JPH10123760A - 静電荷像現像用マゼンタトナー及びその製造方法 - Google Patents
静電荷像現像用マゼンタトナー及びその製造方法Info
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- JPH10123760A JPH10123760A JP23697297A JP23697297A JPH10123760A JP H10123760 A JPH10123760 A JP H10123760A JP 23697297 A JP23697297 A JP 23697297A JP 23697297 A JP23697297 A JP 23697297A JP H10123760 A JPH10123760 A JP H10123760A
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Abstract
鮮明な色彩が得られ、且つOHP透明性に優れた静電荷
像現像用マゼンタトナー及びその製造方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】 本発明は、結着樹脂、マゼンタ顔料及び
極性樹脂を少なくとも含有するマゼンタトナー粒子を有
する静電荷像現像用マゼンタトナーであり、該結着樹脂
はスチレン重合体、スチレン共重合体又はそれらの混合
物であり、該マゼンタ顔料は、C.I.Pigment
Red 122とC.I.Pigment Viol
et 19の固溶体顔料又はC.I.Pigment
Red 202とC.I.Pigment Viole
t 19の固溶体顔料であり、極性樹脂は、酸価3〜2
0mgKOH/gを有することを特徴とする静電荷像現
像用マゼンタトナーに関する。
Description
印刷法の如き画像形成方法で形成される静電荷像を現像
するためのマゼンタトナーに関する。
れ、摩擦帯電的に安定しているフルカラー画像形成用の
静電荷像現像用マゼンタトナーに関する。
ンターが実用化され、解像力,階調性はもとより色むら
のない色再現性に優れた高画質画像が得られるようにな
ってきた。
画像原稿を、B(ブルー),G(グリーン),R(レッ
ド)の各色フィルターで色分解した後、オリジナル画像
に対応した20μm乃至70μmのドット径からなる潜
像をY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),
B(ブラック)の各色トナーを用い、加熱加圧定着時の
減色混合作用を利用して再現している白黒複写機と比べ
多量のトナーを感光体から中間転写体を介して、又は、
介さずに転写材に転写させる必要がある。
は、肌色を再現するのに重要であり、さらに、人物像に
おける肌の色調はハーフトーンであることから、優れた
現像性も要求される。
ナクリドン系着色剤,チオインジゴ系着色剤,キサンテ
ン系着色剤,モノアゾ系着色剤,ペリレン系着色剤,ジ
ケトピロロピロール系着色剤が知られている。
は、2、9−ジメチルキナクリドン顔料が提案され、特
開昭55−26574号公報にはチオインジゴ系顔料が
提案され、特開昭59−57256号公報にはキサンテ
ン系染料が提案され、特開平2−210459号公報に
はジケトピロロピロール系顔料が提案され、特公昭55
−42383号公報にはアントラキノン系染料が提案さ
れている。
ために、顔料化合物を単独で使用せず、特開平1−22
477号公報に記載されるような顔料−顔料、顔料−染
料の配合や、特開昭62−291669号公報(対応米
国特許No.4777105号明細書)のように混晶状
態でキナクリドン顔料を用いる方法も知られている。
性及び耐光性が良好であり、一応、摩擦帯電特性及び色
調の優れたマゼンタトナーが得られるが透明性を満足
し、より原稿に忠実な画像を得るためには、より一層の
色調,彩度,電子写真特性が向上しているマゼンタトナ
ーが待望されている。
の如き問題点を解決した静電荷像現像用マゼンタトナー
を提供するものである。
な色彩が得られる静電荷像現像用マゼンタトナーを提供
するものである。
において透明性に優れている静電荷像現像用マゼンタト
ナーを提供するものである。
ーン部)の再現性に優れている静電荷像現像用マゼンタ
トナーを提供することにある。
真特性に優れている静電荷像現像用マゼンタトナーを提
供することにある。
するための製造方法を提供することにある。
結着樹脂,マゼンタ顔料及び極性樹脂を少なくとも含有
するマゼンタトナー粒子を有する静電荷像現像用マゼン
タトナーであり、該結着樹脂はスチレン重合体,スチレ
ン共重合体又はそれらの混合物であり、該マゼンタ顔料
は、シー.アイ.ピグメント レッド 122(C.
I.Pigment Red 122)とシー.アイ.
ピグメント バイオレット 19(C.I.Pigme
nt Violet 19)の固溶体顔料又はシー.ア
イ.ピグメント レッド 202(C.I.Pigme
nt Red 202)とシー.アイ.ピグメント バ
イオレット 19(C.I.Pigment Viol
et19)の固溶体顔料であり、極性樹脂は、酸価3〜
20mgKOH/gを有することを特徴とする静電荷像
現像用マゼンタトナーに関する。
有するマゼンタトナーの製造方法であり、スチレンモノ
マー,必要により他のビニルモノマー,マゼンタ顔料,
極性樹脂及び重合開始剤を混合して重合性単量体組成物
を調製し、重合性単量体組成物を水系媒体中へ分散して
重合性単量体組成物の粒子を生成し、水系媒体中で重合
性単量体組成物の粒子中のスチレンモノマーを重合して
結着樹脂を生成してマゼンタトナー粒子を生成する製造
方法であり、結着樹脂はスチレン重合体,スチレン共重
合体又はそれらの混合物であり、マゼンタ顔料は、C.
I.Pigment Red 122とC.I.Pig
ment Violet 19の固溶体顔料又はC.
