JPH1011911A - 再生回路 - Google Patents
再生回路Info
- Publication number
- JPH1011911A JPH1011911A JP16910396A JP16910396A JPH1011911A JP H1011911 A JPH1011911 A JP H1011911A JP 16910396 A JP16910396 A JP 16910396A JP 16910396 A JP16910396 A JP 16910396A JP H1011911 A JPH1011911 A JP H1011911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- phase error
- error
- phase
- quantized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高密度記録により符号間干渉が増加した再生
信号から正確に位相誤差を検出でき、かつ、遅延素子な
どによる位相調整を必要としないPLL回路を構成でき
る再生回路を提供する。 【解決手段】 リファレンスデータ生成回路1−1は、
量子化データRDから再生系の理想的な応答を推定した
リファレンスデータREFを生成する。減算器1−2
は、リファレンスデータREFと量子化データRDとの
誤差を演算し、誤差データGDを出力する。コンパレー
タ1−4は、誤差を演算したデータの前後の量子化デー
タRDによって、誤差データGDの極性を決定するため
の符号データFDを生成する。掛け算器1−5は、符号
データFDと誤差データGDを乗算して、位相誤差デー
タIGDを生成する。この位相誤差データIGDに基づ
いて、サンプリングクロックが生成されて、記録媒体か
らの再生信号から上記の量子化データRDが生成され
る。
信号から正確に位相誤差を検出でき、かつ、遅延素子な
どによる位相調整を必要としないPLL回路を構成でき
る再生回路を提供する。 【解決手段】 リファレンスデータ生成回路1−1は、
量子化データRDから再生系の理想的な応答を推定した
リファレンスデータREFを生成する。減算器1−2
は、リファレンスデータREFと量子化データRDとの
誤差を演算し、誤差データGDを出力する。コンパレー
タ1−4は、誤差を演算したデータの前後の量子化デー
タRDによって、誤差データGDの極性を決定するため
の符号データFDを生成する。掛け算器1−5は、符号
データFDと誤差データGDを乗算して、位相誤差デー
タIGDを生成する。この位相誤差データIGDに基づ
いて、サンプリングクロックが生成されて、記録媒体か
らの再生信号から上記の量子化データRDが生成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
記録媒体から読み出した再生信号に同期したクロックを
得るための位相誤差検出回路を有する再生回路に関し、
特に、高精度の再生が可能な再生回路に関する。
記録媒体から読み出した再生信号に同期したクロックを
得るための位相誤差検出回路を有する再生回路に関し、
特に、高精度の再生が可能な再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来使用されている再生回路に
ついて、光ディスク装置に用いられる再生回路を例にと
って説明する。
ついて、光ディスク装置に用いられる再生回路を例にと
って説明する。
【0003】図12は、従来の光ディスク再生装置にお
ける再生回路のブロック図である。この図において、光
ディスク5−1上の記録データは、光ピックアップ5−
2により電気信号に変換され、ローパスフィルタ5−3
により余分な高域成分がカットされた後、等化回路6−
1によって符号間干渉を抑制するための等化処理が施さ
れる。等化後の信号は、コンパレータ6−2によってし
きい値Sを用いて2値化されパルス列信号Pとなる。位
相誤差検出回路6−3はそのパルス列信号Pとクロック
とのエッジの位相差を検出する。位相誤差検出回路6−
3の出力は、ローパスフィルタ5−7により帯域制限さ
れ、VCO5−8に入力される。VCO(電圧制御発振
器)5−8は電圧制御型の発振器で入力電圧に応じて出
力する信号の発振周波数を変化する。したがって、位相
誤差検出回路6−3からVCO5−8のループいわゆる
PLL(Phase Lock Loop)回路はクロ
ックとパルス列信号Pのエッジの位相が一定、すなわち
再生信号に同期したクロックが発振されるように動作す
る。このクロックは、遅延素子6−4により遅延させら
れてサンプリングクロックCLとなった後、ADコンバ
ータ5−4に入力される。ADコンバータ5−4は、そ
のサンプリングクロックCLのタイミングで、再生信号
を量子化してデータ復号部5−9に入力される。データ
復号部5−9は、上記量子化されたデータとサンプリン
グクロックCLを用いてデータの復号を行う。
ける再生回路のブロック図である。この図において、光
ディスク5−1上の記録データは、光ピックアップ5−
2により電気信号に変換され、ローパスフィルタ5−3
により余分な高域成分がカットされた後、等化回路6−
1によって符号間干渉を抑制するための等化処理が施さ
れる。等化後の信号は、コンパレータ6−2によってし
きい値Sを用いて2値化されパルス列信号Pとなる。位
相誤差検出回路6−3はそのパルス列信号Pとクロック
とのエッジの位相差を検出する。位相誤差検出回路6−
3の出力は、ローパスフィルタ5−7により帯域制限さ
れ、VCO5−8に入力される。VCO(電圧制御発振
器)5−8は電圧制御型の発振器で入力電圧に応じて出
力する信号の発振周波数を変化する。したがって、位相
誤差検出回路6−3からVCO5−8のループいわゆる
PLL(Phase Lock Loop)回路はクロ
ックとパルス列信号Pのエッジの位相が一定、すなわち
再生信号に同期したクロックが発振されるように動作す
る。このクロックは、遅延素子6−4により遅延させら
れてサンプリングクロックCLとなった後、ADコンバ
ータ5−4に入力される。ADコンバータ5−4は、そ
のサンプリングクロックCLのタイミングで、再生信号
を量子化してデータ復号部5−9に入力される。データ
復号部5−9は、上記量子化されたデータとサンプリン
グクロックCLを用いてデータの復号を行う。
【0004】次に、上記の位相誤差検出回路6−3の具
体的な例を説明する。図13は、その構成を示すブロッ
ク図である。この図に示すように、位相誤差検出回路6
−3は、ディレイ素子7−1とエクスクルーシブオアゲ
ート7−2と、Dフリップフロップ7−3,NANDゲ
ート7−4,トランジスタ7−5によって構成されてい
る。
体的な例を説明する。図13は、その構成を示すブロッ
ク図である。この図に示すように、位相誤差検出回路6
−3は、ディレイ素子7−1とエクスクルーシブオアゲ
ート7−2と、Dフリップフロップ7−3,NANDゲ
ート7−4,トランジスタ7−5によって構成されてい
る。
【0005】この位相誤差検出回路6−3の動作を図1
4に示す波形図を用いて説明する。ここで、図14
(a)は2値化パルス列信号Pを、図14(b)は、V
COクロックを示している。この場合、図13における
U点の信号は図14(c)のようになり、D点の信号は
図14(d)のようになる。図14における前半部のよ
うに、クロックの位相が2値化パルス列信号Pより遅れ
ている場合には、U点からパルスが出力され、後半部の
ように位相が進んでいる場合にはD点にパルスが出力さ
れる。これらU点とD点の信号はトランジスタ7−5に
より合成される。そして、図14(e)の前半部のよう
に位相が遅れている場合には+Eレベルの信号が、後半
部のように進んでいる場合には−Eレベルの信号が位相
誤差信号として出力される。
4に示す波形図を用いて説明する。ここで、図14
(a)は2値化パルス列信号Pを、図14(b)は、V
COクロックを示している。この場合、図13における
U点の信号は図14(c)のようになり、D点の信号は
図14(d)のようになる。図14における前半部のよ
うに、クロックの位相が2値化パルス列信号Pより遅れ
ている場合には、U点からパルスが出力され、後半部の
ように位相が進んでいる場合にはD点にパルスが出力さ
