JPH10122959A - 音響光学素子を用いた分光光源装置 - Google Patents
音響光学素子を用いた分光光源装置Info
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Abstract
り出した1次回折光への0次光の混入を抑える。 【解決手段】 ミラー及びレンズを含む光源光学系によ
り、光源光が音響光学素子4の入射面に対し平行光とな
って入射する。音響光学素子4からの0次光26、+1
次回折光22及び−1次回折光24はレンズ20の焦点
面上に集光し、+1次回折光22と−1次回折光24は
レンズ20の焦点面上に配置された分岐光ファイバの端
部32,34にそれぞれ入射する。+1次回折光22と
−1次回折光24の光路は、空間的な位置を互いに離す
ためにそれぞれプリズム28,30により曲げられてお
り、分岐光ファイバの端部32,34はそれぞれの曲げ
られた光路上に配置されている。分岐光ファイバの端部
32,34に入射した+1次回折光22と−1次回折光
24は、その分岐光ファイバの他端で同一光軸上に合成
された後に測定対象に照射される。
Description
どの試料中の特定物質を分析する測定装置で特定波長の
照射光を発生するために用いられる分光光源装置に関す
るものである。特定物質としては、たとえば血液や尿中
のグルコ−ス、ヘモグロビン、果物中の糖分などがあ
る。
さまざまな光学測定が行なわれている。それらの測定
で、測定対象物に特定波長の光を照射し、その透過光や
散乱光、反射光の強度を波長ごとに測定して測定対象物
内の情報を得ている。
波長の異なるレ−ザ−ダイオ−ド(LD)のような単波
長光源を複数種類組み合わせたものや、連続波長の光を
発生する光源からの光をバンドパスフィルタ−で分光し
て用いる方法が一般的である。しかし、LDのような単
波長光源では得られる波長が限られてくるため、測定で
きない波長域が出てくる。連続波長光からフィルタ−に
より波長を選択する分光方式では、フィルタ−を機械的
に切り換える必要がある。
光源とフーリエ分光式又はグレーティングの回折原理を
利用するような走査型分光装置とを組み合わせたものも
用いられている。しかし、機械走査が必要となり、測定
時間が長くかかる問題が生じる。また環境の影響、たと
えば温度の影響を受けてドリフトが大きくなる問題もあ
る。
分光装置に音響光学素子(AOTF)を用いたものがあ
る。音響光学素子は、音響光学結晶に音響波トランスデ
ューサが貼り付られたものであり、トランスデューサか
ら音響光学結晶に与えられる音響波(RF)周波数によ
ってその結晶を透過する波長が選択される。音響光学素
子では機械的可動部がなく、また高速で波長走査するこ
ともできる。音響光学素子を用いた分光光度計は市販さ
れている。
波長の純度を向上させるためには、音響光学素子に入射
する光は一定の光学条件を満足する必要がある。しか
し、従来の分光光度計では、光源から音響光学素子に入
射する光束の調整が十分ではなく、+1次回折光又は−
1次回折光に含まれる0次光の割合が大きく、分光波長
の純度が十分に大きいとはいえない。
折光と−1次回折光は0次光とは方向が異なっている
が、接近しているため、取り出した+1次回折光又は−
1次回折光中に0次光が混入しやすい。そこで、本発明
の目的は、音響光学素子での分光波長の純度を高め、し
かも0次光の混入を抑えて純度の高い1次回折光を取り
出すことができるようにすることである。
は、ランプ光源と、音響光学結晶に音響波トランスデュ
ーサを備え音響光学結晶に与える音響波周波数を変化さ
せて分光を行なう分光素子としての音響光学素子と、光
源からの光を音響光学素子の窓口のサイズより小さい光
束で、かつ音響光学素子の許容角度よりも小さい伝播角
度(平行度)をもった光線として音響光学素子に入射さ
せる光源光学系と、音響光学素子から出射した0次光、
+1次回折光及び−1次回折光をそれぞれ互いに空間的
に異なる位置に集光する集光光学系と、集光光学系によ
り集光された+1次回折光と−1次回折光のうちの少な
くとも一方を測定対象に照射する照射光学系とを備えて
いる。
中の光線が空間を伝播する方向とのなす角度であり、光
束の光軸を音響光学素子に垂直に入射させたとき、伝播
角度が音響光学素子の許容角度より小さい光線のみが1
次回折光に寄与する。したがって、音響光学素子に垂直
に入射する光束中で伝播角度が音響光学素子の許容角度
より小さい光線が多いほど1次回折光の強度が大きくな
る。好ましくは、音響光学素子に入射する全ての光線の
伝播角度が音響光学素子の許容角度より小さくなってい
ることである。
