JPH10117500A - 同期発電機制御システムおよびハイブリッド電気自動車 - Google Patents
同期発電機制御システムおよびハイブリッド電気自動車Info
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- JPH10117500A JPH10117500A JP26826396A JP26826396A JPH10117500A JP H10117500 A JPH10117500 A JP H10117500A JP 26826396 A JP26826396 A JP 26826396A JP 26826396 A JP26826396 A JP 26826396A JP H10117500 A JPH10117500 A JP H10117500A
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Abstract
領域においても対応可能なセンサレス同期発電機制御シ
ステムを提供する。 【解決手段】 発電モード電圧位相演算手段116が電
圧指令発生手段114より発生する電圧指令の立ち上が
りゼロクロス点発生周期を監視して、電圧の位相情報を
得る。発電モード磁極位置位相演算手段117は発電モ
ード電圧位相演算手段116の出力に位相角δを加算す
ることにより誘起電圧位相を得て、誘起電圧位相と直交
する位相を磁極位置位相とする。始動時など磁極位置位
相情報が不明な場合には電圧情報検出回路109より誘
起電圧の位相を検出し、誘起電圧と磁極位置との位相関
係知識を用いて磁極位置位相を検出する。
Description
運動エネルギーを直流電力に変換する同期発電機システ
ムにかかり、特にエンコーダ,ホール素子などの位置,
速度センサを必要としないセンサレス同期発電機制御シ
ステムに関する。
変換するには、ダイオードブリッジによる整流回路と電
圧調節のための昇降圧回路を用いるのが最も簡単な方法
である。しかし電動機駆動用の電力変換器を前記目的の
ために用いることが多くなっている。電力変換器を用い
ると発電機発生電圧の瞬時値に応じて充電電流を制御す
ることができるため変換効率が高く、また同期発電機も
他方式の発電機と比べて高効率という特徴があるため、
特に電気自動車のように効率を重視する応用機器におい
て頻繁に用いられつつある。
置を正確に検出する必要がある。そのためエンコーダ,
ホール素子などの回転角センサを取り付けることにより
磁極位置を検出するのが一般的である。
ペース化や組立性向上を狙ったセンサレス同期電動機制
御方式が発表されつつある。この方法の一例は、平成7
年電気学会産業応用部門全国大会発表番号120「同一
次元オブザーバを付加した円筒型PMモータの位置・速
度センサレスベクトル制御」に記載されている。これは
オブザーバを用いて位置・速度情報を推定し、同期機の
制御を行うものである。
の小型軽量化および低価格化が求められるので、同期発
電機は多極化や高速度化が推奨される。なぜなら多極化
により高価な磁石の使用量は減少し、また同一出力なら
高速回転型にすることにより体格も減少するからであ
る。しかし多極化により同じ機械角速度であっても電気
角速度は上昇する。そのため多極化および高速度化は同
期発電機の発生電圧周波数を増大させる。すなわち充電
制御を行う発電機のコントローラは高速演算が必要とな
る。さらに電気自動車内はノイズに関して劣悪な環境で
あるため、複雑な推定演算は累積誤差を生じ正確な推定
ができなくなるおそれがある。
ーバ技術を用いており高速制御が困難であるため、電気
自動車に適用する場合に高速領域の対応が不能であると
いう問題が生じる。
ステムにおいて高速処理を実現するために簡単でしかも
外乱に対し堅牢な同期発電機制御システムを提供するこ
とである。
発生する電気エネルギーを貯蔵する蓄電手段と、前記同
期発電機の発生する交流電力を直流電力に変換して前記
蓄電手段に供給する電力変換器と、前記同期発電機に運
動エネルギーを供給する運動エネルギー発生手段を備え
た同期発電機システムにおいて、前記電力変換器は前記
同期発電機の電流を検出する電流センサを備え、前記電
力変換器のコントローラは前記同期発電機の磁極位置情
報を演算する磁極位置情報演算手段を備え、前記コント
ローラは前記磁極位置情報および前記電流センサの出力
信号を用いて前記電力変換器の電圧指令を発生する電圧
指令発生手段を備え、前記磁極位置情報演算手段は前記
電圧指令発生手段より出力される電圧指令のゼロクロス
点位置情報より前記磁極位置を演算する磁極位置情報演
算手段を備え、前記コントローラは前記電圧指令発生手
段の出力を用いて前記電力変換器のスイッチング素子の
ON−OFF状態を制御するスイッチング素子制御手段
とを備えたことを特徴とする。
算手段は前記電圧指令発生手段より出力される電圧指令
のゼロクロス点位置情報より前記磁極位置を演算する磁
極位置情報演算手段を備えたことを特徴とする。
算手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力とし
て前記磁極位置の位相角と電圧位相との相差角δを算出
する相差角算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段
は前記電圧位相を前記相差角算出手段より得られる相差
角δだけ進めた位相を以て前記磁極位置情報とすること
を特徴とする。
る電気エネルギーを貯蔵する蓄電手段と、前記同期発電
機の発生する交流電力を直流電力に変換して前記蓄電手
段に供給する電力変換器と、前記同期発電機に運動エネ
ルギーを供給する運動エネルギー発生手段を備えた同期
発電機システムにおいて、前記電力変換器は前記同期発
電機の電流を検出する電流センサを備え、前記電力変換
