JPH1011766A - 円盤状光記録媒体記録再生装置および円盤状光記録媒体 - Google Patents

円盤状光記録媒体記録再生装置および円盤状光記録媒体

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JPH1011766A
JPH1011766A JP8166313A JP16631396A JPH1011766A JP H1011766 A JPH1011766 A JP H1011766A JP 8166313 A JP8166313 A JP 8166313A JP 16631396 A JP16631396 A JP 16631396A JP H1011766 A JPH1011766 A JP H1011766A
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JP8166313A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nakano
和彦 中野
Toru Saito
徹 斉藤
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイヤジャンプ動作を高速で行なうことがで
きる円盤状光記録媒体記録再生装置を提供する。 【解決手段】 片面読み取り2層構造の光ディスク1が
装着されたときに、再生動作に入る前に、回転角検出器
6と偏心検出回路12によって、あらかじめ第1,第2
の情報記録層の偏心量をそれぞれ測定し、偏心情報をメ
モリに記憶しておく。再生時のレイヤジャンプ時には、
回転角検出器6を用いて光ディスク1の回転角度を監視
し、あらかじめ記憶しておいた偏心情報とリアルタイム
で比較することにより、第1の情報記録層の最小偏心位
置から、第2の情報記録層の最小偏心位置へジャンプす
る。その結果、ジャンプ精度を改善し、素早く目標トラ
ックの再生を開始することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオデ
ィスク(DVD)等、片面から複数の記録層に記録され
た情報を記録または再生する円盤状光記録媒体の記録再
生装置、および、この装置に特に好適な円盤状光記録媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの次世代の媒体として、DV
D(Digital Video Disk)がある。
DVDは、ディジタル信号化されたビデオ信号等、情報
量が一層多いデータを記録する大容量光ディスクであ
る。DVDは、大容量を確保するために、従来よりも光
ディスク上の記録密度を上げるような、いくつかの新技
術を採用している。例えば、基盤の厚さは0.6mmと
し、2つの基盤を貼り合わせて厚さ1.2mmの光ディ
スクを構成する。この場合、各々の基盤に情報を記録で
き、片面2層再生などができる。
【0003】図8は、DVD−9の構造を説明するため
の光ディスクの断面図である。図中、61は第1の透明
基盤、62は半透明膜、63は第2の透明基盤、64は
反射膜、65は透明接着層、66はピックアップであ
る。これは、DVD規格案のDVD−9の構造を表わす
もので、光ディスクの基板の片面から2つの情報記録層
の再生が行なえる2層式片面光ディスクである。
【0004】第1の透明基盤61の上面にピット列が形
成され、半透明膜62により覆われている。第2の透明
基盤63の上面にもピット列が形成され、反射膜64に
より覆われている。第1の透明基盤61と第2の透明基
盤63とは、透明接着層65を介して貼り合わされてい
る。ピックアップ66により半透明膜62に覆われた第
1の透明基盤61の上面のピット列からなる第1の情報
記録層(レイヤ0)が再生され、ピックアップ66によ
り反射膜64に覆われた第2の透明基盤63の上面のピ
ット列からなる第2の情報記録層(レイヤ1)が再生さ
れる。なお、ピックアップ66としては、通常1つのピ
ックアップを用い、フォーカスを第1の情報記録層(レ
イヤ0),第2の情報記録層(レイヤ1)のどちらに合
わせるかによって2つの情報記録層を切り換えて読み取
ることができる。
【0005】図9は、DVD−18の構造を説明するた
めの光ディスクの断面図である。図中、図8と同様な部
分には同じ符号を付して説明を省略する。71は半透明
膜、72は透明樹脂層、73は反射膜、74は接着層で
ある。この構造は、DVD規格案のDVD−18の構造
を表すもので、2層式両面光ディスクである。
【0006】第1の透明基盤61の上面にピット列が形
成され、半透明膜71により覆われている。この半透明
膜71上に紫外線硬化樹脂により形成される透明樹脂層
72上に2P(photo polymerizati
on)法を用いてピット列が刻まれ、反射膜73により
覆われている。第2の透明基盤63側についても同様で
ある。第1の透明基盤61と第2の透明基盤62とは、
読み出し面を外側にして、接着層74を介して貼り合わ
されている。
【0007】ピックアップ66により半透明膜71に覆
われた第1の透明基盤61の上層のピット列からなる第
1の情報記録層(レイヤ0)が再生され、ピックアップ
66により反射膜73により覆われた透明樹脂層72の
下面のピット列からなる第2の情報記録層(レイヤ1)
が再生される。第2の透明基盤63側についても同様
