JPH10117493A - 電気機械パワー相互変換装置 - Google Patents

電気機械パワー相互変換装置

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JPH10117493A
JPH10117493A JP8269601A JP26960196A JPH10117493A JP H10117493 A JPH10117493 A JP H10117493A JP 8269601 A JP8269601 A JP 8269601A JP 26960196 A JP26960196 A JP 26960196A JP H10117493 A JPH10117493 A JP H10117493A
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Koji Oki
康次 大木
Naoji Nozue
尚次 野末
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 可動電流線と駆動力電流線との電流間の相互
作用により、低電圧大電流を供給し、電気と機械パワー
の相互変換を行い、移動体の駆動を可能にする。 【解決手段】 可動電流線11の移動方向Xに対し、可
動電流線11の片側、又は両側に可動電流線11に駆動
力を作用する駆動力電流線群12を対向構成し、進行移
動する可動電流線11に対し、進行前方に位置し、可動
電流線11の方向と同一の電流方向にある駆動力電流線
12を、可動電流に対して吸引作用し、吸引駆動力を与
える吸引電流線12Bと、後方で、電流方向が逆方向に
ある駆動力電流線を可動電流線11に対して反発作用に
より駆動推力を与える、推進電流線12Aと、同一方向
の電流の可動電流線11が1線以上の場合に、駆動力電
流線12の可動電流線11に対する作用力が有効作用力
として、唯一となる場合は、吸引電流線12Bと推進電
流線12Aが移動体に駆動力を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気力を介して電
気パワーを機械パワーに変換し、機械パワーを電気パワ
ーに変換する電気機械パワー相互変換装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、モータ・発電機には、
強力な推力を引き出すために電流線の構造が巻線構造と
なっている。因みに、同期および直流と誘導型モータ・
発電機は、固定側、回転等移動側ともに一般に巻線構造
となっている。この誘導型には、かご型と巻線型の2種
があり、巻線型は同期・直流機と同様であり、一方、か
ご型回転子巻線においてはロータバーとバーの端部を互
いに接続する短絡リングから構成されているが短絡リン
グで周回コイルを形成するロータバーはハーフコイルと
見なすことができることから1回巻きコイルに分類する
ことができ、固定、回転等移動側とも巻線構造といえ
る。
【0003】また、リラクタンス型、ヒステリシス型モ
ータ・発電機は励磁一次電流が一般に巻線構造となって
いる。更に、超電導及び永久磁石モータ・発電機におい
ても利用電流線は一般に巻線構造となっている。H.S
equentz,“Herstellung der
Wicklungen electrisher Ma
schinen”(三井久安・松井昌夫・松延謙次 訳
「電機子コイルの製作と保守」p204〜215)によ
れば、巻線種には、多回巻、1 回巻のほか、ハーフコイ
ルがあるが、この場合は、コイル寸法が一定以上の大き
さの場合、完全な巻き回コイルとして製作せずに、2本
のハーフコイルを製作し、それらを組み合わせて巻き構
造とする方法が採られており、あくまでコイル巻線を前
提としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】モータを代表とする電
気パワーから機械パワーへのパワー変換則は、電流量、
ベクトル電流線長、ベクトル磁束密度、ベクトル電流線
移動速度の各ベクトルをベクトル積として表す磁気力
と、その電流線の移動速度との積で表すことが一般に知
られている。
【0005】その磁気力の構成要素である磁束密度を形
成させる励磁電流は、超電導電流を除き、ジュール熱発
生を伴う実電流と、ジュール熱発生を伴わない電流等価
磁化電流との2つに分類され、その実電流には、線電流
とバルク電流の2電流があり、また、その実電流励磁の
方法が直接励磁と空間を隔てた間接励磁による区分とし
て、一次実電流励磁と二次実電流励磁の2つに分類され
る。
【0006】一次実電流による励磁磁束密度は、励磁一
次電流、ベクトル電流線長、電流可変速度に比例し、渦
電流で知られるバルク二次実電流による励磁磁束密度
は、そのバルクの導電率、透磁率、励磁一次電流、電流
可変速度に比例し、更に、バルク二次等価電流による励
磁磁束密度は、励磁一次電流に比例し、それら磁束密度
はいずれも、それぞれの電流線との距離に反比例するこ
とが知られている。
【0007】したがって、電気機械パワー変換のパワー
を大きくする手段の一つ、すなわち、励磁電流量を大き
くすることにより、励磁磁束密度を高密度化する手段と
して、一般に巻線構造とする場合が多くある。また、電
気パワーから機械パワーにおける磁気力は、ニュートン
の作用反作用の法則が一般的に成り立つ領域での利用が
一般であり、その場合、電流線系と磁束密度系ともに磁
気力作用を受けるが、どちらか一方を静止させ、他方を
移動させることとなる。
【0008】したがって、電気パワーから機械パワーへ
のパワー変換を連続して行う方法で、磁束密度系を固定
静止させ、電流線を可動させる場合において、その可動
電流線に対して、磁力作用が有効に作用するように、空
間的に可動電流線に同期して、磁場を変化させる、すな
わち、磁気有効作用力を可動電流線に同期して移動させ
ることにより、連続的にその移動電流線に機械パワー変
換させることが一般的な工学的利用法である。
【0009】そのように連続してパワー変換する場合に
おいて、その移動電流線を基準系とするとき、その磁束
密度形成に資した励磁電流巻線は、移動電流線が形成し
た磁束密度中を、相対的に同期速度で、移動することと
なるため、その電流巻線に、同期速度とその磁束密度の
ベクトル積に等しい電界が発生し、その電界を巻き線全
長に渡り積分したときに得られる電圧が全逆起電力とな
ることが知られている。
【0010】したがって、この全逆起電力は、巻線長と
同期速度に比例することから、同期速度が高速となれば
なるほど、電界の強さが強くなり、その電界を全電流長
に渡って積分した積分値、すなわち、巻線に誘起される
逆起電力は巻線の1巻き毎に加算され、巻線長が長くな
れば長くなるほど大きくなり、巻線には高い電圧が掛か
ることになる。
【0011】その結果、高耐圧に絶縁した巻線を利用し
なくてはならなくなり、巻線の高コスト化、低信頼度化
をもたらす。このような従来の巻線の利用を変更し、本
発明のような電気機械パワー相互変換装置(電線方式)
とする場合は、非巻線構造の直線的励磁電流線を高速な
電流ベクトル切り替え速度を持つ切り替え器に接続する
必要があるが、これらの仕様に応え得る高速度・大電流
仕様の半導体が開発されてきたことから、この非巻線構
造の直線的電線方式による電気機械パワー相互変換装置
の実用化が可能となった。
【0012】これにより、汎用の低圧仕様の絶縁電線の
利用が可能となり、低コスト化と高信頼性化が引き出せ
ることとなった。特に、可動大電流線として超電導線を
利用する場合は、現在開発された通電電流容量の半導体
でも十分に所要の推力が引き出せるため、今後の半導体
の技術進展に伴い、発明の効用はさらに広がるものと考
えられる。
【0013】次に、巻線長と巻線に供給する電力供給単
位が長い場合、一部の巻線に支障を来した場合、支障範
囲が大きいため、供給の重畳化をするなどの方法を講
じ、その結果、設備コストを上昇させる結果となってい
る。本発明は、上記問題点を解決するために、可動電流
線と駆動力電流線との電流線間の磁気力作用において、
逆起電力が発生する電線長を1電流線長として短小化す
ることによる誘起電圧の低電圧化、また、複数の駆動力
電流線を可動電流線に近接平行して設置し、その駆動力
電流線を可動電流線が通過する毎に瞬時に、駆動力電流
線を通流する電流ベクトルを切り替えることにより、所
要の推力を得ることができる電気機械パワー相互変換装
置を提供することを目的とする。
【0014】更に、本発明は、回生時に発生する誘起電
圧も同様に低電圧化することができる電気機械パワー相
互変換装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)電気機械パワー相互変換装置において、(a)電
磁力作用体である移動体の断面の中心から放射状に、又
は移動体の断面に接する多角形の複数辺から直角に、上
下対を含めた左右対称対として脚状、吊架状、翼状にそ
れぞれ単独に張り出した平板と、(b)この平板に内在
させた可動電流線と、(c)この可動電流線に対して磁
気力反作用を与える駆動力電流線とを備え、(d)前記
可動電流線と駆動力電流線の作用力により、機械的パワ
ーを得て、回生パワーを発生させ、制動力を得るように
したものである。
【0016】(2)上記(1)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記可動電流線が可動する平面か
らある距離を隔てた平行平面上に前記可動電流線を配置
し、この可動電流線在平面に対して、片側平面、複数片
側平面、前記可動電流線在平面を中心とする両側対平面
に、複数両側対平面、及びこれらを組み合わせた平面に
駆動力電流線群を対向させ、進行移動する可動電流線に
対して、進行前方に位置し、前記可動電流線の方向と同
一の電流方向にある吸引駆動力を与える吸引電流線と、
その後方にあって、電流方向が逆の方向の電流方向にあ
り、可動電流線に反発駆動推力を与える推進電流線とを
具備するようにしたものである。
【0017】(3)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記可動電流線の電流方向が交互
に配置される場合、駆動力電流線の電流方向が同一線上
で正・逆2方向に流れるように電流方向を制御する方式
により、可動電流線に推進リザルタント駆動力が与えら
れ、前進、後進が可能となり、駆動力電流線と可動電流
線の構成により、この可動電流線に機械的パワーを与
え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るようにし
たものである。
【0018】(4)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置おいて、前記可動電流線の電流方向が交互に
配置される場合、駆動力電流線の電流方向を相互異方向
とする線条を1対として、両線で2方向性を確保するよ
うに電流方向を制御することにより、可動電流線に推進
リザルタント駆動力が与えられ、前進、後進が可能とな
り、前記駆動力電流線と可動電流線の構成により、この
可動電流線に機械的パワーを与え、回生電気パワーを発
生させ、制動力を得るようにしたものである。
【0019】(5)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記可動電流線の電流方向が交互
に配置される場合、可動電流線の配置ピッチ間隔で駆動
力電流線の電流方向を交互に変えるように電流方向をあ
らかじめ設定することにより、可動電流線に推進リザル
タント駆動力が与えられ、前進、後進が可能となり、駆
動力電流線と可動電流線の構成により、この可動電流線
に機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生させ、制
動力を得るようにしたものである。
【0020】(6)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記可動電流線の電流方向が同一
方向に配置される場合、前記可動電流線の配置ピッチ間
隔の中央に電流方向を異方向とする仮想可動電流線が配
置されたと仮想し、上記(3)、(4)又は(5)記載
の電流供給方式によって、駆動力電流線の電流方向を制
御することにより、前記可動電流線に推進リザルタント
駆動力が与えられ、前進、後進が可能となり、前記駆動
力電流線と可動電流線の構成により、この可動電流線に
機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生させ、制動
力を得るようにしたものである。
【0021】(7)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記駆動力電流線から推力作用を
受けて進行移動する可動電流線に対して、直角、又は略
直角をなす空間平面に複対数の駆動力電流線を配置し、
それら駆動力電流線を同一の回路構成とすることによ
り、電力供給線から電流ベクトル制御装置を介して供給
される電流が同一回路に供給されることから、同一平面
内に位置する駆動力電流線の電流起動・停止を統一する
ことができる結果、同一平面内に位置する駆動力電流線
からの駆動推力が、可動電流線に推進リザルタント駆動
力として左右に均整に与えられため、不整のない駆動力
の前進、後進が可能となり、前記駆動力電流線と可動電
流線の構成により、この可動電流線に機械的パワーを与
え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るようにし
たものである。
【0022】(8)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記駆動力電流線において、同一
配電母線を介して同一回路を構成することで、電力供給
線から電流ベクトル制御装置を介して供給される電流が
同一回路に供給されることから、駆動力電流線の電流起
動・停止を統一することができ、同一平面内に位置する
駆動力電流線からの駆動推力が左右に不整することな
く、前記可動電流線に推進リザルタント駆動力が与えら
れ、前進、後進を可能とし、その結果、前進・後進の両
進行方向において、前記可動電流線に機械的パワーを与
え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るようにし
たものである。
【0023】(9)上記(2)記載の電気機械パワー相
互変換装置において、前記駆動力電流線への供給開始、
電流ベクトル制御、供給停止する方法において、電力供
給指令は、可動電流線ピッチ、可動電流線の稼働情報、
可動電流線の本数、各可動電流線の電流ベクトル、配置
情報、運行計画情報などの日々の運行に関わる駆動力電
流制御に必要な情報を、列車走行に先立ち、全電流ベク
トル制御装置の記憶装置に記憶させ、駆動力電流供給装
置に必要な都度発せられる前方列車情報と接近する列車
の車両の異常状態情報などの運行修正下達情報、地震等
の災害情報に伴う緊急下達情報と、各個別電流ベクトル
制御装置からの異常上位通報との双方向情報伝送路とし
て、双方向通信線によりリンク構成し、また、通信途
絶、制御不能等の異常時の電源供給断を指令する機構で
あり、電力供給指令と通信リンクする電流ベクトル制御
装置において、 (a)駆動開始・停止及び列車速度・位置検出車上制御
方式は、移動体(車体)の供給オン信号発信器から発す
る開始信号を受信した電流ベクトル制御装置は、他のス
レーブ電流ベクトル制御装置に対してマスター装置とな
り、マスター電流ベクトル制御装置はIDナンバー情報
を受信確認情報として車上に送信し、この地上ID情報
信号を受信する移動体の地上交信装置は、その地上ID
情報から現在位置を知り、マスター電流ベクトル制御装
置は、指定するスレーブに対して初期微動指令を出し
て、移動体を進行させ、その微動による可動電流線の位
置変化に伴う受信IDナンバー情報と前受信IDナンバ
ー情報とから速度を演算し、その速度と列車速度プログ
ラムから所要の電流ベクトル量を算出し、その電流ベク