器のコントローラは前記同期発電機の磁極位置情報を前
記同期発電機電流情報を用いて演算する磁極位置情報演
算手段を備え、前記コントローラは前記磁極位置情報を
用いて前記電力変換器の電圧指令を発生する電圧指令発
生手段を備え、前記コントローラは前記電圧指令発生手
段の出力を用いて前記電力変換器のスイッチング素子の
ON−OFF状態を制御するスイッチング素子制御手段
とを備えたことを特徴とする。
ントローラは前記同期発電機の磁極位置情報を前記同期
発電機電流のゼロクロス点位置情報を用いて演算する磁
極位置情報演算手段を備えたことを特徴とする。
算手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力とし
て前記磁極位置の位相角と電流位相との進み角βを算出
する進み角算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段
は前記電流位相を前記進み角算出手段より得られる進み
角βだけ遅らせた位相を以て前記磁極位置情報とするこ
とを特徴とする。
る電気エネルギーを貯蔵する蓄電手段と、前記同期発電
機の発生する交流電力を直流電力に変換して前記蓄電手
段に供給する電力変換器と、前記同期発電機に運動エネ
ルギーを供給する運動エネルギー発生手段を備えた同期
発電機システムにおいて、前記電力変換器は前記同期発
電機の電流を検出する電流センサを備え、前記電力変換
器のコントローラは前記同期発電機の端子電圧を検出し
て電圧情報を発生する電圧情報検出回路を備え、前記コ
ントローラは前記電圧情報より前記同期発電機の磁極位
置情報を演算する磁極位置情報演算手段を備え、前記コ
ントローラは前記磁極位置情報を用いて前記電力変換器
の電圧指令を発生する電圧指令発生手段を備え、前記コ
ントローラは前記電圧指令発生手段の出力を用いて前記
電力変換器のスイッチング素子のON−OFF状態を制
御するスイッチング素子制御手段とを備えたことを特徴
とする。
路はローパスフィルタを備え、前記同期発電機の端子電
圧は前記ローパスフィルタを介して前記電圧情報検出回
路に入力され、前記ローパスフィルタのカットオフ周波
数は同期発電機の最高電気角回転周期より小さく設定さ
れたことを特徴とする。
算手段は前記同期発電機の回転速度を入力として前記ロ
ーパスフィルタおよび回路動作による遅れ量λを算出す
る遅れ量算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段は
前記遅れ量算出手段より得られる遅れ量λを磁極位置位
相に加算して磁極位置情報を補正する遅れ補償手段を備
えたことを特徴とする。
路は電圧情報として電圧のゼロクロス点情報を出力する
ことを特徴とする。
算手段は前記同期電動機のすべての相の電圧ゼロクロス
点位置で磁極位置情報を補正する磁極位置情報補正手段
を備えたことを特徴とする。
算手段は前記同期電動機のすべての相の電流ゼロクロス
点位置で磁極位置情報を補正する磁極位置情報補正手段
を備えたことを特徴とする。
電圧情報検出回路を備え、前記コントローラは低速回転
領域で前記電圧情報検出回路を用いて磁極位置情報演算
を行い高速回転領域で磁極位置情報演算を行う磁極位置
情報演算切り替え手段を備えたことを特徴とする。
算手段は一定電気角のマスク区間情報ζと現在の検出電
圧位相角θVを用いて前記ゼロクロス点位置情報出力を
マスクするゼロクロス点位置情報マスク手段を備え、前
記ゼロクロス点位置情報マスク手段は0<θV≦ζ(ra
d)及び(π−ζ)≦θV≦(π+ζ)(rad)のとき前
記ゼロクロス点位置情報出力をマスクし、前記マスク区
間情報ζは前記同期発電機の固定子スロット部をなす電
気角γより大きいことを特徴とする。
算手段は一定電気角のマスク区間情報ζと現在の検出電
流位相角θiを用いて前記ゼロクロス点位置情報出力を
マスクするゼロクロス点位置情報マスク手段を備え、前
記ゼロクロス点位置情報マスク手段は0<θi≦ζ(ra
d)及び(π−ζ)≦θi≦(π+ζ)(rad)のとき前
記ゼロクロス点位置情報出力をマスクし、前記マスク区
間情報ζは前記同期発電機の固定子スロット部をなす電
気角γより大きいことを特徴とする。
算手段は一定サンプリング時間毎に前記電圧指令を取り
込み、前記磁極位置情報演算手段は前回の前記電圧指令
の符号が負でかつ今回の前記電圧指令の符号が正である
場合にゼロクロス点だと判断し、前記磁極位置演算手段
は前回の電圧指令の絶対値と今回の電圧指令の絶対値と
の比情報を用いて前記ゼロクロス点位置の情報を補正す
ることを特徴とする。本発明の好ましくは、前記磁極位
置情報演算手段は一定サンプリング時間毎に前記電流セ
ンサ情報を取り込み、前記磁極位置情報演算手段は前回
の前記電流センサ情報の符号が負でかつ今回の前記電流
センサ情報の符号が正である場合にゼロクロス点だと判
断し、前記磁極位置演算手段は前回の電流センサ情報の
絶対値と今回の電流センサ情報の絶対値との比情報を用
いて前記ゼロクロス点位置の情報を補正することを特徴
とする。
期発電機制御システムを搭載したハイブリッド電気自動
車であって、前記ハイブリッド電気自動車は運動エネル
ギー発生手段の回転速度または発生トルクを制御する運
動エネルギー制御手段を備えたことを特徴とする。
リッド電気自動車に適用した形態例を図1に示す。これ
は電気自動車の駆動は電動機で行い、前記電動機の電気
エネルギー貯蔵源である蓄電手段へ発電機を用いて電力
を供給するものである。以降本発明によるハイブリッド
電気自動車全体の構成要素についての説明を行う。
あり、ハイブリッド電気自動車では通常内燃機関が用い
られる。内燃機関の代わりにガスタービン,スターリン
グエンジンなどの外燃機関や、フライホイールなどの運
