JPH10124964A - カートリッジローダー - Google Patents

カートリッジローダー

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JPH10124964A
JPH10124964A JP8277854A JP27785496A JPH10124964A JP H10124964 A JPH10124964 A JP H10124964A JP 8277854 A JP8277854 A JP 8277854A JP 27785496 A JP27785496 A JP 27785496A JP H10124964 A JPH10124964 A JP H10124964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
magazine
transport mechanism
recording medium
loader
Prior art date
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Pending
Application number
JP8277854A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Ishikawa
雅俊 石川
Shigeyuki Furuhata
茂行 古端
Kuninori Suzuki
邦典 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の第1の目的は、一つの駆動源により動
作可能なカートリッジ搬送機構を備えたカートリッジロ
ーダーを提供することにある。 【解決手段】カートリッジ搬送機構50は、駆動源64
の取り付けられた昇降ベース60と、駆動源64からの
駆動力により、昇降ベース60に対して摺動可能なピッ
カー70とから構成されている。ピッカー70は、記録
媒体カートリッジの保持/開放を行うために回動可能な
クランプアーム73,74と、クランプアーム73,7
4に取り付けられた係合ピン75,76とを備えてい
る。昇降ベース64は、係合ピン75,76と係合し
て、クランプアーム73,74を回動させるガイドレー
ル601,602を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジロー
ダーに係り、特に、記録媒体カートリッジが複数個収納
されたマガジンと読み取り/書き込みが可能な記憶機構
との間で記録媒体カートリッジの搬送を行うのに好適な
カートリッジローダーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カートリッジローダー若しくは
オートチェンジャーと称せられる装置は、記録媒体カー
トリッジが複数個収納されたマガジンと、読み取り若し
くは読み取り/書き込みが可能な記憶機構との間で、記
録媒体カートリッジの搬送を行うために使用されてお
り、コンピュータの周辺機器である外部記憶装置として
用いられている。取り扱われる記録媒体カートリッジと
しては、デジタルオーデイオテープ(DAT)カートリ
ッジや、8mmテープカートリッジ等がある。
【0003】従来のカートリッジローダーの構成として
は、例えば、特開平6‐20363号公報に記載されて
いるように、記録媒体カートリッジが前後の両方向から
マガジンに格納され、このマガジンごと回転させること
で、一方向からすべての記録媒体カートリッジにアクセ
ス可能な構成が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カートリッジローダー
の中には、種々の駆動機構が備えられているが、その一
つとして、カートリッジ搬送機構がある。カートリッジ
搬送機構は、マガジンから所定のカートリッジの取り込
みをしたり、また、マガジンにカートリッジを送り出す
ための機構である。また、カートリッジ搬送機構は、記
録機構から所定のカートリッジの取り込みをしたり、ま
た、記録機構にカートリッジを送り出すための機構でも
ある。このカートリッジ搬送機構において、従来の特開
平6‐20363号公報に記載されている装置において
は、二つの駆動源を必要とするという問題があった。即
ち、特開平6‐20363号公報の図15に示されるよ
うに、モータ駆動装置262によって駆動されるモータ
213と、ソレノイド駆動トランジスタ264によって
駆動されるソレノイドの2つの駆動源を必要とするとい
う問題があった。
【0005】また、カートリッジローダーの中の駆動機
構の一つとして、カートリッジ上下機構がある。カート
リッジ上下機構は、上述したカートリッジ搬送機構を、
マガジン内に収納された記録媒体カートリッジの積み重
ね方向,即ち、上下方向に移動するための機構である。
このカートリッジ上下機構において、従来の特開平6‐
20363号公報に記載されている装置においては、マ
ガジン内に収納される記録媒体カートリッジの本数が増
えるほど、その動作領域が増大するという問題があっ
た。即ち、マガジン内に積み重ねて収納される記録媒体
カートリッジの数が3本から6本になると、特開平6‐
20363号公報に記載の装置にあっては、カートリッ
ジ上下機構であるスライド式プレート132,134の
動作領域が2倍になるという問題があった。
【0006】さらに、カートリッジローダーの中の駆動
機構の一つとして、マガジン搬送機構がある。マガジン
搬送機構は、カートリッジローダー本体に対するマガジ
ンの出し入れを行う機構である。このマガジン搬送機構
において、従来の特開平6‐20363号公報に記載さ
れている装置においては、カートリッジローダー本体の
幅が増加するという問題があった。即ち、特開平6‐2
0363号公報に記載の装置におけるマガジン搬送機構
は、図9に示されるラックギア112と図6に示される
マガジン70の側面に形成された歯付きセクション(ピ
ニオンギア)82によって構成されるが、このマガジン
搬送機構は、図9に示されるように、装置の横方向に備
えられているため、カートリッジローダー本体の幅が増
加するという問題があった。
【0007】また、さらに、カートリッジローダーの前
面には、マガジンの出し入れのためのドアが備えられて
いる。ここで、従来の特開平6‐20363号公報に記
載されている装置においては、ドアの枚数は1枚である
が、マガジンの大きさが大きくなると、2枚ドアとする
必要がある。2枚ドアの場合には、その駆動機構が複雑
化するという問題があった。
【0008】本発明の第1の目的は、一つの駆動源によ
り動作可能なカートリッジ搬送機構を備えたカートリッ
ジローダーを提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、マガジン内に収納
される記録媒体カートリッジの本数が増えても動作領域
の増大することのないカートリッジ上下機構を備えたカ
ートリッジローダーを提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、カートリッジロー
ダー本体の幅を低減し得るマガジン搬送機構を備えたカ
ートリッジローダーを提供することにある。
【0011】本発明の第4の目的は、簡単な構成の2枚
ドアの駆動機構を備えたカートリッジローダーを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の記録媒体カートリッジを収納する
マガジンを装置へ挿入/排出するマガジン搬送機構と、
上記記録媒体カートリッジへデータの読み取り/書き込
みを行う記憶装置と、上記マガジン搬送機構により装置
内に挿入された上記マガジン若しくは上記記憶装置から
上記記録媒体カートリッジを取り込み/送り出すカート
リッジ搬送機構と、上記カートリッジ搬送機構を上昇/
下降して、上記記録媒体カートリッジを上下移動するカ
ートリッジ上下機構とを有するカートリッジローダーに
おいて、上記カートリッジ搬送機構は、駆動源の取り付
けられたベースと、上記駆動源からの駆動力により、上
記ベースに対して摺動可能なピッカーとから構成され、
上記ピッカーは、上記記録媒体カートリッジの保持/開
放を行うために回動可能なクランプアームと、このクラ
ンプアームに取り付けられた係合ピンとを備え、また、
上記ベースは、上記係合ピンと係合して、上記クランプ
アームを回動させるガイドレールを備えるようにしたも
のであり、かかる構成により、カートリッジ搬送機構を
一つの駆動源により動作可能とし得るものとなる。
【0013】上記目的を達成するために、本発明は、複
数の記録媒体カートリッジを収納するマガジンを装置へ
挿入/排出するマガジン搬送機構と、上記記録媒体カー
トリッジへデータの読み取り/書き込みを行う記憶装置
と、上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上
記マガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カー
トリッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構
と、上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記
記録媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下
機構とを有するカートリッジローダーにおいて、上記カ
ートリッジ上下機構は、上記カートリッジ搬送機構の設
けられたピンに係合するとともに、装置に対して固定さ
れた垂直溝を有するハウジングと、上記カートリッジ搬
送機構の設けられたピンに係合し、上記カートリッジ搬
送機構を保持する複数の水平溝を斜面溝で結んだ階段状
溝を有するとともに、水平移動可能なサイドプレートか
