JPH10122809A - 球面アクチュエータ - Google Patents

球面アクチュエータ

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JPH10122809A
JPH10122809A JP28254696A JP28254696A JPH10122809A JP H10122809 A JPH10122809 A JP H10122809A JP 28254696 A JP28254696 A JP 28254696A JP 28254696 A JP28254696 A JP 28254696A JP H10122809 A JPH10122809 A JP H10122809A
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JP
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spherical
electrode
spherical body
capacitance
actuator
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JP28254696A
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Nobuaki Sakai
信明 酒井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型軽量かつ簡単な構成で、球面体の回転角度
を高精度に検出できる球面アクチュエータを提供するこ
と。 【解決手段】絶縁体で形成された球面体10を回転自在
に支持させた球面アクチュエータにおいて、前記球面体
10の表面上に設けられた電極部(12)と、この電極
部(12)に対向するよう設けられ、前記電極部(1
2)とのなす空間に静電容量を構成するよう配置された
電極板13〜16と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球面体の回転角度
検出機能を有する球面アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信や半導体関連分野では、微
細な光部品や半導体を高精度に組み立てるために、マイ
クロマニピュレータが必要とされている。そのため、マ
イクロマニピュレータに適用され球面体を回転自在に支
持した球面アクチュエータにおいては、球面体の回転角
を精度良くコントロールするために球面体の回転角度を
高精度に検出する必要がある。
【0003】従来の球面アクチュエータにおける回転角
度の検出方法が、特開平06−210585号公報に開
示されている。これは、球面アクチュエータに歪検出子
を取り付けた二つの屈曲素子を屈曲方向に互いに直交す
るよう接続し、球面体が回転すると、球面体の回転方向
および回転角度に応じて二つの屈曲素子の一方あるいは
両方が屈曲し、その屈曲量を歪検出子により検出するこ
とで、球面体の回転方向および回転角度を検出する方法
である。また、球面体の底部に切欠部を設けており、そ
の切欠部に対向させた電極を配置し、球面体と電極との
間で構成された静電容量を検出することにより、球面体
の回転方向および回転角度を検出する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の方法では、歪ゲージによる屈曲素子の変
形を検出するために、二つの直交している屈曲素子の一
端が支持部材に固定接続されている。そのため、アクチ
ュエータの発生トルクを減少させることになる。また、
歪ゲージ温度ドリフトや貼り方によってアクチェータの
特性が変化しやすく、高精度に検出することが難しい。
また、同公報に提案された静電容量による検出法は、セ
ンサーの出力が非線形になっているため、検出精度が良
くないという問題がある。本発明の目的は、小型軽量か
つ簡単な構成で、球面体の回転角度を高精度に検出でき
る球面アクチュエータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の球面アクチュエータは以下の
如く構成されている。 (1)本発明の球面アクチュエータは、絶縁体で形成さ
れた球面体を回転自在に支持させた球面アクチュエータ
において、前記球面体の表面上に設けられた電極部と、
この電極部に対向するよう設けられ、前記電極部とのな
す空間に静電容量を構成するよう配置された電極板と、
から構成されている。 (2)本発明の球面アクチュエータは上記(1)に記載
のアクチュエータであり、かつ前記電極部を前記球面体
の底部表面上に設け、かつ前記球面体の球面部分と同心
球面状をなすよう曲成された二組の前記電極板を前記電
極部に対向させ、互いに直交するよう配置した。 (3)本発明の球面アクチュエータは上記(1)に記載
