JPH101259A - 糸端吸引装置 - Google Patents

糸端吸引装置

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JPH101259A
JPH101259A JP15680896A JP15680896A JPH101259A JP H101259 A JPH101259 A JP H101259A JP 15680896 A JP15680896 A JP 15680896A JP 15680896 A JP15680896 A JP 15680896A JP H101259 A JPH101259 A JP H101259A
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JP
Japan
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yarn
yarn end
package
suction
suction nozzle
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JP15680896A
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English (en)
Inventor
Michiaki Fujiwara
道明 藤原
Shingo Takashima
信吾 高島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太番手の糸であっても確実に糸端を引き出す
ことができる糸端吸引装置を提供する。 【解決手段】 糸継ぎ等するための糸端を糸結び装置或
いは空気式糸継装置等の糸継部材13に案内する糸端吸
引装置において、パッケージ8に巻き取られた糸端の吸
引を圧空噴射によるエアサッカー15で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数列設された紡
績ユニット、ワインディングユニット等において、糸切
れ時にパッケージに巻き取られた糸端の引出しをする糸
端吸引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドラフト装置、空気紡績ノズル、糸巻取
り装置等よりなる紡績ユニットを複数並列してなる紡績
装置、或は複数の給糸パッケージとその糸を引き出し巻
取る巻取り装置とよりなるワインディングユニットを複
数並列してなるワインダにおいては、前記並列した紡績
ユニット或はワインディングユニットに沿って移動する
糸継ぎ装置を有する糸継ぎ作業台車を走行させている。
【0003】糸継ぎ装置は、糸切れ時に紡績ユニットの
紡出側糸端とワインディングユニットの巻取側糸端をそ
れぞれ引き出し、それらをスプライサ或はノッタ等の糸
継ぎ部材に案内している。太手番の糸の場合、紡出側糸
端は、圧空噴射によるエアサッカーに連結したサクショ
ンノズルにより糸端を引き出し、それを糸継ぎ部材に案
内していた。そして、パッケージに巻き取られた巻取側
糸端にあっては、作業台車に搭載されたブロアにその基
部が連通されたサクションマウスにより糸端を引き出
し、それを糸継ぎ部材に案内していた。このように上は
サッカーであるが下はサクションにする理由は、糸端が
判らないので、マウスの口を大きくしなければならず、
エアーサッカーでは吸引力不足になるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業台
車上にはあまり大型のブロアは搭載できないので、上述
のようにパッケージに巻き取られた太番手の糸の糸端を
引き出すには搭載されたブロアでは吸引力は弱く、糸端
が引き出されないといった問題が発生していた。また、
糸端が引き出されても糸継ぎ部材に案内する際、サクシ
ョンマウスから糸端がはずれてしまうといった問題も発
生していた。さらに、ブロアは、作業台車に大幅なスペ
ースをとるとともに、イニシャルコストおよびランニン
グコストが大幅にアップするといった問題がある。
【0005】また、紡出側の糸屑はエアサッカーに連結
されたダストボックスに収容されるが、巻取側の糸屑は
ブロアに連結されたダストボックスに収容され、糸屑処
理の一元化がされておらず、不合理であるといった問題
もある。さらにまた、ブロア(吸気発生)と圧空供給手
段との両方が必要であるという問題がある。
【0006】また、ブロアによる吸引では吸引力の調整
できないため強力の低い糸の場合、吸引力が強くて糸が
