JPH10122767A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH10122767A JPH10122767A JP27505696A JP27505696A JPH10122767A JP H10122767 A JPH10122767 A JP H10122767A JP 27505696 A JP27505696 A JP 27505696A JP 27505696 A JP27505696 A JP 27505696A JP H10122767 A JPH10122767 A JP H10122767A
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Abstract
L1 でつづら折り状に折り曲げることより、高温流体通
路及び低温流体通路を交互に形成する熱交換器におい
て、伝熱板S1,S2の端縁に突設した凸条24F どう
しの当接によって一方の流体通路を閉塞する際に、凸条
24F と干渉せずに折り線L1 を容易且つ正確に折り曲
げられるようにする。 【解決手段】 折り線L1 に向かって延びる一対の凸条
24F の先端間に幅doの平坦な隙間を形成し、折り線
L1 を前記隙間内に配置する。伝熱板S1,S2を折り
線L1 において折り曲げるとき、凸条24F と干渉せず
に容易且つ正確に折り曲げることができる。
Description
及び複数の第2伝熱板をつづら折り状に折り曲げること
より、高温流体通路及び低温流体通路を交互に形成して
なる熱交換器に関する。
し、伝熱板に形成した土手状の凸条の先端を相互に接合
することにより、隣接する伝熱板間に高温流体通路及び
低温流体通路を形成する熱交換器として、特開昭58−
223401公報に記載されたものが知られている。
及び第2伝熱板をつづら折り状に折り曲げる折り線上に
凸条が配置されていると、その凸条の部分の剛性が高く
なって折曲加工が難しくなるだけでなく、その部分で折
り線の折曲部の形状が崩れて凸条間に隙間が発生し、そ
こから流体が漏れて熱伝達効率が低下する場合がある。
で、凸条と干渉せずに折り線を容易且つ正確に折り曲げ
られるようにすることを目的とする。
明では、折り板素材を折り曲げるとき、折り線を挟んで
対向する一対の凸条の先端間に形成された隙間内に前記
折り線が配置されているため、折り線の折曲部が凸条と
干渉しなくなって折り曲げが容易になり、しかも単純な
直線状の折り曲げを行えば良いために仕上がりが良好に
なる。
おける折曲部の周長を前記隙間の幅に一致させたので、
折曲部に凸条を滑らかに接続して第1端板及び第2端板
との間のシール性を高めることができる。
おける折曲部と干渉しないように凸条を形成したので、
折曲部からの流体の吹き抜けを確実に防止することが可
能となる。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
ので、図1はガスタービンエンジンの全体側面図、図2
は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線拡大断
面図(燃焼ガス通路の断面図)、図4は図2の4−4線
拡大断面図(エアー通路の断面図)、図5は図3の5−
5線拡大断面図、図6は図3の6−6線拡大断面図、図
7は折り板素材の展開図、図8は熱交換器の要部斜視
図、図9は燃焼ガス及びエアーの流れを示す模式図、図
10は突起のピッチを均一にした場合の作用を説明する
グラフ、図11は突起のピッチを不均一にした場合の作
用を説明するグラフ、図12は図7の12部拡大図、図
13は図7の13部拡大図、図14は図12に対応する
熱交換器の部分斜視図、図15は図13に対応する熱交
換器の部分斜視図、図16は図14の16−16線断面
図、図17は図15の17−17線断面図である。
エンジンEは、図示せぬ燃焼器、コンプレッサ、タービ
ン等を内部に収納したエンジン本体1を備えており、こ
のエンジン本体1の外周を囲繞するように円環状の熱交
換器2が配置される。熱交換器2は90°の中心角を有
する4個のモジュール21 …を接合面3…を挟んで円周
方向に配列したもので、タービンを通過した比較的高温
の燃焼ガスが通過する燃焼ガス通路4…と、コンプレッ
サで圧縮された比較的低温のエアーが通過するエアー通
路5…とが、円周方向に交互に形成される(図5及び図
6参照)。尚、図1における断面は燃焼ガス通路4…に
