JPH10125638A - 研磨用組成物及びそれを使用した半導体基板上の金属膜の平坦化方法 - Google Patents
研磨用組成物及びそれを使用した半導体基板上の金属膜の平坦化方法Info
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- JPH10125638A JPH10125638A JP23089097A JP23089097A JPH10125638A JP H10125638 A JPH10125638 A JP H10125638A JP 23089097 A JP23089097 A JP 23089097A JP 23089097 A JP23089097 A JP 23089097A JP H10125638 A JPH10125638 A JP H10125638A
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体基板に於ける金属膜に対し高速研磨能
を有すると共に、優れた金属膜/絶縁膜の研磨選択性を
有する研磨用組成物を提供する。 【解決手段】 酸化セリウムをCeに換算し5重量%〜
40重量%含有してなる平均粒子径が2μm以下の酸化
アルミニウム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれ
た少なくとも1種の金属酸化物よりなる研磨材(A)、
および酸化剤(B)よりなる研磨用組成物を用いる。
を有すると共に、優れた金属膜/絶縁膜の研磨選択性を
有する研磨用組成物を提供する。 【解決手段】 酸化セリウムをCeに換算し5重量%〜
40重量%含有してなる平均粒子径が2μm以下の酸化
アルミニウム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれ
た少なくとも1種の金属酸化物よりなる研磨材(A)、
および酸化剤(B)よりなる研磨用組成物を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板上に形成
された金属膜を、欠陥を発生させずに高速に研磨し、し
かも金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、絶縁膜表面の
欠陥の発生を抑制し得る研磨用組成物、ならびにかかる
研磨用組成物を用い半導体基板上に形成された金属膜を
平坦化することを特徴とする、半導体基板上の金属膜の
平坦化方法に関するものである。
された金属膜を、欠陥を発生させずに高速に研磨し、し
かも金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、絶縁膜表面の
欠陥の発生を抑制し得る研磨用組成物、ならびにかかる
研磨用組成物を用い半導体基板上に形成された金属膜を
平坦化することを特徴とする、半導体基板上の金属膜の
平坦化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI技術の急速な進展により、集積回
路はますます微細化や多層配線化の傾向にある。集積回
路に於ける多層配線化は半導体表面の凹凸を極めて大き
くし、かかる凹凸による段差の存在が、配線の段切れや
抵抗値の増大を招き、集積回路の微細化とも相まって断
線や電流容量の低下、エレクトロマイグレーションの発
生などをもたらし、歩留まりの低下や信頼性上の問題を
きたす原因となっている。この為、多層配線基板におけ
る金属配線や層間絶縁膜を平坦化し、各層間の凹凸を無
くす平坦化技術が必要となってきている。平坦化加工技
術は種々開発されてきており、その一つにCMP(ケミ
カルメカニカルポリッシング)技術がある。この技術は
半導体製造において、層間絶縁膜の平坦化、埋め込み配
線形成、プラグ形成等に必要となる技術である。
路はますます微細化や多層配線化の傾向にある。集積回
路に於ける多層配線化は半導体表面の凹凸を極めて大き
くし、かかる凹凸による段差の存在が、配線の段切れや
抵抗値の増大を招き、集積回路の微細化とも相まって断
線や電流容量の低下、エレクトロマイグレーションの発
生などをもたらし、歩留まりの低下や信頼性上の問題を
きたす原因となっている。この為、多層配線基板におけ
る金属配線や層間絶縁膜を平坦化し、各層間の凹凸を無
くす平坦化技術が必要となってきている。平坦化加工技
術は種々開発されてきており、その一つにCMP(ケミ
カルメカニカルポリッシング)技術がある。この技術は
半導体製造において、層間絶縁膜の平坦化、埋め込み配
線形成、プラグ形成等に必要となる技術である。
【0003】CMPは、通常半導体材料からなる平坦な
ウェハーを、湿ったポリッシングパッドに対して下方に
一定の圧力をかけながら保持し、ポリッシングパッドを
貼りつけたポリッシングプラテンおよびウェハーを保持
したウェハーキャリアーが各々回転することにより行わ
れる。またこの時ウェハーとポリッシングパットの間に
導入される研磨剤により、配線や絶縁膜の凸部を研磨し
平坦化を行う。導入される研磨材の材質・粒度・添加剤
などにより研磨速度や研磨面の表面状態が大きく影響さ
れる。
ウェハーを、湿ったポリッシングパッドに対して下方に
一定の圧力をかけながら保持し、ポリッシングパッドを
貼りつけたポリッシングプラテンおよびウェハーを保持
したウェハーキャリアーが各々回転することにより行わ
れる。またこの時ウェハーとポリッシングパットの間に
導入される研磨剤により、配線や絶縁膜の凸部を研磨し
平坦化を行う。導入される研磨材の材質・粒度・添加剤
などにより研磨速度や研磨面の表面状態が大きく影響さ
れる。
【0004】図1に従来のCMP技術を用いた埋め込み
金属配線の形成の一例(断面図)を示す。まずはじめに
図1(A)のようにシリコン基板等の半導体基板1上
に、絶縁膜2を形成しこれを平坦化する。絶縁膜用の研
磨材組成物としては、コロイダルシリカにKOH等のア
ルカリ性成分を混合したものや、酸化セリウムなどが一
般に用いられる。次に図1(B)に示すようにフォトリ
ソグラフィー法およびエッチング法で、絶縁膜2に金属
配線用の溝、あるいは接続配線用の開口部を形成する。
次に図1(C)に示すように絶縁膜2に形成した溝ある
いは開口部に、溝や開口部に埋め込んだ金属膜とシリコ
ン基板との接触抵抗を低下させる目的で、更には金属膜
と絶縁膜が相互拡散や反応をしないように、スパッタリ
ングやCVD等の方法により、チタニウムTi等よりな
るコンタクトメタル層3、更に必要に応じて窒化チタニ
ウムTiN等よりなるバリヤーメタル層4を形成する。
次に図1(D)に示すように厚みが絶縁膜2に形成した
溝や開口部の高さ以上となるように、配線用の金属膜5
を埋め込む。金属膜として、タングステンW、アルミニ
ウムAl、銅Cu等が用いられる。次に図1(E)に示
すように溝または開口部以外の余分な金属膜を研磨によ
り取り除く。金属膜の研磨には、通常、酸化アルミニウ
ム又は酸化ケイ素等の研磨材に水と過酸化水素等の酸化
剤よりなる研磨用組成物が使用されている。
金属配線の形成の一例(断面図)を示す。まずはじめに
図1(A)のようにシリコン基板等の半導体基板1上
に、絶縁膜2を形成しこれを平坦化する。絶縁膜用の研
磨材組成物としては、コロイダルシリカにKOH等のア
ルカリ性成分を混合したものや、酸化セリウムなどが一
般に用いられる。次に図1(B)に示すようにフォトリ
ソグラフィー法およびエッチング法で、絶縁膜2に金属
配線用の溝、あるいは接続配線用の開口部を形成する。
次に図1(C)に示すように絶縁膜2に形成した溝ある
いは開口部に、溝や開口部に埋め込んだ金属膜とシリコ
ン基板との接触抵抗を低下させる目的で、更には金属膜
と絶縁膜が相互拡散や反応をしないように、スパッタリ
ングやCVD等の方法により、チタニウムTi等よりな
るコンタクトメタル層3、更に必要に応じて窒化チタニ
ウムTiN等よりなるバリヤーメタル層4を形成する。
次に図1(D)に示すように厚みが絶縁膜2に形成した
溝や開口部の高さ以上となるように、配線用の金属膜5
を埋め込む。金属膜として、タングステンW、アルミニ
ウムAl、銅Cu等が用いられる。次に図1(E)に示
すように溝または開口部以外の余分な金属膜を研磨によ
り取り除く。金属膜の研磨には、通常、酸化アルミニウ