れる。これらU点とD点の信号はトランジスタ7−5に
より合成される。そして、図14(e)の前半部のよう
に位相が遅れている場合には+Eレベルの信号が、後半
部のように進んでいる場合には−Eレベルの信号が位相
誤差信号として出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の再生
回路では、記録媒体の記録密度が高い場合に位相誤差検
出の精度が悪化し、再生精度が悪くなる。
回路では、記録媒体の記録密度が高い場合に位相誤差検
出の精度が悪化し、再生精度が悪くなる。
【0007】具体的に説明すると、記録密度が低い場合
には、例えば図15(a)のような孤立した記録部や孤
立した未記録部分の存在するマークが光ディスク上に記
録されている場合でも、その再生波形は図15(b)の
ように十分にしきい値を越えるため、コンパレータによ
り2値化したパルス列信号Pは図15(c)に示すもの
となり、従来の方法で位相誤差を検出することが可能で
ある。
には、例えば図15(a)のような孤立した記録部や孤
立した未記録部分の存在するマークが光ディスク上に記
録されている場合でも、その再生波形は図15(b)の
ように十分にしきい値を越えるため、コンパレータによ
り2値化したパルス列信号Pは図15(c)に示すもの
となり、従来の方法で位相誤差を検出することが可能で
ある。
【0008】しかしながら、高密度記録の場合には、符
号間干渉の影響により、図16(a)のような記録パタ
ーンからの再生波形は図16(b)に示されるような波
形となり、孤立した記録部や孤立した未記録部などのマ
ークが短い部分は振幅が十分でなくなり、2値化が困難
になる。符号間干渉は再生信号を等化処理して高域を強
調することによりある程度除去することができ、図16
(c)のようにすることができるが、高域の強調によっ
て図16(c)に破線で示したように高域のノイズ成分
までが上昇してSN比が劣化し、図16(d)のように
パルス列信号Pのエッジのジッタが増加する。したがっ
て、通常はパルス列信号Pのエッジのジッタが最小にな
るように等化回路を調整するが、高密度記録を行うと該
ジッタの増加は避けられず、正確に位相誤差を検出する
ことが困難になる。
号間干渉の影響により、図16(a)のような記録パタ
ーンからの再生波形は図16(b)に示されるような波
形となり、孤立した記録部や孤立した未記録部などのマ
ークが短い部分は振幅が十分でなくなり、2値化が困難
になる。符号間干渉は再生信号を等化処理して高域を強
調することによりある程度除去することができ、図16
(c)のようにすることができるが、高域の強調によっ
て図16(c)に破線で示したように高域のノイズ成分
までが上昇してSN比が劣化し、図16(d)のように
パルス列信号Pのエッジのジッタが増加する。したがっ
て、通常はパルス列信号Pのエッジのジッタが最小にな
るように等化回路を調整するが、高密度記録を行うと該
ジッタの増加は避けられず、正確に位相誤差を検出する
ことが困難になる。
【0009】また、再生信号の復号手段にビタビ復号な
どを用いる場合は、再生信号を再生信号に同期したクロ
ックでサンプリングした量子化データが必要であるが、
PLLによって得られたクロックは、回路遅延などによ
り再生信号に同期しているものの所望の位相とはなって
いない。このため、従来においては図12に示したよう
に遅延素子6−4により位相を調節してADコンバータ
5−4に入力する必要があった。これにより、所望の位
相に調節されたサンプリングクロックCLにより再生信
号がサンプリングされ、この量子化データが復号回路5
−9に入力され、復号データが得られる。しかしなが
ら、遅延素子6−4で位相を調節する場合、量子化デー
タを別の測定系でモニターしなければならず、その調整
は非常に困難である。
どを用いる場合は、再生信号を再生信号に同期したクロ
ックでサンプリングした量子化データが必要であるが、
PLLによって得られたクロックは、回路遅延などによ
り再生信号に同期しているものの所望の位相とはなって
いない。このため、従来においては図12に示したよう
に遅延素子6−4により位相を調節してADコンバータ
5−4に入力する必要があった。これにより、所望の位
相に調節されたサンプリングクロックCLにより再生信
号がサンプリングされ、この量子化データが復号回路5
−9に入力され、復号データが得られる。しかしなが
ら、遅延素子6−4で位相を調節する場合、量子化デー
タを別の測定系でモニターしなければならず、その調整
は非常に困難である。
【0010】本発明は、高密度記録により符号間干渉が
増加した再生信号から正確に位相誤差を検出でき、PL
L回路に適用した場合に再生信号に精度よく同期したク
ロックを得ることができ、かつ遅延素子などによる位相
調整を必要としないPLL回路を構成できる再生回路を
提供することを目的とする。
増加した再生信号から正確に位相誤差を検出でき、PL
L回路に適用した場合に再生信号に精度よく同期したク
ロックを得ることができ、かつ遅延素子などによる位相
調整を必要としないPLL回路を構成できる再生回路を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の再生回路は、上
記目的を達成するものであり、以下の(1)〜(4)の
構成のものである。
記目的を達成するものであり、以下の(1)〜(4)の
構成のものである。
【0012】(1)記録媒体から読み出されたアナログ
信号を所望の位相のサンプリングクロックで量子化した
量子化データに基づいて、記録媒体に記録された情報を
再生する再生回路において、量子化データから、理想的
な応答を推定したリファレンスデータを生成するリファ
レンスデータ生成手段と、量子化データとリファレンス
データに基づき、サンプリングクロックとアナログ信号
との位相誤差を表す位相誤差データを生成する位相誤差
生成手段と、位相誤差データに基づき、サンプリングク
ロックの周波数を調整するクロック発振器と、を備えて
なるものである。
信号を所望の位相のサンプリングクロックで量子化した
量子化データに基づいて、記録媒体に記録された情報を
再生する再生回路において、量子化データから、理想的
な応答を推定したリファレンスデータを生成するリファ
レンスデータ生成手段と、量子化データとリファレンス
データに基づき、サンプリングクロックとアナログ信号
との位相誤差を表す位相誤差データを生成する位相誤差
生成手段と、位相誤差データに基づき、サンプリングク
ロックの周波数を調整するクロック発振器と、を備えて
なるものである。
【0013】(2)上記(1)の再生回路において、位
相誤差生成手段が、同一時刻における量子化データとリ
ファレンスデータの差を演算し誤差データを生成する誤
差生成手段と、その時刻の前後の時刻の量子化データの
大小を比較して誤差データの極性を示す符号データを生
成する符号生成手段と、誤差データと符号データとから
位相誤差データを生成する第1の演算手段と、を備えて
なるものである。
相誤差生成手段が、同一時刻における量子化データとリ
ファレンスデータの差を演算し誤差データを生成する誤
差生成手段と、その時刻の前後の時刻の量子化データの
大小を比較して誤差データの極性を示す符号データを生
成する符号生成手段と、誤差データと符号データとから
位相誤差データを生成する第1の演算手段と、を備えて
なるものである。
【0014】(3)上記(1)または(2)の再生回路
において、記録媒体に所定数以上連続して同一の情報が
記録されていることを検出する連続情報検出手段と、連
続情報検出手段が連続した同一の情報を検出したとき
に、クロック発振器へ、位相誤差データとして、アナロ
グ信号とサンプリングクロックの間に位相誤差がないこ
とを意味する信号を出力する位相誤差データ制御手段
と、を備えてなるものである。
において、記録媒体に所定数以上連続して同一の情報が
記録されていることを検出する連続情報検出手段と、連
続情報検出手段が連続した同一の情報を検出したとき
に、クロック発振器へ、位相誤差データとして、アナロ
グ信号とサンプリングクロックの間に位相誤差がないこ
とを意味する信号を出力する位相誤差データ制御手段
と、を備えてなるものである。
【0015】(4)上記(1)に記載の再生回路におい