動エネルギー貯蔵手段を用いることも可能である。
ー発生手段101から発生した運動エネルギーを入力し
交流電力を発生する。
2が発生する交流電力を直流電力に変換する。電力変換
機103はスイッチング素子およびフライホイーリング
ダイオードのブリッジ接続により実現され、構成は一般
的なインバータと同一である。本図では同期発電機10
2の相数が3相である場合の構成を図示している。電力
変換機103の構成自体は公知であるため詳しい説明は
省略する。
3の直流電力出力を貯蔵する。通常蓄電手段104は鉛
畜電池やニッケル系蓄電池などの二次電池が用いられ
る。
106は駆動用電動機である。本図では駆動用電動機1
06は誘導電動機や同期電動機などの交流電動機を想定
しているため構成要素として駆動電動機用インバータ1
05が含まれている。駆動電動機用インバータ105は
蓄電手段104に貯えられた直流電力を交流電力に変換
して駆動用電動機106に交流電力を供給する。なお駆
動電動機用インバータ105を制御するためのインバー
タ制御手段は本図では図示していない。
のコントローラである。本発明によるコントローラ10
7の特徴は同期発電機102の磁極位置情報を入力とし
て必要とせず、かつ磁極位置情報推定演算も非常に簡便
であることにある。このことにより磁極位置センサ,エ
ンコーダなどのセンサ占有スペースを必要とせず、しか
も電気自動車に要求される高速領域まで容易に対処でき
るコントローラを提供できる。コントローラ107の詳
細説明は後述する。
02に流れる電流を検出する。電流センサ108で得ら
れた電流情報はコントローラ107に出力され、磁極位
置の演算や電流制御系への入力信号として用いられる。
同期発電機の端子電圧を検出して電圧情報を発生する。
本図では電圧情報検出回路109はU−V間の電圧を入
力し、ゼロクロス点の位置情報をTTLレベル出力する
ものを想定している。なお入力する電圧情報は本図のよ
うな相間電圧に限定されることはなく、例えば同期発電
機102の中性点とU相間の相電圧を用いても問題無
い。電圧情報検出回路109の回路構成図は後述する。
自動車全体の運行制御を行う。本構成図では総合制御手
段110は運動エネルギー制御手段111と発電機トル
ク司令発生手段112を含む。運動エネルギー制御手段
111は運動エネルギー発生手段101に作用し、ここ
では同期発電機102の回転速度を規定する。発電機ト
ルク司令発生手段112は同期発電機102の目標発生
トルク司令τ*をコントローラ107に送出する。発電
機速度司令および目標発生トルク司令は、発電機の目標
発生電力より総合制御手段110によって計算される。
一般的には簡単のため発生トルク司令τ*は一定で、目
標発生電力に比例した発電機速度司令を発生するパター
ンに設定する場合が多い。なお、総合制御手段110が
例えば同期発電機102の最高効率点を選んで動作パタ
ーンを作成する場合などは、運動エネルギー制御手段1
11はトルク司令も同時に発生する構成とする場合もあ
る。
を行う。
流センサ108や電圧情報検出回路109の出力より同
期発電機102の磁極位置情報を演算する。磁極位置情
報演算手段113は磁極位置位相信号θE および磁極位
置位相角速度ωr を発生する。
電機102へ印可する電圧を設定する。電圧司令発生手
段114で計算された電圧司令は、スイッチング素子制
御手段115に出力される。本図の構成例では電圧司令
発生手段は電動機駆動用のベクトル制御手段をそのまま
用いている。電圧司令発生手段114としてベクトル制
御手段を用いた場合には、発電機トルク司令発生手段1
12の発生トルク信号の符号によって力行動作すなわち
電動機として動作するか、回生動作すなわち発電機とし
て動作するかを容易に切り替えることができるため、駆
動電動機用インバータ105の制御ソフトウェアをその
まま用いることができる。これは開発期間が短縮できる
ことを意味し、生産上非常に有利である。なおベクトル
制御は公知の技術であるため詳しい説明は省略する。
り、電圧司令発生手段114より得られる電圧司令信号
を用いて電力変換機103を制御し、同期発電機102
に印加する電圧を調節するものである。一般的にスイッ
チング素子制御手段にはPWM制御が用いられる。PW
M制御技術は公知であるため詳しい説明は省略する。
は発電モード電圧位相演算手段116,発電モード磁極位置
位相演算手段117,スタンバイモード誘起電圧位相演
算手段118,スタンバイモード磁極位置位相演算手段
119,モード切り替えスイッチ120,サンプリング
補正手段121より構成される。ここで発電モードとは
発電機トルク司令発生手段112の発生するトルク指令
の大きさが充分大きい場合を指し、スタンバイモードと
は起動時または脱調を起こした場合などのように磁極位
置位相情報を取得できていない状態を指す。サンプリン
グ補正手段121は、本発明をマイコンによるサンプリン
グ制御で実現する場合に設けられ、実磁極位置位相と電
圧指令位相との間に生じる1サンプリング時間分のずれ
を補正する働きをする。
原理を示す。
般的によく用いられる回転座標系に設定した場合、図2
のような図式関係が成り立つことが知られている。ここ
でIはU相電流(発電機に流れ込む方向を正としてい
る)、VはU相電圧、Eは同期発電機102のU相が発
生する誘起電圧であり、誘起電圧Eの方向が磁極方向と
一致する。
相電流Iと相電圧Vの成す角をφ、誘起電圧Eと相電流
Iとの成す進み角をβ、ある回転数におけるq軸方向イ
ンピーダンスをxqとすると、次式のような関係が成り
立つ。
電圧Vを決定すれば、同期発電機102の特性より一意
的に図2のベクトル図が決定されるため、この時の進み
角β、または相差角δは一意的に決定される。従ってU
相電流の位相θIuから進み角βを引くか、あるいはU