に、ピックアップ66により第1,第2の情報記録層が
再生される。このように、両面4層再生されるか、また
は、光ディスクを裏返すことによって片面2層再生され
る。なお、ピックアップ66としては、片面ごとに通常
1つのピックアップを用い、フォーカスを第1の情報記
録層(レイヤ0),第2の情報記録層(レイヤ1)のど
ちらに合わせるかによって2つの情報記録層を切り換え
て読み取ることができる。
【0008】上述したDVDの内、図8に示したDVD
−9では、第1の情報記録層(レイヤ0)および第2の
情報記録層(レイヤ1)が、それぞれ異なった第1の透
明基盤61および第2の透明基盤63上に形成されてい
る。第1の透明基盤61と第2の透明基盤63を貼り合
わせる際に、2枚の基盤の基盤中心がずれて貼り合わさ
れてしまう場合がある。実際上、偏心0で貼り合わせる
ことは不可能であり、またそれぞれの透明基盤において
も、中心穴と情報記録層との間にはそれぞれ偏心があ
る。
【0009】DVD再生装置において、スピンドルへの
光ディスクのチャッキングに際しては、読み出し側の第
1の透明基盤61の中心穴を用いてターンテーブル上の
芯出しリングで位置出しを行なう。そのため、貼り合わ
せがずれると、位置出しした基盤とは反対側の、第2の
透明基盤63側の第2の情報記録層(レイヤ1)の偏心
が大きくなるという問題があった。
【0010】一方、図9に示したDVD−18では、第
1の情報記録層(レイヤ0)が形成されている基盤上に
半透明膜71を積層し、その上の透明樹脂層72に2P
法によって第2の情報記録層(レイヤ1)を形成する場
合において、第1の情報記録層(レイヤ0)のトラック
の中心に対して第2の情報記録層(レイヤ1)の中心が
ずれて偏心が生じてしまうため、DVD−9と同様に第
2の情報記録層(レイヤ1)の偏心が大きくなるという
問題があった。
【0011】DVD規格案では、DVD−9およびDV
D−18ともに、基盤の中心穴に対し、レーザ光の入射
面に近い第1の情報記録層(レイヤ0)の最大偏心量が
70μm、入射面から遠い第2の情報記録層(レイヤ
1)の最大偏心量が100μmと定められている。つま
り、DVD−9では貼り合わせによって、DVD−18
は2P法によって、第1,第2の情報記録層の間で、偏
心方向が180゜違う方向になった場合、相対的な最大
偏心量は100μm+70μm=170μmまで許され
る。また、第1,第2の情報記録層の偏心方向が同方向
になった場合、相対的な偏心量は最大100μm−70
μm=30μmまで許される。
【0012】図10は、片面読み取りの2層構造ディス
クの再生方法の説明図である。図中、81は第1の情報
記録層、82は第2の情報記録層、83はリードインエ
リア、84はリードアウトエリア、85はミドルエリア
である。片面読み取りの2層構造ディスクは、その再生
方法から、パラレルトラックパス、オポジットトラック
パスの2種類に分類される。
【0013】図10(A)に示すパラレルトラックパス
の光ディスクは、第1の情報記録層81,第2の情報記
録層82のそれぞれの内周トラックにリードインエリア
83,外周トラックにリードアウトエリア84が存在
し、2層とも内周トラックから外周トラックへと再生さ
れる。
【0014】一方、図10(B)に示すオポジットトラ
ックパスの光ディスクは、2層で1組のリードインエリ
ア83,リードアウトエリア84を内周トラックに持
ち、外周トラックには、各層ともにミドルエリア85が
存在し、シームレス再生に用いられる。第1の情報記録
層81を内周トラックから外周トラックへ再生した後、
ミドルエリア85に到達すると、第2の情報記録層82
にレイヤジャンプして、第2の情報記録層82は外周ト
ラックから内周トラックに向かって再生を続行する。す
ばやく第1の情報記録層81から第2の情報記録層82
にレイヤジャンプすることにより、映像がとぎれること
なしに長時間映画等の連続再生が可能となる。
【0015】第1の情報記録層81の終了トラックから
第2の情報記録層82の開始トラックへのジャンプは、
まず、フォーカスキックによりレイヤジャンプを行な
い、次に第2の情報記録層82の着地トラックから、開
始トラックをサーチするという手順を踏む。しかしなが
ら、上述したように、第1の情報記録層81と第2の情
報記録層82とは、それぞれ偏心を有しており、したが
って、第2の情報記録層82のレイヤジャンプの着地点
から開始トラックまでは最悪170μmの距離が存在し
得ることになる。この場合、再生ビームは存在する偏心
の距離、トラック数にして約230本離れた位置にま
で、シーク動作を行なわなければならない。
【0016】例えば、第1の情報記録層81から第2の
情報記録層82に連続した映画等のプログラムが記録さ
れていた場合、シーク動作の時間だけプログラムが途切
れてしまう。シームレス再生動作を確実にするために
は、多量の再生データをあらかじめバッファメモリに記
憶してから出力するようにして、シーク動作期間中に出
力するデータを確保しておく必要がある。したがって、
シーク動作に係わる時間を補償するために再生装置に多
量のバッファメモリを搭載する必要があるという問題が
あった。
【0017】特開平4−243024号公報に記載のよ
うに、多層の情報記録層を有する円盤状光記録媒体から
情報を再生するための再生装置において、複数の光源の
各光スポットを対応する情報記録層の位置へ一致させる