て、位相誤差生成手段が、同一時刻における量子化デー
タとリファレンスデータの差を演算し誤差データを生成
する誤差生成手段と、その時刻の前後の時刻の量子化デ
ータの差を演算して誤差データの極性及び大きさを制御
する制御データを生成する制御データ生成手段と、誤差
データ及び制御データに基づいて位相誤差データを生成
する第2の演算手段と、を備えてなるものである。
て、位相誤差生成手段が、同一時刻における量子化デー
タとリファレンスデータの差を演算し誤差データを生成
する誤差生成手段と、その時刻の前後の時刻の量子化デ
ータの差を演算して誤差データの極性及び大きさを制御
する制御データを生成する制御データ生成手段と、誤差
データ及び制御データに基づいて位相誤差データを生成
する第2の演算手段と、を備えてなるものである。
【0016】次に、上記(1)〜(4)の再生回路の作
用を説明する。
用を説明する。
【0017】(1)の再生回路では、再生信号を量子化
した量子化データから位相誤差データを生成する。この
ため、記録媒体が高密度記録されている場合でも、等化
処理により高域を強調する必要がなく、SN比の劣化が
少ないので、精度よく位相誤差が検出でき、再生を高精
度に行うことが可能となる。
した量子化データから位相誤差データを生成する。この
ため、記録媒体が高密度記録されている場合でも、等化
処理により高域を強調する必要がなく、SN比の劣化が
少ないので、精度よく位相誤差が検出でき、再生を高精
度に行うことが可能となる。
【0018】(2)の再生回路では、量子化データとリ
ファレンスデータから誤差データと符号データを生成し
て、これらを演算することで位相誤差データを生成す
る。このため、上記(1)の再生回路を容易に構成でき
る。
ファレンスデータから誤差データと符号データを生成し
て、これらを演算することで位相誤差データを生成す
る。このため、上記(1)の再生回路を容易に構成でき
る。
【0019】(3)の再生回路では、記録媒体に同一の
情報が所定数以上連続して記録されていることにより位
相誤差生成手段から有効な位相誤差情報が得られないと
きに、クロック発振手段に位相誤差がないことを意味す
る信号を入力する。このため、ノイズ成分が位相誤差デ
ータとしてクロック発振手段に入力され、これに基づき
サンプリングクロックが生成されることを防ぐことがで
きる。
情報が所定数以上連続して記録されていることにより位
相誤差生成手段から有効な位相誤差情報が得られないと
きに、クロック発振手段に位相誤差がないことを意味す
る信号を入力する。このため、ノイズ成分が位相誤差デ
ータとしてクロック発振手段に入力され、これに基づき
サンプリングクロックが生成されることを防ぐことがで
きる。
【0020】(4)の再生回路では、誤差データを演算
した前後の量子化データの差を演算し、これに基づく制
御データを出力する。この制御データは、再生信号が平
坦になり位相情報がない場合は絶対値が小さくなる。位
相誤差データ制御手段が、位相誤差情報が小さくなるに
従い、位相誤差データの値を小さくすることにより、再
生信号の平坦部付近での再生信号の傾きの量に応じてノ
イズ成分を抑制することができる。
した前後の量子化データの差を演算し、これに基づく制
御データを出力する。この制御データは、再生信号が平
坦になり位相情報がない場合は絶対値が小さくなる。位
相誤差データ制御手段が、位相誤差情報が小さくなるに
従い、位相誤差データの値を小さくすることにより、再
生信号の平坦部付近での再生信号の傾きの量に応じてノ
イズ成分を抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の再生回路について
図面に基づいて説明する。ここでは、本発明の再生回路
を光ディスク装置の再生系に適用した場合について説明
する。図5はその再生回路の一例を示すブロック図であ
る。図1〜図3は、図5における位相誤差検出回路5−
5の構成を示すブロック図であり、それぞれ以下の第1
〜第3の実施の形態において説明する。また、図4は、
図1〜図3におけるリファレンスデータ生成回路1−1
の構成を示すブロック図である。
図面に基づいて説明する。ここでは、本発明の再生回路
を光ディスク装置の再生系に適用した場合について説明
する。図5はその再生回路の一例を示すブロック図であ
る。図1〜図3は、図5における位相誤差検出回路5−
5の構成を示すブロック図であり、それぞれ以下の第1
〜第3の実施の形態において説明する。また、図4は、
図1〜図3におけるリファレンスデータ生成回路1−1
の構成を示すブロック図である。
【0022】〔第1の実施の形態〕まず、図5に示す本
発明の再生回路について説明する。図5は、本実施の形
態の再生回路を光ディスク装置の再生系に応用した場合
のブロック図である。この光ディスク装置では、光ディ
スク5−1上のデータは光ピックアップ5−2により電
気信号に変換されローパスフィルタ5−3に入力され
る。ローパスフィルタ5−3では余分な高域がカットさ
れADコンバータ5−4に入力される。ADコンバータ
5−4はVCO5−8の発振するサンプリングクロック
CLのタイミングで再生信号を量子化する。量子化デー
タRDは位相誤差検出回路5−5に入力される。位相誤
差検出回路5−5は、サンプリングクロックCLと量子
化データRDとからそれらの間の位相誤差データIGD
を演算する。この位相誤差検出回路5−5については後
で詳述する。位相誤差データIGDはDAコンバータ5
−6によってアナログ値に変換され、ローパスフィルタ
5−7によって帯域を制限されてVCO5−8に入力さ
れる。そして、このVCO5−8によりサンプリングク
ロックCLの発振周波数が制御される。このようなフィ
ードバック制御によりVCO5−8の発振するサンプリ
ングクロックCLは再生信号に所望の位相で同期する。
サンプリングクロックCLと量子化データRDはデータ
復号部5−9に入力されてビタビ復号などの手法を用い
てデータが復号される。
発明の再生回路について説明する。図5は、本実施の形
態の再生回路を光ディスク装置の再生系に応用した場合
のブロック図である。この光ディスク装置では、光ディ
スク5−1上のデータは光ピックアップ5−2により電
気信号に変換されローパスフィルタ5−3に入力され
る。ローパスフィルタ5−3では余分な高域がカットさ
れADコンバータ5−4に入力される。ADコンバータ
5−4はVCO5−8の発振するサンプリングクロック
CLのタイミングで再生信号を量子化する。量子化デー
タRDは位相誤差検出回路5−5に入力される。位相誤
差検出回路5−5は、サンプリングクロックCLと量子
化データRDとからそれらの間の位相誤差データIGD
を演算する。この位相誤差検出回路5−5については後
で詳述する。位相誤差データIGDはDAコンバータ5
−6によってアナログ値に変換され、ローパスフィルタ
5−7によって帯域を制限されてVCO5−8に入力さ
れる。そして、このVCO5−8によりサンプリングク
ロックCLの発振周波数が制御される。このようなフィ
ードバック制御によりVCO5−8の発振するサンプリ
ングクロックCLは再生信号に所望の位相で同期する。
サンプリングクロックCLと量子化データRDはデータ
復号部5−9に入力されてビタビ復号などの手法を用い
てデータが復号される。
【0023】以上のように、本実施の形態の再生回路で
は、再生信号を2値化したパルス信号から位相誤差を検
出するのではなく、量子化データから位相誤差を検出す
るため、高密度記録時においても符号間干渉の影響を受
けずに精密な再生を行うことが可能となる。さらに、遅
延素子により位相調整を行う必要がないため、回路の小
型化・無調整化を実現することができる。
は、再生信号を2値化したパルス信号から位相誤差を検
出するのではなく、量子化データから位相誤差を検出す
るため、高密度記録時においても符号間干渉の影響を受
けずに精密な再生を行うことが可能となる。さらに、遅
延素子により位相調整を行う必要がないため、回路の小
型化・無調整化を実現することができる。
【0024】図1は、上記位相誤差検出回路5−5の構
成を示すブロック図である。図1において、再生信号を
サンプリングクロックCLにより量子化した量子化デー
