JPH10118754A - 成形機の型締め不良検知方法およびその装置 - Google Patents
成形機の型締め不良検知方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH10118754A JPH10118754A JP27471396A JP27471396A JPH10118754A JP H10118754 A JPH10118754 A JP H10118754A JP 27471396 A JP27471396 A JP 27471396A JP 27471396 A JP27471396 A JP 27471396A JP H10118754 A JPH10118754 A JP H10118754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- detecting
- clamping
- die
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 42
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 37
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 18
- 230000007547 defect Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000005266 casting Methods 0.000 abstract description 11
- 238000004512 die casting Methods 0.000 abstract description 10
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型合せ面に異物が付着したまま型締めした
ときに隙間の生じたことを簡易な構成により確実に検知
する。 【解決手段】 金型合せ面の少なくとも一方に開口する
流体通路23が金型内部に形成された金型を用いて圧力
流体を流体通路23に充填し、当該金型を型締めしたと
きに流体通路23を閉止するとともに圧力流体の漏洩量
を計測し、この圧力流体の漏洩量に基づいて型締めの不
良状態を検出する。
ときに隙間の生じたことを簡易な構成により確実に検知
する。 【解決手段】 金型合せ面の少なくとも一方に開口する
流体通路23が金型内部に形成された金型を用いて圧力
流体を流体通路23に充填し、当該金型を型締めしたと
きに流体通路23を閉止するとともに圧力流体の漏洩量
を計測し、この圧力流体の漏洩量に基づいて型締めの不
良状態を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト機や射
出成形機などの成形機において、型締め状態の不良を検
知する検知方法およびその装置に係り、特に、金型の互
いに対向する金型合せ面にバリ等が付着して生じる密着
状態の不良を検知する成形機の型締め不良検知方法およ
びその装置に関する。
出成形機などの成形機において、型締め状態の不良を検
知する検知方法およびその装置に係り、特に、金型の互
いに対向する金型合せ面にバリ等が付着して生じる密着
状態の不良を検知する成形機の型締め不良検知方法およ
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト機による成形工程では、金型
から成形品を取り出した後は、金型を清掃し、離型剤の
塗付などを行なってから、次の成形工程に入る。その際
に、亜鉛、アルミなどの成形品材料のバリが金型同士の
密着面に付着したまま残らないように金型の清掃を十分
に行なう必要がある。それが不十分であると、バリの付
着量が多くなったり、あるいはその一部の脱落が生じ、
射出時に金型合せ面間の隙間から高温高圧の溶湯が金型
の外に飛び出す危険性がある。
から成形品を取り出した後は、金型を清掃し、離型剤の
塗付などを行なってから、次の成形工程に入る。その際
に、亜鉛、アルミなどの成形品材料のバリが金型同士の
密着面に付着したまま残らないように金型の清掃を十分
に行なう必要がある。それが不十分であると、バリの付
着量が多くなったり、あるいはその一部の脱落が生じ、
射出時に金型合せ面間の隙間から高温高圧の溶湯が金型
の外に飛び出す危険性がある。
【0003】射出成形機による成形工程においても同様
に、金型合せ面にバリが付着したまま成形工程に入る
と、粘度の高い樹脂はダイカスト機のように金型から飛