I.Pigment Red 202とC.I.Pig
mentViolet 19であり、極性樹脂は、酸価
3〜20mgKOH/gを有することを特徴とするマゼ
ンタトナーの製造方法に関する。
固溶体顔料と特定の酸価を有する極性樹脂をトナー粒子
中に含有させることである。
料の製造過程の脱水工程、顔料化工程の前の工程で2種
以上のマゼンタ顔料を混合して後、脱水し顔料化すると
いう工程によって得られる。本発明で使用する固溶体顔
料は解砕され易いため容易に1次粒径付近まで顔料粒子
を分散できる。
安定性や製造のし易さによりなるべく構造の近いものが
組み合わせて使用される。特に耐光性に優れ、着色力に
も優れるという面より、下記に示す構造の置換キナクリ
ドン顔料と無置換キナクリドン顔料を組み合わせて使用
する。
gment Red 122とC.I.Pigment
Violet 19との固溶体。
igment Red 202とC.I.Pigmen
t Violet 19との固溶体。
19はその結晶構造によって耐光性,着色力が変化しや
すいが、固溶体を形成することにより安定化する。さら
に、固溶体の色相はC.I.Pigment Viol
et 19の配合比や結晶化時の条件設定を変えること
により顔料の彩度,明度を損なうことなく固溶体の色相
空間を広げることが可能となる。
い値にするためには該固溶体顔料中の置換キナクリドン
顔料と無置換キナクリドン顔料の配合比が85:15〜
30:70であることが好ましく、より好ましくは8
0:20〜50:50がよい。
合比が85:15を超えると、固溶体中に置換キナクリ
ドン単独の微細2次結晶構造が生じやすくなるため、若
干ながら彩度が低下する傾向となる。
配合比が30:70を下回ると、逆に固溶体中に無置換
キナクリドン単独の微細2次結晶構造が生じるため(例
えばγ型キナクリドンが生成される)、若干ながら着色
力が低下する。
60510号公報明細書に記載の固溶体成分を硫酸又は
適当な溶媒から同時に再結晶させ、(塩磨砕後に)続い
て溶剤処理する方法や、ドイツ特許出願公告12173
33号公報に記載の適当に置換されたジアミノテレフタ
ル酸混合物の環化後に溶剤処理する方法が挙げられる。
モノマー,必要により他のビニルモノマー,マゼンタ固
溶体顔料,酸価3乃至20mgKOH/gの極性樹脂及
び重合開始剤を混合して重合性単量体組成物を調整し、
重合性単量体組成物を水系媒体中へ分散して重合性単量
体組成物の粒子を生成し、水系媒体中で重合性単量体組
成物の粒子中のスチレンモノマーを重合して生成される
ことが好ましい。
生成されると、重合性単量体組成物を調製する際に、マ
ゼンタ固溶体顔料が一次粒子近くまで分散され、酸価3
乃至20mgKOH/gの極性樹脂によって窒素原子を
有するマゼンタ固溶体顔料の粒子の再凝集が抑制される
ことにより、マゼンタトナー粒子の着色力、明度及び彩
度が向上するからである。
量体組成物粒子中の重合性単量体の重合初期では重合性
単量体組成物中に均一に分散しつつ固溶体顔料の再凝集
を抑えるという機能と、水系媒体中における重合性単量
体組成物の粒子の安定化させる機能の両方を有するため
に、極性樹脂の酸価が3〜20(KOHmg/g)の範
囲であることが重要である。
あると、極性樹脂と固溶体顔料の親和性が低く分離し易
くなるため、再凝集の抑制効果が低く、着色力の低下や
帯電性の低下が生じる。極性樹脂の酸価が20KOHm
g/gを超えると、極性樹脂の分子鎖間での凝集性が大
きくなるためスチレン単量体(無極性液体)中での極性
樹脂の分散性が低下する。そのため、水系媒体中での極
性樹脂による重合性単量体組成物の粒子の安定化が低下
し、マゼンタトナー粒子の製造安定性が低下する。
該極性樹脂が該マゼンタトナー粒子に対して1〜20重
量%、より好ましくは2.0〜10.0(wt%)含有
されていることが良く、さらに下記式を満足しているよ
うに含有されていることがより好ましい。
と、添加効果が少なくトナーの負摩擦帯電性の低下を生
じ易い。極性樹脂の添加量が20wt%を超えると、重
合性単量体組成物の粘度が上がり、水系媒体中での造粒
が困難になり製造安定性が低下してくる。
ンタトナーにカブリやトナー飛散が現れ易い。
媒体中での重合法によるマゼンタトナー粒子の製造時に
微粉成分の増加が生じやすく好ましくない。
うる不飽和基を分子中に含まないものが好ましい。不飽
和基を有する極性樹脂を使用する場合は、スチレン単量
体と極性樹脂との間に架橋反応が起き、混色性が低下す
るので好ましくない。
脂,エポキシ樹脂,スチレン−アクシル酸共重合体,ス
チレン−メタクリル酸共重合体,スチレン−マレイン酸
共重合体が挙げられる。中でも、極性樹脂としては飽和
ポリエステル樹脂又はエポキシ樹脂が好ましく、特に飽
和ポリエステル樹脂が酸価の制御のしやすさを、トナー
粒子の流動性、負摩擦帯電特性、透明性の点で好まし
い。
00乃至10,000であることが、スチレンモノマー
への溶解性、固溶体顔料粒子の再凝集の抑制、重合性単
量体組成物の水系媒体中での造粒の容易性、マゼンタト
ナー粒子の多数枚耐久性の向上の点で好ましい。
じめ極性樹脂と共にスチレン単量体中に分散させて充分
に混合した後、重合開始剤を添加して重量性単量体組成
物を調製することが好ましい。
有する重合性単量体組成物に必要により,o(m,p)
−メチルスチレン,m(p)−エチルスチレンの如き置
換スチレン単量体;(メタ)アクリル酸メチル,(メ
タ)アクリル酸エチル,(メタ)アクリス酸プロピル,
(メタ)アクリル酸ブチル,(メタ)アクリル酸オクチ
ル,(メタ)アクリル酸ドデシル,(メタ)アクリル酸
ステアリル,(メタ)アクリル酸ベヘニル,(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル,(メタ)アクリル酸ジメ
チルアミノエチル,(メタ)アクリル酸ジエチルアミノ
エチルの如き(メタ)アクリル酸エステル系単量体;ブ
タジエン,イソプレン,シクロヘキセン,(メタ)アク
リロニトリル,アクリル酸アミドの如き単量体を加えて
も良い。好ましくは、出版物ポリマーハンドブック第2
版III−P139〜192(JohnWiley&S
ons社製)に記載の理論ガラス転移温度(Tg)を用
いた計算により、50〜85℃を示すようにスチレンモ
ノマーと他の単量体を適宜混合し用いられる。理論ガラ
ス転移温度が50℃未満の場合には、トナーの保存安定
性やトナーの耐久安定性の面から問題が生じやすく、一
方85℃を超える場合はフルカラー画像形成の場合にお
いて、OHP画像の透明性が低下する。
れらの混合物及び極性樹脂は、THF可溶成分のゲルバ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測
