JPH10120227A - 給紙装置およびそれを備えた印字装置 - Google Patents
給紙装置およびそれを備えた印字装置Info
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Abstract
いようにするとともに、異なる幅の用紙の使用を簡単な
構造で実現する。 【解決手段】 通常の事務用箋、封筒はそれぞれ基準ガ
イド30aを基準にセットし、2個の給紙ローラ41に
より送り出す。所定幅以下の事務用箋はそれに対応して
給紙ローラ41が位置することで分離用の傾斜面51を
傾くことなく乗り越える。一方、幅の広い封筒は基準ガ
イドから離れた側の端部が給紙ローラ41から大きくは
み出るが、基準ガイドとは遠い側の傾斜面51の一部を
摩擦係数の小さい薄板52bによって形成することで、
そのはみ出た部分が傾斜面から受ける抵抗を小さくし
て、幅の広い封筒を傾くことなく送り出す。基準ガイド
に近い側の傾斜面51にも摩擦係数の小さい薄板52a
を設け、封筒の端部が折れ曲がっていたり反って剛性が
部分的に大きくなってもそれによる傾斜面51との抵抗
を小さくし、傾くことなく送り出す。
Description
一枚ずつ用紙を送り出す給紙装置およびそれを備えた印
字装置に関する。
から給紙装置として、種々の幅の用紙を択一的にセット
できるものがある。このように種々の用紙を使用するも
のでは、2個の給紙ローラを使用頻度の高い例えばA4
サイズの用紙に対応した位置に配置している。ところ
が、A4サイズの用紙を入れる封筒はA4サイズよりも
大きいから、これを横向きにセットすると、給紙ローラ
に対してA4サイズよりもはみ出す。封筒のように剛性
のある用紙を一枚ずつ分離するために、一般に傾斜面に
沿って用紙を湾曲させることが行われるが、上記のはみ
出し部分が傾斜面を越える際に大きな抵抗となって、傾
いて送り出されることがある。特に、封筒のように比較
的剛性がある用紙が二重になっているものでは、その端
部が下向きに折れ曲がったり、反っていると、その部分
の剛性が一層大きくなり、抵抗も大きくなる。
し、それに連動して給紙ローラの位置も移動するものが
あるが、これにおいても、用紙の端において抵抗が大き
くなることを解消できない。
出すことのないようにするとともに、異なる幅の用紙の
使用を簡単な構造で実現できるようにするものである。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、積層し
た用紙を収容可能する給紙ホッパと、その積層した用紙
から一枚ずつ送り出す給紙ローラと、その給紙ローラの
下流側に設けられ、送り出し方向へ向かって上昇する分
離用の傾斜面とを備え、前記用紙の端部と対向する前記
傾斜面の一部を他の部分よりも用紙に対する抵抗を小さ
く形成したことを特徴とする給紙装置にある。
用紙は傾斜面に沿って上昇しながら湾曲して他の用紙か
ら分離される。用紙の端部と対向する傾斜面の一部は他
の部分よりも抵抗が小さいから、給紙ローラからはみ出
た用紙の端部が傾斜面を容易に乗り越え、あるいは端部
が折れ曲がったり反っていても傾斜面に対する抵抗を少
なくし、傾いて送り出されるのを少なくできる。
層した用紙を一側において当接させ位置決めする基準ガ
イドを有する給紙装置において特に優れた効果を発揮す
る。つまり、各種幅の用紙を基準ガイドに沿って給紙ホ
ッパにセットした際、所定幅以下の用紙に対応するよう
に給紙ローラを配置すると、所定幅以上の用紙は基準ガ
イドから離れた側の端部が給紙ローラから大きくはみ出
て、そのはみ出た部分が傾斜面から受ける抵抗により、
傾いて送り出されることになる。前記傾斜面において抵
抗を小さくした部分を、基準ガイドから遠い側の用紙の
端部と対向して設けることで、所定幅以上の用紙が傾い
て送り出されるのを少なくできる。したがって、幅の異
なる各用紙のいずれも基準ガイドに沿ってセットする簡
単な構成で、円滑に送り出すことができる。
のように、前記傾斜面において抵抗を小さくした部分
を、前記用紙の両端にそれぞれ対向して設け、そのうち
前記基準ガイドから遠い側の前記用紙の端部と対向する
部分を、基準ガイドに近い側の同部分よりも、用紙幅方
向の長さを大きくすることで、所定幅以上の用紙におい
て基準ガイドから遠くかつ給紙ローラから大きくはみ出
た部分の抵抗を小さくすることができるのはもちろんの
こと、基準ガイドに近い側の端部が折れ曲がっていたり
反っていてもそれによる傾斜面との抵抗を小さくするこ
とができる。したがって封筒のように通常の用紙よりも
