JPH10120162A - 高速仕分け装置 - Google Patents

高速仕分け装置

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JPH10120162A
JPH10120162A JP28446096A JP28446096A JPH10120162A JP H10120162 A JPH10120162 A JP H10120162A JP 28446096 A JP28446096 A JP 28446096A JP 28446096 A JP28446096 A JP 28446096A JP H10120162 A JPH10120162 A JP H10120162A
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JP
Japan
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compressed air
articles
sorting
article
conveyor
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Withdrawn
Application number
JP28446096A
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English (en)
Inventor
Katsumi Matsuda
勝實 松田
Kunio Kono
國雄 河野
Takashi Chikura
孝 千蔵
Masanori Masumoto
雅典 益本
Akitomo Yamazaki
章伴 山崎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、青果物等の農作物,玩具,衣料品
及び雑貨等の仕分け作業に用いて好適の、高速仕分け装
置に関し、仕分け作業を高速で確実に実行できるように
する。 【解決手段】 複数の品物からなる品物群から所定の品
物を選別して仕分け作業を行なう仕分け装置において、
品物を搬送するコンベア2と、品物の仕分け条件を判定
する判定装置4と、品物1の位置を検出する位置検出セ
ンサ3A〜3Eと、コンベア2の進行方向に対して略直
角方向から圧縮空気を噴射しうる圧縮空気噴射ノズル5
A〜5Eとをそなえ、判定装置4が品物1の仕分け条件
を判定すると、位置検出センサ3A〜3Eからの検出情
報に基づいて圧縮空気噴射ノズル5A〜5Eから品物1
に圧縮空気を噴射するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物等の農作
物,玩具,衣料品及び雑貨等の仕分け作業に用いて好適
の、高速仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、農作物等を所定の条件に基づ
いて自動的に選別して、仕分け作業を行なう仕分け装置
が開発,実用化されている。図4はこのような仕分け装
置のうち、比較的高速で作業を行なう高速仕分け装置の
一例を示すものであり、以下、この仕分け装置について
説明する。
【0003】この装置には、搬送チェーン12が配設さ
れており、この搬送チェーン12には、軸部材14が設
けられている。また、搬送チェーン12は、図示しない
駆動力源により駆動されるようになっており、この場
合、図中右側から左側に向かって品物11が搬送され
る。さらに、搬送チェーン12の上部には、この搬送チ
ェーン12に対して平行にレール17が延設されてお
り、レール17には、図示するような溝部17aが形成
されている。
【0004】上記の溝部17aには、カムフォロア16
を介してレバー15が取り付けられており、このレバー
15の下端は、軸部材14に回動可能に支持されてい
る。また、軸部材14には、図示するような皿板13が
支持されている。ここで、皿板13とレバー15とは相
対的な変位がないように構成されておりカムフォロア1
6がレール17の溝部17a内に位置しているときに
は、皿板13は略水平となるように構成されている。し
たがって、図4中の右側に示すような状態においては、
皿板13は略水平状態を維持し、仕分け作業の対象とし
ての品物11は落下することなく皿板13上に載置され
る。
【0005】一方、図示はしないが搬送チェーン12の