対応しており、その燃焼ガス通路4…の手前側と向こう
側に隣接してエアー通路5…が形成される。
向に長く半径方向に短い偏平な六角形であり、その半径
方向外周面が大径円筒状のアウターケーシング6により
閉塞されるとともに、その半径方向内周面が小径円筒状
のインナーケーシング7により閉塞される。熱交換器2
の断面における前端側(図1の左側)は不等長の山形に
カットされており、その山形の頂点に対応する端面にエ
ンジン本体1の外周に連なるエンドプレート8がろう付
けされる。また熱交換器2の断面における後端側(図1
の右側)は不等長の山形にカットされており、その山形
の頂点に対応する端面に後部アウターハウジング9に連
なるエンドプレート10がろう付けされる。
おける左上及び右下に燃焼ガス通路入口11及び燃焼ガ
ス通路出口12を備えており、燃焼ガス通路入口11に
はエンジン本体1の外周に沿って形成された燃焼ガスを
導入する空間(略して燃焼ガス導入ダクト)13の下流
端が接続されるとともに、燃焼ガス通路出口12にはエ
ンジン本体1の内部に延びる燃焼ガスを排出する空間
(略して燃焼ガス排出ダクト)14の上流端が接続され
る。
ける右上及び左下にエアー通路入口15及びエアー通路
出口16を備えており、エアー通路入口15には後部ア
ウターハウジング9の内周に沿って形成されたエアーを
導入する空間(略してエアー導入ダクト)17の下流端
が接続されるとともに、エアー通路出口16にはエンジ
ン本体1の内部に延びるエアーを排出する空間(略して
エアー排出ダクト)18の上流端が接続される。
す如く、燃焼ガスとエアーとが相互に逆方向に流れて且
つ相互に交差することになり、熱交換効率の高い対向流
且つ所謂クロスフローが実現される。即ち、高温流体と
低温流体とを相互に逆方向に流すことにより、その流路
の全長に亘って高温流体及び低温流体間の温度差を大き
く保ち、熱交換効率を向上させることができる。
度は燃焼ガス通路入口11…において約600〜700
℃であり、その燃焼ガスが燃焼ガス通路4…を通過する
際にエアーとの間で熱交換を行うことにより、燃焼ガス
通路出口12…において約300〜400℃まで冷却さ
れる。一方、コンプレッサにより圧縮されたエアーの温
度はエアー通路入口15…において約200〜300℃
であり、そのエアーがエアー通路5…を通過する際に燃
焼ガスとの間で熱交換を行うことにより、エアー通路出
口16…において約500〜600℃まで加熱される。
照しながら説明する。
器2のモジュール21 は、ステンレス等の金属薄板を所
定の形状に予めカットした後、その表面にプレス加工に
より凹凸を施した折り板素材21から製造される。折り
板素材21は、第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…
を交互に配置したものであって、山折り線L1 及び谷折
り線L2 を介してつづら折り状に折り曲げられる。尚、
山折りとは紙面の手前側に向けて凸に折ることであり、
谷折りとは紙面の向こう側に向けて凸に折ることであ
る。各山折り線L1 及び谷折り線L2 はシャープな直線
ではなく、第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…間に
所定の空間を形成するために実際には円弧状の折り線、
或いは平行且つ隣接した2本の折り線からなっている。
間隔に配置された多数の第1突起22…と第2突起23
…とがプレス成形される。図7において×印で示される
第1突起22…は紙面の手前側に向けて突出するととも
に、○印で示される第2突起23…は紙面の向こう側に
向けて突出し、それらは交互に(即ち、第1突起22…
どうし或いは第2突起23…どうしが連続しないよう
に)配列される。
ットされた前端部及び後端部には、図7において紙面の
手前側に向けて突出する第1凸条24F …,24R …
と、紙面の向こう側に向けて突出する第2凸条25
F …,25R …とがプレス成形される。第1伝熱板S1
及び第2伝熱板S2の何れについても、前後一対の第1
凸条24F ,24R が対角位置に配置され、前後一対の
第2凸条25F ,25R が他の対角位置に配置される。
22…、第2突起23…、第1凸条24F …,24R …
及び第2凸条25F …,25R …は、図7に示す第1伝
熱板S1と凹凸関係が逆になっているが、これは図3が
第1伝熱板S1が裏面側から見た状態を示しているため