ら構成されるとともに、上記階段状溝は、折り返しのあ
るく字状の形状を有するようにしたものであり、かかる
構成により、カートリッジ上下機構の動作領域を低減し
得るものとなる。
【0014】上記目的を達成するために、本発明は、複
数の記録媒体カートリッジを収納するマガジンを装置へ
挿入/排出するマガジン搬送機構と、上記記録媒体カー
トリッジへデータの読み取り/書き込みを行う記憶装置
と、上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上
記マガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カー
トリッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構
と、上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記
記録媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下
機構とを有するカートリッジローダーにおいて、上記マ
ガジン搬送機構は、装置の後側に配置されるとともに、
上記マガジンの背面に形成された溝と係合して上記マガ
ジンを往復動させるレバーを有するようにしたものであ
り、かかる構成により、装置の幅を低減し得るものとな
る。
【0015】上記目的を達成するために、本発明は、複
数の記録媒体カートリッジを収納するマガジンを装置へ
挿入/排出するマガジン搬送機構と、上記記録媒体カー
トリッジへデータの読み取り/書き込みを行う記憶装置
と、上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上
記マガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カー
トリッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構
と、上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記
記録媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下
機構とを有するカートリッジローダーにおいて、上記マ
ガジンの装置への挿入/排出用の開口に対して開閉可能
であるとともに、この開口の上端と下端を中心としてそ
れぞれ回転可能な2枚のドアを備え、上記カートリッジ
上下機構を構成する水平移動可能なサイドプレートと係
合して、上記ドアを開閉するようにしたものであり、か
かる構成により、ドアの開閉機構の構成を簡単にし得る
ものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図16を用いて、本
発明の一実施形態によるカートリッジローダーの構成に
ついて説明する。最初に、図1,図2を用いて、本実施
形態によるカートリッジローダーの全体的な構成につい
て説明する。図1は、本発明の一実施形態によるカート
リッジローダーの前方斜視図であり、図2は、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーの後方斜視図で
ある。
【0017】図1に示すように、カートリッジローダー
1は、ハウジング10,上部パネル11,及び前部パネ
ル12を備えている。なお、ハウジング10,上部パネ
ル11,及び前部パネル12は、概略だけで示されてお
り、カートリッジローダー1の内部の構成要素を明らか
にしている。
【0018】前部パネル12は、開閉可能なドア13,
14を備えている。ドア13,14は、それぞれバネに
より閉状態に付勢されている。また、ドア13,14
は、ロック部材16により閉じた状態でのロックが可能
である。バネ及びロック部材の詳細構成については、図
17を用いて後述する。上ドア14の横には、ピンによ
り上ドア14の開閉が可能なスイングアーム15が設け
られている。前面パネル12の詳細な構成については、
図17を用いて後述し、ドア13,14の開閉機構につ
いては、図19を用いて後述する。
【0019】マガジン18は、6巻の8mmテープのテ
ープカートリッジ17を収納している。マガジン18
は、ドア13,14よりカートリッジローダー1への挿
入/排出が行われる。マガジン18のカートリッジロー
ダー1への挿入/排出は、図2に示すように、装置後部
に備えられたマガジン搬送機構20により行われる。マ
ガジン18の構造については、図15を用いて後述し、
マガジン搬送機構20の詳細な構造については、図16
を用いて後述する。
【0020】カートリッジ搬送機構50は、前部パネル
12とマガジン18及び記憶装置19(図2)とに挾ま
れた空間に位置している。カートリッジ搬送機構50
は、マガジン18からテープカートリッジ17の取り込
み/送り出しを行う。また、カートリッジ搬送機構50
は、記憶装置19(図2)の前面のカートリッジ挿入口
19aからテープカートリッジ17の取り込み/送り出
しも行う。カートリッジ搬送機構50の詳細構成につい
ては、図4を用いて後述する。
【0021】次に、カートリッジ搬送機構50を上下方
向に移動する上下機構について説明する。上下機構は、
ハウジング10の側部に備えられたサイドプレート30
(図1),サイドプレート40(図2)によって構成さ
れる。サイドプレート30,40は、装置の前後方向の
みにスライド可能である。サイドプレート30には、く
の字状の階段状溝301,302が、輪郭形成されてい
る。また、サイドプレート40には、くの字状の階段状
溝401が、輪郭形成されている。カートリッジ搬送機
構50は、サイドプレート30,40に挾まれた空間に
存在している。
【0022】カートリッジ搬送機構50を保持するため
のガイドピン51,52,53は、それぞれ、階段状溝
301,302,401により支持されている。また、
ガイドピン51,52,53は、同時に、それぞれ、ハ
ウジング10に設けられた垂直溝101,102,10
3にも係合しているため、ガイドピン51,52,53
の動作方向は、装置上下方向のみとなっている。そし
て、階段状溝301、302,401により、マガジン
18中のテープカートリッジ17を収納する各スロット
位置への移動を可能にしている。
【0023】サイドプレート30,40の側部及び装置
の後面側の記憶装置19の上部には、サイドプレート3
0,40を駆動するために、駆動モーター49の駆動力
を歯車を介して伝達する駆動機構47が設置されてい
る。駆動機構47は、シャフト48の両端から先の歯数
比を同様に取ることにより、サイドプレート30,40
を同変位だけ同方向にスライドさせる。サイドプレート
30,40の詳細な構成については、図9,図10を用
いて後述し、また、サイドプレート30,40からなる
上下機構の詳細な動作については、図13,図14を用
いて後述する。
【0024】図2に示すように、ハウジング10は、底
部に、テープカートリッジ17へのデータの記録/再
生、及び消去を行う記憶装置19を備えている。なお、
記憶装置19の前面には、図1に示すように、カートリ
ッジ挿入口19aがある。
【0025】次に、図3〜図8を用いて、カートリッジ
搬送機構50の構成及び動作について説明する。最初
に、図3を用いて、カートリッジ搬送機構によって、マ
ガジンから取り込み/送り出しされるテープカートリッ
ジの構成について説明する。図3は、本発明の一実施形
態によるカートリッジローダーにおいて取り扱う8mm
のテープカートリッジの後方から見た外観斜視図であ
る。
【0026】テープカートリッジ17の両側端には、エ
ッジ171,172を有しており、エッジ171,17
2の前方には、凹部形状のグリップ173,174を有
している。カートリッジ搬送機構は、グリップ173,
174と係合することにより、テープカートリッジ17
のマガジンから取り込み/送り出しを行う。
【0027】次に、図4を用いて、カートリッジ搬送機
構の全体的な構成について説明する。図4は、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーのカートリッジ
搬送機構の斜視図である。図4は、カートリッジ搬送機
構を装置本体の斜め前方から見た状態を示している。
【0028】カートリッジ搬送機構50は、大別する
と、昇降ベース60と、ピッカー70とから構成されて
いる。昇降ベース60は、図1,2に示したサイドプレ
ート30,40の動作によって、上下方向に昇降動作を
行う。ピッカー70は、テープカートリッジ17との係
合/開放を行うものであり、昇降ベース60に設けられ
た溝261,262により、装置前後方向(図中、矢印
A方向)のみにスライド可能である。
【0029】ピッカー70は、大別すると、クランプア
ーム73,74と、ねじりコイルバネ78,79と、移
動部材77から構成されている。クランプアーム73,
74は、テープカートリッジ17に係合し、回動ピン7
1,72を中心に回動可能である。クランプアーム7
3,74の詳細な構成については、図5,6を用いて後
述する。ねじりコイルバネ78,79は、クランプアー
ム73,74を内側に付勢している。
【0030】移動部材77は、クランプアーム73,7
4を保持し、かつ昇降ベース60の溝261,262に
係合している。移動部材77は、昇降ベース60に設け
られた溝261,262に係合し、テープカートリッジ
17の前面に対して平行を維持するための係合部77
1,772を備えている。また、移動部材77は、テー
プカートリッジ17を保持した際、テープカートリッジ
17を装置幅方向に対して中央に方向づけるための二つ
の向い合った斜面773,774も備えている。
【0031】クランプアーム73,74は、ねじりコイ
ルバネ78,79により、テープカートリッジ17をし
