JPH1012411A - スライド形可変抵抗器及びその組立方法 - Google Patents
スライド形可変抵抗器及びその組立方法Info
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Abstract
コストの水平レバータイプのスライド形可変抵抗器を提
供する。 【構成】 水平レバー19は、スライダー15の上面の
中央部からスリット幅Wに緩嵌しつつ収納ケースの略肉
厚寸法だけ垂直に出た後に収納ケースのスリット7方向
と直角となる水平一方向へ折曲して延設された連結部分
17の先に延設されている。また、水平レバーのスライ
ド方向の左右には収納ケース外側面6aを合成樹脂の弾
性力によって当接しつつ押圧する押圧片19a、19b
が横設されている。この押圧片19a、19bは先端が
丸く収納ケース側に突出しており、またスライダー15
の凸部15dとの間隔δはその間に挟む(収納ケースの
肉厚+フレーム凸部8aの幅)よりも狭く構成されてい
て、あたかも左右に伸びた腕が自身の弾性力で付勢され
て挟んだ収納ケース外側面6aを内外から押さえるよう
に作用してスライド部材20を収納ケース6に咬合す
る。
Description
が抵抗器本体に対し横方向(水平方向)に突出したタイ
プのスライド形可変抵抗器の構造に関し、さらに詳細に
は、スライダーと水平レバーが一体に成形されて部品点
数が少なく且つ組立が容易な厚さ2〜3mm程度の超薄
型の金属性収納ケースを擁するスライド形可変抵抗器の
スライダーとレバーの構造及び取付方法に関するもので
ある。
を対象とする可変抵抗器としては炭素皮膜形可変抵抗器
が安価で高信頼性が得られることから広く利用されてい
る。
別してロータリー形とスライド形があり、このうちスラ
イド形可変抵抗器はレバー(つまみ)を直線的にスライ
ドさせるので調整の程度がひと目で判り、且つ細長い形
状なので狭いところに密集して多く取り付けられるとい
う利点から音響ミキサーや電子ピアノ等や、高密度実装
が要求されるワープロ、ノート形パソコン等への用途が
拡大している。
の突出方向の違いから、水平な電子回路基板に実装した
状態で、レバー(つまみ)が水平に突出する水平レバー
タイプと、垂直に突出する上レバータイプがある(抵抗
器本体の内部構造は同じ)。
形可変抵抗器の構造を説明するための分解斜視図であ
る。
可変抵抗器10は、炭素皮膜抵抗体1が表面に直線状に
印刷されるとともに外部リード端子2a、2b、2cが
配設されたフェノール樹脂等の樹脂基板3と、前記炭素
皮膜抵抗体1に当接しつつ矢印X方向にスライドする摺
動子4(弾性力に富む金属薄板をブラシ状に折曲加工し
たもの)が裏面に配設された合成樹脂材のスライダー5
と、該スライダー5を前記樹脂基板3と併せて抱持する
とともに上面にスリット7(細長い角孔である)が長手
方向に沿って設けられた金属材(例えばブリキやアルミ
合金)の収納ケース6と、前記樹脂基板3と収納ケース
6との間に挟装されるとともにスライダー5をスライド
方向Xに規制する合成樹脂材のフレーム8と、前記収納
ケース6のスリット7を挿通するように延設されたスラ
イダーの上端部分5aと収納ケース外部で水平レバー孔
9aに嵌合しつつ接着剤にて接合されるとともに収納ケ
ース6の両側面6a、6bを挟んで自身の弾性力で押圧
してぐらつきを抑えてスムーズな摺動が行えるように構
成された合成樹脂材の水平レバー9と、によって構成さ
れているのが通常である。
形可変抵抗器10の製品化においては、スリット7を収
納ケース6の上面に設けずに、収納ケース6の一方側面
(例えば収納ケースの側面6a)に設けてスライダー5
の横から直接に該スリットを通して水平にレバーを突出
させるのが最も簡単な構造と考えられるが、金属の収納
ケース6の側面側にスリットを穿設するのは加工精度上
困難である。
ド形可変抵抗器の垂直レバーを組立工程後或いは組立前
に収納ケースの上面から僅かに突出する延設部分を除い
て先端を削除し、残った上端部分5aに別体の横向きの
水平レバー9を上から後付け工程で嵌入し接着剤にて接
合して水平レバータイプとして製造していたのである。
電子機器の軽薄短小の流れの中で、スライド形可変抵抗
器は更なる小型化と低コスト化への要求を受けている。
バータイプのスライド形可変抵抗器10においては、ス
ライダー5と水平レバー9が接着剤による後付けで製作
されるため、組立工程が上レバータイプよりも多くなり
生産性が劣る。
平レバーが挟む構造なので水平レバー部分が大きくて収
納ケース寸法からはみ出てしまい基板実装における実質
的な占有容積が大きくなってしまっていた。
で、スライダーと水平レバーを一体に成形したスライド
部材を用い、簡単に収納ケースに組み付けられるように
して水平レバータイプのスライド形可変抵抗器の生産性
を向上して低コスト化を実現し、またレバー部分をコン
パクトにしたスライド可変抵抗器を提供するものであ
る。
体が表面に直線状に印刷されるとともに外部リード端子
が配設された樹脂基板と、前記炭素皮膜抵抗体に当接し
つつスライドする摺動子が配設された合成樹脂材のスラ
イダーと、該スライダーを前記樹脂基板と併せて抱持す
るとともに上面にスリットが長手方向に沿って設けられ
た金属材の収納ケースと、前記樹脂基板と収納ケースと
の間に挟装されるとともにスライダーを支持してスライ
ド方向に摺動自在に規制する合成樹脂材のフレームと、
前記収納ケースのスリットを挿通するスライダーの上端
部分と収納ケース外部で接合されるとともに収納ケース
の両長手方向側面を自身の弾性力で押圧するように構成
された合成樹脂材の水平レバーと、によって構成される
スライド形可変抵抗器において、前記スライダーと水平