トル量をマスター電流ベクトル制御装置に通報し、その
電流ベクトル量を受信したマスター電流ベクトル制御装
置は、予め前方指定位置にあるスレーブ電流ベクトル制
御装置と最終供給位置にあるスレーブ電流ベクトル制御
装置までの、自己を含めた全電流ベクトル制御装置に対
して通報し、受信全電流ベクトル制御装置は各駆動力電
流線への電流ベクトル供給を開始し、移動体の供給停止
オフ信号発信器から発する供給停止オフ信号を受信した
スレーブ電流ベクトル制御装置は駆動力電流線への電流
供給を停止する方式であり、 (b)駆動力開始・停止制御及び列車速度・位置検出地
上制御方式は、(b−1)可動電流線と駆動力電流線が
移動体の進行方向に対する直角平面に位置するとき、可
動電流線の進行方向直角への電磁吸引力が駆動力電流線
に対して最大となることを利用した圧力センサーの圧力
感知による各可動電流線の位置検出方式、(b−2)可
動電流線の移動に伴って駆動力電流線に誘導される電界
が駆動力電流線の励磁電界を減殺することから、駆動力
電流線のターミナル間電圧が無誘導時より小さく変化す
ること利用した電圧検知による各可動電流線の位置検出
方式、(b−3)可動電流線が駆動力電流線に接近する
に連れて、可動電流線から発する磁界が次第に増加し、
その磁界を感知する磁界センサーの磁界が可動流動線と
対面したときが最大となる方向の磁界を最大磁界として
記憶した磁界センサーにおいて、磁界センサーがその記
憶する最大磁界値と感知する時、可動電流線と駆動力電
流線が対面したとみなすことによる各可動電流線の位置
検出方式であり、以上の(a)、(b−1)、(b−
2)、(b−3)の位置検出方式のほか、別に定める可
動電流線の位置検出方式により、先頭可動電流線検出の
電流ベクトル制御装置がマスター電流ベクトル制御装置
となり、他の電流ベクトル制御装置はマスター電流ベク
トル制御装置の下にスレーブ電流ベクトル制御装置とな
り、マスター電流ベクトル制御装置は、蓄積されたプロ
グラムされた運行計画から列車進行方向と管轄スレーブ
電流ベクトル制御装置を決めた後、自己を含めたスレー
ブ電流ベクトル制御装置に対して電流供給を開始を指示
し、指示命令を受けた各電流ベクトル制御装置は予め蓄
積プログラムに則り電流ベクトルを決定し、駆動力電流
線に電流供給を開始し、管轄スレーブ電流ベクトル制御
装置の最終スレーブ電流ベクトル制御装置は、次のマス
ター電流ベクトル制御装置から停止命令を受けて停止
し、先頭スレーブ電流供給制御装置から一つ先のスレー
ブ電流ベクトル制御装置に対して電流供給の開始を指示
する方式であり、この地上方式と車上方式の2 つの方式
のいずれか、または、組み合わせにより、駆動力電流線
への電流供給を継続することによって、可動電流線に連
続的に駆動力を与えていくようにしたものである。
【0024】(10)上記(3)又は(4)記載の電気
機械パワー相互変換装置において、前記駆動力電流線に
おいて、直流正極電力供給線と負極電力供給線との間に
アースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあっ
てはP極相を、負極・中性帰線間にあってはN極相を電
流ベクトル制御する電流ベクトル制御装置を介して、P
極相電流ベクトル制御装置とN極相電流ベクトル制御装
置が相互にインターロック制御の下に、前記駆動力電流
線への電流供給を行い、別に与えられる速度設定情報と
可動電流線の位置情報に基づき、電流ベクトルを設定
し、その設定電流ベクトルに応じて、電流ベクトル制御
装置で電流ベクトルデューティ制御するようにするよう
にしたものである。
【0025】(11)上記(3)又は(4)記載の電気
機械パワー相互変換装置において、前記駆動力電流線に
おいて、交流P波相配電線と交流N波相配電線との間に
アースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあっ
てはP波相を、負極・中性帰線間にあってはN波相を電
流ベクトル(位相制御も特に指定しない限り、以下にお
いて含む。) 制御する電流ベクトル制御装置を介して、
P波相電流ベクトル制御装置とN波相電流ベクトル制御
装置が相互にインターロック制御の下に、別に与えられ
る速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づき、前記
可動電流線の移動速度を2倍の駆動力電流線で除した
値、又は直近近傍の整数値を周波数とするように、周波
数制御された電力供給線から前記駆動力電流線への電流
供給を電流ベクトル制御するようにしたものである。
【0026】(12)上記(3)及び(4)記載の電気
機械パワー相互変換装置において、前記駆動力電流線に
おいて、交流P波相配電線と交流N波相配電線との間に
アースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあっ
てはP波相を、負極・中性帰線間にあってはN波相を電
流ベクトル(位相制御も特に指定しない限り、以下にお
いて含む。)制御する電流ベクトル制御装置を介して、
P波相電流ベクトル制御装置とN波相電流ベクトル制御
装置が相互にインターロック制御の下に、(a) 前記可
動電流線の最大移動速度を2倍の駆動力電流線で除した
値、または、直近近傍の整数値を周波数とする周波数の
全波整流波形、(b) 商用周波数を全波整流した全波整
流波形、以上の2つの波形を有する電流供給線から、前
記駆動力電流線への所要電流ベクトル量を、別に与えら
れる速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づき、電
流ベクトル制御装置で電流ベクトル制御して、電流供給
するようにしたものである。
【0027】(13)上記(5)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記駆動力電流線への電流供給
において、交流P波相配電線と交流N波相配電線との間
にアースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあ
ってはP波相を、負極・中性帰線間にあってはN波相の
電流ベクトル制御する電流ベクトル制御装置を介して、
P波相電流ベクトル制御装置とN波相電流ベクトル制御
装置が相互にインターロック制御の下に、(a) 前記可
動電流線の最大移動速度を2倍の駆動力電流線で除した
値、又は直近近傍の整数値を周波数とする周波数の全波
整流波形、(b) 商用周波数を全波整流した全波整流波
形、以上の2つの波形を有する電流供給線から、前記駆
動力電流線への所要電流ベクトル量を、別に与えられる
速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づき、電流ベ
クトル制御装置で電流ベクトル制御して、電流供給する
ようにしたものである。
【0028】(14)上記(6)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、相互変換装置における駆動力電
流線への電流供給において、上記(10)、(11)、
(12)、(13)記載の電流ベクトル制御方法によ
り、前記駆動力電流線への電流供給制御するようにした
ものである。 (15)上記(1)乃至(14)のいずれか1項に記載
の電気機械パワー相互変換装置において、前記可動電流
線と駆動力電流線において、可動流動線と駆動力電流線
を円形に配置する、(a)高電位リングと低電位リング
に複数の接触舟を設け、高電位リングから低電流電位リ
ング間に可動電流線を配置して、電流供給を受ける方
式、(b)高電位リングと低電位リングに、それぞれ接
触舟を設け、高電位リングから低電流電位リング間に葛
折配線した可動電流線を配置して、電流供給を受ける方
式、(c)超電導電流、磁化電流線の場合はループ構成
を複数配置する方式、の3つの方式において、電流異方
向2重配置(a)方式、(b)、(c)方式は、可動電
流線の電流ベクトルが交互に変わることから、上記
(3)、(4)、(5)記載の電気機械パワー相互変換
装置を適用し、電流同方向配置(a)方式は、上記
(6)記載の電気機械パワー相互変換装置を適用するこ
とにより、可動電流線に推進リザルタント駆動力が与え
られ、前進、後進が可能となり、前記駆動力電流線と可
動電流線の構成により、前記可動電流線に機械的パワー
を与え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るよう
にしたものである。
【0029】(16)上記(9)乃至(13)のいずれ
か1項に記載の電気機械パワー相互変換装置において、
別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に
基づき、電流ベクトル制御装置を可動流動線と駆動力電
流線に各配備することにより、可動電流線に推進リザル
タント駆動力が与えられ、正回転、逆回転が可能とな
り、該駆動力電流線と可動電流線の構成により、可動電
流線に機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生さ
せ、制動力を得るようにしたものである。
【0030】(17)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、可動電流線・浮上可動電流線と
総ての駆動力電流線間において、可動電流線・浮上可動
電流線を内在させる移動体側平板に、その可動電流線か
ら発生する磁界を強める電磁鋼板を、可動電流線と浮上
可動電流線の内側、または、それら全体を覆うような形
状として取り付け、その強化した磁界と駆動力電流線と
により可動電流線に推進リザルタント駆動力が与えら
れ、前進、後進が可能となり、駆動力電流線と可動電流
線の構成により、この可動電流線に機械的パワーを与
え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るようにし
たものである。
【0031】(18)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記可動電流線を収納する筐体
に、電流方向が相互に異にする浮上可動電流線を収納す
る構成において、前記浮上可動電流線の電流線間隔が進
行方向に対して、地上に配置される胡座8の字浮上力電
流線間の内方に配置される浮上可動電流線に対して、
(a−1)別に与えられる速度設定情報と可動電流線の
位置情報に基づき、電流ベクトルを設定し、その設定電
流ベクトルに応じて、浮上力電流ベクトル制御装置を介
して、浮上用電力線から直接供給して浮上用電流を電源
励磁方式、(a−2)前記可動電流線及び浮上可動電流
線が動的に変位することにより、浮上力電流線及び駆動
力電流線に誘導電流を発生させ、その各線に発生する誘
導電流を合成したリザルタント浮上誘導電流で励磁する
誘導励磁方式、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ単
独に、あるいは、組み合わせて励磁する励磁方式によ
り、別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情
報に基づき、P極浮上力電流ベクトル制御装置とN極浮
上力電流ベクトル制御装置がそれぞれ相互にインターロ
ックを施して、P極電力線とN極電力線のどちらか一方
に、中性帰線を接続にする浮上力電流線を接続すること
により、異なる電流方向の浮上可動電流線のどちらにも
励磁できる浮上力電流線において、(b−1)前記脚
状、懸架状平板に収納する浮上可動電流線において、浮
上可動電流線の左右両サイドに同型の胡座8の字型浮上
力電流線を地上側に配置し、浮上可動電流線と浮上力電
流線との磁気力作用により、リザルタント浮上力を、更
に、両サイドの電流線のターミナルの両者を、(a−
1)励磁方式の場合には静電キャパシタンスを介し、ま
た、(a−2)励磁方式にあっては直接、接続すること
により案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方
式、必要により、浮上力が不足する場合に、浮上可動電
流線の直下に補助浮上力電流線を配置する浮上方式と、
(b−2)前記翼状平板に収納する浮上可動電流線と可
動電流線において、浮上可動電流線の上下両サイドに同
型の8の字型浮上力電流線及び駆動力電流線を地上側に
配置し、浮上可動電流線及び可動電流線と、浮上力電流
線と駆動力電流線の磁気力作用により、リザルタント浮
上力を、更に、両サイドの電流線のターミナルの両者
を、(a−1)励磁方式の場合には静電キャパシタンス
を介し、また、(a−2)励磁方式にあっては直接、接
続することにより、案内力を得る8の字型両サイド浮上
・案内方式により、浮上・案内を得るようにしたもので
ある。
【0032】(19)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記可動電流線を収納する筐体
に同方向の電流を収納する浮上可動電流線において、
(a−1)前記可動電流線及び浮上可動電流線が浮上力
電流線の幾何学的中央位置より変位することにより、そ
れら両電流が可動するに伴い発生するリザルタント誘導
浮上電流、(a−2)別に与えられる速度設定情報と可
動電流線の位置情報に基づき、電流ベクトルを設定し、
その設定電流ベクトルに応じて、浮上力電流ベクトル制
御装置を介して、浮上用電力供給線から直接供給される
浮上用電流、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ単独
に、あるいは、組み合わせて励磁する励磁方式により、
P極浮上力電流ベクトル制御装置とN極浮上力電流ベク
トル制御装置がそれぞれ相互にインターロックを施し
て、前記速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づ
き、P極電力線とN極電力線のどちらか一方に、中性帰
線接続する浮上力電流線を接続することにより、励磁す
る該浮上力電流線において、(b−1)前記脚状、懸架
状平板に収納する浮上可動電流線において、浮上可動電
流線の左右両サイドに同型の胡座8の字型浮上力電流線
を地上側に配置し、浮上可動電流線と浮上力電流線との
磁気力作用により、リザルタント浮上力を、両サイドの
両者を静電キャパシタンスを介して接続することにより
案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方式、必
要により、浮上力が不足する場合に、浮上可動電流線の
直下に補助浮上力電流線を配置する浮上方式、(b−
2)前記翼状平板に収納する浮上可動電流線と可動電流
線において、浮上可動電流線の上下両サイドに同型の胡
座8の字型浮上力電流線を地上側に配置し、浮上可動電
流線及び可動電流線と浮上力電流線との磁気力作用によ
り、リザルタント浮上力を、両サイドの両者を静電キャ
パシタンスを介して接続することにより案内力を得る胡
座8の字型両サイド浮上・案内方式により浮上・案内を
得るようにしたものである。
【0033】(20)上記(12)記載の電気機械パワ
ー相互変換装置において、前記浮上力電流線において、
鉛直平面上に配置される浮上力電流線を一配線とし、そ
れらの配線が同一母線から供給されることにより、1 母
線供給により、浮上力の均一性と同一信頼性を確保する
ようにしたものである。 (21)移動体に取り付けられたピックアップコイルに
対向する上記(1)記載の駆動力電流線に対して、上記
(10)、(11)、(12)又は(13)記載の供給
方式を採るとき、その駆動力電流線供給のオン・オフ作
動を高速に行うことにより、移動体に取り付けられたピ
ックアップ電流線、または、ピックアップコイルに発生
する誘導電流を発生させ、その誘導起電力を利用する方
式により、非接触集電するようにしたものである。
【0034】(22)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記移動体車体に取り付けたエ
ネルギー授受体と地上に設置した永久磁石と電磁石によ