っかり保持することを可能にしている。
【0032】ここで、図5,図6を用いて、クランプア
ーム73,74の構成について説明する。図5は、本発
明の一実施形態によるカートリッジローダーのカートリ
ッジ搬送機構を構成する一方のクランプアームの斜視図
であり、図6は、本発明の一実施形態によるカートリッ
ジローダーのカートリッジ搬送機構を構成する他方のク
ランプアームの斜視図である。
【0033】図5に示すように、クランプアーム73
は、テープカートリッジ17の前面に対して斜めに形成
された曲面731を備えている。また、図6に示すよう
に、クランプアーム74は、テープカートリッジ17の
前面に対して斜めに形成された曲面741を備えてい
る。
【0034】ピッカー70がテープカートリッジ17を
取り込みに行く際、クランプアーム17の曲面731,
741と、図3に示したテープカートリッジ17の両側
端のエッジ171,172との係合により、クランプア
ーム73,74は外側に押し開かれる。
【0035】また、図5に示すように、クランプアーム
73は、圧縮バネ73aにより装置下方に付勢されてお
り、かつ、装置上下方向(図4中、矢印B方向)に移動
可能な係合ピン75を備えている。同様にして、図6に
示すように、クランプアーム74は、圧縮バネ74aに
より装置下方に付勢されており、かつ、装置上下方向
(図4中、矢印C方向)に移動可能な係合ピン76を備
えている。係合ピン75,76は、後述する昇降ベース
60に設けられたガイドレール601,602(図4)
に係合し、クランプアーム73,74の開閉、及び動作
の切り換えを可能にしている。
【0036】また、図5に示すように、係合ピン75
は、フランジ部751を有している。また、図6に示す
ように、係合ピン76は、フランジ部761を有してい
る。図4に示すように、フランジ部751,761の幅
(図4中、寸法j)は、ガイドレールの上部溝幅(図4
中、寸法h)よりも広いなっている。フランジ部75
1,761は、係合ピン75,76が後述する昇降ベー
ス60上のガイドレール601,602上にある場合で
も、係合ピン75,76がガイドレール601,602
に係合することを防いでいる。
【0037】次に、図4に戻って説明すると、昇降ベー
ス60は、移動部材77に設けられた溝775,776
に係合し、ピッカー70を移動させるためのシャフト6
11,612を備えている。シャフト611,612
は、駆動モーター64を有する駆動機構61により、左
右逆方向に回動して、ピッカー70を前後に移動する。
駆動機構61は、テープカートリッジ17の装置本体の
前後方向の移動及びテープカートリッジ17のチャッキ
ングの両方の動作を行う。従って、本実施形態によるカ
ートリッジ搬送機構においては、テープカートリッジ1
7の送り出し/取り込みに関して、駆動モーター64以
外の駆動源を必要としていない。
【0038】昇降ベース60は、ピッカー70がカート
リッジ17を保持している時に、係合ピン75,76が
係合可能な位置に導入口を設けたガイドレール601,
602を備えている。ガイドレール601,602は、
係合ピン75,76が係合した際、クランプアーム7
3,74が外側に開き、テープカートリッジ17の開放
が可能なように、輪郭形成されている。
【0039】昇降ベース60は、ガイドレール601,
602の内側に、斜面603,604を備えている。斜
面603,604は、ピッカー70がテープカートリッ
ジ17を保持していない時、テープカートリッジ取り込
み動作により係合ピン75,76を上方に移動させるこ
とが可能なように形成されている。係合ピン75,76
が斜面603,604を通過した先では、平坦な面が形
成されているため、クランプアーム73,74は、バネ
付勢以外の外力による自由な回動が可能である。
【0040】以上のように構成されているので、クラン
プアーム73,74の曲面731,741とテープカー
トリッジ17のエッジ171,172が係合すること
で、クランプアーム73,74は外側に押し広げられ、
さらに、図5及び図6に示したクランプアーム73,7
4の先端732,742が、図3に示したテープカート
リッジ17のグリップ173,174に係合して、ピッ
カー70がテープカートリッジ17を保持する。
【0041】なお、ガイドレール601,602の溝幅
は、ガイドレール601,602の上部では、上述した
ように、係合ピン75,76の底部のフランジ部75
1,761より狭いが、下部ではフランジ751,76
1より広く形成されているため、ガイドレール601,
602は、係合ピン75,76との係合,ガイドを可能
にしている。
【0042】次に、図7,図8を用いて、カートリッジ
搬送機構50の動作について説明する。図7は、本発明
の一実施形態によるカートリッジローダーのカートリッ
ジ搬送機構のカートリッジの取り込み時の動作説明図で
あり、図8は、本発明の一実施形態によるカートリッジ
ローダーのカートリッジ搬送機構のカートリッジの取り
込み時の動作説明図である。
【0043】なお、クランプアーム73とクランプアー
ム74は、装置幅方向に対して対称な動作を行うため、
以下では、クランプアーム74の動作についてのみ説明
する。
【0044】(1)カートリッジ取り込み時 図7に示すように、ピッカー70は、待機位置(図中、
実線位置)から、図4に示した駆動機構61により、カ
ートリッジ17の方向(図中、F方向)へと移動を開始
する。ピッカー70は、テープカートリッジ17を保持
していないため、クランプアーム74に備わっている係
合ピン76は、昇降ベース60上のガイドレールの内側
の斜面604により上方に移動する。斜面604より先
の、係合ピン76が接触する面は平坦に形成されている
ので、クランプアーム74は外力により回動可能な状態
となる。
【0045】クランプアーム74は、テープカートリッ
ジ17との係合後、係合面の曲面により、外側に押し広
げられる。クランプアーム74は、先端をテープカート
リッジ17のグリップ174に係合させ、テープカート
リッジ17を保持する。ここまで(図中二点鎖線位
置)、駆動機構61は、ピッカー70をカートリッジ1
7の方向に押し続ける。
【0046】テープカートリッジ17の保持が完了する
と、駆動機構は、ピッカー70を矢印Fと逆方向に駆動
する。テープカートリッジ17は、マガジン18から引
き出され、テープカートリッジ17をピッカー70の待
機位置(図中、実線位置)まで移動させる。
【0047】(2)カートリッジ送り出し時 図8に示すように、ピッカー70は、待機位置(図中、
実線位置)から、図4に示した駆動機構61により、マ
ガジン18の方向(図中、G方向)へと移動を開始す
る。ピッカー70は、テープカートリッジ17を保持し
ているため、クランプアーム74に備わっている係合ピ
ン76は、テープカートリッジ17を保持していない時
より外側の位置にある。従って、係合ピン76は、昇降
ベース60上のガイドレール602に係合し、クランプ
アーム74はガイドレール602のカム形状により外側
に回動し、テープカートリッジ17を開放する。
【0048】クランプアーム74によるテープカートリ
ッジ17の開放後も、テープカートリッジ17は、移動
部材77によりマガジン18への移動を続ける。この
時、テープカートリッジ17は、図4に示した移動部材
77の曲面774により、装置幅方向に対して中央に方
向づけられている。
【0049】テープカートリッジ17のマガジン18へ
の挿入完了(図中、二点鎖線位置)後、駆動機構はピッ
カー70を待機位置(図中、実線位置)まで引き戻す
が、このとき、クランプアーム74はガイドレール60
2により開放状態にあるので、再び、テープカートリッ
ジ17を係合することはない。
【0050】なお、以上の説明では、マガジン搬送機構
50は、マガジン18からのテープカートリッジ17の
取り込み及びマガジン18へのテープカートリッジ17
の送り出しを行うものとして説明したが、記憶装置から
のテープカートリッジ17の取り込み及び記憶装置への
テープカートリッジ17の送り出しも同様に行われる。
【0051】以上説明したように、係合ピン75,76
は、テープカートリッジ17を保持している時には、ガ
イドレール601,602と係合して、ガイドレール6
01,602にガイドされて、開らかれることにより、
テープカートリッジ17を放し、テープカートリッジ1
7を保持していない時は、ガイドレール601,602
の内側の斜面によって、上方に移動し、クランプアーム
73,74を回動可能とし、テープカートリッジ17に
押しつけられることにより、テープカートリッジ17を
保持するように構成されている。そして、テープカート
リッジ17の取り込み/送り出しを行うピッカー70の
移動により、クランプアーム73,74が動作するの
で、駆動源としては、図4に示した駆動モータ64だけ
でよいことになる。
【0052】本実施形態によれば、カートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構を、一つの駆動源により動作
可能とすることができる。
【0053】次に、図9〜図14を用いて、本発明の一
実施形態によるカートリッジローダーに用いるカートリ
ッジ上下機構の構成及び動作について説明する。最初
に、図9及び図10を用いて、カートリッジ上下機構の
要部を構成する2枚のサイドプレートの構成について説
明する。図9は、本発明の一実施形態によるカートリッ
ジローダーに用いるカートリッジ上下機構の一方のサイ
ドプレートの斜視図であり、図10は、本発明の一実施
形態によるカートリッジローダーに用いるカートリッジ
上下機構の一方のサイドプレートの斜視図である。
【0054】図9に示すように、サイドプレート30に
は、くの字状の階段状溝301,302が、輪郭形成さ
れている。図1において説明したように、カートリッジ
