JPH10120142A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH10120142A
JPH10120142A JP29745596A JP29745596A JPH10120142A JP H10120142 A JPH10120142 A JP H10120142A JP 29745596 A JP29745596 A JP 29745596A JP 29745596 A JP29745596 A JP 29745596A JP H10120142 A JPH10120142 A JP H10120142A
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thin plate
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groove
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JP29745596A
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Inventor
Shinji Nakajima
慎二 中島
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄板状の部品を直線振動パーツフィーダにお
ける振動トラフの移送平面で整送する場合に、部品が滞
ることなく円滑に移送される部品整送装置を提供するこ
と。 【解決手段】 長さ6mm、幅3mm、厚さ0.4mm
の薄板状のセラミックコンデンサCの整送装置10の直
線振動パーツフィーダ40における振動トラフ61の移
送面64に対して、薄板状部品Cの移送方向に平行な条
溝65を8mmピッチで、また移送方向に直交する条溝
66を1.5mmピッチで設ける。なお、この場合の条
溝65、66の幅は0.2mmとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄板状部品の整送装
置に関するものであり、更に詳しくは薄板状部品を所定
の向きで1枚ずつ次工程へ円滑に供給する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1は薄板状のセラミックコンデンサC
の斜視図であり、矢印で示す方向へ1枚づつ移送するこ
との要請がある。セラミックコンデンサCは長さL=6
mm、幅W=3mm、厚さT=0.4mmのサイズを有
し、表裏の電極4、4’の円形部分が中央部で対向して
コンデンサが形成されているが、表裏は同様に形成され
ており、実際上は表裏は区別されない。このような微小
なコンデンサC(以降、薄板状部品Cと称する)の向き
を整えて次工程へ供給する場合、薄板状部品Cを収容す
る捩り振動パーツフィーダのボウルにおいて移送の向き
を整えて直線振動パーツフィーダへ供給し、直線振動パ
ーツフィーダの振動トラフにおいて薄板状部品Cを1列
で1枚ずつ移送するのが一般である。
【0003】薄板状部品を移送する場合、捩り振動パー
ツフィーダにおける移送路が、斜面トラックとしてボウ
ルの周壁に沿って形成される場合は勿論のこと、平板ト
ラックとして形成される場合であっても、ボウルの径外
方へ向かい若干下向き傾斜に形成されるのでボウル内の
トラックは一般に真の平面ではなく、移送する薄板状部
品とトラック面との間の接触面積は限られたものとなり
移送上の問題は発生しない。これに対し、直線振動パー
ツフィーダにおける振動トラフの移送面は比較的精度の
高い平面に形成されるので、薄板状部品と振動トラフの
移送面との接触面積が大になる。周知のように、相接す
る平面の精度が高い場合には、それらの面はあたかも水
を介在させた二枚のガラス板のように密着するが、同様
に振動トラフの移送面における薄板状部品は直線振動を
与えても滑らかに移送されないことが多いのである。
【0004】このような問題に対処する方法として、例
えば部品の形状は異なるが、本願出願人の出願による特
開平8−113350号公報にも示されているように、
振動トラフの移送面に移送方向に平行な条溝を形成させ
ることが行われる。図9は上述の薄板状部品Cを整送す
るべく作製された従来例の部品整送装置100の要部を
示す部分斜視図であるが、捩り振動パーツフィーダ12
0のボウル121の排出トラック134の排出端134
eに、直線振動パーツフィーダ140の振動トラフ16
1が接続されており、振動トラフ161にはボウル12
1側へ15度傾斜の移送面164が形成されている。そ
して薄板状部品Cは矢印pで示す方向へ移送される。
【0005】振動トラフ161の移送面164には、上
流側の排出端134eと同様な幅で、移送方向に平行な
