JPH10123274A - 燃料集合体 - Google Patents
燃料集合体Info
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- JPH10123274A JPH10123274A JP8280889A JP28088996A JPH10123274A JP H10123274 A JPH10123274 A JP H10123274A JP 8280889 A JP8280889 A JP 8280889A JP 28088996 A JP28088996 A JP 28088996A JP H10123274 A JPH10123274 A JP H10123274A
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 原子炉内の装荷期間が延長して中性子の照射
量が増えても制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや
変形等が生じることを防止できる燃料集合体を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 制御棒案内管5の下部にダッシュポット
19を有する燃料集合体であって、ダッシュポット19
の上部外周に外套管26を制御棒案内管5と同軸外套管
26に設けたことを特徴とする。
量が増えても制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや
変形等が生じることを防止できる燃料集合体を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 制御棒案内管5の下部にダッシュポット
19を有する燃料集合体であって、ダッシュポット19
の上部外周に外套管26を制御棒案内管5と同軸外套管
26に設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子炉用燃料集合体
に関し、特に加圧水型原子炉の燃料集合体に関する。
に関し、特に加圧水型原子炉の燃料集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子炉の燃料集合体は、原子炉
容器内の下部炉心板の上に置かれる下部ノズルと、この
下部ノズルから上方に延出した複数本の制御棒案内管
と、これら制御棒案内管の上端部に設けられた上部ノズ
ルと、この上部ノズルと下部ノズルとの間に設けられた
複数のグリッドと、これらのグリッドに制御棒案内管と
平行に保持された複数本の燃料棒とを備えており、上部
ノズルには押えばねが設けられている。
容器内の下部炉心板の上に置かれる下部ノズルと、この
下部ノズルから上方に延出した複数本の制御棒案内管
と、これら制御棒案内管の上端部に設けられた上部ノズ
ルと、この上部ノズルと下部ノズルとの間に設けられた
複数のグリッドと、これらのグリッドに制御棒案内管と
平行に保持された複数本の燃料棒とを備えており、上部
ノズルには押えばねが設けられている。
【0003】図6は従来の燃料集合体の一部分を示す縦
断面図であり、同図に示すように、下部ノズル4から上
方に延出した制御棒案内管5の下部には、細管状のダッ
シュポット19と水抜き孔20が形成されている。この
ダッシュポット19と水抜き孔20は制御棒集合体を制
御棒駆動機構から切り離した際に制御棒案内管5内を落
下する中性子吸収体棒18の落下速度を低減するための
もので、ダッシュポット19の下部外周には下部スリー
ブ21が制御棒案内管5と同軸に設けられている。下部
スリーブ21は下部グリッド7Aを下部ノズル3で支持
するもので、この下部スリーブ21の上端部は下部グリ
ッド7Aに溶接固定され、下端部は制御棒案内管5と一
緒に下部ノズル4にねじ止めされている。また、図6中
7Bは燃料棒の中間部分を保持する中間部グリッド、2
4は中間部グリッド7Bに取り付けられた中間部スリー
ブであり、この中間部スリーブ24と制御棒案内管5に
は、両者を連結するための拡管加工25が施されてい
る。
断面図であり、同図に示すように、下部ノズル4から上
方に延出した制御棒案内管5の下部には、細管状のダッ
シュポット19と水抜き孔20が形成されている。この
ダッシュポット19と水抜き孔20は制御棒集合体を制
御棒駆動機構から切り離した際に制御棒案内管5内を落