上流側(図中右側)には、仕分け検出装置が設けられて
いる。この仕分け検出装置は、例えば光学的な手段を用
いて皿板13に載置された品物の大きさ等を判定するも
のであり、例えば、品物11の大きさが基準値以上であ
ると判定すると、この仕分け検出装置の下流側に設けら
れた仕分け機構25を作動させ、皿板13上の品物11
を落下させることにより品物11の選別が実行される。
【0006】ここで、仕分け機構25は、主に図4に示
すような楔型ガイド板18,レバー20及びソレノイド
22等から構成されている。このソレノイド22の鉄心
21にはレバー20が連結されており、また、鉄心21
には、図示するようなリターンスプリング23が取り付
けられている。また、このレバー20と楔型ガイド板1
8とは一体に作動するように構成されており、レバー2
0の作動にともなって、楔型ガイド板18が軸18aを
中心に回動可能に構成されている。
【0007】そして、検出装置により、品物11の大き
さが基準値以上であることが判定されると、ソレノイド
22に対して通電を行ない、ソレノイド22を励磁して
鉄心21を図中左側へ移動させる。これにより、楔型ガ
イド板18が図中反時計回り方向に回転して、溝17a
が楔型ガイド板18により遮られ、図中右側から移動し
てきた、カムフォロア16がレール17の下方に設けら
れた迂回路19に導かれる。
【0008】そして、楔型ガイド板18によりカムフォ
ロア16が迂回路19に導かれると、レバー15が揺動
して、皿板13が下方に傾いて品物11が下方に落下す
るのである。また、検出装置により、品物11の大きさ
が基準値よりも小さいと判定された場合には、ソレノイ
ド22への通電がオフにされる。この場合は、スプリン
グ23の弾性力により鉄心21が図中右側へ移動して、
楔型ガイド板18が図中時計回り方向に回転する。
【0009】したがって、カムフォロア16は、迂回路
19に導かれることなくレール17の溝17aを走行す
ることになり、品物11が皿板13から落下することな
く、皿板13は略水平状態を維持したまま進行するので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高速仕分け装置では、楔型ガイド板18を次
のカムフォロア16が来るまでに完全に復帰させる必要
があり、応答性の優れたソレノイドやバネ定数の高いス
プリングを使用したとしても、高速化には限界があると
いう課題がある。
【0011】また、このような高速仕分け装置では、高
速走行中のカムフォロア16が急激に方向転換し、皿板
13,品物11等を急速に回転させるため、振動が生
じ、前後の品物11を落下させるおそれがあり、このよ
うな観点からも高速化には限界がある。また、ソレノイ
ド22やカムフォロア16等の作動音も高速にしたがっ
て増大し、このような騒音も無視できなくなるという課
題がある。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、仕分け作業を高速で確実に、しかも大きな騒
音を伴うことなく実行できるようにした、高速仕分け装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の高速仕分け装置は、複数の品物からなる品物
群から所定の品物を選別して仕分け作業を行なう仕分け
装置において、該品物を略等間隔に載置して搬送するコ
ンベアと、該コンベア上の該品物の仕分け条件を判定す
る判定装置と、該コンベアにより移動する該品物の位置
を検出する位置検出センサと、該コンベアの進行方向に
対して略直角方向から圧縮空気を噴射しうる圧縮空気噴
射ノズルとをそなえ、該判定装置により該品物の該仕分
け条件が判定されると、該位置検出センサからの検出情
報に基づいて該圧縮空気噴射ノズルから該品物に対して
圧縮空気が噴射されるように構成されていることを特徴
としている。
【0014】したがって、請求項1記載の本発明の高速
仕分け装置では、仕分けされる品物はコンベアにより搬
送され、判定装置により品物の仕分け条件が判定され
る。そして、判定装置により品物の仕分け条件が判定さ
れると、位置検出センサからの検出情報に基づいて圧縮
空気噴射ノズルから品物に対して圧縮空気が噴射され、
品物はこの圧縮空気により仕分けられる。このとき、圧
縮空気噴射ノズルは、コンベアの進行方向に対して略直
角方向から圧縮空気を噴射するので、噴射対象品物の前
後にある他の品物に影響を与えることなく仕分けが行な