搬送機構50を保持するためのガイドピン51,52
が、それぞれ、階段状溝301,302により支持され
る。階段状溝301,302は、それぞれ、6ヵ所の平
行部a,b,c,d,e,f,gを有している。平行部
aは、図1に示した記憶装置19のカートリッジ挿入口
19aの位置に対応しており、平行部b,…,gは、マ
ガジン18の6個のスロット内の最下段のスロットから
最上段のスロットの位置に対応している。なお、階段状
溝301,302は、同形状に形成されている。
【0055】階段状溝301の折り返し点の近傍には、
階段状溝301に係合するガイドピン51により回動可
能なアーム31,32と、アーム31を付勢するための
バネ33と、アーム32を付勢するためのバネ34と、
アーム31,32を回動状態で保持するためのバネ部3
03を備えている。
【0056】また、階段状溝302の折り返し点の近傍
には、階段状溝302に係合するガイドピン52により
回動可能なアーム35,36と、アーム35を付勢する
ためのバネ37と、アーム36を付勢するためのバネ3
8と、アーム35,36を回動状態で保持するためのバ
ネ部304を備えている。
【0057】また、サイドプレート30は、図2に示し
たドア13,14のロック部材16を動作させるための
斜面部305を備えている。
【0058】次に、図10に示すように、サイドプレー
ト40には、くの字状の階段状溝401が、輪郭形成さ
れている。図1において説明したように、カートリッジ
搬送機構50を保持するためのガイドピン53が、階段
状溝401により支持される。階段状溝401は、それ
ぞれ、6ヵ所の平行部a,b,c,d,e,f,gを有
している。平行部aは、図1に示した記憶装置19のカ
ートリッジ挿入口19aの位置に対応しており、平行部
b,…,gは、マガジン18の6個のスロット内の最下
段のスロットから最上段のスロットの位置に対応してい
る。なお、階段状溝401は、図9において説明した階
段状溝301,302と同形状であり、かつ、階段状溝
301と対称な位置に設けられている。
【0059】階段状溝401の折り返し点の近傍には、
階段状溝401に係合するガイドピン53により回動可
能なアーム41,43と、アーム41を付勢するための
バネ42と、アーム43を付勢するためのバネ44と、
アーム41,43を回動状態で保持するためのバネ部4
02を備えている。
【0060】また、サイドプレート40は、図1に示し
たドア13,14の開閉を行なうためのバネ部403
と、プッシュプレート45と、プッシュプレート45の
付勢バネ46を備えている。
【0061】なお、バネ部403及びプッシュプレート
45の付勢バネ46は、ドア13,14の開閉に充分な
バネ力を有する。
【0062】次に、図11を用いて、アーム41の構成
について説明し、また、図12を用いて、アーム43の
構成について説明する。アーム41,31,35の構成
は、同一であるため、ここでは、アーム41について説
明する。また、アーム43,32,36の構成は、同一
であるため、ここでは、アーム43について説明する。
図11は、本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構のサイドプレートの
中のアーム41の斜視図であり、図12は、本発明の一
実施形態によるカートリッジローダーに用いるカートリ
ッジ上下機構のサイドプレートの中のアーム43の斜視
図である。
【0063】図11に示すように、アーム41は、途中
で折れ曲がった構造を有しており、直立面41a,先端
部41b,先端部41c,上面41dを備えている。各
部,各面の機能については、図13,図14を用いて後
述する。
【0064】図12に示すように、アーム43は、途中
で折れ曲がった構造を有しており、底面43a,面43
bを備えている。各面の機能については、図13,図1
4を用いて後述する。
【0065】次に、図13及び図14を用いて、カート
リッジ上下機構の動作について説明する。図13は、本
発明の一実施形態によるカートリッジローダーに用いる
カートリッジ上下機構によって、カートリッジ搬送機構
を上昇する時のサイドプレートの動作説明図であり、図
14は、本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーに用いるカートリッジ上下機構によって、カートリッ
ジ搬送機構を下降する時のサイドプレートの動作説明図
である。
【0066】なお、ガイドピン51,52,53と、ア
ーム31,35,41と、アーム32,36,43と、
付勢バネ33,37,42と、付勢バネ34,38,4
4とは、それぞれ、3箇所で同様の動作を行なうため、
以下においては、ガイドピン53とサイドプレート40
(アーム41,アーム43,付勢バネ42,付勢バネ4
4含む)の動作についてのみ説明する。
【0067】(1)カートリッジ搬送機構上昇時 図13において、図13(A)は、カートリッジ搬送機
構50が、中間の高さまで上昇した状態を示し、図13
(B)は、カートリッジ搬送機構50が、最上位の高さ
まで上昇した状態を示している。
【0068】テープカートリッジの交換動作時以外は、
カートリッジ搬送機構50は、最下位の位置,即ち、記
憶装置19のカートリッジ挿入口19aの位置にある。
この位置を待機位置と称する。待機位置においては、ガ
イドピン53は、階段状溝401の平行部aにある。
【0069】待機位置の状態から、サイドプレート40
を、図11中のL方向にスライドさせると、ガイドピン
53は、階段状溝401の斜面により上方に移動する。
このとき、ガイドピン53は、図2に示すように、ハウ
ジング10の垂直溝103にも係合しているため、垂直
に上昇する。
【0070】ガイドピン53が階段状溝401の平行部
dに近づくと、ガイドピン53は、階段状溝401を塞
いでいるアーム43を押し上げて、平行部dに入る。ガ
イドピン53の通過後、アーム43の底面43a(図1
2)は、付勢バネ44により回転して、再び、階段状溝
401を塞ぐ。
【0071】ガイドピン53を平行部dより上方に移動
させる場合、ガイドピン53がバネ42により附勢され
ているアーム41に接触する前に、スイッチ機構によ
り、サイドプレート40の移動位置を検出して、サイド
プレート40のL方向の動作を停止させる。この後、サ
イドプレート40は、方向Lとは逆方向の図中M方向に
スライドする。ここで、スイッチ機構としては、サイド
プレート40の一部に設けられたスリットと、このスリ
ットを挟んで設けられた発光ダイオードと受光ダイオー
ドからなるホトカプラー等により構成される。通常は、
発光ダイオードからの発光は、サイドプレート40によ
って遮られているが、サイドプレート40が移動し、ホ
トカプラーの間にスリットが位置することにより、受光
ダイオードは、発光ダイオードからの光を検出して、検
出信号を出力するようにする。
【0072】平行部dより下の階段状溝401を塞いで
いるアーム43は、ガイドピン53と接触する面43b
(図12)を斜めに形成しているため、ガイドピン53
は、この面43bにより押し上げられて、上方に移動す
る。更に、サイドプレート40のM方向のスライドを続
けることで、ガイドピン53は階段状溝401の平行部
gまで上昇する。
【0073】以上により、ガイドピン53に接続してい
るカートリッジ搬送機構50は、サイドプレート40及
びサイドプレート30の移動により、記憶装置19のカ
ートリッジ挿入口19の位置aからマガジンのスロット
の最上段の位置gまで移動可能である。
【0074】(2)カートリッジ搬送機構下降時 図14において、図14(A)は、カートリッジ搬送機
構50が、中間の高さまで下降した状態を示し、図14
(B)は、カートリッジ搬送機構50が、最下位の高さ
まで下降した状態を示している。
【0075】カートリッジ搬送機構50が、マガジンの
スロットの最上段の位置gにあるとき(ガイドピン53
が階段状溝401の平行部gにあるとき)、サイドプレ
ート40を、図14中のN方向にスライドさせると、ガ
イドピン53は階段状溝401の斜面により下方に移動
する。このとき、ガイドピン53は、ハウジング10の
垂直溝103にも係合しているため、垂直に下降する。
更に、サイドプレート40をN方向にスライドさせてい
くと、ガイドピン53が階段状溝401の平行部dに入
る。
【0076】ガイドピン53を平行部dより下方に移動
させる場合、ガイドピン53がアーム41の直立面41
a(図11)を押して、アーム41を回動させる。アー
ム41の先端41b(図11)が、サイドプレート40
のバネ部402にひっかかり、アーム41の回動状態が
保たれる位置まで、サイドプレート40をN方向にスラ
イドさせる。アーム41が回動すると、バネ部402と
の係合側と逆の先端41c(図11)がアーム43を回
動させ、アーム43は、階段状溝401の平行部dより
上方への溝を塞ぐ。スイッチ機構により、サイドプレー
ト40の移動位置を検出して、サイドプレート40のN
方向の動作を停止させる。この後、サイドプレート40
は、方向Nとは逆方向のP方向にスライドを始めて、ガ
イドピン53とアーム41とが離れても、アーム41は
バネ部402により回動状態が保たれる。従って、アー
ム43は、平行部dより上方へ行く溝を塞ぎ続ける。ス
イッチ機構は、上述したように、サイドプレート40に
形成されたスリットと、このスリットを挟んで設けられ
たホトカプラーによって構成される。二つの位置を検出
するためには、サイドプレート40に、それぞれの位置
に対応した2つのスリットを形成し、これを1組のホト
カプラーにより検出するようにする。
【0077】この後、ガイドピン53がアーム43の底
面43a下に入り、アーム41の上面41d(図11)
に接触する。更に、サイドプレート40をP方向にスラ
イドさせると、ガイドピン53は平行部dより下方への
