て記述さ
れ、各第1から第3の条件を満足する場合、該第1から
第3の条件の組合せに対応する体裁情報を適用し、第2
の条件及び第3の条件が記述されず、第1の条件を満足
する場合、該第1の条件に対応する体裁情報を現論理ノ
ードに対して適用し、第3の条件が記述されず、第1の
条件及び第2の条件を満足する場合、該第1の条件及び
第2の条件の組合せに対応する体裁情報を現論理ノード
に対して適用し、第2の条件が記述されず、第1の条件
及び第3の条件を満足する場合、該第1の条件及び第3
の条件の組合せに対応する体裁情報を現論理ノードに対
して適用することを特徴とする。
【0020】第7の発明は、第5乃至第6の発明におい
て、前記スタイル適用手段は、前記第1の条件を走査
し、論理ノードが該第1の条件を満足するか否かを判断
する第1の走査手段と、前記第2の条件を走査し、論理
ノードが第2の条件を満足するか否かを判断する第2の
走査手段と、前記第3の条件を走査し、論理ノードが第
3の条件を満足するか否かを判断する第3の走査手段と
を有することを特徴とする。
【0021】第8の発明は、第5乃至第7の発明におい
て、前記体裁指示情報は、ページのスタイルを指示する
ページ体裁指示情報と、論理要素のスタイルを指示する
要素体裁指示情報と、前記条件式に従った特定のスタイ
ル内容の生成を指示する内容生成指示情報とを有するこ
とを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態である文書処
理装置の構成を示す図である。図1において、文書処理
装置は、スタイルデータD1及び構造化文書(SGML
文書)の文書データD2を少なくとも格納する外部記憶
部HD、各種データの読込指示等の指示入力を行い、キ
ーボードやマウス等で実現される指示入力部1、指示さ
れたスタイルデータD1を読み込み、記憶部9に記憶す
るスタイル読込処理部2、指示されたSGML文書であ
る文書データD2を読み込み、記憶部9に記憶する文書
読込部3、記憶部9に記憶されたスタイルデータDをも
とに文書データDDの各論理ノードに対応する体裁情報
の設定を指示したスタイルデータDを適用するスタイル
適用処理部4、スタイル適用処理部4によってスタイル
データが適用された文書データをレイアウト処理する文
書レイアウト処理部5、レイアウト処理された文書デー
タを表示部7aに表示するための画面表示処理を行う画
面表示処理部7とプリンタ8aに印刷出力する処理を行
う文書印刷処理部8とを有する文書表示処理部6、スタ
イル読込処理部2及び文書読込処理部3によって読み込
まれ、書き込まれたスタイルデータD及び文書データD
Dを記憶する記憶部9、及び上記各部の全体制御を行う
制御部Cを有する。
【0024】スタイルデータDは、文書データ内の論理
ノードと所定の体裁情報との関係付けが記述された関係
定義RDと、文書データ内の論理ノードに設定される体
裁情報が記述された体裁定義SDとを有する。さらに、
関係定義RDは、文書内の論理ノードを特定する条件記
述CDとこの条件記述CDに対応して体裁情報の参照を
指定する体裁定義参照SRとを有する。また、体裁定義
SDは、ページのサイズや版面等を設定する体裁情報を
指定するページ体裁指定SD1と、各論理ノード毎のフ
ォント情報等を設定する体裁情報を指定する要素体裁指
定SD2と、採番等の内容を自動生成する体裁情報を指
定する内容生成子SD3とを有する。さらに、条件記述
CDは、文書内の特定の論理ノードのタグ名を条件とす
る1次条件1cと、文書内の特定の論理ノードに対する
特定の上下(親子)関係や左右(兄弟)関係等の文脈を
条件とする2次条件2cと、文書内の特定の論理ノード
を特定するための条件式を満足することを条件とする3
次条件とを有する。なお、体裁定義SDは、体裁定義参
照SRによって一意に体裁情報が参照指定される識別子
を持っている。
【0025】ここで、図2を参照して、スタイルデータ
Dの論理構成例を説明する。図2において、スタイルデ
ータD内には、関係定義RDと体裁定義SDとを有す
る。
【0026】関係定義RD内では、1次条件1cのノー
ド群である1次条件ノード群G1、2次条件2cのノー
ド群である2次条件ノード群G2、及び3次条件3cの
ノード群である3次条件ノード群G3とを有し、1次条
件ノード群G1の下層に2次条件ノード群G2が、さら
に2次条件ノード群G2の下層の3次条件ノード群G3
が配置される階層的論理構造を有している。そして、こ
の階層的論理構造をもつ木構造の最下端のノードには、
それぞれ体裁定義参照SRが記述されている。この体裁
定義記述参照SRが決定されると、この決定された体裁
定義記述参照SRの記述に対応した体裁情報SD内の体
裁情報が指示され、この指示された体裁情報が文書デー
タDDにおける現在の文書の論理ノードに対する体裁情
報として設定される。
【0027】スタイル適用処理部4は、図3に示すよう
に大きくは、文書データDD内の論理ノードを所定順序
で順次走査する文書データ構造走査部11、スタイルデ
ータDを所定順序で順次走査するスタイル関係定義走査
部12、及び決定された体裁情報を現在の論理ノードに
適用する体裁定義適用部13から構成される。
【0028】スタイル関係定義走査部12は、1次条件
をサーチする1次サーチ部14、2次条件をサーチする
2次サーチ部15、及び3次条件をサーチする3次サー
チ部16を有する。
【0029】さらに、2次サーチ部15は、2次条件の
内容である文脈条件を解析する文脈条件解析部17及び
この文脈条件が論理ノードに対する文脈条件に一致する
か否かを判定する文脈条件判定部18を有する。また、
3次サーチ部16は、3次条件の内容である特定の条件