ム又は酸化ケイ素等の研磨材に水と過酸化水素等の酸化
剤よりなる研磨用組成物が使用されている。
【0005】金属膜5の研磨材として酸化アルミニウ
ム、例えば結晶形がα型の酸化アルミニウムを用いた場
合には硬度が高く、高い研磨速度を示す反面、金属膜5
や絶縁膜2の表面にマイクロスクラッチやオレンジピー
ル等の欠陥を発生させるとの不都合が生じる。他方α型
に比べ軟らかいγ型等の酸化アルミニウム(遷移アルミ
ナ)や酸化ケイ素を用いた場合では、金属膜5や絶縁膜
2の表面にマイクロスクラッチやオレンジピール等の欠
陥の発生を抑えることはできるものの、金属膜5の研磨
に際して十分な研磨速度が得られないとの不都合が生じ
る。
ム、例えば結晶形がα型の酸化アルミニウムを用いた場
合には硬度が高く、高い研磨速度を示す反面、金属膜5
や絶縁膜2の表面にマイクロスクラッチやオレンジピー
ル等の欠陥を発生させるとの不都合が生じる。他方α型
に比べ軟らかいγ型等の酸化アルミニウム(遷移アルミ
ナ)や酸化ケイ素を用いた場合では、金属膜5や絶縁膜
2の表面にマイクロスクラッチやオレンジピール等の欠
陥の発生を抑えることはできるものの、金属膜5の研磨
に際して十分な研磨速度が得られないとの不都合が生じ
る。
【0006】研磨材として酸化セリウムは絶縁膜2の研
磨に高い研磨速度を示すことが知られているが、金属膜
5、コンタクトメタル層3及びバリヤーメタル層4を研
磨した場合、金属膜/絶縁膜の研磨選択性が悪く、研磨
終点において絶縁膜2も研磨してしまう。そのため絶縁
膜2の平坦化が損なわれることや、絶縁膜2上にマイク
ロスクラッチやオレンジピールが発生する可能性がある
ことから金属膜5、コンタクトメタル層3及びバリヤー
メタル層4の研磨には適さないとされている。また酸化
セリウムの低純度品は放射性同位元素を含むため、研磨
材がデバイス上に残留した場合、該放射性同位元素から
放射されるα線によりソフトエラーが発生するという問
題がある。高純度品ではコストが高くなるとの問題があ
る。
磨に高い研磨速度を示すことが知られているが、金属膜
5、コンタクトメタル層3及びバリヤーメタル層4を研
磨した場合、金属膜/絶縁膜の研磨選択性が悪く、研磨
終点において絶縁膜2も研磨してしまう。そのため絶縁
膜2の平坦化が損なわれることや、絶縁膜2上にマイク
ロスクラッチやオレンジピールが発生する可能性がある
ことから金属膜5、コンタクトメタル層3及びバリヤー
メタル層4の研磨には適さないとされている。また酸化
セリウムの低純度品は放射性同位元素を含むため、研磨
材がデバイス上に残留した場合、該放射性同位元素から
放射されるα線によりソフトエラーが発生するという問
題がある。高純度品ではコストが高くなるとの問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】半導体製造工程におけ
る金属膜の平坦化方法において、従来の研磨材を用いた
研磨では、研磨面に欠陥が発生する、研磨速度が遅い、
金属膜/絶縁膜の研磨選択性が低い、α線を放射する不
純物の残留等の問題があった。本発明の課題は、半導体
基板上に形成された金属膜を欠陥を発生させずに高速に
研磨し、しかも金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、絶
縁膜表面の欠陥の発生を抑え且つα線放射の少ない研磨
用組成物、ならびにかかる研磨用組成物を用い半導体基
板上に形成された金属膜の平坦化方法を提供するもので
ある。
る金属膜の平坦化方法において、従来の研磨材を用いた
研磨では、研磨面に欠陥が発生する、研磨速度が遅い、
金属膜/絶縁膜の研磨選択性が低い、α線を放射する不
純物の残留等の問題があった。本発明の課題は、半導体
基板上に形成された金属膜を欠陥を発生させずに高速に
研磨し、しかも金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、絶
縁膜表面の欠陥の発生を抑え且つα線放射の少ない研磨
用組成物、ならびにかかる研磨用組成物を用い半導体基
板上に形成された金属膜の平坦化方法を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は酸化
セリウムをCeに換算し5重量%〜40重量%含有して
なる平均粒子径が2μm以下の酸化アルミニウム、酸化
ケイ素および酸化チタンより選ばれた少なくとも1種の
金属酸化物よりなる研磨材(A)および酸化剤(B)よ
りなることを特徴とする研磨用組成物を提供するにあ
る。
セリウムをCeに換算し5重量%〜40重量%含有して
なる平均粒子径が2μm以下の酸化アルミニウム、酸化
ケイ素および酸化チタンより選ばれた少なくとも1種の
金属酸化物よりなる研磨材(A)および酸化剤(B)よ
りなることを特徴とする研磨用組成物を提供するにあ
る。
【0009】更に本発明は、半導体基板上に形成された
金属膜を、酸化セリウムをCeに換算し5重量%〜40
重量%含有してなる平均粒子径が2μm以下の酸化アル
ミニウム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれた少
なくとも1種の金属酸化物よりなる研磨材(A)、およ
び酸化剤(B)よりなる研磨用組成物スラリーをpH7
以下で用い、研磨することを特徴とする半導体基板上の
金属膜の平坦化方法を提供するにある。
金属膜を、酸化セリウムをCeに換算し5重量%〜40
重量%含有してなる平均粒子径が2μm以下の酸化アル
ミニウム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれた少
なくとも1種の金属酸化物よりなる研磨材(A)、およ
び酸化剤(B)よりなる研磨用組成物スラリーをpH7
以下で用い、研磨することを特徴とする半導体基板上の
金属膜の平坦化方法を提供するにある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の研磨用組成物は研磨材お
よび酸化剤を必須成分とするもので、本発明に用いる研
磨材は、光散乱法(マイクロトラック)により測定し
た、平均粒子径(平均二次粒子径)が約2μm以下、好
ましくは約0.2〜約1.5μmの酸化アルミニウム粉
末、酸化ケイ素粉末或いは酸化チタン粉末(以下、総称
してベース金属酸化物と称する場合がある)に、酸化セ
リウムをベース金属酸化物に対しCeに換算し約5〜約
40重量%、好ましくは約8重量%〜約30重量%含有
してなる。
よび酸化剤を必須成分とするもので、本発明に用いる研
磨材は、光散乱法(マイクロトラック)により測定し
た、平均粒子径(平均二次粒子径)が約2μm以下、好
ましくは約0.2〜約1.5μmの酸化アルミニウム粉
末、酸化ケイ素粉末或いは酸化チタン粉末(以下、総称
してベース金属酸化物と称する場合がある)に、酸化セ
リウムをベース金属酸化物に対しCeに換算し約5〜約
40重量%、好ましくは約8重量%〜約30重量%含有
してなる。
【0011】ベース金属酸化物に対する酸化セリウムの
含有量がCeとしてベース金属酸化物に対し約5重量%
未満の場合には、所望とする研磨速度の改良効果が見ら
れない。他方、酸化セリウムの含有量を40重量%より
多くしても研磨速度の向上効果は飽和し、製造コストが
高くなる。ベース金属酸化物に対する酸化セリウムはベ
ース金属酸化物中に存在してもよく、またベース金属酸
化物に付着、或いはベース金属酸化物表面を被覆してな
るいずれのものであってもよいが、ベース金属酸化物粉
末と酸化セリウム粉末を混合するのみでは、研磨速度を
向上することは殆どできない。
含有量がCeとしてベース金属酸化物に対し約5重量%
未満の場合には、所望とする研磨速度の改良効果が見ら
れない。他方、酸化セリウムの含有量を40重量%より
多くしても研磨速度の向上効果は飽和し、製造コストが
高くなる。ベース金属酸化物に対する酸化セリウムはベ
ース金属酸化物中に存在してもよく、またベース金属酸
化物に付着、或いはベース金属酸化物表面を被覆してな
るいずれのものであってもよいが、ベース金属酸化物粉
末と酸化セリウム粉末を混合するのみでは、研磨速度を
向上することは殆どできない。
【0012】本発明の研磨用組成物はスラリー状であ
り、その適用時のスラリーのpHは7以下、好ましくは