幅が広く、剛性の大きいものを円滑に送り出すことがで
きる。
抵抗を小さくした部分は、その傾斜面に固定した表面が
平滑なフィルム材によって形成したり、他の部分よりも
低い凹所とすることにより、容易に形成することができ
る。
側に、それらによって送り出された用紙に印字をする印
字機構を有する印字装置に実施することで、用紙上に傾
くことなく正確な印字を行うことができる。
字をするインクジェット式印字ヘッドを用いるものにお
いて好適である。
の印字装置に具体化した図面を参照して説明する。
枚ずつを印字機構1の前面に搬送し、用紙Sに所定の印
字を行う。用紙Sは、一定寸法の矩形状に裁断されたい
わゆる単票用紙である。
往復移動するキャリッジ11と、キャリッジ11に支持
されたインクカートリッジ12及び印字ヘッド13とか
ら構成される。ガイドレール10は、給紙装置2から供
給される用紙Sの幅方向、すなわち用紙Sの表面と平行
でかつ用紙Sの送り方向と直交する方向に配置される。
印字時には、キャリッジ11が不図示の駆動源にて往復
駆動されつつ印字ヘッド13からその下方を通過する用
紙Sに向かってインク滴が吐出され、それにより用紙S
に文字や図形からなる画像がドットマトリクス形式で印
字される。
る給紙ホッパ30と、給紙ホッパ3から用紙Sを送り出
すための送出機構4と、給紙ホッパ3から送り出される
用紙Sが突き当たるように設けられた壁部5と、その壁
部5に設けられたストッパ機構6と、壁部5の下流側で
かつ印字機構1の上流側に位置する送り機構7とからな
る。
に形成されたホッパ受け凹部80により、その先端側
(用紙Sの送出端側)を下にして斜めに傾いた状態で支
持される。給紙ホッパ30の内部には、用紙Sを積層支
持する用紙台31が設けられる。用紙台31は給紙ホッ
パ30の後端側に設けられた回動軸34を中心として回
動可能であり、バネ35により用紙Sの先端側が押し上
げられ、送出機構4側に付勢される。図2に示すよう
に、用紙台31の上面には摩擦部材36が取付けられ、
その摩擦部材36により最も下の用紙を用紙台31上に
拘束し、用紙Sの枚数が少ないとき(例えば2、3枚の
とき)には全ての用紙Sが重なって用紙台31の上面か
ら送り出されることを防止している。摩擦部材36とし
ては例えばコルクが使用される。摩擦部材36は後述す
る複数の給紙ローラ41とそれぞれ対向する位置に配置
され、かつ用紙台31の上面よりも突出している。な
お、摩擦部材36は必ずしも給紙ローラ41と対向する
位置になくてもよい。例えば、複数の給紙ローラの間あ
るいは近傍等、給紙ローラの41に向けて用紙を押し上
げる位置にあればよい。
2において右側)を、用紙Sの一側を当接位置決めする
基準ガイドとして形成され、用紙台31上には、用紙S
の他側を位置決めする可動ガイド37が用紙Sの幅方向
にスライド移動可能に設けられている。
持軸40と、支持軸40上に間隔をおいて取付けられた
複数の給紙ローラ41と、複数のカラー42と、1個の
補助給紙ローラ43とを有する。支持軸40は、フレー
ム8の上面に立つ一対の側壁81間に橋渡して支持さ
れ、不図示の駆動源により図1の時計方向に回転可能で
ある。給紙ローラ41は、支持軸40と同軸の円弧を描
くように湾曲する外周部410と、その外周部410よ
りも半径方向中心側に後退した切欠部411とを有す
る。給紙ローラ41は支持軸40と一体に回転可能とさ
れている。外周部410はその周方向において一枚の用
紙Sを後述する送り機構7の送りローラ70と案内片7
3との間まで送り出すのに必要な長さ以上を有する。補
助給紙ローラ43は、給紙ローラ41に対し支持軸40
と平行な方向の幅が小さいほかはその給紙ローラ41と
同じ形状をしている。
円板状に形成され、支持軸40に対して相対的に回転自
在である。カラー42の外周面は給紙ローラ41の外周
部410の外径よりも僅かに小径に設定され、給紙ロー
ラ41の切欠部411よりも半径方向外側に位置する。
支持軸40が図1の時計方向に回転して給紙ローラ41
の外周部410が用紙台31にて押し上げられた用紙S
に接触すると、給紙ホッパ30の最上位の用紙Sが送り
出される。給紙ローラ41の回転が進行して切欠部41
1が給紙ホッパ30側に対向すると、給紙ホッパ30内
に残された用紙Sがカラー42の外周面に突き当てられ
る。これにより、用紙Sの送出完了後、給紙ローラ41
が用紙Sから離れた状態に保持されながら、送り機構7
により搬送される用紙Sに追従してカラー42が回転さ
れる。そして次の用紙Sの送り出しが開始される迄の