フォーカス制御を行なうものが記載されている。また、
特開平5−54396号公報には、多層の情報記録層を
有する円盤状光記録媒体から情報を再生するための再生
装置において、1つの光源の光スポットを任意の情報記
録層の1つの位置へ一致させるフォーカス制御を行なう
ものが記載されている。しかし、いずれも、情報記録層
間の偏心量の存在について、また、情報記録層の切換時
の、情報記録層間の偏心量に起因する長いシーク距離を
減少させるようなトラッキングサーボ技術に関しては何
も示唆されていない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、1つの情報記録層から他の
の情報記録層へのレイヤジャンプ動作を高速で行なうこ
とができる円盤状光記録媒体記録再生装置および円盤状
光記録媒体を提供することを目的とするものである。例
えば、シームレス再生動作を少ないバッファメモリで確
実に行なうことができるようにするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、円盤状光記録媒体の片面側から複数の情報記
録層の記録または再生の少なくとも一方を行なう円盤状
光記録媒体記録再生装置において、トラッキングサーボ
手段と、前記複数の情報記録層の内、記録または再生の
対象とする情報記録層の切換時に、切換前の情報記録層
の偏心量がほぼゼロであるときに前記トラッキングサー
ボ手段をオフにするとともに、切換後の情報記録層へフ
ォーカスを切換え、切換後の情報記録層の偏心量がほぼ
ゼロであるときに前記トラッキングサーボ手段をオンに
する制御手段を有することを特徴とするものである。
【0020】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の円盤状光記録媒体記録再生装置において、前
記円盤状光記録媒体の回転位置検出手段と、前記複数の
情報記録層ごとに、前記トラッキングサーボ手段のトラ
ッキングエラー信号が最小偏心状態になるときの前記回
転位置検出手段の出力に応じて偏心情報を記憶する偏心
検出手段を有し、切換前の情報記録層の偏心量がほぼゼ
ロである時点を、前記回転位置検出手段の出力と前記偏
心検出手段から出力される偏心情報により検出し、切換
後の情報記録層の偏心量がほぼゼロである時点を、前記
回転位置検出手段の出力と前記偏心検出手段から出力さ
れる偏心情報により検出することを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項3に記載の発明においては、請求項
1に記載の円盤状光記録媒体記録再生装置において、前
記円盤状光記録媒体の回転位置検出手段と、前記複数の
情報記録層の内、少なくとも切換後の情報記録層となり
得る情報記録層ごとに、前記トラッキングサーボ手段の
トラッキングエラー信号が最小偏心状態になるときの前
記回転位置検出手段の出力に応じて偏心情報を記憶する
偏心検出手段を有し、切換前の情報記録層の偏心量がほ
ぼゼロである時点を、前記トラッキングエラー信号が最
小偏心状態になることにより検出し、切換後の情報記録
層の偏心量がほぼゼロである時点を、前記回転位置検出
手段の出力と前記偏心検出手段から出力される偏心情報
により検出することを特徴とするものである。
【0022】請求項4に記載の発明においては、請求項
2または3に記載の円盤状光記録媒体記録再生装置にお
いて、前記回転位置検出手段は、前記円盤状光記録媒体
に形成された角度マークを検出することにより回転方向
の位置を検出することを特徴とするものである。
【0023】請求項5に記載の発明においては、円盤状
光記録媒体において、複数の情報記録層を有し片面側か
ら記録または再生の少なくとも一方が行なわれる円盤状
光記録媒体において、外周部およびその近傍の領域に回
転方向の位置を表わす角度マークを有することを特徴と
するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の円盤状光記録媒
体記録再生装置の第1の実施の形態の光ディスク再生装
置の構成図である。図2は、ロータリーエンコーダの一
例を示す平面図である。図中、1は光ディスク、2はス
ピンドルモータ、3は回転軸、4はロータリーエンコー
ダ、5はフォトディテクタ、6は回転角検出器、7はピ
ックアック、8はプリアンプ、9はデコード信号処理回
路、10はバッファメモリ、11はサーボ回路、12は
偏心検出回路、13はマイクロプロセッサ、21はスリ
ット、22は基本スリットである。
【0025】この実施の形態の光ディスク再生装置で
は、スピンドルモータ2の回転軸3に回転角度検出手段
としてロータリーエンコーダ4とフォトディテクタ5が
取り付けられている。DVD−9のような片面読み取り
2層構造の光ディスク1が装着されたときに、再生動作
に入る前に、回転角検出器6と偏心検出回路12によっ
て、あらかじめ、図8〜図10を参照して説明した第
1,第2の情報記録層の偏心量をそれぞれ測定し、偏心
情報をマイクロプロセッサ13内のRAMまたは他の回
路ブロック内に設けたRAMやフラッシュメモリなどの
EPROMに記憶しておく。
【0026】光記録媒体の再生時のレイヤジャンプ時に
は、回転角検出器6を用いて連続して光ディスク1の回
転角度を監視し、あらかじめ記憶しておいた偏心情報と
リアルタイムで比較することにより、第1の情報記録層
の最小偏心位置から、第2の情報記録層の最小偏心位置
