JPH10120541A - デオドラント化粧料 - Google Patents
デオドラント化粧料Info
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- JPH10120541A JPH10120541A JP8294589A JP29458996A JPH10120541A JP H10120541 A JPH10120541 A JP H10120541A JP 8294589 A JP8294589 A JP 8294589A JP 29458996 A JP29458996 A JP 29458996A JP H10120541 A JPH10120541 A JP H10120541A
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- deodorant cosmetic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用直後の香りだちが良好で、少なくとも2
時間程度の香気の持続性を有する香料を含有し、しかも
べたつきがなく使用感に優れたデオドラント化粧料を提
供する。 【解決手段】 サイクロデキストリン類で包接した香料
と包接されていない香料とを含有するデオドラント化粧
料であって、サイクロデキストリン類に包接させる香料
全体の15重量%以上を、炭素数8〜12のアルデヒド
類、炭素数8〜12のアルコール類、炭素数8〜12の
ケトン類及び炭素数7〜10のアルコールの酢酸エステ
ル類からなる群より選択される少なくとも一種の香料成
分から構成する。
時間程度の香気の持続性を有する香料を含有し、しかも
べたつきがなく使用感に優れたデオドラント化粧料を提
供する。 【解決手段】 サイクロデキストリン類で包接した香料
と包接されていない香料とを含有するデオドラント化粧
料であって、サイクロデキストリン類に包接させる香料
全体の15重量%以上を、炭素数8〜12のアルデヒド
類、炭素数8〜12のアルコール類、炭素数8〜12の
ケトン類及び炭素数7〜10のアルコールの酢酸エステ
ル類からなる群より選択される少なくとも一種の香料成
分から構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香気の持続性に優
れ、しかもべたつきがなく使用感にも優れたデオドラン
ト化粧料に関する。より詳しくは、サイクロデキストリ
ン類で包接した香料と包接されていない香料との2タイ
プの香料を含有するデオドラント化粧料に関する。
れ、しかもべたつきがなく使用感にも優れたデオドラン
ト化粧料に関する。より詳しくは、サイクロデキストリ
ン類で包接した香料と包接されていない香料との2タイ
プの香料を含有するデオドラント化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、腋からの発汗を抑制したり、
汗に由来する腋臭の発生を防止するためのデオドラント
化粧料が使用されている。このようなデオドラント化粧
料としては、制汗剤や殺菌剤などを固形油脂基材に分散
させ、それをスティック状に成形したスティック製品
や、溶媒に制汗剤や殺菌剤などを溶解あるいは分散させ
た液状組成物をロールオン塗布容器に充填したロールオ
ン製品などが知られている。また、最近では、タルクな
どの粉末基材にトリクロサンなどの殺菌剤や塩化アルミ
ニウムなどの制汗剤を混合した組成物に、LPGなどの
噴射剤を配合したエアゾール製品が、その優れた使用感
のために広く用いられるようになっている。
汗に由来する腋臭の発生を防止するためのデオドラント
化粧料が使用されている。このようなデオドラント化粧
料としては、制汗剤や殺菌剤などを固形油脂基材に分散
させ、それをスティック状に成形したスティック製品
や、溶媒に制汗剤や殺菌剤などを溶解あるいは分散させ
た液状組成物をロールオン塗布容器に充填したロールオ
ン製品などが知られている。また、最近では、タルクな
どの粉末基材にトリクロサンなどの殺菌剤や塩化アルミ
ニウムなどの制汗剤を混合した組成物に、LPGなどの
噴射剤を配合したエアゾール製品が、その優れた使用感
のために広く用いられるようになっている。
【0003】ところで、これらのデオドラント化粧料に
は、使用感を高めるために、また、化粧料基材や腋下で
発生した臭いをマスキングするために香料が配合されて
いる。この場合、香料は他の成分とともに、単に均一に
混合されている。
は、使用感を高めるために、また、化粧料基材や腋下で
発生した臭いをマスキングするために香料が配合されて
いる。この場合、香料は他の成分とともに、単に均一に
混合されている。
【0004】しかしながら、上述のように香料を単に均
一に混合した場合、香料の揮散速度が速いために、例え
ば、腋下に適用した直後の香気は良好であるが、持続性
に欠けるという欠点がある。このため、特に、汗をかい
て1時間程度経過し、微生物などの作用により異臭が発
生するようになったときには、香料のマスキング効果が
得られないという問題があった。また、このようなデオ
ドラント化粧料の典型的な使用頻度は、通常、朝の出勤
もしくは通学時、午前の休憩時、昼休み時、午後の休憩
時、及び帰宅時の2〜3時間毎であるので、使用当初の
香気が2時間程度は持続することが要請されているが、
上述のように香料を単に均一に混合しただけでは、その
ような要請に十分に応えるような香気をデオドラント化
粧料に付与することができない。
一に混合した場合、香料の揮散速度が速いために、例え
ば、腋下に適用した直後の香気は良好であるが、持続性
に欠けるという欠点がある。このため、特に、汗をかい
て1時間程度経過し、微生物などの作用により異臭が発
生するようになったときには、香料のマスキング効果が
得られないという問題があった。また、このようなデオ
ドラント化粧料の典型的な使用頻度は、通常、朝の出勤
もしくは通学時、午前の休憩時、昼休み時、午後の休憩
時、及び帰宅時の2〜3時間毎であるので、使用当初の
香気が2時間程度は持続することが要請されているが、
上述のように香料を単に均一に混合しただけでは、その
ような要請に十分に応えるような香気をデオドラント化
粧料に付与することができない。
【0005】そこで、デオドランド化粧料の香料とし
て、サイクロデキストリン(CD)で包接した香料(以
下、CD包接香料と称する)と、包接させていない香料
(以下、非包接香料と称する)との2種類の香料を併用
することが提案されている(特開平8−183719号
公報)。このように2種類の香料を使用することによ
り、デオドラント化粧料の使用直後から非包接香料の好
ましい香気が期待できるとともに、CD包接香料の持続
的な香気も期待できる。
て、サイクロデキストリン(CD)で包接した香料(以