である。
折り板素材21の第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2
…を山折り線L1 で折り曲げて両伝熱板S1…,S2…
間に燃焼ガス通路4…を形成するとき、第1伝熱板S1
の第2突起23…の先端と第2伝熱板S2の第2突起2
3…の先端とが相互に当接してろう付けされる。また、
第1伝熱板S1の第2凸条25F ,25R と第2伝熱板
S2の第2凸条25F,25R とが相互に当接してろう
付けされ、図3に示した燃焼ガス通路4の左下部分及び
右上部分を閉塞するとともに、第1伝熱板S1の第1凸
条24F ,24 R と第2伝熱板S2の第1凸条24F ,
24R とが隙間を存して相互に対向し、図3に示した燃
焼ガス通路4の左上部分及び右下部分にそれぞれ燃焼ガ
ス通路入口11及び燃焼ガス通路出口12を形成する。
2伝熱板S2…を谷折り線L2 で折り曲げて両伝熱板S
1…,S2…間にエアー通路5…を形成するとき、第1
伝熱板S1の第1突起22…の先端と第2伝熱板S2の
第1突起22…の先端とが相互に当接してろう付けされ
る。また、第1伝熱板S1の第1凸条24F ,24Rと
第2伝熱板S2の第1凸条24F ,24R とが相互に当
接してろう付けされ、図4に示したエアー通路5の左上
部分及び右下部分を閉塞するとともに、第1伝熱板S1
の第2凸条25F ,25R と第2伝熱板S2の第2凸条
25F ,25Rとが隙間を存して相互に対向し、図4に
示したエアー通路5の右上部分及び左下部分にそれぞれ
エアー通路入口15及びエアー通路出口16を形成す
る。
条24F …によりエアー通路5…が閉塞された状態が示
されており、下側(半径方向外側)には、第2凸条25
F …により燃焼ガス通路4…が閉塞された状態が示され
ている。
円錐台形状を有しており、それらの先端部はろう付け強
度を高めるべく相互に面接触する。また第1凸条24F
…,24R …及び第2凸条25F …,25R …も概略台
形状の断面を有しており、それらの先端部もろう付け強
度を高めるべく相互に面接触する。
の半径方向内周部分は折り板素材21の折曲部(谷折り
線L2 )に相当するために自動的に閉塞されるが、エア
ー通路5…の半径方向外周部分は開放されており、その
開放部がアウターケーシング6にろう付けされて閉塞さ
れる。一方、燃焼ガス通路4…の半径方向外周部分は折
り板素材21の折曲部(山折り線L1 )に相当するため
に自動的に閉塞されるが、燃焼ガス通路4…の半径方向
内周部分は開放されており、その開放部がインナーケー
シング7にろう付けされて閉塞される。
ンナーケーシング7に挟まれた熱交換器2の軸方向中央
部分では、第1、第2伝熱板S1 ,S2 に第1凸条24
F ,24R 及び第2凸条25F ,25R が設けられてい
ないので、第1、第2伝熱板S1 ,S2 間の間隔保持は
第1突起22…相互の当接及び第2突起23…相互に当
接により行われるようになり、その結果、前記第1、第
2突起22…,23…の接合性が向上する。
1凸条24F 及び第2伝熱板S2の第1凸条24F は、
両伝熱板S1,S2間に設けた山折り線L1 に向かうよ
うに延びており、それら一対の第1凸条24F ,24F
の先端は山折り線L1 の両側に幅doの隙間を存して終
わっている。つまり、山折り線L1 は一対の第1凸条2
4F ,24F の先端間に形成された幅doの隙間の中心
を通っている。前記隙間は、第1、第2伝熱板S1,S
2の本体部(第1突起22…及び第2突起23…が設け
られた平板部分)に対して同一平面上に連なっている。
の第2凸条25F 及び第2伝熱板S2の第2凸条25F
は、両伝熱板S1,S2間に設けた谷折り線L2 に向か
うように延びており、それら一対の第2凸条25F ,2
5F の先端は谷折り線L2 の両側に幅diの隙間を存し
て終わっている。つまり、谷折り線L1 は一対の第2凸
条25F ,25F の先端間に形成された幅diの隙間の
中心を通っている。前記隙間は、第1、第2伝熱板S
1,S2の本体部(第1突起22…及び第2突起23…
が設けられた平板部分)に対して同一平面上に連なって
いる。
2伝熱板S1…,S2…の半径方向外端部は、山折り線
L1 …においてアウターケーシング6に接続されてお
り、アウターケーシング6の近傍においても燃焼ガス通
路4…及びエアー通路5…が交互に形成されて熱交換が
効率的に行われる。各山折り線L1 の折曲部、即ち山折
