JPH10118564A - レンズ塗装用マスク装置及びレンズ塗装装置 - Google Patents
レンズ塗装用マスク装置及びレンズ塗装装置Info
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- JPH10118564A JPH10118564A JP8298035A JP29803596A JPH10118564A JP H10118564 A JPH10118564 A JP H10118564A JP 8298035 A JP8298035 A JP 8298035A JP 29803596 A JP29803596 A JP 29803596A JP H10118564 A JPH10118564 A JP H10118564A
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- mask
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズの周端面のみを精度良く、かつ、迅速
に塗装できるレンズ塗装用マスク装置及びこのマスク装
置を用いた塗装装置を提供する。 【解決手段】 レンズ1を両面側から挟持して周端面1
a以外の非塗装面を遮蔽する一対のマスク治具17,1
8と、該マスク治具17,18を回転させる回転機構と
を有する。
に塗装できるレンズ塗装用マスク装置及びこのマスク装
置を用いた塗装装置を提供する。 【解決手段】 レンズ1を両面側から挟持して周端面1
a以外の非塗装面を遮蔽する一対のマスク治具17,1
8と、該マスク治具17,18を回転させる回転機構と
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学機器に使用
されるレンズの周端面を塗装する際に用いられるレンズ
塗装用マスク装置及びこのマスク装置を用いたレンズ塗
装装置に関するものである。
されるレンズの周端面を塗装する際に用いられるレンズ
塗装用マスク装置及びこのマスク装置を用いたレンズ塗
装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光学機器に使用されるレンズにお
いて、片面側の第1面より入射した光の大部分は反対側
の第2面から出射されるが、ごく一部の光が内部散乱に
より、レンズの周端面より出射されてしまう。このた
め、かかるレンズを多数用いている光学機器において
は、それらの散乱光が内部反射によって悪影響を及ぼさ
ないように、レンズを保持する鏡筒だけでなく、多数の
レンズの周端面も黒色で塗装するようにしている。
いて、片面側の第1面より入射した光の大部分は反対側
の第2面から出射されるが、ごく一部の光が内部散乱に
より、レンズの周端面より出射されてしまう。このた
め、かかるレンズを多数用いている光学機器において
は、それらの散乱光が内部反射によって悪影響を及ぼさ
ないように、レンズを保持する鏡筒だけでなく、多数の
レンズの周端面も黒色で塗装するようにしている。
【0003】従来では、かかる塗装は、図4に示すよう
に行われていた。すなわち、レンズ1を回転台2に取り
付ける一方、ペダルスイッチ3を踏むことにより、モー
タ4を駆動させて、その回転台2、つまりレンズ1を回
転させる。そして、熟練した作業者がレンズ1の周端面
1aに、塗料を付けた筆5を当てて塗装していた。
に行われていた。すなわち、レンズ1を回転台2に取り
付ける一方、ペダルスイッチ3を踏むことにより、モー
タ4を駆動させて、その回転台2、つまりレンズ1を回
転させる。そして、熟練した作業者がレンズ1の周端面
1aに、塗料を付けた筆5を当てて塗装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、レンズ1の周端面1aのみ塗装す
るのは難しく、塗装してはいけない非塗装面まで、塗装
してしまう可能性が高く、塗装作業を精度良く、かつ、
迅速に塗装するのが難しい、という問題点があった。
うな従来の方法では、レンズ1の周端面1aのみ塗装す
るのは難しく、塗装してはいけない非塗装面まで、塗装
してしまう可能性が高く、塗装作業を精度良く、かつ、
迅速に塗装するのが難しい、という問題点があった。
【0005】そこで、この発明は、レンズの周端面のみ
を精度良く、かつ、迅速に塗装できるレンズ塗装用マス
ク装置及びレンズ塗装装置を提供することを課題として
いる。
を精度良く、かつ、迅速に塗装できるレンズ塗装用マス
ク装置及びレンズ塗装装置を提供することを課題として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、レンズを両面側から挟
持して周端面以外の非塗装面を遮蔽する一対のマスク治
具と、該マスク治具を回転させる回転機構とを有するレ
ンズ塗装用マスク装置としたことを特徴としている。
めに、請求項1に記載の発明は、レンズを両面側から挟