多数の条溝165が形成されており、移送面164の傾
斜の下側には側壁としてのガイド板171がボルト17
1bで振動トラフ161に固定されている。そして図9
に示すように、ガイド板171は上流端部と下流端部と
において高く、中流部では薄板状部品Cの1枚の厚さよ
りは僅か低く設定されており、薄板状部品Cが重なって
移送されてくる場合に、上層の薄板状部品Cを落下させ
て排除するようになっている。また、振動トラフ161
とボウル121との間にはポケット179が設けられて
おり、振動トラフ161から排除される薄板状部品Cを
受けると共に、図示しない経路を経てボウル121内へ
戻すようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述の移送
面164に移送方向に平行な多数の条溝165を設けた
振動トラフ161を有する部品整送装置100によって
薄板状部品Cを移送する場合、薄板状部品Cが時として
円滑に移送されず、生産ラインを乱すような状態が発生
するのである。従って、本発明は振動トラフの移送面で
薄板状部品Cを滞りなく移送し得る部品整送装置を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は請求項1の
構成によって解決されるが、実施の形態によって例示す
れば、本発明の部品整送装置10は、従来例の部品整送
装置100の斜視図である図9と同様な斜視図である図
4に示すように、振動トラフ61の移送面64に移送方
向に平行な多数の条溝65と、移送方向に直交する多数
の条溝66とを網目に形成させている。
【0008】そして、条溝65、66の幅0.2mmに
対して薄板状部品Cの移送方向の長さLは6mm、幅W
は3mmと大きく、薄板状部品Cが移送方向に平行な条
溝65と移送方向に直交する条溝66との上を移送され
るようにしている。このことによって、薄板状部品Cは
振動トラフ61の移送面64を極めて円滑に移送される
ようになるのである。
【0009】一般的には、薄板状部品Cの移送方向の長
さLと、移送方向に直交する条溝66の幅Gとについ
て、L≧3Gの場合、すなわち、薄板状部品Cの移送方
向の長さLが長い場合には薄板状部品Cがその先端を条
溝66内に引っ掛けたり突っ込むようなことはないが、
2G<L<3Gの場合には、条溝66の形成されている
ピッチによっては薄板状部品Cはバランスを失い、その
先端を条溝66内に突っ込み引っ掛けるので、このよう
な場合には、薄板状部品Cの移送方向の長さLの少なく
とも2/3以上が常に移送面64で支持されるように、
条溝66のピッチを設定することが必要である。このよ
うに設定することにより、薄板状部品Cは振動トラフの
移送面を円滑に移送されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の部品整送装置につ
いて図面を参照して具体的に説明する。
【0011】図2は実施の形態による部品整送装置10
の平面図であり、図3はその部分破断側面図である。す
なわち、部品整送装置10は薄板状部品Cを収容し供給
する捩り振動パーツフィーダ20と、捩り振動パーツフ
ィーダ20から移行されてくる薄板状部品Cを1列にし
て次工程へ供給する直線振動パーツフィーダ40とから
なっている。
【0012】捩り振動パーツフィーダ20は、図3を参
照して、薄板状部品Cを収容し、移送の向きを整えて排
出するボウル21と、これに捩り振動を与える駆動部1
1とからなっている。駆動部11においては、ボウル2
1の底板と一体的な可動ブロック12が等角度間隔に配
置された傾斜板ばね13によって下方の固定ブロック1
4に連結されている。固定ブロック14上にはコイル1
5を巻装した電磁石16が可動ブロック12の下面に設
けた可動コア12Cと僅かの間隙をあけ対向して設けら
れている。駆動部11はその周囲を防音カバー17で覆
われており、またボウル21と共に防振ゴム18を介し
て床に置いた基盤19上に設置されている。そして、コ
イル15に交流が通電されることによりボウル21に時
計方向の捩り振動を与える。
【0013】ボウル21においては、図2を参照して、
底面22の中央における固定ボルト22bによって駆動
部11の可動ブロック12に固定され、多数の薄板状部
品Cが収容されている(図2においては簡明化のため散
在的に示している)。また、底面22の周縁部に起点2
4Sを有する平板トラック24がボウル21の周壁23
に沿ってスパイラル状に上昇させて設けられており、薄
板状部品Cの移送路となる。平板トラック24はボウル
21の径外方へ向かって若干下向き傾斜に設けられてお
り、薄板状部品Cは周壁23に接して移送される。
【0014】平板トラック24の途中には切欠き25、
26が形成されているが、何れも平板トラック24の幅