溝を塞いでいたアーム41を押し下げ、階段状溝401
を下方に移動する。アーム41がバネ部402との係合
を解除し、回動前の状態に戻ると、アーム43も平行部
dより下方への溝を塞ぐ元の状態に戻る。ガイドピン5
3は、このとき既にアーム43より下にあるため、サイ
ドプレート40がP方向ヘのスライドを続けると、ガイ
ドピン53は平行部aまで下降する。
【0078】以上により、ガイドピン53に接続してい
るカートリッジ搬送機構50はマガジンのスロットの最
上段の位置g〜記憶装置19のカートリッジ挿入口19
aの位置aまでの移動が可能である。
【0079】以上の動作により、サイドプレート30,
40は、一往復運動でガイドピン51,52,53の位
置a〜位置gへの上昇移動、又は、位置g〜位置aへの
下降移動を行なう。従って、単一方向のスライドによっ
て、ガイドピン51,52,53の押し上げ、又は押し
下げを行なう場合に比べ、サイドプレート30,40の
スライド量を半減することができる。
【0080】即ち、マガジンに収納されるテープカート
リッジが3本の場合と同じサイドプレートの移動量で、
6本のテープカートリッジを収納するマガジンに対する
マガジン搬送機構の上下移動を可能にすることができ
る。
【0081】従って、装置をコンパクトにすることが可
能となる。
【0082】本実施形態によれば、カートリッジローダ
ーのカートリッジ上下機構の動作領域を、マガジン内に
収納される記録媒体カートリッジの本数が増えても増大
することのないようにすることができる。
【0083】次に、図15〜図16を用いて、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーに用いるマガジ
ン搬送機構の構成及び動作について説明する。最初に、
図15を用いて、マガジン搬送機構により搬送されるマ
ガジンの構成について説明する。図15(A)は、本発
明の一実施形態によるカートリッジローダーに用いるマ
ガジンの前方斜視図であり、図15(B)は、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーに用いるマガジ
ンの後方斜視図である。
【0084】図15(A)に示すように、マガジン18
は、6本のテープカートリッジを収納するためのスロッ
ト18b,18c,18d,18e,18f,18gを
備えている。各スロット18b,…,18gには、テー
プカートリッジの保持を行なうために、それぞれのスロ
ットの上部に押さえバネ181,182,183が設け
られている。
【0085】また、図15(B)に示すように、マガジ
ン18の後面には、後述するマガジン搬送機構20との
係合を行なうための溝184が設けられている。溝18
4は、水平溝の一端が上方へ伸び、また他端が下方へ伸
びている左右非対称なクランク状の形状を有している。
また、溝184が形成されている上下方向の位置は、マ
ガジン18の上下方向の中央部よりも少し上の位置とし
ている。このような溝184の位置とすることで、マガ
ジン18が上下逆に挿入された場合には、マガジン18
がマガジン搬送機構と係合しないようにすることによ
り、マガジン18の装置への誤方向挿入を防止してい
る。
【0086】次に、図16を用いて、マガジン搬送機構
の構成及び動作について説明する。図16は、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーに用いるマガジ
ン搬送機構の斜視図である。
【0087】レバー21,22は、図15に示したテー
プカートリッジを収納するマガジン18の溝と係合する
先端部211,221を有している。レバー21,22
は、扇状歯車23,24の長溝231,241に係合し
ている。さらに、扇状歯車23,24の間には、扇状歯
車23,24を回転させるための駆動モータ25及び歯
車251,252から構成される駆動機構を備えてい
る。
【0088】駆動モータ25の駆動力は、歯車251,
252を介して、扇状歯車23,24を、それぞれ逆回
りに同角度だけ回転するように伝達される。レバー2
1,22は、装置の横方向に対して対称な回動を行なう
ため、マガジン18の装置内への平行な引込み、及び装
置外への平行な押出しが可能となっている。また、レバ
ー21,22は、マガジン18が装置中にあるときのロ
ックも行なう。
【0089】扇状歯車23,24に設けられた長溝23
1,241は、レバー21,22とマガジン18が完全
に係合を行なう位置まで、レバー21,22が回転する
ように形成されている。マガジン18の挿入の際、ユー
ザーは手動で、マガジン18を押し込む。レバー21,
22の先端211,221が、マガジン18の後面溝1
84の左右端の縦溝部に挿入されて係合してから、更
に、レバー21,22が扇状歯車23,24の長溝23
1,241分移動し、レバー21,22の先端211,
221が、後面溝184の内部を移動することにより、
レバー21,22とマガジン18が確実に係合するまで
マガジン18が押し込まれる。
【0090】マガジン18が押し込まれたことを、レバ
ー21に設けたスイッチ機構により検出し、駆動モータ
25は動作を開始する。駆動モータ25は、レバー2
1,22を閉じる方向に回転することにより、マガジン
18の引込みが成される。
【0091】また、マガジンの排出時には、付勢バネ2
6,27によりレバー21,22を長溝231,241
分回転させ、マガジン18とレバー21,22の係合を
解く位置まで、マガジンを送り出す。
【0092】本実施形態によるマガジン搬送機構20
は、図2において説明したように、装置の後方のマガジ
ン18の奥に設けることができるため、装置幅を増やす
ことなく、設置可能なものである。
【0093】本実施形態によれば、カートリッジローダ
ー本体の幅を低減しつつマガジン搬送機構を備えること
が可能となる。
【0094】次に、図17〜図19を用いて、本発明の
一実施形態によるカートリッジローダーに用いるドア開
閉機構の構成及び動作について説明する。最初に、図1
7を用いて、ドアの構成について説明する。図17は、
本発明の一実施形態によるカートリッジローダーに用い
るフロントパネル12の背面斜視図である。
【0095】前部パネル12は、開閉可能なドア13,
14を備えている。ドア13,14は、それぞれバネ1
3a,14aにより、閉状態に付勢されている。また、
ドア13,14は、ロック部材16により閉じた状態で
のロックが可能である。
【0096】下ドア13には、図10に示したサイドプ
レート40のバネ部403による押付け動作により、下
ドア13の開放が可能なノッチ部131が設けられてい
る。また、上ドア14の横には、ピン152により上ド
ア14の開閉が可能なスイングアーム15が設けられて
いる。スイングアーム15は、図10に示したサイドプ
レート40のプッシュプレート45が、ノッチ部151
を押すことで回動する。
【0097】なお、フロントパネル12には、不用意な
ドア13,14の開閉を防止するためロック部材16が
設けられている。
【0098】ここで、図18を用いて、ロック部材16
の構成について説明する。図18は、本発明の一実施形
態によるカートリッジローダーに用いるフロントパネル
に設けられたロック部材の斜視図である。
【0099】ロック部材16は、ラッチ16aとバネ1
6bから構成されている。ラッチ16aの先端部161
aは、図17に示したドア13の押し当て部132に係
合し、ドア13の開放を阻止する。これを解除するに
は、図9に示したサイドプレート30の斜面305によ
り、ラッチ16aの斜面162aを押し、ラッチ16a
を図17中の方向Kに移動させ、ドアのロックを解除す
る。サイドプレート40の押付力が無くなると、ラッチ
16aはバネ16bによりドアをロックする位置まで戻
る。ドアの押し当て部132では、ドア13,14が重
なっているため、同時にドア13,14のロックを行な
うことが可能である。
【0100】次に、図19を用いて、ドアの開閉動作に
ついて説明する。図19は、本発明の一実施形態による
カートリッジローダーに用いるドアの開閉機構の動作説
明図である。
【0101】ドア13,14は、マガジン18の挿入/
抜き出しの時以外は、ユーザーの安全と装置内部機構の
保護のため、閉まった状態(ロック状態)にある。シャ
ッターのロック解除及び開放は、サイドプレート30,
40により行なう。
【0102】図19(A)に示すように、カートリッジ
搬送機構50が、記憶装置19のカートリッジ挿入口1
9aの位置(待機位置)にある状態から、サイドプレー
ト30,40を装置前方(図19(A)における方向
Q)にスライドさせる。図19(A)に示すサイドプレ
ート40の位置は、図14(B)に示すサイドプレート
40の位置と等しい位置関係にある。
【0103】サイドプレート40のバネ部403は、ド
ア13のノッチ部131に係合し始める。また、サイド
プレート40のプッシュプレート45は、ドア14のス
イングアーム15のノッチ部151に係合し始める。
【0104】図19(B)に示す位置まで、サイドプレ
ート40が方向Qに移動すると、ドア13,14のロッ
クが解除されていないため、サイドプレート40のバネ
部403は、ドア13のノッチ部131によりたわむ。
また、プッシュプレート45の付勢バネ46は、スイン
グアーム15のノッチ部151により、プッシュプレー
ト45を介して縮められる。
【0105】図19(C)に示す状態で、ロック部材1
6がサイドプレート30の動作によりロックを解除する
と、たわめられたサイドプレート40のバネ部403
と、プッシュプレート45の付勢バネ46のバネ力によ
り、ドア13,14は開放する。サイドプレート30と
サイドプレート40は、同期してスライドするため、ド
アのロック解除とドア開放は、同時に進行する。
