JPH10122854A - 鋼鋳片品質評価方法 - Google Patents
鋼鋳片品質評価方法Info
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- JPH10122854A JPH10122854A JP28278296A JP28278296A JPH10122854A JP H10122854 A JPH10122854 A JP H10122854A JP 28278296 A JP28278296 A JP 28278296A JP 28278296 A JP28278296 A JP 28278296A JP H10122854 A JPH10122854 A JP H10122854A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鋼鋳片から切り出した試料において、介在物の
粒径分布を迅速に実測することにより鋳片品質を評価す
る方法を提供する。 【構成】鋼連続鋳造鋳片から試料を切り出し、あらかじ
め定めた粒径区分毎に介在物の個数を測定し、粒径の対
数が粒径に対して直線関係にあることを利用して実測の
困難な有害な大型介在物の鋳片での存在密度を予測し、
その大型介在物の存在密度をもって鋳片品質を評価する
鋼鋳片品質評価方法。
粒径分布を迅速に実測することにより鋳片品質を評価す
る方法を提供する。 【構成】鋼連続鋳造鋳片から試料を切り出し、あらかじ
め定めた粒径区分毎に介在物の個数を測定し、粒径の対
数が粒径に対して直線関係にあることを利用して実測の
困難な有害な大型介在物の鋳片での存在密度を予測し、
その大型介在物の存在密度をもって鋳片品質を評価する
鋼鋳片品質評価方法。
Description
【0001】
【0002】
【従来の技術】大型介在物を含有する鋼鋳片を、例えば
高級冷延鋼板の製造に振り向けると、薄板の表面にスリ
バー疵が発生するため、これらの鋳片は、表面手入れを
受けるか、降格されるような管理がなされる。連続鋳造
の途中で、あるいは連続鋳造の直後に、大型介在物を含
有する鋳片であるか否かを検知する事ができると、大型
介在物を含有しない鋳片を高級冷延鋼板の製造に振り向
け、大型介在物を含有する鋳片は手入れするか、降格す
るという判断がその時点で可能となるため、品質管理
上、極めて好ましい。
高級冷延鋼板の製造に振り向けると、薄板の表面にスリ
バー疵が発生するため、これらの鋳片は、表面手入れを
受けるか、降格されるような管理がなされる。連続鋳造
の途中で、あるいは連続鋳造の直後に、大型介在物を含
有する鋳片であるか否かを検知する事ができると、大型
介在物を含有しない鋳片を高級冷延鋼板の製造に振り向
け、大型介在物を含有する鋳片は手入れするか、降格す
るという判断がその時点で可能となるため、品質管理
上、極めて好ましい。
【0003】しかし大型介在物を含有する鋳片において
も、大型介在物の個数は少なく、一方、従来の方法では
介在物の測定対象となる面積は極めて小さい。このため
従来は大型介在物を含有する鋳片の介在物の測定におい
て、中型のあるいは小型の介在物は多数検知する事はで
きるが、大型介在物を直接検知する事は容易ではなく、
従って鋳片の振り向け先を決める品質管理用の測定結果
としては不十分であった。
も、大型介在物の個数は少なく、一方、従来の方法では
介在物の測定対象となる面積は極めて小さい。このため
従来は大型介在物を含有する鋳片の介在物の測定におい
て、中型のあるいは小型の介在物は多数検知する事はで
きるが、大型介在物を直接検知する事は容易ではなく、
従って鋳片の振り向け先を決める品質管理用の測定結果
としては不十分であった。
【0004】鋳片から多数の測定試料を採取し、広い面
積に亘って介在物を測定し、大型介在物の数を直接数
え、その分布量を評価する事が考えられる。しかしこの
方法では介在物の測定面積が広くなり介在物の測定に長
時間を要し、測定結果が得られた際には、既に該鋳片は
圧延され成品化されている。従ってこの方法も鋼材の製
造時における品質管理や工程管理には適しない。
積に亘って介在物を測定し、大型介在物の数を直接数
え、その分布量を評価する事が考えられる。しかしこの
方法では介在物の測定面積が広くなり介在物の測定に長
時間を要し、測定結果が得られた際には、既に該鋳片は
圧延され成品化されている。従ってこの方法も鋼材の製
造時における品質管理や工程管理には適しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、大型介在物