を狭めており、多列になって過剰気味に移送されてくる
薄板状部品Cを落下させ、底面22または一周下の平板
トラック24へ戻す。また、切欠き26の下流側にはワ
イパー27が、ボウル21の外周面に固定した取付け部
材28に取り付け、平板トラック24との間に1枚の薄
板状部品Cのみが通過し得る間隙をあけて移送方向と斜
交させ設けられている。すなわち、移送されてくる薄板
状部品Cが積み重なっている場合、平板トラック24に
接している最下層の薄板状部品Cはワイパー27の下を
通過するが、上層の薄板状部品Cはワイパー27に移送
を妨げられ、ワイパー27に導かれて一周下の平板トラ
ック24へ戻される。
【0015】更には、平板トラック24の下流端部にお
いて、長辺を移送方向に向けた薄板状部品Cが1列での
み通過し得る幅を残して平板トラック24に切欠き29
が形成されており、この切欠き29以降では薄板状部品
Cは単層、単列となって移送される。
【0016】平板トラック24の下流端に角樋状の排出
トラック34が接続され、排出トラック34は周壁23
を切り欠いてボウル21の外周側へ導出されており、そ
の排出端34eに直線振動パーツフィーダ40の振動ト
ラフ61が接続されている。
【0017】直線振動パーツフィーダ40は、図3を参
照して、薄板状部品Cを整送する振動トラフ61と、こ
れに直線振動を与える駆動部51とからなっている。駆
動部51においては、振動トラフ61がボルト61bで
一体的に固定されている稼働ブロック52が前後一対の
傾斜板ばね53によっって下方の固定ブロック54と連
結されている。固定ブロック54上にはコイル55を巻
装した電磁石56が可動ブロック52から垂下されてい
る可動コア52Cと僅かの間隙をあけ対向して設けられ
ている。固定ブロック54は前後一対の防振板ばね57
を介して取付けブロック58に取り付けられており、取
付けブロック58は基盤19にボルト59bで固定した
架台59上にボルト58bで取り付けられている。そし
て、コイル55に交流が通電されることにより、振動ト
ラフ61に矢印nで示す方向の直線振動を与えられ、振
動トラフ61上の薄板状部品Cは図3において右方から
左方へ移送される。振動トラフ61には、図2を参照し
て、詳しく後述するが上流側の排出トラック34と同様
な幅で移送方向に平行な多数の条溝65と、移送方向に
直交する多数の条溝66とが網目に形成されている。ま
た、直線振動パーツフィーダ40と捩り振動パーツフィ
ーダ20との間にはポケット79が設けらており、振動
トラフ61から排除される薄板状部品Cを受け止め、捩
り振動パーツフィーダ20のボウル21へ戻すようにな
っている。
【0018】図4は本実施の形態の部品供給装置10に
おける捩り振動パーツフィーダ20の排出トラック34
の排出端34eと、これに段差を介して接続される直線
振動パーツフィーダ40の振動トラフ61とを示す斜視
図であり、従来例についての図9に対応する図である。
すなわち、振動トラフ61はボルト61bで駆動部51
の可動ブロック52に固定されており、薄板状部品Cは
長さLの長辺を移送方向に向けて振動トラフ61の移送
面64を矢印qで示す方向へ移送される。
【0019】移送面64はボウル21側へ向かって15
度の下向き傾斜に設定されており、傾斜の下側には側壁
としてのガイド板71がボルト71bで取り付けらてい
る。そしてガイド板71は上流端部と下流端部において
高く、中流部では薄板状部品Cの1枚の厚さよりは低い
高さとされており、積み重なって移送されてくる薄板状
部品Cがある場合、上層の薄板状部品Cを滑落させて排
除するようになっていること、排除された薄板状部品C
はポケット79で受け止められ図示しない径路を通って
ボウル21内へ戻されることは従来例と同様である。
【0020】本発明を構成する要素であり、従来例と異
なるのは、振動トラフ61の移送面64に移送方向に平
行な多数の条溝65と、移送方向に直交する多数の条溝
66とが網目に形成されていることである。図5は図2
における[5]−[5]線方向の拡大断面図であり、図
6は同じく[6]−[6]線方向の拡大断面図である。
前述したように、図5を参照して、振動トラフ61の1
5度傾斜の移送面64の中流部における傾斜の下側には
薄板状部品Cの1枚の厚さより低いガイド板71が設け
られている。そして、移送面64には移送方向に平行な
条溝65が0.8mmピッチで設けられている。また、
図6を参照して、移送面64には移送方向に直交する条
溝66が1.5mmピッチで設けられており、全体とし
て条溝65、66による網目が形成されている。なお、
条溝65、66は何れも開き角度90度、深さ0.1m
mで、幅0.2mmに形成されている。
【0021】本実施の形態の部品供給装置10は以上の