光学素子の入射面に対し垂直であることが望ましいが、
その光束に含まれる光線が音響光学素子の入射面に対す
る垂直方向となす角度が音響光学素子の許容角度より小
さくなっている条件が満たされるならば、音響光学素子
に入射する光束の光軸の方向は、音響光学素子の入射面
に対し厳密に垂直であることは要求されない。
の窓口のサイズより小さい光束で、かつ音響光学素子の
許容角度よりも小さい伝播角度をもった光線として音響
光学素子に入射させるように調整されていることによ
り、+1次回折光及び−1次回折光の純度が高まる。ま
た、音響光学素子から出射した0次光、+1次回折光及
び−1次回折光をそれぞれ互いに空間的に異なる位置に
集光させることにより、1次回折光への0次光の混入を
抑えることができる。
口のサイズより小さい光束で、かつ音響光学素子の許容
角度よりも小さい伝播角度をもった光線として音響光学
素子に入射させるように調整する光学系の一例は、光源
の光軸上の前方に配置され光源からの光を音響光学素子
方向に反射する前置ミラーと、前置ミラーの鏡面を音響
光学素子の入射面と共役の関係にする光学系である。音
響光学素子の窓口のサイズが小さい場合は、マスクを設
けて光束を小さくする。
光を前置ミラー方向に反射する後置ミラーをさらに設け
ることができる。これにより、光源から音響光学素子に
入射するまでの光源エネルギ−の利用効率が高まる。照
射光学系の好ましい一例は、集光光学系により集光され
た+1次回折光と−1次回折光を同一光軸上に合成して
測定対象に照射する光学系である。このように、+1次
回折光と−1次回折光をともに利用することにより、光
源エネルギ−の利用効率が高まる。
に合成させる照射光学系の好ましい例は、一端部が少な
くとも2つに分岐し、他端部が1つに合流した分岐光フ
ァイバであり、集光光学系により集光された+1次回折
光と−1次回折光を分岐光ファイバの分岐したそれぞれ
の端部に入射させ、合流した他端部から出射した光を測
定対象に照射させるものである。このとき、照射光学系
で+1次回折光又は−1次回折光が入射する端部は集光
光学系の焦点面に設置されていることが好ましい。
に合成させる照射光学系のさらに好ましい例は、一端部
が3つに分岐し、他端部が1つに合流した分岐光ファイ
バであり、集光光学系により集光された+1次回折光と
−1次回折光を分岐光ファイバの分岐した3つの端部の
うちの2つの端部にそれぞれ入射させ、合流した他端部
からの出射光の測定対象による透過散乱光を出射光の出
射した端部に再び入射させ、分岐した3つの端部のうち
の残りの1つの端部により光検出器に導くものである。
このような分岐光ファイバを使用することにより、構成
が簡単になる。
性の目的物質中に入ってからその目的物質から出てくる
現象の意味で使用されており、したがって「透過散乱
光」は光の入射方向に出ていく所謂透過光も、入射方向
とは反対方向に出ていく所謂反射光も全て含んだ意味で
使用される。光源光学系の光路上に分光波長領域の異な
る複数の音響光学素子を直列に配置し、いずれかの音響
光学素子を選択して駆動するようにしてもよい。この場
合、利用できる波長域が広がる。
変調により、又は音響光学素子に入射する光の機械的チ
ョッピングにより、音響光学素子からの出力光を変調さ
せることができる。強度変調することにより光信号の検
出に変調同期検知(検波)が可能となり、ロックインア
ンプを利用して高精度の測定が可能になる。より安定し
た出力結果を得るために、音響光学素子からの出力光の
うちの0次光又はランプ光源からの光源光を受光し、光
源強度の変動を補正するのが好ましい。
室2からの連続波長光を分光する音響光学素子4を示し
たものである。光源室2には光源6としてハロゲンラン
プが設けられ、光源6からの光を集め、かつ音響光学素
子4に対しほぼ平行光として入射させる光源光学系が設
けられている。光源6の光軸8の前方には前置ミラー1
0、後方には後置ミラ−12が配置されている。ミラー
10,12で集められた光源6からの光を平行光とする
ために、ミラー10と音響光学素子4の間の光路上にレ
ンズ14、ミラ−16,18が配置され、これらの光学
系を経て光源光が音響光学素子4に入射させられる。
たものである。前置ミラー10と後置ミラ−12は、同
じ焦点距離を持つ球面ミラーであり、光源6のフィラメ
ント6から後置ミラー12までの距離が焦点距離のほぼ
2倍になるように設定されており、さらに、後置ミラー
12で形成される光源のフィラメント像がフィラメント
自身からわずかにずれるように後置ミラー12の光軸方
向が設定されている。このような設計は、光源エネルギ
−の利用効率を高めるためのものである。