定され数平均分子量(Mn)が、5,000〜1,00
0,000で有り、重量平均分子量(Mw)と数平均分
子量(Mn)の比(Mw/Mn)が、2〜100(好ま
しくは、5〜50)であるのが良い。
は、結着樹脂(すなわち、スチレン重合体、スチレン共
重合体又はそれらの混合物)65〜98重量%、マゼン
タ顔料1〜15重量%及び極性樹脂1〜20重量%(よ
り好ましくは2.0〜10.0重量%)を含有している
のが良い。
ーの耐オフセット性及び固溶体顔料の分散性を向上させ
るためにASTM D3418−8に準拠して測定され
たDSC吸熱曲線における吸熱メインピークが50〜1
30℃(より好ましくは、55〜110℃)の低軟化点
物質が含有されていることが好ましい。
低軟化点物質の自己凝集力が弱くなり、結果として高温
オフセット性が弱くなり、特にフルカラー画像形成用マ
ゼンタトナーとしては好ましくない。一方極大メインピ
ーク値が130℃を超えると、マゼンタトナーの低温定
着性,透明性の面から好ましくない。
えばパーキンエルマー社製DSC−7を用いて、温度範
囲20乃至200℃の範囲でおこなう。装置検出部の温
度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正に
ついてはインジウムの融解熱を用いる。サンプルはアル
ミニウム製パンを用い対照用に空パンをセットし、昇温
速度10℃/min.で測定を行う。
枚耐久性を考慮すると低軟化点物質はトナー粒子に5〜
25重量%含有されているのが良い。
しやすさからワックスが好ましい。中でも、炭素数が1
5以上の長鎖エステル部
するエステル化合物を含有するワックスが、耐オフセッ
ト性及び透明性の点で好ましい。特に下記式(1)乃至
(5)に示されるエステル化合物を含有するワックスが
好ましい。
炭化水素基を示す。〕R2 及びR3 はアルキル基である
ことが好ましい。
機基を示し、R5 炭素数2乃至200の有機基を示
す。〕R4 及びR6 はアルキル基であることが好まし
く、R5 はアルキレン基であることが好ましい。
機基を示し、R8 は炭素数2乃至20の有機基を示
す。〕R7 及びR9 はアルキル基であることが好まし
く、R8 はアルキレン基であることが好ましい。
示し、a及びbは0乃至4の整数を示し、a+bが4で
あり、m及びnは0乃至25の整数であり、m+nは1
以上である。〕R10及びR11はアルキル基であることが
好ましい。
示し、R14は水素原子又は炭素数1乃至40の有機基を
示し、c及びdは0乃至3の整数を示し、c+dは1乃
至3であり、zは1乃至3の整数を示す。〕R12 ,R
13及びR14はアルキル基であることが好ましい。
硬度0.5〜5.0を有するものが好ましい。ワックス
の硬度は、直径20mmで、厚さが5mmの円筒形状の
サンプルを作製した後、例えば島津製作所製ダイナミッ
ク超微小硬度計(DUH−200)を用いビッカース硬
度を測定した値である。測定条件は、0.5gの荷重で
負荷速度が9.67mm/秒の条件で10μm変位させ
た後15秒間保持し、得られた打痕形状を測定しビッカ
ース硬度を求める。硬度が0.5未満のワックスでは定
着器の圧力依存性及びプロセススピード依存性が大きく
なり、耐低温オフセット性が低下し、一方5.0を超え
る場合ではトナーの保存安定性が低下し、ワックス自身
の自己凝集力も小さいために耐高温オフセットが低下す
る。
物の具体例を以下に例示する。
ー粒子中に5〜25wt%含有されていることが好まし
い。該エステルワックスの含有量が5wt%未満である
と、本発明の効果が十分発揮されず、若干着色力が低下
する。
wt%を超えると、多数枚耐久性が低下しやすく、耐ブ
ロッキング性も低下する。
含有しても良い。無色又は淡色でマゼンタトナーの帯電
スピードが速く且つ一定の帯電量を安定して維持できる
負荷電制御剤が好ましい。
粒子を生成する場合には、重合阻害性が無く水系媒体へ
の可溶化物の少ない荷電制御剤が特に好ましい。具体的
化合物としては、負荷電性制御剤としてサリチル酸,ア
ルキルサリチル酸,ジアルキルサリチル酸,ナフトエ
酸,又はダイカルボン酸の金属化合物;スルホン酸,カ
ルボン酸を側鎖に持つ高分子型化合物,ホウ素化合物,
尿素化合物,ケイ素化合物,カリークスアレーン等が挙
げられる。
属化合物が、無色又は淡色で負荷電性の制御性に優れて
いるので好ましい。
粒子に対し0.5〜10重量%が好ましい。
剤として、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボ
ニトリル)、2,2’−アゾビス−4−メトキシ−2,
4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチロニト
リルの如きアゾ系重合開始剤;ベンゾイルペルオキシ
ド、メチルエチルケトンペルオキシド、ジイソプロピル
ペルオキシカーボネート、クメンヒドロペルオキシド、
2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ラウロイル
ペルオキシドの如き過酸化物系重合開始剤が挙げられ
る。
度により変化するが一般的には重合性単量体に対し0.
5〜20重量%添加される。重合開始剤は、重合方法の
種類により若干異なるが、十時間半減期温度を参考にし
て、単独又は混合し利用される。重合度を制御するため
に必要により架橋剤,連鎖移動剤,重合禁止剤を更に使
用しても良い。
水系媒体は、無機分散剤として例えばリン酸三カルシウ
ム,リン酸マグネシウム,リン酸アルミニウム,リン酸
亜鉛,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,水酸化カル
シウム,水酸化マグネシウム,水酸化アルミニウム,メ
タケイ酸カルシウム,硫酸カルシウム,硫酸バリウム,
ベントナイト,シリカ,アルミナが挙げられる。有機分
散剤としては例えばポリビニルアルコール,ゼラチン,
メチルセルロース,メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス,エチルセルロース,カルボキシメチルセルロースの
ナトリウム塩,デンプンが挙げられる。これら分散剤
は、重合性単量体100重量部に対して0.2〜2.0
重量部を使用することが好ましい。また、分散剤は、水
100重量部に対して0.01乃至0.5重量部使用す
るのが良い。
いても良いが、細かい均一な粒度を有す分散粒子を得る
ために、水系媒体中にて高速撹拌下にて該無機化合物を
生成させることも好ましい。例えば、リン酸三カルシウ
ムの場合、高速撹拌下において、リン酸ナトリウム水溶