下する中性子吸収体棒18の落下速度を低減するための
もので、ダッシュポット19の下部外周には下部スリー
ブ21が制御棒案内管5と同軸に設けられている。下部
スリーブ21は下部グリッド7Aを下部ノズル3で支持
するもので、この下部スリーブ21の上端部は下部グリ
ッド7Aに溶接固定され、下端部は制御棒案内管5と一
緒に下部ノズル4にねじ止めされている。また、図6中
7Bは燃料棒の中間部分を保持する中間部グリッド、2
4は中間部グリッド7Bに取り付けられた中間部スリー
ブであり、この中間部スリーブ24と制御棒案内管5に
は、両者を連結するための拡管加工25が施されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような燃料集合体
は、原子炉内で中性子照射を受けると、軸方向に伸長す
る。そして、燃料集合体が軸方向に伸長すると、下部ノ
ズルと上部ノズルとの間に位置する制御棒案内管に作用
する圧縮荷重は、押えばねの変形量の増大に伴い増大す
る。そして、このような照射挙動を示す燃料集合体を効
率的に使用するため、高燃焼型燃料集合体が現在開発中
であるが、この種の燃料集合体の原子炉内の装荷期間が
現用のものより大幅に増大する。このため、制御棒案内
管に作用する軸方向圧縮荷重の増大量も大きくなり、径
の細いダッシュポットに曲がりや変形等を生じることが
懸念される。本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、原子炉内の装荷期間が延長して中性子の照射
量が増えても制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや
変形等が生じることを防止できる燃料集合体を提供する
ことを目的とする。
は、原子炉内で中性子照射を受けると、軸方向に伸長す
る。そして、燃料集合体が軸方向に伸長すると、下部ノ
ズルと上部ノズルとの間に位置する制御棒案内管に作用
する圧縮荷重は、押えばねの変形量の増大に伴い増大す
る。そして、このような照射挙動を示す燃料集合体を効
率的に使用するため、高燃焼型燃料集合体が現在開発中
であるが、この種の燃料集合体の原子炉内の装荷期間が
現用のものより大幅に増大する。このため、制御棒案内
管に作用する軸方向圧縮荷重の増大量も大きくなり、径
の細いダッシュポットに曲がりや変形等を生じることが
懸念される。本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、原子炉内の装荷期間が延長して中性子の照射
量が増えても制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや
変形等が生じることを防止できる燃料集合体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る燃料集合体は、原子炉容器内の下
部炉心板の上に置かれる下部ノズルと、この下部ノズル
から上方に延びた複数本の制御棒案内管と、前記制御棒
案内管の上端部に連結された上部ノズルと、この上部ノ
ズルの上部に突出して設けられた押えばねと、前記下部
ノズルと前記上部ノズルとの間に前記制御棒案内管に沿
って設けられた複数のグリッドと、これらのグリッドに
前記制御棒案内管と平行に保持された複数本の燃料棒
と、前記複数のグリッドのうちの最下部グリッドを前記
下部ノズルに連結して支持し、前記制御棒案内管の下端
部を同軸的に取り囲む下部スリーブとを有し、前記制御
棒案内管の下部に形成された細管状のダッシュポットの
全長を前記下部スリーブ囲繞部を残して近接して同軸的
に取り囲む外套管を具備したことを特徴とする。ここ
で、外套管は下部スリーブと一体に形成されてもよく、
また外套管の外径は制御棒案内管の外径と同径に形成さ
れていることが好ましい。
ために、本発明に係る燃料集合体は、原子炉容器内の下
部炉心板の上に置かれる下部ノズルと、この下部ノズル
から上方に延びた複数本の制御棒案内管と、前記制御棒
案内管の上端部に連結された上部ノズルと、この上部ノ
ズルの上部に突出して設けられた押えばねと、前記下部
ノズルと前記上部ノズルとの間に前記制御棒案内管に沿
って設けられた複数のグリッドと、これらのグリッドに
前記制御棒案内管と平行に保持された複数本の燃料棒
と、前記複数のグリッドのうちの最下部グリッドを前記