ズ14により、凸レンズ14の後ろに一次結像される。
その位置には必要に応じて、光束を制限するマスク15
が配置される。その一次結像された光の像は球面ミラー
18により音響光学素子4の入射面に二次結像する。ミ
ラー16は光路を曲げるだけの平面鏡である。ミラー1
0,12、レンズ14、ミラ−16,18を含む光学系
により、光源光が音響光学素子4の入射面に対し平行光
となって垂直に入射する。音響光学素子4へ二次結像し
て入射する光束の伝播角度とそのスポット径の許容値
は、音響光学素子4の音響光学結晶で決まる。例えば、
伝播角度の許容度は約6°であり、スポット径は10m
m以下である。音響光学素子4に入射する光束の伝播角
度とそのスポット径が音響光学素子4により決まる許容
度の範囲内に収まるように、各ミラー10,12,18
の曲率、レンズ14の焦点距離、それらの大きさ、位置
や角度が設定されている。例えば、伝播角度の許容度が
6°であれば、光軸が音響光学素子4の入射面に垂直入
射する光束中の全ての光線の伝播角度が0〜±6°の範
囲に入るように、光学系が調整されている。また、音響
光学素子4への入射光のスポット径が許容値より大きく
なる場合には、マスク15を設けてスポット径を制限す
る。
ミラ−に限られるものではなく、例えば放物面鏡であっ
てもよい。ミラー10,12は音響光学素子4への入射
光の平行度やスポット径の許容幅に応じて設計すること
ができる。音響光学素子4は二酸化テルル(TeO2)
結晶を音響光学結晶として用いたものであり、その一辺
に音響波トランスデューサが貼り付けられている。音響
波トランスデューサから結晶に与えられる周波数によ
り、800〜2400nmの範囲で波長を選択し、走査
することができる。
定の音響波周波数が与えられたとき、その周波数に応じ
た回折光が+1次回折光と−1次回折光として分かれて
出射し、それ以外の波長光が0次光として透過する。+
1次回折光と−1次回折光は照射光学系により同一光軸
上に合成されて測定対象に照射される。0次光は測定対
称には照射されず、光源強度を表わすものとして測定光
強度の補正に利用される。
る。光源室2及び音響光学素子4は図1に示されたもの
である。音響光学素子4からの0次光26、+1次回折
光22及び−1次回折光24は集光光学系としてのレン
ズ20によりそれぞれが集光される。+1次回折光22
と−1次回折光24及び0次光26はそれぞれの光軸が
異なっており、+1次回折光22と−1次回折光24の
光路上にはそれぞれプリズム28,30が配置されて光
路の方向が変えられ、それぞれの光路上には分岐光ファ
イバの分岐した端部32,34が入射端としてそれぞれ
配置されている。音響光学素子4から発生する0次光2
6、+1次回折光22及び−1次回折光24は、それぞ
れがほぼ平行光であるため、レンズ20の焦点面上に集
光する。分岐光ファイバの分岐した端部32,34は、
それぞれレンズ20の焦点面上に配置されている。+1
次回折光22と−1次回折光24の光路は、空間的な位
置を互いに離すためにそれぞれプリズム28,30によ
り曲げられており、分岐光ファイバの分岐した端部3
2,34はそれぞれの曲げられた光路上に配置されてい
る。分岐光ファイバの端部32,34に入射した+1次
回折光22と−1次回折光24は、その分岐光ファイバ
の他端で同一光軸上に合成された後に測定対象に照射さ
れる。
び0次光26は、互いに光軸が異なっているとはいえ、
空間的に接近しているため、+1次回折光22と−1次
回折光24の光路を変えるのにプリズム28,30を用
い、0次光がそれぞれの光路に混入するのを抑えてい
る。+1次回折光22と−1次回折光24の光路を変え
るのにプリズムに代えてミラーを用いてもよい。
光ファイバの一例を示す。(B)はその分岐光ファイバ
の分岐した端部の端面図、(C)は合流した端部の端面
図である。この例は一端部が3つ32,34,36に分
岐し、他端部38が1つに合流した3分岐光ファイバで
ある。ここで用いている光ファイバは、そのコア材料が
GeO2含有SiO2、コア直径が127±7μm、クラ
ッド材料がフッ素含有SiO2、クラッド直径が140
±5μmである。各単芯光ファイバの一次被覆材料はシ
リコーン樹脂で、一次被覆体の直径は165±5μm、
開口数NA値は0.35である。分岐した端部32,3
4,36ではその光ファイバが束ねられてバンドルファ
イバとなっており、それぞれのバンドルファイバの直径
は5mm、それらのバンドルファイバの被覆材の外径は
12mmである。バンドルファイバにおける光ファイバ
の充填率は約90%である。合流した他端部38でのバ