へジャンプする。その結果、ジャンプ精度を改善し、素
早く目標トラックの再生を開始することができるもので
ある。
【0027】光ディスク1は、スピンドルモータ2によ
り駆動されるが、回転軸3には等角度に配置されたスリ
ットが記録されたロータリーエンコーダ4が取り付けら
れている。このスリットが、フォトディテクタ5で読み
取られて回転角検出器6に出力され光ディスクの回転方
向の位置が検知される。
【0028】図2に示すように、ロータリーエンコーダ
4の円盤の外周に沿って、回転方向の位置を知るための
角度マークとして複数のスリット21が等角度で形成さ
れている。その中の1本のスリットは、1周に1つだけ
設けられた基本スリット22である。基本スリット22
は、他のスリット21とは、形状,反射率,透過率の少
なくとも1つを異ならせて形成しておく。例えば、スリ
ットの幅を広くして、この幅の中心を回転角度の基準位
置として、この基本スリット22の検出時点から始めて
スリット21の検出回数を計数することにより、ロータ
リーエンコーダ4の回転角度、すなわち、光ディスク1
の回転角度を検出することができる。
【0029】スリット21,基本スリット22は、スリ
ットの線状の部分で図示しない光源からの光を透過また
は反射させるものでもよいが、逆に、スリットの線状の
部分で光を遮光させるかまたは反射させない黒い縞模様
の印刷でもよい。なお、後者に類似するものとして、特
開平07−272394号公報に記載されているよう
に、光ディスクを保持するターンテーブルの下側に明暗
の縞を印刷して反射光をフォトディテクタで検出し光デ
ィスクの線速度を検出するものが知られており、このよ
うなターンテーブルを用いてもよい。
【0030】再び、図1に戻って説明する。ピックアッ
ク7は、光ディスク1の第1の情報記録層および第2の
情報記録層のトラックを切り換えて読み取ることができ
るものであり、読み取り信号をプリアンプに6に出力す
る。ピックアップ7は、図示を省略したヘッド駆動機構
によって、光ディスク1の径方向に移動する。プリアン
プ8からは、ピット列パターンに応じた再生信号がデコ
ード信号処理回路9に出力されて、復号化およびその他
の信号処理がなされ、一旦バッファメモリ10に蓄積さ
れた後、出力される。プリアンプ8からは、また、スピ
ンドルモータ2の回転速度の制御、トラッキングの制
御、フォーカスの制御などのための各種の検出信号がサ
ーボ回路11に出力される。
【0031】サーボ回路11は、ピックアップ7,スピ
ンドルモータ2に制御信号を出力するとともに、偏心検
出回路12にも信号を出力する。この偏心検出回路12
は、トラッキングエラー信号から第1の情報記録層およ
び第2の情報記録層の偏心量を測定し、光ディスク1上
のトラックの偏心状態を検出することができる。マイク
ロプロセッサ13は、サーボ回路11,偏心検出回路1
2,回転角検出器6,デコード信号処理回路9から信号
を受け、デコード信号処理回路9,サーボ回路11など
を制御する。
【0032】図3は、本発明における第1,第2の情報
記録層の偏心状態の検出動作の説明図である。図3
(A)はロータリーエンコーダ4のスリット位置を表わ
す説明図、図3(B)は第1の情報記録層のオープント
ラッキングエラー信号の波形図、図3(C)は第1の情
報記録層のクローズドトラッキングエラー信号の波形
図、図3(D)は第2の情報記録層のオープントラッキ
ングエラー信号の波形図、図3(E)は第2の情報記録
層のクローズドトラッキングエラー信号の波形図であ
る。図中、図2と同様な部分には同じ符号を付して説明
を省略する。偏心状態は、第1,第2の情報記録層のト
ラッキングエラー信号(TER)を、以下の2通りの方
法で順次検出することにより検知することができる。
【0033】図3(B)に示すように、トラッキングサ
ーボをオフにしたときの、第1の情報記録層から検出さ
れたトラッキングエラー信号である、オープントラッキ
ングエラー信号の周波数は、偏心が最小となる位置(ゼ
ロ偏心点)で最大となり、偏心が最大となる位置(プラ
ス偏心点,マイナス偏心点)で最小となり、交互に折り
返している。したがって、オープントラッキングエラー
信号の周波数が最大となるときをフィルタ等を用いて検
出し、このとき、図1に示したフォトディテクタ5で、
図2,図3(A)に示したスリットを検出し、基本スリ
ット22から何本目のスリット21の位置であるかによ
って回転方向の位置を検出し、装着した光ディスク1の
第1の情報記録層の最小偏心位置を確定することができ
る。引き続き、同様にして、図3(D)に示すオープン
トラッキングエラー信号から、第2の情報記録層の最小
偏心位置を確定することができる。
【0034】図3(C)に示すような、トラッキングサ
ーボをオンにしたときの、第1の情報記録層から検出さ
れたトラッキングエラー信号(TER)である、クロー
ズドトラッキングエラー信号には、光ディスク1の偏心
量が残留偏心成分として重畳されている。偏心量がゼロ
となるときに、クローズドトラッキングエラー信号がゼ
ロクロスする。したがって、クローズドトラッキングエ
ラー信号がゼロクロスしたときに、図2,図3(A)に
示したスリットを検出し、基本スリット22から何本目
のスリット21の位置であるかを検出し、装着した光デ
ィスク1の第1の情報記録層の最小偏心位置を確定する
こともできる。同様にして、図3(E)に示すクローズ