の分布量に基づいて鋳片の振り向け先を決める品質管理
や工程管理を行うに際して、迅速簡易にかつ十分な精度
で大型介在物の分布量を検知することができる、鋳片介
在物の評価方法の提供を課題としている。
の分布量に基づいて鋳片の振り向け先を決める品質管理
や工程管理を行うに際して、迅速簡易にかつ十分な精度
で大型介在物の分布量を検知することができる、鋳片介
在物の評価方法の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は(1)鋼連続鋳
造鋳片から試料を切り出し、該試料の実測検知面積Smm
2内に存在する、大きさがX0超〜X1(但しX1=X0+
α)の範囲の欠陥の個数y1、大きさがX1超〜X2(但
しX2=X0+2α)の範囲の欠陥の個数y2,……,大
きさがXi-1超〜Xi(但しXi=X0+iα)の範囲の欠
陥の個数yiを測定し、y1,y2,……,yiを用いて標
準検査面積Amm2内に存在すると推定されるそれぞれの
欠陥個数Y1(但しY1=y1×(A/S))、Y2(但し
Y2=y2×(A/S))、…,Yi(但しYi=yi×(A/
S))を算出し、X1,X2,…,XiおよびY1,Y
2…,Yiを用いて、logYmとXmの間の下記の一次式
(1)の関係を把握し、この一次式(1)の関係を用い
て、大きさがXn-1〜Xn(但しXn=X0+nα)の範囲に
ある欠陥の数Ynを推定することを特徴とする、鋼鋳片
品質評価方法である。
造鋳片から試料を切り出し、該試料の実測検知面積Smm
2内に存在する、大きさがX0超〜X1(但しX1=X0+
α)の範囲の欠陥の個数y1、大きさがX1超〜X2(但
しX2=X0+2α)の範囲の欠陥の個数y2,……,大
きさがXi-1超〜Xi(但しXi=X0+iα)の範囲の欠
陥の個数yiを測定し、y1,y2,……,yiを用いて標
準検査面積Amm2内に存在すると推定されるそれぞれの
欠陥個数Y1(但しY1=y1×(A/S))、Y2(但し
Y2=y2×(A/S))、…,Yi(但しYi=yi×(A/
S))を算出し、X1,X2,…,XiおよびY1,Y
2…,Yiを用いて、logYmとXmの間の下記の一次式
(1)の関係を把握し、この一次式(1)の関係を用い
て、大きさがXn-1〜Xn(但しXn=X0+nα)の範囲に
ある欠陥の数Ynを推定することを特徴とする、鋼鋳片
品質評価方法である。
【0007】logYm=aXm+b………………(1) (但しa,bは鋳片と、鋳片の表面からの深さにより定
まる定数)。
まる定数)。
【0008】また(2)実測検知面積が、欠陥測定個数
の合計y1+y2+…+yiが50ヶ以上となる広さの実
測検知面積である事を特徴とする、前記(1)に記載の
鋼鋳片品質評価方法である。
の合計y1+y2+…+yiが50ヶ以上となる広さの実
測検知面積である事を特徴とする、前記(1)に記載の
鋼鋳片品質評価方法である。
【0009】図3は本発明の方法の模式説明図である。
鋼連続鋳造鋳片から試料を切り出し、実測検知面積Smm
2(400mm2)内に存在する、大きさが(50超〜150)
μmの欠陥が13ヶ、(150超〜250)μmの欠陥が
8ヶ、(250超〜350)μmの欠陥が6ヶ、(350
超〜450)μmの欠陥が3ヶの例である。即ちX0を5
0μm、αを100μmとして、大きさがX0超〜X1の範
囲の欠陥の個数y1が13、X1超〜X2の範囲の欠陥の
個数y2が8、X2超〜X3の範囲の欠陥の個数y3が6、
X3超〜X4の欠陥の個数y4が3の例である。
鋼連続鋳造鋳片から試料を切り出し、実測検知面積Smm
2(400mm2)内に存在する、大きさが(50超〜150)
μmの欠陥が13ヶ、(150超〜250)μmの欠陥が
8ヶ、(250超〜350)μmの欠陥が6ヶ、(350
超〜450)μmの欠陥が3ヶの例である。即ちX0を5
0μm、αを100μmとして、大きさがX0超〜X1の範
囲の欠陥の個数y1が13、X1超〜X2の範囲の欠陥の
個数y2が8、X2超〜X3の範囲の欠陥の個数y3が6、
X3超〜X4の欠陥の個数y4が3の例である。
【0010】鋳片の介在物の含有量の比較は、同じ検査
面積当たりの介在物の個数で比較する。このため本発明
では、y1,y2,y3,y4を標準検査面積Amm2(例え
ば1000mm2)当たりに換算する。即ちy1,y2,
y3,y4のそれぞれを(A/S)倍しy1はY1=13×
(1000/400)=32.5とし、同様にy2はY2
=20.0に、y3はY3=15.0に、y4はY4=7.