り線L1 が折り曲げられるA点及びB点間の周長Ro
は、前記一対の第1凸条24F ,24F の先端間に形成
された隙間の幅doに等しく設定されている。
1、第2伝熱板S1…,S2…の半径方向内端部は、谷
折り線L2 …においてインナーケーシング7に接続され
ており、インナーケーシング7の近傍においても燃焼ガ
ス通路4…及びエアー通路5…が交互に形成されて熱交
換が効率的に行われる。各谷折り線L2 の折曲部、即ち
谷折り線L2 が折り曲げられるC点及びD点間の周長R
oは、前記一対の第2凸条25F ,25F の先端間に形
成された隙間の幅diに等しく設定されている。
かなように、山折り線L1 をその全長に亘って折り曲げ
たとき、山折り線L1 の両側に位置する一対の第1凸条
24 F ,24F の側壁が前記幅doの隙間の両側に滑ら
かに連なり、幅Doの平坦面が形成される。そして前記
幅Doの平坦面はアウターケーシング6に隙間無く接合
されるため、エアー通路5のエアーが第1凸条24F ,
24F とアウターケーシング6との間から漏れることが
防止される。
明らかなように、谷折り線L2 をその全長に亘って折り
曲げたとき、谷折り線L2 の両側に位置する一対の第2
凸条25F ,25F の側壁が前記幅diの隙間の両側に
滑らかに連なり、幅Diの平坦面が形成される。そして
前記幅Diの平坦面はインナーケーシング7に隙間無く
接合されるため、燃焼ガス通路6の燃焼ガスが第2凸条
25F ,25F とインナーケーシング7との間から漏れ
ることが防止される。
凸条24F ,24F の先端間の隙間内に配置されてお
り、かつ谷折り線L2 が一対の第2凸条25F ,25F
の先端間の隙間内に配置されているので、折り曲げ時に
山折り線L1 及び谷折り線L2がそれぞれ第1凸条24
F ,24F 及び第2凸条25F ,25F と干渉すること
がなくなり、折り曲げ加工が容易になって折曲部の仕上
がりが良好になるだけでなく、折曲部からの流体の吹き
抜けを防止することができる。
端間の隙間の幅doを山折り線L1の折曲部の周長Ro
に等しく設定し、一対の第2凸条25F ,25F の先端
間の隙間の幅diを谷折り線L2 の折曲部の周長Riに
等しく設定したので、第1凸条24F ,24F の先端に
幅Doの平坦部を形成してアウターケーシング6とのシ
ール性を良好にし、第5凸条25F ,25F の先端に幅
Diの平坦部を形成してインナーケーシング7とのシー
ル性を良好にすることができる。
25F に関する構造を説明したが、後側の第1凸条24
R 及び第2凸条25R に関する構造も実質的に同一であ
るため、その重複する説明は省略する。
曲げて熱交換器2のモジュール21を製作するとき、第
1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…は熱交換器2の中
心から放射状に配置される。従って、隣接する第1伝熱
板S1…及び第2伝熱板S2…間の距離は、アウターケ
ーシング6に接する半径方向外周部において最大、且つ
インナーケーシング7に接する半径方向内周部において
最小となる。このために、前記第1突起22…,第2突
起23…、第1凸条24F ,24R 及び第2凸条2
5F ,25R の高さは半径方向内側から外側に向けて漸
増しており、これにより第1伝熱板S1…及び第2伝熱
板S2…を正確に放射状に配置することができる(図5
及び図6参照)。
とにより、アウターケーシング6及びインナーケーシン
グ7を同心に位置決めし、熱交換器2の軸対称性を精密
に保持することができる。
21 …の組み合わせにより構成することにより、製造の
容易化及び構造の簡略化が可能となる。また、折り板素
材21を放射状且つつづら折り状に折り曲げて第1伝熱
板S1…及び第2伝熱板S2…を連続して形成すること
により、1枚ずつ独立した多数の第1伝熱板S1…と1
枚ずつ独立した多数の第2伝熱板S2…とを交互にろう
付けする場合に比べて、部品点数及びろう付け個所を大
幅に削減することができるばかりか、完成した製品の寸
法精度を高めることができる。
ジュール21 …を接合面3…(図2参照)において相互
に接合するとき、山折り線L1 を越えてJ字状に折り曲
げた第1伝熱板S1…の端縁と、山折り線L1 の手前で
直線状に切断した第2伝熱板S2…の端縁とが重ね合わ
されてろう付けされる。上記構造を採用することによ