相電圧の位相θVuに相差角δを加算すればq軸方向す
なわち磁極位置の位相角を求めることができる。
とが望ましいため、通常は各動作点において最高効率を
発生する相電圧Vを選んで進み角βや相差角δをテーブ
ル化しておき、このテーブル情報を用いて磁極位置位相
を決定する。ここでテーブルを用いている理由は演算時
間を短縮するためである。基本的に本発明による磁極位
置位相検出手段は、電流位相または電圧位相を検出し
て、テーブル情報を加減算するのみで磁極位置位相が決
定されるため演算が非常に簡単かつ高速に行える。
めることができれば磁極位置は容易に求まる。図1では
電圧指令の位相より磁極位置位相角を演算する構成とな
っている。電圧指令を磁極位置位相角演算の元信号とし
て用いる理由は、トルク指令τ*が0の時も対応可能だ
からである。トルク指令τ*が0の時は電流も0とな
り、電流位相の検出が不可能になるが、電圧情報は同期
発電機102が回転していれば取得が可能である。
算を行う方法は、電圧指令発生手段114の方式によら
ず適用可能という利点がある。例えば電圧指令の位相が
サンプリング毎に数10度変動するような粗い制御手段
であっても、磁極位置位相は電流信号よりリアルタイム
で検出できるため、問題なく動作できる。電流情報を用
いる本発明の構成例については後述する。
は電圧位相および電圧の位相角速度を検出し、発電モー
ド磁極位相演算手段117は相差角δをテーブル検索に
より求める相差角算出手段として働く。発電モード電圧
位相演算手段116の動作概要を図3に示す。
サンプリング周期毎にU相電圧指令値を取り込み、電圧
波形の立ち上がりゼロクロス点を検出する。立ち上がり
ゼロクロス点の時間間隔をT、最新立ち上がりゼロクロ
ス点が生じてから現在までの時間をtとすると、U相電
圧位相角θVu,電圧位相角速度ωI ,磁極位置位相角
速度ωr 、機械角速度Nは次式のように表される。
(フリーランニングカウンタ)などで容易に測定可能で
ある。
角速度ωr とが等しいとしているが、これは定常状態で
成り立つ方程式であり、厳密な意味では正確ではない。
しかし発電機は電動機と異なり通常急激な速度変動がな
い条件で使用されるため、実用上全く問題ない。
よび磁極位置位相角速度ωr は発電モード磁極位置位相
演算手段117に送られ、図2で説明した補正演算を施
すことによって磁極位置位相θrを計算する。
ゼロクロス点を用いて電圧位相角θVuを求める構成に
しているが、これは実現が容易だからである。このほか
にも例えば電圧指令情報の一周期中の最大値を90度と
する方法や、電圧指令情報の微分,積分情報を使うとい
った方法があるが、いずれも本発明の主旨を満足するこ
とはいうまでもない。
ンピュータを利用して実現するが、一般に電圧指令信号
は一定割込時間毎に演算されるため離散情報である。こ
の離散情報から精度良く立ち上がりゼロクロス点位置を
検出する方法を図4に示す。サンプリング時間をTs、
前回サンプリング時の時刻をt- 、今回サンプリングの
時刻をt0 、前回サンプリング時の電圧値をV- 、今回
サンプリング時の電圧値をV0とすると、ゼロクロス点
発生時刻tz は次式のように近似できる。
よい推定が可能になり、磁極位置情報演算精度が向上す
る。
実現した場合のサンプリング補正手段121の動作を以
下に示す。
場合、磁極位置情報演算手段は時刻t0 での電圧指令を
取り込んで磁極位置位相を計算し、次回のサンプリング
時刻t1 にその結果を電圧指令発生手段114に反映さ
せることになる。同期発電機の電気角速度すなわち磁極
位置位相角速度をωr 、サンプリング時間をTspとす
ると、サンプリングによる位相ずれ量はTsp×ωr と
表される。従ってサンプリング補正手段121は磁極位
置位相にサンプリング時間と磁極位置位相角速度との積
を加算することによって実現可能である。
相角θVuを求める手段を説明したが、V相、またはW
相電圧指令を用いて電圧位相角θVuを求め、それを用
いて磁極位置位相角θrを求める構成にしても差し支え
ない。さらに電圧指令位相角の検出精度を高めるため、
すべての相電圧指令情報を用いることもできる。以下そ
の説明を行う。
機の電圧波形を示す。今U相電圧波形の立ち上がりゼロ
クロス点を電圧位相角の基準位置と規定すると、図のよ
うに60度毎に各相で立ち上がりゼロクロス点または立
ち下がりゼロクロス点が発生していることがわかる。す
なわち3相分の電圧波形を発電モード電圧位相演算手段
116に入力すれば、電圧位相角θVuを60度毎に補
正することができる。例えば30度の位置で速度変動を
生じて実際の電圧位相角θVu*と演算による電圧位相
角θVu′とに誤差が生じても60度の位置で演算によ
る電圧位相角θVu′を修正することができる。
各相で検出することができるため、電流位相角速度ωI
は120度毎に正確な値に更新できる。
ての相情報を用いることにより位置情報精度,速度情報
精度の双方とも上げることができる。なお、中性点を接
続しない図1のような3相同期発電機の場合、Vu+V
v+Vw=C(C:定数)の関係が成り立つので2相分
の電圧を取り込めば充分である(図1には図示せず)。
う。
検出する手段は、例えば始動直後など電力変換機103
が動作していない場合には電流が流れないため磁極位置
を計算することができない。スタンバイモードはそのよ
うな場合に電圧情報検出回路109を用いて磁極位置情
報を推定する。
図を示す。これはU−V間誘起電圧を検出し、一次側ロ
ーパスフィルタ131,フォトカプラ132,二次側ロ
ーパスフィルタ133を介してスタンバイモード誘起電
圧位相検出手段118へ送出される。一次側ローパスフ
ィルタ131は、PWMによるパワーラインの高周波成
分を除去する以外にフォトカプラ132への印加電圧を
一定レベル以内に抑える働きがある。電気自動車用発電