液と塩化カルシウム水溶液を混合することで懸濁重合方
法に好ましい分散剤を得ることが出来る。これら分散剤
の微細化のため0.001〜0.1重量部の界面活性剤
を併用しても良い。具体的には市販のノニオン、アニオ
ン、カチオン型の界面活性剤が挙げられる。例えばドデ
シル硫酸ナトリウム,テトラデシル硫酸ナトリウム,ペ
ンタデシル硫酸ナトリウム,オクチル硫酸ナトリウム,
オレイン酸ナトリウム,ラウリル酸ナトリウム,ステア
リン酸カリウム,オレイン酸カルシウムがある。
下の如き製造方法によって、マゼンタトナー粒子を好ま
しく製造する事が可能である。スチレンモノマーを含む
重合性単量体中にマゼンタ着色剤,極性樹脂,低軟化点
物質,その他の添加剤を加えアトライターで分散し、次
いで重合開始剤を加えホモジナイザー又は超音波分散機
によって均一に溶解又は分散せしめて重合性単量体組成
物を調製し、分散安定剤を含有する水系媒体中に撹拌
機,ホモミキサー,ホモジナイザー等により重合性単量
体組成物を分散せしめ造粒する。
が、所望のマゼンタトナー粒子のサイズを有するように
撹拌速度及び時間を調整し、造粒する。その後は分散安
定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ粒子の沈
降が防止される程度の撹拌を行えば良い。重合性単量体
の重合温度は40℃以上、一般には50〜90℃の温度
に設定して重合を行う。重合反応後半に昇温しても良
く、更に、トナー画像定着時の臭いの原因となる未反応
の重合性単量体及び副生成物を除去するために反応後
半、又は、反応終了後に一部水系媒体を反応容器から留
去しても良い。反応終了後、生成したマゼンタトナー粒
子をろ過し、洗浄し、乾燥する。懸濁重合法において
は、通常重合性単量体組成物100重量部に対して水系
媒体300〜3000重量部を使用するのが好ましい。
ンタトナー粒子としては、形状係数SF−1の値が10
0〜150、特に好ましくは100〜125であること
が好ましい。
とは、例えば日立製作所製FE−SEM(S−800)
を用い倍率500倍に拡大したトナー像を100個無作
為にサンプリングし、その画像情報はインターフェース
を介して例えばニコレ社製画像解析装置(LuzexI
II)に導入し解析を行い、下式より算出し得られた値
を形状係数SF−1と定義する。
AREAはトナー粒子の投影面積を示す。〕
度合いを示す。
り大きいトナー粒子は、球形から徐々に不定形に近づ
き、それにつれて転写効率の低下が認められる。多種の
転写材に対応させるために中間転写体を使用する場合、
転写工程が実質2回行われるため、転写効率の低下はト
ナーの利用効率の低下を招く。更に最近のデジタルフル
カラー複写機やデジタルフルカラープリンターにおいて
は、色画像原稿を予めB(ブルー),G(グリーン),
R(レッド)フィルターを用い色分解した後、感光体上
に20〜70μmのドット潜像を形成しY(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン),B(ブラック)
の各色トナーを用いて減色混合作用を利用し原稿又は色
情報に忠実な多色カラー画像を再現する必要がある。こ
の際感光体上又は中間転写体上には、Y,M,C,Bト
ナーが原稿やCRTの色情報に対応して多量にトナーが
乗るため本発明に使用される各カラートナーは、極めて
高い転写性が要求される。そのため、トナーの好転写性
を維持するためにも摩擦帯電量の値が大きく、更にトナ
ー粒子の形状係数SF−1が100〜150であるマゼ
ンタトナーが好ましい。
実に現像するために、コールターカウンターにより測定
された重量平均径が3乃至9μm(より好ましくは、3
〜8μm)で個数変動係数が35%以下のトナーが好ま
しい。重量平均径が3μm未満のトナーは、転写効率が
低く、感光体や中間転写体上に転写残トナーが多く発生
し、カブリ、転写不良に基づく画像の不均一ムラの原因
となりやすい。トナーの重量平均径が9μmを超える場
合には、解像性やドット再現性が低下し、また各部材へ
の融着が起きやすく、トナーの個数変動係数が35%を
超えると更にその傾向が強まる。
する。
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測
定される。
トナーをソックスレー抽出器を用いトルエン溶剤で20
時間抽出を行った後、ロータリーエバポレーターでトル
エンを留去せしめ、さらに離型剤等の低軟化点物質は溶
解するが樹脂成分は溶解し得ない有機溶剤(例えばクロ
ロホルム等)で充分洗浄又は抽出を行った後、THF
(テトタヒドロフラン)で溶解した溶液をポア径が0.
3μmの耐溶剤性メンブランフィルターで濾過したサン
プルをウォーターズ社製150Cを用いて測定する。カ
ラム構成は昭和電工製A−801、802、803、8
04、805、806、807を連結し標準ポリスチレ
ン樹脂の検量線を用い分子量分布を測定する。
置の概略的説明図である。測定するマゼンタトナーを準
備する。摩擦帯電量を測定しようとするマゼンタトナー
(外添剤はない)とキャリアの混合物を50〜100m
l容量のポリエチレン製のビンに入れ、約5分間手で振
とうして摩擦帯電させる。該キャリアはシリコーン樹脂
コートされたフェライトキャリア(平均粒径35μm)
を使用し、マゼンタトナーとキャリアの混合重量比は
7:93とする。
ある金属製の測定容器2に、該混合物(トナーとキャリ
ア)W0(g:約0.5−1.5g)を入れ金属製のふ
た4をする。このときの測定容器2全体の重量を秤りW
1(g)とする。次に吸引機1(測定容器2と接する部
分は少なくとも絶縁性)において、吸引口7から吸引し
風量調節弁6を調整して真空計5の圧力を2450(h
pa)とする。この状態で充分、好ましくは2分間吸引
を行いトナーを吸引除去する。
kg)は、トナー100%補正をすると下記のように定
義される。
コンデンサー8の容量を示し、W2(g)は吸引後の測
定容器2の重量を示し、Tはトナー/キャリアの重量比
を示す)
ナーの摩擦帯電量Qを高温高湿(35℃、90%R
H)、常温常湿(23℃、60%RH)、低温低湿(1
5℃、10%RT)で測定した。
角フラスコに秤量し、メタノール:トルエン=30:7
0の混合溶媒約50mlを加えて樹脂を溶解させる。そ
して、0.1%のプロムチモールブルーとフェノールレ
ッドの混合指示薬を用い、予め評定された0.1N−水
酸化カリ/エタノール溶液で滴定し、アルコールカリ液
の消費量から次の計算で酸価を求める。
試料重量(g) (Fは0.1N−水酸化カリ/エタノール溶液のファク
ターを示す)
ン樹脂コーティングされたフェライトキャリア93重量
