JPH10127775A - 医用弁体および医用挿入補助具 - Google Patents
医用弁体および医用挿入補助具Info
- Publication number
- JPH10127775A JPH10127775A JP8301068A JP30106896A JPH10127775A JP H10127775 A JPH10127775 A JP H10127775A JP 8301068 A JP8301068 A JP 8301068A JP 30106896 A JP30106896 A JP 30106896A JP H10127775 A JPH10127775 A JP H10127775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- medical
- medical valve
- valve body
- contact hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カテーテルなどの長尺挿入物を挿入する際
に、容易に密着孔が開き、挿入物を抜き取った後には、
密着孔が瞬時に閉まり、繰り返し挿入物を抜き差しして
も亀裂などが入らない耐久性に優れた医用弁体および医
用挿入補助具を提供すること。 【解決手段】 カテーテル管などの長尺挿入物を液密性
を保持しつつ挿入可能な密着孔46が形成された医用弁
体40であって、医用弁体40が第1層42と第2層4
4とを有する2種類以上の材質で構成してあり、長尺挿
入物の挿入側表面に位置する第1層42の材質が、引き
裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成してあり、第
2層44の材質が、弾性が大きく永久歪が低い材質で構
成してある。
に、容易に密着孔が開き、挿入物を抜き取った後には、
密着孔が瞬時に閉まり、繰り返し挿入物を抜き差しして
も亀裂などが入らない耐久性に優れた医用弁体および医
用挿入補助具を提供すること。 【解決手段】 カテーテル管などの長尺挿入物を液密性
を保持しつつ挿入可能な密着孔46が形成された医用弁
体40であって、医用弁体40が第1層42と第2層4
4とを有する2種類以上の材質で構成してあり、長尺挿
入物の挿入側表面に位置する第1層42の材質が、引き
裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成してあり、第
2層44の材質が、弾性が大きく永久歪が低い材質で構
成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用弁体および医
用挿入補助具に係り、さらに詳しくは、カテーテルなど
の長尺挿入物を挿入する際に、容易に密着孔が開き、挿
入物を抜き取った後には、密着孔が瞬時に閉まり、繰り
返し挿入物を抜き差ししても亀裂などが入らない耐久性
に優れた医用弁体および医用挿入補助具に関する。
用挿入補助具に係り、さらに詳しくは、カテーテルなど
の長尺挿入物を挿入する際に、容易に密着孔が開き、挿
入物を抜き取った後には、密着孔が瞬時に閉まり、繰り
返し挿入物を抜き差ししても亀裂などが入らない耐久性
に優れた医用弁体および医用挿入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】心不全等の心機能低下時の治療のために
用いる大動脈内バルーンポンピング法(いわゆるIAB
P法)、心臓の回りの血管を広げるためなどの治療のた
めに用いる経皮的冠動脈形成方法(いわゆるPTCA
法)、心臓の血流量を計測するためなどに用いられる熱
希釈カテーテル法(いわゆるTDC法)などの治療法ま
たは診断法では、患者の動静脈血管内にカテーテル管を
挿入する。このようなカテーテル管を患者の血管内に挿
入するために、医用挿入補助具(イントロデューサ)が
用いられる。
用いる大動脈内バルーンポンピング法(いわゆるIAB
P法)、心臓の回りの血管を広げるためなどの治療のた
めに用いる経皮的冠動脈形成方法(いわゆるPTCA
法)、心臓の血流量を計測するためなどに用いられる熱
希釈カテーテル法(いわゆるTDC法)などの治療法ま
たは診断法では、患者の動静脈血管内にカテーテル管を
挿入する。このようなカテーテル管を患者の血管内に挿
入するために、医用挿入補助具(イントロデューサ)が
用いられる。
【0003】イントロデューサは、シースを有し、シー
ス内にダイレータが挿入された状態で、患者の血管内に
ダイレータの先端部が挿入され、血管の挿入口をダイレ
ータにより押し広げる。その後、ダイレータは、シース
の基端部から抜き出される。シースの先端は、血管の挿
入口に挿入されたままである。その後、シースの内部を
通して、カテーテル管が血管内に導入される。
ス内にダイレータが挿入された状態で、患者の血管内に
ダイレータの先端部が挿入され、血管の挿入口をダイレ
ータにより押し広げる。その後、ダイレータは、シース
の基端部から抜き出される。シースの先端は、血管の挿
入口に挿入されたままである。その後、シースの内部を
通して、カテーテル管が血管内に導入される。
【0004】このようなイントロデューサでは、シース
の基端部側に、医用弁体が装着してあり、ダイレータを
抜き取った後、カテーテル管を挿入するまでの間に、患
者の血管からシースを通して血液が漏出することを防止
している。この医用弁体は、ダイレータがシース内に挿
入されている間と、シースを通してカテーテル管を血管
内に挿入する間にも、止血作用を奏することが要求され
る。
の基端部側に、医用弁体が装着してあり、ダイレータを
抜き取った後、カテーテル管を挿入するまでの間に、患
者の血管からシースを通して血液が漏出することを防止
している。この医用弁体は、ダイレータがシース内に挿
入されている間と、シースを通してカテーテル管を血管
内に挿入する間にも、止血作用を奏することが要求され
る。
【0005】シース内に装着される医用弁体としては、
図9に示すように、切込み状スリットから成る密着孔1
が形成された可撓性円盤状弁体3が知られている。
図9に示すように、切込み状スリットから成る密着孔1
が形成された可撓性円盤状弁体3が知られている。
【0006】ところが、この従来例に係る医用弁体で
は、弁体3に形成された密着孔1を通して、ダイレー
タ、カテーテル管およびガイドワイヤなどの長尺挿入物
7を血管内に挿入するため、特に挿入物の径が大きい場
合に、スリット状の密着孔1の端部に隙間5が生じ、良
好な止血作用を行うことができないおそれがあった。
は、弁体3に形成された密着孔1を通して、ダイレー
タ、カテーテル管およびガイドワイヤなどの長尺挿入物
7を血管内に挿入するため、特に挿入物の径が大きい場
合に、スリット状の密着孔1の端部に隙間5が生じ、良
好な止血作用を行うことができないおそれがあった。
【0007】そこで、特開平8−173586号公報
や、特開平8−155034号公報に示すように、特殊
なスリットから成る密着孔が形成された弁体や、孔とス
リットとの複合から成る密着孔が形成された弁体が開発
されている。
や、特開平8−155034号公報に示すように、特殊
なスリットから成る密着孔が形成された弁体や、孔とス
リットとの複合から成る密着孔が形成された弁体が開発
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
医用弁体では、カテーテル管を挿入する時には容易に密
着孔が開き、カテーテル管を抜き取った後には、密着孔
が瞬時に閉じることが必要である(第1の要求)。ま
た、カテーテル管などを繰り返し抜き差しするので、こ
の時に密着孔に亀裂が入ることがなく、密着孔が閉じな
くなることがない程度の耐久性も必要である(第2の要
求)。
医用弁体では、カテーテル管を挿入する時には容易に密
着孔が開き、カテーテル管を抜き取った後には、密着孔
が瞬時に閉じることが必要である(第1の要求)。ま
た、カテーテル管などを繰り返し抜き差しするので、こ
の時に密着孔に亀裂が入ることがなく、密着孔が閉じな
くなることがない程度の耐久性も必要である(第2の要
求)。
【0009】ところが、前述したような従来例に係る医
