JPH10121094A - 界面活性剤の製造法 - Google Patents

界面活性剤の製造法

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JPH10121094A
JPH10121094A JP8306942A JP30694296A JPH10121094A JP H10121094 A JPH10121094 A JP H10121094A JP 8306942 A JP8306942 A JP 8306942A JP 30694296 A JP30694296 A JP 30694296A JP H10121094 A JPH10121094 A JP H10121094A
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JP
Japan
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surfactant
alcohol extract
extract
garden
balsams
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JP8306942A
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English (en)
Inventor
Shinichi Konuma
信一 小沼
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  • Detergent Compositions (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気防止、柔軟剤、湯垢の付かない、と言
う作用を全部もった、効果の強い界面活性剤を提供す
る。 【解決手段】 鳳仙花アルコール抽出液にはナフトキノ
ン類を主成分として、ケンフェロールという物質とビタ
ミンDの前駆体物質のエルゴステロールが含まれてい
る事はすでに知られている。新たに鳳仙花アルコール抽
出液には、静電気防止作用、生化学的還元作用、酵素的
蛋白分解作用等がある事が見出だされ、この作用を利用
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は静電気防止、柔軟
剤、湯垢の付かない、と言う作用を全部もった界面活性
剤の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の界面活性剤は静電気防止、柔軟
剤、湯垢の付かない等の一つの目的ごとに造られてい
て、これらの作用を全部もって、しかも、効果の強い界
面活性剤は無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】化粧石鹸、シャンプ、
リンス、ボディシャンプを使用すると湯垢が浴室の床、
壁、洗面器、浴槽に付着して汚らしくなる。特にプラス
チックの場合は一度付くとなかなか落ちにくい。洗濯機
に使う洗濯石鹸の場合でも洗濯槽の回りに黒く付いてし
まいなかなか落ちない。これらの汚れを落とす専用の界
面活性剤も売られているが、初めから湯垢を付けない界
面活性剤であれば、一番望ましい。洗濯機で使用する洗
剤は汚れを落とすだけであって、洗濯物の静電気を防止
をする時は静電防止剤を入れ、ソフトにするためには柔
軟剤をすすぎの時に入れると言う面倒があった。また、
柔軟剤を入れるとソフトにはなるが、吸水性がなくな
り、木綿の場合は吸湿性も無くなると言う欠点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、鳳仙花(lmpatience ba
lsamina L.)のアルコール抽出液に着目し
た。鳳仙花アルコール抽出液にはナフトキノン類を主成
分として、ケンフェロールという物質とビタミンD
前駆体物質のエルゴステロールが含まれている事はすで
に知られているが、本発明者により、新たに鳳仙花アル
コール抽出液には、静電気防止作用、生化学的還元作
用、酵素的蛋白分解作用等がある事が見出だされたの
で、この作用を利用できないかと考えた。
【0005】
【発明の実施の形態】まず、本発明で用いる鳳仙花アル
コール抽出液について説明する、鳳仙花は、ツリフネソ
ウ属、つりふねそう科に属する(近縁種、亜種も含む)
一年草であり、全草(種を使っても良い)を使用する。
夏から秋に全草を採取し、そのまま用いたり、日干しに
した後、果実は成熟前に採取して日干しにし、乾燥して
から種子のみを集めておく。成分はナフトキノン類で、
花にはアントシアニン、チアニジン、茎葉にはケンフェ