び出すような問題はないが、成形品の厚さ不良の原因に
なったりする。
に、金型合せ面にバリが付着したまま成形工程に入る
と、粘度の高い樹脂はダイカスト機のように金型から飛
び出すような問題はないが、成形品の厚さ不良の原因に
なったりする。
【0004】そこで、従来は、金型合せ面の間に隙間の
ある型締めが不良なままに成形工程に入らないように、
金型の一方に、他方の金型合せ面に対向する変位センサ
を設け、この変位センサにより隙間を検知することが行
なわれている。
ある型締めが不良なままに成形工程に入らないように、
金型の一方に、他方の金型合せ面に対向する変位センサ
を設け、この変位センサにより隙間を検知することが行
なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、型締め
した後で検出すべき隙間の大きさはごく小さいため、そ
れを検出する高精度の変位センサが必要であり、しか
も、バリの付着によって生じる隙間は、金型合せ面の全
面にわたって均一に生じるというものではないため、高
精度で高価な変位センサを複数個取り付けなければなら
ず、コスト高を招く。
した後で検出すべき隙間の大きさはごく小さいため、そ
れを検出する高精度の変位センサが必要であり、しか
も、バリの付着によって生じる隙間は、金型合せ面の全
面にわたって均一に生じるというものではないため、高
精度で高価な変位センサを複数個取り付けなければなら
ず、コスト高を招く。
【0006】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、金型合せ面に付着したまま型締
めしたときに隙間の生じたことを確実に検知できるよう
にした簡易かつ安価な形締め不良検知方法およびその装
置を提供することにある。
有する問題点を解消し、金型合せ面に付着したまま型締
めしたときに隙間の生じたことを確実に検知できるよう
にした簡易かつ安価な形締め不良検知方法およびその装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による型締め検知方法は、金型を型締めし
た後の固定金型と移動金型の対向し合う金型合せ面の不
完全密着状態を型締め不良として検知する成形機の型締
め不良検知方法であって、前記金型の少なくとも一方の
金型合せ面に開口する流体通路が金型内部に形成された
金型を用いて圧力流体を前記流体通路に充填し、当該金
型を型締めしたときに前記流体通路を閉止するとともに
前記圧力流体の漏洩量を計測し、この圧力流体の漏洩量
に基づいて型締めの不良状態を検出することを特徴とす
るものである。
めに、本発明による型締め検知方法は、金型を型締めし
た後の固定金型と移動金型の対向し合う金型合せ面の不
完全密着状態を型締め不良として検知する成形機の型締
め不良検知方法であって、前記金型の少なくとも一方の
金型合せ面に開口する流体通路が金型内部に形成された
金型を用いて圧力流体を前記流体通路に充填し、当該金
型を型締めしたときに前記流体通路を閉止するとともに
前記圧力流体の漏洩量を計測し、この圧力流体の漏洩量
に基づいて型締めの不良状態を検出することを特徴とす
るものである。
【0008】本発明によれば、金型合せ面の清掃が不十
分で、型締したときに固定型と移動型の対向し合う金型
合せ面に鋳バリなどの異物が挟まったような場合は、完
全に密着せずに金型合せ面の間にわずかながらも隙間が
できる。この隙間から金型内部の通路に充填されていた
圧縮空気が漏洩するため、型締めと同時に圧力流体を金
型に導入したときに、管路に圧力流体の流れが生じる。
その間、その流量を計測し、流量の値がある設定された
しきい値を超えたときに型締め不良であると判別され
る。
分で、型締したときに固定型と移動型の対向し合う金型
合せ面に鋳バリなどの異物が挟まったような場合は、完
全に密着せずに金型合せ面の間にわずかながらも隙間が
できる。この隙間から金型内部の通路に充填されていた
圧縮空気が漏洩するため、型締めと同時に圧力流体を金
型に導入したときに、管路に圧力流体の流れが生じる。
その間、その流量を計測し、流量の値がある設定された
しきい値を超えたときに型締め不良であると判別され
る。
【0009】また、本発明は、金型を型締めした後の固
定金型と移動金型の対向し合う金型合せ面の不完全密着
状態を型締め不良として検知する成形機の型締め不良検
知装置であって、圧力流体供給源からの圧力流体を金型
に供給する管路と、前記流体管路に接続され前記金型の
一方の金型合せ面に開口する開口が形成された金型内部
通路と、前記開口部から金型合せ面を通じて外部に漏洩