下部ノズルに連結して支持し、前記制御棒案内管の下端
部を同軸的に取り囲む下部スリーブとを有し、前記制御
棒案内管の下部に形成された細管状のダッシュポットの
全長を前記下部スリーブ囲繞部を残して近接して同軸的
に取り囲む外套管を具備したことを特徴とする。ここ
で、外套管は下部スリーブと一体に形成されてもよく、
また外套管の外径は制御棒案内管の外径と同径に形成さ
れていることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2(a)は本発明の第1の実施
形態に係る燃料集合体の側面図であり、図中1は燃料集
合体を示している。この燃料集合体1は、原子炉容器内
に設けられた下部炉心板2の上に置かれる下部ノズル4
と、この下部ノズル4から上方に向かって真直ぐに延出
した複数本の制御棒案内管5と、これら制御棒案内管5
の上端部に固定保持された上部ノズル6とを備えてお
り、上部ノズル6と下部ノズル4の間に間隔を存して設
けられた複数のグリッド7には、複数本の燃料棒8が制
御棒案内管5と平行に保持されている。
を参照して説明する。図2(a)は本発明の第1の実施
形態に係る燃料集合体の側面図であり、図中1は燃料集
合体を示している。この燃料集合体1は、原子炉容器内
に設けられた下部炉心板2の上に置かれる下部ノズル4
と、この下部ノズル4から上方に向かって真直ぐに延出
した複数本の制御棒案内管5と、これら制御棒案内管5
の上端部に固定保持された上部ノズル6とを備えてお
り、上部ノズル6と下部ノズル4の間に間隔を存して設
けられた複数のグリッド7には、複数本の燃料棒8が制
御棒案内管5と平行に保持されている。
【0007】図2(b)は燃料集合体1の底面図であ
り、同図に示すように、下部ノズル4の下面には、一対
の位置決め穴9,9が所定位置に設けられている。これ
らの位置決め穴9,9は下部ノズル4を下部炉心板2の
所定位置に位置決めするためのもので、これらの位置決
め穴9,9には下部炉心板2の上面に立設された一対の
ガイドピン10,10(図2(a)参照)が係合するよ
うになっている。下部ノズル4の天板には、制御棒案内
管5の下端が挿入固定されているが、これらの間には図
示しない複数の冷却水流れ穴が形成されている。図2
(c)は燃料集合体1の平面図であり、同図に示すよう
に、上部ノズル6の上面には、一対の位置決め穴11,
11が所定位置に設けられている。これらの位置決め穴
11,11は上部ノズル6を上部炉心板3の所定位置に
位置決めするためのもので、これらの位置決め穴11,
11には上部炉心板3の下面に垂設された一対のガイド
ピン12,12(図2(a)参照)が係合するようにな
っている。上部ノズル6の底板には、制御棒案内管5の
上端が連結され、後述の中性子吸収体棒を受け入れるべ
く開口しているが、これらの間には図示しない複数の冷
却水流れ穴が形成されている。また、上部ノズル6の上
面には、4個の押えばね13がそれぞれ所定位置に設け
られている。これらの押えばね13は燃料集合体1を下
部炉心板2に押え付けるためのもので、例えば板ばねを
三角状に折り曲げて構成されている。図2(d)は燃料
集合体1の横断面図であり、同図に示すように、グリッ
ド7の所定の格子開口には制御棒案内管5が挿通固定さ
れ、制御棒案内管5の入らない格子開口に複数の燃料棒
8が1本ずつ挿通されて支持されている。なお、燃料集
合体1は、図2(a)に示すように、原子炉容器内に装
荷されたとき、熱膨張や中性子照射による燃料集合体1
の伸長等を吸収するべく隙間14が上部炉心板3と上部
ノズル6との間に形成されるが、前述の押えばね13が
隙間14の存在にも拘わらず確りと押し付けて支持す
る。
り、同図に示すように、下部ノズル4の下面には、一対
の位置決め穴9,9が所定位置に設けられている。これ
らの位置決め穴9,9は下部ノズル4を下部炉心板2の
所定位置に位置決めするためのもので、これらの位置決
め穴9,9には下部炉心板2の上面に立設された一対の
ガイドピン10,10(図2(a)参照)が係合するよ
うになっている。下部ノズル4の天板には、制御棒案内
管5の下端が挿入固定されているが、これらの間には図
示しない複数の冷却水流れ穴が形成されている。図2
(c)は燃料集合体1の平面図であり、同図に示すよう
に、上部ノズル6の上面には、一対の位置決め穴11,
11が所定位置に設けられている。これらの位置決め穴