機では発電量の要求が0から数10kWと範囲が非常に
広いため、発電機回転数も0から数100rpm まで変化
する。このとき発電機の発生電圧は0から300V以上
まで変化する。従って低速回転で電圧が低いときにはゲ
インを高く、かつ高速回転で電圧が高いときにはゲイン
を低くしてフォトカプラへ誘起電圧を入力する構成にす
ることが望ましい。一次側ローパスフィルタ131はカ
ットオフ周波数を発電機の最高回転数に相当する周波数
以下にすることによって前記の特性を持たせることがで
きるため、全使用領域にわたってほぼ一定レベルの電圧
をフォトカプラ132に印加できる。
−V間誘起電圧が正のときローレベル、負のときにハイ
レベルとなる。従って一次側ローパスフィルタ131の
遅れを無視するとフォトカプラ出力信号の立ち下がり位
置をゼロクロス点と判断することができる。
イズを除去するための時定数の小さなローパスフィルタ
である。
検出方法について述べる。図7には電圧情報検出回路1
09の動作説明図を記す。
スフィルタ131によって位相遅れを生じる。さらにフ
ォトカプラ132はある一定電流以上を流さなければ発
光しないためにフォトカプラ出力信号をトグルするため
にはあるレベルの電圧を必要とする。前記原因により生
じる位相遅れをここではフォトカプラ感度による遅れと
称している。さらに二次側ローパスフィルタ133によ
ってさらに位相は遅れる。これらの要因による遅れ量の
総和をθlag とする。
間誘起電圧の立ち上がりゼロクロス点から30度遅れた
位置となるように設定している。このとき電圧情報検出
回路109の位相をθz 、磁極位置位相をθE とする
と、次式の関係式が成り立つ。
相演算手段118は電圧情報検出回路109の出力信号
の位相θz を求める。θz の求めかたは発電モード電圧
位相演算手段116とほとんど同様であり、図3に示し
た方法を用いることができる。発電モード電圧位相演算
手段116との相違点は、立ち上がりゼロクロス点では
なく立ち上がりエッジを検出することである。
18の位相出力および速度情報はスタンバイモード磁極
位置位相演算手段119に送られ、数7に示した方程式
にしたがって磁極位置位相角を計算する。ここでθlag
は発電機の回転速度のみに依存するので、回転速度に対
するθlag のテーブルをあらかじめ用意し、検索するこ
とで容易に磁極位置位相を求めることができる。
情報検出回路109の情報を用いて磁極位置情報の演算
を行い、発電時には電流情報を用いて磁極位置情報の演
算を行う。この切り替えを行うのがモード切り替えスイ
ッチ120である。
磁極位置位相もわかるため、理論的にはスタンバイモー
ド誘起電圧位相演算手段118とスタンバイモード磁極
位置位相演算手段119とがあれば磁極位置位相は演算
可能である。しかし電圧情報検出回路109の出力はデ
ジタル信号であり図4の手段が使えないこと、フォトカ
プラ感度が部品によって異なるため正確な遅れ量θlag
を求めることが困難なこと、電圧情報をアナログ信号と
してマイコンに取り込むためにはトランスやアイソレー
ションアンプなどの大きな部品が必要となることなどに
より現実的ではない。以上の理由により比較的低速で遅
れによる誤差も少ない始動時には電圧情報検出回路10
9を用い、発電時には正確な磁極位置位相検出の可能な
電流情報を用いる図1の構成が現実的である。
108の出力は理想的な正弦波形状を想定していたが、
実際には実電流波形は高周波分が重畳された信号とな
る。磁極位置位相演算で用いる電圧指令信号は、このよ
うな高周波分の重畳された実電流波形よりつくられるた
め、電圧指令信号も高周波分が重畳された信号となる。
このような電圧指令信号を用いてゼロクロス点を検出す
るとチャタリングを生じ、正確な電圧周期を検出するこ
とができない。このような高周波分が重畳する原因は、
同期発電機のスロット形状および電気的ノイズである。
電気的ノイズの周波数は同期発電機の電気角周波数に比
べ充分高いため、適当なローパスフィルタによって精度
を劣化させることなく除去可能である。しかしスロット
形状に起因する高周波成分は周波数が元信号の数倍から
数10倍程度と低く、ローパスフィルタを用いて高周波
成分を除去すると位相遅れの影響が無視できなくなる。
が原因のチャタリングの影響をなくす手段について以下
に示す。
期機は巻線コイルと回転子磁極間に電磁力を発生するも
のであるから固定子スロット配置機械角α毎に電流リプ
ルを発生する。αをスロット配置電気角γに換算する
と、γ=pα(p:極対数)となる。このように電流リ
プルはスロット配置電気角γ毎に発生するため、ゼロク
ロス点検出後にスロット配置電気角γに相当する時間以
上検出マスクをかけることでスロット形状に起因するチ
ャタリングを除去できる。図9にその具体的手段を示
す。
ャタリング除去手段説明図である。ここで点線が電圧の
基本波であり、実線が実電圧波形である。ここでは立ち
上がりゼロクロス点検出後、ζの区間ゼロクロス検出信
号送出マスクをかける。ここでζは電気角であり、スロ
ット配置電機角γより大きく設定される。なお、説明の
単純化のためにζは電気角としたが、時間情報とみなし
ても全く等価である。このようにゼロクロスマスクをす
ることで電圧位相0度付近でのチャタリングは除去でき
る。
の基本波のゼロクロス位置とにずれが生じるが、これは
発電モード磁極位置位相演算手段117内で適当な補正
演算を行うことで容易に補正できる。なお望ましい補正
量は同期発電機102のパラメータマッチング時に実測
することができるので、実装上不都合は生じない。
るチャタリング除去手段説明図である。180度付近に
おいては全てのゼロクロス点検出信号をマスクすること
でチャタリングは除去できる。使用する同期発電機によ