する圧力流体の漏洩量を検出する漏洩量検出手段と、前
記漏洩量検出手段によって求めた流体漏洩量と、予め設
定されたしきい値とを比較し、検出量が前記しきい値を
超えたときに型締めの不良状態を判別する判別手段と、
を具備したことを特徴とする。
定金型と移動金型の対向し合う金型合せ面の不完全密着
状態を型締め不良として検知する成形機の型締め不良検
知装置であって、圧力流体供給源からの圧力流体を金型
に供給する管路と、前記流体管路に接続され前記金型の
一方の金型合せ面に開口する開口が形成された金型内部
通路と、前記開口部から金型合せ面を通じて外部に漏洩
する圧力流体の漏洩量を検出する漏洩量検出手段と、前
記漏洩量検出手段によって求めた流体漏洩量と、予め設
定されたしきい値とを比較し、検出量が前記しきい値を
超えたときに型締めの不良状態を判別する判別手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0010】前記漏洩量検出手段は、圧力流体を金型に
供給する管路を流れる圧力流体の流量を計測する流量検
出器を利用し、直接漏洩量を求めても良く、また、前記
漏洩量検出手段は、前記管路を流れる圧力流体の圧力を
検出する圧力検出器を利用して、検出した圧力の変化か
ら漏洩量を求めるようにしてもよい。
供給する管路を流れる圧力流体の流量を計測する流量検
出器を利用し、直接漏洩量を求めても良く、また、前記
漏洩量検出手段は、前記管路を流れる圧力流体の圧力を
検出する圧力検出器を利用して、検出した圧力の変化か
ら漏洩量を求めるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による型締め不良検
知装置をダイカストマシンについて実施した一実施形態
について添付の図面を参照して説明する。図1は、本発
明が適用されるダイカストマシンの側面を示す。符号1
0は、固定ダイプレートを、11は、移動ダイプレート
を示す。固定ダイプレート10、移動ダイプレート11
には、金型を構成する固定金型12、移動金型13がそ
れぞれ取り付けられており、固定金型12、移動金型1
3の対向する面に製品を成形するキャビティ14(図2
参照)が形成されている。
知装置をダイカストマシンについて実施した一実施形態
について添付の図面を参照して説明する。図1は、本発
明が適用されるダイカストマシンの側面を示す。符号1
0は、固定ダイプレートを、11は、移動ダイプレート
を示す。固定ダイプレート10、移動ダイプレート11
には、金型を構成する固定金型12、移動金型13がそ
れぞれ取り付けられており、固定金型12、移動金型1
3の対向する面に製品を成形するキャビティ14(図2
参照)が形成されている。
【0012】移動ダイプレート11は、型締めシリンダ
15の作動により、タイロッド16に沿って固定ダイプ
レート10の遠近方向に横動し、金型の型締め、型開き
がなされるようになっている。この場合、前記型締めシ
リンダ15は、トグルリンク機構17を介して移動ダイ
プレート11に連結され、このトグルリンク機構17に
よって大きな型締め力が発生するようになっている。な
お、固定ダイプレート10の側方には、射出装置18が
配設されており、固定金型12、移動金型13を型締め
後、射出装置18が作動して、溶融金属が金型内のキャ
ビティ14に射出されるようになっている。
15の作動により、タイロッド16に沿って固定ダイプ
レート10の遠近方向に横動し、金型の型締め、型開き
がなされるようになっている。この場合、前記型締めシ
リンダ15は、トグルリンク機構17を介して移動ダイ
プレート11に連結され、このトグルリンク機構17に
よって大きな型締め力が発生するようになっている。な
お、固定ダイプレート10の側方には、射出装置18が
配設されており、固定金型12、移動金型13を型締め
後、射出装置18が作動して、溶融金属が金型内のキャ
ビティ14に射出されるようになっている。
【0013】次に、図2は、型締め不良検知装置の構成
を示す。この型締め不良検知装置20は、圧縮空気供給
源(図示せず)からダイカストマシンに装備されている
エアシリンダなどにエアを供給するエア配管から電磁等
の切換弁21を介して分岐する管路22を使って、作動
流体のエアを固定型12の内部に形成した通路23から
金型に供給し、固定金型12と移動金型13との金型合
せ面24の隙間からの漏洩量を計測することによって、
金型の不完全密着状態を型締め不良として検知するもの
である。
を示す。この型締め不良検知装置20は、圧縮空気供給