11,11は上部ノズル6を上部炉心板3の所定位置に
位置決めするためのもので、これらの位置決め穴11,
11には上部炉心板3の下面に垂設された一対のガイド
ピン12,12(図2(a)参照)が係合するようにな
っている。上部ノズル6の底板には、制御棒案内管5の
上端が連結され、後述の中性子吸収体棒を受け入れるべ
く開口しているが、これらの間には図示しない複数の冷
却水流れ穴が形成されている。また、上部ノズル6の上
面には、4個の押えばね13がそれぞれ所定位置に設け
られている。これらの押えばね13は燃料集合体1を下
部炉心板2に押え付けるためのもので、例えば板ばねを
三角状に折り曲げて構成されている。図2(d)は燃料
集合体1の横断面図であり、同図に示すように、グリッ
ド7の所定の格子開口には制御棒案内管5が挿通固定さ
れ、制御棒案内管5の入らない格子開口に複数の燃料棒
8が1本ずつ挿通されて支持されている。なお、燃料集
合体1は、図2(a)に示すように、原子炉容器内に装
荷されたとき、熱膨張や中性子照射による燃料集合体1
の伸長等を吸収するべく隙間14が上部炉心板3と上部
ノズル6との間に形成されるが、前述の押えばね13が
隙間14の存在にも拘わらず確りと押し付けて支持す
る。
【0008】図3(a)は加圧型原子炉に用いられる制
御棒集合体の側面図、図3(b)はその平面図であり、
図中15は制御棒集合体を示している。この制御棒集合
体1は図示をしない制御棒駆動機構により駆動され、原
子炉の緊急停止時には制御棒駆動機構から切り離される
ようになっている。また、制御棒集合体15は制御棒駆
動機構の駆動軸に連結されるハブ16と、このハブ16
の外周部から水平方向に延出した複数本のアーム17
と、これらのアーム17に保持された複数本の中性子吸
収体棒18とを有しており、これらの中性子吸収体棒1
8は燃料集合体1の上部ノズル6に開口した制御棒案内
管5に上方から挿入されるようになっている。
御棒集合体の側面図、図3(b)はその平面図であり、
図中15は制御棒集合体を示している。この制御棒集合
体1は図示をしない制御棒駆動機構により駆動され、原
子炉の緊急停止時には制御棒駆動機構から切り離される
ようになっている。また、制御棒集合体15は制御棒駆
動機構の駆動軸に連結されるハブ16と、このハブ16
の外周部から水平方向に延出した複数本のアーム17
と、これらのアーム17に保持された複数本の中性子吸
収体棒18とを有しており、これらの中性子吸収体棒1
8は燃料集合体1の上部ノズル6に開口した制御棒案内
管5に上方から挿入されるようになっている。
【0009】図1は本発明の特徴をより明確に示す燃料
集合体1の縦断面図である。同図に示すように、制御棒
案内管5の下部には、細管状のダッシュポット19と水
抜き孔20が形成されている。このダッシュポット19
と水抜き孔20は制御棒集合体15を制御棒駆動機構か
ら切り離した際に制御棒案内管5内を落下する中性子吸
収体棒18の落下速度を低減するためのもので、ダッシ
ュポット19の下部外周には、制御棒案内管5の外径と
ほぼ同径の外径を有する下部スリーブ21が制御棒案内
管5と同軸に設けられている。下部スリーブ21は前述
した複数個のグリッド7のうち燃料棒8の下端部を保持
するグリッド(以下、下部グリッドと称する。)7Aを
下部ノズル4に連結するためのもので、この下部スリー
ブ21の上端部は下部グリッド7Aに溶接接合されてい
る。また、下部スリーブ21の下端部は制御棒案内管5
の下端を密栓する栓体22と共にボルト23により下部
ノズル4にねじ止めされており、これにより下部スリー
ブ21は下部ノズル4に固定支持されている。なお、燃
料棒8の中間部分を保持するグリッド(以下、中間部グ
リッドと称する。)7Bは中間部スリーブ24を介して
制御棒案内管5に固定保持されており、この中間部スリ
ーブ24と制御棒案内管5には、両者を連結するための
拡管加工25が施されている。
集合体1の縦断面図である。同図に示すように、制御棒
案内管5の下部には、細管状のダッシュポット19と水
抜き孔20が形成されている。このダッシュポット19
と水抜き孔20は制御棒集合体15を制御棒駆動機構か
ら切り離した際に制御棒案内管5内を落下する中性子吸
収体棒18の落下速度を低減するためのもので、ダッシ
ュポット19の下部外周には、制御棒案内管5の外径と
ほぼ同径の外径を有する下部スリーブ21が制御棒案内