式を解析する条件式解析部19及び論理ノードが当該条
件式を満足するか否かを判定する条件判定部20を有す
る。
【0030】ここで、フローチャートを参照して、本文
書処理装置による文書データDDに対するスタイルデー
タDの適用処理について説明する。
【0031】まず、図4は、本文書処理装置の全体処理
手順を示す全体フローチャートである。図4において、
指示入力部1の指示に基づき、スタイル読込処理部2
は、外部記憶部HDからスタイルデータD1を読み込
み、記憶部9のスタイルデータDとして格納する(ステ
ップ101)。その後、文書読込処理部3は、外部記憶
部HDから文書データD2を読み込み、記憶部9のスタ
イルデータDDとして格納する(ステップ102)。そ
して、スタイル適用処理部4は、記憶部9内に記憶され
たスタイルデータDを文書データDDに適用する処理を
行い(ステップ103)、文書レイアウト処理部5は、
このスタイルデータDが適用された文書データDDに対
するレイアウト処理を行う(ステップ104)。そし
て、文書表示処理部6は、画面表示処理部7を介して表
示部7aに、レイアウト処理が施された文書データDD
を表示し、あるいは文書印刷処理部8を介してプリンタ
8aに、レイアウト処理が施された文書データDDを印
刷出力する処理を行い(ステップ105)、本処理を終
了する。
【0032】図5は、ステップ103におけるスタイル
適用処理手順を示すフローチャートである。図5におい
て、まず文書データ構造走査部11は、文書の論理構造
におけるルートノードに移動させる(ステップ20
1)。そして、スタイル関係定義走査部12は、スタイ
ルデータDから、現在の文書データ内の論理ノード(現
在はルートノード)に対する関係定義RDをサーチする
処理を行う(ステップ202)。このサーチ処理の結
果、現在の論理ノードに対する関係定義RDが定義され
ているか否かを判断し(ステップ203)、定義されて
いる場合、体裁定義適用部13は、体裁定義参照SRが
参照している体裁情報を取得し(ステップ204)、こ
の取得した体裁情報を現在の論理ノードに設定し(ステ
ップ205)、ステップ206に移行する。一方、ステ
ップ203で関係定義RDが定義されていない場合も、
そのままステップ206に移行する。
【0033】ステップ206では、文書データDD内の
全ての論理ノードに対するサーチ処理を行ったか否かを
判断し、全ての論理ノードに対するサーチ処理が完了し
ていない場合は、次の論理ノードに移動した(ステップ
207)後、ステップ202に移行して上述した処理を
繰り返す。一方、全ての論理ノードに対するサーチ処理
が完了した場合、ステップ103にリターンする。
【0034】図6は、ステップ202における関係定義
RDのサーチ処理手順を示すフローチャートである。図
6において、まず1次サーチ部14は、1次ノード群G
1の各1次ノードに対するサーチ処理を行う(ステップ
301)。そして、この1次サーチ処理結果によって1
次条件に合致する1次ノードが存在するか否かを判断し
(ステップ302)、1次条件に合致する1次ノードが
存在する場合は、さらに2次ノード群G2における合致
した1次ノード下の2次ノードをサーチする処理を行う
(ステップ303)。その後、2次サーチ処理の結果を
もとに、2次条件に合致する2次ノードが存在するか否
かを判断し(ステップ304)、2次条件に合致する2
次ノードが存在する場合は、さらに3次ノード群G3に
おける合致した2次ノード下の3次ノードをサーチする
処理を行う(ステップ305)。その後、3次サーチ処
理の結果をもとに、3次条件に合致する3次ノードが存
在するか否かを判断し(ステップ306)、3次条件に
合致する3次ノードが存在する場合は、この3次ノード
を現論理ノードに対する関係定義として設定し(ステッ
プ307)、ステップ202にリターンする。
【0035】一方、ステップ302で1次条件に合致す
る1次ノードが存在しない場合、ステップ304で2次
条件に合致する2次ノードが存在しない場合、あるいは
ステップ306で3次条件に合致する3次ノードが存在
しない場合は、現論理ノードに対する関係定義は無しと
して設定し(ステップ308)、ステップ202にリタ
ーンする。
【0036】次に、図7のフローチャートを参照してス
テップ301の1次サーチ処理手順について説明する。
図7において、1次サーチ部14は、現論理ノードのタ
グ名、すなわち1次条件を取得する(ステップ40
1)。さらにスタイル関係定義走査部12は、関係定義
RD内における先頭の1次ノードに移動させ(ステップ
402)、1次サーチ部14は、移動した現1次ノード
の1次条件、すなわちタグ名を取得する(ステップ40
3)。その後、1次サーチ部14は、ステップ401で
取得した論理ノードのタグ名とステップ403で取得し
た1次条件のタグ名とが同一であるか否かを判断し(ス
テップ404)、タグ名が同一である場合は、現1次ノ
ードを現論理ノードに対して合致する1次ノードとして
設定し(ステップ407)、ステップ301にリターン
する。
【0037】一方、ステップ404でタグ名が同一でな
い場合は、さらに全ての1次ノードを走査したか否かを
判断し(ステップ405)、全ての1次ノードを走査し
ていない場合、スタイル関係定義走査部12は、現1次
ノードを次の1次ノードに移動させて(ステップ40
8)、ステップ403に移行し、上述した処理を繰り返
し、全ての1次ノードを走査した場合は、現論理ノード
に対して合致する1次ノードは無しとして設定し(ステ
ップ406)、ステップ301にリターンする。
【0038】さらに、図8のフローチャートを参照して
ステップ303の2次サーチ処理手順について説明す
る。図8において、まずスタイル関係定義走査部12