ロール、クエルセチン等を含み、種子にはパリナリシン
脂肪酸、脂肪油、、エルゴステロールを含むことが知ら
れている。鳳仙花を開花期に採取し、これを2〜5日間
蔭干ししても良い。裁断された全草と花弁は、アルコー
ル度10度以上のアルコール含有水溶液に浸漬する。
【0006】本発明で使用するアルコールは、鳳仙花全
草の有効成分を抽出するためには、10度以上のエチア
ルコール含有水溶液とすることが好適であるが、その他
蒸留酒、醸造酒、混成酒、合成酒、ホワイトリカー(焼
酎)等を用いても良い。尚、用途によって10度以上の
メチルアルコール含有水溶液、イソプロピルアルコール
含有水溶液を利用することもできる。
【0007】その配合比は、ホワイトリカー10重量部
に対して、2〜5重量部が望ましい。2週間ないし半年
間浸漬するが、半月ないし1ヵ月間浸漬するのが好適で
ある。浸漬後、残査をドライメッシュ法などの手段によ
り分離して鳳仙花アルコール抽出液を得る。
【0008】本発明者は、鳳仙花アルコール抽出液につ
いて研究を続けた結果、次の様な作用がある事を見出だ
した。即ち、静電気防止作用、本来油性(疎水性)であ
るはずの物質を、水溶性(親水性)に変化させる性質、
血液の浄化と血管の拡張作用、生化学的還元作用、解毒
作用、殺菌作用、脱塩作用、酵素的蛋白質分解作用であ
る。
【0009】特に、上記の中で、静電気防止、柔軟剤、
湯垢を付けない界面活性剤を造るのに役立つ作用は、静
電気防止作用、本来油性(疎水性)であるはずの物質を
水溶性(親水性)に変化させる性質、生化学的還元作
用、殺菌作用、酵素的蛋白質分解作用である。その結
果、一つの界面活性剤で静電気防止、柔軟剤、湯垢の付
かないと言う3っの効果をもって、しかも、その効果の
強い界面活性剤が完成したのである。
【0010】湯垢(蛋白質)を凝集させて湯垢を取り除
くには、ビタミンCを加えると良いことが判ったので、
美容にも良いビタミンCを多く含む果実を用いる事にし
た。例えば、ビタミンCを多く含む柑橘類を用いれば、
柑橘類の皮の油の作用とビタミンCの作用で肌を美しく
し、潤いを与えるばかりでなく、湯垢(蛋白質)の凝集
にも役立つ。特に、果物のジュースの搾り滓を鳳仙花ア
ルコール抽出液に入れて有効成分を取り出して用いれ
は、産業廃棄物の有効利用にもなり一石二鳥である。湯
垢が凝集するので排水のBODの低下にもつながる。
【0011】以下、この発明の好適な実施形態を説明す
る。
【0012】静電気防止、柔軟剤、湯垢の付かない界面
活性剤を造るには、界面活性剤7重量部に対して鳳仙花
アルコール抽出液1〜5重量部を加え良く撹拌する。こ
こで使用する界面活性剤は洗濯石鹸、化粧石鹸、シャン
プ、リンス、ボデーシャンプ、石油系合成洗剤、薬用石
鹸、愛玩動物用シャンプ、工業用石鹸等であり、どれに
用いても良い。
【0013】果実のビタミンCを入れた界面活性剤を造
るには、果実の3重量部に対して鳳仙花アルコール抽出
液7重量部を加えて2〜3週間置き、その濾液を用い
る。果実・鳳仙花アルコール抽出液の界面活性剤に加え
る量は鳳仙花アルコール抽出液と同様で良い。果実のビ
タミンCの代わりに合成ビタミンCを水に溶かし用いて
も良い。
【0014】実施例1 蜜柑の搾り滓3kgに鳳仙花アルコール抽出液7kg入
れて時々撹拌して2週間放置する。これを濾過して、濾
液を柑橘類・鳳仙花アルコール抽出液とする。
【0015】実施例2 洗濯機の中に木綿の下着、化繊のスカート、化繊のワイ
シャツを入れ、水30kg、洗剤と鳳仙花アルコール抽
出液を20cc加えて、通常の方法で洗濯する。同様に
毛糸のセータを洗濯した。その結果は、木綿の下着はソ
フトになり、吸水性も吸湿性は変わらなかった。化繊の
スカートは静電気が起きず、使用しても足にまつわり付
く事もなかった。化繊のワイシャツも静電気が起きず、
襟や袖の黒く汚れた部分も綺麗に落ちた。毛糸のセータ
はふわりとしてソフトになった。洗濯機の内槽は6か月
間使っても湯垢が付かなかった。この様な結果が得られ
たのは鳳仙花アルコール抽出液中の酵素的蛋白質分解作
用と静電気防止作用によるものである。
【0016】実施例3 ボデーシャンプ200ccの中に実施例1で得られた柑
橘類・鳳仙花アルコール抽出液60ccを加え良く撹拌
する。このボデーシャンプを用いて体を洗った。その結
果は、使用後の体に付いた水の切れが良い。体がすべす
べになる。市販のボデーシャンプでは肘、足の踵の皮膚
が黒ずんでる所を軽石等で擦って綺麗にしていたが、タ
オルで擦っただけで綺麗になった。風呂場の床や溝に湯
垢が付かない。浴槽の中で洗っても湯垢が浴槽の縁に付
かなかった。
【0017】実施例4 シャンプ200ccの中に実施例1で得られた柑橘類・
鳳仙花アルコール抽出液50ccを加え良く撹拌する。