間、用紙Sの浮き上がりが阻止される。
は、通常の事務用箋に対して幅方向において左右バラン
スよく送り出し力を付与するように位置する。例えばA
4サイズあるいは英文レターサイズS1の用紙に対して
両側縁からそれぞれ内側へ所定距離入ったところに位置
し、またB5サイズの用紙および横向きのはがきに対し
ても2個とも接触するように相互に間隔をおいている。
補助給紙ローラ43は2個の給紙ローラ41に対し基準
ガイド31aとは反対側へ間隔をあけて位置する。つま
り、上記サイズS1の用紙を収容するサイズS2の封筒
を横向きにおいたとき基準ガイド31aから遠い側の端
部から内側へ所定距離入ったところに位置する。この補
助給紙ローラ43の位置はまた、上記サイズS1のほぼ
側縁に対向する位置でもある。カラー41は用紙台31
の幅方向全体にわたって所定間隔で配置されている。
ズや剛性に応じて、図2に二点鎖線で示すようにさらに
1個追加したり、給紙ローラ41と同幅あるいはそれよ
りも幅を大きくすることができる。また補助給紙ローラ
43を給紙ローラ41よりもわずか小径にしてもよい。
31の位置には摩擦部材36を設けない。つまり図7に
示すように、補助給紙ローラ43と用紙台31間の距離
は、給紙ローラ41と用紙台31間の距離よりも、摩擦
部材36の突出量分だけ大きい。
部80の一側においてフレーム8に一体に形成される。
壁部5の詳細を図4に示す。壁部5には、給紙ホッパ3
0の先端から下降する用紙Sを受け止める用紙受け面5
0と、この用紙受け面50の上方に連続し、給紙ホッパ
30から送り出し方向前方へ向かうにしたがって上昇す
る傾斜面51とが形成される。ホッパ受け凹部80一側
の用紙受け面50から連続して印字ヘッド13と対向す
る位置へ延びるフレーム8の通路壁82a、82bに沿
って、給紙ホッパ30から送り出された用紙Sのための
用紙通路が形成される。
は、図2、図3に示すように、表面が平滑な樹脂製薄板
52a、52bが、その両面50、51にわたって貼付
されている。薄板52a、52bの用紙に対する摩擦係
数は、傾斜面51の他の部分よりも十分に小さい。一方
の薄板52aは、基準ガイド31a側の用紙の端部と対
向する位置に設けられ、他方の薄板52bは、補助給紙
ローラ43と対向する位置に設けられている。すなわち
他方の薄板52bは、給紙ローラに対し基準ガイド31
aとは反対側の用紙受け面50、傾斜面51上に位置す
る。後者の薄板52bは前者の薄板52aよりも用紙幅
方向の幅が広く形成され、給紙ローラ41から大きくは
み出て補助給紙ローラ43によって送り出される封筒の
部分が、傾斜面51を昇るときの抵抗を小さくしてい
る。また、封筒のように厚紙が二重になって特に剛性が
大きくなっている場合、図6に示すようにその端部が下
向きに折れ曲がったり、反っているとき、傾斜面51に
強く当接し抵抗が大きくなるが、両薄板52a、52b
によりその抵抗を小さくしている。
510が設けられ、その凹所510内に上述したストッ
パ機構6が配置される。なお、傾斜面51は湾曲させて
もよい。ストッパ機構6は複数の給紙ローラ41の中間
位置に対して左右対称な位置、例えば図示のように1個
ならば中間位置、2個以上ならば左右対称な位置に設け
られ、給紙ローラ41による送り出し力に対し対称に負
荷をかける。
て傾斜面51から出没可能なストッパ61と、このスト
ッパ61を傾斜面51から給紙ホッパ30側へ突出する
ように付勢するコイルバネ62とを有する。軸60は傾
斜面51に対して送り出し方向上流側に位置して用紙の
幅方向と平行に設けられ、ストッパ61はその軸と反対
側の端部、すなわち傾斜面51に対して下流側の端部を
傾斜面51から突出させている。その突出状態において
給紙ホッパ側に向いたストッパ61の面610は、傾斜
面51に対して給紙ホッパ側から見て鈍角に傾斜し、用
紙Sと接触可能な面となっている。用紙Sの送り出し方
向に関して傾斜面51よりも接触面610の方が勾配が
大きい。また、ストッパ61は、その一端(軸側の端
部)から突出したアーム63を凹所510の一側上面に
当接させることで、傾斜面51からの最大突出位置を規
制している。
て形成され、その剛性は接触面610に突き当たる用紙
Sが押す力に抗して一定形態を保つように高く設定され
ている。コイルバネ62がストッパ61を押す力は、用
紙Sの剛性に応じてストッパ61が傾斜面51から出没
するように設定され、それにより用紙Sの剛性に応じた
適切な分離効果が保障される。
がきや封筒のような厚紙)が接触面610を押すときに