ってリプル電流の大きさが異なるためチャタリング回数
が変わり、マスク期間はシステム毎に異なるが、電流位
相角180度の点を中心として少なくとも電気角±γに
相当する区間はマスクする必要がある。
方法および外付けの電圧情報検出回路を用いて磁極位置
情報を計算する方法について述べた。本発明の別の実施
の形態として電流指令信号を用いる方法について以下に
述べる。
を計算する構成のエンジン−電動機ハイブリッド電気自
動車の構成例について示す。図1との相違点は、電流指
令の位相から磁極位置情報を検出する構成となっている
ことである。
電流情報を電圧指令発生手段114に入力し、電圧指令
発生手段114の電圧指令出力のうちU相信号を磁極位
置情報演算手段113に入力する。U相電圧指令出力は
発電モード電流位相演算手段116′において電流位相
を計算される。発電モード電流位相演算手段116′
は、発電モード電圧位相演算手段116と全く同様にし
て位相演算を行う。発電モード電流位相演算手段11
6′の電流位相出力は発電モード磁極位置位相演算手段
117′に送出される。ここで発電モード磁極位置位相
演算手段117′は図1の構成とは異なり、進み角算出
手段として働く。具体的には発電モード磁極位置位相演
算手段117′は図2で説明したように進み角βを電圧
位相角から減算する。
たゼロクロス点位置検出精度向上手段や、図5で説明し
た位相精度向上手段、図9で説明したチャタリング防止
手段はそのまま用いることができる。
な磁極位置情報を電流波形または電圧情報より簡易な演
算で得ることができる。従ってエンコーダなどの位置セ
ンサが不要となり小型の同期発電機制御システムが構築
される。さらに従来の位置センサレス同期機制御方法よ
り簡便な演算で磁極位置が検出できるため、高速回転域
でも動作可能である。このような特徴は特に電気自動車
などの様に搭載スペースに制限があり、かつ高速回転域
での動作が求められるアプリケーションに最適である。
動車に適用した形態例である。
する方法の説明図である。
エンジン−電動機ハイブリッド電気自動車の構成例であ
る。
機、103…電力変換機、104…蓄電手段、105…
駆動電動機用インバータ、106…駆動用電動機、10
7…コントローラ、108…電流センサ、109…電圧
情報検出手段、113…磁極位置情報演算手段、114
…電圧指令発生手段、115…スイッチング素子制御手
段、116…発電モード電圧位相演算手段、116′…
発電モード電流位相演算手段、117(117′)…発
電モード磁極位置位相演算手段、118…スタンバイモ
ード誘起電圧位相演算手段、119…スタンバイモード
磁極位置位相演算手段、120…モード切り替えスイッ
チ。
算手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力とし
て前記同期発電機の発生する誘起電圧位相角と電圧位相
との相差角δを算出する相差角算出手段を備え、前記磁
極位置情報演算手段は前記電圧位相を前記相差角算出手
段より得られる相差角δだけ進めた位相を以て前記誘起
電圧位相角とし、前記磁極位置情報演算手段は前記誘起
電圧位相角と直交する位相を以て前記磁極位置情報とす
ることを特徴とする。
算手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力とし
て前記同期発電機の発生する誘起電圧位相角と電流位相
との進み角βを算出する進み角算出手段を備え、前記磁
極位置情報演算手段は前記電流位相を前記進み角算出手
段より得られる進み角βだけ遅らせた位相を以て前記誘
起電圧位相角とし、前記磁極位置情報演算手段は前記誘
起電圧位相角と直交する位相を以て前記磁極位置情報と
することを特徴とする。
磁極位置方向をd軸、d軸と直交方向をq軸とした回転
座標系に設定した場合、図2のような図式関係が成り立
つことが知られている。ここでIはU相電流(発電機に
流れ込む方向を正としている)、VはU相電圧、Eは同
期発電機102のU相が発生する誘起電圧であり、誘起
電圧Eの方向が磁極方向と一致する。
電圧Vを決定すれば、同期発電機102の特性より一意
的に図2のベクトル図が決定されるため、この時の進み
角β、または相差角δは一意的に決定される。従ってU
相電流の位相θIuから進み角βを引くか、あるいはU
相電圧の位相θVuに相差角δを加算すればq軸方向を
求めることができ、それよりπ/2遅れた方向としてd
軸方向すなわち磁極位置の位相角を求めることができ
る。
ての相情報を用いることにより位置情報精度,速度情報
精度の双方とも上げることができる。なお、中性点を接
続しない図1のような3相同期発電機の場合、Vu+V
v+Vw=C(C:定数)の関係が成り立つので2相分
の電圧を取り込めば充分である。
間誘起電圧の立ち上がりゼロクロス点から30度遅れた
位置となるように設定している。このとき電圧情報検出
回路109の位相をθz 、誘起電圧位相をθE とする
と、次式の関係式が成り立つ。
18の位相出力および速度情報はスタンバイモード磁極
位置位相演算手段119に送られ、数7に示した方程式
にしたがって誘起電圧位相角を計算し、これにより磁極
位置位相角を計算する。ここでθlag は発電機の回転速
度のみに依存するので、回転速度に対するθlag のテー
ブルをあらかじめ用意し、検索することで容易に磁極位
置位相を求めることができる。
Claims (18)
- 【請求項1】同期発電機が発生する電気エネルギーを貯
蔵する蓄電手段と、前記同期発電機の発生する交流電力
を直流電力に変換して前記蓄電手段に供給する電力変換
器と、前記同期発電機に運動エネルギーを供給する運動
エネルギー発生手段を備えた同期発電機システムにおい
て、 前記電力変換器は前記同期発電機の電流を検出する電流
センサを備え、前記電力変換器のコントローラは前記同