ンドルファイバ径は8.7mmであり、被覆材の外径は
19mmである。
8では3分岐した光ファイバがランダムに集合させられ
ている。分岐した端部32,34からそれぞれ入射した
+1次回折光22と−1次回折光24は、集合端38で
集合する。3分岐した他の1つの端部36は測定対象か
らの透過光や散乱光、反射光が検出器へ導かれるのに使
用される。
である。光源光学系の光路上には分光波長領域の2つの
音響光学素子4a,4bが直列に配置され、いずれかの
音響光学素子が選択して駆動されるようになっている。
音響光学素子4aと4bでは、互いに異なる波長領域に
回折する特性をもつ音響光学結晶が選択されて使用され
ている。例えば、音響光学素子4aは近赤外領域の回折
光を出射し、音響光学素子4bは可視領域の回折光を出
射するものであるとすれば、音響光学素子4aと4bの
一方を作動させることにより赤外領域と可視領域を選択
することができる。そして、それぞれの波長領域でトラ
ンスデューサからの音響波周波数を選択することによっ
て、赤外から可視にわたる広い波長域での波長を選択す
ることができるようになる。
光の0次光、+1次回折光及び−1次回折光はそれぞれ
がほぼ平行光であるため、音響光学素子4a,4bから
の回折光上に共通の集光レンズを配置することにより、
音響光学素子4aからの回折光と音響光学素子4bから
の回折光を共通の集光レンズの焦点面上に集光させるこ
とができる。その集光面上に、図3のような分岐光ファ
イバの分岐した端部を配置することにより、音響光学素
子4aからの回折光も音響光学素子4bからの回折光も
ともに同じ分岐光ファイバに入射させることができるよ
うになる。
としての特性を比較するための測定装置を示したもので
ある。図6(A)は一実施例の配置を示したものであ
り、音響光学素子4からの+1次、−1次回折光はそれ
ぞれ3分岐光ファイバのそれぞれの入射端32,34に
入射し、集合端38からFTIR40に入射して分光さ
れる。FTIR40で分光された光はFTIR40に内
蔵(既存)された検出器(インジウムアンチモン:In
Sb)にて検出される。また0次光は他の光ファイバ4
2に入射し、その光ファイバの他端44から他のPbS
素子48に入射して光源強度の変動をモニタするモニタ
光として検出される。音響光学素子4からの+1次と−
1次回折光のうちの一方のみを使用し、他方を遮光する
ようにしてもよい。
度計はその内部に光検出器を備えている。分光部(本
体)50からの出射光は2分岐光ファイバの分岐した一
端52に入射して集合端56からFTIR40に入射
し、分光される。FTIR40で分光された光はFTI
R40に内蔵された検出器にて検出され、その光強度が
検出される。
あり、図6(A)の測定系を用い、+1次回折光と−1
次回折光のうち、入射端34に−1次回折光を入射さ
せ、他方の入射端32には回折光は入射しないように遮
光した状態で、音響光学素子4の音響周波数を変化させ
て波長走査を行なって得たスペクトルである。スペクト
ルの図の縦軸で、E-01,E+00,E+01はそれぞれ10
-1,100,101を表わしている。
げたものであり、下部に連続スペクトルとして現われて
いるのは0次光成分である。図9は一実施例による第2
のスペクトルであり、図6(A)の測定系において、+
1次回折光と−1次回折光をともに入射させ、合成して
測定したときのスペクトルである。図7のスペクトルと
比較すると、エネルギー強度が大きくなっていることが
わかる。原則として、図9のスペクトル強度は図7のス
ペクトル強度の約2倍となる。
図6(B)に示された市販の分光光度計の1次回折光ス
ペクトルを表わしたものである。縦軸の目盛を図7や図
9の実施例ものと比較すれば明らかなように、エネルギ
ー強度が小さい。図11は図10のスペクトルの縦軸の
感度を図8の実施例のものと同じ大きさに上げて測定し
たものである。実施例に比べて0次光の混入が多いこと
もわかる。
1次回折光のピークエネルギー(ピーク高さ)を比較し
たものであり、+1次回折光と−1次回折光を合成した
±1次回折光のピークエネルギーは+1次回折光のピー
クエネルギーの約2倍になっていることがわかる。
較例の従来の装置の1次回折光のピークエネルギーを比
較したものであり、ピークエネルギーは実施例の方が比
較例よりはるかに大きいことがわかる。
較例の従来の装置の1次回折光のピークエネルギーを比
較したものであり、ピークエネルギーは実施例の方が比
較例よりさらに大きいことがわかる。
回折光と±1次回折光の、出力光に対する1次回折光の
ピーク面積比を示したものである。1次回折光のピーク
面積比とは、+1次回折光や±1次回折光のエネルギー