源(図示せず)からダイカストマシンに装備されている
エアシリンダなどにエアを供給するエア配管から電磁等
の切換弁21を介して分岐する管路22を使って、作動
流体のエアを固定型12の内部に形成した通路23から
金型に供給し、固定金型12と移動金型13との金型合
せ面24の隙間からの漏洩量を計測することによって、
金型の不完全密着状態を型締め不良として検知するもの
である。
【0014】前記切換弁21の下流には、リリーフバル
ブなどの圧力制御弁25が設けられ、金型に導入するエ
アの圧力を所定値の圧力に設定できるようになってい
る。また、この管路22を流れるエアの流量を計測する
ための流量検出器として流量計26が設けられ、この流
量計26は、制御装置28と接続されている。制御装置
28は、中央処理装置(CPU)、記憶装置、入出力装
置を具備しており、型締め不良検知の一連の手順を記述
したプログラムにしたがって動作し、流量計26から取
り込んだデータから流量を演算するとともに、あらかじ
め設定されたしきい値と比較し、漏洩量から型締めの不
良状態を判別する手段を構成している。また、この実施
形態では、制御装置28は、切換弁21に指令信号を与
えて開閉動作を制御することができる。
ブなどの圧力制御弁25が設けられ、金型に導入するエ
アの圧力を所定値の圧力に設定できるようになってい
る。また、この管路22を流れるエアの流量を計測する
ための流量検出器として流量計26が設けられ、この流
量計26は、制御装置28と接続されている。制御装置
28は、中央処理装置(CPU)、記憶装置、入出力装
置を具備しており、型締め不良検知の一連の手順を記述
したプログラムにしたがって動作し、流量計26から取
り込んだデータから流量を演算するとともに、あらかじ
め設定されたしきい値と比較し、漏洩量から型締めの不
良状態を判別する手段を構成している。また、この実施
形態では、制御装置28は、切換弁21に指令信号を与
えて開閉動作を制御することができる。
【0015】図3は、固定金型12の正面図で、移動金
型13と密着する金型合せ面24には、キャビティ14
を形成する製品型29の外側でこれを囲繞する円環状の
溝部30が形成されている。金型内部の通路23の出口
部31、32は、この溝部30の底に開口するようにな
っている。
型13と密着する金型合せ面24には、キャビティ14
を形成する製品型29の外側でこれを囲繞する円環状の
溝部30が形成されている。金型内部の通路23の出口
部31、32は、この溝部30の底に開口するようにな
っている。
【0016】また、図4は、溝部30を特に設けない固
定金型12の金型合せ面を示し、通路23の出口部33
は、円周方向に一定のピッチで金型合せ面24に開口す
るようになっている。この場合、出口部33が鋳バリな
どで閉塞されるのを防止するために、通路23を移動金
型13側に設け、成形品押出し用の押出ピンと共に出入
するピン(図示せず)を出口部33に出し入れさせるよ
うにするとよい。
定金型12の金型合せ面を示し、通路23の出口部33
は、円周方向に一定のピッチで金型合せ面24に開口す
るようになっている。この場合、出口部33が鋳バリな
どで閉塞されるのを防止するために、通路23を移動金
型13側に設け、成形品押出し用の押出ピンと共に出入
するピン(図示せず)を出口部33に出し入れさせるよ
うにするとよい。
【0017】次に、以上のように構成される型締め不良
検知装置を使用しての型締め不良検知方法について説明
する。金型合せ面の清掃、離型剤の塗付が終了すると、
図2において、型締めと同時に切換弁21が開いて圧縮
空気は金型に導入される。圧縮空気は、管路22から金
型内部の通路23に導かれる。この時、固定金型12に
対して移動金型13が完全に締っていれば、金型合せ面
24によって金型内部の通路23はシールされて密封さ
れるので、通路23に充填した圧縮空気が金型外部に漏
洩することはない。したがって、管路22には、圧縮空
気の流れが生じないため、流量計26による流量測定値
はゼロであり、制御装置28は、管路22の流量がゼロ
であることを検知すると、型締めが良好であると判別す
る。その結果、鋳造工程は継続され、金型内のキャビテ
ィ14には、溶湯が充填されて製品が鋳造される。
検知装置を使用しての型締め不良検知方法について説明
する。金型合せ面の清掃、離型剤の塗付が終了すると、
図2において、型締めと同時に切換弁21が開いて圧縮
空気は金型に導入される。圧縮空気は、管路22から金
型内部の通路23に導かれる。この時、固定金型12に
対して移動金型13が完全に締っていれば、金型合せ面