タRDはリファレンスデータ生成回路1−1に入力され
る。リファレンスデータ生成回路1−1は上記量子化デ
ータRDから、再生系(リファレンスデータ生成回路1
−1の前段部分)の理想的な応答すなわちノイズが全く
ない再生信号を所望の位相で同期したクロックでサンプ
リングした場合のデータを生成する。以降、該データを
リファレンスデータREFという。また、リファレンス
データ生成回路1−1の具体的な構成については後述す
る。
成を示すブロック図である。図1において、再生信号を
サンプリングクロックCLにより量子化した量子化デー
タRDはリファレンスデータ生成回路1−1に入力され
る。リファレンスデータ生成回路1−1は上記量子化デ
ータRDから、再生系(リファレンスデータ生成回路1
−1の前段部分)の理想的な応答すなわちノイズが全く
ない再生信号を所望の位相で同期したクロックでサンプ
リングした場合のデータを生成する。以降、該データを
リファレンスデータREFという。また、リファレンス
データ生成回路1−1の具体的な構成については後述す
る。
【0025】このリファレンスデータREFは、減算器
1−2の入力Bに入力され、入力Aには量子化データR
Dが入力される。減算器1−2は入力Aと入力Bを演算
した結果を出力Yから出力するが、入力Aに入力される
量子化データRDはリファレンスデータREFとタイミ
ングを合わせるためにレジスタ1−3を複数段並べたシ
フトレジスタによって遅延させられている。このシフト
レジスタの段数はリファレンスデータREFを生成する
のに要した時間(クロック数)に対応して設けられてい
る。したがって、減算器1−2は同一時点の量子化デー
タRDとリファレンスデータREFとの誤差を出力す
る。この誤差を以降単に誤差データGDという。
1−2の入力Bに入力され、入力Aには量子化データR
Dが入力される。減算器1−2は入力Aと入力Bを演算
した結果を出力Yから出力するが、入力Aに入力される
量子化データRDはリファレンスデータREFとタイミ
ングを合わせるためにレジスタ1−3を複数段並べたシ
フトレジスタによって遅延させられている。このシフト
レジスタの段数はリファレンスデータREFを生成する
のに要した時間(クロック数)に対応して設けられてい
る。したがって、減算器1−2は同一時点の量子化デー
タRDとリファレンスデータREFとの誤差を出力す
る。この誤差を以降単に誤差データGDという。
【0026】コンパレータ1−4は、位相誤差の符号を
決定するデータ(以降、符号データFDという)を演算
する。図に示したように、コンパレータ1−4の入力A
には誤差データGDの演算に用いたデータの1クロック
後の量子化データRDが入力されており、入力Bには1
クロック前の量子化データRDが入力されている。コン
パレータ1−4は入力A>入力Bのとき出力Yから1を
出力し、入力A≦入力Bのとき出力Yから−1を出力す
る。したがって、コンパレータ1−4の出力は誤差デー
タGDを演算した量子化データRDの前後のデータの傾
きに対応して1か−1を出力することになる。
決定するデータ(以降、符号データFDという)を演算
する。図に示したように、コンパレータ1−4の入力A
には誤差データGDの演算に用いたデータの1クロック
後の量子化データRDが入力されており、入力Bには1
クロック前の量子化データRDが入力されている。コン
パレータ1−4は入力A>入力Bのとき出力Yから1を
出力し、入力A≦入力Bのとき出力Yから−1を出力す
る。したがって、コンパレータ1−4の出力は誤差デー
タGDを演算した量子化データRDの前後のデータの傾
きに対応して1か−1を出力することになる。
【0027】位相誤差データ生成部(掛け算器)1−5
は、符号データFDにより、誤差データGDの極性を制
御して位相誤差データIGDを生成する。具体的には、
誤差データGDと符号データFDを掛け合わせた信号、
つまり、誤差データGDに符号の加えられた信号(位相
誤差データIGD)を生成する。
は、符号データFDにより、誤差データGDの極性を制
御して位相誤差データIGDを生成する。具体的には、
誤差データGDと符号データFDを掛け合わせた信号、
つまり、誤差データGDに符号の加えられた信号(位相
誤差データIGD)を生成する。
【0028】次に、上記の動作をわかり易くするために
図6に示す波形図を用いて説明する。ここでは、再生信
号に対してサンプリングクロックCLの位相が進んでい
る場合について説明する。
図6に示す波形図を用いて説明する。ここでは、再生信
号に対してサンプリングクロックCLの位相が進んでい
る場合について説明する。
【0029】図6(a)は、量子化データRD(図中〇
印)とリファレンスデータREF(図中●印)を示す図
である。この図に示すように、量子化データRDは再生
信号に対して位相の進んだサンプリングクロックCLで
サンプリングされている。このサンプリングクロックC
Lを図6(b)に示す。この場合の誤差データGD、す
なわち量子化データRDとリファレンスデータREFと
の差は、図6(c)のようになる。また、符号データF
Dは、誤差データGDを演算した前後の量子化データR
Dの大小比較結果であるため、図6(d)のようにな
る。したがって、位相誤差データIGDは図6(c)と
図6(d)の積で図6(e)のようになり、位相進みを
示す信号となる。
印)とリファレンスデータREF(図中●印)を示す図
である。この図に示すように、量子化データRDは再生
信号に対して位相の進んだサンプリングクロックCLで
サンプリングされている。このサンプリングクロックC
Lを図6(b)に示す。この場合の誤差データGD、す
なわち量子化データRDとリファレンスデータREFと
の差は、図6(c)のようになる。また、符号データF
Dは、誤差データGDを演算した前後の量子化データR
Dの大小比較結果であるため、図6(d)のようにな
る。したがって、位相誤差データIGDは図6(c)と
図6(d)の積で図6(e)のようになり、位相進みを
示す信号となる。
【0030】次に、リファレンスデータ生成回路1−1
について説明する。図4は、その具体的な構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態ではリファレンスデータ
生成回路1−1は、等化処理を行うディジタルフィルタ
4−1,等化後のデータを2値化するディジタルコンパ
レータ4−2及び再生系の周波数特性を実現するディジ
タルフィルタ4−3によって構成されている。入力され
た量子化データRDは、ディジタルフィルタ4−1によ
って等化処理され、コンパレータ4−2によって、所定
のしきい値”S”を用いて2値化される。2値化された
信号はディジタルフィルタ4−3に入力される。ディジ
タルフィルタ4−3は再生系の周波数特性を模擬してい
るため、ディジタルフィルタ4−3の出力はノイズの全
くない再生信号を所望の位相で同期したクロックでサン
プリングしたときのデータ(リファレンスデータRE
F)を出力する。
について説明する。図4は、その具体的な構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態ではリファレンスデータ
生成回路1−1は、等化処理を行うディジタルフィルタ
4−1,等化後のデータを2値化するディジタルコンパ
レータ4−2及び再生系の周波数特性を実現するディジ
タルフィルタ4−3によって構成されている。入力され
た量子化データRDは、ディジタルフィルタ4−1によ
って等化処理され、コンパレータ4−2によって、所定
のしきい値”S”を用いて2値化される。2値化された
信号はディジタルフィルタ4−3に入力される。ディジ
タルフィルタ4−3は再生系の周波数特性を模擬してい
るため、ディジタルフィルタ4−3の出力はノイズの全
くない再生信号を所望の位相で同期したクロックでサン
プリングしたときのデータ(リファレンスデータRE
F)を出力する。
【0031】ここで、ディジタルフィルタ4−1は、レ
ジスタ4−4,掛け算器4−5,加算器4−6によって
構成され、その周波数特性は掛け算器4−5の掛け算係
数A,B,Cによって決定されるが、これら係数A,
B,Cは2値化データの復号誤り率が最も良くなるよう
に設定されている。
ジスタ4−4,掛け算器4−5,加算器4−6によって