る併用励磁体(永久磁石の磁気を電磁石により常時減磁
させて、移動体のエネルギー授受体の出現時に、移動体
の運動エネルギーを移動体の減速度に応じて加励制御
し、発生する反発浮上力を制御しつつ、エネルギー授受
体にその運動エネルギーを放電する。) による移動体の
制動方式で、車上エネルギー授受体をリアクションプレ
ートとする場合においては、そのプレートにて電気エネ
ルギーを消費させ、消費エネルギーが大量な場合には、
そのリアクションプレートの加熱を地上からの水スプレ
ーにより降熱する、あるいは、車上エネルギー授受体を
ピックアップコイルとする場合は、そのピックアップコ
イルの電極に専用回線を通じて、抵抗、又はエネルギー
蓄積体を接続して電気エネルギーを消費させる、また
は、その電極から専用回線を通じて接続する受放電樋を
滑走する受放電橇に接続し、該受放電橇と滑走接触する
受放電樋に接続する地上側エネルギー消費体、又は蓄積
体に放電する方式、以上のいずれか、または、これらの
組み合わせによって、移動体を制動させるようにしたも
のである。
【0035】(23)上記(16)記載の電気機械パワ
ー相互変換装置とは、別に所要のブレーキを確保する必
要がある場合、車外から集電された電源や車内電源か
ら、車内電源とは別の専用回線を通じて、車上に搭載さ
れたブレーキ用コイルに、直流、又は交流、あるいは、
交流に直流を重畳した交流が通電され、その通電された
励磁コイルが移動に伴って地上に敷設されたリアクショ
ンプレートに誘導する渦電流とその励磁コイルとの相互
作用により、ブレーキ力を確保するようにしたものであ
る。
【0036】(24)超電導コイル、電磁石コイルの同
軸内方に永久磁石を配置して、超電導磁石、電磁石と永
久磁石をハイブリッド磁石化し、永久磁石の磁化電流と
コイル電流の合成電流を仮想電流線とし、この仮想電流
線を上記(1)記載の可動電流線とし、各コイル電流の
クエンチに対しても電流が残置することにより、前記可
動電流線に推進リザルタント駆動力が与えられ、前進、
後進が可能となり、駆動力電流線と可動電流線の構成に
より、この可動電流線に機械的パワーを与え、回生電気
パワーを発生させ、制動力、浮上力を得るようにしたも
のである。
【0037】(25)上記(2)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記駆動力電流線間から、移動
体平板の移動に伴って平板が押しのける空気が逸失する
ことを制限するように、また、渦電流走行抵抗を高める
ように、その線間を渦電流損を誘発させる材料で密封
し、予め設定した制動区間において、空気抵抗を増加さ
せる方式により、移動体に制動力を与えるようにしたも
のである。
【0038】(26)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記移動体の縦分岐装置とし
て、翼状平板で構成される移動体にあっては、その翼型
平板が通過する推力路に対して、上下昇降フラップで、
水平路、上・下ランプ路を構成することにより、待避移
動体に対しては、分岐通過速度と乗り心地の見地から適
当な曲線を選定した緩和曲線を構成するように待避路に
接続し、追い越し移動体に対しては、追い越し推進路に
接続する縦分岐推進路方式、吊架状平板及び脚状平板で
構成される移動体に対しては、その吊架状及び脚状平板
が通過する推力路に対して、上下昇降フラップで、水平
路、上・下ランプ路を構成することにより、待避移動体
に対しては、同様な緩和曲線を構成するように待避路に
接続し、追い越し移動体に対しては、追い越し推進路に
接続する縦分岐推進路方式を採用するようにしたもので
ある。
【0039】(27)上記(1)記載の電気機械パワー
相互変換装置において、前記移動体の進行路を分岐する
平面分岐装置として、推力路及び走行路の両者を平面可
動させ、待避移動体に対しては、待避推進路に接続し、
待避接続後、追い越し移動体に対しては、追い越し路に
回復接続するようにしたものである。 (28)上記(1)記載の電気機械パワー相互変換装置
において、前記駆動力電流線と可動電流線、浮上電流線
と浮上力電流線、ピックアップ電流に送電するアンテナ
線と励磁駆動力電流線、それぞれから発生する磁界の磁
路に対して、移動体の各電流線の移動空間を磁界の磁路
ギャップとし、そのギャップを通過磁路とする閉磁路を
地上に構成させ、また、車上と地上両者により構成さ
せ、漏洩磁界を減少させる磁気シールド構造を施すほ
か、同時に発生する電磁界に対しては、その磁気シール
ド表面に電磁シールド材を具備するようにしたものであ
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら詳細に説明する。
【0041】
【第1実施例】本発明の第1実施例について説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における移動体内の可動電流線の概略構成図であ
る。図1(a)に示すように、電磁力作用体である移動
体1の断面の中心Oから放射状に、又は図1(b)に示
すように、移動体1の断面に接する多角形の複数辺(一
辺のみを含む)から直角に、上下対を含めた左右対称対
としてそれぞれ単独に張り出した脚状平板2、吊架状平
板3、翼状平板4と、これらを組み合わせて張り出した
平板2,3,4に内在させた電流(抵抗ゼロの電流線を
含めた実電流線及び表層及びバルクに流れる渦電流及び
磁化電流等により磁場を発生させる能力を持つ等価電流
を含め、以下、電流と呼ぶ)線を、可動電流線5(進行
方向Z軸方向)に対して直角をなす電流成分を有する電
流線を意味し、可動電流線と呼ぶこととし、また、この
可動電流線の可動とは移動体に組み込まれていることを
意味する。
【0042】その可動電流線と磁気力反作用を受ける駆
動力電流線(定義は、以下の項で行う)を地上側に固定
する場合は、可動電流線は可動することになるが、可動
電流線を固定すれば、駆動力電流線は、可動することに
なるため、どちらの線を可動電流線、あるいは、駆動力
電流線と呼称するかは、単にどちらを固定し、他方を可
動状態とするかで決まり、相対的なものである。
【0043】したがって、以下においては、それらの電
流線について、字句通りに記述するが名称置換、すなわ
ち、固定側(可動側配置を制限するものではない。)と
呼び、その可動電流線を、一つ、又は進行方向(Z軸方
向)に対して左右対称の中心軸にアースする場合、ある
いは、左右対称の位置に複数対個設置(以下、駆動力電
流線の数量については、必要推力に対応して決まるべき
であるから、特に必要としない限り、必要個とする)の
外、それらを必要により組み合わせる。
【0044】なお、図1(a)及び図1(b)におい
て、矢印は可動電流線5を示し、ここではその方向は放
射方向であるが、中心方向のものもある。
【0045】
【第2実施例】本発明の第2実施例について説明する。
図2は本発明の第2実施例を示す電気機械パワーの相互
変換装置における駆動力電流線の可動電流線への駆動力
作用の概略構成図であり、図2(a)から順次図2
(c)へと可動電流線が移動方向であるX軸方向に移動
する。
【0046】第1実施例の可動電流線の移動方向Xに対
して、その可動電流線11の片側、又は両側の可動電流
線11に駆動力を作用する駆動力電流線群(以下、線群
を一括して駆動力電流線12〔推進電流線12Aと吸収
電流線12Bからなる〕と呼ぶ)を対向構成し、進行移
動する可動電流線11に対して、進行前方に位置し、可
動電流線11の方向と同一の電流方向にある駆動力電流
線12を、可動電流に対して吸引作用し、吸引駆動力を
与えるので吸引電流線12Bと呼び、その後方にあっ
て、電流方向が逆の方向の電流方向にある駆動力電流線
を可動電流線11に対して反発作用により駆動推力を与
えることから、推進電流線12Aと呼ぶとき、同一方向
の電流の可動電流線11が1線以上の場合に、その駆動
力電流線12の可動電流線11に対する作用力が有効作
用力として、唯一となる場合は、吸引電流線12Bと推
進電流線12Aが移動体(図示なし)に駆動力を作用
し、その作用力を利用することができる。
【0047】また、駆動力電流線12と、可動電流線1
1が、それぞれ複数ある場合は、ある駆動力電流線12
は、ある可動電流線11には吸引推進力を、ある可動電
流線11には吸引逆進力を、ある可動電流線11には反
発推進力を、ある可動電流線11には反発逆進力を与え
ることから、これらを総じて(以下、総じての意味は、
吸引推進力と反発推進力の推進駆動力と、吸引逆進力と
反発逆進力の逆駆動力の引き合算力を意味し、全体とし
て目的方向の駆動力を得るという意味である)吸引電流
線12Bが可動電流線11に対して吸引駆動力を作用
し、また、総じて推進電流線12Aが可動電流線11に
対して推進駆動力を作用する。
【0048】
【第3実施例】本発明の第3実施例について説明する。
図3は本発明の第3実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における交互方向流可動電流線と2方向流駆動力
電流線の説明図である。第2実施例の可動電流線11の
電流方向が交互に配置される場合において、駆動力電流
線12の電流方向が同一線上で正・逆2方向に流れるよ
うに電流方向を制御する方式により、可動電流線11に
推進リザルタント駆動力が与えられ、前進・後進が可能
となり、駆動力電流線12と可動電流線11の作用によ
り、可動電流線11に機械的パワーを与え、回生電気パ
ワーを発生させ、制動力を得ることができる。なお、図
3(a)及び図3(b)において、11aは先頭可動電
流線、11bは最後尾可動電流線、12aは先頭駆動力
電流線、12bは最後尾駆動力電流線を示している。
【0049】
【第4実施例】本発明の第4実施例について説明する。
図4は本発明の第4実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における相互方向流可動電流線と異方向流1対駆
動力電流線の説明図である。第2実施例の可動電流線1
1の電流方向が交互に配置される場合において、駆動力
電流線12の電流方向を相互異方向とする線条を1対と
して、両線で2方向性を確保するように電流方向を制御
することにより、可動電流線11に推進リザルタント駆
動力が与えられ、前進・後進が可能となる。なお、図4
(a)及び図4(b)において、11aは先頭可動電流
線、11bは最後尾可動電流線、12aは先頭駆動力電
流線、12bは最後尾駆動力電流線を示している。
【0050】
【第5実施例】本発明の第5実施例について説明する。
図5は本発明の第5実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における交互方向可動電流線と1方向流駆動力電
流線の説明図である。第2実施例の可動電流線11の電
流方向が交互に配置される場合において、可動電流線1
1の配置ピッチ間隔で駆動力電流線12の電流方向を交
互に変えるように電流方向を予め設定することにより、
可動電流線11の前進・後進の駆動力を間欠的に与える
ことができる。つまり、可動電流線11に推進リザルタ
ント駆動力が与えられ、前進・後進が可能となる。な
お、図5(a)及び図5(b)において、11aは先頭
可動電流線、11bは最後尾可動電流線、12aは先頭
駆動力電流線、12bは最後尾駆動力電流線を示してい
る。
【0051】
【第6実施例】本発明の第6実施例について説明する。
図6は本発明の第6実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における単一方向流可動電流線と2方向、異方向
流、1方向流駆動力電流線の説明図である。第2実施例
の可動電流線11の電流方向が同一方向に配置される場
合、その可動電流線12の配置ピッチ間隔の中央に、電
流方向を異方向とする仮想可動電流線(仮想配置である
ことから、当然電流は流れていない)11cが配置され
たと仮想して、第3実施例の電流供給方式〔図6(a)
参照〕、第4実施例の電流供給方式〔図6(b)参
照〕、第5実施例の電流供給方式〔図6(c)参照〕の
電流供給方式によって、駆動力電流線12の電流方向を
制御することにより、可動電流線11に推進リザルタン
ト駆動力が与えられ、前進・後進が可能となる。なお、
図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図6(d)に
おいて、11aは先頭可動電流線、11bは最後尾可動
電流線、12aは先頭駆動力電流線、12bは最後尾駆
動力電流線を示している。
【0052】
【第7実施例】本発明の第7実施例について説明する。
図7は本発明の第7実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における駆動力電流の回路構成図である。図7
(a)及び図7(b)において、21は正極電力供給
線、22は帰線、23はアース、24は負極電力供給
線、25は電流ベクトル制御装置である。
【0053】第2実施例の駆動力電流線12において、
進行移動する可動電流線11に対して、直角、又はほぼ
直角(ここにおける「ほぼ」とは、曲線軌道を可動電流
線11が移動する場合には、その曲率分だけ直角からず
れるという意味であり、以下特に必要としない限り、近
似的な意味も含め、直角とする)をなす、空間平面に複
対数の駆動力電流線12を配置し、それら駆動力電流線
12を同一の回路構成とすることにより、正極電力供給
線21から電流ベクトル制御装置25を介して供給され
る電流が同一回路に供給されることから、同一平面内に
位置する駆動力電流線12の電流起動・停止を統一する
ことができる。したがって、同一平面内に位置する駆動
力電流線12からの駆動推力が、可動電流線11に推進
リザルタント駆動力として左右に均等に与えられるた
め、不整のない駆動力の前進、後進が可能となる。
【0054】
【第8実施例】本発明の第8実施例について説明する。
図8は本発明の第8実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における駆動力電流線の同一母線回路(請求項5
対応)構成図である。なお、図7と同じ部分には同じ番
号を付してそれらの説明は省略する。
【0055】第2実施例の駆動力電流線12において、
同一配電母線を介して、同一回路を構成することによ
り、駆動力電流線12から電流ベクトル制御装置25を
介して供給される電流が同一回路に供給されることか
ら、駆動力電流線12の電流起動・停止を統一すること
ができ、同一平面内に位置する駆動力電流線12からの
駆動推力が左右に不整することなく、可動電流線(図示
なし)に推進リザルタント駆動力が与えられ、前進、後
進を可能とし、前進、後進の両進行方向において、可動
電流線に機械的パワーを与えることができる。なお、2
1Aは正極電力供給配電母線、24Aは負極電力供給配
電母線である。
【0056】
【第9実施例】本発明の第9実施例について説明する。
図9は本発明の第9実施例を示す電気機械パワー相互変
換装置における駆動力電流線へ電流供給開始、電流ベク
トル制御、供給停止方法、列車速度・位置検出の説明図
(その1)、図10はその駆動力電流線への電流供給開
始、電流ベクトル制御、供給停止方法、列車速度・位置
検出の説明図(その2)である。
【0057】図9において、11は可動電流線、12は
駆動力電流線、11aは先頭可動電流線、11bは最後
尾可動電流線、26は電力供給線、27はマスター電流
ベクトル制御装置(M)、28はスレーブ電流ベクトル
制御装置(S)、29は双方向通信線、30は地上交信
装置、31は移動体(車体)、32は供給開始オン信号
発信器、33は供給停止オフ信号発信器である。
【0058】駆動力電流線12への供給開始、電流ベク
トル制御、供給停止する方法において、電力供給指令
は、可動電流線ピッチ、可動電流線の稼働情報、可動電
流線の本数、各可動電流線の電流ベクトル、配置情報、
運行計画情報などの日々の運行に関わる駆動力電流制御
に必要な情報を、列車走行に先立ち、全電流ベクトル制