5に換算する。
面積当たりの介在物の個数で比較する。このため本発明
では、y1,y2,y3,y4を標準検査面積Amm2(例え
ば1000mm2)当たりに換算する。即ちy1,y2,
y3,y4のそれぞれを(A/S)倍しy1はY1=13×
(1000/400)=32.5とし、同様にy2はY2
=20.0に、y3はY3=15.0に、y4はY4=7.
5に換算する。
【0011】本発明ではX1,X2,X3,X4および
Y1,Y2,Y3,Y4を用いて、logYとXの1次式 log
Ym=aXm+b(但しa,bは鋳片と鋳片の表面からの
深さにより定まる常数)の関係を把握する。本発明はこ
の1次式の関係を用いて、実測に際しては検知できなか
った、大きさが(450超〜550)μmの介在物の存
在数をYを図3のイの如く4.2ヶ/1000mm2と推
定し、大きさが(550超〜650)μmの介在物の存
在数Yを図1のロの如く2.54/1000mm2と推定
する方法である。
Y1,Y2,Y3,Y4を用いて、logYとXの1次式 log
Ym=aXm+b(但しa,bは鋳片と鋳片の表面からの
深さにより定まる常数)の関係を把握する。本発明はこ
の1次式の関係を用いて、実測に際しては検知できなか
った、大きさが(450超〜550)μmの介在物の存
在数をYを図3のイの如く4.2ヶ/1000mm2と推
定し、大きさが(550超〜650)μmの介在物の存
在数Yを図1のロの如く2.54/1000mm2と推定
する方法である。
【0012】尚前記の如く、図3は(y1+y2+y3+
y4)の合計は30ヶの例である。本発明者等の知見で
はy1+y2+…+yiの合計個数が50ヶ未満の場合に
は先に述べた1次式は精度が不十分である。したがって
実測検査面積Smm2はy1+y2+…+yi の合計個数が
50ヶ以上となるように選定する事が好ましい。
y4)の合計は30ヶの例である。本発明者等の知見で
はy1+y2+…+yiの合計個数が50ヶ未満の場合に
は先に述べた1次式は精度が不十分である。したがって
実測検査面積Smm2はy1+y2+…+yi の合計個数が
50ヶ以上となるように選定する事が好ましい。
【0013】本発明をX0が50μmでαが100μmの
例で説明したが、これ等は比較する鋳片について統一さ
れた値であればよく、また介在物の個数は検鏡法により
行う事ができるが、大きさ別の個数が把握できる他の方
法、例えば超音波探傷法等であってもよい。また鋳片内
の試料採取位置は、目的に応じて統一されている位置で
あればよく、一次式(1)は、コンピュータ等を用いて
算出してもよいし、作図により把握してもよい。
例で説明したが、これ等は比較する鋳片について統一さ
れた値であればよく、また介在物の個数は検鏡法により
行う事ができるが、大きさ別の個数が把握できる他の方
法、例えば超音波探傷法等であってもよい。また鋳片内
の試料採取位置は、目的に応じて統一されている位置で
あればよく、一次式(1)は、コンピュータ等を用いて
算出してもよいし、作図により把握してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者等は、多数の鋼鋳片につ
いて、その介在物の分布を調査した結果、介在物の大き
さXm(μm)と、大きさがXmの介在物が鋳片の単位面
積内に存在する個数Ymの間には、logYm=aXm+b
(但しa,bは鋳片と、鋳片の表面からの深さにより定
まる常数)で表される強い相関関係がある事を新たに知
得して、本発明をなすに至った。即ち本発明者等の新た
な知見によると、logYmとXmの間には強い一次式の相
関関係がある。
いて、その介在物の分布を調査した結果、介在物の大き
さXm(μm)と、大きさがXmの介在物が鋳片の単位面
積内に存在する個数Ymの間には、logYm=aXm+b
(但しa,bは鋳片と、鋳片の表面からの深さにより定
まる常数)で表される強い相関関係がある事を新たに知
得して、本発明をなすに至った。即ち本発明者等の新た
な知見によると、logYmとXmの間には強い一次式の相
関関係がある。
【0015】図1はその例を示す図で、横軸は等間隔目
盛による介在物の大きさXmであり、縦軸は log目盛該
当位置にYmをプロットした図である。尚何れも鋳片の
表面下2mmの位置における1600mm2の面積につい
て、検鏡法により測定した例であり、標準検査面積も1
600mm2の例である。
盛による介在物の大きさXmであり、縦軸は log目盛該
当位置にYmをプロットした図である。尚何れも鋳片の
表面下2mmの位置における1600mm2の面積につい
て、検鏡法により測定した例であり、標準検査面積も1
600mm2の例である。
【0016】図1の線図Aは同一の鋳片の測定結果で、
○は一方の広幅面の幅方向の中央部の測定結果、●は他
方の広幅面の幅方向の中央部の測定結果である。○に見
られる如く、一方の表面の測定結果に基づくXmとYmと
は、線図Aで示される logYm=a1Xm+b1の強い一
次式の相関関係がある。
○は一方の広幅面の幅方向の中央部の測定結果、●は他
方の広幅面の幅方向の中央部の測定結果である。○に見
られる如く、一方の表面の測定結果に基づくXmとYmと