われる。
【0015】また、請求項2記載の本発明の高速仕分け
装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該圧縮空気
噴射ノズルにより噴出される圧縮空気流の中心軸が、該
品物の重心点よりも上方となるように設定されているこ
とを特徴としている。これにより、圧縮空気噴射ノズル
から品物に対して圧縮空気が噴射されると、この品物の
上方の空気圧が低下して揚力が発生し、小さな力で進行
方向と直角な方向に品物を移動させることができる。
【0016】また、請求項3記載の本発明の高速仕分け
装置は、上記請求項1又は2記載の構成に加えて、該圧
縮空気噴射ノズルが、多数の圧縮空気噴出孔を有し、該
多数の圧縮空気噴出孔が上下方向に列状に配設されてい
ることを特徴としている。これにより、圧縮空気噴出孔
から噴射される圧縮空気が、品物に対して膜状に形成さ
れ、他の品物に何ら影響を与えることなく仕分けが行な
われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての高速仕分け装置について説明すると、図
1はその全体構成を示す模式的な斜視図、図2はその要
部を示す模式的な断面図、図3はその要部としての圧縮
空気噴射ノズルを示す図であって、(a)はその正面
図、(b)はその模式的な断面図である。
【0018】図1及び図2において、1は仕分けの対象
となる青果物等の品物、2はベルトコンベア(コンベ
ア)であり、このベルトコンベア2は図示しない駆動力
源により駆動され、図1中の矢印方向に品物1を搬送す
るようになっている。また、図2に示すように、ベルト
コンベア2による品物1の搬送時の安定性を向上させる
ために、ベルトコンベア2の幅方向の両端部が上方へ傾
斜するような断面形状に構成されている。
【0019】また、品物1は、ベルトコンベア2の上流
側において、このベルトコンベア2上に略等間隔に載置
されるようになっており、その後、図1に示す検出装置
4Aを通過すると、判定装置4により品物1の仕分け条
件(例えば品物の大きさ)がランク付けされるようにな
っている。なお、この実施形態では、品物1は、仕分け
条件に応じて、例えばランクAからランクFまでの6段
階にランク付けされるようになっている。
【0020】また、このベルトコンベア2の下方には、
ベルトコンベア2の延設された方向に対して略直交方向
に複数のベルトコンベア2A,2B,・・・,2Fが配
設されており、各品物1は、上述したランク付けに応じ
て、これらのベルトコンベア2A〜2F上に仕分けされ
るようになっている。また、本装置には、ベルトコンベ
ア2の搬送方向に沿って、複数の噴射ノズル(圧縮空気
噴射ノズル)5A,5B,・・・,5Eが設けられてお
り、これらの噴射ノズル5A〜5Eからは、高圧の圧縮
エアが噴射可能に構成されている。また、各噴射ノズル
5A〜5Eは、それぞれベルトコンベア2A〜2Eに対
応する位置に配設されており、これらの噴射ノズル5A
〜5Eから品物1に対して圧縮エアが噴射されるように
なっている。
【0021】例えば、ある品物1の仕分け条件がランク
Aであると判定されると、この品物1がベルトコンベア
2Aの上方に到達したとき(なお、このときは、品物1
が噴射ノズル5Aの前に来たときに相当する)に噴射ノ
ズル5Aを作動させ、品物1をベルトコンベア2A上に
落下させるのである。そして、このように圧縮エアを品
物1に対して噴射することで、品物1をそれぞれのラン
クに対応したベルトコンベア2A,2B,・・・,2F
上に仕分けするようになっている。
【0022】なお、本実施形態では、判定装置4により
仕分け条件がランクFであると判定された場合のみ、噴
射ノズル5A〜5Eをいずれも作動させずに、品物1を
ベルトコンベア2の終端からコンベア2F上に落下させ
るようになっている。これにより、仕分け条件の段階数
(6段階)よりも1つ少ない数の噴射ノズル5A〜5E
(5つ)で仕分けを行なうように構成されている。
【0023】さて、ここで、上述した判定装置4につい
て説明すると、この判定装置4は、光学式等の検出装置
4A,画像処理装置4B及びコンピュータ(以下、コン
トローラという)4C等により構成されており、検出装
置4Aには、例えばCCDカメラ(図示省略)が設けら
れている。そして、品物1がこの検出装置4Aを通過す
ると、CCDカメラにより品物1が撮像され、この画像