張切れ(ノット時)が発生するといった問題を引き起こ
していた。
【0007】本発明の目的は、従来のこのような欠点を
解決し、太番手の糸であっても確実に糸端を引き出すこ
とができる糸端吸引装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、糸継ぎ等するための糸端を糸結び装置或
いは空気式糸継装置等の糸継部材に案内する糸端吸引装
置において、パッケージに巻き取られた糸端の吸引を圧
空噴射によるエアサッカーで行うようにした。また、パ
ッケージに巻取られる糸端をパッケージの所定位置に巻
き取る糸寄手段を備えた。さらに、エアサッカーの圧空
噴射の圧力を調整する調整手段を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る糸端吸引装置
の一実施の形態を図面を参照しつつ、説明する。図3
は、本発明の糸端吸引装置が適用される紡績機と糸継ぎ
作業台車を示す概略断面図である。図4は、エアサッカ
ー部の詳細例を示す断面図である。図5は、エアサッカ
ー部の他の詳細例を示す断面図である。図6は、ソケッ
トの断面図である。
【0010】先ず、本発明の糸端吸引装置が適用される
紡績機と糸継ぎ作業台車について説明する。図3に縦断
面の概略が示されている紡績機1は、ドラフト装置2、
空気紡績ノズル3、紡績した糸7を搬送するデリベリロ
ーラ4、糸継時に糸7を吸引し糸7のたるみを取り除く
ためのスラックチューブ5、糸7の欠点を検出するため
のスラブキャッチャ6、紡績された糸7をパッケージ8
に巻取る巻取装置9よりなるユニット10を複数並設し
てなる。そして、並設したユニット10に沿って設けた
ガイドレール11によって作業台車12を走行させてい
る。作業台車12は糸継ぎ動作のための各装置及び図示
しない玉揚のための装置を搭載している。そして、玉揚
又は糸継ぎを必要とする信号を発するユニット10が発
生すると、その信号を受けて当該ユニット10位置で停
止し、玉揚又は糸継動作を行う。そして、玉揚又は糸継
作業が終了すると、次に信号を発するユニット10に向
かう。
【0011】次に、本発明の糸端吸引装置について、そ
の周辺部を含めて説明する。本発明の糸端吸引装置は、
主に、サクションノズルと呼ばれるパッケージ8の糸端
を捕捉し糸継部材13に案内するためのパッケージ側糸
端案内部材15と導管15bと吸引空気導管17とエア
サッカー18とから構成されている。
【0012】作業台車12は、前記糸継動作のためノッ
タ、スプライサ等の糸継部材13を有し、紡出側糸端を
吸引し、糸継ぎ部材13に案内するサクションノズル1
4と呼ばれる紡出側糸端案内部材と、パッケージ側糸端
を吸引し、糸継ぎ部材13に案内するサクションノズル
15とが共に後述するカム装置16のカム(図示せず)
の作動により基部を支点として旋回動するよう支持され
ている。作業台車12には図示しないが、パッケージ8
が満管となったときに、それを巻取装置9から取り出し
空ボビンを巻取装置9にセットするための玉揚装置も搭
載されている。サクションノズル14は、その基部にお
いて吸引空気導管17に接続されている。サクションノ
ズル15は、その基部において導管15bに接続されて
いる。導管15bは、吸引空気導管17に接続されてい
る。吸引空気導管17は図示しないダストボックスに連
結されている。即ち、紡出側のサクションノズル14お
よび巻取側のサクションノズル15から吸引された糸屑
は、吸引空気導管17を介して、共通の前記ダストボッ
クスに収容されるようになっており、ダストボックスは
一元化されている。吸引空気導管17内の吸引空気流
は、ダストボックスを介して大気に放出される。
【0013】サクションノズル14およびサクションノ
ズル15が接続された吸引空気導管17には、吸引空気
導管17内に圧空を吹き込むことにより、それらに吸引
作用を生じさせるエアサッカー18を設ける(図4)。
または、サクションノズル14又はサクションノズル1
5の先端に、吸引作用を生じさせる同様のエアサッカー
18を設けるようにしてもよい(図5)。エアサッカー
18に圧空を供給する装置は次の如く構成されている。
【0014】即ち、機台20に設けた加圧機(図示しな
い)に連なる主管21から各ユニット10に対応する間
隔で機台20に設けた固定ソケット22に枝管23で圧
縮空気を送っている。固定ソケット22に対向する位置
の作業台車12には台車側ソケット24を設ける。固定
ソケット22は図6に示す如く筒状をなし、内部の有孔
支持板25に摺動自在に支持され、スプリング26でソ
