JPH10121040A - 新規な光刺激可能な蛍燐光体 - Google Patents
新規な光刺激可能な蛍燐光体Info
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- JPH10121040A JPH10121040A JP9291799A JP29179997A JPH10121040A JP H10121040 A JPH10121040 A JP H10121040A JP 9291799 A JP9291799 A JP 9291799A JP 29179997 A JP29179997 A JP 29179997A JP H10121040 A JPH10121040 A JP H10121040A
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Abstract
を発する貯蔵蛍燐光体を提供すること。 【解決手段】 本発明は式: Ba1-x-y-p-3q-zSrxMy 2+M2p 1+M2q 3+F2-a-bBra
Ib:zEu [式中、M1+はLi、Na、K、RbおよびCsよりな
る群から選択される少なくとも1種のアルカリ金属であ
り、M2+はCa、MgおよびPbよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の金属であり、M3+はAl、Ga、
In、Tl、Sb、Bi、Y、La、Ce、Pr、N
d、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb
およびLuよりなる群から選択される少なくとも1種の
金属であり、0<x<0.30、0<y<0.10、0<
p<0.3、0<q<0.1、0.05<a<0.76、
0.20<b<0.90、a+b<1.00および10 -6
<z<0.2である]に従う光刺激可能な蛍燐光体を提
供する。
Description
光刺激(photostimulation)で蛍光を発生する貯蔵蛍燐光
体(storage phosphor)に関する。
被写体の内部がX線、ガンマ線および高エネルギー素粒
子放射線、例えばベータ線、電子線または中性子放射線
の種類に属する電離放射線としても知られる高エネルギ
ー放射線である透過性放射線により再現される。透過性
放射線から可視光線および/または紫外線への転換のた
めには、蛍燐光体と称する蛍光物質が使用される。
の中を像通りに透過しそしていわゆる増感スクリーン
(X線転換スクリーン)の中で対応する強度の光に転換
させるX線によりX線写真が得られ、そこでは蛍燐光体
が透過したX線を吸収しそしてそれらを可視光線および
/または紫外放射線に転換させ、それに対する写真フィ
ルムの感度はX線の直接衝突に対するものより大きい。
生した光が接触している写真ハロゲン化銀乳剤層フィル
ムを照射し、該フィルムを露光後に現像して内部にX線
像に相当する銀像を形成する。
載されているようにさらに最近では、X線照射でのそれ
らの中間発光(早期発光)の他にX線エネルギーの大部
分を一時的に貯蔵する性質を有する光刺激可能な貯蔵蛍
燐光体を使用するX線記録システムが開発されている。
該エネルギーは光刺激により光刺激で使用される光とは
異なる波長の蛍光の形態で遊離する。該X線記録システ
ムでは、光刺激で発生した光は光電子的に検出されそし
て連続的な電気信号に転換される。
れるそのようなX線像形成システムの基本的な構成部品
は、X線エネルギーパターンを一時的に貯蔵する通常は
板またはパネルの中に該蛍燐光体を粒子形で含有する像
形成センサー、光刺激用の走査レーザービーム、その後
にデジタル時間級数の信号に転換されるアナログ信号を
与える光電子式光検出器、一般的には像をデジタル式に
処理するデジタル像処理器、信号記録器、例えば磁気デ
ィスクまたはテープ、および写真フィルムまたは電子信
号表示装置、例えば陰極線管、の変調露光用の像記録器
である。光刺激可能な蛍光潜像の読み取りにおいて有用
なレーザーの概観は定期刊行の Research Disclosure D
ecember 1989, item 308117 に示されている。