御装置27の記憶装置に記憶させ、前記駆動力電流供給
装置に必要な都度発せられる前方列車情報と接近する列
車の車両の異常状態情報などの運行修正下達情報、地震
等の災害情報に伴う緊急下達情報と、各個別電流ベクト
ル制御装置からの異常上位通報との双方向情報伝送路と
して、双方向通信線29によりリンク構成し、また、通
信途絶、制御不能等の異常時の電源供給断を指令する機
構であり、この電力供給指令と通信リンクする電流ベク
トル制御装置において、 (a)駆動開始・停止および列車速度・位置検出車上制
御方式は、移動体(車体)31の供給開始オン信号発信
器32から発する開始信号を受信した電流ベクトル制御
装置は、他のスレーブ電流ベクトル制御装置28に対し
てマスター装置となり、マスター電流ベクトル制御装置
27はIDナンバー情報を受信確認情報として車上に送
信し、この地上ID情報信号を受信する移動体31の地
上交信装置30は、その地上ID情報から現在位置を知
り、マスター電流ベクトル制御装置27は、指定するス
レーブに対して初期微動指令を出して、移動体31を進
行させ、その微動による可動電流線11の位置変化に伴
う受信IDナンバー情報と前受信IDナンバー情報とか
ら速度を演算し、その速度と列車速度プログラムから所
要の電流ベクトル量を算出し、その電流ベクトル量をマ
スター電流ベクトル制御装置27に通報し、その電流ベ
クトル量を受信したマスター電流ベクトル制御装置27
は、予め前方指定位置にあるスレーブ電流ベクトル制御
装置28と最終供給位置にあるスレーブ電流ベクトル制
御装置28までの、自己を含めた全電流ベクトル制御装
置に対して通報し、受信全電流ベクトル制御装置は各駆
動力電流線12への電流ベクトル供給を開始し、移動体
31の供給停止オフ信号発信器33から発する供給停止
オフ信号を受信したスレーブ電流ベクトル制御装置28
は駆動力電流線12への電流供給を停止する方式であ
る。 (b)駆動力開始・停止制御および列車速度・位置検出
地上制御方式は、(b−1)図10(b)に示すよう
に、可動電流線11と駆動力電流線12が移動体(車
体)31の進行方向に対する直角平面に位置するとき、
可動電流線11の進行方向直角への電磁吸引力が駆動力
電流線12に対して最大となることを利用した圧力セン
サー35の圧力感知による各可動電流線11の位置検出
方式と、(b−2)図10(a)に示すように、可動電
流線11の移動に伴って駆動力電流線12に誘導される
電界が駆動力電流線12の励磁電界を減殺することか
ら、駆動力電流線12のターミナル間電圧が無誘導時よ
り小さく変化することを利用した電圧検知による各可動
電流線11の位置検出方式と、(b−3)図10(c)
に示すように、可動電流線11が駆動力電流線12に接
近するにつれて、可動電流線11から発する磁界が次第
に増加し、その磁界を感知する磁界センサー36の磁界
が可動流動線11と対面した時が最大となる方向の磁界
を最大磁界として記憶した磁界センサー36において、
磁界センサー36がその記憶する最大磁界値と感知する
時、可動電流線11と駆動力電流線12が対面したとみ
なすことによる各可動電流線11の位置検出方式であ
り、以上の(a)、(b−1)、(b−2)、(b−
3)の位置検出方式のほか、別に定める可動電流線11
の位置検出方式により、図10(d)に示すように、先
頭可動電流線11a検出の電流ベクトル制御装置がマス
ター電流ベクトル制御装置となり、他の電流ベクトル制
御装置はマスター電流ベクトル制御装置の下にスレーブ
電流ベクトル制御装置となり、マスター電流ベクトル制
御装置は、蓄積されてプログラムされた運行計画から列
車進行方向と管轄スレーブ電流ベクトル制御装置を決め
た後、自己を含めたスレーブ電流ベクトル制御装置に対
して電流供給を開始を指示し、指示命令を受けた各電流
ベクトル制御装置は予め蓄積プログラムに則り電流ベク
トルを決定し、駆動力電流線12に電流供給を開始し、
管轄スレーブ電流ベクトル制御装置の最終スレーブ電流
ベクトル制御装置は、次のマスター電流ベクトル制御装
置から停止命令を受けて停止し、先頭スレーブ電流ベク
トル制御装置から一つ先のスレーブ電流ベクトル制御装
置に対して電流供給の開始を指示する方式であり、この
地上方式と車上方式の2つの方式のいずれか、または、
組み合わせにより、駆動力電流線12への電流供給を継
続することによって、可動電流線11に連続的に駆動力
を与えていくことができる。
【0059】
【第10実施例】本発明の第10実施例について説明す
る。図11は本発明の第10実施例を示す電気機械パワ
ーの相互変換装置における駆動力電流線への電流ベクト
ル供給方法(直流)の説明図であり、図11(a)及び
図11(b)はその駆動力電流線への電流ベクトル供給
システムの概略構成図、図11(c)はP極相駆動力電
流、図11(d)はN極相駆動力電流の説明図である。
【0060】図11において、41は直流P極相配電
線、42は直流N極相配電線、43はは中性帰線、44
はアース、46はP極相電流ベクトル制御装置、47は
N極相電流ベクトル制御装置であり、P・N波IGBT
(Insulated Gate Bipolar T
ransistor)はそれぞれオン・オフ・インター
ロック制御を行う。
【0061】第3実施例の駆動力電流線12において、
その駆動力電流線12への電流供給制御する電流ベクト
ル供給制御装置を介して、図11(a)に示すように、
直流P極相配電線41か直流N極相配電線42かのいず
れか、又は、図11(b)に示すように、直流P極相配
電線41と直流N極相配電線42の両極とアースする中
性帰線43との間に配置し、その駆動力電流線12への
電流供給にあたって、P極相電流ベクトル制御装置46
とN極相電流ベクトル制御装置47が相互にインターロ
ック制御を施し、別に与えられる速度設定情報と可動電
流線11の位置情報に基づき、電流必要量と電流方向を
設定し、その設定電流ベクトルに応じて、図11(c)
に示すように、電流ベクトル制御装置でP極相電流ベク
トルデューティ制御、図11(d)に示すように、電流
ベクトル供給制御装置でN極相電流ベクトルデューティ
制御を行う。なお、12′は対駆動力電流線である。
【0062】
【第11実施例】本発明の第11実施例について説明す
る。図12は本発明の第11実施例を示す電気と機械パ
ワーの相互変換装置における駆動力電流線への電流供給
方法(交流可変周波数180°異位相全波整流)の説明
図であり、図12(a)及び図12(b)はその駆動力
電流線への電流供給システム概略構成図、図12(c)
はP波相の駆動力電流の説明図、図12(d)はN波相
の駆動力電流の説明図である。
【0063】第3実施例の駆動力電流線12において、
図12(a)及び図12(b)に示すように、交流P波
相配電線51と交流N波相配電線52との間にアース5
4する中性帰線53を配置し、正極・帰線間にあっては
P波相を、負極・帰線間にあってはN波相を電流ベクト
ル制御する電流ベクトル制御装置57を介して、P波相
電流ベクトル制御装置56とN波相電流ベクトル制御装
置57が相互にインターロック制御の下に、別に与えら
れる速度設定情報と可動電流線11の位置情報に基づ
き、可動電流線11の移動速度を2倍の駆動力電流線1
2で除した値、または、直近近傍の整数値を周波数とす
るように、周波数制御された電力供給線から駆動力電流
線12への電流供給を、図12(c)に示すように、電
流ベクトル位相制御することができる。
【0064】その駆動力電流線12への電流供給位相制
御する電流ベクトル供給位相制御装置を介して、駆動力
電流線12の線間(以下、駆動力電流線ピッチと言う)
を通過する可動電流線11の通過時間の逆数の2分の1
倍の周波数となるように周波数制御された交流P極相配
電線51及び交流N極配電線52(交流正極に対して1
80°位相を異にする回線による全波整流)とアースす
る中性帰線53との間に駆動力電流線12を配置し、P
波相電流ベクトル制御装置56とN波相電流ベクトル制
御装置57が相互にインターロック制御され、別に与え
られる速度設定情報と可動電流線11の位置情報に基づ
き、電流必要量(必要電流量における必要とは、可動電
流線11の進行移動性能に応じた必要量を意味し、その
量を位相制御することができる。以下、電流必要量は同
じ意味とする)と電流方向を設定し、その設定電流ベク
トルに応じ、電流ベクトル供給位相制御装置でベクトル
位相制御する。なお、12′は対駆動力電流線である。
【0065】
【第12実施例】本発明の第12実施例について説明す
る。図13は本発明の第12実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
(非可変周波商用周波による周波数180°異位相全波
整流)の説明図であり、図13(a)及び図13(b)
はその駆動力電流線への電流供給システムの概略構成
図、図13(c)及び図13(d)はその180度異位
相全波整流異位相2回線による駆動力電流の説明図であ
る。
【0066】第3実施例又は第4実施例の駆動力電流線
12への電流供給において、図13(a)及び図13
(b)に示すように、駆動力電流線12への電流供給に
おいて、交流P波相配電線51と交流N波相配電線52
との間にアース54する中性帰線53を配置し、正極・
帰線間にあっては、図13(c)に示すように、P波相
を、負極・帰線間にあっては、図13(d)に示すよう
に、N波相の電流ベクトル制御するN波相電流ベクトル
制御装置57を介して、P波相電流ベクトル制御装置5
6とN波相電流ベクトル制御装置57が相互にインター
ロック制御の下に、(a) 可動電流線11の最大移動速
度を2倍の駆動力電流線で除した値、または、直近近傍
の整数値を周波数とする周波数の全波整流波形、(b)
商用周波数を全波整流した全波整流波形、以上の2つの
波形を有する電流供給線から、駆動力電流線12への所
要電流ベクトル量を、別に与えられる速度設定情報と可
動電流線11の位置情報に基づき、電流ベクトル制御装
置で電流ベクトル制御して、電流供給する。
【0067】
【第13実施例】本発明の第13実施例について説明す
る。図14は本発明の第13実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
(半波整流正負2重供給)の説明図であり、図14
(a)はこの電流供給システムの概略構成図、図14
(b)はその半波整流異位相2回線、1回線による駆動
力電流の説明図である。
【0068】図14において、61は低電位電力供給
線、62はP波相電流ベクトル制御装置、64は高電位
電力供給線、65はN波相電流ベクトル制御装置、67
は帰線、68はアースである。第5実施例の駆動力電流
線への電流供給において、図14(a)に示すように、
交流P波相電力供給線としての低電位電力供給線61と
交流N波相電力供給線としての高電位電力供給線64の
間にアース68する帰線67を配置し、図14(b)に
示すように、正極・帰線間にあっては、P波相を、負極
・帰線間にあっては、N波相を電流供給制御する電流ベ
クトル制御装置を介して、P波相電流ベクトル制御装置
62とN波相電流ベクトル制御装置65が相互にインタ
ーロック制御の下に、(a)可動電流線11の移動速度
を2倍の駆動力電流線12で除した値、又は直近近傍の
整数値を周波数とするような周波数を半波整流した半波
整流波形、(b)商用周波数を半波整流した半波整流波
形、以上の2つの波形を有する電力供給線から、駆動力
電流線12への所要電流ベクトル量を、別に与えられる
速度設定情報と可動電流線11の位置情報に基づき、各
電流ベクトル制御装置62,65で電流ベクトル制御し
て、電流を供給する。
【0069】
【第14実施例】本発明の第14実施例について説明す
る。図15は本発明の第14実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
の説明図であり、図15(a)はその電流供給システム
の概略構成図、図15(b)はその180°異位相半波
整流異位相2回線による駆動力電流の説明図である。そ
して、図15(a)と図15(b)は第10実施例(図
11)と、図15(c)と図15(d)は第11実施例
(図12)と同様同じ番号を付しており、それらの説明
は省略する。
【0070】第6実施例の電気機械パワー相互変換装置
における、駆動力電流線12への電流供給において、上
記第10、第11、第12又は第13実施例の電流ベク
トル制御方法により、駆動力電流線12へのベクトル電
流供給制御を行う。
【0071】
【第15実施例】本発明の第15実施例について説明す
る。図16は本発明の第15実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における可動電流線と駆動力電流線の回
転方向配置と回転型電気機械パワーの相互変換装置につ
いての説明図である。
【0072】図16(a)に示すように、高電位電力線
71に接続される高電位リング73と、低電位電力線7
2に接続される低電位リング74と、これらのリング7
3,74間を可動電流線75で接続してなる可動電流線
直線配線ロータを構成する。また、図16(b)に示す
ように、高電位電力線71に接続される高電位短絡リン
グ76と、低電位電力線72に接続される両側に1対の
低電位リング74とを設け、これらの1対の低電位リン
グ間を可動電流線75で接続してなる可動電流線交互配
置型ロータを構成する。
【0073】更に、図16(c)に示すように、電流保
存型として、可動電流線ループ配線ロータ77を構成す
る。また、図16(d)に示すように、高電位電力線8
1に接続される高電位リング83と、低電位電力線82
に接続される低電位リング84とを対向させ、その高電
位リング83には可動電流線葛折り配線ロータ85を接
続する。
【0074】更に、図16(e)に示すように、高電位
電力線81に接続される高電位リング83と、低電位電
力線82に接続される低電位リング84とを対向させ、
その間に可動電流線葛折り配線ロータ85を接続する。
また、図16(f)に示すように、P極電力線91と中
性帰線93間に電流ベクトル制御装置87を介して接続
される駆動力電流線95と、N極電力線92に接続さ
れ、電流ベクトル制御装置87を介してP極電力線91
に接続される。そして、各種ロータ97が駆動力電流線
95に作用する。
【0075】このように、可動電流線と駆動力電流線に
おいて、可動流動線と駆動力電流線を円形に配置する、
(A)図16(a)又は図16(b)に示すように、高
電位リング73と低電位リング74に複数の接触舟を設
け、高電位リング73から低電位リング74間に可動電
流線75を配置して、電流供給を受ける方式と、(B)
図16(d)又は図16(e)に示すように、高電位リ
ング83と低電位リング84に、それぞれ接触舟を設
け、高電位リングから低電位リング間に、葛折り配線し
た可動電流線85を配置して、電流供給を受ける方式
と、(C)図16(f)に示すように、超電導電流、磁
化電流線の場合はループ構成を複数配置する方式との3
つの方式において、電流異方向2重配置(A)方式、
(B)方式、(C)方式は、可動電流線の電流ベクトル
が交互に変わることから、上記第3、第4又は第5実施
例の電気機械パワー相互変換装置を適用し、電流同方向
配置(a)方式は、上記第6実施例の電気機械パワー相
互変換装置を適用し、別に与えられる速度設定情報と可
動電流線の位置情報に基づき、駆動力電流線を例示する
ことにより、推進リザルタント駆動力が与えられ、正回
転、逆回転が可能となり、駆動力電流線と可動電流線の
構成により、該可動電流線に機械的パワーを与え、回生
電気パワーを発生させ、制動力を得る。
【0076】
【第16実施例】本発明の第16実施例について説明す
る。図17は本発明の第16実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における可動電流線と駆動力電流線の両
者を電流ベクトル制御装置により制御する構成の説明図
である。なお、前記した実施例と同様の部分について