部を混合し、二成分系現像剤とする。得られた現像剤を
用いて、定着温度を可変とし、定着オイル塗布機構を省
いたキヤノン製フルカラー複写機(CLC500)改造
機にて、トナー画像を転写材上に転写し、定着画像を得
る。このとき定着条件は、転写材としては光沢度4の秤
量99g/m2 紙を用い、トナーのり量0.5mg/c
m2 のマゼンタベタ画像を得て、該画像を光沢度10〜
15になるよう定着温度を調整する。この単色ベタ画像
の画像濃度をもって着色力とする。
法2に準拠して行い、画像濃度は反射濃度計RD918
(マクベス社製)で測定する。
る。
樹脂コーティングされたフェライトキャリア93重量部
を混合し、二成分系現像剤を調製する。得られた現像剤
を用いて、定着温度を可変とし、上下ローラーの表面材
質をフッ素系樹脂とし、定着オイル塗布機構を省くよう
改造したキヤノン製フルカラー複写機(CLC500)
改造機にて、マゼンタトナー画像を転写材上に転写し、
定着画像を得る。
4の秤量99g/m2 紙を用い、マゼンタトナーのり量
0.5〜0.7mg/cm2 の単色ベタ画像を得て、該
画像を光沢度10〜15になるよう定着温度を調整す
る。濃度条件は、コダック社製のグレースケールとカラ
ーパッチを原稿とし、フルカラーコピー画像でグレース
ケールがなるべく忠実に再現できるように調整し、マゼ
ンタ(M)単色コピーの最高濃度が1.1以上となるよ
うに濃度調節する。
ンタ(M)色の画像濃度1.2のベタ画像上での明度L
*,彩度C*で色再現性を評価し、画像濃度0.2のハ
イライト画像で画質均一性を評価する。
再現範囲Eを下記式で定義しその値を100としたと
き、 色再現範囲:E=((明度L*)2×(彩度C*)2)
1/2 E>110=A 105<E≦110=B 90<E≦105=C 80<E≦ 90=D E≦ 80=E と評価した。
をBとしたA、B、C、D、Eの五段階の目視による相
対評価で評価する。
の透明性について評価法を述べる。
する。
キヤノン社製)の改造機を使用して、トランスペアレン
シーシート上に温度23度/湿度65%RHの環境下
で、現像コンストラスト320Vにて現像転写し、階調
を有する未定着トナー画像を得る。得られた未定着トナ
ー画像を定着ローラーの表面がフッ素系樹脂で形成され
ている外部定着機(オイル塗布機能なし;ローラー直径
40mm)にて、定着温度180度、定着プロセススピ
ード30mm/secで、定着画像を得る。
6(ハーフトーン部)の箇所の透過率T%を測定し、比
較例1の透過率を100としたとき、 T%>110=A 100<T%≦110=B 90<T%≦105=C 80<T%≦ 90=D T%≦ 80=E と相対値で評価した。
2200(島津製作所社製)を使用し測定した。そし
て、イメージングシート単独の透過率を100%とし、
650nmでの最大吸収波長における透過率を測定し
た。
体的に説明する。
ルキナクリドンを生成した。2,9−ジメチルキナクリ
ドンを有するリン酸を水へ分散し、次いで2,9−ジメ
チルキナクリドンをろ別し、水に湿潤している粗製の
2,9−ジメチルキナクリドン(C.I.Pigmen
t Red 122)を調製した。
リドンを生成した。キナクリドンを有するリン酸を水へ
分散し、次いでキナクリドンをろ別し、水に湿潤してい
る粗製のキナクリドン(C.I.Pigment Vi
let 19)を調製した。
重量部と粗製のキナクリドン34重量部とを、水600
重量部とエタノール300重量部からなる混合液を有す
る、コンデンサーを具備した容器に添加し、5時間2,
9−ジメチルキナクリドン及びキナクリドンを磨砕しな
がら混合液を加熱し還流した。5時間後、固溶体顔料を
ろ別し、洗浄し、乾燥後に粉砕して固溶体マゼンタ顔料
(1)を得た。
ロロキナクリドンを生成した。3,10−ジクロロキナ
クリドンを有するリン酸を水へ分散し、次いで3,10
−ジクロロキナクリドンをろ別し、水に湿潤している粗
製の3,10−ジクロロキナクリドン(C.I.Pig
ment Red 202)を調製した。
0重量部と粗製の無置換のキナクリドン80重量部と
を、水600重量部とエタノール300重量部からなる
混合液を有する、コンデンサーを具備した容器に添加
し、5時間3,10−ジクロロキナクリドン及びキナク
リドンを磨砕しながら混合液を加熱し還流した。5時間
後に、固溶体顔料をろ別し、洗浄し、乾燥後に粉砕して
固溶体マゼンタ顔料(2)を得た。
液を調製した。高速撹拌装置TK−ホモミキサーを備え
た四つ口フラスコ中にイオン交換水710重量部と0.
1モル−Na3PO4水溶液450重量部を添加し回転数
を12,000回転に調整し、65℃に加温せしめた。
ここに1.0モル−CaCl2水溶液68重量部を徐々
に添加し微小な難水溶性分散剤Ca3(PO4)2を含む
水系分散媒体を調製した。 ・スチレン単量体 165重量部 ・n−ブチルアクリレート単量体 35重量部 ・固溶体マゼンタ顔料(1) 7重量部 ・飽和ポリエステル樹脂(極性樹脂) 10重量部 (テレフタル酸−プロピレンオキサイド変性ビスフェノ
ールA−トリメリット酸の重合体;酸価=15mgKO
H/g,Mn=4500;ピーク分子量=6000) ・ジアルキルサリチル酸の金属化合物(負帯電性制御剤) 2重量部 ・エステルワックス(吸熱メインピーク値64.4℃) 15重量部 (エステル化合物(1)がメイン成分;硬度3.2)
分散させて顔料分散液を調製した。
で希釈し、70℃に加温した状態で48時間静置する沈
降試験をおこなったところ、固溶体マゼンタ顔料(1)
の沈降はみられず、固溶体マゼンタ顔料(1)が良好な
分散性を有していることが確認された。該顔料分散液に
重合開始剤である2,2’−アゾビス(2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)2重量部を添加し、重合性単量体粗
製物を調製した。重合性単量体粗製物を水系分散媒体に
投入し高速撹拌機の回転数12,000rpmを維持し
ながら、15分間造粒した。その後高速撹拌器からプロ
ペラ撹拌羽根の撹拌器を変え、50rpmの回転で撹拌
しつつ内温を60℃で4時間、その後80℃に昇温させ
4時間重合を計8時間継続させた。重合終了後スラリー
を冷却し、希塩酸を添加し分散剤を除去せしめた。
ウンターで測定したマゼンタトナー粒子の重量平均径
は、6.2μmで個数変動係数が28%で、形状係数S
F−1は107であった。得られたマゼンタトナー粒子
は、スチレン−n−ブチルアクリレート、共重合体約2
00重量部、固溶体マゼンタ顔料約7重量部、飽和ポリ
エステル樹脂約10重量部,ジアルキルサリチル酸の金