は、線図Aで示される logYm=a1Xm+b1の強い一
次式の相関関係がある。
【0017】また他方の表面の測定結果である●は、個
々のプロットは○とは相違しているが、YmとXmの関係
は、図1にみられる如く、○について設定した線図Aで
示される logYm=a1Xm+b1式と大凡同じになる。即
ちこの鋳片の一の位置の表面下2mmの介在物の分布 log
Ym=a1Xm+b1は、他の位置の表面下2mmの介在物の
分布にも大凡再現され、測定位置による変動が小さく、
従って鋳片の品質の評価に用いる事ができる。
々のプロットは○とは相違しているが、YmとXmの関係
は、図1にみられる如く、○について設定した線図Aで
示される logYm=a1Xm+b1式と大凡同じになる。即
ちこの鋳片の一の位置の表面下2mmの介在物の分布 log
Ym=a1Xm+b1は、他の位置の表面下2mmの介在物の
分布にも大凡再現され、測定位置による変動が小さく、
従って鋳片の品質の評価に用いる事ができる。
【0018】図1の線図Bは異なる取鍋の溶鋼から製造
した鋳片の測定結果である。線図Bの鋳片は、線図Aの
場合に比べて、微小介在物も大型介在物も多い。しかし
XmとYmは線図Bでしめされる logYm=a2Xm+b2の
強い一次式の相関関係にある。
した鋳片の測定結果である。線図Bの鋳片は、線図Aの
場合に比べて、微小介在物も大型介在物も多い。しかし
XmとYmは線図Bでしめされる logYm=a2Xm+b2の
強い一次式の相関関係にある。
【0019】図1は測定面積が1600mm2であり広い
ために、個数が少ない大型介在物も検知できたが、測定
面積が広いと測定に時間を要し、迅速性に欠ける。測定
面積を例えば800mm2にすると測定面積が1/2であ
るため測定時間も大幅に短縮し迅速性が満たされる。し
かし測定面積が800mm2の場合は、存在個数が多い小
型介在物と中型介在物は多数検知する事できるが、個数
が少ない大型介在物は測定しても検知できない場合が多
い。
ために、個数が少ない大型介在物も検知できたが、測定
面積が広いと測定に時間を要し、迅速性に欠ける。測定
面積を例えば800mm2にすると測定面積が1/2であ
るため測定時間も大幅に短縮し迅速性が満たされる。し
かし測定面積が800mm2の場合は、存在個数が多い小
型介在物と中型介在物は多数検知する事できるが、個数
が少ない大型介在物は測定しても検知できない場合が多
い。
【0020】本発明においては、測定面積が800mm2
の場合は、多数検知された小型介在物と中型介在物に基
づき、logYm=aXm+bの関係を把握し、この関係に
基づいて検知できなかった大型介在物の存在箇数を推定
するが、小型介在物と中型介在物のみの場合であっても
強い相関関係が得られるために、この相関関係を外延さ
せることによって十分な精度で大型介在物の存在箇数を
推定することができる。この結果、十分な精度の大型介
在物箇数を、迅速に把握する事が可能となる。
の場合は、多数検知された小型介在物と中型介在物に基
づき、logYm=aXm+bの関係を把握し、この関係に
基づいて検知できなかった大型介在物の存在箇数を推定
するが、小型介在物と中型介在物のみの場合であっても
強い相関関係が得られるために、この相関関係を外延さ
せることによって十分な精度で大型介在物の存在箇数を
推定することができる。この結果、十分な精度の大型介
在物箇数を、迅速に把握する事が可能となる。
【0021】しかし、測定した介在物の合計箇数が少な
過ぎる場合は、高い精度の logYm=aXm+bの関係を
把握する事ができない。図2はその例で、同一鋳片で測
定面積が変わった場合の例である。線図Cは測定面積が
80,000mm2の例で測定した介在物の合計箇数は1
1203個であり、極めて強い相関関係がみられる。線
図Dは測定面積が400mm2例で測定した介在物の合計
箇数は53個である。この際は線図Cよりも変動はある
が、しかし尚十分な相関関係が認められる。●は測定面
積が100mm2の場合の例で測定した介在物の合計箇数
は18であるが、この際には logYm=aXm+bの関係
を把握する事ができない。
過ぎる場合は、高い精度の logYm=aXm+bの関係を
把握する事ができない。図2はその例で、同一鋳片で測
定面積が変わった場合の例である。線図Cは測定面積が
80,000mm2の例で測定した介在物の合計箇数は1
1203個であり、極めて強い相関関係がみられる。線
図Dは測定面積が400mm2例で測定した介在物の合計
箇数は53個である。この際は線図Cよりも変動はある
が、しかし尚十分な相関関係が認められる。●は測定面
積が100mm2の場合の例で測定した介在物の合計箇数
は18であるが、この際には logYm=aXm+bの関係
を把握する事ができない。
【0022】本発明者等の知見によると、測定した介在
物の合計箇数が50個未満の場合は精度の高い logYm
=aXm+b式を作成する事は難しい。従ってこの場合
は、測定した介在物の合計箇数が50個以上となるよう
に、実測検知面積を更に拡げる事が好ましい。
物の合計箇数が50個未満の場合は精度の高い logYm
=aXm+b式を作成する事は難しい。従ってこの場合
は、測定した介在物の合計箇数が50個以上となるよう