は、合致した1次ノード下先頭の2次ノードに移動させ
る(ステップ501)。その後、2次サーチ部15は、
この移動した現2次ノードに2次条件の定義指定内容が
あるか否かを判断し(ステップ502)、2次条件の定
義指定内容がある場合、2次サーチ部15は、この移動
した現2次ノードの2次条件、すなわち文脈条件を取得
し(ステップ503)、さらに現論理ノードのタグ名、
すなわち1次条件を取得し(ステップ504)、現論理
ノードの文脈条件と現2次ノードの文脈条件とが同一で
あるか否かを判断する(ステップ505)。文脈条件が
同一である場合は、現2次ノードを現論理ノードに対し
て合致する2次ノードとして設定し(ステップ50
8)、ステップ303にリターンする。また、ステップ
502で現2次ノードに定義指定内容がない場合も、現
2次ノードを現論理ノードに対して合致する2次ノード
として設定し(ステップ508)、ステップ303にリ
ターンする。
【0039】一方、ステップ505で文脈条件が同一で
ないと判断された場合、さらに全ての2次ノードを走査
したか否かを判断し(ステップ506)、全ての2次ノ
ードを走査していない場合、現2次ノードを次の2次ノ
ードに移動し(ステップ509)、ステップ502に移
行して、上述した処理を繰り返し、全ての2次ノードを
走査した場合、現論理ノードに対して合致する2次ノー
ドは無しとして設定し(ステップ507)、ステップ3
03にリターンする。
【0040】さらに、図9のフローチャートを参照して
ステップ305の3次サーチ処理手順について説明す
る。図9において、まずスタイル関係定義走査部12
は、合致した2次ノード下先頭の3次ノードに移動させ
る(ステップ601)。その後、3次サーチ部16は、
この移動した現3次ノードに3次条件の定義指定内容が
あるか否かを判断し(ステップ602)、3次条件の定
義指定内容がある場合、3次サーチ部16は、この移動
した現3次ノードの3次条件、すなわち条件式を取得し
(ステップ603)、条件式解析部19にこの条件式の
解析を行わせる(ステップ604)。その後、3次サー
チ部16は、条件式の解析結果が正常か否かを判断し
(ステップ605)、正常である場合、さらに条件判定
部20によって現論理ノードに対する条件式の評価を行
わせ(ステップ606)、この条件式の評価結果が
「真」であるか否かを判断する(ステップ607)。評
価結果が「真」である場合は、現3次ノードを現論理ノ
ードに対して合致する3次ノードとして設定し(ステッ
プ610)、ステップ305にリターンする。また、ス
テップ602で現3次ノードに定義指定内容がない場合
も、現3次ノードを現論理ノードに対して合致する3次
ノードとして設定し(ステップ610)、ステップ30
5にリターンする。
【0041】一方、ステップ605で条件式の解析結果
が正常でない場合、あるいはステップ607で条件式の
評価結果が「真」でない場合は、全ての3次ノードを走
査したか否かを判断し(ステップ608)、全ての3次
ノードを走査していない場合、さらに現3次ノードを次
の3次ノードに移動させて(ステップ611)、ステッ
プ602に移行して、上述した処理を繰り返し、全ての
3次ノードの走査を完了した場合には、現論理ノードに
対して合致する3次ノードは無しとして設定して(ステ
ップ609)、ステップ305にリターンする。
【0042】このようにして、関係定義RDは、階層構
造で形成されている1次条件、2次条件、3次条件の順
でサーチされる。そして、1次条件、あるいは少なくと
も1次条件を含み2次条件と3次条件との組合せを満足
した場合に、現文書の現論理ノードに対応する体裁情報
が設定されることになる。この場合、1次条件はタグ名
の一致を条件とし、2次条件は、論理ノードに対する文
脈の一致を条件とし、3次条件は、論理ノードに対する
条件式の一致を条件としているため、順次単純な条件か
ら複雑な条件へとサーチされ、論理ノードに対する特定
の体裁情報の設定を効率的に行うことができるととも
に、文書データDDと体裁情報との関係付けを柔軟に変
更、再設定することができる。
【0043】すなわち、文書データDDの論理ノードに
対する体裁情報の設定に際しては、設定のための条件
が、単純なものから複雑なものまでの各種の条件が混在
するのが通常であり、単純な条件あるいはこれに準じた
単純な条件のみによって所望の体裁情報を論理ノードに
対して設定すると、この設定のための操作が煩雑にな
り、また複雑な条件式のみによって、全ての論理ノード
に対する体裁情報の関連付けを行うと、この関連付けの
ための処理速度が遅くなり、全体処理に影響を及ぼすこ
とになるが、上述した本発明の実施の形態によれば、論
理ノードに対する体裁情報の関連付けを、単純な条件か
ら順次複雑な条件へと階層的記述しているので、効率的
かつ柔軟な関連付け処理が可能となる。
【0044】次に、図10に示す論理構造を有した文書
データDDに対する具体的なスタイルデータDの適用に
ついて説明する。
【0045】まず、第1条件、すなわち論理ノードのタ
グ名のみによる、ページサイズと版面に関する体裁情報
の関連付けについて説明する。
【0046】図10に示す文書データDDの論理構造
は、ルートノード「DOC」の直下に、表紙や目次等を含
む文書の前付き部分である「FRONT」、文書の本文であ
る「BODY」、及び付録や検索等を含む文書の奥付き部分
である「REAR」の3つの子のノードを有している。すな
わち、この文書(SGML文書)データDDに対して体
裁情報を関連付ける内容部分は、次のように記述され、 <DOC> <FRONT>・・・ FRONTの内容・・・ </FRONT> <BODY>・・・ BODYの内容・・・ </BODY> <REAR>・・・ REARの内容・・・ </REAR> </DOC> となる。ここで、"<"と">"とで囲まれた部分が論理ノー
