JPH101231A - シート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置Info
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- JPH101231A JPH101231A JP15457196A JP15457196A JPH101231A JP H101231 A JPH101231 A JP H101231A JP 15457196 A JP15457196 A JP 15457196A JP 15457196 A JP15457196 A JP 15457196A JP H101231 A JPH101231 A JP H101231A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】積載した複数枚のシートのうちの最上位のもの
から順次に、エアを利用して分離搬送するシート給送装
置において、カール等のシートの形状にかかわらず、シ
ートの良好な給送を行うことができる。 【解決手段】シートトレイ11上に積載したシートSの
最上位のシートSの先端部の高さを第1のシート検知手
段51によって検知し、中央部の高さを第2のシート検
知手段61によって検知する。両検知手段51、61の
出力に基づいて、昇降機構12、傾斜機構13によって
シートトレイ11を上昇させ、また傾斜させてカール等
のシートSの形状にあった給送位置Maを設定する。シ
ートSの先端部の形状にかかわらず分離手段20や給送
手段30に対してシートSの先端部の位置を一定とする
ことができ、また傾斜によってカール部分を水平に近づ
けることができるので良好な給送が行える。
から順次に、エアを利用して分離搬送するシート給送装
置において、カール等のシートの形状にかかわらず、シ
ートの良好な給送を行うことができる。 【解決手段】シートトレイ11上に積載したシートSの
最上位のシートSの先端部の高さを第1のシート検知手
段51によって検知し、中央部の高さを第2のシート検
知手段61によって検知する。両検知手段51、61の
出力に基づいて、昇降機構12、傾斜機構13によって
シートトレイ11を上昇させ、また傾斜させてカール等
のシートSの形状にあった給送位置Maを設定する。シ
ートSの先端部の形状にかかわらず分離手段20や給送
手段30に対してシートSの先端部の位置を一定とする
ことができ、また傾斜によってカール部分を水平に近づ
けることができるので良好な給送が行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載した複数枚の
シートのうちの最上位のものから順次に、エアを利用し
て分離搬送するシート給送装置に関する。
シートのうちの最上位のものから順次に、エアを利用し
て分離搬送するシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザービームプリンタ等の画
像形成装置において使用されるシート給送装置におい
て、記録材や原稿等のシートを、シートトレイ(積載部
材)上に複数枚積載し、その最上位のものから順次に給
送するようにしたものが知られている。
像形成装置において使用されるシート給送装置におい
て、記録材や原稿等のシートを、シートトレイ(積載部
材)上に複数枚積載し、その最上位のものから順次に給
送するようにしたものが知られている。
【0003】このようなシート給送装置において、シー
トトレイ上のシートを給紙ローラの回転によって給送方
向下流側に給送するローラシート給送装置が一般的であ
る。
トトレイ上のシートを給紙ローラの回転によって給送方
向下流側に給送するローラシート給送装置が一般的であ
る。
【0004】従来、ローラシート給送装置では、その給
紙性能が、ローラ表面の摩擦係数に負うところが大き
い。このため、ローラ材質の経時変化や紙粉等の付着に
よってローラ表面の摩擦係数が変化(一般に小さくな
る)すると、給送不良が発生しやすくなる。また、使用
に供するシートが種々な紙、フィルム等と多様なため、
これらの表面性が大きく異なる多様なシートに対応しき
れないという欠点があった。
紙性能が、ローラ表面の摩擦係数に負うところが大き
い。このため、ローラ材質の経時変化や紙粉等の付着に
よってローラ表面の摩擦係数が変化(一般に小さくな
る)すると、給送不良が発生しやすくなる。また、使用
に供するシートが種々な紙、フィルム等と多様なため、
これらの表面性が大きく異なる多様なシートに対応しき
れないという欠点があった。
【0005】そこで、上述の欠点を解決すべく、エアの
吸引力を利用してシートを吸着し搬送するエアシート給
送装置が提案されている。図4に、従来提案されている
代表的なエアシート給送装置の概略構成を示す。
吸引力を利用してシートを吸着し搬送するエアシート給
送装置が提案されている。図4に、従来提案されている
代表的なエアシート給送装置の概略構成を示す。
【0006】同図に示すエアシート給送装置1は、シー
トSの積載手段10と、積載手段10上の下流側(同図
の左方をいう)に配置された分離手段20と、積載手段
10の先端側上方に配置された給送手段30とを備えて
いる。
トSの積載手段10と、積載手段10上の下流側(同図
の左方をいう)に配置された分離手段20と、積載手段
10の先端側上方に配置された給送手段30とを備えて
いる。
【0007】積載手段10は、複数枚のシートSを積層
状態で平らに支持するシートトレイ(積載部材)11と
これを昇降させる昇降機構12とを有する。
状態で平らに支持するシートトレイ(積載部材)11と
これを昇降させる昇降機構12とを有する。
【0008】分離手段20は、シートSの先端部にエア
を吹き付けて浮上させる浮揚ノズル21と、最上位のシ
ートSを次のシートSから分離する分離ノズル22とを
有する。
を吹き付けて浮上させる浮揚ノズル21と、最上位のシ
ートSを次のシートSから分離する分離ノズル22とを
有する。
【0009】給送手段30は、下流側のプーリ31と上
流側のプーリ32とに巻回された搬送ベルト33と、こ
の内側に配置された吸引ダクト35とを有し、搬送ベル
ト33には、多数の吸引孔33aが穿設され、また吸引
ダクト35には下方に向けた吸引開口35aが形成され
ている。
流側のプーリ32とに巻回された搬送ベルト33と、こ
の内側に配置された吸引ダクト35とを有し、搬送ベル
ト33には、多数の吸引孔33aが穿設され、また吸引
ダクト35には下方に向けた吸引開口35aが形成され
ている。
【0010】さらに、シートトレイ11の後端部上方に
は、シートトレイ11上に載置された複数のシートSの
うちの最上位のシートSを所定高さの給送位置Moに設
定するためのシート検知手段41が配置され、最上位の
シートSに当接されている。分離手段20の近傍には、
ガイド板42、搬送ローラ対43が配置されている。
は、シートトレイ11上に載置された複数のシートSの
うちの最上位のシートSを所定高さの給送位置Moに設
定するためのシート検知手段41が配置され、最上位の
シートSに当接されている。分離手段20の近傍には、
ガイド板42、搬送ローラ対43が配置されている。
【0011】次に上述したシート給送装置における給紙
動作を説明する。最初に、浮揚ノズル21からエアを吹
き付けて、給送位置の最上位のシートSを含む上部の数
枚のシートSを浮上させる。次に、この最上位のシート
Sを、吸引ダクト35内を負圧にすることによって搬送
ベルト32に吸着させる。吸着されたシートSは搬送ベ
ルト33の矢印R33方向の回転によって、矢印Ks方
向に給紙され、ガイド板39に案内されて引き抜きロー
ラ対40へと搬送される。この際、搬送中のシート先端
部に分離ノズル22からエアを吹き付けることによっ
て、搬送ベルト33に吸着された最上位のシートSを次
の(2枚目の)シートSから分離する。
動作を説明する。最初に、浮揚ノズル21からエアを吹
き付けて、給送位置の最上位のシートSを含む上部の数
枚のシートSを浮上させる。次に、この最上位のシート
Sを、吸引ダクト35内を負圧にすることによって搬送
ベルト32に吸着させる。吸着されたシートSは搬送ベ
ルト33の矢印R33方向の回転によって、矢印Ks方
向に給紙され、ガイド板39に案内されて引き抜きロー
ラ対40へと搬送される。この際、搬送中のシート先端
部に分離ノズル22からエアを吹き付けることによっ
て、搬送ベルト33に吸着された最上位のシートSを次
の(2枚目の)シートSから分離する。
【0012】このようにして、シートトレイ11上のシ
ートSを最上位のものから順次に給送すると、シートト
レイ11上のシートSのうちの最上位のシートSの高さ
が下がる。この最上位のシートSを、シート検知手段4
1で検知して、シートトレイ11を昇降機構12によっ
て上昇させる。そして再び、シート検知手段41によっ
て、最上位のシートSが給送位置Moまで上昇したこと
を検知した後、昇降機構12を停止させる。
ートSを最上位のものから順次に給送すると、シートト
レイ11上のシートSのうちの最上位のシートSの高さ
が下がる。この最上位のシートSを、シート検知手段4
1で検知して、シートトレイ11を昇降機構12によっ
て上昇させる。そして再び、シート検知手段41によっ
て、最上位のシートSが給送位置Moまで上昇したこと
を検知した後、昇降機構12を停止させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシート給送装置においては、最上位のシートの
給送位置Moを、このシートの後端部に当接するシート
検知手段41の検知に基づいて設定しているため、シー
トトレイ11上のシートSが平らで平面状の場合には問
題はないものの、シートSの先端部がカールしている場
合には、次のような問題が発生した。
た従来のシート給送装置においては、最上位のシートの
給送位置Moを、このシートの後端部に当接するシート
検知手段41の検知に基づいて設定しているため、シー
トトレイ11上のシートSが平らで平面状の場合には問
題はないものの、シートSの先端部がカールしている場
合には、次のような問題が発生した。
【0014】図4中の破線Saで示す、上方にカール
(上カール)したシートSaでは、シートSaのカール
の最上部が搬送ベルト33に接触している。このためこ
の最上位のシートSaを搬送ベルト33に吸着させて搬
送する際、2枚目以降のシートSaの連れ出しや、重送
やジャム等の給送不良が発生する。また、浮揚ノズル2
1からのエアの吹き付けによって、シートSaを搬送ベ
ルト33側に押し付けるように作用することから、上述
と同様な給送不良が発生する。
(上カール)したシートSaでは、シートSaのカール
の最上部が搬送ベルト33に接触している。このためこ
の最上位のシートSaを搬送ベルト33に吸着させて搬
送する際、2枚目以降のシートSaの連れ出しや、重送
やジャム等の給送不良が発生する。また、浮揚ノズル2
1からのエアの吹き付けによって、シートSaを搬送ベ
ルト33側に押し付けるように作用することから、上述
と同様な給送不良が発生する。
【0015】一方、同図中の破線Sbで示す、下方にカ
ール(下カール)したシートSbでは、シートSbの給
送方向中央部が搬送ベルト33に接触している。このた
め上述の、上カールのシートSaと同様な給送不良が発
生する。さらに、下カールのシートSbでは、浮揚ノズ
ル21からのエアの吹き付けによる浮上が不完全とな
り、吸着不良が発生する。
ール(下カール)したシートSbでは、シートSbの給
送方向中央部が搬送ベルト33に接触している。このた
め上述の、上カールのシートSaと同様な給送不良が発
生する。さらに、下カールのシートSbでは、浮揚ノズ
ル21からのエアの吹き付けによる浮上が不完全とな
り、吸着不良が発生する。
【0016】そこで、本発明は、積載手段上に積載した
シートがカールしている場合においても、このシートを
円滑に給送できるようにしたシート給送装置、及びこれ
を備えた画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
シートがカールしている場合においても、このシートを
円滑に給送できるようにしたシート給送装置、及びこれ
を備えた画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】次の請求項1ないし請求
項5に係る本発明は、シート給送装置であり、請求項6
ないし請求項8に係る発明は、画像形成装置である。
項5に係る本発明は、シート給送装置であり、請求項6
ないし請求項8に係る発明は、画像形成装置である。
【0018】請求項1に係る本発明は、積層状態の複数
枚のシートを昇降可能に支持するとともに前記複数枚の
シートのうちの最上位のシートを所定の給送位置に配置
する積載手段と、該積載手段上のシートの給送方向先端
部にエアを吹き付けて、前記複数枚のシートのうちの少
なくとも最上位のシートを次のシートから浮上させる分
離手段と、該分離手段によって浮上された最上位のシー
トを上方から吸引しつつ横方向に給送する給送手段とを
備えたシート給送装置において、前記積載手段上の最上
位のシートにおける給送方向先端側の高さを検知する第
1のシート検知手段と、前記積載手段上の最上位のシー
トにおける給送方向後端側の高さを検知する第2のシー
ト検知手段と、を備え、前記積載手段は、前記第1のシ
ート検知手段と前記第2のシート検知手段との双方の出
力に基づいて上昇動作を停止し、前記最上位のシートを
その形状に応じた前記給送位置に配置する、ことを特徴
とする。
枚のシートを昇降可能に支持するとともに前記複数枚の
シートのうちの最上位のシートを所定の給送位置に配置
する積載手段と、該積載手段上のシートの給送方向先端
部にエアを吹き付けて、前記複数枚のシートのうちの少
なくとも最上位のシートを次のシートから浮上させる分
離手段と、該分離手段によって浮上された最上位のシー
トを上方から吸引しつつ横方向に給送する給送手段とを
備えたシート給送装置において、前記積載手段上の最上
位のシートにおける給送方向先端側の高さを検知する第
1のシート検知手段と、前記積載手段上の最上位のシー
トにおける給送方向後端側の高さを検知する第2のシー
ト検知手段と、を備え、前記積載手段は、前記第1のシ
ート検知手段と前記第2のシート検知手段との双方の出
力に基づいて上昇動作を停止し、前記最上位のシートを
その形状に応じた前記給送位置に配置する、ことを特徴
とする。
【0019】請求項2に係る本発明は、前記第1のシー
ト検知手段を、前記積載手段上のシートの給送方向先端
部に対応する位置に配置し、前記第2のシート検知手段
を、前記積載手段上のシートの給送方向中央部に対応す
る位置に配置する、ことを特徴とする。
ト検知手段を、前記積載手段上のシートの給送方向先端
部に対応する位置に配置し、前記第2のシート検知手段
を、前記積載手段上のシートの給送方向中央部に対応す
る位置に配置する、ことを特徴とする。
【0020】請求項3に係る本発明は、前記第1のシー
ト検知手段を、前記積載手段上のシートの給送方向先端
部に対応する位置に配置し、前記第2のシート検知手段
を、前記積載手段上のシートの給送方向後端部に対応す
る位置に配置する、ことを特徴とする。
ト検知手段を、前記積載手段上のシートの給送方向先端
部に対応する位置に配置し、前記第2のシート検知手段
を、前記積載手段上のシートの給送方向後端部に対応す
る位置に配置する、ことを特徴とする。
【0021】請求項4に係る本発明は、前記積載手段
が、前記複数枚のシートを積載する積載部材と、該積載
部材を上下方向に移動させる昇降機構と、前記積載部材
をシートの給送方向に向かって傾斜させる傾斜機構と、
を有する、ことを特徴とする。請求項5に係る本発明に
おいて、前記積載部材は、該積載部材上のシートの給送
方向先端部に対応する位置に揺動中心を有し、前記傾斜
機構は、前記揺動中心を中心として前記積載部材の後端
側を昇降させることで前記積載部材を傾斜させる、こと
を特徴とする。
が、前記複数枚のシートを積載する積載部材と、該積載
部材を上下方向に移動させる昇降機構と、前記積載部材
をシートの給送方向に向かって傾斜させる傾斜機構と、
を有する、ことを特徴とする。請求項5に係る本発明に
おいて、前記積載部材は、該積載部材上のシートの給送
方向先端部に対応する位置に揺動中心を有し、前記傾斜
機構は、前記揺動中心を中心として前記積載部材の後端
側を昇降させることで前記積載部材を傾斜させる、こと
を特徴とする。
【0022】請求項6に係る本発明(画像形成装置)
は、上述のいずれか記載のシート給送装置と、該シート
給送装置によって給送されたシートに基づいて画像を形
成する画像形成部と、を備える、ことを特徴とする。
は、上述のいずれか記載のシート給送装置と、該シート
給送装置によって給送されたシートに基づいて画像を形
成する画像形成部と、を備える、ことを特徴とする。
【0023】請求項7に係る本発明において、前記シー
ト給送装置は、画像形成対象となる記録材を前記給送に
係るシートとする、ことを特徴とする。
ト給送装置は、画像形成対象となる記録材を前記給送に
係るシートとする、ことを特徴とする。
【0024】請求項8に係る本発明において、前記シー
ト給送装置は、画像形成の原本となる原稿を前記給送に
係るシートとする、ことを特徴とする。
ト給送装置は、画像形成の原本となる原稿を前記給送に
係るシートとする、ことを特徴とする。
【0025】〔作用〕上述の構成に基づく本発明の主た
る作用(請求項1に対応する作用)は、次のとおりであ
る。
る作用(請求項1に対応する作用)は、次のとおりであ
る。
【0026】積層状態の複数枚のシートは、積載手段に
よって昇降され、最上位のシートが所定の給送位置に配
置される。最上位のシートが給送位置に配置されたシー
トは、分離手段によって給送方向先端部にエアが吹き付
けられる。エアが吹き付けられたシートは、少なくとも
最上位のシートが次のシートから浮上され分離され、こ
の最上位のシートは、給送手段によって上方から吸引さ
れるとともに横方向に給送される。
よって昇降され、最上位のシートが所定の給送位置に配
置される。最上位のシートが給送位置に配置されたシー
トは、分離手段によって給送方向先端部にエアが吹き付
けられる。エアが吹き付けられたシートは、少なくとも
最上位のシートが次のシートから浮上され分離され、こ
の最上位のシートは、給送手段によって上方から吸引さ
れるとともに横方向に給送される。
【0027】以上の作用だけでは、例えば、積載手段上
のシートの先端部がカールしていた場合には、前述のよ
うに、シートの連れ出し、重送、ジャム等の搬送不良
や、吸着不良が発生する。
のシートの先端部がカールしていた場合には、前述のよ
うに、シートの連れ出し、重送、ジャム等の搬送不良
や、吸着不良が発生する。
【0028】そこで、本発明においては、上述の作用に
加え、第1のシート検知手段と第2のシート検知手段を
設けることで次のような作用、つまりそれぞれ最上位の
シートの搬送方向前端側と搬送方向後端側の高さを検知
し、これら双方の出力に基づいて最上位のシートをシー
トの形状に応じた給送位置に配置するといった作用を奏
するようにした。すなわち、例えば、積載手段上のシー
トがカールしている場合には、最上位のシートは、平面
状ではなく、シートの給送方向に沿ってなだらかな凹凸
が形成されので、搬送方向についての少なく2箇所で最
上位のシートの高さを検知することで、シートのカール
(ひいては、シートの給送方向についての形状)の概要
を検知することができ、これに合わせて給送位置を好適
なものに変更することが可能となる。
加え、第1のシート検知手段と第2のシート検知手段を
設けることで次のような作用、つまりそれぞれ最上位の
シートの搬送方向前端側と搬送方向後端側の高さを検知
し、これら双方の出力に基づいて最上位のシートをシー
トの形状に応じた給送位置に配置するといった作用を奏
するようにした。すなわち、例えば、積載手段上のシー
トがカールしている場合には、最上位のシートは、平面
状ではなく、シートの給送方向に沿ってなだらかな凹凸
が形成されので、搬送方向についての少なく2箇所で最
上位のシートの高さを検知することで、シートのカール
(ひいては、シートの給送方向についての形状)の概要
を検知することができ、これに合わせて給送位置を好適
なものに変更することが可能となる。
【0029】特に、第1のシート検知手段は、シートの
給送の良否に大きく影響する、最上位のシートの先端部
の高さを検知するようにするとよい(請求項2に対
応)。
給送の良否に大きく影響する、最上位のシートの先端部
の高さを検知するようにするとよい(請求項2に対
応)。
【0030】なお、上述の第1のシート検知手段と第2
のシート検知手段との配設位置である、給送方向先端側
と給送方向後端側とは、シートによってその給送方向長
さが変化することとも関連して、必ずしもシートの搬送
方向の中心を基準としてこれよりも先端側及び後端側を
意味するものではない。すなわち、第1のシート検出手
段と第2のシート検知手段の相対的な位置関係を示すも
のであり、第1のシート検知手段が第2のシート検知手
段に対して前端側にあり、また同じことだが、第2のシ
ート検知手段が第1のシート検知手段に対して後端側に
あることを意味する。
のシート検知手段との配設位置である、給送方向先端側
と給送方向後端側とは、シートによってその給送方向長
さが変化することとも関連して、必ずしもシートの搬送
方向の中心を基準としてこれよりも先端側及び後端側を
意味するものではない。すなわち、第1のシート検出手
段と第2のシート検知手段の相対的な位置関係を示すも
のであり、第1のシート検知手段が第2のシート検知手
段に対して前端側にあり、また同じことだが、第2のシ
ート検知手段が第1のシート検知手段に対して後端側に
あることを意味する。
【0031】さらにいえば、第1のシート検知手段と第
2のシート検知手段とは、それぞれを対として考えて、
最上位のシートの高さの差(例えば、カール量)を検知
しやすい位置に配置するとよい。これは、例えば、シー
ト検知手段を2個配置した場合であっても、両者ともカ
ールから外れた位置に配置されてしまった場合には、2
個配置した意味が失われるからである。
2のシート検知手段とは、それぞれを対として考えて、
最上位のシートの高さの差(例えば、カール量)を検知
しやすい位置に配置するとよい。これは、例えば、シー
ト検知手段を2個配置した場合であっても、両者ともカ
ールから外れた位置に配置されてしまった場合には、2
個配置した意味が失われるからである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係るシート給送装置
1のシート給送方向に沿った縦断面図である。同図で
は、積載手段10にカールがない紙等のシートSを積層
状態で複数枚積載し、シートトレイ11を上昇させて複
数枚のシートSのうちの最上位のシートSが所定高さの
給送位置Moにまで到達したときに、シートトレイ11
を停止させたときの状態を示すものである。
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係るシート給送装置
1のシート給送方向に沿った縦断面図である。同図で
は、積載手段10にカールがない紙等のシートSを積層
状態で複数枚積載し、シートトレイ11を上昇させて複
数枚のシートSのうちの最上位のシートSが所定高さの
給送位置Moにまで到達したときに、シートトレイ11
を停止させたときの状態を示すものである。
【0033】同図に示すシート給送装置1は、積載手段
10と、積載手段10の下流側(シート給送方向の下流
側)に配設された分離手段20と、積載手段10の先端
側(積載手段10における同図中左側の部分をいう)上
方に配設された給送手段30とを備えている。以下順に
説明する。
10と、積載手段10の下流側(シート給送方向の下流
側)に配設された分離手段20と、積載手段10の先端
側(積載手段10における同図中左側の部分をいう)上
方に配設された給送手段30とを備えている。以下順に
説明する。
【0034】積載手段10は、積層状態の複数枚のシー
トSを積載するシートトレイ11と、これを傾斜させる
傾斜機構13と、傾斜機構13を介してシートトレイ1
1を昇降させる昇降機構12とを備えている。
トSを積載するシートトレイ11と、これを傾斜させる
傾斜機構13と、傾斜機構13を介してシートトレイ1
1を昇降させる昇降機構12とを備えている。
【0035】昇降機構12は、回動中心12aを中心に
相互に回動自在に連結された支持フレーム12b、12
cと、これら支持フレーム12b、12cの上端部12
b1、12c1 に載せられた水平台12dとを有し、こ
の水平台12dの先端部には、上述のシートトレイ11
の揺動中心となる軸12eが設けてある。水平台12d
は、駆動手段(不図示)によって支持フレーム12b、
12cの上端部12b1 、12c1 の距離を変更するこ
とで、矢印12方向に昇降される。すなわち、上端部1
2b1 、12c1 の距離を近づけることにより上昇し、
反対に遠ざけることで下降する。
相互に回動自在に連結された支持フレーム12b、12
cと、これら支持フレーム12b、12cの上端部12
b1、12c1 に載せられた水平台12dとを有し、こ
の水平台12dの先端部には、上述のシートトレイ11
の揺動中心となる軸12eが設けてある。水平台12d
は、駆動手段(不図示)によって支持フレーム12b、
12cの上端部12b1 、12c1 の距離を変更するこ
とで、矢印12方向に昇降される。すなわち、上端部1
2b1 、12c1 の距離を近づけることにより上昇し、
反対に遠ざけることで下降する。
【0036】傾斜機構13は、上述の水平台12d上に
搭載されたアーム13aとこれを駆動するモータ(駆動
源)13bとを有する。アーム13aは、その基端部1
3a1 が水平台12dによって回動自在に支持されると
ともに、先端部13a2 が上述のシートトレイ11のほ
ぼ中央部の下面に当接されている。モータ13bを介し
てアーム13aを矢印R13方向に回転させると、アー
ム13aの先端部13a2 の位置が高くなり、これによ
り、シートトレイ11は、先端部の軸12eを中心にし
て、後端部が矢印K11方向に上昇する。アーム13a
を矢印R13と反対方向に回転させると、シートトレイ
11の後端部は矢印K11と反対の方向に下降する。
搭載されたアーム13aとこれを駆動するモータ(駆動
源)13bとを有する。アーム13aは、その基端部1
3a1 が水平台12dによって回動自在に支持されると
ともに、先端部13a2 が上述のシートトレイ11のほ
ぼ中央部の下面に当接されている。モータ13bを介し
てアーム13aを矢印R13方向に回転させると、アー
ム13aの先端部13a2 の位置が高くなり、これによ
り、シートトレイ11は、先端部の軸12eを中心にし
て、後端部が矢印K11方向に上昇する。アーム13a
を矢印R13と反対方向に回転させると、シートトレイ
11の後端部は矢印K11と反対の方向に下降する。
【0037】分離手段20は、シートSの先端部にエア
を吹き付けて浮上させる浮揚ノズル21と、最上位のシ
ートSを次のシートSから分離する分離ノズル22とを
有する。
を吹き付けて浮上させる浮揚ノズル21と、最上位のシ
ートSを次のシートSから分離する分離ノズル22とを
有する。
【0038】給送手段30は、下流側のプーリ31と上
流側のプーリ32とに巻回された搬送ベルト33と、こ
の内側に配置された吸引ダクト35とを有し、搬送ベル
ト33には、多数の吸引孔33a(図1では省略、図4
参照)が穿設され、また吸引ダクト35には下方に向け
た吸引開口35aが形成されている。
流側のプーリ32とに巻回された搬送ベルト33と、こ
の内側に配置された吸引ダクト35とを有し、搬送ベル
ト33には、多数の吸引孔33a(図1では省略、図4
参照)が穿設され、また吸引ダクト35には下方に向け
た吸引開口35aが形成されている。
【0039】上述の搬送手段30の下流側には、この給
送手段30によって給送されたシートSをガイドするガ
イド板42、シートSをさらに下流側に搬送する搬送ロ
ーラ対43が配置されている。
送手段30によって給送されたシートSをガイドするガ
イド板42、シートSをさらに下流側に搬送する搬送ロ
ーラ対43が配置されている。
【0040】さらに、上述のシートトレイ11の先端側
の上方、及び後端側の上方、したがってシートトレイ1
1に積載されたシートSの先端側の上方、及び後端側の
上方には、それぞれ第1のシート検知手段51、及び第
2のシート検知手段52が配設されている。ここでいう
先端側と後端側とは、例えば、シートトレイ11に積載
されたシートの先端部に対応する位置と、ほぼ中央部に
対応する位置とにするとよい。第1のシート検知手段5
1は、レバー52とフォトセンサ53とを有する。レバ
ー52は、軸52aを中心に回動自在に支持されるとと
もに、先端部52bがシートトレイ11上の複数枚のシ
ートSのうちの最上位のシートSの表面に軽く接触し、
また後端部52cが上述のフォトセンサ53によって検
知される。ここで、レバー52の先端部52bと、最上
位のシートSとが接触する接触点Pの位置は、上述の水
平台12dの先端部の軸12eの直上とするとよい。そ
の理由は、軸12eは、上述のように、シートトレイ1
1が傾斜する際の揺動中心となる箇所であり、その直上
に接触点Pを設けておけば、この接触点Pの高さは、シ
ートトレイ11の傾斜によってほとんど変化しないから
である。すなわち、第1のシート検知手段51は、シー
トトレイ11の傾斜にかかわらず、したがって、シート
Sのカールの有無等の形状にかかわらず、最上位のシー
トSの先端部の位置を一定にするためのものである。
の上方、及び後端側の上方、したがってシートトレイ1
1に積載されたシートSの先端側の上方、及び後端側の
上方には、それぞれ第1のシート検知手段51、及び第
2のシート検知手段52が配設されている。ここでいう
先端側と後端側とは、例えば、シートトレイ11に積載
されたシートの先端部に対応する位置と、ほぼ中央部に
対応する位置とにするとよい。第1のシート検知手段5
1は、レバー52とフォトセンサ53とを有する。レバ
ー52は、軸52aを中心に回動自在に支持されるとと
もに、先端部52bがシートトレイ11上の複数枚のシ
ートSのうちの最上位のシートSの表面に軽く接触し、
また後端部52cが上述のフォトセンサ53によって検
知される。ここで、レバー52の先端部52bと、最上
位のシートSとが接触する接触点Pの位置は、上述の水
平台12dの先端部の軸12eの直上とするとよい。そ
の理由は、軸12eは、上述のように、シートトレイ1
1が傾斜する際の揺動中心となる箇所であり、その直上
に接触点Pを設けておけば、この接触点Pの高さは、シ
ートトレイ11の傾斜によってほとんど変化しないから
である。すなわち、第1のシート検知手段51は、シー
トトレイ11の傾斜にかかわらず、したがって、シート
Sのカールの有無等の形状にかかわらず、最上位のシー
トSの先端部の位置を一定にするためのものである。
【0041】第2のシート検知手段61は、図6に示す
ように、レバー62とフォトセンサ63a、63bとを
有する。レバー62は、軸62aを中心に回動自在に支
持されるとともに、先端部62bがシートトレイ11上
の複数枚のシートSのうちの最上位のシートSの表面に
軽く接触し、また後端部62c、62dがそれぞれフォ
トセンサ63a、63bによって検知される。フォトセ
ンサ63bは、シートトレイ11上のシートSの給紙動
作に伴ってシートSの最上位のシートSの位置が下降し
たことを検知し、上述の昇降機構12によって水平台1
2dを介してシートトレイ11を上昇させ、これにより
シートトレイ11上の最上位のシートSを所定の給送位
置Moに配置することができる。一方、フォトセンサ6
3aは、傾斜機構Bの駆動を停止させるためのもので、
シートトレイ11上のシートの最上位が傾斜機構Bによ
り上昇したことを検知し、傾斜機構を停止させる。
ように、レバー62とフォトセンサ63a、63bとを
有する。レバー62は、軸62aを中心に回動自在に支
持されるとともに、先端部62bがシートトレイ11上
の複数枚のシートSのうちの最上位のシートSの表面に
軽く接触し、また後端部62c、62dがそれぞれフォ
トセンサ63a、63bによって検知される。フォトセ
ンサ63bは、シートトレイ11上のシートSの給紙動
作に伴ってシートSの最上位のシートSの位置が下降し
たことを検知し、上述の昇降機構12によって水平台1
2dを介してシートトレイ11を上昇させ、これにより
シートトレイ11上の最上位のシートSを所定の給送位
置Moに配置することができる。一方、フォトセンサ6
3aは、傾斜機構Bの駆動を停止させるためのもので、
シートトレイ11上のシートの最上位が傾斜機構Bによ
り上昇したことを検知し、傾斜機構を停止させる。
【0042】図2は、本発明に係る上述構成のシート給
送装置1において、先端部が上方にカールしたシートS
をシートトレイ11に積載した後、シートトレイ11を
上昇させて最上位のシートSを給送位置Maに配置した
後、シートトレイ11を停止させた状態を示す図であ
る。
送装置1において、先端部が上方にカールしたシートS
をシートトレイ11に積載した後、シートトレイ11を
上昇させて最上位のシートSを給送位置Maに配置した
後、シートトレイ11を停止させた状態を示す図であ
る。
【0043】同図を参照して、シート給送装置1の動作
を説明する。なお、同図においては、図1中の符号のう
ち、説明に必要なもののみを示している。
を説明する。なお、同図においては、図1中の符号のう
ち、説明に必要なもののみを示している。
【0044】まず、複数枚のシートSをシートトレイ1
1に積載する場合を説明する。シートSの積載時、昇降
機構12の水平台12d及びシートトレイ11は、昇降
機構12によって最下限まで下降させておき、さらに、
傾斜機構13によって傾斜させ、図2中に破線で示すよ
うに後端側を下にした傾斜姿勢で待機させる。この状態
でシートSをシートトレイ11上に載置する。次に、操
作部(不図示)からの指令によってシートトレイ11
を、その傾斜姿勢(傾斜角度)を維持したまま昇降機構
12によって上昇させる。シートトレイ11上に積載さ
れたシートSは、搬送方向下流側が持ち上がった状態の
傾斜姿勢で上昇する。したがって、シートSの先端部が
上方にカール(上カール)していてもまた下方にカール
(下カール)していても、最初に搬送方向下流側の先端
部が第1のシート検知手段51に接触する。この第1の
シート検知手段51は、最上位のシートSを検知する
と、昇降機構12によるシートトレイ11の上昇を停止
させる。このとき、第2のシート検知手段61には、ま
だ最上位のシートSが接触していないので、昇降機構1
2によるシートトレイ11の上昇停止と同時に、傾斜機
構13によってシートトレイ11を矢印11方向に移動
させる。傾斜機構13は、モータ13bの回転によって
アーム13aを矢印R13方向に回転させ、シートトレ
イ11を破線の位置から矢印11方向に移動(上昇)さ
せる。シートトレイ11上の最上位のシートSの搬送方
向中央部が図2に示す実線の位置にまで上昇するとこれ
が第2のシート検知手段61によって検知され、モータ
13bが停止されて傾斜機構13によるシートトレイ1
1の移動が停止される。
1に積載する場合を説明する。シートSの積載時、昇降
機構12の水平台12d及びシートトレイ11は、昇降
機構12によって最下限まで下降させておき、さらに、
傾斜機構13によって傾斜させ、図2中に破線で示すよ
うに後端側を下にした傾斜姿勢で待機させる。この状態
でシートSをシートトレイ11上に載置する。次に、操
作部(不図示)からの指令によってシートトレイ11
を、その傾斜姿勢(傾斜角度)を維持したまま昇降機構
12によって上昇させる。シートトレイ11上に積載さ
れたシートSは、搬送方向下流側が持ち上がった状態の
傾斜姿勢で上昇する。したがって、シートSの先端部が
上方にカール(上カール)していてもまた下方にカール
(下カール)していても、最初に搬送方向下流側の先端
部が第1のシート検知手段51に接触する。この第1の
シート検知手段51は、最上位のシートSを検知する
と、昇降機構12によるシートトレイ11の上昇を停止
させる。このとき、第2のシート検知手段61には、ま
だ最上位のシートSが接触していないので、昇降機構1
2によるシートトレイ11の上昇停止と同時に、傾斜機
構13によってシートトレイ11を矢印11方向に移動
させる。傾斜機構13は、モータ13bの回転によって
アーム13aを矢印R13方向に回転させ、シートトレ
イ11を破線の位置から矢印11方向に移動(上昇)さ
せる。シートトレイ11上の最上位のシートSの搬送方
向中央部が図2に示す実線の位置にまで上昇するとこれ
が第2のシート検知手段61によって検知され、モータ
13bが停止されて傾斜機構13によるシートトレイ1
1の移動が停止される。
【0045】上述の、シートトレイ11に対する昇降機
構12による上昇動作、及び傾斜機構13による傾斜動
作によって、シートトレイ11上の複数枚のシートSの
うちの最上位のシートSは、所定の給送位置Maに配置
される。なお、この給送位置Maは、先端部が上カール
した最上位のシートSを給送するのに好適な給送位置M
aであり、カールのない平面状のシートSに対する給送
位置Mo(図1参照)とは異なるものである。
構12による上昇動作、及び傾斜機構13による傾斜動
作によって、シートトレイ11上の複数枚のシートSの
うちの最上位のシートSは、所定の給送位置Maに配置
される。なお、この給送位置Maは、先端部が上カール
した最上位のシートSを給送するのに好適な給送位置M
aであり、カールのない平面状のシートSに対する給送
位置Mo(図1参照)とは異なるものである。
【0046】次に、図3に、先端部が下方にカールした
シートSをシートトレイ11に積載した後、シートトレ
イ11を上昇させて最上位のシートSを給送位置Mbに
配置した後、シートトレイ11を停止させた状態を示
す。下方にカールした最上位のシートSを給送位置Mb
に配置する際の、昇降機構12、傾斜機構13、第1の
シート検知手段51、第2のシート検知手段61等の動
作については、上述の、シートSの先端部が上方にカー
ルしている場合と同様であるのでその説明は省略する。
シートSをシートトレイ11に積載した後、シートトレ
イ11を上昇させて最上位のシートSを給送位置Mbに
配置した後、シートトレイ11を停止させた状態を示
す。下方にカールした最上位のシートSを給送位置Mb
に配置する際の、昇降機構12、傾斜機構13、第1の
シート検知手段51、第2のシート検知手段61等の動
作については、上述の、シートSの先端部が上方にカー
ルしている場合と同様であるのでその説明は省略する。
【0047】図3に示す最上位のシートSの給送位置M
bは、図1に示す給送位置Moや図2に示す給送位置M
aとは異なる。すなわち、最上位のシートSの最適な給
送位置は、シートSがカールのない平面状の場合は図4
に示す給送位置Mo、シートSの先端部に上カールがあ
る場合には図2に示す給送位置Ma、そして、シートS
の先端部に下カールがある場合には図3に示す給送位置
Mbとなる。これらいずれの場合も、最上位のシートS
の先端部の位置が同じであり、この位置をシート検知手
段41、51によって検知するようにしている。これ
は、最上位のシートSを給送するに際しては、最上位の
シートSの先端部の位置を適正な位置に設定することが
重要であるからである。
bは、図1に示す給送位置Moや図2に示す給送位置M
aとは異なる。すなわち、最上位のシートSの最適な給
送位置は、シートSがカールのない平面状の場合は図4
に示す給送位置Mo、シートSの先端部に上カールがあ
る場合には図2に示す給送位置Ma、そして、シートS
の先端部に下カールがある場合には図3に示す給送位置
Mbとなる。これらいずれの場合も、最上位のシートS
の先端部の位置が同じであり、この位置をシート検知手
段41、51によって検知するようにしている。これ
は、最上位のシートSを給送するに際しては、最上位の
シートSの先端部の位置を適正な位置に設定することが
重要であるからである。
【0048】さらに、上カール又は下カールの場合は、
それぞれのカールの向き、カール量に応じて、傾斜機構
13によりシートトレイ11を傾斜させて、最上位のシ
ートSを傾斜させ、それを給送位置Ma、Mbとする。
これら傾斜により、上カール、下カールのいずれの場合
も、シートSの先端部のカールを少しでも水平に近づけ
るようにする。これにより、分離手段20の浮揚ノズル
21からシートSの先端にエアを吹き付けたときに、シ
ートSとシートSとの間にエアが容易に入り込むように
して、シートSを良好に浮上させることができる。
それぞれのカールの向き、カール量に応じて、傾斜機構
13によりシートトレイ11を傾斜させて、最上位のシ
ートSを傾斜させ、それを給送位置Ma、Mbとする。
これら傾斜により、上カール、下カールのいずれの場合
も、シートSの先端部のカールを少しでも水平に近づけ
るようにする。これにより、分離手段20の浮揚ノズル
21からシートSの先端にエアを吹き付けたときに、シ
ートSとシートSとの間にエアが容易に入り込むように
して、シートSを良好に浮上させることができる。
【0049】上述のように、シート搬送方向について
の、先端側と後端側とにそれぞれ第1のシート検知手段
51と第2のシート検知手段61とを配設し、これらの
出力に基づいて、最上位のシートの給紙位置Mo、M
a、Mbを決めるようにしているので、シートSに上カ
ールや下カールがあった場合においても、分離手段20
や給送手段30に対して、良好な位置にシートSの先端
部を配置することができ、シートSの円滑な搬送を行う
ことができる。
の、先端側と後端側とにそれぞれ第1のシート検知手段
51と第2のシート検知手段61とを配設し、これらの
出力に基づいて、最上位のシートの給紙位置Mo、M
a、Mbを決めるようにしているので、シートSに上カ
ールや下カールがあった場合においても、分離手段20
や給送手段30に対して、良好な位置にシートSの先端
部を配置することができ、シートSの円滑な搬送を行う
ことができる。
【0050】さらに、傾斜機構13によって、シートト
レイ11をシートSの先端部のカールが水平に近づくよ
うに傾斜させるので、シートSの先端部を浮揚ノズル2
1に対しても所定の位置に配置できることから、上カー
ル、下カールのシートSに対してもエアの吹き付け作用
が一定となる。
レイ11をシートSの先端部のカールが水平に近づくよ
うに傾斜させるので、シートSの先端部を浮揚ノズル2
1に対しても所定の位置に配置できることから、上カー
ル、下カールのシートSに対してもエアの吹き付け作用
が一定となる。
【0051】次に、上述した本発明のシート給送装置1
が具備する構成を備えた画像形成装置(複写機)につい
て、図5の断面図を用いて説明する。
が具備する構成を備えた画像形成装置(複写機)につい
て、図5の断面図を用いて説明する。
【0052】図に示すように、画像形成装置本体200
には、原稿載置台206、光源207、光学系208、
給紙部209、画像形成部(画像形成手段)202等が
配置されている。給紙部209は、給紙トレイ210と
カセット211とペーパーデッキ213とを有してい
る。画像形成部202には、感光体214、トナーを内
蔵した現像器215、転写帯電器216、分離帯電器2
17、クリーナ218、一次帯電器219等がそれぞれ
配設されている。画像形成部202の下流側には、搬送
手段220、定着装置204、排出ローラ205等が配
設されている。この画像形成装置では、装置本体200
に設けられている不図示の制御装置から給紙信号が出力
されると、給紙トレイ210、カセット211またはペ
ーパーデッキ213からシートSが給紙される。一方、
光源207から原稿載置台206に載置されている原稿
に照射されて反射した光は、光学系208を介して感光
体214に集光される。感光体214は、予め一次帯電
器219により帯電されており、原稿からの反射光によ
り静電潜像が形成され、次いで現像器215によりトナ
ー像が形成される。
には、原稿載置台206、光源207、光学系208、
給紙部209、画像形成部(画像形成手段)202等が
配置されている。給紙部209は、給紙トレイ210と
カセット211とペーパーデッキ213とを有してい
る。画像形成部202には、感光体214、トナーを内
蔵した現像器215、転写帯電器216、分離帯電器2
17、クリーナ218、一次帯電器219等がそれぞれ
配設されている。画像形成部202の下流側には、搬送
手段220、定着装置204、排出ローラ205等が配
設されている。この画像形成装置では、装置本体200
に設けられている不図示の制御装置から給紙信号が出力
されると、給紙トレイ210、カセット211またはペ
ーパーデッキ213からシートSが給紙される。一方、
光源207から原稿載置台206に載置されている原稿
に照射されて反射した光は、光学系208を介して感光
体214に集光される。感光体214は、予め一次帯電
器219により帯電されており、原稿からの反射光によ
り静電潜像が形成され、次いで現像器215によりトナ
ー像が形成される。
【0053】給紙部209から給紙されたシートSは、
レジストローラ201で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部202へと送られる。画像
形成部202では、転写用帯電器216によって、送ら
れてきたシートSに感光体214のトナー像が転写さ
れ、その転写されたシートSは、分離帯電器217によ
って転写用帯電器216と逆極性に帯電されて感光体2
14から分離される。そして、分離されたシートSは、
搬送装置220により定着装置204に搬送されて、そ
の定着装置204により未定着転写画像が永久定着され
る。画像が定着されたシートSは、排出ローラ205に
より装置本体200の外へ排出される。
レジストローラ201で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部202へと送られる。画像
形成部202では、転写用帯電器216によって、送ら
れてきたシートSに感光体214のトナー像が転写さ
れ、その転写されたシートSは、分離帯電器217によ
って転写用帯電器216と逆極性に帯電されて感光体2
14から分離される。そして、分離されたシートSは、
搬送装置220により定着装置204に搬送されて、そ
の定着装置204により未定着転写画像が永久定着され
る。画像が定着されたシートSは、排出ローラ205に
より装置本体200の外へ排出される。
【0054】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、例えば原稿を自動的に送り出す自動原稿
送り装置(ADF)に適用しても良い。上述の自動原稿
送り装置としては、たとえば、図5示すように、原稿が
載置される原稿トレイ300と、本発明が適用されるシ
ート給送装置1と、そのシート給送装置1により原稿ト
レイ300上から送り出された原稿を原稿載置台206
とで挟み込んで搬送する搬送ベルト302と、光源20
7及び光学系208等により構成される原稿読み取り手
段で画像が読み取られた原稿を積載する排出トレイ30
3と、から概略構成されるものがある。
ものではなく、例えば原稿を自動的に送り出す自動原稿
送り装置(ADF)に適用しても良い。上述の自動原稿
送り装置としては、たとえば、図5示すように、原稿が
載置される原稿トレイ300と、本発明が適用されるシ
ート給送装置1と、そのシート給送装置1により原稿ト
レイ300上から送り出された原稿を原稿載置台206
とで挟み込んで搬送する搬送ベルト302と、光源20
7及び光学系208等により構成される原稿読み取り手
段で画像が読み取られた原稿を積載する排出トレイ30
3と、から概略構成されるものがある。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、積載し
た複数枚のシートのうちの最上位のものから順次に、エ
アを利用して分離搬送するシート給送装置において、最
上位のシートの搬送方向先端側と後端側との高さをそれ
ぞれ第1のシート検知手段と第2のシート検知手段とに
よって検知し、これらの出力に基づいてカール等のシー
トの形状に応じた給送位置を設定することができる、す
なわちカール等にかかわらずシートの先端部の位置を一
定にすることができるので、カール等のシートの形状に
かかわらず、シートの良好な給送を行うことができる。
た複数枚のシートのうちの最上位のものから順次に、エ
アを利用して分離搬送するシート給送装置において、最
上位のシートの搬送方向先端側と後端側との高さをそれ
ぞれ第1のシート検知手段と第2のシート検知手段とに
よって検知し、これらの出力に基づいてカール等のシー
トの形状に応じた給送位置を設定することができる、す
なわちカール等にかかわらずシートの先端部の位置を一
定にすることができるので、カール等のシートの形状に
かかわらず、シートの良好な給送を行うことができる。
【図1】平面状のシートを積載したときのシート給送装
置の状態を示す断面図。
置の状態を示す断面図。
【図2】先端部が上カールしたシートを積載したときの
シート給送装置の状態を示す断面図。
シート給送装置の状態を示す断面図。
【図3】先端部が下カールしたシートを積載したときの
シート給送装置の状態を示す断面図。
シート給送装置の状態を示す断面図。
【図4】従来のシート給送装置を示す断面図。
【図5】シート給送装置を備えた画像形成装置の概略構
成を示す縦断面図。
成を示す縦断面図。
【図6】第2のシート検知手段の構成を示す図。
1 シート給送装置 10 積載手段 11 シートトレイ 12 昇降機構 12a 回動中心 12b、12c 支持フレーム 12d 水平台 12e 軸 13 傾斜機構 13a アーム 13b モータ 20 分離手段 21 浮揚ノズル 22 分離ノズル 30 給送手段 31、32 プーリ 33 搬送ベルト 35 吸引ダクト Mo 平面状のシートに対する給送位置 Ma 上カールシートに対する給送位置 Mb 下カールシートに対する給送位置 S シート
Claims (8)
- 【請求項1】 積層状態の複数枚のシートを昇降可能に
支持するとともに前記複数枚のシートのうちの最上位の
シートを所定の給送位置に配置する積載手段と、該積載
手段上のシートの給送方向先端部にエアを吹き付けて、
前記複数枚のシートのうちの少なくとも最上位のシート
を次のシートから浮上させる分離手段と、該分離手段に
よって浮上された最上位のシートを上方から吸引しつつ
横方向に給送する給送手段とを備えたシート給送装置に
おいて、 前記積載手段上の最上位のシートにおける給送方向先端
側の高さを検知する第1のシート検知手段と、 前記積載手段上の最上位のシートにおける給送方向後端
側の高さを検知する第2のシート検知手段と、を備え、 前記積載手段は、 前記第1のシート検知手段と前記第2のシート検知手段
との双方の出力に基づいて上昇動作を停止し、前記最上
位のシートをその形状に応じた前記給送位置に配置す
る、 ことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記第1のシート検知手段を、前記積載
手段上のシートの給送方向先端部に対応する位置に配置
し、 前記第2のシート検知手段を、前記積載手段上のシート
の給送方向中央部に対応する位置に配置する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記第1のシート検知手段を、前記積載
手段上のシートの給送方向先端部に対応する位置に配置
し、 前記第2のシート検知手段を、前記積載手段上のシート
の給送方向後端部に対応する位置に配置する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記積載手段が、 前記複数枚のシートを積載する積載部材と、 該積載部材を上下方向に移動させる昇降機構と、 前記積載部材をシートの給送方向に向かって傾斜させる
傾斜機構と、を有する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記積載部材は、該積載部材上のシート
の給送方向先端部に対応する位置に揺動中心を有し、 前記傾斜機構は、前記揺動中心を中心として前記積載部
材の後端側を昇降させることで前記積載部材を傾斜させ
る、 ことを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか記載
のシート給送装置と、 該シート給送装置によって給送されたシートに基づいて
画像を形成する画像形成部と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記シート給送装置は、画像形成対象と
なる記録材を前記給送に係るシートとする、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記シート給送装置は、画像形成の原本
となる原稿を前記給送に係るシートとする、 ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15457196A JPH101231A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | シート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15457196A JPH101231A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | シート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101231A true JPH101231A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15587148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15457196A Pending JPH101231A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | シート給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101231A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000185829A (ja) * | 1998-12-23 | 2000-07-04 | Xerox Corp | 給紙装置 |
| JP2000191159A (ja) * | 1998-12-23 | 2000-07-11 | Xerox Corp | シ―ト給紙装置 |
| JP2000191151A (ja) * | 1998-12-23 | 2000-07-11 | Xerox Corp | シ―トの角度および高さを制御する方法 |
| JP2000198555A (ja) * | 1998-12-23 | 2000-07-18 | Xerox Corp | シ―ト給紙装置 |
| JP2007039155A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Duplo Corp | 給紙装置 |
| US7267337B2 (en) * | 2003-11-25 | 2007-09-11 | Xerox Corporation | Sheet curl correction method and feeder apparatus |
| US10384891B2 (en) | 2016-11-30 | 2019-08-20 | Konica Minolta, Inc. | Paper feed apparatus and paper feed unit |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15457196A patent/JPH101231A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000185829A (ja) * | 1998-12-23 | 2000-07-04 | Xerox Corp | 給紙装置 |
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| US7464926B2 (en) | 2003-11-25 | 2008-12-16 | Xerox Corporation | Sheet curl correction method and feeder apparatus |
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