期発電機の磁極位置情報を演算する磁極位置情報演算手
段を備え、前記コントローラは前記磁極位置情報および
前記電流センサの出力信号を用いて前記電力変換器の電
圧指令を発生する電圧指令発生手段を備え、前記磁極位
置情報演算手段は前記電圧指令発生手段より出力される
電圧指令のゼロクロス点位置情報より前記磁極位置を演
算する磁極位置情報演算手段を備え、前記コントローラ
は前記電圧指令発生手段の出力を用いて前記電力変換器
のスイッチング素子のON−OFF状態を制御するスイ
ッチング素子制御手段とを備えたことを特徴とする同期
発電機制御システム。 - 【請求項2】請求項1において、前記磁極位置情報演算
手段は前記電圧指令発生手段より出力される電圧指令の
ゼロクロス点位置情報より前記磁極位置を演算する磁極
位置情報演算手段を備えたことを特徴とする同期発電機
制御システム。 - 【請求項3】請求項1において、前記磁極位置情報演算
手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力として
前記磁極位置の位相角と電圧位相との相差角δを算出す
る相差角算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段は
前記電圧位相を前記相差角算出手段より得られる相差角
δだけ進めた位相を以て前記磁極位置情報とすることを
特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項4】同期発電機が発生する電気エネルギーを貯
蔵する蓄電手段と、前記同期発電機の発生する交流電力
を直流電力に変換して前記蓄電手段に供給する電力変換
器と、前記同期発電機に運動エネルギーを供給する運動
エネルギー発生手段を備えた同期発電機システムにおい
て、 前記電力変換器は前記同期発電機の電流を検出する電流
センサを備え、前記電力変換器のコントローラは前記同
期発電機の磁極位置情報を前記同期発電機電流情報を用
いて演算する磁極位置情報演算手段を備え、前記コント
ローラは前記磁極位置情報を用いて前記電力変換器の電
圧指令を発生する電圧指令発生手段を備え、前記コント
ローラは前記電圧指令発生手段の出力を用いて前記電力
変換器のスイッチング素子のON−OFF状態を制御す
るスイッチング素子制御手段とを備えたことを特徴とす
る同期発電機制御システム。 - 【請求項5】請求項4において、前記電力変換器のコン
トローラは前記同期発電機の磁極位置情報を前記同期発
電機電流のゼロクロス点位置情報を用いて演算する磁極
位置情報演算手段を備えたことを特徴とする同期発電機
制御システム。 - 【請求項6】請求項4において、前記磁極位置情報演算
手段は前記トルク指令および前記回転速度を入力として
前記磁極位置の位相角と電流位相との進み角βを算出す
る進み角算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段は
前記電流位相を前記進み角算出手段より得られる進み角
βだけ遅らせた位相を以て前記磁極位置情報とすること
を特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項7】同期発電機が発生する電気エネルギーを貯
蔵する蓄電手段と、前記同期発電機の発生する交流電力
を直流電力に変換して前記蓄電手段に供給する電力変換
器と、前記同期発電機に運動エネルギーを供給する運動
エネルギー発生手段を備えた同期発電機システムにおい
て、 前記電力変換器は前記同期発電機の電流を検出する電流
センサを備え、前記電力変換器のコントローラは前記同
期発電機の端子電圧を検出して電圧情報を発生する電圧
情報検出回路を備え、前記コントローラは前記電圧情報
より前記同期発電機の磁極位置情報を演算する磁極位置
情報演算手段を備え、前記コントローラは前記磁極位置
情報を用いて前記電力変換器の電圧指令を発生する電圧
指令発生手段を備え、前記コントローラは前記電圧指令
発生手段の出力を用いて前記電力変換器のスイッチング
素子のON−OFF状態を制御するスイッチング素子制
御手段とを備えたことを特徴とする同期発電機制御シス
テム。 - 【請求項8】請求項7において、前記電圧情報検出回路
はローパスフィルタを備え、前記同期発電機の端子電圧
は前記ローパスフィルタを介して前記電圧情報検出回路
に入力され、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数
は同期発電機の最高電気角回転周期より小さく設定され
たことを特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項9】請求項8において、前記磁極位置情報演算
手段は前記同期発電機の回転速度を入力として前記ロー
パスフィルタおよび回路動作による遅れ量λを算出する
遅れ量算出手段を備え、前記磁極位置情報演算手段は前
記遅れ量算出手段より得られる遅れ量λを磁極位置位相
に加算して磁極位置情報を補正する遅れ補償手段を備え
たことを特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項10】請求項9において、前記電圧情報検出回
路は電圧情報として電圧のゼロクロス点情報を出力する
ことを特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項11】請求項2及び10のいずれかにおいて、
前記磁極位置情報演算手段は前記同期電動機のすべての
相の電圧ゼロクロス点位置で磁極位置情報を補正する磁
極位置情報補正手段を備えたことを特徴とする同期発電
機制御システム。 - 【請求項12】請求項5において、前記磁極位置情報演
算手段は前記同期電動機のすべての相の電流ゼロクロス