ドのタグ名である。また、"<???>"と"</???>"とで挟ま
れた部分が「???」のタグ名で示される部分構造を表し
ている。
【0047】ここで、具体的に、「FRONT」以下の論理
構造をA4縦1段組に、「BODY」以下の論理構造をA4
縦2段組に、「REAR」以下の論理構造をA4横1段組
に、体裁を指定する場合には、図11に示すように、タ
グ名のみによってページ体裁定義内容を指定することが
できる。
【0048】また、この場合におけるスタイルデータD
は、図12に示す記述によって表される。ここで、関係
定義RDは、<Association>と</Association>との間に
記述され、体裁定義SDは、<StyleAttrs>と</StyleAtt
rs>との間に記述される。
【0049】関係定義RDにおいて、タグ名を「FRON
T」とする1次条件は、<Element gi="FRONT">によって
指定され、1次ノードを形成している。同様に、タグ名
を「BODY」とする1次条件は、<Element gi="BODY">に
よって指定され、またタグ名を「REAR」とする1次条件
は、<Element gi="REAR">によって指定され、それぞれ
1次ノードを形成している。
【0050】また、<context>で示される2次条件は、
2次ノードのみを形成するのみで、関係定義は指定はさ
れておらず、<SubCond>で示される3次条件は、3次ノ
ードを形成するのみで関係定義は指定されていない。そ
して、3次ノードの直下にページ体裁情報の参照指定す
る体裁定義参照SR、例えばタグ名「FRONT」に対し
て、<Ref-PageDirectiveStyle v="A41Col">とする、A
4縦1段組を示す参照指定が記述される。この記述の中
には、体裁情報が格納されている体裁定義SDのノード
が指定され、指定されたノード内の体裁情報が論理ノー
ド「FRONT」に設定される。他の論理ノード「BODY」、
「REAR」についても同様である。
【0051】このタグ名のみによる論理ノードへの関連
付けが行われた文書データDDに対するレイアウト処理
結果は、図13に示すように、論理ノード「FRONT」以
下の論理構造をもった文書部品に対してはA4縦1段組
のページ体裁が、論理ノード「BODY」以下の論理構造を
もった文書部品に対してはA4縦2段組のページ体裁
が、論理ノード「REAR」以下の論理構造をもった文書部
品に対してはA4横1段組のページ体裁がそれぞれ設定
され、レイアウト処理される。
【0052】次に、第2条件、すなわち文脈の条件を用
いた体裁情報の関連付けについて説明する。
【0053】ここでは、図10に示す論理ノード「BOD
Y」の下位に位置して、文書の章構造を示す論理ノード
「CHAPTER」の下位論理ノードで章表題を示す「TITLE」
と、この論理ノード「CHAPTER」の下位に位置して、文
書の節構造を示す論理ノード「SECTION」の下位論理ノ
ードで節表題を示す「TITLE」とに対する体裁情報の関
連付けを行う。章表題を示す論理ノード「TITLE」に
は、20ポイントの太字を、節表題を示す論理ノード
「TITLE」には、14ポイントの斜体を、それぞれ指定
するものとする。
【0054】なお、文書データDDに対して体裁情報を
関連付ける内容部分は、次のように記述され、 <BODY> <CHAPTER> <TITLE>序章</TITLE> <SECTION> <TITLE>はじめに</TITLE> </SECTION> </CHAPTER> </BODY> となる。従って、「序章」なる文字列を20ポイントの
太字とし、「はじめに」なる文字列を14ポイントの斜
体とする体裁情報を指示することになる。
【0055】ここで、章表題を示す論理ノード「TITL
E」も節表題を示す論理ノード「TITLE」も同じタグ名
「TITLE」が設定されているため、タグ名のみよる体裁
情報の関連づけを的確に行うことはできない。すなわ
ち、それぞれの論理ノード「TITLE」は、図14に示す
ような論理関係を有し、それぞれを識別する必要があ
る。このため、図15に示すような関係定義と体裁定義
とを行う必要がある。
【0056】すなわち、図16に示すスタイルデータD
において、章表題を示す論理ノード「TITLE」に対し
て、まず1次条件としてタグ名「TITLE」を1次ノード
として記述し、2次条件として、このタグ名「TITLE」
の上にタグ名「CHAPTER」の論理ノードが存在すること
を条件とした2次ノードを形成する。なお、3次条件は
記述されない。この2次ノードの2次条件は、具体的に
は、<Context context="CHAPTER">として記述される。
同様に、節表題を示す論理ノード「TITLE」に対して
は、表表題と同一の第1ノードに記述されたタグ名「TI
TLE」の第2ノードに、上下関係を示す<Context contex
t="SECTION">が第2条件として記述される。
【0057】さらに、3次ノードの下位には、それぞれ
対応する体裁定義参照が記述される。すなわち、章表題
を示す論理ノード「TITLE」に対する第2条件に対応し
た3次ノードの下位に、<REF-CharStyle v="Bold-20pt"
>とする体裁定義参照の記述がなされ、節表題を示す論
理ノード「TITLE」に対する第2条件に対応した3次ノ
ードの下位に、<Ref-CharStyle v="Italic-14pt">とす
る体裁定義参照の記述がなされる。そして、これらの体
裁定義参照が示す体裁定義内のノード下に格納される体