管5と同軸に設けられている。下部スリーブ21は前述
した複数個のグリッド7のうち燃料棒8の下端部を保持
するグリッド(以下、下部グリッドと称する。)7Aを
下部ノズル4に連結するためのもので、この下部スリー
ブ21の上端部は下部グリッド7Aに溶接接合されてい
る。また、下部スリーブ21の下端部は制御棒案内管5
の下端を密栓する栓体22と共にボルト23により下部
ノズル4にねじ止めされており、これにより下部スリー
ブ21は下部ノズル4に固定支持されている。なお、燃
料棒8の中間部分を保持するグリッド(以下、中間部グ
リッドと称する。)7Bは中間部スリーブ24を介して
制御棒案内管5に固定保持されており、この中間部スリ
ーブ24と制御棒案内管5には、両者を連結するための
拡管加工25が施されている。
【0010】下部スリーブ21より上方のダッシュポッ
ト19の外周には、ほぼ全域にわたって外套管26が制
御棒案内管5と同軸的に設けられている。この外套管2
6の内径はダッシュポット19の外径より僅かに大きく
形成され、その外径は下部スリーブ21の外径とほぼ同
径に形成されている。また、この外套管26はダッシュ
ポット19の上端部に形成された拡管加工部27と下部
スリーブ21との間に位置しており、外套管26とダッ
シュポット19の軸方向における伸長量の差を吸収すべ
く、外套管26の当初長さは拡管加工部27と下部スリ
ーブ21との間隔より若干小さくなっている。
ト19の外周には、ほぼ全域にわたって外套管26が制
御棒案内管5と同軸的に設けられている。この外套管2
6の内径はダッシュポット19の外径より僅かに大きく
形成され、その外径は下部スリーブ21の外径とほぼ同
径に形成されている。また、この外套管26はダッシュ
ポット19の上端部に形成された拡管加工部27と下部
スリーブ21との間に位置しており、外套管26とダッ
シュポット19の軸方向における伸長量の差を吸収すべ
く、外套管26の当初長さは拡管加工部27と下部スリ
ーブ21との間隔より若干小さくなっている。
【0011】このような構成において、燃料集合体1が
中性子の照射により軸方向に伸長すると、上部ノズル6
に設けられた押えばね13の変形量が増大し、押えばね
13のばね力が増大する。このようにして、制御棒案内
管5に作用する軸方向の圧縮荷重が増大し、これにより
制御棒案内管5の下部に形成されたダッシュポット19
が曲がろうとするが、ダッシュポット19の上部外周に
ある外套管26がダッシュポット19の変形を阻止す
る。このようにしてダッシュポット19の曲げ剛性が見
かけ上増大するので、原子炉内の装荷期間が延長して中
性子の照射量が増え、これに伴って制御棒案内管5に作
用する軸方向の圧縮荷重が増大してもダッシュポット1
9の曲がりや変形等が防止される。
中性子の照射により軸方向に伸長すると、上部ノズル6
に設けられた押えばね13の変形量が増大し、押えばね
13のばね力が増大する。このようにして、制御棒案内
管5に作用する軸方向の圧縮荷重が増大し、これにより
制御棒案内管5の下部に形成されたダッシュポット19
が曲がろうとするが、ダッシュポット19の上部外周に
ある外套管26がダッシュポット19の変形を阻止す
る。このようにしてダッシュポット19の曲げ剛性が見
かけ上増大するので、原子炉内の装荷期間が延長して中
性子の照射量が増え、これに伴って制御棒案内管5に作
用する軸方向の圧縮荷重が増大してもダッシュポット1
9の曲がりや変形等が防止される。
【0012】図4は本発明の第2の実施形態に係る燃料
集合体の一部分を示す縦断面図であり、以下、この図を
参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図
4に示すように、制御棒案内管5の下部に形成されたダ
ッシュポット19の下部外周には、制御棒案内管5の外
径とほぼ同径の外径を有する下部スリーブ21が制御棒
案内管5と同軸に設けられている。この下部スリーブ2
1は下部グリッド7Aを下部ノズル4に連結するための
もので、下部スリーブ21の上端部は下部グリッド7A
に溶接接合されている。また、下部スリーブ21の下端
部は制御棒案内管5の下端を密栓する栓体22と共にボ
ルト23により下部ノズル4にねじ止めされており、こ
れにより下部スリーブ21は下部ノズル4に固定支持さ
れている。
集合体の一部分を示す縦断面図であり、以下、この図を