ドトラッキングエラー信号から、第2の情報記録層の最
小偏心位置を確定することもできる。
【0035】ディスク装着時には、測定された第1,第
2の情報記録層の最小偏心位置の回転方向の位置を、例
えば、スリット21の計数値や角度等のデータとしてメ
モリに記憶しておき、再生時には、上述した回転角度検
出器6を用いて、連続して光ディスク1の回転方向の位
置を監視し、あらかじめ記憶しておいた最小偏心位置と
リアルタイムに比較する。したがって、ロータリーエン
コーダ4,回転角検出器6等の装置はリアルタイムに比
較することが可能な程度の分解能と検出速度が必要であ
る。
【0036】図4は、本発明におけるレイヤジャンプ動
作を光ビームスポットのディスク上の軌跡で表わした説
明図である。図中、31は第1の情報記録層上のトラッ
ク、32は第2の情報記録層上のトラック、33は無偏
心の円周、34は回転軸の中心点である。レイヤジャン
プ発生時には、メモリに記憶された第1,第2の情報記
録層の最小偏心位置などの偏心情報を用いて、図10に
示したミドルエリア内で再生すべき情報記録層の切り換
えを行なう。図1の構成図を参照しながらレイヤジャン
プ手順を説明する。
【0037】ジャンプ元の第1の情報記録層上のトラッ
ク31の走査中において、第1の情報記録層の最小偏心
位置Aを回転角検出器6により検出したとき、サーボ回
路11によるトラッキングサーボをオフにする。このと
き、ピックアップ7内の対物レンズの中心位置は、アク
チュエータのほぼ中心位置にあるはずであり、レーザビ
ームの光スポットの軌跡は、回転軸の中心点34を中心
とする無偏心の円周33上にある。
【0038】このとき、アクチュエータにポジションセ
ンサーを取り付け強制的に対物レンズの位置をセンター
にホールドする方法や、アクチュエータにゼロ電圧(G
ND電圧)を加えて対物レンズをセンターまたはトラッ
クオフ時の位置にホールドする方法でレンズ位置をロッ
クすれば、さらに正確に対物レンズをアクチュエータの
センターに位置させることができる。
【0039】そして、トラッキングサーボをオフとする
と同時にフォーカスキック(フォーカスジャンプ)を行
ない、フォーカス面を第1の情報記録層から第2の情報
記録層に切り換える動作を行ない、第2の情報記録層上
にフォーカスさせる。このときも、光ディスク1は回転
しているため、光スポットの位置は無偏心の円周33上
のB点に移動する。引き続きトラッキングサーボをオフ
にしたまま、光ディスク1が回転し、光スポットの位置
は無偏心の円周33上をB点からC点の方向に移動す
る。
【0040】回転角検出器6により、光スポットの位置
が第2の情報記録層の最小偏心位置であるC点に到達し
たことを検出すると、トラッキングサーボを再度オンに
し、第2の情報記録層の再生を再開する。その結果、第
1の情報記録層から第2の情報記録層への切換の際、レ
イヤジャンプの精度が向上するため、第1の情報記録層
と第2の情報記録層の偏心量の差に起因する、数十から
数百本のトラックに亘るラフシーク動作が不要となるた
め、ファインシーク動作のみの短時間で目標トラックへ
到達することができる。したがって、シームレス再生の
ために必要なバッファメモリの容量を削減することがで
きる。
【0041】図5は、本発明におけるレイヤジャンプ動
作を各部の信号波形で表わす説明図である。図5(A)
はフォーカスオン信号、図5(B)はフォーカスエラー
信号、図5(C)はトラッキングオン信号、図5(H)
はレイヤジャンプ動作時のトラッキングエラー信号であ
る。
【0042】また、図5(D)ないし図5(G)は、図
5(H)の波形図を導くための説明用の波形図であり、
図5(D)は第1の情報記録層をトラッキングサーボを
オフにした場合のオープントラッキングエラー信号、図
5(E)は第1の情報記録層をトラッキングサーボをオ
ンにした場合のクローズドトラッキングエラー信号、図
5(F)は第2の情報記録層をトラッキングサーボをオ
フにした場合のオープントラッキングエラー信号、図5
(G)は第2の情報記録層をトラッキングサーボをオン
にした場合のクローズドトラッキングエラー信号であ
る。
【0043】第1の情報記録層上のトラック31の走査
中において、第1の情報記録層の最小偏心位置Aに光ス
ポットが到達したとき、図5(A)に示したフォーカス
オン信号(FON)を一時的にオフにしてフォーカスキ
ックを行なうとともに、図5(C)に示したトラッキン
グオン信号(TON)をオフにする。このとき、図5
(B)に示したフォーカスエラー信号が一時的に発生す
るが、再びゼロに戻る。
【0044】図5(H)に示したトラッキングエラー信
号は、最初、図5(E)に示した第1の情報記録層のク
ローズドトラッキングエラー信号に一致し、フォーカス
オン信号(FON)がオフになるとゼロレベルとなり、
フォーカスオン信号(FON)が再びオンになると、図
5(F)に示した第2の情報記録層のオープントラッキ
ングエラー信号と一致する。光スポットが第2の情報記
録層の最小偏心位置であるC点に到達したとき、図5
(C)に示したトラッキングオン信号(TON)を再度
オンにすると、図5(H)に示したトラッキングエラー
信号は、図5(G)に示した第2の情報記録層のクロー
ズドトラッキングエラー信号に一致するものとなる。
【0045】なお、トラッキングの引き込みに要する時
間を考慮して、トラッキングオン信号(TON)を再度