裁情報、ここでは文字の要素体裁情報がそれぞれ各論理
ノードに設定される。
【0058】この設定された文書データに対するレイア
ウト処理を行うと、図17に示す。図17において、
「第1章 序章」なる文字列E1は、20ポイントの太
字でレイアウト処理され、「第1.1節 はじめに」な
る文字列E2は、14ポイントの斜体でレイアウト処理
される。
【0059】次に、論理ノードの上下関係でなく、左右
(兄弟)関係を示す文脈によって体裁情報を指定する第
2条件について説明する。この左右関係を用いるのは、
例えば箇条書きの採番指定を行う場合である。図10に
示す論理ノード「SEQLIST」は、箇条書きを表す論理ノ
ードであり、論理ノード「ITEM」は、箇条書きの1項目
を表す論理ノードである。また、論理ノード「ITEM」
は、その下位に段落を表す複数の論理ノード「PARA」を
兄弟として形成している。
【0060】このような論理構造をもった文書データの
一部を示すと、次のようになる。すなわち、 <SEQLIST> <ITEM> <PARA>箇条書き段落1-1</PARA> <PARA>箇条書き段落1-2</PARA> <PARA>箇条書き段落1-3</PARA> </ITEM> <ITEM> <PARA>箇条書き段落2-1</PARA> <PARA>箇条書き段落2-2</PARA> <PARA>箇条書き段落2-3</PARA> </ITEM> </SEQLIST> である。箇条書きでは、項目毎に採番したり、記号を付
けたりして表示させるのが一般的であり、ここでは、左
右関係の2次条件を用いて、項目毎にアラビア数字で採
番して出力する場合について説明する。
【0061】ここで、項目を示す論理ノード「ITEM」が
段落を示す論理ノード「PARA」を複数有する場合には、
先頭に位置する論理ノード「PARA」にのみ採番や記号付
けを行う必要があるが、この場合、図18に示すよう
に、同一のタグ名をもつ複数の論理ノード「PARA」の中
から先頭の論理ノード「PARA」を識別する必要がある。
【0062】そこで、図19に示す左右関係の2次条件
を用いて先頭の論理ノードと先頭以外の論理ノードとを
識別して、それぞれ対応する体裁情報を関係付ける。
【0063】この関係付けを行ったスタイルデータDの
一例を図20に示す。図20において、まず第1ノード
に、共通の1次条件として対象の論理ノードのタグ名
「PARA」を記述する。そして、第2ノードにおいて2次
条件として先頭の論理ノードか、先頭の論理ノード以外
かを識別する。すなわち、<Context occur="first">な
る2次条件の記述によって先頭に出現した論理ノードを
特定する。また、<Context occur="not-first">なる2
次条件の記述によって先頭以外に出現した論理ノードを
特定する。なお、3次ノードには3次条件は記述されな
い。
【0064】この結果、先頭に出現した論理ノード「PA
RA」に対しては、<Ref-TextGen v="ArabicNum">なる体
裁定義参照の記述によってアラビア数字による採番指定
がなされ、先頭以外に出現した論理ノード「PARA」に対
しては、対応する体裁定義参照の記述をしないことによ
り、採番を行わない指定がなされる。
【0065】この関係定義によってレイアウト処理され
た結果は、図21の領域E3に示すとおりであり、先頭
の論理ノード「PARA」のみに採番が行われ、かつこの採
番はアラビア数字で行われる。
【0066】なお、左右関係を示す2次条件として、先
頭と先頭以外の文脈関係を識別するもののみを示した
が、これを含めてその他、例えば図22に示すように、
論理ノードの出現の条件として、先頭(first)、末尾
(last)、中間(middle)、先頭以外(not-first)、
末尾以外(not-last)等によって識別することもでき
る。
【0067】ところで、図10の論理構造から、論理ノ
ード「PARA」は、論理ノード「ITEM」の下層以外に、論
理ノード「CHAPTER」や論理ノード「SECTION」の下層に
も章節の段落として現れ、これらの段落には採番の必要
がない。この場合、図23に示す上下(親子)関係と左
右(兄弟)関係とを組み合わせた関係定義によって適切
な体裁定義との関連付けを行う必要がある。
【0068】図24は、上下関係と左右関係との組合せ
による2次条件を用いた関係定義の一例を示す図であ
り、この場合、2次条件は、上下関係が論理ノード「IT
EM」かつ左右関係が先頭とする<Context context="ITE
M" occur="first">、あるいは、上下関係が論理ノード
「ITEM」かつ左右関係が先頭以外とする<Context conte
xt="ITEM" occur="not-first">によって表現できる。
【0069】この結果、親ノードが論理ノード「ITEM」
でかつ、先頭の論理ノード「PARA」に対してのみ採番さ
れ、論理ノード「CHAPTER」や論理ノード「SECTION」の
下層の論理ノード「PARA」は、2次条件指定なしとして
分岐し、採番されない。
【0070】ところで、図23及び図24の関係定義及
び体裁定義との関係付けでは、採番のパターンを無条件
に「アラビア数字で採番」としたが、実際の文書では、
どのようなパターンで採番すべきかの指定を属性として
文書中に持つものがある。
【0071】例えば、 <SEQLIST NUMSTYLE="ARABIC"> <ITEM> <PARA>レベル1箇条書き段落</PARA> <ITEM> <SEQLIST NUMSTYLE="ALPHAUC"> <ITEM> <PARA>レベル2箇条書き段落1</PARA> <PARA>レベル2箇条書き段落2</PARA> </ITEM> </SEQLIST> </ITEM> </SEQLIST> のような文書の論理構造では、論理ノード「SEQLIST」