のアクチュエータであり、かつ前記電極部を前記球面体
側面上に互いに直交するよう二つ設け、前記球面体の球
面部分と同心球面状をなすよう曲成された一対の前記電
極板を一組づつ各前記電極部に対向するよう前記球面体
の回転方向に沿って配置した。
【0006】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の球面アクチュエータによれば、球面体の
表面上に設けられた電極部に対向し、前記電極部とのな
す空間に静電容量を構成するよう電極板を配置したの
で、前記球面体が回転すると前記球面体に設けられた前
記電極部と前記電極板との間の静電容量が変化するた
め、この静電容量を検出することにより前記球面体の回
転方向と回転角度を検出することができる。
【0007】このように、従来のように歪ゲージによる
屈曲素子の変形を検出することがなく、また静電容量を
検出する際、センサーの出力が非線形になることがない
ので、高精度で安定した前記球面体の回転方向および回
転角度の検出を行なえ、球面アクチュエータを高精度に
制御することができる。また、構造的に簡単であるた
め、構成をコンパクトに収めることができ、小型軽量の
球面アクチュエータを製作することができる。これは、
特にマイクロアクチュエータの位置決め制御の際有効に
なる。 (2)本発明の球面アクチュエータによれば、前記電極
部を前記球面体の底部表面上に設け、かつ前記球面体の
球面部分と同心球面状をなすよう曲成された二組の前記
電極板を前記電極部に対向させ、互いに直交するよう配
置したので、球面アクチュエータをより一層簡単に構成
できる。 (3)本発明の球面アクチュエータによれば、前記電極
部を前記球面体側面上に互いに直交するよう二つ設け、
前記球面体の球面部分と同心球面状をなすよう曲成され
た一対の前記電極板を一組づつ各前記電極部に対向する
よう前記球面体の回転方向に沿って配置したので、前記
球面体の底部が前記電極部や前記電極板に覆われること
なく露出されるため、前記球面体を底部から支持するこ
とが多い球面アクチュエータとして当該球面アクチュエ
ータを有効に活用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る球面アクチュエータの主要部を示す図であり、
(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図であ
る。
【0009】図1に示す球面アクチュエータでは、球面
体10が図示しない適当な支持部材により回転自在に支
持されている。球面体10は、セラミック等の絶縁材に
よりほぼ球体状に形成されており、その上面にはアーム
等の出力部を取り付けるための軸部11が連結されてい
る。
【0010】また、球面体10の下面には電極膜12が
塗布されており、この電極膜12の形状はほぼ正方形を
なしている。電極膜12の下方には、球面体10の下半
球を包み込むように四分割された電極板13、14、1
5、16が配置されている。これにより、電極膜12と
各電極板13、14、15、16との間に静電容量が構
成される。そして、各電極板13、14、15、16と
球面体10とのなす空間がエアギャップまたは絶縁膜等
により絶縁されている。
【0011】なお、電極板13、14、15、16は球
面体10の球面部分と同心球面状をなすよう曲成されて
おり、電極板13、14、15、16と球面体10との
間のギャップが一定になっている。また、電極板13、
14、15、16は、各々隣接するものとなす間隔が等
間隔になるよう配置されている。
【0012】図2は、図1に示した球面アクチュエータ
の角度検出測定回路の構成を示すブロック図である。こ
の角度検出測定回路において、静電容量検出回路30、
31、32、33は、各々演算回路34に接続されてい
る。静電容量検出回路30、31、32、33は、電極
膜12と各電極板13、14、15、16との間の静電
容量をそれぞれ検出し出力するものである。
【0013】静電容量検出回路30、31、32、33
からの各出力CA,CB,CC,CD,Gは、それぞれ
図1の(C)に示すCA,CB,CC,CD,Gに通じ
ている。そして、静電容量検出回路30、31、32、
33からの各出力SCA,SCB,SCC,SCDは、
演算回路34に供給される。そして、演算回路34では
下式(1)(2)に示す演算を行ない、球面体10のθ
X方向の回転角度φxとθY方向の回転角度φyを算出
する。
【0014】 φx=k{(SCA+SCB)−(SCC+SCD)} …(1) φy=k{(SCA+SCD)−(SCB+SCC)} …(2) 次に、球面体10の回転角度を検出する原理すなわち上
記式(1)(2)が導かれる過程を説明する。まず、電
極膜12と各電極板13、14、15、16とが重なっ
ている部分の面積がそれぞれ等しい状態(初期状態)か
ら、球面体10がθX方向にφx回転したものとする。