参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図
4に示すように、制御棒案内管5の下部に形成されたダ
ッシュポット19の下部外周には、制御棒案内管5の外
径とほぼ同径の外径を有する下部スリーブ21が制御棒
案内管5と同軸に設けられている。この下部スリーブ2
1は下部グリッド7Aを下部ノズル4に連結するための
もので、下部スリーブ21の上端部は下部グリッド7A
に溶接接合されている。また、下部スリーブ21の下端
部は制御棒案内管5の下端を密栓する栓体22と共にボ
ルト23により下部ノズル4にねじ止めされており、こ
れにより下部スリーブ21は下部ノズル4に固定支持さ
れている。
【0013】一方、ダッシュポット19の上部外周に
は、外套管28が制御棒案内管4と同軸的に設けられて
いる。この外套管28の内径はダッシュポット19の外
径より僅かに大きく形成され、その外径は下部スリーブ
21の外径とほぼ同径に形成されている。また、この外
套管28は拡管加工29によりダッシュポット19の上
部外周に位置決め固定されており、外套管28の下端部
と上端部には、制御棒案内管5と外套管28との熱膨張
差や弾性変形量の差を吸収するための間隙30a,30
bが設けられている。また、この第2の実施形態ではダ
ッシュポット19の中間部に中間部グリッド7Bが取り
付けられており、この中間部グリッド7Bは中間部スリ
ーブ23を介して外套管28に固定保持されている。
は、外套管28が制御棒案内管4と同軸的に設けられて
いる。この外套管28の内径はダッシュポット19の外
径より僅かに大きく形成され、その外径は下部スリーブ
21の外径とほぼ同径に形成されている。また、この外
套管28は拡管加工29によりダッシュポット19の上
部外周に位置決め固定されており、外套管28の下端部
と上端部には、制御棒案内管5と外套管28との熱膨張
差や弾性変形量の差を吸収するための間隙30a,30
bが設けられている。また、この第2の実施形態ではダ
ッシュポット19の中間部に中間部グリッド7Bが取り
付けられており、この中間部グリッド7Bは中間部スリ
ーブ23を介して外套管28に固定保持されている。
【0014】上述した第2の実施形態では、ダッシュポ
ット19の変形が外套管28により拘束されるので、第
1の実施形態と同様の作用効果が得られる。また、外套
管28の外径が制御棒案内管5の外径とほぼ同径に形成
されているので、ダッシュポット19の中間部に中間部
グリッド7Bを取り付ける場合に、中間部グリッド7B
をダッシュポット19に容易に取り付けることができ
る。すなわち、ダッシュポット19の中間部に中間部グ
リッド7Bを取り付ける場合、従来では、図6(b)に
示すように、制御棒案内管5の外径と同径のグリッド取
付け部31をダッシュポット19の中間部に設ける必要
があるが、上述した第1及び第2の実施形態では、制御
棒案内管5の外径と同径のグリッド取付け部31をダッ
シュポット19の中間部に形成する必要がないので、中
間部グリッド7Bをダッシュポット19に容易に取り付
けることができる。また、設計変更等によるダッシュポ
ット19のグリッド取り付け高さ位置の移動や新たにグ
リッドを追設する場合にも容易に対応できる。
ット19の変形が外套管28により拘束されるので、第
1の実施形態と同様の作用効果が得られる。また、外套
管28の外径が制御棒案内管5の外径とほぼ同径に形成
されているので、ダッシュポット19の中間部に中間部
グリッド7Bを取り付ける場合に、中間部グリッド7B
をダッシュポット19に容易に取り付けることができ
る。すなわち、ダッシュポット19の中間部に中間部グ
リッド7Bを取り付ける場合、従来では、図6(b)に
示すように、制御棒案内管5の外径と同径のグリッド取
付け部31をダッシュポット19の中間部に設ける必要
があるが、上述した第1及び第2の実施形態では、制御
棒案内管5の外径と同径のグリッド取付け部31をダッ
シュポット19の中間部に形成する必要がないので、中
間部グリッド7Bをダッシュポット19に容易に取り付
けることができる。また、設計変更等によるダッシュポ
ット19のグリッド取り付け高さ位置の移動や新たにグ
リッドを追設する場合にも容易に対応できる。
【0015】なお、上述した第1及び第2の実施形態で
はダッシュポット19の上部外周に外套管26,28を
設けたが、図5(a)および図5(b)に示すように、