のタグ名に「NUMSTYLE」という名前の属性が付いてお
り、最初に現れる「SEQLIST」の属性値は「ARABIC」で
あり、2番目に現れる「SEQLIST」の属性値は「ALPHAU
C」となっている。ここで、「ARABIC」の属性値はアラ
ビア数字、すなわち、1,2,3,…であり、「ALPHAU
C」の属性値はアルファベット大文字、すなわち、A,
B,C,…である。属性「NUMSTYLE」に指定できる属性
値は、その他「ALPHALC」、「ROMANUC」、「ROMANLC」
等がある。「ALPHAUC」はアルファベット小文字、すな
わちa,b,c,…であり、「ROMANUC」はローマ数字
大文字、すなわち、I,II,III,…であり、「ROMANL
C」はローマ数字小文字、すなわち、i,ii,iii,である。
【0072】このような属性及びその属性値によって体
裁を切り分けたい場合、1次条件としてのタグ名や2次
条件としての論理構造上の文脈条件のみでは指定するこ
とができない。従って、文書から属性を取得して、この
属性値の指定を変更することができる必要がある。
【0073】ここで、指定を変更したい属性名や属性値
は、一意に定まらないので、汎用性を考慮して一定の文
法に従った記述で表現できる必要がある。そこで、本実
施の形態では、採番を実現できる機能として、属性取得
機能と文字列比較機能とを定義する。すなわち、 属性定義機能… attrValue(attrname) 文字列比較機能… eqString(string1,string2) である。attrValueは現論理ノードに指定されている属
性名attrnameの属性値を取得して、その文字列を返す関
数である。また、eqStringは、string1とstring2で指定
された文字列を比較して一致した場合は「真」を、異な
る場合は「偽」を返す関数である。
【0074】従って、 eqString(attrValue("NUMSTYLE"),"ARABIC") あるいは、 eqString(attrValue("NUMSTYLE"),"ALPHAUC") なる条件式の記述によって、それぞれ"NUMSTYLE"の属性
値を取得して"ARABIC"あるいは"ALPHAUC"と比較し、一
致した場合に「真」が返ることになる。
【0075】そこで、この条件式を用いた図25に示す
関係定義とその体裁定義との関連付けを行う場合を考え
ると、具体的に図26に示すような記述となる。
【0076】すなわち、<Element gi="para">とする1
次条件によって論理ノードのタグ名「PARA」を指定し、
さらに、<Condition>eqString(attrValue("NUMSTYL
E"),"ARABIC")</Condition>とする3次条件の条件式に
よって属性名の取得と属性値の比較とを行っている。こ
の条件式を満足する場合には、アラビア数字で採番され
ることになる。
【0077】このような1次条件と3次条件との組合せ
によって、図27に示すように論理ノード「PARA」のレ
ベル1箇条書き段落は、アラビア数字で採番され、論理
ノード「PARA」のレベル2箇条書き段落1及びレベル2
箇条書き段落2は、アルファベット大文字で採番され
る。
【0078】さらに、図28及び図29は、上述した1
次条件、2次条件、及び3次条件を組み合わせた論理ノ
ードとその体裁指定との関連付けを示したものである。
【0079】図28及び図29において、まず1次条件
として、論理ノードのタグ名「PARA」を指定し、さらに
2次条件として上下関係及び左右関係とを用いた文脈条
件によって論理ノード「ITEM」の先頭か先頭以外かによ
る論理ノードの識別を行い、さらに論理ノード「ITEM」
の先頭の論理ノードに対する条件式を指定している。
【0080】このように、論理ノードのタグ名という1
次条件による単純な関連付け指定から、条件式という3
次条件による複雑な関連付け指定を順次行うことによ
り、効率的な関連付けを行うことができる。また、関係
定義は、1次条件から3次条件まで階層構造となってい
るため、関係定義の指定、変更が容易であるとともに、
この関係定義による実際の体裁定義の設定処理が非常に
効率的に行われる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
及び第4の発明では、構造化文書の論理ノードに適用さ
れる体裁情報を特定するスタイル適用条件を、論理構造
上の該論理ノードを特定する形式が単純な形式から順次
複雑な形式となる順序をもった階層構造で記述したスタ
イルデータを少なくとも保持し、構造化文書の各論理ノ
ードを所定の順序で走査し、走査した各論理ノード毎に
前記階層構造を単純な形式から順次下層に走査し、最も
単純な形式を少なくとも含む前記スタイル適用条件を満
足する場合に、該スタイル適用条件に対応した体裁情報
を該各論理ノードに適用するようにしているので、スタ
イルデータの作成及びスタイルの適用処理を効率的に行
うことができる利点を有する。
【0082】第2の発明及び第5乃至第8の発明では、
論理ノードのタグ名の一致を第1の条件とし、該第1の
条件の下層に該論理ノードに対する論理構造上の文脈条
件の一致を第2の条件とし、該第2の条件の下層に該論
理ノードを特定する条件式の一致を第3の条件とする階
層構造を形成し、少なくとも第1の条件を含めた第1の
条件から第3の条件の組合せによるスタイル適用条件を
記述した関係定義情報と、該スタイル適用条件に対応し
た体裁情報を指示する体裁指示情報とからなるスタイル
