JPH1012168A - 回転陽極型x線管 - Google Patents
回転陽極型x線管Info
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- JPH1012168A JPH1012168A JP16551196A JP16551196A JPH1012168A JP H1012168 A JPH1012168 A JP H1012168A JP 16551196 A JP16551196 A JP 16551196A JP 16551196 A JP16551196 A JP 16551196A JP H1012168 A JPH1012168 A JP H1012168A
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Abstract
作をさせる場合でも安定性を維持することができる回転
陽極型X線管を提供する。 【解決手段】 この発明は、回転体12又は固定体15
に設けられた潤滑剤収容室31の内部に重力により移動
する潤滑剤液流動調整体40,41が設けられた回転陽
極型X線管である。
Description
管に関する。
部を有する回転体及び固定体で円盤状の陽極ターゲット
が支えられ、これが真空容器外に配置されたステータの
電磁コイルによる回転磁界の作用で高速回転させられな
がら、陰極から放出された電子ビームが陽極ターゲット
に衝突させられてX線が放射される。軸受部は、ボール
ベアリングのような転がり軸受や、軸受面にらせん溝を
形成するとともにガリウム(Ga)、又はガリウム−イ
ンジウム−錫(Ga−In−Sn)合金のような液体金
属潤滑剤を軸受部に満たした動圧式滑り軸受で構成され
る。
線管として、ラジアル滑り軸受を径小部に構成し、スラ
スト滑り軸受を径大部に構成した回転陽極型X線管は、
例えば、特公平3−771617号や特開平2−244
545号、特開平2−227947号、或いは特開平2
−227948号の各公報等に開示されている。
では、らせん溝及び軸受間隙に液体金属潤滑剤が充填さ
れる。この潤滑剤が軸受間隙全体に行き渡らないと滑り
軸受の動圧が十分に得られず、安定な動圧滑り軸受の動
作が維持できなくなる。そして、潤滑剤が不足又はない
部分が生じた場合は、軸受面同士がかじり合いを起こ
し、回転不能状態や破損を引き起こすおそれがある。
長時間の動作でも軸受部に十分な量の液体金属潤滑剤を
供給されるようにする為、潤滑剤収容室が設けられてい
る。しかしそのような構造でも、陽極の回転軸が重力方
向とほぼ一致した状態での停止が続くと、陽極回転体と
固定体の軸受面が密着し、液体金属潤滑剤の量が密着し
た面において十分であれば良いが、少ない状態から回転
を開始させようとすると、上記のような回転不能状態や
破損を引き起こすおそれがある。
し、長期間の回転停止後、再回転動作をさせる場合でも
安定性を維持することができる回転陽極型X線管を提供
することを目的とする。
固定体に設けられた潤滑剤収容室の内部に重力により移
動する潤滑剤液流動調整体が配置された回転陽極型X線
管である。
参照して説明する。重金属からなる円盤状陽極ターゲッ
ト11が円筒状回転体12の一端に突設された回転軸1
3にナット14により固定されている。回転体12は、
鉄合金からなる内側円筒12a及び銅からなる外側円筒
形12bが2重に嵌合されている。この回転体12の内
側には、鉄合金からなる固定体15が挿入されている。
小部15a、下方の途中が直径の大きい径大部15b、
下端が陽極支持部15cになっている。そして、回転体
12と固定体15との嵌合部分には、前述の各公報に示
されるような動圧式のらせん溝滑り軸受が構成されてい
る。すなわち、径小部15aの外面には2対のヘリンボ
ン・パターンのらせん溝16,17が形成されていて、
回転体の内側円筒12aの内周面とともに動圧式のラジ
アル滑り軸受18,19を構成している。
ークル状にヘリンボン・パターンのらせん溝20が形成
されている。回転体の内側円筒12aの下端開口部12
cを閉じるようにスラストリング21がネジ止めされて
おり、固定体径大部15bの下面に近接するこのスラス
トリング21の上面に同じくサークル状にヘリンボン・
パターンのらせん溝22が形成されている。これらの2
組のらせん溝20,22、及びそれに近接対向する回転
体の軸受面により、動圧式のスラスト滑り軸受23,2
4が構成されている。また固定体15には、軸方向に沿
った潤滑剤収容室31、放射方向通路32が形成されて
いる。
状で液体金属潤滑剤Lよりも比重の重い材料で出来た潤
滑剤液流動調整体40が移動可能に入れられている。こ
の潤滑剤液流動調整体40は、重力により移動するた
め、図示の状態では、下方に位置する。実際のX線管の
使用時には、X線管の中心軸すなわち回転軸の方向はさ
まざまな方向に変化するので、潤滑剤液流動調整体40
は収容室内を複雑に移動する。それによって、液体金属
潤滑剤Lは収容室上端開口31a及び空間Sbを経て動
圧滑り軸受面に供給され、また放射方向通路32を通し
て空間Scから同様に動圧滑り軸受面に供給され、軸受
部で枯渇する恐れがない。そのため、長期間停止後の再
回転時にも、軸受の安定動作を維持することができる。
の内側に回転体12を配置したX線管である。そして、
回転体12に潤滑剤収容室31が設けられ、その内部に
液体金属潤滑剤L、及び4個の球状の潤滑剤液流動調整
体41が入れられている。球状の潤滑剤液流動調整体4
1は、X線管の方向転換にしたがって収容室内を移動で
き、潤滑剤が軸受部に流動するのを助けるようになって
いる。なお、前述の実施例のように、潤滑剤収容室31
からラジアル軸受18,19の間の領域に開口するよう
に放射方向の通路を形成してもよい。なお同図におい
て、符号15eは固定体のスラストリングをあらわして
いる。なお、潤滑剤液流動調整体は、1個又は複数個を
配置することができる。またそれは、液体金属潤滑剤で
侵されない材料であることが望ましい。
長期間にわたり動圧滑り軸受部の液体金属潤滑剤の枯渇
が未然に防止され、安定な軸受性能が維持される。
Claims (5)
- 【請求項1】 円柱状の第1軸受構成部材と、この第1
軸受構成部材の外周に軸受間隙を保って嵌合された円筒
状の第2軸受構成部材と、これら軸受構成部材の一方の
一部に固定された陽極ターゲットと、上記の両軸受構成
部材の少なくとも一方に設けられた潤滑剤収容室と、上
記軸受間隙および前記潤滑剤収容室内に供給された液体
金属潤滑剤とを具備する回転陽極型X線管において、上
記潤滑剤収容室内に移動可能な潤滑剤液流動調整体が入
れられていることを特徴とする回転陽極型X線管。 - 【請求項2】 上記潤滑剤液流動調整体は、上記液体金
属潤滑剤よりも比重が重い材料である請求項1記載の回
転陽極型X線管。 - 【請求項3】 上記潤滑剤液流動調整体は、棒状体、又
は少なくとも1個の球体である請求項1記載の回転陽極
型X線管。 - 【請求項4】 潤滑剤液流動調整体は、自重で移動でき
るものである請求項1記載の回転陽極型X線管。 - 【請求項5】 上記第1軸受構成部材と第2軸受構成部
材は、一方が回転体であり他方が固定体である請求項1
記載の回転陽極型X線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16551196A JP3260626B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 回転陽極型x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16551196A JP3260626B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 回転陽極型x線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1012168A true JPH1012168A (ja) | 1998-01-16 |
| JP3260626B2 JP3260626B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=15813790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16551196A Expired - Fee Related JP3260626B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 回転陽極型x線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3260626B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002175769A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Toshiba Corp | 回転陽極型x線管およびその製造方法 |
| CN113153907A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-07-23 | 中国工程物理研究院机械制造工艺研究所 | 一种液态金属轴承及真空电机 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16551196A patent/JP3260626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002175769A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Toshiba Corp | 回転陽極型x線管およびその製造方法 |
| CN113153907A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-07-23 | 中国工程物理研究院机械制造工艺研究所 | 一种液态金属轴承及真空电机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3260626B2 (ja) | 2002-02-25 |
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