は、図4に実線で示すようにストッパ61が傾斜面51
とほぼ同一面まで押し込まれ、つまり用紙通路から退避
し、用紙Sの先端が傾斜面51を滑りつつ給紙ホッパ3
0から送り出される。このとき、給紙ホッパ30から複
数の用紙Sが同時に送り出されても、それらの用紙Sが
傾斜面51に沿って湾曲することで、相互に分離され
る。その結果、最上位の用紙Sのみが給紙ローラ41に
押されて傾斜面51を乗り越える。
に多量にある場合、摩擦部材36の高さの差に拘わらず
用紙の柔軟性によって、バネ35の付勢にもとづく用紙
台31からの荷重が2個の給紙ローラ41と補助給紙ロ
ーラ43とに受けられる。このため2個の給紙ローラ4
1、補助給紙ローラ43によって摩擦力が横向きの封筒
の幅全体にわたって与えられ、封筒は傾くことなく送り
出される。図6に示すように封筒の端部が折れ曲がった
り反って部分的に剛性の高い状態になっても、その端部
が当接する薄板52a、52bの摩擦係数が小さいか
ら、大きな抵抗にならず傾斜面51を乗り越える。用紙
台31上の封筒枚数が少なくなると、用紙台31により
用紙Sが補助給紙ローラ43と給紙ローラ41に当接す
る圧力が、図7に示すように摩擦部材36の突出量tの
差分だけ違ってくる。それによって補助給紙ローラ43
による送り出し力が、給紙ローラ41よりも小さくな
る。したがって封筒は主として給紙ローラ41によって
送り出される。給紙ローラ41からはみ出した部分に作
用する補助給紙ローラ43の送り出し力が小さくても、
同部分と接触する傾斜面51が低摩擦の薄板52bにな
っているから、封筒は傾くことなく傾斜面51を乗り越
えることができる。
性の小さい用紙Sがストッパ61を押すときには、図5
(a)に示すようにその用紙Sの剛性ではバネ62がほ
とんど圧縮されることなくストッパ61が傾斜面51か
ら突出し、図5(b)、(c)に示すように、用紙Sは
湾曲してストッパ61を乗り越え、送り出される。この
場合、ストッパ61が傾斜面51下に退避した場合と比
較して用紙Sの先端部が大きく湾曲するので、剛性の小
さい用紙Sでも十分に分離され、最上位の用紙Sよりも
下の用紙Sはストッパ61にて確実に拘束される。
ッパ61にて分離されるので、傾斜面51の勾配は剛性
の大きい用紙Sに対して適切な分離作用が働くように設
定すればよく、それにより種々の用紙Sをそれらの剛性
の大小に拘りなく確実に分離できる。
務用箋に対しては、前述の封筒と同様に2個の給紙ロー
ラ41のほか補助給紙ローラ43も送り出しに作用す
る。それ以下のB5サイズなどの用箋に対しては、2個
の給紙ローラ41だけで送り出される。この場合用紙枚
数が少なくなってくると、補助給紙ローラ43の下に摩
擦部材36がない分だけ補助給紙ローラ43が給紙ロー
ラ41よりも用紙台31から離れているため、給紙ロー
ラ41が用紙を送り出す間、補助給紙ローラ43は空転
する。仮に、補助給紙ローラ43の下にも摩擦部材36
があると、用紙枚数が少ないとき補助給紙ローラ43が
摩擦部材36と干渉し、給紙ローラの回転を妨げてしま
うが、上記のように支障なく送り出すことができる。
ローラ71と、従動ローラ71を支持するレバー部材7
2とから構成される。送りローラ70は外周上部を通路
壁82a、82bの開口83から用紙通路に露出し、図
2に示すようにその露出部分に長手方向にわたって複数
個の従動ローラ71が接触している。各従動ローラ71
はそれぞれ別々のレバー部材72に支持され、バネ73
により送りローラ70に接触する方向に付勢されてい
る。送りローラ70と従動ローラ71の回転中心軸線
は、それぞれ用紙Sの幅方向と平行である。
線が印字機構1と平行よりも印字機構1と対向する通路
壁82bに対し交差する方向に傾斜するよう送りローラ
70と接触し、上記通路壁82bに対し用紙を当接する
ように送り出す。
は、従動ローラ71よりも上流側にあり、レバー部材7
2は、その上流側の側面と上流側の通路壁82aとの間
に、用紙通路を形成している。レバー部材72の上流側
の側面には、弾性のある薄板金属または樹脂フィルム材
の第1の案内片73の一端が固定されている。その第1
の案内片73は用紙幅方向に間隔をおいて複数個設けら
れ、その各自由端は送りローラ70に接触して、従動ロ
ーラ71の小径部をとおって印字機構1側へ突出してい
る。また上流側の通路壁82は、傾斜壁51の上端から
レバー部材72に向かって延びており、その先端には弾
性のある薄板金属または樹脂フィルム材の第2の案内片
84の一端が固定されている。第2の案内片84は用紙