構成され、その周波数特性は掛け算器4−5の掛け算係
数A,B,Cによって決定されるが、これら係数A,
B,Cは2値化データの復号誤り率が最も良くなるよう
に設定されている。
【0032】この掛け算係数A,B,Cの設定について
図7を用いて具体的に説明する。ここで、量子化データ
RDが図7(a)に示すものであり、サンプリングクロ
ックCLのタイミングが図中の矢印のタイミングである
ものとする。このとき、ディジタルフィルタ4−1の掛
け算係数を、A=−0.73,B=2.44,C=−
0.73とすれば図7(b)のように1クロック遅れて
等化後のデータが得られる。この掛け算係数の場合、か
なり符号間干渉を除去できるが、高域が強調され過ぎて
高域のノイズ成分までが上昇するため0,1を判別する
ときの誤り率が悪くなる。したがって、実際の掛け算係
数は符号間干渉の除去効果とノイズ成分の上昇とのトレ
ードオフで決定され、誤り率が最もよくなるように、例
えばA=−0.49,B=1.96,C=−0.49程
度に設定される。このときの等化後のデータすなわちデ
ィジタルフィルタ4−1の出力は図7(c)のようにな
り、符号間干渉の除去効果は小さくなるが、高域のノイ
ズ成分の上昇もある程度に抑えられ、0,1を判別する
ときの誤り率は最もよくなる。実際は、システムのSN
比によって、最も誤り率の良くなる掛け算係数が異なる
ため、誤り率を測定しながら決定されるか、あるいは計
算機シミュレーションなどにより決定される。
図7を用いて具体的に説明する。ここで、量子化データ
RDが図7(a)に示すものであり、サンプリングクロ
ックCLのタイミングが図中の矢印のタイミングである
ものとする。このとき、ディジタルフィルタ4−1の掛
け算係数を、A=−0.73,B=2.44,C=−
0.73とすれば図7(b)のように1クロック遅れて
等化後のデータが得られる。この掛け算係数の場合、か
なり符号間干渉を除去できるが、高域が強調され過ぎて
高域のノイズ成分までが上昇するため0,1を判別する
ときの誤り率が悪くなる。したがって、実際の掛け算係
数は符号間干渉の除去効果とノイズ成分の上昇とのトレ
ードオフで決定され、誤り率が最もよくなるように、例
えばA=−0.49,B=1.96,C=−0.49程
度に設定される。このときの等化後のデータすなわちデ
ィジタルフィルタ4−1の出力は図7(c)のようにな
り、符号間干渉の除去効果は小さくなるが、高域のノイ
ズ成分の上昇もある程度に抑えられ、0,1を判別する
ときの誤り率は最もよくなる。実際は、システムのSN
比によって、最も誤り率の良くなる掛け算係数が異なる
ため、誤り率を測定しながら決定されるか、あるいは計
算機シミュレーションなどにより決定される。
【0033】コンパレータ4−2は、入力A>入力Bの
とき出力Yから1を出力し、入力A≦入力Bのとき出力
Yに0を出力し、入力Aには等化後のデータすなわちデ
ィジタルフィルタ4−1の出力が入力され、入力Sには
所定のしきい値Sが入力される。したがって、コンパレ
ータ4−2により、ディジタルフィルタ4−1のデータ
が0と1に2値化される。ここで説明している例では、
しきい値Sは0.5である。
とき出力Yから1を出力し、入力A≦入力Bのとき出力
Yに0を出力し、入力Aには等化後のデータすなわちデ
ィジタルフィルタ4−1の出力が入力され、入力Sには
所定のしきい値Sが入力される。したがって、コンパレ
ータ4−2により、ディジタルフィルタ4−1のデータ
が0と1に2値化される。ここで説明している例では、
しきい値Sは0.5である。
【0034】ディジタルフィルタ4−3は、レジスタ4
−4,掛け算器4−5,加算器4−6によって構成さ
れ、掛け算器4−5の係数H,I,J,K,Lは再生系
のインパルス応答をもとに設定されている。ここで、再
生系のインパルス応答とは、孤立した1ビットを再生
し、それを位相ずれがないクロックでサンプリングした
と仮定した場合の量子化データの応答で、ノイズ成分を
含まない理想的な応答である。例えば、再生信号を位相
ずれのないクロックで量子化したときの量子化データが
図7(a)に示したようになる場合、インパルス応答は
図8のような応答となる。したがって、この場合は掛け
算係数H〜Lは、H=0.02,I=0.24,J=
0.48,K=0.24,L=0.02に設定される。
実際には、再生系のインパルス応答は実際のシステムを
用いて測定するか、あるいは計算機シミュレーションに
よって決定される。
−4,掛け算器4−5,加算器4−6によって構成さ
れ、掛け算器4−5の係数H,I,J,K,Lは再生系
のインパルス応答をもとに設定されている。ここで、再
生系のインパルス応答とは、孤立した1ビットを再生
し、それを位相ずれがないクロックでサンプリングした
と仮定した場合の量子化データの応答で、ノイズ成分を
含まない理想的な応答である。例えば、再生信号を位相
ずれのないクロックで量子化したときの量子化データが
図7(a)に示したようになる場合、インパルス応答は
図8のような応答となる。したがって、この場合は掛け
算係数H〜Lは、H=0.02,I=0.24,J=
0.48,K=0.24,L=0.02に設定される。
実際には、再生系のインパルス応答は実際のシステムを
用いて測定するか、あるいは計算機シミュレーションに
よって決定される。
【0035】次に、リファレンスデータ生成回路1−1
が量子化データRDからリファレンスデータREFが生
成する過程を以下に例をあげて説明する。例えば、理想
的な量子化データが図7(a)に示したような波形であ
るとき、サンプリングクロックCLの位相ずれや、ノイ
ズ等の影響により図9(a)に示したような量子化デー
タとなっている場合について説明する。このとき、ディ
ジタルフィルタ4−1の掛け算係数が前記した通りA=
−0.49,B=1.96,C=−0.49に設定され
ていたとすると、ディジタルフィルタ4−1の出力は図
9(b)のようになる。したがって、これをしきい値
S、この例では0.5で2値化すると、図9(c)のよ
うになる。この2値化データはデジタルフィルタ4−3
に入力される。ここで、再生系のインパルス応答が図8
に示したようになっているため、掛け算係数H〜Lに
は、H=0.02,I=0.24,J=0.48,L=
0.02が設定される。したがって、ディジタルフィル
タ4−3の出力は図9(d)のようになり、2値化デー
タに誤りがないかぎりノイズの全くない再生信号を所望
の位相で同期したクロックでサンプリングしたときの理
想的なデータ、すなわちリファレンスデータREFとな
る。尚、このリファレンスデータREFは、量子化デー
タRDが入力されてからディジタルフィルタ4−1で1
クロック、デジタルフィルタ4−3で2クロック遅れ、
合計3クロック遅れて得られる。
が量子化データRDからリファレンスデータREFが生
成する過程を以下に例をあげて説明する。例えば、理想
的な量子化データが図7(a)に示したような波形であ
るとき、サンプリングクロックCLの位相ずれや、ノイ
ズ等の影響により図9(a)に示したような量子化デー
タとなっている場合について説明する。このとき、ディ
ジタルフィルタ4−1の掛け算係数が前記した通りA=
−0.49,B=1.96,C=−0.49に設定され
ていたとすると、ディジタルフィルタ4−1の出力は図
9(b)のようになる。したがって、これをしきい値
S、この例では0.5で2値化すると、図9(c)のよ
うになる。この2値化データはデジタルフィルタ4−3
に入力される。ここで、再生系のインパルス応答が図8
に示したようになっているため、掛け算係数H〜Lに
は、H=0.02,I=0.24,J=0.48,L=
0.02が設定される。したがって、ディジタルフィル
タ4−3の出力は図9(d)のようになり、2値化デー
タに誤りがないかぎりノイズの全くない再生信号を所望
の位相で同期したクロックでサンプリングしたときの理
想的なデータ、すなわちリファレンスデータREFとな
る。尚、このリファレンスデータREFは、量子化デー
タRDが入力されてからディジタルフィルタ4−1で1
クロック、デジタルフィルタ4−3で2クロック遅れ、
合計3クロック遅れて得られる。
【0036】尚、図中の量子化データは0.26のよう
に小数で表現したが、これは説明が繁雑にならないよう