このとき、球面体10の半径をa、電極膜12の一辺の
長さをLとし、各電極板間の距離を無視できるものとす
ると、電極膜12と各電極板13、14、15、16と
が重なっている部分の各面積SA、SB、SC、SD
は、下式(3)(4)で表される。
【0015】 SA=SB=L/2(L/2+a・φx) …(3) SC=SD=L/2(L/2−a・φx) …(4) また、静電容量は電極の面積に比例することから、電極
膜12と各電極板13、14、15、16との間の静電
容量SCA、SCB、SCC、SCDは、比例定数をk
1とすると下式(5)〜(8)で表される。
【0016】 SCA=k1×SA=k1・L/2(L/2+a・φx) …(5) SCB=k1×SB=k1・L/2(L/2+a・φx) …(6) SCC=k1×SC=k1・L/2(L/2−a・φx) …(7) SCD=k1×SD=k1・L/2(L/2−a・φx) …(8) よって、下式(9)が導かれる。
【0017】 (SCA+SCB)−(SCC+SCD)=k1・2・a・L・φx …(9) 上式(9)は、式(1)により回転角度φxを求めるこ
とができることを示している。
【0018】また、θY方向についても同様に、式
(2)により回転角度φyを算出することができる。こ
れら式(1)、(2)から分かるように、演算回路34
の演算結果が回転角度に比例している。したがって、第
1の実施の形態の球体アクチュエータによれば、球面体
の回転角度および回転方向を高精度に検出することが可
能になる。
【0019】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係る球面アクチュエータの主要部を示
す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)
は下面図である。図3に示す球面アクチュエータでは、
球面体10が図示しない適当な支持部材により回転自在
に支持されている。球面体10は、セラミック等の絶縁
材によりほぼ球体状に形成されており、その上面にはア
ーム等の出力部を取り付けるための軸部11が連結され
ている。
【0020】また、球面体10の下面には電極膜12が
塗布されており、この電極膜12の形状はほぼ正方形を
なしている。電極膜12の下方には、球面体10の下半
球に沿って2組の電極板21、22および23、24が
互いに直交するように配置されている。これにより、電
極膜12と各電極板21、22、23、24との間に静
電容量が構成される。そして、各電極板21、22、2
3、24と球面体10とのなす空間がエアギャップまた
は絶縁膜等により絶縁されている。
【0021】なお、電極板21、22、23、24は球
面体10の球面部分と同心球面状をなすよう曲成されて
おり、電極板21、22、23、24と球面体10との
間のギャップが一定になっている。また、電極板13、
14、15、16は、各々隣接するものとなす間隔が等
間隔になるよう配置されている。
【0022】図4は、図3に示した球面アクチュエータ
の角度検出測定回路の構成を示すブロック図である。こ
の角度検出測定回路において、静電容量検出回路30、
31、32、33は、各々演算回路34に接続されてい
る。静電容量検出回路30、31、32、33は、電極
膜12と各電極板21、22、23、24との間の静電
容量をそれぞれ検出し出力するものである。
【0023】静電容量検出回路30、31、32、33
からの各出力CX1,CX2,CY1,CY2、Gはそ
れぞれ図3の(C)に示すCX1,CX2,CY1,C
Y2、Gに通じている。そして、静電容量検出回路3
0、31、32、33からの各出力SCX1、SCX
2、SCY1、SCY2は演算回路44に供給される。
そして、演算回路44では下式(3)(4)の演算を行
ない、球面体10のθX方向の回転角度φxとθY方向
の回転角度φyを算出する。
【0024】 φx=k(SCX1−SCX2) …(3) φy=k(SCY1−SCY2) …(4) これら式(3)、(4)は、上記第1の実施の形態に示
したと同様の過程で導くことができる。したがって、本
第2の実施の形態の球体アクチュエータによれば、球面
体の回転角度および回転方向を高精度に検出することが
可能になる。
【0025】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態に係る球面アクチュエータの主要部を示
す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)
は側面図である。図5に示す球面アクチュエータでは、
球面体10が図示しない適当な支持部材により回転自在
に支持されている。球面体10は、セラミック等の絶縁
材によりほぼ球体状に形成されており、その上面にはア
ーム等の出力部を取り付けるための軸部11が連結され
ている。
【0026】また、互いに直交する二方向の側面にはそ