幅方向に間隔をおいて複数個設けられ、その各自由端は
レバー部材72に向かって突出している。
から送り出された用紙は、その先端を傾斜面51に沿っ
てあるいは通路壁82aに沿ってレバー部材72の上流
側の側面に当接する。このとき、図8に示すように用紙
の先端が幅方向にわたって上下に波打っていることが避
けられないから、後述のレジストをする前に、波形の底
部が送りローラ70の傾斜の急な面に衝突し、用紙を損
傷するおそれがある。特に後述するように逆回転してい
る送りローラ70に衝突すると、その損傷が大きい。し
かし、第2の案内片84により波打った用紙Sは、ほぼ
平坦に矯正されながら、レバー部材72および第1の案
内片73に沿ってさらに下流側へ移動し、その案内片7
3と送りローラ70の接点部に当接する。このとき、送
りローラ70は図1の時計方向に回転しているか、停止
しており、用紙Sは印字ヘッド13側へは搬送されな
い。この状態で給紙ローラ41はさらに所定角度回転を
続け、用紙Sが通路壁82上で湾曲し、その先端を上記
接点部に位置決めしかつ傾きを修正する。いわゆるレジ
ストをする。
時計方向に回転して送りローラ70と従動ローラ71と
で用紙Sを挟んで用紙の先頭印字位置を印字ヘッド13
と対向する位置へ送る一方、給紙ローラ41は当初から
一回転し、切欠部411が用紙Sと対向したところ、つ
まり図1の初期状態に戻ったところで停止する。
に、送りローラ70はその用紙を所定量ずつ送り、用紙
Sの後方部分を給紙ホッパ30から引き出す。このとき
カラー42が給紙ホッパ30内に残された用紙Sと接触
しているから給紙ローラ41が用紙Sから離れた状態に
保持されながら、用紙Sの引き出しに追従してカラー4
2が回転する。用紙Sはバネ35の付勢によりカラー4
2に押し付けられ、カラー42は軸40に対して摩擦を
もって回転するから、送りローラ70による用紙の引き
出しには所定の抵抗が作用し、カラー42と送りローラ
70間で用紙Sは、ぴんと張った状態になる。
端を下へ湾曲する。前述のように用紙Sの波打ちを矯正
するには、第1の案内片73と送りローラの接点部にで
きる限り近い位置まで、通路壁82aの先端を延長すれ
ばよいが、そのようにすると、通路壁82aが案内片7
3に対して交差する角度にあるため、上記のように用紙
Sがぴんと張った状態のとき、通路壁82aの先端で急
激に折れ曲がり、送りに対して大きな抵抗となる。特
に、封筒やはがきなど剛性の大きい用紙の場合、曲がり
にくいため、抵抗が大きくなる。そこで、第1の案内片
73と送りローラの接点部に対し通路壁82aの先端を
できる限り離しておき、上記のように第2の案内片84
が自由端を下へ湾曲することで、用紙の急激な折れ曲が
りを抑え、抵抗を軽減することができる。
摩擦係数が小さい薄板52a、52bを貼付することに
代えて、図9に符号53で示すように同箇所を傾斜面5
1よりも凹ませ、用紙の端部が傾斜面に接触しないよう
にしたり、樹脂成形する際に同箇所のみ表面あらさを著
しく小さくすることで、抵抗を小さくしてもよい。
の大きさおよび摩擦係数の大きさに応じて、補助給紙ロ
ーラは省略することができる。また、補助給紙ローラを
省略した際、基準ガイド30aから遠い側の給紙ローラ
41の用紙送りだし力を基準ガイドに近い側の給紙ロー
ラよりも大きくする(例えば、その給紙ローラの径を大
きくしたり、摩擦係数を大きくするなど)ようにしても
よい。
突出しているが、用紙台31の上面を、給紙ローラ41
側と補助給紙ローラ43側とで高さに差をもって形成
し、その高い側の上面に摩擦部材36をほぼ埋没するよ
うに配置してもよい。さらに、本発明の給紙装置は、イ
ンクジェット式の印字装置に限らず、レーザー式等の他
の印字装置、コピー機、ファクシミリ等の各種の印刷装
置に適用できる。用紙を水平に保持する給紙装置であっ
ても本発明は適用できる。
字装置の給紙ホッパから印字機構に至る部分の縦断面
図。
従断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 積層した用紙を収容可能する給紙ホッパ
と、 その積層した用紙から一枚ずつ送り出す給紙ローラと、 その給紙ローラの下流側に設けられ、送り出し方向へ向
かって上昇する分離用の傾斜面とを備え、前記用紙の端
部と対向する前記傾斜面の一部を他の部分よりも用紙に
対する抵抗を小さく形成したことを特徴とする給紙装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記給紙ホッパは積