24によって金型内部の通路23はシールされて密封さ
れるので、通路23に充填した圧縮空気が金型外部に漏
洩することはない。したがって、管路22には、圧縮空
気の流れが生じないため、流量計26による流量測定値
はゼロであり、制御装置28は、管路22の流量がゼロ
であることを検知すると、型締めが良好であると判別す
る。その結果、鋳造工程は継続され、金型内のキャビテ
ィ14には、溶湯が充填されて製品が鋳造される。
【0018】これに対して、例えば、金型合せ面24の
清掃が不十分で、型締したときに固定型12と移動型1
3の金型合せ面24に鋳バリなどの異物が挟まったよう
な場合は、金型合せ面24にわずかながらも隙間ができ
る。この隙間から金型内部の通路23に充填されていた
圧縮空気が漏洩するため、型締めと同時に切換弁21を
開いて圧縮空気を金型に導入したときに、管路22に圧
縮空気の流れが生じる。その間、その流量は検出信号を
流量計26から取り込んだ制御装置28によって測定さ
れ、流量の値がある設定されたしきい値を超えたときに
型締め不良であると判別される。
清掃が不十分で、型締したときに固定型12と移動型1
3の金型合せ面24に鋳バリなどの異物が挟まったよう
な場合は、金型合せ面24にわずかながらも隙間ができ
る。この隙間から金型内部の通路23に充填されていた
圧縮空気が漏洩するため、型締めと同時に切換弁21を
開いて圧縮空気を金型に導入したときに、管路22に圧
縮空気の流れが生じる。その間、その流量は検出信号を
流量計26から取り込んだ制御装置28によって測定さ
れ、流量の値がある設定されたしきい値を超えたときに
型締め不良であると判別される。
【0019】この型締め不良判別の基準となるしきい値
は、あらじめ、試験的にダイカストマシンを運転して取
ったデータから、金型合せ面24にできた隙間から溶湯
が外に飛び出す限界を画する流量を鋳造条件ごとに調べ
ておき、そのしきい値データは、制御装置28に記憶さ
れているものである。制御装置28は、そのときの鋳造
条件に対応したしきい値を読み込み、計測した流量の値
と比較し、型締め不良判別の基準とする。
は、あらじめ、試験的にダイカストマシンを運転して取
ったデータから、金型合せ面24にできた隙間から溶湯
が外に飛び出す限界を画する流量を鋳造条件ごとに調べ
ておき、そのしきい値データは、制御装置28に記憶さ
れているものである。制御装置28は、そのときの鋳造
条件に対応したしきい値を読み込み、計測した流量の値
と比較し、型締め不良判別の基準とする。
【0020】なお、このしきい値の設定については、必
要以上に検知感度が敏感にならないように設定される。
要以上に検知感度が敏感にならないように設定される。
【0021】型締め不良と判定されると、制御装置28
は、その旨の警報を発するとともにダイカストマシンの
運転を一時停止を指令する。
は、その旨の警報を発するとともにダイカストマシンの
運転を一時停止を指令する。
【0022】この鋳造工程の中止によって、金型は、溶
湯が射出されることなく開かれ、改めて金型合せ面の清
掃、離型剤の塗付が行なわれた後、型締めして再度前述
した圧縮空気の漏洩量を検出する。
湯が射出されることなく開かれ、改めて金型合せ面の清
掃、離型剤の塗付が行なわれた後、型締めして再度前述
した圧縮空気の漏洩量を検出する。
【0023】このようにして、金型合せ面24に隙間の
空いている不完全な型締め状態のまま溶湯がキャビティ
14に射出されるような不具合を未然に防止することが
できる。
空いている不完全な型締め状態のまま溶湯がキャビティ
14に射出されるような不具合を未然に防止することが
できる。
【0024】次に、本発明の他の実施形態について、図
5を参照して説明する。この実施形態では、図2の直接
的に漏洩量を検出する流量計26を設ける替わりに、管
路22の切換弁25の下流に毛細管やオリフィス等の絞
り40を設けるとともに、この絞り40の前後の差圧を
検出する圧力センサ41を設けている。制御装置28
は、検出した絞り40の前後の差圧の変化から流量換算
し、間接的に型締めが不完全なときの圧縮空気の漏洩を
検出しようとするものである。この実施形態では、圧縮
空気を金型内部の通路23に充填すると、型締めが不完
全で金型合せ面24の隙間から圧縮空気の漏洩がある
と、絞り40の前後の差圧が低下し、この差圧の変化は
圧力センサ41によって検出される。
5を参照して説明する。この実施形態では、図2の直接
的に漏洩量を検出する流量計26を設ける替わりに、管
路22の切換弁25の下流に毛細管やオリフィス等の絞
り40を設けるとともに、この絞り40の前後の差圧を
