JPH10121038A - 蓄熱槽 - Google Patents
蓄熱槽Info
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- JPH10121038A JPH10121038A JP8295685A JP29568596A JPH10121038A JP H10121038 A JPH10121038 A JP H10121038A JP 8295685 A JP8295685 A JP 8295685A JP 29568596 A JP29568596 A JP 29568596A JP H10121038 A JPH10121038 A JP H10121038A
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- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D20/00—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房用の蓄熱槽として使用できるとともに暖
房用の蓄熱槽としても兼用でき、複雑な配管や切換バル
ブ等を配する必要がなく、占有スペースが小さくて設置
上の制約が少なく、設計製作の自由度が高く、コスト的
にも安価である等の特徴を有する蓄熱槽を提供するこ
と。 【解決手段】 炭素数8から20の高級脂肪酸塩の1種
以上を主成分として含有しかつ水を含む混合物が、蓄熱
媒体12として使用されている。この蓄熱媒体は12、
水よりも温め難く(水よりも冷め難く)、又、複数の所
定温度において固相・液相間の相転移に基づく潜熱の蓄
熱と放熱ができ、しかも、過冷却現象を起こし難いとこ
ろに特徴を有する新規な蓄熱媒体組成物である。蓄熱槽
は、蓄熱槽本体1と、円筒状の胴体2と、その上端に取
着された胴体蓋3と、下端に取着された胴体底蓋4と、
胴体2に備えられた図示しない支持脚と、胴体2内部に
槽一杯に密に収容された小球状蓄熱体11と、を有して
おり、小球状蓄熱体11内に前記蓄熱媒体12が封入さ
れている。
房用の蓄熱槽としても兼用でき、複雑な配管や切換バル
ブ等を配する必要がなく、占有スペースが小さくて設置
上の制約が少なく、設計製作の自由度が高く、コスト的
にも安価である等の特徴を有する蓄熱槽を提供するこ
と。 【解決手段】 炭素数8から20の高級脂肪酸塩の1種
以上を主成分として含有しかつ水を含む混合物が、蓄熱
媒体12として使用されている。この蓄熱媒体は12、
水よりも温め難く(水よりも冷め難く)、又、複数の所
定温度において固相・液相間の相転移に基づく潜熱の蓄
熱と放熱ができ、しかも、過冷却現象を起こし難いとこ
ろに特徴を有する新規な蓄熱媒体組成物である。蓄熱槽
は、蓄熱槽本体1と、円筒状の胴体2と、その上端に取
着された胴体蓋3と、下端に取着された胴体底蓋4と、
胴体2に備えられた図示しない支持脚と、胴体2内部に
槽一杯に密に収容された小球状蓄熱体11と、を有して
おり、小球状蓄熱体11内に前記蓄熱媒体12が封入さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄熱槽に関するもの
であり、特には、冷熱の蓄熱媒体としての機能と、温熱
の蓄熱媒体としての機能の両方の機能を兼ね備えた蓄冷
蓄熱媒体が、蓄熱媒体として使用されているところに特
徴を有する蓄熱槽に関するものである。
であり、特には、冷熱の蓄熱媒体としての機能と、温熱
の蓄熱媒体としての機能の両方の機能を兼ね備えた蓄冷
蓄熱媒体が、蓄熱媒体として使用されているところに特
徴を有する蓄熱槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄熱媒体を用いる蓄熱方式として
は、顕熱の出入りを利用する顕熱蓄熱方式と、物質の相
変化に伴う潜熱の出入りを利用する潜熱蓄熱方式とが知
られている。
は、顕熱の出入りを利用する顕熱蓄熱方式と、物質の相
変化に伴う潜熱の出入りを利用する潜熱蓄熱方式とが知
られている。
【0003】前記顕熱蓄熱方式に使用されている蓄熱媒
体は、その比熱が大きくしかも容易に入手できかつ安全
性に優れているので水がその中心となっている。
体は、その比熱が大きくしかも容易に入手できかつ安全
性に優れているので水がその中心となっている。
【0004】前記潜熱蓄熱方式としては、液相・気相間
の相転移に伴う気化熱を利用する方式と、固相・液相の
相転移に伴う融解熱を利用する方式とがあるが、一般に
は、体積変化が少なくて取り扱いが比較的やさしく、し
かもかなりの熱量を蓄熱することができるので、固相・
液相の相転移に伴う融解熱を利用した潜熱蓄熱方式が利
用されている。この潜熱蓄熱方式に使用される蓄熱媒体
としては、 C14パラフィンやC16パラフィンなどに代表されるn
−パラフィン系化合物、および高密度ポリエチレンや架
橋高密度ポリエチレンなどに代表されるn−パラフィン
の誘導体、 Na2SO4・6H2Oや、CaCl2・6H2Oなどに
代表される塩水和物、 (C4H9)4NCHO2・32H2Oや(C4H9)4NC
H3CO2・32H2O、あるいはSO2・6H2Oなどに
代表される包接化合物、が知られている。なお、n−パ
ラフィンは炭素数の増加とともに融点および融解熱が増
加するが、近時、高密度ポリエチレンと同等の熱特性を
もち、融点をすぎても形状を保ち相互融着を起こさない
架橋高密度ポリエチレンが得られている。
の相転移に伴う気化熱を利用する方式と、固相・液相の
相転移に伴う融解熱を利用する方式とがあるが、一般に
は、体積変化が少なくて取り扱いが比較的やさしく、し
かもかなりの熱量を蓄熱することができるので、固相・
液相の相転移に伴う融解熱を利用した潜熱蓄熱方式が利
用されている。この潜熱蓄熱方式に使用される蓄熱媒体
としては、 C14パラフィンやC16パラフィンなどに代表されるn
−パラフィン系化合物、および高密度ポリエチレンや架
橋高密度ポリエチレンなどに代表されるn−パラフィン
の誘導体、 Na2SO4・6H2Oや、CaCl2・6H2Oなどに
代表される塩水和物、 (C4H9)4NCHO2・32H2Oや(C4H9)4NC
H3CO2・32H2O、あるいはSO2・6H2Oなどに
代表される包接化合物、が知られている。なお、n−パ
ラフィンは炭素数の増加とともに融点および融解熱が増
加するが、近時、高密度ポリエチレンと同等の熱特性を
もち、融点をすぎても形状を保ち相互融着を起こさない
架橋高密度ポリエチレンが得られている。
【0005】ところで、従来の蓄熱媒体を使用した蓄熱
槽として、特開昭60−196558号公報記載の技術
が開示されており、この蓄熱槽は、槽本体の中に小球状
蓄熱体が収容されたものである。
槽として、特開昭60−196558号公報記載の技術
が開示されており、この蓄熱槽は、槽本体の中に小球状
蓄熱体が収容されたものである。
【0006】また、実開昭63−36867号公報に記
載の技術も公知であり、これを図7、8に示す。図7に
示す蓄熱槽50は、槽本体51内に、溶融/凝固温度が
相互に異なっている蓄熱媒体が各々封入された2種類の
小球状の蓄熱体52、53が互いに混じり合った状態に
収容されているものであり、図8に示す蓄熱槽60は、
槽本体内61に、溶融/凝固温度が相互に異なる蓄熱媒
体が各々封入された2種類の小球状の蓄熱体62、63
が、互いに混じり合わない層状にまとまって、しかも各
層互いに隣接して収容されているものである。
載の技術も公知であり、これを図7、8に示す。図7に
示す蓄熱槽50は、槽本体51内に、溶融/凝固温度が
相互に異なっている蓄熱媒体が各々封入された2種類の
小球状の蓄熱体52、53が互いに混じり合った状態に
収容されているものであり、図8に示す蓄熱槽60は、
槽本体内61に、溶融/凝固温度が相互に異なる蓄熱媒
体が各々封入された2種類の小球状の蓄熱体62、63
が、互いに混じり合わない層状にまとまって、しかも各
層互いに隣接して収容されているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
潜熱蓄熱方式のうち、液相・気相の相転移に伴う気化熱
を利用する方式にあっては、液相・気相間での体積変化
が極めて大きく、取り扱い難いという不具合があった。
潜熱蓄熱方式のうち、液相・気相の相転移に伴う気化熱
を利用する方式にあっては、液相・気相間での体積変化
が極めて大きく、取り扱い難いという不具合があった。
【0008】また、塩水和物は、単位体積当りの溶融熱
や比熱と熱伝導の点でパラフィン系化合物にまさるが、
大なり小なり過冷却現象を示すとともに相分離がおき、
かかる過冷却と相分離は潜熱の円滑な取出を妨げ、また
蓄熱量を次第に低下させる原因となるという不都合があ
り、また、包接化合物も過冷却現象を示すという不具合
があった。
や比熱と熱伝導の点でパラフィン系化合物にまさるが、
大なり小なり過冷却現象を示すとともに相分離がおき、
かかる過冷却と相分離は潜熱の円滑な取出を妨げ、また
蓄熱量を次第に低下させる原因となるという不都合があ
り、また、包接化合物も過冷却現象を示すという不具合
があった。
【0009】一方、特開昭60−196558号公報に
記載の蓄熱槽には、一種類の小球状蓄熱体が収容されて
いるのみであって、この蓄熱槽の潜熱を蓄熱/放熱する
時の動作温度は、予め選択された蓄熱媒体によって決っ
てしまうので、潜熱利用システムを設計製作する場合、
その自由度が乏しいという問題があった。また、例えば
空調システムを設計製作する場合にあっては、予め選択
された冷房用の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽と、予め選択
された暖房用の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽に、複雑な配
管や切換バルブ等を配する必要があり、占有スペースが
大きくなって設置上の制約があるとともに、コスト的に
高価であるという問題があった。
記載の蓄熱槽には、一種類の小球状蓄熱体が収容されて
いるのみであって、この蓄熱槽の潜熱を蓄熱/放熱する
時の動作温度は、予め選択された蓄熱媒体によって決っ
てしまうので、潜熱利用システムを設計製作する場合、
その自由度が乏しいという問題があった。また、例えば
空調システムを設計製作する場合にあっては、予め選択
された冷房用の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽と、予め選択
された暖房用の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽に、複雑な配
管や切換バルブ等を配する必要があり、占有スペースが
大きくなって設置上の制約があるとともに、コスト的に
高価であるという問題があった。
【0010】図7、8に示した実開昭63−36867
号公報に記載の蓄熱槽はいずれも、例えば空調システム
を設計製作する場合、叙上の特開昭60−196558
号公報に記載の蓄熱槽のように、予め選択された冷房用
の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽と、予め選択された暖房用
の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽とに、複雑な配管や切換バ
ルブ等を配する必要はないものの、当該蓄熱槽は、実質
的には、暖房用の小球状蓄熱体を収容した蓄熱槽の占有
スペースと、冷房用の小球状蓄熱体を収容した蓄熱槽の
占有スペースの和に相当する占有スペースが必要となる
から、占有スペースが大きくなって設置上の制約がある
とか、設計製作の自由度が乏しいとか、コスト的に高価
であるとか等の問題点を解決するに至っていないのが現
状である。
号公報に記載の蓄熱槽はいずれも、例えば空調システム
を設計製作する場合、叙上の特開昭60−196558
号公報に記載の蓄熱槽のように、予め選択された冷房用
の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽と、予め選択された暖房用
の蓄熱媒体を使用した蓄熱槽とに、複雑な配管や切換バ
ルブ等を配する必要はないものの、当該蓄熱槽は、実質
的には、暖房用の小球状蓄熱体を収容した蓄熱槽の占有
スペースと、冷房用の小球状蓄熱体を収容した蓄熱槽の
占有スペースの和に相当する占有スペースが必要となる
から、占有スペースが大きくなって設置上の制約がある
とか、設計製作の自由度が乏しいとか、コスト的に高価
であるとか等の問題点を解決するに至っていないのが現
状である。
【0011】本発明はこのような事情に鑑み鋭意創案さ
れたものであって、その解決すべき課題は、従来の蓄熱
槽が具有する上述した問題点を解消することであり、そ
の目的とするところは、特には、水よりも温め難く(水
よりも冷め難く)、しかも、複数の所定温度において固
相・液相間の相転移に基づく潜熱の蓄熱と放熱ができる
蓄冷蓄熱媒体であって、従来品よりも潜熱量が大きく且
つ過冷却現象を起こし難い蓄熱媒体として使用すること
により、冷房用の蓄熱槽として使用できるとともに暖房
用の蓄熱槽としても兼用でき、複雑な配管や切換バルブ
等を配する必要がなく、占有スペースが小さくて設置上
の制約が少なく、設計製作の自由度が高く、コスト的に
も安価である等の特徴を有する蓄熱槽を提供することで
ある。
れたものであって、その解決すべき課題は、従来の蓄熱
槽が具有する上述した問題点を解消することであり、そ
の目的とするところは、特には、水よりも温め難く(水
よりも冷め難く)、しかも、複数の所定温度において固
相・液相間の相転移に基づく潜熱の蓄熱と放熱ができる
蓄冷蓄熱媒体であって、従来品よりも潜熱量が大きく且
つ過冷却現象を起こし難い蓄熱媒体として使用すること
により、冷房用の蓄熱槽として使用できるとともに暖房
用の蓄熱槽としても兼用でき、複雑な配管や切換バルブ
等を配する必要がなく、占有スペースが小さくて設置上
の制約が少なく、設計製作の自由度が高く、コスト的に
も安価である等の特徴を有する蓄熱槽を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したかかる課題を解
決するために本発明が採った、請求項1の発明の要旨と
するところは、「炭素数8から20の高級脂肪酸のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、及び有機塩からなる
群より選ばれた1種以上を主成分として含有しかつ水を
含む混合物が、蓄冷蓄熱媒体として使用されていること
を特徴とする蓄熱槽」にある。
決するために本発明が採った、請求項1の発明の要旨と
するところは、「炭素数8から20の高級脂肪酸のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、及び有機塩からなる
群より選ばれた1種以上を主成分として含有しかつ水を
含む混合物が、蓄冷蓄熱媒体として使用されていること
を特徴とする蓄熱槽」にある。
【0013】請求項2の発明の要旨とするところは、
「前記蓄冷蓄熱媒体全体に対する前記高級脂肪酸塩の含
有量が15〜40重量%であることを特徴とする請求項
1記載の蓄熱槽」にある。
「前記蓄冷蓄熱媒体全体に対する前記高級脂肪酸塩の含
有量が15〜40重量%であることを特徴とする請求項
1記載の蓄熱槽」にある。
【0014】請求項3の発明の要旨とするところは、
「前記蓄冷蓄熱媒体は、前記高級脂肪酸塩の分子種と配
合割合とによって実質的に決定される所定の温度(X
℃)以下に冷却されると、液相(状)から固相(状)に
相が変化し、かつ、前記高級脂肪酸塩の分子種と配合割
合とによって実質的に決定される所定の温度(Y℃)以
下に冷却されると、固相(状)から液相(状)に相が変
化することを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱槽」
にある。
「前記蓄冷蓄熱媒体は、前記高級脂肪酸塩の分子種と配
合割合とによって実質的に決定される所定の温度(X
℃)以下に冷却されると、液相(状)から固相(状)に
相が変化し、かつ、前記高級脂肪酸塩の分子種と配合割
合とによって実質的に決定される所定の温度(Y℃)以
下に冷却されると、固相(状)から液相(状)に相が変
化することを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱槽」
にある。
【0015】請求項4の発明の要旨とするところは、
「前記所定の温度(Y℃)が、0〜15℃の温度範囲内
であることを特徴とする請求項3記載の蓄熱槽」にあ
る。
「前記所定の温度(Y℃)が、0〜15℃の温度範囲内
であることを特徴とする請求項3記載の蓄熱槽」にあ
る。
【0016】請求項5の発明の要旨とするところは、
「前記蓄冷蓄熱媒体が、冷熱の蓄熱媒体であるとともに
温熱の蓄熱媒体であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の蓄熱槽」にある。
「前記蓄冷蓄熱媒体が、冷熱の蓄熱媒体であるとともに
温熱の蓄熱媒体であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の蓄熱槽」にある。
【0017】請求項6の発明の要旨とするところは、
「前記蓄冷蓄熱媒体を封入した小球状蓄熱体が充填され
ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の蓄熱槽」にある。
「前記蓄冷蓄熱媒体を封入した小球状蓄熱体が充填され
ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の蓄熱槽」にある。
【0018】請求項7の発明の要旨とするところは、
「前記容器内が、酸素を含まないガス体で置換されてい
ることを特徴とする請求項6記載の蓄熱槽」にある。
「前記容器内が、酸素を含まないガス体で置換されてい
ることを特徴とする請求項6記載の蓄熱槽」にある。
【0019】請求項8の発明の要旨とするところは、
「前記蓄熱槽の槽本体内に、熱源機に連結された管(パ
イプ)を通し、その周りに前記蓄熱蓄冷媒体を詰めてな
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の蓄
熱槽」にある。
「前記蓄熱槽の槽本体内に、熱源機に連結された管(パ
イプ)を通し、その周りに前記蓄熱蓄冷媒体を詰めてな
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の蓄
熱槽」にある。
【0020】請求項9の発明の要旨とするところは、
「前記蓄冷蓄熱媒体を容器内に封入してなることを特徴
とする小球状蓄熱体」にある。
「前記蓄冷蓄熱媒体を容器内に封入してなることを特徴
とする小球状蓄熱体」にある。
【0021】
【発明の実施の形態】ところで、本発明の蓄熱槽に適用
された蓄熱媒体は、本願の一出願人が出願した特願平7
−221461号で開示した「蓄冷蓄熱媒体組成物」で
あり、これを援用するものである。
された蓄熱媒体は、本願の一出願人が出願した特願平7
−221461号で開示した「蓄冷蓄熱媒体組成物」で
あり、これを援用するものである。
【0022】まず、前記特願平7−221461号で開
示した「蓄冷蓄熱媒体組成物」は、特には、炭素数8か
ら20の高級脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、及び有機塩からなる群より選ばれた1種以上を主
成分として、前記高級脂肪酸塩の含有量が蓄冷蓄熱媒体
全体に対して15〜40重量%の割合で含有しかつ水を
含むものである。
示した「蓄冷蓄熱媒体組成物」は、特には、炭素数8か
ら20の高級脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、及び有機塩からなる群より選ばれた1種以上を主
成分として、前記高級脂肪酸塩の含有量が蓄冷蓄熱媒体
全体に対して15〜40重量%の割合で含有しかつ水を
含むものである。
【0023】この蓄冷蓄熱媒体には、前記高級脂肪酸塩
の分子種と配合割合とによって実質的に決定される所定
の温度(X℃)以下に冷却されると、液相(状)から固
相(状)に相が変化し、かつ、前記高級脂肪酸塩の分子
種と配合割合とによって実質的に決定される所定の温度
(Y℃)以下に冷却されると、固相(状)から液相
(状)に相が変化するという、従来知られていない特異
な特性を有するところに最大の特徴がある。
の分子種と配合割合とによって実質的に決定される所定
の温度(X℃)以下に冷却されると、液相(状)から固
相(状)に相が変化し、かつ、前記高級脂肪酸塩の分子
種と配合割合とによって実質的に決定される所定の温度
(Y℃)以下に冷却されると、固相(状)から液相
(状)に相が変化するという、従来知られていない特異
な特性を有するところに最大の特徴がある。
【0024】前記高級脂肪酸の塩は、構成炭素数又はそ
の塩の種類に関係なくいずれも使用できるが、そのうち
特に好ましいものは炭素数が8〜20の高級脂肪酸のカ
リウム塩であり、かかる高級脂肪酸のカリウム塩として
は、カプリル酸カリウム、カプリン酸カリウム、ラウリ
ン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カ
リウム、ステアリン酸カリウム、アラキジン酸カリウム
に代表される飽和直鎖脂肪酸のカリウム塩、ミリストオ
レイン酸カリウム、パルミトオレイン酸カリウム、オレ
イン酸カリウム、エライジン酸カリウム、エイコセン酸
カリウム、リノール酸カリウム、リノレン酸カリウム、
エイコサジエン酸カリウム、エイコサトリエン酸カリウ
ム、アラキドン酸カリウム等に代表される不飽和直鎖脂
肪酸のカリウム塩、ヒドロキシドデカン酸カリウム、ヒ
ドロキシテトラデカン酸カリウム、ヒドロキシヘキサデ
カン酸カリウム、ヒドロキシエイコ酸カリウム等に代表
される飽和ヒドロキシ脂肪酸のカリウム塩、リシンオレ
イン酸カリウム等に代表される不飽和ヒドロキシ脂肪酸
のカリウム塩、イソラウリン酸カリウム、イソミリスチ
ン酸カリウム、イソパルミチン酸カリウム、イソステア
リン酸カリウム、イソアラキジン酸カリウム等に代表さ
れるイソ酸のカリウム塩などがある。なお、9−メチル
ウンデカン酸カリウム、11−メチルトリデカン酸カリ
ウム、11−メチルペンタデカン酸カリウム、15−メ
チルヘプタデカン酸カリウム等に代表されるアンテイソ
酸のカリウム塩も使用することができるが、ここではイ
ソ酸のカリウム塩に分類するものとする。これら高級脂
肪酸のカリウム塩に代えて当該高級脂肪酸のナトリウム
塩などのアルカリ金属塩、あるいはアンモニウム塩、も
しくはトリエタノ−ルアミン塩などに代表される有機塩
などを使用してもよい。
の塩の種類に関係なくいずれも使用できるが、そのうち
特に好ましいものは炭素数が8〜20の高級脂肪酸のカ
リウム塩であり、かかる高級脂肪酸のカリウム塩として
は、カプリル酸カリウム、カプリン酸カリウム、ラウリ
ン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カ
リウム、ステアリン酸カリウム、アラキジン酸カリウム
に代表される飽和直鎖脂肪酸のカリウム塩、ミリストオ
レイン酸カリウム、パルミトオレイン酸カリウム、オレ
イン酸カリウム、エライジン酸カリウム、エイコセン酸
カリウム、リノール酸カリウム、リノレン酸カリウム、
エイコサジエン酸カリウム、エイコサトリエン酸カリウ
ム、アラキドン酸カリウム等に代表される不飽和直鎖脂
肪酸のカリウム塩、ヒドロキシドデカン酸カリウム、ヒ
ドロキシテトラデカン酸カリウム、ヒドロキシヘキサデ
カン酸カリウム、ヒドロキシエイコ酸カリウム等に代表
される飽和ヒドロキシ脂肪酸のカリウム塩、リシンオレ
イン酸カリウム等に代表される不飽和ヒドロキシ脂肪酸
のカリウム塩、イソラウリン酸カリウム、イソミリスチ
ン酸カリウム、イソパルミチン酸カリウム、イソステア
リン酸カリウム、イソアラキジン酸カリウム等に代表さ
れるイソ酸のカリウム塩などがある。なお、9−メチル
ウンデカン酸カリウム、11−メチルトリデカン酸カリ
ウム、11−メチルペンタデカン酸カリウム、15−メ
チルヘプタデカン酸カリウム等に代表されるアンテイソ
酸のカリウム塩も使用することができるが、ここではイ
ソ酸のカリウム塩に分類するものとする。これら高級脂
肪酸のカリウム塩に代えて当該高級脂肪酸のナトリウム
塩などのアルカリ金属塩、あるいはアンモニウム塩、も
しくはトリエタノ−ルアミン塩などに代表される有機塩
などを使用してもよい。
【0025】以下、本発明の蓄熱槽に適用した蓄熱媒体
のうち、飽和高級脂肪酸のカリウム塩の組み合せからな
る好適な蓄冷蓄熱媒体組成物を、その固状温度に関する
データとともに示すと表1の通りである。なお、当該蓄
冷蓄熱媒体組成物の相転移温度は、JIS K8001
に記載の凝固点測定法に従って測定した。 (以下余白)
のうち、飽和高級脂肪酸のカリウム塩の組み合せからな
る好適な蓄冷蓄熱媒体組成物を、その固状温度に関する
データとともに示すと表1の通りである。なお、当該蓄
冷蓄熱媒体組成物の相転移温度は、JIS K8001
に記載の凝固点測定法に従って測定した。 (以下余白)
【0026】 表1 高級脂肪酸カリウム塩(重量%) No. C8 C10 C12 C14 C16 C18 固状温度(℃) 1 20 10 16-36 及び 0↓ 2 20 10 7-59 及び 0↓ 3 20 5 3 5-75 及び 0↓ 4 30 8-53 及び 0↓ 5 20 10 24-50 及び 0↓ 6 20 5 24-62 及び 0↓ 7 20 10 11-80 及び 0↓ 8 20 5 3 21-64 及び 0↓ 9 20 5 4 5-75 及び 0↓ 10 20 5 5 5-80 及び 0↓ 11 18 2 5 3 29-62 及び 0↓ 12 20 15-69 及び 0↓ 13 20 10 15-80 及び 0↓ 14 20 5 1 16-56 及び 0↓ 15 10 10 2 5 3 21-68 及び 0↓ 16 10 10 2 5 3 11-63 及び 0↓ 17 4 4 10 2 5 3 35-54 及び 0↓ 18 5 5 10 2 5 3 9-80 及び 0↓ 19 8 10 2 5 3 45-54 及び 0↓
【0027】表中に示された固状温度を、No.1の固
状温度のレーンに「16−36 及び 0↓」とあるを
例にして説明すれば、「16−36」とあるは「No.
1の蓄冷蓄熱媒体組成物は、16℃から36℃の温度範
囲内では固状(半固状を含む)である」ことを表してお
り、「0↓」とあるは「No.1の蓄冷蓄熱媒体組成物
は、表示されていない0℃以下の所定温度においても液
相から固相に相転移する」ことを表している。別言すれ
ば、No.1の蓄冷蓄熱媒体組成物は、36℃(X℃)
以上では液相であり、36〜16℃の温度範囲では固相
(半固状を含む)であり、16℃(Y℃)から表には示
さない0℃以下の所定の温度(相転移温度)までの温度
範囲内では液相であり、そして、前記0℃以下のある温
度(相転移温度)以下で再び固相となる。
状温度のレーンに「16−36 及び 0↓」とあるを
例にして説明すれば、「16−36」とあるは「No.