オンにする位置を、最小偏心位置であるC点よりも所定
角度あるいは所定時間だけ前の位置にしてもよい。
【0046】上述した説明では、最小偏心位置Aは、ロ
ータリエンコーダ4のスリットによって検出し、最小偏
心位置Cも同様にして検出した。最小偏心位置Aについ
ては、これに代えて、図5(E)に示したクローズドト
ラッキング信号のゼロクロス点によって検出してもよ
い。この場合、切換前の情報記録層が常に第1の情報記
録層である場合には、第1の情報記録層の最小偏心位置
をあらかじめ検出して記憶しておく必要がない。しか
し、クローズドトラッキング信号を用いる方法は、まれ
に偏心が非常に少ない場合や、ピックアップ7が偏心に
追従するような広帯域スライドサーボを備えている場合
は、ゼロクロス点の検出が困難となるため、ロータリエ
ンコーダ4などを用いた角度検出方法と併用することが
望ましい。
【0047】また、上述した説明では、第1の情報記録
層および第2の情報記録層の両方について最小偏心位置
を検出し、第1の情報記録層の最小偏心位置であるA点
でトラッキングオフおよびフォーカスキックを行ない、
第2の情報記録層の最小偏心位置であるC点で再度トラ
ッキングオンを行なった。しかし、あらかじめ第1,第
2の情報記録層の最小偏心位置を検出する際に、偏心量
が所定値よりも小さいか否かを判定する手段を設け、小
さいことが判定できた場合には、レイヤジャンプをさら
に短縮化することが可能である。
【0048】例えば、第1の情報記録層の偏心量が十分
小さい場合には、レイヤジャンプの際に直ちにトラッキ
ングオフおよびフォーカスキックを行なうようにする。
このようにしても、第1の情報記録層の偏心量がほぼゼ
ロであるときにトラッキングオフおよびフォーカスキッ
クを行なうことになる。あるいは、第2の情報記録層の
偏心量が十分小さい場合には、トラッキングオフおよび
フォーカスキック後の、例えば、フォーカスキック完了
後に、直ちに再度トラッキングオンを行なうようにす
る。このようにしても、第2の情報記録層の偏心量がほ
ぼゼロであるときに再度トラッキングオンを行なうこと
になる。
【0049】また、第1の情報記録層の偏心成分は、ス
タンパ打ち抜きの際の偏心と、打ち抜き穴の公差とでほ
とんど決まる。現在の一般的な技術レベルにおいて、ス
タンパ打ち抜きの際の偏心量は5〜10μm、打ち抜き
穴の公差は10μm程度である。したがって、第1の情
報記録層の偏心量は、通常15〜20μm程度であっ
て、比較的小さい。したがって、第1の情報記録層の最
小偏心位置については検出動作を省略し、上述した偏心
量が十分小さいと判定した場合と同様なレイヤジャンプ
を行なうようにしてもよい。
【0050】図6は、本発明の円盤状光記録媒体記録再
生装置の第2の実施の形態の光ディスク再生装置の構成
図である。図7は、本発明の円盤状光記録媒体の実施の
一形態の光ディスクを示す平面図である。図中、図1と
同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。1a
は情報記録領域、41はフォトディテクタ、51はスリ
ット、52は基本スリットである。この実施の形態の光
ディスク再生装置では、回転角検出手段として光ディス
ク1に設けられた回転方向の位置を知るための角度マー
クとフォトディテクタ41を用いる。
【0051】図7に示すように、光ディスク1の情報記
録領域1a以外の内周部または外周部の領域に、図2に
示したロータリーエンコーダ4上のスリット21と同様
なスリット51を等間隔に形成し、その中の1本のスリ
ットを、図2に示した基本スリット22と同様な基本ス
リット52となるように形状、反射率あるいは透過率を
異ならせて形成しておく。
【0052】フォトディテクタ41で各スリットの位置
を検出し、図3を参照して説明したロータリーエンコー
ダ4上のスリット21,基本スリット22と同様に、ト
ラッキングエラー信号から検出された各情報記録層の最
小偏心位置が基本スリット52から何本目のスリット5
1の位置にあるかを検出し、第1,第2の情報記録層の
最小偏心位置を確定し、また、トラッキングオフ,フォ
ーカスキック,トラッキングオンなどの動作を行なうタ
イミングを検出することができる。
【0053】スリット51,基本スリット52は、印
刷,金属等の蒸着,基板の成形時に凹凸として形成する
等の手段で作成することができる。また、光ディスク1
の原盤のカッティングを行なう際に、光ディスク1の情
報記録領域1a以外の内周部または外周部の領域、また
は情報記録領域1a内のミドルエリア内の外周部に相当
する位置に、ピットをスリット状に形成して角度マーク
を設けてもよい。これは、スリット51,基本スリット
52を形成する部分をカッティングする際に、光ディス
ク1の原盤をCAV(Constant Angula
r Velocity)で回転させ、所定の角度位置に
ピットがスリット状に形成されるように、記録レーザ光
をオンオフさせて記録を行なえばよい。この方法を用い
れば、情報記録領域1aのカッティングに引き続いて角
度マークを形成することができる。
【0054】さらに、光ディスク1に角度マークを形成
する方法としては、光ディスク1の外周部の反射層をY
AGレーザ等でスリット状に焼き切って形成することも
できる。上述したようにして光ディスク1に形成した角
度マークの反射率,透過率等の変化をフォトディテクタ