【0106】ドア13,14を閉じる時には、サイドプ
レート40を逆方向にスライドさせることにより、ドア
13,14は、付勢バネ13a,14aの力により閉じ
る。また、ロック部材16のロック16aも、バネ16
bによりドアのロック位置に戻る。
【0107】この時、ドア13,14が閉じるより早く
ロック部16aがロック位置に戻っても、ドア13,1
4が閉まる際、ドア13がロック部16aの斜面163
a(図18)を押して、ロック部16aを再びロック解
除状態に戻すため、完全にドア13,14を閉じること
ができる。この後、再びバネ16bにより、ロック16
aは、ドア13,14のロック位置に戻る。
【0108】以上により、サイドプレート30,40の
スライド領域を、ドアロック解除用とドア開閉用とに別
々に設ける必要がなくなるため、サイドプレート30,
40のスライド量を小さくできる。よって、装置のコン
パクト化が可能である。
【0109】本実施形態によれば、2枚ドアの開閉機構
の構成を簡単にすることができる。
【0110】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、カートリッジローダーのカートリッジ搬送機構を、
一つの駆動源により動作可能とすることができる。
【0111】また、カートリッジローダーのカートリッ
ジ上下機構の動作領域を、マガジン内に収納される記録
媒体カートリッジの本数が増えても増大することのない
ようにすることができる。
【0112】さらに、カートリッジローダー本体の幅を
低減しつつマガジン搬送機構を備えることが可能とな
る。
【0113】また、さらに、2枚ドアの開閉機構の構成
を簡単にすることができる。
【0114】次に、図1〜図19を参照しながら、本実
施形態によるカートリッジローダーの全体的な動作につ
いて説明する。カートリッジローダーの動作は、(A)
マガジン挿入動作、(B)カートリッジ交換動作{(B
−1)カートリッジロード動作,(B−2)カートリッ
ジアンロード動作}、(C)マガジン排出動作に大別さ
れるので、以下に、それらについて、順次説明する。
【0115】(A)マガジン挿入動作 ユーザーは、マガジン18(図15)に、最大6個の
8mmテープカートリッジ17(図3)をセットする。
【0116】ユーザーは、装置本体の外部に設けられ
ている図示しないOPENボタンを押す。通常、カート
リッジローダー1のドア13,14(図1)は、閉じた
状態で、ロックされている。
【0117】図19において説明したように、サイド
プレート30,40によるドア開放動作により、ドア1
3,14が開放する。
【0118】ユーザーは、開放されたドア13,14
より、マガジン18をカートリッジローダー1内へ押し
込む。
【0119】図16において説明したように、マガジ
ン搬送機構20は、マガジン18を記憶装置19上まで
移動挿入し、その位置でロックされる。
【0120】サイドプレート30,40が、ドア開放
前の位置(図19(A)に示す位置)に戻る。
【0121】ドア13,14が閉まり、ロックされ
る。
【0122】(B−1)カートリッジロード動作 図13において説明したように、サイドプレート3
0,40の移動によるカートリッジ上下機構が動作し
て、カートリッジ搬送機構50が上昇動作を行い、ユー
ザー又はプログラムから指定された任意のテープカート
リッジ位置(マガジン18中のテープカートリッジ挿入
用のスロット18b,…,18gの中のいずれかの位
置)まで、カートリッジ搬送機構50を上昇させる。
(カートリッジ搬送機構50は、非動作時では待機位
置:記憶装置19のカートリッジ挿入口19a位置にあ
る。) 図7において説明したように、任意のテープカートリ
ッジ17が、カートリッジ搬送機構50のカートリッジ
取り込み動作により、マガジン18から取り込まれる。
【0123】図14において説明したように、サイド
プレート30,40によるカートリッジ上下機構が動作
して、カートリッジ搬送機構50が下降動作を行い、カ
ートリッジ搬送機構50を記憶装置19の位置まで下降
させる。
【0124】図8において説明したように、カートリ
ッジ搬送機構50のカートリッジ送りだし動作により、
テープカートリッジ17を記憶装置19に挿入する。
【0125】記憶装置19が、テープカートリッジ1
7をロードする。
【0126】(B−2)カートリッジアンロード動作 記憶装置19が、テープカートリッジ17をアンロー
ド(排出)する。
【0127】図7において説明したように、排出され
たテープカートリッジ17が、カートリッジ搬送機構5
0のカートリッジ取り込み動作により、記憶装置19か
ら取り込まれる。
【0128】図13において説明したように、サイド
プレート30,40の移動によるカートリッジ上下機構
が動作して、カートリッジ搬送機構50が上昇動作を行
い、マガジン18の中の空きスロット位置まで、カート
リッジ搬送機構50を上昇させる。
【0129】図8において説明したように、カートリ
ッジ搬送機構50のカートリッジ送りだし動作により、
テープカートリッジ17をマガジン18の中の空きスロ
ットに挿入する。
【0130】図14において説明したように、サイド
プレート30,40によるカートリッジ上下機構が動作
して、カートリッジ搬送機構50が下降動作を行い、カ
ートリッジ搬送機構50を記憶装置19位置まで下降さ
せる。(カートリッジ搬送機構50は、非動作時では待
機位置:記憶装置19のカートリッジ挿入口19a位置
にある。) (C)マガジン排出動作 ユーザーは、装置本体の外部に設けられている図示し
ないEJECTボタンを押す。
【0131】図19において説明したように、サイド
プレート30,40によるドア開放動作により、ドア1
3,14が開放する。
【0132】図16において説明したように、マガジ
ン搬送機構20は、マガジン18を装置外へ排出する。
【0133】サイドプレート30,40が、ドア開放
前の位置に戻る。
【0134】ユーザーが、マガジン18を装置から引
き抜くと、ドア13,14は、付勢バネ13a,14a
により閉じる。
【0135】次に、図20を用いて、本発明の他の実施
形態によるカートリッジローダーについて説明する。図
20は、本発明の他の実施形態によるカートリッジロー
ダーの全体的な構成を示す斜視図である。
【0136】本実施形態によるカートリッジローダー2
は、テープカートリッジ17を3巻づつ対向して収納し
たマガジン2010を、ターンテーブル2020により
反転可能な構造としている。これにより、カートリッジ
ローダー2は、図1に示したカートリッジローダー1に
比べて、階段状溝の段数を少なくすることが可能になっ
ている。従って、装置の高さを小さくすることができ
る。
【0137】カートリッジローダー2のように、階段状
溝の段数が少なく、サイドプレート2030,2040
のスライド量が小さい場合でも、階段状溝をくの字状に
することで、同じスライド量でも階段状溝2030、2
032,2041の斜面角度を小さくできるため、駆動
源への負荷を軽減することができる。サイドプレート2
030,2040の詳細な構造は、図9及び図10に示
したサイドプレート30,40と同様である。
【0138】なお、カートリッジ搬送機構の構造は、図
4に示したカートリッジ搬送機構50と同じものを使用
できる。また、マガジン17は、3段を積み重ねるよう
にしたため、ドアは、1枚ドアとしている。
【0139】本実施形態によれば、装置の高さを小さく
でき、装置本体の容積を小さくできる。
【0140】また、カートリッジローダーのカートリッ
ジ搬送機構を、一つの駆動源により動作可能とすること
ができる。
【0141】また、カートリッジローダーのカートリッ
ジ上下機構の動作領域を、マガジン内に収納される記録
媒体カートリッジの本数が増えても増大することのない
ようにすることができる。
【0142】次に、図21〜図27を用いて、本発明の
第2の実施形態によるカートリッジ搬送機構の構成及び
動作について説明する。図4に示したカートリッジ搬送
機構50においては、係合ピン75,76が上下に摺動
可能となっており、ガイドレール601,602若しく
は斜面603,604に係合する構成となっていたのに
対して、本実施形態によるカートリッジ搬送機構は、係
合ピンを固定とし、代わりに、ガイドレールを可動とし
ているものである。
【0143】最初に、図21を用いて、カートリッジ搬
送機構80の全体的な構成について説明する。図21
は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬送機
構の斜視図である。図21は、カートリッジ搬送機構を
装置本体の斜め前方から見た状態を示している。
【0144】カートリッジ搬送機構80は、大別する
と、昇降ベース100と、ピッカー90とから構成され
ている。昇降ベース100は、図1,2に示したサイド
プレート30,40の動作によって、上下方向に昇降動
作を行う。ピッカー90は、テープカートリッジ17と
の係合/開放を行うものであり、昇降ベース100に設
けられた左右の内側に設けられた溝により、装置前後方
向(図中、矢印A方向)のみにスライド可能である。
【0145】ピッカー90は、大別すると、クランプア
ーム91,92と、ねじりコイルバネ96,97と、移
動部材95から構成されている。クランプアーム91,
92は、テープカートリッジ17に係合し、回動ピンを
中心に回動可能である。クランプアーム91,92の詳
細な構成については、図21,図22を用いて後述す
る。ねじりコイルバネ96,97は、クランプアーム9
1,92を内側に付勢している。
【0146】移動部材95は、クランプアーム91,9
2を保持し、かつ昇降ベース100の溝に係合してい
る。移動部材95は、昇降ベース100に設けられた溝
に係合し、テープカートリッジ17の前面に対して平行
を維持するための係合部を備えている。また、移動部材
