JPH10118979A - ロータリーカッター装置 - Google Patents

ロータリーカッター装置

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JPH10118979A
JPH10118979A JP29798196A JP29798196A JPH10118979A JP H10118979 A JPH10118979 A JP H10118979A JP 29798196 A JP29798196 A JP 29798196A JP 29798196 A JP29798196 A JP 29798196A JP H10118979 A JPH10118979 A JP H10118979A
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JP29798196A
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Hiroyuki Furuyama
浩之 古山
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はフルカットとスタブカットが行
え、切断誤差のないスタブカットを可能にしたロータリ
ーカッター装置を提供することにある。 【解決手段】 直線状の刃部20aを有する固定刃20
と、回動可能に軸支された第1の刃部37と、切断回転
方向に対して第1の刃部37より後方に位置した第2の
刃部38を有する可動刃21とを有し、回動量設定手段
にフルカット回動量が設定されているときはフルカット
の回動量に従って可動刃21を第1の刃部37と第2の
刃部38とが共に協働するまで回動することで帯状用紙
32をフルカットし、スタブカット回動量が設定されて
いるときは第1の刃部37のみが固定刃20の刃部20
aと協働するまで回動させて帯状用紙32をスタブカッ
トするようにして、正確なスタブカットができるように
したロータリーカッター装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙等の印字媒体
をフルカットおよびスタブカットを可能にするロータリ
ーカッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子キャッシュレジスタ等に用い
られているレシートに印字するプリンタ(レシートプリ
ンタという)に組み込まれたロータリーカッターを図5
乃至図8を用いて説明する。このレシートプリンタ1で
は、図5に例示するように、レシート用紙を挿入する用
紙挿入口2に向けて配置された一対の用紙ガイド3,4
が図示しないメインフレームに固定的に取り付けられて
おり、これらの相対向する用紙ガイド3,4によって形
成された用紙搬送路5がプリンタ部6に連通している。
ここで、このプリンタ部6は、メインフレームに開閉自
在に軸支されたブラケット7に取り付けられたサーマル
ヘッド8、前記用紙ガイド3,4によって形成された用
紙搬送路5の下流に設けられたプラテンローラ9、メイ
ンフレームに回動自在に軸支されたプッシュプレート1
0に取り付けられ前記サーマルヘッド8をプラテンロー
ラ9に圧接するバネ11等から構成されている。前記プ
ラテンローラ9はプラテンローラギヤ9a,アイドラギ
ヤ12を介して搬送モータ13によって駆動されるよう
になっている。
【0003】そして、このレシートプリンタ1には、前
記プリンタ部6で印字されたレシート用紙を用紙カッタ
部14に導き、さらに図示しないレシート排出口に導く
用紙搬送路15が、相対向する一対の用紙ガイド16,
17及び前記用紙カッタ部14の下流側に配置されてい
る用紙ガイド18によって形成されている。ここで、下
方に位置する用紙ガイド16はメインフレームに固定的
に取り付けられているが、上方に位置する用紙ガイド1
7は、その後端上方に突設された取付部17aを介して
前記ブラケット7に回動自在に取り付けられており、こ
の回動を検知するマイクロスイッチ19と共にジャム検
出部を形成している。
【0004】また、前記用紙カッタ部14は、図6に示
すように一側縁にそれぞれ刃部20a及び21aが形成
された偏平な長方形状の固定刃20及び可動刃21から
なり、これらの固定刃20及び可動刃21は前記用紙搬
送路15を挟んで各刃部20a,21aを対向させて配
置されている。そして、前記可動刃21は図6および図
7に示すように、長手方向両側に一方側に設けた軸22
を介してフレーム23の両側壁23a,23bに回動自
在に軸支され、他端側をこの軸22を中心として揺動す
る揺動端とし、この揺動端の図6において上側角部の稜
辺に刃部21aが形成され、また、この揺動端の前記軸
22が設けられている面には軸24が取り付けられてお
り、この揺動端側を上流側に向けるとともに刃部21a
が設けられている面21bを前記用紙搬送路15の図6
において下側の面に沿わせて配置されている。また、前
記フレーム23の一端23bには、揺動端が揺動する際
に軸24の移動を許容するとともに、その両端縁に軸2
4を当接させることによって揺動端の揺動範囲を規制す