検出する圧力センサ41を設けている。制御装置28
は、検出した絞り40の前後の差圧の変化から流量換算
し、間接的に型締めが不完全なときの圧縮空気の漏洩を
検出しようとするものである。この実施形態では、圧縮
空気を金型内部の通路23に充填すると、型締めが不完
全で金型合せ面24の隙間から圧縮空気の漏洩がある
と、絞り40の前後の差圧が低下し、この差圧の変化は
圧力センサ41によって検出される。
【0025】また、図6に示す実施形態では、図5の実
施形態と同様に間接的に漏洩量を検出する圧力検出器4
1を設けている例であるが、この場合、絞り40の下流
に圧力制御弁25を設け、圧力一定の圧縮空気を供給し
て、絞り40の下流の圧力の変化を検出して、漏洩量を
流量換算するようにした例である。
施形態と同様に間接的に漏洩量を検出する圧力検出器4
1を設けている例であるが、この場合、絞り40の下流
に圧力制御弁25を設け、圧力一定の圧縮空気を供給し
て、絞り40の下流の圧力の変化を検出して、漏洩量を
流量換算するようにした例である。
【0026】図5、図6の実施形態のように、圧縮空気
の金型合せ面24からの漏洩量を間接的に圧力の変動か
ら計測してもよく、制御装置28は、差圧から漏洩流量
換算のしきい値を超えたときに型締め不良を検知するの
は第1実施形態と同様である。
の金型合せ面24からの漏洩量を間接的に圧力の変動か
ら計測してもよく、制御装置28は、差圧から漏洩流量
換算のしきい値を超えたときに型締め不良を検知するの
は第1実施形態と同様である。
【0027】次に、本発明のさらに他の実施形態を図7
に示す。
に示す。
【0028】この実施形態では、圧縮空気を金型に供給
する管路22に離型剤供給用の管路42が合流するよう
になっており、制御装置28は、管路42を切換弁43
の開閉を制御する。切換弁43の開閉動作は、型締め不
良の検知に連動して行なわれるようになっていて、型締
め後、漏洩量を検出してある間は、切換弁21が開、切
換弁43が閉にされ、その時の漏洩量が測定される。
する管路22に離型剤供給用の管路42が合流するよう
になっており、制御装置28は、管路42を切換弁43
の開閉を制御する。切換弁43の開閉動作は、型締め不
良の検知に連動して行なわれるようになっていて、型締
め後、漏洩量を検出してある間は、切換弁21が開、切
換弁43が閉にされ、その時の漏洩量が測定される。
【0029】型開きするときは、切換弁21が閉、切換
弁43が開になり、離型剤は、管路42、通路23を通
って金型合せ面24に供給される。
弁43が開になり、離型剤は、管路42、通路23を通
って金型合せ面24に供給される。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、金型の少なくとも一方の金型合せ面に開口す
る流体通路が金型内部に形成された金型を用いて圧力流
体を前記流体通路に充填し、当該金型を型締めしたとき
に前記流体通路を閉止するとともに前記圧力流体の漏洩
量を計測し、この圧力流体の漏洩量に基づいて型締めの
不良状態を検出するようにしているので、金型合せ面に
鋳バリなどの異物が付着したまま型締めしたときに金型
合せ面の全面にわたって不均一に生じる隙間を、従来の
ように高精度で高価な変位センサを複数個取り付けなく
ても圧力流体の漏洩量から確実に検知することができ
る。また、成形機にエアなどを供給する管路を利用し
て、その流量、圧力の検出手段を転用することができる
ので、簡易かつ安価な型締め不良検知装置を提供するこ
とができる。
によれば、金型の少なくとも一方の金型合せ面に開口す
る流体通路が金型内部に形成された金型を用いて圧力流
体を前記流体通路に充填し、当該金型を型締めしたとき
に前記流体通路を閉止するとともに前記圧力流体の漏洩
量を計測し、この圧力流体の漏洩量に基づいて型締めの
不良状態を検出するようにしているので、金型合せ面に
鋳バリなどの異物が付着したまま型締めしたときに金型
合せ面の全面にわたって不均一に生じる隙間を、従来の
ように高精度で高価な変位センサを複数個取り付けなく
ても圧力流体の漏洩量から確実に検知することができ
る。また、成形機にエアなどを供給する管路を利用し
て、その流量、圧力の検出手段を転用することができる
ので、簡易かつ安価な型締め不良検知装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明による型締め不良検知装置が適用される
ダイカストマシンの構成を示す説明図。
ダイカストマシンの構成を示す説明図。