に便宜的に用いたものであって、実際の量子化データは
ADコンバータの出力であるので、例えば、8ビットの
ADコンバータであれば、0〜255のデータで、16
ビットのADコンバータであれば0〜65536のデー
タとなる。
に小数で表現したが、これは説明が繁雑にならないよう
に便宜的に用いたものであって、実際の量子化データは
ADコンバータの出力であるので、例えば、8ビットの
ADコンバータであれば、0〜255のデータで、16
ビットのADコンバータであれば0〜65536のデー
タとなる。
【0037】〔第2の実施の形態〕本実施の形態の再生
回路は、図5における位相誤差検出回路5−5として図
2のブロック図に示す回路を使用したものである。
回路は、図5における位相誤差検出回路5−5として図
2のブロック図に示す回路を使用したものである。
【0038】第1の実施の形態では、記録データに数ビ
ットの連続した0または1が存在し、再生信号が平坦と
なった場合には、この平坦部からは位相情報が得られな
い。したがって、この部分からの位相誤差データはノイ
ズ成分のみとなり、正確に位相誤差を出力することがで
きない。本実施の形態の再生回路は、この問題を解決す
るものである。
ットの連続した0または1が存在し、再生信号が平坦と
なった場合には、この平坦部からは位相情報が得られな
い。したがって、この部分からの位相誤差データはノイ
ズ成分のみとなり、正確に位相誤差を出力することがで
きない。本実施の形態の再生回路は、この問題を解決す
るものである。
【0039】図2に示す位相誤差検出回路5−5では、
2値化データのパターンを認識し、位相誤差情報が得ら
れないと推定される場合は、位相誤差データをマスクし
位相進み遅れなしを意味するデータを出力する。以下に
この位相誤差検出回路について説明するが、図1の位相
誤差検出回路と同一部分については同一符号を付し、説
明を省略する。
2値化データのパターンを認識し、位相誤差情報が得ら
れないと推定される場合は、位相誤差データをマスクし
位相進み遅れなしを意味するデータを出力する。以下に
この位相誤差検出回路について説明するが、図1の位相
誤差検出回路と同一部分については同一符号を付し、説
明を省略する。
【0040】リファレンスデータ生成回路1−1から得
られる2値化データはレジスタ1−3を複数段接続して
構成されるシフトレジスタに入力され、タイミング調整
およびシリアル−パラレル変換され、パターン検出回路
2−1に入力される。このパターン検出回路は、入力デ
ータの全て(3ビット分)が0か1のとき1を出力し、
その他は0を出力する。このパターン検出回路2−1の
出力は選択器2−2の入力Sに入力される。
られる2値化データはレジスタ1−3を複数段接続して
構成されるシフトレジスタに入力され、タイミング調整
およびシリアル−パラレル変換され、パターン検出回路
2−1に入力される。このパターン検出回路は、入力デ
ータの全て(3ビット分)が0か1のとき1を出力し、
その他は0を出力する。このパターン検出回路2−1の
出力は選択器2−2の入力Sに入力される。
【0041】選択器2−2の入力Bには掛け算器1−5
の出力が、入力Aには0が入力されている。選択器2−
2は、入力Sに1が入力された場合に入力Aのデータ
を、入力Sに0が入力された場合に入力Bのデータを、
出力Yから出力する。したがって、2値化データが数ビ
ット連続して1あるいは、0であった場合、この例では
3ビット連続して1あるいは0であった場合には、上記
したように入力Sに1が入力されるため、選択器2−2
は入力Aのデータを選択して、位相誤差データIGDと
して位相進み遅れなしを意味する0を出力する。一方、
2値化データが数ビット連続した信号でない場合には、
掛け算器1−5からの位相誤差データIGDが選択器2
−2から出力される。
の出力が、入力Aには0が入力されている。選択器2−
2は、入力Sに1が入力された場合に入力Aのデータ
を、入力Sに0が入力された場合に入力Bのデータを、
出力Yから出力する。したがって、2値化データが数ビ
ット連続して1あるいは、0であった場合、この例では
3ビット連続して1あるいは0であった場合には、上記
したように入力Sに1が入力されるため、選択器2−2
は入力Aのデータを選択して、位相誤差データIGDと
して位相進み遅れなしを意味する0を出力する。一方、
2値化データが数ビット連続した信号でない場合には、
掛け算器1−5からの位相誤差データIGDが選択器2
−2から出力される。
【0042】このように、本実施の形態では、記録デー
タ中に0または1が数ビット連続して再生信号が平坦と
なった場合に、位相進み遅れなしとするため、第1の実
施の形態のように位相情報を持たない部分においてノイ
ズが出力されてしまうという問題が解決される。
タ中に0または1が数ビット連続して再生信号が平坦と
なった場合に、位相進み遅れなしとするため、第1の実
施の形態のように位相情報を持たない部分においてノイ
ズが出力されてしまうという問題が解決される。
【0043】以上説明した本実施の形態の位相誤差検出
回路の動作を図10を用いて説明する。量子化データR
D(図中○印)とリファレンスデータREF(図中●
印)が図10(a)のようであったとすると掛け算器1
−5の出力は図10(c)のようになり、平坦部では破
線のようなノイズ成分が出力される。このとき、パター
ン検出回路2−1に入力される3つのデータはタイミン
グを調整されているのでそれぞれ図10(d),
(e),(f)のようになる。したがって、パターン検
出部2−1の出力は図10(g)のようになり、この信
号によって選択器2−2が切り替えられるため、再生信
号の平坦部では掛け算器1−5からの出力ではなく位相
進み遅れなしを意味する0が位相誤差データIGDとし
て出力される。尚、図10(b)はサンプリングクロッ
クCLを示している。
回路の動作を図10を用いて説明する。量子化データR
D(図中○印)とリファレンスデータREF(図中●
印)が図10(a)のようであったとすると掛け算器1
−5の出力は図10(c)のようになり、平坦部では破
線のようなノイズ成分が出力される。このとき、パター
ン検出回路2−1に入力される3つのデータはタイミン
グを調整されているのでそれぞれ図10(d),
(e),(f)のようになる。したがって、パターン検
出部2−1の出力は図10(g)のようになり、この信
号によって選択器2−2が切り替えられるため、再生信
号の平坦部では掛け算器1−5からの出力ではなく位相
進み遅れなしを意味する0が位相誤差データIGDとし
て出力される。尚、図10(b)はサンプリングクロッ
クCLを示している。
【0044】〔第3の実施の形態〕本実施の形態の再生
回路は、図5における位相誤差検出回路5−5として図
3のブロック図に示す回路を使用したものである。尚、
ここでは、図1または図2と同一部分については同一符
号を付しており、説明を省略する。
回路は、図5における位相誤差検出回路5−5として図
3のブロック図に示す回路を使用したものである。尚、
ここでは、図1または図2と同一部分については同一符
号を付しており、説明を省略する。
【0045】第1の実施の形態における位相誤差検出回
路では、前後のデータの大小関係により符号データFD
を演算していたが、本実施の形態における位相誤差検出
回路5−5では、前後のデータの差を減算器3−1によ
って演算して、この差(以下、制御データSDと記す)
に基づいて誤差データGDの極性および大きさを制御す
る。
路では、前後のデータの大小関係により符号データFD
を演算していたが、本実施の形態における位相誤差検出
回路5−5では、前後のデータの差を減算器3−1によ
って演算して、この差(以下、制御データSDと記す)
に基づいて誤差データGDの極性および大きさを制御す
る。
【0046】制御データSDの絶対値は、前後のデータ
の差が大きいときは大きく、小さいときは小さくなる。
したがって、記録データ中に1または0が連続して位相
情報がない場合は、再生信号は平坦になるため前後のデ
ータはほぼ同じ値となり、制御データSDの絶対値が小
さくなる。このため、再生信号が平坦に近づき位相情報
が少なくなるに従い、位相誤差データIGDの大きさが
小さくなり、ノイズ成分を再生信号の傾きの量に応じて
抑制することができる。