ケット開口27に設けた弁座28に当接している弁体2
9を支持している。弁体29の頭部30は固定ソケット
22の先端当接面31より突出する。台車側ソケット2
4は筒状をなし、固定ソケット22の弁体頭部30が当
接する受け部32に導気孔33が設けられており、受け
部32の周囲はパッキング34が設けられている。
【0015】台車側ソケット24は揺動腕35に支持さ
れ、揺動腕35はカム装置16のカム36に当接する揺
動腕37とロッド38を介して連結されている。39は
機台側ソケット24を固定ソケット22に押して当てる
ための力を与えるスプリングである。そして台車側ソケ
ット24が固定ソケット22に向け進出したときに、台
車側ソケット24の受け部32と固定ソケット22の弁
体29の頭部30が当接し弁体29をスプリング28の
弾発力に抗して押し戻すため、弁座28と弁体29との
接触が解かれ、圧空が固定側ソケット22から導気孔3
3を通して台車側ソケット24に流入する。
【0016】台車側ソケット24にはフレキシブル導管
41を経て、図3に示す例ではフレキシブル導管41に
続く導管42が吸引空気導管17に開口している。この
吸引空気導管17に対する導管42の開口方向は、図4
に拡大して示す如く、吸引空気導管17内のエア吸引方
向に添って同方向ではあるが角度を有して取り付けてあ
る。図5に示す例では、サクションノズル14またはサ
クションノズル15と一体に旋回動できるように導管4
2をサクションノズル14、15に固定し、サクション
ノズル14、15の先端内部に環状に圧空を案内するた
めの環状路43を設け、環状路43にサクションノズル
14の内方に向かって圧空を噴出する噴気孔44を設け
る。図4、図5の例において、共に、導管42の中間に
は電磁バルブ45を設け、糸継ぎ動作開始のためカム装
置16が作動したとき、カム装置16のカム40により
作動されるスイッチ46により開閉する。また、電磁バ
ルブ45は、圧空の圧力を調整する調整手段であり、糸
種、番手等に応じて、サクションノズル14、15の先
端における吸引力を調整する。
【0017】上記紡績装置1にあっては、ドラフト装置
2でドラフトされたスライバ47は、空気噴射ノズル3
で紡績されて糸7となってデリベリローラ4で送り出さ
れ巻取装置9でパッケージ8に巻き上げられている。そ
の間スラブキャチャ6でスラブ検出を行い、スラブを発
見したときは糸切断、糸継を行うことによりスラブを切
除している。
【0018】上記において、糸切断があると糸継ぎ信号
が出され、その信号により作業台車12は当該糸切断が
あったユニット10に向け移動し、停止する。そして、
糸継ぎ動作を開始するが、先ず、カム装置16が作動
し、図示しないカムによりサクションノズル15を、図
3に実線に示すサクションノズル15の位置から2点鎖
線で示すサクションノズル15aの位置まで、パッケー
ジ8に向け往復旋回動する。サクションノズル15は、
巻取り装置9のパッケージ8からその糸端を吸引し、糸
継ぎ部材13に糸継ぎを案内する。一方、サクションノ
ズル14も、図3に示す状態から空気噴射ノズル3に向
け往復旋回動して紡出側糸端を吸引し、糸継ぎ部材13
に紡出側糸端を案内する。
【0019】糸継ぎのために当該ユニット10に停止し
た作業台車12は前記カム装置16の作動によりカム群
を回転させ、それによりサクションノズル14、サクシ
ョンノズル15などを往復旋回動させるが、その1つの
カム36によって揺動腕37を揺動し、ロッド38、揺
動腕35を介して台車側ソケット24を固定側ソケット
22に当接する。この両ソケット22、24の圧接によ
り台車側ソケット24の受け部32と固定ソケット22
の弁体29の頭部30が当接し、前記した如く、圧空が
機台側の固定ソケット22から台車側ソケット24に入
る。そして、引き続くカム装置16のカムの回転により
スイッチ46が入ると弁45が開き、この圧空は図3、
図4に示す例にあっては、噴射空気導管17に対して吸
引空気導管17内の空気の流れと同方向に導管42から
斜方向に吹き出し、サクションノズル14の吸引力を発
生させる。図5に示す例では、サクションノズル14、
15の先端に近い噴気孔44からサクションノズル1
4、15内に向く圧空気流を生じさせ、このサッカー気
流によりサクションノズル14、15先端からの吸引量
を増大する。
【0020】引き続くカム装置16の回転により、サク
ションノズル14、サクションノズル15の旋回動及び
糸継ぎ部材13の糸継ぎが終了すると、サクションノズ
ル14、サクションノズル15は元位置に復帰し、ま