点位置で磁極位置情報を補正する磁極位置情報補正手段
を備えたことを特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項13】請求項1及び4のいずれかにおいて、前
記コントローラは電圧情報検出回路を備え、前記コント
ローラは低速回転領域で前記電圧情報検出回路を用いて
磁極位置情報演算を行い高速回転領域で磁極位置情報演
算を行う磁極位置情報演算切り替え手段を備えたことを
特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項14】請求項5において、前記磁極位置情報演
算手段は一定電気角のマスク区間情報ζと現在の検出電
圧位相角θVを用いて前記ゼロクロス点位置情報出力を
マスクするゼロクロス点位置情報マスク手段を備え、前
記ゼロクロス点位置情報マスク手段は0<θV≦ζ(ra
d)及び(π−ζ)≦θV≦(π+ζ)(rad)のとき前
記ゼロクロス点位置情報出力をマスクし、前記マスク区
間情報ζは前記同期発電機の固定子スロット部をなす電
気角γより大きいことを特徴とする同期発電機制御シス
テム。 - 【請求項15】請求項5において、前記磁極位置情報演
算手段は一定電気角のマスク区間情報ζと現在の検出電
流位相角θiを用いて前記ゼロクロス点位置情報出力を
マスクするゼロクロス点位置情報マスク手段を備え、前
記ゼロクロス点位置情報マスク手段は0<θi≦ζ(ra
d)及び(π−ζ)≦θi≦(π+ζ)(rad)のとき前
記ゼロクロス点位置情報出力をマスクし、前記マスク区
間情報ζは前記同期発電機の固定子スロット部をなす電
気角γより大きいことを特徴とする同期発電機制御シス
テム。 - 【請求項16】請求項2において、前記磁極位置情報演
算手段は一定サンプリング時間毎に前記電圧指令を取り
込み、前記磁極位置情報演算手段は前回の前記電圧指令
の符号が負でかつ今回の前記電圧指令の符号が正である
場合にゼロクロス点だと判断し、前記磁極位置演算手段
は前回の電圧指令の絶対値と今回の電圧指令の絶対値と
の比情報を用いて前記ゼロクロス点位置の情報を補正す
ることを特徴とする同期発電機制御システム。 - 【請求項17】請求項5において、前記磁極位置情報演
算手段は一定サンプリング時間毎に前記電流センサ情報
を取り込み、前記磁極位置情報演算手段は前回の前記電
流センサ情報の符号が負でかつ今回の前記電流センサ情
報の符号が正である場合にゼロクロス点だと判断し、前
記磁極位置演算手段は前回の電流センサ情報の絶対値と
今回の電流センサ情報の絶対値との比情報を用いて前記
ゼロクロス点位置の情報を補正することを特徴とする同
期発電機制御システム。 - 【請求項18】請求項1,4,7のいずれかにおいて、
少なくとも一つの同期発電機制御システムを搭載したハ
イブリッド電気自動車であって、前記ハイブリッド電気
自動車は運動エネルギー発生手段の回転速度または発生
トルクを制御する運動エネルギー制御手段を備えたこと
を特徴とするハイブリッド電気自動車。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26826396A JP3214371B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 同期発電機制御システムおよびハイブリッド電気自動車 |
| US09/391,598 US6198256B1 (en) | 1996-10-09 | 1999-09-09 | Control apparatus for a synchronous generator system and a hybrid-type electric vehicle using it |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26826396A JP3214371B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 同期発電機制御システムおよびハイブリッド電気自動車 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=17456151
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|---|---|---|---|
| JP26826396A Expired - Fee Related JP3214371B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 同期発電機制御システムおよびハイブリッド電気自動車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3214371B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2025243518A1 (ja) * | 2024-05-24 | 2025-11-27 | 新電元工業株式会社 | レギュレータ |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26826396A patent/JP3214371B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3214371B2 (ja) | 2001-10-02 |
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| JP7385776B2 (ja) | 電動機の制御装置 |
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