れぞれ電極膜51、電極膜52が塗布されている。これ
ら電極膜51、電極膜52は、それぞれθX方向、θY
方向の角度を独立に検出するために円形の形状をなして
いる、そして、球面体10の球面部分と同心球面状をな
すように曲成された二対の電極板53、54および5
5、56が、それぞれ電極膜51、52の中心を通るθ
X方向、θY方向に沿い、球面体10との間のギャップ
が一定になるように配置されている。なお、電極板5
3,55は球面体10の上半球に沿って配置されてお
り、電極板54,56は球面体10の下半球に沿って配
置されている。
【0027】これにより、電極膜51と各電極板53、
54との間、および電極膜52と電極板55、56との
間にそれぞれ静電容量が構成されている。そして、各電
極板53、54、55、56と球面体10(電極膜5
1、52)とのなす空間がエアギャップまたは絶縁膜等
により絶縁されている。なお、本第3の実施の形態の球
面アクチュエータの動作原理は、上記第2の実施の形態
に示したもの同じであり、静電容量検出回路は図4に示
したものを用いる。
【0028】本第3の実施の形態によれば、球面体10
の底部を電極膜や電極板が覆うことがなく露出すること
ができるいう点で、従来例および上記第1,第2の実施
の形態に示した構成と異なっている。よって、球面体を
底部から支持することが多い球面アクチュエータとして
有効に活用でき、当該球面アクチュエータにおける球面
体10の底部に圧電体が接するようにし、マイクロマニ
ピュレータを構成することができる。このように、本第
3の実施の形態の球体アクチュエータにおいても、球面
体の回転角度および回転方向を高精度に検出することが
可能になる。なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施で
きる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、小型軽量かつ簡単な構
成で、球面体の回転角度を高精度に検出できる球面アク
チュエータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る球面アクチュ
エータの主要部を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図、(c)は下面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る球面アクチュ
エータの角度検出測定回路の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る球面アクチュ
エータの主要部を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図、(c)は下面図。
【図4】本発明の第2,第3の実施の形態に係る球面ア
クチュエータの角度検出測定回路の構成を示すブロック
図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る球面アクチュ
エータの主要部を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図。
【符号の説明】
10…球面体 11…軸部 12…電極膜 13〜16…電極板 21〜24…電極板 30〜33…静電容量検出回路 34…演算回路 44…演算回路 51…電極膜 52…電極膜 53〜56…電極板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体で形成された球面体を回転自在に支
    持させた球面アクチュエータにおいて、 前記球面体の表面上に設けられた電極部と、 この電極部に対向するよう設けられ、前記電極部とのな
    す空間に静電容量を構成するよう配置された電極板と、 を具備したことを特徴とする球面アクチュエータ。
  2. 【請求項2】前記電極部を前記球面体の底部表面上に設
    け、かつ前記球面体の球面部分と同心球面状をなすよう
    曲成された二組の前記電極板を前記電極部に対向させ、
    互いに直交するよう配置したことを特徴とする請求項1
    に記載の球面アクチュエータ。
  3. 【請求項3】前記電極部を前記球面体側面上に互いに直
    交するよう二つ設け、前記球面体の球面部分と同心球面
    状をなすよう曲成された一対の前記電極板を一組づつ各
    前記電極部に対向するよう前記球面体の回転方向に沿っ
    て配置したことを特徴とする請求項1に記載の球面アク
    チュエータ。
JP28254696A 1996-10-24 1996-10-24 球面アクチュエータ Withdrawn JPH10122809A (ja)

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