持して周端面以外の非塗装面を遮蔽する一対のマスク治
具と、該マスク治具を回転させる回転機構とを有するレ
ンズ塗装用マスク装置としたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記マスク治具で前記レンズを挟持する
前に、該マスク治具の中心軸に対して該レンズの中心軸
を合わせる芯出し手段を有することを特徴とする。
の構成に加え、前記マスク治具で前記レンズを挟持する
前に、該マスク治具の中心軸に対して該レンズの中心軸
を合わせる芯出し手段を有することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記レンズを前記マスク治具の一
方に吸着する吸着手段を有することを特徴とする。
に記載の構成に加え、前記レンズを前記マスク治具の一
方に吸着する吸着手段を有することを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の構成に加え、前記芯出し手段で位置合わせされた前記
レンズを、前記吸着手段で前記マスク治具の一方に吸着
した後、前記芯出し手段を前記レンズの周端面から待避
させる待避手段を有することを特徴とする。
の構成に加え、前記芯出し手段で位置合わせされた前記
レンズを、前記吸着手段で前記マスク治具の一方に吸着
した後、前記芯出し手段を前記レンズの周端面から待避
させる待避手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一つに記載の構成に加え、前記レンズを両側か
ら前記マスク治具で挟持した状態で、該マスク治具とレ
ンズとで形成される空間部内の圧力を大気圧より上昇さ
せる圧力上昇手段を有することを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記レンズを両側か
ら前記マスク治具で挟持した状態で、該マスク治具とレ
ンズとで形成される空間部内の圧力を大気圧より上昇さ
せる圧力上昇手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一つに記載の構成に加え、前記マスク治具を外
径を、前記レンズの外径より小さくしたことを特徴とす
る。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記マスク治具を外
径を、前記レンズの外径より小さくしたことを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
の何れか一つに記載の構成に加え、前記マスク治具をエ
ンジニアリングプラスチックで形成したことを特徴とす
る。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記マスク治具をエ
ンジニアリングプラスチックで形成したことを特徴とす
る。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
の何れか一つに記載のレンズ塗装用マスク装置を備える
と共に、前記一対のマスク治具により挟持され、回転機
構により回転されたレンズの周端面に塗料を塗布するス
プレーガンを有するレンズ塗装装置としたことを特徴と
する。
の何れか一つに記載のレンズ塗装用マスク装置を備える
と共に、前記一対のマスク治具により挟持され、回転機
構により回転されたレンズの周端面に塗料を塗布するス
プレーガンを有するレンズ塗装装置としたことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1乃至図3には、この発明の実施の形態
を示す。
を示す。
【0016】まず構成を説明すると、図2中符号12は
レンズ塗装装置で、このレンズ塗装装置12は、レンズ
1を保持するレンズ塗装用マスク装置13を有すると共
に、そのレンズ1の周端面1aに塗料を塗布するスプレ
ーガン14がアームロボット15に配設されている。
レンズ塗装装置で、このレンズ塗装装置12は、レンズ
1を保持するレンズ塗装用マスク装置13を有すると共
に、そのレンズ1の周端面1aに塗料を塗布するスプレ
ーガン14がアームロボット15に配設されている。
【0017】そのレンズ塗装用マスク装置13は、図1
に示すように、レンズ1を上下側から挟持して周端面1
a以外の非塗装面を遮蔽する一対の下側マスク治具17
及び上側マスク治具18が回転自在に配設されている。
これらマスク治具17,18は、大略リング状を呈し、
デルリンなどのエンジニアリングプラスチックで形成さ
れている。これらマスク治具17,18は、円形の当接
部17a,18aがレンズ1の上下面に当接するような
っており、この当接部17a,18aの径が、レンズ1
の外径より0.1mm〜2mm程度小さくなるように設
定されている。
に示すように、レンズ1を上下側から挟持して周端面1
a以外の非塗装面を遮蔽する一対の下側マスク治具17
及び上側マスク治具18が回転自在に配設されている。