41で検出し、光ディスク1の周方向の角度位置を検出
する。
【0055】なお、上述した反射層を焼き切る方法で
は、情報記録層へのトラック形成後に角度マークの形成
を行なうことができるため、スリット21、基本スリッ
ト22のような角度マークに代えて、第1,第2の情報
記録層の最小偏心位置に各1つの角度マークを相互に区
別できるようにして形成すれば、再生装置において、光
ディスク1の装填時にあらかじめ最小偏心位置の検出動
作を行なう必要をなくすることもできる。
【0056】モータトルクに比べて光ディスク1の慣性
が大きい場合などには、スピンドルモータ2の加速時や
回転停止時等において光ディスク1がターンテーブル上
などですべり、光ディスク1のクランプ角度がずれるお
それがある。図1を参照して説明した第1の実施の形態
では、光ディスク1の装着後、光ディスク1とターンテ
ーブルの位置関係がすべりの発生等で変化した場合、検
出した偏心位置が変化してしまう。この実施の形態のよ
うに、光ディスク1に角度マークを記録しておく場合、
フォトディテクタ41等の角度信号読み取り手段を記録
再生装置に装備する必要がある。しかし、再生中に光デ
ィスク1と回転軸3あるいはターンテーブルとの位置関
係がずれても、常にフォトディテクタ41が光ディスク
1のスリット21および基本スリット22の位置を監視
しているため、正確な最小偏心位置を検出することがで
きる。
【0057】上述した説明では、シームレス再生の際の
レイヤジャンプを例にして説明したが、シームレス再生
以外の時に、2つの情報記録層の相互間でレイヤジャン
プする際にも、ジャンプ先の情報記録層におけるトラッ
ク位置が、情報記録層の偏心によって影響を受けないた
め、次に記録再生すべきトラックを探すシーク動作を短
時間で行なうことができる。
【0058】また、上述した説明では、DVD−9,D
VD−18を具体例としたので、情報記録層は2層であ
り、再生専用の光ディスクであった。しかし、層の数は
3層以上でも同様にしてレイヤジャンプを行なうことが
できる。記録可能な複数層の光ディスクとして、ライト
ワンス方式のDVD−R、相変化を用いるオーバライト
方式のDVD−RAMが提案されており、これらの場合
においても、同様にしてレイヤジャンプを行なうように
することが可能である。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、トラッキングサーボ手段と、
複数の情報記録層の内、記録または再生の対象とする情
報記録層の切換時に、切換前の情報記録層の偏心量がほ
ぼゼロであるときにトラッキングサーボ手段をオフにす
るとともに、切換後の情報記録層へフォーカスを切換
え、切換後の情報記録層の偏心量がほぼゼロであるとき
にトラッキングサーボ手段をオンにする制御手段を有す
ることから、レイヤジャンプの精度が向上するため、切
換前の情報記録層と切換後の情報記録層の偏心量の差に
起因する、複数トラックにわたるシーク動作が不要とな
るため、短時間で目標トラックへ到達することができる
という効果がある。その結果、レイヤジャンプに要する
時間が短縮され、シームレス再生を行なう場合に、必要
なバッファメモリの容量を削減することが可能となる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、円盤状光
記録媒体の回転位置検出手段と、複数の情報記録層ごと
に、トラッキングサーボ手段のトラッキングエラー信号
が最小偏心状態になるときの回転位置検出手段の出力に
応じて偏心情報を記憶する偏心検出手段を有し、切換前
の情報記録層の偏心量がほぼゼロである時点を、回転位
置検出手段の出力と偏心検出手段から出力される偏心情
報により検出し、切換後の情報記録層の偏心量がほぼゼ
ロである時点を、回転位置検出手段の出力と偏心検出手
段から出力される偏心情報により検出することから、切
換前の情報記録層の偏心量および切換後の情報記録層の
偏心量がほぼゼロである時点を容易に検出することがで
きるという効果がある。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、円盤状光
記録媒体の回転位置検出手段と、複数の情報記録層の
内、少なくとも切換後の情報記録層となり得る情報記録
層ごとに、トラッキングサーボ手段のトラッキングエラ
ー信号が最小偏心状態になるときの回転位置検出手段の
出力に応じて偏心情報を記憶する偏心検出手段を有し、
切換前の情報記録層の偏心量がほぼゼロである時点を、
トラッキングエラー信号が最小偏心状態になることによ
り検出し、切換後の情報記録層の偏心量がほぼゼロであ
る時点を、回転位置検出手段の出力と偏心検出手段から
出力される偏心情報により検出することから、切換前の
情報記録層の偏心量および切換後の情報記録層の偏心量
がほぼゼロである時点を容易に検出することができると
いう効果がある。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、回転位置
検出手段が、円盤状光記録媒体に形成された角度マーク
を検出することにより回転方向の位置を検出することか
ら、記録または再生中の加速時や回転停止時等に円盤状
光記録媒体と回転軸あるいはターンテーブルとの位置関
係がずれても、偏心の正確な回転方向の位置を検出する