て特に興味あるものは米国特許第4,239,968号で
同定されている特定のフルオロハロゲン化バリウム蛍燐
光体である。
(i)可視光線または赤外線で刺激可能な蛍燐光体に被
写体の中を通過する放射線を吸収させ、(ii)該蛍燐光
体を可視光線および赤外線から選択される刺激線で刺激
して内部に貯蔵された放射エネルギーを蛍光として放出
させる段階を含んでなる放射線像(radiation image)を
記録および再現する方法であって、該蛍燐光体が式: (Ba1-xMx II)FX:yA [式中、MIIはMg、Ca、Sr、ZnおよびCdの1
つもしくはそれ以上であり、XはBr、ClまたはIの
1つもしくはそれ以上であり、AはEu、Tb、Ce、
Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErよりな
る群からの少なくとも1員であり、そしてxは0<x<
0.6の範囲でありそしてyは0<y<0.2の範囲であ
る]により表されるアルカリ土類金属フルオロハロゲン
化物蛍燐光体の群から選択される少なくとも1種の蛍燐
光体であること、並びに該刺激線の波長が500nmよ
り小さくないことを特徴とする方法が特許請求されてい
る。該米国特許では、グラフが刺激線の波長と刺激され
た光の蛍光、すなわち刺激スペクトル、との間の関係を
示しており、それからこの種の蛍燐光体がHe−Neレ
ーザービーム(633nm)の刺激光に対する高い光刺
激感度を有するが500nmより下では劣悪な光刺激可
能性を有することがわかる。刺激される光(蛍光)は3
50〜450nmの波長範囲で刺激され、約390nm
にピークを有する(定期刊行の Radiology, Sept. 198
3, p.834 参照)。
でも言えるように、記録された像の信号−対−雑音比は
できるだけ高くなければならない。
aFBr:Eu2+貯蔵蛍燐光体は一般的な医学ラジオグ
ラフィーに適する30〜120keVの範囲の相対的に
高いX線吸収を有しており、その吸収は例えばLaOB
r:Tm、Gd2O2S:TbおよびYTaO4:Nbの
如きスクリーン/フィルムラジオグラフィーで使用され
る最も即座に発色する蛍燐光体のX線吸収より低い。従
って、LaOBr:Tm、Gd2O2S:TbまたはYT
aO4:Nbスクリーンは同じ厚さを有するBaFB
r:Euスクリーンより多量の照射X線を吸収するであ
ろう。LaOBr:Tm、Gd2O2S:TbまたはYT
aO4:Nbスクリーンを用いて製造される像であるX
線像の、吸収されたX線投与量の平方根に比例する、信
号対雑音比(SNR)は同じ厚さを有するBaFBr:
Euスクリーンを用いて製造される像より雑音が少ない
であろう。より厚いスクリーンを使用する時には、より
多量のX線が吸収されるであろう。しかしながら、より
厚いスクリーンの使用はスクリーン中のより長い距離に
わたる光の拡散をもたらし、像解像度の悪化をもたら
す。この理由のために、米国特許第4,239,968号
に開示されているようにBaFBrスクリーンを使用す
るデジタルラジオグラフィーを用いて製造されるX線像
はスクリーン/フィルムラジオグラフィーを用いて製造
される像より雑音の大きい印象を与える。
るためのさらに適切な方法は蛍燐光体の固有吸収を増加
させることによるものである。BaFBr:Eu貯蔵蛍
燐光体では、これは臭素をヨウ素により部分的に置換す
ることにより達成できる。
燐光体は例えばEP−A 142 734に記載されてお
り、その蛍燐光体の一般式はBaF(Br1-xIx):yE
uであり、そして10 -3<x<1.0である。該特許の
図3には、BaFX:Eu貯蔵蛍燐光体の相対的蛍光が
ヨウ素含有量の関数として示されている。上記開示のそ
の図3から、一般式に従うxは1.0程度の大きさであ
ることができるが、Iによる大部分のBrの置換は刺激
時の発光の比較的少ない蛍光を生ずるためIにより置換
されるBrの部分を好適には50%より高くしてはなら
ないことが明らかである。貯蔵蛍燐光体システムの感度
は貯蔵蛍燐光体蛍光に比例しておりそして高いX線吸収
を除いては高いシステム感度が像雑音減少用に必須であ