これらマスク治具17,18は、大略リング状を呈し、
デルリンなどのエンジニアリングプラスチックで形成さ
れている。これらマスク治具17,18は、円形の当接
部17a,18aがレンズ1の上下面に当接するような
っており、この当接部17a,18aの径が、レンズ1
の外径より0.1mm〜2mm程度小さくなるように設
定されている。
【0018】そして、その下側マスク治具17は、以下
のように配設されている。すなわち、ベース部材19に
下側筒体20が固定され、この下側筒体20の内部に下
側回転体21がベアリング22を介して回転自在に支持
されている。この回転体21の上部に、前記下側マスク
部材17が固定されている。また、この回転体21の下
部にはプーリ23が配設され、このプーリ23と、ベー
ス部材19側に固定されたモータ24のプーリ25との
間にタイミングベルト26が掛け渡されている。このモ
ータ24の駆動により、下側マスク治具17が回転され
るようになっている。
のように配設されている。すなわち、ベース部材19に
下側筒体20が固定され、この下側筒体20の内部に下
側回転体21がベアリング22を介して回転自在に支持
されている。この回転体21の上部に、前記下側マスク
部材17が固定されている。また、この回転体21の下
部にはプーリ23が配設され、このプーリ23と、ベー
ス部材19側に固定されたモータ24のプーリ25との
間にタイミングベルト26が掛け渡されている。このモ
ータ24の駆動により、下側マスク治具17が回転され
るようになっている。
【0019】また、その下側回転体21の上部には、下
側マスク治具17の内側に位置し、レンズ1近傍まで延
びる突部21aが形成され、この突部21aには、レン
ズ1下面に当接するOリング27が配設されている。そ
して、この下側回転体21の中心部に上下方向に貫通す
る吸引路21bが形成され、この吸引路21bが吸引パ
イプ28と連結され、この吸引パイプ28が図示省略の
吸引装置に接続されている。この吸引パイプ28は、回
転継ぎ手29に接続され、この回転継ぎ手29と下側回
転体21の下端部との間にシール材30が配設されてい
る。この吸引路21bを介して吸引することにより、レ
ンズ1がOリング27に密着され、間接的には、下側マ
スク治具17に吸着されるようになっている。これら吸
引路21b等により、レンズ1を下側マスク治具17に
吸着する「吸着手段」が構成されている。
側マスク治具17の内側に位置し、レンズ1近傍まで延
びる突部21aが形成され、この突部21aには、レン
ズ1下面に当接するOリング27が配設されている。そ
して、この下側回転体21の中心部に上下方向に貫通す
る吸引路21bが形成され、この吸引路21bが吸引パ
イプ28と連結され、この吸引パイプ28が図示省略の
吸引装置に接続されている。この吸引パイプ28は、回
転継ぎ手29に接続され、この回転継ぎ手29と下側回
転体21の下端部との間にシール材30が配設されてい
る。この吸引路21bを介して吸引することにより、レ
ンズ1がOリング27に密着され、間接的には、下側マ
スク治具17に吸着されるようになっている。これら吸
引路21b等により、レンズ1を下側マスク治具17に
吸着する「吸着手段」が構成されている。
【0020】さらに、その下側回転体21には、前記吸
引路21bの周囲に、圧送路21cが上下方向に沿って
形成され、この圧送路21cは、下側マスク治具17と
レンズ1下面との間で形成される空間部Aに連通されて
いる。そして、この圧送路21cの下端部が圧送パイプ
31に接続され、この圧送パイプ31は空気を圧送する
図示省略の空気吐出装置に接続されている。
引路21bの周囲に、圧送路21cが上下方向に沿って
形成され、この圧送路21cは、下側マスク治具17と
レンズ1下面との間で形成される空間部Aに連通されて
いる。そして、この圧送路21cの下端部が圧送パイプ
31に接続され、この圧送パイプ31は空気を圧送する
図示省略の空気吐出装置に接続されている。
【0021】一方、上側マスク治具17は、以下のよう
に配設されている。すなわち、ベース部材19に上下方
向に沿うガイドレール(直線案内機構)33が配設さ
れ、このガイドレール33にキャリッジ34が図示省略
に駆動装置により上下動自在に配設されている。そし
て、このキャリッジ34に上側筒体35が固定され、こ
の上側筒体35の内部に上側回転体36がベアリング3
7を介して回転自在に支持されている。この上側回転体
36の下部に、前記上側マスク治具18が固定されてい
る。
に配設されている。すなわち、ベース部材19に上下方
向に沿うガイドレール(直線案内機構)33が配設さ
れ、このガイドレール33にキャリッジ34が図示省略
に駆動装置により上下動自在に配設されている。そし
て、このキャリッジ34に上側筒体35が固定され、こ
の上側筒体35の内部に上側回転体36がベアリング3
7を介して回転自在に支持されている。この上側回転体