が出力光エネルギー(音響光学素子から出力される全て
の光エネルギーで、±1次回折光や混入する0次光も含
む)に対してどれだけの割合を占めているかを、それぞ
れ面積比を用いて示したものである。「1次回折光のピ
ーク面積比」の意味は、図16、図17でも同じであ
る。+1次回折光と−1次回折光の一方のみを用いるよ
りも両方を合成して用いる方が1次回折光の純度が高ま
っている。
回折光と比較例の従来の装置の1次回折光の出力光に対
する1次回折光のピーク面積比を示したものである。実
施例の方が1次回折光の純度が高いことがわかる。
回折光と比較例の従来の装置の1次回折光の出力光に対
する1次回折光のピーク面積比を示したものである。1
次回折光の純度は実施例の方が比較例よりさらに高まっ
ていることがわかる。
子の窓口のサイズより小さい光束で、かつ音響光学素子
の許容角度よりも小さい伝播角度をもった光線として音
響光学素子に入射させ、音響光学素子から出射した0次
光、+1次回折光及び−1次回折光をそれぞれ互いに空
間的に異なる位置に集光させるようにしたので、+1次
回折光及び−1次回折光の純度が高まり、また、取り出
した1次回折光への0次光の混入を抑えることができ
る。光源の光軸上の後方に後置ミラーをさらに設けるこ
とにより、光源エネルギ−の利用効率を高めることがで
きる。+1次回折光と−1次回折光を同一光軸上に合成
して測定対象に照射するようにすることにより、光源エ
ネルギ−の利用効率が高まり、1次回折光の純度も高ま
る。
概略平面図である。
面図、(B)は正面図である。
射光学系を示す概略平面図である。
バの一例を示す概略正面図、(B)はその分岐した端部
の端面図、(C)は合流した端部の端面図、(D)はそ
の動作を示す略線図である。
面図である。
を示す配置図、(B)は従来のAOTF装置である分光
光度計の特性測定用の光学系を示す配置図である。
回折光のみを入射させて測定したスペクトルを示す図で
ある。
ものである。
回折光と+1次回折光の両方を入射させて測定したスペ
クトルを示す図である。
次回折光スペクトルを示す図である。
したものである。
のピークエネルギーを比較して示す図である。
回折光のピークエネルギーを比較して示す図である。
回折光のピークエネルギーを比較して示す図である。
の出力光に対する1次回折光のピーク面積比を示す図で
ある。
回折光の出力光に対する1次回折光のピーク面積比を示
す図である。
回折光の出力光に対する1次回折光のピーク面積比を示
す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ランプ光源と、 音響光学結晶に音響波トランスデューサを備え音響光学
結晶に与える音響波周波数を変化させて分光を行なう分
光素子としての音響光学素子と、 前記光源からの光を前記音響光学素子の窓口のサイズよ
り小さい光束で、かつ前記音響光学素子の許容角度より
も小さい伝播角度をもった光線として前記音響光学素子
に入射させる光源光学系と、 前記音響光学素子から出射した0次光、+1次回折光及
び−1次回折光をそれぞれ互いに空間的に異なる位置に
集光する集光光学系と、 前記集光光学系により集光された+1次回折光と−1次
回折光のうちの少なくとも一方を測定対象に照射する照
射光学系とを備えたことを特徴とする分光光源装置。 - 【請求項2】 前記光源光学系は前記光源の光軸上の前
方に配置され光源からの光を前記音響光学素子方向に反
射する前置ミラーと、前記前置ミラーの鏡面を前記音響
光学素子の入射面と共役の関係にする光学系とを備えて
いる請求項1に記載の分光光源装置。 - 【請求項3】 前記光源の光軸上の後方に配置され光源
からの光を前記前置ミラー方向に反射する後置ミラーを
さらに備えている請求項2に記載の分光光源装置。 - 【請求項4】 前記照射光学系は前記集光光学系により
集光された+1次回折光と−1次回折光を同一光軸上に
合成して測定対象に照射する光学系である請求項1から
3のいずれかに記載の分光光源装置。 - 【請求項5】 前記照射光学系として一端部が少なくと
も2つに分岐し、他端部が1つに合流した分岐光ファイ
バが使用され、 前記集光光学系により集光された+1次回折光と−1次
回折光が前記分岐光ファイバの分岐したそれぞれの端部
に入射し、合流した他端部から出射した光が測定対象に
照射される請求項1から4のいずれかに記載の分光光源
装置。 - 【請求項6】 前記照射光学系で+1次回折光又は−1
次回折光が入射する端部は前記集光光学系の焦点面に設
置されている請求項1から5のいずれかに記載の分光光
源装置。 - 【請求項7】 前記照射光学系として一端部が3つに分
岐し、他端部が1つに合流した分岐光ファイバが使用さ
れ、 前記集光光学系により集光された+1次回折光と−1次
回折光が前記分岐光ファイバの分岐した3つの端部のう
ちの2つの端部にそれぞれ入射され、合流した他端部か
らの出射光の測定対象による透過散乱光が前記出射光の
出射した端部に再び入射し分岐した3つの端部のうちの
残りの1つの端部により光検出器に導かれる請求項1か
ら6のいずれかに記載の分光光源装置。 - 【請求項8】 前記光源光学系の光路上に分光波長領域
の異なる複数の音響光学素子が直列に配置され、いずれ
かの音響光学素子が選択して駆動される請求項1から7
のいずれかに記載の分光光源装置。 - 【請求項9】 前記音響波トランスデューサの駆動信号
の強度変調により、又は前記音響光学素子に入射する光
の機械的チョッピングにより前記音響光学素子からの出
力光を変調する請求項1から8のいずれかに記載の分光
光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221120A JPH10122959A (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-01 | 音響光学素子を用いた分光光源装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-248903 | 1996-08-30 | ||
| JP24890396 | 1996-08-30 | ||
| JP9221120A JPH10122959A (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-01 | 音響光学素子を用いた分光光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10122959A true JPH10122959A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=26524098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221120A Pending JPH10122959A (ja) | 1996-08-30 | 1997-08-01 | 音響光学素子を用いた分光光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10122959A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275917A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
| JP2006275916A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
| US9504375B2 (en) | 2014-01-29 | 2016-11-29 | Seiko Epson Corporation | Light source device and observation apparatus |
| JP2021531512A (ja) * | 2018-07-26 | 2021-11-18 | イーストマン コダック カンパニー | リークを減少させたレーザ露光ヘッド |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP9221120A patent/JPH10122959A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275917A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
| JP2006275916A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
| US9504375B2 (en) | 2014-01-29 | 2016-11-29 | Seiko Epson Corporation | Light source device and observation apparatus |
| JP2021531512A (ja) * | 2018-07-26 | 2021-11-18 | イーストマン コダック カンパニー | リークを減少させたレーザ露光ヘッド |
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