属化合物約2重量部及びエステルワックス約15重量部
を含有していた。
に疎水化処理酸化チタン微粉体を2重量部外添し、マゼ
ンタトナーを得、このトナー7重量部に対し、アクリル
樹脂コーティングされた磁性フェライトキャリア93重
量部を混合し二成分系現像剤としてキヤノン製フルカラ
ー複写機CLC500改造機にて耐久評価を行った。常
温常湿(23℃,60%)の条件下、2万枚耐久後も現
像性が低下することなく安定した鮮明かつ良好なマゼン
タ画像が得られた。
にも優れたものであった。結果を表2に示す。
重量部に変更したことを除いては、実施例1と同様に処
理し、マゼンタトナー粒子を得た。得られたマゼンタト
ナー粒子の重量平均径は、6.2μmで個数変動係数が
58%で形状係数SF−1が109であった。
Pigment Red 122の沈降試験をおこなっ
たところ、約10時間でC.I.Pigment Re
d122は沈降してしまった。
に疎水化処理酸化チタン微粉体2重量部を外添しマゼン
タトナーを得、このトナー7重量部に対し、アクリル樹
脂コーティングされたフェライトキャリア93重量部を
混合し二成分系現像剤として、キヤノン製フルカラー複
写機CLC500改造機にて耐久評価を行った。常温常
湿の条件下、2万枚耐久を行ったところ、帯電性が低い
ために非画像部上にカブリがあるマゼンタ画像が得られ
た。
にOHP透明性が実用上不十分なものであった。
の7重量部に変更したことを除いて実施例1と同様にし
てマゼンタトナー粒子を生成した。得られたマゼンタト
ナー粒子は重量平均粒径が6.7μmであり、個数変動
係数が49%であり、形状係数SF−1が106であっ
た。
Pigment Violet 19の沈降試験をおこ
なったところ、約8時間でC.I.Pigment V
iolet 19は沈降してしまった。
同様に耐久評価を行ったところ、実施例1と比較して帯
電性も低いために初期よりカブリが生じ、画質も悪いも
のであった。
が悪いために、着色力や色再現性、OHP透過性に劣っ
たものであった。
Red 122を4.6重量部及びC.I.Pigm
ent Violet 19を2.4重量部を使用する
ことを除いて実施例1と同様にしてマゼンタトナー粒子
を生成した。得られたマゼンタトナー粒子は重量平均粒
径が5.9μmであり、個数変動係数が56%であり、
形状係数SF−1が113であった。
沈降試験をおこなったところ、約10時間でマゼンタ顔
料は沈降した。
同様に耐久試験を行ったところ、耐久枚数を重ねるにつ
れてカブリが生じ、画質も悪いものであった。
が実施例1よりも悪いために、着色力やOHP透過性、
特に色再現性に劣ったものであった。
ル酸−コハク酸);酸価2mgKOH/g;Mn=45
00;ピーク分子量;6500) に変更したことを除いては実施例1と同様にして、マゼ
ンタトナー粒子を得た。
は、6.2μmで個数変動係数が74%で、形状係数S
F−1が109であった。
同様に耐久評価を行ったところ、実施例1と比べ帯電性
が不安定であり、耐久枚数が増えるにつれてカブリが生
じてしまった。
散が悪いために着色力や色再現性,OHP透過性とも実
施例1より悪化してしまった。
キサンド変性ビスフェノールA−エチレンオキサイド変
性ビスフェノールA−トリメリット酸の重合体;酸価2
6mgKOH/g、Mn=8900、ピーク分子量;1
5000)を使用することを除いては実施例1と同様に
処理し、マゼンタトナー粒子を得た。
が8.7μmで、個数変動係数が54%で形状係数SF
−1が123であった。
同様に耐久評価を行ったところ、実施例1と比べ帯電性
が不安定であり、カブリが生じた。
力や色再現性,OHP透過性とも実施例1よりも劣って
いた。
ピレンワックス(吸熱極大ピーク値;94℃)7重量部
に変更したことを除いては実施例1と同様に処理し、マ
ゼンタトナー粒子を得た。
は7.1μmで個数変動係数が33%で、形状係数SF
−1が106であった。
同様に耐久試験を行ったところ、現像性が安定した鮮明
且つ良好なマゼンタ画像が得られた。
めに、やや着色力や色再現性・OHP透過性が悪化した
が実用上問題ないレベルであった。
樹脂(スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチルエ
ステル共重合体;酸価=12mgKOH/g;Mn=6
700;ピーク分子量;10000)に変更したことを
除いては実施例1と同様にして、マゼンタトナー粒子を
得た。
は6.4μmで個数変動係数が30%で、形状係数SF
−1が120であった。
同様に耐久評価を行ったところ、現像性が安定した鮮明
且つ良好なマゼンタ画像が得られた。
めに、やや色再現性が悪化したが実用上問題ないレベル
であった。
フェノールA−エピクロルヒドリン−無水フタル酸−ト
リエチレンテトラミンの重合体;酸価=3mgKOH/
g;Mn=2800;ピーク分子量;7500)5重量
部に変更したことを除いては実施例1と同様にして、マ
ゼンタトナー粒子を得た。
5.9μmで、個数変動係数が33%で、形状係数SF
−1が109であった。
同様に耐久評価を行ったところ、実施例1に比べやや帯
電性が低いためにカブリが若干生じたが、実用のレベル
で現像性が安定した鮮明且つ良好なマゼンタ画像が得ら
れた。
が若干多いために、ややハイライト再現性が悪化したが
実用上問題ないレベルであった。
ことを除いては実施例1と同様にして、マゼンタトナー
粒子を得た。
は7.7μmで個数変動係数が35%で、形状係数SF
−1が110であった。
同様に耐久評価を行ったところ、現像性が安定した鮮明
且つ良好なマゼンタ画像が得られた。
色剤に粗大粒子が若干多いために、やや色再現性及び着
色力が悪化したが実用上問題ないレベルであった。
し、各トナーの評価結果を表2に示す。
特定の種類のキナクリドン顔料の固溶体顔料と特定の範
囲の酸価を有する極性樹脂を用いたことにより、摩擦帯
電性に優れ、極めて鮮明な色彩が得られると共に、OH
P透明性に優れ且つ製造安定性に優れた特性を有する静
電荷像現像用マゼンタトナーが得られた。
である。
Claims (69)
- 【請求項1】 結着樹脂,マゼンタ顔料及び極性樹脂を
少なくとも含有するマゼンタトナー粒子を有する静電荷
像現像用マゼンタトナーであり、 該結着樹脂はスチレン重合体,スチレン共重合体又はそ
れらの混合物であり、 該マゼンタ顔料は、シー.アイ.ピグメント レッド
122(C.I.Pigment Red 122)と
シー.アイ.ピグメント バイオレット 19(C.
I.Pigment Violet 19)の固溶体顔
料又はシー.アイ.ピグメント レッド 202(C.
I.Pigment Red 202)とシー.アイ.