に、実測検知面積を更に拡げる事が好ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明によると、連続鋳造鋳片の大型介
在物の分布量を、迅速簡易にかつ十分な精度で検知する
ことができる。この結果を用いると、大型介在物の分布
量に基づいて鋳片の振り向け先を決める品質管理や工程
管理が可能となる。
在物の分布量を、迅速簡易にかつ十分な精度で検知する
ことができる。この結果を用いると、大型介在物の分布
量に基づいて鋳片の振り向け先を決める品質管理や工程
管理が可能となる。
【図1】は連続鋳造鋳片の介在物の大きさXmとその分
布量Ymの関係の例を示す図。
布量Ymの関係の例を示す図。
【図2】は測定した介在物の合計箇数を50以上とする
理由の説明図。
理由の説明図。
【図3】は本発明の方法の模式説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】鋼連続鋳造鋳片から試料を切り出し、該試
料の実測検知面積 Smm2内に存在する、大きさがX0超
〜X1(但しX1=X0+α)の範囲の欠陥の個数y1、大
きさがX1超〜X2(但しX2=X0+2α)の範囲の欠陥
の個数y2,……,大きさがXi-1超〜Xi(但しXi=X
0+iα)の範囲の欠陥の個数yiを測定し、y1,y2,
……,yiを用いて標準検査面積Amm2内に存在すると推
定されそれぞれの欠陥個数Y1(但しY1=y1×(A/
S))、Y2(但しY2=y2×(A/S))、…,Yi(但
しYi=yi×(A/S))を算出し、X1,X2,…,Xi
およびY1,Y2…,Yiを用いて、logYmとXmの間の下
記の一次式(1)の関係を把握し、この一次式(1)の
関係を用いて、大きさがXn-1〜Xn(但しXn=X0+n
α)の範囲にある欠陥の数Ynを推定することを特徴と
する、鋼鋳片品質評価方法。 logYm=aXm+b………………(1) (但しa,bは鋳片と、鋳片の表面からの深さにより定
まる定数) - 【請求項2】実測検知面積が、欠陥測定個数の合計y1
+y2+…+yiが50ヶ以上となる広さの実測検知面積
である事を特徴とする、請求項1に記載の鋼鋳片品質評
価方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28278296A JPH10122854A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 鋼鋳片品質評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28278296A JPH10122854A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 鋼鋳片品質評価方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10122854A true JPH10122854A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17657018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28278296A Withdrawn JPH10122854A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 鋼鋳片品質評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10122854A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1106572C (zh) * | 1999-12-28 | 2003-04-23 | 宝山钢铁股份有限公司 | 铸坯断面质量的自动评价方法 |
| CN116908230A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-10-20 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种夹杂物评价方法、装置、存储介质及电子设备 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28278296A patent/JPH10122854A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1106572C (zh) * | 1999-12-28 | 2003-04-23 | 宝山钢铁股份有限公司 | 铸坯断面质量的自动评价方法 |
| CN116908230A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-10-20 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种夹杂物评价方法、装置、存储介质及电子设备 |
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