5以下で用いる。スラリーpHが7を越えると、研磨後
の金属膜の表面状態が悪化するとの不都合を生じる。ス
ラリーのpHは、添加する酸化剤の種類、量に依存する
が、当該酸化剤が安定なpH領域において、公知の酸、
アルカリ成分によりpHを調整することが可能である。
り、その適用時のスラリーのpHは7以下、好ましくは
5以下で用いる。スラリーpHが7を越えると、研磨後
の金属膜の表面状態が悪化するとの不都合を生じる。ス
ラリーのpHは、添加する酸化剤の種類、量に依存する
が、当該酸化剤が安定なpH領域において、公知の酸、
アルカリ成分によりpHを調整することが可能である。
【0013】本発明の研磨用組成物において酸化剤は必
須である。酸化剤を添加することにより難削性の金属膜
の表面を酸化しながら研磨し研磨速度を向上させること
ができる。用いられる酸化剤としては公知の酸化剤、例
えば過酸化水素、硝酸鉄、沃素酸、沃素酸塩、過塩素
酸、過塩素酸塩等が挙げられる。就中、過酸化水素や硝
酸鉄の適用が推奨される。添加量としては研磨用組成物
に対しては約0.5重量%または容量%〜約15重量%
または容量%の範囲で添加するのが望ましい。また添加
の時期であるが、酸化剤の変質等が無ければ特に制限を
受けないが、研磨直前に添加するのが望ましい。
須である。酸化剤を添加することにより難削性の金属膜
の表面を酸化しながら研磨し研磨速度を向上させること
ができる。用いられる酸化剤としては公知の酸化剤、例
えば過酸化水素、硝酸鉄、沃素酸、沃素酸塩、過塩素
酸、過塩素酸塩等が挙げられる。就中、過酸化水素や硝
酸鉄の適用が推奨される。添加量としては研磨用組成物
に対しては約0.5重量%または容量%〜約15重量%
または容量%の範囲で添加するのが望ましい。また添加
の時期であるが、酸化剤の変質等が無ければ特に制限を
受けないが、研磨直前に添加するのが望ましい。
【0014】本発明の研磨剤は、通常約40〜約150
m2 /g、好ましくは約50〜約130m2 /gのBE
T比表面積を有するものを用いる。40m2 /g以下の
場合には、一次粒子径が大きくなりすぎ、研磨面にスク
ラッチやオレンジピールなどの欠陥が発生しやすい。他
方150m2 /gを越える場合には、150m2 /g以
下のものに比較し一次粒子が小さく結晶化度が低いた
め、一般的に研磨速度の改良効果も低くなる。
m2 /g、好ましくは約50〜約130m2 /gのBE
T比表面積を有するものを用いる。40m2 /g以下の
場合には、一次粒子径が大きくなりすぎ、研磨面にスク
ラッチやオレンジピールなどの欠陥が発生しやすい。他
方150m2 /gを越える場合には、150m2 /g以
下のものに比較し一次粒子が小さく結晶化度が低いた
め、一般的に研磨速度の改良効果も低くなる。
【0015】本発明の研磨材としてCeを含有させる酸
化物に酸化アルミニウムを用いる場合には、結晶形が遷
移アルミナ或いは非晶質の酸化アルミニウムを用いるこ
とが推奨される。α型の酸化アルミニウムが存在する場
合には、研磨面に欠陥が発生する場合がある。
化物に酸化アルミニウムを用いる場合には、結晶形が遷
移アルミナ或いは非晶質の酸化アルミニウムを用いるこ
とが推奨される。α型の酸化アルミニウムが存在する場
合には、研磨面に欠陥が発生する場合がある。
【0016】本発明の研磨材は、平均粒子径が約2μm
以下である酸化アルミニウムおよび/または酸化ケイ
素、或いは焼成後平均粒子径が約2μm以下の酸化アル
ミニウムおよび/または酸化ケイ素となる該金属酸化物
前駆体物質を水やアルコール、例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の溶
媒に懸濁させた後、該懸濁液に、焼成後ベース金属酸化
物に対しCe換算で約5重量%〜約40重量%、好まし
くは約8重量%〜約30重量%の酸化セリウムとなる量
のセリウム化合物を添加し、均一に混合した後、乾燥、
焼成することにより製造することができる。
以下である酸化アルミニウムおよび/または酸化ケイ
素、或いは焼成後平均粒子径が約2μm以下の酸化アル
ミニウムおよび/または酸化ケイ素となる該金属酸化物
前駆体物質を水やアルコール、例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の溶
媒に懸濁させた後、該懸濁液に、焼成後ベース金属酸化
物に対しCe換算で約5重量%〜約40重量%、好まし
くは約8重量%〜約30重量%の酸化セリウムとなる量
のセリウム化合物を添加し、均一に混合した後、乾燥、
焼成することにより製造することができる。
【0017】上記金属酸化物前駆体物質としては、例え
ば各金属水和物、硝酸塩、酢酸塩、硫酸塩、シュウ酸
塩、アンモニウム塩あるいは炭酸塩が挙げられるが、中
でも水酸化物が好適に用いられる。平均粒子径が2μm
以下の金属酸化物あるいは焼成後金属酸化物となる金属
酸化物前駆体物質の製造方法としては、公知の方法が適
用できるが、それらの中でも金属アルコキシド(例え
ば、アルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムエト
キシド、アルミニウムn−イソプロポキシド、アルミニ
ウムn−ブトキシド等)をアルコール中で加水分解する
アルコキシド法、アルミニウムハライドやシリコンハラ
イド(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、
沃化アルミニウム、塩化ケイ素、臭化ケイ素、沃化ケイ
素等)の金属化合物を気化させ、酸水素炎中で焼成加水
分解する気相法等を挙げることができる。これらの方法
により得られた酸化アルミニウムや酸化ケイ素粉末は約
0.5μm以下、通常約0.01μm〜約0.2μmの
平均粒子径を有する一次粒子が凝集したものであり、研
磨に際し研磨圧により一次粒子近傍まで解砕される。
ば各金属水和物、硝酸塩、酢酸塩、硫酸塩、シュウ酸
塩、アンモニウム塩あるいは炭酸塩が挙げられるが、中
でも水酸化物が好適に用いられる。平均粒子径が2μm
以下の金属酸化物あるいは焼成後金属酸化物となる金属
酸化物前駆体物質の製造方法としては、公知の方法が適
用できるが、それらの中でも金属アルコキシド(例え
ば、アルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムエト
キシド、アルミニウムn−イソプロポキシド、アルミニ
ウムn−ブトキシド等)をアルコール中で加水分解する
アルコキシド法、アルミニウムハライドやシリコンハラ
イド(例えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、
沃化アルミニウム、塩化ケイ素、臭化ケイ素、沃化ケイ
素等)の金属化合物を気化させ、酸水素炎中で焼成加水
分解する気相法等を挙げることができる。これらの方法
により得られた酸化アルミニウムや酸化ケイ素粉末は約
0.5μm以下、通常約0.01μm〜約0.2μmの
平均粒子径を有する一次粒子が凝集したものであり、研
磨に際し研磨圧により一次粒子近傍まで解砕される。
【0018】セリウム化合物としては、金属酸化物或い
は金属酸化物の前駆体を分散した溶媒中に溶解、或いは
均一に分散するセリウム化合物(III 価かIV 価)であ
れば特に制限されるものではなく、例えば硝酸セリウ
ム、酢酸セリウム、硫酸セリウム、塩化セリウム、シュ
ウ酸セリウム、炭酸セリウム、硫酸セリウムアンモニウ
ムおよび硝酸セリウムアンモニウム等の硝酸塩、酢酸
塩、硫酸塩、シュウ酸塩、アンモニウム塩あるいは炭酸
等を挙げることができる。好ましくはセリウム化合物と
しては硝酸セリウム、酢酸セリウム、硫酸セリウム、塩
化セリウム等が挙げられる。
は金属酸化物の前駆体を分散した溶媒中に溶解、或いは
均一に分散するセリウム化合物(III 価かIV 価)であ
れば特に制限されるものではなく、例えば硝酸セリウ
ム、酢酸セリウム、硫酸セリウム、塩化セリウム、シュ
ウ酸セリウム、炭酸セリウム、硫酸セリウムアンモニウ
ムおよび硝酸セリウムアンモニウム等の硝酸塩、酢酸
塩、硫酸塩、シュウ酸塩、アンモニウム塩あるいは炭酸
等を挙げることができる。好ましくはセリウム化合物と
しては硝酸セリウム、酢酸セリウム、硫酸セリウム、塩