ように構成されるが、次ぎにその作用を説明する。な
お、図2、図3を参照して、捩り振動パーツフィーダ2
0のボウル21には薄板状部品Cが多数に収容され、そ
の駆動部11におけるコイル15に交流が通電されてボ
ウル21には捩り振動が与えられており、直線振動パー
ツフィーダ40の駆動部51におけるコイル55にも交
流が通電されて、振動トラフ61に矢印nで示す方向の
直線振動が与えられているものとする。
【0022】図2のボウル21内で底面22上の薄板状
部品Cは捩り振動を受けて周縁部へ移動されると共に矢
印mで示す方向へ移送され、起点24Sから平板トラッ
ク24へ乗る。薄板状部品Cは長さLが幅Wの2倍と長
いので、捩り振動を受けて長辺を周壁23に接するよう
にオリエンテーションされて移送され、スパイラル状に
上昇する。上昇の途中において切欠き25に至り、多列
になって過剰気味に移送されてくる薄板状部品Cは切欠
き25へ落下して底面22へ戻される。また、同様な切
欠き26に至り、ここにおいても多列になっている薄板
状部品Cが落下して一周下の平板トラック24へ戻され
る。
【0023】次いで、薄板状部品Cはワイパー27に至
り、平板トラック24に接触している最下層の薄板状部
品Cはワイパー27の下をそのまま通過するが、積み重
なって移送されてくる上層の薄板状部品Cはワイパー2
7に移送を妨げられ、ワイパー27によって内周側へ導
かれ一周下の平板トラック24へ戻される。従って、ワ
イパー27以降においては薄板状部品Cは単層となり長
辺を移送方向に向けて移送される。更には、切欠き29
によって長辺を移送方向に向けた薄板状部品Cが単列で
のみ通過し得る幅に狭められている平板トラック24を
移送される間に薄板状部品Cは単列化されて排出トラッ
ク34へ移行され、それ以外の薄板状部品Cは切欠き2
9内へ落下して一周下の平板トラック24へ戻される。
すなわち、切欠き29以降において薄板状部品Cは単
層、単列となり、その長辺を移送方向に向けて移送さ
れ、次いで排出トラック34の下流端34eから排出さ
れる。
【0024】薄板状部品Cは図4を参照して、排出トラ
ック34の下流端34eから下方への段差を落下して、
直線振動パーツフィーダ40における振動トラフ61の
移送面64へ移行される。移送面64は側方へ向かっ
て、すなわち、ボウル21側へ向かって下向き傾斜角度
15度に形成されていることから、薄板状部品Cはその
長辺をガイド板71に接して単列で移送され、重なって
いる薄板状部品Cがある場合には、上層の薄板状部品C
はガイド板71の高さが低くされている中流部において
滑落することにより排除される。この間、薄板状部品C
は条溝65、66の形成されている移送面64を移送さ
れるが、何等の滞りの兆候を見せることなく移送され
る。これは薄板状部品Cが直線振動を受けた時に、条溝
65、66を介して移送面64と薄板状部品Cとの接触
界面に空気が容易に導入される結果、薄板状部品Cが移
送面64から容易に離れるようになったためと思考され
る。このようにして、移送面64の下流端からは長辺を
移送方向に向けた薄板状部品Cが単列、単層で極めて円
滑に排出され、次工程へ供給される。
【0025】上述の移送面64には、図5に示す如く、
薄板状部品Cの幅Wの中に、3本の移送方向に平行な条
溝65が入るように、また、図6に示す如く、薄板状部
品Cの長さLの中に4本の移送方向に直交する条溝66
が入るように、条溝65、66を形成させたが、この場
合のように薄板状部品Cの移送方向の長さLが条溝の幅
に比べて大きい場合には問題は発生しない。しかし、薄
板状部品Cの移送方向の長さLが短い場合には、薄板状
部品Cがその先端を移送方向に直交する条溝66に引っ
掛けたり、条溝66内に突っ込んだりして移送が滞らな
いようにする必要がある。
【0026】一般的に、部品の移送方向の長さをL、移
送方向に直交する条溝64の幅をGとして、幅Gが一定
の条溝を異なるピッチで形成させて、長さLの異なる3
種の部品P(L=1.5G)、Q(L=2.1G)、R
(L=3G)を移送する時の各部品P、Q、Rの安定性
を図7に示した。
【0027】図7のAは移送面64に条溝66が条溝幅
Gと同一の1Gピッチで形成されている場合、図7のB
は条溝66が1.5Gピッチで形成されている場合、図
7のCは同じく2Gピッチで形成されている場合であ
る。そして、それぞれの移送面64上で部品P、Q、R
を移送する時の部品P、Q、Rの安定性を示している。 1)例えば部品Rのように、L≧3Gである場合、条溝
66がどのようなピッチで形成されても、姿勢は安定し
ており、その先端を条溝66に引っ掛けることはない。
上記の実施の形態の場合に相当する。 2)例えば部品Pのように、L≦2Gである場合、当然
のことながら条溝66のピッチが大きくとも部品Pは移