情報が画像処理装置4Bに取り込まれるようになってい
る。また、コントローラ4Cでは、画像処理装置4Bで
処理された画像情報に基づいて、各品物1の仕分け条件
をそれぞれ判定(ランク付け)し、各品物1へのランク
付けをそれぞれの品物1に対応する順に記憶するように
なっている。
【0024】また、本装置には各品物1の位置を検出す
るための位置センサ(位置検出センサ)3A,3B,・
・・,3Eが設けられている。これらの位置センサ3A
〜3Eは、ベルトコンベア2A〜2Eの上方の所定位置
(仕分け位置)にそれぞれ設けられ、噴射ノズル5A〜
5Eの近傍にそれぞれ配設されている。そして、位置セ
ンサ3A〜3Eにより、品物1が噴射ノズル5A〜5E
の前に搬送されると、これを検出してコントローラ4C
に情報を伝達するのである。
【0025】そして、コントローラ4Cでは、上述によ
り記憶された判定結果と位置センサ3A〜3Eからの品
物1の位置情報とに基づいて、各品物1がランク付けに
対応したノズル5A〜5Eの前に搬送されると、このノ
ズル5A〜5Eから圧縮エアを噴射して、品物1を対応
するベルトコンベア2A〜2Eに落下させるようになっ
ている。
【0026】なお、コンベア2の搬送速度情報と、検出
装置4Aを通過したタイミング(即ち、検出装置4Aに
より検出されたタイミング)とから、搬送された品物1
の位置を算出して、予めコントローラ4Cに記憶された
噴射ノズル5A〜5Eの位置情報を用いて、この品物1
のランク付けに応じた噴射ノズル5A〜5Eを作動させ
るように構成してもよい。
【0027】一方、上述の各噴射ノズル5A〜5Eは、
圧縮空気供給路52A〜52Eを介してコンプレッサ5
1に接続されており、圧縮空気供給路52A〜52E上
には、それぞれ電磁弁53A〜53Eが配設されてい
る。また、各電磁弁53A〜53Eは、コントローラ4
Cからの制御信号に基づいて、その開閉状態がそれぞれ
独立して制御されるようになっており、電磁弁53A〜
53Eを開状態にすると、コンプレッサ51で高圧に加
圧された圧縮エアが噴射ノズル5A〜5Eから噴射さ
れ、電磁弁53A〜53Eを閉状態にすると、エアの噴
射が停止するようになっている。
【0028】また、図3(b)に示すように、各噴射ノ
ズル5A〜5Eは偏平形状に形成されている。また、噴
射ノズル5A〜5Eの先端部には、図3(a)に示すよ
うに、多数の圧縮エア噴射孔(圧縮空気噴出孔)54が
設けられており、これらの圧縮エア噴射孔54は等間隔
で上下方向に一列に配設されている。また、各エア噴射
孔54のポート部54Aは互いに平行に形成されてお
り、これにより、各エア噴射孔54から噴射される空気
は互いに干渉しあうことなく、平行に噴射されるように
なっている。
【0029】また、この噴射ノズル5A〜5Eは、ベル
トコンベア2に対して縦方向となるように(即ち、各噴
射孔54の列が鉛直方向となるように)配設されてい
る。そして、噴射ノズル5A〜5Eをこのように構成す
ることにより、エアの噴射時には、図2に示すような膜
状の空気流を形成することができ、仕分けの対象となる
品物1の前後に載置された他の品物への影響を極力抑制
することができるのである。
【0030】ところで、図2に示すように、本装置で
は、噴射ノズル5A〜5Eから噴射される空気流の中心
軸が、品物1の重心点Gよりも上方となるように各噴射
ノズル5A〜5Eの取付け位置が設定されており、これ
により、仕分けされる品物1に対して揚力を与えて、少
ない力で品物1をベルトコンベア2から落下させること
ができるようになっている。
【0031】すなわち、このように噴射ノズル5A〜5
Eからの空気流の中心軸が品物1の重心点Gよりも上方
となるように設定することで、圧縮エアの噴射時には、
図2に示すような空気の流れが生じるようになる。この
場合、品物1の上方の流れが速くなるので、品物1の上
方の圧力が低下して、品物を浮上させる力(揚力)Fy
が生じる。これにより、品物1のベルトコンベア2に作
用する力(重力)が減少して僅かな力でも品物1を移動
させることができるようになるのである。
【0032】特に、品物1の断面形状が円形のような転
がりやすい形状をしている場合には、重心Gよりも上方
にエアを吹き付けることで、図2に示すように、品物1
がベルトコンベア上から落下する縁部へ向かい転がるよ
うな方向(ここでは、反時計回りの方向)へ回転する力