【図2】第1の実施形態による型締め不良検知装置の構
成説明図。
成説明図。
【図3】固定金型の正面図。
【図4】固定金型の他の例を示す正面図。
【図5】第2の実施形態による型締め不良検知装置の構
成説明図。
成説明図。
【図6】第3の実施形態による型締め不良検知装置の構
成説明図。
成説明図。
【図7】第4の実施形態による型締め不良検知装置の構
成説明図。
成説明図。
10 固定ダイプレート 11 移動ダイプレート 12 固定金型 13 移動金型 14 キャビティ 15 型締めシリンダ 18 射出装置 20 型締め不良検知装置 21 切換弁 22 管路 23 通路 24 金型合せ面 25 圧力制御弁 26 流量計 28 制御装置 40 絞り 41 圧力センサ
Claims (4)
- 【請求項1】金型を型締めした後の固定金型と移動金型
の対向し合う金型合せ面の不完全密着状態を型締め不良
として検知する成形機の型締め不良検知方法であって、 前記金型の少なくとも一方の金型合せ面に開口する流体
通路が金型内部に形成された金型を用いて圧力流体を前
記流体通路に充填し、当該金型を型締めしたときに前記
流体通路を閉止するとともに前記圧力流体の漏洩量を計
測し、この圧力流体の漏洩量に基づいて型締めの不良状
態を検出することを特徴とする成形機の型締め不良検知
方法。 - 【請求項2】金型を型締めした後の固定金型と移動金型
の対向し合う金型合せ面の不完全密着状態を型締め不良
として検知する成形機の型締め不良検知装置であって、 圧力流体供給源からの圧力流体を金型に供給する管路
と、 前記流体管路に接続され前記金型の一方の金型合せ面に
開口する開口が形成された金型内部通路と、 前記開口部から金型合せ面を通じて外部に漏洩する圧力
流体の漏洩量を検出する漏洩量検出手段と、 前記漏洩量検出手段によって求めた流体漏洩量と、予め
設定されたしきい値とを比較し、検出量が前記しきい値
を超えたときに型締めの不良状態を判別する判別手段
と、を具備したことを特徴とする成形機の型締め不良検
知装置。 - 【請求項3】前記漏洩量検出手段は、圧力流体を金型に
供給する管路を流れる圧力流体の流量を計測する流量検
出器を有することを特徴とする請求項2に記載の成形機
の型締め不良検知装置。 - 【請求項4】前記漏洩量検出手段は、前記管路を流れる
圧力流体の圧力を検出する圧力検出器を有し、検出した
圧力の変化から漏洩量を求めるようにしたことを特徴と
する請求項2に記載の成形機の型締め不良検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27471396A JPH10118754A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 成形機の型締め不良検知方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27471396A JPH10118754A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 成形機の型締め不良検知方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10118754A true JPH10118754A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17545539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27471396A Pending JPH10118754A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 成形機の型締め不良検知方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10118754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1839778A1 (fr) * | 2006-03-31 | 2007-10-03 | Peugeot Citroen Automobiles SA | Système de détection de la fermeture d'un moule et appareil de remplissage de moules comportant un tel dispositif |