下、CD包接香料と称する)と、包接させていない香料
(以下、非包接香料と称する)との2種類の香料を併用
することが提案されている(特開平8−183719号
公報)。このように2種類の香料を使用することによ
り、デオドラント化粧料の使用直後から非包接香料の好
ましい香気が期待できるとともに、CD包接香料の持続
的な香気も期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平8−
183719号公報に記載されているようにCD包接香
料と非包接香料とを併用した場合、例えば、デオドラン
ト化粧料を調製する際には、香気の持続性を2時間程度
に保持しようとすると、CD包接香料を5%〜10%程
度添加することが必要であった。
183719号公報に記載されているようにCD包接香
料と非包接香料とを併用した場合、例えば、デオドラン
ト化粧料を調製する際には、香気の持続性を2時間程度
に保持しようとすると、CD包接香料を5%〜10%程
度添加することが必要であった。
【0007】しかしながら、CD包接香料を5%〜10
%程度添加した場合、一般的にはべたつきの問題は生じ
ないが、使用者によってはべたつきを感じ、使用感が好
ましくないと判断する場合がある。このため、CD包接
香料を添加した場合の香気の持続性を従来と同様のレベ
ルに維持しつつ、べたつき感をより低減することが求め
られていた。
%程度添加した場合、一般的にはべたつきの問題は生じ
ないが、使用者によってはべたつきを感じ、使用感が好
ましくないと判断する場合がある。このため、CD包接
香料を添加した場合の香気の持続性を従来と同様のレベ
ルに維持しつつ、べたつき感をより低減することが求め
られていた。
【0008】本発明は、以上の従来の技術の課題を解決
しようとするものであり、CD包接香料と非包接香料と
を併用するデオドラント化粧料であって、使用直後の香
り立ちが良好で、しかも少なくとも2時間程度の香気の
持続性を示し、しかもべたつきがなく使用感に優れたデ
オドラント化粧料を提供することを目的とする。
しようとするものであり、CD包接香料と非包接香料と
を併用するデオドラント化粧料であって、使用直後の香
り立ちが良好で、しかも少なくとも2時間程度の香気の
持続性を示し、しかもべたつきがなく使用感に優れたデ
オドラント化粧料を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、CD類に包
接させるべき香料として、CD類に包接されやすく、し
かも一般的に香気の持続性が高く且つ匂いが強い炭素数
8〜12のアルデヒド類、炭素数8〜12のアルコール
類、炭素数8〜12のケトン類及び炭素数7〜10のア
ルコールの酢酸エステル類からなる群より選択される少
なくとも一種を必須香料成分として使用し、しかも選択
された必須香料成分が包接された香料中に所定の割合以
上となるようにすることにより上述の目的を達成できる
ことを見出し、本発明を完成させるに至った。
接させるべき香料として、CD類に包接されやすく、し
かも一般的に香気の持続性が高く且つ匂いが強い炭素数
8〜12のアルデヒド類、炭素数8〜12のアルコール
類、炭素数8〜12のケトン類及び炭素数7〜10のア
ルコールの酢酸エステル類からなる群より選択される少
なくとも一種を必須香料成分として使用し、しかも選択
された必須香料成分が包接された香料中に所定の割合以
上となるようにすることにより上述の目的を達成できる
ことを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】即ち、本発明は、CD包接香料と非包接香
料とを含有するデオドラント化粧料であって、CD類に
包接された香料中に、炭素数8〜12のアルデヒド類、
炭素数8〜12のアルコール類、炭素数8〜12のケト
ン類、及び炭素数7〜10のアルコールの酢酸エステル
類からなる群より選択される少なくとも一種の香料成分
が15重量%以上含有されていることを特徴とするデオ
ドラント化粧料を提供する。
料とを含有するデオドラント化粧料であって、CD類に
包接された香料中に、炭素数8〜12のアルデヒド類、
炭素数8〜12のアルコール類、炭素数8〜12のケト
ン類、及び炭素数7〜10のアルコールの酢酸エステル
類からなる群より選択される少なくとも一種の香料成分
が15重量%以上含有されていることを特徴とするデオ
ドラント化粧料を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明のデオドラント化粧料においては、
CD包接香料と非包接香料とを併用する。このため、デ
オドラント化粧料の使用直後から、非包接香料が良好な
香気を放つことができる。この非包接香料は徐々にその
香気が弱くなるが、逆に、CD包接香料が、腋下の汗や
湿気により香料成分を放ち、非包接香料の香気の低下を
補填することができる。よって、香料の持続性に優れた
デオドラント化粧料となる。しかも、CD類に包接させ
る香料として、CD類に包接されやすく、しかも香気の
持続性に優れ且つ強い匂いを有する特定の香料成分を、
特定の配合量以上で使用するので、包接率を高めること
ができると共に、CD包接香料自体のデオドラント化粧
料への配合割合を低減させることができる。よって、デ
オドランド化粧料の香気の持続性を従来に比べ低下させ
ずに、CD類に由来するべたつき感を大きく抑制し、デ
オドランド化粧料の使用感を向上させることができる。
CD包接香料と非包接香料とを併用する。このため、デ
オドラント化粧料の使用直後から、非包接香料が良好な
香気を放つことができる。この非包接香料は徐々にその
香気が弱くなるが、逆に、CD包接香料が、腋下の汗や
湿気により香料成分を放ち、非包接香料の香気の低下を
補填することができる。よって、香料の持続性に優れた
デオドラント化粧料となる。しかも、CD類に包接させ
る香料として、CD類に包接されやすく、しかも香気の
持続性に優れ且つ強い匂いを有する特定の香料成分を、
特定の配合量以上で使用するので、包接率を高めること
ができると共に、CD包接香料自体のデオドラント化粧
料への配合割合を低減させることができる。よって、デ
オドランド化粧料の香気の持続性を従来に比べ低下させ
ずに、CD類に由来するべたつき感を大きく抑制し、デ
オドランド化粧料の使用感を向上させることができる。
【0013】本発明において、CD類に包接させるべき
香料として、前述したように、CD類に包接されやす
く、しかも香気の持続性に優れ且つ強い匂いを有する炭
素数8〜12のアルデヒド類、炭素数8〜12のアルコ
ール類、炭素数8〜12のケトン類及び炭素数7〜10
のアルコールの酢酸エステル類からなる群より選択され
る少なくとも一種を必須香料成分として使用する。この
場合、CDに包接させるべき香料中のこれらの必須香料