36の下部に、前記上側マスク治具18が固定されてい
る。
【0022】この上側回転体36,前記下側回転体21
及びモータ24等により、両マスク治具17,18を回
転させる「回転機構」が構成されている。
及びモータ24等により、両マスク治具17,18を回
転させる「回転機構」が構成されている。
【0023】また、その上側回転体36の中心部に上下
方向に貫通する圧送路36aが形成され、この圧送路3
6aは、上側マスク治具18とレンズ1上面との間で形
成される空間部Bに連通されている。そして、この圧送
路36aの上端部が圧送パイプ31に接続され、この圧
送パイプ31は空気を圧送する図示省略に空気吐出装置
に接続されている。この圧送パイプ38は、回転継ぎ手
39に接続され、この回転継ぎ手39と上側回転体36
の上端部との間にシール材40が配設されている。この
実施の形態では、圧送路21c,36aや圧送パイプ3
1,38等で、各マスク治具17,18とレンズ1とで
形成される空間部A,B内の圧力を大気圧より上昇させ
る「圧力上昇手段」が構成されている。
方向に貫通する圧送路36aが形成され、この圧送路3
6aは、上側マスク治具18とレンズ1上面との間で形
成される空間部Bに連通されている。そして、この圧送
路36aの上端部が圧送パイプ31に接続され、この圧
送パイプ31は空気を圧送する図示省略に空気吐出装置
に接続されている。この圧送パイプ38は、回転継ぎ手
39に接続され、この回転継ぎ手39と上側回転体36
の上端部との間にシール材40が配設されている。この
実施の形態では、圧送路21c,36aや圧送パイプ3
1,38等で、各マスク治具17,18とレンズ1とで
形成される空間部A,B内の圧力を大気圧より上昇させ
る「圧力上昇手段」が構成されている。
【0024】さらに、前記両マスク治具17,18でレ
ンズ1を挟持する前に、これらマスク治具17,18の
中心軸Oに対してレンズ1の中心軸を合わせる「芯出し
手段」としての芯出し機構42が配設されている。この
芯出し機構42は、ベースプレート43が前記ガイドレ
ール33に図示省略のアクチュエータにより上下動自在
に配設され、このベースプレート43には、前記下側マ
スク治具17や下側筒体20等が遊挿される開口43a
が形成されている。このベースプレート43上には、両
マスク治具17,18の中心軸Oを中心軸とする同心円
上に、レンズ1の周端面1aを押圧する3つの押圧部材
44が等間隔(120°間隔)に配設されている。これ
ら押圧部材44は、回動装置45により回動されるアー
ム46の先端部に取り付けられている。これら3つの押
圧部材44でレンズ1の周端面1aを中心軸Oに向けて
等しい力で押圧することにより、レンズ1の中心軸が両
マスク治具17,18の中心軸Oに合うようにセンタリ
ングされるようになっている。ここでは、芯出し機構4
2で位置合わせされたレンズ1を下側マスク治具17側
に吸着した後、その芯出し機構42をレンズ1の周端面
1aから待避させる「待避手段」は、上下動するベース
プレート43等により構成されている。
ンズ1を挟持する前に、これらマスク治具17,18の
中心軸Oに対してレンズ1の中心軸を合わせる「芯出し
手段」としての芯出し機構42が配設されている。この
芯出し機構42は、ベースプレート43が前記ガイドレ
ール33に図示省略のアクチュエータにより上下動自在
に配設され、このベースプレート43には、前記下側マ
スク治具17や下側筒体20等が遊挿される開口43a
が形成されている。このベースプレート43上には、両
マスク治具17,18の中心軸Oを中心軸とする同心円
上に、レンズ1の周端面1aを押圧する3つの押圧部材
44が等間隔(120°間隔)に配設されている。これ
ら押圧部材44は、回動装置45により回動されるアー
ム46の先端部に取り付けられている。これら3つの押
圧部材44でレンズ1の周端面1aを中心軸Oに向けて
等しい力で押圧することにより、レンズ1の中心軸が両
マスク治具17,18の中心軸Oに合うようにセンタリ
ングされるようになっている。ここでは、芯出し機構4
2で位置合わせされたレンズ1を下側マスク治具17側
に吸着した後、その芯出し機構42をレンズ1の周端面
1aから待避させる「待避手段」は、上下動するベース
プレート43等により構成されている。
【0025】一方、前記アームロボット15の先端部に
はスプレーガン14が配設され、両マスク治具17,1
8で保持された状態で回転されるレンズ1の周端面1a
に、そのスプレーガン14から塗料を塗布するように設
定されている。また、このアームロボット15の先端部
には、スプレーガン14の下側に、レンズ1を吸着して
搬送するハンド48が設けられる一方、このアームロボ
ット15の近傍には、レンズ1のトレイ49が配設され
ている。
はスプレーガン14が配設され、両マスク治具17,1
8で保持された状態で回転されるレンズ1の周端面1a
に、そのスプレーガン14から塗料を塗布するように設