り、隣接するモジュール21 …を接合するために特別の
接合部材が不要であり、また折り板素材21の厚さを変
える等の特別の加工が不要であるため、部品点数や加工
コストが削減されるだけでなく、接合部におけるヒート
マスの増加が回避される。しかも、燃焼ガス通路4…で
もなくエアー通路5…でもないデッドスペースが発生し
ないので、流路抵抗の増加が最小限に抑えられて熱交換
効率の低下を来す虞もない。
ガス通路4…の圧力は比較的に低圧になり、エアー通路
5…の圧力は比較的に高圧になるため、その圧力差によ
って第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…に曲げ荷重
が作用するが、相互に当接してろう付けされた第1突起
22…及び第2突起23…により、前記荷重に耐え得る
充分な剛性を得ることができる。
によって第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…の表面
積(即ち、燃焼ガス通路4…及びエアー通路5…の表面
積)が増加し、しかも燃焼ガス及びエアーの流れが攪拌
されるために熱交換効率の向上が可能となる。
路5…間の熱伝達量を表す伝熱単位数Ntuは、 Ntu=(K×A)/[C×(dm/dt)] …(1) により与えられる。
1…及び第2伝熱板S2…の熱通過率、Aは第1伝熱板
S1…及び第2伝熱板S2…の面積(伝熱面積)、Cは
流体の比熱、dm/dtは前記伝熱面積を流れる流体の
質量流量である。前記伝熱面積A及び比熱Cは定数であ
るが、前記熱通過率K及び質量流量dm/dtは隣接す
る第1突起22…間、或いは隣接する第2突起23…間
のピッチP(図5参照)の関数となる。
2伝熱板S2…の半径方向に変化すると、第1伝熱板S
1…及び第2伝熱板S2…の温度分布が半径方向に不均
一になって熱交換効率が低下するだけでなく、第1伝熱
板S1…及び第2伝熱板S2…が半径方向に不均一に熱
膨張して好ましくない熱応力が発生する。そこで、第1
突起22…及び第2突起23…の半径方向の配列ピッチ
Pを適切に設定し、伝熱単位数Ntuが第1伝熱板S1…
及び第2伝熱板S2…の半径方向各部位で一定になるよ
うにすれば、前記各問題を解消することができる。
熱交換器2の半径方向に一定にした場合、図10(B)
に示すように伝熱単位数Ntuは半径方向内側部分で大き
く、半径方向外側部分で小さくなるため、図10(C)
に示すように第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…の
温度分布も半径方向内側部分で高く、半径方向外側部分
で低くなってしまう。一方、図11(A)に示すように
前記ピッチPを熱交換器2の半径方向内側部分で大き
く、半径方向外側部分で小さくなるように設定すれば、
図11(B),(C)に示すように伝熱単位数Ntu及び
温度分布を半径方向に略一定にすることができる。
の熱交換器2では、その半径方向内側部分に第1突起2
2…及び第2突起23…の半径方向の配列ピッチPが大
きい領域が設けられるとともに、その半径方向外側部分
に第1突起22…及び第2突起23…の半径方向の配列
ピッチPが小さい領域が設けられる。これにより第1伝
熱板S1…及び第2伝熱板S2…の全域に亘って伝熱単
位数Ntuを略一定にし、熱交換効率の向上と熱応力の軽
減とが可能となる。
及び第2突起23…の形状が異なれば熱通過率K及び質
量流量dm/dtも変化するため、適切なピッチPの配
列も本実施例と異なってくる。従って、本実施例の如く
ピッチPが半径方向外側に向かって漸減する場合以外
に、半径方向外側に向かって漸増する場合もある。しか
しながら、上記(1)式が成立するようなピッチPの配
列を設定すれば、熱交換器の全体形状や第1突起22…
及び第2突起23…の形状に関わらず、前記作用効果を
得ることができる。
器2の前端部及び後端部において、第1伝熱板S1…及
び第2伝熱板S2…がそれぞれ長辺及び短辺を有する不
等長の山形にカットされており、前端側及び後端側の長
辺に沿ってそれぞれ燃焼ガス通路入口11及び燃焼ガス
通路出口12が形成されるとともに、後端側及び前端側
の短辺に沿ってそれぞれエアー通路入口15及びエアー
通路出口16が形成される。
山形の二辺に沿ってそれぞれ燃焼ガス通路入口11及び
エアー通路出口16を形成するとともに、熱交換器2の
後端部において山形の二辺に沿ってそれぞれ燃焼ガス通
路出口12及びエアー通路入口15を形成しているの