た、弁45も閉じられるため圧空の噴出が断たれると共
に、揺動腕37がカム36により時計針方向に旋回動
し、両ソケット22、24を離去し、作業台車12は糸
継ぎ信号を発している次ぎのユニット10に向け走行を
開始する。
【0021】次に、巻取装置9のトラバース機構につい
て説明する。図7は、巻取装置9のトラバース機構を示
す斜視図であり、図8はトラバース機構の概略を示す正
面図である。シャフト51は、所定の間隔で設けられた
軸受52によって支持されており、一端にはモータMか
ら回転を受けることができるようギア機構Gが取り付け
られている。軸受52は紡績機の多数の紡績ユニットU
の機台に取り付けられているステー53に固定されてい
る。そして、各軸受52の間のシャフト51には、樹脂
(例えばポリエステル)で成形された円筒カム54が取
り付けられる。円筒カム54の表面には右螺旋状及び左
螺旋状の溝54aが連続的に設けられている。
【0022】スライド部材57は、潤滑剤(例えば2硫
化モリブデン)が混入された樹脂(例えばポリアミド)
によって成形されており、形成されたスライド部材57
には、ガイドバー55との摺接部であるガイド孔57a
と、ガイドレール56との摺接部であるガイド溝57b
とが設けられる。一方、樹脂で形成されたスライド部材
57に対して、ガイドバー55及びガイドレール56は
金属で形成される。スライド部材57を潤滑剤が混入さ
れた樹脂で成形することで、スライド部材57とガイド
バー55との間の摩擦抵抗、及びスライド部材57とガ
イドレール56との間の摩擦抵抗は、潤滑油を使用しな
くても十分小さくなる。
【0023】スライド部材の案内手段であるガイドバー
55及びガイドレール56は、各々シャフト51の設置
方向に沿うように設置されており、ガイドバー55は軸
受52に、ガイドレール56はステー53に取り付けら
れる。又、スライド部材57には、円筒カム54の溝5
4aと係合する係合部58(図2参照)が取り付けられ
ると共に、ホルダー59を介してトラバースガイド60
が取り付けられる。
【0024】尚、係合部58の接触面58aは、溝54
aの底面と一様に接触できるような曲面となっている。
そして、トラバースガイド60は糸条Yをガイドする。
糸条Yは、フリクションローラ61の回転を受けて回転
するパッケージ8上に巻き取られる。フリクションロー
ラ61が取り付けられたラインシャフト62は、その軸
方向がシャフト51の軸方向に沿うように機台に設けら
れている。
【0025】次に上記トラバース機構の動作について説
明する。モータが回転を開始すると、モータの回転を受
けるシャフト51、及びシャフト51に取り付けられた
円筒カム54も回転を開始する。このとき、ガイドバー
55とガイドレール56との間に位置する(係合部58
と係合関係にある)溝54aは、上記のように円筒カム
54上に右螺旋状及び左螺旋状に設けられているので、
パッケージ8に対して相対的にシャフト51の軸方向
(矢印A方向)に移動する。
【0026】一方、係合部58を介して溝54aと係合
関係にあるスライド部材57は、ガイドバー55及びガ
イドレール56に摺動自在に支持されている。そのた
め、溝54aが上記のように矢印A方向に移動すると、
係合部58を介してスライド部材57が、矢印A方向に
移動し、スライド部材57に一体的に取り付けられるト
ラバースガイド60も又、矢印A方向に移動する。これ
によって、フリクションローラ61の回転を受けて、糸
条Yがトラバースされながらパッケージ8に巻取られ
る。
【0027】又、ステー53を紡績機の機台と別体に
し、ステー53自体を矢印A方向に揺動させるような駆
動機構を設ければ、パッケージ8の両端部に生じる耳高
を防止することが可能になる。
【0028】次に、巻取装置9の糸寄手段である糸寄装
置について説明する。図1は、糸寄装置が適用される巻
取装置9の斜視図である。図2は、巻取装置9の縦断面
を示す断面図である。
【0029】糸寄装置は、糸はねプレート72とアーム
74とプレート77とアーム80とソレノイド81か
ら、主に構成されている。糸はねプレート72の両側に
は支点部材73が取り付けられている。それらの支点部
材73は、フレーム70に取り付けられた部材71に回
転自在に取り付けられている。糸はねプレート72の片
側端面には曲げ部が形成されており、その曲げ部の穴7
5にアーム74が回転自在に取り付けられている。アー
ム74の他端部はプレート72の穴76に回転自在に取
り付けられている。プレート77はシャフト78に回転
自在に取り付けられている。そして、プレート77は図