が与えられ、仕分け方向(左方向)へ移動する力Fxが
生じ、品物1は容易に仕分け方向(左方向)へ移動する
ことになる。
【0033】また、断面形状が円形でない場合であって
も、噴射ノズル5A〜5Eからのエア圧により、品物1
には図中左方向に押す力Fxが生じ、上述の揚力Fyの
作用と相まって、容易に品物1が左方向へ移動するので
ある。なお、品物1が固体差を有し、大きさにバラツキ
がある場合(例えば、品物1が農作物の場合)には、噴
射ノズル5A〜5Eから噴射される空気流の中心軸が、
確実に品物1の重心点Gよりも上方となるように設定す
る必要がある。
【0034】そこで、このような場合には、最も小さい
品物1の重心高をh1 ,最も大きい品物1の重心高をh
2 と予め仮定しておき、噴射ノズル5A〜5Eから噴射
される空気流の中心軸の高さHが、2つの重心高h1
2 よりも大きくなるように設定すればよい。本発明の
一実施形態としての高速仕分け装置は、上述のように構
成されているので、以下のようにして仕分け作業が行な
われる。
【0035】まず、ベルトコンベア2の上流側におい
て、品物1がこのベルトコンベア2上に略等間隔で載置
され、その後、判定装置4により品物1の仕分け条件が
判定される。すなわち、各品物1が判定装置4の検出装
置4Aを通過すると、CCDカメラにより品物1が撮像
され、この画像情報が画像処理装置4Bに取り込まれ
る。そして、コントローラ4Cでは、画像処理装置4B
で処理された画像情報に基づいて、各品物1の仕分け条
件がそれぞれ判定(ランク付け)され、各品物1のラン
ク付けの結果がその順番にコントローラ4Cに記憶され
る。
【0036】また、判定装置4により品物1の仕分け条
件(例えば品物の大きさ)がランク付けされると、コン
トローラ4Cでは、上述の判定結果と位置センサ3A〜
3Eからの品物1の位置情報とに基づいて、各品物1が
ランク付けに対応したノズル5A〜5Eの前に搬送され
たか否かを判定する。その後、ランク付けに対応するノ
ズル5A〜5Eの前に品物1が搬送されたことが検出さ
れると、コントローラ4Cにより、対応する噴射ノズル
5A〜5Eの電磁弁53A〜53Eが開状態に制御され
て、コンプレッサ51で加圧された圧縮エアを品物1に
向けて噴射させる。
【0037】また、各噴射ノズル5A〜5Eは偏平形状
に形成されるとともに、各噴射ノズル5A〜5Eがベル
トコンベア2に対して縦方向となるように(即ち、各噴
射孔54の列が鉛直方向となるように)配設されている
ので、エアが噴射されると、図2に示すような膜状の空
気流が生じる。そして、図2に示すように、噴射ノズル
5A〜5Eから噴射される空気流の中心軸が、品物1の
重心点Gよりも上方となるように各噴射ノズル5A〜5
Eを設置することにより、仕分けされる品物1に対して
揚力Fyが生じ、品物1のベルトコンベア2に作用する
力が減少する。
【0038】また、品物1の断面形状が円形のような転
がりやすい形状をしている場合には、重心Gよりも上方
にエアを吹き付けることで、図2に示すように、反時計
回りに方向へ回転する力が与えられ、左方向へ移動する
力Fxが生じ、容易に図中左方向へ移動させることがで
きる。また、断面形状が円形でない場合であっても、噴
射ノズル5A〜5Eからのエア圧により、品物1には図
中左方向に押す力Fxが生じ、上述の揚力Fyの作用と
相まって、容易に品物1が左方向へ移動するのである。
【0039】そして、このように圧縮エアを品物1に対
して噴射することで、品物1がベルトコンベア2から落
下して、判定装置4により判定されたランクに対応した
ベルトコンベア2A,2B,・・・,2E上に仕分けさ
れ、以降の工程に搬送されるのである。このように、本
発明の高速仕分け装置では、噴射ノズル5A〜5Eを用
い、これらの噴射ノズル5A〜5Eからの圧縮エアによ
り品物1の仕分け作業を行なうので、仕分けの対象とな
る品物1の前後に載置された品物に対しては殆ど影響を
及ぼさないという利点がある。また、これにより仕分け
作業を容易に高速化することができるという利点もあ
る。
【0040】また、噴射ノズル5A〜5Eを偏平に形成
し、これらの噴射ノズル5A〜5Eを縦方向に設置する
ことで、仕分け対象の品物1の前後に位置する品物に対
する圧縮エアの影響をさらに低減することができるの
で、ベルトコンベア2上の品物1の載置間隔を狭くする
ことができ、作業の高速化,高効率化を図ることができ
るのである。