の差が大きいときは大きく、小さいときは小さくなる。
したがって、記録データ中に1または0が連続して位相
情報がない場合は、再生信号は平坦になるため前後のデ
ータはほぼ同じ値となり、制御データSDの絶対値が小
さくなる。このため、再生信号が平坦に近づき位相情報
が少なくなるに従い、位相誤差データIGDの大きさが
小さくなり、ノイズ成分を再生信号の傾きの量に応じて
抑制することができる。
【0047】ところで、第2の実施の形態における位相
誤差検出回路では、2値化データ列の1または0の連続
数によって位相誤差データIGDをマスクするか否かが
制御されるため、位相誤差情報があるにもかかわらずマ
スクされ切り捨てられる場合や、位相誤差情報が全くな
いにもかかわらず、マスクされない部分が発生する虞れ
がある。しかしながら、本実施の形態の位相誤差検出回
路では、量子化データRDの傾きの量に応じて誤差デー
タGDの大きさが制御されるため、上記のような第2の
実施の形態における問題点を解決でき、位相誤差データ
IGDを有効に使うこが可能となる。
誤差検出回路では、2値化データ列の1または0の連続
数によって位相誤差データIGDをマスクするか否かが
制御されるため、位相誤差情報があるにもかかわらずマ
スクされ切り捨てられる場合や、位相誤差情報が全くな
いにもかかわらず、マスクされない部分が発生する虞れ
がある。しかしながら、本実施の形態の位相誤差検出回
路では、量子化データRDの傾きの量に応じて誤差デー
タGDの大きさが制御されるため、上記のような第2の
実施の形態における問題点を解決でき、位相誤差データ
IGDを有効に使うこが可能となる。
【0048】次に、本実施の形態の位相誤差検出回路の
動作を図11に示す波形図を用いて説明する。量子化デ
ータRDとリファレンスデータREFがそれぞれ図11
(a)の○印,●印に示すようなものであったとする
と、誤差生成部1−2の出力は図11(c)のようにな
り、再生波形の平坦部では図11(c)の破線のように
量子化データRDのノイズ成分が誤差データGDとして
出力される。このとき、制御データSDすなわち減算器
3−1の出力は、誤差データGDを演算した量子化デー
タの前後の量子化データの差であるから、図11(d)
のようになり、平坦部においてはその絶対値が小さくな
る。この制御データSDと誤差データGDの積が掛け算
器3−2によって演算される。この演算によって誤差デ
ータGDの極性制御と大きさの制御が同時に行われ、減
算器3−1の出力すなわち位相誤差データは図11
(e)のようになり、平坦部のノイズ成分が小さく抑え
られる。尚、図11(b)はサンプリングに用いたサン
プリングクロックCLを示している。
動作を図11に示す波形図を用いて説明する。量子化デ
ータRDとリファレンスデータREFがそれぞれ図11
(a)の○印,●印に示すようなものであったとする
と、誤差生成部1−2の出力は図11(c)のようにな
り、再生波形の平坦部では図11(c)の破線のように
量子化データRDのノイズ成分が誤差データGDとして
出力される。このとき、制御データSDすなわち減算器
3−1の出力は、誤差データGDを演算した量子化デー
タの前後の量子化データの差であるから、図11(d)
のようになり、平坦部においてはその絶対値が小さくな
る。この制御データSDと誤差データGDの積が掛け算
器3−2によって演算される。この演算によって誤差デ
ータGDの極性制御と大きさの制御が同時に行われ、減
算器3−1の出力すなわち位相誤差データは図11
(e)のようになり、平坦部のノイズ成分が小さく抑え
られる。尚、図11(b)はサンプリングに用いたサン
プリングクロックCLを示している。
【0049】以上の図1〜図3に示した位相誤差検出回
路では、従来方式のように2値化したパルス信号のエッ
ジから位相誤差を検出するのではなく、再生信号をPL
Lクロックで量子化した量子化データ列から位相誤差を
検出する。このように、本発明の再生回路における位相
誤差検出回路には、リファレンスデータ生成回路以外に
は高域を強調する等化回路はないため、高密度記録され
た場合であっても等化回路によって高域のノイズ成分を
増加させるという副作用がなく、従来方式よりも精度よ
く位相誤差を検出することができる。リファレンスデー
タ生成回路の等化回路はサンプリング毎の2値化データ
を得ることが目的であるので位相誤差データに対する悪
影響は2値化データがエラーした場合のみである。この
2値化データの誤り率は通常の実用的なシステムでは1
/100以下であるからほとんど影響がない。また、量
子化データから位相誤差を検出してVCOを制御してい
るため、遅延素子などにより位相を調整する必要がな
い。
路では、従来方式のように2値化したパルス信号のエッ
ジから位相誤差を検出するのではなく、再生信号をPL
Lクロックで量子化した量子化データ列から位相誤差を
検出する。このように、本発明の再生回路における位相
誤差検出回路には、リファレンスデータ生成回路以外に
は高域を強調する等化回路はないため、高密度記録され
た場合であっても等化回路によって高域のノイズ成分を
増加させるという副作用がなく、従来方式よりも精度よ
く位相誤差を検出することができる。リファレンスデー
タ生成回路の等化回路はサンプリング毎の2値化データ
を得ることが目的であるので位相誤差データに対する悪
影響は2値化データがエラーした場合のみである。この
2値化データの誤り率は通常の実用的なシステムでは1
/100以下であるからほとんど影響がない。また、量
子化データから位相誤差を検出してVCOを制御してい
るため、遅延素子などにより位相を調整する必要がな
い。
【0050】
【発明の効果】本発明の再生回路では、以上のように、
量子化データから位相誤差を検出するため、高密度記録
された記録媒体から情報を読み出す場合においても、精
度よく位相誤差を検出することができる。また、サンプ
リングクロックの位相を調整する遅延素子などの手段が
必要なく、その調整も必要ないため回路構成が簡単にな
る。
量子化データから位相誤差を検出するため、高密度記録
された記録媒体から情報を読み出す場合においても、精
度よく位相誤差を検出することができる。また、サンプ
リングクロックの位相を調整する遅延素子などの手段が
必要なく、その調整も必要ないため回路構成が簡単にな
る。
【0051】更に、再生信号が平坦になり、位相誤差情
報が生成できない部分では位相進み遅れのないことを意
味する信号をVCOに入力することにより、ノイズ成分
による影響を除去することができる。
報が生成できない部分では位相進み遅れのないことを意
味する信号をVCOに入力することにより、ノイズ成分
による影響を除去することができる。
【0052】また、再生信号が平坦となっている付近に
おいて、位相誤差データの大きさを再生信号の傾きの量
に応じて抑制することにより、位相情報の有効利用が可
能となり、かつノイズ成分の影響を除去できる。
おいて、位相誤差データの大きさを再生信号の傾きの量
に応じて抑制することにより、位相情報の有効利用が可
能となり、かつノイズ成分の影響を除去できる。
【図1】第1の実施の形態の位相誤差検出回路の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】第2の実施の形態の位相誤差検出回路の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】第3の実施の形態の位相誤差検出回路の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】リファレンスデータ生成回路の具体的な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】本発明の再生回路を光ディスク装置に適用した
場合の構成を示すブロック図である。
場合の構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態の位相誤差検出回路の動作を
説明する図である。
説明する図である。
【図7】図4のデジタルフィルタ4−1の動作を説明す
る図である。
る図である。
【図8】再生系のインパルス応答を説明する図である。
【図9】図4のリファレンスデータ生成回路の動作を説
明する図である。