95は、テープカートリッジ17を保持した際、テープ
カートリッジ17を装置幅方向に対して中央に方向づけ
るための二つの向い合った斜面も備えている。係合部及
び斜面については、図4において説明したとおりであ
る。
【0147】クランプアーム91,92は、ねじりコイ
ルバネ96,97により、テープカートリッジ17をし
っかり保持することを可能にしている。
【0148】ここで、図22,図23を用いて、クラン
プアーム91,92の構成について説明する。図22
は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬送機
構を構成する一方のクランプアームの斜視図であり、図
23は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬
送機構を構成する他方のクランプアームの斜視図であ
る。
【0149】図22に示すように、クランプアーム91
は、クランプアーム91に対して固定された係合ピン9
3を備えている。係合ピン93は、後述するガイドアー
ム1010と係合するに十分な長さを有している。それ
以外の構成、例えば、図5に示した曲面731の構成は
同じである。
【0150】また、図23に示すように、クランプアー
ム92は、クランプアーム92に対して固定された係合
ピン94を備えている。係合ピン94は、後述するガイ
ドアーム1020と係合するに十分な長さを有してい
る。それ以外の構成、例えば、図6に示した曲面741
の構成は同じである。
【0151】ここで、図21に戻って、移動部材95
と、その駆動機構1030の構造,構成は、図4におい
て説明したカートリッジ搬送機構50と同様である。
【0152】係合ピン93,94と係合してクランプア
ーム91,92を回動させるためのガイドアーム101
0,1020は、それぞれピン1040,1050によ
り支持され、昇降ベース100の水平面上を回動可能で
ある。また、ガイドアーム1010,1020は、昇降
ベース100の裏側に設けられた引張バネ1060,1
070によりそれぞれ内側に付勢されている。
【0153】ここで、図24,図25を用いて、ガイド
アーム1010,1020の構成について説明する。図
24は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬
送機構を構成する一方のガイドアームの斜視図であり、
図25は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構を構成する他方のガイドアームの斜視図であ
る。
【0154】図24に示すように、ガイドアーム101
0は、ピッカー90がテープカートリッジ17を保持し
ていない際、係合ピン93が係合しない位置に、面10
11を有している。
【0155】また、ガイドアーム1010は、ピッカー
90がテープカートリッジ17を保持している際は、ピ
ッカー90の移動により係合ピン93と係合して、テー
プカートリッジ17を開放する位置まで、クランプアー
ム91を回動させることができる位置に面1012を有
している。
【0156】さらに、ガイドアーム1010は、ピッカ
ー90がテープカートリッジ17をマガジン18または
記憶装置19から引出す際に、係合ピン93と係合して
クランプアーム91によるテープカートリッジ17の保
持を助ける突起1013を有している。
【0157】また、図25に示すように、ガイドアーム
1020は、面1021,1022及び突起1023を
有しており、これらは、それぞれ、ガイドアーム101
0における面1011,1012及び突起1013と同
一の機能を有している。
【0158】次に、図26,図27を用いて、カートリ
ッジ搬送機構80の動作について説明する。図26は、
本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬送機構の
カートリッジの取り込み時の動作説明図であり、図27
は、本発明の第2の実施形態によるカートリッジ搬送機
構のカートリッジの取り込み時の動作説明図である。
【0159】なお、クランプアーム92とクランプアー
ム93は、装置幅方向に対して対称な動作を行うため、
以下では、クランプアーム92の動作についてのみ説明
する。
【0160】(1)カートリッジ取り込み時図26に示
すように、ピッカー90は、待機位置(図中、実線位
置)から、図示しない駆動機構により、カートリッジの
方向(図中、F方向)へと移動を開始する。ピッカー9
0は、テープカートリッジ17を保持していないため、
クランプアーム92の係合ピン94は、ガイドアーム1
020の内側を通過する(図中、実線白抜矢印)。
【0161】クランプアーム92は、テープカートリッ
ジ17との係合後、係合面の曲面により外側に押し広げ
られる。
【0162】クランプアーム92は、係合ピン94がガ
イドアーム1020の突起1023(図25)に乗り上
げた後、先端をテープカートリッジ17のグリップ17
4に係合させ、テープカートリッジ17を保持する。図
中、二点鎖線位置まで、駆動機構は、ピッカー90をカ
ートリッジ方向に押し続ける。
【0163】駆動機構が、ピッカー90をテープカート
リッジ17と逆方向に引き、テープカートリッジ17を
マガジン18または記憶装置19から引出す際、係合ピ
ン94の外側にはガイドアーム1020の突起1023
が係合して、クランプアーム92のテープカートリッジ
17の保持を助ける。また、このときのテープカートリ
ッジ17の保持力は、ガイドアーム1020の付勢バネ
1070のバネ力を変えることで調整可能である。
【0164】この後、ピッカー90は、再度ガイドアー
ム1020と干渉するが、ガイドアーム1020が回動
して係合ピン94から逃げるため、ピッカー90は、移
動を妨げられることなく、テープカートリッジ17を待
機位置まで移動させることが可能である(図中、一点鎖
線白抜矢印)。
【0165】(2)カートリッジ送り出し時 図27に示すように、ピッカー90は、待機位置(図
中、実線位置)から、図示しない駆動機構により、カー
トリッジ方向(図中、G方向)へと移動を開始する。ピ
ッカー90は、テープカートリッジ17を保持している
ため、係合ピン94は、ガイドアーム1020の外側面
1012(図25)に係合し、クランプアーム92が外
側に回動する。これにより、クランプアーム92は、テ
ープカートリッジ17を開放する。
【0166】クランプアーム92の開放後も、テープカ
ートリッジ17は、移動部材95によりマガジン18
(又は記憶装置)への移動を続ける。
【0167】テープカートリッジ17のマガジン18
(又は記憶装置)への挿入完了(図中、二点鎖線位置)
後、駆動機構は、ピッカー90を待機位置まで押し戻す
が、このとき、クランプアーム92は、ガイドレール1
020により開放状態にあるので、再びテープカートリ
ッジ17を係合することはない。
【0168】以上説明したように、本実施形態において
は、カートリッジ搬送機構は、係合ピンを固定とし、代
わりに、ガイドレールを可動としているので、構成が簡
単になるものである。即ち、図4に示す例においては、
回動可能なクランプアーム73,74の中に、さらに、
摺動可能な係合ピン75,76を組み込む必要があり、
その構造が複雑となり、また、部品組立を行いにくいも
のであるのに対して、可動部を別々に構成することによ
り、構成が簡単となり、また、部品組立も容易となるも
のである。
【0169】本実施形態によれば、カートリッジ搬送機
構の構成を簡単にすることができる。
【0170】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジローダー
に用いるカートリッジ搬送機構を、一つの駆動源により
動作可能なものとすることができる。
【0171】また、本発明によれば、カートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構を、マガジン内に収
納される記録媒体カートリッジの本数が増えても動作領
域の増大することのないようにすることができる。
【0172】さらに、本発明によれば、カートリッジロ
ーダーに用いるマガジン搬送機構の配置を考慮すること
により、カートリッジローダー本体の幅を低減し得るも
のとなる。
【0173】また、さらに、カートリッジローダーに用
いる2枚ドアの駆動機構の構成を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーの前方斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーの後方斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーにおいて取り扱う8mmのテープカートリッジの後方
から見た外観斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構の斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構を構成する一方のクランプア
ームの斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構を構成する他方のクランプア
ームの斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構のカートリッジの取り込み時
の動作説明図である。
【図8】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーのカートリッジ搬送機構のカートリッジの取り込み時
の動作説明図である。
【図9】本発明の一実施形態によるカートリッジローダ
ーに用いるカートリッジ上下機構の一方のサイドプレー
トの斜視図である。