下部スリーブ21と一体に形成された外套管32をダッ
シュポット19の上部外周に設けても同様の作用効果が
得られる。ここで、図5(b)に示す変形例の場合に
は、ダッシュポット19に取り付けられる中間部グリッ
ド7Bと下部グリッド7Aは、下部スリーブ21と一体
に形成された外套管32にスポット溶接等の方法で取り
付けられる。
はダッシュポット19の上部外周に外套管26,28を
設けたが、図5(a)および図5(b)に示すように、
下部スリーブ21と一体に形成された外套管32をダッ
シュポット19の上部外周に設けても同様の作用効果が
得られる。ここで、図5(b)に示す変形例の場合に
は、ダッシュポット19に取り付けられる中間部グリッ
ド7Bと下部グリッド7Aは、下部スリーブ21と一体
に形成された外套管32にスポット溶接等の方法で取り
付けられる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原子炉内の装荷期間が延長して中性子の照射量が増えて
も制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや変形等が生
じることを防止できる。
原子炉内の装荷期間が延長して中性子の照射量が増えて
も制御棒案内管のダッシュポットに曲がりや変形等が生
じることを防止できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料集合体の一
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
【図2】同実施形態に係る燃料集合体の概略構成を示す
図であって、(a)は燃料集合体の側面図、(b)は燃
料集合体の底面図、(c)は燃料集合体の平面図、
(d)は燃料集合体の横断面図である。
図であって、(a)は燃料集合体の側面図、(b)は燃
料集合体の底面図、(c)は燃料集合体の平面図、
(d)は燃料集合体の横断面図である。
【図3】制御棒集合体を示す図であって、(a)は制御
棒集合体の側面図、(b)は制御棒集合体の平面図であ
る。
棒集合体の側面図、(b)は制御棒集合体の平面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る燃料集合体の一
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
【図5】図1および図4に示した実施形態の変形例を示
す図であって、(a)は第1の実施形態の変形例を示す
縦断面図、(b)は第2の実施形態の変形例を示す縦断
面図である。
す図であって、(a)は第1の実施形態の変形例を示す
縦断面図、(b)は第2の実施形態の変形例を示す縦断
面図である。
【図6】従来の燃料集合体の一部を示す縦断面図であ
る。
る。
1 燃料集合体 2 下部炉心板 3 上部炉心板 4 下部ノズル 5 制御棒案内管 6 上部ノズル 7 グリッド 8 燃料棒 13 押えばね 19 ダッシュポット 21 下部スリーブ 26 外套管 28 外套管 32 外套管
Claims (3)
- 【請求項1】 原子炉容器内の下部炉心板の上に置かれ
る下部ノズルと、 この下部ノズルから上方に延びた複数本の制御棒案内管
と、 前記制御棒案内管の上端部に連結された上部ノズルと、 この上部ノズルの上部に突出して設けられた押えばね
と、 前記下部ノズルと前記上部ノズルとの間に前記制御棒案
内管に沿って設けられた複数のグリッドと、 これらのグリッドに前記制御棒案内管と平行に保持され
た複数本の燃料棒と、 前記複数のグリッドのうちの最下部グリッドを前記下部
ノズルに連結して支持し、前記制御棒案内管の下端部を
同軸的に取り囲む下部スリーブとを有し、 前記制御棒案内管の下部に形成された細管状のダッシュ
ポットの全長を前記下部スリーブ囲繞部を残して近接し
て同軸的に取り囲む外套管を具備したことを特徴とする
燃料集合体。 - 【請求項2】 前記外套管は、前記下部スリーブと一体
に形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料
集合体。 - 【請求項3】 前記外套管の外径は、前記制御棒案内管