| CN118456764A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-08-09 | 江苏旭耀光电技术有限公司 | 一种具有自检模具功能的灯罩生产用成型设备 |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27471396A patent/JPH10118754A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1839778A1 (fr) * | 2006-03-31 | 2007-10-03 | Peugeot Citroen Automobiles SA | Système de détection de la fermeture d'un moule et appareil de remplissage de moules comportant un tel dispositif |
| FR2899140A1 (fr) * | 2006-03-31 | 2007-10-05 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme de detection de la fermeture d'un moule et appareil de remplissage de moules comportant un tel dispositif |
| CN118456764A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-08-09 | 江苏旭耀光电技术有限公司 | 一种具有自检模具功能的灯罩生产用成型设备 |
| CN118456764B (zh) * | 2024-05-22 | 2024-12-06 | 江苏旭耀光电技术有限公司 | 一种具有自检模具功能的灯罩生产用成型设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101529973B1 (ko) | 사출 성형 기계를 관찰, 기록 및/또는 제어하기 위한 장치 및 방법 | |
| CN112098072B (zh) | 板状况工具及其成套部件 | |
| CN105383027A (zh) | 一种压铸模具冷却系统的检测方法及装置 | |
| CN114953379B (zh) | 射出成形机以及射出成形机的检查方法 | |
| JP3373362B2 (ja) | ダイカスト金型キャビティの圧力監視装置 | |
| JP2021003828A (ja) | 射出成形機の異常検出装置 | |
| KR920008560B1 (ko) | 진공 다이캐스팅에 있어서의 가스배출유로 이상검지 방법 및 그 장치 | |
| JPH10118754A (ja) | 成形機の型締め不良検知方法およびその装置 | |
| JP5570309B2 (ja) | ガスアシスト射出成形用金型装置と成形品の製造方法 | |
| CN106426840A (zh) | 热流道漏胶温控箱检测系统 | |
| KR101919242B1 (ko) | 사출금형의 진단시스템 | |
| JPS623916A (ja) | 射出成形機の漏れ量検出方法および装置 | |
| JP2008254011A (ja) | 鋳造方法及びダイカストマシン | |
| US6387303B1 (en) | Method for forming a seal between mating components | |
| KR102676885B1 (ko) | 플라스틱 사출장치 | |
| JPS60190829A (ja) | 成形品離型監視装置 | |
| JPH0872087A (ja) | 中空射出成形装置 | |
| US20220088845A1 (en) | Improvements in or relating to injection systems | |
| JPH02204017A (ja) | 射出成形機の制御方法および装置 | |
| JP3448105B2 (ja) | 樹脂漏れ検知装置 | |
| JP3128048B2 (ja) | 射出圧縮成形方法および装置 | |
| JP2021146389A (ja) | 鋳造品の良品判定装置及び判定方法 | |
| JP3146454B2 (ja) | 溶融樹脂の温度計測装置 | |
| JPH0768365A (ja) | 真空ダイカストにおけるキャビティ湿度計測方法及び真空ダイカストにおける品質管理方法 | |
| KR101845951B1 (ko) | 핫런너 시스템의 수지 유출 알람 시스템 |