【0041】また、本装置では、機械的な作動部品が少
ないので、高速化に伴う騒音や振動の増大もほとんどな
いという利点もある。なお、上述の実施形態では、品物
1を直接ベルトコンベア2A〜2F上に落下させて仕分
けを行なっているが、ベルトコンベア2A〜2Fの代わ
りにホッパーを用いてもよい。
【0042】また、ベルトコンベア2の断面形状は図2
に示すような形状に限定されるものではなく、平面状の
ものや凹面状のものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の高速仕分け装置によれば、圧縮空気を利用するこ
とで、コンベア上の前後の品物への影響を低減すること
ができるようにしながら、品物の仕分け作業を容易にし
かも確実に行なうことができるという利点がある。これ
により、コンベア上の品物の間隔を狭くすることがで
き、作業の高速化,高効率化を達成することができる。
また、機械作動部品が少ないので、高速化に伴う騒音増
大もほとんどないという利点がある。
【0044】また、請求項2記載の本発明の高速仕分け
装置によれば、圧縮空気の中心軸を品物の重心点よりも
上方に設定することで、圧縮空気により品物に揚力を発
生させることができ、小さな力で品物を仕分け方向に移
動させることができるという利点がある。また、請求項
3記載の本発明の高速仕分け装置によれば、圧縮空気噴
射ノズルから噴射される空気を膜状に形成することがで
き、対象となる品物の前後に載置された品物への影響を
さらに低減することができる。これにより、仕分け作業
の高速化を一層図ることができるとう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての高速仕分け装置の
全体構成を示す模式的な斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態としての高速仕分け装置の
要部を示す模式的な断面図である。
【図3】本発明の一実施形態としての高速仕分け装置の
要部としての圧縮空気噴射ノズルを示す図であって、
(a)はその形状を示す正面図、(b)はその模式的な
断面図である。
【図4】従来の高速仕分け装置の一例を説明するための
模式的な構成図である。
【符号の説明】 1 品物 2 コンベア(ベルトコンベア) 2A〜2F ベルトコンベア 3A〜3E 位置検出センサ(位置センサ) 4 判定装置 4A 検出装置 4B 画像処理装置 4C コンピュータ(又はコントローラ) 5A〜5E 圧縮空気噴射ノズル(噴射ノズル) 51 コンプレッサ 52A〜52E 圧縮空気供給路 53A〜53E 電磁弁 54 圧縮空気噴出孔(圧縮エア噴射孔) 54A ポート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益本 雅典 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 山崎 章伴 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の品物からなる品物群から所定の品
    物を選別して仕分け作業を行なう仕分け装置において、 該品物を略等間隔に載置して搬送するコンベアと、 該コンベア上の該品物の仕分け条件を判定する判定装置
    と、 該コンベアにより移動する該品物の位置を検出する位置
    検出センサと、 該コンベアの進行方向に対して略直角方向から圧縮空気
    を噴射しうる圧縮空気噴射ノズルとをそなえ、 該判定装置により該品物の該仕分け条件が判定される
    と、該位置検出センサからの検出情報に基づいて該圧縮
    空気噴射ノズルから該品物に対して圧縮空気が噴射され
    るように構成されていることを特徴とする、高速仕分け
    装置。
  2. 【請求項2】 該圧縮空気噴射ノズルにより噴出される
    圧縮空気流の中心軸が、該品物の重心点よりも上方とな
    るように設定されていることを特徴とする、請求項1記
    載の高速仕分け装置。
  3. 【請求項3】 該圧縮空気噴射ノズルが、多数の圧縮空
    気噴出孔を有し、該多数の圧縮空気噴出孔が上下方向に
    列状に配設されていることを特徴とする、請求項1又は
    2記載の高速仕分け装置。
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