る長孔23cが形成されている。また、図6に示すよう
に、前記可動刃21の刃部21aは、可動刃21が軸2
2を中心として回動した際、軸24側から順次固定刃2
0の刃部20aと摺接するようにわずかに傾斜させて取
り付けてある。
【0005】そして、前記可動刃21は、前記軸22,
24が設けれている両側の一方側には回動手段としての
カッタレバー25が配設されており、このカッタレバー
25は短杆25aと長杆25bとからなる略L字に形成
されており、また短杆25aの長杆25bとの連結角部
の一部はコ字状に折曲した折曲片25cが形成されてい
る。そして短杆25aの先端部には貫通孔26bが、ま
た角部および折曲片25cには同一軸心として形成した
貫通孔26a,26cが形成され、また、長杆25bの
端部には長孔27が形成されている。この長孔27には
カッタ用モータ28によって駆動されるギヤ29に設け
られた偏心軸30が遊嵌されるようになっており、ま
た、前記貫通孔26b及び貫通孔26a,26cにはそ
れぞれ可動刃21に設けた前記軸22及び軸24が挿通
されている。
【0006】また、前記固定刃20は、長手方向両側の
一側に立設された軸31により前記フレーム23に固定
されて取り付けられている。前記固定刃20は、図6に
示すように軸31が立設されている側と反対側で且つ可
動刃21側の角部稜辺に前述した刃部20aが形成され
ており、そしてこの刃部20aが設けられている面を案
内面20bとし、また、前記刃部20aに前記可動刃2
1の刃部21aが摺接するようになっており、この刃部
20aに可動刃21の回動により刃部21aとの協働に
よって両刃部20a,21a間に介在するレシート用紙
32をカットつまり切断するようになっている。
【0007】また、回動量設定手段33は、CPUおよ
びROM等からなる制御装置34によって制御されて可
動刃21の軸22を中心として設定量だけ回動するもの
であり、制御手段34,モータドライバ35,カッタ用
モータ28およびカッタレバー25から構成されてい
る。なお、カッタ用モータ28はステッピングモータを
使用している。
【0008】このような構成において、レシート用紙3
2をフルカットする場合は図示しない選択手段としての
フルカット用ボタンを押下し、フルカットを指示してお
く。この状態では、レシートプリンタ1では、用紙挿入
口2から用紙搬送路5にレシート用紙32を挿入する
と、このレシート用紙32はプラテンローラ9の回転に
従ってサーマルヘッド8の下を順次搬送されている際に
所定の印刷が行われ、固定刃20と可動刃21とにより
形成されている刃部20aおよび21aの間を通過し、
可動刃21の案内を兼ねた面21bと用紙ガイド18に
案内されて図示しない電子キャッシュレジスタのレシー
ト発行口に導かれる。
【0009】そして、印刷した部分つまりレシートがレ
シート発行口が露出状態となったときカッタ用モータ2
8が起動され、ギア29が図5に示す矢印方向に回転
し、このギア29に取り付けられた偏心軸30が長孔2
7の中を摺動しながら円運動するので、軸22を支点と
して矢印方向に回動する可動刃21に取り付けられてい
るカッタレバー25の短杆25aが軸22を支点として
回動し、可動刃21もカッタレバー25とともに回動す
る。この際、刃部21aは、前述したように傾斜して取
り付けてあるため、刃部21aは固定刃20の刃部20
aに対して前記軸24側から順次摺接し、レシート用紙
32は同時に軸24側から順次フレーム23a側に向か
って切断が進み最後に切断つまりフルカットされてレシ
ートが発行される。
【0010】また、例えば、客の接用部分と厨房への発
注用部分とからなる食券を発行するレシートプリンタ1
においては、前記食券は前記客の接用と厨房への発注用
との両部分の一部のみを残して切断するスタブカットと
して、両部分をもぎり形式とされる場合が多い。そのた
めスタブカットする場合には、制御装置34が可動刃2
1の切断進行距離が図8に示すレシート用紙32の幅寸
法Wよりも未切断寸法分W1だけ少なくなるように予め
設定された角度だけ前記可動刃21が傾斜回動されるよ
うにモータドライバ35を制御する。これによりレシー
ト用紙32が、未切断寸法分W1を残してスタブカット
されたレシートが発行される。
【0011】すなわち、使用者がスタブカットを行いた
い際に、選択手段であるスタブカット用ボタン(図示せ
ず)を押下し、スタブカットを指示することで、モータ
ドライバ35の制御によりカッタ用モータ28は予め設
定されたスタブカットをする量だけ回動し、このカッタ
用モータ28によって回動するギア29に設けた偏心軸
30が遊動した長孔27を有するカッタレバー25が回
動し、可動刃21は軸22を中心に回動する。この際、
上述してように刃部21aは軸24側から順次固定刃2
0の刃部20aに摺接していくことで、スタブカットが
行える構成となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
ロータリーカッター装置においては次のような問題があ
る。すなわち、カット幅を、回動切刃の回転角をカッタ