化セリウム等が挙げられる。
【0019】セリウム化合物を添加、混合した金属酸化
物或いは金属酸化物前駆体を分散した溶媒は、次いで乾
燥し、溶媒を除去した後、約600〜約1100℃、1
分以上、通常約10分〜約5時間焼成する。該溶媒の乾
燥は、フラッシュ乾燥機或いは気流乾燥機の使用が推奨
されるが、凝集力の小さい微粒の乾燥粉末体が得られる
ならば特に制限されるものではない。
物或いは金属酸化物前駆体を分散した溶媒は、次いで乾
燥し、溶媒を除去した後、約600〜約1100℃、1
分以上、通常約10分〜約5時間焼成する。該溶媒の乾
燥は、フラッシュ乾燥機或いは気流乾燥機の使用が推奨
されるが、凝集力の小さい微粒の乾燥粉末体が得られる
ならば特に制限されるものではない。
【0020】乾燥後の焼成温度が上記より低いとセリウ
ム源であるセリウム化合物が酸化セリウムになりえず、
またこの温度を超える場合には粒径が大きくなりすぎ研
磨材としての使用時に欠陥の発生の原因となりうる。ま
た、金属酸化物が酸化アルミニウムの場合には、焼成後
の酸化アルミニウムの結晶形が主としてγ−アルミナ等
の遷移アルミナや非晶質アルミナであるように焼成す
る。かかる焼成条件は上記焼成温度ならびに時間の範囲
から適宜選択すればよい。
ム源であるセリウム化合物が酸化セリウムになりえず、
またこの温度を超える場合には粒径が大きくなりすぎ研
磨材としての使用時に欠陥の発生の原因となりうる。ま
た、金属酸化物が酸化アルミニウムの場合には、焼成後
の酸化アルミニウムの結晶形が主としてγ−アルミナ等
の遷移アルミナや非晶質アルミナであるように焼成す
る。かかる焼成条件は上記焼成温度ならびに時間の範囲
から適宜選択すればよい。
【0021】焼成装置としてはロータリーキルン、瞬間
仮焼炉、充填式焼成炉、流動式焼成炉、トンネル炉、真
空焼成炉、シャトル炉等の公知の焼成炉が使用可能であ
り、特に制限されないが、通常、生産性と材質の耐熱性
等の点からロータリーキルン、トンネル炉、シャトル炉
等が好適である。
仮焼炉、充填式焼成炉、流動式焼成炉、トンネル炉、真
空焼成炉、シャトル炉等の公知の焼成炉が使用可能であ
り、特に制限されないが、通常、生産性と材質の耐熱性
等の点からロータリーキルン、トンネル炉、シャトル炉
等が好適である。
【0022】上記方法で得られる酸化セリウムを含有す
る金属酸化物(酸化アルミニウム、酸化ケイ素または酸
化チタン)は、その表面状態を透過型電子顕微鏡で観察
した場合、金属酸化物表面を酸化セリウムで被覆したも
の、金属酸化物表面の一部を被覆したもの、あるいは金
属酸化物粒子内に酸化セリウムを内包したいずれかの状
態を呈している。酸化セリウムを含有する金属酸化物の
平均粒子径は約2μm以下、好ましくは約0.2〜約
1.5μmである。
る金属酸化物(酸化アルミニウム、酸化ケイ素または酸
化チタン)は、その表面状態を透過型電子顕微鏡で観察
した場合、金属酸化物表面を酸化セリウムで被覆したも
の、金属酸化物表面の一部を被覆したもの、あるいは金
属酸化物粒子内に酸化セリウムを内包したいずれかの状
態を呈している。酸化セリウムを含有する金属酸化物の
平均粒子径は約2μm以下、好ましくは約0.2〜約
1.5μmである。
【0023】当該研磨材を半導体基板上に形成された金
属膜の平坦化に用いる場合には、当該研磨材と酸化剤、
必要に応じて水よりなる研磨用組成物をスラリー状で用
いる。研磨用組成物の形成は研磨材と酸化剤、必要に応
じて水を同時に混合・分散してもよいし、研磨材と水、
研磨材と酸化剤、酸化剤と水を予め混合しておいた後、
研磨剤としての適用時に不足する他の成分を混合し、分
散使用することもできる。スラリーにする分散方法とし
ては、例えば、ホモジナイザー、超音波、湿式媒体ミル
等による分散方法が挙げられる。スラリー濃度としては
通常約1〜約30重量%(研磨用組成物中の研磨材含有
量)で用いられる。本発明の研磨用組成物には必要に応
じて分散剤、沈降防止剤および消泡剤等の公知の添加剤
を添加し使用することは勿論可能である。
属膜の平坦化に用いる場合には、当該研磨材と酸化剤、
必要に応じて水よりなる研磨用組成物をスラリー状で用
いる。研磨用組成物の形成は研磨材と酸化剤、必要に応
じて水を同時に混合・分散してもよいし、研磨材と水、
研磨材と酸化剤、酸化剤と水を予め混合しておいた後、
研磨剤としての適用時に不足する他の成分を混合し、分
散使用することもできる。スラリーにする分散方法とし
ては、例えば、ホモジナイザー、超音波、湿式媒体ミル
等による分散方法が挙げられる。スラリー濃度としては
通常約1〜約30重量%(研磨用組成物中の研磨材含有
量)で用いられる。本発明の研磨用組成物には必要に応
じて分散剤、沈降防止剤および消泡剤等の公知の添加剤
を添加し使用することは勿論可能である。
【0024】このようにして調整された本発明の研磨用
組成物は半導体基板上に形成された金属膜の平坦化に適
用される。この場合の研磨用組成物のスラリーpHは、
通常約7以下、好ましくは約5以下で使用される。研磨
対象となる半導体基板上の金属膜は、特に制限されない
が、例えば、タングステンW,アルミニウムAl, 銅C
u、チタニウムTiやこれらの合金等の公知の配線、プ
ラグ用、コンタクトメタル用の金属膜が挙げられる。
組成物は半導体基板上に形成された金属膜の平坦化に適
用される。この場合の研磨用組成物のスラリーpHは、
通常約7以下、好ましくは約5以下で使用される。研磨
対象となる半導体基板上の金属膜は、特に制限されない
が、例えば、タングステンW,アルミニウムAl, 銅C
u、チタニウムTiやこれらの合金等の公知の配線、プ
ラグ用、コンタクトメタル用の金属膜が挙げられる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、酸化アル
ミニウム、酸化ケイ素或いは酸化チタンに酸化セリウム
を含有させて得られた研磨材に酸化剤を混合するという
簡単な方法で、金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、高
速で金属膜を研磨し、かつソフトエラーの原因となるα
線放射量の少ない研磨用組成物を見い出したものであ
り、半導体基板上の金属膜の研磨は勿論のこと、磁気デ
ィスク基板や金属の表面処理用の研磨用組成物として、
その産業上における利用価値は頗る大なるものである。
ミニウム、酸化ケイ素或いは酸化チタンに酸化セリウム
を含有させて得られた研磨材に酸化剤を混合するという
簡単な方法で、金属膜/絶縁膜の研磨選択性に優れ、高
速で金属膜を研磨し、かつソフトエラーの原因となるα
線放射量の少ない研磨用組成物を見い出したものであ
り、半導体基板上の金属膜の研磨は勿論のこと、磁気デ
ィスク基板や金属の表面処理用の研磨用組成物として、
その産業上における利用価値は頗る大なるものである。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれらによって限定されるものではない。尚、
本発明に於ける測定は以下の方法により実施した。
本発明はこれらによって限定されるものではない。尚、
本発明に於ける測定は以下の方法により実施した。
【0027】平均粒子径(二次粒子径):マイクロトラ
ックMKII粒度分析計(SPAモデル7997−20
日機装株式会社製)により累積50%径を測定した。
ックMKII粒度分析計(SPAモデル7997−20
日機装株式会社製)により累積50%径を測定した。
【0028】BET比表面積:流動式比表面積自動測定
装置(フローソーブII 2300PC−1A、株式会
社島津製作所製)により測定した。
装置(フローソーブII 2300PC−1A、株式会
社島津製作所製)により測定した。
【0029】α線放出量:α線量が0.1c/cm2 ・
hr以上はアロカ社製(モデルZDS−451)のα線
量測定装置、α線量が0.1c/cm2 ・hr未満のも
のは住友化学工業製(LACS−4000M)低レベル
α線測定装置にて測定した。
hr以上はアロカ社製(モデルZDS−451)のα線
量測定装置、α線量が0.1c/cm2 ・hr未満のも
のは住友化学工業製(LACS−4000M)低レベル
α線測定装置にて測定した。
【0030】実施例1 アルミニウムアルコキシドの加水分解により製造された