で、熱交換器2の前端部及び後端部を山形にカットせず
に前記入口11,15及び出口12,16を形成した場
合に比べて、それら入口11,15及び出口12,16
における流路断面積を大きく確保して圧損を最小限に抑
えることができる。しかも、前記山形の二辺に沿って入
口11,15及び出口12,16を形成したので、燃焼
ガス通路4…及びエアー通路5…に出入りする燃焼ガス
やエアーの流路を滑らかにして圧損を更に減少させるこ
とができるばかりか、入口11,15及び出口12,1
6に連なるダクトを流路を急激に屈曲させることなく軸
方向に沿って配置し、熱交換器2の半径方向寸法を小型
化することができる。
通路出口16を通過するエアーの体積流量に比べて、そ
のエアーに燃料を混合して燃焼させ、更にタービンで膨
張させて圧力の下がった燃焼ガスの体積流量は大きくな
る。本実施例では前記不等長の山形により、体積流量が
小さいエアーが通過するエアー通路入口15及びエアー
通路出口16の長さを短くし、体積流量が大きい燃焼ガ
スが通過する燃焼ガス通路入口11及び燃焼ガス通路出
口12の長さを長くし、これにより燃焼ガスの流速を相
対的に低下させて圧損の発生をより効果的に回避するこ
とができる。
端部及び後端部の先端の端面にエンドプレート8,10
をろう付けしているので、ろう付け面積を最小限にして
ろう付け不良による燃焼ガスやエアーの漏れの可能性を
減少させることができ、しかも入口11,15及び出口
12,16の開口面積の減少を抑えながら該入口11,
15及び出口12,16を簡単且つ確実に仕切ることが
可能となる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
E用の熱交換器2を例示したが、本発明は他の用途の熱
交換器に対しても適用することができる。また本発明は
第1伝熱板S1…及び第2伝熱板S2…を放射状に配置
した熱交換器2に限らず、それらを平行に配置した熱交
換器に対しても適用することができる。
明によれば、各折り線を挟んで対向する一対の凸条の先
端間に隙間を形成し、この隙間内に前記折り線を配置し
たので、折り線の折曲部が凸条と干渉しなくなって折り
曲げが容易になるだけでなく、複雑な折り曲げを行う必
要がなくなるために仕上がりが良好になる。
線における折曲部の周長を前記隙間の幅に一致させたの
で、折曲部の両側に凸条を滑らかに接続して第1端板及
び第2端板との間のシール性を高め、燃焼ガス通路或い
はエアー通路からの流体漏れを防止することができる。
線における折曲部と干渉しないように凸条を形成したの
で、折曲部からの流体の吹き抜けを確実に防止すること
が可能となる。
面図)
図)
するグラフ
明するグラフ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の第1伝熱板(S1)及び複数の第
2伝熱板(S2)を第1折り線(L1 )及び第2折り線
(L2 )を介して交互に連設してなる折り板素材(2
1)を該第1、第2折り線(L1 ,L2 )においてつづ
ら折り状に折り曲げ、隣接する第1折り線(L1 )間の
隙間を該第1折り線(L1 )と第1端板(6)との接合
により閉塞するとともに、隣接する第2折り線(L2 )
間の隙間を該第2折り線(L2 )と第2端板(7)との
接合により閉塞し、隣接する前記第1伝熱板(S1)及
び第2伝熱板(S2)間に高温流体通路(4)及び低温
流体通路(5)を交互に形成した熱交換器であって、 第1伝熱板(S1)及び第2伝熱板(S2)の流路方向
両端部を2つの端縁を有する山形に切断し、高温流体通
路(4)の流路方向一端部において前記2つの端縁の一
方を前記第1、第2伝熱板(S1,S2)に突設した凸
条(25F )により閉塞して他方を開放することにより
高温流体通路入口(11)を形成するとともに、高温流
体通路(4)の流路方向他端部において前記2つの端縁
の一方を前記第1、第2伝熱板(S1,S2)に突設し
た凸条(25R )により閉塞して他方を開放することに
より高温流体通路出口(12)を形成し、更に低温流体
通路(5)の流路方向他端部において前記2つの端縁の
他方を前記第1、第2伝熱板(S1,S2)に突設した
凸条(24R )により閉塞して一方を開放することによ
り低温流体通路入口(15)を形成するとともに、低温
流体通路(5)の流路方向一端部において前記2つの端
縁の他方を前記第1、第2伝熱板(S1,S2)に突設