用弁体では、これらの二つの要求を同時に満足すること
ができない。
用弁体では、これらの二つの要求を同時に満足すること
ができない。
【0010】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、カテーテルなどの長尺挿入物を挿入する際に、容易
に密着孔が開き、挿入物を抜き取った後には、密着孔が
瞬時に閉まり、繰り返し挿入物を抜き差ししても亀裂な
どが入らない耐久性に優れた医用弁体および医用挿入補
助具を提供することを目的とする。
れ、カテーテルなどの長尺挿入物を挿入する際に、容易
に密着孔が開き、挿入物を抜き取った後には、密着孔が
瞬時に閉まり、繰り返し挿入物を抜き差ししても亀裂な
どが入らない耐久性に優れた医用弁体および医用挿入補
助具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、カテーテ
ルなどの長尺挿入物を挿入する際に、容易に密着孔が開
き、挿入物を抜き取った後には、密着孔が瞬時に閉ま
り、繰り返し挿入物を抜き差ししても亀裂などが入らな
い耐久性に優れた医用弁体について鋭意検討した。その
結果、医用弁体を少なくとも第1層と第2層とを有して
構成し、長尺挿入物の挿入表面側に位置する第1層を、
引き裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成し、第2
層を、弾性が大きく永久歪が低い材質で構成すること
で、前記目的を達成できることを見い出し、この新たな
知見に基づき本発明を完成するに至った。
ルなどの長尺挿入物を挿入する際に、容易に密着孔が開
き、挿入物を抜き取った後には、密着孔が瞬時に閉ま
り、繰り返し挿入物を抜き差ししても亀裂などが入らな
い耐久性に優れた医用弁体について鋭意検討した。その
結果、医用弁体を少なくとも第1層と第2層とを有して
構成し、長尺挿入物の挿入表面側に位置する第1層を、
引き裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成し、第2
層を、弾性が大きく永久歪が低い材質で構成すること
で、前記目的を達成できることを見い出し、この新たな
知見に基づき本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明に係る医用弁体は、長尺
挿入物を液密性を保持しつつ挿入可能な密着孔が形成さ
れた医用弁体であって、前記医用弁体が少なくとも第1
層と第2層とを有して構成してあり、前記長尺挿入物の
挿入側表面に位置する第1層が、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してあり、第2層が、弾性が大
きく永久歪が低い材質で構成してある。
挿入物を液密性を保持しつつ挿入可能な密着孔が形成さ
れた医用弁体であって、前記医用弁体が少なくとも第1
層と第2層とを有して構成してあり、前記長尺挿入物の
挿入側表面に位置する第1層が、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してあり、第2層が、弾性が大
きく永久歪が低い材質で構成してある。
【0013】前記第1層の引き裂き強度は、好ましくは
20〜60kgf/cm、さらに好ましくは30〜60
kgf/cmである。また、第1層の伸びは、好ましく
は400〜1200%、さらに好ましくは600〜12
00%である。また、第2層の反発弾性は、好ましくは
40〜90%、さらに好ましくは50〜90%である。
さらに、第2層の圧縮永久歪は、好ましくは30%以
下、さらに好ましくは20%以下である。
20〜60kgf/cm、さらに好ましくは30〜60
kgf/cmである。また、第1層の伸びは、好ましく
は400〜1200%、さらに好ましくは600〜12
00%である。また、第2層の反発弾性は、好ましくは
40〜90%、さらに好ましくは50〜90%である。
さらに、第2層の圧縮永久歪は、好ましくは30%以
下、さらに好ましくは20%以下である。
【0014】引き裂き強度、伸び、反発弾性及び圧縮永
久歪は、JISK6301により測定される。
久歪は、JISK6301により測定される。
【0015】引き裂き強度が20kgf/cm以下で
は、弁に亀裂が入り易く耐久性が劣ることになり、伸び
が400%以下では伸びが小さいため、太い(径の大き
い)カテーテルの挿入が困難となり、好ましくない。ま
た、反発弾性が40%以下及び圧縮永久歪が30%以下
では、いずれもカテーテル抜き後の弁密着孔が瞬時に閉
じなくなって止血性に劣ることになり、好ましくない。
は、弁に亀裂が入り易く耐久性が劣ることになり、伸び
が400%以下では伸びが小さいため、太い(径の大き
い)カテーテルの挿入が困難となり、好ましくない。ま
た、反発弾性が40%以下及び圧縮永久歪が30%以下
では、いずれもカテーテル抜き後の弁密着孔が瞬時に閉
じなくなって止血性に劣ることになり、好ましくない。
【0016】第1層および第2層の具体的材質は、特に
限定されないが、たとえば天然ゴム、ブチルゴム、エチ
レン―プロピレンゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、シリコーンゴム、ポリウレタン、フッソゴムなどの
合成ゴム、好ましくはシリコーンゴムで構成される。
限定されないが、たとえば天然ゴム、ブチルゴム、エチ
レン―プロピレンゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、シリコーンゴム、ポリウレタン、フッソゴムなどの
合成ゴム、好ましくはシリコーンゴムで構成される。
【0017】前記医用弁体を、少なくとも第1層と第2
層との積層構造で構成し、第1層には密着孔の上半部と
なる貫通孔を形成し、第2層には密着孔の下半部となる
スリットを形成することが好ましい。また、第1層は、
第2層の中央部に埋め込まれるように形成することもで
きる。さらに、医用弁体は、第1層と第2層と第1層と
の三層またはこれらの組合せの四層以上の多層構造でも
よい。さらに、医用弁体は、第1層および第2層以外の
他の材質の層を積層させても良い。
層との積層構造で構成し、第1層には密着孔の上半部と
なる貫通孔を形成し、第2層には密着孔の下半部となる
スリットを形成することが好ましい。また、第1層は、
第2層の中央部に埋め込まれるように形成することもで
きる。さらに、医用弁体は、第1層と第2層と第1層と
の三層またはこれらの組合せの四層以上の多層構造でも
よい。さらに、医用弁体は、第1層および第2層以外の
他の材質の層を積層させても良い。
【0018】本発明での積層方法は、特に限定されない
が、圧縮成形時の加熱圧着法を採用することができる。
また、接着剤による接着も採用することができる。さら
に、単に重ねるのみでも良い。さらにまた、いずれか一
方の層の接合面に凸部を設け、他方の層の接合面に凹部
を設け、これら凸部と凹部とを嵌合するように積層する
方法も採用することができる。
が、圧縮成形時の加熱圧着法を採用することができる。
また、接着剤による接着も採用することができる。さら
に、単に重ねるのみでも良い。さらにまた、いずれか一
方の層の接合面に凸部を設け、他方の層の接合面に凹部
を設け、これら凸部と凹部とを嵌合するように積層する
方法も採用することができる。
【0019】医用弁体に設ける密着孔は、積層前に各層
に予め形成することが好ましいが、層の積層後に、形成
しても良い。密着孔の構造は、特に限定されないが、孔
とスリットとの組合せであることが好ましい。その際
は、挿入表面側である第1層側に孔を形成し、裏面側で
ある第2層側にスリットを形成することが好ましい。
に予め形成することが好ましいが、層の積層後に、形成
しても良い。密着孔の構造は、特に限定されないが、孔
とスリットとの組合せであることが好ましい。その際
は、挿入表面側である第1層側に孔を形成し、裏面側で
ある第2層側にスリットを形成することが好ましい。
【0020】本発明に係る医用挿入補助具は、上記した
医用弁体を有する。医用挿入補助具としては、たとえば
シースを通してカテーテル管などの長尺挿入物を血管内
に挿入するためのイントロデューサが例示される。