レバーが一体に成形された合成樹脂材のスライド部材と
成しつつ、スライダー上面の中央部からスリット幅に緩
嵌しつつ収納ケースの略肉厚寸法だけ垂直に突出すると
ともに収納ケースのスリット方向と直角となる水平一方
向へ折曲して延設された連結部分が形成され、さらに連
結部分の先に水平レバーが延設され、且つ該水平レバー
が突出する側の収納ケース外側面を合成樹脂の弾性力に
よって押圧する押圧片が水平レバーのスライド方向の左
右に横設された構造を特徴とするスライド形可変抵抗器
を提供することにより、上記目的を達成する。
部分とともに一体に成形されたスライド部材を、前記収
納ケースのスリットに挿通して、スライダーの水平レバ
ー突出側の側縁と連結部分と水平レバーの内側面とによ
って囲まれる断面が略L字形状の隙間を収納ケースのス
リット長手方向の内縁から嵌合させるように引っ掛けつ
つ水平レバーを収納ケース上面と平行になるように回し
て水平方向に引っ張ることにより装着し、前記水平レバ
ーの押圧片によりスライダーとともに収納ケースを内外
から付勢押圧してスライド部材をスリット長手方向に摺
動自在に咬合させることを特徴とするスライド形可変抵
抗器の組立方法を提供することにより、上記目的を達成
する。
に基づいて詳細に説明する。尚、前述の従来のスライド
形可変抵抗器10と同等部位については同符号をもって
指称する。
スライド形可変抵抗器30の構造を説明するための分解
斜視図である。また、図2はスライド形可変抵抗器30
の平面図であり、図3は側面図である。
レーム8、樹脂基板3の構造は従来例のスライド形可変
抵抗器10と同寸法・同構造である。
従来のように別体として成形されたものではなく、始め
より連結部分17でつながり一体に成形された合成樹脂
材のスライド部材20と成している。
0の平面図、底面図、側面図である。
さ0.4mm程度)であり、上面のスライド方向に平行
な2辺の縁に沿って収納ケースの内面と接する凸部15
c、15dが形成されており、水平レバー19が延設さ
れた側には切欠部15eが形成されている。
着するための円柱突起15fが突設されている。
の中央部からスリット幅Wに緩嵌しつつ収納ケースの略
肉厚寸法hだけ垂直に出た後に収納ケースのスリット方
向と直角となる水平一方向へ折曲して延設された連結部
分17の先に延設されている。
には収納ケース外側面6aを合成樹脂の弾性力によって
当接しつつ押圧する押圧片19a、19bが水平レバー
19の左右に横設されている。
納ケース側に突出しており、またスライダー15の凸部
15dとの間隔δはその間に挟む(収納ケースの肉厚+
フレーム8の凸部8aの幅)よりも狭く構成されてい
て、あたかも左右に伸びた腕が自身の弾性力で付勢され
て挟んだ収納ケース外側面6aを内外から押さえるよう
に作用する。
スライダー15は収納ケース6の内面とフレーム8によ
ってスリット7に沿って、換言すれば炭素皮膜抵抗体1
に摺動子4が当接しつつ摺動自在に装着される。
6への装着方法について図7の(A)〜(C)を基に説
明する。
(摺動子4をスライダー15の底面に予め係着しておく
ことが望ましい。)を、前記収納ケース6のスリット7
に下から挿通し、次に(B)の如く、スライダーの水平
レバー突出側の側縁15jと連結部分17と水平レバー
19の内側面19cとによって囲まれる断面が略L字形
状の隙間Kを収納ケースのスリット長手方向の内縁6d
から嵌合させるように引っ掛けつつ水平レバー19を収
納ケース上面と平行になるように矢印のように回して水
平方向に引っ張ることにより、(C)に示される如く隙
間Kに収納ケース6とフレーム8の凸部8aが嵌合し
て、前記水平レバー19の押圧片19a、19bにより
スライダー15とともに収納ケース6(正確にはフレー
ム8の凸部8aを挟んでいる)を内外から付勢押圧して
スライド部材をスリット長手方向に摺動自在に咬合させ
る。しかる後、フレーム8、樹脂基板3を下から収納ケ
ース6に組み合わせて収納ケースの脚部6cを内側に折
り曲げて装着固定し組立が完了する。
付工程は手作業でも数秒で完了するので、飛躍的に組立
工程が簡略化されることは明らかであろう。
は、合成樹脂材でできたスライド部材20の有する弾性
変形で(B)に示される如く多少連結部分17を変形さ
せて押し込むことが可能である。
スに装着させる場合に緩すぎて咬合状態が簡単に解かれ
ないように、且つ無理なく少しの外力を加えて弾性変形
させることで嵌合装着可能な程度に、収納ケース6にお
けるスリット内縁から外縁に至る寸法x1、スライダー
15の凸部15dとの間隔δ、収納ケースの肉厚w1、
押圧片19a、19bと連結部分17の弾性変形許容
量、スリット幅W、その他の寸法を勘案して各部を設計
することが肝要である。
幅6mm、肉厚w1=0.3mmの場合、スリット幅W
=2.4mm、x1=1.8mm、δ=0.7mmとす
る。上記構成で、実装状態の抵抗器の高さは3.5mm
程度となって、高さ自体は従来品と変わらないが、水平
レバー19がコンパクトな形状となるので実質的な占有
容積が小さくなり、またスライダーと水平レバーの後付
け工程が無いので、優れて生産性ひいては低コスト化の
経済効果が大であることは明瞭である。
びその組立方法は、上記のように構成されているため、
水平レバーの収納ケースへの取付がスライダーの取付と
同時にワンタッチで行えるので、優れた生産性、低コス
ト化の経済効果が得られる。
可変抵抗器の構造を説明するための分解斜視図である。
可変抵抗器の平面図である。
可変抵抗器の側面図である。
イド部材を収納ケースに装着する組立方法を説明するた
めの図である。
器の構造を説明するための分解斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素皮膜抵抗体が表面に直線状に印刷さ