ことができるという効果がある。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、外周部お
よびその近傍の領域に回転方向の位置を表わす角度マー
クを有することから、記録再生装置に装着されて回転す
る円盤状光記録媒体の回転方向の位置を正確に検出する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円盤状光記録媒体記録再生装置の第1
の実施の形態の光ディスク再生装置の構成図である。
【図2】ロータリーエンコーダの一例を示す平面図であ
る。
【図3】本発明における第1,第2の情報記録層の偏心
状態の検出動作の説明図である。
【図4】本発明におけるレイヤジャンプ動作を光ビーム
スポットのディスク上の軌跡で表わした説明図である。
【図5】本発明におけるレイヤジャンプ動作を各部の信
号波形で表わす説明図である。
【図6】本発明の円盤状光記録媒体記録再生装置の第2
の実施の形態の光ディスク再生装置の構成図である。
【図7】本発明の円盤状光記録媒体の実施の一形態の光
ディスクを示す平面図である。
【図8】DVD−9の構造を説明するための光ディスク
の断面図である。
【図9】DVD−18の構造を説明するための光ディス
クの断面図である。
【図10】片面読み取りの2層構造ディスクの再生方法
の説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、1a…情報記録領域、2…スピンドル
モータ、4…ロータリーエンコーダ、5,41…フォト
ディテクタ、6…回転角検出器、7…ピックアック、8
…プリアンプ、11…サーボ回路、12…偏心検出回
路、21,51…スリット、22,52…基本スリッ
ト、31…第1の情報記録層上のトラック、32…第2
の情報記録層上のトラック、33…無偏心の円周、34
…回転軸の中心点、81…第1の情報記録層、82…第
2の情報記録層、83…リードインエリア、84…リー
ドアウトエリア、85…ミドルエリア。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状光記録媒体の片面側から複数の情
    報記録層の記録または再生の少なくとも一方を行なう円
    盤状光記録媒体記録再生装置において、トラッキングサ
    ーボ手段と、前記複数の情報記録層の内、記録または再
    生の対象とする情報記録層の切換時に、切換前の情報記
    録層の偏心量がほぼゼロであるときに前記トラッキング
    サーボ手段をオフにするとともに、切換後の情報記録層
    へフォーカスを切換え、切換後の情報記録層の偏心量が
    ほぼゼロであるときに前記トラッキングサーボ手段をオ
    ンにする制御手段を有することを特徴とする円盤状光記
    録媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記円盤状光記録媒体の回転位置検出手
    段と、前記複数の情報記録層ごとに、前記トラッキング
    サーボ手段のトラッキングエラー信号が最小偏心状態に
    なるときの前記回転位置検出手段の出力に応じて偏心情
    報を記憶する偏心検出手段を有し、切換前の情報記録層
    の偏心量がほぼゼロである時点を、前記回転位置検出手
    段の出力と前記偏心検出手段から出力される偏心情報に
    より検出し、切換後の情報記録層の偏心量がほぼゼロで
    ある時点を、前記回転位置検出手段の出力と前記偏心検
    出手段から出力される偏心情報により検出することを特
    徴とする請求項1に記載の円盤状光記録媒体記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記円盤状光記録媒体の回転位置検出手
    段と、前記複数の情報記録層の内、少なくとも切換後の
    情報記録層となり得る情報記録層ごとに、前記トラッキ
    ングサーボ手段のトラッキングエラー信号が最小偏心状
    態になるときの前記回転位置検出手段の出力に応じて偏
    心情報を記憶する偏心検出手段を有し、切換前の情報記
    録層の偏心量がほぼゼロである時点を、前記トラッキン
    グエラー信号が最小偏心状態になることにより検出し、
    切換後の情報記録層の偏心量がほぼゼロである時点を、
    前記回転位置検出手段の出力と前記偏心検出手段から出
    力される偏心情報により検出することを特徴とする請求
    項1に記載の円盤状光記録媒体記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記回転位置検出手段は、前記円盤状光
    記録媒体に形成された角度マークを検出することにより
    回転方向の位置を検出することを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の円盤状光記録媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数の情報記録層を有し片面側から記録
    または再生の少なくとも一方が行なわれる円盤状光記録
    媒体において、外周部およびその近傍の領域に回転方向
    の位置を表わす角度マークを有することを特徴とする円
    盤状光記録媒体。
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