データを少なくとも保持し、構造化文書の各論理ノード
を所定の順序で走査し、各論理ノード毎に前記階層構造
を第1の条件から順次下層に走査し、前記第1の条件を
含む少なくとも前記スタイル適用条件を満足する場合
に、該スタイル適用条件に対応して指示された体裁情報
を該各論理ノードに適用するようにしているので、スタ
イルデータの作成が容易にであるとともに、スタイルの
適用処理を効率的に行うことができるという利点を有す
る。
【0083】第3の発明及び第6の発明では、前記各論
理ノードに対する前記スタイル適用条件に対応した体裁
情報の適用は、第1から第3の条件が全て記述され、各
第1から第3の条件を満足する場合、該第1から第3の
条件の組合せに対応する体裁情報を適用し、第2の条件
及び第3の条件が記述されず、第1の条件を満足する場
合、該第1の条件に対応する体裁情報を現論理ノードに
対して適用し、第3の条件が記述されず、第1の条件及
び第2の条件を満足する場合、該第1の条件及び第2の
条件の組合せに対応する体裁情報を現論理ノードに対し
て適用し、第2の条件が記述されず、第1の条件及び第
3の条件を満足する場合、該第1の条件及び第3の条件
の組合せに対応する体裁情報を現論理ノードに対して適
用するようにしているので、スタイルデータの作成及び
スタイルの適用処理を柔軟に行うことができるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である文書処理装置の構成
を示す図。
【図2】スタイルデータDの論理構成例を示す図。
【図3】スタイル適用処理部4の詳細構成を示す図。
【図4】本文書処理装置による所定の文書に対するレイ
アウト処理の全体処理手順を示すフローチャート。
【図5】ステップ103におけるスタイル適用処理手順
を示すフローチャート。
【図6】ステップ202における関係定義RDのサーチ
処理手順を示すフローチャート。
【図7】ステップ301の1次サーチ処理手順を示すフ
ローチャート。
【図8】ステップ303の2次サーチ処理手順を示すフ
ローチャート。
【図9】ステップ305の3次サーチ処理手順を示すフ
ローチャート。
【図10】文書データDDの論理構造を示す図。
【図11】1次条件を用いた関係定義と体裁定義との関
係を示す図
【図12】図11に示す関係定義の記述例を示す図。
【図13】図11に示す関係定義の適用結果を示す図。
【図14】上下関係の2次条件を用いる場合の論理ノー
ドの関係を示す図。
【図15】1次条件及び上下関係の2次条件を用いた関
係定義と体裁定義との関係を示す図。
【図16】図15に示す関係定義の記述例を示す図。
【図17】図15に示す関係定義の適用結果を示す図。
【図18】左右関係の2次条件を用いる場合の論理ノー
ドの関係を示す図。
【図19】1次条件及び左右関係の2次条件を用いた関
係定義と体裁定義との関係を示す図。
【図20】図19に示す関係定義の記述例を示す図。
【図21】図19に示す関係定義の適用結果を示す図。
【図22】左右関係の2次条件を用いる場合の論理ノー
ドの一般的な関係を示す図。
【図23】1次条件と上下関係及び左右関係の2次条件
とを用いた場合の関係定義と体裁定義との関係を示す
図。
【図24】図23に示す関係定義の記述例を示す図。
【図25】1次条件及び3次条件を用いた場合の関係定
義と体裁定義との関係を示す図。
【図26】図25に示す関係定義の記述例を示す図。
【図27】図25に示す関係定義の適用結果を示す図。
【図28】1次条件、2次条件及び3次条件を用いた場
合の関係定義と体裁定義との関係を示す図。
【図29】図28に示す関係定義の記述例を示す図。
【符号の説明】
1…指示入力部 2…スタイル読込処理部 3…文書読
込処理部 4…スタイル適用処理部 5…文書レイアウト処理部
6…文書表示処理部 7…画面表示処理部 7a…表示部 8…文書印刷処理
部 8a…プリンタ 9…記憶部 C…制御部 HD…外部記憶部 D,D1
…スタイルデータ DD,D2…文書データ RD…関係定義 CD…条件
定義 1c…1次条件 2c…2次条件 3c…3次条件 S
R…体裁定義参照 SD…体裁定義 SD1…ページ体裁指定 SD2…要
素体裁指定 SD3…内容生成子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化文書の各論理ノードに対応する所
    望の体裁情報を定義したスタイルデータを適用してレイ
    アウト処理を行う文書処理方法において、 前記構造化文書の論理ノードに適用される体裁情報を特
    定するスタイル適用条件を、論理構造上の該論理ノード
    を特定する形式が単純な形式から順次複雑な形式となる
    順序をもった階層構造で記述したスタイルデータを少な
    くとも保持し、 構造化文書の各論理ノードを所定の順序で走査し、走査
    した各論理ノード毎に前記階層構造を単純な形式から順
    次下層に走査し、最も単純な形式を少なくとも含む前記
    スタイル適用条件を満足する場合に、該スタイル適用条
    件に対応した体裁情報を該各論理ノードに適用すること
    を特徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 構造化文書の各論理ノードに対応する所
    望の体裁情報を定義したスタイルデータを適用してレイ
    アウト処理を行う文書処理方法において、 論理ノードのタグ名の一致を第1の条件とし、該第1の
    条件の下層に該論理ノードに対する論理構造上の文脈条
    件の一致を第2の条件とし、該第2の条件の下層に該論
    理ノードを特定する条件式の一致を第3の条件とする階
    層構造を形成し、少なくとも第1の条件を含めた第1の