【図10】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構の一方のサイドプレ
ートの斜視図である。
【図11】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構のサイドプレートの
中のアーム41の斜視図である。
【図12】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構のサイドプレートの
中のアーム43の斜視図である。
【図13】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構によって、カートリ
ッジ搬送機構を上昇する時のサイドプレートの動作説明
図である。
【図14】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるカートリッジ上下機構によって、カートリ
ッジ搬送機構を下降する時のサイドプレートの動作説明
図である。
【図15】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるマガジンの斜視図である。
【図16】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるマガジン搬送機構の斜視図である。
【図17】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるフロントパネル12の背面斜視図である。
【図18】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるフロントパネルに設けられたロック部材の
斜視図である。
【図19】本発明の一実施形態によるカートリッジロー
ダーに用いるドアの開閉機構の動作説明図である。
【図20】本発明の他の実施形態によるカートリッジロ
ーダーの全体的な構成を示す斜視図である。
【図21】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構の斜視図である。
【図22】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構を構成する一方のクランプアームの斜視図であ
る。
【図23】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構を構成する他方のクランプアームの斜視図であ
る。
【図24】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構を構成する一方のガイドアームの斜視図であ
る。
【図25】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構を構成する他方のガイドアームの斜視図であ
る。
【図26】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構のカートリッジの取り込み時の動作説明図であ
る。
【図27】本発明の第2の実施形態によるカートリッジ
搬送機構のカートリッジの取り込み時の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1…カートリッジローダー、 10…ハウジング、 1
2…フロントパネル 13,14…ドア、 16…ロック部材、 17…テー
プカートリッジ 18…マガジン、 19…記憶装置、 20…マガジン
搬送機構 21,22…レバー、 30,40,2030,204
0…サイドプレート 50…カートリッジ搬送機構、 60,100…昇降ベ
ース 70,90…ピッカー、 73,74…クランプアーム 75,76…係合ピン、 77…移動部材 78,79…ねじりコイルバネ、 184…背面溝 301,302,401,2031,2032,304
1…階段状溝 601,602…ガイドレール、 603,604…斜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 邦典 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体カートリッジを収納する
    マガジンを装置へ挿入/排出するマガジン搬送機構と、 上記記録媒体カートリッジへデータの読み取り/書き込
    みを行う記憶装置と、 上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上記マ
    ガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カートリ
    ッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構と、 上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記記録
    媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下機構
    とを有するカートリッジローダーにおいて、 上記カートリッジ搬送機構は、 駆動源の取り付けられたベースと、 上記駆動源からの駆動力により、上記ベースに対して摺
    動可能なピッカーとから構成され、 上記ピッカーは、上記記録媒体カートリッジの保持/開
    放を行うために回動可能なクランプアームと、 このクランプアームに取り付けられた係合ピンとを備
    え、 また、上記ベースは、上記係合ピンと係合して、上記ク
    ランプアームを回動させるガイドレールを備えたことを
    特徴とするカートリッジローダー。
  2. 【請求項2】 複数の記録媒体カートリッジを収納する
    マガジンを装置へ挿入/排出するマガジン搬送機構と、 上記記録媒体カートリッジへデータの読み取り/書き込
    みを行う記憶装置と、 上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上記マ
    ガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カートリ
    ッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構と、 上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記記録
    媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下機構
    とを有するカートリッジローダーにおいて、 上記カートリッジ上下機構は、 上記カートリッジ搬送機構の設けられたピンに係合する
    とともに、装置に対して固定された垂直溝を有するハウ
    ジングと、 上記カートリッジ搬送機構の設けられたピンに係合し、
    上記カートリッジ搬送機構を保持する複数の水平溝を斜
    面溝で結んだ階段状溝を有するとともに、 水平移動可能なサイドプレートから構成されるととも
    に、 上記階段状溝は、折り返しのあるく字状の形状を有する
    ことを特徴とするカートリッジローダー。
  3. 【請求項3】 複数の記録媒体カートリッジを収納する
    マガジンを装置へ挿入/排出するマガジン搬送機構と、 上記記録媒体カートリッジへデータの読み取り/書き込
    みを行う記憶装置と、上記マガジン搬送機構により装置
    内に挿入された上記マガジン若しくは上記記憶装置から
    上記記録媒体カートリッジを取り込み/送り出すカート
    リッジ搬送機構と、 上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記記録
    媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下機構
    とを有するカートリッジローダーにおいて、 上記マガジン搬送機構は、装置の後側に配置されるとと
    もに、上記マガジンの背面に形成された溝と係合して上
    記マガジンを往復動させるレバーを有することを特徴と
    するカートリッジローダー。
  4. 【請求項4】 複数の記録媒体カートリッジを収納する
    マガジンを装置へ挿入/排出するマガジン搬送機構と、 上記記録媒体カートリッジへデータの読み取り/書き込
    みを行う記憶装置と、 上記マガジン搬送機構により装置内に挿入された上記マ
    ガジン若しくは上記記憶装置から上記記録媒体カートリ
    ッジを取り込み/送り出すカートリッジ搬送機構と、 上記カートリッジ搬送機構を上昇/下降して、上記記録
    媒体カートリッジを上下移動するカートリッジ上下機構
    とを有するカートリッジローダーにおいて、 上記マガジンの装置への挿入/排出用の開口に対して開
    閉可能であるとともに、この開口の上端と下端を中心と
    してそれぞれ回転可能な2枚のドアを備え、 上記カートリッジ上下機構を構成する水平移動可能なサ
    イドプレートと係合して、上記ドアを開閉することを特
    徴とするカートリッジローダー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010109651A1 (ja) * 2009-03-27 2012-09-27 富士通株式会社 ロボットハンド及びライブラリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2010109651A1 (ja) * 2009-03-27 2012-09-27 富士通株式会社 ロボットハンド及びライブラリ装置

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