医用弁体を有する。医用挿入補助具としては、たとえば
シースを通してカテーテル管などの長尺挿入物を血管内
に挿入するためのイントロデューサが例示される。
【0021】本発明に係る医用弁体では、長尺挿入物の
挿入表面側(3層以上の場合は中間層となる場合も含
め)に位置する第1層の材質が、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してあるので、カテーテル管な
どの長尺挿入物の挿入特性が良好であり、繰り返し抜き
差ししても、密着孔に亀裂などが生じない。すなわち、
耐久性に優れている。また、弁体の挿入側表面層と反対
側の層(多層構造の場合には、少なくとも一層に)が、
弾性が大きく永久歪が低い材質で構成してあるので、カ
テーテル管などの長尺挿入物を弁体から抜き取った後、
密着孔が瞬時に閉まり、止血性に優れている。
挿入表面側(3層以上の場合は中間層となる場合も含
め)に位置する第1層の材質が、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してあるので、カテーテル管な
どの長尺挿入物の挿入特性が良好であり、繰り返し抜き
差ししても、密着孔に亀裂などが生じない。すなわち、
耐久性に優れている。また、弁体の挿入側表面層と反対
側の層(多層構造の場合には、少なくとも一層に)が、
弾性が大きく永久歪が低い材質で構成してあるので、カ
テーテル管などの長尺挿入物を弁体から抜き取った後、
密着孔が瞬時に閉まり、止血性に優れている。
【0022】本発明に係る医用挿入補助具では、カテー
テル管などの長尺挿入物を血管などの体腔内に容易に挿
入させることができ、しかも止血性が向上し、繰り返し
カテーテル管などの長尺挿入物を抜き差ししても、止血
性が劣化することがなく耐久性に優れている。
テル管などの長尺挿入物を血管などの体腔内に容易に挿
入させることができ、しかも止血性が向上し、繰り返し
カテーテル管などの長尺挿入物を抜き差ししても、止血
性が劣化することがなく耐久性に優れている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る医用弁体およ
び医用挿入補助具を、図面に示す実施形態に基づき、詳
細に説明する。
び医用挿入補助具を、図面に示す実施形態に基づき、詳
細に説明する。
【0024】第1実施形態 図1(A)〜(D)は本発明の一実施形態に係る医用弁
体の斜視図、平面図、断面図および背面図、図2は図1
に示す医用弁体が用いられる医用挿入補助具の断面図、
図3〜5は医用挿入補助具の使用状態を示す概略図であ
る。
体の斜視図、平面図、断面図および背面図、図2は図1
に示す医用弁体が用いられる医用挿入補助具の断面図、
図3〜5は医用挿入補助具の使用状態を示す概略図であ
る。
【0025】図1に示すように、本実施形態に係る医用
弁体40は、たとえば図2に示す医用挿入補助具として
のイントロデューサ6の基端部に装着される。イントロ
デューサ6は、図2〜4に示すように、ダイレータ4と
組み合わされて用いられる。
弁体40は、たとえば図2に示す医用挿入補助具として
のイントロデューサ6の基端部に装着される。イントロ
デューサ6は、図2〜4に示すように、ダイレータ4と
組み合わされて用いられる。
【0026】まず、ダイレータ4とイントロデューサ6
との概略について説明する。
との概略について説明する。
【0027】ダイレータ4は、図2,3に示すように、
血管の挿入口を押し広げるためのテーパ状先端部8aが
形成されたダイレータ本体8と、このダイレータ本体8
の基端部に接合してあるキャップ部10とを有する。
血管の挿入口を押し広げるためのテーパ状先端部8aが
形成されたダイレータ本体8と、このダイレータ本体8
の基端部に接合してあるキャップ部10とを有する。
【0028】ダイレータ本体8は、図4に示すように、
中空のチューブで構成してあり、その内部に、ガイドワ
イヤ挿通孔8bが形成してある。このダイレータ本体8
の基端部に、ダイレータハブ部12およびキャップ部1
0が、接着または融着などの手段で接合してある。ダイ
レータ本体8は、たとえばフッソ樹脂、ポリアミド、ポ
リエチレン製のチューブで構成され、その内径は、たと
えば0.5〜2.0mmであり、その肉厚は、たとえば
0.1〜2.0mmである。
中空のチューブで構成してあり、その内部に、ガイドワ
イヤ挿通孔8bが形成してある。このダイレータ本体8
の基端部に、ダイレータハブ部12およびキャップ部1
0が、接着または融着などの手段で接合してある。ダイ
レータ本体8は、たとえばフッソ樹脂、ポリアミド、ポ
リエチレン製のチューブで構成され、その内径は、たと
えば0.5〜2.0mmであり、その肉厚は、たとえば
0.1〜2.0mmである。
【0029】イントロデューサ6は、図3に示すよう
に、ダイレータ本体8の先端部8aが突き出すように差
し込まれるシース14と、このシース14の基端部に接
合してあるシースハブ部16とを有する。シース14
は、図2に示すように、中空のチューブで構成してあ
り、その内部に、ダイレータ本体8が挿通するようにな
っている。シース14の長さは、その先端から、ダイレ
ータ本体8のテーパ状先端部8aが突き出すように設計
される。
に、ダイレータ本体8の先端部8aが突き出すように差
し込まれるシース14と、このシース14の基端部に接
合してあるシースハブ部16とを有する。シース14
は、図2に示すように、中空のチューブで構成してあ
り、その内部に、ダイレータ本体8が挿通するようにな
っている。シース14の長さは、その先端から、ダイレ
ータ本体8のテーパ状先端部8aが突き出すように設計
される。
【0030】シース14は、たとえばフッソ樹脂、ポリ
ウレタン、ポリアミド製のチューブで構成され、その内
径は、たとえば1.0〜5.0mmであり、その肉厚は、
たとえば0.1〜1.0mmである。
ウレタン、ポリアミド製のチューブで構成され、その内
径は、たとえば1.0〜5.0mmであり、その肉厚は、
たとえば0.1〜1.0mmである。
【0031】このシース14の基端部には、シースハブ
部16が、接着または融着などの手段で接合してある。
シースハブ部16には、ルアーチューブ20が接続して
ある。ルアーチューブ20は、シース14とダイレータ
本体8との隙間に連通し、このルアーチューブ20を通
して、血液の吸引、ヘパリンなどの薬液や生理食塩水な
どの注入を行うことが可能になっている。
部16が、接着または融着などの手段で接合してある。
シースハブ部16には、ルアーチューブ20が接続して
ある。ルアーチューブ20は、シース14とダイレータ
本体8との隙間に連通し、このルアーチューブ20を通
して、血液の吸引、ヘパリンなどの薬液や生理食塩水な
どの注入を行うことが可能になっている。
【0032】シースハブ部16は、図4に示すように、
キャップ部10の内部に形成してある嵌合用空間22内
に着脱自在に嵌合可能になっている。しかも、本実施形
態では、シースハブ部16の外周に、リング状の係合用
凸部24が形成してあり、キャップ部10の内周に、係
合用凸部24に係合する係合用凹部26が形成してあ
る。
キャップ部10の内部に形成してある嵌合用空間22内
に着脱自在に嵌合可能になっている。しかも、本実施形
態では、シースハブ部16の外周に、リング状の係合用
凸部24が形成してあり、キャップ部10の内周に、係
合用凸部24に係合する係合用凹部26が形成してあ
る。
【0033】係合用凸部24の突出高さは、特に限定さ
れないが、その外径が、シースハブ部16の外径の10
〜16%程度大きいことが好ましい。係合用凹部26の
溝深さは、係合用凸部24の突起が係合するように設計
される。
れないが、その外径が、シースハブ部16の外径の10
〜16%程度大きいことが好ましい。係合用凹部26の
溝深さは、係合用凸部24の突起が係合するように設計
される。
【0034】シースハブ部16の外径aは、キャップ部
10の内径bに対して、同等以上、好ましくは、3%〜
7%大きいことが好ましい。キャップ部10内にシース
ハブ部16が嵌合することで、キャップ部10の内径b
が、3〜7%拡張され、キャップ部10とシースハブ部
16との一体化が確実になり、これらが外れ難くなるか
らである。
10の内径bに対して、同等以上、好ましくは、3%〜
7%大きいことが好ましい。キャップ部10内にシース
ハブ部16が嵌合することで、キャップ部10の内径b
が、3〜7%拡張され、キャップ部10とシースハブ部
16との一体化が確実になり、これらが外れ難くなるか
らである。
【0035】本実施形態では、キャップ部10は、好ま
しくはショア硬度で90A以下、さらに好ましくは85
A〜70Aの軟質合成樹脂で構成してあり、具体的に
は、ポリウレタンまたはポリ塩化ビニル(PVC)、ナ
イロン、天然ゴム、スチレン系エラストマーなどで構成
してある。また、シースハブ部16は、曲げ弾性率が5
000〜30000kg/cm2の硬質合成樹脂で構成
してあり、具体的には、ABS、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリアセタール、ポリアクリルニトリル、ナイロ
ン、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(P
C)、あるいはポリプロピレン(PP)などで構成して
ある。
しくはショア硬度で90A以下、さらに好ましくは85
A〜70Aの軟質合成樹脂で構成してあり、具体的に
は、ポリウレタンまたはポリ塩化ビニル(PVC)、ナ
イロン、天然ゴム、スチレン系エラストマーなどで構成
してある。また、シースハブ部16は、曲げ弾性率が5
000〜30000kg/cm2の硬質合成樹脂で構成
してあり、具体的には、ABS、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリアセタール、ポリアクリルニトリル、ナイロ
ン、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(P
C)、あるいはポリプロピレン(PP)などで構成して
ある。
【0036】本実施形態に係るイントロデューサ6のシ
ースハブ部16には、図2に示すように、その基端部内
部に医用弁体40が装着してある。本実施形態では、医
用弁体40は、図1(A)〜(D)に示すように、第1
層42と第2層44とを有する2種類の材質で構成して
あり、それらの中心部に、ダイレータ4などの長尺挿入
物を液密性を保持しつつ挿入可能な密着孔46が形成し
てある。本実施形態では、密着孔46は、第1層42に
形成された貫通孔48と、第2層44に形成されたスリ
ット50とから成る。貫通孔48の上面40a側には、
テーパ状傾斜面52が形成してあり、ダイレータ4など
の挿入を案内するようになっている。
ースハブ部16には、図2に示すように、その基端部内
部に医用弁体40が装着してある。本実施形態では、医
用弁体40は、図1(A)〜(D)に示すように、第1
層42と第2層44とを有する2種類の材質で構成して
あり、それらの中心部に、ダイレータ4などの長尺挿入
物を液密性を保持しつつ挿入可能な密着孔46が形成し
てある。本実施形態では、密着孔46は、第1層42に
形成された貫通孔48と、第2層44に形成されたスリ
ット50とから成る。貫通孔48の上面40a側には、
テーパ状傾斜面52が形成してあり、ダイレータ4など
の挿入を案内するようになっている。
【0037】スリット50は、本実施形態では、十字形
状のスリットであり、弁体40の下面40bに向けて末
広がりの切込み断面を有する。スリット50の上部は、
貫通孔48に対して連通可能になっており、スリット5
0の第1層側の切込み幅b1は、貫通孔48の内径と略
同じ外径を有する。スリット50の下面40b側の切込
み幅b2 は、上部切込み幅b1 に対して、1〜5倍程度
の大きさである。
状のスリットであり、弁体40の下面40bに向けて末
広がりの切込み断面を有する。スリット50の上部は、
貫通孔48に対して連通可能になっており、スリット5
0の第1層側の切込み幅b1は、貫通孔48の内径と略
同じ外径を有する。スリット50の下面40b側の切込
み幅b2 は、上部切込み幅b1 に対して、1〜5倍程度
の大きさである。
【0038】なお、スリット50の形状は、十字形状に
限らず、その他の形状、たとえばY字形状でも良い。た
だし、スリットの切込み断面は、弁体40の下面40b
に向けて末広がりであることが好ましい。漏れようとす
る血液などの体液の圧力が、スリット50における幅広
の切込み断面側から幅狭の切込み断面側に作用し、幅狭
の切込み断面側でスリット50と挿入物(たとえばダイ
レータ4)との隙間を閉じ、止血性が良好に保たれるか
らである。
限らず、その他の形状、たとえばY字形状でも良い。た
だし、スリットの切込み断面は、弁体40の下面40b
に向けて末広がりであることが好ましい。漏れようとす
る血液などの体液の圧力が、スリット50における幅広
の切込み断面側から幅狭の切込み断面側に作用し、幅狭
の切込み断面側でスリット50と挿入物(たとえばダイ
レータ4)との隙間を閉じ、止血性が良好に保たれるか
らである。
【0039】貫通孔48の内径は、貫通孔48に挿入さ
れる長尺挿入物の外径(一般には、ガイドワイヤの径、
使用されるカテーテル径またはダイレータ径)よりも小
さく設計されることが好ましく、具体的には、0.1〜
4.0mm程度が好ましい。
れる長尺挿入物の外径(一般には、ガイドワイヤの径、
使用されるカテーテル径またはダイレータ径)よりも小
さく設計されることが好ましく、具体的には、0.1〜
4.0mm程度が好ましい。
【0040】第1層42および第2層44の厚みt1 ,
t2 は、特に限定されないが、長尺挿入物の挿入がスム
ーズに行われ、適切なシール性を有するように決定さ
れ、具体的には、それぞれ0.1〜5.0mm程度が好ま
しい。
t2 は、特に限定されないが、長尺挿入物の挿入がスム
ーズに行われ、適切なシール性を有するように決定さ
れ、具体的には、それぞれ0.1〜5.0mm程度が好ま
しい。
【0041】第1層42は、図2に示すように、ダイレ
ータ4などの挿入物の挿入表面側に位置するように装着
され、その第1層42の材質は、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してある。また、第1層42の
下部に積層される第2層44の材質は、弾性が大きく永
久歪が低い材質で構成してある。
ータ4などの挿入物の挿入表面側に位置するように装着
され、その第1層42の材質は、引き裂き強度が大きく
伸びの大きい材質で構成してある。また、第1層42の
下部に積層される第2層44の材質は、弾性が大きく永
久歪が低い材質で構成してある。
【0042】本実施形態では、第1層42および第2層
44は、それぞれ前記性状を有する異なるシリコーンゴ
ムで構成してある。
44は、それぞれ前記性状を有する異なるシリコーンゴ
ムで構成してある。
【0043】本実施形態では、これら第1層42と第2
層44とを別々に成形した後、または同時に、それぞれ
の層に、貫通孔48およびテーパ状傾斜面52と、スリ
ット50とを形成し、これらを圧縮成形して加熱圧着す
る。なお、貫通孔48、テーパ状傾斜面52およびスリ
ット50から成る密着孔46は、第1層42と第2層と
の圧着後に形成しても良い。また、第1層42と第2層
44とは、接着剤を用いて接合しても良い。接着剤とし
ては、たとえばRTVシリコーン、シアノアクリレート
などが用いられる。さらに、第1層42と第2層とは、
完全に接合することなく、単に重ねて配置するのみでも
良い。
層44とを別々に成形した後、または同時に、それぞれ
の層に、貫通孔48およびテーパ状傾斜面52と、スリ
ット50とを形成し、これらを圧縮成形して加熱圧着す
る。なお、貫通孔48、テーパ状傾斜面52およびスリ
ット50から成る密着孔46は、第1層42と第2層と
の圧着後に形成しても良い。また、第1層42と第2層
44とは、接着剤を用いて接合しても良い。接着剤とし
ては、たとえばRTVシリコーン、シアノアクリレート
などが用いられる。さらに、第1層42と第2層とは、
完全に接合することなく、単に重ねて配置するのみでも
良い。
【0044】このようにして形成された医用弁体40
は、前述したように、たとえば図2に示すイントロデュ
ーサ6のシースハブ部16の基端部内部に装着される。
は、前述したように、たとえば図2に示すイントロデュ
ーサ6のシースハブ部16の基端部内部に装着される。
【0045】本実施形態に係る医用弁体40を持つイン
トロデューサ6を用いて、カテーテル管を血管内に挿入
するには、次のようにして行う。まず、図5に示す患者
の皮膚30の上から、図示省略してある外套針(カニュ
ーラ)と内套針より構成される穿刺針を突き刺し、その
先端を、血管32内に位置させる。次に、外套針(カニ
ューラ)を残したまま内套針を抜き出し、内套針を抜き
出した穴から、ガイドワイヤー34を血管32内に挿入
する。
トロデューサ6を用いて、カテーテル管を血管内に挿入
するには、次のようにして行う。まず、図5に示す患者
の皮膚30の上から、図示省略してある外套針(カニュ
ーラ)と内套針より構成される穿刺針を突き刺し、その
先端を、血管32内に位置させる。次に、外套針(カニ
ューラ)を残したまま内套針を抜き出し、内套針を抜き
出した穴から、ガイドワイヤー34を血管32内に挿入
する。
【0046】次に、挿入したガイドワイヤー34に沿っ
て、外套針を抜き出し、その後、ガイドワイヤー34を
図4に示すダイレータ本体8の挿通孔8b内に通し、こ
のガイドワイヤー34に沿って、イントロデューサ6と
ダイレータ4とを一体化したカテーテル管挿入具の先端
部を血管の挿入口36に差し込む。その状態を図5に示
す。
て、外套針を抜き出し、その後、ガイドワイヤー34を
図4に示すダイレータ本体8の挿通孔8b内に通し、こ
のガイドワイヤー34に沿って、イントロデューサ6と
ダイレータ4とを一体化したカテーテル管挿入具の先端
部を血管の挿入口36に差し込む。その状態を図5に示
す。
【0047】イントロデューサ6内にダイレータ4を一
体化させるために、本実施形態では、イントロデューサ
6の基端部側のシースハブ部16からダイレータ4のダ
イレータ本体8を差し込み、ダイレータ本体8のテーパ
状先端部8aを、シース14の先端から突き出させる。
そして、ダイレータ4の基端部に形成してあるキャップ
部10を、シース8の基端部に形成してあるシースハブ
部16の外周に装着する。すなわち、シースハブ部16
をキャップ部10の内周に押し込む。その結果、図4に
示すように、キャップ部10の内周に形成してある係合
用凹部26に、シースハブ部16の外周に形成してある
係合用凸部24が係合し、イントロデューサ6とダイレ
ータ4とは、軸方向および回転方向に相対移動不能にな
り、両者は一体化される。
体化させるために、本実施形態では、イントロデューサ
6の基端部側のシースハブ部16からダイレータ4のダ
イレータ本体8を差し込み、ダイレータ本体8のテーパ
状先端部8aを、シース14の先端から突き出させる。
そして、ダイレータ4の基端部に形成してあるキャップ
部10を、シース8の基端部に形成してあるシースハブ
部16の外周に装着する。すなわち、シースハブ部16
をキャップ部10の内周に押し込む。その結果、図4に
示すように、キャップ部10の内周に形成してある係合
用凹部26に、シースハブ部16の外周に形成してある
係合用凸部24が係合し、イントロデューサ6とダイレ
ータ4とは、軸方向および回転方向に相対移動不能にな
り、両者は一体化される。
【0048】その際に、本実施形態では、キャップ部1
0が、軟質合成樹脂で構成してあり、シースハブ部16
が硬質合成樹脂で構成してあることから、両者の嵌合は
強固であり、挿入作業時に、これらの嵌合が外れること
はない。
0が、軟質合成樹脂で構成してあり、シースハブ部16
が硬質合成樹脂で構成してあることから、両者の嵌合は
強固であり、挿入作業時に、これらの嵌合が外れること
はない。
【0049】一体化されたイントロデューサ6とダイレ
ータ4とから成るカテーテル管挿入具の先端を、図5に
示すように、血管の挿入口36に差し込めば、ダイレー
タ6の先端に形成してあるテーパ状先端部8aが、血管
の挿入口36を押し広げる。さらにカテーテル管挿入具
の先端を押し込めば、シース14の先端も、血管内に挿
入される。
ータ4とから成るカテーテル管挿入具の先端を、図5に
示すように、血管の挿入口36に差し込めば、ダイレー
タ6の先端に形成してあるテーパ状先端部8aが、血管
の挿入口36を押し広げる。さらにカテーテル管挿入具
の先端を押し込めば、シース14の先端も、血管内に挿
入される。
【0050】その後、カテーテル管挿入具の基端部を操
作し、キャップ部10をシースハブ部16に対して傾け
るなどして、係合用凸部24と係合用凹部26との係合
を解除し、キャップ部10をシースハブ部16から取り
外す。その際に、本実施形態では、キャップ部10が、
軟質合成樹脂で構成してあることから、係合用凸部24
と係合用凹部26との係合の解除も容易である。
作し、キャップ部10をシースハブ部16に対して傾け
るなどして、係合用凸部24と係合用凹部26との係合
を解除し、キャップ部10をシースハブ部16から取り
外す。その際に、本実施形態では、キャップ部10が、
軟質合成樹脂で構成してあることから、係合用凸部24
と係合用凹部26との係合の解除も容易である。
【0051】その後、キャップ部10をシースハブ部1
6に対して基端部側からガイドワイヤー34と共に引き
抜けば、ダイレータ本体8とガイドワイヤー34がシー
ス14内から引き抜かれる。その後、基端部側からイン
トロデューサ6内にカテーテル管を差し込めば、カテー
テル管は、血管32内に都合良く挿入される。
6に対して基端部側からガイドワイヤー34と共に引き
抜けば、ダイレータ本体8とガイドワイヤー34がシー
ス14内から引き抜かれる。その後、基端部側からイン
トロデューサ6内にカテーテル管を差し込めば、カテー
テル管は、血管32内に都合良く挿入される。
【0052】本実施形態では、イントロデューサ6のシ
ースハブ部16内に、第1層42と第2層44とから成
る医用弁体40が装着してあるので、イントロデューサ
6内にダイレータ本体8あるいはカテーテル管などの長
尺挿入物が挿入されている間でも、イントロデューサ先
端側から流入する血液は、医用弁体40により良好にシ
ールされる。特に、第2層44では、血圧が、スリット
50における幅広の切込み断面側から幅狭の切込み断面
側に作用し、幅狭の切込み断面側でスリット50と挿入
物との隙間を閉じ、止血性が良好に保たれる。また、第
1層42は、挿入物が貫通孔48内に挿入されない状態
では、止血性がないが、貫通孔48に挿入物が差し込ま
れることにより、止血性が向上する。
ースハブ部16内に、第1層42と第2層44とから成
る医用弁体40が装着してあるので、イントロデューサ
6内にダイレータ本体8あるいはカテーテル管などの長
尺挿入物が挿入されている間でも、イントロデューサ先
端側から流入する血液は、医用弁体40により良好にシ
ールされる。特に、第2層44では、血圧が、スリット
50における幅広の切込み断面側から幅狭の切込み断面
側に作用し、幅狭の切込み断面側でスリット50と挿入
物との隙間を閉じ、止血性が良好に保たれる。また、第
1層42は、挿入物が貫通孔48内に挿入されない状態
では、止血性がないが、貫通孔48に挿入物が差し込ま
れることにより、止血性が向上する。
【0053】ダイレータ4をイントロデューサ6から抜
取り、カテーテル管を挿入する間までのように、医用弁
体40に対して何も挿入されていない状態では、第2膜
体44のスリット50が閉じているので、良好な止血作
用を奏する。
取り、カテーテル管を挿入する間までのように、医用弁
体40に対して何も挿入されていない状態では、第2膜
体44のスリット50が閉じているので、良好な止血作
用を奏する。
【0054】本実施形態に係る医用弁体40およびそれ
を持つイントロデューサ6では、カテーテル管などの長
尺挿入物の挿入表面側に位置する第1層42の材質が、
引き裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成してある
ので、長尺挿入物の挿入特性が良好であり、繰り返し抜
き差ししても、密着孔46に亀裂などが生じない。すな
わち、耐久性に優れている。また、弁体40の挿入側表
面層と反対側の層(多層構造の場合には、少なくとも一
層に)が、弾性が大きく永久歪が低い材質で構成してあ
るので、カテーテル管などの長尺挿入物を弁体40から
抜き取った後、密着孔46が瞬時に閉まり、止血性に優
れている。
を持つイントロデューサ6では、カテーテル管などの長
尺挿入物の挿入表面側に位置する第1層42の材質が、
引き裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成してある
ので、長尺挿入物の挿入特性が良好であり、繰り返し抜
き差ししても、密着孔46に亀裂などが生じない。すな
わち、耐久性に優れている。また、弁体40の挿入側表
面層と反対側の層(多層構造の場合には、少なくとも一
層に)が、弾性が大きく永久歪が低い材質で構成してあ
るので、カテーテル管などの長尺挿入物を弁体40から
抜き取った後、密着孔46が瞬時に閉まり、止血性に優
れている。
【0055】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、以下に示す実施形態が例示さ
れる。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。たとえば、以下に示す実施形態が例示さ
れる。
【0056】第2実施形態 本実施形態に係る医用弁体40Aは、図6に示すよう
に、第1層42Aと第2層44Aとから成り、第1層4
2Aの接合面に、リング状の凹部54が形成してあり、
その凹部54に、第2層44Aの接合面に形成された凸
部56が凹凸嵌合し、これら層が一体化されるようにな
っている。その他の構成は、前記第1実施形態の医用弁
体40と同様なので、共通する部材には共通する符号を
付し、その説明は省略する。
に、第1層42Aと第2層44Aとから成り、第1層4
2Aの接合面に、リング状の凹部54が形成してあり、
その凹部54に、第2層44Aの接合面に形成された凸
部56が凹凸嵌合し、これら層が一体化されるようにな
っている。その他の構成は、前記第1実施形態の医用弁
体40と同様なので、共通する部材には共通する符号を
付し、その説明は省略する。
【0057】本実施形態に係る医用弁体40Aでも、前
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
【0058】第3実施形態 本実施形態に係る医用弁体40Bは、図8に示すよう
に、第1層42Bと第2層44Bとから成り、第2層4
4Bの中央部に形成された凹部45に、第1層42Bが
埋め込まれるように積層してある。第1層42Bと第2
層44Bとは、接着剤で接合しても良いが、圧縮成形時
に加熱圧着しても良い。その他の構成は、前記第1実施
形態の医用弁体40と同様なので、共通する部材には共
通する符号を付し、その説明は省略する。
に、第1層42Bと第2層44Bとから成り、第2層4
4Bの中央部に形成された凹部45に、第1層42Bが
埋め込まれるように積層してある。第1層42Bと第2
層44Bとは、接着剤で接合しても良いが、圧縮成形時
に加熱圧着しても良い。その他の構成は、前記第1実施
形態の医用弁体40と同様なので、共通する部材には共
通する符号を付し、その説明は省略する。
【0059】本実施形態に係る医用弁体40Bでも、前
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
【0060】第4実施形態 本実施形態に係る医用弁体40Cは、図8に示すよう
に、第1層42Cと第2層44Cと第3層42C’との
三層構造で構成してあり、第1層42Cの中央部に、貫
通孔48とテーパ状傾斜面52とが形成してあり、第2
層44Cおよび第3層42C’の中央部にスリット50
が形成してある。第1層42Cは、第1実施形態の第1
層42と同様な材質で構成してあり、第2層44Cが、
第1実施形態の第2層44Cと同様な材質で構成してあ
る。本実施形態では、第3層42C’は、第1層42C
と同じ材質で構成してある。なお、本発明では、第3層
42C’は、第1層42Cおよび第2層44Cのいずれ
とも異なる材質で構成しても良い。その他の構成は、前
記第1実施形態の医用弁体40と同様なので、共通する
部材には共通する符号を付し、その説明は省略する。
に、第1層42Cと第2層44Cと第3層42C’との
三層構造で構成してあり、第1層42Cの中央部に、貫
通孔48とテーパ状傾斜面52とが形成してあり、第2
層44Cおよび第3層42C’の中央部にスリット50
が形成してある。第1層42Cは、第1実施形態の第1
層42と同様な材質で構成してあり、第2層44Cが、
第1実施形態の第2層44Cと同様な材質で構成してあ
る。本実施形態では、第3層42C’は、第1層42C
と同じ材質で構成してある。なお、本発明では、第3層
42C’は、第1層42Cおよび第2層44Cのいずれ
とも異なる材質で構成しても良い。その他の構成は、前
記第1実施形態の医用弁体40と同様なので、共通する
部材には共通する符号を付し、その説明は省略する。
【0061】本実施形態に係る医用弁体40Cでも、前
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
記第1実施形態に係る医用弁体40と同様な作用を奏す
る。
【0062】なお、前記実施形態では、3層構造につい
て説明したが、前記第1層又は第2層の部材を用いて4
層以上の多層構造としてもよく、第1層又は第2層以外
の部材を用いて、3層以上の構造として形成されてもよ
い。
て説明したが、前記第1層又は第2層の部材を用いて4
層以上の多層構造としてもよく、第1層又は第2層以外
の部材を用いて、3層以上の構造として形成されてもよ
い。
【0063】
【実施例】次に、本発明を、さらに具体化した実施例に
基づき説明する。
基づき説明する。
【0064】実施例1 図1に示す第1層42を、引き裂き強度が30kgf/
cm、伸びが700%、反発弾性が50%、圧縮永久歪
が40%のシリコーンゴムで構成した。第2層44は、
引き裂き強度が20kg、伸びが500%、反発弾性が
60%、圧縮永久歪が15%のシリコーンゴムで構成し
た。
cm、伸びが700%、反発弾性が50%、圧縮永久歪
が40%のシリコーンゴムで構成した。第2層44は、
引き裂き強度が20kg、伸びが500%、反発弾性が
60%、圧縮永久歪が15%のシリコーンゴムで構成し
た。
【0065】これら各層42,44には、それぞれ図1
に示す貫通孔48およびスリット50を形成した。第1
層42の厚みt1 は、1.0mmであり、外径は8.0mm
であり、貫通孔48の内径は2.8mmであった。第2層
44の厚みt2 は、1.5mmであり、外径は8.0mmで
あり、スリット50における第1層側の切込み幅b
1は、0.7mmであり、下面40b側の切込み幅b2 は
3.0mmであった。
に示す貫通孔48およびスリット50を形成した。第1
層42の厚みt1 は、1.0mmであり、外径は8.0mm
であり、貫通孔48の内径は2.8mmであった。第2層
44の厚みt2 は、1.5mmであり、外径は8.0mmで
あり、スリット50における第1層側の切込み幅b
1は、0.7mmであり、下面40b側の切込み幅b2 は
3.0mmであった。
【0066】これら第1層42と第2層44とを圧縮成
形時に加熱圧着して医用弁体40を製造した。この医用
弁体40を、第1層42が挿入物の差込み側に位置する
ように、図2に示すイントロデューサ6のシースハブ部
16内に装着した。このイントロデューサ6内に、外径
2.8mmのダイレータ本体8を差し込み、挿入時の抵抗
を測定したところ、70gfであった。また、このダイ
レータ本体8を弁体40の密着孔46に20回抜き差し
を繰り返しても、密着孔には亀裂が生じなかった。
形時に加熱圧着して医用弁体40を製造した。この医用
弁体40を、第1層42が挿入物の差込み側に位置する
ように、図2に示すイントロデューサ6のシースハブ部
16内に装着した。このイントロデューサ6内に、外径
2.8mmのダイレータ本体8を差し込み、挿入時の抵抗
を測定したところ、70gfであった。また、このダイ
レータ本体8を弁体40の密着孔46に20回抜き差し
を繰り返しても、密着孔には亀裂が生じなかった。
【0067】また、図2に示すように、ダイレータ本体
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したが、密
着孔からのもれはなかった。また、ダイレータ本体8を
抜いた後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べた
ところ、もれはなかった。これは、ダイレータ本体8を
弁体40から抜き取った後、密着孔46が瞬時に閉まっ
たことを示す。
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したが、密
着孔からのもれはなかった。また、ダイレータ本体8を
抜いた後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べた
ところ、もれはなかった。これは、ダイレータ本体8を
弁体40から抜き取った後、密着孔46が瞬時に閉まっ
たことを示す。
【0068】比較例1 図1に示す医用弁体40を、二層構造でなく、すべて第
1層42と同じ材質で構成した以外は、前記実施例1と
同様にして、医用弁体を製造し、実施例1と同様な試験
を行った。
1層42と同じ材質で構成した以外は、前記実施例1と
同様にして、医用弁体を製造し、実施例1と同様な試験
を行った。
【0069】すなわち、この医用弁体が装着されたイン
トロデューサ6内に、外径2.8mmのダイレータ本体8
を差し込み、挿入時の抵抗を測定したところ、60gf
であった。また、このダイレータ本体8を弁体40の密
着孔46に20回抜き差しを繰り返しても、密着孔には
亀裂が生じなかった。
トロデューサ6内に、外径2.8mmのダイレータ本体8
を差し込み、挿入時の抵抗を測定したところ、60gf
であった。また、このダイレータ本体8を弁体40の密
着孔46に20回抜き差しを繰り返しても、密着孔には
亀裂が生じなかった。
【0070】また、図2に示すように、ダイレータ本体
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したが、密
着孔からのもれはなかった。また、ダイレータ本体8を
抜いた後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べた
ところ、もれ続けることが確認された。これは、ダイレ
ータ本体8を弁体40から抜き取った後、密着孔46が
瞬時に閉まらなかったためと考えられる。
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したが、密
着孔からのもれはなかった。また、ダイレータ本体8を
抜いた後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べた
ところ、もれ続けることが確認された。これは、ダイレ
ータ本体8を弁体40から抜き取った後、密着孔46が
瞬時に閉まらなかったためと考えられる。
【0071】比較例2 図1に示す医用弁体40を、二層構造でなく、すべて第
2層44と同じ材質で構成した以外は、前記実施例1と
同様にして、医用弁体を製造し、実施例1と同様な試験
を行った。
2層44と同じ材質で構成した以外は、前記実施例1と
同様にして、医用弁体を製造し、実施例1と同様な試験
を行った。
【0072】すなわち、この医用弁体が装着されたイン
トロデューサ6内に、外径2.8mmのダイレータ本体8
を差し込み、挿入時の抵抗を測定したところ、90gf
であり、実施例1に比べて挿入抵抗が大きいことが確認
された。また、このダイレータ本体8を弁体40の密着
孔46に20回抜き差しを繰り返したところ、密着孔に
亀裂が観察された。
トロデューサ6内に、外径2.8mmのダイレータ本体8
を差し込み、挿入時の抵抗を測定したところ、90gf
であり、実施例1に比べて挿入抵抗が大きいことが確認
された。また、このダイレータ本体8を弁体40の密着
孔46に20回抜き差しを繰り返したところ、密着孔に
亀裂が観察された。
【0073】また、図2に示すように、ダイレータ本体
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したとこ
ろ、密着孔からもれ続けた。これは、密着孔に亀裂が入
ったためと考えられる。また、ダイレータ本体8を抜い
た後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べたとこ
ろ、もれはなかった。
8を弁体40の密着孔に挿通させた状態で、シースハブ
部16内に200mmHgの疑似血液を導入したとこ
ろ、密着孔からもれ続けた。これは、密着孔に亀裂が入
ったためと考えられる。また、ダイレータ本体8を抜い
た後の医用弁体40からの疑似血液の漏れを調べたとこ
ろ、もれはなかった。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
医用弁体によれば、長尺挿入物の挿入表面側に位置する
第1層の材質が、引き裂き強度が大きく伸びの大きい材
質で構成してあるので、カテーテル管などの長尺挿入物
の挿入特性が良好であり、繰り返し抜き差ししても、密
着孔に亀裂などが生じない。すなわち、耐久性に優れて
いる。また、弁体の挿入側表面層と反対側の層(多層構
造の場合には、少なくとも一層)が、弾性が大きく永久
歪が低い材質で構成してあるので、カテーテル管などの
長尺挿入物を弁体から抜き取った後、密着孔が瞬時に閉
まり、止血性に優れている。
医用弁体によれば、長尺挿入物の挿入表面側に位置する
第1層の材質が、引き裂き強度が大きく伸びの大きい材
質で構成してあるので、カテーテル管などの長尺挿入物
の挿入特性が良好であり、繰り返し抜き差ししても、密
着孔に亀裂などが生じない。すなわち、耐久性に優れて
いる。また、弁体の挿入側表面層と反対側の層(多層構
造の場合には、少なくとも一層)が、弾性が大きく永久
歪が低い材質で構成してあるので、カテーテル管などの
長尺挿入物を弁体から抜き取った後、密着孔が瞬時に閉
まり、止血性に優れている。
【0075】本発明に係る医用挿入補助具によれば、カ
テーテル管などの長尺挿入物を血管などの体腔内に容易
に挿入させることができ、しかも止血性が向上し、繰り
返しカテーテル管などの長尺挿入物を抜き差ししても、
止血性が劣化することがなく耐久性に優れている。
テーテル管などの長尺挿入物を血管などの体腔内に容易
に挿入させることができ、しかも止血性が向上し、繰り
返しカテーテル管などの長尺挿入物を抜き差ししても、
止血性が劣化することがなく耐久性に優れている。
【図1】図1(A)〜(D)は本発明の一実施形態に係
る医用弁体の斜視図である。
る医用弁体の斜視図である。
【図2】図2は図1に示す医用弁体が用いられる医用挿
入補助具の断面図である。
入補助具の断面図である。
【図3】図3は医用挿入補助具の使用状態を示す概略図
である。
である。
【図4】図4は医用挿入補助具の使用状態を示す概略図
である。
である。
【図5】図5は医用挿入補助具の使用状態を示す概略図
である。
である。
【図6】図6は本発明の他の実施形態に係る医用弁体の
断面図である。
断面図である。
【図7】図7は本発明のその他の実施形態に係る医用弁
体の断面図である。
体の断面図である。
【図8】図8は本発明のさらにその他の実施形態に係る
医用弁体の断面図である。
医用弁体の断面図である。
【図9】図9は従来例に係る医用弁体の使用状態を示す
要部斜視図である。
要部斜視図である。
4… ダイレータ 6… イントロデューサ(医用挿入補助具) 8… ダイレータ本体 8a… テーパ状先端部 10… キャップ部 14… シース 16… シースハブ部 40,40A,40B,40C… 医用弁体 42,42A,42B,42C… 第1層 44,44A,44B,44C… 第2層 46… 密着孔 48… 貫通孔 50… スリット
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺挿入物を液密性を保持しつつ挿入可
能な密着孔が形成された医用弁体であって、 前記医用弁体が少なくとも第1層と第2層とを有して構
成してあり、 前記長尺挿入物の挿入表面側に位置する第1層が、引き
裂き強度が大きく伸びの大きい材質で構成してあり、第
2層が、弾性が大きく永久歪が低い材質で構成してある
医用弁体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の医用弁体を持つ医用挿
入補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8301068A JPH10127775A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 医用弁体および医用挿入補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8301068A JPH10127775A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 医用弁体および医用挿入補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127775A true JPH10127775A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17892489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8301068A Pending JPH10127775A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 医用弁体および医用挿入補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10127775A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008173206A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Nippon Sherwood Medical Industries Ltd | 留置針 |
| JP2019534133A (ja) * | 2016-11-09 | 2019-11-28 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | イントロデューサシース用の止血弁構造 |
| JP2021192887A (ja) * | 2015-08-24 | 2021-12-23 | アビオメド インコーポレイテッド | 医療デバイスイントロデューサのための止血弁 |
| JP2023516894A (ja) * | 2020-02-07 | 2023-04-21 | ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド | 抗菌耐性弁を有する無針アクセス・コネクタ |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP8301068A patent/JPH10127775A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008173206A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Nippon Sherwood Medical Industries Ltd | 留置針 |
| JP2021192887A (ja) * | 2015-08-24 | 2021-12-23 | アビオメド インコーポレイテッド | 医療デバイスイントロデューサのための止血弁 |
| US11730942B2 (en) | 2015-08-24 | 2023-08-22 | Abiomed, Inc. | Hemostatic valve for medical device introducer |
| JP2024103761A (ja) * | 2015-08-24 | 2024-08-01 | アビオメド インコーポレイテッド | 医療デバイスイントロデューサのための止血弁 |
| JP2019534133A (ja) * | 2016-11-09 | 2019-11-28 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | イントロデューサシース用の止血弁構造 |
| US10835729B2 (en) | 2016-11-09 | 2020-11-17 | Boston Scientific Limited | Hemostasis valve design for introducer sheath |
| US11779743B2 (en) | 2016-11-09 | 2023-10-10 | Boston Scientific Limited | Hemostasis valve design for introducer sheath |
| JP2023516894A (ja) * | 2020-02-07 | 2023-04-21 | ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド | 抗菌耐性弁を有する無針アクセス・コネクタ |
| JP2025129327A (ja) * | 2020-02-07 | 2025-09-04 | ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド | 抗菌耐性弁を有する無針アクセス・コネクタ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7101353B2 (en) | Splittable medical valve | |
| JP5844730B2 (ja) | イントロデューサーシース組立体 | |
| CN109646093B (zh) | 一种含移动胀大气囊的中空套管及套管组件 | |
| JP2533897B2 (ja) | 多重ル―メンカテ―テル | |
| AU2016311280B2 (en) | Hemostatic valve for medical device introducer | |
| JPH1033686A (ja) | 医療装置のための多数断面を有する針と弾性プラグとのアセンブリ | |
| CN104174107A (zh) | 一种新型血管鞘 | |
| US8512293B2 (en) | Valves and hubs for tubular medical devices and methods for making and using them | |
| JP2001224693A (ja) | 血管内留置カテーテル | |
| JPWO2005011794A1 (ja) | 大動脈内バルーンカテーテル | |
| JP2011050420A (ja) | 弁付きカテーテル | |
| JP2008529628A (ja) | 人工血管 | |
| WO2020238844A1 (zh) | 球囊组件 | |
| CN107049436A (zh) | 一种用于直接穿刺法的含气囊套管组件 | |
| JP4900242B2 (ja) | 大動脈内バルーンポンピングセット | |
| JP4136647B2 (ja) | 止血器具 | |
| JP2003325671A (ja) | イントロデューサー | |
| JP3991438B2 (ja) | 医療用弁体および医療用挿入補助具 | |
| JPH10328308A (ja) | 医療用弁体および医療用挿入補助具 | |
| JPH08182765A (ja) | イントロデューサー | |
| JPH07148265A (ja) | 止血弁を有する医療器具 | |
| CN209967245U (zh) | 一种可封堵的静脉导管装置 | |
| JP2000024016A (ja) | 生体内留置管 | |
| JP3273264B2 (ja) | イントロデューサー・シース | |
| JP3594251B2 (ja) | 医療用逆止弁 |