平均粒子0.6μmの水酸化アルミニウム250gをイ
ソプロピルアルコール(以下IPAと称する)940m
l中に懸濁させてなるスラリー中に、IPA170gに
硝酸セリウム[Ce(NO3 )3 ・6H2 O]52.6
9g(酸化アルミニウムに対しCeとして10重量%に
相当する)を溶解させた液を滴下、撹拌混合し、更にこ
の混合液を2時間加熱還流した後、乾燥させた。この乾
燥粉末を1050℃で3時間焼成を行った。得られた粉
末のX線回折によりみた酸化アルミニウムの結晶形はγ
−アルミナであり、平均粒子径は0.8μm、BET比
表面積は56m2 /gであり、透過型電子顕微鏡での元
素分析(TEM−EDX)結果から、アルミナの一次粒
子各々にセリウムが含有されていることも確認された。
このようにして得られた酸化セリウム含有酸化アルミニ
ウム粉末9gを水141gに分散させ6重量%濃度のス
ラリーとした湿式粉砕した(湿式粉砕後の平均粒子径は
0.51μm、BET比表面積は57m2 /gであっ
た)後、酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶
液150gを酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリ
ーに混合し(混合比1:1、スラリー濃度3重量%、p
H=1.1)研磨組成物を形成した後、これを用いて、
タングステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研
磨した。タングステン膜およびチタニウム膜の場合、膜
厚約0.8μmの膜を加工圧力300g/cm2 、定盤
回転数200rpmの条件下で、研磨布にSUBA80
0(商品名、ロデール社)を用いて行った。一方シリコ
ン酸化膜の場合、膜厚約1μmの膜を加工圧力300g
/cm2 、定盤回転数140rpmの条件下で、研磨布
にSUBA800(商品名、ロデール社)を用いて行っ
た。研磨速度および研磨後の表面状態(欠陥の有無)を
測定した。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。ま
た研磨材のα線量を測定したところ、α線量は0.00
7c/cm2 ・hrであった。
平均粒子0.6μmの水酸化アルミニウム250gをイ
ソプロピルアルコール(以下IPAと称する)940m
l中に懸濁させてなるスラリー中に、IPA170gに
硝酸セリウム[Ce(NO3 )3 ・6H2 O]52.6
9g(酸化アルミニウムに対しCeとして10重量%に
相当する)を溶解させた液を滴下、撹拌混合し、更にこ
の混合液を2時間加熱還流した後、乾燥させた。この乾
燥粉末を1050℃で3時間焼成を行った。得られた粉
末のX線回折によりみた酸化アルミニウムの結晶形はγ
−アルミナであり、平均粒子径は0.8μm、BET比
表面積は56m2 /gであり、透過型電子顕微鏡での元
素分析(TEM−EDX)結果から、アルミナの一次粒
子各々にセリウムが含有されていることも確認された。
このようにして得られた酸化セリウム含有酸化アルミニ
ウム粉末9gを水141gに分散させ6重量%濃度のス
ラリーとした湿式粉砕した(湿式粉砕後の平均粒子径は
0.51μm、BET比表面積は57m2 /gであっ
た)後、酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶
液150gを酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリ
ーに混合し(混合比1:1、スラリー濃度3重量%、p
H=1.1)研磨組成物を形成した後、これを用いて、
タングステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研
磨した。タングステン膜およびチタニウム膜の場合、膜
厚約0.8μmの膜を加工圧力300g/cm2 、定盤
回転数200rpmの条件下で、研磨布にSUBA80
0(商品名、ロデール社)を用いて行った。一方シリコ
ン酸化膜の場合、膜厚約1μmの膜を加工圧力300g
/cm2 、定盤回転数140rpmの条件下で、研磨布
にSUBA800(商品名、ロデール社)を用いて行っ
た。研磨速度および研磨後の表面状態(欠陥の有無)を
測定した。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。ま
た研磨材のα線量を測定したところ、α線量は0.00
7c/cm2 ・hrであった。
【0031】実施例2 硝酸セリウムの使用量105.38g(酸化アルミニウ
ムに対しCeとして20重量%に相当する)に変えた他
は実施例1と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニ
ウム粉末を得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであ
り、平均粒子径は0.8μm、BET比表面積は51m
2 /gであった。得られた酸化セリウム含有酸化アルミ
ニウム粉末を実施例1と同様の方法で研磨スラリー(湿
式粉砕後の平均粒子径は0.53μm、BET比表面積
は56m 2 /gであった)150gを得、このスラリー
に酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液15
0gを混合した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量
%)、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
ムに対しCeとして20重量%に相当する)に変えた他
は実施例1と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニ
ウム粉末を得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであ
り、平均粒子径は0.8μm、BET比表面積は51m
2 /gであった。得られた酸化セリウム含有酸化アルミ
ニウム粉末を実施例1と同様の方法で研磨スラリー(湿
式粉砕後の平均粒子径は0.53μm、BET比表面積
は56m 2 /gであった)150gを得、このスラリー
に酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液15
0gを混合した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量
%)、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
【0032】実施例3 実施例2と同じ酸化剤添加前のスラリー150gに、酸
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを3.8に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを3.8に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
【0033】実施例4 実施例2と同じ酸化剤添加前のスラリー150gに、酸
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを7.0に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを7.0に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
【0034】実施例5 焼成温度を850℃で3時間行う他は、実施例2と同様
にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末を得た。
この粉末の結晶形は非晶質であり、平均粒子径は2.1
μm、BET比表面積は128m2 /gであった。この
ようにして得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウム
粉末9gを水141gに分散させ6重量%濃度のスラリ
ーとし、湿式粉砕した後(湿式粉砕後の平均粒子径は