定されている。また、このアームロボット15の先端部
には、スプレーガン14の下側に、レンズ1を吸着して
搬送するハンド48が設けられる一方、このアームロボ
ット15の近傍には、レンズ1のトレイ49が配設され
ている。
【0026】次に、レンズ1の周端面1aの塗装手順に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0027】予め、上側マスク治具18が上昇された状
態で、トレイ49上に置かれたレンズ1を、アームロボ
ット15のハンド48に吸着して搬送し、レンズ塗装用
マスク装置13の下側マスク治具17上に乗せる。
態で、トレイ49上に置かれたレンズ1を、アームロボ
ット15のハンド48に吸着して搬送し、レンズ塗装用
マスク装置13の下側マスク治具17上に乗せる。
【0028】そして、芯出し機構42のベースプレート
43を図1に示す位置までアクチュエータにて上昇さ
せ、その後、各回動装置45にてアーム46を回動させ
ることにより、120°間隔に配設された押圧部材44
をレンズ1の周端面1aに当接させ、中心軸Oに向けて
押圧することにより、レンズ1の中心軸が両マスク治具
17,18の中心軸Oに合わせられ、芯出しが行われ
る。
43を図1に示す位置までアクチュエータにて上昇さ
せ、その後、各回動装置45にてアーム46を回動させ
ることにより、120°間隔に配設された押圧部材44
をレンズ1の周端面1aに当接させ、中心軸Oに向けて
押圧することにより、レンズ1の中心軸が両マスク治具
17,18の中心軸Oに合わせられ、芯出しが行われ
る。
【0029】この状態で、図示省略の吸引装置により、
吸引パイプ28及び吸引路21bを介してレンズ1を吸
引して下側マスク治具17にレンズ1を吸着する。そし
て、アーム46を上記と反対方向に回動させて押圧部材
44をレンズ1の周端面1aから離間させた後、ベース
プレート43を下降させて芯出し機構42をレンズ1の
周端面1aから待避させる。
吸引パイプ28及び吸引路21bを介してレンズ1を吸
引して下側マスク治具17にレンズ1を吸着する。そし
て、アーム46を上記と反対方向に回動させて押圧部材
44をレンズ1の周端面1aから離間させた後、ベース
プレート43を下降させて芯出し機構42をレンズ1の
周端面1aから待避させる。
【0030】次いで、図示省略のアクチュエータによ
り、キャリッジ34を下降させて、上側マスク治具18
をレンズ1の上面に当接させる。これにより、両マスク
治具17,18でレンズ1を挟持する。
り、キャリッジ34を下降させて、上側マスク治具18
をレンズ1の上面に当接させる。これにより、両マスク
治具17,18でレンズ1を挟持する。
【0031】その後、モータ24を駆動させることによ
り、タイミングベルト26等を介して下側回転体21及
び下側マスク治具17が回動され、これと一体となっ
て、上側回転体36及び上側マスク治具18も回動され
ることにより、レンズ1が回転される。
り、タイミングベルト26等を介して下側回転体21及
び下側マスク治具17が回動され、これと一体となっ
て、上側回転体36及び上側マスク治具18も回動され
ることにより、レンズ1が回転される。
【0032】これと同時に、空気吐出装置を駆動させて
圧送パイプ31,38及び圧送路21c,36aを介し
て空間部A,Bに空気を圧送して、この空間部A,Bの
圧力を上昇させる。
圧送パイプ31,38及び圧送路21c,36aを介し
て空間部A,Bに空気を圧送して、この空間部A,Bの
圧力を上昇させる。
【0033】この状態で、アームロボット15により、
スプレーガン14の噴射口をレンズ1の周端面1aに接
近させて、塗料をその周端面1aに塗布する。この場合
には、レンズ1が回転しているため、スプレーガン14
を可動させることなく、このスプレーガン14から塗料
を噴霧するだけで、レンズ周端面1aが全周に渡って簡
単に塗装される。
スプレーガン14の噴射口をレンズ1の周端面1aに接
近させて、塗料をその周端面1aに塗布する。この場合
には、レンズ1が回転しているため、スプレーガン14
を可動させることなく、このスプレーガン14から塗料
を噴霧するだけで、レンズ周端面1aが全周に渡って簡
単に塗装される。
【0034】塗装終了後、両マスク治具17,18の回
転を停止し、図示省略の吸引装置及び空気吐出装置の駆
動を停止し、上側マスク治具18を上昇させ、アームロ
ボット15のハンド48にて、レンズ1上面の非塗装面
を吸着し、搬送して、トレイ49上へ置く。
転を停止し、図示省略の吸引装置及び空気吐出装置の駆
動を停止し、上側マスク治具18を上昇させ、アームロ
ボット15のハンド48にて、レンズ1上面の非塗装面
を吸着し、搬送して、トレイ49上へ置く。
【0035】かかる動作を繰り返すことにより、順次、
レンズ1の周端面1aを塗装することができる。この塗
装装置12の一連の動作は、シーケンス制御されるよう
になっている。