ピグメント バイオレット 19(C.I.Pigme
nt Violet 19)の固溶体顔料であり、 極性樹脂は、酸価3〜20mgKOH/gを有すること
を特徴とする静電荷像現像用マゼンタトナー。 - 【請求項2】 固溶体顔料はC.I.Pigment
Red 122とC.I.Pigment Viole
t 19との配合重量比が85:15乃至30:70で
ある請求項1のマゼンタトナー。 - 【請求項3】 固溶体顔料は、C.I.Pigment
Red 202とC.I.Pigment Viol
et 19との配合重量比が85:15乃至30:70
である請求項1又は2のマゼンタトナー。 - 【請求項4】 マゼンタトナー粒子は、結着樹脂65〜
98重量%,マゼンタ顔料1〜15重量%及び極性樹脂
1〜20重量%を含有している請求項1乃至3のいずれ
かのマゼンタトナー。 - 【請求項5】 マゼンタトナー粒子は、極性樹脂を2.
0〜10.0重量%含有している請求項1乃至4のいず
れかのマゼンタトナー。 - 【請求項6】 マゼンタトナー粒子は、マゼンタ顔料及
び極性樹脂を下記式(A)を満足するように含有してい
る請求項1乃至5のいずれかのマゼンタトナー。 【外1】 - 【請求項7】 極性樹脂がマゼンタトナー粒子に2.0
〜10.0重量%含有されている請求項1乃至6のいず
れかのマゼンタトナー。 - 【請求項8】 極性樹脂が飽和ポリエステル樹脂である
請求項1乃至7のいずれかのマゼンタトナー。 - 【請求項9】 飽和ポリエステル樹脂は、数平均分子量
が2,500〜10,000である請求項8のマゼンタ
トナー。 - 【請求項10】 極性樹脂がエポキシ樹脂である請求項
1乃至7のいずれかのマゼンタトナー。 - 【請求項11】 エポキシ樹脂は数平均分子量が2,5
00〜10,000である請求項10のマゼンタトナ
ー。 - 【請求項12】 極性樹脂がスチレン−アクリル酸共重
合体である請求項1乃至7のいずれかのマゼンタトナ
ー。 - 【請求項13】 スチレン−アクリル酸共重合体は、数
平均分子量が2,500〜10,000である請求項1
2のマゼンタトナー。 - 【請求項14】 マゼンタトナー粒子は、DSC吸熱曲
線における吸熱メインピークが55〜130℃の低軟化
点物質を含有している請求項1乃至13のいずれかのマ
ゼンタトナー。 - 【請求項15】 マゼンタトナー粒子は低軟化点物質を
5〜25重量%含有している請求項14のマゼンタトナ
ー。 - 【請求項16】 低軟化点物質がワックスである請求項
14又は15のマゼンタトナー。 - 【請求項17】 低軟化点物質は、炭素数が15以上の
長鎖エステル部 【外2】 (式中、R1 は炭素数15個以上の有機基を示す)を有
するエステル化合物を含有している請求項14乃至16
のいずれかのマゼンタトナー。 - 【請求項18】 低軟化点物質は、下記式(1)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項14乃至16
のいずれかのマゼンタトナー。 R2 −COO−R3 (1) 〔式中、R2 及びR3 は炭素数15〜45を有する飽和
炭化水素基を示す。〕 - 【請求項19】 R2 及びR3 がアルキル基である請求
項18のマゼンタトナー。 - 【請求項20】 低軟化点物質が下記式(2)で示され
るエステル化合物を含有している請求項14乃至16の
いずれかのマゼンタトナー。 【外3】 〔式中、R4 及びR6 は炭素数15乃至32を有する有
機基を示し、R5 は炭素数2乃至20の有機基を示
す。〕 - 【請求項21】 R4 及びR6 がアルキル基であり、R
5 がアルキレン基である請求項20のマゼンタトナー。 - 【請求項22】 低軟化点物質が下記式(3)で示され
るエステル化合物を含有している請求項14乃至16の
いずれかのマゼンタトナー。 【外4】 〔式中、R7 及びR9 は炭素数15乃至32を有する有
機基を示し、R8 は炭素数2乃至20の有機基を示
す。〕 - 【請求項23】 R7 及びR9 はアルキル基を示し、R
8 はアルキレン基を示す請求項22のマゼンタトナー。 - 【請求項24】 低軟化点物質は、下記式(4)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項14乃至16
のいずれかのマゼンタトナー。 【外5】 〔式中、R10及びR11は炭素数15乃至40の有機基を
示し、a及びbは0乃至4の整数を示し、a+bが4で
あり、m及びnは0乃至25の整数であり、m+nは1
以上である。〕 - 【請求項25】 R10及びR11はアルキル基である請求
項24のマゼンタトナー。 - 【請求項26】 低軟化点物質は、下記式(5)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項14乃至16
のいずれかのマゼンタトナー。 【外6】 〔式中、R12及びR13は炭素数15乃至40の有機基を
示し、R14は水素原子又は炭素数1乃至40の有機基を
示し、c及びdは0乃至3の整数を示し、c+dは1乃
至3であり、zは1乃至3の整数を示す。〕 - 【請求項27】 R12 ,R13及びR14はアルキル基で
ある請求項26のマゼンタトナー。 - 【請求項28】 マゼンタトナー粒子は、形状係数SF
−1が100乃至150である請求項1乃至27のいず
れかのマゼンタトナー。 - 【請求項29】 マゼンタトナー粒子は、形状係数SF
−が100乃至125である請求項1乃至27のいずれ
かのマゼンタトナー。 - 【請求項30】 マゼンタトナー粒子は、負荷電性制御
剤を0.5乃至10重量%含有している請求項1乃至2
9のいずれかのマゼンタトナー。 - 【請求項31】 負荷電性制御剤は、芳香族ヒドロキシ
カルボン酸の金属化合物である請求項30のマゼンタト
ナー。 - 【請求項32】 マゼンタトナー粒子は、スチレンモノ
マー,マゼンタ顔料,極性樹脂及び重合開始剤を少なく
とも含有している重合性単量体組成物を水系媒体中で造
粒し、スチレンモノマーを重合して生成された重合マゼ
ンタトナー粒子を含有している請求項1乃至31のいず
れかのマゼンタトナー。 - 【請求項33】 重合性単量体組成物は、さらにアクリ
ル酸エステルモノマー又はメタクリル酸エステルモノマ
ーを含んでおり、水系媒体中のモノマーの重合により生
成されたスチレン共重合体を重合マゼンタトナー粒子が
含有している請求項32のマゼンタトナー。 - 【請求項34】 マゼンタトナー粒子は、重量平均粒径
が3〜9μmである請求項1乃至33のいずれかのマゼ
ンタトナー。 - 【請求項35】 マゼンタトナー粒子は、重量平均粒径
が3〜8μmである請求項1乃至33のいずれかのマゼ
ンタトナー。 - 【請求項36】 マゼンタトナー粒子を有するマゼンタ