の外径と同一径に形成されていることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の燃料集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8280889A JPH10123274A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8280889A JPH10123274A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 燃料集合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10123274A true JPH10123274A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17631363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8280889A Pending JPH10123274A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 燃料集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10123274A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246741B1 (en) * | 1998-07-08 | 2001-06-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Fuel assembly |
| JP2002532255A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-02 | ソシエテ フランコ ベルジュ ド ファブリカシオン ド コンビスティブル エフベーエフセ | 2つの同軸管状部品を連結する方法及び工具並びに用途 |
| EP1248271A1 (en) * | 2001-04-05 | 2002-10-09 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Fuel assembly and thimble screw of the same |
| JP2005172806A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-30 | Framatome Anp Inc | 燃料集合体ノズル交換用の工具と方法 |
| CN114352834A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-04-15 | 中国核动力研究设计院 | 一种分级缓冲的高抗震抗弯曲管中管式导向管及燃料组件 |
| KR20230033378A (ko) * | 2021-09-01 | 2023-03-08 | 한전원자력연료 주식회사 | 핵연료 집합체의 경사면 활용 록킹 구조를 갖는 헬멧형 안내관 삽입체 |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP8280889A patent/JPH10123274A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246741B1 (en) * | 1998-07-08 | 2001-06-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Fuel assembly |
| US6631176B2 (en) * | 1998-07-08 | 2003-10-07 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Fuel assembly |
| JP2002532255A (ja) * | 1998-12-22 | 2002-10-02 | ソシエテ フランコ ベルジュ ド ファブリカシオン ド コンビスティブル エフベーエフセ | 2つの同軸管状部品を連結する方法及び工具並びに用途 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031215 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |