JPH10126520A - 電話回線接続システム - Google Patents

電話回線接続システム

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JPH10126520A
JPH10126520A JP27632696A JP27632696A JPH10126520A JP H10126520 A JPH10126520 A JP H10126520A JP 27632696 A JP27632696 A JP 27632696A JP 27632696 A JP27632696 A JP 27632696A JP H10126520 A JPH10126520 A JP H10126520A
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JP
Japan
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line
telephone line
telephone
surge current
signal
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JP27632696A
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English (en)
Inventor
Masashi Nakajima
真史 中島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 落雷時に発生する落雷サージ電流が電話回線
切換器内に流れないようにパイパスさせる信号ラインを
設け、電話回線切換器の破損を防止する。 【解決手段】 テレビジョン受像機1と回線切換器2と
の間を接続するモジュラーケーブル25には、6極4線
または6極6線のケーブルを用いる。電話回線1次、2
次間の放電素子4、5を電話回線信号ライン25a、2
5bより切り離し、電話回線信号ライン25a、25b
とは接続せず、他の信号ライン25c、25dに接続し
て形成される信号ラインを放電ラインに使用する。ま
た、放電ライン25c、25dは、回線切換器2内の小
信号回路12の出力端に夫々並列接続する。落雷サージ
電流が回線切換器2内の小信号回路12をパイパスしア
ースへ放電する信号ラインを形成できるため、落雷サー
ジ電流による回線切換器2の破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する分野】本発明は、電話回線を用いてデー
タ通信するための電話回線切換器をテレビジョン受像機
に接続して構成される受信システムに関し、得に落雷時
に発生する落雷サージ電流の影響により生じてしまう電
話回線切換器の破損を防止するのに好適の電話回線接続
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG2等の高能率圧縮符号化
技術の進歩の伴い、データ通信などのマルチメディアが
幅広く普及しようとしている。また、一般の放送分野に
おいても、上述の高能率符号化技術を採用することによ
り、所要伝送周波数帯域幅を大幅に狭域化して多チャン
ネル化を図ることの可能なディジタル放送も実施されよ
うとしている。
【0003】ディジタル放送においては、放送局側のセ
ンター装置と視聴者側の情報端末群間(例えば、各テレ
ビジョン受像機等に接続される多重情報端末装置であ
り、セットトップポックスともいわれている)との双方
向通信が可能な放送形態等も考えられている。
【0004】このような放送形態には、例えば、応答サ
ーバを利用して放送局側と視聴者側との双方向通信を可
能にするインタラクティブ文字多重放送や、またこの放
送形態の応用例として、他の外部サーバを用いることに
より、例えばテレビショッピング等を行うのに必要な情
報のやりとりを可能とする放送形態がある。また、応答
サーバからの情報を視聴者の要求に応じてサービスを受
けることの可能なバーチャルチャンネルという放送形態
もある。
【0005】したがって、一般の放送局や情報を供給す
るデータスタジオ等の送信側と視聴者側との双方向通信
を可能とすることにより、視聴者は単に受信した放送内
容を視聴するだけでなく、例えばビデオオンデマンドシ
ステムのようにビデオ要求を行えば、所望するビデオを
見ることができ、あるいは、テレビショッピング等のサ
ービスも行うことが可能となる。
【0006】ところで、このような双方通信可能な放送
形態では、視聴者側からの要求を応答サーバを介して放
送局側へと送信する手段として、具体的に電話回線が利
用されている場合がある。即ち、電話回線を利用して、
視聴者による要求を応答サーバへと送信する。
【0007】一般に、電話回線を利用して双方向通信を
行うシステムの一例を示すと、例えば通常の電波受信用
の受信アンテナを有するテレビジョン受像機等に、電話
回路を用いて通信を行う為の電話回線切換器(以下、回
線切換器と略記)を接続することにより、受信システム
として構成されている。この場合、構造的に回線切換器
をテレビジョン受像機等の機器内部に搭載するように構
成すれば、接続作業等の簡易化を図ることが可能となる
が、機器内部に内装してしまうと、回線切換器は、通常
の電話器を接続することが必要であることから、テレビ
ジョン受像機の配置位置に応じて、電話機に対する接続
作業が煩雑になってしまう。このため、このような受信
システムでは、回線切換機をテレビジョン受像機外部に
外付けするように接続する方法が採用されている。
【0008】このように回線切換機が外付けされたテレ
ビジョン受像機を含む受信システムを図2に示す。
【0009】図2は従来の電話回線接続システムの概略
構成例を示すブロック図である。
【0010】図2に示すように、テレビジョン受像機1
は、放送信号を受信するための受信アンテナ11を備え
ている。この受信アンテナ11はテレビジョン受像器内
の主要回路部及び放電素子8、9を介してACコード1
0に接続されている。
【0011】ACコード10は、テレビジョン受像機1
本体に電源を供給するためのものであり、また該ACコ
ード10の基端部に取り付けられたACコンセットの多
端が接地(アース)された構成となっている。
【0012】また、図示例に示すように、テレビジョン
受像機1の内部のセット本体二次側と電話回線部一次側
との間には、セット本体部からのデータを電話回線を利
用して送信するための変換処理等を行う変換素子、例え
ば電話回線信号伝達用トランス6、電話回線用フォトカ
タプラ7が設けられている。これらの電話回線信号伝達
用トランス6、電話回線用フォトカタプラ7を用いるこ
とにより、電話回線を利用したデータ通信を可能にす
る。
【0013】テレビジョン受像器機と接続される回線切
換器2は、1つの電話回線に接続されたもので、テレビ
ジョン受像機1からの信号回線と回線接続端子18に接
続される電話機からの通話回線とを選択的に切り換える
ためのものである。また、回線切換器2には、回線接続
端子17を介して接続される小信号回路12が設けられ
ている。小信号回路12は、電話回線を用いて電源を供
給し電話回線を切り換えるのに必要な小信号回路部品で
構成されており、電話回線を利用してある情報を送信す
るのには、極めて重要な回路である。
【0014】一方、前記回線切換器2と接続される屋外
保安器3は、電話事業者により落雷時に発生する落雷サ
ージから電話回線を保護するために設置されたものであ
り、また、回線切換器2により切り換えられた電話回線
信号を電話局へと送信するように中継を行うものであ
る。また、屋外保安器3内部では、回線切換器2と接続
される信号回線が2つの放電素子13、14を介してア
ースへと接続された構成となっている。
【0015】ところで、このような受信システムにおけ
る接続方法を説明すると、テレビジョン受像機1には、
電話回線接続端子(以下、回線接続端子と略記)16が
設けられており、この回線接続端子16には、モジュラ
ーケーブル15が接続される。一方、該モジュラーケー
ブル15の他端は、回線切換器2の回線接続端子17と
に接続されるようになっている。
【0016】モジュラーケーブル15は、通常6局2線
方式のものが使用されており、モジュラーケーブル内部
には、2つの線、つまり電話回線信号ライン(以下、回
線信号ラインと略記)15a、15bが形成されてい
る。この場合、回線信号ライン15aは、各回線接続端
子16、17の端子L1 間を接続する信号ラインであ
り、また他方の回線信号ライン15bは、端子L2 間を
接続する信号ラインである。
【0017】したがって、上記モジュラーケーブル15
の両端を、回線接続端子16、17に夫々取り付けるこ
とにより、テレビジョン受像機1、回線切換器2間を接
続することを可能にしている。
【0018】また、回線切換器2には、他に回線接続端
子19が設けられており、この回線接続端子19には、
前記屋外保安器3が接続されるようになっている。ま
た、回線切換器2に設けられた回線接続端子18には、
電話機が接続されるようになっている。
【0019】一方、このように接続された受信システム
では、例えば受信アンテナ11に落雷した場合に発生す
る落雷サージ電流(電圧でも良い)から、各機器内部に
おける主要回路群等の破損を防止するための構成がなさ
れている。
【0020】具体的には、テレビジョン受像機1におい
ては、受信アンテナ11、回線接続端子16間とに接続
される放電素子4、5と、セット本体2次側、本体AC
部1次側間に配設された放電素子8、9とが夫々設けら
れている。
【0021】これらの放電素子4、5、8及び9は、受
信アンテナ11に落雷が発生した場合に発生する落雷サ
ージ電流を放電することにより、テレビジョン受像機1
内部の多数の主要回路群を保護する。
【0022】また、屋外保安器3については、一方の出
力端側が電話局へと接続され、他方の出力端側が接地
(アース)されている。この屋外保安器3についても、
同様に放電素子13、14が電話局と接続される信号ラ
インと接地との間に設けられており、これらの放電素子
13、14は、電話回線に流れる落雷サージ電流をアー
スへと放電する。これにより、電話回線に流れる落雷サ
ージ電流をアースへと放電することで、極力落雷サージ
電流の発生による影響を低減するようにしている。
【0023】このように接続される電話回線接続システ
ムにおいて、いま、建物に落雷し、落雷発生による影響
からテレビジョン受像機1の受信アンテナ11を介して
落雷サージ電流が流れたものとすると、落雷サージ電流
は、図2中の波線に示すように、アース(接地箇所)に
向かってほぼ2つのルートに分流して流れることにな
る。
【0024】つまり、1つのルートは、受信アンテナ1
1を介して発生した落雷サージ電流が、テレビジョン受
像機1内の本体AC部1次、2次間の放電素子8、9、
ACコード10を介してアースに流れるルートである。
もう一方のルートは、分流した落雷サージ電流が、電話
回線部の1次、2次間に配設されている放電素子4、
5、モジュラーケーブル15の各信号ライン15a、1
5bを介して、回線切換器2内の小信号回路12に供給
され、さらに、該小信号回路12及び屋外保安器3内の
放電素子13、14を介してアースへと流れるルートで
ある。
【0025】この場合、テレビジョン受像機1内を介し
て流れるルートでは、テレビジョン受像機1内の各放電
素子8、9によって、ある所定値(具体的には1〜2K
A)の落雷サージ電流が発生したとしても、本体内部の
主要回路群を破壊せずに放電することができるため、さ
ほど影響することはない。
【0026】ところが、電話回線の一次、二次間の放電
素子4、5、回線切換器2及び屋外保安器3を介して流
れるルートでは、構造的に回線切換器12内の小信号回
路12を介して流れるようになっており、しかも、該小
信号回路12は、0.1〜0.2KA程度のごく弱い落
雷電流でも耐量を越えてしまうものであるため、落雷サ
ージ電流が流れた場合には、小信号回路12が破損して
しまい、結果として回線切換器2が使用不能となり、電
話回線を利用した送信ができなってしまうという問題点
がある。
【0027】また、分流した落雷サージ電流の流れる電
流ラインが、テレビジョン受像機1内部の電話回線一次
側の電話回路部とに、並列ではあるが接続されているこ
とから、耐量の低い電話回路部についても同様に落雷サ
ージ電流の影響が受け安く、破損してしまうという虞れ
もあった。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の電
話回線接続システムでは、落雷サージ電流が流れるルー
ト上に、回線切換器内部に耐量の低い小信号回路分品で
構成した小信号回路が配設されているため、落雷時に発
生する落雷サージ電流が流れた場合には、ごく弱い誘導
雷でもこの小信号回路が破壊されてしまい、結果とし
て、回線切換器が使用不可能になってしまうという問題
があった。
【0029】また、分流した落雷サージ電流の流れる電
流ラインが、テレビジョン受像機1内部の電話回線一次
側の電話回路部とに並列ではあるが接続されていること
から、耐量の低い電話回路部についても同様に落雷サー
ジ電流の影響が受け安く、破損してしまうという虞れも
あった。
【0030】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、落雷時に発生する落雷サージ電流が電話回
線切換器内の小信号回路に流れないようにパイパスさせ
る信号ラインを設けることにより、電話回線切換器の破
損を防止することのできる電話回線接続システムの提供
を目的とする。
【0031】
【課題を解決させるための手段】本発明に係る電話回線
接続システムは、信号受信用のアンテナを有する第1の
機器を電話回線に接続し、第1の機器からの情報を前記
電話回線を介して伝送可能にした電話回線接続システム
において、前記第1の機器内に設けられ、前記情報を送
信するための電話回線部と、センター装置に接続された
電話回線を、前記第1の機器及び通話手段を有する第2
の機器に選択的に切り換えて接続するための切換回路を
含む電話回線切換器と、前記電話回線と前記切換回路と
を接続するための第1の接続手段と、前記第1の機器の
電話回線部と前記切換回路とを接続するための第2の接
続手段と、前記第2の機器と前記切換回路とを接続する
ための第3の接続手段と、前記第1の機器内に設けら
れ、一端が前記アンテナに接続された第1の放電素子
と、前記第1の接続手段に接続した電話回線とアースと
の間に設けられた第2の放電素子と、前記第1の放電素
子の他端と前記第1の接続手段との間を接続して前記切
換回路の迂回路を形成し、前記アンテナに誘起したサー
ジ電流を前記第1の放電素子及び前記第2の放電素子を
介して放電させる第4の接続手段と、を具備したことを
特徴とする。
【0032】本発明においては、信号受信用のアンテナ
を有する第1の機器を電話回線に接続し、第1の機器か
らの情報を前記電話回線を介して伝送可能にした電話回
線接続システムにおいて、電話回線部は前記第1の機器
内に設けられ、前記情報を送信する。電話回線切換器
は、センター装置に接続された電話回線を、前記第1の
機器及び通話手段を有する第2の機器に選択的に切り換
えて接続するための切換回路を含んでいる。第1の接続
手段は、前記電話回線と前記切換回路とを接続する。ま
た、第2の接続手段は前記第1の機器の電話回線部と前
記切換回路とを接続する。また、第3の接続手段は、前
記第2の機器と前記切換回路とを接続する。第1の放電
素子は、前記第1の機器内に設けられ、一端が前記アン
テナに接続されている。第2の放電素子は、前記第1の
接続手段に接続した電話回線とアースとの間に設けられ
ている。第4の接続手段は、前記第1の放電素子の他端
と前記第1の接続手段との間を接続して前記切換回路の
迂回路を形成し、前記アンテナに誘起したサージ電流を
前記第1の放電素子及び前記第2の放電素子を介して放
電させる。これにより、落雷時の発生する落雷サージ電
流が受信アンテナを介して供給されたとしても、電話回
線切換器の回路部には落雷サージ電流が流れることなく
放電されることから、落雷時における電話回線切換器の
破損を防止することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0034】図1は本発明に係る電話回線接続システム
の一実施形態例を示し、該システムを採用して構成され
る受信システムの概略構成を示すブロック図である。
尚、図1は、図2に示す構成要素と同様の構成用件につ
いては、同一の符号を付している。
【0035】図1に示すように、テレビジョン受像機1
は、放送信号を受信するための受信アンテナ11を備え
ている。この受信アンテナ11はテレビジョン受像器内
の主要回路部及び放電素子8、9を介してACコード1
0に接続されている。
【0036】ACコード10は、テレビジョン受像機1
本体に電源を供給するためのものであり、また該ACコ
ード10の基端部に取り付けられたACコンセットの多
端が接地(アース)された構成となっている。
【0037】また、図示例に示すように、テレビジョン
受像機1の内部のセット本体二次側と電話回線部一次側
との間には、セット本体部からのデータを電話回線を利
用して送信するための変換処理等を行う変換素子、例え
ば電話回線信号伝達用トランス6、電話回線用フォトカ
タプラ7が設けられている。これらの電話回線信号伝達
用トランス6、電話回線用フォトカタプラ7を用いて送
信するデータを、電回線部一次側へと供給することによ
り、電話回線を利用したデータ通信を可能にする。
【0038】テレビジョン受像器機1と接続される回線
切換器2は、1つの電話回線に接続されたもので、テレ
ビジョン受像機1からの信号回線と回線接続端子18に
接続される電話機からの通話回線とを選択的に切り換え
るためのものである。また、回線切換器2には、回線接
続端子27の一部を介して接続される小信号回路12が
設けられている。小信号回路12は、電話回線を用いて
電源を供給するとともに電話回線を切り換えるための小
信号回路部品で構成されており、電話回線を利用してあ
る情報を送信するのには、極めて重要な回路である。
【0039】一方、前記回線切換器2と接続される屋外
保安器3は、電話事業者により落雷時に発生する落雷サ
ージから電話回線を保護するために設置されたものであ
り、また、回線切換器2により切り換えられた電話回線
信号を電話局へと送信するように中継を行うものであ
る。また、屋外保安器3内部では、回線切換器2と接続
される信号回線が2つの放電素子13、14を介してア
ースに接続された構成となっている。
【0040】ところで、このような受信システムにおけ
る接続方法を説明すると、テレビジョン受像機1には、
回線接続端子26が設けられている。この回線接続端子
26は、複数の接続端子で構成され、例えば端子L1 、
L2 、L3 、L4 を備えている。この回線接続端子26
には、接続手段としてのモジュラーケーブル25が接続
され、該モジュラーケーブル25の他端は、回線切換器
2の回線接続端子27とに接続されるようになってい
る。尚、回線切換器2の回線接続端子27も、上記回線
接続端子26と同様な構成となっている。
【0041】モジュラーケーブル25は、少なくとも6
極3線方式以上のものが使用されており、図示例に如く
6極4線方式のものを採用したとすると、モジュラーケ
ーブル25内部には、4つの回線信号ライン25a、2
5b、25c、25dが形成される。この場合、回線信
号ライン25aは各端子L1 間を接続する信号ラインで
あり、回線信号ライン25bは各端子L2 間を接続する
信号ライン、回線信号ライン25cは各端子L3 間を接
続する信号ライン、さらに回線信号ライン25dは各端
子L4 間を接続する信号ラインである。
【0042】したがって、上記モジュラーケーブル25
の両端を、夫々の回線接続端子26、27に夫々取り付
けることにより、テレビジョン受像機1、回線切換器2
間を接続することを可能にしている。
【0043】また、回線切換器2には、従来例と同様に
回線接続端子19が設けられており、この回線接続端子
19には、前記屋外保安器3が接続されるようになって
いる。また、回線切換器2に設けられた回線接続端子1
8ついては、電話機が接続されるようになっている。
【0044】ところで、本実施形態例における受信シス
テムにおいても、従来技術と同様、例えば受信アンテナ
11に落雷した場合に発生する落雷サージ電流(電圧で
も良い)から、各機器内部における主要回路群等の破損
を防止するための構成がなされている。
【0045】具体的には、図1に示すように、テレビジ
ョン受像機1においては、受信アンテナ11、回線接続
端子26のL3 、L4 端子間とに接続される放電素子
4、5と、セット本体2次側、本体AC部1次側間に配
設された放電素子8、9とが夫々設けられている。
【0046】これらの放電素子4、5、8及び9は、受
信アンテナ11に落雷が発生した場合に発生する落雷サ
ージ電流を放電することにより、テレビジョン受像機1
内部の多数の主要回路群を保護する。また、上記放電素
子8、9は、テレビジョン受像機1本体に電源を供給す
るためのACコード10に接続されており、このため、
落雷時に落雷サージ電流が受信アンテナ11から与えら
れたとしても、放電素子8、9、ACコード10及びA
Cコンセットを介して落雷サージ電流をアースへと放電
するための1つのルートを形成することが可能となる。
【0047】一方、屋外保安器3については、一方の出
力端側が電話局へと接続され、他方の出力端側が接地
(アース)されている。この屋外保安器3についても、
同様に放電素子13、14が電話局と接続される信号ラ
インと接地との間に設けられており、これらの放電素子
13、14は、電話回線に流れる落雷サージ電流をアー
スへと放電する。これにより、テレビジョン受像機1、
回線切換器2及び屋外保安器3の各放電素子13、14
を介して電話回線に流れる落雷サージ電流をアースへと
放電するためのもう一つのルートを形成することが可能
となる。
【0048】また、本実施形態例における電話回線接続
システムでは、落雷時に発生する落雷サージ電流による
影響から、上述のテレビジョン受像機1と接続される回
線切換器2の破損を防止するための工夫がなされてい
る。
【0049】具体的には、図1に示すように、モジュラ
ーケーブル25を用いることにより、落雷時に発生する
落雷サージ電流が回線切換回路2の小信号回路12に流
れないようにパイパスさせるための信号ラインを形成す
る。そして、該モジュラーケーブル25内に形成する信
号ラインの内、信号伝送のための2本の信号ライン25
a、25bを回線切換器2の小信号回路12に接続する
と共に、残りの信号ライン25c、25dについては、
小信号回路12をパイパスさせるように回線切換器2内
部を介して屋外保安器3に接続するように構成する。
【0050】つまり、この場合、回線信号ライン25
a、25bを電話回線使用時における信号を伝送するた
めの正規信号ラインとして使用し、また、他の回線信号
ライン25c、25dについては、落雷時における落雷
サージ電流が流れる放電ライン(信号ライン)として使
用する。また、回線切換器2内の接続例としては、回線
信号ライン25a、25bについては、回線接続端子2
7の端子L1 、L2 を介して小信号回路12とに接続さ
れ、前記放電ライン25c、25dについては、小信号
回路12との接続を回避するために、回線接続端子27
の端子L3 、L4を介して小信号回路12の出力端(図
中ではA点、B点)に夫々接続するようにする。これに
より、モジュラーケーブル25内の放電ライン25c、
25dは、小信号処理回路12をパイバスさせるように
接続することが可能となる。
【0051】尚、テレビジョン受像機1及び回線切換器
2の夫々の回線接続端子数は、接続されるモジュラーケ
ーブル25に6極6線のものが使用された場合には、こ
れに対応するよう端子数を設けて構成するようにし、こ
の場合、図中に示す回線接続端子L3 間の信号ライン2
5c及び回線接続端子L4 間の信号ライン25dの外側
に増設された新たな2つの信号ライン(図示せず)につ
いては、夫々放電ラインとなる信号信号ライン25a、
25dに対して並列となるように接続する。これによ
り、増設された2つの信号ラインについても、信号ライ
ン25a、25dと同様に放電ラインとしての機能を果
たすことが可能となる。
【0052】また、テレビジョン受像機1内において
は、上述したように、電話回線一次、二次間に配設され
た2つの放電素子4、5が、テレビジョン受像機1の回
線接続端子26の端子L3 、L4 とに接続された構成と
なっている。即ち、これらの放電素子4、5は、電話回
線使用時に極めて重要となる電話回線伝達用トランス6
及び電話回線用フォトカプラ7に接続されることなく、
分離した状態で配設することが可能となる。これによ
り、放電素子4、5に流れる落雷サージ電流の影響を受
けることなく、本来電話回線使用時に必要な処理を正常
に行うことが可能となる。
【0053】したがって、上記構成によれば、モジュラ
ーケーブル25の放電ライン25c、25dを用いるこ
とにより、テレビジョン受像機1内の各放電素子4、5
から流れる落雷サージ電流を回線切換器2内の小信号回
路12に与えることなくパイパスさせて屋外保安器3の
放電素子13、14へと供給するための放電ルートを形
成することができるため、落雷時における落雷サージ電
流が流れたとしても、小信号回路12の破損を防止する
ことができ、電話回線を利用するのに重要となる回線切
換器2を正常に動作させることが可能となる。
【0054】次に、このように構成された電話回線接続
システムの動作を詳細に説明する。
【0055】いま、建物に落雷し、落雷発生による影響
からテレビジョン受像機1の受信アンテナ11を介して
落雷サージ電流が流れたものとする。すると、落雷サー
ジ電流は、従来例と同様に図1中の波線に示すように、
アース(接地箇所)に向かってほぼ2つのルートに分流
して流れることになる。
【0056】つまり、1つのルートは、受信アンテナ1
1を介して発生した落雷サージ電流が、テレビジョン受
像機1内の本体AC部1次、2次間の放電素子8、9、
ACコード10を介してアースに流れるルートである。
もう一方のルートは、分流した落雷サージ電流が、電話
回線部の1次、2次間に配設されている放電素子4、
5、モジュラーケーブル25の信号ライン25c、25
dを介して回線切換器2内の小信号回路12をパイパス
し、そして屋外保安器3内の放電素子13、14を介し
てアースへと流れるルートである。
【0057】この場合、テレビジョン受像機1内を介し
て流れるルートでは、従来例と同様にテレビジョン受像
機1内の各放電素子8、9によって、ある所定値(具体
的には1〜2KA)の落雷サージ電流が発生したとして
も、本体内部の主要回路群を破壊せずに放電することが
できるため、さほど影響することはない。
【0058】一方、電話回線の一次、二次間の放電素子
4、5、回線切換器2及び屋外保安器3を介して流れる
ルートでは、従来例とは異なり、分流した落雷サージ電
流は、テレビジョン受像機1内の放電素子4、5、回線
接続端子26の端子L3 、L4 、モジュラーケーブル2
5内の信号ライン25c、25dを介して、回線切換器
2の回線接続端子27の端子L3 、L4 に供給され、そ
の後、小信号回路12の出力端A点、B点(図中に示す
接続箇所)、回線切換器2の他の回線接続端子19を介
して、屋外保安器3へと供給される。これにより、該ル
ートで流れた落雷サージ電流は、屋外保安器3の各放電
素子13、14によってアースへと放電されることにな
る。
【0059】したがって、回線切換器2内の小信号回路
の耐量を越える落雷サージ電流が回線切換器2内に流れ
たとしても、小信号回路12をパイパスするように接続
された放電ラインによって屋外保安器3へと流れるよう
に動作することから、小信号回路12は落雷サージ電流
による影響はなく、結果として、落雷サージ電流による
回線切換器2の破損を防止することができる。
【0060】また、同一の放電ルート上であるテレビジ
ョン受像機1内においても、各放電素子4、5が、各放
電素子電話回線使用時に極めて重要となる電話回線伝達
用トランス6及び電話回線用フォトカプラ7とは分離す
るようにモジュラーケーブル25の放電ライン25c、
24dとに接続されていることから、電話回線伝達用ト
ランス6及び電話回線用フォトカプラ7についても、同
様に落雷サージ電流による影響を受けることなく、正常
に動作させることが可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、落
雷時に発生する落雷サージ電流が回線切換器2内の小信
号回路12をバイパスして流れるため、落雷サージ電流
の影響による回線切換器の破損を防止することができ
る。また、落雷サージ電流ラインがテレビジョン受像機
内部の電話回線1次側回路部とも完全に分離するように
接続されているため、電話回線を使用するのに必要なテ
レビジョン受像機内部の電話回線回路部についても、落
雷時の耐量も向上させることができるため、落雷サージ
電流による影響をなくすことができ、正常に動作させる
ことも可能となる効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る電話回線接続システムの一実施形
態例の概略構成を示すブロック図。
【図2】従来の電話回線接続システムの概略構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…テレビジョン受像機、2…電話回線切換器(回線切
換器)、3…屋外保安器、4、5、8、9、13、14
…放電素子、6…電話回線信号伝達用トランス、7…電
話回線用フォトカプラ、10…ACコード、11…受信
アンテナ、12…小信号回路、25…モジュラーケーブ
ル(6極4線モジュラーケーブル)、26、27…電話
回線接続端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/44 H04N 5/44 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号受信用のアンテナを有する第1の機
    器を電話回線に接続し、第1の機器からの情報を前記電
    話回線を介して伝送可能にした電話回線接続システムに
    おいて、 前記第1の機器内に設けられ、前記情報を送信するため
    の電話回線部と、 センター装置に接続された電話回線を、前記第1の機器
    及び通話手段を有する第2の機器に選択的に切り換えて
    接続するための切換回路を含む電話回線切換器と、 前記電話回線と前記切換回路とを接続するための第1の
    接続手段と、 前記第1の機器の電話回線部と前記切換回路とを接続す
    るための第2の接続手段と、 前記第2の機器と前記切換回路とを接続するための第3
    の接続手段と、 前記第1の機器内に設けられ、一端が前記アンテナに接
    続された第1の放電素子と、 前記第1の接続手段に接続した電話回線とアースとの間
    に設けられた第2の放電素子と、 前記第1の放電素子の他端と前記第1の接続手段との間
    を接続して前記切換回路の迂回路を形成し、前記アンテ
    ナに誘起したサージ電流を前記第1の放電素子及び前記
    第2の放電素子を介して放電させる第4の接続手段と、 を具備したことを特徴とする電話回線接続システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の接続手段と前記第4の接続手
    段は、複数の線路を有する同一のケーブルにて構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の電話回線接続シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記第1の機器は、テレビジョン受像機
    であり、前記第2の機器は、電話器であり、前記第2の
    放電素子は屋外保安器に設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の電話回線接続システム。
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