0.39μm、BET比表面積は129m2 /gであっ
た)、酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液
150gを酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリー
に混合し(混合比1:1、スラリー濃度3重量%、pH
=1.1)研磨用組成物を形成した後、実施例1と同条
件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜
を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末を得た。
この粉末の結晶形は非晶質であり、平均粒子径は2.1
μm、BET比表面積は128m2 /gであった。この
ようにして得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウム
粉末9gを水141gに分散させ6重量%濃度のスラリ
ーとし、湿式粉砕した後(湿式粉砕後の平均粒子径は
0.39μm、BET比表面積は129m2 /gであっ
た)、酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液
150gを酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリー
に混合し(混合比1:1、スラリー濃度3重量%、pH
=1.1)研磨用組成物を形成した後、実施例1と同条
件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜
を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0035】比較例1 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤と
して硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合
した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施
例1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリ
コン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表
2に示す。
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤と
して硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合
した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施
例1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリ
コン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表
2に示す。
【0036】比較例2 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径0.39μm、 BET比表面積25m2 /g
のα−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤と
して硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合
した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施
例1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリ
コン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表
2に示す。
均粒子径0.39μm、 BET比表面積25m2 /g
のα−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤と
して硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合
した後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施
例1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリ
コン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表
2に示す。
【0037】比較例3 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末7.2gに、平均粒子径0.3μ
m、BET比表面積105.5m2 /gの酸化セリウム
粉末1.8g(γ−アルミナに対しCeとして20重量
%)混合し、この混合粉末を用いた他は実施例1と同様
の方法で研磨スラリー150gを得、このスラリーに硝
酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合比1:
1で混合した後(3重量%、pH=1.1)、実施例1
と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコン
酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2に
示す。
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末7.2gに、平均粒子径0.3μ
m、BET比表面積105.5m2 /gの酸化セリウム
粉末1.8g(γ−アルミナに対しCeとして20重量
%)混合し、この混合粉末を用いた他は実施例1と同様
の方法で研磨スラリー150gを得、このスラリーに硝
酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合比1:
1で混合した後(3重量%、pH=1.1)、実施例1
と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコン
酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2に
示す。
【0038】比較例4 実施例2と同じ酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを1.1に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを1.1に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0039】比較例5 硝酸セリウムの使用量15.81g(酸化アルミニウム
に対しCeとして3重量%に相当する)に変えた他は実
施例1と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム
粉末を得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであり、
平均粒子径は0.9μm、BET比表面積は55m2 /
gであった。得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウ
ム粉末を実施例1と同様の方法で研磨スラリー150g
を得、このスラリーに酸化剤として硝酸鉄九水和物の1
0重量%水溶液150gを混合した後(混合比1:1、
スラリー濃度3重量%)、実施例1と同条件でタングス
テン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。
測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
に対しCeとして3重量%に相当する)に変えた他は実
施例1と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム
粉末を得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであり、
平均粒子径は0.9μm、BET比表面積は55m2 /
gであった。得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウ
ム粉末を実施例1と同様の方法で研磨スラリー150g
を得、このスラリーに酸化剤として硝酸鉄九水和物の1
0重量%水溶液150gを混合した後(混合比1:1、
スラリー濃度3重量%)、実施例1と同条件でタングス
テン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。
測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0040】比較例6 実施例1の方法において、平均粒子径0.6μmの水酸
化アルミニウムに代え、同法により得られた平均粒子径
2.1μmの水酸化アルミニウムを用いた他は実施例1
と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末を
得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであり、平均粒
子径は2.5μm、BET比表面積は82m2 /gであ
った。得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末
を実施例1と同様の方法で研磨スラリー150gを得、
このスラリーに酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量
%水溶液150gを混合した後(混合比1:1、スラリ
ー濃度3重量%)、実施例1と同条件でタングステン
膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定
条件を表1、測定結果を表2に示す。
化アルミニウムに代え、同法により得られた平均粒子径
2.1μmの水酸化アルミニウムを用いた他は実施例1
と同様にして酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末を
得た。この粉末の結晶形はγ−アルミナであり、平均粒
子径は2.5μm、BET比表面積は82m2 /gであ
った。得られた酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末
を実施例1と同様の方法で研磨スラリー150gを得、
このスラリーに酸化剤として硝酸鉄九水和物の10重量
%水溶液150gを混合した後(混合比1:1、スラリ
ー濃度3重量%)、実施例1と同条件でタングステン
膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定
条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0041】比較例7 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径3.5μm、BET比表面積5.8m2 /gの
酸化セリウム粉末を用いた他は実施例1と同様の方法で
研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤とし
て硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合し
た後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施例
1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコ
ン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2
に示す。また研磨材のα線量を測定したところ、α線量
は250c/cm2 ・hrであった。
均粒子径3.5μm、BET比表面積5.8m2 /gの
酸化セリウム粉末を用いた他は実施例1と同様の方法で
研磨スラリー150gを得、このスラリーに酸化剤とし
て硝酸鉄九水和物の10重量%水溶液150gを混合し
た後(混合比1:1、スラリー濃度3重量%)、実施例
1と同条件でタングステン膜、チタニウム膜及びシリコ
ン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測定結果を表2
に示す。また研磨材のα線量を測定したところ、α線量
は250c/cm2 ・hrであった。
【0042】比較例8 実施例2と同じ酸化剤添加前のスラリー150gに、酸
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを9.0に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
化剤として30%過酸化水素水を97.05g、水を5
2.95g(過酸化水素添加量約10容量%、スラリー
濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを9.0に調
整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタニウム
膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表1、測
定結果を表2に示す。
【0043】比較例9 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で酸化剤添加前の研磨スラリー150gを得、このスラ
リーに酸化剤として30%過酸化水素水を97.05
g、水を52.95g(過酸化水素添加量約10容量
%、スラリー濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpH
を3.8に調整後、実施例1と同条件でタングステン
膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定
条件を表1、測定結果を表2に示す。
均粒子径0.40μm、BET比表面積150m2 /g
のγ−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法
で酸化剤添加前の研磨スラリー150gを得、このスラ
リーに酸化剤として30%過酸化水素水を97.05
g、水を52.95g(過酸化水素添加量約10容量
%、スラリー濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpH
を3.8に調整後、実施例1と同条件でタングステン
膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定
条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0044】比較例10 酸化セリウム含有酸化アルミニウムスラリーに代え、平
均粒子径0.39μm、BET比表面積25m2 /gの
α−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法で
酸化剤添加前の研磨スラリー150gを得、このスラリ
ーに酸化剤として30%過酸化水素水を97.05g、
水を52.95g(過酸化水素添加量約10容量%、ス
ラリー濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを3.
8に調整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタ
ニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表
1、測定結果を表2に示す。
均粒子径0.39μm、BET比表面積25m2 /gの
α−アルミナ粉末を用いた他は実施例1と同様の方法で
酸化剤添加前の研磨スラリー150gを得、このスラリ
ーに酸化剤として30%過酸化水素水を97.05g、
水を52.95g(過酸化水素添加量約10容量%、ス
ラリー濃度3重量%)を混合し、硝酸によりpHを3.