は、同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
【0077】第9実施例乃至第13実施例のいずれか1
つの実施例の電気機械パワー相互変換装置において、電
流ベクトル制御装置46,47を可動電流線11と駆動
力電流線12に各配備し、別に与えられる速度設定情報
に基づき、駆動力電流線12を例示することにより、可
動電流線11に推進リザルタント駆動力が与えられ、前
進、後退が可能となり、駆動力電流線12と可動電流線
11の作用により、可動電流線11に機械的パワーを与
え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得る。
【0078】
【第17実施例】本発明の第17実施例について説明す
る。図18は本発明の第17実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動力増加用電磁鋼板を用いた
駆動システムを示す図、図19は本発明の第17実施例
を示す電気機械パワーの相互変換装置における駆動力増
加用電磁鋼板の構成図である。
【0079】図中、99は電磁鋼板、101は浮上可動
電流線、102は可動電流線可動線収納筐体、103は
脚状対応可動線収納板、104は翼状対応可動線収納板
である。これらの図に示すように、可動電流線11・浮
上可動電流線101と総ての駆動力電流線12間におい
て、可動電流線11・浮上可動電流線101を内在させ
る移動体側平板に、その可動電流線11から発生する磁
界を強める電磁鋼板99を、可動電流線11と浮上可動
電流線101の内側、または、それら全体を覆うような
形状として取り付け、その強化した磁界と駆動力電流線
12とにより、可動電流線11に推進リザルタント駆動
力が与えられ、前進、後進が可能となり、駆動力電流線
と可動電流線の構成により、この可動電流線に機械的パ
ワーを与え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得
る。
【0080】
【第18実施例】本発明の第18実施例について説明す
る。図20は本発明の第18実施例を示す浮上可動電流
線同方向浮上方式(その1)を示す図であり、左右胡座
8の字ターミナル間静電キャパシタンス配電による案内
と浮上力電流線長が浮上可動電流線長の2倍長で、浮上
力電流線胡座8の字コイルの配電ピッチが浮上可動電流
線長の1/2例を示している。図21はその浮上可動電
流線同方向浮上方式(その2)を示す図、図22はその
浮上可動電流線同方向浮上方式(その3)を示す図、図
23はその浮上可動電流線同方向浮上方式における補助
なし浮上力電流線と補助付き浮上力電流線との説明図、
図24はその浮上可動電流線同方向浮上方式(その4)
を示す図、図25はその浮上可動電流線同方向浮上方式
(その5)を示す図である。
【0081】可動電流線を収納する筐体に、電流方向が
相互に異にする浮上可動電流線を収納する構成におい
て、浮上可動電流線101の電流線間隔が進行方向に対
して、地上に配置される胡座(あぐら)8の字浮上力電
流線110間の内方に配置される浮上可動電流線101
に対して、(a−1)別に与えられる速度設定情報と可
動電流線の位置情報に基づき、電流ベクトルを設定し、
その設定電流ベクトルに応じて、浮上力電流ベクトル制
御装置112,113を介して、浮上用電力線としての
P極電力線114、N極電力線115、中性帰線116
から直接供給して浮上用電流を電源励磁方式、(a−
2)可動電流線及び浮上可動電流線101が動的に変位
することにより、浮上力電流線111及び駆動力電流線
に誘導電流を発生させ、その各線に発生する誘導電流を
合成したリザルタント浮上誘導電流で励磁する誘導励磁
方式、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ単独に、あ
るいは、組み合わせて励磁する励磁方式により、別に与
えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づ
き、P極浮上力電流ベクトル制御装置112とN極浮上
力電流ベクトル制御装置113がそれぞれ相互にインタ
ーロックを施して、P極電力線114とN極電力線11
5のどちらか一方に、中性帰線116接続にする浮上力
電流線111を接続することにより、異なる電流方向の
浮上可動電流線101のどちらにも励磁できる浮上力電
流線101において、(b−1)前記脚状、懸架状平板
に収納する浮上可動電流線において、浮上可動電流線1
01の左右両サイドに同型の胡座8の字型浮上力電流線
110を地上側に配置し、浮上可動電流線101と浮上
力電流線111との磁気力作用により、リザルタント浮
上力を、更に、両サイドの電流線のターミナルの両者
を、(a−1)励磁方式の場合には静電キャパシタンス
Cを介し、また、(a−2)励磁方式にあっては、図2
1又は図22に示すように、直接、接続することにより
案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方式、必
要により、浮上力が不足する場合に、浮上可動電流線1
01の直下に、図23に示すように、補助浮上力電流線
111−1を配置する浮上方式と、(b−2)前記翼状
平板に収納する浮上可動電流線と可動電流線において、
図24又は図25に示すように、浮上可動電流線の上下
両サイドに同型の8の字型浮上力電流線及び駆動力電流
線を地上側に配置し、浮上可動電流線としての可動浮上
ループ線120及び可動電流線と、浮上力電流線と駆動
力電流線118,119の磁気力作用により、リザルタ
ント浮上力を、更に、両サイドの電流線のターミナルの
両者を、(a−1)励磁方式の場合には静電キャパシタ
ンスCを介し、また、(a−2)励磁方式にあっては直
接、接続することにより、案内力を得る8の字型両サイ
ド浮上・案内方式により、浮上・案内を得るようにした
ものである。なお、117は浮上電流ベクトル制御装
置、130は左右短絡線である。
【0082】このように、この実施例では、本発明の電
気と機械パワーの相互変換装置における通浮上力電流線
のあぐら(胡座)8の字回路構成(図示なし)を用い
る。
【0083】
【第19実施例】本発明の第19実施例について説明す
る。図26は本発明の第19実施例を示す浮上可動電流
線同方向浮上方式の構成図である。この実施例では、可
動電流線を収納する筐体140に同方向の電流を収納す
る浮上可動電流線120において、(a−1)可動電流
線及び浮上可動電流線120が浮上力電流線の幾何学的
中央位置より変位することにより、それら両電流が可動
するに伴い発生するリザルタント誘導浮上電流、(a−
2)別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情
報に基づき、電流ベクトルを設定し、その設定電流ベク
トルに応じて、浮上力電流ベクトル制御装置134,1
35,136を介して、浮上用電力供給線としての高電
位電力供給線(P極電力線)131、低電位電力供給線
(N極電力線)132、中性帰線133から直接供給さ
れる浮上用電流、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ
単独に、あるいは、組み合わせて励磁する励磁方式によ
り、P極浮上力電流ベクトル制御装置134とN極浮上
力電流ベクトル制御装置135がそれぞれ相互にインタ
ーロックを施して、前記速度設定情報と可動電流線の位
置情報に基づき、P極電力線131とN極電力線132
のどちらか一方に、中性帰線133を接続する浮上力電
流線111を接続することにより、励磁する浮上力電流
線において、(b−1)前記脚状、懸架状平板に収納す
る浮上可動電流線において、浮上可動電流線120の左
右両サイドに同型の胡座8の字型浮上力電流線を地上側
に配置し、浮上可動電流線120と浮上力電流線111
との磁気力作用により、リザルタント浮上力を、両サイ
ドの両者を静電キャパシタンスを介して接続することに
より案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方
式、必要により、浮上力が不足する場合に、浮上可動電
流線120の直下に補助浮上力電流線(図示なし)を配
置する浮上方式、(b−2)前記翼状平板に収納する浮
上可動電流線120と可動電流線(図示なし)におい
て、浮上可動電流線120の上下両サイドに同型の胡座
8の字型浮上力電流線111を地上側に配置し、浮上可
動電流線120及び可動電流線と浮上力電流線111と
の磁気力作用により、リザルタント浮上力を、両サイド
の両者を静電キャパシタンスを介して接続することによ
り案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方式に
より浮上・案内を得るようにしたものである。
【0084】
【第20実施例】本発明の第20実施例について説明す
る。図27は本発明の第20実施例を示す浮上可動電流
線の同一回路構成図であり、図27(a)は浮上力電流
線111と浮上可動電流線101の長さが同長で、浮上
力可動電流線111の電流方向が異なり、浮上力可動電
流線111は高電位電力供給線131と中性帰線133
から受電する方式である。なお、132は低電位電力供
給線である。
【0085】また、図27(b)は浮上力電流線111
より長い浮上可動電流線101であり、浮上力可動電流
線111の電流方向が異なり、浮上力可動電流線111
は高電位電力供給線131からの受電する方式である。
この実施例では、浮上力電流線において、鉛直平面上に
配置される浮上力電流線を一配線とし、それらの配線が
同一母線から供給されることにより、1 母線供給によ
り、浮上力の均一性と同一信頼性を確保するようにした
ものである。
【0086】
【第21実施例】本発明の第21実施例について説明す
る。図28は本発明の第21実施例を示す電気機械パワ
ーの相互変換装置における非接触集電方式の構成図(そ
の1)、図29はその非接触集電方式の構成図(その
2)である。なお、前記実施例と同じ部分については、
同じ符号を付してそれらについての説明は省略する。
【0087】この図において、142は脚状、懸架状型
の車上ピックアップ電流線、143は翼状型の駆動力電
流線、151はP極電力線、152はN極電力線、15
3は帰線、154は電流ベクトル制御装置である。この
実施例では移動体(車体)100に取り付けられたピッ
クアップコイルに対向する前記第1実施例の駆動力電流
線に対して、前記第10実施例、第11実施例、第12
実施例又は第13実施例記載の供給方式を採るとき、そ
の駆動力電流線供給のオン・オフ作動を高速に行うこと
により、移動体100に取り付けられたピックアップ電
流線142、または、ピックアップコイルに発生する誘
導電流を発生させ、その誘導起電力を利用する方式によ
り、非接触集電するように構成している。
【0088】そして、図29に示すように、ピックアッ
プコイル電流線142による発電電力は各線を並列・直
列を自在に結合して必要な電流電圧を求める。
【0089】
【第22実施例】本発明の第22実施例について説明す
る。図30は本発明の第22実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における地上配置永久磁石電磁コイル併
用制動システムの構成図である。この図において、16
0は車上エネルギー授受体としてのリアクションプレー
ト、161は電磁石と永久磁石による併用励磁体であ
り、電源161Aと、永久磁石と電磁石の組み合わせ体
161Bからなっている。162は受放電樋、163は
受放電橇、164は地上負荷・エネルギー蓄積装置、1
65は車上ピックアップコイル、166は水スプレー、
167は車上負荷・エネルギー蓄積装置である。
【0090】すなわち、電磁石と永久磁石を有し、列車
がいない場合、永久磁石の磁界方向に対する電磁石の逆
励磁で無磁界状態から列車接近に伴う永久磁石同方向電
磁石励磁で磁気抵抗強化する。なお、無電源停電でも磁
気抵抗を確保する絶対停止方式である。第1実施例の電
気機械パワー相互変換装置において、移動体(車体)1
00に取り付けたエネルギー授受体と地上に設置した永
久磁石と電磁石による併用励磁体161(永久磁石の磁
気を電磁石により常時減磁させて、移動体100のエネ
ルギー授受体の出現時に、移動体100の運動エネルギ
ーを移動体100の減速度に応じて加励制御し、発生す
る反発浮上力を制御しつつ、エネルギー授受体にその運
動エネルギーを放電する) による移動体100の制動方
式で、車上エネルギー授受体をリアクションプレート1
60とする場合においては、そのプレート160にて電
気エネルギーを消費させ、消費エネルギーが大量な場合
には、そのリアクションプレート160の加熱を地上か
らの水スプレー166により降熱する、あるいは、車上
エネルギー授受体をピックアップコイル165とする場
合は、そのピックアップコイル165の電極に専用回線
を通じて、抵抗、又は車上エネルギー蓄積装置167を
接続して電気エネルギーを消費させる、又はその電極か
ら専用回線を通じて接続する受放電樋162を滑走する
受放電橇163に接続し、その受放電橇163と滑走接
触する受放電樋162に接続する地上側エネルギー消費
体、又は蓄積体に放電する方式、以上のいずれか、また
は、これらの組み合わせによって、移動体100を制動
させるように構成している。
【0091】
【第23実施例】本発明の第23実施例について説明す
る。図31は本発明の第23実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における誘導発電ブレーキ(車上ブレー
キ専用コイル)の構成図である。この実施例では、上記
実施例16に記載の電気機械パワー相互変換装置とは別
に、所要のブレーキを確保する必要がある場合、車外か
ら集電された電源や車内電源から、車内電源とは別の専
用回線を通じて、移動体(車体)100上に搭載された
電磁誘導ブレーキ用励磁コイル171、172に、直
流、又は交流、あるいは、交流に直流を重畳した交流が
通電され、その通電された励磁コイルが移動に伴って地
上に敷設されたリアクションプレート173に誘導する
渦電流とその励磁コイルとの相互作用により、ブレーキ
力を確保するようにしたものである。
【0092】
【第24実施例】本発明の第24実施例について説明す
る。図32は本発明の第24実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動システムの構成図である。
超電導コイル、電磁石コイルの同軸内方に永久磁石を配
置して、超電導磁石、電磁石と永久磁石をハイブリッド
磁石化し、永久磁石の磁化電流とコイル電流の合成電流
を合成仮想電流線183とし、この合成仮想電流線18
3を上記第1実施例に記載のように可動電流線182と
し、各コイル電流のクエンチに対しても電流が残置する
ことにより、可動電流線182に推進リザルタント駆動
力が与えられ、前進、後進が可能となり、駆動力電流線
(図示なし)と可動電流線182の構成により、この可
動電流線182に機械的パワーを与え、回生電気パワー
を発生させ、制動力、浮上力を得るように構成してい
る。なお、181は永久磁石磁化電流線、184は可動
電流線収納板である。
【0093】
【第25実施例】本発明の第25実施例について説明す
る。図33は本発明の第25実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における駆動電流線配置空間制動方式
(停止制動常用区間用)の構成図である。第2実施例に
記載の電気機械パワー相互変換装置において、駆動力電
流線12間から、移動体平板の移動に伴って平板が押し
のける空気が逸失することを制限するように、また、渦
電流走行抵抗を高めるように、その線間を渦電流損を誘
発させる材料185で密封し、例えば、線間を電磁鋼板
又は樹脂材で充填し、可動電流線(図示なし)の走行に
伴う磁気抵抗、空気抵抗の走行抵抗を増加させる。
【0094】このように、予め設定した制動区間におい
て、空気抵抗を増加させることにより、移動体100に
制動力を与えるように構成されている。なお、駆動電流
線間は通過走行線路において空気流通用スペースがあ
る。ただし、駆動電流線間は待避線路において、空気流
通用スペースはない。ここでは、予め設定した区間とし
て、待避走行線路とした場合の例で、必要な制動区間、
ターミナル駅近接区間等に設定する。
【0095】
【第26実施例】本発明の第26実施例について説明す
る。図34は本発明の第26実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における上下方向縦分岐装置(その1)
の構成図、図35はその上下方向縦分岐装置(その2)
の構成図である。
【0096】図34(a)及び(b)に示すように、通
過推力路191から待避推力路192へ推進する場合に
は、移動体(車体)100は分岐フラップ193が下降
することにより誘導される。図34に示すように推進す
る場合には、移動体100は分岐フラップ193が下降
することにより誘導される。
【0097】図35(c)に示すように、通過推力路1
91から上分岐推力路195に推進する場合には、移動
体100は分岐フラップ193が上降することにより誘
導される。なお、201は上位駆動・浮上電流線、20
2は下位駆動・浮上電流線である。
【0098】第1実施例の電気機械パワー相互変換装置
において、移動体100の縦分岐装置として、翼状平板
で構成される移動体100にあっては、その翼型平板が
通過する通過推力路191,192,194,195に
対して、上下昇降(分岐)フラップ193で、水平路、
上・下ランプ路を構成することにより、待避移動体に対
しては、分岐通過速度と乗り心地の見地から適当な曲線
を選定した緩和曲線を構成するように待避推進力路19
2に接続し、追い越し移動体に対しては、追い越し推力
路に接続する縦分岐推力路方式とし、吊架状平板及び脚
状平板で構成される移動体に対しては、その吊架状及び
脚状平板が通過する通過推力路191に対して、上下昇
降フラップ193で、水平路、上・下ランプ路を構成す
ることにより、待避移動体に対しては、同様な緩和曲線
を構成するように待避推力路192に接続し、追い越し
移動体には、追い越し推進路に接続する縦分岐推力路方
式を採用するようにしたものである。
【0099】
【第27実施例】本発明の第27実施例について説明す
る。図36は本発明の第27実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における平面分岐装置の構成図である。
第1実施例の電気機械パワー相互変換装置において、移
動体100の進行路を分岐する平面分岐装置として、推
力路及び走行路の両者を平面可動させ、待避移動体に対
しては、待避推力路192に接続し、待避接続後、追い
越し移動体に対しては、追い越し路に回復接続するよう
にしたものである。なお、211は待避走行路、196
は通過線路である。
【0100】
【第28実施例】本発明の第28実施例について説明す
る。図37は本発明の第28実施例を示す電気機械パワ
ー相互変換装置における車内シールドの構成図である。
第1実施例の電気機械パワー相互変換装置において、駆
動力電流線12と可動電流線11、浮上電流線と浮上力
電流線、ピックアップ電流に送電するアンテナ線と励磁
駆動力電流線、それぞれから発生する磁界の磁路に対し
て、移動体100の各電流線の移動空間を磁界の磁路ギ
ャップとし、そのギャップを通過磁路とする閉磁路を地
上に構成させ、また、車上と地上両者により構成させ、
漏洩磁界を減少させる磁気シールド構造を施すほか、同
時に発生する電磁界に対しては、その磁気シールド表面
に電磁シールド材を具備する。つまり、移動体100に
は車上シールド221、地上側には地上シールド222
を設ける。
【0101】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0102】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。モー
タ・発電機の界磁に対する作用電流線素は、作用力を大
きくするため、一般に巻線構造となっている。この巻線
構造をとると逆起電力が一巻き毎に加重されて、巻線に
高い電圧がかかることになるため、高耐圧に絶縁した巻
線を利用しなくてはならないので、巻線の高コスト化、
信頼度の低下をもたらす。
【0103】本発明によれば、従来の巻線に代えて、可
動電流線と駆動力電流線との電流間の相互作用により、
低い電圧で大電流を供給することにより、電気と機械パ
ワーの相互変換を行い、移動体の駆動を行うことができ
る。したがって、巻線への高い電圧の供給による絶縁性
の問題を解決し、低い電圧による安全な給電を行い得る
電気と機械パワーの相互変換装置を提供することができ
る。
【0104】特に、磁気浮上方式への適用により、巻線
への高い電圧の供給による絶縁性の問題、保守管理・安
全性の問題を解決することができる。また、電流路のス
イッチングに関しても、IGBTの改良により大電流、
かつ高速度開閉が可能になってきたことにより、本発明
の実用化が可能になった。これにより、汎用の低圧仕様
の絶縁電線が利用できることになり、低コスト化と信頼
性の向上を図ることができ、特に、超電導界磁の場合
は、現在開発された半導体装置でも十分に所要の推力が
引き出せるため、半導体の技術の進展に伴い、本発明の
効用は更に広がるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における移動体内の可動電流線の概略構成図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における駆動力電流線の可動電流線への駆動力
作用の概略構成図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における交互方向流可動電流線と2方向流駆動
力電流線の説明図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における相互方向流可動電流線と異方向流1対
駆動力電流線の説明図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における交互方向可動電流線と1方向流駆動力
電流線の説明図である。
【図6】本発明の第6実施例を示す電気機械パワーの相
互変換装置における単一方向流可動電流線と2方向、異
方向流、1方向流駆動力電流線の説明図である。
【図7】本発明の第7実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における駆動力電流の回路構成図である。
【図8】本発明の第8実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における駆動力電流線の同一母線回路構成図で
ある。
【図9】本発明の第9実施例を示す電気機械パワー相互
変換装置における駆動力電流線への電流供給開始、電流
ベクトル制御、供給停止方法、列車速度・位置検出の説
明図(その1)である。
【図10】本発明の第9実施例を示す電気機械パワー相
互変換装置における駆動力電流線への電流供給開始、電
流ベクトル制御、供給停止方法、列車速度・位置検出の
説明図(その2)である。
【図11】本発明の第10実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動力電流線への電流ベクトル供
給方法(直流)の説明図である。
【図12】本発明の第11実施例を示す電気と機械パワ
ー相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
(交流可変周波数180°異位相全波整流)の説明図で
ある。
【図13】本発明の第12実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
(非可変周波商用周波による周波数180°異位相全波
整流)の説明図である。
【図14】本発明の第13実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
(半波整流正負2重供給)の説明図である。
【図15】本発明の第14実施例を示す電気と機械パワ
ー相互変換装置における駆動力電流線への電流供給方法
の説明図である。
【図16】本発明の第15実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における可動電流線と駆動力電流線の回転
方向配置と回転型電気機械パワーの相互変換装置につい
ての説明図である。
【図17】本発明の第16実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における可動電流線と駆動力電流線の両者
を電流ベクトル制御装置により制御する構成の説明図で
ある。
【図18】本発明の第17実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動力増加用電磁鋼板を用いた駆
動システムを示す図である。
【図19】本発明の第17実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動力増加用電磁鋼板の構成図で
ある。
【図20】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式(その1)を示す図である。
【図21】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式(その2)を示す図である。
【図22】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式(その3)を示す図である。
【図23】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式における補助なし浮上力電流線と補助付
き浮上力電流線との説明図である。
【図24】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式(その4)を示す図である。
【図25】本発明の第18実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式(その5)を示す図である。
【図26】本発明の第19実施例を示す浮上可動電流線
同方向浮上方式の構成図である。
【図27】本発明の第20実施例を示す浮上可動電流線
の同一回路構成図である。
【図28】本発明の第21実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における非接触集電方式の構成図(その
1)である。
【図29】本発明の第21実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における非接触集電方式の構成図(その
2)である。
【図30】本発明の第22実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における地上配置永久磁石電磁コイル併用
制動システムの構成図である。
【図31】本発明の第23実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における誘導発電ブレーキ(車上ブレーキ
専用コイル)の構成図である。
【図32】本発明の第24実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動システムの構成図である。
【図33】本発明の第25実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における駆動電流線配置空間制動方式(停
止制動常用区間用)の構成図である。
【図34】本発明の第26実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における上下方向縦分岐装置(その1)の
構成図である。
【図35】本発明の第26実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における上下方向縦分岐装置(その2)の
構成図である。
【図36】本発明の第27実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における平面分岐装置の構成図である。
【図37】本発明の第28実施例を示す電気機械パワー
相互変換装置における車内シールドの構成図である。
【符号の説明】
1,31,100 移動体(車体) 2 脚状平板 3 吊架状平板 4 翼状平板 5,11,75,182 可動電流線 12,95,118,119 駆動力電流線 12A 推進電流線 12B 吸収電流線 11a 先頭可動電流線 11b 最後尾可動電流線 12a 先頭駆動力電流線 12b 最後尾駆動力電流線 21 正極電力供給線 21A 正極電力供給配電母線 22,43,53,67,93,116,133,15
3 中性帰線 23,44,54,68 アース 24 負極電力供給線 24A 負極電力供給配電母線 25,86,87,134,135,136,154
電流ベクトル制御装置 26 電力供給線 27 マスター電流ベクトル制御装置(M) 28 スレーブ電流ベクトル制御装置(S) 29 双方向通信線 30 地上交信装置 32 供給開始オン信号発信器 33 供給停止オフ信号発信器 35 圧力センサー 36 磁界センサー 41 直流P極相配電線 42 直流N極相配電線 46 P極相電流ベクトル制御装置 47 N極相電流ベクトル制御装置 51 交流P波相配電線 52 交流N波相配電線 56,62 P波相電流ベクトル制御装置 57,65 N波相電流ベクトル制御装置 61 低電位電力供給線 64 高電位電力供給線 71,81 高電位電力線 72,82 低電位電力線 73,83 高電位リング 74,84 低電位リング 76 高電位短絡リング 77 可動電流線ループ配線ロータ 78 葛折配線した可動電流線 85 可動電流線葛折り配線ロータ 91,114 P極電力線 92,115 N極電力線 97 各種ロータ 99 電磁鋼板 101 浮上可動電流線 102 可動電流線可動線収納筐体 103 脚状対応可動線収納板 104 翼状対応可動線収納板 110 胡座(あぐら)8の字浮上力電流線 111 浮上力電流線 111−1 補助浮上力電流線 112 P極浮上力電流ベクトル制御装置 113 N極浮上力電流ベクトル制御装置 117 浮上電流ベクトル制御装置 120 可動浮上ループ線(浮上可動電流線) 130 左右短絡線 131 高電位電力供給線(P極電力線) 132 低電位電力供給線(N極電力線) 134 P極浮上力電流ベクトル制御装置 135 N極浮上力電流ベクトル制御装置 140 可動電流線を収納する筐体 142 脚状、懸架状型の車上ピックアップ電流線 143 翼状型の駆動力電流線 151 P極電力線 152 N極電力線 160 リアクションプレート(車上エネルギー授受
体) 161 永久磁石と電磁石による併用励磁体 161A 電源 161B 永久磁石と電磁石の組み合わせ体 162 受放電樋 163 受放電橇 164 地上負荷・エネルギー蓄積装置 165 車上ピックアップコイル 166 水スプレー 167 車上負荷・エネルギー蓄積装置 171,172 電磁誘導ブレーキ用励磁コイル 173 リアクションプレート 181 永久磁石磁化電流線 183 合成仮想電流線 184 可動電流線収納板 191 通過推力路 192 待避推力路 193 分岐フラップ 194 下分岐推力路 195 上分岐推力路 196 通過線路 201 上位駆動・浮上電流線 202 下位駆動・浮上電流線 211 待避走行路 221 車上シールド 222 地上シールド

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気力を介して電気パワーと機械パワー
    間の相互変換を行う電気機械パワー相互変換装置におい
    て、(a)電磁力作用体である移動体の断面の中心から
    放射状に、又は移動体の断面に接する多角形の複数辺か
    ら直角に、上下対を含めた左右対称対として脚状、吊架
    状、翼状にそれぞれ単独に張り出した平板と、(b)該
    平板に内在させた可動電流線と、(c)該可動電流線に
    対して磁気力作用を与える駆動力電流線とを備え、
    (d)前記可動電流線と駆動力電流線の作用力により、
    機械的パワーを得て、回生パワーを発生させ、制動力を
    得るようにしたことを特徴とする電気機械パワー相互変
    換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記可動電流線が可動する平面から、あ
    る距離を隔てた平行平面に前記可動電流線を配置し、該
    可動電流線在平面に対して、片側平面、複数片側平面、
    該可動電流線在平面を中心とする両側対平面に、複数両
    側対平面、及びこれらを組み合わせた平面に駆動力電流
    線を対向させ、 進行移動する前記可動電流線に対して、進行前方に位置
    し、前記可動電流線の方向と同一の電流方向にある吸引
    駆動力を与える吸引電流線と、 その後方にあって、電流方向が逆の方向の電流方向にあ
    り、前記可動電流線に反発駆動推力を与える推進電流線
    とを、 具備することを特徴とする電気機械パワー相互変換装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記可動電流線の電流方向が交互に配置
    される場合、前記駆動力電流線の電流方向が同一線上で
    正・逆2方向に流れるように電流方向を制御することに
    より、前記可動電流線に推進リザルタント駆動力が与え
    られ、前進・後進が可能となり、前記駆動力電流線と可
    動電流線の構成により、該可動電流線に機械的パワーを
    与え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るように
    することを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記可動電流線の電流方向が交互に配置
    される場合、前記駆動力電流線の電流方向を相互異方向
    とする線条を1対として、両線で2方向性を確保するよ
    うに電流方向を制御することにより、前記可動電流線に
    推進リザルタント駆動力が与えられ、前進、後進が可能
    となり、前記駆動力電流線と可動電流線の構成により、
    該可動電流線に機械的パワーを与え、回生電気パワーを
    発生させ、制動力を得るようにすることを特徴とする電
    気機械パワー相互変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記可動電流線の電流方向が交互に配置
    される場合、前記可動電流線の配置ピッチ間隔で前記駆
    動力電流線の電流方向を交互に変えるように電流方向を
    予め設定することにより、前記可動電流線に推進リザル
    タント駆動力が与えられ、前進、後進が可能となり、前
    記駆動力電流線と可動電流線の構成により、該可動電流
    線に機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生させ、
    制動力を得るようにすることを特徴とする電気機械パワ
    ー相互変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記可動電流線の電流方向が同一方向に
    配置される場合、前記可動電流線の配置ピッチ間隔の中
    央に電流方向を異方向とする仮想可動電流線が配置され
    たと仮想し、請求項3、4又は5記載の電流供給方式に
    よって、前記駆動力電流線の電流方向を制御することに
    より、前記可動電流線に推進リザルタント駆動力が与え
    られ、前進、後進が可能となり、前記駆動力電流線と可
    動電流線の構成により、該可動電流線に機械的パワーを
    与え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るように
    することを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記駆動力電流線から推進作用を受けて
    進行移動する可動電流線に対して、直角、又は略直角を
    なす、空間平面に複対数の駆動力電流線を配置し、該駆
    動力電流線を同一の回路構成とすることにより、電力供
    給線から電流ベクトル制御装置を介して供給される電流
    が同一回路に供給されることから、同一平面状に位置す
    る駆動力電流線の電流起動・停止を統一することがで
    き、同一平面内に位置する駆動力電流線からの駆動推力
    が、前記可動電流線に推進リザルタント駆動力として左
    右に均等に与えられるため、不整のない駆動力の前進、
    後進が可能となり、前記駆動力電流線と可動電流線の構
    成により、該可動電流線に機械的パワーを与え、回生電
    気パワーを発生させ、制動力を得るようにすることを特
    徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記駆動力電流線において、同一配電母
    線を介して同一回路を構成することにより、前記駆動力
    電流線から電流ベクトル制御装置を介して供給される電
    流が同一回路に供給されることから、前記駆動力電流線
    の電流起動・停止を統一することができ、同一平面内に
    位置する駆動力電流線からの駆動推力が左右に不整する
    ことなく、前記可動電流線に推進リザルタント駆動力が
    与えられ、前進、後進を可能とし、該前進、後進の両進
    行方向において、前記可動電流線に機械的パワーを与
    え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るようにす
    ることを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の電気機械パワー相互変換
    装置において、前記駆動力電流線へ供給開始、電流ベク
    トル制御、供給停止する方法において、電力供給指令
    は、可動電流線ピッチ、可動電流線の稼働情報、可動電
    流線の本数、各可動電流線の電流ベクトル、配置情報、
    運行計画情報などの日々の運行に関わる駆動力電流制御
    に必要な情報を、列車走行に先立ち、全電流ベクトル制
    御装置の記憶装置に記憶させ、駆動力電流供給装置に必
    要な都度発せられる前方列車情報と接近する列車の車両
    の異常状態情報などの運行修正下達情報、地震等の災害
    情報に伴う緊急下達情報と、各個別電流ベクトル制御装
    置からの異常上位通報との双方向情報伝送路として、双
    方向通信線によりリンク構成し、また、通信途絶、制御
    不能等の異常時の電源供給断を指令する機構であり、該
    電力供給指令と通信リンクする電流ベクトル制御装置に
    おいて、(a)駆動開始・停止および列車速度・位置検
    出車上制御方式は、 移動体の供給オン信号発信器から発する開始信号を受信
    した電流ベクトル制御装置は、他のスレーブ電流ベクト
    ル制御装置に対してマスター装置となり、マスター電流
    ベクトル制御装置はIDナンバー情報を受信確認情報と
    して車上に送信し、この地上ID情報信号を受信する移
    動体の地上交信装置は、その地上ID情報から現在位置
    を知り、前記マスター電流ベクトル制御装置は、指定す
    るスレーブに対して初期微動指令を出して、移動体を進
    行させ、その微動による可動電流線の位置変化に伴う該
    受信IDナンバー情報と前受信IDナンバー情報とから
    速度を演算し、その速度と列車速度プログラムから所要
    の電流ベクトル量を算出し、その電流ベクトル量を前記
    マスター電流ベクトル制御装置に通報し、その電流ベク
    トル量を受信した前記マスター電流ベクトル制御装置
    は、予め前方指定位置にあるスレーブ電流ベクトル制御
    装置と最終供給位置にあるスレーブ電流ベクトル制御装
    置までの、自己を含めた全電流ベクトル制御装置に対し
    て通報し、受信全電流ベクトル制御装置は各駆動力電流
    線への電流ベクトル供給を開始し、移動体の供給停止オ
    フ信号発信器から発する供給停止オフ信号を受信したス
    レーブ電流ベクトル制御装置は駆動力電流線への電流供
    給を停止する方式であり、 (b)駆動力開始・停止制御および列車速度・位置検出
    地上制御方式は、(b−1)可動電流線と駆動力電流線
    が移動体の進行方向に対する直角平面に位置するとき、
    可動電流線の進行方向直角への電磁吸引力が駆動力電流
    線に対して最大となることを利用した圧力センサーの圧
    力感知による各可動電流線の位置検出方式と、(b−
    2)可動電流線の移動に伴って駆動力電流線に誘導され
    る電界が駆動力電流線の励磁電界を減殺することから、
    駆動力電流線のターミナル間電圧が無誘導時より小さく
    変化すること利用した電圧検知による各可動電流線の位
    置検出方式と、(b−3)可動電流線が駆動力電流線に
    接近するに連れて、可動電流線から発する磁界が次第に
    増加し、その磁界を感知する磁界センサーの磁界が可動
    流動線と対面した時が最大となる方向の磁界を最大磁界
    として記憶した磁界センサーにおいて、磁界センサーが
    その記憶する最大磁界値と感知する時、可動電流線と駆
    動力電流線が対面したとみなすことによる各可動電流線
    の位置検出方式であり、以上の(a)、(b−1)、
    (b−2)、(b−3)の位置検出方式のほか、別に定
    める可動電流線の位置検出方式により、先頭可動電流線
    検出の電流ベクトル制御装置がマスター電流ベクトル制
    御装置となり、他の電流ベクトル制御装置はマスター電
    流ベクトル制御装置の下にスレーブ電流ベクトル制御装
    置となり、マスター電流ベクトル制御装置は、蓄積さ
    れ、プログラムされた運行計画から列車進行方向と管轄
    スレーブ電流ベクトル制御装置を決めた後、自己を含め
    たスレーブ電流ベクトル制御装置に対して電流供給を開
    始を指示し、指示命令を受けた各電流ベクトル制御装置
    は予め蓄積プログラムに則り電流ベクトルを決定し、駆
    動力電流線に電流供給を開始し、管轄スレーブ電流ベク
    トル制御装置の最終スレーブ電流ベクトル制御装置は、
    次のマスター電流ベクトル制御装置から停止命令を受け
    て停止し、先頭スレーブ電流ベクトル制御装置から一つ
    先のスレーブ電流ベクトル制御装置に対して電流供給の
    開始を指示する方式であり、この地上方式と車上方式の
    2つの方式のいずれか、または、組み合わせにより、駆
    動力電流線への電流供給を継続することによって、可動
    電流線に連続的に駆動力を与えていくことを特徴とする
    電気機械パワー相互変換装置。
  10. 【請求項10】 請求項3又は4記載の電気機械パワー
    相互変換装置において、前記駆動力電流線において、直
    流正極電力供給線と負極電力供給線との間にアースする
    中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあってはP極相
    を、負極・中性帰線間にあってはN極相を電流ベクトル
    制御する電流ベクトル制御装置を介して、P極相電流ベ
    クトル制御装置とN極相電流ベクトル制御装置が相互に
    インターロック制御の下に、前記駆動力電流線への電流
    供給を行い、別に与えられる速度設定情報と可動電流線
    の位置情報に基づき、電流ベクトルを設定し、その設定
    電流ベクトルに応じて、電流ベクトル制御装置で電流ベ
    クトルデューティ制御するようにすることを特徴とする
    電気機械パワー相互変換装置。
  11. 【請求項11】 請求項3又は4記載の電気機械パワー
    相互変換装置において、前記駆動力電流線において、交
    流P波相配電線と交流N波相配電線との間にアースする
    中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあってはP波相
    を、負極・中性帰線間にあってはN波相を電流ベクトル
    制御する電流ベクトル制御装置を介して、P波相電流ベ
    クトル制御装置とN波相電流ベクトル制御装置が相互に
    インターロック制御の下に、別に与えられる速度設定情
    報と可動電流線の位置情報に基づき、前記可動電流線の
    移動速度を2倍の駆動力電流線で除した値、または、直
    近近傍の整数値を周波数とするように、周波数制御され
    た電力供給線から前記駆動力電流線への電流供給を電流
    ベクトル制御することを特徴とする電気機械パワー相互
    変換装置。
  12. 【請求項12】 請求項3及び4記載の電気機械パワー
    相互変換装置において、前記駆動力電流線への電流供給
    において、交流P波相配電線と交流N波相配電線との間
    にアースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間にあ
    ってはP波相を、負極・中性帰線間にあってはN波相の
    電流ベクトル制御する電流ベクトル制御装置を介して、
    P波相電流ベクトル制御装置とN波相電流ベクトル制御
    装置が相互にインターロック制御の下に、(a) 前記可
    動電流線の最大移動速度を2倍の駆動力電流線で除した
    値、または、直近近傍の整数値を周波数とする周波数の
    全波整流波形、(b) 商用周波数を全波整流した全波整
    流波形、以上の2つの波形を有する電流供給線から、前
    記駆動力電流線への所要電流ベクトル量を、別に与えら
    れる速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づき、電
    流ベクトル制御装置で電流ベクトル制御して、電流供給
    することを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  13. 【請求項13】 請求項5記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記駆動力電流線への電流供給におい
    て、交流P波相電力供給線と交流N波相電力供給線との
    間にアースする中性帰線を配置し、正極・中性帰線間に
    あってはP波相を、負極・中性帰線間にあってはN波相
    を電流供給制御する電流ベクトル制御装置を介して、P
    波相電流ベクトル制御装置とN波相電流ベクトル制御装
    置が相互にインターロック制御の下に、(a)前記可動
    電流線の移動速度を2倍の駆動力電流線で除した値、又
    は直近近傍の整数値を周波数とするような周波数を半波
    整流した半波整流波形、(b)商用周波数を半波整流し
    た半波整流波形、以上の2つの波形を有する電力供給線
    から、前記駆動力電流線への所要電流ベクトル量を、別
    に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に基
    づき、電流ベクトル制御装置で電流ベクトル制御して、
    電流供給することを特徴とする電気機械パワー相互変換
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記駆動力電流線への電流供給におい
    て、請求項10、11、12又は13記載の電流ベクト
    ル制御方法により、前記駆動力電流線への電流供給制御
    することを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1項に記
    載の電気機械パワー相互変換装置において、前記可動電
    流線と駆動力電流線において、可動流動線と駆動力電流
    線を円形に配置する、(a)高電位リングと低電位リン
    グに複数の接触舟を設け、前記高電位リングから低電流
    電位リング間に可動電流線を配置して、電流供給を受け
    る方式と、(b)前記高電位リングと低電位リングに、
    それぞれ接触舟を設け、前記高電位リングから低電流電
    位リング間に葛折配線した可動電流線を配置して、電流
    供給を受ける方式と、(c)超電導電流、磁化電流線の
    場合はループ構成を複数配置する方式との3つの方式に
    おいて、電流異方向2重配置(a)方式、(b)方式、
    (c)方式は、可動電流線の電流ベクトルが交互に変わ
    ることから、請求項3、4又は5記載の電気機械パワー
    相互変換装置を適用し、電流同方向配置(a)方式は、
    請求項6記載の電気機械パワー相互変換装置を適用し、
    別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に
    基づき、駆動力電流線を例示することにより、推進リザ
    ルタント駆動力が与えられ、正回転、逆回転が可能とな
    り、前記駆動力電流線と可動電流線の構成により、該可
    動電流線に機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生
    させ、制動力を得るようにすることを特徴とする電気機
    械パワー相互変換装置。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至13のいずれか1項に記
    載の電気機械パワー相互変換装置において、前記電流ベ
    クトル制御装置を可動電流線と駆動力電流線に各配備
    し、別に与えられる速度設定情報に基づき、駆動力電流
    線を例示することにより、可動電流線に推進リザルタン
    ト駆動力が与えられ、前進、後退が可能となり、前記駆
    動力電流線と可動電流線の構成により、該可動電流線に
    機械的パワーを与え、回生電気パワーを発生させ、制動
    力を得るようにすることを特徴とする電気機械パワー相
    互変換装置。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記可動電流線・浮上可動電流線と総
    ての駆動力電流線間において、可動電流線・浮上可動電
    流線を内在させる移動体側平板に、その可動電流線から
    発生する磁界を強める電磁鋼板を、前記可動電流線と浮
    上可動電流線の内側、または、それら全体を覆うような
    形状として取り付け、その強化した磁界と前記駆動力電
    流線とにより、可動電流線に推進リザルタント駆動力が
    与えられ、前進、後進が可能となり、前記駆動力電流線
    と可動電流線の構成により、該可動電流線に機械的パワ
    ーを与え、回生電気パワーを発生させ、制動力を得るよ
    うにすることを特徴とする電気機械パワー相互変換装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記可動電流線を収納する筐体に、電
    流方向が相互に異にする浮上可動電流線を収納する構成
    において、該浮上可動電流線の電流線間隔が進行方向に
    対して、地上に配置される胡座8の字浮上力電流線間の
    内方に配置される浮上可動電流線に対して、(a−1)
    別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に
    基づき、電流ベクトルを設定し、該設定電流ベクトルに
    応じて、浮上力電流ベクトル制御装置を介して、浮上用
    電力線から直接供給して浮上用電流を電源励磁方式、
    (a−2)前記可動電流線及び前記浮上可動電流線が動
    的に変位することにより、浮上力電流線及び駆動力電流
    線に誘導電流を発生させ、その各線に発生する誘導電流
    を合成したリザルタント浮上誘導電流で励磁する誘導励
    磁方式、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ単独に、
    あるいは組み合わせて励磁する励磁方式により、別に与
    えられる速度設定情報と可動電流線の位置情報に基づ
    き、P極浮上力電流ベクトル制御装置とN極浮上力電流
    ベクトル制御装置がそれぞれ相互にインターロックを施
    して、P極電力線とN極電力線のどちらか一方に、中性
    帰線に接続にする浮上力電流線を接続することにより、
    異なる電流方向の浮上可動電流線のどちらにも励磁でき
    る浮上力電流線において、(b−1)前記脚状、懸架状
    平板に収納する浮上可動電流線において、浮上可動電流
    線の左右両サイドに同型の胡座8の字型浮上力電流線を
    地上側に配置し、該浮上可動電流線と浮上力電流線との
    磁気力作用により、リザルタント浮上力を、更に、両サ
    イドの電流線のターミナルの両者を、(a−1)励磁方
    式の場合には静電キャパシタンスを介し、また、(a−
    2)励磁方式の場合には直接、接続することにより案内
    力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案内方式、必要に
    より、浮上力が不足する場合に、浮上可動電流線の直下
    に補助浮上力電流線を配置する浮上方式と、(b−2)
    前記翼状平板に収納する浮上可動電流線と可動電流線に
    おいて、浮上可動電流線の上下両サイドに同型の8の字
    型浮上力電流線および駆動力電流線を地上側に配置し、
    該浮上可動電流線及び可動電流線と、浮上力電流線と駆
    動力電流線の磁気力作用により、リザルタント浮上力
    を、更に、両サイドの電流線のターミナルの両者を、
    (a−1)励磁方式の場合には静電キャパシタンスを介
    し、また、(a−2)励磁方式の場合には直接、接続す
    ることにより案内力を得る8の字型両サイド浮上・案内
    方式により、浮上・案内を得ることを特徴とする電気機
    械パワー相互変換装置。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記可動電流線を収納する筐体に同方
    向の電流を収納する浮上可動電流線において、(a−
    1)前記可動電流線及び前記浮上可動電流線が浮上力電
    流線の幾何学的中央位置より変位することにより、それ
    ら両電流が可動するに伴い発生するリザルタント誘導浮
    上電流、(a−2)別に与えられる速度設定情報と可動
    電流線の位置情報に基づき、電流ベクトルを設定し、そ
    の設定電流ベクトルに応じて、浮上力電流ベクトル制御
    装置を介して、浮上用電力供給線から直接供給される浮
    上用電流、の2つの浮上電流励磁方式をそれぞれ単独
    に、あるいは、組み合わせて励磁する励磁方式により、
    P極浮上力電流ベクトル制御装置とN極浮上力電流ベク
    トル制御装置がそれぞれ相互にインターロックを施し
    て、別に与えられる速度設定情報と可動電流線の位置情
    報に基づき、P極電力線とN極電力線のどちらか一方
    に、中性帰線を接続する浮上力電流線を接続することに
    より、励磁する浮上力電流線において、(b−1)前記
    脚状、懸架状平板に収納する浮上可動電流線において、
    浮上可動電流線の左右両サイドに同型の胡座8の字型浮
    上力電流線を地上側に配置し、前記浮上可動電流線と浮
    上力電流線との磁気力作用により、リザルタント浮上力
    を、両サイドの両者を静電キャパシタンスを介して接続
    することにより案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上
    ・案内方式、必要により、浮上力が不足する場合に、前
    記浮上可動電流線の直下に補助浮上力電流線を配置する
    浮上方式、(b−2)前記翼状平板に収納する浮上可動
    電流線と可動電流線において、前記浮上可動電流線の上
    下両サイドに同型の胡座8の字型浮上力電流線を地上側
    に配置し、前記浮上可動電流線及び可動電流線と浮上力
    電流線との磁気力作用により、リザルタント浮上力を、
    両サイドの両者を静電キャパシタンスを介して接続する
    ことにより案内力を得る胡座8の字型両サイド浮上・案
    内方式により浮上・案内を得ることを特徴とする電気機
    械パワー相互変換装置。
  20. 【請求項20】 請求項12記載の電気機械パワー相互
    変換装置において、前記浮上力電流線において、鉛直平
    面上に配置される浮上力電流線を一配線とし、それらの
    配線が同一母線から供給されることにより、1母線供給
    により、浮上力の均一性と同一信頼性を確保することを
    特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  21. 【請求項21】 移動体に取り付けられたピックアップ
    コイルに対向する請求項1記載の駆動力電流線に対し
    て、請求項10、11、12又は13記載の供給方式を
    採るとき、その駆動力電流線供給のオン・オフ作動を高
    速に行うことにより、移動体に取り付けられたピックア
    ップ電流線、又はピックアップコイルに発生する誘導電
    流を発生させ、その誘導起電力を利用する方式により、
    非接触集電することを特徴とする電気機械パワー相互変
    換装置。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記移動体に取り付けたエネルギー授
    受体と地上に設置した永久磁石と電磁石による併用励磁
    体による移動体の制動方式で、車上エネルギー授受体を
    リアクションプレートとする場合においては、そのプレ
    ートにて電気エネルギーを消費させ、消費エネルギーが
    大量な場合には、そのリアクションプレートの加熱を地
    上からの水スプレーにより降熱する、あるいは、車上エ
    ネルギー授受体をピックアップコイルとする場合は、そ
    のピックアップコイルの電極に専用回線を通じて、抵
    抗、又はエネルギー蓄積体を接続して電気エネルギーを
    消費させる、又はその電極から専用回線を通じて接続す
    る受放電樋を滑走する受放電橇に接続し、該受放電橇と
    滑走接触する受放電樋に接続する地上側エネルギー消費
    体、または、蓄積体に放電する方式、以上のいずれか、
    または、これらの組み合わせによって、移動体を制動さ
    せることを特徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  23. 【請求項23】 請求項16記載の電気機械パワー相互
    変換装置において、別に所要のブレーキを確保する必要
    がある場合、車外から集電された電源や車内電源から、
    車内電源とは別の専用回線を通じて、車上に搭載された
    ブレーキ用コイルに、直流、又は交流、あるいは、交流
    に直流を重畳した交流が通電され、その通電された励磁
    コイルが移動に伴って地上に敷設されたリアクションプ
    レートに誘導する渦電流とその励磁コイルとの相互作用
    により、ブレーキ力を確保することを特徴とする電気機
    械パワー相互変換装置。
  24. 【請求項24】 超電導コイル、電磁石コイルの同軸内
    方に永久磁石を配置して、超電導磁石、電磁石と永久磁
    石をハイブリッド磁石化し、永久磁石の磁化電流とコイ
    ル電流の合成電流を仮想電流線とし、該仮想電流線を請
    求項1記載の電気機械パワー相互変換装置の可動電流線
    とし、各コイル電流のクエンチに対しても電流が残置す
    ることにより、可動電流線に推進リザルタント駆動力が
    与えられ、前進、後進が可能となり、前記駆動力電流線
    と可動電流線の構成により、該可動電流線に機械的パワ
    ーを与え、回生電気パワーを発生させ、制動力、浮上力
    を得るようにすることを特徴とする電気機械パワー相互
    変換装置。
  25. 【請求項25】 請求項2記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記駆動力電流線間から、移動体平板
    の移動に伴って平板が押しのける空気が逸失することを
    制限するように、また、渦電流走行抵抗を高めるよう
    に、その線間を渦電流損を誘発させる材料で密封し、予
    め設定した制動区間において、空気抵抗を増加させる方
    式により、移動体に制動力を与えることを特徴とする電
    気機械パワー相互変換装置。
  26. 【請求項26】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記移動体の縦分岐装置として、翼状
    平板で構成される移動体にあっては、その翼型平板が通
    過する通過推力路に対して、上下昇降フラップで、水平
    路、上・下ランプ路を構成することにより、待避移動体
    に対しては、分岐通過速度と乗り心地の見地から適当な
    曲線を選定した緩和曲線を構成するように待避路に接続
    し、追い越し移動体に対しては、追い越し推進路に接続
    する縦分岐推力路方式とし、吊架状平板及び脚状平板で
    構成される移動体に対しては、その吊架状および脚状平
    板が通過する通過推力路に対して、上下昇降フラップ
    で、水平路、上・下ランプ路を構成することにより、待
    避移動体に対しては、同様な緩和曲線を構成するように
    待避路に接続し、追い越し移動体に対しては、追い越し
    推力路に接続する縦分岐推力路方式を採用することを特
    徴とする電気機械パワー相互変換装置。
  27. 【請求項27】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、前記移動体の進力路を分岐する平面分
    岐装置として、推力路及び走行路の両者を平面可動さ
    せ、待避移動体に対しては、待避推力路に接続し、待避
    接続後、追い越し移動体に対しては、追い越し路に回復
    接続することを特徴とする電気機械パワー相互変換装
    置。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の電気機械パワー相互変
    換装置において、駆動力電流線と可動電流線、浮上電流
    線と浮上力電流線、ピックアップ電流に送電するアンテ
    ナ線と励磁駆動力電流線、それぞれから発生する磁界の
    磁路に対して、移動体の各電流線の移動空間を磁界の磁
    路ギャップとし、そのギャップを通過磁路とする閉磁路
    を地上に構成させ、また、車上と地上両者により構成さ
    せ、漏洩磁界を減少させる磁気シールド構造を施すほ
    か、同時に発生する電磁界に対しては、その磁気シール
    ド表面に電磁シールド材を具備することを特徴とする電
    気機械パワー相互変換装置。
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