1の蓄冷蓄熱媒体組成物は、16℃から36℃の温度範
囲内では固状(半固状を含む)である」ことを表してお
り、「0↓」とあるは「No.1の蓄冷蓄熱媒体組成物
は、表示されていない0℃以下の所定温度においても液
相から固相に相転移する」ことを表している。別言すれ
ば、No.1の蓄冷蓄熱媒体組成物は、36℃(X℃)
以上では液相であり、36〜16℃の温度範囲では固相
(半固状を含む)であり、16℃(Y℃)から表には示
さない0℃以下の所定の温度(相転移温度)までの温度
範囲内では液相であり、そして、前記0℃以下のある温
度(相転移温度)以下で再び固相となる。
【0028】ついで、本発明の蓄熱槽に適用した蓄冷蓄
熱媒体のうち、飽和高級脂肪酸のカリウム塩を含有する
とともに、不飽和高級脂肪酸のカリウム塩、ヒドロキシ
高級脂肪酸のカリウム塩、若しくはイソ酸のカリウム塩
を含有する好適な蓄冷蓄熱媒体組成物を、その固状温度
に関するデータとともに示すと表2の通りである。
熱媒体のうち、飽和高級脂肪酸のカリウム塩を含有する
とともに、不飽和高級脂肪酸のカリウム塩、ヒドロキシ
高級脂肪酸のカリウム塩、若しくはイソ酸のカリウム塩
を含有する好適な蓄冷蓄熱媒体組成物を、その固状温度
に関するデータとともに示すと表2の通りである。
【0029】なお、当該蓄冷蓄熱媒体組成物の相転移温
度は、JIS K8001に記載の凝固点測定法に従っ
て測定した。
度は、JIS K8001に記載の凝固点測定法に従っ
て測定した。
【0030】表1、2において、「C8」とあるは「カ
プリル酸カリウム」、「C10」とあるは「カプリン酸
カリウム」、「C12」とあるは「ラウリン酸カリウ
ム」、「C14」とあるは「ミリスチン酸カリウム」、
「C16」とあるは「パルミチン酸カリウム」、そして
「C18」とあるは「ステアリン酸カリウム」、「C1
81=」とあるは「オレイン酸カリウム」、そして「C1
8OH」とあるは「ヒドロキシステアリン酸カリウム」、
「iC18」とあるは「イソステアリン酸カリウム」を
それぞれ表している。
プリル酸カリウム」、「C10」とあるは「カプリン酸
カリウム」、「C12」とあるは「ラウリン酸カリウ
ム」、「C14」とあるは「ミリスチン酸カリウム」、
「C16」とあるは「パルミチン酸カリウム」、そして
「C18」とあるは「ステアリン酸カリウム」、「C1
81=」とあるは「オレイン酸カリウム」、そして「C1
8OH」とあるは「ヒドロキシステアリン酸カリウム」、
「iC18」とあるは「イソステアリン酸カリウム」を
それぞれ表している。
【0031】また、表1、2において、各高級脂肪酸の
カリウム塩の含有量は、当該蓄冷蓄熱媒体組成物100
グラム中に含有されている高級脂肪酸のカリウム塩の重
量、すなわち重量百分率で表示されている。 (以下余白)
カリウム塩の含有量は、当該蓄冷蓄熱媒体組成物100
グラム中に含有されている高級脂肪酸のカリウム塩の重
量、すなわち重量百分率で表示されている。 (以下余白)
【0032】 表 2 高級脂肪酸カリウム塩(重量%) No. C8 C10 C12 C14 C16 C18 C181= C18OH iC18 固状温度(℃) 20 20 10 0-78 及び 0↓ 21 20 5 3 8-57 及び 0↓ 22 20 3 5 6-64 及び 0↓ 23 20 5 5 7-53 及び 0↓ 24 20 3 7 13-75 及び 0↓ 25 18 5 3 2 22-55 及び 0↓ 26 14 5 3 6 25-52 及び 0↓ 27 20 10 12-53 及び 0↓ 28 18 5 3 2 40-43 及び 0↓ 29 8 10 2 3 7 28-58 及び 0↓ 30 6 10 2 3 7 18-71 及び 0↓ 31 8 10 2 3 7 8-72 及び 0↓ 32 3 3 10 2 3 7 23-65 及び 0↓ 33 1 5 10 2 5 3 3 44-54 及び 0↓ 34 1 5 10 2 5 3 5 13-75 及び 0↓ 35 3 5 10 2 5 3 1 20-78 及び 0↓ 36 20 5 5 16-71 及び 0↓
【0033】つぎに、前記実施例No.3とNo.8に
記載の蓄冷蓄熱媒体組成物、およびラウリン酸カリウム
20重量%とパルミチン酸カリウム11重量%を含有し
かつ水も含有する蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)の各5
00mlを、直径8.5cmのトールビーカーに入れた
後、それぞれトールビーカーごと0℃に予冷却した。つ
いで、当該蓄冷蓄熱媒体組成物の中心部の温度変化を経
時的に測定するための温度計をセットし、前記トールビ
ーカーを5℃の恒温水槽に入れて、静置した。比較例と
して水500mlを用いて同様に操作した。その結果は
図1に示した。前記蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)の固
相・液相間の相転移温度は、48℃、8℃および表示し
ない0℃以下の所定温度の3箇所である。
記載の蓄冷蓄熱媒体組成物、およびラウリン酸カリウム
20重量%とパルミチン酸カリウム11重量%を含有し
かつ水も含有する蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)の各5
00mlを、直径8.5cmのトールビーカーに入れた
後、それぞれトールビーカーごと0℃に予冷却した。つ
いで、当該蓄冷蓄熱媒体組成物の中心部の温度変化を経
時的に測定するための温度計をセットし、前記トールビ
ーカーを5℃の恒温水槽に入れて、静置した。比較例と
して水500mlを用いて同様に操作した。その結果は
図1に示した。前記蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)の固
相・液相間の相転移温度は、48℃、8℃および表示し
ない0℃以下の所定温度の3箇所である。
【0034】図1より、比較例として用いた水の場合は
加温とともに経時的に温度の上昇が認められ、約25分
後には外側と同じ5℃となったのに対して、実施例N
o.8の蓄冷蓄熱媒体組成物は、水の場合と同様に加温
にともない経時的に温度が上昇するカーブを認めたが、
外側の温度(5℃)と平衡になるまでに要した時間は約
45分であり、水の場合より明らかに温め難いことがわ
かった。
加温とともに経時的に温度の上昇が認められ、約25分
後には外側と同じ5℃となったのに対して、実施例N
o.8の蓄冷蓄熱媒体組成物は、水の場合と同様に加温
にともない経時的に温度が上昇するカーブを認めたが、
外側の温度(5℃)と平衡になるまでに要した時間は約
45分であり、水の場合より明らかに温め難いことがわ
かった。
【0035】蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)は、実施例
No.8の蓄冷蓄熱媒体組成物と同様の温度上昇カーブ
を示したが、外側の温度(5℃)と平衡になるまでに要
した時間は約55分であり、実施例No.8の蓄冷蓄熱
媒体組成物よりもさらに温め難いことがわかった。
No.8の蓄冷蓄熱媒体組成物と同様の温度上昇カーブ
を示したが、外側の温度(5℃)と平衡になるまでに要
した時間は約55分であり、実施例No.8の蓄冷蓄熱
媒体組成物よりもさらに温め難いことがわかった。
【0036】つぎに、実施例No.3の蓄冷蓄熱媒体組
成物の場合は、その温度が4℃となるまでに約45分要
し、この間、経時的に温度が上昇するカーブを示した
が、しかし、45分から60分までの15分間はその温
度が4℃でほぼ一定していた。そして、外側の温度(5
℃)と平衡になるまでには約65分間必要であることが
わかった。
成物の場合は、その温度が4℃となるまでに約45分要
し、この間、経時的に温度が上昇するカーブを示した
が、しかし、45分から60分までの15分間はその温
度が4℃でほぼ一定していた。そして、外側の温度(5
℃)と平衡になるまでには約65分間必要であることが
わかった。
【0037】すなわち、図1より、本発明の蓄冷蓄熱媒
体組成物はいずれも水よりも温め難い見かけの比熱が1
以上の組成物であることが明らかとなった。さらに、実
施例No.3の蓄冷蓄熱媒体組成物は、固相・液相間の
相転移温度(5℃)付近で、外部からの熱エネルギーを
潜熱として蓄熱できることがわかる。
体組成物はいずれも水よりも温め難い見かけの比熱が1
以上の組成物であることが明らかとなった。さらに、実
施例No.3の蓄冷蓄熱媒体組成物は、固相・液相間の
相転移温度(5℃)付近で、外部からの熱エネルギーを
潜熱として蓄熱できることがわかる。
【0038】つぎに、実施例No.3とNo.8に記載
の蓄冷蓄熱媒体組成物、およびラウリン酸カリウム20
重量%とパルミチン酸カリウム11重量%を含有しかつ
水も含有する蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)のそれぞれ
500mlを、直径8.5cmのトールビーカーに入れ
た後、それぞれトールビーカーごと60℃に予加温し
た。ついで、前記トールビーカーを40℃の恒温水槽に
入れ、上記と同様に操作して当該蓄冷蓄熱媒体組成物の
中心部の温度変化を経時的に測定した。その結果は図2
に示した。
の蓄冷蓄熱媒体組成物、およびラウリン酸カリウム20
重量%とパルミチン酸カリウム11重量%を含有しかつ
水も含有する蓄冷蓄熱媒体組成物(CH6)のそれぞれ
500mlを、直径8.5cmのトールビーカーに入れ
た後、それぞれトールビーカーごと60℃に予加温し
た。ついで、前記トールビーカーを40℃の恒温水槽に
入れ、上記と同様に操作して当該蓄冷蓄熱媒体組成物の
中心部の温度変化を経時的に測定した。その結果は図2
に示した。
【0039】図2より、比較例として用いた水の場合は
冷却とともに経時的な温度の降下が認められ約30分後
に外側と同じ40℃となったのに対して、蓄冷蓄熱媒体
組成物(CH6)は、水の場合と同様に約15分までは
経時的に温度が降下するカーブを認めたが、15〜35
分までの20分間は温度変化を認めず42℃で一定であ
り、最終的には45分かかって外側と同じ40℃に冷却
され、平衡になることがわかった。すなわち、15〜3
5分までの20分間は、外部に向けて熱エネルギー(潜
熱)を放出することがわかる。
冷却とともに経時的な温度の降下が認められ約30分後
に外側と同じ40℃となったのに対して、蓄冷蓄熱媒体
組成物(CH6)は、水の場合と同様に約15分までは
経時的に温度が降下するカーブを認めたが、15〜35
分までの20分間は温度変化を認めず42℃で一定であ
り、最終的には45分かかって外側と同じ40℃に冷却
され、平衡になることがわかった。すなわち、15〜3
5分までの20分間は、外部に向けて熱エネルギー(潜
熱)を放出することがわかる。
【0040】つぎに、実施例No.8の蓄冷蓄熱媒体組
成物は、約10〜30分までの20分間は温度変化が認
められずに50℃付近で一定であり、最終的には80分
かかって外側と同じ40℃に冷却され、平衡となること
がわかる。
成物は、約10〜30分までの20分間は温度変化が認
められずに50℃付近で一定であり、最終的には80分
かかって外側と同じ40℃に冷却され、平衡となること
がわかる。
【0041】つぎに、実施例No.3の蓄冷蓄熱媒体組
成物は、水の場合と同様に経時的な温度が降下するカー
ブを示したが、外側の温度(40℃)と平衡になるまで
に要した時間は約90分であり、水よりも明らかに冷め
難いことがわかる。
成物は、水の場合と同様に経時的な温度が降下するカー
ブを示したが、外側の温度(40℃)と平衡になるまで
に要した時間は約90分であり、水よりも明らかに冷め
難いことがわかる。
【0042】すなわち、図2より、本発明の蓄冷蓄熱媒
体組成物はいずれも水よりも冷め難い見かけの比熱が1
以上の組成物であるということが明らかとなり、さら
に、48℃で固相・液相間の相転移する蓄冷蓄熱媒体組
成物(CH6)、及び64℃で固相・液相間の相転移す
る実施例No.8の蓄冷蓄熱媒体組成物は、いずれも固
相・液相間の当該相転移温度付近で、蓄冷蓄熱媒体組成
物の内部に蓄熱した熱エネルギー(潜熱)を放出するの
で、この間、当該蓄冷蓄熱媒体組成物の温度は変化しな
いことがわかる。
体組成物はいずれも水よりも冷め難い見かけの比熱が1
以上の組成物であるということが明らかとなり、さら
に、48℃で固相・液相間の相転移する蓄冷蓄熱媒体組
成物(CH6)、及び64℃で固相・液相間の相転移す
る実施例No.8の蓄冷蓄熱媒体組成物は、いずれも固
相・液相間の当該相転移温度付近で、蓄冷蓄熱媒体組成
物の内部に蓄熱した熱エネルギー(潜熱)を放出するの
で、この間、当該蓄冷蓄熱媒体組成物の温度は変化しな
いことがわかる。
【0043】つぎに、実施例No.14の蓄冷蓄熱媒体
を代表例として、名古屋市工業技術研究所で、示差走査
熱量測定(DSC)を予備的に検討した結果、高温側の
相転移温度付近に吸熱ピークが観察されその潜熱は約3
5cal/gと算定されるとともに、低温側の相転移温
度付近にも吸熱ピークが観察されその潜熱は約69ca
l/gと算定された。このことから、実施例No.14
の蓄冷蓄熱媒体は、高温側の相転移温度付近で、潜熱と
して熱エネルギーの蓄熱が可能であるとともに、低温側
の相転移温度付近でも、潜熱として熱エネルギーの蓄熱
が可能であることがわかった。なお、固相から液相に相
が変化する過程で、熱エネルギーを潜熱として蓄熱でき
るものは知られていない。
を代表例として、名古屋市工業技術研究所で、示差走査
熱量測定(DSC)を予備的に検討した結果、高温側の
相転移温度付近に吸熱ピークが観察されその潜熱は約3
5cal/gと算定されるとともに、低温側の相転移温
度付近にも吸熱ピークが観察されその潜熱は約69ca
l/gと算定された。このことから、実施例No.14
の蓄冷蓄熱媒体は、高温側の相転移温度付近で、潜熱と
して熱エネルギーの蓄熱が可能であるとともに、低温側
の相転移温度付近でも、潜熱として熱エネルギーの蓄熱
が可能であることがわかった。なお、固相から液相に相
が変化する過程で、熱エネルギーを潜熱として蓄熱でき
るものは知られていない。
【0044】すなわち、これらの蓄冷蓄熱媒体組成物
は、水より大きな顕熱に基づく効果と潜熱の蓄冷蓄熱効
果が相乗的に機能するので、その蓄冷蓄熱能は極めて高
いものである。
は、水より大きな顕熱に基づく効果と潜熱の蓄冷蓄熱効
果が相乗的に機能するので、その蓄冷蓄熱能は極めて高
いものである。
【0045】つぎに、前記実施例の蓄冷蓄熱媒体が液状
から固状に相変化した場合の体積変化を測定した。その
結果、各実施例の蓄冷蓄熱媒体はいずれも、固状となる
と、その体積は液状のときの100.5〜103%の範
囲内にあり、相変化前後での体積変化は実質的に無視で
きる程度であることがわかった。
から固状に相変化した場合の体積変化を測定した。その
結果、各実施例の蓄冷蓄熱媒体はいずれも、固状となる
と、その体積は液状のときの100.5〜103%の範
囲内にあり、相変化前後での体積変化は実質的に無視で
きる程度であることがわかった。
【0046】次に、添付した図面に従い実施例の蓄熱槽
を説明するが、蓄熱槽の内容積などは、その使用目的の
応じて適宜設計変更されるものである。図3は、第一実
施例の蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、図4は小
球状蓄熱体の断面図である。
を説明するが、蓄熱槽の内容積などは、その使用目的の
応じて適宜設計変更されるものである。図3は、第一実
施例の蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、図4は小
球状蓄熱体の断面図である。
【0047】図において、この第一実施例の蓄熱槽は、
蓄熱槽本体1が縦置型として構成されており、円筒状の
胴体2と、その上端に取着された胴体蓋3と、下端に取
着された胴体底蓋4と、胴体2の縦置を可能とすべく備
えられた図示しない支持脚と、胴体2内部に槽一杯に密
に収容された小球状蓄熱体11と、を有している。
蓄熱槽本体1が縦置型として構成されており、円筒状の
胴体2と、その上端に取着された胴体蓋3と、下端に取
着された胴体底蓋4と、胴体2の縦置を可能とすべく備
えられた図示しない支持脚と、胴体2内部に槽一杯に密
に収容された小球状蓄熱体11と、を有している。
【0048】前記胴体蓋3及び胴体底蓋4の中央付近に
流入口5、6がそれぞれ形成されており、この流入口
5、6を介して図示しない熱源機の伝動パイプに接続さ
れる。
流入口5、6がそれぞれ形成されており、この流入口
5、6を介して図示しない熱源機の伝動パイプに接続さ
れる。
【0049】前記胴体2の上下端付近には、前記流入口
5、6に対向して胴体2の内部に、仕切り壁状に流れ拡
散部材7、8が取設されており、この部材7、8には、
部材7、8により仕切られた仕切り室10と槽内部とを
連通するための複数の流口9が、周方向に放射状に形成
されている。なお、流口9は、単位面積当りの形成個数
が各位置において略均一となるように、周方向へ向かう
に従い形成個数が増大するようにすることが望ましい。
5、6に対向して胴体2の内部に、仕切り壁状に流れ拡
散部材7、8が取設されており、この部材7、8には、
部材7、8により仕切られた仕切り室10と槽内部とを
連通するための複数の流口9が、周方向に放射状に形成
されている。なお、流口9は、単位面積当りの形成個数
が各位置において略均一となるように、周方向へ向かう
に従い形成個数が増大するようにすることが望ましい。
【0050】蓄熱槽の槽内部には、小球状蓄熱体11が
槽一杯に密に収容されている。この小球状蓄熱体11は
図4に示すように、叙上の蓄熱媒体12を小球状の殻体
13内に充填したものであり、その大きさは、直径が2
0mm〜250mm、好適には50〜85mm程度であ
る。但し、本実施例の小球状蓄熱体は、軽量性、加工
性、経済性、耐圧性の観点から、高密度ポリエチレン樹
脂を採用し、小球状としたが、蓄熱体の外観形状や素材
等を限定するものではない。蓄熱体11相互間に空隙が
できこの空隙内を熱伝動媒体が好ましくは均等に通過で
きればよく、基本的にはどんな素材であっても又どんな
形状であっても構わない。なお、 小球状蓄熱体11の
内部が蓄熱媒体12で満たされているとか、例えば窒素
ガスやアルゴンガスのごとき酸素を含まないガス体で置
換されていると、該小球状蓄熱体11の内部に封入され
た蓄熱媒体12の劣化を防止でき、好ましい。
槽一杯に密に収容されている。この小球状蓄熱体11は
図4に示すように、叙上の蓄熱媒体12を小球状の殻体
13内に充填したものであり、その大きさは、直径が2
0mm〜250mm、好適には50〜85mm程度であ
る。但し、本実施例の小球状蓄熱体は、軽量性、加工
性、経済性、耐圧性の観点から、高密度ポリエチレン樹
脂を採用し、小球状としたが、蓄熱体の外観形状や素材
等を限定するものではない。蓄熱体11相互間に空隙が
できこの空隙内を熱伝動媒体が好ましくは均等に通過で
きればよく、基本的にはどんな素材であっても又どんな
形状であっても構わない。なお、 小球状蓄熱体11の
内部が蓄熱媒体12で満たされているとか、例えば窒素
ガスやアルゴンガスのごとき酸素を含まないガス体で置
換されていると、該小球状蓄熱体11の内部に封入され
た蓄熱媒体12の劣化を防止でき、好ましい。
【0051】前記胴体底蓋4の中央部には、仕切り室1
0に一端が連通するドレン管15と、ドレン管15を常
時閉じるための開閉弁17と、これらの周りに装着され
た保温材18とを含み構成されたドレン抜き手段16が
設けられている。このドレン抜き手段16を介して小球
状蓄熱体11相互間の空隙内に貯留する例えばブライン
のごとき熱伝達媒体14を取出できるが、槽内部に収容
された小球状蓄熱体11を通過させることはできないよ
うになっている。また、胴体2には、小球状蓄熱体11
を出し入れするためのマンホール19が設けられてい
る。
0に一端が連通するドレン管15と、ドレン管15を常
時閉じるための開閉弁17と、これらの周りに装着され
た保温材18とを含み構成されたドレン抜き手段16が
設けられている。このドレン抜き手段16を介して小球
状蓄熱体11相互間の空隙内に貯留する例えばブライン
のごとき熱伝達媒体14を取出できるが、槽内部に収容
された小球状蓄熱体11を通過させることはできないよ
うになっている。また、胴体2には、小球状蓄熱体11
を出し入れするためのマンホール19が設けられてい
る。
【0052】つぎに、この実施例の蓄熱槽の動作につい
て説明する。説明の便宜上、この蓄熱槽には、小球状蓄
熱体11に実施例No.14の蓄熱媒体12が封入され
ており、これを冷暖房兼用可能な装置に適用した場合を
例にとって説明する。
て説明する。説明の便宜上、この蓄熱槽には、小球状蓄
熱体11に実施例No.14の蓄熱媒体12が封入され
ており、これを冷暖房兼用可能な装置に適用した場合を
例にとって説明する。
【0053】まず、槽内における熱伝達媒体14の流れ
を説明すると、熱伝達媒体14は、いずれか一方の流入
口5又は6からまずポンプ圧によって仕切り室10内へ
入り、仕切り室の壁面に沿って拡散し、その後流れ拡散
部材7又は8の各流口9から槽内部へ流入し、密に詰ま
った小球状蓄熱体11間の間隙を通り、小球状蓄熱体内
の蓄熱媒体12との熱交換が実施され、ついで、他方の
流入口6又は5から流出して、槽内を出ていく。
を説明すると、熱伝達媒体14は、いずれか一方の流入
口5又は6からまずポンプ圧によって仕切り室10内へ
入り、仕切り室の壁面に沿って拡散し、その後流れ拡散
部材7又は8の各流口9から槽内部へ流入し、密に詰ま
った小球状蓄熱体11間の間隙を通り、小球状蓄熱体内
の蓄熱媒体12との熱交換が実施され、ついで、他方の
流入口6又は5から流出して、槽内を出ていく。
【0054】この過程において、冷暖房装置を冷房運転
している時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源
機と、この蓄熱槽の間に、熱伝達媒体14が循環し、槽
内部に充填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体
12を5℃の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12
に冷熱が蓄積される。次に、放熱モードにおいて、図示
しない冷房機と蓄熱槽の間に熱伝達媒体14が循環し、
槽内部に充填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒
体12を固状にせしめ、先に蓄熱した各小球状蓄熱体1
1内の蓄熱媒体12から熱伝達媒体14に冷熱が放熱さ
れる。
している時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源
機と、この蓄熱槽の間に、熱伝達媒体14が循環し、槽
内部に充填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体
12を5℃の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12
に冷熱が蓄積される。次に、放熱モードにおいて、図示
しない冷房機と蓄熱槽の間に熱伝達媒体14が循環し、
槽内部に充填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒
体12を固状にせしめ、先に蓄熱した各小球状蓄熱体1
1内の蓄熱媒体12から熱伝達媒体14に冷熱が放熱さ
れる。
【0055】続いて、冷暖房装置を暖房運転に切れ換え
た時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源機とこ
の蓄熱槽の間に熱伝達媒体14’が循環し、槽内部に充
填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体12を6
0℃の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に温熱
が蓄積される。次に、放熱モードにおいて、図示しない
暖房機と蓄熱槽の間に熱伝達媒体が循環し、槽内部に充
填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体12を固
状にせしめ、先に蓄熱した各小球状蓄熱体11内の蓄熱
媒体12から熱伝達媒体14’に温熱が放熱されるもの
である。
た時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源機とこ
の蓄熱槽の間に熱伝達媒体14’が循環し、槽内部に充
填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体12を6
0℃の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に温熱
が蓄積される。次に、放熱モードにおいて、図示しない
暖房機と蓄熱槽の間に熱伝達媒体が循環し、槽内部に充
填されている各小球状蓄熱体11内の蓄熱媒体12を固
状にせしめ、先に蓄熱した各小球状蓄熱体11内の蓄熱
媒体12から熱伝達媒体14’に温熱が放熱されるもの
である。
【0056】ところで、上記蓄熱槽の内部構造等を制限
するものではなく、例えば熱伝達媒体14を均等に拡散
すべく、前記流れ拡散部材7に代えて、所謂キャップ型
の拡散器を装着してもよく、所謂リングヘッダー型の拡
散器を装着してもよく、又は皿型の拡散器を装着しても
よい等、様々な設計変更が可能である。
するものではなく、例えば熱伝達媒体14を均等に拡散
すべく、前記流れ拡散部材7に代えて、所謂キャップ型
の拡散器を装着してもよく、所謂リングヘッダー型の拡
散器を装着してもよく、又は皿型の拡散器を装着しても
よい等、様々な設計変更が可能である。
【0057】第一実施例の蓄熱槽によれば、蓄熱槽本体
1内に2箇所の異なった融解/凝固温度(X℃、Y℃)
をもつ蓄熱媒体12を封入した小球状蓄熱体が収容され
ているので、この槽本体1内に熱伝達媒体14を通過さ
せると、その時の熱伝達媒体の温度に対応する融解/凝
固温度(X℃)で、小球状蓄熱体中の蓄熱媒体12が融
解又は凝固し、潜熱蓄熱し又は放熱する。更に、伝熱媒
体の温度が変化した場合又は変化させた場合には、その
時の熱伝達媒体14の温度に対応する融解/凝固温度
(Y℃)で、小球状蓄熱体中の蓄熱媒体12が潜熱蓄熱
し又は放熱する。すなわち、蓄熱媒体の自由度がある。
1内に2箇所の異なった融解/凝固温度(X℃、Y℃)
をもつ蓄熱媒体12を封入した小球状蓄熱体が収容され
ているので、この槽本体1内に熱伝達媒体14を通過さ
せると、その時の熱伝達媒体の温度に対応する融解/凝
固温度(X℃)で、小球状蓄熱体中の蓄熱媒体12が融
解又は凝固し、潜熱蓄熱し又は放熱する。更に、伝熱媒
体の温度が変化した場合又は変化させた場合には、その
時の熱伝達媒体14の温度に対応する融解/凝固温度
(Y℃)で、小球状蓄熱体中の蓄熱媒体12が潜熱蓄熱
し又は放熱する。すなわち、蓄熱媒体の自由度がある。
【0058】このことは逆に、この蓄熱槽をもつ、蓄熱
装置の潜熱/放熱動作温度を2種類以上とすることがで
きるから、而も各種間の動作温度差を、中に入れる蓄熱
媒体を選択することにより大小様々にすることができる
から、熱使用機器及び装置の使用条件、特に使用する熱
の温度条件が多種多様であっても、熱使用機器側の望む
温度範囲内で、潜熱蓄熱装置側の蓄/放熱動作温度を設
定できると共に、蓄熱媒体の選択により、槽全体の蓄/
放熱容量を可変にできるから、その温度における所要の
蓄/放熱量を設定し易く、利用システムの設計製作の自
由度が格段と向上する。
装置の潜熱/放熱動作温度を2種類以上とすることがで
きるから、而も各種間の動作温度差を、中に入れる蓄熱
媒体を選択することにより大小様々にすることができる
から、熱使用機器及び装置の使用条件、特に使用する熱
の温度条件が多種多様であっても、熱使用機器側の望む
温度範囲内で、潜熱蓄熱装置側の蓄/放熱動作温度を設
定できると共に、蓄熱媒体の選択により、槽全体の蓄/
放熱容量を可変にできるから、その温度における所要の
蓄/放熱量を設定し易く、利用システムの設計製作の自
由度が格段と向上する。
【0059】更に又、本発明の蓄熱槽に使用された蓄冷
蓄熱媒体は、上述のごとく、水より大きな顕熱に基づく
効果と潜熱の蓄冷蓄熱効果が相乗的に機能するので、そ
の蓄冷蓄熱能は極めて高い。
蓄熱媒体は、上述のごとく、水より大きな顕熱に基づく
効果と潜熱の蓄冷蓄熱効果が相乗的に機能するので、そ
の蓄冷蓄熱能は極めて高い。
【0060】特に、上述した実開昭63−36867号
公報に記載の冷暖房兼用可能な装置に適用可能な蓄熱槽
のごとく、1つの槽本体内に、溶融/凝固温度が相互に
異なっている蓄熱媒体が各々封入された2種類の小球状
の蓄熱体が互いに混じり合った状態に収容されているも
のや、1つの槽本体内に、溶融/凝固温度が相互に異な
る蓄熱媒体が各々封入された2種類の小球状の蓄熱体
が、互いに混じり合わない層状にまとまって、しかも各
層互いに隣接して収容されているものと同様、それ以外
に複雑な配管や切換バルブ等を配したものではないの
で、さらに占有スペースを小さくすることができ、設置
上の制約もなく、且つコスト的にも安価に製造できると
いう格別顕著な作用効果が得られる。
公報に記載の冷暖房兼用可能な装置に適用可能な蓄熱槽
のごとく、1つの槽本体内に、溶融/凝固温度が相互に
異なっている蓄熱媒体が各々封入された2種類の小球状
の蓄熱体が互いに混じり合った状態に収容されているも
のや、1つの槽本体内に、溶融/凝固温度が相互に異な
る蓄熱媒体が各々封入された2種類の小球状の蓄熱体
が、互いに混じり合わない層状にまとまって、しかも各
層互いに隣接して収容されているものと同様、それ以外
に複雑な配管や切換バルブ等を配したものではないの
で、さらに占有スペースを小さくすることができ、設置
上の制約もなく、且つコスト的にも安価に製造できると
いう格別顕著な作用効果が得られる。
【0061】つぎに、本発明の第二、第三実施例の蓄熱
槽を説明する。図5に要部断面を含む側面図で示す第二
実施例の蓄熱槽は、蓄熱槽本体21a内に、管22aを
通し、その周りに前記蓄熱媒体12を詰めた、所謂シェ
ルアンドチューブ型と呼ばれる蓄熱槽であり、図6に要
部断面を含む側面図で示す第三実施例の蓄熱槽は、蓄熱
槽本体21b内に、管22bを通し、その周りに前記蓄
熱媒体12を詰めた、所謂スパイラルコイル型と呼ばれ
る蓄熱槽である。
槽を説明する。図5に要部断面を含む側面図で示す第二
実施例の蓄熱槽は、蓄熱槽本体21a内に、管22aを
通し、その周りに前記蓄熱媒体12を詰めた、所謂シェ
ルアンドチューブ型と呼ばれる蓄熱槽であり、図6に要
部断面を含む側面図で示す第三実施例の蓄熱槽は、蓄熱
槽本体21b内に、管22bを通し、その周りに前記蓄
熱媒体12を詰めた、所謂スパイラルコイル型と呼ばれ
る蓄熱槽である。
【0062】すなわち、第二、第三実施例の各蓄熱槽
は、蓄熱槽本体21a、21b内に通した管22a、2
2bの周りに、前記蓄熱媒体12が詰めてある点を除
き、従来のものと実質的に同一構造を有するものである
から、第二、三実施例の各蓄熱槽の構造についてはその
詳細を説明しない。
は、蓄熱槽本体21a、21b内に通した管22a、2
2bの周りに、前記蓄熱媒体12が詰めてある点を除
き、従来のものと実質的に同一構造を有するものである
から、第二、三実施例の各蓄熱槽の構造についてはその
詳細を説明しない。
【0063】ついで、第二、第三実施例の各蓄熱槽の動
作について説明する。ところで、第二実施例の蓄熱槽と
第三実施例の蓄熱槽とは、蓄熱槽本体内に備えられた管
の全体形状が相違する点を除き、実質的に同一の機構に
よって蓄熱するものであるから、第二実施例の蓄熱槽の
動作の説明をもって第三実施例の蓄熱槽の動作を説明し
たこととする。なお、説明の便宜上、蓄熱槽本体内に通
した管の周りに、実施例No.14の蓄熱媒体12が詰
められており、これを冷暖房兼用可能な装置に適用した
場合を例にとって説明する。
作について説明する。ところで、第二実施例の蓄熱槽と
第三実施例の蓄熱槽とは、蓄熱槽本体内に備えられた管
の全体形状が相違する点を除き、実質的に同一の機構に
よって蓄熱するものであるから、第二実施例の蓄熱槽の
動作の説明をもって第三実施例の蓄熱槽の動作を説明し
たこととする。なお、説明の便宜上、蓄熱槽本体内に通
した管の周りに、実施例No.14の蓄熱媒体12が詰
められており、これを冷暖房兼用可能な装置に適用した
場合を例にとって説明する。
【0064】まず、槽内における熱伝達媒体14の流れ
を説明すると、熱伝達媒体14は、前記管のいずれか一
方の流入口からポンプ圧によって入り、他方の流入口6
又は5から流出して、槽内を出ていく。
を説明すると、熱伝達媒体14は、前記管のいずれか一
方の流入口からポンプ圧によって入り、他方の流入口6
又は5から流出して、槽内を出ていく。
【0065】この過程において、冷暖房装置を冷房運転
している時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源
機とこの蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体1
4が循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を5℃
の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に冷熱が蓄
積される。次に、放熱モードにおいて、図示しない冷房
機とこの蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体1
4が循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を固状
にせしめ、先に蓄熱した蓄熱媒体12から熱伝達媒体1
4に冷熱が放熱される。
している時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源
機とこの蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体1
4が循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を5℃
の温度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に冷熱が蓄
積される。次に、放熱モードにおいて、図示しない冷房
機とこの蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体1
4が循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を固状
にせしめ、先に蓄熱した蓄熱媒体12から熱伝達媒体1
4に冷熱が放熱される。
【0066】続いて、冷暖房装置を暖房運転に切れ換え
た時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源機とこ
の蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体14が循
環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を60℃の温
度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に温熱が蓄積さ
れる。次に、放熱モードにおいて、図示しない暖房機と
この蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体14が
循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を固状にせ
しめ、先に蓄熱した蓄熱媒体12から熱伝達媒体14に
冷熱が放熱される。
た時には、蓄熱モードにおいて、図示しない熱源機とこ
の蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体14が循
環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を60℃の温
度下で液状にせしめ、この蓄熱媒体12に温熱が蓄積さ
れる。次に、放熱モードにおいて、図示しない暖房機と
この蓄熱槽の内部に備えられた管内を熱伝達媒体14が
循環し、管の周りに詰められた蓄熱媒体12を固状にせ
しめ、先に蓄熱した蓄熱媒体12から熱伝達媒体14に
冷熱が放熱される。
【0067】第二、第三実施例の各蓄熱槽は、前記第一
実施例の蓄熱槽の具有する優れた作用効果を奏すること
は自明であるので、繰り返し説明しない。
実施例の蓄熱槽の具有する優れた作用効果を奏すること
は自明であるので、繰り返し説明しない。
【0068】ところで、上述した第一乃至三実施例の各
蓄熱槽は、いずれも空調用(冷暖房用)装置に適用した
場合を例として説明されているが、当該蓄熱槽の適用装
置等を制限するものではなく、様々な機械・装置等に活
用ができる。
蓄熱槽は、いずれも空調用(冷暖房用)装置に適用した
場合を例として説明されているが、当該蓄熱槽の適用装
置等を制限するものではなく、様々な機械・装置等に活
用ができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明の蓄熱槽
は、単一の槽の中に、2箇所の異なった融解/凝固温度
(X℃、Y℃)をもつ蓄熱媒体を封入した小球状蓄熱体
が収容されているから、2箇所の潜熱蓄熱/放熱の動作
温度を有するので、この潜熱蓄熱装置を適用する熱使用
機器側とのシステム的な合致がし易い。又、層の大きさ
を変えることなく、槽全体の所要の蓄/放熱量を可変に
できる。
は、単一の槽の中に、2箇所の異なった融解/凝固温度
(X℃、Y℃)をもつ蓄熱媒体を封入した小球状蓄熱体
が収容されているから、2箇所の潜熱蓄熱/放熱の動作
温度を有するので、この潜熱蓄熱装置を適用する熱使用
機器側とのシステム的な合致がし易い。又、層の大きさ
を変えることなく、槽全体の所要の蓄/放熱量を可変に
できる。
【0070】更には、この潜熱蓄熱装置の動作温度が特
定一種に限定されることがなく、多様とすることができ
るので、熱使用機器装置側の多様な熱使用条件に合わせ
て、望ましい潜熱利用システムをつくり易い自由度があ
るものである。特に、単一の槽をもって可能にすると共
に複雑な配管を要しないので設置上のスペースも小さ
く、既存の熱使用機器にも組込み易いものである。
定一種に限定されることがなく、多様とすることができ
るので、熱使用機器装置側の多様な熱使用条件に合わせ
て、望ましい潜熱利用システムをつくり易い自由度があ
るものである。特に、単一の槽をもって可能にすると共
に複雑な配管を要しないので設置上のスペースも小さ
く、既存の熱使用機器にも組込み易いものである。
【0071】更に又、本発明の蓄熱槽に使用された蓄冷
蓄熱媒体は、上述のごとく、水より大きな顕熱に基づく
効果と従来品よりも潜熱量が大きいという顕熱の蓄冷蓄
熱効果が相乗的に機能するので、その蓄冷蓄熱能は極め
て高く、しかも、過冷却現象を起こし難い。
蓄熱媒体は、上述のごとく、水より大きな顕熱に基づく
効果と従来品よりも潜熱量が大きいという顕熱の蓄冷蓄
熱効果が相乗的に機能するので、その蓄冷蓄熱能は極め
て高く、しかも、過冷却現象を起こし難い。
【図1】 図1は、予冷した本発明の蓄冷蓄熱媒体組成
物を恒温雰囲気に静置して加温した時の当該蓄冷蓄熱媒
体組成物の経時的温度変化を示すグラフである。
物を恒温雰囲気に静置して加温した時の当該蓄冷蓄熱媒
体組成物の経時的温度変化を示すグラフである。
【図2】 図2は、予加温した本発明の蓄冷蓄熱媒体組
成物を恒温雰囲気に静置して冷却した時の当該蓄冷蓄熱
媒体組成物の経時的温度変化を示すグラフである。
成物を恒温雰囲気に静置して冷却した時の当該蓄冷蓄熱
媒体組成物の経時的温度変化を示すグラフである。
【図3】 図3は、第一実施例の蓄熱槽の要部断面を含
む側面図である。
む側面図である。
【図4】 図4は、図3に示す第一実施例の蓄熱槽の内
部に充填された小球状蓄熱体の断面図であり、内部は窒
素ガスで置換されている。
部に充填された小球状蓄熱体の断面図であり、内部は窒
素ガスで置換されている。
【図5】 図5は、第二実施例の蓄熱槽の要部断面を含
む側面図であり、蓄熱槽本体内に、管(チューブ)を通
し、その周りに蓄熱媒体を詰めた、所謂シェルアンドチ
ューブ型と呼ばれる蓄熱槽である。
む側面図であり、蓄熱槽本体内に、管(チューブ)を通
し、その周りに蓄熱媒体を詰めた、所謂シェルアンドチ
ューブ型と呼ばれる蓄熱槽である。
【図6】 図6は、第三実施例の蓄熱槽の要部断面を含
む側面図であり、蓄熱槽本体内に、管(チューブ)を通
し、その周りに前記蓄熱媒体を詰めた、所謂スパイラル
コイル型と呼ばれる蓄熱槽である。
む側面図であり、蓄熱槽本体内に、管(チューブ)を通
し、その周りに前記蓄熱媒体を詰めた、所謂スパイラル
コイル型と呼ばれる蓄熱槽である。
【図7】 図7は、実開昭63−36867号公報記載
の一蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、槽本体内
に、溶融/凝固温度が相互に異なっている蓄熱媒体が各
々封入された2種類の小球状の蓄熱体52、53が互い
に混じり合った状態に収容されている。
の一蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、槽本体内
に、溶融/凝固温度が相互に異なっている蓄熱媒体が各
々封入された2種類の小球状の蓄熱体52、53が互い
に混じり合った状態に収容されている。
【図8】 図8は、実開昭63−36867号公報記載
の他の一蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、槽本体
内に、溶融/凝固温度が相互に異なっている蓄熱媒体が
各々封入された2種類の小球状の蓄熱体が、互いに混じ
り合わない層状にまとまって、しかも各層互いに隣接し
て収容されている。
の他の一蓄熱槽の要部断面を含む側面図であり、槽本体
内に、溶融/凝固温度が相互に異なっている蓄熱媒体が
各々封入された2種類の小球状の蓄熱体が、互いに混じ
り合わない層状にまとまって、しかも各層互いに隣接し
て収容されている。
1…蓄熱槽本体 2…胴体 3…胴体蓋 4…胴体底蓋 5、6…流入口 7、8…流れ拡散部材 9…流口 10…仕切り室 11…小球状蓄熱体 12…蓄熱媒体 13…殻体 14…熱伝達媒体 15…ドレン管 16…ドレン抜き手段 17…開閉弁 18…保温材 19…マンホール 21a…蓄熱槽本体 21b…蓄熱槽本体 22a…管 22b…管 50…従来の蓄熱槽 51…槽本体 52、53…小球状蓄熱体 60…従来の蓄熱槽 61…槽本体 62、63…小球状蓄熱体管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 英樹 愛知県名古屋市中区栄五丁目8番28号 株 式会社フタバ化学内 (72)発明者 水谷 増美 岐阜県岐阜市長良真生町1丁目3番地の1 ショーワ株式会社内 (72)発明者 水谷 宏 岐阜県岐阜市長良真生町1丁目3番地の1 ショーワ株式会社内 (72)発明者 伊藤 和明 岐阜県岐阜市長良真生町1丁目3番地の1 ショーワ株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 炭素数8から20の高級脂肪酸のアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、及び有機塩からなる群
より選ばれた1種以上を主成分として含有しかつ水を含
む混合物が、蓄熱蓄冷媒体として使用されていることを
特徴とする蓄熱槽。 - 【請求項2】 前記蓄熱蓄冷媒体全体に対する前記高級
脂肪酸塩の含有量が15〜40重量%であることを特徴
とする請求項1記載の蓄熱槽。 - 【請求項3】 前記蓄熱蓄冷媒体は、前記高級脂肪酸塩
の分子種と配合割合とによって実質的に決定される所定
の温度(X℃)以下に冷却されると、液相(状)から固
相(状)に相が変化し、かつ、前記高級脂肪酸塩の分子
種と配合割合とによって実質的に決定される所定の温度
(Y℃)以下に冷却されると、固相(状)から液相
(状)に相が変化することを特徴とする請求項1又は2
記載の蓄熱槽。 - 【請求項4】 前記所定の温度(Y℃)が、0〜15℃
の温度範囲内であることを特徴とする請求項3記載の蓄
熱槽。 - 【請求項5】 前記蓄熱蓄冷媒体が、冷熱の蓄熱媒体で
あるとともに温熱の蓄熱媒体であることを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載の蓄熱槽。 - 【請求項6】 前記蓄熱蓄冷媒体を封入した容器が充填
されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
記載の蓄熱槽。 - 【請求項7】 前記容器内が、酸素を含まないガス体で
置換されていることを特徴とする請求項6記載の蓄熱
槽。 - 【請求項8】 蓄熱槽本体内に、熱源機に連結された管
(パイプ)を通し、その周りに前記蓄熱蓄冷媒体を詰め
てなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の蓄熱槽。 - 【請求項9】 前記蓄熱蓄冷媒体を容器内に封入してな
ることを特徴とする小球状蓄熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08295685A JP3114113B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 蓄熱槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08295685A JP3114113B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 蓄熱槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121038A true JPH10121038A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3114113B2 JP3114113B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17823862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08295685A Expired - Fee Related JP3114113B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 蓄熱槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3114113B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1158036A1 (en) * | 2000-05-24 | 2001-11-28 | Texaco Development Corporation | Carboxylate salts in heat-storage applications |
| JP2003505532A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-12 | テキサコ・デベロップメント・コーポレーション | 伝熱液中の凝固点降下剤および腐食防止剤として用いるためのカルボン酸塩の相乗的組合せ |
| WO2004065515A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | 熱利用材料、及びその応用 |
| JP2005220334A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-08-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 熱利用材料、及びその応用 |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP08295685A patent/JP3114113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003505532A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-12 | テキサコ・デベロップメント・コーポレーション | 伝熱液中の凝固点降下剤および腐食防止剤として用いるためのカルボン酸塩の相乗的組合せ |
| JP4854896B2 (ja) * | 1999-07-16 | 2012-01-18 | テキサコ・デベロップメント・コーポレーション | 伝熱液中の凝固点降下剤および腐食防止剤として用いるためのカルボン酸塩の相乗的組合せ |
| EP1158036A1 (en) * | 2000-05-24 | 2001-11-28 | Texaco Development Corporation | Carboxylate salts in heat-storage applications |
| WO2001090273A3 (en) * | 2000-05-24 | 2002-05-10 | Texaco Development Corp | Carboxylate salts in heat-storage applications |
| KR100873712B1 (ko) | 2000-05-24 | 2008-12-12 | 텍사코 디벨롭먼트 코포레이션 | 열 저장에 응용되는 카르복실산염 |
| WO2004065515A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | 熱利用材料、及びその応用 |
| JP2005220334A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-08-18 | Mitsubishi Chemicals Corp | 熱利用材料、及びその応用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3114113B2 (ja) | 2000-12-04 |
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