した凸条(24F )により閉塞して一方を開放すること
により低温流体通路出口(16)を形成してなる熱交換
器において、 各折り線(L1 ,L2 )を挟んで対向する一対の凸条
(24F ,24R ,25 F ,25R )の先端間に隙間を
形成し、この隙間内に前記折り線(L1 ,L2 )を配置
したことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 折り線(L1 ,L2 )における折曲部の
周長(Ro,Ri)を前記隙間の幅(do,di)に一
致させたことを特徴とする、請求項1記載の熱交換器。 - 【請求項3】 折り線(L1 ,L2 )における折曲部と
干渉しないように前記凸条(24F ,24R ,25F ,
25R )を形成したことを特徴とする、請求項1記載の
熱交換器。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505696A JP3685889B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 熱交換器 |
| US09/284,461 US6192975B1 (en) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Heat exchanger |
| KR1019997003352A KR100328277B1 (ko) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | 열교환기 |
| BR9712547-4A BR9712547A (pt) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Trocador de calor |
| EP97944180A EP0933608B1 (en) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Heat exchanger |
| PCT/JP1997/003781 WO1998016789A1 (en) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Heat exchanger |
| CA002269058A CA2269058C (en) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Heat exchanger |
| DE69720490T DE69720490T2 (de) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | Wärmetauscher |
| CN97198938A CN1115541C (zh) | 1996-10-17 | 1997-10-17 | 热交换器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505696A JP3685889B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 熱交換器 |
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|---|---|
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| JP3685889B2 JP3685889B2 (ja) | 2005-08-24 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP27505696A Expired - Fee Related JP3685889B2 (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3685889B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27505696A patent/JP3685889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3685889B2 (ja) | 2005-08-24 |
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