送面64の支持を失い、先端を条溝66内に落とすので
安定な移送は期待できない。 3)例えば部品Qのように、2G<L<3Gである場
合、条溝66が形成されるピッチの大きさによっては、
移送面64による支持が失われ不安定化して先端を条溝
66内に突っ込む。従って、この場合には部品Qがその
長さLの2/3以上を常に移送面64で支持されるよう
に条溝66のピッチを設定することが必要である。
【0028】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0029】例えば本実施の形態においては、移送され
てくる薄板状部品Cを移送面64の下流端から順次に次
工程へ供給する装置としたが、移送面64の下流端にス
トッパを設けて薄板状部品Cを停止させ、次工程のロボ
ットによるピックアップに待機させるようにしてもよ
い。
【0030】また本実施の形態においては、移送方向に
平行な条溝65と移送方向に直交する条溝66とによっ
て条溝の網目を形成させたが、図8に示すように、移送
方向の左右からそれぞれ移送方向に斜交する条溝6
5’、66’を設けて網目を形成させても同等の効果が
得られる。図8における他の要素には図4に示した構成
要素と同様であるので同一の符号を付した。勿論、条溝
は斜交する条溝65’、66’以外であってもよく、要
するに薄板状部品Cと移送面64との接触界面に空気が
導入されるように条溝が網目に形成されておればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような形態で実
施され、次ぎに記載するような効果を奏する。
【0032】直線振動パーツフィーダの振動トラフの移
送面において移送の滞りを発生し易い薄板状部品に対し
て、振動トラフの移送面に条溝を網目に形成させること
により、例えば移送方向に平行な条溝と移送方向に直交
する条溝とを網目に形成させることにより、薄板状部品
がその条溝上を移送される結果、薄板状部品は振動トラ
フの移送面において何等の滞りの兆候を見せることなく
極めて円滑に移送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における整送対象の部品の斜視図で
ある。
【図2】実施の形態による部品供給装置の平面図であ
る。
【図3】同装置の部分破断側面図である。
【図4】同装置の振動トラフ部分の斜視図である。
【図5】図2における[5]−[5]線方向の断面図で
ある。
【図6】図2における[6]−[6]線方向の断面図で
ある。
【図7】長さの異なる薄板状部品について、条溝のピッ
チと支持の安定性の関係を示す側面図である。
【図8】変形例の振動トラフ部分の斜視図である。
【図9】従来例の部品供給装置における振動トラフ部分
の斜視図である。
【符号の説明】
10 実施の形態による部品供給装置 11 駆動部 20 捩り振動パーツフィーダ 21 ボウル 40 直線振動パーツフィーダ 61 振動トラフ 64 移送面 65 条溝 66 条溝 71 ガイド板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板状の部品を移送するための直線振動
    パーツフィーダを備えた部品供給装置において、前記直
    線振動パーツフィーダの振動トラフの移送平面に条溝が
    網目に形成されており、前記部品が前記条溝上を移送さ
    れることにより、前記部品は前記移送平面に密着するこ
    となく円滑に移送されることを特徴とする部品供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記網目を形成する条溝が、前記部品の
    移送方向に平行な条溝と、前記部品の移送方向に直交す
    る条溝とからなる請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記部品の移送方向の長さをL、前記部
    品の移送方向に直交する条溝の幅をGとして、前記部品
    の移送方向の長さLが比較的大きく、L≧3Gの場合に
    は、前記部品の移送方向に直交する前記条溝は任意のピ
    ッチに形成され、前記部品の移送方向の長さLが比較的
    小さく、2G<L<3Gの場合には、前記部品の移送方
    向の長さLの少なくとも2/3以上が常に前記移送平面
    で支持されるように、前記部品の移送方向に直交する前
    記条溝のピッチが設定されている請求項2に記載の部品
    供給装置。
JP29745596A 1996-10-18 1996-10-18 部品供給装置 Pending JPH10120142A (ja)

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