レンズ1の周端面1aを塗装することができる。この塗
装装置12の一連の動作は、シーケンス制御されるよう
になっている。
【0036】このようなレンズ1の塗装時には、両マス
ク治具17,18にてレンズ1の非塗装面が覆われ、周
端面1aのみが露出しているため、この周端面1aを塗
装する場合に、非塗装面に塗料が付着したりすることな
く、簡単に、高精度に塗装できる。
ク治具17,18にてレンズ1の非塗装面が覆われ、周
端面1aのみが露出しているため、この周端面1aを塗
装する場合に、非塗装面に塗料が付着したりすることな
く、簡単に、高精度に塗装できる。
【0037】また、この場合には、空間部A,Bの圧力
を上昇させるようにしているため、レンズ1の周端面1
aに塗布された塗料が、その空間部A,B内、すなわ
ち、レンズ1の非塗装面側に流入することがなく、より
精度を向上させることができる。
を上昇させるようにしているため、レンズ1の周端面1
aに塗布された塗料が、その空間部A,B内、すなわ
ち、レンズ1の非塗装面側に流入することがなく、より
精度を向上させることができる。
【0038】さらに、芯出し機構42により、レンズ1
の周端面1aの3等分点からレンズ1の中心軸に向かっ
て押圧するため、レンズ1の芯出しを自動的に行うこと
ができると同時に、レンズ1の径が変わっても簡単に位
置決めすることができる。
の周端面1aの3等分点からレンズ1の中心軸に向かっ
て押圧するため、レンズ1の芯出しを自動的に行うこと
ができると同時に、レンズ1の径が変わっても簡単に位
置決めすることができる。
【0039】さらにまた、レンズ1の芯出し後、レンズ
1を下側マスク治具17に吸着するようにしているた
め、レンズ1に位置ズレが生じず正規の位置に確実にセ
ットできる。
1を下側マスク治具17に吸着するようにしているた
め、レンズ1に位置ズレが生じず正規の位置に確実にセ
ットできる。
【0040】また、レンズ1の芯出し後、芯出し機構4
2を下降させて、レンズ1の周端面1aから待避させる
ことにより、レンズ周端面1aを塗装する場合の邪魔に
ならない。
2を下降させて、レンズ1の周端面1aから待避させる
ことにより、レンズ周端面1aを塗装する場合の邪魔に
ならない。
【0041】しかも、両マスク治具17,18を外径
を、レンズ1の外径より小さくすることにより、レンズ
周端面1aが隠れるようなことなく、この周端面1aに
確実に塗料を塗布することができる。
を、レンズ1の外径より小さくすることにより、レンズ
周端面1aが隠れるようなことなく、この周端面1aに
確実に塗料を塗布することができる。
【0042】さらに、両マスク治具17,18はデルリ
ン等のエンジニアリングプラスチックを用いているた
め、エンジニアリングプラスチックはレンズ1より柔ら
かいことから、このレンズ1を傷つけるようなことがな
い。また、エンジニアリングプラスチックの内でも、デ
ルリンは、洗浄しやすいため、塗装時に両マスク治具1
7,18の表面に付着した塗料を比較的容易に拭き取る
ことができる。
ン等のエンジニアリングプラスチックを用いているた
め、エンジニアリングプラスチックはレンズ1より柔ら
かいことから、このレンズ1を傷つけるようなことがな
い。また、エンジニアリングプラスチックの内でも、デ
ルリンは、洗浄しやすいため、塗装時に両マスク治具1
7,18の表面に付着した塗料を比較的容易に拭き取る
ことができる。
【0043】さらにまた、回転されたレンズ1の周端面
1aに塗料を塗布するスプレーガン14を設けることに
より、従来のような筆5を使わず、より簡単に塗装を行
うことができる。
1aに塗料を塗布するスプレーガン14を設けることに
より、従来のような筆5を使わず、より簡単に塗装を行
うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、レンズを両面側から挟持して周端面
以外の非塗装面をマスク治具で遮蔽することにより、塗
装面である周端面のみを露出させることができるため、
この周端面を塗装する場合に、非塗装面に塗料が付着し
たりすることなく、簡単に、高精度に塗装できる。
載の発明によれば、レンズを両面側から挟持して周端面
以外の非塗装面をマスク治具で遮蔽することにより、塗
装面である周端面のみを露出させることができるため、
この周端面を塗装する場合に、非塗装面に塗料が付着し
たりすることなく、簡単に、高精度に塗装できる。
【0045】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載の効果に加え、マスク治具の中心軸に対して
レンズの中心軸を合わせる芯出し手段を設けることによ
り、簡単、且つ、正確にレンズをセットできる。
項1に記載の効果に加え、マスク治具の中心軸に対して
レンズの中心軸を合わせる芯出し手段を設けることによ
り、簡単、且つ、正確にレンズをセットできる。
【0046】請求項3に記載された発明によれば、請求
項1又は2に記載の効果に加え、レンズをマスク治具の