示しないばね部材により、図2中左回転方向に付勢され
ている。また、プレート77の先端側には、穴79にア
ーム80が回転自在に取り付けられている。アーム80
にはソレノイド81に連結されている。ソレノイド81
はフレーム83に取り付けられている。即ち糸はねプレ
ート72はリンク機構によりソレノイド81に連結され
ている。
【0030】糸はねプレート72の端面85、86の中
央部には、糸はねプレート72の内側に向かって切り欠
かれたV字状の傾斜端面87、88が形成されている。
さらに、傾斜端面87、88の交点部にはU字状に切り
欠かれた溝89が形成されている。
【0031】パッケージ8はパッケージ支持部材82に
取り付けられている。パッケージ82には部材84が取
り付けられ部材84はシャフト78に回転自在に取り付
けられている。パッケージ支持部材82には図示しない
スプリングが取り付けられており、パッケージ8はフリ
クションローラ61に付勢されている。
【0032】次に、糸寄装置の動作について述べる。フ
リクションローラ61に回転駆動が与えられ、フリクシ
ョンローラ61に付勢されているパッケージ8が回転す
る。糸Yはトラバースガイド60に係合され、トラバー
スされながらパッケージ8に巻き取られていく。パッケ
ージ8に糸Yが巻かれている通常運転時は、ソレノイド
81はONとなっており、ア−ム80とア−ム80の穴
79で連結されているプレート77は、図2中実線で示
される状態で保持されている。(ソレノイド81の保持
力は、プレート77に取り付けられた図示しないばね部
材の応力に打ち勝ち、且つ、プレート77を充分、固定
できるだけの応力を有している)。プレート77の穴7
6に連結されたア−ム74も、図2中実線で示される状
態で保持される。それに伴い、ア−ム74に穴75で連
結された糸はねプレ−ト72は、パッケージ8に巻かれ
ている糸Yを妨げない状態に待機している。
【0033】糸切れ時、糸が切断され、その糸端をスラ
ブキュッチャ6が検出するとソレノイド81がOFFと
なり、アーム80の保持が解放される。それに伴い、プ
レート77は図2中図示しないばね部材により左回転
し、2点鎖線で示すプレート77aの位置となる。(ア
ーム80、穴79も穴79a、アーム80aの位置とな
る。)穴76も穴76aの位置となり、アーム74も持
ち上げられるように移動し、74aの位置となる。アー
ム74に連結された糸はねプレート72は支点73を中
心に図2中右回転をし、2点鎖線で示す糸はねプレート
71aの位置となる。即ち、糸Yに対して突出すること
になる。
【0034】突出した糸はねプレート72aに、トラバ
ースされている糸Yが当接すると、先ず、トラバースガ
イド60から糸Yが外されることになる。そして、トラ
バースされている糸Yが、仮に、突出した糸はね部材7
2aの端面85a、86aに当接すると、糸Yの張力に
より内側に糸Yは寄り、傾斜端面87a、88aに案内
される。傾斜端面87a、88aに案内された糸Yは、
傾斜に沿って、さらに内側に寄せられ、溝85に案内さ
れる。そして、2点鎖線で示す糸Yaの状態となる。当
然、トラバースされている糸Yが、最初に傾斜端面87
a、88aに当接しても、溝85に案内され、係合し、
2点鎖線で示す糸Yaの状態となる。そして、糸Yaは
パッケージ8のYbの位置に巻き取られ、糸端もYbの
位置に巻き取られる。
【0035】即ち、トラバースされてパッケ−ジ巻き取
られている糸Yは糸はねプレート71が作動すれば、糸
Yがパッケージのどの位置にあってもトラバースガイド
60から外されて溝85に係合し、結果的に、糸端は常
にYbの位置に巻き取られる。
【0036】そして、糸端がパッケージ8に巻取られる
と、パッケージ支持部材82がシャフト78を中心に図
示しない駆動により回動し、フリクションローラ61か
らパッケージ8が切り離される。このようにしてパッケ
ージ8に巻かれる糸端は常に一定の位置Ybに巻き取ら
れる。そして、糸端は、糸切れ時にパッケージ8のYb
線上に接近するサクションノズル15(上述のエアサッ
カー18に連結されている。)により、糸端が吸引さ
れ、口出しされる。尚、糸はねプレートのリセットはプ
レート77の曲げ部77bを作業台車により押して行わ
れる。また、溝85の位置は、トラバースされる糸の中
心に位置するのが望ましい。
【0037】尚、上記実施の形態では、エアサッカ−の
圧力調整を電磁バルブで行う例を説明したが、エアサッ
カ−の圧空機の出力を直接調整して行うこともできるの
はいうまでもない。
【0038】また、本実施の形態では、エアサッカ−と