用モータ28の回動量を制御装置34により制御するこ
とでレシート用紙32のスタブカットを行うが、カッタ
レバー25の長孔27のバラツキによるカッタレバー2
5の回転誤差,部品寸法のバラツキ,各部品間の遊び等
によりスタブカットした際のカットの切り残し幅がばら
つくという問題がある。このため、スタブカット時にお
けるレシート用紙32の未切断部分32aが毎回異なっ
てしまうため、レシート用紙32(食券等)をもぎる際
に、未切断部分32aが多いと必要以上にレシート用紙
32の前記客の接用部分または厨房用部分のいずれか一
方をむしり取ってしまい、場合によっては印字部分まで
破かれてしまうことが生じ、印字内容の判断がつかない
という問題がある。
【0013】つまり、スタブカットを行う際に、可動刃
21の固定刃20の刃部20aとの摺動量は、各部品の
部品誤差や組立て誤差によってバラツキがあり、これを
一定にするのは困難である。よって、モータドライバ3
5の回動量をいかに精度よくコントロールしたとして
も、カッタレバー25の長孔27,短杆25a,長杆2
5bおよび折曲片25cに寸法誤差が生じるとレシート
用紙32の未切断部分32aが長すぎてしまったり、逆
に短すぎて用紙搬送路15上へ落ちてジャムが発生し易
かったりする不都合が生じ、また、未切断部分の長さが
ばらつくことにより、レシート用紙32に印字された印
字内容の判断がつかないという上述の問題があった。
【0014】本発明は、上記事情に鑑み帯状用紙のスタ
ブカット時の未切断寸法のばらつきという問題点を解消
することができるロータリーカッター装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたもので、請求項1記載の発明は、用紙搬送路
上に配置されるとともに用紙搬送路内の帯状用紙の搬送
方向と直交方向に設けられた刃部を設けた固定刃と、一
側縁に前記固定刃と協働して帯状用紙を切断する直線状
の刃部を設けるとともに他側を回動可能に軸支された可
動刃と、前記可動刃を回動させる回動手段とを備え、前
記固定刃と可動刃とで帯状用紙をフルカットまたはスタ
ブカットするロータリーカッター装置において、前記可
動刃の刃部を一側から所定長に亘って形成した第1の刃
部と、この第1の刃部に隣接し切断回動方向に対して第
1の刃部より所定寸法後方に位置して形成した第2の刃
部とで構成し、この可動刃の回動量を前記フルカットま
たはスタブカットに設定する回動量設定手段と、フルカ
ットとスタブカットのいずれかを選択する選択手段を有
し、この選択手段によりフルカットが選択されたとき
は、前記回動手段により前記回動量設定手段に設定され
ているフルカットの回動量に従って可動刃を第1の刃部
と第2の刃部とが共に固定刃の刃部と協働するまで回動
させ、スタブカットが選択されたときは、スタブカット
の回動量に従って可動刃を第1の刃部のみが固定刃の刃
部と協働するまで回動させるロータリーカッター装置と
したものである。
【0016】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明における可動刃の刃面を方形状に形成するとと
もに角部稜辺の一端側を所定長残して段部を形成し、前
記角部稜辺および段部の角部に前記第1の刃部およびと
第2の刃部とを形成したロータリーカッター装置とした
ものである。
【0017】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明における段部は角部稜辺を傾斜面または曲面状
に切り欠いて形成したロータリーカッター装置としたも
のである。
【0018】上述のような請求項1記載の発明では、ロ
ータリーカッター装置で切断される帯状用紙は、選択手
段によりフルカットとスタブカットのいずれかを選択で
きることから、前記選択手段によりフルカットが選択さ
れたときは、前記回動手段により前記回動量設定手段に
設定されているフルカットの回動量に従って可動刃を第
1の刃部および第2の刃部とが共に固定刃の刃部と協働
するまで回動させることにより用紙がフルカットされ、
また、スタブカットが選択されたときは、スタブカット
の回動量に従って可動刃を第1の刃部のみが固定刃の刃
部と協働するまで回動させることで所定長の未切断部が
正確に形成され、帯状用紙を確実にスタブカットできる
という作用を有する。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記可動刃の刃部が形成された角部
稜辺の一端側を所定長残して段部を形成することによ
り、第1の刃部と第2の刃部を形成したことから、スタ
ブカットの際には、可動刃の第1の刃部のみを固定刃の
刃部に確実に摺接させることにより、バラツキのないス
タブカットされた帯状用紙が発行できる作用を有する。
【0020】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記断部は角部を傾斜面または曲面
状に切り欠いて形成したことにより、可動刃の第2の刃
部の断部切り欠きを少なくできるため、第2の刃部の形