一方に吸着する吸着手段を設けることにより、レンズに
位置ズレが生じず正規の位置に確実にセットできる。
項1又は2に記載の効果に加え、レンズをマスク治具の
一方に吸着する吸着手段を設けることにより、レンズに
位置ズレが生じず正規の位置に確実にセットできる。
【0047】請求項4に記載された発明によれば、請求
項3に記載の効果に加え、芯出し手段をレンズの周端面
から待避させる待避手段を設けることにより、レンズ周
端面を塗装する場合の邪魔にならない。
項3に記載の効果に加え、芯出し手段をレンズの周端面
から待避させる待避手段を設けることにより、レンズ周
端面を塗装する場合の邪魔にならない。
【0048】請求項5に記載された発明によれば、請求
項1乃至4の何れかに記載の効果に加え、マスク治具と
レンズとで形成される空間部内の圧力を大気圧より上昇
させる圧力上昇手段を設けることにより、レンズ周端面
に塗布された塗料が、その空間部、つまり、レンズの非
塗装面側に浸入するのを防止できる。
項1乃至4の何れかに記載の効果に加え、マスク治具と
レンズとで形成される空間部内の圧力を大気圧より上昇
させる圧力上昇手段を設けることにより、レンズ周端面
に塗布された塗料が、その空間部、つまり、レンズの非
塗装面側に浸入するのを防止できる。
【0049】請求項6に記載された発明によれば、請求
項1乃至5の何れかに記載の効果に加え、マスク治具を
外径を、レンズの外径より小さくすることにより、レン
ズ周端面に確実に塗料を塗布することができる。
項1乃至5の何れかに記載の効果に加え、マスク治具を
外径を、レンズの外径より小さくすることにより、レン
ズ周端面に確実に塗料を塗布することができる。
【0050】請求項7に記載された発明によれば、請求
項1乃至6の何れかに記載の効果に加え、マスク治具を
エンジニアリングプラスチックで形成することにより、
エンジニアリングプラスチックはレンズより柔らかいこ
とから、このレンズを傷つけるようなことがない。
項1乃至6の何れかに記載の効果に加え、マスク治具を
エンジニアリングプラスチックで形成することにより、
エンジニアリングプラスチックはレンズより柔らかいこ
とから、このレンズを傷つけるようなことがない。
【0051】請求項8に記載された発明によれば、請求
項1乃至7の何れかに記載の効果に加え、回転機構によ
り回転されたレンズの周端面に塗料を塗布するスプレー
ガンを設けることにより、従来のような筆を使わず、よ
り簡単に塗装を行うことができる、という実用上有益な
効果を発揮する。
項1乃至7の何れかに記載の効果に加え、回転機構によ
り回転されたレンズの周端面に塗料を塗布するスプレー
ガンを設けることにより、従来のような筆を使わず、よ
り簡単に塗装を行うことができる、という実用上有益な
効果を発揮する。
【図1】この発明の実施の形態に係るレンズ塗装用マス
ク装置の断面図である。
ク装置の断面図である。
【図2】同実施の形態に係る塗装装置の正面図である。
【図3】同実施の形態に係る芯出し機構の平面図であ
る。
る。
【図4】従来例を示す正面図である。
12 レンズ塗装装置 13 レンズ塗装用マスク装置 14 スプレーガン 17 下側マスク治具 18 上側マスク治具 回転機構 21 下側回転体 24 モータ 36 上側回転体 吸着手段 21b 吸引路 28 吸引パイプ 圧力上昇手段 21c,36a 圧送路 31,38 圧送パイプ 42 芯出し機構(芯出し手段) 退避手段 33 ガイドレール 43 ベースプレート A,B 空間部 O 中心軸
Claims (8)
- 【請求項1】 レンズを両面側から挟持して周端面以外
の非塗装面を遮蔽する一対のマスク治具と、 該マスク治具を回転させる回転機構とを有することを特
徴とするレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項2】 前記マスク治具で前記レンズを挟持する
前に、該マスク治具の中心軸に対して該レンズの中心軸
を合わせる芯出し手段を有することを特徴とする請求項
1記載のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項3】 前記レンズを前記マスク治具の一方に吸
着する吸着手段を有することを特徴とする請求項1又は
2記載のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項4】 前記芯出し手段で位置合わせされた前記
レンズを、前記吸着手段で前記マスク治具の一方に吸着
した後、前記芯出し手段を前記レンズの周端面から待避
させる待避手段を有することを特徴とする請求項3記載
のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項5】 前記レンズを両側から前記マスク治具で
挟持した状態で、該マスク治具とレンズとで形成される
空間部内の圧力を大気圧より上昇させる圧力上昇手段を