トナーの製造方法であり、 スチレンモノマー,必要により他のビニルモノマー,マ
ゼンタ顔料,極性樹脂及び重合開始剤を混合して重合性
単量体組成物を調製し、 重合性単量体組成物を水系媒体中へ分散して重合性単量
体組成物の粒子を生成し、 水系媒体中で重合性単量体組成物の粒子中のスチレンモ
ノマーを重合して結着樹脂を生成してマゼンタトナー粒
子を生成する製造方法であり、 結着樹脂はスチレン重合体,スチレン共重合体又はそれ
らの混合物であり、 マゼンタ顔料は、C.I.Pigment Red 1
22とC.I.Pigment Violet 19の
固溶体顔料又はC.I.Pigment Red 20
2とC.I.Pigment Violet 19の固
溶体であり、 極性樹脂は、酸価3〜20mgKOH/gを有すること
を特徴とするマゼンタトナーの製造方法。 - 【請求項37】 スチレンモノマー,固溶体顔料及び極
性樹脂が混合された後に、重合開始剤が添加されて、重
合性単量体組成物が調製される請求項36の製造方法。 - 【請求項38】 マゼンタトナー粒子は、懸濁重合法に
よって調製される請求項36又は37の製造方法。 - 【請求項39】 固溶体顔料はC.I.Pigment
Red 122とC.I.Pigment Viol
et 19との配合重量比が85:15乃至30:70
である請求項36乃至38のいずれかの製造方法。 - 【請求項40】 固溶体顔料は、C.I.Pigmen
t Red 202とC.I.Pigment Vio
let 19との配合重量比が85:15乃至30:7
0である請求項36乃至38のいずれかの製造方法。 - 【請求項41】 マゼンタトナー粒子は、結着樹脂65
〜98重量%,マゼンタ顔料1〜15重量%及び極性樹
脂1〜20重量%を含有している請求項36乃至40の
いずれかの製造方法。 - 【請求項42】 マゼンタトナー粒子は、極性樹脂を
2.0〜10.0重量%含有している請求項41の製造
方法。 - 【請求項43】 マゼンタトナー粒子は、マゼンタ顔料
及び極性樹脂を下記式(A)を満足するように含有して
いる請求項36乃至42のいずれかの製造方法。 【外7】 - 【請求項44】 極性樹脂が飽和ポリエステル樹脂であ
る請求項36乃至43のいずれかの製造方法。 - 【請求項45】 飽和ポリエステル樹脂は、数平均分子
量が2,500〜10,000である請求項44の製造
方法。 - 【請求項46】 極性樹脂がエポキシ樹脂である請求項
36乃至43のいずれかの製造方法。 - 【請求項47】 エポキシ樹脂は数平均分子量が2,5
00〜10,000である請求項46の製造方法。 - 【請求項48】 極性樹脂がスチレン−アクリル酸共重
合体である請求項36乃至43のいずれかの製造方法。 - 【請求項49】 スチレン−アクリル酸共重合体は、数
平均分子量が2,500〜10,000である請求項4
8の製造方法。 - 【請求項50】 重合性単量体組成物は、さらにDSC
吸熱曲線における吸熱メインピークが55〜130℃の
低軟化点物質を含有している請求項36乃至49のいず
れかの製造方法。 - 【請求項51】 重合性単量体組成物は低軟化点物質を
5〜25重量%含有している請求項50の製造方法。 - 【請求項52】 低軟化点物質がワックスである請求項
50又は51の製造方法。 - 【請求項53】 低軟化点物質は、炭素数が15以上の
長鎖エステル部 【外8】 (式中、R1 は炭素数15個以上の有機基を示す)を有
するエステル化合物を含有している請求項50乃至52
のいずれかの製造方法。 - 【請求項54】 低軟化点物質は、下記式(1)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項50乃至53
のいずれかの製造方法。 R2 −COO−R3 (1) 〔式中、R2 及びR3 は炭素数15〜45を有する飽和
炭化水素基を示す。〕 - 【請求項55】 R2 及びR3 がアルキル基である請求
項54の製造方法。 - 【請求項56】 低軟化点物質が下記式(2)で示され
るエステル化合物を含有している請求項50乃至52の
いずれかの製造方法。 【外9】 〔式中、R4 及びR6 は炭素数15乃至32を有する有
機基を示し、R5 は炭素数2乃至20の有機基を示す〕 - 【請求項57】 R4 及びR6 がアルキル基であり、R
5 がアルキレン基である請求項56の製造方法。 - 【請求項58】 低軟化点物質が下記式(3)で示され
るエステル化合物を含有している請求項50乃至52の
いずれかの製造方法。 【外10】 〔式中、R7 及びR9 は炭素数15乃至32を有する有
機基を示し、R8 は炭素数2乃至20の有機基を示
す。〕 - 【請求項59】 R7 及びR9 はアルキル基を示し、R
8 はアルキレン基を示す請求項58の製造方法。 - 【請求項60】 低軟化点物質は、下記式(4)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項50乃至52
のいずれかの製造方法。 【外11】 〔式中、R10及びR11は炭素数15乃至40の有機基を
示し、a及びbは0乃至4の整数を示し、a+bが4で
あり、m及びnは0乃至25の整数であり、m+nは1
以上である。〕 - 【請求項61】 R10及びR11はアルキル基である請求
項60の製造方法。 - 【請求項62】 低軟化点物質は、下記式(5)で示さ
れるエステル化合物を含有している請求項50乃至52
のいずれかの製造方法。 【外12】 〔式中、R12及びR13は炭素数15乃至40の有機基を
示し、R14は水素原子又は炭素数1乃至40の有機基を
示し、c及びdは0乃至3の整数を示し、c+dは1乃
至3であり、zは1乃至3の整数を示す。〕 - 【請求項63】 R12 ,R13及びR14はアルキル基で
ある請求項62の製造方法。 - 【請求項64】 マゼンタトナー粒子は、形状係数SF
−1が100乃至150である請求項36乃至63のい
ずれかの製造方法。 - 【請求項65】 マゼンタトナー粒子は、形状係数SF
−が100乃至125である請求項36乃至63のいず
れかの製造方法。 - 【請求項66】 重合性単量体組成物は、負荷電性制御
剤を0.5乃至10重量%含有している請求項36乃至
65のいずれかの製造方法。 - 【請求項67】 負荷電性制御剤は、芳香族ヒドロキシ
カルボン酸の金属化合物である請求項66の製造方法。 - 【請求項68】 マゼンタトナー粒子は、重量平均粒径
が3〜9μmである請求項36乃至67のいずれかの製
造方法。 - 【請求項69】 マゼンタトナー粒子は、重量平均粒径
が3〜8μmである請求項36乃至67のいずれかの製
造方法。
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