成部の強度を大きくできるという作用を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
4を参照して説明する。前記従来例で示した部分と同一
部分は同一符号を用いて示し、詳細な説明は省略する。
本実施例のロータリーカッター装置は、前記従来例と同
様に電子キャッシュレジスタのレシートプリンタ1に組
み込まれているものである。
【0022】まず、前記用紙カッタ部14は、一縁部に
刃部20aおよび36が形成された偏平状の固定刃20
及び可動刃21からなり、これらの固定刃20及び可動
刃21が前記用紙搬送路15を挟んで、つまり搬送方向
と直交する方向に向けてそれぞれ刃部20aおよび36
を対向させて配置されるように形成している。前記可動
刃21の刃部36は、スタブカット時に使用する第1の
刃部37と、フルカット時に前記第1の刃部37との共
動により帯状用紙の一例であるレシート用紙32を切断
する第2の刃部38が形成されている。そして、第1の
刃部37は可動刃21の一端側の一側つまり軸24側か
ら所定長つまりスタブカットにおける切断長の長さとし
て形成され、また、前記第2の刃部38は、可動刃21
に段部39を形成することにより刃部36が2段階に分
かれるように設けられている。
【0023】このことにより第2の刃部38は、軸22
を中心として可動刃21が切断回転方向つまり固定刃2
0の刃部20a方向の回動方向に対して第1の刃部37
より所定寸法後方に位置させて形成されている。
【0024】レシート用紙32は用紙挿入口2により挿
入された用紙ガイド3,4を経てプラテンローラ9とサ
ーマルヘッド8間に導かれ、さらに搬送モータ13に直
結されたアイドラギヤ12に伝達し、サーマルヘッド8
とプラテンローラ9の摩擦力によりレシート用紙32を
下流方向(用紙ガイド18方向)に搬送しつつ印字し
て、印字した後、レシート用紙32を用紙カッタ部14
にて切断する機構となっている。
【0025】また、前記可動刃21に設けられた軸22
は、図2及び図3(a)(b)に示すように、軸22の
中心点Pから可動刃21の第1の刃部37との距離R1
と、軸22の中心点Pから第2の刃部38とを結んだ距
離R2とが同一距離にある位置に所定角度θ(例えば2
0°)傾けるように、つまり、上述したように第1の刃
部37から切断回動方向に対して所定寸法後方に位置し
て設けられている。
【0026】次に、この実施の形態の作用について説明
する。用紙搬送路15上を搬送されて固定刃20および
可動刃21間に挿入されたレシート用紙32を切断する
場合には、可動刃21の切断距離(第1の刃部37の
長)が図8に示すレシート用紙32の幅寸法Wよりも未
切断寸法W1分だけ少なくなるように段部39により、
可動刃21の第1の刃部37のみが固定刃20の刃部2
0aと摺接するように、モータドライバ34の駆動によ
りカッタレバー25を介して、可動刃21を回動させる
ことにより、レシート用紙32は幅方向に未切断部32
aを残してスタブカットされる。
【0027】そして、可動刃21の第1の刃部37と第
2の刃部38とは段部39が設けられていることから、
可動刃21の回動角度が揺動機構のガタツキまたは各部
品の寸法に誤差が生じても段部39によって吸収するこ
とができる。したがって、レシート用紙32に所定長の
未切断部32aの長さを常に一定長に形成でき確実にス
タブカットすることができる。
【0028】また、フルカットを行う際には、可動刃2
1がカッタ用モータ28の制御装置34の駆動制御によ
り、第1の刃部37および第2の刃部38が連続して固
定刃20の刃部20aに摺接することによりレシート用
紙32がフルカットされる。
【0029】このように、可動刃21に段部39を形成
して、第1の刃部37と第2の刃部38を形成したこと
により確実なスタブカットができることから、レシート
用紙32の未切断寸法W1のばらつきが無くなり、よっ
て用紙搬送路15上へのレシート用紙32の落下による
ジャムの防止ができる。
【0030】なお、図4に示すようにロータリーカッタ
ー装置の用紙カッタ部14の可動刃21に第1の刃部3
7と第2の刃部38とを形成するための段部39の角部
稜辺を湾曲させた傾斜面40を形成する構成とすること
もでき、このように構成した場合は、第2の刃部38が
設けられている部分の強度を補強することができるとい
う利点がある。
【0031】なお、本実施例では、固定刃20および可
動刃21の刃面を方形状な偏平形状に形成したが、これ
に限らず、例えば半円形状または円柱状として、その周
面に軸方向沿う直線状の刃部を形成した形状としてもよ
く、このように形成した場合における可動刃の第2の刃
部は第1の刃部より切断回転方向に対して所定寸法後方
に位置させるように周面に形成すればよい。また、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上、請求項1の発明によれば、ロータ
リーカッター装置で切断される帯状用紙は、選択手段に
よりフルカットとスタブカットのいずれかを選択できる
ことから、前記選択手段によりフルカットが選択された
ときは、前記回動手段により前記回動量設定手段に設定