有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに
記載のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項6】 前記マスク治具を外径を、前記レンズの
外径より小さくしたことを特徴とする請求項1乃至5の
何れか一つに記載のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項7】 前記マスク治具をエンジニアリングプラ
スチックで形成したことを特徴とする請求項1乃至6の
何れか一つに記載のレンズ塗装用マスク装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか一つに記載のレ
ンズ塗装用マスク装置を備えると共に、前記一対のマス
ク治具により挟持され、回転機構により回転されたレン
ズの周端面に塗料を塗布するスプレーガンを有すること
を特徴とするレンズ塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298035A JPH10118564A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | レンズ塗装用マスク装置及びレンズ塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298035A JPH10118564A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | レンズ塗装用マスク装置及びレンズ塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10118564A true JPH10118564A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17854287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8298035A Pending JPH10118564A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | レンズ塗装用マスク装置及びレンズ塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10118564A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003270505A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-25 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ墨塗り装置用レンズホルダー、及びレンズ墨塗り装置のレンズ保持方法 |
| EP1328833A4 (en) * | 2000-09-29 | 2008-11-19 | Carl Zeiss Vision Au Holding | BORDER-COATED EYEOPTIC LENSES |
| CN107427856A (zh) * | 2015-03-13 | 2017-12-01 | 株式会社Ihi | 叶片的涂装装置 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8298035A patent/JPH10118564A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1328833A4 (en) * | 2000-09-29 | 2008-11-19 | Carl Zeiss Vision Au Holding | BORDER-COATED EYEOPTIC LENSES |
| JP2003270505A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-25 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ墨塗り装置用レンズホルダー、及びレンズ墨塗り装置のレンズ保持方法 |
| CN107427856A (zh) * | 2015-03-13 | 2017-12-01 | 株式会社Ihi | 叶片的涂装装置 |
| EP3219397A4 (en) * | 2015-03-13 | 2018-08-22 | IHI Corporation | Blade coating device |
| US10207283B2 (en) | 2015-03-13 | 2019-02-19 | Ihi Corporation | Vane coating apparatus |
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