このシャンプを用いて毛髪を洗った。その結果、毛髪の
水切れが良い。乾燥した後も静電気が起きずさらっとし
ている。毛髪に柔軟性があり、自然の光沢も出たのでリ
ンスを使う必要が全く無い。
【0018】実施例5 化粧石鹸の製造時に配合処方に対し、実施例1で取れた
柑橘類・鳳仙花アルコール抽出液30%を加えて造った
石鹸を用いて体を洗った。その結果は、使用後の体に付
いた水の切れが良く、体がすべすべになった。市販の化
粧石鹸では肘や足の踵の皮膚が黒ずんで所は、軽石等で
擦らないとなかなか綺麗にならなかったが、この石鹸で
はタオルで擦っただけで綺麗になった。風呂場の床や溝
に湯垢が付かないし、浴槽の中にも湯垢が付かなかっ
た。
【0019】
【発明の効果】鳳仙花アルコール抽出液には界面活性剤
の効果を高める、静電気防止作用、本来油性(疎水性)
であるはずの物質を、水溶性(親水性)に変化させる性
質、生化学的還元作用、殺菌作用、酵素的蛋白質分解作
用があるので、次の様な効果が得られた。
【0020】1.洗濯に使用した場合、 a)毛、木綿の繊維に吸着されている蛋白質を分解する
ので、柔軟になり、今までの界面活性剤の様に吸水性が
少なくなる事はなかった。しかも、化学繊維も白さが戻
り、襟や袖の黒く汚れた部分も綺麗に落ちた。 b)化学繊維で造られた衣類は季節が乾燥すると静電気
が起きやすいが、静電気防止作用の効果で静電気が起き
ない。 c)洗濯機の内槽は石鹸を使っているので汚れが付かな
いと考えがちであるが、非常に付きやすく、一度付いて
しまうと取れにくいと言う問題があった。しかし、6か
月間使っても汚れが付かなかった。
【0021】2.ボデーシャンプ、化粧石鹸に使用した
場合、 a)使用後の体に付いた水切れが良い。体がずべすべに
なる。市販のボデーシャンプ、化粧石鹸では肘や足の踵
の皮膚が黒ずんだ所は、軽石等で擦らないと綺麗になら
なかったが、このボデーシャンプ、化粧石鹸ではタオル
で擦っただけで綺麗になった。 b)風呂場の床や溝に湯垢が付かない。浴槽の中にも湯
垢が付かなかった。 c)湯垢が凝集するので除去され排水のBODの低下に
もつながった。
【0022】3.シャンプに使用した場合、 a)毛髪の水切れが良い。乾燥した後も静電気が起きず
さらっとしている。 b)毛髪に柔軟性があり、自然の光沢も出たのでリンス
を使う必要が全く無い。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 13/00 D06M 13/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤に鳳仙花アルコール抽出液を
    混合する事を特徴とする界面活性剤の製造法に関する。
  2. 【請求項2】 鳳仙花アルコール抽出液にビタミンCを
    含む請求項1記載の界面活性剤の製造法。
  3. 【請求項3】 鳳仙花アルコール抽出液は、10度以上
    のエチルアルコール含有水溶液10重量部に対して、2
    〜5重量部の鳳仙花全草が浸漬され、残査を分離された
    ものからなる請求項1〜2記載の界面活性剤の製造法。
JP8306942A 1996-10-14 1996-10-14 界面活性剤の製造法 Pending JPH10121094A (ja)

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JP8306942A JPH10121094A (ja) 1996-10-14 1996-10-14 界面活性剤の製造法

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JP8306942A JPH10121094A (ja) 1996-10-14 1996-10-14 界面活性剤の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151663A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Iho Tokuma シルクエッセンス抽出方法およびシルクエッセンス抽出液、並びにシルクエッセンス抽出液を含む美容液、石鹸、およびシャンプー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151663A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Iho Tokuma シルクエッセンス抽出方法およびシルクエッセンス抽出液、並びにシルクエッセンス抽出液を含む美容液、石鹸、およびシャンプー

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