    条件から第3の条件の組合せによるスタイル適用条件を
    記述した関係定義情報と、該スタイル適用条件に対応し
    た体裁情報を指示する体裁指示情報とからなるスタイル
    データを少なくとも保持し、 構造化文書の各論理ノードを所定の順序で走査し、各論
    理ノード毎に前記階層構造を第1の条件から順次下層に
    走査し、前記第1の条件を含む少なくとも前記スタイル
    適用条件を満足する場合に、該スタイル適用条件に対応
    して指示された体裁情報を該各論理ノードに適用するこ
    とを特徴とする文書処理方法。
  3. 【請求項3】 前記各論理ノードに対する前記スタイル
    適用条件に対応した体裁情報の適用は、 第1から第3の条件が全て記述され、各第1から第3の
    条件を満足する場合、該第1から第3の条件の組合せに
    対応する体裁情報を適用し、 第2の条件及び第3の条件が記述されず、第1の条件を
    満足する場合、該第1の条件に対応する体裁情報を現論
    理ノードに対して適用し、 第3の条件が記述されず、第1の条件及び第2の条件を
    満足する場合、該第1の条件及び第2の条件の組合せに
    対応する体裁情報を現論理ノードに対して適用し、 第2の条件が記述されず、第1の条件及び第3の条件を
    満足する場合、該第1の条件及び第3の条件の組合せに
    対応する体裁情報を現論理ノードに対して適用すること
    を特徴とする請求項2記載の文書処理方法。
  4. 【請求項4】 構造化文書の各論理ノードに対応する所
    望の体裁情報を定義したスタイルデータを適用してレイ
    アウト処理を行う文書処理装置において、 前記構造化文書の論理ノードに適用される体裁情報を特
    定するスタイル適用条件を、論理構造上の該論理ノード
    を特定する形式が単純な形式から順次複雑な形式となる
    順序をもった階層構造で記述した関係定義情報を少なく
    とも記憶する記憶手段と、 構造化文書の各論理ノードを所定の順序で走査し、各論
    理ノード毎に前記階層構造を単純な形式から順次下層に
    走査し、前記単純な形式を少なくとも含む前記スタイル
    適用条件を満足する場合に、該スタイル適用条件に対応
    した体裁情報を該各論理ノードに適用するスタイル適用
    手段とを具備したことを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】 構造化文書の各論理ノードに対応する所
    望の体裁情報を定義したスタイルデータを適用してレイ
    アウト処理を行う文書処理装置において、 論理ノードのタグ名の一致を第1の条件とし、該第1の
    条件の下層に該論理ノードに対する論理構造上の文脈条
    件の一致を第2の条件とし、該第2の条件の下層に該論
    理ノードを特定する条件式の一致を第3の条件とする階
    層構造を形成し、少なくとも第1の条件を含めた第1の
    条件から第3の条件の組合せによるスタイル適用条件を
    記述した関係定義情報と、該スタイル適用条件に対応し
    た体裁情報を指示する体裁指示情報とからなるスタイル
    データを少なくとも記憶する記憶手段と、 構造化文書の各論理ノードを所定の順序で走査し、各論
    理ノード毎に前記階層構造を第1の条件から順次下層に
    走査し、前記第1の条件を少なくとも含む前記スタイル
    適用条件を満足する場合に、該スタイル適用条件に対応
    して指示された体裁情報を該各論理ノードに適用するス
    タイル適用手段とを具備したことを特徴とする文書処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記スタイル適用手段は、 第1から第3の条件が全て記述され、各第1から第3の
    条件を満足する場合、該第1から第3の条件の組合せに
    対応する体裁情報を適用し、 第2の条件及び第3の条件が記述されず、第1の条件を
    満足する場合、該第1の条件に対応する体裁情報を現論
    理ノードに対して適用し、 第3の条件が記述されず、第1の条件及び第2の条件を
    満足する場合、該第1の条件及び第2の条件の組合せに
    対応する体裁情報を現論理ノードに対して適用し、 第2の条件が記述されず、第1の条件及び第3の条件を
    満足する場合、該第1の条件及び第3の条件の組合せに
    対応する体裁情報を現論理ノードに対して適用すること
    を特徴とする請求項5記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記スタイル適用手段は、 前記第1の条件を走査し、論理ノードが該第1の条件を
    満足するか否かを判断する第1の走査手段と、 前記第2の条件を走査し、論理ノードが第2の条件を満
    足するか否かを判断する第2の走査手段と、 前記第3の条件を走査し、論理ノードが第3の条件を満
    足するか否かを判断する第3の走査手段とを有すること
    を特徴とする請求項5乃至請求項6記載の文書処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記体裁指示情報は、 ページのスタイルを指示するページ体裁指示情報と、 論理要素のスタイルを指示する要素体裁指示情報と、 前記条件式に従った特定のスタイル内容の生成を指示す
    る内容生成指示情報とを有することを特徴とする請求項
    5乃至請求項7記載の文書処理装置。
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