層した用紙を一側において当接させ位置決めする基準ガ
イドを有し、 前記傾斜面において抵抗を小さくした部分は、前記基準
ガイドから遠い側の前記用紙の端部と対向して位置する
ことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記傾斜面において
抵抗を小さくした部分は、前記用紙の両端にそれぞれ対
向して位置し、そのうち前記基準ガイドから遠い側の前
記用紙の端部と対向する部分は、基準ガイドから近い側
の同部分よりも、用紙幅方向の長さが大きいことを特徴
とする給紙装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
傾斜面において抵抗を小さくした部分は、その傾斜面に
固定した表面が平滑なフィルム材によって形成したこと
を特徴とする給紙装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
傾斜面において抵抗を小さくした部分は、他の部分より
も低い凹所であることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの給紙装置を備
え、前記給紙ローラの下流側に、それらによって送り出
された用紙に印字をする印字機構を有することを特徴と
する印字装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記印字機構は、用
紙に向けてインク滴を吐出して印字をするインクジェッ
ト式印字ヘッドを有することを特徴とする印字装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27209696A JP3702555B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 給紙装置およびそれを備えた印字装置 |
| US08/947,314 US5938355A (en) | 1996-10-14 | 1997-10-08 | Sheet feeder and printer fitted with sheet feeder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27209696A JP3702555B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 給紙装置およびそれを備えた印字装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10120227A true JPH10120227A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3702555B2 JP3702555B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=17509030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27209696A Expired - Fee Related JP3702555B2 (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-15 | 給紙装置およびそれを備えた印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3702555B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102030204A (zh) * | 2009-10-08 | 2011-04-27 | 精工爱普生株式会社 | 介质传送装置、记录装置 |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP27209696A patent/JP3702555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102030204A (zh) * | 2009-10-08 | 2011-04-27 | 精工爱普生株式会社 | 介质传送装置、记录装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3702555B2 (ja) | 2005-10-05 |
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