成分の含有量は、少なくとも15重量%以上、好ましく
は20重量%以上とする。15重量%未満となると、所
期の香気を維持するためにデオドラント化粧料に多量の
CD包接香料を添加しなければならず、結果的にべたつ
きが生ずることとなる。
香料として、前述したように、CD類に包接されやす
く、しかも香気の持続性に優れ且つ強い匂いを有する炭
素数8〜12のアルデヒド類、炭素数8〜12のアルコ
ール類、炭素数8〜12のケトン類及び炭素数7〜10
のアルコールの酢酸エステル類からなる群より選択され
る少なくとも一種を必須香料成分として使用する。この
場合、CDに包接させるべき香料中のこれらの必須香料
成分の含有量は、少なくとも15重量%以上、好ましく
は20重量%以上とする。15重量%未満となると、所
期の香気を維持するためにデオドラント化粧料に多量の
CD包接香料を添加しなければならず、結果的にべたつ
きが生ずることとなる。
【0014】なお、CDに包接させるべき香料には、以
上の必須香料以外に、後述する非包接香料と同様のもの
を併用してもよい。
上の必須香料以外に、後述する非包接香料と同様のもの
を併用してもよい。
【0015】このような必須香料成分の好ましい化合物
のタイプは、テルペン系化合物を挙げることができ、例
えば、炭素数10のテルペン系アルデヒド類(好ましく
は、シトラール、シトロネラール、ヒドロキシシトロネ
ラール等)、炭素数10のテルペン系アルコール類(好
ましくは、リナロール、ゲラニオール、メントール、シ
トロネロール、ターピネオール等)、炭素数10のテル
ペン系ケトン類(好ましくは、メントン、カルボン、カ
ンファー等)及び炭素数10のテルペン系アルコールの
酢酸エステル類(好ましくは、酢酸リナリル、酢酸ゲラ
ニル、酢酸メンタニル、酢酸ターピニル等)を挙げるこ
とができる。
のタイプは、テルペン系化合物を挙げることができ、例
えば、炭素数10のテルペン系アルデヒド類(好ましく
は、シトラール、シトロネラール、ヒドロキシシトロネ
ラール等)、炭素数10のテルペン系アルコール類(好
ましくは、リナロール、ゲラニオール、メントール、シ
トロネロール、ターピネオール等)、炭素数10のテル
ペン系ケトン類(好ましくは、メントン、カルボン、カ
ンファー等)及び炭素数10のテルペン系アルコールの
酢酸エステル類(好ましくは、酢酸リナリル、酢酸ゲラ
ニル、酢酸メンタニル、酢酸ターピニル等)を挙げるこ
とができる。
【0016】なお、テルペン系化合物以外の必須香料の
例としては、炭素数8〜12のアルデヒド類としてウン
デシルアルデヒド、バニリン、ヘリオナール(2−メチ
ル−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プロパ
ナール)等を挙げることができ、炭素数8〜12のアル
コール類としてはフェニルエチルアルコール、フェノキ
シエチルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール等
を挙げることができ、炭素数8〜12のケトン類として
はアセトフェノン、シスジャスモン(3−メチル−2−
(シス−2−ペンテン−1−イル)−2−シクロペンテ
ン−1−オン)等を挙げることができ、そして炭素数7
〜10のアルコールの酢酸エステル類としては酢酸ベン
ジル等を挙げることができる。
例としては、炭素数8〜12のアルデヒド類としてウン
デシルアルデヒド、バニリン、ヘリオナール(2−メチ
ル−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プロパ
ナール)等を挙げることができ、炭素数8〜12のアル
コール類としてはフェニルエチルアルコール、フェノキ
シエチルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール等
を挙げることができ、炭素数8〜12のケトン類として
はアセトフェノン、シスジャスモン(3−メチル−2−
(シス−2−ペンテン−1−イル)−2−シクロペンテ
ン−1−オン)等を挙げることができ、そして炭素数7
〜10のアルコールの酢酸エステル類としては酢酸ベン
ジル等を挙げることができる。
【0017】本発明において、CD類に包接させない非
包接香料としては、特に限定されず、一般的な合成香
料、天然香料あるいは調合香料を使用することができ
る。例えば、炭素数8〜12の炭化水素類(例えば、リ
モネン、ピネン、ターピノレン等)を使用することがで
きる。更に、CD包接香料に使用した香料を非包接香料
として用いてもよい。
包接香料としては、特に限定されず、一般的な合成香
料、天然香料あるいは調合香料を使用することができ
る。例えば、炭素数8〜12の炭化水素類(例えば、リ
モネン、ピネン、ターピノレン等)を使用することがで
きる。更に、CD包接香料に使用した香料を非包接香料
として用いてもよい。
【0018】本発明において使用するCD類としては、
式(1)
式(1)
【0019】
【化2】 (式(1)中、nは6〜8の数であり、n個のR1、n
個のR2及びn個のR3はそれぞれ独立的に水素原子、糖
残基、又はヒドロキシル基もしくはカルボキシル基で置
換されてもよいアルキル基である。但し、n個のR1、
n個のR2及びn個のR3は同時に水素原子ではない。)
で表されるCD類を好ましく使用することができる。
個のR2及びn個のR3はそれぞれ独立的に水素原子、糖
残基、又はヒドロキシル基もしくはカルボキシル基で置
換されてもよいアルキル基である。但し、n個のR1、
n個のR2及びn個のR3は同時に水素原子ではない。)
で表されるCD類を好ましく使用することができる。
【0020】このような式(1)で表されるCD類の中
でも、CD包接香料が汗に接触した際に香料の迅速な放
出が可能となるように、比較的高い水溶性を有するβ−
CD類(式(1)中、n=7)を好ましく使用すること
ができる。
でも、CD包接香料が汗に接触した際に香料の迅速な放
出が可能となるように、比較的高い水溶性を有するβ−
CD類(式(1)中、n=7)を好ましく使用すること
ができる。
【0021】このようなβ−CD類には、その水溶性を
高めるために、n個のR1、n個のR2及びn個のR3の
少なくとも一つに、好ましくはn個のR1の少なくとも
一つに、特に好ましくはn個のR1のすべてに糖残基、
例えば、マルトースに由来するマルトシル基、グルコー
スに由来するグルコシル基、マルトオリゴ糖に由来する
マルトオリゴ糖残基などを導入することが好ましく、中
でも、溶解性の改善の点からマルトシル基を導入するこ
とが特に好ましい。
高めるために、n個のR1、n個のR2及びn個のR3の
少なくとも一つに、好ましくはn個のR1の少なくとも
一つに、特に好ましくはn個のR1のすべてに糖残基、
例えば、マルトースに由来するマルトシル基、グルコー
スに由来するグルコシル基、マルトオリゴ糖に由来する
マルトオリゴ糖残基などを導入することが好ましく、中
でも、溶解性の改善の点からマルトシル基を導入するこ
とが特に好ましい。
【0022】なお、式(1)におけるアルキル基として
は、メチル基、エチル基などの未置換低級アルキル基、
ヒドロキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基
などのモノ−又はジヒドロキシ低級アルキル基、又はカ
ルボキシメチル基、2−カルボシキエチル基などのカル
ボキシ低級アルキル基を好ましく例示することができ
る。
は、メチル基、エチル基などの未置換低級アルキル基、
ヒドロキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基
などのモノ−又はジヒドロキシ低級アルキル基、又はカ
ルボキシメチル基、2−カルボシキエチル基などのカル
ボキシ低級アルキル基を好ましく例示することができ
る。
【0023】本発明のデオドラント化粧料において使用
するCD類の粒径は必要に応じて適宜決定することがで
きる。例えば、デオドラント化粧料をエアゾール容器に
充填してエアゾール化粧料とする場合には、ノズルの目
詰まりを防止するために10〜100μm程度の大きさ
とすることが好ましい。
するCD類の粒径は必要に応じて適宜決定することがで
きる。例えば、デオドラント化粧料をエアゾール容器に
充填してエアゾール化粧料とする場合には、ノズルの目
詰まりを防止するために10〜100μm程度の大きさ
とすることが好ましい。
【0024】なお、CD包接香料における、CD類とそ
れに包接させる香料との割合は、香料が少な過ぎると香
気の持続性が十分でなく、多過ぎると香料の一部がCD
類に包接されなくなるので、好ましくはCD類の0.0
01〜30重量%、より好ましくは0.1〜15重量%
である。
れに包接させる香料との割合は、香料が少な過ぎると香
気の持続性が十分でなく、多過ぎると香料の一部がCD
類に包接されなくなるので、好ましくはCD類の0.0
01〜30重量%、より好ましくは0.1〜15重量%
である。
【0025】本発明のデオドラント化粧料において使用
するCD包接香料は、公知の方法(特開昭63−254
197号公報等)により調製することができる。例え
ば、マルトシル−β−CDを適当量の水に溶解させた
後、香料を添加し、ホモジナイザーなどを用いて高速で
撹拌して包接化合物を生成させ、それを乾燥粉末化する
ことにより調製することができる。
するCD包接香料は、公知の方法(特開昭63−254
197号公報等)により調製することができる。例え
ば、マルトシル−β−CDを適当量の水に溶解させた
後、香料を添加し、ホモジナイザーなどを用いて高速で
撹拌して包接化合物を生成させ、それを乾燥粉末化する
ことにより調製することができる。
【0026】本発明のデオドラント化粧料におけるCD
包接香料の使用量は、包接させる香料の種類等により異
なるが、使用感の点で通常0.05〜20重量%、好ま
しくは0.1〜10重量%である。特に、デオドラント
化粧料の剤型によりその使用量のより好ましい範囲が異
なり、例えば、剤型をエアゾールとした場合には、0.
1〜1重量%することが好ましく、化粧水とした場合に
は0.1〜10重量%とすることがより好ましく、ロー
ションとした場合には0.1〜10重量%とすることが
より好ましいが、べたつき感を抑制するという点から3
重量%を超えないようにすることが特に好ましい。
包接香料の使用量は、包接させる香料の種類等により異
なるが、使用感の点で通常0.05〜20重量%、好ま
しくは0.1〜10重量%である。特に、デオドラント
化粧料の剤型によりその使用量のより好ましい範囲が異
なり、例えば、剤型をエアゾールとした場合には、0.
1〜1重量%することが好ましく、化粧水とした場合に
は0.1〜10重量%とすることがより好ましく、ロー
ションとした場合には0.1〜10重量%とすることが
より好ましいが、べたつき感を抑制するという点から3
重量%を超えないようにすることが特に好ましい。
【0027】また、デオドラント化粧料中における非包
接香料の使用量(賦香率)は、香料の種類などにより異
なるが、使用感の点で通常0.0001〜10.0重量
%、好ましくは0.001〜5.0重量%とする。
接香料の使用量(賦香率)は、香料の種類などにより異
なるが、使用感の点で通常0.0001〜10.0重量
%、好ましくは0.001〜5.0重量%とする。
【0028】本発明のデオドラント化粧料には、上述し
た成分の他に、従来のスティックタイプ、液状タイプあ
るいは粉末エアゾールタイプにおいて用いられているよ
うな成分を含有させることができる。例えば、本発明の
デオドラント化粧料を、エアゾール噴射容器に充填して
粉末エアゾール化粧料として使用する場合には、噴射
剤、粉末基剤、粉末状制汗剤、粉状消臭性金属化合物な
どを含有することができる。
た成分の他に、従来のスティックタイプ、液状タイプあ
るいは粉末エアゾールタイプにおいて用いられているよ
うな成分を含有させることができる。例えば、本発明の
デオドラント化粧料を、エアゾール噴射容器に充填して
粉末エアゾール化粧料として使用する場合には、噴射
剤、粉末基剤、粉末状制汗剤、粉状消臭性金属化合物な
どを含有することができる。
【0029】そのような噴射剤としては、公知のものを
使用することができ、例えば、LPG、LNG、ブタン
などの炭化水素類、ジメチルエーテルなどのエーテル類
等が挙げられる。これらは単独又は2種以上の混合物と
して用いることができる。デオドラント化粧料(エアゾ
ールタイプ)中の噴射剤の使用量は、好ましくは80〜
98重量%、より好ましくは85〜96重量%とする。
使用することができ、例えば、LPG、LNG、ブタン
などの炭化水素類、ジメチルエーテルなどのエーテル類
等が挙げられる。これらは単独又は2種以上の混合物と
して用いることができる。デオドラント化粧料(エアゾ
ールタイプ)中の噴射剤の使用量は、好ましくは80〜
98重量%、より好ましくは85〜96重量%とする。
【0030】粉末基剤としては、公知のものを使用する
ことができ、タルク、カオリン、酸化チタン、ベントナ
イト、無水ケイ酸、マイカ、ゼオライト、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、花弁状シリカ、雲母チタン
などの無機粉体や、シルク、ナイロン、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリアクリル酸架
橋体などの有機粉体などが挙げられる。これらは単独又
は2種以上の混合物として用いることができる。デオド
ラント化粧料(エアゾールタイプ)中の粉末基剤の使用
量は、好ましくは10重量%未満、より好ましくは0.
5〜5重量%である。
ことができ、タルク、カオリン、酸化チタン、ベントナ
イト、無水ケイ酸、マイカ、ゼオライト、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、花弁状シリカ、雲母チタン
などの無機粉体や、シルク、ナイロン、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリアクリル酸架
橋体などの有機粉体などが挙げられる。これらは単独又
は2種以上の混合物として用いることができる。デオド
ラント化粧料(エアゾールタイプ)中の粉末基剤の使用
量は、好ましくは10重量%未満、より好ましくは0.
5〜5重量%である。
【0031】粉末状制汗剤としては、公知のものを使用
することができ、塩化アルミニウム、オキシ塩化アルミ
ニウム、塩基性臭化アルミニウム、クロルヒドロキシア
ルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウ
ム、硫酸亜鉛、フェノールスルホン酸アルミニウム、フ
ェノールスルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛など
の収斂作用を有する単体塩類、あるいはこれらの単体塩
類を含有するグリコール複合体やアミノ酸複合体等が挙
げられる。これらは単独又は2種以上の混合物として用
いることができる。デオドラント化粧料(エアゾールタ
イプ)中の粉末状制汗剤の使用量は、好ましくは10重
量%未満、より好ましくは0.5〜5重量%である。
することができ、塩化アルミニウム、オキシ塩化アルミ
ニウム、塩基性臭化アルミニウム、クロルヒドロキシア
ルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウ
ム、硫酸亜鉛、フェノールスルホン酸アルミニウム、フ
ェノールスルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛など
の収斂作用を有する単体塩類、あるいはこれらの単体塩
類を含有するグリコール複合体やアミノ酸複合体等が挙
げられる。これらは単独又は2種以上の混合物として用
いることができる。デオドラント化粧料(エアゾールタ
イプ)中の粉末状制汗剤の使用量は、好ましくは10重
量%未満、より好ましくは0.5〜5重量%である。
【0032】粉状消臭性金属化合物としては、公知のも
のを使用することができ、酸化マグネシウム、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどが挙げられ
る。これらは単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。
のを使用することができ、酸化マグネシウム、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどが挙げられ
る。これらは単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。
【0033】更に、本発明のデオドラント化粧料を、エ
アゾール噴射容器に充填して粉末エアゾール化粧料とし
て使用する場合には、必要に応じて他の補助的添加剤、
油分、界面活性剤、殺菌剤、ビタミン類、アミノ酸、抗
炎症剤(グリチルリチン等)、冷感付与剤(メントール
等)、生薬などを添加することができる。この場合、油
分としては、流動パラフィン、ミリスチン酸オクチルド
デシル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソ
プロピル、アジピン酸ジイソブチル、シリコーン油、ア
ボガド油、ホホバ油、ラノリン、2−エチルヘキサン酸
セチル、ステアリン酸ブチル、ヘキサデシルアルコー
ル、イソステアリン酸、クエン酸トリエチル、クエン酸
アセチルトリブチル、フタル酸ブチル、オクタン酸セチ
ル等が挙げられる。また、界面活性剤としては、ソルビ
タントリオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエー
ト、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸等が挙げられる。また、殺菌剤
としては、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチル
フェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニリド、
塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム等が挙げら
れる。
アゾール噴射容器に充填して粉末エアゾール化粧料とし
て使用する場合には、必要に応じて他の補助的添加剤、
油分、界面活性剤、殺菌剤、ビタミン類、アミノ酸、抗
炎症剤(グリチルリチン等)、冷感付与剤(メントール
等)、生薬などを添加することができる。この場合、油
分としては、流動パラフィン、ミリスチン酸オクチルド
デシル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソ
プロピル、アジピン酸ジイソブチル、シリコーン油、ア
ボガド油、ホホバ油、ラノリン、2−エチルヘキサン酸
セチル、ステアリン酸ブチル、ヘキサデシルアルコー
ル、イソステアリン酸、クエン酸トリエチル、クエン酸
アセチルトリブチル、フタル酸ブチル、オクタン酸セチ
ル等が挙げられる。また、界面活性剤としては、ソルビ
タントリオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエー
ト、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸等が挙げられる。また、殺菌剤
としては、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチル
フェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニリド、
塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム等が挙げら
れる。
【0034】本発明のデオドラント化粧料は、剤型に応
じて常法により製造することができる。例えば、デオド
ラント粉末エアゾール化粧料とする場合には、CD包接
香料、非包接香料、噴射剤、粉末基剤、制汗剤などを均
一に混合し、通常のエアゾール噴出容器に充填すること
により製造することができる。また、スティックタイプ
や液状タイプのデオドラント化粧料についても、他の適
当な成分と共にCD包接香料と非包接香料とを配合して
製造することができる。
じて常法により製造することができる。例えば、デオド
ラント粉末エアゾール化粧料とする場合には、CD包接
香料、非包接香料、噴射剤、粉末基剤、制汗剤などを均
一に混合し、通常のエアゾール噴出容器に充填すること
により製造することができる。また、スティックタイプ
や液状タイプのデオドラント化粧料についても、他の適
当な成分と共にCD包接香料と非包接香料とを配合して
製造することができる。
【0035】以上説明したように、本発明のデオドラン
ト化粧料は、従来のデオドラント化粧料と同様の方法で
使用することができ、腋下用のデオドラント化粧料とし
て特に好ましく使用することができるが、それに限られ
ず、腋下以外の足先などを含む全身のデオドラント化粧
料として使用することができる。
ト化粧料は、従来のデオドラント化粧料と同様の方法で
使用することができ、腋下用のデオドラント化粧料とし
て特に好ましく使用することができるが、それに限られ
ず、腋下以外の足先などを含む全身のデオドラント化粧
料として使用することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0037】実施例1〜5、比較例1〜4 マルトシル−β−CD(塩水港精糖社製)18.6g
を、精製水100mlに溶解し、その溶液に表1の処方
の調合香料(CD包接香料)3.3g(実施例1〜5、
比較例1〜2)又は1.4g(比較例3〜4)を添加
し、常温で10000rpmで2分間ホモジナイズし
た。その溶液を凍結乾燥することによりCD包接香料
{包接率15%(実施例1〜5、比較例1〜2)、包接
率7%(比較例3〜4)}を得た。
を、精製水100mlに溶解し、その溶液に表1の処方
の調合香料(CD包接香料)3.3g(実施例1〜5、
比較例1〜2)又は1.4g(比較例3〜4)を添加
し、常温で10000rpmで2分間ホモジナイズし
た。その溶液を凍結乾燥することによりCD包接香料
{包接率15%(実施例1〜5、比較例1〜2)、包接
率7%(比較例3〜4)}を得た。
【0038】
【表1】 (重量部) CDに包接される 実施例 比較例 香料の成分名 1 2 3 4 5 1 2 3 4 (必須香料成分) シトラール − − 1 − 1 − − − − リナロール 20 10 5 10 − 10 − 10 − ゲラニオール − − − 10 10 − − − − シトロネロール − − 15 5 − − − − − ターピネオール − − 10 − − − − − − メントール − − 1 − − − − − − メントン − 3 − 1 − − − − − カルボン − 1 − − − − − − − カンファー − 1 − − − − − − − 酢酸リナリル − − − 5 5 − − − − 酢酸ゲラニル − − 4 − − − − − − 酢酸ターピニル − − 4 − − − − − − 酢酸メンタニル − − − 4 − − − − −フェニルエチルアルコール − − − − 25 − − − − 酢酸ベンジル − − − − 4 − − − −(必須香料成分%) (20 15 20 35 45 10 0 10 0) (非必須香料成分) リモネン 50 50 20 5 3 20 − 20 −シ゛ヒト゛ロシ゛ャスモン 酸メチル − 10 − 20 20 25 40 25 40 リリアール − 10 − − 12 20 20 20 20パールライド 30 15 40 40 20 25 40 25 40
【0039】得られたCD包接香料と、リモネン50重
量部とリナロール15重量部とフェニルエチルアルコー
ル20重量部とペンタライド5重量部とからなる非包接
香料とを使用する表2の配合の混合物を、エアゾール容
器に充填することによりデオドラント粉状エアゾール化
粧料を製造した。
量部とリナロール15重量部とフェニルエチルアルコー
ル20重量部とペンタライド5重量部とからなる非包接
香料とを使用する表2の配合の混合物を、エアゾール容
器に充填することによりデオドラント粉状エアゾール化
粧料を製造した。
【0040】なお、実施例1〜5と比較例1〜2におけ
る0.5重量%のCD包接香料と比較例3〜4における
1.1重量%のCD包接香料とは、いずれも香料分とし
てはデオドラント粉状エアゾール化粧料の0.075重
量%に相当する。
る0.5重量%のCD包接香料と比較例3〜4における
1.1重量%のCD包接香料とは、いずれも香料分とし
てはデオドラント粉状エアゾール化粧料の0.075重
量%に相当する。
【0041】
【表2】 デオドラント粉状エアゾール化粧料処方 成分 配合量(重量%) クロロヒドロキシアルミニウム 3.0 タルク 1.9 CD包接香料(実施例1〜5、比較例1〜2) 0.5 (比較例3〜4) 1.1 非包接香料 1.0 ミリスチリン酸イソプロピル 3.0 メチルシクロポリシロキサン 1.2 ソルビタントリオレエート 0.6 トリクロサン 0.02液化石油ガス バランス
【0042】(評価)実施例1〜5及び比較例1〜4の
デオドラント粉状エアゾール化粧料を、5名の成人女性
被検者の左右の腋下にエアゾール容器より3秒ずつ塗布
(約0.12g)した。塗布後1時間毎(0、1、2及
び3時間後)の匂いの強さを、9名の匂い判定専門パネ
ラーにより、実施例5の化粧料の塗布直後の香りの強さ
を5とし、3時間後の比較例1の化粧料の香りの強さを
1とする5段階で評価した、この場合、3以上が実用上
問題のないランクである。得られた結果を表3に示す。
デオドラント粉状エアゾール化粧料を、5名の成人女性
被検者の左右の腋下にエアゾール容器より3秒ずつ塗布
(約0.12g)した。塗布後1時間毎(0、1、2及
び3時間後)の匂いの強さを、9名の匂い判定専門パネ
ラーにより、実施例5の化粧料の塗布直後の香りの強さ
を5とし、3時間後の比較例1の化粧料の香りの強さを
1とする5段階で評価した、この場合、3以上が実用上
問題のないランクである。得られた結果を表3に示す。
【0043】また、塗布直後の化粧料のべたつきを、以
下の3段階の評価基準に従って官能評価した。その結果
を表3に示す。
下の3段階の評価基準に従って官能評価した。その結果
を表3に示す。
【0044】べたつき評価基準 ランク 基準 ×: べたつきが強く、不快な使用感である場合 △: べたつきがあり、やや不快な使用感である場合 ○: べたつきが少なく、快適な使用感である場合
【0045】
【表3】 実施例 比較例 経過時間 1 2 3 4 5 1 2 3 4 匂い強度 0hr 5 5 5 5 5 5 5 5 5 1hr 4 4 4 4 4 3 3 4 4 2hr 3 4 4 3 4 2 2 4 3 3hr 2 2 2 2 2 1 1 2 2べたつき ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
【0046】表3から、実施例1〜5のデオドラント化
粧料は、べたつきが少なく快適な使用感を有するととも
に、塗布直後から2時間経過した後も実用上問題のない
高い香気を放っていたことがわかる。
粧料は、べたつきが少なく快適な使用感を有するととも
に、塗布直後から2時間経過した後も実用上問題のない
高い香気を放っていたことがわかる。
【0047】一方、比較例1の化粧料は、実施例1〜5
と同じCD包接香料使用量であるのでそれらと同じよう
に、べたつきがなく好ましい使用感を示したが、必須香
料の一種であるリナロールを使用しているにもかかわら
ず、リナロールをCD類に包接させる香料中の10重量
%だけしか含んでいないために、2時間経過したときに
は香気の香り立ちが不十分となった。
と同じCD包接香料使用量であるのでそれらと同じよう
に、べたつきがなく好ましい使用感を示したが、必須香
料の一種であるリナロールを使用しているにもかかわら
ず、リナロールをCD類に包接させる香料中の10重量
%だけしか含んでいないために、2時間経過したときに
は香気の香り立ちが不十分となった。
【0048】比較例2の化粧料は必須香料を全く使用し
ていないので、2時間経過したときには香気の香り立ち
が不十分となった。
ていないので、2時間経過したときには香気の香り立ち
が不十分となった。
【0049】比較例3〜4の化粧料は、CD包接香料の
使用量が実施例1〜5の2倍となっているので、2時間
経過した際の香気は十分なものであったが、べたつきが
感じられ、使用感が不十分であった。
使用量が実施例1〜5の2倍となっているので、2時間
経過した際の香気は十分なものであったが、べたつきが
感じられ、使用感が不十分であった。
【0050】実施例6 マルトシル−β−CDに代えて、β−CD(塩水港精糖
社製)0.7gを使用する以外は、実施例1と同様にし
てデオドラント粉状エアゾール化粧料を製造した。この
化粧料は、実施例1の化粧料と同様にべたつきなく使用
感に優れ、しかも優れた匂い強度特性を有していた。
社製)0.7gを使用する以外は、実施例1と同様にし
てデオドラント粉状エアゾール化粧料を製造した。この
化粧料は、実施例1の化粧料と同様にべたつきなく使用
感に優れ、しかも優れた匂い強度特性を有していた。
【0051】比較例5 非包接香料を使用しない以外は、実施例1と同様にデオ
ドラント粉状エアゾール化粧料を製造した。この化粧料
は、べたつきはないが塗布直後の香り立ちがなく、使用
感が不十分であった。
ドラント粉状エアゾール化粧料を製造した。この化粧料
は、べたつきはないが塗布直後の香り立ちがなく、使用
感が不十分であった。
【0052】実施例7 実施例5において使用したCD包接香料と非包接香料と
を使用し、表4の成分を均一混合することによりデオド
ラント化粧水を製造した。得られた化粧水は、香気の持
続性に優れ、べたつきもなく使用感に優れていた。
を使用し、表4の成分を均一混合することによりデオド
ラント化粧水を製造した。得られた化粧水は、香気の持
続性に優れ、べたつきもなく使用感に優れていた。
【0053】
【表4】化粧水処方 成分 配合量(重量%) CD包接香料 3.0 非包接香料 0.06 1,3−ブチレングリコール 3.0 メチルパラベン 0.1 クエン酸 0.03 クエン酸ナトリウム 0.06 変性95%アルコール 30.00精製水 バランス
【0054】比較例6 特開平8−183719号公報の実施例1を繰り返して
CD包接香料を調製した。このCD包接香料において、
CD類に包接させた香料処方を表5に示す。
CD包接香料を調製した。このCD包接香料において、
CD類に包接させた香料処方を表5に示す。
【0055】
【表5】 (成分) (重量部) レモン油 150 シトラール 10 オレンジ油 250 ベルガモット油 500 メチルアンスラニレート 10 ネロリ油 30ラベンダー油 50
【0056】得られたCD包接香料を使用する以外は、
実施例7と同様にしてデオドラント化粧水を調製した。
この化粧水は、実施例7の化粧水と同様にベたつきは感
じられなかったが、香気の持続性に関しては実施例7の
化粧水よりも劣っていた。この理由は、比較例6で使用
した香料処方中における、本発明でいう必須香料成分の
含有割合が約12重量%であり、実施例7で使用したC
D包接香料の場合の15重量%よりも低い数値であるた
めと考えられる。
実施例7と同様にしてデオドラント化粧水を調製した。
この化粧水は、実施例7の化粧水と同様にベたつきは感
じられなかったが、香気の持続性に関しては実施例7の
化粧水よりも劣っていた。この理由は、比較例6で使用
した香料処方中における、本発明でいう必須香料成分の
含有割合が約12重量%であり、実施例7で使用したC
D包接香料の場合の15重量%よりも低い数値であるた
めと考えられる。
【0057】比較例7 比較例6で調製したCD包接香料を5重量%で使用する
以外は、実施例7と同様にしてデオドラント化粧水を調
製した。この化粧水は、実施例7の化粧水と同様に香気
の持続性に優れていたが、化粧水中のCD量が増加した
ために、わずかにべたつき感があった。
以外は、実施例7と同様にしてデオドラント化粧水を調
製した。この化粧水は、実施例7の化粧水と同様に香気
の持続性に優れていたが、化粧水中のCD量が増加した
ために、わずかにべたつき感があった。
【0058】実施例8 実施例5において使用したCD包接香料と非包接香料と
を使用し、表6の成分を均一混合することによりデオド
ラントローションを製造した。得られたローションは、
香気の持続性に優れ、べたつきもなく使用感に優れてい
た。
を使用し、表6の成分を均一混合することによりデオド
ラントローションを製造した。得られたローションは、
香気の持続性に優れ、べたつきもなく使用感に優れてい
た。
【0059】
【表6】デオドラントローション 成分 配合量(重量%) CD包接香料 3.0 調合香料 0.06 1,3−ブチレングリコール 3.0 POE(50)硬化ヒマシ油 0.3 ミリスチン酸イソプロピル 0.6 変性95%アルコール 50.0 トリクロサン 0.1精製水 バランス
【0060】比較例8 比較例6で調製したCD包接香料を使用する以外は、実
施例8と同様にしてデオドラントローションを調製し
た。このローションは、実施例8のローションと同様に
ベたつきは感じられなかったが、香気の持続性に関して
は実施例8のローションよりも劣っていた。この理由
は、比較例6で使用した香料処方において、本発明でい
う必須香料成分の含有割合が約12重量%であり、実施
例8で使用したCD包接香料の場合の15重量%よりも
低い数値であるためと考えられる。
施例8と同様にしてデオドラントローションを調製し
た。このローションは、実施例8のローションと同様に
ベたつきは感じられなかったが、香気の持続性に関して
は実施例8のローションよりも劣っていた。この理由
は、比較例6で使用した香料処方において、本発明でい
う必須香料成分の含有割合が約12重量%であり、実施
例8で使用したCD包接香料の場合の15重量%よりも
低い数値であるためと考えられる。
【0061】比較例9 比較例6で調製したCD包接香料を5重量%で使用する
以外は、実施例8と同様にしてデオドラントローション
を調製した。このローションは、実施例8のローション
と同様に香気の持続性に優れていたが、ローション中の
CD量が増加しために、わずかにべたつき感があった。
以外は、実施例8と同様にしてデオドラントローション
を調製した。このローションは、実施例8のローション
と同様に香気の持続性に優れていたが、ローション中の
CD量が増加しために、わずかにべたつき感があった。
【0062】
【発明の効果】本発明のデオドラント化粧料は、使用直
後の香りだちが良好であり、香気の持続性にも優れてい
る。しかも、べたつきがなく良好な使用感を有する。
後の香りだちが良好であり、香気の持続性にも優れてい
る。しかも、べたつきがなく良好な使用感を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/40 A61K 47/40 C (72)発明者 藤本 礼子 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 鰺坂 範子 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13番46号 塩 水港精糖株式会社内 (72)発明者 三国 克彦 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13番46号 塩 水港精糖株式会社内 (72)発明者 原 耕三 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13番46号 塩 水港精糖株式会社内 (72)発明者 冨澤 宣夫 東京都江東区東陽4−11−36 ニベア花王 株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 サイクロデキストリン類で包接した香料
と、包接されていない香料とを含有するデオドラント化
粧料であって、サイクロデキストリン類に包接された香
料中に、炭素数8〜12のアルデヒド類、炭素数8〜1
2のアルコール類、炭素数8〜12のケトン類及び炭素
数7〜10のアルコールの酢酸エステル類からなる群よ
り選択される少なくとも一種の香料成分が15重量%以
上含有されていることを特徴とするデオドラント化粧
料。 - 【請求項2】 サイクロデキストリン類で包接された香
料が、炭素数10のテルペン系アルデヒド類、炭素数1
0のテルペン系アルコール類、炭素数10のテルペン系
ケトン類及び炭素数10のテルペン系アルコールの酢酸
エステル類からなる群より選択される少なくとも一種の
香料成分を含有する請求項1記載のデオドラント化粧
料。 - 【請求項3】 炭素数10のテルペン系アルデヒド類
が、シトラール、シトロネラール又はヒドロキシシトロ
ネラールである請求項2記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項4】 炭素数10のテルペン系アルコール類
が、リナロール、ゲラニオール、メントール、シトロネ
ロール又はターピネオールである請求項2記載のデオド
ラント化粧料。 - 【請求項5】 炭素数10のテルペン系ケトン類が、メ
ントン、カルボン又はカンファーである請求項2記載の
デオドラント化粧料。 - 【請求項6】 炭素数10のテルペン系アルコールの酢
酸エステル類が、酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、酢酸メ
ンタニル又は酢酸ターピニルである請求項2記載のデオ
ドラント化粧料。 - 【請求項7】 炭素数8〜12のアルコール類がフェニ
ルエチルアルコールである請求項1記載のデオドラント
化粧料。 - 【請求項8】 炭素数7〜10のアルコールの酢酸エス
テル類が酢酸ベンジルである請求項1記載のデオドラン
ト化粧料。 - 【請求項9】 サイクロデキストリン類が式(1) 【化1】 (式(1)中、nは6〜8の数であり、n個のR1、n
個のR2及びn個のR3はそれぞれ独立的に水素原子、糖
残基、又はヒドロキシル基もしくはカルボキシル基で置
換されてもよいアルキル基である。但し、n個のR1、
n個のR2及びn個のR3は同時に水素原子ではない。)
で表される請求項1〜8のいずれかに記載のデオドラン
ト化粧料。 - 【請求項10】 式(1)において、nが7である請求
項9記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項11】 n個のR1、n個のR2及びn個のR3
の少なくとも一つが糖残基である請求項9又は10記載
のデオドラント化粧料。 - 【請求項12】 n個のR1の少なくとも一つが糖残基
である請求項11記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項13】 糖残基がグリコシル基、マルトシル基
又はマルトオリゴ糖残基である請求項9〜12のいずれ
かに記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項14】 糖残基がマルトシル基である請求項1
3記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項15】 更に、噴射剤を含有する請求項9〜1
4のいずれかに記載のデオドラント化粧料。 - 【請求項16】 請求項15のデオドラント化粧料がエ
アゾール噴出容器に充填されてなるデオドラントエアゾ
ール化粧品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294589A JPH10120541A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | デオドラント化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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