8に調整後、実施例1と同条件でタングステン膜、チタ
ニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨した。測定条件を表
1、測定結果を表2に示す。
【0045】比較例11 実施例2と同じ酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを3.8に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを3.8に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0046】比較例12 実施例5と同じ酸化セリウム含有酸化アルミニウム粉末
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを1.1に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
9gを水291gに分散させ3重量%とした後、硝酸に
よりpHを1.1に調整後、実施例1と同条件でタング
ステン膜、チタニウム膜及びシリコン酸化膜を研磨し
た。測定条件を表1、測定結果を表2に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】表1、2より本発明で得られる研磨用組成
物を用いると、半導体基板上に形成された金属膜を欠陥
を発生させずに高速に研磨し、しかも金属膜/絶縁膜の
研磨選択性に優れ、絶縁膜表面の欠陥の発生を抑えるこ
とがわかる。
物を用いると、半導体基板上に形成された金属膜を欠陥
を発生させずに高速に研磨し、しかも金属膜/絶縁膜の
研磨選択性に優れ、絶縁膜表面の欠陥の発生を抑えるこ
とがわかる。
【図1】CMP技術を用いた金属配線の形成例を示す概
略断面図である。
略断面図である。
1.半導体基板 2.絶縁膜 3.コンタクトメタル層 4.バリヤーメタル層 5.金属膜
Claims (12)
- 【請求項1】酸化セリウムをCeに換算し5重量%〜4
0重量%含有してなる平均粒子径が2μm以下の酸化ア
ルミニウム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれた
少なくとも1種の金属酸化物よりなる研磨材(A)およ
び酸化剤(B)よりなることを特徴とする研磨用組成
物。 - 【請求項2】研磨材のBET比表面積が約40〜約15
0m2 /gであることを特徴とする請求項1記載の研磨
用組成物。 - 【請求項3】酸化アルミニウムの結晶形が遷移アルミナ
および/または非晶質アルミナであることを特徴とする
請求項1記載の研磨用組成物。 - 【請求項4】酸化剤が過酸化水素、硝酸鉄、沃素酸、沃
素酸塩、過塩素酸および過塩素酸塩の少なくとも1種で
あることを特徴とする請求項1記載の研磨用組成物。 - 【請求項5】研磨材(A)が、平均粒子径が2μm以下
である酸化アルミニウム、酸化ケイ素および酸化チタン
より選ばれた少なくとも1種の金属酸化物、あるいは焼
成後の平均粒子径が2μm以下となる酸化アルミニウ
ム、酸化ケイ素および酸化チタンより選ばれた少なくと
も1種の金属酸化物の前駆体物質を、溶媒に懸濁させ、
これに焼成後酸化セリウムとなるセリウム化合物を添加
混合し、乾燥し、焼成して得た金属酸化物であることを
特徴とする請求項1記載の研磨用組成物。 - 【請求項6】スラリー状態で用いることを特徴とする請
求項1記載の研磨用組成物。 - 【請求項7】焼成後酸化セリウムとなるセリウム化合物
が、硝酸塩、酢酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩、アンモニウ
ム塩あるいは炭酸塩から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とする請求項5記載の研磨用組成物。 - 【請求項8】スラリーのpHが7以下であることを特徴
とする請求項6記載の研磨用組成物。 - 【請求項9】スラリー濃度(スラリー中に含有される研
磨材の量)が、1〜30重量%であることを特徴とする
請求項6または8記載の研磨用組成物。 - 【請求項10】半導体基板上に形成された金属膜を、酸
化セリウムをCeに換算し5重量%〜40重量%含有し
てなる平均粒子径が2μm以下の酸化アルミニウム、酸
化ケイ素および酸化チタンより選ばれた少なくとも1種
の金属酸化物よりなる研磨材(A)、および酸化剤
(B)よりなる研磨用組成物スラリーをpH7以下で用
い、研磨することを特徴とする半導体基板上の金属膜の
平坦化方法。 - 【請求項11】研磨用組成物を構成する酸化剤が過酸化
水素、硝酸鉄、沃素酸、沃素酸塩、過塩素酸、過塩素酸
塩の少なくとも1種であることを特徴とする請求項10
記載の半導体基板上の金属膜の平坦化方法。 - 【請求項12】研磨に用いる研磨用組成物のスラリーp
Hが5以下であることを特徴とする請求項11記載の半
導体基板上の金属膜の平坦化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23089097A JPH10125638A (ja) | 1996-08-29 | 1997-08-27 | 研磨用組成物及びそれを使用した半導体基板上の金属膜の平坦化方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22818696 | 1996-08-29 | ||
| JP8-228186 | 1996-08-29 | ||
| JP23089097A JPH10125638A (ja) | 1996-08-29 | 1997-08-27 | 研磨用組成物及びそれを使用した半導体基板上の金属膜の平坦化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10125638A true JPH10125638A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=26528104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23089097A Pending JPH10125638A (ja) | 1996-08-29 | 1997-08-27 | 研磨用組成物及びそれを使用した半導体基板上の金属膜の平坦化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10125638A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001511468A (ja) * | 1997-07-25 | 2001-08-14 | インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト | 半導体基板のための研磨剤 |
| KR20010109098A (ko) * | 2000-06-01 | 2001-12-08 | 가지와라 야스시 | 연마용 성형체 및 이것을 이용한 연마용 정반 |
| WO2007052555A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | セリウム系研摩材 |
| CN100369211C (zh) * | 2002-07-22 | 2008-02-13 | 清美化学股份有限公司 | 半导体用研磨剂、该研磨剂的制造方法和研磨方法 |
| JP2009511719A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド | 研磨粒子材料及び研磨粒子材料を用いて加工物を平坦化する方法 |
| JP2013062522A (ja) * | 2012-11-02 | 2013-04-04 | Daikin Ind Ltd | 半導体ドライプロセス後の残渣除去液及びそれを用いた残渣除去方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23089097A patent/JPH10125638A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001511468A (ja) * | 1997-07-25 | 2001-08-14 | インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト | 半導体基板のための研磨剤 |
| KR20010109098A (ko) * | 2000-06-01 | 2001-12-08 | 가지와라 야스시 | 연마용 성형체 및 이것을 이용한 연마용 정반 |
| CN100369211C (zh) * | 2002-07-22 | 2008-02-13 | 清美化学股份有限公司 | 半导体用研磨剂、该研磨剂的制造方法和研磨方法 |
| JP2009511719A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド | 研磨粒子材料及び研磨粒子材料を用いて加工物を平坦化する方法 |
| US8685123B2 (en) | 2005-10-14 | 2014-04-01 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Abrasive particulate material, and method of planarizing a workpiece using the abrasive particulate material |
| WO2007052555A1 (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-10 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | セリウム系研摩材 |
| JP2013062522A (ja) * | 2012-11-02 | 2013-04-04 | Daikin Ind Ltd | 半導体ドライプロセス後の残渣除去液及びそれを用いた残渣除去方法 |
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