れるとともに外部リード端子が配設された樹脂基板と、
前記炭素皮膜抵抗体に当接しつつスライドする摺動子が
配設された合成樹脂材のスライダーと、該スライダーを
前記樹脂基板と併せて抱持するとともに上面にスリット
が長手方向に沿って設けられた金属材の収納ケースと、
前記樹脂基板と収納ケースとの間に挟装されるとともに
スライダーを支持してスライド方向に摺動自在に規制す
る合成樹脂材のフレームと、前記収納ケースのスリット
を挿通するスライダーの上端部分と収納ケース外部で接
合されるとともに収納ケースの両長手方向側面を自身の
弾性力で押圧するように構成された合成樹脂材の水平レ
バーと、によって構成されるスライド形可変抵抗器にお
いて、 前記スライダーと水平レバーが一体に成形された合成樹
脂材のスライド部材と成しつつ、スライダー上面の中央
部からスリット幅に緩嵌しつつ収納ケースの略肉厚寸法
だけ垂直に突出するとともに収納ケースのスリット方向
と直角となる水平一方向へ折曲して延設された連結部分
が形成され、さらに連結部分の先に水平レバーが延設さ
れ、且つ該水平レバーが突出する側の収納ケース外側面
を合成樹脂の弾性力によって押圧する押圧片が水平レバ
ーのスライド方向の左右に横設された構造を特徴とする
スライド形可変抵抗器。 - 【請求項2】 請求項1記載のスライダーと水平レバー
が連結部分とともに一体に成形されたスライド部材を、
前記収納ケースのスリットに挿通して、スライダーの水
平レバー突出側の側縁と連結部分と水平レバーの内側面
とによって囲まれる断面が略L字形状の隙間を収納ケー
スのスリット長手方向の内縁から嵌合させるように引っ
掛けつつ水平レバーを収納ケース上面と平行になるよう
に回して水平方向に引っ張ることにより装着し、前記水
平レバーの押圧片によりスライダーとともに収納ケース
を内外から付勢押圧してスライド部材をスリット長手方
向に摺動自在に咬合させることを特徴とするスライド形
可変抵抗器の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15861096A JP3574532B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | スライド形可変抵抗器及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15861096A JP3574532B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | スライド形可変抵抗器及びその組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1012411A true JPH1012411A (ja) | 1998-01-16 |
| JP3574532B2 JP3574532B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=15675477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15861096A Expired - Fee Related JP3574532B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | スライド形可変抵抗器及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3574532B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015047853A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び吐出検知装置 |
| CN113936875A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-14 | 浙江玖维电子科技有限公司 | 一种贴片电阻 |
| CN118444502A (zh) * | 2024-07-08 | 2024-08-06 | 上海隆昇光电新材料有限公司 | 调光膜电极制作装置及方法、调光膜制作方法及调光膜 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15861096A patent/JP3574532B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015047853A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び吐出検知装置 |
| CN113936875A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-14 | 浙江玖维电子科技有限公司 | 一种贴片电阻 |
| CN113936875B (zh) * | 2021-10-18 | 2022-06-07 | 浙江玖维电子科技有限公司 | 一种贴片电阻 |
| CN118444502A (zh) * | 2024-07-08 | 2024-08-06 | 上海隆昇光电新材料有限公司 | 调光膜电极制作装置及方法、调光膜制作方法及调光膜 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3574532B2 (ja) | 2004-10-06 |
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