るため、貯蔵蛍燐光体の相対的蛍光はできるだけ高くす
べきである。従って、EP−A−142 734に開示
されているような蛍燐光体では、ヨウ素の50%より多
くが蛍燐光体中に含まれている時にはX線の比較的高い
吸収による画質における利点は相対的蛍光の減少により
相殺される。
0nmの光で行われる時には刺激が600nmの光で行
われる時よりも刺激された光が高い強度を有するような
2価のユウロピウム活性化された刺激可能な蛍燐光体が
特許請求されている。該蛍燐光体では臭素の「少量部
分」が塩素および/またはヨウ素により置換されている
と述べられている。少量部分とは50原子%より少ない
ことであると理解すべきである。
mより高い波長を有する光により非常に効果的に刺激さ
れる光刺激可能な蛍燐光体を使用することが有利であ
り、その理由は刺激のために使用できる小さい確実なレ
ーザー(例えば、He−Ne、半導体レーザー、固体レ
ーザーなど)の選択範囲が非常に大きいため刺激可能な
蛍燐光体スクリーンを読み取る(刺激する)装置の寸法
がレーザータイプにより指定されないからである。EP
−A 704 511には、 i.光刺激可能な蛍燐光体を含有する放射像貯蔵パネル
に被写体の中を通過したかまたは被写体から放射された
放射線を吸収させ、 ii.該貯蔵パネルを700〜900nmの範囲内の波長
を有する電磁波である刺激線に露呈して内部に貯蔵され
た放射エネルギーを発光として放出させ、 iii.発生した光を検出する段階を含んでなる放射像記
録および再現方法であって、該光刺激可能な蛍燐光体が
一般式: Ba1-x-y′′-z-rSrxPby′′Cs2rEuzF2-a-b
BraIb′ [式中、0<x<0.30、10 -4<y′′<10-3、
10 -7<z<0.15、0<r<0.05、0.75<a
+b<1.00、0.05<b<0.20である]に相当
することを特徴とする方法が開示されている。
方法により製造されるラジオグラフィーで得られる信号
−対−雑音は依然として改良の余地がある。
り高い速度を与えそして600nmより上の波長で刺激
可能である刺激可能な蛍燐光体に対する要望が依然とし
て存在する。
光刺激された発光と高いX線吸収を兼備しており、その
結果として、X線量雑音の水準減少および蛍光雑音の水
準減少により同時に高い鮮鋭さおよび低い雑音量を有す
る像を形成するラジオグラフィーのための貯蔵蛍燐光体
システムを作成可能にする貯蔵蛍燐光体種を提供するこ
とである。
れた発光と高いX線吸収を兼備しており、そして600
nmより上の波長を有する光で刺激される時に光刺激さ
れた発光の高い強度を示す貯蔵蛍燐光体種を提供するこ
とである。
中で使用することができ、それにより患者に投与される
X線の投与量を低下させことができ且つ診断像の画質を
高めることができる光刺激可能な蛍燐光体を提供するこ
とである。
されている該光刺激可能な蛍燐光体を含有するX線スク
リーンまたはパネルを提供することである。
蛍燐光体を含むパネルにより透過性放射線のパターンを
記録および再現する方法であって、それにより600n
mより上の波長を有する光を用いる光刺激で非常に高い
信号−対−雑音比を有する像を形成する方法を提供する
ことである。
から明らかになるであろう。
Ib:zEu [式中、M1+はLi、Na、K、RbおよびCsよりな
る群から選択される少なくとも1種のアルカリ金属であ
り、M2+はCa、MgおよびPbよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の2価の金属であり、M3+はAl、
Ga、In、Tl、Sb、Bi、Yまたは3価のランタ
ニド、例えばLa、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuよりなる
群から選択される少なくとも1種の3価の金属であり、
0<x<0.30、0<y<0.10、0<p<0.3、
0<q<0.1、0.05<a<0.76、0.20<b<
0.90、a+b<1.00および10 -6<z<0.2で
ある]の範囲内にある光刺激可能な蛍燐光体が提供され
る。
ありそして0.85<a+b<0.96である。
0であり、0.85<a+b<0.96であり、M1+がC
sまたはRbであり、M2+がPbであり、10 -4<y<
10-3であり、10 -4<p<10-1でありそしてq=0
である。
量が臭素およびヨウ素の合計モル量より高い式(I)に
従う光刺激可能な蛍燐光体において、刺激が観察された
後に許容できないほどの蛍光の損失前に臭素がヨウ素に
より90%の量まで置換されていてもよいことが見いだ
された。EP−A 142 734の図3に教示されてい
るように臭素がヨウ素で約50%置換される時には蛍光
が減少しないという事実により、ヨウ素含有量を増加さ
せることによりX線の吸収が線状に増加するため、臭素
をヨウ素によりさらに置換することにより本発明に従う
蛍燐光体のX線吸収を増加させることができる。例え
ば、臭素の40%がヨウ素により置換されている蛍燐光
体の相対的吸収が1であ時には、例えば臭素の80%が
ヨウ素により置換されている蛍燐光体の吸収は1.11
であり、そして本発明の蛍燐光体においては臭素の80
%がヨウ素により置換されている蛍燐光体の蛍光は臭素
の50%が置換されている蛍燐光体のものより20%ほ
ど高い。それ故、臭素の80%がヨウ素により置換され
ている本発明に従う刺激可能な蛍燐光体は臭素の40%
だけがヨウ素により置換されている蛍燐光体の速度より
約30%ほど大きい速度を示すであろう。これは、本発
明に従う刺激可能な蛍燐光体を用いると該蛍燐光体を含
んでなる光刺激可能なパネルの速度を先行技術の蛍燐光
体を用いる場合よりさらに良好に「注文製作」しうるこ
と、すなわち種々の医学用途において必要な信号−対−
雑音比に調節および適合しうることを意味する。
Ib:zEu [式中、M1+はLi、Na、K、RbおよびCsよりな
る群から選択される少なくとも1種のアルカリ金属であ
り、M2+はCa、MgおよびPbよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の2価の金属であり、M3+はAl、
Ga、In、Tl、Sb、Bi、Yまたは3価のランタ
ニド、例えばLa、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、T
b、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuよりなる
群から選択される少なくとも1種の3価の金属であり、
0<x<0.30、0<y<0.10、0<p<0.3、
0<q<0.1、0.05<a<0.76、0.20<b<
0.90、a+b<1.00および10 -6<z<0.2で
ある]に従う光刺激可能な蛍燐光体を包含する。
り置換する有利な効果は式(I)において0.06<x
<0.20および0.85<a+b<0.96である時に
さらに顕著であった。
の医学用途の要求に対する光刺激可能なパネル中での自
由度の観点から非常に有用な蛍燐光体は、0.06<x
<0.20であり、0.85<a+b<0.96であり、
M1+がCsまたはRbであり、M2+がPbであり、10
-4<y<10-3であり、10 -4<p<10-1でありそし
てq=0である式(I)に相当する。
体は0.06<x<0.20であり、0.85<a+b<
0.96であり、0.3<b<0.8であり、M1+がCs
またはRbであり、M2+がPbであり、10 -4<y<1
0-3であり、10 -4<p<10-1でありそしてq=0で
ある式(I)に相当する。
ずれかの方法に従い、蛍燐光体中に導入しようとする蛍
燐光体前駆体から出発して、製造することができる。こ
れらの蛍燐光体前駆体を適当な化学量論的割合で混合し
そして次に特定の期間にわたり加熱する。冷却後に、蛍
燐光体の焼結した塊を微細な蛍燐光体粒子に粉砕する。
粉砕操作は適当な平均粒子寸法および寸法分布を有する
蛍燐光体粉末が得られるまで続ける。場合により、粉砕
した蛍燐光体粉末を特定の粒子寸法分布を有する別個の
部分に分類することもできる。蛍燐光体の製造中に、い
ずれかの既知の融剤材料を反応混合物に加えることもで
きる。本発明に従う材料の製造における使用に有用な融
剤材料は、例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金
属のハロゲン化物、メタ珪酸塩である。原料混合物中に
すでに存在するアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
ハロゲン化物を含んでなる融剤が最も好ましい。本発明
に従う刺激可能な蛍燐光体の製造のために非常に有用で
あり且つ好適な方法は、ここに引用することにより本発
明の内容となる Research Disclosure Volume 358,Febr
uary 1994 p 93 item 35841 に見られる。
ための他の有用な方法は米国特許第5,154,360号
に見られる。
の既知の方法は(i)蛍燐光体前駆体材料を混合して
「原料混合物(“raw mix")」を製造し、(ii)該「原料
混合物」を粉砕して表面積を増加させ、(iii)該粉砕
した「原料混合物」を高温において1つもしくは複数の
段階で燃焼して前駆体を反応させそして焼結した塊とし
て存在する蛍燐光体を製造し、(iv)この蛍燐光体の焼
結した塊を乳鉢ミル中で崩壊し、(v)この蛍燐光体の
崩壊した塊を粉砕して微細な蛍燐光体粒子を製造しそし
てこの微細な蛍燐光体粒子を空気分級機の中で分級する
段階を含んでなる。
燐光体粒子は好適には分級される。この分級により、蛍
燐光体粒子の寸法分布が多くとも約20重量%の、好適
には多くとも10重量%の、1μmより小さい直径を有
する粒子を含んでなることが確実になる。小さい蛍燐光
体粒子(<1μmの直径を有する蛍燐光体粒子)の不存
在が画質に対して有利な影響を有する。
は、蛍燐光体は結合剤層の中に分散された形態で存在す
ることができ、その層は担持されていてもまたは自己−
担持性であってもよくそしてスクリーンまたはパネルを
形成する。
好適には1種もしくは複数のフィルム生成性有機重合
体、例えば酢酸酪酸セルロース、ポリ(メタ)アクリル
酸アルキル類、例えばポリメタクリル酸メチル、例えば
米国特許第3,043,710号に記載されているような
ポリビニル−n−ブチラール、コポリ(酢酸ビニル/塩
化ビニル)およびコポリ(アクリロニトリル/ブタジエ
ン/スチレン)またはコポリ(塩化ビニル/酢酸ビニル
/ビニルアルコール)或いはそれらの混合物、の中に混
入する。
剤を使用することが最も好ましい。蛍燐光体対結合剤の
重量比は好適には80:20〜99:1である。蛍燐光
体対結合媒体の容量比は好適には85/15である。
はそれ以上の飽和ゴムブロックを有する水素化されたス
チレン−ジエンブロック共重合体、例えばWO 94/
00531に開示されているようなゴム状および/また
はエラストマー状重合体、からなっている。本発明に従
う蛍燐光体スクリーン中でのブロック−共重合体状結合
剤として使用される特に適する熱可塑性ゴムはKRAT
ON−Gゴムであり、KRATONはシェル(SHEL
L)からの商標名である。
mg/cm2の、最も好適には20〜175mg/cm2
の間の範囲である。
体は好適にはそれを疎水性または疎水性になる基質と化
学的または物理的に接着させることにより水分の影響に
対して保護する。
ート上に担持された層として使用される。適する担体材
料はフィルム生成性有機樹脂、例えばポリエチレンテレ
フタレートから製造されるが、場合により例えばアルフ
ァ−オレフィン系樹脂の如き樹脂層でコーテイングされ
ていてもよい紙担体およびボール紙担体も特に有用であ
る。ガラス担体および金属担体も挙げられる。蛍燐光体
層の厚さは好適には0.05mm〜0.5mmの範囲であ
る。
本発明に従う蛍燐光体を結合剤と組み合わせて使用する
時には、蛍燐光体粒子を結合剤の溶液中に良く分散させ
そして次に担体上にコーテイングしそして乾燥する。こ
の蛍燐光体結合剤層のコーテイングはいずれかの一般的
な技術に従い、例えば噴霧、浸漬−コーテイングまたは
ドクターブレードコーテイングにより、行うことができ
る。コーテイング後に、コーテイング混合物の1種もし
くは複数の溶媒を蒸発により、例えば熱い(60℃)空
気流中での乾燥により除去する。
して蛍燐光体−結合剤組み合わせの脱気を行うこともで
きる。保護コーテイングの場合による適用の前に、蛍燐
光体−結合剤層をカレンダー処理して充填密度(すなわ
ち1cm3の乾燥コーテイング当たりの蛍燐光体のグラ
ム数)を改良してもよい。
層とその担体との間に付与して光刺激により発生する光
の出力を増加させてもよい。そのような光−反射層は結
合剤中に分散させた白色顔料粒子、例えば二酸化チタン
粒子を含有していてもよく、またはそれが蒸着金属層、
例えばアルミニウム層からなっていてもよく、または例
えば米国特許第4,380,702号に記載されているよ
うにそれは刺激放射線を吸収するが発生した光を反射す
る着色顔料層であってもよい。
に発生した光を吸収する層、すなわちカーボンブラック
を含有する層を付与することまたは着色担体、例えば灰
色もしくは黒色フィルム担体を使用することができる。
700〜900nmの間の波長範囲内で発光するレーザ
ーまたは発光ダイオード(例えばHe−Neレーザー、
クリプトンレーザー、ダイオードレーザー、GaAlA
s−レーザー、染料レーザーなど)を使用することがで
きる。
により説明するが、それらは本発明を限定するものでは
ない。
された。
た割合で原料混合物を製造するための蛍燐光体前駆体を
PE容器の中で集め、そして混合物をジャーローリング
ミル上で15分間にわたり均質化した。次に、粉末混合
物を回転式ブレードミキサー(ヘンシェル−ドイツ)上
で15分間にわたり均質化しそしてAr雰囲気下で2,
000rpmにおいて5分間粉砕した。各々が130g
の混合物を含有する3個のるつぼを石英管の中に入れ
た。石英管を気体出口側で水による空気止めが付いた縁
で密封した。
れ、そして温度を3時間にわたる燃焼中にこの温度に一
定に保った。燃焼中に、管に1.5リットル/分の速度
でArを流した。
した。
を管から取り出した。
たり1.5リットル/分の99.8%N2/0.2%H2気
体流速下で行った。
壊した。
目のところに示されている。
光体のBa、Sr、Ca、Cs、PbおよびEu含有量
は測定されず、そしてそれらのカチオン比は原料混合物
中のものに等しいと仮定された。
用する時には、蒸発しないカチオンより過剰に存在する
ハロゲン化物は燃焼中に部分的に蒸発する。
ン−クロマトグラフィーにより測定した。
定した。
1ppmNaF標準を製造した。
品質)を重量測定しそして250mlメスフラスコの中
に移した。NaFを二重蒸留水の中に溶解させそして水
を加えて250mlの合計量とした。溶液を最初に二重
蒸留水で10倍に希釈しそして次にさらに100倍に希
釈した。5種の1ppmNaF標準を注入しそしてピー
ク高さを測定した。平均ピーク高さは任意単位値で38
5,068でありそして標準偏差は914.299であっ
た。これが0.00237の変動性係数(平均値により
割算された標準偏差)を与えた。
ために、50mgの各々のサンプルを試験管の中に移し
そして1mlの分析的に純粋なHCl(1N)を加え、
その後に約10mlの二重蒸留水を加えた。管を次に密
封しそして沸騰している水浴の中で5〜10分間にわた
り加熱した。管を次に氷の中で冷却しそして1mlのN
aOH(1N)を注入した。溶液を次に50mlメスフ
ラスコの中に注ぎそして溶液を二重蒸留水で50mlと
した。最後に、溶液を溶離剤で50倍に希釈しそしてイ
オン−クロマトグラフの中に注入した。
理論的には21.7%Fを含有する純粋なBaF2標準に
適用することにより、試験した。希釈因数は50の代わ
りに100であった。純粋なBaF2標準に対して測定
された平均百分率Fは21.73であり、0.115の標
準偏差であった。これが0.0053の変動性係数(平
均値により割算された標準偏差)を与えた。
定を標準蛍燐光体に関して5倍で行うことにより、測定
した。標準蛍燐光体に関して測定した平均値百分率Fは
8.14であり、0.288の標準偏差であった。これが
0.0354の変動性係数(標準変動性を平均値により
割算したもの)を与えた。
ら測定した。
工程の精度を測定するために、5種の5ppmNaBr
標準を以下の通りにして製造した。
析品質)を重量測定しそして250mlメスフラスコの
中に移した。NaBrを二重蒸留水の中に溶解させそし
て水を加えて250mlの合計量とした。1000pp
m溶液を最初に二重蒸留水で200倍に希釈しそして次
にイオン−クロマトグラフに注入した。ピーク高さを測
定した。平均ピーク高さは任意単位値で200,709
でありそして標準偏差は669.106であった。これ
が0.00333の変動性係数(平均値により割算され
た標準偏差)を与えた。
定を標準蛍燐光体に関して5倍で行うことにより、測定
した。標準蛍燐光体に関して測定した平均値百分率Br
は32.076であり、0.180の標準偏差であった。
これが0.0056の変動性係数(平均値により割算さ
れた標準偏差)を与えた。
定した。
で貯蔵された光刺激可能な合計エネルギー X線励起前に、蛍燐光体スクリーン中に依然として存在
する残存エネルギーを500Wのハロゲンランプでの照
射により除去する。蛍燐光体スクリーンを次に85kV
pおよび20mAで操作するX線源で励起する。この目
的のために、シーメンスAG−WドイツのNANOPH
OS X線源を使用した。低エネルギーX線を21mm
厚さのアルミニウム板を用いて濾過してX線スペクトル
を強めた。X線励起後に、蛍燐光体を暗所で測定装置に
移した。この装置中で、レーザー光線を使用してX線照
射された蛍燐光体スクリーンを光刺激する。この測定で
使用したレーザーはHe−Neレーザー(スペクトラ・
フィジックス)である。このレーザーを用いると12m
Wの光学的な力を632nmで利用できる。
ー、ビーム−拡張器およびフィルターを含んでなる。光
電子増倍管(Hamamatsu R 1398)が光刺
激により発生した光を集めそして対応する電流を与え
る。測定工程はHP 6944マルチプログラマーに連
結されたヒューレット・パッカード・ベーシック・コン
トローラー382により調節される。電流対電圧変換器
を用いる増幅後に、TEKTRONIX TDS420
デジタル・オシロスコープが得られた光電流を可視化さ
せる。電子シャッターが開いている時にはレーザー光線
が蛍燐光体スクリーンを刺激し始めそしてデジタル・オ
シロスコープを始動させる。スクリーンと接触して置か
れている隔膜を使用して、7mm2によってのみ発生し
た光を集める。レーザー力(6mW)の半分だけがスク
リーンに到達する。この方法で刺激光線の強度はより均
一となる。
の強度および貯蔵された光刺激可能なエネルギーと線状
である。信号は力の法則につれて減少する。信号曲線が
入る時にオシロスコープが第二の時間を始動させて、一
定であり且つ入力に依存しないエラーの成分として定義
されている相殺分を測定する。この相殺分を引いた後
に、信号が最大値の1/eに達する点を計算する。曲線
より下の合計を次に開始時からこの1/e点までにわた
り計算する。関数はf(t)=A.e-t/τ[式中、Aは振
幅であり、τは時間定数であり、tは刺激時間であり、
そしてeは自然対数の基本値である]により数学的に記
載される。
るτ=tの時に1/e点に到達する。この結果を得るた
めには、コンピューターがこの合計をシステムの感度と
掛算する。光増幅器および増幅器の感度は従って光増幅
器の陽極−陰極電圧の関数として測定すべきであり、そ
して蛍燐光体の発色スペクトルおよび分離フィルターの
透過スペクトルの渦巻き状態を計算すべきである。発光
は全ての方向に拡散するため、発生した光の一部だけが
光増幅器により検出される。パネルおよび光増幅器の位
置は合計発光の10%が光増幅器により検出されるよう
なものである。全てのこれらの補正が行われた後に、転
換効率値(C.E.)がpJ/mm3/mRで得られる。
この値はスクリーンの厚さにつれて変動し、従って測定
を比較可能にするためにはそれらを一定の蛍燐光体被覆
率で行わなければならない。
ネルギーの63%を刺激するのに必要なエネルギーであ
ると定義されそしてμJ/mm2で表示される。
用に関する蛍燐光体の感度を記載する値である示性数
(F.O.M.)が計算された。F.O.M.=1000×
C.E./S.E.。
して「光電気およびコンプトン吸収係数」、(μ/ρ)
aとして計算した。計算の基礎として、"Storm,E., H.J.
Israel: "Photon Cross Sections from 0.001 - 100 M
eV for Elements 1 -100", Report LA3753 - Los Alamo
s Scientific Laboratory of the University of Calif
ornia, Nov. 1967" を使用した。BaFBrが対照とし
て選択されそして吸収がBa0.90Sr0.10F1.10Br
0.90-xIxに関して計算された。
にはヨウ素含有量の関数としての相対的吸収が示されて
いる。
てその組成を測定Aに従い測定した。
1.10Br0.90 (RP) に相当した。
以外は基準蛍燐光体に関して以上で記載された7種の原
料混合物を製造した。NH4Brを下記の割合でBaI2
により置換した:0.5モルのBaI2で1モルのNH4
Brを置換した。同時にBaF2の量もBa/Sr比が
7種全ての原料混合物に関して同じになるように減少さ
せた。
7)に関する原料混合物中に存在するBaI2の量は表
2に示されている。
プルが得られ、そしてそれらの組成を測定Aに従い測定
した。
ン中に溶解させたアセト酪酸セルロースを含有する結合
剤溶液の中に分散させた。得られた分散液をポリエチレ
ンテレフタレートの100μm厚さの透明シート上にコ
ーテイングして約1,000g/m2の乾燥コーテイング
厚さを与えた。
光体(IP1〜IP7)に関する転換係数(C.E.)お
よび刺激エネルギー(S.E.)を刺激下で632nmで
発光するHe−Neレーザーを用いて測定した(測定
B)。C.E.およびS.E.の値から、実際的な使用に関
する蛍燐光体の感度を記載する値である示性数(F.O.
M.)が計算された。F.O.M.=1000×C.E./
S.E.。
示されている。相対的な値は図2にもヨウ素含有量の関
数として表示されている。
おりである。
Ib:zEu [式中、M1+はLi、Na、K、RbおよびCsよりな
る群から選択される少なくとも1種のアルカリ金属であ
り、M2+はCa、MgおよびPbよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の2価の金属であり、M3+はAl、
Ga、In、Tl、Sb、Bi、Y、La、Ce、P
r、Nd、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、YbおよびLuよりなる群から選択される少なくと
も1種の3価の金属であり、0<x<0.30、0<y
<0.10、0<p<0.3、0<q<0.1、0.05<
a<0.76、0.20<b<0.90、a+b<1.00
および10 -6<z<0.2である]に従う光刺激可能な
蛍燐光体。
3および0.85<a+b<0.96である上記1の光刺
激可能な蛍燐光体。
Pbであり、10 -5<y<10-3であり、10 -4<p<
10-1でありそしてq=0である上記1または2の光刺
激可能な蛍燐光体。
3のいずれかの光刺激可能な蛍燐光体。
なる光刺激可能なスクリーンまたはパネル。
放射像貯蔵パネルに被写体中を通過したかまたは被写体
から放射された放射線を吸収させ、 ii.該貯蔵パネルを600−900nmの範囲内の波長
を有する電磁波である刺激線に露呈して内部に貯蔵され
た放射エネルギーを発光として放出させ、 iii.この発光を検出する段階を含んでなる放射像記録
および再現方法であって、該光刺激可能な蛍燐光体が上
記1〜4のいずれかに相当することを特徴とする方法。
化バリウム蛍燐光体の相対的X線吸収を示すグラフであ
る。
オロハロゲン化バリウム蛍燐光体の相対的F.O.M.
(示性数)を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 式(I): Ba1-x-y-p-3q-zSrxMy 2+M2p 1+M2q 3+F2-a-bBra
Ib:zEu [式中、M1+はLi、Na、K、RbおよびCsよりな
る群から選択される少なくとも1種のアルカリ金属であ
り、M2+はCa、MgおよびPbよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の2価の金属であり、M3+はAl、
Ga、In、Tl、Sb、Bi、Y、La、Ce、P
r、Nd、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、YbおよびLuよりなる群から選択される少なくと
も1種の3価の金属であり、0<x<0.30、0<y
<0.10、0<p<0.3、0<q<0.1、0.05<
a<0.76、0.20<b<0.90、a+b<1.00
および10 -6<z<0.2である]に従う光刺激可能な
蛍燐光体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の蛍燐光体を含んでなる
光刺激可能なスクリーンまたはパネル。 - 【請求項3】 i.光刺激可能な蛍燐光体を含有する放
射像貯蔵パネルに被写体中を通過したかまたは被写体か
ら放射された放射線を吸収させ、 ii.該貯蔵パネルを600〜900nmの範囲内の波長
を有する電磁波である刺激線に露呈して内部に貯蔵され
た放射エネルギーを発光として放出させ、 iii.この発光を検出する段階を含んでなる放射像記録
および再現方法であって、該光刺激可能な蛍燐光体が請
求項1に相当するものであることを特徴とする方法。
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