されているフルカットの回動量に従って可動刃を第1の
刃部および第2の刃部とが共に固定刃の刃部と協働する
まで回動させることにより用紙がフルカットされ、ま
た、スタブカットが選択されたときは、スタブカットの
回動量に従って可動刃を第1の刃部のみが固定刃の刃部
と協働するまで回動させることで所定長の未切断部が正
確に形成され、帯状用紙を確実にスタブカットできると
いう効果を有することができる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の発明に加え、可動刃の刃部が形成された角部稜辺
の一端側を所定長残して断部を形成することにより、第
1の刃部と第2の刃部を形成したことから、スタブカッ
トの際には可動刃の第1の刃部のみを固定刃の刃部に確
実に摺接させることにより、バラツキのないスタブカッ
トされた帯状用紙が発行できる効果を有することができ
る。
【0034】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、可動刃の断部は角部を傾斜面または
曲面状に切り欠いて形成したことにより、可動刃の第2
の刃部の断部切り欠きが少なくできるため、第2の刃部
の形成部の強度を大きくできるという効果を有すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のロータリーカッター装置
を用紙搬送路の上流側から見た斜視図である。
【図2】上記実施の形態における可動刃と固定刃の一部
を示した図である。
【図3】上記実施の形態の可動刃と固定刃との関係を示
した図である。
【図4】上記実施の形態のロータリーカッター装置の他
の実施の形態の斜視図である。
【図5】従来のロータリーカッター装置を用いた印字装
置の要部断面図である。
【図6】従来のロータリーカッター装置を用紙搬送路の
上流側から見た斜視図である。
【図7】従来のロータリーカッター装置の可動刃を上部
から見た図である。
【図8】レシート用紙のスタブカット状態を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 レシートプリンタ 5 用紙搬送路 14 用紙カッタ部 20 固定刃 20a 刃部 21 可動刃 21a 刃部 25 カッタレバー(回動手段) 28 カッタ用モータ 32 回動量設定手段 33 制御手段 34 モータドライバ 32 レシート用紙(帯状用紙) 36 刃部 37 第1の刃部 38 第2の刃部 39 段部 40 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送路上に配置されるとともに用紙
    搬送路内の用紙の搬送方向と直交方向に設けられた刃部
    を設けた固定刃と、 一側縁に前記固定刃と協働して帯状用紙を切断する直線
    状の刃部を設けるとともに他側を回動可能に軸支された
    可動刃と、 前記可動刃を回動させる回動手段とを備え、前記固定刃
    と可動刃とで帯状用紙をフルカットまたはスタブカット
    するロータリーカッター装置において、 前記可動刃の刃部を一側から所定長に亘って形成した第
    1の刃部と、この第1の刃部に隣接し切断回動方向に対
    して第1の刃部より所定寸法後方に位置して形成した第
    2の刃部とで構成し、 この可動刃の回動量を前記フルカットまたはスタブカッ
    トに設定する回動量設定手段と、フルカットとスタブカ
    ットのいずれかを選択する選択手段を有し、 この選択手段によりフルカットが選択されたときは、前
    記回動手段により前記回動量設定手段に設定されている
    フルカットの回動量に従って可動刃を第1の刃部と第2
    の刃部とが共に固定刃の刃部と協働するまで回動させ、
    スタブカットが選択されたときは、スタブカットの回動
    量に従って可動刃を第1の刃部のみが固定刃の刃部と協
    働するまで回動させることを特徴とするロータリーカッ
    ター装置。
  2. 【請求項2】前記可動刃の刃面を方形状に形成するとと
    もに角部稜辺の一端側を所定長残して段部を形成し、前
    記角部稜辺および段部の角部に前記第1の刃部および第
    2の刃部とを形成したことを特徴とする請求項1記載の
    ロータリーカッター装置。
  3. 【請求項3】前記段部は角部稜辺を傾斜面または曲面状
    に切り欠いて形成したことを特徴とする請求項2記載の
    ロータリーカッター装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116537A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Toshiba Tec Corp ロータリカッタ装置および印字装置
JP2022103475A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 三菱重工機械システム株式会社 カッター装置

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