明する図である。
【図10】第2の実施の形態の位相誤差検出回路の動作
を説明する図である。
を説明する図である。
【図11】第3の実施の形態の位相誤差検出回路の動作
を説明する図である。
を説明する図である。
【図12】従来の再生回路の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】図12の位相誤差検出回路の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図14】図13の位相誤差検出回路の動作を説明する
図である。
図である。
【図15】図13の位相誤差検出回路における低密度記
録されている部分を再生する場合の動作を説明する図で
ある。
録されている部分を再生する場合の動作を説明する図で
ある。
【図16】図13の位相誤差検出回路における高密度記
録されている部分を再生する場合の動作を説明する図で
ある。
録されている部分を再生する場合の動作を説明する図で
ある。
5−5 位相誤差検出回路 1−1 リファレンスデータ生成回路 1−2,3−1 減算器 1−3 レジスタ 1−4 コンパレータ 1−5,3−2 掛け算器 2−1 パターン検出回路 2−2 選択器 CL サンプリングクロック RD 量子化データ GD 誤差データ FD 符号データ IGD 位相誤差データ SD 制御データ
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体から読み出されたアナログ信号
を所望の位相のサンプリングクロックで量子化した量子
化データに基づいて、前記記録媒体に記録された情報を
再生する再生回路において、 前記量子化データから、理想的な応答を推定したリファ
レンスデータを生成するリファレンスデータ生成手段
と、 前記量子化データと前記リファレンスデータに基づき、
前記サンプリングクロックと前記アナログ信号との位相
誤差を表す位相誤差データを生成する位相誤差生成手段
と、 前記位相誤差データに基づき、前記サンプリングクロッ
クの周波数を調整するクロック発振器と、を備えてなる
ことを特徴とする再生回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の再生回路において、 前記位相誤差生成手段は、 同一時刻における前記量子化データと前記リファレンス
データの差を演算し誤差データを生成する誤差生成手段
と、 前記時刻の前後の時刻の量子化データの大小を比較して
前記誤差データの極性を示す符号データを生成する符号
生成手段と、 前記誤差データと前記符号データとから前記位相誤差デ
ータを生成する第1の演算手段と、 を備えてなることを特徴とする再生回路。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の再生回
路において、 前記記録媒体に所定数以上連続して同一の情報が記録さ
れていることを検出する連続情報検出手段と、 該連続情報検出手段が連続した同一の情報を検出したと
きに、前記クロック発振器へ、前記位相誤差データとし
て、前記アナログ信号と前記サンプリングクロックの間
に位相誤差がないことを意味する信号を出力する位相誤
差データ制御手段と、を備えてなることを特徴とする再
生回路。 - 【請求項4】 請求項1に記載の再生回路において、 前記位相誤差生成手段は、 同一時刻における前記量子化データと前記リファレンス
データの差を演算し誤差データを生成する誤差生成手段
と、 前記時刻の前後の時刻の量子化データの差を演算して前
記誤差データの極性及び大きさを制御する制御データを
生成する制御データ生成手段と、 前記誤差データ及び前記制御データに基づいて前記位相
誤差データを生成する第2の演算手段と、を備えてなる
ことを特徴とする再生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16910396A JPH1011911A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16910396A JPH1011911A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 再生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1011911A true JPH1011911A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15880370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16910396A Pending JPH1011911A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1011911A (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16910396A patent/JPH1011911A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6560053B1 (en) | Clock recovery apparatus | |
| JPH08502393A (ja) | 同期波形サンプリング用タイミング回復回路 | |
| CA1214264A (en) | Digital data detecting apparatus | |
| JP3129156B2 (ja) | 位相検出方法およびその実施装置 | |
| JPH1027435A (ja) | 再生装置および方法 | |
| US5465059A (en) | Method and apparatus for timing acquisition of partial response class IV signaling | |
| JP5137953B2 (ja) | アナログ/デジタル変換回路、光ディスク再生装置、受信装置 | |
| KR100393198B1 (ko) | E2pr4ml방식의등화기를이용한타이밍복원장치,그에따른타이밍복원방법및최종데이터판정장치 | |
| WO2005031738A1 (ja) | Itrデータ再生装置、記録再生システムおよび補間フィルタ | |
| KR19990039109A (ko) | 광 디스크 재생 시스템의 데이타 복원장치 및 방법 | |
| JP3395734B2 (ja) | 再生装置 | |
| JP3331818B2 (ja) | ディジタル情報再生装置 | |
| EP0530776B1 (en) | Timing recovering apparatus | |
| JP2000076805A (ja) | 拡張パーシャルレスポンスの位相同期方法、その方法を使用した位相同期回路及びリードチャネル回路 | |
| US5673211A (en) | Digital data reproducing apparatus | |
| JPH1011911A (ja) | 再生回路 | |
| US5920533A (en) | Clock signal extraction system for high density recording apparatus | |
| JP3650984B2 (ja) | 情報検出装置および方法 | |
| JP2000182335A (ja) | Pll回路及びそれを備えた光ディスク装置 | |
| JPH09247137A (ja) | 位相誤差検出回路及びデジタルpll回路 | |
| JP2002358736A (ja) | データ再生装置に用いられるクロック調整装置 | |
| CN100411046C (zh) | 用于光盘的同步信号检测方法及其装置 | |
| KR100189902B1 (ko) | 광자기 디스크 기록장치의 디지탈 썸 밸류 제어회로 | |
| JP2636349B2 (ja) | 位相制御回路 | |
| JPH09106626A (ja) | データ処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030603 |