圧空機との間をソケットで継いだ例を示したが、エアサ
ッカ−から圧空機までを直接、導管で継いでよい。
【0039】また、本実施の形態では、糸はねプレート
を回動させて糸道に突出させた例を示したが、平行移動
させても良い。
【0040】
【発明の効果】上述のように請求項1の発明により、巻
取側の糸端を吸引するためにエアサッカーを用いたた
め、太番手の糸の場合であっても、充分な吸引力が発生
し、確実に糸端を吸引することができる。また、糸端が
引き出されても糸継ぎ部材に案内する際、サクションマ
ウスから糸端がはずれてしまうといった問題も防止する
ことができる。さらに、作業台車に搭載していたブロア
を無くすことができ、作業台車の大幅なスペースの節約
になるとともに、イニシャルコストおよびランニングコ
ストを大幅に削減することができる。さらに、紡出側糸
端の吸引と巻取側の糸端の吸引を、共通のエアサッカー
で行うことができるため、糸屑を共通のダストボックス
に収容することができ、糸屑処理の一元化をすることが
できる。
【0041】請求項2の発明により、糸切れや玉揚げ時
に切断された糸端は、常にパッケージの所定位置に巻き
取られる。パッケージの糸端吸引装置の糸端吸引力を小
さくすることが可能となり、圧空噴射による吸引として
も十分な吸引力を得ることができる。そのため、吸引時
に糸端を探す動作制御をさせたり、糸端を探す装置を設
ける必要がなく、吸引制御が簡単になると共に、装置を
シンプルにすることができ、確実に糸端を吸引し、口出
しすることができる。
【0042】請求項3の発明により、強力の低い糸であ
っても、エアーサッカーの噴射圧力を調整するだけで、
吸引力が強くて糸が張切れる(ノット時)といった問題
を引き起こすことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が適用される巻取装置を示
す斜視図である。
【図2】図2の縦断面を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の糸端吸引装置が適用され
る紡績機と糸継ぎ作業台車を示す概略断面図である。
【図4】図3の糸端吸引装置のエアサッカー部の詳細例
を示す断面図である。
【図5】図3のエアサッカー部の他の詳細例を示す断面
図である。
【図6】糸端吸引装置のソケットの詳細を示す断面図で
ある。
【図7】トラバース機構を示す斜視図である。
【図8】トラバース機構の概略動作を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
Y 糸端 Ya 糸端 8 パッケージ 13 糸継ぎ部材 18 エアサッカー 45 電磁バルブ(調整手段) 72 糸はねプレート(糸寄手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸継ぎ等するための糸端を糸結び装置或
    いは空気式糸継装置等の糸継部材に案内する糸端吸引装
    置において、パッケージに巻き取られた糸端の吸引を圧
    空噴射によるエアサッカーで行うことを特徴とする糸端
    吸引装置。
  2. 【請求項2】 パッケージに巻取られる糸端をパッケー
    ジの所定位置に巻き取る糸寄手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の糸端吸引装置。
  3. 【請求項3】 エアサッカーの圧空噴射の圧力を調整す
    る調整手段を設けたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の糸端吸引装置。
JP15680896A 1996-06-18 1996-06-18 糸端吸引装置 Pending JPH101259A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3566987A1 (en) 2018-05-09 2019-11-13 Murata Machinery, Ltd. Yarn winding machine and yarn winding method

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EP3566987A1 (en) 2018-05-09 2019-11-13 Murata Machinery, Ltd. Yarn winding machine and yarn winding method

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